WO2010004822A1

WO2010004822A1 - 照明装置、表示装置、テレビ受信装置

Info

Publication number: WO2010004822A1
Application number: PCT/JP2009/060354
Authority: WO
Inventors: 匡史横田
Original assignee: シャープ株式会社
Priority date: 2008-07-11
Filing date: 2009-06-05
Publication date: 2010-01-14

Abstract

本発明のバックライト装置１２は、光源１７と、前記光源１７を収容し、前記光源１７からの光を出射する光出射部１４ｚを備えたシャーシ１４と、前記光出射部１４ｚを覆うように配された光学シート１５と、前記光学シート１５を前記シャーシ１４の前記光出射部１４ｚに対して位置決めする部材であって、当該光学シート１５の面内方向の位置決めを行う位置決め部材（１５０，１４ｂ）と、前記光学シート１５を前記シャーシ１４側に押える部材であって、当該光学シート１５のうち前記位置決め部材（１５０，１４ｂ）の周辺を押える押え部材１６と、を備えること特徴とする。

Description

照明装置、表示装置、テレビ受信装置

　本発明は、照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置に関する。

　例えば、液晶テレビなどの液晶表示装置に用いる液晶パネルは、自発光しないため、別途に照明装置としてバックライト装置を必要としている。このようなバックライト装置は、液晶パネルの裏側（表示面とは反対側）に設置されるようになっており、多数の線状光源と、この線状光源の光出射側に配された拡散板等の光学シートとを有した構成のものが公知である（特許文献１参照）。
特開２００６－２６１１３４公報

（発明が解決しようとする課題）
　特許文献１では、フレームに設けたピンに放熱板、反射板、導光板、拡散板、レンズの順に各々の孔を嵌め込むことにより、これら拡散板等の位置決めを行っている。しかしながら、バックライト装置においては、ランプ（光源）の点灯に応じて発熱が生じ、その発熱により当該拡散板等において熱膨張が生じる一方、上記位置決めにより拡散板等は拘束されているため、特許文献１のように単に位置決めを行うのみでは、熱膨張に伴って撓みが発生する。その結果、撓み部分において照明光の不均一化が生じ、ひいては表示装置における表示不良を生じる場合もある。そこで、拡散板等における撓み発生を防止すべく位置決めによる拡散板等の拘束力を弱めると、拡散板等が位置ずれし、当該拡散板等に擦り傷が発生して表示不良を生じる場合がある。

　本発明は上記問題に鑑みてなされたものであって、拡散板等の光学シートを確実に位置決め固定するとともに、当該光学シートにおいて撓みやしわが生じ難い照明装置を提供することを目的としている。また、本発明は、そのような照明装置を用いた表示装置、さらにはそのような表示装置を備えたテレビ受信装置を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段）
　上記課題を解決するために、本発明の照明装置は、光源と、前記光源を収容し、前記光源からの光を出射する光出射部を備えたシャーシと、前記光出射部を覆うように配された光学シートと、前記光学シートを前記シャーシの前記光出射部に対して位置決めする部材であって、前記光学シートの面内方向の位置決めを行う位置決め部材と、前記光学シートを前記シャーシ側に押える部材であって、前記光学シートのうち前記位置決め部材の周辺を押える押え部材と、を備えること特徴とする。

　このような照明装置によると、光学シートは、位置決め部材によりシート面内方向の位置決めが行われ、押え部材によりシート厚さ方向の位置決めが行われるため、光学シートの位置変化が生じ難く、例えば輸送時等に光学シートが位置ずれすることもなく、該位置ずれに起因する擦り傷等の発生も生じ難いものとなる。また、シート厚さ方向への押えは、位置決め部材周辺部に対して行うものとしているため、当該周辺部以外の光学シートにおける熱膨張等による変形は許容できる構成となっている。つまり、光学シートにおいては、押えられた周辺部以外は自由に膨張収縮が可能となるため、当該光学シートが位置決めにより極度に拘束されることに起因する熱膨張又は熱収縮時の皺や撓みが生じ難く、照射する光の均一性が低下する等の不具合発生が生じ難いものとなる。

　なお、位置決め部材は、光学シートをシャーシの光出射部に対して位置決めする部材であるが、具体的には光出射部に設置した状態で当該光学シートが位置ずれすることを防止する部材であり、複数の光学シートに対してシート面内方向の移動を抑止する構成を有したものとすることができる。つまり、シャーシの光出射部に光学シートを設置した場合に、その設置位置からのずれを防止ないし抑止するものである。
　また、押え部材は、光学シートのうち位置決め部材の周辺を押えるものであるが、この場合、位置決め部材と重なる部分とその周辺とを押えるものを含むものとすることができ、つまり、位置決め部材の近傍部を押えるものを含むものとすることができる。

　本発明の照明装置において、前記位置決め部材は、前記光学シートを前記シャーシの前記光出射部に対して１箇所のみで位置決めしているものとすることができる。
　このように１箇所のみで位置決めを行うことで、多数箇所で位置決めを行う場合に比して、光学シートにおける熱膨張等による変形が一層確実に許容されるようになり、該熱膨張時の皺や撓み発生が一層確実に生じ難いものとなる。なお、位置決め部材による位置決め箇所が１箇所であっても、本発明では位置決め部材と押え部材により面内方向と厚さ方向を位置決めする構成であるため、十分な位置決め固定を行うことができるものとなっている。また、この場合、押え部材による光学シートの押え付けも１箇所のみとすれば、光学シートにおける熱膨張等による変形が一層確実に許容されるようになる。

　前記位置決め部材は、前記シャーシに形成された凸部、又は凹部若しくは穴部と、前記光学シートに形成された凹部若しくは穴部、又は凸部とを含み、一方の凸部が他方の凹部若しくは穴部に嵌め込まれることで、前記シャーシに対する前記光学シートの位置決めがなされているものとすることができる。この場合、例えばシャーシに形成された凸部が光学シートに形成された凹部若しくは穴部に嵌め込まれることで、位置決めが行われる。このような嵌め込みによる位置決めにより、シート面内方向の位置決めが一層確実に行われることとなる。

　前記光学シートのシート面が鉛直方向に沿うように当該照明装置を設置した場合に、前記位置決め部材は、前記光学シートの下辺部側に形成されているものとすることができる。このように、位置決め部材は光学シートの鉛直下辺部側に形成されていることが好ましい。光学シートのシート面が鉛直方向に沿うように当該照明装置を設置する場合、鉛直方向下側から何らかの部材により支持することが好ましく、そのような下側からの支持を行う場合に光学シートの下辺部側に位置決め部材を設けることで、該下側からの支持と位置決め部材による位置決めとにより、シート面内の位置決めを確実に行うことが可能となるためである。なお、「光学シートのシート面が鉛直方向に沿う」とは、シート面が鉛直方向に平行となる態様に限定されず、水平方向に沿う方向よりも相対的に鉛直方向に沿う方向に設置されたものを意味し、例えば鉛直方向に対して０°～４５°、好ましくは０°～３０°傾いたものを含むことを意味するものである。

　また、前記光学シートのシート面が鉛直方向に沿うように当該照明装置を設置した場合に、前記位置決め部材は、前記光学シートの下辺部側に形成されており、前記シャーシは、前記光学シートの下辺部を鉛直下方側から支持する下辺支持部を備えてなるものとすることができる。光学シートのシート面が鉛直方向に沿うように当該照明装置を設置する場合、光学シートを鉛直方向に支持する部材が存在することが好ましい。そこで、上記のように光学シートの下辺部側で位置決めを行う場合、シャーシにより光学シートの下辺部を鉛直下方側から支持する構成を採用することで、当該鉛直下辺部側においてシートの鉛直方向支持及び位置決めが行われ、鉛直上辺部側において熱膨張等の変形が許容される構成となる。これにより光学シートにおいて位置決めと変形許容の双方を確実に行うことが可能となる。

　前記押え部材は、前記位置決め部材を取り囲む形で、前記光学シートを押えてなるものとすることができる。
　このように位置決め部材を取り囲む形で押えることにより、厚さ方向の位置決めを一層確実に行うことができるようになる。なお、位置決め部材を取り囲む形とは、位置決め部材の周辺を連続して取り囲むもの、間欠状に取り囲むものの双方を意味するものである。また、この場合、押え部材が、位置決め部材と重なる位置を押えることを特に除外するものではなく、該位置決め部材と重なる位置及びその周辺を取り囲んで押えるものを含んでいる。

　前記シャーシとの間で前記光学シートを挟持する挟持部材を備え、前記押え部材は、前記挟持部材から前記シャーシ側に突出した突状部材からなるものとすることができる。
　このように挟持部材を備える照明装置では、該挟持部材からシャーシ側に突出した突状部材により光学シートを押える構成とすることで、部品点数の削減を図ることが可能となる。なお、前記挟持部材は、前記突状部材のみによって前記光学シートを前記シャーシ側に押えているものとすることが好ましい。仮に挟持部材の他の箇所で光学シートを押えるものとすると、その箇所において熱膨張等の変形が束縛され、皺や撓みが発生される可能性が高くなり得るためである。

　前記シャーシとの間で、前記光学シートを挟持する挟持部材を備え、前記押え部材は、前記挟持部材と前記光学シートの間に介在するスペーサ部材からなるものとすることができる。
　このようにスペーサ部材によって位置決め部材の周辺を押えるものとする場合、該スペーサ部材の設計次第で押え箇所や押え強度等を自由に変更することが可能となる。

　次に、上記課題を解決するために、本発明の表示装置は、上記照明装置と、該照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルとを備えるものとすることができる。なお、表示パネルとしては液晶パネルを例示することができる。このような表示装置は液晶表示装置として、種々の用途、例えばテレビやパソコンのディスプレイ等に適用でき、特に超薄型のテレビ受信装置として好適である。

（発明の効果）
　本発明によると、拡散板等の光学シートを確実に位置決め固定するとともに、当該光学シートにおいて撓みやしわが生じ難い照明装置を提供することが可能となる。
　また、本発明によると、そのような照明装置を用いた高品質の表示装置、さらにはそのような表示装置を備えた高品質のテレビ受信装置を提供することが可能となる。

本発明の実施形態１に係るテレビ受信装置の概略構成を示す分解斜視図。図１のテレビ受信装置が備える液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図。図２のＡ－Ａ断面の構成を模式的に示す断面図。液晶表示装置が備えるバックライト装置の要部構成を模式的に示す断面図。同バックライト装置が備える光学シートの構成を模式的に示す斜視図。同バックライト装置が備えるシャーシの要部構成を模式的に示す斜視図。同バックライト装置が備えるフレームの要部構成を模式的に示す斜視図。同バックライト装置における光学シートの押え機構を示す説明図。同バックライト装置の一変形例についてその要部構成を模式的に示す断面図。実施形態２のテレビ受信装置が備える液晶表示装置について、その液晶表示装置が備えるバックライト装置の要部構成を模式的に示す断面図。同バックライト装置が備える光学シートの構成を模式的に示す斜視図。同バックライト装置が備えるシャーシの要部構成を模式的に示す斜視図。同バックライト装置が備えるフレームの要部構成を模式的に示す斜視図。同バックライト装置における光学シートの押え機構を示す説明図。実施形態３のテレビ受信装置が備える液晶表示装置について、その液晶表示装置が備えるバックライト装置の要部構成を模式的に示す断面図。同バックライト装置の要部構成を模式的に示す断面図。同バックライト装置が備える光学シートの構成を模式的に示す斜視図。同バックライト装置が備えるシャーシの要部構成を模式的に示す斜視図。同バックライト装置が備えるフレームの要部構成を模式的に示す斜視図。同バックライト装置における光学シートの押え機構を示す説明図。シャーシの一変形例についてその要部構成を模式的に示す断面図。

　１０…液晶表示装置（表示装置）、１１…液晶パネル（表示パネル）、１２…バックライト装置（照明装置）、１４…シャーシ、１４ｂ，１４１ｂ…位置決め突起（位置決め部材）、１４２ｂ…位置決め孔、１４ｃ…下辺支持部、１４ｙ…設置面、１４ｚ…光出射部、１５…光学シート、１５ａ…拡散板（光学シート）、１５ｂ…拡散シート（光学シート）、１５ｃ…反射型偏光シート（光学シート）、１６…フレーム（押え部材）、１６ａ，１６１ａ，１６２ａ…突起（押え部材）、１６ｚ，１６１ｚ…挿通部、１７…冷陰極管（光源、線状光源）、３０…緩衝部材、３１…スペーサ部材、１５０（１５０ａ，１５０ｂ，１５０ｃ）…位置決め孔（位置決め部材）、１５１（１５１ａ，１５１ｂ，１５１ｃ）…位置決め孔（位置決め部材）、１５２（１５２ａ，１５２ｂ，１５２ｃ）…位置決め凸部（位置決め部材）、ＴＶ…テレビ受信装置

　＜実施形態１＞
　本発明の実施形態１について図面を参照しつつ説明する。
　図１は本実施形態のテレビ受信装置ＴＶの全体構成を示す分解斜視図であり、図２はテレビ受信装置ＴＶが備える液晶表示装置（表示装置）１０の全体構成を示す分解斜視図、図３は図２のＡ－Ａ断面の構成を模式的に示す断面図である。また、図４は液晶表示装置１０が備えるバックライト装置の要部構成を模式的に示す断面図、図５は同バックライト装置が備える光学シートの構成を模式的に示す斜視図、図６は同バックライト装置が備えるシャーシの要部構成を模式的に示す斜視図、図７は同バックライト装置が備えるフレームの要部構成を模式的に示す斜視図、図８は同バックライト装置における光学シートの押え機構を示す説明図、図９は同バックライト装置の一変形例についてその要部構成を模式的に示す断面図である。

　本実施形態に係るテレビ受信装置ＴＶは、図１に示すように、液晶表示装置（表示装置）１０と、当該液晶表示装置１０を挟むようにして収容する表裏両キャビネットＣａ，Ｃｂと、電源Ｐと、チューナーＴと、スタンドＳとを備えて構成される。液晶表示装置１０は、全体として横長の方形をなし、図２に示すように、平面視矩形をなす表示パネルである液晶パネル１１と、外部光源であるバックライト装置（照明装置）１２とを備え、これらがベゼル１３などにより一体的に保持されるようになっている。

　液晶パネル１１は、透光性のＴＦＴ基板と透光性のＣＦ基板との隙間に、電圧印加に伴って光学特性が変化する液晶（液晶層）を封入した周知構造のものである。ＴＦＴ基板の内面には、縦方向に延びるソース配線と、横方向に延びるゲート配線とが多数本配設され、格子状をなしている。一方、ＣＦ基板には、赤（Ｒ），緑（Ｇ），青（Ｂ）からなるカラーフィルタが設けられている。また、両基板の液晶側とは反対側の面には、それぞれ偏光板が配されている。

　バックライト装置１２は、液晶パネル１１の背面直下に光源が配置されてなる、いわゆる直下型のバックライトであり、表側（光出射側）に開口した形状の光出射部１４ｚを備えたシャーシ１４と、シャーシ１４内に敷設される反射シート１４ａと、シャーシ１４の開口部分に取り付けられる光学シート１５と、光学シート１５を固定するためのフレーム１６と、シャーシ１４内に収容される複数本の冷陰極管１７と、冷陰極管１７の端部を遮光するとともに自身が光反射性を備えてなるランプホルダ１９と、を有して構成されている。

　冷陰極管（光源）１７は、細長い管状をなしており、その長さ方向（軸線方向）をシャーシ１４の長辺方向（図示ｘ方向）に一致させた状態で、シャーシ１４内に多数本（図１では１６本）収容されている。

　シャーシ１４は、金属製とされ、表側（光出射側）が開口した平面視矩形の略箱型に形成されている。反射シート１４ａは、合成樹脂製とされ、反射性に優れた白色部材が採用されており、シャーシ１４の内面のほぼ全域を覆う形で敷設されている。この反射シート１４ａにより、各冷陰極管１７から発せられる光の殆どをシャーシ１４の開口側へと導くことができるものとされている。本実施形態では、箱型のシャーシ１４の開口部分は光出射部１４ｚとされて、冷陰極管１７から出射された光、若しくは反射シート１４ａによって反射した光が当該光出射部１４ｚから出射されて液晶パネル１１に照射されることとなる。

　光学シート１５は、シャーシ１４の開口部つまり光出射部１４ｚを覆う形で配され、線状光源である各冷陰極管１７から発せられる線状の光を面状に変換するとともに、その光を液晶パネル１１における有効表示領域に向けて方向付ける指向性等の機能を有する。本実施形態では、冷陰極管１７側から拡散板１５ａと、拡散シート１５ｂと、反射型偏光シート１５ｃとを有して構成されている。

　拡散板１５ａは、合成樹脂製の板状部材に光散乱粒子が分散配合されてなり、線状光源たる冷陰極管１７から出射される線状の光を拡散する機能を有する。拡散シート１５ｂは、合成樹脂製の透光性基材の表面に光散乱粒子を分散配合した拡散層を貼り合わせた構成を有し、拡散板１５ａと同様に光を拡散する機能を備えている。反射型偏光シート１５ｃは、拡散シート１５ｂから出射された光の一部を透過させ、他部を反射させる構成であり、液晶パネル１１の画素への光利用効率を高める機能を有している。なお、反射された光は反射シート１４ａ等の反射によって再利用するものとされている。

　フレーム１６は、光学シート１５の周辺部を覆い、且つ光学シート１５をシャーシ１４に対して押え付ける機能を備えている。
　また、ランプホルダ１９は、白色を呈する合成樹脂製とされ、冷陰極管１７の端部を覆い、シャーシ１４の短辺方向（図示ｙ方向）に沿って延びる細長い形状をなしている。

　ここで、光学シート１５を構成する拡散板１５ａ、拡散シート１５ｂ、反射型偏光シート１５ｃのそれぞれには、当該光学シート１５の位置決めを行うための位置決め孔（穴部）１５０（１５０ａ，１５０ｂ，１５０ｃ）が形成されている。本実施形態では、当該テレビ受信装置ＴＶの設置状態、つまり光学シート１５のシート面が鉛直方向（図示ｙ方向）に沿うようにバックライト装置１２を設置した状態で、光学シート１５の下辺部側であって当該下辺部の長手方向略中心位置に位置決め孔１５０が配されており、拡散板１５ａ、拡散シート１５ｂ、反射型偏光シート１５ｃのそれぞれに１箇所のみ穿設された構成とされている（図５参照）。また、拡散板１５ａ、拡散シート１５ｂ、反射型偏光シート１５ｃのそれぞれを光出射部１４ｚに対して位置決めした状態（つまり設置した状態）で、各シート１５ａ，１５ｂ，１５ｃの位置決め孔１５０ａ，１５０ｂ，１５０ｃの孔軸が同軸となるように穿設されている。

　一方、シャーシ１４には、その開口部（つまり光出射部１４ｚ）の開口縁部に、光学シート１５を設置するための設置面（光学シート１５を受ける面）１４ｙが形成され、該設置面１４ｙには、上述した光学シート１５の位置決め孔１５０に挿通可能とされ、その挿通により光学シート１５を位置決め可能な位置決め突起１４ｂが形成されている（図６参照）。本実施形態では、当該テレビ受信装置ＴＶの設置状態、つまり光学シート１５のシート面が鉛直方向（図示ｙ方向）に沿うようにバックライト装置１２を設置した状態で、シャーシ１４の下辺部（光学シート１５の下辺部でもある）側であって当該下辺部の長手方向略中心位置に位置決め突起１４ｂが配されており、光学シート１５の位置決め孔１５０と対応して１箇所のみ突設された構成とされている。なお、光学シート１５のシート面が鉛直方向に沿うようにバックライト装置１２を設置した状態とは、シート面が鉛直方向と平行に指向した状態のみを言うのではなく、鉛直方向からある程度傾いた状態（例えば１０°程度傾いた状態）を含むことを意味するものである。その傾きは、鉛直方向から０°～４５°、好ましくは０°～３０°程度である。

　このように本実施形態では、シャーシ１４に設けられた位置決め突起１４ｂに対して、光学シート１５に設けられた位置決め孔１５０を挿通させて嵌め込むことで、シャーシ１４の光出射部１４ｚに対して光学シート１５を位置決めすることが可能となっており、位置決め突起１４ｂと位置決め孔１５０は光学シート１５の位置決め部材として機能している。なお、光学シート１５の下辺部の一部若しくは全部は、図４に示すようにシャーシ１４の下辺支持部１４ｃによって鉛直方向（図示ｙ方向）下側から支持されており、当該下辺支持部１４ｃと位置決め部材（１５０，１４ｂ）とにより、光学シート１５のシート面内方向（図示ｘ－ｙ平面）の位置決めが行われている。なお、図４に示すように、光学シート１５と下辺支持部１４ｃとの間には、緩衝部材として樹脂マット３０が配されており、ここではポリエチレンテレフタレートからなる樹脂マットが用いられている。

　さらに、光学シート１５は、シャーシ１４とフレーム（押え部材，挟持部材）１６によって挟持されており、具体的には、フレーム１６から光学シート１５側に突出する突起１６ａによってシャーシ１４側に押え付けられている。突起１６ａは、図７に示すように円環状の平面構成を有する突起構成をなし、当該突起１６ａの内部に形成された挿通部１６ｚに位置決め突起１４ｂを収容した状態で（図４参照）、光学シート１５と当接する構成となっている。このようにフレーム１６は、その突起１６ａにより光学シート１５をシャーシ１４側に押え付ける押え部材として機能しており、本実施形態では、図８に示すように光学シート１５のうち位置決め部材（１５０，１４ｂ）の周辺のみを押える構成となっている。なお、図８において符号１６ｙは、光学シート１５のうち突起１６ａによって押え付けられる部分を示しており、図示の通り、位置決め突起１４ｂの周辺を連続的に取り囲む形で押え付けている。

　以下、本実施形態の作用及び効果について図面を参照しつつ説明する。
　本実施形態のテレビ受信装置ＴＶに用いられたバックライト装置１２において、光学シート１５は、位置決め部材（１５０，１４ｂ）によりシート面内方向（図示ｘ－ｙ方向）の位置決めが行われ、フレーム（押え部材）１６によりシート厚さ方向（図示ｚ方向）の位置決め（押え付け）が行われている。このため、光学シート１５の位置変化が生じ難く、光学シート１５の位置ずれに起因する擦り傷等の発生が生じ難いものとなっている。

　また、シート厚さ方向（図示ｚ方向）への押え付けは、位置決め部材（１５０，１４ｂ）の周辺部に対して行うものとしているため、当該周辺部以外の光学シート１５における変形（熱膨張等）は許容できる構成となっている。つまり、光学シート１５においては、押え付けられた部分以外は自由に膨張収縮が可能な構成となっている。したがって、当該光学シート１５が位置決めにより極度に拘束されることに起因する熱膨張又は熱収縮時の皺や撓みが生じ難く、照射する光の均一性が低下する等の不具合発生が生じ難いものとなっている。具体的には、光学シート１５の四辺を枠状部材により押え付ける場合は、熱膨張又は熱収縮が生じると、光学シート１５の四辺が拘束されているために皺や撓みが生じるものとなる。

　また、本実施形態では、位置決め孔１５０及び位置決め突起１４ｂからなる位置決め部材（１５０，１４ｂ）は、光学シート１５をシャーシ１４の光出射部１４ｚに対して１箇所のみで位置決めする構成を採用している。つまり、位置決め孔１５０及び位置決め突起１４ｂは、それぞれ光学シート１５及びシャーシ１４の面内において１箇所のみに設けられている。このように１箇所のみで位置決めを行うことで、多数箇所で位置決めを行う場合に比して、光学シート１５における熱膨張等による変形が一層確実に許容されるようになり、該熱膨張時の皺や撓み発生が一層確実に生じ難いものとされている。なお、位置決め部材（１５０，１４ｂ）による位置決め箇所が１箇所であっても、本実施形態では光学シート１５を面内方向（図示ｘ－ｙ方向）と厚さ方向（図示ｚ方向）とから位置決めする構成であるため、十分な位置決め固定を行うことができるものとなっている。

　また、位置決め孔１５０及び位置決め突起１４ｂからなる位置決め部材（１５０，１４ｂ）は、光学シート１５をシャーシ１４の光出射部１４ｚに対して１箇所のみで位置決めする構成を採用しており、且つフレーム１６による光学シート１５の押え付けも、当該位置決め部材（１５０，１４ｂ）の周辺１箇所のみとする構成を採用している。このように１箇所のみで位置決めを行うことで、多数箇所で位置決めを行う場合に比して、光学シート１５における熱膨張等による変形が一層確実に許容されるようになり、該熱膨張時の皺や撓み発生が一層確実に生じ難いものとされている。

　また、位置決め部材（１５０，１４ｂ）は、光学シート１５の下辺部側に形成され、シャーシ１４は、光学シート１５の下辺部を鉛直下方側から支持する下辺支持部１４ｃを有している。このように光学シート１５の下辺部を支持する下辺支持部１４ｃと、光学シート１５の下辺部側に形成された位置決め部材（１５０，１４ｂ）とにより、光学シート１５のシート面内（図示ｘ－ｙ平面）の位置決めが確実に行われるようになる。しかも、位置決め部材（１５０，１４ｂ）が１箇所のみで行われているため、上述したように熱膨張等による変形も十分に許容された状態となる。

　また、フレーム１６は光学シート１５の周辺を覆い、且つシャーシ１４（光学シート１５）側に突出した突起（突状部材）１６ａにより光学シート１５を押える構成とされている。このように光学シート１５の周辺を覆う部材を押え部材として併用することで、部品点数の削減が図られている。

　なお、本実施形態では、フレーム１６から突出する突起１６ａにより光学シート１５を押え付ける構成としているが、例えば図９に示すように、フレーム１６と光学シート１５の間に介在するスペーサ部材３１により押え付ける構成としても良い。この場合、スペーサ部材３１は樹脂部材から構成されており、押え付け箇所において光学シート１５に傷が付き難いものとなっている。

　＜実施形態２＞
　次に、本発明の実施形態２のテレビ受信装置について説明する。実施形態２のテレビ受信装置は、バックライト装置１２が備える光学シート１５の位置決め部材の構成が実施形態１とは異なる。それ以外の構成については、概ね実施形態１のテレビ受信装置ＴＶと同様の構成であるため、同一の符号を付して説明を省略する。

　図１０は実施形態２のテレビ受信装置が備えるバックライト装置の要部構成を模式的に示す断面図（実施形態１の図４に相当）、図１１は同バックライト装置が備える光学シートの構成を模式的に示す斜視図（実施形態１の図５に相当）、図１２は同バックライト装置が備えるシャーシの要部構成を模式的に示す斜視図（実施形態１の図６に相当）、図１３は同バックライト装置が備えるフレームの要部構成を模式的に示す斜視図（実施形態１の図７に相当）、図１４は同バックライト装置における光学シートの押え機構を示す説明図（実施形態１の図８に相当）である。

　実施形態２のテレビ受信装置ＴＶは、液晶表示装置１０のバックライト装置１２において、光学シート１５の位置決め部材が、光学シート１５の外周縁に形成された位置決め孔１５１（１５１ａ，１５１ｂ，１５１ｃ）と、シャーシ１４の設置面１４ｙに形成された位置決め突起１４１ｂとから構成されている。

　位置決め孔１５１は、光学シート１５の外周面が一部内側に凹状に切り欠かれたような形状を有してなり、平面視半円形の切欠形状を有して構成されている（図１１参照）。具体的には、当該テレビ受信装置ＴＶの設置状態、つまり光学シート１５のシート面が鉛直方向（図示ｙ方向）に沿うようにバックライト装置１２を設置した状態で、光学シート１５の下辺部側外周縁であって、当該下辺部の長手方向略中心位置に該位置決め孔１５１が配されており、拡散板１５ａ、拡散シート１５ｂ、反射型偏光シート１５ｃのそれぞれに１箇所のみ形成された構成とされている（図１１参照）。また、拡散板１５ａ、拡散シート１５ｂ、反射型偏光シート１５ｃのそれぞれを光出射部１４ｚに対して位置決めした状態（つまり設置した状態）で、各シート１５ａ，１５ｂ，１５ｃの位置決め孔１５１ａ，１５１ｂ，１５１ｃの孔軸が同軸となるように形成されている。

　一方、シャーシ１４の設置面１４ｙに形成された位置決め突起１４１ｂは、半円柱状の構成をなし（図１２参照）、上述した光学シート１５の位置決め孔１５１に挿通可能とされ、その挿通により光学シート１５の位置決めが実現される。本実施形態では、当該テレビ受信装置ＴＶの設置状態、つまり光学シート１５のシート面が鉛直方向（図示ｙ方向）に沿うようにバックライト装置１２を設置した状態で、シャーシ１４の下辺部（光学シート１５の下辺部でもある）側であって、当該下辺部の長手方向略中心位置に位置決め突起１４１ｂが配されており、光学シート１５の位置決め孔１５１と対応して１箇所のみ突設された構成とされている。

　このように本実施形態では、シャーシ１４に設けられた位置決め突起１４１ｂに対して、光学シート１５に設けられた位置決め孔１５１を挿通させて嵌め込むことで、シャーシ１４の光出射部１４ｚに対して光学シート１５を位置決めすることが可能となっており、位置決め突起１４１ｂと位置決め孔１５１は光学シート１５の位置決め部材として機能している。なお、光学シート１５の下辺部の一部若しくは全部は、図１０に示すようにシャーシ１４の下辺支持部１４ｃによって鉛直方向（図示ｙ方向）下側から支持されており、当該下辺支持部１４ｃと位置決め部材（１５１，１４１ｂ）とにより、光学シート１５のシート面内方向（図示ｘ－ｙ平面）の位置決めが行われている。

　さらに、光学シート１５は、シャーシ１４とフレーム（押え部材，挟持部材）１６によって挟持されており、具体的には、フレーム１６から光学シート１５側に突出する突起１６１ａによってシャーシ１４側に押え付けられている。突起１６１ａは、図１３に示すように半円環状（円環を半分にした形状）の平面構成を有する突起構成をなし、当該突起１６１ａの内部に形成された半円挿通部１６１ｚに位置決め突起１４１ｂを収容した状態で（図１０参照）、光学シート１５と当接する構成となっている。このようにフレーム１６は、その突起１６１ａにより光学シート１５をシャーシ１４側に押え付ける押え部材として機能しており、本実施形態では、図１４に示すように光学シート１５のうち位置決め部材（１５１，１４１ｂ）の周辺のみを押える構成となっている。なお、図１４において符号１６１ｙは、光学シート１５のうち突起１６１ａによって押え付けられる部分を示しており、図示の通り、位置決め突起１４１ｂの周辺を連続的に取り囲む形で押え付けている。

　以上のような構成の実施形態２によっても、光学シート１５は、位置決め部材（１５１，１４１ｂ）によりシート面内方向（図示ｘ－ｙ方向）の位置決めが行われ、フレーム（押え部材）１６によりシート厚さ方向（図示ｚ方向）の位置決め（押え付け）が行われている。このため、光学シート１５の位置変化が生じ難く、光学シート１５の位置ずれに起因する擦り傷等の発生が生じ難いものとなっている。

　また、シート厚さ方向（図示ｚ方向）への押え付けは、位置決め部材（１５１，１４１ｂ）の周辺部に対して行うものとしているため、当該周辺部以外の光学シート１５における変形（熱膨張等）は許容できる構成となっている。つまり、光学シート１５においては、押え付けられた部分以外は自由に膨張収縮が可能な構成となっている。したがって、当該光学シート１５が位置決めにより極度に拘束されることに起因する熱膨張又は熱収縮時の皺や撓みが生じ難く、照射する光の均一性が低下する等の不具合発生が生じ難いものとなっている。

　＜実施形態３＞
　次に、本発明の実施形態３のテレビ受信装置について説明する。実施形態３のテレビ受信装置は、バックライト装置１２が備える光学シート１５の位置決め部材の構成が実施形態１とは異なる。それ以外の構成については、概ね実施形態１のテレビ受信装置ＴＶと同様の構成であるため、同一の符号を付して説明を省略する。

　図１５及び図１６は実施形態３のテレビ受信装置が備えるバックライト装置の要部構成を模式的に示す断面図（実施形態１の図４に相当）であって、図１５はシャーシの位置決め孔が形成された部分を、図１６はシャーシの位置決め孔が形成されていない部分を、それぞれ示している。図１７は同バックライト装置が備える光学シートの構成を模式的に示す斜視図（実施形態１の図５に相当）、図１８は同バックライト装置が備えるシャーシの要部構成を模式的に示す斜視図（実施形態１の図６に相当）、図１９は同バックライト装置が備えるフレームの要部構成を模式的に示す斜視図（実施形態１の図７に相当）、図２０は同バックライト装置における光学シートの押え機構を示す説明図（実施形態１の図８に相当）である。

　実施形態３のテレビ受信装置ＴＶは、液晶表示装置１０のバックライト装置１２において、光学シート１５の位置決め部材が、光学シート１５の外周縁において外側に一部突出する形で形成された位置決め凸部１５２（１５２ａ，１５２ｂ，１５２ｃ）と、シャーシ１４の下辺支持部１４ｃに一部切り欠かれた形で形成された位置決め孔１４２ｂとから構成されている。

　位置決め凸部１５２は、光学シート１５の外周において、当該外周面から一部が突出した形状を有してなり、平面視長方形状をなす凸部として構成されている。具体的には、当該テレビ受信装置ＴＶの設置状態、つまり光学シート１５のシート面が鉛直方向（図示ｙ方向）に沿うようにバックライト装置１２を設置した状態で、光学シート１５の下辺部側外周縁であって、当該下辺部の長手方向略中心位置に該位置決め凸部１５２が配されており、拡散板１５ａ、拡散シート１５ｂ、反射型偏光シート１５ｃのそれぞれに１箇所のみ形成された構成とされている（図１７参照）。また、拡散板１５ａ、拡散シート１５ｂ、反射型偏光シート１５ｃのそれぞれを光出射部１４ｚに対して位置決めした状態（つまり設置した状態）で、各シート１５ａ，１５ｂ，１５ｃの位置決め凸部１５２ａ，１５２ｂ，１５２ｃが重なるように形成されている。

　一方、シャーシ１４の下辺支持部１４ｃに形成された位置決め孔１４２ｂは、光学シート１５に形成した位置決め凸部１５２を挿通可能な孔形状を有しており（図１８参照）、これらの挿通により光学シート１５の位置決めが実現される。本実施形態では、当該テレビ受信装置ＴＶの設置状態、つまり光学シート１５のシート面が鉛直方向（図示ｙ方向）に沿うようにバックライト装置１２を設置した状態で、シャーシ１４の下辺部（光学シート１５の下辺部でもある）側であって、当該下辺部の長手方向略中心位置に位置決め孔１４２ｂが形成されており、光学シート１５の位置決め凸部１５２と対応して１箇所のみ孔設された構成とされている。

　このように本実施形態では、シャーシ１４に設けられた位置決め孔１４２ｂに対して、光学シート１５に設けられた位置決め凸部１５２を挿通させることで、シャーシ１４の光出射部１４ｚに対して光学シート１５を位置決めすることが可能となっており、位置決め孔１４２ｂと位置決め凸部１５２は光学シート１５の位置決め部材として機能している。なお、光学シート１５の下辺部の一部は、図１６に示すようにシャーシ１４の下辺支持部１４ｃによって鉛直方向（図示ｙ方向）下側から支持されており、当該下辺支持部１４ｃと位置決め部材（１５２，１４２ｂ）とにより、光学シート１５のシート面内方向（図示ｘ－ｙ平面）の位置決めが行われている。

　さらに、光学シート１５は、シャーシ１４とフレーム（押え部材，挟持部材）１６によって挟持されており、具体的には、フレーム１６から光学シート１５側に突出する突起１６２ａによってシャーシ１４側に押え付けられている。突起１６２ａは、図１９に示すように長方形状の平面構成を有する突起構成をなし、位置決め凸部１５２とその周辺とに当接する構成となっている。そして、この当接により少なくとも位置決め凸部１５２の周辺を押え付けることが可能とされ、フレーム１６は、当該突起１６２ａにより光学シート１５をシャーシ１４側に押え付ける押え部材として機能しており、本実施形態では、図２０に示すように光学シート１５のうち位置決め部材（１５２，１４２ｂ）とその周辺のみを押える構成となっている。なお、図２０において符号１６２ｙは、光学シート１５のうち突起１６２ａによって押え付けられる部分を示しており、図示の通り、位置決め突起１４２ｂの近傍を押え付けている。

　以上のような構成の実施形態３によっても、光学シート１５は、位置決め部材（１５２，１４２ｂ）によりシート面内方向（図示ｘ－ｙ方向）の位置決めが行われ、フレーム（押え部材）１６によりシート厚さ方向（図示ｚ方向）の位置決め（押え付け）が行われている。このため、光学シート１５の位置変化が生じ難く、光学シート１５の位置ずれに起因する擦り傷等の発生が生じ難いものとなっている。

　また、シート厚さ方向（図示ｚ方向）への押え付けは、位置決め部材（１５２，１４２ｂ）の近傍部に対して行うものとしているため、当該近傍部以外の光学シート１５における変形（熱膨張等）は許容できる構成となっている。つまり、光学シート１５においては、押え付けられた部分以外は自由に膨張収縮が可能な構成となっている。したがって、当該光学シート１５が位置決めにより極度に拘束されることに起因する熱膨張又は熱収縮時の皺や撓みが生じ難く、照射する光の均一性が低下する等の不具合発生が生じ難いものとなっている。

　＜他の実施形態＞
　以上、本発明の実施形態について示したが、本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
　上記実施形態１では、シャーシ１４が直接光学シート１５を支持する構成としているが、例えば図２１に示すように板状のシャーシ１４にアルミニウム等からなる支持部材１１４を付設し、該支持部材１１４に対して位置決め突起１１４ｂを設けるものとしても良い。この場合、該位置決め突起１１４ｂに対して光学シート１５の位置決め孔１５０が挿通されることとなる。なお、この場合、押え部材１１７は支持部材１１４に対してネジ１１９により取り付けることができ、該押え部材１１７から突出する突起１１８により光学シート１５を押え付けるものとすることができる。

　上記実施形態１では、押え部材としてのフレーム１６の突起１６ａは、位置決め部材（１５０，１４ｂ）を連続して取り囲むものとしているが、周方向に所定間隔をおいて間欠して取り囲むものとしても良い。
　上記実施形態１では、位置決め孔１５０として光学シート１５を貫通する孔を採用しているが、例えば押え部材であるフレーム１６側に配された反射型偏光シート１５ｃにおいては一部が凹んだ状態の位置決め凹部として構成することもできる。
　上記実施形態１～３では、光源としては冷陰極管を用いたが、熱陰極管等その他の放電管を用いることができる。

Claims

　光源と、
　前記光源を収容し、前記光源からの光を出射する光出射部を備えたシャーシと、
　前記光出射部を覆うように配された光学シートと、
　前記光学シートを前記シャーシの前記光出射部に対して位置決めする部材であって、前記光学シートの面内方向の位置決めを行う位置決め部材と、
　前記光学シートを前記シャーシ側に押える部材であって、前記光学シートのうち前記位置決め部材の周辺を押える押え部材と、を備えること特徴とする照明装置。
　前記位置決め部材は、前記光学シートを前記シャーシの前記光出射部に対して１箇所のみで位置決めしていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の照明装置。
　前記位置決め部材は、前記シャーシに形成された凸部、又は凹部若しくは穴部と、前記光学シートに形成された凹部若しくは穴部、又は凸部とを含み、一方の凸部が他方の凹部若しくは穴部に嵌め込まれることで、前記シャーシに対する前記光学シートの位置決めがなされていることを特徴とする請求の範囲第１項又は請求の範囲第２項に記載の照明装置。
　前記光学シートのシート面が鉛直方向に沿うように当該照明装置を設置した場合に、
　前記位置決め部材は、前記光学シートの下辺部側に形成されていることを特徴とする請求の範囲第１項から請求の範囲第３項のいずれか１項に記載の照明装置。
　前記シャーシは、前記光学シートの下辺部を鉛直下方側から支持する下辺支持部を備えることを特徴とする請求の範囲第４項に記載の照明装置。
　前記押え部材は、前記位置決め部材を取り囲む形で、前記光学シートを押えてなることを特徴とする請求の範囲第１項から請求の範囲第５項のいずれか１項に記載の照明装置。
　前記シャーシとの間で前記光学シートを挟持する挟持部材を備え、
　前記押え部材は、前記挟持部材から前記シャーシ側に突出した突状部材からなることを特徴とする請求の範囲第１項から請求の範囲第６項のいずれか１項に記載の照明装置。
　前記挟持部材は、前記突状部材のみによって前記光学シートを前記シャーシ側に押えていることを特徴とする請求の範囲第７項に記載の照明装置。
　前記シャーシとの間で、前記光学シートを挟持する挟持部材を備え、
　前記押え部材は、前記挟持部材と前記光学シートの間に介在するスペーサ部材からなることを特徴とする請求の範囲第１項から請求の範囲第６項のいずれか１項に記載の照明装置。
　請求の範囲第１項から請求の範囲第９項のいずれか１項に記載の照明装置と、
　前記照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルと、を備えることを特徴とする表示装置。
　前記表示パネルが液晶を用いた液晶パネルであることを特徴とする請求の範囲第１０項に記載の表示装置。
　請求の範囲第１０項又は請求の範囲第１１項に記載の表示装置を備えることを特徴とするテレビ受信装置。