WO2010023715A1 - ローダ - Google Patents

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Abstract

 バケットの着脱作業が容易であり、簡素な構成で作業性を向上させることができるローダを提供する。  トラクタに装着されるフロントローダ(16)は、トラクタ側から延びるアーム部(22)と、アーム部(22)の先端に回転可能に取り付けられるヒッチ(30)と、このヒッチ(30)に着脱可能に取り付けられるバケット(23)と、を備える。前記アーム部(22)には第1リンク(33)が連結される。第2リンク(34)は、ヒッチ(30)に連結されるとともに第1リンク(33)に連結される。そして、第2リンク(34)とヒッチ(30)とを連結する連結軸(48)と同一軸線上に、ヒッチ(30)とバケット(23)とを連結するバケット連結部(35)が配置されている。

Description

ローダ
 本発明はトラクタに装着可能なローダに関するものである。
 荷役作業等のためにトラクタに装着されるローダにおいては、シリンダやリンク機構によって左右一対のアーム部を上下に動作させたり、アーム部の先端に配置される作業具(例えば、バケット)を回動させたりする構成が知られている。
 このようなローダにおいて、先端部のバケットを着脱可能に構成したものが知られている。この種のローダを開示したものに例えば特許文献1がある。特許文献1のフロントローダのアタッチメント装着装置は、フロントローダの左右の各ブームの先端側にヒッチを設け、このヒッチにアタッチメントを着脱自在に装着するように構成している。このアタッチメント装着装置において、各ヒッチは、上部に係合部を備えた係合板を有する。アタッチメントの背面左右両側には、左右のヒッチの左右方向外端側が接当して左右の位置決めをする規制板が上部から下部にわたって設けられている。この左右の規制板間には、ヒッチの係合部が下方から挿入されて係合する被係合板が設けられる。各規制板の左右方向内方側に、ヒッチの係合板の左右幅に略相当する左右幅に形成され、且つ係合板が重合されるインジケータ板が、アタッチメントの上部から下部にわたって設けられている。
特開2004-108099号公報
 また、このようなローダにおいて、ローダをトラクタから分離する際に、スタンドを使用する構成が知られている。この種のローダを開示したものに特許文献2がある。特許文献2に開示されるローダ作業機は、ブーム(アーム部)と、このブームの先端側に設けた作業具(バケット)と、この作業具を接地させた状態でブームを支えるスタンド部材とを備える。ブームの前部側が車両の前輪の前方に位置するように、ブームが車両(トラクタ)に着脱自在に装着可能とされている。そして、前記スタンド部材が、ブームの背面に沿う収納姿勢と、前輪よりも内側に位置してブームを支えるスタンド姿勢とに姿勢変更可能に構成されている。
特開平11-269904号公報
 作業具としてバケットを使用した場合、トラクタ本体側からバケットまでの距離が長いとトラクタ本体側に掛かるモーメント負荷が大きくなってしまうため、アーム部とバケットとの距離はできるだけ短いことが好ましい。しかし、アーム部の先端には、バケットを回動するための回動機構と、バケットを着脱するための着脱機構と、が配置されるため、アーム部とバケットの距離を効果的に短縮できなかった。この点、特許文献1の構成においても、バケットの着脱を容易に行うことができるものの、トラクタ側に掛かるモーメント負荷を軽減する観点から改善の余地があった。
 また、特許文献2に示すスタンド部材は、使用しないときは、アーム部に沿った状態で収納される。そのため、スタンド部材を収納姿勢で固定するための固定機構を、スタンド部材とは別にアーム部に備える必要がある。スタンドは、左右のアーム部を支持するために左右一対で配置されているため、特許文献2の構成では前記固定機構を左右のアーム部のそれぞれに備える必要があり、スタンド部材の固定機構の簡素化という観点から改善の余地があった。
 本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バケットの着脱作業が容易であり、簡素な構成で作業性を向上させることができるローダを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
 本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
 本発明の第1の観点によれば、トラクタに装着可能なローダにおいて、以下の構成が提供される。即ち、このローダは、アーム部と、ヒッチと、作業具と、第1リンクと、第2リンクと、を備える。前記アーム部は、前記トラクタ側から延びるように構成されている。前記ヒッチは、前記アーム部の先端に回転可能に取り付けられる。前記作業具は、前記ヒッチに着脱可能に取り付けられる。前記第1リンクは、前記アーム部に連結される。前記第2リンクは、前記ヒッチに連結されるとともに前記第1リンクに連結される。そして、前記第2リンクと前記ヒッチとを連結する連結軸と同一軸線上に、前記ヒッチと前記作業具とを連結する作業具連結部が配置されている。
 これにより、アーム部と作業具との距離を短縮できるので、ローダのアーム長を維持しつつ、作業具に加わる荷重によってトラクタ側に掛かるモーメント負荷を低減することができる。また、作業具をアーム部に回転可能に接続する構成をコンパクトにまとめることができるので、ローダの小型化を達成できる。
 前記のローダにおいては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記作業具はフック部を有する。前記ヒッチは、前記連結軸と同一軸線上に配置されて前記フック部を引っ掛けることが可能な引掛け軸を有する。前記作業具連結部は前記フック部と前記引掛け軸とを含む。
 これにより、簡易な構成で作業具連結部を構成できるとともに、アーム部に対する作業具の着脱作業を容易に行うことができる。
 前記のローダにおいては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記作業具は、前記ヒッチを固定するための固定部と、前記ヒッチに対する作業具の位置を案内するために前記固定部に配置されるガイド部と、を備える。
 これにより、ヒッチに対する作業具の位置合わせが簡単になるので、作業具の取付作業を一層スムーズに行うことができ、作業性を向上させることができる。
 本発明の第2の観点によれば、トラクタに装着可能なローダにおいて、以下の構成が提供される。即ち、このローダは、左右一対のアーム部と、スタンドと、を備える。左右一対の前記アーム部は、それぞれが前記トラクタ側から延びるように構成されている。前記スタンドは、左右の前記アーム部にそれぞれ配置される。それぞれの前記スタンドは、先端を接地させる姿勢で前記アーム部を支持する使用位置と、前記アーム部が延びる方向と略直交する姿勢で左右のアーム部の間に配置され、相手側のスタンドと連結される収納位置と、の間で切替可能に構成される。
 これにより、左右のスタンドをコンパクトに収納できる。また、収納位置で一対のスタンドを互いに連結するので、スタンドを固定するための部品点数を少なくすることができ、製造コストを低減できる。
 前記のローダにおいては、前記収納位置では、一方の前記スタンドの一部が他方の前記スタンドに隣接するとともに、スタンド同士が略平行に位置することが好ましい。
 これにより、それぞれのスタンドを長く構成しても、一対のスタンドをコンパクトなスペースにまとめて収納することができる。
 前記のローダにおいては、以下のように構成されることが好ましい。即ち、このローダは、それぞれの前記スタンドを回転可能とするためのヒンジ軸を支持する左右一対の支持部材を備える。左右の前記支持部材は同一形状とされている。それぞれの前記支持部材には、第1支持孔と、第2支持孔と、が形成されている。前記第1支持孔は、前記支持部材がローダの左右一側に配置されたときに、前記スタンドのヒンジ軸を支持する。前記第2支持孔は、前記支持部材がローダの左右他側に配置されたときに前記スタンドのヒンジ軸を支持する。
 これにより、スタンドを使用位置と収納位置との間で回転させる機構の一部を左右で共通化でき、製造コストを低減することができる。また、支持部材に2つの支持孔が形成されているため、支持部材を左右で対応する位置に配置したとしても、左右のスタンドのヒンジ軸の位置を異ならせることができる。従って、それぞれのスタンドを長く構成しても、収納位置で左右のスタンドが互いに干渉しないようにコンパクトなスペースに配置することができる。
本発明の一実施形態に係るフロントローダを備えたトラクタの様子を示した斜視図。 フロントローダの正面側の様子を示した斜視図。 フロントローダの側面図。 ヒッチの様子を示した斜視図。 バケットの背面の様子を示した斜視図。 バケットの着脱機構の様子を示した拡大側面図。 バケットの着脱機構の様子を示した背面図。 スタンドの収納位置から使用位置への回動を概略的に示した斜視図。 ヒンジ部の一部であるケーシングの様子を示した斜視図。
符号の説明
 10 トラクタ
 16 フロントローダ(ローダ)
 22 アーム部
 23 バケット(作業具)
 30 ヒッチ
 33 第1リンク
 34 第2リンク
 35 バケット連結部
 36 リンク連結部
 37 フック
 48 連結軸
 54 係合ピン(引掛け軸)
 60 スタンド部
 61,71 スタンド
 62 ヒンジ部
 63 スタンド連結板
 64 ヒンジ軸
 80 ケーシング(支持部材)
 以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係るフロントローダ16を装着したトラクタ10の様子を示した斜視図である。図2はフロントローダ16を正面側から見た斜視図である。図3はフロントローダ16の側面図である。なお、以下の説明では、単に「左側」「右側」等というときは、トラクタが前進する方向に向かって左側及び右側を意味するものとする。
 図1に示すトラクタ10は、本体部11の前部に、ボンネットで覆われた原動機部12を備えている。本体部11の後部には運転部17が配置されており、この運転部17には各種の操作を行うための操作部が配置されている。本体部11の前部には前車輪14が配置され、後部には後車輪15が配置される。原動機部12の駆動力は、図略の駆動軸等を介して前記前車輪14及び後車輪15に伝達される。また、本体部11の前部には、本実施形態に係るトラクタ装着式のフロントローダ(ローダ)16が着脱可能に取り付けられている。トラクタ10のオペレータは、前記操作部を介して、トラクタ10の走行操作及びフロントローダ16の操作を行うことができる。
 フロントローダ16について説明する。図2及び図3に示すように、フロントローダ16は、装着部28と、アーム支持部21と、アーム部22と、ヒッチ30と、リンク部32と、バケット(作業具)23と、スタンド部60と、を主要な構成として備えている。また、フロントローダ16は、アーム部22を上下に動作させるための駆動手段としてのリフトシリンダ24と、バケット23を回動させるための駆動手段としてのバケットシリンダ26と、を備える。以下、各部の構成を説明する。
 装着部28は、フロントローダ16を、ボルト等の固定部材でトラクタ10の本体部11側面に固定するためのものである。この装着部28は、左右一対のアーム支持部21を支持するために、本体部11の下部の両側側面に取り付けられる。また、この装着部28は左右方向に突出する支持軸29を備えている。
 アーム支持部21は、前記支持軸29の端部にそれぞれ取り付けられる。アーム支持部21は支持軸29から上方に立ち上がるように構成され、このアーム支持部21の上端部にアーム部22が回動可能に支持されている。
 左右に配置された一対のアーム部22のそれぞれは、前記アーム支持部21に回動可能に支持される第1アーム41と、この第1アーム41に接続される第2アーム42と、を備える。左右のアーム部22はそれぞれトラクタ10の前方に向かって延び、その先端(第2アーム42の先端部)には、ヒッチ30及びリンク部32が備えられている。バケット23は、左右のアーム部22に前記ヒッチ30を介して連結されている。また、左右の第2アーム42の間にはロッド状のアーム結合部材25が水平方向に配置され、このアーム結合部材25は左右の第2アーム42を互いに連結している。
 ヒッチ30は、側面視において上下に細長い略三角形状に形成されている。そしてヒッチ30は、その三角形が有する3つの頂点それぞれの近傍部分において、第2アーム42、リンク部32及びバケット23に連結されている。なお、ヒッチ30とバケット23との着脱構造の詳細は後述する。
 図3に示すように、リンク部32は、第1リンク33と、第2リンク34と、を備える。第1リンク33の一端は第2リンク34と連結され、他端は第2アーム42の端部近傍に連結されている。第2リンク34の一端は第1リンク33と連結され、他端は前記ヒッチ30に連結されている。第1リンク33と第2リンク34との連結箇所には、連結軸等からなるリンク連結部36が構成されている。また、ヒッチ30と第2リンク34との連結部分の近傍には、ヒッチ30とバケット23とを連結するためのバケット連結部(作業具連結部)35が構成されている。
 第1アーム41と第2アーム42との接続部にはシリンダ受板31が配置されている。リフトシリンダ24の一端がこのシリンダ受板31に接続され、他端はアーム支持部21の中心部に接続されている。更に、バケットシリンダ26の一端がシリンダ受板31に接続され、他端が前記リンク連結部36に接続されている。なお、リフトシリンダ24及びバケットシリンダ26は図略のバルブ及び制御手段に接続されており、前記操作部の操作によってシリンダの伸縮が制御される。
 この構成で、リフトシリンダ24を伸長させると、アーム部22が上方に回動して、図1の鎖線に示すようにバケット23を持ち上げる。一方、この鎖線の状態からリフトシリンダ24を縮退させることによって、アーム部22が下方回動して通常位置に戻る。
 また、バケットシリンダ26を縮退させた場合、前記リンク連結部36には、シリンダ受板31に近づく向きに引っ張られる力が作用する。この力は、第2リンク34、ヒッチ30及びバケット連結部35を介してバケット23へ伝達される。これによって、図1の鎖線に示すように、バケット23が上方に回動する(すくい動作)。一方、バケットシリンダ26を伸長させた場合、リンク連結部36には、シリンダ受板31から離れる向きに押される力が作用する。この力は、第2リンク34、ヒッチ30及びバケット連結部35を介してバケット23へ伝達され、バケット23は下方に回動する(ダンプ動作)。
 また、第2アーム42には、トラクタ10から取り外されたフロントローダ16を倒れないように支持するためのスタンド部60が備えられている。このスタンド部60は、アーム部22を支持するために角棒状に形成されるスタンド61,71を備える。図2及び図3に示す使用位置で、スタンド61,71は、第2アーム42から後下方に延びた状態で地面に接地してアーム部22を支える。一方、フロントローダ16をトラクタ10に装着して荷役作業を行うときは、スタンド61,71は邪魔にならない位置(後述の収納位置)に収納される。なお、スタンド部60の詳細な構成については後述する。
 次に、バケット23をヒッチ30に対して着脱可能に取り付けるための構造について、図4と図5を参照して説明する。図4はヒッチ30の様子を示した斜視図である。図5はバケット23の背面の様子を示した斜視図である。
 まず、ヒッチ30側の構成について図4を参照して説明する。なお、ヒッチ30は左右のアーム部22に対応して一対で設けられているが、構成は同一であるため、一方のヒッチ30のみを代表して説明する。図4に示すように、ヒッチ30は、2枚のヒッチ板51と、ヒッチ結合板52と、規制板53と、係合ピン(引掛け軸)54と、を備える。
 2枚のヒッチ板51は同一形状(略三角形状)とされており、所定の間隔をあけて平行に配置されている。ヒッチ板51のそれぞれには3つの連結孔55,56,57が形成され、これらの連結孔55,56,57は、略三角形状に形成されるヒッチ板51の頂点のそれぞれに配置されている。高い位置に配置された第1連結孔55には、第2リンク34とヒッチ30とを連結するための連結軸48が挿通されている。上下方向のほぼ中央に配置された第2連結孔56には、第2アーム42とヒッチ30とを連結するための連結軸49が挿通されている。低い位置に配置された第3連結孔57は、バケット23の下部とヒッチ30とを連結させるためのものである。
 ヒッチ結合板52は、2枚のヒッチ板51同士を連結する板状の部材として構成され、2枚のヒッチ板51の間に上下方向に配置されている。規制板53は、2枚のヒッチ板51の下部同士を連結する細長い板状の部材として構成されている。ヒッチ結合板52及び規制板53は、バケット23に設けられた後述の固定部材38に接触して、ヒッチ30とバケット23の位置合わせを補助できるように構成されている。
 一対の係合ピン54は、前記第1連結孔55の軸線と同一直線上に配置され、それぞれのヒッチ板51から外側に突出するように固定されている。この係合ピン54は円筒状に形成されており、その内部に前記連結軸48を差込可能となっている。この係合ピン54は、バケット23側に設けられたフック部37のフック板40(後述)を引っ掛けることが可能に構成されている。
 前記第2リンク34の一端は2枚のヒッチ板51の間に差し込まれ、当該第2リンク34の端部に形成された図略の連結孔に前記連結軸48が挿通されている。この連結軸48を前記第1連結孔55に挿入した状態で図略の固定手段で固定することで、第2リンク34とヒッチ30とが連結される。また同様に、前記第2アーム42の先端は2枚のヒッチ板51の間に差し込まれ、当該第2アーム42の端部に形成された図略の連結孔に前記連結軸49が挿通されている。この連結軸49を前記第2連結孔56に挿入した状態で図略の固定手段で固定することで、ヒッチ30と第2アーム42とが連結される。以上の構成により、ヒッチ30はリンク部32に連結されるとともに、第2アーム42に回動可能に連結される。
 次に、図5を参照してバケット23側の構成について説明する。図5に示すように、バケット23の背面側には、ヒッチ30をバケット23に取り付けるための取付機構50が、左右のアーム部22に対応して2箇所配置されている。この取付機構50は、フック部37と固定部材38とで構成されている。
 フック部37は、同一形状に構成された2枚のフック板40を備えている。それぞれのフック板40には、下方を開放させた形状の切欠き部39が形成されている。一対のフック板40の切欠き部39は、ヒッチ30に備えられた一対の係合ピン54にそれぞれ引っ掛けることができる。2枚のフック板40は所定の間隔をあけて平行に配置され、この間隔は、フック板40の間にヒッチ30を挟み込むことができるように、ヒッチ30の左右方向の幅より若干大きくなるように構成される。
 固定部材38は、2枚の固定板44と、この固定板44を連結する横向きの筒部45と、固定板44に配置されるガイド43と、を備える。2枚の固定板44は、バケット23から背面側(後方)へ突出するように形成されている。それぞれの固定板44には固定板連結孔46が形成され、この固定板連結孔46が筒部45の内部と接続されている。
 ガイド43は、ヒッチ30に対するバケット23の位置を所定の位置に案内するためのものである。このガイド43は、固定板44の突出方向先端部分を若干曲げることで構成されており、側面視において後方が先細となる略三角形状をなしている。ガイド43は、一対の固定板44のそれぞれに、互いに対応する位置に配置されている。またガイド43同士は、固定板44の突出方向の先端に近づくに従って、相手側のガイド43に近づくように構成されている。これによって、ヒッチ30に対する接触面が斜面で形成されることになる。
 次に、図6及び図7等を参照して、バケット23をヒッチ30に取り付ける作業について説明する。図6はバケット23の着脱機構の様子を示した拡大側面図である。図7はバケット23の着脱機構の様子を示した背面図である。
 即ち、バケット23を取り付ける際には、フック部37の2枚のフック板40の間にヒッチ30を差し込むようにし、ヒッチ30の係合ピン54をフック板40の切欠き部39にそれぞれ引っ掛けて係合状態とする。これにより、前記バケット連結部35を介して、バケット23の上部がヒッチ30の上部に連結される。
 その後、バケット23又はアーム部22側を移動させて、ヒッチ30の第3連結孔57(図4)と固定部材38の固定板連結孔46(図5)とが同一直線上に並ぶように位置合わせを行う。この位置合わせの際に、前記ガイド43の接触面にヒッチ板51が当たることによって、バケット23の固定板44がヒッチ板51の間にスムーズに差し込まれる。固定板44がヒッチ板51の間に差し込まれると、次にガイド43の端部が規制板53に接触して、ヒッチ30を取付位置(即ち、係合ピン54が切欠き部39の奥まで十分に入った状態の位置)に案内する。ガイド43が略三角形状に形成されており、規制板53に接触する端部が斜面状になっているので、規制板53による案内もスムーズに行われる。
 図6に示すように、ヒッチ結合板52に固定板44の端部が接触したところで、棒状の軸部分を有するバケット固定具47を第3連結孔57に差し込み、バケット23の下部をヒッチ30に固定する。このように、規制板53及びヒッチ結合板52は、取付作業における位置決めの役割も果たしている。
 以上の作業により、バケット23をヒッチ30に取り付けることができる。バケット23が取り付けられた状態では、図6及び図7に示すように、ヒッチ30の上部は、フック部37のフック板40の間に挟み込まれた形で当該フック部37に対し固定される。また、ヒッチ30の下部は、間に固定部材38を挟み込んだ形で当該固定部材38に固定される。
 なお、他の作業具に交換する等のためにバケット23をヒッチ30から取り外すには、上記の作業を逆に行えば良い。即ち、バケット固定具47を取り外し、固定部材38をヒッチ30から引き抜き、係合ピン54からフック部37を外すことで、バケット23をヒッチ30から簡単に取り外すことができる。
 以上に示したように、本実施形態のフロントローダ16は、アーム部22と、ヒッチ30と、バケット23と、第1リンク33と、第2リンク34と、を備える。アーム部22は、本体部11(トラクタ10側)から延びるように構成されている。ヒッチ30は、アーム部22の先端に回転可能に取り付けられる。バケット23は、ヒッチ30に着脱可能に取り付けられる。第1リンク33は、アーム部22に連結される。第2リンク34は、ヒッチ30に連結されるとともに第1リンク33に連結される。そして、第2リンク34とヒッチ30とを連結する連結軸48と同一軸線上に、ヒッチ30とバケット23とを連結するバケット連結部35が配置されている。
 これにより、アーム部22とバケット23との距離を短縮できるので、フロントローダ16のアーム長を維持しつつ、バケット23に加わる荷重によって本体部11側に掛かるモーメント負荷を低減することができる。また、バケット23をアーム部22に回転可能に接続する構成をコンパクトにまとめることができるので、フロントローダ16の小型化を達成できる。
 また、本実施形態のフロントローダ16において、前記バケット23はフック部37を有する。ヒッチ30は、連結軸48と同一軸線上に配置されてフック部37を引っ掛けることが可能な係合ピン54を有する。そして、前記バケット連結部35は、フック部37と係合ピン54とを含んで構成されている。
 これにより、簡易な構成でバケット連結部35を構成できるとともに、アーム部22に対するバケット23の着脱作業を容易に行うことができる。
 また、本実施形態のフロントローダ16のバケット23は、ヒッチ30を固定するための固定部材38と、ヒッチ30に対するバケット23の位置を案内するために固定部材38に配置されるガイド43と、を備える。
 これにより、ヒッチ30に対するバケット23の位置合わせが簡単になるので、バケット23の取付作業を一層スムーズに行うことができ、作業性を向上させることができる。
 また、本実施形態のフロントローダ16において、固定部材38は、ヒッチ30に差込可能に構成される。ガイド43は、固定部材38をヒッチ30へ差し込むときにヒッチ30に接触可能な斜面として構成される。
 これにより、簡単な構成で、ヒッチ30に対するバケット23の位置合わせを実現することができる。
 次に、図8及び図9を参照してスタンド部60について説明する。図8はスタンドの収納位置から使用位置への回動を概略的に示した斜視図である。図9はヒンジ部62,72の一部であるケーシング80の様子を示した斜視図である。
 図8に示すように、スタンド部60は、前記アーム結合部材25の両端近傍に取り付けられる一対のスタンド61,71を備えている。スタンド部60は、左右のアーム部22(第2アーム42)にそれぞれ配置されるヒンジ部62,72を備え、このヒンジ部62,72によってスタンド61,71が支持されている。左側に配置されるヒンジ部62によって回動可能に支持されるのが第1スタンド61であり、右側のヒンジ部72によって回動可能に支持されるのが第2スタンド71である。
 左右のヒンジ部62,72のそれぞれは、ケーシング(支持部材)80と、ヒンジ軸64と、ロックピン86と、を備える。ケーシング80には、ヒンジ軸64を支持するための孔と、ロックピン86を差込可能な孔と、が形成されている。そして、スタンド61,71には、前記ヒンジ軸64を挿通させるための図略の回動孔と、当該スタンド61,71を使用位置及び収納位置で固定するための図略の固定孔とが形成されている。
 また、第1スタンド61の先端部近傍位置には、左右のスタンド61,71を収納位置で互いに固定するためのスタンド連結板(スタンド連結部材)63が固定されている。このスタンド連結板63は、スタンド61,71をそれぞれ収納位置としたときに、第2スタンド71の途中部の上側を覆うように配置されている。そして、スタンド連結板63には、収納位置で第2スタンド71と重なる位置にスタンド固定孔87が形成されている。
 また、第2スタンド71は、収納位置にある2本のスタンド61,71を互いに連結するための収納連結ピン90と、この収納連結ピン90を差込可能な固定孔を備えている。図8において前記固定孔は収納連結ピン90に隠れて図示されていないが、この固定孔は、スタンド61,71をそれぞれ収納位置としたときに前記スタンド固定孔87に対応する位置に配置されている。
 この構成で、スタンド61,71が使用位置にあるときは収納連結ピン90を使用する必要がないので、当該収納連結ピン90は前記固定孔に差し込んで保持しておく。一方、スタンド61,71を収納位置とするときは、収納連結ピン90をいったん固定孔から取り外した後、スタンド61,71を収納位置へ回動させ、収納連結ピン90をスタンド固定孔87に挿通した状態で前記固定孔に再び差し込む。これによって、2本のスタンド61,71が収納位置で互いに連結されることになる。
 図8の実線で示す収納位置のスタンド61,71は、それぞれがアーム結合部材25に沿うように水平に向けられた状態で、スタンド61,71同士が隣接するように固定されている。このように、収納位置のスタンド61,71の姿勢が第2アーム42の延びる方向に対して略直交している(アーム結合部材25と平行となっている)ので、第2アーム42の間のスペースを有効利用することができる。
 一方、鎖線で示す使用位置では、スタンド61,71は後下がりの姿勢となって、その先端を接地させる。このスタンド61,71の突っ張りにより、フロントローダ16はトラクタ10から分離した状態でも、図3等に示すように、後方に倒れることなくそのままの姿勢を維持することができる。また、アーム部22を含む仮想鉛直平面(前記アーム結合部材25と直交する仮想平面)を考えた場合に、使用位置におけるそれぞれのスタンド61,71は、図2や図8等に示すように当該平面と略平行な姿勢となっている。これにより、スタンド61,71はアーム部22の重量を後方から真っ直ぐ受け止めて支持し、フロントローダ16の転倒を防止することができる。
 更に、本実施形態では第1スタンド61及び第2スタンド71がロックピン86によって使用位置で固定される。これによって、スタンド61,71が使用位置から意に反して回動しないようにロックすることができる。また、このロックピン86はヒンジ部62,72に配置されるので、第2アーム42側にスタンドの固定機構を新たに追加する必要もない。
 次に、図9を参照してケーシング80について説明する。図9に示すように、ケーシング80は、適宜の間隔をあけて互いに向かい合う第1面91と第2面92とを有する断面略コ字状に形成されている。前記第1面91及び第2面92の間には、スタンド61,71の基部を収納可能に構成されている。第1面91及び第2面92には、ヒンジ軸64を支持し、又はロックピン86を差込可能とするための複数の孔が形成されている。以下、第1面91及び第2面92に形成される孔についてそれぞれ説明する。
 第1面91には、第1支持孔81と、第2支持孔82と、使用位置固定孔83と、第1収納位置固定孔84と、第2収納位置固定孔85と、が形成されている。
 第1支持孔81は、ケーシング80が左側(一側のヒンジ部62)に配置されたときにヒンジ軸64を支持するためのものである。第2支持孔82は、ケーシング80が右側(他側のヒンジ部72)に配置されたときにヒンジ軸64を支持するためのものである。第2支持孔82は、第1支持孔81よりも下方にズラした位置に配置されている。
 使用位置固定孔83は、ロックピン86によってスタンド61,71を使用位置で固定するためのものであり、第2支持孔82よりも更に下方の位置に配置される。この使用位置固定孔83は、ケーシング80が左右どちらに配置された場合でもロックピン86を支持するための孔として機能する。
 第1収納位置固定孔84は、ケーシングが右側に配置されたときにロックピン86を挿通させるためのものであり、第1支持孔81の左右方向の隣に形成される。また、第2収納位置固定孔85は、ケーシング80が左側に配置されたときにロックピン86を挿通させるためのものであり、第2支持孔82の左右方向の隣に形成される。
 第2面92には、第1面91に形成された孔に対応して、第1支持孔81と、第2支持孔82と、使用位置固定孔83と、が形成されている。これにより、ヒンジ軸64を第1面91と第2面92の双方の支持孔で両持ち支持する構成となるので、スタンド61,71の回動時のガタツキが防止される。また、ロックピン86を使用位置固定孔83に差し込んだ場合も同様に両持ち支持できるので、スタンド61,71を使用位置で強固に固定することができる。
 図8に示すように、本実施形態においては、左側に配置されるケーシング80は第2面92が下側になるように配置されており、右側に配置されるケーシング80は第1面91が下側になるように配置されている。しかしながら、左右のケーシング80は、その取付け向きが互いに異なっているだけで、配置される高さ及び前後位置は同一である。即ち、本実施形態では、左右のケーシング80として同一形状のものを採用し、その位置も左右で対応するように配置されているにもかかわらず、一対のスタンド61,71の回動支点(前記ヒンジ軸64)を高さ方向にズラして配置することができる。
 具体的に言えば、第1スタンド61は、第1支持孔81に挿通されるヒンジ軸64によって支持されており、第2スタンドは、第2支持孔82に挿通されるヒンジ軸64によって支持される。このようにヒンジ軸64を支持させる孔を左右で異ならせることで、スタンド61,71の回動支点の位置をズラし、両スタンド61,71を干渉することなく収納位置に収納することができる。なお、この回動支点の位置の違いに応じて、左右のスタンド61,71は、その長さが互いに若干異なるように構成されている。
 以上に示したように、本実施形態のフロントローダ16は、それぞれがトラクタ10の本体部11から延びる左右一対のアーム部22と、左右のアーム部22にそれぞれ配置される第1スタンド61及び第2スタンド71と、を備える。それぞれのスタンド61,71は、使用位置と収納位置との間で切替可能に構成される。前記使用位置においては、スタンド61,71は、先端を接地させる姿勢でアーム部22を支持する。前記収納位置においては、スタンド61,71は、アーム部22が延びる方向と略直交する姿勢で左右のアーム部22の間に配置され、スタンド61,71同士が連結される。
 これにより、左右のスタンド61,71をコンパクトに収納できる。また、収納位置で第1スタンド61と第2スタンド71とを互いに連結するので、スタンドを固定するための部品点数を少なくすることができ、製造コストを低減できる。
 また、本実施形態のフロントローダ16は、前記収納位置では、第1スタンド61の一部が第2スタンド71に隣接するとともに、スタンド同士が略平行に位置する。
 これにより、第1スタンド61及び第2スタンド71を長く構成しても、一対のスタンド61,71をコンパクトなスペースにまとめて収納することができる。
 また、本実施形態のフロントローダ16は、左右一対の第2アーム42を相互に結合するアーム結合部材25を備える。前記収納位置にあるスタンド61,71は、アーム結合部材25の近傍で当該アーム結合部材25と平行な向きに配置される。
 これにより、アーム結合部材25の近傍のスペースを有効に利用して、一対のスタンド61,71をコンパクトなスペースに収納することができる。
 また、本実施形態のフロントローダ16は、第1スタンド61及び第2スタンド71を回転可能とするためのヒンジ軸64を支持する左右一対のケーシング80を備える。左右のケーシング80は同一形状とされている。それぞれのケーシング80には、第1支持孔81と、第2支持孔82と、が形成されている。第1支持孔81は、ケーシング80がフロントローダ16の左側(ヒンジ部62)に配置されたときに、第1スタンド61のヒンジ軸64を支持するためのものである。第2支持孔82は、ケーシング80がフロントローダ16の右側(ヒンジ部72)に配置されたときに、第2スタンド71のヒンジ軸64を支持するためのものである。
 これにより、第1スタンド61及び第2スタンド71を使用位置と収納位置との間で回転させる機構の一部を左右で共通化でき、製造コストを低減することができる。また、ケーシング80に第1支持孔81と第2支持孔82とが形成されているため、ケーシング80を互いに対応する位置に配置したとしても、第1スタンド61と第2スタンド71とのヒンジ軸64の位置を異ならせることができる。従って、それぞれのスタンド61,71を長く構成しても、収納位置で第1スタンド61及び第2スタンド71が互いに干渉しないようにコンパクトなスペースに配置することができる。
 以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、上記の構成は更に以下のように変更することができる。
 上記実施形態のバケット連結部35では、フック部37によってバケット23の上部をヒッチ30に連結させている。しかしながら、この構成に代えて、連結軸を挿通させることでバケットをヒッチに連結するようにバケット連結部を構成することができる。
 上記実施形態では、バケット23側に設けられる固定部材38において、一対の固定板44にそれぞれガイド43が備えられている。しかしながら、この構成に代えて、ヒッチ30側にガイドを備えたり、ガイド43を一側の固定板44にのみ配置するように変更することができる。また、固定部材38をヒッチ30のヒッチ板51の内側に差し込む構成に代えて、ヒッチを固定部材の内部に差し込む構成とすることもできる。
 上記実施形態の係合ピン54とフック部37による連結部は、バケット23に限らず、例えばフォーク等の他の作業具をヒッチ30に着脱可能に取り付けるための構成に適用することができる。
 上記実施形態のスタンド部60の構成に代えて、ヒンジ部62を省略し、スタンドを着脱式に構成することもできる。
 上記実施形態のケーシング80の構成に代えて、例えば、第1収納位置固定孔84及び第2収納位置固定孔85をケーシング80から省略する構成とすることもできる。この構成であっても、スタンド61,71同士は互いに連結されているので、収納位置でスタンド61,71を安定的に保持することができる。

Claims (6)

  1.  トラクタに装着可能なローダにおいて、
     前記トラクタ側から延びるアーム部と、
     前記アーム部の先端に回転可能に取り付けられるヒッチと、
     前記ヒッチに着脱可能に取り付けられる作業具と、
     前記アーム部に連結される第1リンクと、
     前記ヒッチに連結されるとともに前記第1リンクに連結される第2リンクと、
    を備え、
     前記第2リンクと前記ヒッチとを連結する連結軸と同一軸線上に、前記ヒッチと前記作業具とを連結する作業具連結部が配置されていることを特徴とするローダ。
  2.  請求項1に記載のローダであって、
     前記作業具はフック部を有し、
     前記ヒッチは、前記連結軸と同一軸線上に配置されて前記フック部を引っ掛けることが可能な引掛け軸を有し、
     前記作業具連結部は前記フック部と前記引掛け軸とを含むことを特徴とするローダ。
  3.  請求項1又は2に記載のローダであって、
     前記作業具は、
     前記ヒッチを固定するための固定部と、
     前記ヒッチに対する作業具の位置を案内するために前記固定部に配置されるガイド部と、
    を備えることを特徴とするローダ。
  4.  トラクタに装着可能なローダにおいて、
     それぞれが前記トラクタ側から延びる左右一対のアーム部と、
     左右の前記アーム部にそれぞれ配置されるスタンドと、
    を備え、
     それぞれの前記スタンドは、
     先端を接地させる姿勢で前記アーム部を支持する使用位置と、
     前記アーム部が延びる方向と略直交する姿勢で左右のアーム部の間に配置され、相手側のスタンドと連結される収納位置と、
    の間で切替可能に構成されることを特徴とするローダ。
  5.  請求項4に記載のローダであって、
     前記収納位置では、一方の前記スタンドの一部が他方の前記スタンドに隣接するとともに、スタンド同士が略平行に位置することを特徴とするローダ。
  6.  請求項4又は5に記載のローダであって、
     それぞれの前記スタンドを回転可能とするためのヒンジ軸を支持する左右一対の支持部材を備え、
     左右の前記支持部材は同一形状とされており、
     それぞれの前記支持部材には、
     ローダの左右一側に配置されたときに前記スタンドのヒンジ軸を支持するための第1支持孔と、
     ローダの左右他側に配置されたときに前記スタンドのヒンジ軸を支持するための第2支持孔と、
    が形成されていることを特徴とするローダ。
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