JP5329517B2 - 電球型ledランプ - Google Patents
電球型ledランプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5329517B2 JP5329517B2 JP2010270325A JP2010270325A JP5329517B2 JP 5329517 B2 JP5329517 B2 JP 5329517B2 JP 2010270325 A JP2010270325 A JP 2010270325A JP 2010270325 A JP2010270325 A JP 2010270325A JP 5329517 B2 JP5329517 B2 JP 5329517B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bulb
- light source
- type
- base
- axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
LEDモジュールを光源としたLED電球は、従来型の電球用ソケットに装着可能な口金を有し、従来の電球と置き換えるだけで大幅な低消費電力化および長寿命化を達成できるという利点を有し、省エネや自然環境保護の観点から一般家庭への普及が進んでいるが、明るさや照射範囲は、未だ白熱球や電球型蛍光灯などに及ばないという弱点を有している上、ねじ込み型の口金は、ソケットがわの雌ネジの設置姿勢に従って締め付け、装着しなければならないことから、LEDモジュールの向きを照明対象に正確に向けることができないという欠点があった。
(従来の技術)
こうした状況を反映し、その打開策となるような提案もこれまでに散見されない訳ではない。
例えば、下記する特許文献1(1)に提案されているものに代表されるように、LEDモジュールと電球口金とを保持する筐体が、LEDモジュールを保持する部位と電球口金を保持する部位とを電球口金の回転軸方向に対して回転させる機構を有する電球形LED光源とし、スクリューベース口金を有する器具に電球形LED光源を接続設置した場合、最終的に固定され使用状態になった時点で、照明の方向性を任意に設定できるようにしたものや、同特許文献1(2)に見られるような、LEDモジュールの配光ビーム光軸中心を、電球口金の差込方向に対して略90°に設定し、同LEDモジュールを保持する筐体と電球口金を保持する筐体とを電球口金の差込方向を軸とした回転軸方向に対して回転させる機構を設け、電球用ソケットに装着した場合に、当該電球形LED光源の配光の光軸の向きが照明器具の反射板方向に向いてしまう場合が発生しても、LEDモジュールを保持する筐体を回転させ、照明器具の配光ビーム方向と電球形LED光源の配光ビーム方向とをマッチングさせることができるようにしてなる電球形LED光源などが散見される。
上述したとおり、従前までに提案のある各種電球形LED光源などは、何れもLEDモジュールの配光ビーム光軸の向きが、電球口金の差込方向に対して平行か、または直角かの何れかの向きにだけ限られていて、それ以外の角度には姿勢設定できずに充分な照明効果が得られないという弱点を残したままとなっているところ、多様な利用者ニーズに応えるべく、永年に渡って照明性能の確保可能な照明灯具類の開発、提供に携わるものの一人として、既に知得してきた様々な技術情報などに基づき、これら弱点なっている照明範囲の一層の改善を図る必要性は勿論のこと、その照明機能を適正且つ効率的に確保するに適した新たな製造工程の必要性などを痛感するに至ったものである。
そこで、この発明は、フィラメントを利用した従来型の白熱球の輪郭形状をそのままに、電球用ねじ込み型口金の回転軸心に直交する方向に反射板や遮光傘などを配した電球用照明器具類に装着した場合にも、最も照明効果を得られる姿勢に調節可能とした新たなLED照明技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の電球型LEDランプを実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の電球型LEDランプは、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、電球型の輪郭形状に形成した高熱伝導率素材製であって、軸心回りの背面がわに放熱フィンを外部に露出状一体形成するようにし、同背面がわとは反対がわとなる表面がわには、前記放熱フィンがわに喰い込み状凹面形とした光源用凹欠部を開口し、電球型軸心に対して95°ないし105°の照射姿勢とするようにして光源用凹欠部凹面形状奥部にLED光源部を内蔵すると共に、この光源用凹欠部には、同光源用凹欠部表面がわ全面を覆い尽くして白熱電球型の輪郭形状の一部をなすよう形成した透過シールドを着脱自在に装着し、この透過シールドの輪郭形状と前記放熱フィンの外形輪郭形状とが連続、形成する全体輪郭形状を白熱電球型に規制してなるようにして灯具本体となし、該灯具本体の基端がわには、後記する口金に対して同灯具本体を360°以上の範囲で回動調節可能とする余裕長さに設定した絶縁電線やフレキシブルフラットケーブル、フレキシブル基盤の何れか一やブラシ型の摺動接触によって通電可能とする電気回路からなる電力供給回路を内蔵した上、電球用ねじ込み型口金の基端がわを、該口金のソケットへの螺合・螺解操作でも、360°ないし370°の角度範囲で正転および逆転を規制可能で、その回動調節角度範囲内では、回動調節後の角度姿勢を長期間安定に維持できるよう、充分な摩擦力を有する高摩擦回動性を確保して無段階的な調整可能に規制し、且つ同口金と灯具本体との間の電気絶縁性を確保可能な素材製とした回動機構を介して連結一体化してなるものとした構成を要旨とする電球型LEDランプである。
灯具本体は、当該電球型LEDランプの口金部分を除いた白熱球型形状部分を形成するものであって、その一側がわにLED光源部を装着可能とし、また、それとは反対がわに放熱フィンを一体形成可能にするという機能を担うものであり、電球型の輪郭形状に形成した高熱伝導率素材製であって、軸心回りの背面がわに放熱フィンを露出状一体形成するようにし、同背面がわとは反対がわとなる表面がわに光源用凹欠部を開口し、LED光源部を内蔵すると共に、該光源用凹欠部に電球型の輪郭形状を補うよう透過シールドを組み込んでなるものとしなければならず、高熱伝導率のアルミニウム合金やマグネシウム合金などの軽金属素材製のものとするのが望ましい。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
以上のとおりの構成からなるこの発明の電球型LEDランプ1は、図1ないし図10に示すように形成してあるから、従来型の白熱球用のソケットに干渉など一切生じることなく装着することができ、例えば、図示しないE17の白熱電球用斜め横差しソケットに装着する場合に、灯具本体2を把持して口金5を図示しないソケットにねじ込むと、回動機構6が灯具本体2に対する口金5の回転を規制して確実に螺着することが可能であり、ソケットに口金5を装着した後、LED光源部3が、照明方向に向いていない場合には、図2中の破線矢印Aに示すように、灯具本体2を360°ないし370°の角度範囲で回動調節することが可能であり、特に、LED光源部3の照明光軸Lが、灯具本体2の軸心Cに対して100°(α)の照射姿勢に設定してあるから、斜め横差しのミニクリプトンランプ灯具などに装着した場合に最も秀れた照明効果を発揮するものとなる。
叙述の如く、この発明の電球型LEDランプは、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からのLEDランプ技術に比較して大幅に外的美感を高め、軽量且つ低廉化して遥かに経済的なものとすることができる上、斜め横差し型のソケットへの装着および光軸調整作業性を大幅に改善し得るものとなることから、従前までは白熱球と同等の照明が得られず、従来型の照明器具を廃棄、交換せざるを得なかった一般家庭はもとより、さらに効率的で照明性能に秀れたLEDランプの提供を希望する各種学校や企業、団体などにも高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
2 灯具本体
20 同 放熱フィン
21 同 光源用凹欠部
22 同 装着面
23 同 嵌合縁
24 同 透過シールド
3 LED光源部
4 電力供給回路
40 同 外部導入線
5 口金
50 同 中心電極
51 同 絶縁部
52 同 外周壁電極
6 回動機構
C 口金軸心
L 照明光軸
α 口金軸心Cに対する照明光軸Lの姿勢角度
A 軸心C回りの回動調節方向を示す破線矢印
Claims (2)
- 電球型の輪郭形状に形成した高熱伝導率素材製であって、軸心回りの背面がわに放熱フィンを外部に露出状一体形成するようにし、同背面がわとは反対がわとなる表面がわには、前記放熱フィンがわに喰い込み状凹面形とした光源用凹欠部を開口し、電球型軸心に対して95°ないし105°の照射姿勢とするようにして光源用凹欠部凹面形状奥部にLED光源部を内蔵すると共に、この光源用凹欠部には、同光源用凹欠部表面がわ全面を覆い尽くして白熱電球型の輪郭形状の一部をなすよう形成した透過シールドを着脱自在に装着し、この透過シールドの輪郭形状と前記放熱フィンの外形輪郭形状とが連続、形成する全体輪郭形状を白熱電球型に規制してなるようにして灯具本体となし、該灯具本体の基端がわには、後記する口金に対して同灯具本体を360°以上の範囲で回動調節可能とする余裕長さに設定した絶縁電線やフレキシブルフラットケーブル、フレキシブル基盤の何れか一やブラシ型の摺動接触によって通電可能とする電気回路からなる電力供給回路を内蔵した上、電球用ねじ込み型口金の基端がわを、該口金のソケットへの螺合・螺解操作でも、360°ないし370°の角度範囲で正転および逆転を規制可能で、その回動調節角度範囲内では、回動調節後の角度姿勢を長期間安定に維持できるよう、充分な摩擦力を有する高摩擦回動性を確保して無段階的な調整可能に規制し、且つ同口金と灯具本体との間の電気絶縁性を確保可能な素材製とした回動機構を介して連結一体化してなるものとしたことを特徴とする電球型LEDランプ。
- LED光源部は、その照射姿勢が電球型軸心に対して100°となるよう規制してなるものとした、請求項1記載の電球型LEDランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010270325A JP5329517B2 (ja) | 2010-12-03 | 2010-12-03 | 電球型ledランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010270325A JP5329517B2 (ja) | 2010-12-03 | 2010-12-03 | 電球型ledランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012119262A JP2012119262A (ja) | 2012-06-21 |
JP5329517B2 true JP5329517B2 (ja) | 2013-10-30 |
Family
ID=46501853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010270325A Expired - Fee Related JP5329517B2 (ja) | 2010-12-03 | 2010-12-03 | 電球型ledランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5329517B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101514365B1 (ko) * | 2014-01-16 | 2015-04-28 | 이민재 | 엘이디 조명장치 |
JP6331876B2 (ja) * | 2014-08-26 | 2018-05-30 | 岩崎電気株式会社 | ランプ |
JP6331877B2 (ja) * | 2014-08-26 | 2018-05-30 | 岩崎電気株式会社 | ランプ |
JP2016046189A (ja) * | 2014-08-26 | 2016-04-04 | 岩崎電気株式会社 | ランプ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005276467A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電球形led光源 |
CN101608785B (zh) * | 2008-06-19 | 2013-07-17 | 松下电器产业株式会社 | 具有组合散热结构的led灯 |
JP2012009278A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Maxled Co Ltd | Led電球 |
JP3163399U (ja) * | 2010-07-30 | 2010-10-14 | 倍▲せつ▼科技股▲ふん▼有限公司 | 照明角度が調整可能な発光ダイオードランプ |
WO2012060103A1 (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-10 | パナソニック株式会社 | ランプ |
-
2010
- 2010-12-03 JP JP2010270325A patent/JP5329517B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012119262A (ja) | 2012-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8882334B2 (en) | Light bulb utilizing a replaceable LED light source | |
US11708944B2 (en) | Hard-pressed glass light emitting diode flood lamp | |
US20080062703A1 (en) | Light Bulb Utilizing a Replaceable LED Light Source | |
US20100002451A1 (en) | Tinted and frosted outer bulb cover for lights | |
WO2012101691A1 (ja) | 光源装置 | |
JP2011070971A (ja) | 電球形ランプおよび照明器具 | |
JP5666318B2 (ja) | ハロゲンランプ型led照明具 | |
KR20090010298A (ko) | 엘이디 발광소자가 구비된 소켓 | |
JP5329517B2 (ja) | 電球型ledランプ | |
TWM455818U (zh) | 可調整角度之發光二極體燈 | |
JP2016500908A (ja) | ライトバルブ、ライトバルブホルダ、及びライトバルブとライトバルブホルダとの組合体 | |
JP5375505B2 (ja) | 照明装置 | |
TWM449908U (zh) | Led燈具結構 | |
US20130100683A1 (en) | Bulb and Luminaire | |
CN207514704U (zh) | 可旋转式灯头及照明灯具 | |
GB2558697B (en) | New LED light bulb | |
JP2012009278A (ja) | Led電球 | |
CN201836770U (zh) | 一种便于散热的led射灯 | |
JP2013243003A (ja) | 電球形ランプおよび照明器具 | |
KR101238862B1 (ko) | 엘이디 조명장치 및 그 제조방법 | |
KR20110023275A (ko) | 조립식 직관형 led형광등 | |
KR20130020535A (ko) | Led 램프 | |
CN202361145U (zh) | 一种可360度旋转的led灯 | |
JP2014003032A (ja) | 電球形ランプおよび照明器具 | |
JP5666148B2 (ja) | 照明器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130724 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5329517 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |