WO2014054086A1 - 流体浄化装置 - Google Patents

流体浄化装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2014054086A1
WO2014054086A1 PCT/JP2012/006440 JP2012006440W WO2014054086A1 WO 2014054086 A1 WO2014054086 A1 WO 2014054086A1 JP 2012006440 W JP2012006440 W JP 2012006440W WO 2014054086 A1 WO2014054086 A1 WO 2014054086A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
processing fluid
filter
fluid
processing
filter means
Prior art date
Application number
PCT/JP2012/006440
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
靖彦 堀江
大祐 村松
倫壱 井▲崎▼
智宏 井上
Original Assignee
株式会社日進製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日進製作所 filed Critical 株式会社日進製作所
Priority to PCT/JP2012/006440 priority Critical patent/WO2014054086A1/ja
Publication of WO2014054086A1 publication Critical patent/WO2014054086A1/ja

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • B03C1/28Magnetic plugs and dipsticks
    • B03C1/284Magnetic plugs and dipsticks with associated cleaning means, e.g. retractable non-magnetic sleeve
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • B03C1/025High gradient magnetic separators
    • B03C1/031Component parts; Auxiliary operations
    • B03C1/032Matrix cleaning systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • B03C1/28Magnetic plugs and dipsticks
    • B03C1/286Magnetic plugs and dipsticks disposed at the inner circumference of a recipient, e.g. magnetic drain bolt
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C2201/00Details of magnetic or electrostatic separation
    • B03C2201/18Magnetic separation whereby the particles are suspended in a liquid

Definitions

  • the flow path 32 is closed by the control valve 50.
  • the heavy oil from the inflow port 30 is guided only to the filter unit 38.
  • the heavy oil filtered by the filter unit 38 is guided back to the filter unit 36.
  • cleaning is performed because heavy oil flows back through the filter 40.
  • the control valve 52 is controlled to open at the time of cleaning, the heavy oil that has flowed back through the filter unit 36 is discarded from the disposal port 56. Thereby, clogging of the filter 40 can be eliminated.
  • the first filter means 82 is the non-backwash target filter means
  • the second filter means 84 is the backwash target filter means.
  • the CPU 200 acquires the detected pressure of the pressure sensor 120 provided in the fluid flow path 118 between the processing fluid discharge ports of the first magnetic filter 92 and the second magnetic filter 94 and the valve 98 (step S5).
  • a throttle 101 (a portion where the inner diameter of the fluid flow path 118 is reduced) is provided in the vicinity of the discharge port 99. Thereby, a pressure difference corresponding to the flow rate is generated between the upstream side and the downstream side of the throttle unit 101.
  • the pressure sensor 120 measures the flow rate indirectly by measuring this pressure difference (the pressure on the downstream side of the throttle unit 101 is atmospheric pressure and thus measurement is not necessary).
  • the first magnetic filter 92 becomes the object of back washing, and steps S17, S18, and S19 are executed.
  • the CPU 200 performs control in the filtration mode when the backwashing is completed.
  • the CPU 200 controls the liquid removal / solidification unit 100 in parallel to perform liquid removal / solidification processing.
  • coolant from the magnetic filter that is not subject to backwashing is not used for backwashing, but two or more kinds of coolants from the accumulator 96, the buffer tank 104, and the recovery tank 106 may be combined and used for backwashing.

Abstract

 【課題】 装置の大型化を避けつつ、適切なフィルタ洗浄を行うことのできる流体浄化装置を提供する。 【手段】 濾過モードにおいては、供給手段80から処理流体が供給される。この処理流体は、第一のフィルタ手段82、第二のフィルタ手段84によって濾過された後、工作機械など処理流体を必要とする機器に送られる。逆洗モードにおいては、切換手段88、89を切り換えて、第一のフィルタ手段82において濾過された処理流体を、第二のフィルタ手段84に対し、逆送させるように流す。また、処理流体蓄積手段86に蓄積されている処理流体を、第二のフィルタ手段84に対し、逆送させるように流す。これにより、第一のフィルタ手段82からの処理流体と、処理流体蓄積手段86からの処理流体の双方によって、第二のフィルタ手段84を逆洗することができる。 

