WO2013132537A1 - 歯列模型の撮影方法、これに用いられる上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型、位置調整支援プログラム並びに表示装置 - Google Patents

歯列模型の撮影方法、これに用いられる上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型、位置調整支援プログラム並びに表示装置 Download PDF

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Abstract

 患者の歯列形状に基づいて作製された歯列模型の撮影方法は、上顎側歯列模型3と下顎側歯列模型4との相互位置を調整する段階と、相互位置が調整された上顎側歯列模型3に撮影可能な基準部5を形成し、相互位置が調整された下顎側歯列模型4に、上顎側歯列模型3に形成された基準部5に対する基準位置を示す撮影可能な基準部6を形成する段階と、基準部5及び6が夫々形成された上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の夫々を撮影する段階とを具備している。

Description

歯列模型の撮影方法、これに用いられる上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型、位置調整支援プログラム並びに表示装置
 本発明は、患者の歯列形状に基づいて作製した歯列模型の撮影方法、これに用いられる上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型、位置調整支援プログラム並びに表示装置に関する。
 例えば特許文献1においては、目印が付された歯の模型の共通の目印を検出して当該歯の模型の移動を決定する方法が提案されている。
米国特許出願公開第2006/0127836号明細書
 ところで、患者の上顎側歯列を印象材にて型取りし、前記印象材を用いて作製した上顎側歯列模型と、前記患者の下顎側歯列を印象材にて型取りし、前記印象材を用いて作製した下顎側歯列模型との夫々をCT撮影装置等によって別々に撮影し、撮影して得た上顎側歯列模型画像と下顎側歯列模型画像との相互の位置関係を、前記患者の上顎側歯列と下顎側歯列との相互の位置関係に対応させることは困難である。
 本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上顎側歯列模型画像と下顎側歯列模型画像との相互の位置関係を患者の上顎側歯列と下顎側歯列との相互の位置関係に容易に対応させることができる歯列模型の撮影方法、これに用いられる上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型、位置調整支援プログラム並びに表示装置を提供することにある。
 本発明の歯列模型の撮影方法は、上顎側歯列模型と下顎側歯列模型との相互位置を調整する段階と、相互位置が調整された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方に撮影可能な第一基準部を形成し、相互位置が調整された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方に、第一基準部に対する基準位置を示す撮影可能な第二基準部を形成する段階と、第一基準部及び第二基準部が夫々形成された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々を撮影する段階とを具備している。
 本発明の歯列模型の撮影方法によれば、上顎側歯列模型と下顎側歯列模型との相互位置を調整する段階と、相互位置が調整された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方に撮影可能な第一基準部を形成し、相互位置が調整された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方に、第一基準部に対する基準位置を示す撮影可能な第二基準部を形成する段階と、第一基準部及び第二基準部が夫々形成された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々を撮影する段階とを具備しているために、上顎側歯列模型画像と下顎側歯列模型画像との相互の位置関係を患者の上顎側歯列と下顎側歯列との相互の位置関係に容易に対応させることができる。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、第一基準部は少なくとも一つの目印を有しており、第二基準部は、第一基準部の少なくとも一つの目印に相対する少なくとも一つの目印を有していてもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、第一基準部は、少なくとも二つの目印を有しており、第二基準部は、第一基準部の少なくとも二つの目印の夫々に相対する少なくとも二つの目印を有しており、第一基準部の少なくとも二つの目印のうちの一方及び前記一方の目印に相対する第二基準部の少なくとも二つの目印のうちの一方は、第一基準部の少なくとも二つの目印のうちの他方及び前記他方の目印に相対する第二基準部の少なくとも二つの目印のうちの他方に対して、前側に配されていてもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、第一基準部は、少なくとも三つの目印を有しており、当該少なくとも三つの目印のうちの一つである第一の目印は、当該少なくとも三つの目印のうちの第一の目印を除く二つである第二の目印及び第三の目印に対して右側に配されており、第二の目印は、前記第一の目印及び第三の目印に対して左側に配されており、第三の目印は、前記第一の目印及び第二の目印に対して前側に配されており、第二基準部は、少なくとも他の三つの目印を有しており、当該少なくとも他の三つの目印のうちの一つである第四の目印は、前記第一の目印に相対すると共に、当該少なくとも他の三つの目印のうちの第四の目印を除く二つである第五の目印及び第六の目印に対して右側に配されており、第五の目印は、第二の目印に相対すると共に、第四の目印及び第六の目印に対して左側に配されており、第六の目印は、第三の目印に相対すると共に、第四の目印及び第五の目印に対して前側に配されていてもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、目印は筋からなっていてもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、筋は上下方向に伸びていてもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方の上下方向に伸びた筋と上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方の上下方向に伸びた筋とは、夫々互いに一直線上に位置するように形成されてもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方の上下方向に伸びた筋は、上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方の上下方向に伸びた筋