WO2010103682A1 - 抗菌剤及びその使用方法 - Google Patents
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Abstract
Description
上記可溶化再生コラーゲン水溶液は、例えば紡糸ノズルを通して無機塩水溶液に吐出することにより再生コラーゲン繊維を形成できる。無機塩水溶液としては、例えば硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、硫酸アンモニウムなどの水溶性無機塩の水溶液が用いられる。通常これらの無機塩の濃度は10~40重量%に調整される。無機塩水溶液のpHは、例えばホウ酸ナトリウムや酢酸ナトリウムなどの金属塩、塩酸、ホウ酸、酢酸、水酸化ナトリウムなどを配合することにより、通常pH2~13、好ましくはpH4~12となるように調整することが好ましい。
-CH2-CH(OX)-R (2)
但し、上記式(2)中、Rは、R1-、R2-O-CH2-又はR2-COO-CH2-で表される置換基を示し、上記置換基中のR1は炭素数2以上の炭化水素基又はCH2Clを示し、R2は炭素数4以上の炭化水素基を示し、Xは水素又は炭化水素基を示す。
本発明において、再生コラーゲン繊維の製造方法において使用するエレクトロスピニング装置の一例を、図1に示す。エレクトロスピニング装置1は、密閉容器2の上部に絶縁板3を備えている。絶縁板3には金属製ホルダー4に接続された金属製ノズル5が固定されている。金属製ホルダー4には、金属製ノズル5の反対側に送液配管7が接続されると共に、高圧電源6が接続されている。
牛の床皮を原料とし、アルカリで可溶化した皮片1200kg(コラーゲン分180kg)に30重量%に希釈した過酸化水素水溶液30gを投入後、乳酸水溶液で溶解し、pH3.5、固形分7.5重量%に調整した原液を作製した。原液を減圧下で撹拌脱泡機(ダルトン社製、8DMV型)により撹拌脱泡処理し、ピストン式紡糸原液タンクに移送し、さらに減圧下で静置し、脱泡を行った。かかる原液をピストンで押し出した後、ギアポンプで定量送液し、孔径10μmの焼結フィルターで濾過後、孔径0.275mm、孔長0.5mm、孔数300の紡糸ノズルを通し、硫酸ナトリウム20重量%を含有する25℃の凝固浴(ホウ酸及び水酸化ナトリウムでpH11に調整)へ紡出速度5m/分で吐出して、再生コラーゲン繊維を得た。
<LB培地の調製>
トリプトン(Difco社製)10g、酵母エキス(Difco社製)5g、塩化ナトリウム10gを水1Lに添加してLB培地を調製した。
得られたLB培地にアルミニウム塩含有珪酸系無機粉末であるアロフェンを0.5%、1%、2%、4%[W/V:LB培地の液量(100mL)に対するアロフェンの添加量(g)、以下においても同様である。]となるように懸濁し、30℃で18時間振盪した。その後、遠心分離機で遠心分離(5800×g、30分間)して上澄を得た。得られた上澄120μLに、硝酸銀溶液30μLを配合して、銀イオンの濃度を下記表1に示す濃度になるようにして、下記表1に示す種々の抗菌剤を含むLB培地を調製した。
得られた抗菌剤を含むLB培地に、一般的に抗菌性の評価に用いられる微生物である、大腸菌(Escherichia coli IFO3972)、黄色ブドウ球菌(Staphyloccocus aureus IAM12082)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa IAM1514)、又は枯草菌(Bacillus subtilis IFO3215)を1μL接種し、27℃で5日間培養した。上記微生物の培養にはマイクロプレート(96穴、ファルコン製)を用い、微生物の生育は620nmの吸光度をマイクロプレートリーダー(Labsystems, Multisckan Ascent)で測定することによって確認し、その結果(620nmの吸光度)を下記表1に示した。上記接種用微生物としては、各種微生物を5mLの普通ブイヨン培地(栄研化学社製)を用い、27℃で18時間振盪培養し、1mLを採取し、10000rpmで5分間、遠心分離した後、沈殿を1mlの0.85%食塩水に懸濁し、さらに100倍に希釈したものを用いた。
銀イオンの濃度を0mg/Lにした以外は、実施例1と同様にして、下記表1に示す種々の抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例1と同様にしてMIC測定試験を行い、その結果を下記表1に示した。
アロフェンの添加量を0%(W/V)にした以外は、実施例1と同様にして、下記表1に示す種々の抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例1と同様にしてMIC測定試験を行い、その結果を下記表1に示した。
銀イオンの濃度を0mg/Lにし、アロフェンの添加量を0%(W/V)にした以外は、実施例1と同様にして、抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例1と同様にしてMIC測定試験を行い、その結果を下記表1に示した。
リンの濃度が200mg/Lとなるようにリン酸緩衝液を添加した以外は、実施例1と同様にして、下記表1に示す種々の抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例1と同様にしてMIC測定試験を行い、その結果を下記表1に示した。
<LB培地の調製>
実施例1と同様にして、LB培地を調製した。
得られたLB培地にアルミニウム塩含有珪酸系無機粉末(品川化成株式会社製、商品名“アロフォサイト”)であるアロフェンを0.5%、1%、2%、4%(W/V)となるように懸濁し、30℃で18時間振盪した。その後、遠心分離機で遠心分離(5800×g、30分間)して上澄を得た。得られた上澄120μLに、硫酸亜鉛溶液30μLを配合して、亜鉛イオンの濃度を下記表2に示す濃度になるようにして、下記表2に示す種々の抗菌剤を含むLB培地を調製した。硫酸亜鉛溶液は、硫酸亜鉛七水和物を用いて調製した。
得られた抗菌剤を含むLB培地に、黄色ブドウ球菌又は枯草菌を1μL接種し、27℃で5日間培養した。微生物の培養にはマイクロプレート(96穴、ファルコン製)を用い、微生物の生育は620nmの吸光度をマイクロプレートリーダー(Labsystems, Multisckan Ascent)で測定することによって確認し、その結果(620nmの吸光度)を下記表2に示した。上記接種用微生物としては、各種微生物を5mLの普通ブイヨン培地(栄研化学社製)を用い、27℃で18時間振盪培養し、1mLを採取し、10000rpmで5分間、遠心分離した後、沈殿を1mlの0.85%食塩水に懸濁し、さらに100倍に希釈したものを用いた。
亜鉛イオンの濃度を0mg/Lにした以外は、実施例2と同様にして、下記表2に示す種々の抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例2と同様にしてMIC測定試験を行い、その結果を下記表2に示した。
アロフェンの添加量を0%(W/V)にした以外は、実施例2と同様にして、下記表2に示す種々の抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例2と同様にしてMIC測定試験を行い、その結果を下記表2に示した。
亜鉛イオンの濃度を0mg/Lにし、アロフェンの添加量を0%(W/V)にした以外は、実施例2と同様にして、抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例2と同様にしてMIC測定試験を行い、その結果を下記表2に示した。
<LB培地の調製>
実施例1と同様にして、LB培地を調製した。
得られたLB培地にアルミニウム塩含有珪酸系無機粉末であるアロフェンを0.5%、1%、2%、4%(W/V)となるように懸濁し、30℃で18時間振盪した。その後、遠心分離機で遠心分離(5800×g、30分間)して上澄を得た。得られた上澄120μLに、硫酸銅溶液30μLを配合して、銅イオンの濃度を下記表3に示す濃度になるようにして、下記表3に示す種々の抗菌剤を含むLB培地を調製した。硫酸銅溶液は、硫酸銅五水和物を用いて調製した。
得られた抗菌剤を含むLB培地に、黄色ブドウ球菌又は枯草菌を1μL接種し、27℃で5日間培養した。微生物の培養にはマイクロプレート(96穴、ファルコン製)を用い、微生物の生育は620nmの吸光度をマイクロプレートリーダー(Labsystems, Multisckan Ascent)で測定することによって確認し、その結果(620nmの吸光度)を下記表3に示した。上記接種用微生物としては、各種微生物を5mLの普通ブイヨン培地(栄研化学社製)を用い、27℃で18時間振盪培養し、1mLを採取し、10000rpmで5分間、遠心分離した後、沈殿を1mlの0.85%食塩水に懸濁し、さらに100倍に希釈したものを用いた。
銅イオンの濃度を0mg/Lにした以外は、実施例3と同様にして、下記表3に示す種々の抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例3と同様にしてMIC測定試験を行い、その結果を下記表3に示した。
アロフェンの添加量を0%にした以外は、実施例3と同様にして、下記表3に示す種々の抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例3と同様にしてMIC測定試験を行い、その結果を下記表3に示した。
銅イオンの濃度を0mg/Lにし、アロフェンの添加量を0%にした以外は、実施例3と同様にして、抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例3と同様にしてMIC測定試験を行い、その結果を下記表3に示した。
<LB培地の調製>
実施例1と同様にして、LB培地を調製した。
得られたLB培地にアルミニウム塩含有珪酸系無機粉末であるアロフェンを1%、4%、8%(W/V)となるように懸濁し、30℃で18時間振盪した。その後、遠心分離機で遠心分離(5800×g、30分間)して上澄を得た。得られた上澄460μLに、硝酸銀溶液20μLを配合して、銀イオンの濃度を下記表4に示す濃度になるようにして、下記表4に示す種々の抗菌剤を含むLB培地を調製した。なお、ここで、銀イオンの濃度は、下記の大腸菌懸濁液を添加した後の殺菌効果測定試験用処理液中の濃度として表記した。
得られた抗菌剤を含むLB培地に、20μLの大腸菌懸濁液を添加して、殺菌効果測定試験用処理液を得た。開始時、1時間後、3時間後及び24時間後に50μLを採取し、4.95mLのLP希釈液に添加した。10倍ずつ4段階希釈を行い、各希釈液1mL中の生菌数を混釈平板培養法を用いて測定し、その結果を下記表4に示した。上記大腸菌懸濁液としては、大腸菌を5mLの普通ブイヨン培地(栄研化学社製)を用い、27℃で18時間振盪培養し、1mLを採取し、10000rpmで5分間、遠心分離した後、沈殿を1mlの0.85%食塩水に懸濁し、さらに10倍に希釈したものを用いた。
銀イオンの濃度を0mg/Lにした以外は、実施例4と同様にして抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例4と同様にして殺菌効果測定試験を行い、その結果を下記表4に示した。
アロフェンの添加量を0%(W/V)にした以外は、実施例4と同様にして抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例4と同様にして殺菌効果測定試験を行い、その結果を下記表4に示した。
<LB培地の調製>
実施例1と同様にして、LB培地を調製した。
得られたLB培地に硝酸銀を銀イオンの濃度が1mg/Lになるように溶解し、さらに製造例1で得られた再生コラーゲン粉末を4%(W/V)となるように懸濁し、30℃で18時間振盪した。その後、遠心分離機で遠心分離(5800×g、30分間)して上澄、即ち抗菌剤を含むLB培地を調製した。なお、ここで、銀イオンの濃度は、下記の大腸菌懸濁液を添加した後の殺菌効果測定試験用処理液中の濃度として表記した。
得られた抗菌剤を含むLB培地に、20μLの大腸菌懸濁液を添加して、殺菌効果測定試験用処理液を得た。開始時、0.25時間後、1時間後、3時間後及び8時間後に50μLを採取し、4.95mLのLP希釈液に添加した。10倍ずつ4段階希釈を行い、各希釈液1mL中の生菌数を混釈平板培養法を用いて測定し、その結果を下記表5に示した。上記大腸菌懸濁液としては、大腸菌を5mLの普通ブイヨン培地(栄研化学社製)を用い、27℃で18時間振盪培養し、1mLを採取し、10000rpmで5分間、遠心分離した後、沈殿を1mlの0.85%食塩水に懸濁し、さらに10倍に希釈したものを用いた。
銀イオンの濃度を0mg/Lにした以外は、実施例4と同様にして抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例5と同様にして殺菌効果測定試験を行い、その結果を下記表5に示した。
再生コラーゲン粉末の添加量を0%にした以外は、実施例5と同様にして抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例5と同様にして殺菌効果測定試験を行い、殺菌効果測定試験を行い、その結果を下記表5に示した。
再生コラーゲン粉末の添加量を0%にし、銀イオンの濃度を0mg/Lにした以外は、実施例5と同様にして抗菌剤を含むLB培地を調製した。その後、実施例5と同様にして殺菌効果測定試験を行い、殺菌効果測定試験を行い、その結果を下記表5に示した。
2 密閉容器
3 絶縁板
4 金属製ホルダー
5 金属製ノズル
6 高圧電源
7 送液配管
8 別の密閉容器
9 容器
10 再生コラーゲン溶液
11 コンプレッサー
12 金属製の網
13 支柱
14 アース
15 帯電微小ミスト(再生コラーゲン繊維)
20 スプレーノズル
21 アルミニウム塩の水溶液
22 巻き取りシリンダー
Claims (14)
- アルミニウム以外の金属含有化合物とリン吸着材とを含むことを特徴とする抗菌剤。
- 前記金属含有化合物が、銀含有化合物、亜鉛含有化合物及び銅含有化合物からなる群から選ばれる1種以上の金属含有化合物である請求項1に記載の抗菌剤。
- 前記金属含有化合物が、銀含有化合物である請求項1又は2に記載の抗菌剤。
- 前記リン吸着材が、アルミニウム化合物である請求項1~3のいずれか一項に記載の抗菌剤。
- 前記アルミニウム化合物が、再生コラーゲン、ポリビニルアルコール及びカルボキシメチルセルロースから選ばれる少なくとも1つのマトリックス樹脂成分と、アルミニウム塩を含み、前記アルミニウム塩は、前記マトリックス成分に化学的に結合されているアルミニウム含有樹脂である請求項4に記載の抗菌剤。
- 前記抗菌剤を100重量%としたとき、前記アルミニウム以外の金属含有化合物の割合が0.0001~99.9重量%であり、前記リン吸着材の割合が0.1~99.9999重量%の範囲である請求項1~5のいずれか一項に記載の抗菌剤。
- 前記リン吸着材が、アロフェンである請求項1又は6に記載の抗菌剤。
- アルミニウム以外の金属含有化合物の抗菌性を向上させる方法であって、アルミニウム以外の金属含有化合物とリン吸着材とを併用することを特徴とする抗菌剤の使用方法。
- 前記金属含有化合物が、銀含有化合物、亜鉛含有化合物及び銅含有化合物からなる群から選ばれる1種以上の金属含有化合物である請求項8に記載の抗菌剤の使用方法。
- 前記金属含有化合物が、銀含有化合物である請求項8又は9に記載の抗菌剤の使用方法。
- 前記リン吸着材が、アルミニウム化合物である請求項8~10のいずれか一項に記載の抗菌剤の使用方法。
- 前記アルミニウム化合物が、再生コラーゲン、ポリビニルアルコール及びカルボキシメチルセルロースから選ばれる少なくとも1つのマトリックス樹脂成分と、アルミニウム塩を含み、前記アルミニウム塩は、前記マトリックス成分に化学的に結合されているアルミニウム含有樹脂である請求項11に記載の抗菌剤の使用方法。
- 前記抗菌剤を100重量%としたとき、前記アルミニウム以外の金属含有化合物の割合が0.0001~99.9重量%であり、前記リン吸着材の割合が0.1~99.9999重量%の範囲である請求項8~12のいずれか一項に記載の抗菌剤の使用方法。
- 前記リン吸着材が、アロフェンである請求項8又は13に記載の抗菌剤の使用方法。
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