WO2015145557A1 - 表示装置 - Google Patents

Abstract

　組み付け位置がずれにくく、確実に漏光を防ぐことが可能となる漏光防止部材を備えた表示装置を提供する。　一側面に入射した光源からの光を主面から出射する導光板と、該導光板の主面に光学シートを介して対向配置された表示パネルと、前記導光板の主面の周縁部を覆い、前記光学シート及び前記表示パネルの周縁部を前記主面との間に隙間を隔てて支える枠体とを備え、前記主面からの出射光を、前記光学シートを経て前記表示パネルの背面に照射し、該表示パネルの正面に画像を表示する表示装置において、前記表示パネルの周縁部に沿うように設けてあり、前記枠体と前記表示パネルとの間に外周部を挟持され、内周部を前記光学シートに当接させて、前記表示パネルの周縁部から漏光することを防止する漏光防止部材を備える。

Description

表示装置

　本発明は、光源からの光を主面から出射する導光板と、当該導光板より入射した光を用いて画像を表示する表示パネルを備えた表示装置に関する。

　近年、液晶表示装置などの表示装置が広く普及している。この液晶表示装置は、液晶パネル、バックライトを含む。液晶表示装置では、バックライトによる光を液晶パネルの一面に照射し、他面に映像が表示される。バックライトが液晶パネルに光を照射する方式の代表的なものとして、直下型とエッジライト型がある。エッジライト型のバックライトは、光源部、導光板、光学シート、これらを納めるバックライトシャーシを含む。バックライトは、一面が開口された箱状のバックライトシャーシに、導光板、光学シートの順に積層し、導光板の側面に対向するように光源部が配置される。光源部は、ＬＥＤ（Light Emitting Diode）、冷陰極線管などの光源、当該光源を駆動する駆動基板等含む。導光板は、光源部が発した光を側面から入射させ、一方の主面から光を出射する。光学シートは、導光板から出射した光を均一な輝度分布にする複数枚のシートからなる。液晶表示装置は、バックライトを構成する光学シートに液晶パネルが積層され、枠状のフロントキャビネットがバックライトに固定される。液晶パネルはフロントキャビネットにより挟持される。

　エッジライト型のバックライトを備えた液晶表示装置では、液晶パネルの周縁部に導光板から出射した光が直接入射すると、液晶パネルの表示面では周縁部のみが他の部分より明るくなるという光漏れが発生する。この光漏れにより、液晶表示装置の表示品位が低下するという問題が生じる。それに対して、特許文献１には、フロントキャビネットと液晶パネルとの間に設けるパネル押さえ部に遮光部（漏光防止部材）を設けることにより、光漏れを防ぐ液晶表示装置が記載されている。

特開２０１３－１７１６１９号公報

　しかしながら、特許文献１に記載の液晶表示装置では、組立ばらつき等により、遮光部（漏光防止部材）の組み付け位置がずれた場合は、光漏れが発生する。

　本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は組み付け位置がずれにくく、確実に漏光を防ぐことが可能となる漏光防止部材を備えた表示装置を提供することを目的とする。

　本発明に係る表示装置は、一側面に入射した光源からの光を主面から出射する導光板と、該導光板の主面に光学シートを介して対向配置された表示パネルと、前記導光板の主面の周縁部を覆い、前記光学シート及び前記表示パネルの周縁部を前記主面との間に隙間を隔てて支える枠体とを備え、前記主面からの出射光を、前記光学シートを経て前記表示パネルの背面に照射し、該表示パネルの正面に画像を表示する表示装置において、前記表示パネルの周縁部に沿うように設けてあり、前記枠体と前記表示パネルとの間に外周部を挟持され、内周部を前記光学シートに当接させて、前記表示パネルの周縁部から漏光することを防止する漏光防止部材を備えることを特徴とする。

　本発明にあっては、漏光防止部材は、表示パネルの周縁部に沿うように設けてあり、前記枠体と前記表示パネルとの間に外周部を挟持され、内周部を前記光学シートに当接させてあるので、光学シートの周縁部から出射した光が、表示パネルの周縁部を透過して、表示装置の外部に漏れることを防ぐことが可能となる。

　本発明に係る表示装置は、前記表示パネルは、前記光学シートに接する偏光板、及び該偏光板に積層されたガラス基板を含み、該ガラス基板は前記偏光板よりも大きく、前記漏光防止部材の外周部は、前記ガラス基板の前記偏光板の周縁より突出している部分と当接していることを特徴とする。

