WO2013008416A1

WO2013008416A1 - 電球及びそれを用いた照明装置

Info

Publication number: WO2013008416A1
Application number: PCT/JP2012/004326
Authority: WO
Inventors: 康裕石原
Original assignee: 石原金属化工株式会社
Priority date: 2011-07-13
Filing date: 2012-07-04
Publication date: 2013-01-17

Abstract

　本発明は、所望とするキャラクターや文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せに係る画像を投影することが可能な電球及びそれを用いた照明装置を提供することを目的とする。本発明の電球１０１は、レンズユニット１０７と、レンズユニット１０７を装着する投影ユニット１０２と、投影ユニット１０２が着脱可能な接続部としての投影ユニット接続部１０５を有する筺体部１０３と、筺体部１０３の平面に実装される単一光源（光源部１１５）と、レンズユニット１０７の単一光源と対向する面に装着可能なフィルム装着ユニット１０８と、単一光源に電力を供給する電源ユニット１０６と、を備えたことを特徴とする。

Description

電球及びそれを用いた照明装置

　この発明は、例えばLED（Light Emitting Diode）やCCFL（Cold Cathode Fluorescent Lamp）を用いた電球及びそれを用いた照明装置に関するものである。

　一般に、屋内外の照明には、各種電球が用いられているが、今日では従来の白熱電球や蛍光灯から、ＬＥＤやＣＣＦＬを用いた電球が、低消費電力で発熱が抑えられており、且つ劣化が少ないことから用いられてきている。そして、単なる照明としての機能のみならず屋内外の装飾目的からこれら電球を用いることが嘱望されている。

　例えば特許文献１では、エッチング模様が形成された電球及びこれを用いた照明装置が開示されている。即ち、この照明装置は、透明ガラス球の表面にレジストパターンの模様がエッチングにより転写された電球と、電球を覆う半透明カバーとを備えている。

　ところで、例えば特許文献１では、投影機に関する技術が開示されている。即ち、この投影機は、光源及びレンズを保持する第１保持筒と、フィルムを保持するフィルム保持筒と、レンズを保持する第２保持筒を備えている。

実用新案登録第３１０３７１４号公報実用新案登録第３１４９６１２号公報

　しかしながら、上記従来技術に係る照明装置は、内部の電球にレジストパターンの模様が転写されてはいるものの、投影を目的としたものではない。

　一方、特許文献１は、電球自体とは無関係のハンディタイプの投影機を開示したものにすぎず、電球自体に投影機能を付加価値として実装するとの技術的思想は何ら開示も示唆もされてはいない。即ち、電球自体に、単一光源、レンズ鏡筒を実装し、高精度な投影を実現しようとの技術的思想は開示も示唆もされてはいない。本願発明は、この点に着目してなされたものである。

　本発明は上述した課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、所望とするキャラクターや文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せに係る画像を投影することが可能な電球及びそれを用いた照明装置を提供することにある。

　上記課題を解決すべく、本発明の第１の観点による電球は、レンズユニットと、上記レンズユニットを装着する投影ユニットと、上記投影ユニットが着脱可能な接続部を有する筺体部と、上記筺体部の平面に実装される単一光源と、上記レンズユニットの上記単一光源と対向する面に装着可能なフィルム装着ユニットと、上記単一光源に電力を供給する電源ユニットと、を備えたことを特徴とする。

　本発明の第２の観点による電球は、内部が中空となっている基部と、上記基部に配設された発光部と、上記基部の一端に接続された絶縁部と、上記絶縁部に接続された口金部と、上記基部の他端に接続されたグローブ部と、を備え、上記グローブ部がその底面に並行な平面部を備えており、当該平面部にキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの少なくともいずれかの組合せを形成し、上記発光部の発光により投影することを特徴とする。

　本発明の第３の観点による電球は、内部が中空となっている基部と、上記基部に配設された発光部と、上記基部の一端に接続された絶縁部と、上記絶縁部に接続された口金部と、上記基部の他端に接続されたグローブ部と、上記グローブ部に着脱されるキャップ部と、を備え、上記グローブ部の底面と平行な頂上面は開口されており、当該開口部分に、上記キャップ部が固定されるキャップ受け部が形成されており、上記キャップ部が平面部を備えており、当該平面部にキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの少なくともいずれかの組合せを形成し、上記発光部の発光により投影することを特徴とする。

　本発明の第４の観点による照明装置は、発光部と、レンズ部とを有し、当該レンズ部の平面にキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの少なくともいずれかの組合せを形成し、上記発光部の発光により投影されることを特徴とする。

　従って、本発明に係る電球及び照明装置によれば、所望とするキャラクターや文字、図形、記号、絵、ロゴ又はこれらの組合せに係る画像を投影することが可能となる。更にこれらキャラクターや文字等が付される平面をキャップ部の平面とすれば、簡易に投影するキャラクターや文字等を変更することができる。また、係合時において、キャップ部をキャップ受け部に対して回転自在とすれば、キャップ部の平面に付与された文字等の投影角度を適宜調整することが可能である。

本発明の第１の実施形態に係る電球の構成を示す図である。本発明の第１の実施形態に係る電球の構成を示す斜視図である。（ａ）は本発明の第２の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す図、（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す図である。（ａ）は本発明の第２の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す斜視図、（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す斜視図である。（ａ）は本発明の第３の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す図、（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す図である。（ａ）は本発明の第３の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す斜視図、（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す斜視図である。（ａ）は本発明の第４の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す図、（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す図である。（ａ）は本発明の第４の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す斜視図、（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す斜視図である。（ａ）は本発明の第５の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す図、（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す図である。（ａ）は本発明の第５の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す斜視図、（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す斜視図である。（ａ）は本発明の第６の実施形態に係る電球の構成図、（ｂ）はオルゴール部の回路構成を示す図である。本発明の第７の実施形態に係る電球の構成を示す図である。本発明の第８の実施形態に係る照明装置としてのスポットライトの構成を示す図である。本発明の第９の実施形態に係る照明装置としての街路灯の構成を示す図である。本発明の第１０の実施形態に係る照明装置としての街路灯の構成を示す図である。本発明の第１１の実施形態に係る直筒型ＬＥＤランプの構成を示す図である。本発明の第１２の実施形態に係る電球の構成を示す図である。本発明の第１２の実施形態に係る電球の投影ユニットと投影ユニット接続部との接続関係を説明するための図である。（ａ）及び（ｂ）は、本発明の第１２の実施形態に係る電球に採用されるレンズユニットの構成を詳細に説明するための図である。本発明の第１２の実施形態に係る電球の斜視図である。本発明の第１３の実施形態に係る電球の構成を示す図である。本発明の第１４の実施形態に係る電球の構成を示す図である。本発明の第１４の実施形態に係る電球の他の構成を示す図である。本発明の第１５の実施形態に係る電球の構成を示す図である。本発明の第１５の実施形態に係る電球の投影ユニットと投影ユニット接続部との接続関係を説明するための図である。本発明の第１６の実施形態に係る電球の構成を示す図である。本発明の第１７の実施形態に係る電球の構成を示す図である。本発明の第１２の実施形態に係る電球のサイズの一例を示す図である。

　以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係る電球ついて説明する。

　以下に説明する実施形態に係る電球は、例えば、発光ダイオード（LED；Light Emitting Diode）や冷陰極蛍光ランプ（CCFL；Cold Cathode Fluorescent Lamp）を用いた電球である。これらは、従来の白熱電球や蛍光灯に比べて長寿命で信頼性が高く、更に低消費電力且つ低発熱性という特質がある。したがって、詳細は後述するが、各実施形態のように所望とするキャラクターや文字、図形、記号、絵、ロゴ又はこれらの組合せをショットブラストやデカール・シールによりグローブ部に付与した場合にも、熱等による劣化の問題が生じない。以下、ＬＥＤ電球への適用例を例に挙げ、各実施形態について詳述する。

［第１の実施形態］
　図１は本発明の第１の実施形態に係る電球の構成を示す平面図、図２は本発明の第１の実施形態に係る電球の構成を示す斜視図である。

　これらの図に示されるように、電球１は、基部２とグローブ部３、絶縁部４、口金部５からなる。基部２の内部は中空となっており、基部２の一端は絶縁部４を介して口金部５に接続されており、基部２の他端にはグローブ部３が配設されている。この基部２のグローブ部３の配設側には、ここでは不図示の放熱板を介して発光部としてのＬＥＤモジュール６が配設されている。このＬＥＤモジュール６は、複数のＬＥＤ素子が所定間隔で配列されてなる。基部２の内部には、ＬＥＤモジュール６のＬＥＤ素子の発光を制御する不図示の発光制御回路が内蔵されている。さらに、この例では、基部２の側周面には放熱フィン７が配設されている。

　そして、特徴的なのは、グローブ部３が円錐台の形状を呈しており、電球１の長手方向に垂直な平面部８を備えている点である。つまり、グローブ部３は、円を底面とした錐台であって、円錐を底面に平行な平面部８で切り、小円錐の部分を除いた立体形状となっている。そして、この平面部８には、所望とするキャラクターや文字、図形、記号、絵、ロゴ又はこれらの組合せをショットブラストにより付与したり、デカール・シールを貼り付けることで付与したりすることができるようになっている。このショットブラストによれば、サテン地の模様や柄を付けることも可能である。

　ここで、ショットブラストとは、単にブラストとも称され、投射材と呼ばれる粒体を加工物であるグローブ部３の平面部８に衝突させ、模様付け等を行う手法である。対象となるのは、金属、セラミック、ガラス、プラスチック等硬質なものが主ではある。また、デカールには、水で濡らした後、台紙からスライドさせ貼付するウォータースライドデカールや、透明なフィルムの上から擦ることで図柄等を転写するドライデカール、水を用いて貼付することを所望とする部位の表面に図柄を反転転写する耐水デカール、その他、熱転写デカール等が含まれる。その他、シルク印刷や図柄等が付与されたセロハンの貼り付けによってもよいことは勿論である。

　尚、グローブ部３の形状を、ドーム型を底面に平行な平面部で切ったような形状としてもよいことは勿論である。平面部を有していれば、他の形状も採用可能である。

　このように、本発明の第１の実施形態によれば、内部が中空となっている基部２と、基部２の一端に接続された絶縁部４と、絶縁部４に接続された口金部５と、基部２の他端に接続されたグローブ部３とを備え、グローブ部３がその底面に平行な平面部８を備えており、当該平面部８にキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せを形成或いはデカール・シールの貼り付けにより付与することを特徴とする電球が提供される。従って、平面部８にキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せを簡易に付与することができ、これら付与されたキャラクター等を投影することが可能となる。

［第２の実施形態］
　図３（ａ）は本発明の第２の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す平面図、図３（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す平面図、図４（ａ）は当該電球の構成（キャップ部装着前）を示す斜視図、図４（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す斜視図である。

　これらの図に示されるように、この電球１１は、基部１２とグローブ部１３、絶縁部１４、口金部１５からなる。基部１２の内部は中空となっており、基部１２の一端は絶縁部１４を介して口金部１５に接続されており、基部１２の他端にはグローブ部１３が配設されている。この基部１２のグローブ部１３の配設側には、ここでは不図示の放熱板を介して発光部としてのＬＥＤモジュール１６が配設されている。ＬＥＤモジュール１６は、複数のＬＥＤ素子が所定間隔で配列されてなる。基部１２の内部には、ＬＥＤモジュール１６のＬＥＤ素子の発光を制御する不図示の発光制御回路が内蔵されている。さらに、この例では、基部１２の側周面には放熱フィン１７が配設されている。

　そして、特徴的なのは、グローブ部１３が略円錐台の形状を呈しており、底面と平行な頂上面は開口されており、当該開口部分に、キャップ部１９が固定されるキャップ受け部１８が形成されている。キャップ受け部１８の外周面にはネジ溝が刻まれており、当該ネジ溝が、キャップ部１９の内周面に形成されたネジ溝と合致して、キャップ部１９がキャップ受け部１８にネジ込まれ、固定されるようになっている。

　更に、キャップ部１９の平面部１９ａには、所望とするキャラクターや文字、図形、記号、絵、ロゴ又はこれらの組合せをショットブラストにより付与したり、デカール・シールを貼り付けることで付与したりできるようになっている。このショットブラストによれば、サテン地の模様や柄を付けることも可能である。尚、ショットブラストやデカールの詳細は、第１の実施形態で前述した通りである。

　尚、グローブ部１３の形状を、ドーム型を底面に平行な平面部で切ったような形状としてもよいことは勿論である。平面部を有していれば、他の形状も採用可能である。

　このように、本発明の第２の実施形態によれば、内部が中空となっている基部１２と、基部１２の一端に接続された絶縁部１４と、絶縁部１４に接続された口金部１５と、基部１２の他端に接続されたグローブ部１３と、グローブ部１３に着脱されるキャップ部１９とを備え、グローブ部１３の底面と平行な頂上面は開口されており、当該開口部分に、キャップ部１９が固定されるキャップ受け部１８が形成されており、キャップ部１９が平面部１９ａを備えており、当該平面部１９ａにキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せを形成或いはデカール・シールの貼り付けにより付与することを特徴とする電球が提供される。

　更に、キャップ受け部１８の外周面にはネジ溝が刻まれており、当該ネジ溝が、キャップ部１９の内周面に形成されたネジ溝と合致して、キャップ部１９がキャップ受け部１８にネジ込まれ、固定されることを特徴とする電球が提供される。従って、キャップ部１９の交換が容易であるので、様々なキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せが付与された複数のキャップ部１９の中から所望とするもに適宜迅速に交換し、投影することが可能となる。

［第３の実施形態］
　図５（ａ）は本発明の第３の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す平面図、図５（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す平面図、図６（ａ）は当該電球の構成（キャップ部装着前）を示す斜視図、図６（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す斜視図である。

　これらの図に示されるように、この電球２１は、基部２２とグローブ部２３、絶縁部２４、口金部２５からなる。基部２２の内部は中空となっており、基部２２の一端は絶縁部２４を介して口金部２５に接続されており、基部２２の他端にはグローブ部２３が配設されている。この基部２２のグローブ部２３の配設側には、ここでは不図示の放熱板を介して発光部としてのＬＥＤモジュール２６が配設されている。ＬＥＤモジュール２６は、複数のＬＥＤ素子が所定間隔で配列されてなる。基部２２の内部には、ＬＥＤモジュール２６のＬＥＤ素子の発光を制御する不図示の発光制御回路が内蔵されている。さらに、この例では、基部２２の側周面には放熱フィン２７が配設されている。