Description

流体浄化装置
 この発明は、流体浄化装置に用いられるフィルタの洗浄機構と洗浄方法に関するものであり、特に濾過後の清浄な流体等を逆送させることによってフィルタの洗浄を行うフィルタの洗浄機構と洗浄方法に関するものである。
 工作機械のクーラント(切削液、研削液など)は、被加工物の加工を重ねることで切削屑などが混ざり汚れるため、フィルタによって濾過することが行われている。研削盤やホーニング盤などの工作機械における加工後のクーラントには、研削屑に加えて、砥石から剥がれた砥粒や結合材なども含まれる。これらの切削屑や研削屑、砥粒、結合材などの微粒子を除去し、クーラントとして再度使用可能にするクーラント浄化装置が用いられている。
 特開2011-11205号公報には、図12Aに示すような磁気フィルタが開示され、この磁気フィルタの洗浄方法が示されている。図12Aは、濾過処理を行っている場合(濾過モード)を示している。積層された永久磁石2の周囲に、磁性体からなるフィルタ部材4を収納した筐体6を設けている。
 筐体6の下部には処理流体導入口8が設けられ、上部には処理流体排出口10が設けられている。加工後のクーラントは、供給ポンプ(図示せず)により、流体流路12、三方弁16を介して、処理流体導入口8に導かれる。処理流体導入口8に導かれた加工後のクーラントは、フィルタ部材4の間を通過して、処理流体排出口10から排出される。加工後のクーラントは、フィルタ部材4の間を通過する際、永久磁石2の磁場によって加工後のクーラント中の磁性体粒子などがフィルタ部材4に捕捉され、濾過されることになる。
 濾過されたクーラントは、処理流体排出口10から三方弁18を介して、バッファタンク(図示せず)に放出する流体流路20に導かれる。
 しかし、このような装置においては、加工を重ねるとともにフィルタ部材4が目詰まりし、処理能力が低下するという問題があった。これを解決するため、特開2011-11205号公報には、フィルタ部材4の洗浄方法が開示されている。図12Bに示すように、三方弁16、18を切り換えて、クーラントが、流体流路22、三方弁18、処理流体排出口10、フィルタ部材4、処理流体導入口8、三方弁16、流体流路14の経路で逆流するようにする。また、永久磁石2を上部に移動し、フィルタ部材4に対する磁場を解除する。これにより、フィルタ部材4に付着した磁性体粒子を取り除き、目詰まりを解消することができる。
 特開2011-183257号公報には、重油を濾過するためのフィルタ装置と、そのフィルタの洗浄方法が開示されている。図13にその詳細を示す。濾過モードでは流入口30から重油が導入される。この重油は、2つの経路32、34に分岐して、それぞれ、フィルタ部36、38に導かれる。フィルタ部36には、フィルタ40が設けられており、矢印42の方向に重油が通過することによって濾過される(フィルタ部38においても同様の処理がなされる)。フィルタ部36、38にて濾過された重油は、経路44、46を通って、流出口48から流出される。
 フィルタ40の洗浄を行う逆洗モードでは、制御弁50によって流路32を閉じる。これにより、流入口30からの重油は、フィルタ部38にのみ導かれる。フィルタ部38によって濾過された重油は、フィルタ部36に逆流するように導かれる。これにより、矢印54に示すように、重油がフィルタ40を逆流することで洗浄が行われる。洗浄の際には、制御弁52を開くように制御するので、フィルタ部36を逆流した重油は、廃棄口56から廃棄される。これにより、フィルタ40の目詰まりを解消することができる。
 特開平8-10588号公報には、濾過モジュール66とその洗浄方法が開示されている。図14にその詳細を示す。濾過モードでは、濾過モジュール66の一次側を通って、矢印62に示すように液体を循環させる。これにより、濾過モジュール66の二次側に濾過された液体が吐出される。吐出された濾過済みの液体は、定流量弁64を介して次工程に送られる。低流量弁64の設定流量は、濾過モジュール66からの吐出量よりもやや小さく設定されている。したがって、濾過済みの液体は、アキュムレータ60に加圧されて蓄積されることになる。
 濾過モジュール66の洗浄を行う際には、弁68を開き、濾過モジュール66の一次側を解放する。また、二次側の弁70を閉じる。これにより、アキュムレータ60の濾過済み液体の圧力によって、濾過モジュール66の二次側の圧力の方が一次側より高くなる。その結果、濾過済み液体が、濾過モジュール66において二次側から一次側に逆流し、洗浄が行われる。このようにして、濾過モジュール66の目詰まりを解消することができる。
 しかしながら、上記図12に示す装置では、逆洗のためのクーラント供給源として何を用いるかについての具体的開示がない。
図13に示す装置では、一方のフィルタ部38によって濾過された重油を、他方のフィルタ部36の洗浄に用いるようにしている。しかしながら、このような洗浄方法では、一方のフィルタ部38の目詰まりによって、洗浄のための重油の圧力が確保されず、十分な洗浄がなされないという問題があった。
 また、図14に示す装置では、アキュムレータ60に蓄積された濾過済み液体によって、濾過モジュール66を洗浄するようにしている。アキュムレータ60の圧力によって洗浄を行うので、洗浄のための液体の圧力を確保できるという利点がある。しかし、洗浄を確実に行うために必要な量の液体を確保するためには、容量の大きなアキュムレータ60を設けなければならず、装置の大型化を招くという問題があった。
 この発明は、上記のような問題点を解決して、装置の大型化を避けつつ、適切なフィルタ洗浄を行うことのできる流体浄化装置を提供することを目的とする。
 以下に、この発明のいくつかの側面を示す。各側面は、それぞれ独立して適用可能である。
 (1)この発明に係る流体浄化装置は、流体流路に設けられ、処理流体導入口と処理流体排出口を有する複数のフィルタ手段と、濾過モードにおいて、前記流体流路を介して、当該フィルタ手段の前記処理流体導入口に処理流体を供給し、当該フィルタ手段に前記処理流体を順送させる供給手段と、前記処理流体を蓄積する処理流体蓄積手段と、逆洗モードにおいて、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象外フィルタ手段の処理流体排出口からの処理流体と、前記処理流体蓄積手段に蓄積された処理流体との双方を、前記流体流路を介して、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象フィルタ手段の処理流体排出口から処理流体導入口へ逆送させるように、前記流体流路の処理流体の流れを切り換えるための切換手段とを備えている。
 したがって、逆洗対象外フィルタ手段と処理流体蓄積手段からの処理流体によって、逆洗対象フィルタ手段を洗浄することができ、高い洗浄能力を得ることができる。
(2)この発明に係る流体浄化装置は、処理流体蓄積手段は、前記複数のフィルタ手段の処理流体排出口と、濾過済みの処理流体を吐出するための吐出口との間の流体流路に設けられ、前記逆洗モードにおいて、開閉弁により前記吐出口が閉じられると、前記フィルタ手段によって濾過された処理流体を畜圧して蓄積する処理流体畜圧蓄積手段であることを特徴としている。
 したがって、処理流体を畜圧して蓄積し、これを洗浄に用いるので、高い洗浄能力を得ることができる。
(3)この発明に係る流体浄化装置は、処理流体畜圧蓄積手段の処理流体口、前記開閉弁、前記吐出口の順に低くなるように設けたことを特徴としている。
 したがって、開閉弁を開くことにより、処理流体畜圧蓄積手段に空気を導入することができる。
 (4)この発明に係る流体浄化装置は、逆洗モードにおいて、第一の段階では、前記逆洗対象外フィルタ手段の処理流体排出口からの処理流体と、前記処理流体蓄積手段に蓄積された処理流体との双方を前記逆送させ、第一の段階に続く第二の段階では、前記逆洗対象外フィルタ手段の処理流体排出口からの処理流体のみを前記逆送させることを特徴としている。
