WO2015087802A1 - 管継手の管抜止装置及びその施工方法 - Google Patents
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Abstract
接合管に生じる引張力に対し部材の変形や破損を防止し十分な管の保持力を確保する管継手の管抜止装置及びその施工方法を提供すること。 接合管(2)が挿入される継手本体(3)と、外周面から突出する鍔部(41)を有し接合管(2)の外周面上で固定手段によって締付固定されるCリング状の止輪(4)と、鍔部(41)を収容する凹部を有する押え板(5)とを連結手段で連結する。鍔部(41)は、接合管(2)の軸方向に沿って延設される。鍔部(41)の後側端部(41a)と凹部の前側壁部(51a)とを対向させて配置する。後側端部(41a)と前側壁部(51a)との間に止輪の締付固定においても維持される隙間(10)を形成する。
Description
本発明は、管継手の管抜止装置に関する。さらに詳しくは、接合管が挿入される継手本体と、外周面から突出する鍔部を有し前記接合管の外周面上で固定手段によって締付固定されるCリング状の止輪と、前記鍔部を収容する凹部を有する押え板とを連結手段で連結する管継手の管抜止装置及びその施工方法に関する。
従来、上述の如き管継手の管抜止装置として、例えば特許文献1,2に記載のものが知られている。この管抜止装置100は、例えば図15,16に示すように、止輪104にその周方向に延設された板状の鍔部141が設けられ、この鍔部141を押え板105のアーム部105aと押輪107との間に形成される可撓用空間S内で移動可能に配置することで、接合管102に伸縮性及び可撓性を付与している。
ここで、接合管102に引張力(推力)が作用すると、例えば図15(a)に示すように、止輪104が移動し、鍔部141がアーム部105aに当接する。そして、さらに大きな推力が掛かると、例えば同図(b)に示すように、鍔部141がアーム部105aを押圧し、押え板105の脚部105bが押輪107から反って浮き上がるように変形し、押え板105に亀裂C等が生じて破壊されたり、脚部105bの変形により緊締ボルト108が破損する恐れがあった。そのような破損、破壊が生じると、接合管102が継手本体103から離脱してしまう。
また、ポリエチレン管等の非金属管は管自体が変形可能であるため、そのような接合管102では、例えば図16(b)の矢印D1,D2に示すように、鍔部141が押輪107側へ湾曲すると共に接合管102に食い込むように変形する。そのため、鍔部141近傍に亀裂C等が生じて止輪104が破壊される恐れもあった。
さらに、周方向に延設された板状の鍔部141は、止輪104の締付固定による縮径の際に、止輪104の他の部分に比べ縮径し難く、周方向に幅広であるため、均一に縮径することが困難となり、管の保持力を低下させる原因ともなっていた。また、鍔部141は止輪104の周方向に幅広であるため、鍔部141の部分によって止輪104が略円形に縮径されずに歪んで変形(縮径)し、管の保持力を確保するためにより大きな締付力が必要となっていた。
かかる従来の実情に鑑みて、本発明は、接合管に生じる引張力に対し部材の変形や破損を防止し十分な管の保持力を確保する管継手の管抜止装置及びその施工方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る管継手の管抜止装置の特徴は、接合管が挿入される継手本体と、外周面から突出する鍔部を有し前記接合管の外周面上で固定手段によって締付固定されるCリング状の止輪と、前記鍔部を収容する凹部を有する押え板とを連結手段で連結する構成において、前記鍔部は、前記接合管の軸方向に沿って延設され、前記鍔部の後側端部と前記凹部の前側壁部とを対向させて配置し、前記後側端部と前記前側壁部との間に前記止輪の締付固定においても維持される隙間を形成することにある。