　そして、特徴的なのは、グローブ部２３が略円錐台の形状を呈しており、底面と平行な頂上面は開口されており、当該開口部分に、キャップ部２９が固定されるキャップ受け部２８が形成されている。キャップ受け部２８は、開口部分の内径よりも大きな径で外側に突出した円弧状の突出部２８ａを備えている。キャップ部２９は、底面のみ開口されており、その底面の開口部において内側に所定長だけ突出した係合部２９ｂを備えている。キャップ部２９をキャップ受け部２８に装着するときには、このキャップ受け部２８の突出部２８ａを越えてその下部にキャップ部２９の係合部２９ｂが係合し、キャップ受け部２８にキャップ部２９が固定されることになる。

　更に、キャップ部２９の平面部２９ａには、所望とするキャラクターや文字、図形、記号、絵、ロゴ又はこれらの組合せをショットブラストにより付与したり、デカール・シールを貼り付けることで付与したりできるようになっている。このショットブラストによれば、サテン地の模様や柄を付けることも可能である。尚、ショットブラストやデカールの詳細は、第１の実施形態で前述した通りである。

　尚、グローブ部２３の形状を、ドーム型を底面に平行な平面部で切ったような形状としてもよいことは勿論である。平面部を有していれば、他の形状も採用可能である。

　このように、本発明の第３の実施形態によれば、キャップ受け部２８は、開口部分の内径よりも大きな径で外側に突出した円弧状の突出部２８ａを備えており、キャップ部２９は、底面のみ開口されており、その底面の開口部において内側に所定長だけ突出した係合部２９ｂを備えており、キャップ部２９をキャップ受け部２８に装着するときには、このキャップ受け部２８の突出部２８ａを越えてその下部にキャップ部２９の係合部２９ｂが係合し、キャップ受け部２８にキャップ部２９が固定されることを特徴とする電球が提供される。従って、キャップ部２９の交換が容易であるので、様々なキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せが付与された複数のキャップ部２９の中から所望とするものに適宜迅速に交換し投影することが可能となる。また、係合時においても、キャップ部２９をキャップ受け部２８に対して回転させることができるので、平面部２９ａに付与された文字等の投影角度を適宜調整することが可能である。

［第４の実施形態］
　図７（ａ）は本発明の第４の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す平面図、図７（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す平面図、図８（ａ）は当該電球の構成（キャップ部装着前）を示す斜視図、図８（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す斜視図である。

　これらの図に示されるように、この電球３１は、基部３２とグローブ部３３、絶縁部３４、口金部３５からなる。基部３２の内部は中空となっており、基部３２の一端は絶縁部３４を介して口金部３５に接続されており、基部３２の他端にはグローブ部３３が配設されている。この基部３２のグローブ部３３の配設側には、ここでは不図示の放熱板を介して発光部としてのＬＥＤモジュール３６が配設されている。ＬＥＤモジュール３６は、複数のＬＥＤ素子が所定間隔で配列されてなる。基部３２の内部には、ＬＥＤモジュール３６のＬＥＤ素子の発光を制御する不図示の発光制御回路が内蔵されている。さらに、この例では、基部３２の側周面には放熱フィン３７が配設されている。

　そして、特徴的なのは、グローブ部３３が略円錐台の形状を呈しており、底面と平行な頂上面は開口されており、当該開口部分に、その平面が円形状の平板部材であるキャップ部３９が固定されるキャップ受け部３８が形成されている。キャップ受け部３８は、開口部分の内側に向けて円形状に所定長だけ突出した突出部３８ａを備えている。さらに、キャップ部３９が装着時にグローブ部３３内に落ち込まないように規制する円形状の規制部３８ｂを備えている。キャップ部３９をキャップ受け部３８に装着する際にはキャップ受け部３８の突出部３８ａにより、キャップ部３９の側周面が保持され、規制部３８ｂにより位置決めがなされる。

　更に、キャップ部３９の平面部３９ａには、所望とするキャラクターや文字、図形、記号、絵、ロゴ又はこれらの組合せをショットブラストにより付与したり、デカール・シールを貼り付けることで付与したりできるようになっている。このショットブラストによれば、サテン地の模様や柄を付けることも可能である。尚、ショットブラストやデカールの詳細は、第１の実施形態で前述した通りである。

　尚、グローブ部３３の形状を、ドーム型を底面に平行な平面部で切ったような形状としてもよいことは勿論である。平面部を有していれば、他の形状も採用可能である。

　このように、本発明の第４の実施形態によれば、キャップ受け部３８は、開口部分の内側に向けて円形状に所定長だけ突出した突出部３８ａと、キャップ部３９が装着時にグローブ部３３内に落ち込まないように規制する円形状の規制部３８ｂとを備えており、キャップ部３９をキャップ受け部３８に装着する際にはキャップ受け部３８の突出部３８ａによりキャップ部３９の側周面が保持され、規制部３８ｂにより位置決めがなされることを特徴とする電球が提供される。従って、キャップ部３９の交換が容易であるので、様々なキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せが付与された複数のキャップ部３９の中から所望とするものに適宜迅速に交換し投影することが可能となる。また、係合時においても、キャップ部３９をキャップ受け部３８に対して回転させることができるので、平面部３９ａに付与された文字等の投影角度を適宜調整することが可能である。

［第５の実施形態］
　図９（ａ）は本発明の第５の実施形態に係る電球の構成（キャップ部装着前）を示す平面図、図９（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す平面図、図１０（ａ）は当該電球の構成（キャップ部装着前）を示す斜視図、図１０（ｂ）は当該電球の構成（キャップ部装着後）を示す斜視図である。

　これらの図に示されるように、この電球４１は、基部４２とグローブ部４３、絶縁部４４、口金部４５からなる。基部４２の内部は中空となっており、基部４２の一端は絶縁部４４を介して口金部４５に接続されており、基部４２の他端にはグローブ部４３が配設されている。この基部４２のグローブ部４３の配設側には、ここでは不図示の放熱板を介して発光部としてのＬＥＤモジュール４６が配設されている。ＬＥＤモジュール４６は、複数のＬＥＤ素子が所定間隔で配列されてなる。基部４２の内部には、ＬＥＤモジュール４６のＬＥＤ素子の発光を制御する不図示の発光制御回路が内蔵されている。さらに、この例では、基部４２の側周面には放熱フィン４７が配設されている。

　そして、特徴的なのは、グローブ部４３が略円錐台の形状を呈しており、底面と平行な頂上面は開口されており、当該開口部分に、キャップ部４９がスライド式に挿入され装着されるキャップ受け部４８が形成されている。キャップ受け部４８には、凹部４８ａが形成されており、キャップ部４９は凸部４９ｂを有しており、キャップ受け部４８の側方開口部４８ｂからキャップ部４９をスライドさせて挿入すると、キャップ受け部４８の凹部４８ａにキャップ部４９の凸部４９ｂが勘合するようになっている。

　更に、キャップ部４９の平面部４９ａには、所望とするキャラクターや文字、図形、記号、絵、ロゴ又はこれらの組合せをショットブラストにより付与したり、デカール・シールを貼り付けることで付与したりできるようになっている。このショットブラストによれば、サテン地の模様や柄を付けることも可能である。尚、ショットブラストやデカールの詳細は、第１の実施形態で前述した通りである。