 したがって、第一の段階、第二の段階において、それぞれ適切な洗浄が行われ、洗浄能力を高めることができる。
(5)この発明に係る流体浄化装置のフィルタは、磁力作用を利用して前記処理流体中の磁性体粒子を、捕捉する磁気フィルタであり、磁性材料から構成されるフィルタ部材と、濾過モードにおいて当該フィルタ部材に磁場を印加し、前記逆洗モードにおいて当該フィルタ部材への印加磁場を解除する磁場手段とを備えていることを特徴としている。
 したがって、磁場を印加して濾過処理を行う流体浄化装置において、効率的にフィルタ部材の逆洗を行うことができる。
 (6)この発明に係る流体浄化装置は、磁場手段は、前記フィルタ部材に近接して当該フィルタ部材に磁場を印加する磁場印加位置と、前記フィルタ部材から離れて当該フィルタ部材への印加磁場を解除する磁場解除位置とを移動可能に構成された永久磁石を備えており、前記永久磁石の移動により、前記逆洗対象フィルタ手段に対する処理流体の順送と逆送を切り換えるための手段の少なくとも一つを、電気的制御を介さずに切り換えることを特徴としている。
 したがって、逆洗時における切換手段の切換制御が簡素化され、切換も迅速に行われる。
(7)この発明に係る流体浄化装置は、逆洗モードにおいて、前記逆送された処理流体を脱液し、研削屑などを固形化する脱液・固形化手段をさらに備えたことを特徴としている。
 したがって、脱液・固形化された研削屑などは簡単に取り扱え、容易に処分することができる。
(8)この発明に係るフィルタの逆洗方法は、流体流路に設けられ、処理流体導入口と処理流体排出口を有する複数のフィルタ手段のいずれかについて処理流体を逆送することで洗浄する方法であって、濾過モードにおいて、前記流体流路を介して、当該フィルタの前記処理流体導入口に処理流体を供給し、当該フィルタに前記処理流体を順送させ、逆洗モードにおいて、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象外フィルタ手段の処理流体排出口からの処理流体と、蓄積された処理流体との双方を、前記流体流路を介して、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象フィルタ手段の処理流体排出口から処理流体導入口へ逆送させることを特徴としている。
 したがって、逆洗対象外フィルタ手段と処理流体蓄積手段からの処理流体によって、逆洗対象フィルタ手段を洗浄することができ、高い洗浄能力を得ることができる。
(9)この発明に係る切換弁付磁気フィルタは、処理流体導入口および処理流体排出口を有する筐体と、前記筐体内に収納され、磁性体から構成されるフィルタ部材と、濾過モードにおいて、前記フィルタ部材に近接して当該フィルタ部材に磁場を印加する磁場印加位置と、前記フィルタ部材から離れて当該フィルタ部材への印加磁場を解除する磁場解除位置とを移動可能に構成された永久磁石と、前記永久磁石を前記磁場印加位置または前記磁場解除位置に移動させる駆動手段と、前記処理流体導入口を、加工後の処理流体が供給される供給口または逆洗用処理流体を放出する放出口のいずれかに切り換えて接続するための切換手段とを備えた切換手段付磁気フィルタであって、前記切換手段は、前記永久磁石の移動に連動して、電気的制御を介さずに切り換えられるよう構成されていることを特徴としている。
 したがって、逆洗時における切換手段の切換制御が簡素化され、切換も迅速に行われる。
(10)この発明に係る制御プログラムは、流体流路に設けられ、処理流体導入口と処理流体排出口を有する複数のフィルタ手段と、前記流体流路の処理流体の流れを切り換えるための切換手段と、濾過モードにおいて、前記流体流路を介して、当該フィルタ手段の前記処理流体導入口に処理流体を供給し、当該フィルタ手段に前記処理流体を順送させる供給手段と、前記処理流体を蓄積する処理流体蓄積手段とを備えた流体浄化装置を、コンピュータによって制御するための制御プログラムであって、逆洗モードにおいて、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象外フィルタ手段の処理流体排出口からの処理流体と、前記処理流体蓄積手段に蓄積された処理流体との双方を、前記流体流路を介して、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象フィルタ手段の処理流体排出口から処理流体導入口へ逆送させるようコンピュータによって前記切換手段を制御する。
 したがって、逆洗対象外フィルタ手段と処理流体蓄積手段からの処理流体によって、逆洗対象フィルタ手段を洗浄することができ、高い洗浄能力を得ることができる。
 「フィルタ手段」とは、少なくとも処理流体を濾過することの可能なものをいう。実施形態においては、第一の磁気フィルタ92や第二の磁気フィルタ94がこれに該当する。
 「供給手段」とは、少なくとも処理流体をフィルタ手段に送り込むことが可能なものをいう。実施形態では、ポンプ90がこれに該当する。
 「処理流体蓄積手段」とは、少なくとも処理流体を蓄積することができるものをいう。実施形態では、アキュムレータ96などがこれに該当する。
 「処理流体畜圧蓄積手段」は、少なくとも処理流体を畜圧しながら蓄積することができるものをいう。実施形態では、アキュムレータ96がこれに該当する。
 「切換手段」とは、少なくとも処理流体の流れを切り換えることができるものをいう。実施形態においては、三方弁110、112がこれに該当する。
 「駆動手段」とは、少なくとも永久磁石を移動させることのできるものをいう。実施形態においては、圧縮空気源138がこれに該当する。
 「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
一実施形態による流体浄化装置の機能ブロック図である。 一実施形態による流体浄化装置の濾過モードにおける動作を示すための図である。 濾過モードにおける磁気フィルタ92、94の構造を示す図である。 逆洗モードにおける磁気フィルタ92、94の構造を示す図である。 制御回路のハードウエア構成を示す図である。 制御プログラム208の濾過モード部分のフローチャートである。 制御プログラム208の逆洗モード部分のフローチャートである。 一実施形態による流体浄化装置の逆洗モードにおける動作を示すための図である。 制御プログラム208の脱液・固形化処理部分のフローチャートである。 制御プログラム208の脱液・固形化処理部分のフローチャートである。 脱液・固形化ユニット100の構造を示す図である。 脱液・固形化ユニット100の動作を示す図である。 従来のクーラント浄化装置を示す図である。 従来の重油浄化装置を示す図である。 従来のクーラント浄化装置を示す図である。
1.機能ブロック図の説明
 図1に、この発明の一実施形態による流体浄化装置の機能ブロック図を示す。通常の濾過モードにおいては、供給手段80から処理流体が供給される。この処理流体は、第一のフィルタ手段82、第二のフィルタ手段84によって濾過された後、工作機械など処理流体を必要とする機器に送られる。図1において、濾過モードにおける処理流体の流れを実線にて示す。
 逆洗モードにおいては、切換手段88、89を切り換えて、第一のフィルタ手段82において濾過された処理流体を、第二のフィルタ手段84に対し、逆送させるように流す。また、処理流体蓄積手段86に蓄積されている処理流体を、第二のフィルタ手段84に対し、逆送させるように流す。これにより、第一のフィルタ手段82からの処理流体と、処理流体蓄積手段86からの処理流体の双方によって、第二のフィルタ手段84を逆洗することができる。図1において、逆洗モードにおける処理流体の流れを破線にて示す。
 上記では、第一のフィルタ手段82を逆洗対象外フィルタ手段とし、第二のフィルタ手段84を逆洗対象フィルタ手段としている。切換手段88、89を切り換えることにより、第二のフィルタ手段84を逆洗対象外フィルタ手段とし、第一のフィルタ手段82を逆洗対象フィルタ手段とすることもできる。
2.装置の動作
2.1 濾過モード
 図2に、この発明の一実施形態による流体装置の概要を示す。ホーニング盤などの工作機械108において使用されたクーラント(処理流体)は、回収タンク106に回収される。濾過モードにおいて、供給手段であるポンプ90は、回収タンク106に貯められた加工後のクーラントを、第一のフィルタ手段である第一の磁気フィルタ92および第二のフィルタ手段である第二の磁気フィルタ94の処理流体導入口に供給する。なお、ポンプ90からの流体流路は、第一の磁気フィルタ92に向かう流体流路114と、第二の磁気フィルタ94に向かう流体流路116に分岐している。また、後述の制御部により、三方弁110、112は、ポンプ90からの加工後のクーラントを、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94に向かうように切り換えられている。
 第二の磁気フィルタ94の構造を図3に示す(第一の磁気フィルタ92も同様の構造である)。処理流体導入口122からの加工後のクーラントは、図中矢印の経路にて、フィルタ室124に導かれる。フィルタ室124には、磁性体(強磁性体が好ましい)であるフィルタ部材126が密に収納されている。
 フィルタ室124の内側には、円盤状の永久磁石128が複数配置された磁石室130が設けられている。各永久磁石128は、上面が第一極(ここではN極)、下面が第二極(ここではS極)となっている。また、各永久磁石128の間には、永久磁石128よりも直径の大きいヨーク129が突出するように設けられている。また、端部には端部部材148が設けられている。これら永久磁石128、ヨーク129、端部部材148は、永久磁石128の磁力によって結合している。
 このように、磁性体であるフィルタ部材126が収納されたフィルタ室124の近傍に、永久磁石128が配置されているので、加工後のクーラントがフィルタ室124を通過する際に、研削屑の磁性材金属粉がフィルタ部材126に捕捉される。なお、磁性材金属粉とともに、砥石の砥粒や結合材なども含めた削りかすも捕捉される。したがって、処理流体排出口132からは、削りかすが濾過されたクーラントが排出される。なお、永久磁石128の磁力を効果的にフィルタ部材126に与えるため、フィルタ室124の壁は、非磁性体(たとえば、非磁性体ステンレス等)によって構成することが好ましい。
 図2に戻って、第一の磁気フィルタ92および第二の磁気フィルタ94の処理流体排出口からのクーラントは、一つの流体流路118に結合される。濾過モードにおいては、制御部の制御によって、開閉弁98が開かれている。したがって、濾過されたクーラントは、開閉弁98、吐出口99を介して、バッファタンク104に吐出される。このように、濾過モードにおいては、バッファタンク104に濾過済みのクーラントが貯められることになる。ポンプ102は、バッファタンク104のクーラントを、工作機械108に供給する。
 図5に制御部を構成するPLCのハードウエア構成を示す。CPU200には、不揮発性メモリ202、入出力ポート206が接続されている。入出力ポート206には、弁98、空気三方弁134、136、135、137、ポンプ90、圧力センサ120などが接続されている。不揮発性メモリ202には、制御プログラム208が記録されている。CPU200は、制御プログラム208にしたがって、濾過モードと逆洗モードを切り換えて実行する。
 図6に、上記にて説明した濾過モードのフローチャートを示す。なお、PLCのプログラムは、一般にラダーチャートによって示されるが、ここではフローチャートとして示している。
 まず、CPU200は、図3に示す第二の磁気フィルタ94の空気三方弁135を制御して、圧縮空気源138からの通路を、上部ポート142に連通させる。同様に、第一の磁気フィルタ92の空気三方弁134を制御して、圧縮空気源138からの通路を、上部ポート142に連通させる(ステップS1)。上部ポート142は、磁石室130の上部に連通している。
 また、第二の磁気フィルタ94の空気三方弁137を制御して、下部ポート140からの通路を、解放側に連通させる。同様に、第一の磁気フィルタ92の空気三方弁136を制御して、下部ポート140からの通路を、解放側に連通させる(ステップS1)。下部ポート140は、磁石室130の下部に連通している。
 続いて、CPU200は、定められた時間だけ圧縮空気源138を動作させる(ステップS2)。これにより、磁石室130の上部に圧縮空気が送り込まれる。たとえば、今、複数の永久磁石128が、図4に示すように磁石室130の上部にあったとする。永久磁石128の上下両端には、シール材によって磁石室130の内壁と摺動する端部部材148が設けられている。したがって、磁石室130の上部に送り込まれた圧縮空気により、永久磁石128は、端部部材148とともに下方向に移動する。
 下方向に移動すると、下側の端部部材148は、磁石室130の底部に設けられた弁棒150の頭部に当接することになる。弁棒150は、上下に摺動するように構成されている。また、弁棒150の頭部と、磁石室130の底部との間にはバネ152が設けられている。下方向に移動した端部部材148は、バネ152の力に抗って、弁棒150を下方向に移動させる。したがって、図3のような状態となる。
 パッキン154が孔156から離れ、第一室162と第二室164が連通される。また、弁棒150の下端に設けられたパッキン170が、第三室166と廃棄口158との間を遮断する。したがって、処理流体導入口122とフィルタ室124が連通される。
 図3の状態においては、処理流体導入口122から、図中の矢印に示すように、第二室164、第一室162を経て、フィルタ室124に通じる流路が形成される。次に、CPU200は、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94の処理流体排出口側にある弁98を開く(ステップS3)。続いて、CPU200は、ポンプ90(図2)を駆動する(ステップS4)。これにより、図2に示す回収タンク106に貯められている加工後のクーラントが、ポンプ90によって吸い上げられ、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94の処理流体導入口122に送り込まれる。なお、既にポンプ90が駆動されている場合には、ステップS4は実行されない。
 図3に示すように、処理流体導入口122に送り込まれた加工後のクーラントは、矢印の経路を経て、フィルタ室124に導かれる。フィルタ室124によって濾過されたクーラントは、処理流体排出口132から排出される。排出された濾過済みクーラントは、図2に示すように、一つの流体流路118にまとめられ、開かれている弁98を介して、バッファタンク104に蓄積される。
 バッファタンク104の濾過済みクーラントは、ポンプ102によって工作機械108に供給される。なお、工作機械108への濾過済みクーラントの供給制御については省略する。
 CPU200は、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94の処理流体排出口から弁98の間の流体流路118に設けられた圧力センサ120の検出圧力を取得する(ステップS5)。なお、この実施形態では、吐出口99の近傍に絞り部101(流体流路118の内径を小さくした部分)を設けている。これにより、絞り部101の上流側と下流側に流量に応じた圧力差が生じる。圧力センサ120は、この圧力差(絞り部101の下流側の圧力は大気圧であるので計測不要である)を計測することで、間接的に流量を測定するようにしている。
 CPU200は、この検出圧力が、予め定められた所定値以下であるかどうかを判断する(ステップS6)。濾過モードにおいて、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94のフィルタ部材126に削りかすが捕捉される結果、目詰まりを生じる。この目詰まりにより、流体流路118の流量が低下し圧力センサ120による検出圧力が低下することになる。そこで、この実施形態では、圧力が所定値以下になった時に、逆洗を行って第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94を洗浄するようにしている。
 CPU200は、ステップS6において、圧力センサ120による検出圧力が所定値以下であると判断すると、逆洗モードに移行する(ステップS7)。
2.2 逆洗モード
 逆洗モードのフローチャートを図7に示す。CPU200は、図2に示す弁98を閉じる(ステップS11)。これにより、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94からの濾過済みクーラントは、流体流路118に設けられたアキュムレータ96に加圧されて蓄積される。CPU200は、内蔵のタイマを用いて、弁98を閉じてから所定時間(たとえば、5秒)経過したかどうかを判断する(ステップS12)。
 所定時間が経過すると、CPU200は、次に、前回の逆洗処理が第一の磁気フィルタ92を対象とするものであったか、第二の磁気フィルタ94を対象とするものであったかを、フラグなどにより判断する(ステップS13)。前回の逆洗が第一の磁気フィルタ92であれば、今回は第二の磁気フィルタ94を逆洗対象とし、前回の逆洗が第二の磁気フィルタ94であれば、今回は第一の磁気フィルタ92を逆洗対象とする。つまり、この実施形態では、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94を交互に逆洗するようにしている。
 ここでは、前回の逆洗が第一の磁気フィルタ92であったとする。したがって、今回の逆洗対象は、第二の磁気フィルタ94となる。したがって、CPU200は、ステップS14以下の処理を実行する。
ステップS14において、CPU200は、逆洗対象である第二の磁気フィルタ94の空気三方弁137を制御して、圧縮空気源138からの通路を、下部ポート140に連通させる(ステップS14)。また、第二の磁気フィルタ94の空気三方弁135を制御して、上部ポート142からの通路を、解放側に連通させる(ステップS14)。
 次に、CPU200は、圧縮空気源138を定められた時間だけ動作させる(ステップS15)。これにより、磁石室130の下部に圧縮空気が送り込まれる。今、複数の永久磁石128は、図3に示すように磁石室130の下部にある。したがって、磁石室130の下部に送り込まれた圧縮空気により、永久磁石128は上方向に移動する。つまり、図4に示すように、永久磁石128は、磁石室130の上部に位置することになる。これにより、フィルタ室124に対する永久磁石128による磁力の影響が解除される。
 このように永久磁石128が上部に移動すると、バネ152の力によって、弁棒150が上方向に移動する。弁棒150にはパッキン154が設けられており、上方向に移動することで孔156が塞がれる。このため、第一室162と第二室164との間でクーラントの移動ができなくなる。したがって、ポンプ90からのクーラントは、第二の磁気フィルタ94には送られない。
 弁棒150の内部には、下部に開口する内部孔160が設けられている。この内部孔160の上部には、第一室162に貫通するための横孔168が設けられている。このため、後述のように、フィルタ室124からの逆流クーラントは、図4の矢印に示すように流れて、廃棄口158から流れ出る。この実施形態では、弁棒150、第一室162、第二室164、第三室166によって、三方弁を構成している。
 以上のようにして、図8に示すように、ポンプ90からのクーラントは、第一の磁気フィルタ92にのみ送られ、第二の磁気フィルタ94には送られない。第一の磁気フィルタ92からの濾過済みクーラントは、弁98が閉じていることから、第二の磁気フィルタ94の処理流体排出口132に送られる。このとき、アキュムレータ96に蓄圧して蓄積されたクーラントも、第二の磁気フィルタ94の処理流体排出口132に送られる。
 第二の磁気フィルタ94の処理流体排出口132から逆方向に導入されたクーラントは、図4の矢印に示すように、フィルタ室124、第一室162、弁棒150の横孔168、内部孔160、第三室166を介して、廃棄口158から流れ出る。廃棄口158からの削りかすを含むクーラントは、脱液・固形化ユニット100に送られる。
 このようにして、第一の磁気フィルタ92からの濾過済みクーラントと、アキュムレータ96からのクーラントによって、第二の磁気フィルタ94のフィルタ部材126に付着した削りかすが逆方向に洗い流される。これによって、目詰まりが解消される。また、第一の磁気フィルタ92からの濾過済みクーラントの圧力と、アキュムレータ96からのクーラントの圧力の双方によって、逆洗が行われるので、洗浄能力が高い。
 また、アキュムレータ96のクーラントがなくなると、第一の磁気フィルタ92からの濾過済みクーラントのみによって逆洗が行われる。このとき、クーラントの圧力は低下するが、高い圧力のクーラントによっては洗浄できない部位についての洗浄が期待できる。
 CPU200は、ステップS15の圧縮空気源138の動作から、逆洗のための所定時間が経過したかどうかを判断する(ステップS16)。所定時間が経過すると、CPU200は、濾過モードに復帰し、図6のステップS1以下を実行する。
 次に逆洗モードに入った場合には、第一の磁気フィルタ92が逆洗の対象となり、ステップS17、S18、S19が実行される。
 上述のように、CPU200は、逆洗が終了すると、濾過モードによる制御を行う。CPU200は、逆洗モードから濾過モードに復帰したときに、並行して、脱液・固形化ユニット100を制御して、脱液・固形化処理を行う。
 図10に、脱液・固形化ユニット100の詳細構造を示す。導入口306は、可撓性の管を介して、第一のフィルタ92、第二のフィルタ94の廃棄口158に接続されている。したがって、円筒状の容器体308には、逆洗モード終了時に削りかすを含むクーラントが蓄積されることになる。容器体308の底部には、メッシュフィルタ312が設けられており、削りかすがこのメッシュフィルタ312上に蓄積する。したがって、概ね、底部にはクーラントを含む削りかす314が、上部にはクーラント316が蓄積されることになる。
 図9a、図9bに、脱液・固形化処理のフローチャートを示す。CPU200は、圧縮空気源302を作動させる(ステップS51)。なお、圧縮空気源302は、圧縮空気源138と共用にしてもよい。圧縮空気源302からの圧縮空気は、可撓性の管の導入口310を介して、容器体308の内部に導入される。この圧縮空気の圧力により、クーラント316が押圧される。押圧されたクーラント316は、削りかす314を介して、メッシュフィルタ312を通過して、廃液路318に至る。廃液路318のクーラントは、廃液管(図示せず)を介して、回収タンク106(図2参照)に回収される。
 クーラント316の液面が、削りかす314の下面に達すると、容器体308の内部圧力が低下する。CPU200は、圧力センサ304の値を取り込み、内部圧力が所定値以下になったかどうかを判断する(ステップS52)。内部圧力が所定値以下になると、CPU200は、圧縮空気源302の動作を停止する(ステップS53)。この状態においては、脱液・固形化された削りかすの堆積物がメッシュフィルタ312上に置かれた状態となる。
 続いて、CPU200は、この堆積物の高さを検知するための接触センサ(たとえばセンサの先端が導電体に触れるとオンになるセンサ)305の出力を取り込む。CPU200は、接触センサ305がオンであるかどうかを判断する(ステップS54)。オフであれば、堆積物はまだ限度の高さになっていないとして、今回の処理は終了する。逆洗処理および脱液・固形化処理が繰り返されると、堆積物の高さが高くなってくることになる。堆積物が所定値より高くなると、接触センサ305がオンになる。接触センサ305がオンになると、CPU200は、堆積物の高さが限度を超えたと判断して、以下のような廃棄処理を行う。
