WO2011016352A1 - 超薄板ガラス基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
リドロー法の製造方法としては、1枚のプリフォームを加熱および延伸し、超薄板ガラス基板を製造する方法が特許文献1に記載されている。
しかしながら、特許文献1における製造方法はバッチ式を採用しており、プリフォームの長さに応じて、製造される超薄板ガラス基板の長さが制限される。例えば、長さ1m、厚さ0.1mmのプリフォームを厚さ10μmの超薄板ガラス基板に延伸させた場合、プリフォームの幅方向の断面形状の相似比を10:1とすれば、長さ100mの超薄板ガラス基板を製造するのが限界であり、長尺の超薄板ガラス基板を製造することは不可能である。
また、非特許文献1における製造方法は、加熱工程投入前の隣接するプリフォームの上端と下端とをバーナー等で加熱接合し、加熱接合されたプリフォームを加熱および延伸させることで、長尺の超薄板ガラス基板を製造している。しかし、板厚が薄いプリフォームの端部同士を加熱接合した場合、プリフォーム端部への部分加熱によって、プリフォーム端部の破損や変形が発生する恐れがある。また、プリフォーム端部同士の位置合わせやバーナー等による加熱条件を最適化しても、位置合わせや加熱接合のための工程時間が必要となり、生産性が低下する。
すなわち、本発明は以下の(1)~(7)に関する。
(1)ガラス基板のプリフォームを保持しながら製造ラインに供給する供給工程と、該供給工程から供給された該プリフォームを軟化点近傍まで加熱する加熱工程と、該加熱工程で軟化したプリフォームを延伸させて超薄板ガラス基板にする延伸工程と、を備える超薄板ガラス基板の製造方法において、前記プリフォームが、ロール径100mm~1500mmの円筒状の第1の巻き取りロールに巻かれた、厚さTp=20μm~250μm、幅Wp=10mm~2000mm、長さ=1m~5000mであり、前記延伸工程によって製造される超薄板ガラス基板が、厚さTg=2μm~50μm、幅Wg=0.3mm~500mm、長さ=5m~500000mであり、前記延伸工程による前記プリフォームの厚さ方向の縮小率をTg/Tp、幅方向の縮小率をWg/Wpとすると、Tg/Tp=1/125~1/2、Wg/Wp=1/125~1になることを特徴とする、超薄板ガラス基板の製造方法。
(2)前記プリフォームは、該プリフォームの片面または両面に、厚さ10μm~1000μmの第1の保護シートを重ねて前記第1の巻き取りロールに巻かれており、前記加熱工程に該プリフォームを投入する前に、該第1の保護シートを該プリフォームから剥離する保護シート剥離工程と、を更に備えることを特徴とする、(1)に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。
(3)前記延伸工程は、一本または一対の延伸ロールで延伸する工程であり、前記加熱工程後の前記超薄板ガラス基板を一本の延伸ロールに接触させながら該超薄板ガラス基板を引っ張る、または、前記加熱工程後の前記超薄板ガラス基板を一対の延伸ロールで把持しながら該超薄板ガラス基板を引っ張ることを特徴とする、(1)または(2)に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。
(4)前記加熱工程は、前記軟化したプリフォームの幅方向両端部を把持ロールで把持することを特徴とする、(1)~(3)のいずれか一項に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。
(5)前記延伸工程後、前記超薄板ガラス基板をロール径50mm~2000mmの円筒状の第2の巻き取りロールに巻き取る工程と、を更に備えることを特徴とする、(1)~(4)のいずれか一項に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。
(6)前記延伸工程にて、前記延伸ロールと前記超薄板ガラス基板との間に厚さ10μm~1000μmの第2の保護シートを挿入させることを特徴とする、(3)~(5)のいずれか一項に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。
(7)前記延伸工程後、前記超薄板ガラス基板の片面または両面に厚さ10μm~1000μmの第3の保護シートを供給し、該超薄板ガラス基板と該第3の保護シートとを重ねて、前記第2の巻き取りロールで巻き取ることを特徴とする、(5)または(6)に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。
図1には、本発明における超薄板ガラス基板の製造方法の実施形態を示す概略断面図が示されている。
図1に示す実施形態では、供給工程にて、第1の巻き取りロール2に巻き取られたプリフォーム1は搬送ロール3によって下方に繰り出される。その後、保護シート剥離工程にて、保護シート剥離ロール4によってプリフォーム1の片面または両面に密着している第1の保護シート5をプリフォーム1から剥離する。加熱工程にて、プリフォーム1は加熱炉6に投入され、軟化点近傍まで加熱されて軟化する。加熱炉6内で軟化したプリフォーム1は、延伸工程にて、延伸ロール7によって、下方に引っ張られて延伸し、超薄板ガラス基板9となる。前記超薄板ガラス基板9と延伸ロール7との間には、第2の保護シート8が挿入され、第2の保護シート8が超薄板ガラス基板9の表面と密着し、超薄板ガラス基板9の表面を保護する。最後に超薄板ガラス基板9は第2の巻き取りロール10に巻き取られる。
プリフォーム1の形状は特に制限されず、略矩形状であることが好ましい。プリフォーム1の厚さは20μm~250μmであり、30μm~200μmであることが好ましく、40μm~150μmであることがより好ましく、50μm~100μm以下であることが更に好ましい。プリフォーム1の厚さが20μm以上であれば、加熱炉6で軟化したプリフォーム1が延伸ロール7による引っ張りによって破断し難くなる。プリフォーム1の厚さが250μm以下であれば、プリフォーム1を破損せずにロール径が小さい第1の巻き取りロール2に巻き付けることができる。
プリフォーム1を製造する方法も特に制限されず、従来知られている方法が挙げられる。例えば、フロート法、フュージョン法、スロットダウンドロー法、引上げ法を適用できる。
第1の巻き取りロール2はプリフォーム1を巻き取るためのロールである。第1の巻き取りロール2の形状は円筒状であることが好ましい。ここで、円筒状とは、実質的に略円筒状である。第1の巻き取りロール2の幅の大きさは、プリフォーム1を保護するため、プリフォーム1の幅以上であれば特に制限されない。
更に、第1の保護シート5は、プリフォーム1を加熱炉6に投入する前に、プリフォーム1から剥離されることが好ましい。具体的には、加熱炉6近傍にて、第1の保護シート5が軟化、溶融、燃焼などの状態の変化が起こる前に、第1の保護シート5をプリフォーム1から剥離することが好ましい。
なお、第1の保護シート5の構成は2層以上からなっていてもよい。この場合、第1の保護シート5の厚さは、全ての層の合計の厚さを意味するものとする。また、第1の保護シート5が2層以上からなる場合は、各々の層を形成する樹脂または紙の種類が異なってもよい。
超薄板ガラス基板9は、加熱炉6で軟化したプリフォーム1を、延伸ロール7によって下方に延伸することで製造することができる。超薄板ガラス基板9の断面形状は、加熱前のプリフォーム1の断面の大きさを縮小させた相似形状となる。
本発明における供給工程は、プリフォーム1を保持しながら製造ラインへ供給する。プリフォーム1を保持する方向は制限されず、図1で示すようにプリフォーム1を垂直に保持しながら下方へ供給しても良いし、水平に保持しながら供給してもよい。また、プリフォーム1を破損せずに、加熱工程に搬送することができる工程であれば特に制限されない。例えば、図1に示すようなプリフォーム1両面を把持しながらプリフォーム1を搬送する搬送ロール3が挙げられる。
本発明における加熱工程は、前記供給工程から送られたプリフォーム1を軟化点近傍まで加熱炉6で加熱して軟化させる。プリフォーム1を軟化点近傍まで加熱できる加熱炉であれば特に制限されず、例えば電気炉やガス炉が挙げられる。
本発明における延伸工程は、一本または一対の延伸ロール7で延伸する工程であり、加熱工程後の超薄板ガラス基板9を一本の延伸ロール7に接触させながら超薄板ガラス基板9を引っ張る、または、加熱工程後の超薄板ガラス基板9を一対の延伸ロール7で把持しながら超薄板ガラス基板9を引っ張ることが好ましい。超薄板ガラス基板9が延伸ロールに接触または把持された状態で延伸ロール7が回転すると、延伸ロール7の回転トルクが超薄板ガラス基板に作用して超薄板ガラス基板が引っ張られ、その引っ張りに応じて加熱工程によって軟化したプリフォーム1が延伸されて超薄板ガラス基板9となる。
軟化したプリフォーム1は自由空間で延伸されるため、表面品位が良好な超薄板ガラス基板9を製造することができる。
前記延伸ロール7は電気モータ等の駆動装置によって回転駆動する。
更に一対の延伸ロール7は、可変の間隙を持つ一対の延伸ロール7として動作する。この可変の間隙により、超薄板ガラス基板9の板厚の仕様変更に対応することができる。
延伸工程に用いる延伸ロール7が1本の場合、延伸ロール7の曲面と超薄板ガラス基板9の片面との間に第2の保護シート8が挿入される。延伸工程に用いる延伸ロール7が一対の場合、一対の延伸ロール7の曲面と前記超薄板ガラス基板9の両面との間に第2の保護シート8が挿入される。つまり、第2の保護シート8が超薄板ガラス基板9をその厚さ方向において挟む構成となる。
本発明における超薄板ガラス基板9を巻き取る工程は、延伸工程によって得られた超薄板ガラス基板9を第2の巻き取りロール10で巻き取る工程である。
なお、前記第3の保護シートは2層以上からなっていてもよい。この場合、第3の保護シートの厚さは、全ての層の合計の厚さを意味するものとする。また、第3の保護シートが2層以上からなる場合は、各々の層を形成する樹脂または紙の種類が異なってもよい。
初めに、厚さ120μm、幅120mm、長さ2mのプリフォーム(旭硝子株式会社製、AN100)を用意し、純水洗浄、UV洗浄して表面を清浄化する。次に前記プリフォームの片面に、厚さ30μmの第1のPETフィルムを重ねて、プリフォームと第1のPETフィルムとを、ロール径160mmの円筒状の第1巻き取りロールに巻き取り、プリフォームをロール状にする。第1の巻き取りロールから繰り出されたプリフォームを超薄板ガラス基板製造装置の供給工程に投入し、保護シート除去工程にて、プリフォームから第1のPETフィルムを剥離する。第1のPETフィルムが剥離されたプリフォームを、炉内を1000℃に加熱した電気炉に投入し、軟化点近傍まで加熱して軟化させる。既に電気炉を通過した超薄板ガラス基板の両面を一対の延伸ロールで挟んで、一対の延伸ロールを回転させることで超薄板ガラス基板が引っ張られる。超薄板ガラス基板の引っ張りによって、加熱工程で軟化したプリフォームが延伸され、厚さ10μm、幅10mm、長さ200mの超薄板ガラス基板が得られる。延伸工程で超薄板ガラス基板を一対の延伸ロールで挟む際、超薄板ガラス基板と延伸ロールとの間に、厚さ30μmの第2のPETフィルムを挿入しながら挟むことで、超薄板ガラス基板の両面に第2のPETフィルムの表面が密着される。延伸工程後、超薄板ガラス基板をロール径160mmの円筒状の第2の巻き取りロールに巻き取る。超薄板ガラス基板の両面に密着した第2のPETフィルムによって、超薄板ガラス基板表面が保護されるため、強度低下につながるような傷を抑制することができる。
厚さ100μm、幅50mm、長さ100mのプリフォーム(旭硝子株式会社製、AN100)を用意し、純水洗浄、UV洗浄して表面を清浄化する。次に前記プリフォームの片面に、厚さ30μmの第1のPETフィルムを重ねて、プリフォームと第1のPETフィルムとを、ロール径200mmの円筒状の第1巻き取りロールに巻き取り、プリフォームをロール状にする。第1の巻き取りロールから繰り出されたプリフォームを超薄板ガラス基板製造装置の供給工程に投入し、保護シート除去工程にて、プリフォームから第1のPETフィルムを剥離する。第1のPETフィルムが剥離されたプリフォームを、炉内を1000℃に加熱した電気炉に投入し、軟化点近傍まで加熱して軟化させる。既に電気炉を通過した超薄板ガラス基板の片面を1本の延伸ロールに接触させて、一本の延伸ロールを回転させることで超薄板ガラス基板が引っ張られる。超薄板ガラス基板の引っ張りによって、加熱工程で軟化したプリフォームが延伸され、厚さ20μm、幅10mm、長さ2000mの超薄板ガラス基板が得られる。延伸工程で超薄板ガラス基板の片面を一本の延伸ロールの曲面に接触する際、超薄板ガラス基板の片面と延伸ロールの曲面との間に、厚さ20μmの第2のPETフィルムを挿入しながら接触させることで、得られた超薄板ガラス基板の片面に第2のPETフィルムの表面が密着される。延伸工程後、前記超薄板ガラス基板をロール径160mmの円筒状の第2の巻き取りロールに巻き取る。
厚さ200μm、幅1000mm、長さ50mのプリフォーム(旭硝子株式会社製、AN100)を用意し、純水洗浄、UV洗浄して表面を清浄化する。次に前記プリフォームの片面に、厚さ50μmの第1のPETフィルムを重ねて、該プリフォームと該第1のPETフィルムとを、ロール径500mmの円筒状の第1巻き取りロールに巻き取り、プリフォームをロール状にする。第1の巻き取りロールから繰り出されたプリフォームを超薄板ガラス基板製造装置の供給工程に投入し、保護シート除去工程にて、プリフォームから第1のPETフィルムを剥離する。第1のPETフィルムが剥離されたプリフォームを、炉内を1000℃に加熱した電気炉に投入し、軟化点近傍まで加熱して軟化させる。既に電気炉を通過した超薄板ガラス基板の両面を一対の延伸ロールで挟んで、該延伸ロールを回転させることで超薄板ガラス基板が引っ張られる。超薄板ガラス基板の引っ張りによって、加熱工程で軟化したプリフォームが延伸され、厚さ30μm、幅150mm、長さ2000mの超薄板ガラス基板が得られる。延伸工程で超薄板ガラス基板を一対の延伸ロールを挟む際、超薄板ガラス基板と延伸ロールとの間に、厚さ10μmの第2のPETフィルムを挿入しながら挟むことで、超薄板ガラス基板の両面に前記第2のPETフィルムの表面が密着される。延伸工程後、超薄板ガラス基板をロール径300mmの円筒状の第2の巻き取りロールに巻き取る。超薄板ガラス基板の両面に密着した第2のPETフィルムによって、超薄板ガラス基板表面が保護されるため、強度低下につながるような傷を抑制することができる。
厚さ50μm、幅200mm、長さ1mのプリフォーム(旭硝子株式会社製、AN100)を用意し、純水洗浄、UV洗浄して表面を清浄化する。次に前記プリフォームの片面に、厚さ50μmの第1のPETフィルムを重ねて、該プリフォームと該第1のPETフィルムとを、ロール径500mmの円筒状の第1巻き取りロールに巻き取り、プリフォームをロール状にする。第1の巻き取りロールから繰り出されたプリフォームを超薄板ガラス基板製造装置の供給工程に投入し、保護シート除去工程にて、プリフォームから第1のPETフィルムを剥離する。第1のPETフィルムが剥離されたプリフォームを、炉内を1000℃に加熱した電気炉に投入し、軟化点近傍まで加熱して軟化させる。既に電気炉を通過した超薄板ガラス基板の両面を一対の延伸ロールで挟んで、延伸ロールを回転させ、前記加熱工程で軟化したプリフォームを厚さ1μmの超薄板ガラス基板になるように延伸させるが、延伸時に軟化したプリフォームは破断する。
本出願は、2009年8月7日出願の日本特許出願2009-184592に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
2 第1の巻き取りロール
3 搬送ロール
4 保護シート剥離ロール
5 第1の保護シート
6 加熱炉
7 延伸ロール
8 第2の保護シート
9 超薄板ガラス基板
10 第2の巻き取りロール
11 把持ロール
Claims (7)
- ガラス基板のプリフォームを保持しながら製造ラインに供給する供給工程と、
該供給工程から供給された該プリフォームを軟化点近傍まで加熱する加熱工程と、
該加熱工程で軟化したプリフォームを延伸させて超薄板ガラス基板にする延伸工程と、
を備える超薄板ガラス基板の製造方法において、
前記プリフォームが、ロール径100mm~1500mmの円筒状の第1の巻き取りロールに巻かれた、厚さTp=20μm~250μm、幅Wp=10mm~2000mm、長さ=1m~5000mであり、
前記延伸工程によって製造される超薄板ガラス基板が、厚さTg=2μm~50μm、幅Wg=0.3mm~500mm、長さ=5m~500000mであり、
前記延伸工程による前記プリフォームの厚さ方向の縮小率をTg/Tp、幅方向の縮小率をWg/Wpとすると、Tg/Tp=1/125~1/2、Wg/Wp=1/125~1になることを特徴とする、超薄板ガラス基板の製造方法。 - 前記プリフォームは、該プリフォームの片面または両面に、厚さ10μm~1000μmの第1の保護シートを重ねて前記第1の巻き取りロールに巻かれており、前記加熱工程に該プリフォームを投入する前に、該第1の保護シートを該プリフォームから剥離する保護シート剥離工程と、
を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。 - 前記延伸工程は、一本または一対の延伸ロールで延伸する工程であり、
前記加熱工程後の前記超薄板ガラス基板を一本の延伸ロールに接触させながら該超薄板ガラス基板を引っ張る、
または、前記加熱工程後の前記超薄板ガラス基板を一対の延伸ロールで把持しながら該超薄板ガラス基板を引っ張る、
ことを特徴とする、請求項1または2に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。 - 前記加熱工程は、前記軟化したプリフォームの幅方向両端部を把持ロールで把持することを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。
- 前記延伸工程後、前記超薄板ガラス基板をロール径50mm~2000mmの円筒状の第2の巻き取りロールに巻き取る工程と、
を更に備えることを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。 - 前記延伸工程にて、前記延伸ロールと前記超薄板ガラス基板との間に厚さ10μm~1000μmの第2の保護シートを挿入させることを特徴とする、請求項3~5のいずれか一項に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。
- 前記延伸工程後、前記超薄板ガラス基板の片面または両面に厚さ10μm~1000μmの第3の保護シートを供給し、該超薄板ガラス基板と該第3の保護シートとを重ねて、前記第2の巻き取りロールで巻き取ることを特徴とする、請求項5または6に記載の超薄板ガラス基板の製造方法。
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