JP2022142001A - 管継手 - Google Patents

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一善 大橋
Kazuyoshi Ohashi
宏幸 高橋
Hiroyuki Takahashi
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CK Riken JV Co Ltd
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Abstract

【課題】管材の接続信頼性に優れ、接続作業が容易な管継手の提供を目的とする。【解決手段】外周に溝部又は突部を形成した管材を接続する管継手であって、前記管継手は前記溝部又は突部に嵌合するロックリングと、該ロックリングを包持する継手本体と、該継手本体の外側に螺合する袋ナットとを有し、前記継手本体は内側に、嵌合状態の前記ロックリングを軸方向から挿入する挿入部と、シールリングを保持する保持部とを有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、管材を配管接続するのに用いられる管継手に関し、特に高圧配管に用いられる管継手に係る。
管材を配管接続するのに、管継手が用いられる。
一般的に、管材に強い引き抜き力がかかることで脱管や破損等の虞があり、特に高圧配管等では使用圧力が高いため、脱管等のリスクが懸念される。
特許文献1には、管材の外周面に形成された溝部に装着するリング体と、リング体を押圧係止する押圧体と、押圧体を継手本体に押圧する係止体を有し、管材の離脱を阻止する管材継手構造を開示する。
特許文献1に開示する管材継手構造は、部品点数が多く、その接続工程も複雑である。
特許文献2には、管材の外周に形成した溝部にC型円環状の抜止めリングを装着し、袋ナットで締め込む管継手構造を開示する。
特許文献2に開示する抜止めリングは、袋ナットの締め込みにより縮径し、管材の溝部に食い込むものであるため、挿入抵抗が大きくなる比較的大きい管材の場合には、抜止めリングを圧縮するのに必要な袋ナットの締め付け力も大きくなり、接続作業が容易でない。
特開平7-119868号公報 特許第5953410号公報
本発明は、管材の接続信頼性に優れ、接続作業が容易な管継手の提供を目的とする。
本発明に係る管継手は、外周に溝部又は突部を形成した管材を接続する管継手であって、前記管継手は前記溝部又は突部に嵌合するロックリングと、該ロックリングを包持する継手本体と、該継手本体の外側に螺合する袋ナットとを有し、前記継手本体は内側に、嵌合状態の前記ロックリングを軸方向から挿入する挿入部と、シールリングを保持する保持部とを有することを特徴とする。
本発明においては、管材の外周に、例えばグルービング加工等により溝部を、あるいは転造加工等により突部を形成する。
この溝部又は突部に、例えば炭素鋼製のロックリングを嵌合し、この嵌合状態のロックリングを軸方向から継手本体の内側に挿入する。
本発明は、予め管材に嵌合したロックリングを継手本体に挿入した後、袋ナットの締め込みにより管材を引き込む。
そのため、袋ナットの締め込みによりロックリングを溝部又は突部に食い込ませる必要がなく、締め込みトルクを従来よりも小さくできる。
本発明において、前記ロックリングは一対の半割リングであり、該半割リングはそれぞれの内側に前記溝部又は突部に嵌合する嵌合部を有し、前記継手本体は前記ロックリングを径方向に包持する包持部と、該包持部に垂設して前記ロックリングに係止する係止凸部とを有し、前記包持部の外側に有するおねじ部が、前記袋ナットの内側に有するめねじ部と螺合することが好ましい。
このようにすると、ロックリングの組み付けが容易でその嵌合状態を維持しやすい。
本発明において、前記継手本体は外側に、弾性リングを装着する装着溝を有し、前記袋ナットは内側に、前記弾性リングを挿入する挿入溝を有し、接続状態において、前記弾性リングが袋ナットに係止するようにしてもよい。
このようにすると、継手本体に設けた弾性リングが袋ナットに係止するので、この袋ナットの緩みを防止する。
本発明に係る管継手は、予め管材の溝部又は突部にロックリングを組み付けた状態で、この管材の端部を継手本体に挿入し、袋ナットを締め込むことで管材の接続が完了する。
この際、袋ナットの締め込みにより管材が継手本体の奥側に引き込まれるが、ロックリングを強く締め込む必要がないため、袋ナットの締め付け力は小さく、接続作業性に優れる。
また、管材に脱管方向の力が負荷されても、管材の溝部又は突部に取り付けたロックリングが係止しているので、管材に流れる高圧流体の使用にも耐えられる。
(a)は本発明に係る管継手の部品構成例を示し、(b)はロックリングを第1管材に嵌合した状態を示す。 (a)は継手本体を装着した状態を示し、(b)は第1管材の配管接続を完了した状態を示す。 (a)は第2管材の接続前の状態を示し、(b)は管継手に第1、2管材を接続完了した状態を示す。 (a)は図1(b)の外観斜視図を、(b)は図2(b)の外観斜視図を示す。 (a)は図3(a)の外観斜視図を、(b)は図3(b)の外観斜視図を示す。 (a)~(c)は継手本体と袋ナットの部分拡大図を示す。 (a)実施例2を示し、(b)はその部分拡大図を示す。
本発明に係る管継手は、継手本体、ロックリング及び袋ナットを備える。
例えば図3(b)に示すように、管継手は、継手本体30の両側にそれぞれ第1、2ロックリング10、20及び第1、2袋ナット50、60を有して、第1、2管材1,2を配管接続する。
第1、2管材1,2は金属管、例えば管径が65A~200Aの比較的大きい圧力配管用炭素鋼鋼管であり、その外周にそれぞれリング状の溝部1a、2a又は突部1b、2bを形成してある。
図1~図6に、第1、2管材1,2の溝部1a、2aに嵌合する管継手(実施例1)を示し、図7に、突部1b、2bに嵌合する管継手(実施例2)を示す。
以下、図に基づいて説明する。
図1(a)に、継手本体30、第1ロックリング10、第1袋ナット50及び第1管材1の端部をそれぞれ示す。
継手本体30は環状に形成され、両端側にそれぞれ包持部31を有する。
継手本体30の内側には、両側にそれぞれ包持部31に垂設した係止凸部32及びシールリング40を保持する保持部33を有し、係止凸部32と包持部31の内側に挿入部34が形成されている。
挿入部34には、後述するロックリング10、20が軸方向から挿入される。
シールリング40はシール性の観点からセルフシールパッキンが好ましく、例えばシールリング40としてUパッキンが装着してある。
継手本体30の外側には、両側にそれぞれおねじ部35及び弾性リング41の装着溝36を有する。
おねじ部35は、包持部31の外側に配設され、弾性リング41としては、例えばCリングが装着してある。
装着溝36は、例えば図6に示すように、弾性リング41が第1袋ナット50を締め込む際に縮径可能であり、第1袋ナット50を所定の位置まで締め込むと拡径方向に復径し、第1袋ナット50と係止できるようにアソビを有する断面凹部形状になっている。
図1(a)に示すように、第1ロックリング10は、一対の半割リング10a、10bからなる。
半割環状である半割リング10a、10bは、例えば炭素鋼製であり、それぞれの内側に嵌合部11を有する。
本実施例においては、嵌合部11は凸形状であり、図1(b)に示すように、第1管材1の溝部1aに凸形状の嵌合部11が嵌合する。
これにより、図4(a)に示すように、第1管材1に半割リング10a、10bが装着される。
図2(a)に、嵌合状態の第1ロックリング10(半割リング10a、10b)が、継手本体30の挿入部34に挿入された状態を示す。
第1ロックリング10の先端部13は係止凸部32に対向し、その外側部12が包持部31に包持され、その後端部14が後述する第1袋ナット50に対向する。
図4(a)、(b)に示すように、第1袋ナット50は、例えば溶融亜鉛めっきを施した球状黒鉛鋳鉄製であり、環状に形成されてある。
なお、第1袋ナット50と継手本体30は、同材質であってもよい。
第1袋ナット50は、外周に引掛け溝53を形成してあるが、同様な引掛け溝37を継手本体30の外周にも形成してある。
これにより、引掛けスパナを引掛け溝37,53に引掛けるようにして締め込みことができ、締め込み作業がしやすい。
図2(a)、(b)に示すように、第1袋ナット50の内側には、螺入側端部に先端凸部54、先端凸部54に隣設した挿入溝51及び挿入溝51の奥側にめねじ部52を有する。
めねじ部52は、継手本体30のおねじ部35に沿って締め込まれる。
図6に、継手本体30と第1袋ナット50の部分拡大図を示す。
図6(a)に示すように、先端凸部54は内側に向かって突出し、挿入溝51は内側が開口した断面凹部状である。
第1袋ナット50が締め込まれていくと、先端凸部54が装着部36に装着された弾性リング41に近接する。
近接した先端凸部54は、図6(b)に示すように弾性リング41に当接し、弾性リング41を装着溝36の内側に押圧して、縮径させる。
また、継手本体30と第1袋ナット50が互いに締め込まれることで、相対的に第1管材1が継手本体30の内側に引き込まれる。
第1袋ナット50のねじ込みが進むと、図6(c)に示すように、先端凸部54の押圧から逃れた弾性リング41が、挿入溝51に向かって拡径し、挿入される。
挿入溝51に挿入された弾性リング41は、先端凸部54に係止するため、第1袋ナット50の緩みが抑制される。
なお、継手本体30の外側であって、接続完了状態において第1袋ナット50の先端凸部54に対向する対壁部38に、例えば着色等の印を施しておいてもよい。
これにより、接続完了が目視で確認できる。
図3に、さらに第2管材2を管継手に配管接続する例を示す。
なお、図3(a)、図5(a)等に示すように、第2ロックリング20の形状等は第1ロックリング10と同様であり、第2袋ナット60は第1袋ナット50と同様である。
接続方法としては、第1管材1の場合と同様である。
まず、図3(a)に示すように第2袋ナット60の内側に第2管材2を貫通させ、第2ロックリング20(半割リング20a、20b)の凸形状の嵌合部21を、第2管材2の溝部2aに嵌合する。
次に、第2管材2の端部を継手本体30の内側に挿入し、上記嵌合状態の第2ロックリング20を継手本体30の挿入部34に挿入する。
第2袋ナット60は、その挿入溝61に継手本体30の弾性リング41が挿入されるまで、めねじ部62とおねじ部35を螺合する。
この際、第2袋ナット60の引掛け溝63に、引掛けスパナを引掛けるようにして締め込むことができる。
第1、第2管材1,2が管継手に接続された状態を、図3(b)、図5(b)に示す。
接続状態において、第1、2ロックリング10、20が継手本体30の包持部31に包持されていることで、ロックリングと管材の嵌合状態が維持される。
また、例えば第1管材1に強い引き抜き力がかかると、管材に嵌合している第1ロックリング10の先端部13及び/又は後端部14に、継手本体30の係止凸部32及び/又は第1袋ナット50が係止する。
図7に、実施例2を示す。
本実施例の第1、2ロックリング10、20は、それぞれの内側に凹形状の嵌合部11、21を有する。
第1、2管材1,2の突部1b、2bに対し、凹形状の嵌合部11,21が外側から嵌合するので、嵌合部11、21が突部1b、2bに係止する。
1 第1管材
1a 溝部
1b 突部
2 第2管材
2a 溝部
2b 突部
10 第1ロックリング
11 嵌合部
20 第2ロックリング
21 嵌合部
30 継手本体
31 包持部
32 係止凸部
33 保持部
34 挿入部
35 おねじ部
36 装着溝
40 シールリング
41 弾性リング
50 第1袋ナット
51 挿入溝
52 めねじ部
60 第2袋ナット
61 挿入溝
62 めねじ部

Claims (3)

  1. 外周に溝部又は突部を形成した管材を接続する管継手であって、
    前記管継手は前記溝部又は突部に嵌合するロックリングと、該ロックリングを包持する継手本体と、該継手本体の外側に螺合する袋ナットとを有し、
    前記継手本体は内側に、嵌合状態の前記ロックリングを軸方向から挿入する挿入部と、シールリングを保持する保持部とを有することを特徴とする管継手。
  2. 前記ロックリングは一対の半割リングであり、該半割リングはそれぞれの内側に前記溝部又は突部に嵌合する嵌合部を有し、
    前記継手本体は前記ロックリングを径方向に包持する包持部と、該包持部に垂設して前記ロックリングに係止する係止凸部とを有し、
    前記包持部の外側に有するおねじ部が、前記袋ナットの内側に有するめねじ部と螺合することを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 前記継手本体は外側に、弾性リングを装着する装着溝を有し、
    前記袋ナットは内側に、前記弾性リングを挿入する挿入溝を有し、
    接続状態において、前記弾性リングが袋ナットに係止することを特徴とする請求項1又は2に記載の管継手。
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