WO2014196018A1 - フィーダおよび実装機 - Google Patents

フィーダおよび実装機 Download PDF

Info

Publication number
WO2014196018A1
WO2014196018A1 PCT/JP2013/065459 JP2013065459W WO2014196018A1 WO 2014196018 A1 WO2014196018 A1 WO 2014196018A1 JP 2013065459 W JP2013065459 W JP 2013065459W WO 2014196018 A1 WO2014196018 A1 WO 2014196018A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
feeder
mounting machine
type
mounting
component
Prior art date
Application number
PCT/JP2013/065459
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
浩和 小池
Original Assignee
富士機械製造株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士機械製造株式会社 filed Critical 富士機械製造株式会社
Priority to US14/891,764 priority Critical patent/US10015918B2/en
Priority to PCT/JP2013/065459 priority patent/WO2014196018A1/ja
Priority to EP13886477.2A priority patent/EP3007535B1/en
Priority to JP2015521199A priority patent/JP6096294B2/ja
Priority to CN201380077165.2A priority patent/CN105265034B/zh
Publication of WO2014196018A1 publication Critical patent/WO2014196018A1/ja

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0417Feeding with belts or tapes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H20/00Advancing webs
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/08Monitoring manufacture of assemblages

Abstract

 本明細書は、実装機に装着して使用され、実装機が基板上に実装する部品を供給するように構成されたフィーダを開示する。そのフィーダは、第1の態様の部品供給動作を行う第1の種別のフィーダと互換性を有しており、かつ第2の態様の部品供給動作を行うことが可能な第2の種別のフィーダである。そのフィーダは、実装機から第1のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を実装機に送信して、第1の態様の部品供給動作を行い、実装機から第2のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を実装機に送信して、第2の態様の部品供給動作を行うように構成されている。