に連なるように形成されてもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、筋は前後方向又は横方向に伸びていてもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、目印は点からなっていてもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、第一基準部は基準面を有しており、第二基準部は、第一基準部の基準面に対して面一な基準面を有していてもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、第一基準部及び第二基準部の夫々の基準面は、前後軸に垂直な面に対して平行であってもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、第一基準部及び第二基準部の夫々の基準面は、鉛直面に対して平行であってもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、第一基準部の基準面は、第一基準部が形成された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方の後面に形成され、第二基準部の基準面は、第二基準部が形成された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方の後面に形成されてもよい。このような歯列模型の撮影方法によれば、上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像の前後方向における相互位置を容易に調整することができる。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々は、模型上歯列相当部及び模型上歯肉相当部を具備しており、第一基準部は上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方の模型上歯列相当部及び模型上歯肉相当部のうちの少なくとも一つに形成され、第二基準部は上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方の模型上歯列相当部及び模型上歯肉相当部のうちの少なくとも一つに形成されてもよい。また、本発明の歯列模型の撮影方法では、上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々は、模型上歯列相当部、模型上歯肉相当部及び台座を具備しており、第一基準部は上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方の模型上歯列相当部、模型上歯肉相当部及び台座のうちの少なくとも一つに形成され、第二基準部は上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方の模型上歯列相当部、模型上歯肉相当部及び台座のうちの少なくとも一つに形成されてもよい。
 本発明の歯列模型の撮影方法では、咬合採得した咬合相補面を有するバイト用印象材を上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型に咬み合わせて当該上顎側歯列模型と下顎側歯列模型との相互位置を調整してもよい。このような歯列模型の撮影方法によれば、上顎側歯列模型と下顎側歯列模型との相互位置を咬合状態における相互位置に容易に調整することができる。
 本発明の上顎側歯列模型は、上述の本発明の歯列模型の撮影方法に用いられる上顎側歯列模型であって第一基準部又は第二基準部が形成されている。
 本発明の下顎側歯列模型は、上述の本発明の歯列模型の撮影方法に用いられる下顎側歯列模型であって第一基準部又は第二基準部が形成されている。
 本発明の位置調整支援プログラムは、上述の本発明の歯列模型の撮影方法によって撮影された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々の撮影データに基づいて、電子計算機による処理可能な第一基準部及び第二基準部の夫々を含む上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々生成する段階と、前記段階において生成した上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像が座標系において夫々互いに独立して位置調整可能となるように表示する段階とを具備している。
 本発明の位置調整支援プログラムは、上述の本発明の歯列模型の撮影方法によって撮影された基準面を含む上顎側歯列模型及び基準面を含む下顎側歯列模型の夫々の撮影データに基づいて、電子計算機による処理可能な第一基準部及び第二基準部の夫々を含む上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々生成する段階と、前記段階において生成した上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像の夫々の基準面が互いに面一となるように配設可能な平面を表示し、この表示した平面と平行する方向において上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々互いに独立して位置調整可能となるように当該上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々表示する段階とを具備している。
 本発明の位置調整支援装置は、上述の本発明の歯列模型の撮影方法によって撮影された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々の撮影データに基づいて、電子計算機による処理可能な第一基準部及び第二基準部の夫々を含む上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々生成する手段と、前記手段によって生成した上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像が座標系において夫々互いに独立して位置調整可能となるように表示する手段とを具備している。
 本発明の位置調整支援装置は、上述の本発明の歯列模型の撮影方法によって撮影された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々の撮影データに基づいて、電子計算機による処理可能な第一基準部及び第二基準部の夫々を含む上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々生成する手段と、前記手段によって生成した上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像の夫々の基準面が互いに面一となるように配設可能な平面を表示し、この表示した平面と平行する方向において上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々互いに独立して位置調整可能となるように当該上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々表示する手段とを具備している。