　本発明にあっては、漏光防止部材の外周部は、前記ガラス基板の前記偏光板の周縁より突出している部分と当接しているので、導光板から出射した光が、ガラス基板の偏光板の周縁より突出している部分を透過して表示装置の外部に漏れることを防ぐことが可能となる。

　本発明に係る表示装置は、前記漏光防止部材は弾性体であることを特徴とする。

　本発明にあっては、漏光防止部材を弾性体で構成するので、外周部が表示パネルと枠体との間に、内周部が表示パネルと光学シートとの間に組み付けられる際に押しつぶされる。押しつぶされたことによる復元力により、外周部は表示パネルの周縁部及び枠体の間で、両者に密着するような形となる。同様に内周部は表示パネルと光学シートとの間で、両者に密着するような形となる。それより、導光板から出射した光が、表示パネルの周縁部を透過して外部に漏れてしまうことを防ぐことが可能となる。

　本発明に係る表示装置は、前記漏光防止部材は、前記枠体に接着してある接着部を有することを特徴とする。

　本発明にあっては、漏光防止部材を枠体に接着するので、表示装置の組立時に漏光防止部材が位置ずれを起こすことを防ぐことが可能となる。

　本発明に係る表示装置は、前記漏光防止部材は、前記表示パネルの周縁部に接着してある接着部を有することを特徴とする。

　本発明にあっては、漏光防止部材を表示パネルの周縁部に接着するので、表示装置の組立時に漏光防止部材が位置ずれを起こすことを防ぐことが可能となる。

　本発明に係る表示装置は、前記漏光防止部材は、断面が矩形状をなしていることを特徴とする。

　本発明にあっては、漏光防止部材は断面が矩形状をなすので、漏光防止部材の製作が容易となる。

　本発明に係る表示装置は、前記漏光防止部材は、共に矩形状断面を有する前記内周部及び外周部を、厚さ方向に位置ずれしてクランク状に連続させた形状を有することを特徴とする。

　本発明にあっては、漏光防止部材は、共に矩形状断面を有する前記内周部及び外周部を、厚さ方向に位置ずれしてクランク状に連続させた形状を有するので、表示パネル、枠体、光学シートとの密着性が高まり、表示装置が振動した場合にも位置ずれを防ぐことが可能となる。

　本発明に係る表示装置は、前記漏光防止部材は、内周部の厚さを外周部より薄くしてあることを特徴とする。

　本発明にあっては、漏光防止部材は、内周部の厚さを外周部より薄くしてあるので、表示装置の組立時に、変形した漏光防止部材が光学シートの下に潜り込むことはない。それにより、漏光防止部材が光学シートの下に潜り込むことによる表示パネルの輝度ムラの発生を防ぐことが可能となる。

　本発明にあっては、漏光防止部材は、表示パネルの周縁部に沿うように設けてあり、前記枠体と前記表示パネルとの間に外周部を挟持され、内周部を前記光学シートに当接させてあるので、光学シートの周縁部から漏れた光が、表示パネルの周縁部を透過して、表示装置の外部に漏れることを防ぐことが可能となる。

実施の形態１に係る液晶表示装置の外観を示す斜視図である。 実施の形態１に係る液晶表示装置の主要部の断面図である。 実施の形態１に係る液晶表示装置の第１クッション材の組み付けの様子を示す説明図である。 実施の形態２に係る液晶表示装置の第１クッション材の組み付けの様子を示す説明図である。 実施の形態３に係る液晶表示装置の第１クッション材の組み付けの様子を示す説明図である。

　以下に、本発明の実施の形態に係る表示装置を、いわゆる液晶表示パネルを備える液晶表示装置に適用した場合を例として、図面に基づいて詳述する。

（実施の形態１）
　図１は実施の形態１に係る液晶表示装置１０の外観を示す斜視図である。液晶表示装置１０は、液晶表示パネル（表示パネル）１、バックライト４０、フロントキャビネット７、スタンド９を含む。スタンド９は、液晶表示装置１０をテーブル等の平面に立てて載置するためのものである。

　図２は実施の形態１に係る液晶表示装置１０の主要部の断面図である。図２は液晶表示装置１０を寝かせた状態の様子である。

　バックライト４０は光学シート２、導光板３、バックライトシャーシ４を含む。図２に示すように、バックライト４０は、バックライトシャーシ４に、導光板３、光学シート２が積層される。バックライトシャーシ４と導光板３との間には、図示しない反射シートが積層されている。また、導光板３の一側面には光源部（図示しない）が配される。