Description

フィーダおよび実装機
 本明細書は、実装機に装着して使用され、実装機が基板上に実装する部品を供給するように構成されたフィーダと、フィーダが装着され、フィーダにより供給される部品を基板上に実装するように構成された実装機に関する。
 特開2009-123892号公報に、実装機に装着して使用され、実装機が基板上に実装する部品を供給するように構成されたフィーダと、フィーダが装着され、フィーダにより供給される部品を基板上に実装するように構成された実装機が開示されている。特許文献1の技術では、実際のフィーダのバージョンと、フィーダに要求される要求バージョンが一致するか否かを判断し、両者が一致しない場合に、その結果を利用者に報知する。
 フィーダの研究開発は日夜進められており、従来から使用されているフィーダに改良を加えて、より高性能なフィーダの提供が可能となることがある。高性能なフィーダが開発されると、フィーダの提供者としては、従来から使用されている旧型のフィーダの生産を終了し、高性能な新型のフィーダのみを生産するように生産体制を切り替えることが望ましい。しかしながら、従来から使用されている実装機は、従来から使用されているフィーダのみに対応しており、新たに開発されたフィーダには対応していないことが多い。このため、フィーダの提供者が従来から使用されているフィーダの生産を終了すると、従来から使用されている実装機を今後も使用し続ける利用者の利便性を損なうおそれがある。
 また、実装機の提供者が、新たに開発されたフィーダに対応する新たな実装機を提供する際には、新たな実装機が従来から使用されているフィーダに対応できなければ、従来から使用されているフィーダを今後も使用し続ける利用者の利便性を損なってしまう。
 本明細書は、上記の課題を解決する技術を開示する。本明細書では、利用者の利便性を損なうことなく、従来から使用されているフィーダおよび実装機と置き換え可能なフィーダおよび実装機を開示する。
 本明細書は、実装機に装着して使用され、実装機が基板上に実装する部品を供給するように構成されたフィーダを開示する。そのフィーダは、第1の態様の部品供給動作を行う第1の種別のフィーダと互換性を有しており、かつ第2の態様の部品供給動作を行うことが可能な第2の種別のフィーダである。そのフィーダは、実装機から第1のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を実装機に送信して、第1の態様の部品供給動作を行い、実装機から第2のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を実装機に送信して、第2の態様の部品供給動作を行うように構成されている。
 上記のフィーダによれば、第1の種別のフィーダに対応している実装機に装着して第1の態様の部品供給動作を行うこともできるし、第2の種別のフィーダに対応している実装機に装着して第2の態様の部品供給動作を行うこともできる。このため、利用者の利便性を損なうことなく、従来から使用されているフィーダと置き換えることができる。
 本明細書は、フィーダが装着され、フィーダにより供給される部品を基板上に実装するように構成された実装機も開示する。その実装機は、実装機から第1のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を実装機に送信して、第1の態様の部品供給動作を行う第1の種別のフィーダと、実装機から第2のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を実装機に送信して、第2の態様の部品供給動作を行う第2の種別のフィーダの何れについても装着可能である。その実装機は、フィーダが装着されると、フィーダに第2のコマンドでフィーダ情報の要求を行い、フィーダから第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を受信すると、フィーダの第2の態様の部品供給動作に適応した第2の態様の部品実装動作を行い、フィーダから第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を受信しない場合に、フィーダに第1のコマンドでフィーダ情報の要求を行い、フィーダから第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を受信すると、フィーダの第1の態様の部品供給動作に適応した第1の部品実装動作を行うように構成されている。
 上記の実装機によれば、第1の種別のフィーダを装着して、フィーダの第1の態様の部品供給動作に適応した第1の部品実装動作を行うこともできるし、第2の種別のフィーダを装着して、フィーダの第2の態様の部品供給動作に適応した第2の部品実装動作を行うこともできる。このため、利用者の利便性を損なうことなく、従来から使用されている実装機と置き換えることができる。
実施例の部品実装システム10の構成を模式的に示す図である。 第1の種別の実装機に第1の種別のフィーダを装着した場合の、実装機とフィーダの動作の概要を示す図である。 第1の種別の実装機に第2の種別のフィーダを装着した場合の、実装機とフィーダの動作の概要を示す図である。 第2の種別の実装機に第1の種別のフィーダを装着した場合の、実装機とフィーダの動作の概要を示す図である。 第2の種別の実装機に第2の種別のフィーダを装着した場合の、実装機とフィーダの動作の概要を示す図である。 生産計画により指定されている動作状態を優先する第1の動作モードと、実現可能な動作状態を優先する第2の動作モードの間での切換処理を説明するフローチャートである。
(実施例)
 図1は実施例に係る部品実装システム10の構成を模式的に示している。部品実装システム10は、複数の実装機12,14,16と、それぞれの実装機12,14,16を順に経由するように回路基板Bを搬送する搬送経路18を備えている。図に示す例では、部品実装システム10が3台の実装機を備える場合を示しているが、実装機の台数はこれに限られない。それぞれの実装機12,14,16は、各種の構成要素の動作を制御するための実装機コントローラ12a,14a,16aを備えている。