上記構成によれば、例えば、図7,9に示すように、止輪の鍔部41が接合管2の軸方向に沿って延設されているので、接合管の管軸方向に生じる管の推力に対する強度が向上し、大きい推力に対しても矢印D1,D2に示す如き向きに対する止輪の変形や破壊を防止し、管の保持力が向上する。また、例えば、図4に示すように、鍔部41の周方向ピッチPに対し鍔部41の周方向の幅T(厚さ)が小さく、止輪の周方向に対する鍔部部分が少ないので、鍔部の止輪の縮径に対する影響は小さく、均等に且つ低い締付力で止輪を縮径させることができ、管の保持力はさらに向上する。しかも、例えば、図2,8に示すように、鍔部の後側端部と凹部の前側壁部とを対向させて配置し、後側端部と前側壁部との間に止輪の締付固定においても維持される隙間を形成するので、リング本体40の縮径時に鍔部41と押え板5とが当接することがない。よって、止輪の縮径が押し板によって阻害されることがなく、内挿された接合管に止輪を確実に締付固定することができ、管の保持力をさらに向上させることができる。
前記後側端部はその少なくとも一部が後方に向けて傾斜する傾斜面を有すると共に前記前側壁部はその少なくとも一部が前方に向けて傾斜する傾斜面を有し、これら傾斜面により前記隙間を後方に向けて傾斜状に形成するとよい。これにより、管により大きな推力(引張力)が生じ鍔部と凹部が当接しても、止輪及び押え板は傾斜面に沿って押え板が相対的に管軸側へ移動することとなり、止輪と押え板との係合が強固となって脱落し難くなり、管の離脱を防止できる。しかも、対向する傾斜面により隙間を形成するので、構造も簡素である。
一方、前記後側端部はその少なくとも一部が後方に向けて傾斜する傾斜面を有し、前記前側端部は前方に向けて突出する突出部を有し、前記傾斜面と前記突出部の間に前記隙間を形成してもよい。また、前記前側壁部はその少なくとも一部が前方に向けて傾斜する傾斜面を有し、前記後側端部は後方に向けて突出する突出部を有し、前記傾斜面と前記突出部の間に前記隙間を形成することも可能である。これらにおいても、一方の傾斜面に沿って押え板が相対的に管軸側へ移動することとなり、止輪と押え板との係合が強固となって脱落し難くなり、管の離脱を防止できる。
前記鍔部の軸方向の長さは、前記鍔部の周方向の厚さより大であるとよい。これにより、管の推力に対する強度が向上し、より大きな推力に対しても止輪の変形や破壊を防止し、管の保持力がさらに向上する。
前記押え板は、その両端部及び中間部の少なくとも3か所に前記連結手段を貫通させる貫通孔を有するようにしてもよい。これにより、少なくとも3か所で押え板を継手本体等と連結されるので、押え板の軸方向への変形(反り)や連結部分の浮き上がりによる連結手段(ボルト等)の破壊を防止でき、管の保持力はさらに向上する。
また、前記押え板は、その両端部に前記連結手段を貫通させる貫通孔を有するようにして構わない。上述したように、止輪の鍔部が管軸方向に沿って延設されているので、その軸方向に生じる管の推力に対する強度が向上しており、止輪の変形や破壊が防止されている。それにより、管の止輪の変形等による負荷を小さく抑制できる。また、鍔部の後側端部と凹部の前側壁部との間の傾斜状の隙間により、管の推力により鍔部と凹部とが当接したとしても、傾斜に沿って押え板が相対的に管軸側に移動することとなる。このように、押え板の両端部に貫通孔を設ける構成においても、押え板の軸方向への変形(反り)や連結部分の浮き上がりによる連結手段(ボルト等)の破壊を防止し、管の保持力をさらに向上させる。
前記押え板は、前記止輪のリング本体の外周面上に周方向に沿って複数配置されるとよい。複数の押え板を用いることで、押え板自体の重量を低減し小型化されるので、取扱いが容易で作業性、施工性がよい。また、前記押え板は前記止輪のリング本体の全周に沿う略C形を呈し、前記リング本体の外周面上に配置されるようにしても構わない。リング本体の外周に沿う略C形により、複数の押え板を用いる場合と比べ管保持力を向上させることができる。
上記各構成において、前記接合管としては、例えばプラスチック製管に適用される。例えば、水道配水用ポリエチレン管はその材質により管自体が伸縮可撓可能であるため、止輪に変形が生じやすい。このようなポリエチレン管であっても管の保持力を向上させることができる。
上記目的を達成するため、本発明に係る管継手の管抜止装置の施工方法の特徴は、上記構成のいずれかに記載の管継手の管抜止装置の施工方法において、前記継手本体に前記接合管を挿入し、前記接合管を挿入した継手本体、前記止輪及び前記押え板を前記連結手段で連結固定し、連結固定された止輪を前記固定手段で締付縮径することにある。
上記構成によれば、まず接合管を継手本体に挿入して継手本体、止輪及び押え板を連結手段で連結固定するので、管と継手との間でパッキンを密着させることができ、水密性を確保した状態で管を仮保持することができる。そして、止輪を締付縮径するので、均等且つ確実に縮径することができ、管の保持力が向上する。
上記本発明に係る管継手の管抜止装置及びその施工方法の特徴によれば、接合管に生じる引張力に対し部材の変形や破損を防止し十分な管の保持力を確保することが可能となった。
本発明の他の目的、構成及び効果については、以下の発明の実施の形態の項から明らかになるであろう。
次に、図1~9を参照しながら、本発明をさらに詳しく説明する。なお、以下の実施形態において、前側(前方)とは各部材の継手本体3側をさし、後側(後方)とはその反対側をさす。
本発明に係る管継手の管抜止装置1は、図1~3に示すように、大略、接合管2が挿入される継手本体3と、外周面から突出する鍔部41を有し接合管2の外周面上で固定手段49によって締付固定されるCリング状の止輪4と、鍔部41を収容する凹部51を有する押え板5とを備え、連結手段としての緊締ボルト8により連結固定されている。また、継手本体3の受口部31にはパッキン6が装着され、緊締ボルト8の緊締により押え板5を介して押輪7がパッキン6を押圧する。なお、本実施形態では、緊締ボルト8として六角ボルトを6本用いている。
本発明に係る管継手の管抜止装置1は、図1~3に示すように、大略、接合管2が挿入される継手本体3と、外周面から突出する鍔部41を有し接合管2の外周面上で固定手段49によって締付固定されるCリング状の止輪4と、鍔部41を収容する凹部51を有する押え板5とを備え、連結手段としての緊締ボルト8により連結固定されている。また、継手本体3の受口部31にはパッキン6が装着され、緊締ボルト8の緊締により押え板5を介して押輪7がパッキン6を押圧する。なお、本実施形態では、緊締ボルト8として六角ボルトを6本用いている。
本実施形態において、接合管2は、例えば水道配水用ポリエチレン管(PE100)である。ポリエチレン管は、管自体が変形(伸縮及び可撓)するので、接合管2に生じる管軸方向への引張力による推力によって止輪4の変形に追従して変形する。本発明に係る管抜止装置1は、このような柔軟性のあるプラスチック製管においても、止輪4や押え板5等の変形や破壊を防止し、管の保持力を向上させ、ポリエチレン管の引張降伏強さ(20MPa)以上の引張強度を確保する。なお、本実施形態では、接合管2の端部から止輪4の締付部分にかけ金属製のインコア21が内嵌装着されている。
継手本体3は、図1,2,5,6に示すように、大略、パッキン6が装着されるテーパー状の受口部31と、接合管2の端部を位置させる空腔32を有し、外周には周方向に沿って適宜間隔をおいてリブ33が立設されている。このリブ33には、緊締ボルト8を挿通させる貫通孔34が形成されている。
止輪4は、図1~5に示すように、Cリング状を呈するリング本体40と、その外周面から突出する複数の鍔部41と、リング本体40の両端から外方へ向けて突出する一対の突片42,42を有する。この突片42には、固定手段49としてのボルト49aを挿通させる貫通孔43が複数並設されている。また、リング本体40の内面には、接合管2の滑りを抑制するための環状の歯部44が形成されている。
図3~5に示すように、鍔部41は周方向に沿って適宜間隔をおいて8個設けられ、2個の鍔部41,41が一組となり押え板5の凹部51に収容される。この鍔部41は、軸方向の長さLが周方向の厚さTより大きくなるように管軸方向に沿って延設されている。本実施形態では、軸方向の長さLが周方向の厚さTの約2倍程度としているが、軸方向の長さLが周方向の厚さTの1.5倍以上であればよい。図9に示すように、1.5倍以上であれば、管の推力に対して矢印D1,D2の如き前側及び管軸側への変形を抑制できる。厚さTはリング本体40の厚み程度である。これにより、接合管2の推力によって止輪4と押え板5とが当接したとしても、鍔部41が周方向に対し幅狭で軸方向に対し長いので、鍔部41の継手本体3側への変形を防止でき、管の保持力が向上する。
さらに、この鍔部41は、図7,8に示すように、後側端部には後方(押え板5側)へ向けて傾斜する傾斜面としての後側端面41aが形成されている。この後側端面41aは、後述の凹部51の前側壁面51aに対向する。接合管2の推力により止輪4と押え板5とが当接したとしても、これらの傾斜面としての後側端面41a及び前側壁面51aにより、押え板5が止輪4に対し相対的に管軸側へ移動するので、止輪4と押え板5との係合の離脱を防止でき、さらに管の保持力を向上させる。また、後側端面41aと前側壁面51aとの間には、後方(継手本体3から離隔する方向)へ向けて傾斜する隙間10が形成されている。この隙間10は、図8に示すように、緊締ボルト8の緊締後及び止輪4の縮径後において、後側端面41aと前側壁面51aとが接触しないように形成される。
上述したように、鍔部41は管軸方向に沿って延設されており、周方向には幅狭である。リング本体40は固定手段49による締付固定によって縮径されるが、鍔部41の部分では縮径が小さく(縮径しにくく)、他の部分は鍔部41の部分に比べ大きく縮径する。鍔部41は管軸方向に沿って延設され、例えば鍔部41のピッチPに対し鍔部41の周方向の厚さTが小さく周方向に幅狭であるので、鍔部41がリング本体40の縮径に与える影響を小さくすることができる。これにより、リング本体40の締付を均一に且つ低い締付力で容易に行え、管の保持力も向上する。また、鍔部41を管軸に対し略対称配置とすることで、より均一に縮径させることができる。
特に、ポリエチレン管2では、管外径が大きくなるに従い管軸方向への引張強度(推力)が大きくなる。例えば、降伏点応力(20MPa)として計算上の引張強度は、管呼び径100の場合81kN、150では168kN、200では320kN、250では540kNとなる。この高引張強度に対し管保持力を確保するために、インコア21と止輪4とでポリエチレン管2を圧縮して止輪4内面の歯部44をポリエチレン管2に食い込ませるため、管外径が大きくなるに従い締付力(トルク)も大きくなる。上述の如き鍔部41によって、リング本体40の大半を占める鍔部41のない部分を弾性領域で少しずつ略円形に変形(縮径)させることができ、締付力の上昇を抑制し、より低い締付力で縮径させることができ、作業性も向上する。しかも、このような高引張強度(推力)に対して止輪4や押え板5の変形や破損を防止できる。
押え板5は、図1,2,4,5に示すように、止輪4の外周面に沿う円弧状の本体部50と、鍔部41を収容する凹部51と、緊締ボルト8を挿通させる貫通孔52が設けられている。本実施形態では、貫通孔52内面にねじ溝を形成し緊締ボルト8を螺合させる。この貫通孔52は、本体部50の両端及び略中央の3か所に設けられ、その間に凹部51が設けられている。両端のみならず本体部50の中間部にも貫通孔52を設けることで、押え板5の変形(押輪7からの浮き上がり)を抑制でき、さらに管の保持力を向上させる。また、押え板5は、止輪4のリング本体40の外周面上に管軸に対して略対称となるように一対配置される。
凹部51の前側壁部には前方(止輪5側)へ向けて傾斜する傾斜面としての前側壁面51aが形成されている。先の鍔部41の後側端面41aと対向配置されることで、継手本体3に対して後方へ傾斜状の隙間10が形成される。
図2,6~8に示すように、パッキン6は環状を呈し、パッキン6の外周面は継手本体3の受口部31及び押輪7に対向するようにテーパー面61,62が形成されている。テーパー面61,62及び内周面63には凸条64が設けられている。また、パッキン6の外周面には、継手本体3の外周面に外嵌装着される押輪7の内周面との間まで延設された第一延長部65と、さらに押輪7の前側端面で外径方向へ突設する第二延長部66とからなる位置決めリブを備える。これにより、継手本体3、パッキン6及び押輪7が同心状に保持された状態で仮組み立てでき、分解せずに接合管2の挿通が容易となる。