　光学シート２は、光を拡散、集光等するためのシートである。光学シート２は、拡散シート、プリズムシート等の複数のシートが積層されたものである。

　導光板３は、例えば透明度の高い矩形のアクリル樹脂からなり、所定の厚みを有している。導光板３は側面から入射される光を平面光に変えて、一方の主面から出射する。

　バックライトシャーシ４は、一面が開口され矩形状の底を有する箱体状をなす。バックライトシャーシ４は、光学シート２、導光板３などを収容する。

　導光板３の上に、内部シャーシ６（枠体）、光学シート２、液晶表示パネル１が積層される。内部シャーシ６は枠体状をなす部材である。

　液晶表示パネル１は矩形板状をなしている。液晶表示パネル１は、透明電極が配された対向する２枚のガラス基板に液晶を封入してある本体部１２と、ガラス基板それぞれに取り付けられた偏光板１３、１４を含む。液晶表示パネル１のガラス基板は、偏光板１３、１４より大きくしてある。液晶表示パネル１の周縁部１２ａは、偏光板１４より突出したガラス基板の一部である。

　液晶表示パネル１が積層された後に、枠体状をなすフロントキャビネット７が液晶表示パネル１の周縁を覆うようにして、内部シャーシ６及びバックライトシャーシ４に固定される。このようにして、液晶表示パネル１等が挟持固定され、液晶表示装置１０が組み立てられる。

　内部シャーシ６と液晶表示パネル１の周縁部１２ａとの間、及び光学シート２と液晶表示パネル１が備える偏光板１４との間には、第１クッション材（漏光防止部材）５が配されている。液晶パネル１が備える偏光板１３の周縁部とフロントキャビネット７との間には、第２クッション材８が配されている。

　以上のように構成された液晶表示装置１０は、次のような動作により、液晶表示パネル１の表示面に画像を表示する。液晶表示パネル１には、導光板３から出射した光が光学シート２を介して照射される。照射された光は一方の偏光板１４、本体部１２に封入されている液晶、他方の偏光板１３により、特定方向の偏光成分のみが偏光板１３より出射される。それにより、液晶表示パネル１の他方の偏光板１３側には、画像が表示される。

　液晶表示装置１０では、第２クッション材８は、フロントキャビネット７により、偏光板１３の周縁部が傷ついてしまうことを防ぐ役割を担っている。また、第２クッション材８は、導光板３より出射した光が、液晶表示パネル１の周縁部を透過して、偏光板１３とフロントキャビネット７との間から漏れてしまうことを防ぐ役割を担っている。

　次に、第１クッション材５について説明する。図３は実施の形態１に係る液晶表示装置１の第１クッション材５の組み付けの様子を示す説明図である。図３に示す液晶表示装置１０の向きは、図２と同様である。第１クッション材５は、例えば、シリコン、ウレタン、ゴムの弾性体で形成されている。

　図３に示すように、第１クッション材５は断面が矩形状の枠体をなしている。以下の説明では、第１クッション材５のうち、外側の部分、すなわち図３では左側の部分を外周部５１と呼ぶ。第１クッション材５のうち、内側の部分、すなわち図３では右側の部分を内周部５２と呼ぶ。

　第１クッション材５の外周部５１は内部シャーシ６と当接する部分に両面テープ、接着剤等を設けて、内部シャーシ６と接着する。第１クッション材５の外周部を内部シャーシ６に接着後、液晶表示パネル１を積層させる。さらに、第２クッション材８を積層させ、フロントキャビネット７を内部シャーシ６及びバックライトシャーシ４に固定した状態が、図２に示したものとなる。

　図２に示すように、第１クッション材５はクランク状に弾性変形している。第１クッション材５の外周部５１は、液晶表示パネル１の本体部１２の周縁部１２ａ及び内部シャーシ６の一部により、挟持されている。第１クッション材の内周部５２は、本体部１２の有する偏光板１４及び光学シート２の周縁部により、挟持されている。弾性体は弾性変形した場合、原形に戻ろうとする復元力を有する。図２に示す状態では第１クッション材５は復元力により原形に戻ろうとする力が働くため、第１クッション材５は、液晶表示パネル１の本体部１２の周縁部１２ａ、本体部１２の偏光板１４、及び光学シート２の周縁部と密着するように当接する。そのようなことから、第１クッション材５の厚さは、図２に示されている組み付け後の第１クッション材５の厚さよりも厚くなっている。

　以上のように、第１クッション材５を設けることにより、導光板３から出射した光が、液晶表示パネル１の周縁部１２ａを透過することを防ぐことが可能となる。このように、実施の形態１における液晶表示装置１０では、導光板３から出射した光が、液晶表示パネル１の周縁部１２ａを透過して、外部に漏れてしまうことを防ぐことが可能となる。また、外部に光が漏れることはないので、利用者が内部の光を目にして故障ではないかと勘違いしてしまうことを防ぐことが可能となる。なお、第１クッション材５は、導光板３から漏れた光を遮光する機能を担うので、黒色とすることが望ましい。しかし、第１クッション材５の色は黒色に限らず、灰色、白色など、他の色でも良い。

　さらに、第１クッション材５の外周部５１は、内部シャーシ６に接着されるので、液晶表示装置１０の組立時に、第１クッション材５が位置ずれしてしまうことがない。それにより、第１クッション材５は、確実に遮光機能を発揮することが可能となる。また、第１クッション材５の内部シャーシ６に接着する部分以外は、両面テープや接着剤を設けていない。それにより、分解時に光学シートの取り外しが容易となる。

（実施の形態２）
　図４は、実施の形態２に係る液晶表示装置１０の第１クッション材５の組み付けの様子を示す説明図である。図４に示す液晶表示装置１０の向きは、図２と同様である。実施の形態２では、第１クッション材５の形状が実施の形態１と異なるが、その他については、実施の形態１と同様である。以下の説明にでは、主に第１クッション材５について述べる。

　実施の形態２では第１クッション材５の形状を組み付け後の形状に近いものとする。図４に示すように第１クッション材５の断面はクランク状になっている。すなわち、第１クッション材５の断面は、共に矩形状断面を有する内周部５２及び外周部５１を、厚さ方向に位置をずらして連続させた形状をなしている。第１クッション材５は断面が矩形状のクッション材２つを加工して貼りあわせても良い。また、断面がクランク状になるように成形した、成形品でもよい。

　第１クッション材５は、外周部５１を内部シャーシ６に、両面テープ、接着剤などで接着する。外周部５１を接着する際には、外周部５１の左側の面は内部シャーシ６と隙間Ｃ１を空ける。第１クッション材５は組み付け時に弾性変形し、左右方向に延びるからである。隙間Ｃ１は、延びた外周部５１が納まる空間である。同様に、外周部５１の右側の面は、液晶表示パネル１の偏光板１４の周縁部と隙間Ｃ２が開くようにしてある。

　第１クッション材５を内部シャーシ６に接着後、液晶表示パネル１を積層させる。さらに、第２クッション材８を積層させ、フロントキャビネット７を内部シャーシ６及びバックライトシャーシ４に固定すると、図２に示した状態と同様となる。

　実施の形態２は実施の形態１が奏する効果に加えて、次のような効果を奏する。第１クッション材５の断面形状を、液晶表示パネル１、内部シャーシ６、光学シート２より形作られる断面形状と略一致するように、クランク状としている。そのことにより、第１クッション材５は、液晶表示パネル１、内部シャーシ６、光学シート２と密着性が良くなる。そのため、図４における左右方向の振動により、第１クッション材５の位置ずれを防ぐことが可能となる。

（実施の形態３）
　図５は、実施の形態３に係る液晶表示装置１０の第１クッション材５の組み付けの様子を示す説明図である。図５に示す液晶表示装置１０の向きは、図２と同様である。実施の形態３では、第１クッション材５の形状が実施の形態１と異なるが、その他については、実施の形態１と同様である。以下の説明にでは、主に第１クッション材５について述べる。

　実施の形態３では、第１クッション材５の外周部５１は内周部５２より厚みを薄くしてある。外周部５１及び内周部５２はそれぞれ断面が矩形状をなしている。それぞれの断面矩形の一辺同士が一直線となるように構成されている。

　第１クッション材５の外周部５１は内部シャーシ６に両面テープ又は接着剤により接着する。接着の際には、実施の形態２の場合と同様に内部シャーシ６と隙間Ｃ１を設ける。第１クッション材５は組み付け時に弾性変形し、図５の左右方向に延びるからである。隙間Ｃ１は、延びた外周部５１が納まる空間である。

　第１クッション材５を予め内部シャーシ６に接着する場合、組立手順は次のようになる。バックライトシャーシ４に導光板３を積層し、内部シャーシ６を組み付ける。次に光学シート２を積層し、続いて液晶表示パネル１を積層させる。さらに、第２クッション材８を積層させ、フロントキャビネット７を内部シャーシ６及びバックライトシャーシ４に固定すると、図２に示す状態と同様な状態となる。ここで、光学シート２を配置しようとする際、第１クッション材５の内周部５２が障害となる。しかし、第１クッション材５は弾性体であり、内周部５２は外周部５１より薄くしてある。そのため、光学シート２を配置するときに、内周部５２は光学シート２に押さえられ、一度折れ曲がるものの、復元力により元の状態に戻る。その結果、内周部５２が光学シート２の下に潜り込むことを防止することが可能となる。

　実施の形態３は実施の形態１が奏する効果に加えて、次のような効果を奏する。予め内部シャーシ６に第１クッション材５を接着した場合であっても、光学シート２の下に潜り込むことを防止するので、組立作業の作業性を改善することが可能となる。また、予め内部シャーシ６に第１クッション材５を接着して置くことにより、液晶表示装置１０の組立時に第１クッション材５の位置ズレを起こすことを防ぐことが可能となる。

　上述の実施の形態１から３では、第１クッション材５は内部シャーシ６に接着するとしたが、それに限られない。第１クッション材５を液晶表示パネル１の周縁部１２ａに接着してもよい。

　なお、実施の形態２で示した隙間Ｃ１及びＣ２、並びに実施の形態３で示した隙間Ｃ１は必須の構成ではなく、隙間Ｃ１又はＣ２を設けない構成であってもよい。例えば、第１クッション材５を適切に組み付けることが可能なように、第１クッション材５の寸法を調整すればよい。

　各実施例で記載されている技術的特徴（構成要件）はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
　今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

　１　液晶表示パネル（表示パネル）
　１２　本体部
　１２ａ　周縁部
　１３、１４　偏光板
　２　光学シート
　３　導光板
　４　バックライトシャーシ
　５　第１クッション材（漏光防止部材）
　５１　外周部
　５２　内周部
　６　内部シャーシ（枠体）
　７　フロントキャビネット
　８　第２クッション材
　９　スタンド
　１０　液晶表示装置

Claims (8)

1. 　一側面に入射した光源からの光を主面から出射する導光板と、該導光板の主面に光学シートを介して対向配置された表示パネルと、前記導光板の主面の周縁部を覆い、前記光学シート及び前記表示パネルの周縁部を前記主面との間に隙間を隔てて支える枠体とを備え、前記主面からの出射光を、前記光学シートを経て前記表示パネルの背面に照射し、該表示パネルの正面に画像を表示する表示装置において、
   　前記表示パネルの周縁部に沿うように設けてあり、前記枠体と前記表示パネルとの間に外周部を挟持され、内周部を前記光学シートに当接させて、前記表示パネルの周縁部から漏光することを防止する漏光防止部材を備える
   　ことを特徴とする表示装置。
2. 　前記表示パネルは、
   　前記光学シートに接する偏光板、及び該偏光板に積層されたガラス基板を含み、
   　該ガラス基板は前記偏光板よりも大きく、
   　前記漏光防止部材の外周部は、前記ガラス基板の前記偏光板の周縁より突出している部分と当接している
   　ことを特徴とする請求項１に記載の表示装置。
3. 　前記漏光防止部材は弾性体である
   　ことを特徴とする請求項１又は２に記載の表示装置。
4. 　前記漏光防止部材は、前記枠体に接着してある接着部を有する
   　ことを特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の表示装置。
5. 　前記漏光防止部材は、前記表示パネルの周縁部に接着してある接着部を有する
   　ことを特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の表示装置。
6. 　前記漏光防止部材は、断面が矩形状をなしている
   　ことを特徴とする請求項３から５のいずれか１項に記載の表示装置。
7. 　前記漏光防止部材は、共に矩形状断面を有する前記内周部及び外周部を、厚さ方向に位置ずれしてクランク状に連続させた形状を有する
   　ことを特徴とする請求項３から５のいずれか１項に記載の表示装置。
8. 　前記漏光防止部材は、内周部の厚さを外周部より薄くしてある
   　ことを特徴とする請求項３から５のいずれか１項に記載の表示装置。

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