 本発明の表示装置は、上述の本発明の位置調整支援プログラムに基づいて上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を表示するように構成されている。
 本発明によれば、上顎側歯列模型画像と下顎側歯列模型画像との相互の位置関係を患者の上顎側歯列と下顎側歯列との相互の位置関係に容易に対応させることができる歯列模型の撮影方法、これに用いられる上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型、位置調整支援プログラム並びに表示装置を提供し得る。
図1は本発明の実施の形態の例に用いられる主に歯列模型の前面説明図である。 図2は図1に示す歯列模型の左側説明図である。 図3は図1に示す歯列模型の右側説明図である。 図4は歯列模型画像の位置調整に関する説明図である。 図5は歯列模型画像の位置調整に関する概念説明図である。 図6は図1に示す歯列模型に形成される主に目印に関する説明図である。
 次に、本発明の実施の形態の例を、図に示す例に基づいて更に詳細に説明する。尚、本発明は、これら例に何等限定されないのである。
 図1は、予め患者の咬合面を型取りしたバイト用印象材2を咬み合わせた状態の上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の前面説明図であり、図2は、予め患者の咬合面を型取りした印象材2を咬み合わせた状態の上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の左側説明図であり、図3は、予め患者の咬合面を型取りした印象材2を咬み合わせた状態の上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の右側説明図である。
 印象材2は、所謂マッシュバイト等のバイトに用いられる印象材であって例えばシリコン、ゴム、粘土、コンパウンド、アルジネート、ワックス、石膏、真鍮、寒天等の材料からなる。咬合採得前の印象材2はプレーン状であってもよい。斯かる印象材2には、咬合採得後においては患者の咬合面に相補的な咬合相補面が形成される。
 上顎側歯列模型3は、患者の上顎側歯列を印象採得した印象材を用いて作製されている。上顎側歯列模型3は、患者の上顎側歯列と同形状の模型上歯列相当部11と、模型上歯列相当部11に連なる模型上歯肉相当部12と、模型上歯肉相当部12を介して模型上歯列相当部11を保持する台座13とを具備している。上顎側歯列模型3は、本例では石膏製であり、模型上歯列相当部11、模型上歯肉相当部12及び台座13が一体的に形成されている。斯かる上顎側歯列模型3には後述の基準部5が形成されている。
 下顎側歯列模型4は、患者の下顎側歯列を印象採得した印象材を用いて作製されている。下顎側歯列模型4は、患者の下顎側歯列と同形状の模型上歯列相当部21と、模型上歯列相当部21に連なる模型上歯肉相当部22と、模型上歯肉相当部22を介して模型上歯列相当部21を保持する台座23とを具備している。下顎側歯列模型4は、本例では石膏製であり、模型上歯列相当部21、模型上歯肉相当部22及び台座23が一体的に形成されている。斯かる下顎側歯列模型4には後述の基準部6が形成されている。
 上顎側歯列模型3に形成された基準部5は、本例では、目印31a、32a、33a、34a、35a及び36aと、基準面30aとを有している。
 基準面30aは、上顎側歯列模型3の後面14に形成されている。基準面30aは、前後方向Hに伸びた前後軸に垂直な面に対して平行であってもよく、前頭面に対して平行であってもよく、鉛直面に対して平行であってもよい。また、基準面30aは、咬合状態において上顎側歯列及び下顎側歯列のうちの一方の当該上顎側歯列及び下顎側歯列の他方に対する仮定の咬合力が生じる方向に対して平行であってもよく、咬合平面に対して直交する方向に対して平行であってもよい。
 目印31a及び32aは上顎側歯列模型3の前側であって唇側に、目印33a及び34aは上顎側歯列模型3の左側であって頬側に、目印35a及び36aは上顎側歯列模型3の右側であって頬側に夫々配されている。
 下顎側歯列模型4に形成された基準部6は、本例では、目印31a、32a、33a、34a、35a及び36aに相対する目印31b、32b、33b、34b、35b及び36bと、基準面30aに対して面一な基準面30bとを有している。
 基準面30bは、下顎側歯列模型3の後面24に形成されている。基準面30bは、前後方向Hに伸びた前後軸に垂直な面に対して平行であってもよく、前頭面に対して平行であってもよく、鉛直面に対して平行であってもよい。また、基準面30bは、咬合状態において上顎側歯列及び下顎側歯列のうちの一方の当該上顎側歯列及び下顎側歯列の他方に対する仮定の咬合力が生じる方向に対して平行であってもよく、咬合平面に対して直交する方向に対して平行であってもよい。
 目印31b及び32bは下顎側歯列模型4の前側であって唇側に、目印33b及び34bは下顎側歯列模型4の左側であって頬側に、目印35b及び36bは下顎側歯列模型4の右側であって頬側に夫々配されている。
 目印31bは目印31aに相対しており、目印32bは目印32aに相対しており、目印33bは目印33aに相対しており、目印34bは目印34aに相対しており、目印35bは目印35aに相対しており、そして、目印36bは目印36aに相対している。
 目印33a及び34a並びに目印33b及び34bは、上下方向V及び前後方向Xに直交する横方向Sにおいて正中に対して一方の遠心側に配されており、目印35a及び36a並びに目印35b及び36bは、横方向Sにおいて正中に対して他方の遠心側に配されており、目印31a及び32a並びに目印31b並びに32bは、横方向Sにおいて、目印33a及び34a並びに目印33b及び34bと目印35a及び36a並びに目印35b及び36bとの間に配されている。
 上下方向Vにおいて互いに相対する目印31a及び31b並びに上下方向Vにおいて互いに相対する目印32a及び32bは、上下方向Vにおいて互いに相対する目印33a及び33b並びに上下方向Vにおいて互いに相対する目印34a及び34bに対して、近心側に且つ前側に配されている。
 上下方向Vにおいて互いに相対する目印31a及び31b並びに上下方向Vにおいて互いに相対する目印32a及び32bは、上下方向Vにおいて互いに相対する目印35a及び35b並びに上下方向Vにおいて互いに相対する目印36a及び36bに対して、正中側若しくは近心側に且つ前側に配されている。
 目印31a、32a、33a、34a、35a及び36a並びに目印31b、32b、33b、34b、35b及び36bの夫々は、上下方向Vに伸びた筋からなる。
 目印31a及び31bは図1に示すように前面視において夫々互いに一直線上に位置しており、目印32a及び32bは図1に示すように前面視において夫々互いに一直線上に位置しており、目印33a及び33bは図2に示すように左側面視において夫々互いに一直線上に位置しており、目印34a及び34bは図2に示すように左側面視において夫々互いに一直線上に位置しており、目印35a及び35bは図3に示すように右側面視において夫々互いに一直線上に位置しており、そして、目印36a及び36bは図3に示すように右側面視において夫々互いに一直線上に位置している。目印31aは目印31bに接して若しくは間隔をもって連なるように形成されてもよく、目印32aは目印32bに接して若しくは間隔をもって連なるように形成されてもよく、目印33aは目印33bに接して若しくは間隔をもって連なるように形成されてもよく、目印34aは目印34bに接して若しくは間隔をもって連なるように形成されてもよく、目印35aは目印35bに接して若しくは間隔をもって連なるように形成されてもよく、目印36aは目印36bに接して若しくは間隔をもって連なるように形成されてもよい。また、目印31aは目印31bの接線方向の延長線上に位置するように形成されてもよく、目印32aは目印32bの接線方向の延長線上に位置するように形成されてもよく、目印33aは目印33bの接線方向の延長線上に位置するように形成されてもよく、目印34aは目印34bの接線方向の延長線上に位置するように形成されてもよく、目印35aは目印35bの接線方向の延長線上に位置するように形成されてもよく、目印36aは目印36bの接線方向の延長線上に位置するように形成されてもよい。
 目印31aを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば上顎側歯列模型3に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、上顎側歯列模型3に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印31aは、上顎側歯列模型3の台座13には筋彫り加工を施し、上顎側歯列模型3の模型上歯列相当部11及び模型上歯肉相当部12には線引きすることによって形成されている。
 目印32aを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば上顎側歯列模型3に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、上顎側歯列模型3に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印32aは、上顎側歯列模型3の台座13には筋彫り加工を施し、上顎側歯列模型3の模型上歯列相当部11及び模型上歯肉相当部12には線引きすることによって形成されている。
 目印33aを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば上顎側歯列模型3に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、上顎側歯列模型3に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印33aは、上顎側歯列模型3の台座13には筋彫り加工を施し、上顎側歯列模型3の模型上歯列相当部11及び模型上歯肉相当部12には線引きすることによって形成されている。
 目印34aを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば上顎側歯列模型3に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、上顎側歯列模型3に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印34aは、上顎側歯列模型3の台座13には筋彫り加工を施し、上顎側歯列模型3の模型上歯列相当部11及び模型上歯肉相当部12には線引きすることによって形成されている。
 目印35aを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば上顎側歯列模型3に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、上顎側歯列模型3に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印35aは、上顎側歯列模型3の台座13には筋彫り加工を施し、上顎側歯列模型3の模型上歯列相当部11及び模型上歯肉相当部12には線引きすることによって形成されている。
 目印36aを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば上顎側歯列模型3に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、上顎側歯列模型3に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印36aは、上顎側歯列模型3の台座13には筋彫り加工を施し、上顎側歯列模型3の模型上歯列相当部11及び模型上歯肉相当部12には線引きすることによって形成されている。
 目印31bを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば下顎側歯列模型4に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、下顎側歯列模型4に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印31bは、下顎側歯列模型4の台座23には筋彫り加工を施し、下顎側歯列模型4の模型上歯列相当部21及び模型上歯肉相当部22には線引きすることによって形成されている。
 目印32bを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば下顎側歯列模型4に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、下顎側歯列模型4に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印32bは、下顎側歯列模型4の台座23には筋彫り加工を施し、下顎側歯列模型4の模型上歯列相当部21及び模型上歯肉相当部22には線引きすることによって形成されている。
 目印33bを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば下顎側歯列模型4に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、下顎側歯列模型4に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印33bは、下顎側歯列模型4の台座23には筋彫り加工を施し、下顎側歯列模型4の模型上歯列相当部21及び模型上歯肉相当部22には線引きすることによって形成されている。
 目印34bを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば下顎側歯列模型4に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、下顎側歯列模型4に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印34bは、下顎側歯列模型4の台座23には筋彫り加工を施し、下顎側歯列模型4の模型上歯列相当部21及び模型上歯肉相当部22には線引きすることによって形成されている。
 目印35bを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば下顎側歯列模型4に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、下顎側歯列模型4に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印35bは、下顎側歯列模型4の台座23には筋彫り加工を施し、下顎側歯列模型4の模型上歯列相当部21及び模型上歯肉相当部22には線引きすることによって形成されている。
 目印36bを形成する筋は、撮影装置によって撮影可能であればよく、例えば下顎側歯列模型4に筋彫り加工を施して前記筋を形成してもよく、また、下顎側歯列模型4に撮影可能な塗料でもって線引きして前記筋を形成してもよい。本例の目印36bは、下顎側歯列模型4の台座23には筋彫り加工を施し、下顎側歯列模型4の模型上歯列相当部21及び模型上歯肉相当部22には線引きすることによって形成されている。
 図1から図3に示す上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4は撮影装置によって撮影される。ここで、撮影装置は、CCD、レーザー、X線、CT、CAT、MRI等を用いて各種歯列模型を撮影するものであってもよい。図4に示す上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8は、撮影装置を用いて上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の夫々を撮影することによって、電子計算機(コンピュータ)において座標移動処理可能であって表示装置に二次元的又は三次元的に表示可能に夫々生成される。撮影装置によって撮影した上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々の撮影データは、位置調整支援装置としての上述の電子計算機によって処理可能である。当該位置調整支援装置は、前記撮影データに基づいて、基準部5及び6の夫々を含む上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8を夫々生成する手段(生成手段)と、前記手段によって生成した上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像が座標系において夫々互いに独立して位置調整可能となるように表示する手段(表示手段)とを具備していてもよく、また、前記撮影データに基づいて、基準部5及び6の夫々を含む上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8を夫々生成する手段(生成手段)と、前記手段によって生成した上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8の夫々の基準面30a及び30bが互いに面一となるように配設可能な平面を表示し、この表示した平面と平行する方向において上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8を夫々互いに独立して位置調整可能となるように当該上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8を夫々表示する手段(表示手段)とを具備している。斯かる位置調整支援装置の前記各生成手段及び表示手段は、後述の位置調整支援プログラムによって具現化されてもよい。
 電子計算機においては、撮影装置によって撮影された上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の夫々の撮影データに基づいて、電子計算機による処理可能な基準部5及び6の夫々を含む上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8を夫々生成する段階と、前記段階において生成した上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8が座標系において夫々互いに独立して位置調整可能となるように表示する段階とを具備している位置調整支援プログラムが実行される。位置調整支援プログラムは、本例では、生成した上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8の夫々の基準面30a及び30bが互いに面一となるように配設可能な平面を表示し、この表示した平面と平行する方向において上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8を夫々互いに独立して位置調整可能となるように当該上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8を夫々表示する。斯かる位置調整支援プログラムは、電子計算機の記憶部に記憶されており、撮影装置からの撮影データの受信に基づいて起動し、上述及び後述の処理を実行するように構成されている。表示装置は、当該位置調整支援プログラムに基づいて上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8を表示するように構成されている。尚、位置調整支援プログラムが一つの平面を表示するように構成されている場合には、上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8の基準面30a及び30bの同一平面上への位置合わせは、上顎側歯列模型画像7の基準面30aを前記一つの平面に面一となるように位置調整操作され、且つ、下顎側歯列模型画像8の基準面30bを前記一つの平面に面一となるように位置調整操作されることによって行われる。また、位置調整支援プログラムが基準面30aに対応する平面と基準面30bに対応する他の平面とを表示するように構成されている場合には、上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8の基準面30a及び30bの同一平面上への位置合わせは、上顎側歯列模型画像7の基準面30aをこれに対応する平面に面一となるように位置調整操作により設定する一方、下顎側歯列模型画像8の基準面30bをこれに対応する他の平面に面一となるように位置調整操作により設定し、両設定後、前記平面と他の平面とが互いに面一となるように位置調整操作されることによって行われる。位置調整支援プログラムは、好ましくは、上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8の夫々の基準面30a及び30bが互いに面一となるように同一平面上に配設された後には、当該平面と平行する方向に交差する方向における上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8の移動は規制されるように構成される。
 以下、本例の歯列模型の撮影方法について詳細に説明する。本例の歯列模型の撮影方法は、上顎側歯列模型3と下顎側歯列模型4との相互位置を調整する段階と、相互位置が調整された上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4のうちの一方としての上顎側歯列模型3に撮影可能な基準部(第一基準部)5を形成し、相互位置が調整された上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4のうちの他方としての下顎側歯列模型4に、上顎側歯列模型3に形成された基準部5に対する基準位置を示す撮影可能な基準部(第二基準部)6を形成する段階と、基準部5及び6が夫々形成された上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の夫々を撮影する段階とを具備している。
 上顎側歯列模型3と下顎側歯列模型4との相互位置を調整する段階では、咬合採得した咬合相補面を有する印象材2を上顎側歯列模型3の模型上歯列相当部11及び下顎側歯列模型4の模型上歯列相当部21の咬合面に咬み合わせて当該上顎側歯列模型3と下顎側歯列模型4との相互位置を調整する。このようにして、上顎側歯列模型3と下顎側歯列模型4との相互位置を患者の咬合状態における上顎側歯列及び下顎側歯列の相互位置に簡単に対応させることができる。尚、前記相互位置が調整された状態においては、上顎側歯列模型3、印象材2及び下顎側歯列模型4は一つの組み合わせ体を構成することになる。
 下顎側歯列模型4に対する相対的な位置が調整された上顎側歯列模型3に撮影可能な基準部5を形成し、上顎側歯列模型3に対する相対的な位置が調整された下顎側歯列模型4に、上顎側歯列模型3に形成された基準部5に対する基準位置を示す撮影可能な基準部6を形成する段階では、上顎側歯列模型3に上述の基準面30a並びに目印31a、32a、33a、34a、35a及び36aを形成すると共に、下顎側歯列模型4に上述の基準面30b並びに目印31b、32b、33b、34b、35b及び36bを形成する。
 基準面30a及び30bは、相互位置が調整された状態にある上顎側歯列模型3の台座13の後面14及び下顎側歯列模型4の台座23の後面24の夫々にトリマーを用いたトリミング加工を施すことによって形成する。
 目印31a及び31b並びに目印32a及び32bは、相互位置が調整された状態にある上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の夫々の唇側の部位に、線引き及び/又は筋彫り加工を施すことによって形成する。目印31a及び31bは正中に対して左側寄りに形成され、目印32a及び32bは正中に対して右側寄りに形成される。
 目印33a及び33b並びに目印34a及び34bは、相互位置が調整された状態にある上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の夫々の左側であって頬側の部位に、線引き及び/又は筋彫り加工を施すことによって形成する。目印33aは目印34aに対して前側に形成され、目印33bは目印34bに対して前側に形成される。
 目印35a及び35b並びに目印36a及び36bは、相互位置が調整された状態にある上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の夫々の右側であって頬側の部位に、線引き及び/又は筋彫り加工を施すことによって形成する。目印35aは目印36aに対して前側に形成され、目印35bは目印36bに対して前側に形成される。
 基準部5が形成された上顎側歯列模型3を撮影する段階では、上顎歯列模型3を印象材2及び下顎歯列模型4から取り外し、上顎側歯列模型3単体を撮影装置によって撮影する。このように撮影することにより、電子計算機上で座標移動処理可能な基準部5を含む上顎歯列模型画像7を生成する。
 基準部6が形成された下顎側歯列模型4を撮影する段階では、下顎側歯列模型4を印象材2及び上顎側歯列模型4から取り外し、下顎側歯列模型4単体を撮影装置によって撮影する。このように撮影することにより、電子計算機上で座標移動処理可能な基準部6を含む下顎側歯列模型画像8を生成する。
 斯かる本例の歯列模型の撮影方法によって撮影されて生成された上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8は、電子計算機において図5に示すX-Y-Z座標系(スクリーン座標系であっても、ワールド座標系であってもよい。)で夫々互いに独立して座標移動させることができ、例えば基準面30a及び30bをY軸及びZ軸に規定される面に対して平行となるように上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8の位置を調整し、目印31a、32a、33a、34a、35a及び36aの夫々が目印31b、32b、33b、34b、35b及び36bの夫々に対して一直線上に配されるように上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8の位置を調整することができる。このように上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8の相互位置を基準面30a及び30b、目印31a、32a、33a、34a、35a及び36a並びに31b、32b、33b、34b、35b及び36bに基づいて調整することで、上顎側歯列模型画像7及び下顎側歯列模型画像8の相互位置を患者の咬合状態における上顎側歯列及び下顎側歯列の相互位置に容易に対応させ得る。
 尚、印象材2、上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4が一つの組み合わせ体を構成している状態において、目印31aの上下方向Vにおける長さ及び目印31bの上下方向Vにおける長さの和、目印32aの上下方向Vにおける長さ及び目印32bの上下方向Vにおける長さの和、目印33aの上下方向Vにおける長さ及び目印33bの上下方向Vにおける長さの和、目印34aの上下方向Vにおける長さ及び目印34bの上下方向Vにおける長さの和、目印35aの上下方向Vにおける長さ及び目印35bの上下方向Vにおける長さの和並びに目印36aの上下方向Vにおける長さ及び目印36bの上下方向Vにおける長さの和のうちの少なくとも一つの和を計測した場合には、コンピュータ上において、計測した前記和に基づいて上顎側歯列模型画像7と下顎側歯列模型画像8との相互位置をより簡単に調整し得る。
 基準部5及び6を上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4に形成する段階では、上述の目印31a及び31b、32a及び32b、33a及び33b、34a及び34b、35a及び35b並びに36a及び36bのうちの少なくとも一対の目印の形成に代えて又はこれらの形成に加えて、上顎側歯列模型3の後面14に基準部5としての目印を形成し、当該目印に相対する基準部6としての目印を下顎側歯列模型4の後面24に形成してもよい。また、基準部5及び6を上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4に形成する段階では、上述の目印31a及び31b、32a及び32b、33a及び33b、34a及び34b、35a及び35b並びに36a及び36bのうちの少なくとも一対の目印の形成に代えて又はこれらの形成に加えて、上顎側歯列模型3の模型上歯列相当部11に囲まれた口蓋側の部位に基準部5としての目印、好ましくは二つの目印を形成し、当該目印に相対する基準部6としての目印、好ましくは二つの相対する目印を下顎側歯列模型4の模型上歯列相当部21に囲まれた舌側の部位に形成してもよく、斯かる目印は、例えばドリル等を用いて加工した孔からなっていてもよい。
 基準部5及び6を上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4に形成する段階では、上述の目印31a及び31b、32a及び32b、33a及び33b、34a及び34b、35a及び35b並びに36a及び36bのうちの少なくとも一対の目印の形成に代えて又はこれらの形成に加えて、例えば図6に示すように、前後方向Hに伸びた筋からなる目印41aを上顎側歯列模型3に形成し、当該目印41aに相対する前後方向Hに伸びた筋からなる目印41bを下顎側歯列模型4に形成してもよい。目印41a及び41bの夫々の筋は好ましくは互いに平行である。目印41a及び41bの形成後、目印41aから目印41bまでの上下方向Vにおける距離を計測しておくと、その後に撮影して生成した上顎側歯列模型7と下顎側歯列模型画像8の相互位置の調整に前記計測した距離を参照することで、当該調整をより簡単に行い得る。また、上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の夫々に互いに相対する一対の目印を唇側に形成する場合には、当該一対の目印は横方向Sに平行に夫々伸びていてもよい。
 基準部5及び6を上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4に形成する段階では、上述の目印31a及び31b、32a及び32b、33a及び33b、34a及び34b、35a及び35b並びに36a及び36bは夫々上下方向Vにおいて一直線上に伸びて形成されるが、例えばこれらの各対の目印のうちのいずれかの対の目印が上下方向Vに交差する斜め方向に一直線上に伸びる筋によって形成されてもよい。
 基準部5及び6を上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4に形成する段階では、上述の目印31a及び31b、32a及び32b、33a及び33b、34a及び34b、35a及び35b並びに36a及び36bのうちの少なくとも一対の目印の形成に代えて又はこれらの形成に加えて、例えば図6に示すように、点からなる目印42aを上顎側歯列模型3に形成し、当該目印42aに相対する点からなる目印42bを下顎側歯列模型4に形成してもよい。目印42a及び42bの形成後、目印42aから目印42bまでの距離を計測しておくと、その後に撮影して生成した上顎側歯列模型7と下顎側歯列模型画像8の相互位置の調整に前記計測した距離を参照することで、当該調整をより簡単に行い得る。
 本例の歯列模型の撮影方法によれば、上顎側歯列模型3と下顎側歯列模型4との相互位置を調整する段階と、相互位置が調整された上顎側歯列模型3に撮影可能な基準部5を形成し、相互位置が調整された下顎側歯列模型4に、前記上顎側歯列模型3に形成された基準部5に対する基準位置を示す撮影可能な基準部6を形成する段階と、基準部5及び6が夫々形成された上顎側歯列模型3及び下顎側歯列模型4の夫々を撮影する段階とを具備しているために、上顎側歯列模型画像7と下顎側歯列模型画像8との相互の位置関係を患者の上顎側歯列と下顎側歯列との相互の位置関係に容易に対応させることができる。
 2 印象材
 3 上顎側歯列模型
 4 下顎側歯列模型
 5 基準部
 6 基準部
 7 上顎側歯列模型画像
 8 下顎側歯列模型画像

Claims (24)

  1.  上顎側歯列模型と下顎側歯列模型との相互位置を調整する段階と、相互位置が調整された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方に撮影可能な第一基準部を形成し、相互位置が調整された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方に、第一基準部に対する基準位置を示す撮影可能な第二基準部を形成する段階と、第一基準部及び第二基準部が夫々形成された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々を撮影する段階とを具備している歯列模型の撮影方法。
  2.  第一基準部は少なくとも一つの目印を有しており、第二基準部は、第一基準部の少なくとも一つの目印に相対する少なくとも一つの目印を有している請求項1に記載の歯列模型の撮影方法。
  3.  第一基準部は、少なくとも二つの目印を有しており、第二基準部は、第一基準部の少なくとも二つの目印の夫々に相対する少なくとも二つの目印を有しており、第一基準部の少なくとも二つの目印のうちの一方及び前記一方の目印に相対する第二基準部の少なくとも二つの目印のうちの一方は、第一基準部の少なくとも二つの目印のうちの他方及び前記他方の目印に相対する第二基準部の少なくとも二つの目印のうちの他方に対して、前側に配されている請求項1に記載の歯列模型の撮影方法。
  4.  第一基準部は、少なくとも三つの目印を有しており、当該少なくとも三つの目印のうちの一つである第一の目印は、当該少なくとも三つの目印のうちの第一の目印を除く二つである第二の目印及び第三の目印に対して右側に配されており、第二の目印は、前記第一の目印及び第三の目印に対して左側に配されており、第三の目印は、前記第一の目印及び第二の目印に対して前側に配されており、第二基準部は、少なくとも他の三つの目印を有しており、当該少なくとも他の三つの目印のうちの一つである第四の目印は、前記第一の目印に相対すると共に、当該少なくとも他の三つの目印のうちの第四の目印を除く二つである第五の目印及び第六の目印に対して右側に配されており、第五の目印は、第二の目印に相対すると共に、第四の目印及び第六の目印に対して左側に配されており、第六の目印は、第三の目印に相対すると共に、第四の目印及び第五の目印に対して前側に配されている請求項1に記載の歯列模型の撮影方法。
  5.  目印は筋からなる請求項2から4のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法。
  6.  筋は上下方向に伸びている請求項5に記載の歯列模型の撮影方法。
  7.  上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方の上下方向に伸びた筋と上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方の上下方向に伸びた筋とは、夫々互いに一直線上に位置するように形成される請求項6に記載の歯列模型の撮影方法。
  8.  上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方の上下方向に伸びた筋は、上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方の上下方向に伸びた筋に連なるように形成される請求項6又は7に記載の歯列模型の撮影方法。
  9.  筋は前後方向又は横方向に伸びている請求項5に記載の歯列模型の撮影方法。
  10.  目印は点からなる請求項2から4のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法。
  11.  第一基準部は基準面を有しており、第二基準部は、第一基準部の基準面に対して面一な基準面を有している請求項1から10のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法。
  12.  第一基準部及び第二基準部の夫々の基準面は、前後軸に垂直な面に対して平行である請求項11に記載の歯列模型の撮影方法。
  13.  第一基準部及び第二基準部の夫々の基準面は、鉛直面に対して平行である請求項11又は12に記載の歯列模型の撮影方法。
  14.  第一基準部の基準面は、第一基準部が形成された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方の後面に形成され、第二基準部の基準面は、第二基準部が形成された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方の後面に形成される請求項11から13のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法。
  15.  上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々は、模型上歯列相当部及び模型上歯肉相当部を具備しており、第一基準部は上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方の模型上歯列相当部及び模型上歯肉相当部のうちの少なくとも一つに形成され、第二基準部は上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方の模型上歯列相当部及び模型上歯肉相当部のうちの少なくとも一つに形成される請求項1から14のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法。
  16.  上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々は、模型上歯列相当部、模型上歯肉相当部及び台座を具備しており、第一基準部は上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの一方の模型上歯列相当部、模型上歯肉相当部及び台座のうちの少なくとも一つに形成され、第二基準部は上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型のうちの他方の模型上歯列相当部、模型上歯肉相当部及び台座のうちの少なくとも一つに形成される請求項1から14のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法。
  17.  咬合採得した咬合相補面を有するバイト用印象材を上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型に咬み合わせて当該上顎側歯列模型と下顎側歯列模型との相互位置を調整する請求項1から16のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法。
  18.  請求項1から17のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法に用いられる上顎側歯列模型であって第一基準部又は第二基準部が形成されている上顎側歯列模型。
  19.  請求項1から17のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法に用いられる下顎側歯列模型であって第一基準部又は第二基準部が形成されている下顎側歯列模型。
  20.  請求項1から17のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法によって撮影された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々の撮影データに基づいて、電子計算機による処理可能な第一基準部及び第二基準部の夫々を含む上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々生成する段階と、前記段階において生成した上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像が座標系において夫々互いに独立して位置調整可能となるように表示する段階とを具備している位置調整支援プログラム。
  21.  請求項11から14のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法によって撮影された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々の撮影データに基づいて、電子計算機による処理可能な第一基準部及び第二基準部の夫々を含む上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々生成する段階と、前記段階において生成した上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像の夫々の基準面が互いに面一となるように配設可能な平面を表示し、この表示した平面と平行する方向において上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々互いに独立して位置調整可能となるように当該上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々表示する段階とを具備している位置調整支援プログラム。
  22.  請求項1から17のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法によって撮影された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々の撮影データに基づいて、電子計算機による処理可能な第一基準部及び第二基準部の夫々を含む上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々生成する手段と、前記手段によって生成した上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像が座標系において夫々互いに独立して位置調整可能となるように表示する手段とを具備している位置調整支援装置。
  23.  請求項11から14のいずれか一項に記載の歯列模型の撮影方法によって撮影された上顎側歯列模型及び下顎側歯列模型の夫々の撮影データに基づいて、電子計算機による処理可能な第一基準部及び第二基準部の夫々を含む上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々生成する手段と、前記手段によって生成した上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像の夫々の基準面が互いに面一となるように配設可能な平面を表示し、この表示した平面と平行する方向において上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々互いに独立して位置調整可能となるように当該上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を夫々表示する手段とを具備している位置調整支援装置。
  24.  請求項18又は19に記載の位置調整支援プログラムに基づいて上顎側歯列模型画像及び下顎側歯列模型画像を表示する表示装置。
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