図2,6に示すように、押輪7は環状を呈し、適宜間隔をおいて緊締ボルト8を挿通させる貫通孔72を有するリブ71が設けられている。この貫通孔72は、先の各貫通孔34,52に対応する。押輪7は、緊締ボルト8の緊締によりパッキン6を継手本体3の受口部31に押圧し、パッキン6による水密性及び管保持力を確保する。
ここで、管抜止装置の施工方法(取付手順)について説明する。
本実施形態では、予め継手本体3の受口部31にパッキン6が内嵌装着され、パッキン6の背後から押輪7、止輪4及び押え板5の順に位置するように緊締ボルト8により仮組み立てされている。鍔部41の後側端面41aと凹部51の前側壁面51aとが対向配置され、止輪4の鍔部41と押え板5の凹部51との間には傾斜状の隙間10が形成されている。
本実施形態では、予め継手本体3の受口部31にパッキン6が内嵌装着され、パッキン6の背後から押輪7、止輪4及び押え板5の順に位置するように緊締ボルト8により仮組み立てされている。鍔部41の後側端面41aと凹部51の前側壁面51aとが対向配置され、止輪4の鍔部41と押え板5の凹部51との間には傾斜状の隙間10が形成されている。
仮組み立てされた状態において、接合管2を継手本体3に挿通し、緊締ボルト8を緊締する。これにより、押え板5及び押輪7は継手本体3側へ移動し、押輪7がパッキン6を受口部31へ押圧する。押輪7により押圧されたパッキン6は、各テーパー面が圧縮されて変形、縮径していき、接合管2との密着力が増大し水密性が向上する。また、管の保持力も増大し、接合管2を仮保持する。図8に示すように、この状態においても、傾斜状の隙間10は維持され、後側端面41aと前側壁面51aとは接触しない。
次に、固定手段49により止輪4のリング本体40を締め付ける。図4,5に示すように、リング本体40の縮径に伴い鍔部41は管軸側へ移動するので、鍔部41の後側端面41aが凹部51の前側壁面51に近接していき、隙間10は減少する。ここで、隙間10の幅が狭いと、リング本体40の縮径に伴い鍔部41が凹部51に当接してしまい、押え板5がその縮径を阻害し、締付が不十分となる。図8に示す如く、締付縮径後においても後側端面41aと前側壁面51aが接触しないように隙間10を形成することで、押え板5がリング本体40の縮径を阻害することがなく、確実に止輪4を縮径でき、十分な管保持力を確保することができる。
ところで、上記手順とは異なり、先に止輪4の締付固定を行いその後緊締ボルト8の緊締を行うと、押え板5の凹部51と止輪4の鍔部41が当接し、さらに緊締すると、接合管2が継手本体3へ入り込んでいく。ここで、継手本体3への接合管2の挿通が過度であると、継手本体3の内部の挿通停止部に接触し接合管2の移動が制限される。そのため、押輪7によるパッキン6の押圧が不十分となり、水密性が確保できなくなる。また、継手箇所が最終箇所の場合に接合管2を継手本体3に十分に挿通できない状態であると、緊締ボルト8の緊締が行い難くなり、パッキン6への押圧が不十分となり、水密性が確保できなくなる。これらの点から止輪4の締付の前に緊締ボルト8を緊締する。
最後に、本発明のさらに他の実施形態の可能性について説明する。なお、上述の実施形態と同様の部材には同一の符号を附してある。
上記実施形態において、接合管としてポリエチレン製管2を例に説明したが、ポリエチレン製の他、例えば塩化ビニル製管等のプラスチック製管であってもよい。さらに、プラスチック製に限らず、例えばダクタイル鋳鉄製、SUS管、鋼管等の金属製管にも適用可能である。但し、これらの金属製管は伸縮性、可撓性を有していないので、止輪4と押え板5との間に形成される傾斜状の隙間10を上記実施形態よりも大きく形成し、その隙間10内で鍔部41を移動可能とするとよい。これにより、伸縮性及び可撓性を付与することができる。