　尚、グローブ部４３の形状を、ドーム型を底面に平行な平面部で切ったような形状としてもよいことは勿論である。平面部を有していれば、他の形状も採用可能である。

　このように、本発明の第５の実施形態によれば、キャップ受け部４８には、凹部４８ａが形成されており、キャップ部４９は凸部４９ｂを有しており、キャップ受け部４８の側方開口部４８ｂからキャップ部４９をスライドさせて挿入すると、キャップ受け部４８の凹部４８ａにキャップ部４９の凸部４９ｂが勘合することを特徴とする電球が提供されることになる。従って、キャップ部４９の交換が容易であるので、様々なキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せが付与された複数のキャップ部４９の中から所望とするものに適宜迅速に交換することが可能となる。

［第６の実施形態］
　図１１（ａ）は本発明の第６の実施形態に係る電球の構成を示す平面図であり、図１１（ｂ）はオルゴール部の回路構成を示す図である。尚、第１の実施形態と同一構成については同一符号を用いて重複した説明は省略し、異なる部分のみを説明する。

　図１１（ａ）に示されるように、この電球５１では、基部２のグローブ部３の配設側には、ここでは不図示の放熱板を介して発光部としてのＬＥＤモジュール６が配設されており、当該ＬＥＤモジュール６の近傍にオルゴール部５２が配設されている。

　そして、図１１（ｂ）に示されるように、このオルゴール部５２は、電源５３とスイッチ部５４、オルゴールＩＣ５５、圧電スピーカ５６からなる。スイッチ部５４は、機械的なものであってもよく、更には光を検知した場合にオンされるような光学的なものであってもよいことは勿論である。

　このように、本発明の第６の実施形態によれば、オルゴール部５２を更に備えたことを特徴とする電球が提供される。従って、発光時にオルゴール部５２よりメロディが流れ居心地のよい空間を作り出すことが可能となる。

［第７の実施形態］
　図１２は本発明の第７の実施形態に係る電球の構成を示す図である。これは、水銀灯タイプの大光量のランプ６１に適用したものであり、前述した第２の実施形態（図３）と同様に、ねじ込み式のキャップ部６２の平面に、ショットブラストによりキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せを形成し、或いはデカール・シールの貼り付けにより付与することを特徴とする。

［第８の実施形態］
　図１３は本発明の第８の実施形態に係る照明装置としてのスポットライトの構成を示す図である。スポットライト６３は、レンズ部６４を有しており、該レンズ部６４に、ショットブラストにより、キャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せを形成し、或いはデカール・シールの貼り付けにより付与することを特徴とする。

［第９の実施形態］
　図１４は、本発明の第９の実施形態に係る照明装置としての街路灯の構成を示す図である。街路灯６５は、透明（或いは半透明）の窓部６６を有しており、当該窓部６６に、ショットブラストにより、キャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せを形成し、或いはデカール・シールの貼り付けにより付与することを特徴とする。

［第１０の実施形態］
　図１５は本発明の第１０の実施形態に係る照明装置としての街路灯の構成を示す図である。街路灯６７は、透明（或いは半透明）の側周筺体部６８を有しており、当該側周筺体部６８に、ショットブラストにより、キャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せを形成し、或いはデカール・シールの貼り付けにより付与することを特徴とする。

［第１１の実施形態］
　図１６は本発明の第１１の実施形態に係る直筒型ＬＥＤランプの構成を示す図である。直筒型ＬＥＤランプ７０は、筒型のレンズ部７１を備えており、当該レンズ部７１の表面に、ショットブラストにより、キャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せを形成し、或いはデカール・シールの貼り付けにより付与することを特徴とする。

　以上、本発明の第１乃至第１１の実施形態について説明したが、この発明はこれらに限定されるものではなく、各種の変更や改良が可能である。例えば、第１乃至第６の実施形態に係る電球を用いたダウンライト、工場灯、スポットライト、街路灯等といった照明装置としての実施も可能であることは勿論である。

［第１２の実施形態］
　図１７は本発明の第１２の実施形態に係る電球の構成を示す図である。

　図１７に示されるように、この電球１０１は、投影ユニット１０２と、筺体部１０３と、口金１０４と、投影ユニット接続部１０５とを有している。投影ユニット１０２の外観形状は略円柱形状となっており、その内部は略円錐台形状にくり抜かれて中空となっている。すなわち、投影ユニット１０２は、投影ユニット接続部１０５への装着側からレンズユニット１０７が装着される先端側に向けて内径が徐々に小さくなるような円錐台形状にくり抜かれている。但し、先端から所定長だけは、円柱形状にくり抜かれている。そして、投影ユニット１０２の先端側には、投影ユニット１０２の先端にて円柱形状にくり抜かれた部分の内面に形成された螺子接続部１１３に螺合することで、レンズユニット１０７が装着されるようになっている。この螺合を実現するために、レンズユニット１０７の先端部分の外周面にも螺子溝が形成されている。但し、投影ユニット１０２とレンズユニット１０７の接合関係は、これに限定されるものではない。

　投影ユニット１０２は、一端が投影ユニット接続部１０５に装着されるようになっている。その詳細は図１８に示される通りである。即ち、投影ユニット１０２の一端の内面には凹部１２１が円周方向に連続して形成されており、投影ユニット接続部１０５の一端の外面には凸部１２０が円周方向に連続して形成されており、この凹部１２１が凸部１２０と嵌合することで、投影ユニット１０２が投影ユニット接続部１０５に回転自在に接続される。このように投影ユニット１０２が投影ユニット接続部１０５に対して回転自在であることから、電球１０１の口金１０４をプラグに接続した後においても、簡易且つ迅速に投影像の投影角度を回転させることができる。尚、投影ユニット１０２と投影ユニット接続部１０５との接続関係は、上記凹部１２１と凸部１２０の嵌合に限定されるものではなく、種々の手法が採用できる。

　レンズユニット１０７は、内部が中空の円柱形状（即ち、円筒形状）となっており、後述する光源部１１５に対向する端面には、ポジフィルムや高分子フィルム等のフィルム１０９を把持したフィルム装着ユニット１０８が装着される。その様子は、図１９（ａ）に詳細に示される通りであり、２枚の固定リング１０８ａ，１０８ｂによりフィルム１０９が挟持されフィルム装着ユニット１０８として一体となる。そして、図１９（ｂ）に示されるように、フィルム装着ユニット１０８は、レンズユニット１０７に螺合或いは嵌合される。このように、フィルム装着ユニット１０８はレンズユニット１０７に対して着脱自在であるため、簡易且つ迅速に所望とするフィルムに交換することが可能となっている。更に、嵌合する関係とした場合には、フィルム１０９の装着位置をレンズユニット１０７に対して回転自在とすることも可能となる。

　尚、「ポジフィルム」とは、例えば、撮影並びに現像した後に、明暗（即ち、色彩）が実際の見た目と同じに見える写真のフィルムをいい、「高分子フィルム」とは、例えば、ベース材となるプラスチックフィルムにコーティングや蒸着等の表面処理やラミネート等の二次加工等を施したフィルムをいう。尚、フィルム装着ユニット１０８に装着されるフィルム９には、例えば、所望とするキャラクターや文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せに係る像等が形成されている。

　レンズユニット１０７内には、光軸方向に複数のレンズ（この例では３枚）１１０乃至１１２が配設されている。より詳細には、この第１の実施形態では、フィルム装着ユニット１０８の装着側に近い順に、平凸レンズ１１０、アクロマートレンズ１１１、メニスカスレンズ１１２が配設されている。平凸レンズ１１０とは、一方の面が平面、他方の面が凸面で構成されたもので、正の焦点距離を有している。アクロマートレンズ１１１とは、屈折率と色分散の異なる凹レンズと凸レンズを接合したもので、２色（一般には赤と青）の焦点位置のずれを補正する役割を担う。メニスカスレンズ１１２は、一方の面が凸面、他方の面が凹面となっており、焦点距離を変更（調整）する役割を担っている。これらレンズ群により、光源１１５から照射された光によりフィルム装着ユニット１０８のフィルム１０９に係る投影像を投影する際に所望とする焦点距離に該投影像が結像するように調整がなされる。即ち、換言すれば、レンズユニット１０７は、複数のレンズ１１０乃至１１２からなるレンズ群を有し、当該レンズ群によりフィルム装着ユニット１０８のフィルム１０９に係る投影像が所望とする焦点距離に結像するように調整をし、所望とする投影をなすことになる。つまり、例えば、所望とするキャラクターや文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの組合せに係る画像等を投影することが可能となる。

　投影ユニット接続部１０５の投影ユニット１０２の接続側とは反対の他端は、筺体部１０３に固定されている。そして、筺体部１０３の外周面は、放熱フィン１０３ａで覆われている。この放熱フィン１０３ａは、例えばアルミニウム等の軽量で熱伝導性が高い金属からなる。

　さらに、筺体部１０３の投影ユニット接続部１０５の接続側の平面には、単一光源ＬＥＤ基板からなる光源部１１５が配設されている。また、筺体部１０３の内部は中空となっており、当該内部に電源ユニット１０６が収納されている。電源ユニット１０６は、口金（この例では、Ｅ２６口金）１０４、光源部１１５に電気的に接続されている。電源ユニット１０６は、口金１０４及び該口金１０４から延設された不図示の配線を介して商用電源と電気的に接続されており、商用電源から供給される交流を定電流に変換して、光源部１１５としての単一光源ＬＥＤ基板のＬＥＤに入力する。これにより、ＬＥＤは所定の輝度で発光する。ここで、光源部１１５に単一のＬＥＤを採用している点は特徴点の一つである。

　ここで、図２０は本発明の第１２の実施形態に係る電球の斜視図である。前述した通り、円筒形状の投影ユニット１０の一端は、投影ユニット接続部１０５に回転自在に装着され、他端にはレンズユニット１０７が装着される。投影ユニット接続部１０５の投影ユニット１０２との接続端とは反対側の他端は、筺体部１０３に接続されている。この筺体部１０３は略円錐台形状となっており、その内部には電源ユニット１０６等を収納するスペースが設けられている。筺体部１０３の外周面は、放熱フィン１０３ａにより被覆されている。また、筺体部１０３の投影ユニット接続部１０５との接続側は、絶縁性の平板による平面が形成されており、ここでは不図示の光源部１１５を当該平面に実装可能となっている。筺体部１０３の投影ユニット接続部１０５との接続側とは反対側の他端には口金１０４が接続されている。以上により、この発明の第１の実施形態に係る電球は、レンズ鏡筒を備えたＬＥＤ電球のごとき従来にない新しいカテゴリの電球の外観を呈している。

　以上説明したように、本発明の第１２の実施形態によれば、レンズユニット１０７と、レンズユニット１０７を装着する投影ユニット１０２と、投影ユニット１０２が着脱可能な接続部としての投影ユニット接続部１０５を有する筺体部１０３と、筺体部１０３の平面に実装される単一光源（光源部１１５）と、レンズユニット１０７の単一光源と対向する面に装着可能なフィルム装着ユニット１０８と、単一光源に電力を供給する電源ユニット１０６と、を備えたことを特徴とする電球１０１が提供される。従って、レンズユニット１０７と単一光源（１１５）を備え、フィルム１０９の画像を投影可能な従来にない新しいカテゴリの電球１０１が実現される。

　レンズユニット１０７は、複数のレンズからなるレンズ群を備える。従って、複数のレンズにより、所望とする焦点距離にフィルム画像が投影可能となる。

　複数のレンズとして、フィルム装着ユニットの装着側に近い順に、平凸レンズ１１０、アクロマートレンズ１１１、メニスカスレンズ１１２が配設されている。従って、これらレンズ群により、単一光源１１５から照射された光によりフィルム装着ユニット１０８のフィルム１０９に係る投影像を投影する際に所望とする焦点距離に該投影像が結像するように予め調整がなされることになる。

　単一光源は、単一の発光ダイオードであってよい。即ち、単一光源によれば、光量ムラや配光のばらつき等がなく、鮮明な投影が実現されることになる。但し、複数の発光ダイオードを備えているＬＥＤチップであっても、画像が重なってしまうことなく投影きで、結果的に単一光源とみなせる条件下であれば、単一の発光ダイオードでなくてもよい。

　投影ユニット１０２は、筺体部１０３の接続部（投影ユニット接続部１０５に相当）に装着された後においても当該接続部に対して回転自在である。即ち、投影ユニット１０２を回転させることで、投影像を、光軸を中心に回転させることが可能となる。

［第１３の実施形態］
　図２１は本発明の第１３の実施形態に係る電球の構成を示す図である。ここでは、図１７と同一構成については同一符号を用いて重複した説明は省略する。

　図２１に示されるように、この電球２００では、筺体部１０３の投影ユニット接続部１０５との接続側の平面に実装された単一光源ＬＥＤ基板からなる光源部１１５にレンズ部１１６が接続されており、光源部１１５からの照射光を平行光に変換するようになっている。即ち、光源部１１５から照射された光は、レンズ部１１６により平行光に変換されて、レンズユニット１０７のフィルム装着ユニット１０８のフィルム１０９を後方から照射する。

　このレンズ部１１６がない場合には、単一光源ＬＥＤ基板からの光は投影ユニット１０２の円錐台形状にくり抜かれた中空部の空間内にて拡散しながらレンズユニット１０７に照射されるところ、該レンズ部１１６がある場合には、平行光に変換されるので、より効率的にレンズユニット１０７に照射光を導くことが可能となる。

　以上説明したように、本発明の第１３の実施形態によれば、単一光源（光源部１１５）の前面に、当該単一光源からの照射光を平行光に変換するためのレンズ部１１６が配設されることを特徴とする電球２００が提供される。これによれば、フィルム１０９に照射される光の光量を増やすことができ、より鮮明なフィルム画像の投影が可能となる。

［第１４の実施形態］
　図２２は本発明の第１４の実施形態に係る電球の構成を示す図である。ここでは、図１７と同一構成については同一符号を用いて重複した説明は省略する。

　図２２に示されるように、この第１４の実施形態の電球２０１では、レンズユニット１０７の先端に長距離投影用レンズユニット１３０が装着可能となっている。より詳細には、レンズユニット１０７の先端部分に短尺の円筒形状の螺子接続部１３１が配設され、当該螺子接続部１３１の内面の螺子溝に螺合することで長距離投影用レンズユニット１３０をレンズユニット１０７に装着する。この場合には、長距離投影用レンズユニット１３０の装着側の外周面には所定長だけ螺子溝が刻まれる。尚、螺合に限らず、嵌合するような構成としてもよい。長距離投影用レンズユニット１３０の内部には、焦点距離を調整するためのレンズ１３２が配設されている。この長距離投影用レンズユニット１３０を装着した場合には、長距離投影（例えば３ｍ程度）を行った際に、小さく投影することができる。尚、長距離投影用レンズユニット１３０をレンズユニット１０７と一体に構成した交換用のレンズユニットを実現し、当該一体化された交換用のレンズユニット自体を取替自在としてもよい。

