WO2009157489A1 - 半導体記憶装置のセンスアンプ回路 - Google Patents

半導体記憶装置のセンスアンプ回路 Download PDF

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Abstract

 オフセットを消去するための時間を小さく抑えるとともに、小面積かつ低消費電力の半導体記憶装置のセンスアンプ回路を提供する。  データを読み出すセルのビット線対の一方に反転入力端子が接続された単相出力オフセット補償型の第1増幅器と、ビット線対の他方と第1増幅器の非反転入力端子との間に接続されたレベルシフト回路と、第1増幅器の出力端子に接続され、出力端子に現れた信号の振幅を電源・グラウンド間まで拡大する第2増幅器とを備え、第2増幅器より出力信号を取り出す。

Description

半導体記憶装置のセンスアンプ回路
 本発明は、半導体記憶装置のセンスアンプ回路に関し、特にスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)半導体記憶装置に用いられるセンスアンプ回路に関する。
 半導体プロセステクノロジの微細化は、LSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)が性能向上を達成するために有効な技術である。
 しかし近年、半導体プロセステクノロジの微細化に伴い、トランジスタのばらつきが増大し、LSIの歩留まりを確保することが困難となってきている。半導体記憶装置の一つであるSRAMは、メモリセルに微細なトランジスタを用いるため、ばらつきの影響を受けやすい。そのため、SRAMにおいては、歩留まり低下の問題が顕在化しており、これを解決することが望まれる。
 SRAMにおいて、プロセスパラメータのばらつきが生ずると、SRAMの構成要素であるセンスアンプにはオフセットが生ずる。
 ここで、オフセットとは、センスアンプの不平衡により生ずる入力電圧の不感帯を意味する。SRAMにおいてデータを読み出すために、センスアンプに入力されるビット線振幅がオフセットよりも大きい必要がある。
 SRAMでは、セル電流によりデータを読み出す。読出し動作において、ワード線が選択されると、SRAMセルにセル電流が流れる。SRAMセルにセル電流が流れると、ビット線プリチャージ電位から電荷が徐々に引き抜かれる。これにより、ビット線に振幅が現れる。このビット線振幅は、時間とともに増大する。ビット線振幅が増大し、センスアンプのオフセットを上回ると、センスアンプで検出可能となる。ビット線振幅がオフセットを上回るまでに必要な時間をビット線遅延と呼ぶ。半導体プロセステクノロジの微細化に伴いばらつきが増大し、オフセットが大きくなるほど、大きなビット線遅延を要する。
 SRAMのアクセス時間においては、ビット線遅延が支配的となるため、ビット線遅延が大きくなるとアクセス時間の増大を招く。アクセス時間の増大を回避するために、センスアンプ回路において、オフセットの影響を除去することが求められる。
 オフセットを消去する機構を有する増幅器をSRAMのセンスアンプとして用いることによって、オフセットの影響を除去する発明が特許文献1に開示されている。
 特許文献1は「半導体記憶装置のセンスアンプ回路」に関する発明である。すなわち、この半導体記憶装置のセンスアンプ回路は「メモリセルからビット線対に読出された電位差を増幅するための差動回路を含み、差動回路の出力に現れるオフセット電圧をキャンセルする半導体記憶装置のセンスアンプ回路であって、差動回路の出力に現れるオフセット電圧を蓄積するためのコンデンサ、およびメモリセルからの信号の読出し前に差動回路の入力を切離してオフセット電圧をコンデンサに蓄積し、読出し後に差動回路の入力を接続してコンデンサに蓄積されたオフセット電圧を入力信号から相殺するように切換制御する切換制御手段」で構成されており、以下のように動作する。
 この半導体記憶装置のセンスアンプ回路によれば、メモリセルからの信号の読出し前に差動回路の入力をビット線対側から切離して、差動回路の出力に現れるオフセット電圧をコンデンサに蓄積し、読出し後に差動回路の入力を接続し、コンデンサに蓄積されたオフセット電圧を入力信号から相殺することにより、オフセットの影響を除去して電圧センスでき、センスアンプに入力される信号振幅を必要以上に大きくする必要はなくなり、高速で動作できるとしている。
 図1は、本発明に関連する半導体記憶装置のセンスアンプ回路である。
 図1に示す構成は、データを読み出すためのSRAMセル11、非反転入力端子がビット線対BL、BLBのそれぞれに接続され、反転入力端子が基準電圧源にそれぞれ接続された2つのオフセット補償型の第1増幅器12、及びオフセット補償型の第1増幅器12の出力に接続される第2増幅器13を備える。
 第2増幅器13より出力信号を得る。オフセット補償型の第1増幅器12は、単相出力の構成である。SRAMは読出し動作時に、読み出されたデータが‘0’であるか‘1’であるかに応じて、ビット線対BL,BLBのうちの一方に振幅が現れ、他方は電源電位に等しいプリチャージ電位を維持する。したがって、ビット線対BL,BLBの双方にオフセット補償型増幅器を接続する必要がある。オフセット補償型増幅器12によって増幅されたビット振幅を、電源・グラウンド間まで拡大するために、オフセット補償型増幅器の次段に第2増幅器を備える。
 図2は、本発明に関連する半導体記憶装置の他のセンスアンプ回路である。
 図2に示す構成は、データを読み出すためのSRAMセル21、ビット線BL,BLBに接続されるオフセット補償型増幅器22、オフセット補償型増幅器22の出力に接続される第2増幅器23で構成される。第2増幅器23より出力信号を得る。
 図2に示すセンスアンプ回路の構成では、オフセット補償型増幅器を差動入力・差動出力とすることによって、1つのオフセット補償型増幅器のみでビット線対BL,BLBのうちの一方に現れた振幅を増幅する。したがって、オフセット補償型増幅器の数を2つから1つに減らすことができる。オフセット補償型増幅器12によって増幅されたビット振幅を、第2増幅器によって電源・グラウンド間まで拡大する。
特開平7-302497号公報
 ところで、図1に示したセンスアンプの構成では、ビット線対BL,BLBのそれぞれにオフセット補償型の第1増幅器を接続している。すなわち、2つのオフセット補償型の第1増幅器を1つのセンスアンプとして用いている。SRAMでは、微細化によってメモリセルの集積密度が向上すると、センスアンプにも高集積化が求められる。図1に示された構成の場合、2つのオフセット補償型の第1増幅器を用いるため、占有面積が増大し、集積密度の点で不利である。加えて、2つのオフセット補償型の第1増幅器を用いることにより、消費電力が増大する点で不利となる。
 2つのオフセット補償型の第1増幅器を用いたセンスアンプ回路に対して、図2に示したセンスアンプ回路の構成では、差動入力・差動出力の完全差動構成とすることによって、オフセット補償型の第1増幅器の数を2つから1つへ削減する。この第1増幅器の数の削減により、センスアンプの集積密度を向上させることができ、有利である。
 しかし、完全差動構成においては、オフセットを消去するための電圧を保持する内部容量が2つ存在し、オフセットを消去するために、2つの内部容量を充電しなければならない。
 その完全差動構成に対して、単相出力構成においては、充電すべき内部容量は1つのみである。そのため、完全差動構成を用いた場合、単相出力構成を用いた場合に比べてオフセットを消去するための時間を大きく確保しなければならない。
 したがって、図2に示された構成のセンスアンプをSRAMに適用すると、動作速度が低下する。このことは、高速性を重視した半導体記憶装置であるSRAMにとって不利である。
 以上のことから、オフセット補償型増幅器をSRAMセンスアンプに適用することが困難であるという問題があった。
 そこで、本発明の目的は、オフセットを消去するための時間を小さく抑えるとともに、小面積かつ低消費電力の半導体記憶装置のセンスアンプ回路を提供することを目的とする。
 本発明の第1の回路は、データを読み出すセルのビット線対の一方に反転入力端子が接続された単相出力オフセット補償型の第1増幅器と、ビット線対の他方と第1増幅器の非反転入力端子との間に接続されたレベルシフト回路と、第1増幅器の出力端子に接続され、当該出力端子に現れた信号の振幅を電源・グラウンド間まで拡大する第2増幅器とを備え、第2増幅器より出力信号を取り出すことを特徴とする。
 本発明の第2の回路は、データを読み出すセルのビット線対の一方に反転入力端子が接続された単相出力オフセット補償型の第1増幅器と、ビット線対の他方と第1増幅器の非反転入力端子との間に接続されたレベルシフト回路と、第1増幅器の出力端子と非反転入力端子との間に接続され、第1増幅器に正帰還を施すことにより、出力端子に現れた信号の振幅を電源・グラウンド間まで拡大する帰還回路とを備え、第1増幅器より出力信号を取り出すことを特徴とする。
 本発明によれば、オフセットを消去するための時間を小さく抑えるとともに、小面積かつ低消費電力の半導体記憶装置のセンスアンプ回路の提供を実現することができる。
本発明に関連する半導体記憶装置のセンスアンプ回路である。 本発明に関連する半導体記憶装置の他のセンスアンプ回路である。 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の一実施例を示す構成図である。 本発明の実施の形態を回路要素で示した場合の構成図である。 図2に示した構成のセンスアンプ回路におけるタイミングチャートである。 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施例を示す構成図である。 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施例を回路要素で示した構成図である。 図7の構成の帰還回路に帰還容量813を追加した構成図である。 図4、図7、及び図8に示される実施例で用いられる電圧増幅器の具体例を示す構成図である。 カスコード接続を示した単相出力電圧増幅器の回路図の一例である。
 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の一実施の形態は、データを読み出すセルのビット線対の一方に反転入力端子が接続された単相出力オフセット補償型の第1増幅器と、ビット線対の他方と第1増幅器の非反転入力端子との間に接続されたレベルシフト回路と、第1増幅器の出力端子に接続され、当該出力端子に現れた信号の振幅を電源・グラウンド間まで拡大する第2増幅器とを備え、第2増幅器より出力信号を取り出すことを特徴とする。
 ここで、半導体記憶装置としては、例えば、SRAMが挙げられる。
 上記構成によれば、半導体記憶装置のメモリセルにおいてワード線電位を立ち上げると、読出し動作が開始され、ビット線対の一方に振幅が現れる。振幅が現れると同時に、単相出力オフセット補償型の第1増幅器では、内部容量が充電され、オフセットを消去するための電圧が当該容量に保持されることにより、オフセットが消去される。当該容量の充電が完了すると、第1増幅器の反転入力端子には、ビット線対の一方が接続される。第1増幅器の非反転入力端子には、ビット線対の他方がレベルシフト回路を介して接続され、ビット線対の振幅の検出を開始する。第1増幅器の出力には増幅された振幅が現れる。第2増幅器を活性化することによって、第1増幅器の出力に現れた信号振幅が電源・グラウンド間まで拡大される。
 すなわち、上記構成によれば、オフセット補償型センスアンプに用いるオフセット補償型の第1増幅器を1つとすることにより、占有面積と消費電力とを削減できる。加えて、単相出力オフセット補償型の第1増幅器を用いて、オフセットを消去するために充電すべき内部容量を1つとすることによって、オフセットを消去するための時間を小さく抑えることができる。
 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施の形態は、データを読み出すセルのビット線対の一方に反転入力端子が接続された単相出力オフセット補償型の第1増幅器と、ビット線対の他方と第1増幅器の非反転入力端子との間に接続されたレベルシフト回路と、第1増幅器の出力端子と非反転入力端子との間に接続され、第1増幅器に正帰還を施すことにより、出力端子に現れた信号の振幅を電源・グラウンド間まで拡大する帰還回路とを備え、第1増幅器より出力信号を取り出すことを特徴とする。
 上記構成によれば、オフセット補償型センスアンプに用いるオフセット補償型の第1増幅器を1つとすることにより、占有面積と消費電力とを削減できる。加えて、単相出力オフセット補償型の第1増幅器を用いて、オフセットを消去するために充電すべき内部容量を1つとすることによって、オフセットを消去するための時間を小さく抑えることができる。
 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施の形態は、上記構成に加え、第1増幅器は、外部制御信号により活性化される単相出力電圧増幅器と、2端子のうち一方が当該単相出力電圧増幅器の反転入力端子に接続される容量と、当該容量の2端子のうち他方とビット線対の一方との間に接続され、外部制御信号により駆動される第1スイッチと、容量の2端子のうち他方と電源との間に接続され、外部制御信号により駆動される第2スイッチと、単相出力電圧増幅器の出力端子と反転入力端子との間に接続され、外部制御信号により駆動される第3スイッチと、を備えたことを特徴とする。
 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施の形態は、上記構成に加え、レベルシフト回路は、容量結合により2端子のうち一方の電位を降圧し、他方へ伝達する容量と、当該容量の2端子のうち一方とビット線対の一方との間に接続され、外部制御信号により駆動される第1スイッチと、容量の2端子のうち一方と電源との間に接続され、外部制御信号により駆動される第2スイッチと、容量の2端子のうち一方とバイアス電圧源との間に接続され、外部制御信号により駆動される第3スイッチとを備えたことを特徴とする。
 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施の形態は、上記構成に加え、第2増幅器は、非反転入力端子が第1増幅器の出力端子に接続され、反転入力端子が基準電圧源に接続され、外部制御信号により活性化される電圧比較器を備えたことを特徴とする。
 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施の形態は、上記構成に加え、帰還回路は、第1増幅器の出力端子とオフセット補償型増幅器の非反転入力端子との間に接続され、外部制御信号により駆動されるスイッチを備えたことを特徴とする。
 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施の形態は、上記構成に加え、帰還回路は、2端子のうち一方が第1増幅器の出力端子に接続される容量と、当該容量の2端子のうち他方とバイアス電圧源との間に接続され、外部制御信号により駆動されるスイッチと、当該スイッチの2端子のうち一方と容量の2端子のうち一方の接続点とオフセット補償型増幅器の非反転入力端子との間に接続され、外部制御信号により駆動されるスイッチを備えたことを特徴とする。
 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施の形態は、上記構成に加え、単相出力電圧増幅器は、カレントミラー回路と、カレントミラー回路のグラウンド側に挿入されたNMOS入力差動対と、NMOS入力差動対とグラウンド側に挿入されたバイアス電流源と、バイアス電流源のグラウンド側に挿入され外部制御信号により駆動されるNMOSスイッチから成ることを特徴とする。
 本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施の形態は、上記構成に加え、単相出力電圧増幅器は、カレントミラー回路と、カレントミラー回路のグラウンド側に接続され外部制御信号により駆動されるカスコードトランジスタと、カスコードトランジスタのグラウンド側に挿入されたNMOS入力差動対と、NMOS入力差動対のグラウンド側に挿入されたバイアス電流源から成り、ミラー効果を低減することを特徴とする。
 なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
 以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
 図3は、本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の一実施例を示す構成図である。
 図3に示すように、本センスアンプ回路は、データを読み出すためのSRAMセル31、反転入力端子がビット線BLに接続される単相出力オフセット補償型の第1増幅器32、ビット線BLBと第1増幅器32の非反転入力端子との間に接続されるレベルシフト回路33、第1増幅器32の出力に接続される第2増幅器34より構成される。
 第2増幅器34より出力信号を得る。第1増幅器32は、差動入力・単相出力の構成である。
 SRAMセル31においてワード線電位を立ち上げると、読出し動作が開始され、ビット線対BL,BLBのうちの一方に振幅が現れる。振幅が現れると同時に、第1増幅器32では、内部容量にオフセットを消去するための電圧が充電されることにより、オフセットが消去される。第1増幅器32の内部容量の充電が完了すると、第1増幅器32の反転入力端子にビット線BLが接続され、非反転入力端子にはビット線BLBの電位がレベルシフト回路により降圧されて接続される。その接続により、第1増幅器32がビット線対の一方に現れた振幅の検出を開始する。
 第1増幅器32の出力には増幅された振幅が現れる。第2増幅器34を活性化することによって、第2増幅器34の出力端子に現れた信号振幅を電源・グラウンド間まで拡大する。
 図4は、本発明の実施の形態を回路要素で示した場合の構成図である。
 本構成は、図3に示した構成を回路要素で表したものに相当する。
 オフセット補償型の第1増幅器は、制御信号ENで活性化される単相出力電圧増幅器402、2端子のうち一方が増幅器402の反転入力端子に接続される容量403、ビット線BLと容量403との間に接続され、制御信号EQBにより駆動されるスイッチ404、電源VDDと容量403との間に接続され、制御信号EQにより駆動されるスイッチ405、電圧増幅器402の出力端子と非反転入力端子との間に接続され、制御信号EQにより駆動されるスイッチ406より構成される。
 図4に示すレベルシフト回路は、電圧増幅器402の非反転入力端子に接続され、ビット線BLBの電位を降圧するための容量407、ビット線BLBと容量407との間に接続され、制御信号EQBにより駆動されるスイッチ408、電源VDDと容量407との間に接続され、制御信号EQにより駆動されるスイッチ409、増幅器402の非反転増幅端子とバイアス電圧源411との間に接続され、制御信号EQにより駆動されるスイッチ410より構成される。
 第2増幅器は、非反転入力端子が電圧増幅器402の出力端子に、反転入力端子が基準電圧源412に接続される電圧比較器413より構成される。バイアス電圧源411および基準電圧源412は、電源・グラウンドの中間電位に設定する。制御信号EQBは、制御信号EQの反転信号である。
 図4に示した構成のセンスアンプ回路におけるタイミングチャートを図5に示す。
 SRAMセルからデータを読み出す前に、ビット線対BL,BLBを電源電位にプリチャージする。このプリチャージのとき、センスアンプにおいては信号EN=0,EQ=0,SE=0とすることによって、増幅器402および比較器413は不活性化されている。
 次に、信号EN=1、EQ=1とすることによって、スイッチ404,408とが切断され、SRAMセル401と増幅器402とが電気的に分離される。SRAMセル401と増幅器402との分離と同時に、増幅器402が活性化される。この活性化とともに、スイッチ406が導通し、増幅器402に負帰還が施される。この負帰還により、容量403にオフセットを消去するための電圧が保持され、増幅器402のオフセットが消去される。
 図5におけるV0Sがオフセットを消去するための電圧を表す。オフセットの消去と同時に、SRAMセルのワード線電位を立ち上げることによって、SRAMセル401にセル電流が流れこむことによりデータが読み出される。データの読み出しより、ビット線対BL,BLBのうち一方がプリチャージ電位から降下し、ビット線振幅が現れる。ビット線振幅に続いて、信号EQ=0とすることにより、スイッチ406が切断され、増幅器402の負帰還が解除されるとともに、スイッチ404,408が導通する。ビット線対BL,BLBの電位が容量403,407の結合を介して降圧され、ビット線振幅が増幅器402の差動入力端子対に伝達される。
 ビット線振幅が増幅器402の差動入力端子対に伝達されると、増幅器402の出力端子には、電圧利得によって増幅された振幅が現れる。
 最後に、SE=1とすることによって、比較器413が活性化される。比較器413の活性化により、増幅器402の出力に現れた振幅が基準電圧412と比較判定される。増幅器402の出力に現れた振幅が基準電圧412を上回る場合、論理‘1’を判定し、基準電圧412を下回る場合、論理‘0’を判定する。すなわち、比較器413によって、増幅器402の出力に現れた振幅が電源・グラウンド間まで拡大される。
 図4は、本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施例を示す構成図である。
 図3に示された実施例において、初段のオフセット補償型の第1増幅器32に帰還回路を介して正帰還を施すことにより、オフセット補償型増幅器の出力に現れた振幅を電源・グラウンド間まで拡大できるため、第2増幅器34を省略できる。この第2増幅器34を省略した実施例を示したものが図4である。
 図6の構成では、1つのオフセット補償型の第1増幅器62のみによって増幅するため、図1の構成に比較して、占有面積をさらに縮小できる。
 図7は、本発明に係る半導体記憶装置のセンスアンプ回路の他の実施例を回路要素で示した構成図である。
 本構成は、図6の構成を回路要素で表したものに相当する。本構成において、オフセット補償型の第1増幅器は、制御信号ENで活性化される単相出力電圧増幅器702、2端子のうち一方が単相出力電圧増幅器702の反転入力端子に接続される容量703、ビット線BLと容量703との間に接続され、制御信号EQBにより駆動されるスイッチ704、電源VDDと容量703との間に接続され、制御信号EQにより駆動されるスイッチ705、単相出力電圧増幅器702の出力端子と非反転入力端子との間に接続され、制御信号EQにより駆動されるスイッチ706より構成される。
 レベルシフト回路は、電圧増幅器702の非反転入力端子に接続され、ビット線BLBの電位を降圧するための容量707、ビット線BLBと容量707との間に接続され、制御信号EQBにより駆動されるスイッチ708、電源VDDと容量707との間に接続され、制御信号EQにより駆動されるスイッチ709、増幅器702の非反転増幅端子とバイアス電圧源711との間に接続され、制御信号EQにより駆動されるスイッチ710より構成される。
 帰還回路は、増幅器702の出力端子と非反転入力端子との間に接続され、制御信号SEにより駆動されるスイッチ712より構成される。バイアス電圧源710は、電源・グラウンドの中間電位に設定する。制御信号EQBは、制御信号EQの反転信号である。
 本構成のセンスアンプ回路におけるタイミングチャートは図5と同様である。
 SRAMセルからデータを読み出す前に、ビット線対BL,BLBを電源電位にプリチャージする。このプリチャージのとき、センスアンプにおいては信号EN=0,EQ=0,SE=0とすることによって、増幅器702および比較器は不活性化される。
 次に、信号EN=1,EQ=1とすることによって、増幅器702が活性化されるとともに、スイッチ710が導通し、増幅器702に負帰還が施される。この負帰還により、容量703にオフセットを消去するための電圧が保持され、増幅器702のオフセットが消去される。
 オフセットの消去と同時に、SRAMセルのワード線電位を立ち上げることによって、SRAMセル701よりデータが読み出され、ビット線対BL,BLBのうち一方がプリチャージ電位から降下し、ビット線振幅が現れる。
 続いて、信号EQ=0とすることにより、スイッチ710が切断され、増幅器702の負帰還が解除されるとともに、スイッチ704,708が導通し、ビット線対BL,BLBの電位が容量703,707の結合を介して降圧され、増幅器702の差動入力端子対に伝達される。ビット線対BL,BLBの電位が増幅器702の差動入力端子対に伝達されると、増幅器702の出力端子には、電圧利得によって増幅された振幅が現れる。
 最後に、SE=1とすることによって、スイッチ712が導通し、増幅器702に正帰還が施される。すなわち、増幅器702にラッチが形成される。このラッチの形成により、増幅器702の出力に現れた振幅が電源・グラウンド間まで拡大される。
 図5の4)の振幅拡大フェーズにおいて、増幅器702のラッチが期待値を判定するための条件は、数式(1)のように表される。
                 A・ΔVBL>VOS   …(1)
 ここで、Aは増幅器702の電圧利得、ΔVBLはビット線振幅である。この数式(1)を満たさない場合は、ラッチは誤判定する。
 増幅器702の利得Aが十分大きいならば、数式(1)は成り立つと考えられる。
 しかし、半導体プロセステクノロジの微細化に伴い、MOSトランジスタのゲート長が小さくなると、増幅器702の出力抵抗が減少し、増幅器702の電圧利得が減少するため、十分な利得の確保が困難となる。増幅器702の電圧利得が小さくなるとき、数式(1)を満たすことが困難となり、誤判定を招きやすい。
 そこで、この誤判定の問題を解決するために、図7の構成の帰還回路に容量素子を追加する。
 図8は、図7の構成の帰還回路に帰還容量813を追加した構成図である。
 読出し・オフセット消去フェーズにおいて、帰還容量813の2端子のうち一方はバイアス電圧源811に接続され、他方は増幅器802の出力に接続される。この読出し・オフセット消去フェーズのとき、帰還容量813にはオフセット電圧VOSが保持される。振幅拡大フェーズにおいて、帰還容量813の2端子のうちの一方は増幅器802の非反転入力端子に接続される。
 すなわち、増幅器802には、帰還容量813を介して正帰還が施される。このとき、増幅器802の非反転入力端子には、A・ΔVBL+VOSの電圧が帰還される。これは数式(1)の条件を満足する。したがって、ラッチは期待値を判定する。
 図9は、図4、図7、及び図8に示される実施例で用いられる単相出力電圧増幅器の具体例を示す構成図である。
 本構成は、NMOS入力差動対91、カレントミラー回路92、バイアス電流源93、信号ENにより制御されるNMOS(N-channel Metal Oxide Semiconductor:Nチャンネル金属酸化膜半導体)スイッチ94を備える。
 図9に示された電圧増幅器を用いる場合、NMOS入力差動対のゲート・ドレイン間容量Cgdがミラー効果により、数式(2)の大きさをもって電圧増幅器の入力容量として現れる。
                Cin=(1+A)・Vgd …(2)
 ここで、Cinは電圧増幅器の入力容量である。この電圧増幅器を図4、図7、図8に示した本発明の実施例のいずれかに適用すると、Cinとオフセットとを消去するための電圧を保持する容量との間で電荷分配が生じ、電圧増幅器に入力される実効的なビット線振幅は数式(3)で表されるように減衰してしまう。
       ΔVBLeff=COC・ΔVBL/(COC+Cin) …(3)
 ここで、ΔVBLeffは電圧増幅器に入力される実効的なビット線振幅、COCはオフセットを消去するための電圧を保持する容量である。
 このビット線振幅の減衰の問題を解決するために、図9に示された電圧増幅器にカスコード接続を追加する。このカスコード接続を示した単相出力電圧増幅器の回路図の一例が図10である。
 本構成は、NMOS入力差動対101、カスコードトランジスタ102、カレントミラー回路103、バイアス電流源104を備える。カスコードトランジスタを制御信号ENで駆動することにより、図9におけるNMOSスイッチ94を除去できる。本構成を用いる場合、入力容量は数式(4)のように表され、ミラー効果を低減でき、その結果、図9の構成と比較して実効的なビット線振幅の減衰を抑えることができる。
                    Cin=3・Cgd …(4)
 本発明によれば、オフセット補償型センスアンプに用いるオフセット補償型の第1の増幅器を1つとすることにより、占有面積と消費電力を削減できる。この占有面積及び消費電力の削減に加えて、単相出力構成のオフセット補償型のi1の増幅器を用いて、オフセットを消去するために充電すべき内部容量を1つとすることによって、オフセットを消去するための時間を小さく抑えることができる。
 なお、上述した実施例は、本発明の好適な実施例の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
 この出願は、2008年6月25日に出願された日本出願特願2008-165649を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
 11,21,31,401,61,701,801  SRAMセル
 12,32,62  単相出力オフセット補償型の第1増幅器
 13,412  基準電圧源
 15,23,34  第2増幅器
 22  完全差動オフセット補償型増幅器
 33,63  レベルシフト回路
 64  帰還回路
 91,101  NMOS入力差動対
 92,103  カレントミラー回路
 93,104  バイアス電流源
 94  NMOSスイッチ
 102  カスコードトランジスタ
 402,702,802  単相出力電圧増幅器
 403,409,703,707,803,807,813  容量
 404,405,406,408,409,410,704,705,706,708,709,710,712,804,805,806,808,809,810,812  スイッチ
 411,711,811  バイアス電圧源
 413  電圧比較器

Claims (9)

  1.  データを読み出すセルのビット線対の一方に反転入力端子が接続された単相出力オフセット補償型の第1増幅器と、
     前記ビット線対の他方と前記第1増幅器の非反転入力端子との間に接続されたレベルシフト回路と、
     前記第1増幅器の出力端子に接続され、当該出力端子に現れた信号の振幅を電源・グラウンド間まで拡大する第2増幅器と、を備え、
     前記第2増幅器より出力信号を取り出すことを特徴とする半導体記憶装置のセンスアンプ回路。
  2.  データを読み出すセルのビット線対の一方に反転入力端子が接続された単相出力オフセット補償型の第1増幅器と、
     前記ビット線対の他方と前記第1増幅器の非反転入力端子との間に接続されたレベルシフト回路と、
     前記第1増幅器の出力端子と非反転入力端子との間に接続され、前記第1増幅器に正帰還を施すことにより、前記出力端子に現れた信号の振幅を電源・グラウンド間まで拡大する帰還回路とを備え、
     前記第1増幅器より出力信号を取り出すことを特徴とする半導体記憶装置のセンスアンプ回路。
  3.  前記第1増幅器は、外部制御信号により活性化される単相出力電圧増幅器と、
     2端子のうち一方が当該単相出力電圧増幅器の反転入力端子に接続される容量と、
     当該容量の2端子のうち他方と前記ビット線対の一方との間に接続され、外部制御信号により駆動される第1スイッチと、
     前記容量の2端子のうち他方と電源との間に接続され、外部制御信号により駆動される第2スイッチと、
     前記単相出力電圧増幅器の出力端子と反転入力端子との間に接続され、外部制御信号により駆動される第3スイッチとを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置のセンスアンプ回路。
  4.  前記レベルシフト回路は、容量結合により2端子のうち一方の電位を降圧し、他方へ伝達する容量と、
     当該容量の2端子のうち一方と前記ビット線対の一方との間に接続され、外部制御信号により駆動される第1スイッチと、
     前記容量の2端子のうち一方と電源との間に接続され、外部制御信号により駆動される第2スイッチと、
     前記容量の2端子のうち一方とバイアス電圧源との間に接続され、外部制御信号により駆動される第3スイッチとを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置のセンスアンプ回路。
  5.  前記第2増幅器は、非反転入力端子が前記第1増幅器の出力端子に接続され、反転入力端子が基準電圧源に接続され、外部制御信号により活性化される電圧比較器を備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置のセンスアンプ回路。
  6.  前記帰還回路は、前記第1増幅器の出力端子と前記オフセット補償型増幅器の非反転入力端子との間に接続され、外部制御信号により駆動されるスイッチを備えたことを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置のセンスアンプ回路。
  7.  前記帰還回路は、2端子のうち一方が前記第1増幅器の出力端子に接続される容量と、
     当該容量の2端子のうち他方とバイアス電圧源との間に接続され、外部制御信号により駆動されるスイッチと、
     当該スイッチの2端子のうち一方と前記容量の2端子のうち一方の接続点と前記オフセット補償型増幅器の非反転入力端子との間に接続され、外部制御信号により駆動されるスイッチを備えたことを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置のセンスアンプ回路。
  8.  前記単相出力電圧増幅器は、カレントミラー回路と、前記カレントミラー回路のグラウンド側に挿入されたNMOS入力差動対と、前記NMOS入力差動対とグラウンド側に挿入されたバイアス電流源と、前記バイアス電流源のグラウンド側に挿入され外部制御信号により駆動されるNMOSスイッチから成ることを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置のセンスアンプ回路。
  9.  前記単相出力電圧増幅器は、カレントミラー回路と、前記カレントミラー回路のグラウンド側に接続され外部制御信号により駆動されるカスコードトランジスタと、前記カスコードトランジスタのグラウンド側に挿入されたNMOS入力差動対と、前記NMOS入力差動対のグラウンド側に挿入されたバイアス電流源から成り、ミラー効果を低減することを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置のセンスアンプ回路。
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