上記実施形態において、接合管としてポリエチレン製管2を例に説明したが、ポリエチレン製の他、例えば塩化ビニル製管等のプラスチック製管であってもよい。さらに、プラスチック製に限らず、例えばダクタイル鋳鉄製、SUS管、鋼管等の金属製管にも適用可能である。但し、これらの金属製管は伸縮性、可撓性を有していないので、止輪4と押え板5との間に形成される傾斜状の隙間10を上記実施形態よりも大きく形成し、その隙間10内で鍔部41を移動可能とするとよい。これにより、伸縮性及び可撓性を付与することができる。
上記実施形態において、押え板5の両端及び略中央部の3か所に緊締ボルト8を貫通させる貫通孔52を設けたが、図10a~cに示すように、押え板5’の両端部に貫通孔52を設けるようにしても構わない。例えば、図10aの例では、6本の緊締ボルト8に対して、3枚の押え板5’が管周方向に沿って配置される。また、止輪4には6個の鍔部41が設けられ、2個の鍔部41が1組となり、押え板5’の凹部51にそれぞれ収容される。ここで、離脱力が小さい場合、例えば図10bに示すように、6本の緊締ボルト8に対して2枚の押え板5’を配置することも可能である。また、図10cに示すように、4本の緊締ボルト8に対しては、2枚の押え板5’が配置される。
さらに、貫通孔52の個数は上記に限られず、押え板5の4か所以上に設けることも可能である。また、押え板5の枚数も2枚一対に限られるものではなく、例えば、図11に示すように、リング本体40の全周に沿うCリング状を呈する1枚の押え板5’’を用いることも可能である。但し、製造コストや取扱性の点で上記実施形態が優れている。もちろん、3枚以上の押え板5を略均等配置するようにしてもよい。このように、押え板5の枚数やその貫通孔52の位置、個数は上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記実施形態において、押え板5の貫通孔52内面にねじ溝を形成し緊締ボルト8としての六角ボルトを螺合させた。しかし、例えば図12に示すように、緊締ボルトとしてのT型ボルト8’を用い、押え板5の貫通孔52内面にねじ溝を設けずに、押え板5の後側でナットで緊締するようにしてもよい。また、継手本体3のねじ溝を形成していない押え板5の貫通孔52’に緊締ボルト8を挿通させて、その外部でナット9で締結するようにしてもよい。また、図13に示すように、押え板5側から六角ボルト8を挿通させ、継手本体3部分で袋ナット9’により緊締してもよい。さらに、上記実施形態では、連結手段としての緊締ボルト8を6本用いたが、本数はこれに限られるものではない。例えば、継手口径に応じて本数を増減させればよく、例えば口径が小さければ4本、大きければ8本等の態様も可能である。このように、連結手段は上記実施形態に限定されるものではない。
さらに、上記実施形態において、鍔部41の後側端部の全面を後方に向けて傾斜する傾斜面としての後側端面41aとすると共に凹部51の前側壁部の全面を前方に向けて傾斜する傾斜面としての前側壁面51aとし、これら傾斜面により隙間10を後方に向けて傾斜状に形成した。しかし、隙間10の形成は上記実施形態の態様に限られず、例えば図14(a)に示す如く鍔部41の後側端部及び凹部51の前側壁部の一部に傾斜面41a,51aを設けて対向配置してもよい。これにより、鍔部41と凹部51とが当接したとしても、これら傾斜面41a,51aに沿って押え板5が管軸側へ誘導されることとなり、止輪4と押え板5との係合が強固となり管の離脱が防止できる。さらに、同図(b)に示すように、鍔部41の後側端部の少なくとも一部に後方に向けて傾斜する傾斜面41aを形成すると共に凹部51の前側端部に前方に向けて突出する突出部53を設け、傾斜面41aと突出部53の間に隙間10を形成することも可能である。また、同図(c)に示すように、凹部51の前側端部の少なくとも一部に前方に向けて傾斜する傾斜面51aを形成すると共に鍔部41の後側端部に後方に向けて突出する突出部45を設け、傾斜面51aと突出部45の間に隙間10を形成することも可能である。これらの態様によっても、これら傾斜面41a,51aに沿って押え板5が管軸側へ誘導されることとなり、止輪4と押え板5との係合が強固となり管の離脱が防止できる。なお、これらの態様は一例に過ぎず、止輪の縮径や管保持力に影響を与えない範囲において、傾斜部や突起部の形状や位置等の改変が可能である。
上記実施形態において、止輪4の鍔部41を周方向に沿って8個設け、2個の鍔部41を一組として押え板5の1つの凹部51に収容した。しかし、上記実施形態は一例に過ぎず、例えば3個以上の鍔部41を一組として1つの凹部51に収容するようにしてもよい。凹部51内の鍔部41の個数を増加させることで、管の推力に対する押え板5の強度を向上させることができる。
上記実施形態において、テーパー面61,62及び内周面63に凸条64を設けたパッキン6を用いたが、これに限られるものではなく、水密性を確保できる態様であれば周知のシール手段、構造でもよく、上記実施形態に限定されない。
1:管継手の管抜止装置、2:接合管、3:継手本体、4:止輪、5,5’,5’’:押え板、6:パッキン、7:押輪、8:緊締ボルト(連結手段)、9:ナット、9’:袋ナット、10:隙間、21:インコア、31:受口部、32:空腔、33:リブ、34:貫通孔、40:リング本体、41:鍔部、41a:後側端面、42:突片、43:貫通孔、44:歯部、45:突出部、49:固定手段、49a:ボルト、49b:ナット、50:本体部、51:凹部、51a:前側壁面、52:貫通孔、53:突出部、61:テーパー面、62:テーパー面、63:内周面、64:凸条、65:延長部、71:リブ、72:貫通孔、100:管抜止装置、102:接合管、103:継手本体、104:止輪、105:押え板、105a:アーム部、105b:脚部、106:パッキン、107:押輪、108:緊締ボルト、141:鍔部、171:リブ、C:亀裂、L:長さ、S:可撓用空間、T:厚さ
Claims (11)
- 接合管が挿入される継手本体と、外周面から突出する鍔部を有し前記接合管の外周面上で固定手段によって締付固定されるCリング状の止輪と、前記鍔部を収容する凹部を有する押え板とを連結手段で連結する管継手の管抜止装置であって、
前記鍔部は、前記接合管の軸方向に沿って延設され、
前記鍔部の後側端部と前記凹部の前側壁部とを対向させて配置し、
前記後側端部と前記前側壁部との間に前記止輪の締付固定においても維持される隙間を形成する管継手の管抜止装置。 - 前記後側端部はその少なくとも一部が後方に向けて傾斜する傾斜面を有すると共に前記前側壁部はその少なくとも一部が前方に向けて傾斜する傾斜面を有し、これら傾斜面により前記隙間を後方に向けて傾斜状に形成する請求項1記載の管継手の管抜止装置。
- 前記後側端部はその少なくとも一部が後方に向けて傾斜する傾斜面を有し、前記前側端部は前方に向けて突出する突出部を有し、前記傾斜面と前記突出部の間に前記隙間を形成する請求項1記載の管継手の管抜止装置。
- 前記前側壁部はその少なくとも一部が前方に向けて傾斜する傾斜面を有し、前記後側端部は後方に向けて突出する突出部を有し、前記傾斜面と前記突出部の間に前記隙間を形成する請求項1記載の管継手の管抜止装置。
- 前記鍔部の軸方向の長さは、前記鍔部の周方向の厚さより大である請求項1~4のいずれかに記載の管継手の管抜止装置。
- 前記押え板は、その両端部及び中間部の少なくとも3か所に前記連結手段を貫通させる貫通孔を有する請求項1~5のいずれかに記載の管継手の管抜止装置。
- 前記押え板は、その両端部に前記連結手段を貫通させる貫通孔を有する請求項1~5のいずれかに記載の管継手の管抜止装置。
- 前記押え板は、前記止輪のリング本体の外周面上に周方向に沿って複数配置される請求項1~7のいずれかに記載の管継手の管抜止装置。
- 前記押え板は前記止輪のリング本体の全周に沿うCリング状を呈し、前記リング本体の外周面上に配置される請求項1~7のいずれかに記載の管継手の管抜止装置。
- 前記接合管は、プラスチック製管である請求項1~9のいずれかに記載の管継手の管抜止装置。
- 請求項1~10のいずれかに記載の管継手の管抜止装置の施工方法であって、
前記継手本体に前記接合管を挿入し、
前記接合管を挿入した継手本体、前記止輪及び前記押え板を前記連結手段で連結固定し、
連結固定された止輪を前記固定手段で締付縮径する管継手の管抜止装置の施工方法。
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