　ここで、本発明の第１４の実施形態に係る電球は、図２３に示すように構成することもできる。図２３に示される電球２０２では、長距離投影用レンズユニット１４０を更に増設することができるようになっている。即ち、長距離投影用レンズユニット１３０の先端部分に短尺の円筒形状の螺子接続部１４１が配設され、当該螺子接続部１４１の内面の螺子溝に螺合することで長距離投影用レンズユニット１４０を長距離投影用レンズユニット１３０に装着するようになっている。この場合には、長距離投影用レンズユニット１４０の装着側の外周面には所定長だけ螺子溝が刻まれる。尚、螺合に限らず、嵌合するような構成としてもよい。長距離投影用レンズユニット１４０の内部には、焦点距離を調整するためのレンズ１４２が配設されている。この長距離投影用レンズユニット１３０，１４０を装着した場合には、超長距離投影（例えば５ｍ程度）を行った際に、小さく投影することができる。尚、長距離投影用レンズユニット１３０，１４０をレンズユニット１０７と一体に構成した交換用のレンズユニットを実現し、当該一体化された交換用のレンズユニット自体を取替自在としてもよい。

　以上説明したように、本発明の第１４の実施形態によれば、上記レンズユニット１０７の先端に着脱自在の長距離投影用レンズユニット１３０を更に備えた電球２０１が提供される。この長距離投影用レンズユニット１３０を装着した場合、長距離投影（例えば３ｍ程度）を行った際に、小さく投影することができる。

　上記レンズユニット１０７の先端部分に短尺の円筒形状の螺子接続部１３１が配設され、当該螺子接続部１３１の内面の螺子溝に螺合することで上記長距離投影用レンズユニット１３０を上記レンズユニットに装着する。簡易且つ迅速な着脱が実現される。

　上記長距離投影用レンズユニット１３０の先端に着脱自在の他の長距離投影用レンズユニット１４０を更に備えた電球２０２としてもよい。この長距離投影用レンズユニット１３０，１４０を装着した場合には、超長距離投影（例えば５ｍ程度）を行った際に、小さく投影することができる。

［第１５の実施形態］
　図２４には本発明の第１５の実施形態に係る電球の構成を示し説明する。ここでは、図１７と同一構成については同一符号を用いて重複した説明は省略する。

　図２４に示されるように、この電球２０３は、投影ユニット１５０と、筺体部１０３と、口金１０４と、投影ユニット接続部１５１とを有している。投影ユニット１５０の外観形状は略円柱形状となっており、その内部はくり抜かれて中空となっている。ここで、投影ユニット１５０の端面（円柱形状の底面に相当）の直径は、投影ユニット接続部１５１の直径よりも小さくなっている。これにより、全体の軽量化を図っている。投影ユニット１５０の先端側には、内面に形成された螺子接続部１５８に螺合することで、レンズユニット１５４が装着されるようになっている。この螺合を実現するために、レンズユニット１５４の先端部分の外周面にも螺子溝が形成されている。但し、投影ユニット１５０とレンズユニット１５４の接合関係はこれに限定されるものではない。

　投影ユニット１５０は、その一端が投影ユニット接続部１５１に装着されるようになっている。その詳細は図２５に示される通りである。即ち、投影ユニット１５０の一端の内面には凹部１６１が円周方向に連続して形成されており、投影ユニット接続部１５１の一端の平面からレンズユニット１５４装着方向に向けて所定長だけ突出した部分の外面には凸部１６０が円周方向に連続して形成されており、この凹部１６１が凸部１６０と嵌合することで、投影ユニット１５０が投影ユニット接続部１５１に回転自在に接続される。このように投影ユニット１５０が投影ユニット接続部１５１に対して回転自在であることから、電球２０３の口金１０４をプラグに接続した後においても、簡易且つ迅速に投影像の投影角度を回転（変更）させることができる。尚、投影ユニット１５０と投影ユニット接続部１５１との接続関係は、上記凹部１６１と凸部１６０の嵌合に限定されるものではなく、種々の手法が採用できる。

　レンズユニット１５４は、内部が中空の円柱形状（即ち円筒形状）となっており、光源部１１５に対向する端面には、ポジフィルムや高分子フィルム等のフィルム１５３を把持したフィルム装着ユニット１５２が装着される。その構成は、先に第１２の実施形態で前述した把持構造と同様である。フィルム装着ユニット１５２は、レンズユニット１５４に螺合或いは嵌合される。このように、フィルム装着ユニット１５２はレンズユニット１５４に対して着脱自在であるため、簡易且つ迅速に所望とするフィルムに交換することが可能となっている。更に、嵌合する関係とした場合には、フィルム１５３の装着位置をレンズユニット１５４に対して回転自在とすることも可能となる。

　レンズユニット１５４内には、光軸方向に複数のレンズ（この例では３枚）１５５乃至１５７が配設されている。より詳細には、この第１５の実施形態では、フィルム装着ユニット１５２の装着側に近い順に、平凸レンズ１５５、アクロマートレンズ１５６、メニスカスレンズ１５７が配設されている。各レンズの詳細は第１２の実施形態で前述した通りである。これらレンズ群により、光源１１５から照射された光によりフィルム装着ユニット１５２のフィルム１５３に係る投影像を投影する際に所望とする焦点距離に該投影像が結像するように調整がなされる。即ち、換言すれば、レンズユニット１５４は、複数のレンズ１５５乃至１５７からなるレンズ群を有し、当該レンズ群によりフィルム装着ユニット１５２のフィルム１５３に係る投影像が所望とする焦点距離に結像するように調整をし、所望とする投影をなす。その他の構成については、前述した第１２の実施形態と同様である。

　以上説明したように、本発明の第１５の実施形態によれば、上記投影ユニット１５０の外観形状は略円柱形状となっており、その内部はくり抜かれて中空となっており、当該投影ユニット１５０の端面の直径は、上記接続部（投影ユニット接続部１５１）の直径よりも小さくなっていることを特徴とする電球２０３が提供される。これによれば、投影ユニット１５０の径を小さくすることで、全体の軽量化を図ることができる。

［第１６の実施形態］
　図２６は本発明の第１６の実施形態に係る電球の構成を示す図である。ここでは、図１７と同一構成については同一符号を用いて重複した説明は省略する。

　図２６に示されるように、この電球２０４は、投影ユニット１７０と、筺体部１０３と、口金１０４と、投影ユニット接続部１７８とを有している。投影ユニット１７０の外観形状は略円柱形状となっており、その内部はくり抜かれて中空となっている。外壁の厚さは略均一となっている。第１の実施の形態に比して投影ユニット１７０内の斜壁を取り除くことで、全体の軽量化を図っている。投影ユニット１７０の先端側は、円形に開口された平面により覆われており、該開口部分では内側に所定長の凸部が形成されており、当該凸部に螺子接続部１７７が設けられている。従って、投影ユニット１７０の先端側では、この内面に形成された螺子接続部１７７に螺合することで、レンズユニット１７３が装着されるようになっている。この螺合を実現するために、レンズユニット１７３の先端部分の外周面にも螺子溝が形成されている。但し、投影ユニット１７０とレンズユニット１７３の接合関係は、これに限定されるものではない。

　投影ユニット１７０は、その一端が投影ユニット接続部１７８に装着されるようになっている。その詳細は、先に第１２の実施形態で説明した構造と同様である。

　レンズユニット１７３は、内部が中空の円柱形状（即ち円筒形状）となっており、光源部１１５に対向する端面には、ポジフィルムや高分子フィルム等のフィルム１７２を挟持したフィルム装着ユニット１７１が装着される。その構成は、先に第１２の実施形態で前述した挟持構造と同様である。フィルム装着ユニット１７１は、レンズユニット１７３に螺合或いは嵌合される。このように、フィルム装着ユニット１７１はレンズユニット１７３に対して着脱自在であるため、簡易且つ迅速に所望とするフィルムに交換することが可能となっている。更に、嵌合する関係とした場合には、フィルム１７２の装着位置をレンズユニット１７３に対して回転自在とすることも可能となる。

　レンズユニット１７３内には、光軸方向に複数のレンズ（この例では３枚）１７４乃至１７６が配設されている。より詳細には、この第１６の実施形態では、フィルム装着ユニット１７１の装着側に近い順に、平凸レンズ１７４、アクロマートレンズ１７５、メニスカスレンズ１７６が配設されている。各レンズの詳細は第１２の実施形態で前述した通りである。これらレンズ群により、光源１１５から照射された光によりフィルム装着ユニット１７１のフィルム１７２に係る投影像を投影する際に所望とする焦点距離に該投影像が結像するように調整がなされる。即ち、換言すれば、レンズユニット１７３は、複数のレンズ１７４乃至１７６からなるレンズ群を有し、当該レンズ群によりフィルム装着ユニット１７１のフィルム１７２に係る投影像が所望とする焦点距離に結像するように調整をし、所望とする投影をなす。その他の構成については、前述した第１２の実施形態と同様である。

　以上説明したように、本発明の第１６の実施形態によれば、上記投影ユニット１７０の外観形状は略円筒形状となっており、その内部は中空となっており、外壁の厚さは略均一となっていることを特徴とする電球２０４が提供される。

［第１７の実施形態］
　図２７は本発明の第１７の実施形態に係る電球の構成を示す図である。ここでは、図１７と同一構成については同一符号を用いて重複した説明は省略する。

　図２７に示されるように、この電球２０５は、投影ユニット１８０と、筺体部１０３と、口金１０４と、投影ユニット接続部１８８とを有している。投影ユニット１８０の外観形状は、投影ユニット接続部１８８への装着側からレンズユニット１８３が装着される先端側に向けて内径が徐々に小さくなるような略円錐台形状となっており、内部も同様に円錐台形状にくり抜かれて中空となっている。但し、先端から所定長だけは、円柱形状にくり抜かれている。そして、投影ユニット１８０の先端側には、投影ユニット１８０の先端にて円柱形状にくり抜かれた部分の内面に形成された螺子接続部１８７に螺合することで、レンズユニット１８３が装着されるようになっている。この螺合を実現するために、レンズユニット１８３の先端部分の外周面にも所定長だけ螺子溝が形成されている。但し、投影ユニット１８０とレンズユニット１８３の接合関係は、これに限定されるものではない。

　投影ユニット１８０は、その一端が投影ユニット接続部１８８に装着されるようになっている。その詳細は、先に第１２の実施形態で説明した原理と略同様である。

　レンズユニット１８３は、内部が中空の円柱形状（即ち円筒形状）となっており、光源部１１５に対向する端面には、ポジフィルムや高分子フィルム等のフィルム１８２を挟持したフィルム装着ユニット１８１が装着される。その構成は、先に第１２の実施形態で前述した挟持構造と同様である。フィルム装着ユニット１８１は、レンズユニット１８３に螺合或いは嵌合される。このように、フィルム装着ユニット１８１はレンズユニット１８３に対して着脱自在であるため、簡易且つ迅速に所望とするフィルムに交換することが可能となっている。更に、嵌合する関係とした場合には、フィルム１８２の装着位置をレンズユニット１８３に対して回転自在とすることも可能となる。

　レンズユニット１８３内には、光軸方向に複数のレンズ（この例では３枚）１８４乃至１８６が配設されている。より詳細には、この第１７の実施形態では、フィルム装着ユニット１８１の装着側に近い順に、平凸レンズ１８４、アクロマートレンズ１８５、メニスカスレンズ１８６が配設されている。各レンズの詳細は第１２の実施形態で前述した通りである。これらレンズ群により、光源１１５から照射された光によりフィルム装着ユニット１８１のフィルム１８２に係る投影像を投影する際に所望とする焦点距離に該投影像が結像するように調整がなされる。即ち、換言すれば、レンズユニット１８３は、複数のレンズ１８４乃至１８６からなるレンズ群を有し、当該レンズ群によりフィルム装着ユニット１８１のフィルム１８２に係る投影像が所望とする焦点距離に結像するように調整をし、所望とする投影をなす。その他の構成については、前述した第１２の実施形態と同様である。

　以上説明したように、本発明の第１７の実施形態によれば、上記投影ユニット１８０の外観形状は、上記接続部（投影ユニット接続部８８）への装着側からレンズユニット１８３が装着される先端側に向けて内径が徐々に小さくなるような略円錐台形状となっており、内部も同様に略円錐台形状にくり抜かれて中空となっていることを特徴とする電球２０５が提供される。これによれば、投影ユニット１８０の外壁を薄くし、全体の軽量化を図ることが可能となる。

　尚、第１２の実施形態に係る電球のサイズの一例は図２８に示される。但し、これはあくまでも一例であって、これに限定されるものではない。

　以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その主旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。

　例えば、フィルム装着ユニットに代えて、アルミフレーム等からなる型（枠）を嵌めることで、当該アルミフレームに形成された所定の形状や模様を表わす開口等を反映した像を投影するように構成することもできる。

　また、本発明によれば、前述した第１２乃至第１７の実施形態に係る電球を使用した照明装置としての構成も実現される。

　尚、投影ユニットは、ポリアセタール（POM；polyacetal）やナイロン、熱可塑性樹脂であるポリプロピレン（PP；polypropylene）、ポリエチレン（PE；polyethylene）等を成形して作られてよい。但し、これには限定されない。

　１，１１，２１，３１，４１，５１　電球
　２，１２，２２，３２，４２　基部
　３，１３，２３，３３，４３　グローブ部
　４，１４，２４，３４，４４　絶縁部
　５，１５，２５，３５，４５　口金部
　６，１６，２６，３６，４６　ＬＥＤモジュール
　７，１７，２７，３７，４７　放熱フィン
　８　平面部
１８，２８，３８，４８　キャップ受け部
１９，２９，３９，４９，６２　キャップ部
５２　オルゴール部
５３　電源
５４　スイッチ部
５５　オルゴールＩＣ
５６　圧電スピーカ
６１　ランプ
６３　スポットライト
６４　レンズ部
６５，６７　街路灯
６６　窓部
６８　側周筺体部
７０　直筒型ＬＥＤランプ
７１　レンズ部
１０１　電球
１０２　投影ユニット
１０３　筺体部
１０３ａ　放熱フィン
１０４　口金
１０５　投影ユニット接続部
１０６　電源ユニット
１０７　レンズユニット
１０８　フィルム装着ユニット
１０８ａ，１０８ｂ　固定リング
１０９　フィルム
１１０　平凸レンズ
１１１　アクロマートレンズ
１１２　メニスカスレンズ
１１３　螺子接続部
１１６　レンズ部
１２０　凸部
１２１　凹部
１３０　長距離投影用レンズユニット
１３１　螺子接続部
１３２　レンズ
１４０　長距離投影用レンズユニット
１４１　螺子接続部
１４２　レンズ
１５０　投影ユニット
１５１　投影ユニット接続部
１５２　フィルム装着ユニット
１５３　フィルム
１５４　レンズユニット
１５５　平凸レンズ
１５６　アクロマートレンズ
１５７　メニスカスレンズ
１５８　螺子接続部
１６０　凸部
１６１　凹部
１７０　投影ユニット
１７１　フィルム装着ユニット
１７２　フィルム
１７３　レンズユニット
１７４　平凸レンズ
１７５　アクロマートレンズ
１７６　メニスカスレンズ
１７７　螺子接続部
１７８　投影ユニット接続部
１８０　投影ユニット
１８１　フィルム装着ユニット
１８２　フィルム
１８３　レンズユニット
１８４　平凸レンズ
１８５　アクロマートレンズ
１８６　メニスカスレンズ
１８７　螺子接続部
１８８　投影ユニット接続部
２００～２０５　電球

Claims

　レンズユニットと、
　上記レンズユニットを装着する投影ユニットと、
　上記投影ユニットが着脱可能な接続部を有する筺体部と、
　上記筺体部の平面に実装される単一光源と、
　上記レンズユニットの上記単一光源と対向する面に装着可能なフィルム装着ユニットと、
　上記単一光源に電力を供給する電源ユニットと、を備えた
　ことを特徴とする電球。
　上記レンズユニットは、複数のレンズからなるレンズ群を備えていること
　を特徴とする請求項１に記載の電球。
　上記複数のレンズとして、フィルム装着ユニットの装着側に近い順に、平凸レンズ、アクロマートレンズ、メニスカスレンズが配設されていること
　を特徴とする請求項２に記載の電球。
　上記単一光源は、単一の発光ダイオードからなること
　を特徴とする請求項１に記載の電球。
　上記投影ユニットは、上記筺体部の接続部に装着された後においても当該接続部に対して回転自在であること
　を特徴とする請求項１に記載の電球。
　上記単一光源の前面に、当該単一光源からの照射光を平行光に変換するためのレンズ部が配設されること
　を特徴とする請求項１に記載の電球。
　上記レンズユニットの先端に着脱自在の長距離投影用レンズユニットを更に備えたこと
　を特徴とする請求項１に記載の電球。
　上記レンズユニットの先端部分に短尺の円筒形状の螺子接続部が配設され、
　当該螺子接続部の内面の螺子溝に螺合することで上記長距離投影用レンズユニットを上記レンズユニットに装着すること
　を特徴とする請求項７に記載の電球。
　上記長距離投影用レンズユニットの先端に着脱自在の他の長距離投影用レンズユニットを更に備えたこと
　を特徴とする請求項７に記載の電球。
　上記レンズユニットと上記長距離投影用レンズユニットとは一体化され、交換自在に構成されていること
　を特徴とする請求項７に記載の電球
　上記投影ユニットの外観形状は略円柱形状となっており、その内部はくり抜かれて中空となっており、当該投影ユニットの端面の直径は、上記接続部の直径よりも小さくなっていること
　を特徴とする請求項１に記載の電球。
　上記投影ユニットの外観形状は略円筒形状となっており、その内部は中空となっており、外壁の厚さは略均一となっていること
　を特徴とする請求項１に記載の電球。
　上記投影ユニットの外観形状は、上記接続部への装着側からレンズユニットが装着される先端側に向けて内径が徐々に小さくなるような略円錐台形状となっており、内部も略円錐台形状にくり抜かれて中空となっていること
　を特徴とする請求項１に記載の電球。
　内部が中空となっている基部と、
　上記基部に配設された発光部と、
　上記基部の一端に接続された絶縁部と、
　上記絶縁部に接続された口金部と、
　上記基部の他端に接続されたグローブ部と、を備え、
　上記グローブ部がその底面に並行な平面部を備えており、当該平面部にキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの少なくともいずれかの組合せを形成し、上記発光部の発光により投影することを特徴とする電球。
　内部が中空となっている基部と、
　上記基部に配設された発光部と、
　上記基部の一端に接続された絶縁部と、
　上記絶縁部に接続された口金部と、
　上記基部の他端に接続されたグローブ部と、
　上記グローブ部に着脱されるキャップ部と、を備え、
　上記グローブ部の底面と平行な頂上面は開口されており、当該開口部分に、上記キャップ部が固定されるキャップ受け部が形成されており、
　上記キャップ部が平面部を備えており、当該平面部にキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの少なくともいずれかの組合せを形成し、上記発光部の発光により投影することを特徴とする電球。
　上記キャップ受け部の外周面にはネジ溝が刻まれており、
　当該ネジ溝が、上記キャップ部の内周面に形成されたネジ溝と合致して、上記キャップ部が上記キャップ受け部にネジ込まれ、固定されることを特徴とする請求項１５に記載の電球。
　上記キャップ受け部は、上記開口部分の内径よりも大きな径で外側に突出した円弧状の突出部を備えており、上記キャップ部は、底面のみ開口されており、その底面の開口部において内側に所定長だけ突出した係合部を備えており、
　上記キャップ部を上記キャップ受け部に装着するときには、このキャップ受け部の突出部を越えて当該突出部の下部に上記キャップ部の係合部が係合し、上記キャップ受け部にキャップ部が固定されることを特徴とする請求項１５に記載の電球。
　上記キャップ受け部は、上記開口部分の内側に向けて円形状に所定長だけ突出した突出部と、上記キャップ部が装着時にグローブ部内に落ち込まないように規制する円形状の規制部とを備えており、
　上記キャップ部を上記キャップ受け部に装着する際には、上記キャップ受け部の突出部により上記キャップ部の側周面が保持され、上記規制部により位置決めがなされることを特徴とする請求項１５に記載の電球。
　上記キャップ受け部には、凹部が形成されており、
　上記キャップ部は凸部を有しており、
　上記キャップ受け部の側方開口部から上記キャップ部をスライドさせて挿入すると、上記キャップ受け部の凹部に上記キャップ部の凸部が勘合することを特徴とする請求項１５に記載の電球。
　オルゴール部を更に備えたことを特徴とする請求項１乃至１９のいずれか１項に記載の電球。
　上記基部の側周面に放熱フィンが配設されていることを特徴とする請求項１４乃至１９のいずれか１項に記載の電球。
　請求項１乃至１９の何れか１項に記載の電球を用いたことを特徴とする照明装置。
　発光部と、
　レンズ部と、を有し、
　当該レンズ部の平面にキャラクター、文字、図形、記号、絵、ロゴの少なくともいずれか又はこれらの少なくともいずれかの組合せをショットブラストにより形成し、或いはデカールにより付与し、上記発光部の発光により投影することを特徴とする照明装置。