 まず、所定時間(たとえば、1分間)、圧縮空気源302を動作させる(ステップS55)。これにより、堆積物のさらなる脱液・固形化が行われることになる。 脱液・固形化処理が終了すると、CPU200は、第一のシリンダ320を上昇させる(ステップS56)。容器体308は、メッシュフィルタ312を境にして、上下に分離可能に構成されている。したがって、図11に示すように、メッシュフィルタ312の上に、固形化された削りかす314が乗った状態で、容器体308が上昇することになる。また、容器体308の内壁322は、削りかす314が下方向に離脱しやすいように、下広がりのテーパー状に形成されている。
 次に、CPU200は、第二のシリンダ324を押し出し、削りかす314を排出シュート326から排出する(ステップS57)。排出後、第二のシリンダ324を元の位置に戻す。第二のシリンダ324の先端部の上下にはゴムブレード325が設けられている。したがって、第二のシリンダ324の上記往復動作により、容器体308のシール面を洗浄することができる。なお、この際、導入口306からクーラントを流すようにすると、洗浄効果が高い。また、第二シリンダ324の往復動作を複数回繰り返すことで、洗浄効果を高めることができる。
 続いて、CPU200は、第一のシリンダ320を下降させ、元の位置に戻す
(ステップS58)。
 なお、流体浄化装置を停止させると弁98が開き、ポンプ90が停止する。この時、アキュムレータ96の入り口、弁98、吐出口99の順に低くなっているため、アキュムレータ96内に空気が導入される。これにより、次回運転時に、アキュムレータ96による圧縮が確実に行われることになる。
3.その他の実施形態
(1)上記実施形態では、逆洗モードにおいて、アキュムレータ96に蓄積されたクーラントがなくなってからも、一方の磁気フィルタからの濾過済みクーラントによって逆洗を続けるようにしている。しかし、アキュムレータ96のクーラントがなくなると同時に、あるいはアキュムレータ96のクーラントがなくなる前に、逆洗を終了するようにしてもよい。この場合、十分な洗浄能力を得るためには、アキュムレータ96を大きくする必要がある。
(2)上記では、逆洗モードにおいて、図7のステップS11~S16(またはS19)を、1回だけ実行するようにしている。しかし、これを複数回繰り返すようにしてもよい。この場合、ステップS16の後に、図6のステップS1、S2を実行した後、ステップS12以下を繰り返す。また、この場合、脱液・固形化装置100の容器体308を、繰り返し回数分のクーラントを蓄積できる容量とする必要がある。あるいは、容器体308とは別に、クーラントを別途蓄積する容器が必要である。
また、逆洗の際に廃棄口158からのクーラントに含まれる削りかすの量を金属センサなどによって計測し、削りかすが所定量以下になるまで、繰り返し逆洗を行うようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94の処理流体排出口から弁98の間の流体流路118に圧力センサ120を設け、この圧力の低下により第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94の目詰まりを検出するようにしている。しかし、この圧力センサ120を、アキュムレータ96に設けるようにしてもよい。
また、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94と、ポンプ90との間に圧力センサ120を設け、ポンプ90の送出圧力を検出するようにしてもよい。第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94に目詰まりが生じると、ポンプ90の送出圧力が上昇する。したがって、圧力センサ120が所定値以上の圧力を検出すれば逆洗を行うようにする。この場合、絞り101を設ける必要が無く、流体の流量を大きくできるという利点ある。ただし、ポンプ90への供給電圧、周波数、クーラントの粘度などにより、ポンプ90の送出圧力が変動するため、逆洗の必要性を判断するための前記所定値を、電圧、周波数、クーラントの粘度などの状況に応じて変更する必要がある。
上記実施形態では、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94の下流側に圧力センサ120を設け、この計測値によって逆洗の必要性を判断するようにしている。しかし、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94の上流側にも圧力センサを設け、上流側と下流側の圧力センサの計測値の差(圧力差)に基づいて、逆洗の必要性を判断するようにしてもよい。
(4)また、上記実施形態では、逆洗モードにおいて、第一の磁気フィルタ92または第二の磁気フィルタ94のいずれか一方を交互に逆洗対象としている。しかし、逆洗モードにおいて、第一の磁気フィルタ92の逆洗が終了すれば、続けて第二の磁気フィルタ94の逆洗を行うようにしてもよい。
(5)また、上記実施形態では、圧力センサ120を一つだけ設けているが、第一の磁気フィルタ92に向かう流体流路114、第二の磁気フィルタ94に向かう流体流路116のそれぞれに、圧力センサを設けるようにしてもよい(あるいは、第一・第二の磁気フィルタ92、94の下流側にそれぞれ設けるようにしてもよい)。このようにすることで、それぞれの磁気フィルタごとに、逆洗の必要性を判断することができる。
(6)上記実施形態では、図7のステップS12に示すように、アキュムレータ96へのクーラントの蓄積を時間タイマによって制御している。しかし、アキュムレータ96に圧力センサを設け、所定の圧力になるまで蓄積を行うようにしてもよい。
(7)上記実施形態では、流体流路118にアキュムレータ96を設けている。しかし、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94の流体排出口132と流体流路118の間に、それぞれ、アキュムレータ96を設けるようにしてもよい。
(8)上記実施形態では、磁気フィルタを用いた装置の逆洗について説明した。しかし、他のフィルタからのクーラントとアキュムレータからのクーラントによって、逆洗対象のフィルタを逆洗することは、磁気フィルタ以外のフィルタ(たとえば、紙フィルタなど)にも適用することができる。
 (9)上記実施形態では、第一の磁気フィルタ92、第二の磁気フィルタ94の2つの磁気フィルタを設けている。しかし、3以上の磁気フィルタを設けた構成としてもよい。この場合、いずれか一つ以上の磁気フィルタを逆洗対象の磁気フィルタとし、逆洗対象外の磁気フィルタおよびアキュムレータ96からのクーラントによって逆洗を行うことができる。たとえば、3つの磁気フィルタを設ける場合であれば、1つの磁気フィルタを逆洗対象として、他の2つの逆洗対象外の磁気フィルタおよびアキュムレータ96からのクーラントによって逆洗を行うことができる。
(10)上記実施形態では、逆洗対象でない磁気フィルタからのクーラントに、アキュムレータ96からのクーラントを加えて、逆洗を行うようにしている。しかし、アキュムレータ96に代えて、あるいは加えて、バッファタンク104や回収タンク106のクーラントをポンプによって供給して、逆洗を行うようにしてもよい。
また、逆洗対象でない磁気フィルタからのクーラントを逆洗に用いずに、アキュムレータ96、バッファタンク104、回収タンク106からのクーラントの2種以上を組み合わせて、逆洗に用いるようにしてもよい。
(11)上記実施形態では、クーラントを処理流体としている。しかし、重油などの処理流体についても適用することができる。
(12)上記実施形態では、永久磁石128の上下動に機械的に連動して、処理流体導入口122、廃棄口158、フィルタ室124への処理流体の流れを切り換えるようにしている。しかし、処理流体導入口122、廃棄口158、フィルタ室124への処理流体の流れを切り換える三方弁を別途設け、電気的にまたは圧縮空気によって制御するようにしてもよい。
 

Claims (10)

  1.  流体流路に設けられ、処理流体導入口と処理流体排出口を有する複数のフィル
    タ手段と、
     濾過モードにおいて、前記流体流路を介して、当該フィルタ手段の前記処理流体導入口に処理流体を供給し、当該フィルタ手段に前記処理流体を順送させる供給手段と、
     前記処理流体を蓄積する処理流体蓄積手段と、
     逆洗モードにおいて、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象外フィルタ手段の処理流体排出口からの処理流体と、前記処理流体蓄積手段に蓄積された処理流体との双方を、前記流体流路を介して、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象フィルタ手段の処理流体排出口から処理流体導入口へ逆送させるように、前記流体流路の処理流体の流れを切り換えるための切換手段と、
     を備えた流体浄化装置。
  2.  請求項1の流体浄化装置において、
     前記処理流体蓄積手段は、前記複数のフィルタ手段の処理流体排出口と、濾過済みの処理流体を吐出するための吐出口との間の流体流路に設けられ、前記逆洗モードにおいて、開閉弁により前記吐出口が閉じられると、前記フィルタ手段によって濾過された処理流体を畜圧して蓄積する処理流体畜圧蓄積手段であることを特徴とする流体浄化装置。
  3.  請求項2の流体浄化装置において、
    前記処理流体畜圧蓄積手段の処理流体口、前記開閉弁、前記吐出口の順に低くなるように設けたことを特徴とする流体浄化装置。
  4.  請求項1~3のいずれかの流体浄化装置において、
     前記逆洗モードにおいて、第一の段階では、前記逆洗対象外フィルタ手段の処理流体排出口からの処理流体と、前記処理流体蓄積手段に蓄積された処理流体との双方を前記逆送させ、第一の段階に続く第二の段階では、前記逆洗対象外フィルタ手段の処理流体排出口からの処理流体のみを前記逆送させることを特徴とする流体浄化装置。
  5.  請求項1~4のいずれかの流体浄化装置において、
     前記フィルタ手段は、磁力作用を利用して前記処理流体中の磁性体粒子を捕捉する磁気フィルタであり、
     磁性材料から構成されるフィルタ部材と、
     濾過モードにおいて当該フィルタ部材に磁場を印加し、前記逆洗モードにおいて当該フィルタ部材への印加磁場を解除する磁場手段と、
     を備えていることを特徴とする流体浄化装置。
  6.  請求項5の流体浄化装置において、
     前記磁場手段は、前記フィルタ部材に近接して当該フィルタ部材に磁場を印加する磁場印加位置と、前記フィルタ部材から離れて当該フィルタ部材への印加磁場を解除する磁場解除位置とを移動可能に構成された永久磁石を備えており、
     前記永久磁石の移動により、前記逆洗対象フィルタ手段に対する処理流体の順送と逆送を切り換えるための手段の少なくとも一つを、電気的制御を介さずに切り換えることを特徴とする流体浄化装置。
  7.  請求項1~6のいずれかの流体浄化装置において、
     逆洗モードにおいて、前記逆送された処理流体を脱液し、削りかすとして固形化する脱液・固形化手段をさらに備えたことを特徴とする流体浄化装置。
  8.  流体流路に設けられ、処理流体導入口と処理流体排出口を有する複数のフィルタ手段のいずれかについて処理流体を逆送することで洗浄する方法であって、
     濾過モードにおいて、前記流体流路を介して、当該フィルタ手段の前記処理流体導入口に処理流体を供給し、当該フィルタ手段に前記処理流体を順送させ、
     逆洗モードにおいて、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象外フィルタ手段の処理流体排出口からの処理流体と、蓄積された処理流体との双方を、前記流体流路を介して、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象フィルタ手段の処理流体排出口から処理流体導入口へ逆送させることを特徴とするフィルタの逆洗方法。
  9.  処理流体導入口および処理流体排出口を有する筐体と、
     前記筐体内に収納され、磁性材料から構成されるフィルタ部材と、
     濾過モードにおいて、前記フィルタ部材に近接して当該フィルタ部材に磁場を印加する磁場印加位置と、前記フィルタ部材から離れて当該フィルタ部材への印加磁場を解除する磁場解除位置とを移動可能に構成された永久磁石と、
     前記永久磁石を前記磁場印加位置または前記磁場解除位置に移動させる駆動手
    段と、
     前記処理流体導入口を、加工後の処理流体が供給される供給口または逆洗用処理流体を放出する放出口のいずれかに切り換えて接続するための切換手段と、
     を備えた切換手段付磁気フィルタであって、
     前記切換手段は、前記永久磁石の移動に連動して、電気的制御を介さずに切り換えられるよう構成されていることを特徴とする切換弁付磁気フィルタ。
  10.  流体流路に設けられ、処理流体導入口と処理流体排出口を有する複数のフィルタ手段と、前記流体流路の処理流体の流れを切り換えるための切換手段と、濾過モードにおいて、前記流体流路を介して、当該フィルタ手段の前記処理流体導入口に処理流体を供給し、当該フィルタ手段に前記処理流体を順送させる供給手段と、前記処理流体を蓄積する処理流体蓄積手段とを備えた流体浄化装置を、コンピュータによって制御するための制御プログラムであって、
     逆洗モードにおいて、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象外フィルタ手段の処理流体排出口からの処理流体と、前記処理流体蓄積手段に蓄積された処理流体との双方を、前記流体流路を介して、前記複数のフィルタ手段のうちの逆洗対象フィルタ手段の処理流体排出口から処理流体導入口へ逆送させるようコンピュータによって前記切換手段を制御するための制御プログラム。
PCT/JP2012/006440 2012-10-05 2012-10-05 流体浄化装置 WO2014054086A1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/006440 WO2014054086A1 (ja) 2012-10-05 2012-10-05 流体浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/006440 WO2014054086A1 (ja) 2012-10-05 2012-10-05 流体浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2014054086A1 true WO2014054086A1 (ja) 2014-04-10

Family

ID=50434448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2012/006440 WO2014054086A1 (ja) 2012-10-05 2012-10-05 流体浄化装置

Country Status (1)

Country Link
WO (1) WO2014054086A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105675864A (zh) * 2016-02-29 2016-06-15 董玉俊 一种基于免疫方法的细菌自动分选标记装置
CN106425873A (zh) * 2016-10-13 2017-02-22 新野鼎泰电子精工科技有限公司 一种机床加工用集中过滤供油系统
IT202000009820A1 (it) * 2020-05-05 2021-11-05 Hydronass S R L Dispositivo di separazione magnetica per separare materiale ferroso contenuto in un liquido circolante in un circuito di riscaldamento

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11156115A (ja) * 1997-11-27 1999-06-15 Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd 濾過装置のフィルタ洗浄方法
JP2002326005A (ja) * 2001-02-28 2002-11-12 Morimura Kosan Kk 濾過装置の目詰まり防止方法及び目詰まり防止システムを具えた濾過装置
JP2003191147A (ja) * 2001-12-20 2003-07-08 Cnk:Kk 可搬式クーラントタンク清浄装置
JP2008183513A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Nikkiso Co Ltd 浄水装置
JP2011011205A (ja) * 2009-06-02 2011-01-20 Nisshin Seisakusho:Kk 磁気フィルタ装置および工作機械のクーラント浄化装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11156115A (ja) * 1997-11-27 1999-06-15 Ishikawajima Shibaura Mach Co Ltd 濾過装置のフィルタ洗浄方法
JP2002326005A (ja) * 2001-02-28 2002-11-12 Morimura Kosan Kk 濾過装置の目詰まり防止方法及び目詰まり防止システムを具えた濾過装置
JP2003191147A (ja) * 2001-12-20 2003-07-08 Cnk:Kk 可搬式クーラントタンク清浄装置
JP2008183513A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Nikkiso Co Ltd 浄水装置
JP2011011205A (ja) * 2009-06-02 2011-01-20 Nisshin Seisakusho:Kk 磁気フィルタ装置および工作機械のクーラント浄化装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105675864A (zh) * 2016-02-29 2016-06-15 董玉俊 一种基于免疫方法的细菌自动分选标记装置
CN105675864B (zh) * 2016-02-29 2017-11-07 董玉俊 一种基于免疫方法的细菌自动分选标记装置
CN106425873A (zh) * 2016-10-13 2017-02-22 新野鼎泰电子精工科技有限公司 一种机床加工用集中过滤供油系统
IT202000009820A1 (it) * 2020-05-05 2021-11-05 Hydronass S R L Dispositivo di separazione magnetica per separare materiale ferroso contenuto in un liquido circolante in un circuito di riscaldamento

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101464573B1 (ko) 자성 여과 장치
JP2011011205A (ja) 磁気フィルタ装置および工作機械のクーラント浄化装置
JP2007038205A (ja) 濾過装置
JP5339957B2 (ja) クーラント供給装置
JP2010274231A (ja) 排液浄化装置及び排液浄化方法
WO2014054086A1 (ja) 流体浄化装置
JP4746300B2 (ja) 濾過方法および濾過装置
KR20210042991A (ko) 필터장치와 절삭액 필터시스템
KR20170092559A (ko) 필터 장치, 유압 시스템 및 역세척 방법
JP4601002B2 (ja) 自動逆洗フィルター装置
KR200475293Y1 (ko) 고압의 공기를 이용한 필터형 시료 전처리 시스템
CN105642118B (zh) 一种用于反冲洗净水器的自动反冲洗净水系统及其冲洗方法
CN203030099U (zh) 用于杂质过滤装置的过滤器及具备杂质过滤装置的机床
JP2004066425A (ja) 工作機械のクーラントろ過装置
WO2017158320A1 (en) Magnetic filtration apparatus
JP2008284464A (ja) 間欠逆洗に優れた濾過方法およびその装置
KR20060078122A (ko) 절삭유의 칩 여과 장치 및 그 역세척 방법
JP2015188831A (ja) 液体浄化システム
JP2003191147A (ja) 可搬式クーラントタンク清浄装置
JPH1177479A (ja) フィルタ装置
JP6481379B2 (ja) クーラントゴミ回収装置
JP2018051710A (ja) クーラント浄化装置
JP3662856B2 (ja) 濾過助剤供給装置および濾過助剤供給装置を用いる濾過装置
KR20120079599A (ko) 고압의 공기를 이용한 필터형 시료 전처리 시스템
US20130180908A1 (en) Filter Backflush System for Entrained Filtration Elements

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 12886026

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 12886026

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: JP