 実装機12には、複数のフィーダ20,22,24が装着される。同様に、実装機14には、複数のフィーダ26,28,30が装着され、実装機16には、複数のフィーダ32,34,36が装着される。図に示す例では、それぞれの実装機12,14,16に3台ずつのフィーダが装着される場合を示しているが、実装機に装着されるフィーダの台数はこれに限られない。それぞれのフィーダ20,22,24,26,28,30,32,34,36は、各種の構成要素の動作を制御するためのフィーダコントローラ20a,22a,24a,26a,28a,30a,32a,34a,36aを備えている。フィーダ20,22,24が実装機12に装着されると、フィーダコントローラ20a,22a,24aは実装機コントローラ12aと通信可能となる。同様に、フィーダ26,28,30が実装機14に装着されると、フィーダコントローラ26a,28a,30aは実装機コントローラ14aと通信可能となり、フィーダ32,34,36が実装機16に装着されると、フィーダコントローラ32a,34a,36aは実装機コントローラ16aと通信可能となる。
 それぞれのフィーダ20,22,24,26,28,30,32,34,36は、実装機12,14,16に、回路基板Bへ実装すべき部品を供給する。本実施例におけるフィーダ20,22,24,26,28,30,32,34,36は、例えば、部品が所定の間隔で貼着されたテープをサーボモータの駆動によって所定の送り速度で所定の送り量で順に送り出す、テープフィーダである。
 実装機12,14,16は、装着されているフィーダ20,22,24,26,28,30,32,34,36から供給される部品を、部品実装用のヘッド(図示せず)によって取り出して、回路基板B上に実装するように構成されている。
 実装機12,14,16の実装機コントローラ12a,14a,16aは、生産管理コンピュータ38と通信可能である。生産管理コンピュータ38は、実装機12,14,16,フィーダ20,22,24,26,28,30,32,34,36,搬送経路18等の動作を制御する。
 本実施例の部品実装システム10では、実装機12,14,16として、第1の種別の実装機を用いることもできるし、第2の種別の実装機を用いることもできる。本実施例では、第1の種別の実装機は、従来から使用されている旧型の実装機であり、第2の種別の実装機は、第1の種別の実装機と置き換えて使用可能な新型の実装機である。
 また、本実施例の部品実装システム10では、フィーダ20,22,24,26,28,30,32,34,36として、第1の種別のフィーダを用いることもできるし、第2の種別のフィーダを用いることもできる。本実施例では、第1の種別のフィーダは、従来から使用されている旧型のフィーダであり、第2の種別のフィーダは、第1の種別のフィーダと置き換えて使用可能な新型のフィーダである。
 第1の種別のフィーダは、実装機から第1のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、実装機に第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を送信する。その後、第1の種別のフィーダは、第1の態様の部品供給動作を行って、実装機に部品を供給する。本実施例では、第1の態様の部品供給動作では、所定の送り速度(第1の送り速度)で部品が貼着されたテープを送り出して、実装機に対する部品の供給動作を行う。第1の種別のフィーダは、第1のコマンド以外のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、実装機に異常応答を送信する。
 第2の種別のフィーダは、実装機から第2のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、実装機に第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を送信する。その後、第2の種別のフィーダは、第2の態様の部品供給動作を行って、実装機に部品を供給する。本実施例では、第2の態様の部品供給動作では、第1の送り速度よりも速い所定の送り速度(第2の送り速度)で部品が貼着されたテープを送り出して、実装機に対する部品の供給動作を行う。また、第2の種別のフィーダは、実装機から第1のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、実装機に第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を送信する。その後、第2の種別のフィーダは、第1の態様の部品供給動作を行って、すなわち第1の送り速度で部品が貼着されたテープを送り出して、実装機に部品を供給する。
 第1の種別の実装機は、フィーダが装着されると、フィーダに第1のコマンドでフィーダ情報の要求を行う。その後、フィーダから第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を受信すると、フィーダの第1の態様の部品供給動作に適応した第1の態様の部品実装動作を行う。第1の態様の部品実装動作では、第1の送り速度で部品を供給するフィーダの動作に合わせて、ヘッドによる部品の取り出しと回路基板Bへの部品の実装を行う。
 第2の種別の実装機は、フィーダが装着されると、まずフィーダに第2のコマンドでフィーダ情報の要求を行う。その後、フィーダから第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を受信すると、フィーダの第2の態様の部品供給動作に適応した第2の態様の部品実装動作を行う。第2の態様の部品実装動作では、第2の送り速度で部品を供給するフィーダの動作に合わせて、ヘッドによる部品の取り出しと回路基板Bへの部品の実装を行う。このため、第2の態様の部品実装動作では、第1の態様の部品実装動作に比べて、ヘッドによる部品の取り出し動作が速くなり、部品実装動作のタクトタイムは短いものとなる。フィーダから第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を受信しない場合には、第2の種別の実装機は、次いでフィーダに第1のコマンドでフィーダ情報の要求を行う。その後、フィーダから第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を受信すると、第2の種別の実装機は、フィーダの第1の態様の部品供給動作に適応した第1の態様の部品実装動作を行う。
 図2に示すように、第1の種別の実装機に第1の種別のフィーダが装着された場合には、実装機からフィーダに第1のコマンドでフィーダ情報の要求が行われる。そして、フィーダから実装機に、第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報が送信される。その後、フィーダは第1の態様の部品供給動作を行い、実装機は第1の態様の部品供給動作に対応した第1の態様の部品実装動作を行う。
 図3に示すように、第1の種別の実装機に第2の種別のフィーダが装着された場合には、実装機からフィーダに第1のコマンドでフィーダ情報の要求が行われる。そして、フィーダから実装機に、第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報が送信される。その後、フィーダは第1の態様の部品供給動作を行い、実装機は第1の態様の部品供給動作に対応した第1の態様の部品実装動作を行う。
 図4に示すように、第2の種別の実装機に第1の種別のフィーダが装着された場合には、まず実装機からフィーダに第2のコマンドでフィーダ情報の要求が行われる。そして、フィーダから実装機に、異常応答が送信される。次いで、実装機からフィーダに第1のコマンドでフィーダ情報の要求が行われる。そして、フィーダから実装機に、第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報が送信される。その後、フィーダは第1の態様の部品供給動作を行い、実装機は第1の態様の部品供給動作に対応した第1の態様の部品実装動作を行う。
 図5に示すように、第2の種別の実装機に第2の種別のフィーダが装着された場合には、まず実装機からフィーダに第2のコマンドでフィーダ情報の要求が行われる。そして、フィーダから実装機に、第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報が送信される。その後、フィーダは第2の態様の部品供給動作を行い、実装機は第2の態様の部品供給動作に対応した第2の態様の部品実装動作を行う。
 以上のように、本実施例の部品実装システムでは、従来から使用されている第1の種別の実装機に対して、第1の種別のフィーダを装着して使用することもできるし、第2の種別のフィーダを装着して使用することもできる。このため、部品実装システムの供給者が、仮に第1の種別のフィーダの生産を終了して、第2の種別のフィーダのみを生産するようにした場合でも、第1の種別の実装機を使用し続ける利用者に対する利便性を損ねることがない。
 本実施例の部品実装システムによれば、第2の種別の実装機に対して、従来から使用されている第1の種別のフィーダを装着することもできるし、第2の種別のフィーダを装着することもできる。このため、第1の種別の実装機を第2の種別の実装機に置き換えた場合であっても、従来から使用している第1の種別のフィーダをそのまま継続して使用し続けることができる。また、第2の種別の実装機に第2の種別のフィーダを装着することによって、従来に比べてより高速な部品実装を実現することができる。
 なお、第1のコマンドと第2のコマンドは、同じ通信方式で通信される異なるコマンドであってもよいしき、異なる通信方式で通信されるコマンドであってもよい。例えば、第1のコマンドは暗号化されていない通信方式によって通信されるコマンドであり、第2のコマンドは暗号化されている通信方式によって通信されるコマンドであってもよい。
 本実施例の部品実装システム10では、生産管理コンピュータ38が、部品実装最適化(オプチマイズ)プログラムを実行することで、部品実装システム10における生産計画を生成する。生産管理コンピュータ38により生成される生産計画では、フィーダ20,22,24,26,28,30,32,34,36によって供給する部品の種類と、フィーダ20,22,24,26,28,30,32,34,36が行うべき部品供給動作および実装機12,14,16が行うべき部品実装動作が指定されている。
 本実施例の部品実装システム10によれば、生産管理コンピュータ38が最適化プログラムによって生産計画を生成する際に、フィーダが第1の態様の部品供給動作を行い、実装機が第1の態様の部品実装動作を行う第1の動作状態を優先して指定するモードと、フィーダが第2の態様の部品供給動作を行い、実装機が第2の態様の部品実装動作を行う第2の動作状態を優先して指定するモードの、何れかを利用者が選択しておくことができる。本実施例の部品実装システム10では、第2の動作状態を実現するためには、第2の種別の実装機と第2の種別のフィーダが必要となる。しかしながら、第2の種別の実装機と第2の種別のフィーダの両方を利用者が所有していない場合には、第2の動作状態を実現することはできない。上記のように、第1の動作状態を優先して指定するモードと、第2の動作状態を優先して指定するモードを、利用者が選択できるように構成することで、利用者の有する実装機およびフィーダの実情に合わせた生産計画を生成することができる。なお、上記のようなモードの選択を、フィーダの形態別に行うことが可能となるように構成してもよい。例えば、フィーダがテープフィーダである場合に、テープ幅が12mmのものについては第2の動作状態を優先して指定するモードとし、テープ幅が8mm、16mmのものについては第1の動作状態を優先して指定するモードとするように、利用者が選択できるように構成してもよい。
 本実施例の部品実装システム10では、生産計画により指定されているフィーダおよび実装機の組み合わせの動作状態を優先する第1の動作モードと、実際のフィーダおよび実装機で実現可能な動作状態を優先する第2の動作モードの間で切換可能である。以下では、図6のフローチャートを参照しながら、各モードについて説明する。
 ステップS2で、生産管理コンピュータ38は生産計画を生成し、ステップS4で、生産管理コンピュータ38は、生産計画で指定されている動作状態が実際のフィーダおよび実装機の組み合わせで実現可能な動作状態と一致するか否かを判断する。実際のフィーダおよび実装機の組み合わせについての情報は、実装機コントローラ12a,14a,16aから生産管理コンピュータ38へ送信される。生産計画で指定されている動作状態が実際のフィーダおよび実装機の組み合わせで実現可能な動作状態と一致する場合(ステップS4でYESの場合)、処理はステップS12へ進み、生産計画で指定されている動作状態でフィーダおよび実装機を動作させるように、生産管理コンピュータ38から実装機コントローラ12a,14a,16aへ指示が送信される。
 生産計画で指定されている動作状態と実現可能な動作状態が一致しない場合(ステップS4でNOの場合)、処理はステップS6へ進み、生産管理コンピュータ38は、生産計画により指定されている動作状態を優先する第1の動作モードと、実現可能な動作状態を優先する第2の動作モードの何れが選択されているかを判断する。
 ステップS6で第1の動作モードが選択されている場合、処理はステップS8へ進み、生産管理コンピュータ38は、利用者に警告を発して、フィーダおよび実装機の交換を促す。ステップS10では、生産管理コンピュータ38は、フィーダおよび実装機の交換がなされるまで待機する。フィーダおよび実装機の交換がなされると、実装機コントローラ12a,14a,16aから生産管理コンピュータ38へその旨が送信される。利用者によってフィーダおよび実装機の交換がなされると(ステップS10でYESとなると)、処理はステップS12へ進み、生産計画で指定されている動作状態でフィーダおよび実装機を動作させるように、生産管理コンピュータ38から実装機コントローラ12a,14a,16aへ指示が送信される。このように、部品実装システム10を第1の動作モードで動作させることで、最適化プログラムで生成された生産計画通りに回路基板Bへの部品実装作業を行うことができ、予想されるタクトタイムと実際のタクトタイムの間の誤差を小さくすることができる。
 ステップS6で第2の動作モードが選択されている場合、処理はステップS14へ進み、実際のフィーダおよび実装機の組み合わせで実現可能な動作状態で、フィーダおよび実装機を動作させるように、生産管理コンピュータ38から実装機コントローラ12a,14a,16aへ指示が送信される。この場合、実際のタクトタイムは生産計画から予想されるタクトタイムとは異なるものとなる。しかしながら、利用者が現有するフィーダおよび実装機を最大限に活用して、回路基板Bへの部品実装作業を行うことができる。
 なお、第2の動作モードが選択されている場合に、生産管理コンピュータ38が生産計画を再生成するように、部品実装システム10を構成することもできる。この場合、生産管理コンピュータ38が最適化プログラムによって生産計画を再生成する際に、実際のフィーダおよび実装機の組み合わせで実現可能な動作状態が優先して指定される。その後、再生成された生産計画で指定されている動作状態でフィーダおよび実装機を動作させるように、生産計画コンピュータ38から実装機コントローラ12a,14a,16aに指示を送信することで、生産計画通りに回路基板Bへの部品実装作業を行うことができ、予想されるタクトタイムと実際のタクトタイムの間の誤差を小さくすることができる。
 また、第1の動作モードが選択されており、ステップS8で生産管理コンピュータ38が利用者にフィーダおよび実装機の交換を促す警告を発した時点で、利用者によって第1の動作モードから第2の動作モードへ切換可能なように、部品実装システム10を構成してもよい。この場合、切り替え後の第2の動作モードにおいては、ステップS14のように、生産管理コンピュータ38が、実際のフィーダおよび実装機の組み合わせで実現可能な動作状態でフィーダおよび実装機を動作させてもよいし、上述したように、生産管理コンピュータ38が、実際のフィーダおよび実装機の組み合わせで実現可能な動作状態に合わせて、生産計画を再生成してもよい。
 なお、上記の実施例において、生産管理コンピュータ38が行っている処理のうち、生産計画の生成(および再生成)を除いたものについては、各実装機コントローラ12a,14a,16aが行うように、部品実装システム10を構成してもよい。
 本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して詳細に説明した。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善されたフィーダおよび実装機を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
 また、上記の詳細な説明で開示された特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、上記の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、特許請求の範囲に記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
 本明細書及び/又は特許請求の範囲に記載された全ての特徴は、実施例及び/又は特許請求の範囲に記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびに特許請求の範囲に記載された特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。
 以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。

Claims (2)

  1.  実装機に装着して使用され、実装機が基板上に実装する部品を供給するように構成されたフィーダであって、
     第1の態様の部品供給動作を行う第1の種別のフィーダと互換性を有しており、かつ第2の態様の部品供給動作を行うことが可能な第2の種別のフィーダであって、
     実装機から第1のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を実装機に送信して、第1の態様の部品供給動作を行い、実装機から第2のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を実装機に送信して、第2の態様の部品供給動作を行うように構成されている、フィーダ。
  2.  フィーダが装着され、フィーダにより供給される部品を基板上に実装するように構成された実装機であって、
     実装機から第1のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を実装機に送信して、第1の態様の部品供給動作を行う第1の種別のフィーダと、実装機から第2のコマンドでフィーダ情報の要求を受けると、第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を実装機に送信して、第2の態様の部品供給動作を行う第2の種別のフィーダの何れについても装着可能であって、
     フィーダが装着されると、フィーダに第2のコマンドでフィーダ情報の要求を行い、フィーダから第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を受信すると、フィーダの第2の態様の部品供給動作に適応した第2の態様の部品実装動作を行い、フィーダから第2の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を受信しない場合に、フィーダに第1のコマンドでフィーダ情報の要求を行い、フィーダから第1の種別のフィーダであることを示すフィーダ情報を受信すると、フィーダの第1の態様の部品供給動作に適応した第1の部品実装動作を行うように構成されている、実装機。
PCT/JP2013/065459 2013-06-04 2013-06-04 フィーダおよび実装機 WO2014196018A1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/891,764 US10015918B2 (en) 2013-06-04 2013-06-04 Feeder and mounting machine
PCT/JP2013/065459 WO2014196018A1 (ja) 2013-06-04 2013-06-04 フィーダおよび実装機
EP13886477.2A EP3007535B1 (en) 2013-06-04 2013-06-04 Feeder and mounter
JP2015521199A JP6096294B2 (ja) 2013-06-04 2013-06-04 フィーダおよび実装機
CN201380077165.2A CN105265034B (zh) 2013-06-04 2013-06-04 供料器及安装机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/065459 WO2014196018A1 (ja) 2013-06-04 2013-06-04 フィーダおよび実装機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2014196018A1 true WO2014196018A1 (ja) 2014-12-11

Family

ID=52007694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2013/065459 WO2014196018A1 (ja) 2013-06-04 2013-06-04 フィーダおよび実装機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10015918B2 (ja)
EP (1) EP3007535B1 (ja)
JP (1) JP6096294B2 (ja)
CN (1) CN105265034B (ja)
WO (1) WO2014196018A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6603705B2 (ja) * 2015-03-31 2019-11-06 株式会社Fuji 自動スプライシング装置
JP6748718B2 (ja) * 2016-07-08 2020-09-02 株式会社Fuji 生産計画作成システム及び生産計画作成方法
US11683920B2 (en) * 2017-11-06 2023-06-20 Fuji Corporation Component mounting line
CN112055529B (zh) * 2019-06-06 2022-04-05 深圳市瑞微智能有限责任公司 一种用于smt贴片机的上料方法及上料组件

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006509359A (ja) * 2002-12-10 2006-03-16 アッセンブレオン エヌ ヴィ 異なる種類のフィーダ機構及び表面実装装置を結合するために用いられるフィーダカート
JP2009123892A (ja) 2007-11-14 2009-06-04 Yamaha Motor Co Ltd 部品供給方法、表面実装機、フィーダ及び台車
JP2010182768A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Yamaha Motor Co Ltd 表面実装機および部品供給装置のデータ送信システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3802953B2 (ja) * 1996-10-04 2006-08-02 富士機械製造株式会社 フィーダおよび回路部品供給システム
JP2002232190A (ja) * 2001-02-02 2002-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品実装装置におけるフィーダ配置データ作成装置およびフィーダ配置データ作成方法
DE102005054921A1 (de) * 2004-12-13 2006-06-22 Assembléon N.V. Berührungslose Schnittstelle für Bestückungsmaschinen
JP4813444B2 (ja) * 2007-11-14 2011-11-09 ヤマハ発動機株式会社 部品供給方法、表面実装機、フィーダ及び台車
JP4926919B2 (ja) * 2007-11-14 2012-05-09 ヤマハ発動機株式会社 実装システム
JP2010010272A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Yamaha Motor Co Ltd 部品実装装置および部品実装方法
JP5478163B2 (ja) * 2009-09-07 2014-04-23 富士機械製造株式会社 電子部品供給装置および電子部品供給方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006509359A (ja) * 2002-12-10 2006-03-16 アッセンブレオン エヌ ヴィ 異なる種類のフィーダ機構及び表面実装装置を結合するために用いられるフィーダカート
JP2009123892A (ja) 2007-11-14 2009-06-04 Yamaha Motor Co Ltd 部品供給方法、表面実装機、フィーダ及び台車
JP2010182768A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Yamaha Motor Co Ltd 表面実装機および部品供給装置のデータ送信システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP3007535A1 (en) 2016-04-13
JP6096294B2 (ja) 2017-03-15
US20160128247A1 (en) 2016-05-05
CN105265034B (zh) 2018-12-21
CN105265034A (zh) 2016-01-20
JPWO2014196018A1 (ja) 2017-02-23
US10015918B2 (en) 2018-07-03
EP3007535A4 (en) 2016-08-31
EP3007535B1 (en) 2020-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10274923B2 (en) CPU of PLC, system program for PLC, and recording medium storing system program for PLC
JP6096294B2 (ja) フィーダおよび実装機
US9618922B2 (en) CPU of PLC, system program for PLC, and recording medium storing system program for PLC
JP5504088B2 (ja) 部品実装ラインの部品補給最適化装置及び部品補給最適化方法
US20040225391A1 (en) Monitoring and reporting incremental job status system and method
JP2014056901A (ja) 部品実装システム
CN110161984B (zh) 控制装置、控制系统、控制方法以及存储介质
JP6626240B2 (ja) コントローラ
JP2013074088A5 (ja)
WO2012124198A1 (ja) 制御装置およびシステムプログラムならびに記録媒体
JP2009111106A (ja) 部品実装機のフィーダ配置最適化方法
EP3032488A1 (en) Method and device for management of electronic component mounting system having plurality of manufacturing lines
JP2005064722A5 (ja)
WO2015049764A1 (ja) 実装装置及び実装管理装置
JP6328625B2 (ja) 部品実装システム
JP5649120B2 (ja) 分散型制御システム
JP2006190913A (ja) 部品実装方法及びシステム
CN109709904B (zh) 从机装置、主机装置以及工业用网络系统
JP2010073958A (ja) 部品実装機のフィーダ配置最適化方法
JP5471588B2 (ja) モータ駆動装置
JP5186055B2 (ja) 電気回路板組立システム
JP4744321B2 (ja) 部品実装方法
JP2010214503A (ja) ロボット及びユニットコントローラ及び制御ユニット間協調制御方法
JP2011040795A (ja) 電気回路板組立ライン
WO2015134413A1 (en) Systems, methods, and software for flexible manufacturing of hot-runner assemblies

Legal Events

Date Code Title Description
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 201380077165.2

Country of ref document: CN

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 13886477

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2015521199

Country of ref document: JP

Kind code of ref document: A

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2013886477

Country of ref document: EP

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE