WO2008065843A1

WO2008065843A1 - Dispositif mobile de prise d'image avec fonction zoom, traitement d'image, procédé d'affichage et programme

Info

Publication number: WO2008065843A1
Application number: PCT/JP2007/071138
Authority: WO
Inventors: Sakiko Kakehi
Original assignee: Nec Corporation
Priority date: 2006-11-28
Filing date: 2007-10-30
Publication date: 2008-06-05
Also published as: EP2099213A4; US20100026848A1; CN101563914A; JP5212110B2; EP2099213A1; JPWO2008065843A1

Description

明細書

ズーム機能付き動画像撮影装置、画像処理及び表示方法とプログラム技術分野

[0001] 本発明はズーム機能付き動画像撮影装置、動画像の画像処理及び表示方法とプログラムに関し、特に、ズーム機能が搭載された撮影装置について、ズーム切換処理時に発生する異常画像の処理技術に関する。

背景技術

[0002] 近年、 CCDカメラなどのカメラ機能を備える携帯通信端末が広く普及している。な力、には、光学ズームのみならず、デジタルズーム機能を搭載する装置もある（例えば、特許文献 1)。

[0003] ところで、動画撮影時にデジタルズームの切換えを行うと、一定の切換処理期間、異常画像が発生してしまう。このような動画撮影時のズーム切換処理においては、数秒間の複数フレームを保持する大容量のバッファを備えることで、異常画像が排出された際には異常画像を飛ばし、 1秒当たりに表示する画像数を減らすことにより、異常画像を表示しなレ、処理を行って!/、た。

[0004] 特許文献 1：特開 2006— 157191号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0005] しかしながら、上述した従来技術では、画像データを複数枚保存できる大容量バッファを必要とするため、低コストによる実現が困難であった。

[0006] そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、使用者が異常画像を意識しな!/、画像表示を安価に実現するズーム機能付き動画像撮影装置、動画像の画像処理及び表示方法とプログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

[0007] 本発明の第 1のズーム機能付き動画像撮影装置は、ズーム機能付き動画像撮影装置であって、ズーム切換処理により画像異常が発生した場合、異常発生直前のフレームの画像データを、画像異常が回復するまで表示する表示制御手段を有することを特徴とする。

[0008] 本発明の第 2のズーム機能付き動画像撮影装置は、本発明の第 1のズーム機能付き動画像撮影装置において、表示制御手段は、ズーム切換処理開始時から終了時まで、ズーム切換処理開始前にカメラから出力されたフレームの画像データを表示することを特徴とする。

[0009] 本発明の第 3のズーム機能付き動画像撮影装置は、本発明の第 2のズーム機能付き動画像撮影装置において、ズーム切換処理開始時から終了時まで、カメラから出力される画像データに代わる代価画像データを生成する代価画像生成手段を有することを特徴とする。

[0010] 本発明の第 4のズーム機能付き動画像撮影装置は、本発明の第 3のズーム機能付き動画像撮影装置において、カメラから出力される画像データ、又は、代価画像データを画像処理する画像処理手段を有することを特徴とする。

[0011] 本発明の第 5のズーム機能付き動画像撮影装置は、本発明の第 4のズーム機能付き動画像撮影装置において、画像異常発生時、又は、ズーム切換処理開始時から終了時にカメラから出力される画像データ又は代価画像データは、データ値が 0の黒画像のデータ又はデータ値が 1の白画像のデータのいずれかであることを特徴とする。

[0012] 本発明の第 1の画像処理及び表示方法は、ズーム切換処理時における動画像の画像処理及び表示方法であって、ズーム切換処理により画像異常が発生した場合、異常発生直前のフレームの画像を、画像が回復するまで表示することを特徴とする。

[0013] 本発明の第 2の画像処理及び表示方法は、本発明の第 1の画像処理及び表示方法において、ズーム切換処理開始時から終了時まで、ズーム切換処理開始前にカメラから出力されたフレームの画像データを表示し、カメラから出力される画像データを画像処理することを特徴とする。

[0014] 本発明の第 3の画像処理及び表示方法は、本発明の第 1の画像処理及び表示方法において、ズーム切換処理開始時から終了時まで、カメラから出力される画像データに代わる代価画像データを生成し、ズーム切換処理開始時から終了時まで、ズーム切換処理開始前にカメラから出力されたフレームの画像データを表示し、ズーム切換処理開始時から終了時まで、代価画像データを画像処理することを特徴とする。

[0015] 本発明の第 4の画像処理及び表示方法は、本発明の第 2の画像処理及び表示方法において、画像異常発生時、又は、ズーム切換処理開始時から終了時にカメラから出力される画像データは、データ値が 0の黒画像のデータ又はデータ値が 1の白画像のデータのレ、ずれかであることを特徴とする。

[0016] 本発明の第 5の画像処理及び表示方法は、本発明の第 3の画像処理及び表示方法において、画像異常発生時、又は、ズーム切換処理開始時から終了時にカメラから出力される代価画像データは、データ値が 0の黒画像のデータ又はデータ値が 1 の白画像のデータのいずれかであることを特徴とする。

[0017] 本発明の第 1のプログラムは、ズーム切換え処理時における動画像の画像処理及び表示処理のプログラムであって、ズーム切換処理により画像異常が発生した場合、異常発生直前のフレームの画像を、画像が回復するまで表示する処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする。

[0018] 本発明の第 2のプログラムは、本発明の第 1のプログラムにおいて、ズーム切換処理開始時から終了時まで、ズーム切換処理開始前にカメラから出力されたフレームの画像データを表示する処理と、カメラから出力される画像データを画像処理する処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とする。

[0019] 本発明の第 3のプログラムは、本発明の第 1のプログラムにおいて、ズーム切換処理開始時から終了時まで、カメラから出力される画像データに代わる代価画像データを生成する処理と、ズーム切換処理開始時から終了時まで、ズーム切換処理開始前にカメラから出力されたフレームの画像データを表示する処理と、ズーム切換処理開始時から終了時まで、代価画像データを画像処理する処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とする。

[0020] 本発明の第 4のプログラムは、本発明の第 2のプログラムにおいて、画像異常発生時、又は、ズーム切換処理開始時から終了時にカメラから出力される画像データは、データ値が 0の黒画像のデータ又はデータ値が 1の白画像のデータのいずれかであることを特徴とする。

[0021] 本発明の第 5のプログラムは、本発明の第 3のプログラムにおいて、画像異常発生時、又は、ズーム切換処理開始時から終了時にカメラから出力される代価画像データは、データ値が 0の黒画像のデータ又はデータ値が 1の白画像のデータのいずれかであることを特徴とする。

[0022] すなわち、本発明は、撮影装置での動画撮影中、例えばデジタルズームのようなズーム切換において、切換途中の異常画像数枚がカメラ力排出される際、表示用データとビデオエンコード用データとで別処理を施すことを特徴とする。

[0023] 異常画像排出時には表示部のデータ更新を行わず、異常画像前の正常画像で表示を停止して表示部に異常画像を表示させない。異常画像排出期間には、カメラ出力データを例えば、オール" 0"にすることで黒画像データとしてカメラデータバッファを介し、動画処理部と表示データバッファとに出力される。動画像処理部に入力された黒画像の画像データは、エンコードされる。表示データバッファに入力された黒画像の画像データは、異常フレーム送出期間中は表示部に出力せず、正常画像に復帰後、表示データバッファに溜めていたデータを表示部へ高速に連続転送して最新データに上書きすることで、使用者に異常画像が意識されない描画を行う。

[0024] このようにして、本発明では、撮影中のズーム切換時に排出される異常画像を使用者に意識させない技術を提供する。

発明の効果

[0025] 以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果を奏する。

[0026] 第 1の効果は、動画撮影中のズーム切換時の異常画像発生を防げないカメラに対し、異常画像データを黒画面データに置き換えることで、異常画像を含まないビデオデータを作成するのと同時に、表示部ではズーム切換処理期間の画像更新を停止することで正常な画像データのみを表示し、ハードウェア処置を施さずに録画データと表示データとにズーム切換時の異常データを反映させずに処理することができ、その結果、使用者に対して異常画像を意識させることがなレ、。

[0027] 第 2の効果は、異常画像の補間を行うための処理回路を必要とせず、また、大容量のバッファを備えることも必要としないため、安価にシステムを構築することができる。発明を実施するための最良の形態

[0028] 本発明の実施の形態を説明する。 [0029] 図 1は、本発明の実施の形態に係るズーム機能付き動画像撮影装置を備えた携帯端末装置としての携帯電話機の構成の要部を示したものである。

[0030] 図 1において、携帯電話機は、 10は撮像素子を有するカメラ部と、 11は動画撮影時に使用者がズーム切換処理を入力するキー操作部 11と、各部の制御を行う CPU 12と、画像データが格納されるカメラデータバッファ 13と、撮影画像が表示される表示部 14と、カメラデータバッファ 13より送られてくる画像データをビデオデータにェンコード処理する動画像処理部 15と、表示部 14に表示される画像データが格納される表示データバッファ 16とを備える。

[0031] このような構成において、データと制御との流れを説明する。

[0032] カメラ部 10にて撮られた画像データは、カメラデータバッファ 13に出力され (D1)、一旦保持される。そして、カメラデータバッファ 13から出力される画像データは、表示データバッファ 16に表示用データとして入力され (D2)、保持される。また、カメラデータバッファ 13出力される画像データは、動画像処理部 15に入力され（D3)、動画像処理部 15において、ビデオデータにエンコード処理される。尚、カメラ部 10は、異常画像時には、データ値が全て 0の黒画像の画像データを出力する。

[0033] 一方、キー操作部 11よりズーム切換処理が入力されると（11)、 CPU12は、表示データバッファ 16から表示部 14へのデータ出力を停止する指示を、データバッファ 16 に出力する（12)。また、表示部 14のデータ更新を停止する（13)。

[0034] 次に、上述の如く構成された本発明の動作を説明する。

[0035] まず、録画時のズーム切換時の表示画像の処理の動作について説明する。

[0036] 図 2は第 1の実施の形態に係る携帯電話機において、録画時のズーム切換処理時における表示画像の処理の動作フローチャートである。尚、以下の説明において、動画撮影時にズーム切換キーが押下された後、ズーム切換処理時の異常画像排出時間は予め計測して分かっているものとし、その時間が CPUによるタイマーに記憶されているものとする。

[0037] 動画撮影時にズーム切換キーが押下されると（Step 100)、 CPU12は、表整示部 14に対して表示画像の更新を停止させる（Step 101)。停止後、異常画像が出力される期間を計るタイマーによる計測を開始する（Step 102)。 [0038] カメラ 10は CPU12の命令により、ズーム切換処理を行う（Step 103)。処理中のカメラからはデータ値力 '0"である黒画像の画像データが出力され（Step 104)、力メラデータバッファ 13に入力される（Step 105)。

[0039] カメラデータバッファ 13に入力された黒画像の画像データは、表示データバッファ

16に出力されて保持されるが（Step 106)、異常画像排出時間が終了するまで表示画像データは表示データバッファ 16に溜められ、表示部 14では画像データが更新されずに前画像データの画像が表示される（Step 107)。

[0040] タイマーの計測時間が異常画像排出時間となると（Step 108)、表示部 14のデータの更新を再開し（Step 109)、表示データバッファ 16内に溜められた最新の画像データを表示部 14に連続転送し、最新データに上書きする（Step 110)。そして、表示部 14は、表示データバッファ 16から転送された画像データを表示する（Step 11 1)。

[0041] 続いて、録画時のズーム切換処理時の動画処理（ビデオエンコード）の動作について説明する。

[0042] 図 3は第 1の実施の形態に係る携帯電話機において、録画時のズーム切換時における動画処理の動作フローチャートである。尚、以下の説明において、上述した録画時のズーム切換時の表示画像の処理と同じ処理については、同一のステップ番号を付して説明を詳細な説明を省略する。

[0043] まず、動画撮影時にズーム切換キーが押下（Step 100)から、画像データの値が "0"である黒画像の画像データがカメラデータバッファ 13に入力される（Step 105) までは同様である。

[0044] カメラデータバッファ 13に入力された黒画像の画像データは、動画像処理部 15に入力される（Step 200)。そして、動画像処理部 15において、黒画像の画像データはビデオエンコード処理される（Step 201)。

[0045] タイマーの計測時間が異常画像排出時間まで（Step 108)、動画像処理部 15は黒画像の画像データをビデオエンコード処理し、異常画像排出時間終了後は、正常な画像データをビデオエンコード処理する（Step 202)。

[0046] このような処理を行うことにより、異常画像を含まないビデオデータを作成するのと同時に、表示部ではズーム切換処理期間の画像更新を停止することで正常な画像データのみを表示し、使用者に対して異常画像を意識させることがな!/、。

[0047] 尚、上述した実施の形態では、ズーム切換処理の開始の検出として、ズーム切換キ一が押下をトリガにした力 S、これに限ることなく、異常画像の排出、又は黒画像の画像データの排出を検出して、これを処理開始のトリガにしても良い。

[0048] また、上述した実施の形態では、ズーム切換処理の終了を、フレーム数を計測することにより検出した力これに限ることなぐ異常画像、又は黒画像の画像データの排出の終了を検出して、これを処理終了のトリガにしても良い。

[0049] 更に、上述した実施の形態では、異常画像の代わりに黒画像の画像データを用いた力これに限ることなく、データ値力 1"の白画像の画像データであってもかまわない。

[0050] 次に、本発明のズーム切換処理開始から終了までの動作を、具体例を用いて説明する。

[0051] 図 4はズーム切換処理時の異常画像を含む前後の 7個の画像フレーム期間の処理を説明する為の図である。尚、以下の説明では、ズーム切換処理にかかる時間は、ズーム切換キーの押下から 2フレームかかるものとする。なお、図 4において、「NG」は異常フレーム、「B」は黒画像フレーム、「n (nは整数）」は正常フレームを示す。

[0052] まず、 1stフレーム、 2stフレーム、 3stフレームの期間、カメラ部 10は正常な画像を出力する。この場合、正常な画像がエンコードされ、また、正常な画像が表示部 14においても表示される。

[0053] ここで、カメラ部 10から正常画像が出力された後、 4stフレーム時にキー操作部 11 力、らズーム切換処理を入力されるとタイマーの計測が開始される。一方、カメラ部 10 ではズーム切換処理に 2フレームの期間を要するので、 4stフレーム、 5stフレームの期間、カメラ部 10内のデータは異常画像となり、カメラ部 10からはデータ値力 S"0"である黒画像の画像データが出力される。

[0054] 動画像処理部 15では、 4stフレーム、 5stフレームの期間、カメラ部 10から出力された黒画像の画像データがエンコードされる。一方、表示部 14では、 CPU12の指示により、 4stフレーム、 5stフレームの期間、直前の正常な 3stフレームの画像で表示データを停止させ、カメラデータバッファ 13からの出力データは表示データバッファ 1 6に溜めおかれる。

[0055] タイマー計測により、 2フレームがカウントされると、ズーム切換処理が終了し、 6stフレーム、 7stフレームの期間では、カメラ部 10から正常画像の画像データが出力され

[0056] 正常な画像データが出力される 6stフレーム時に、表示部 14はデータ更新を再開し、表示データバッファ 16に溜め込まれた最新の 6stフレームの画像データに上書きし、 6stフレームの画像データの画像を表示する。一方、動画像処理部 15では、 6st フレーム、 7stフレームの正常な画像データがエンコードされる。

[0057] 第 2の実施の形態を説明する。

[0058] 第 2の実施の形態は、その基本的構成は上述した第 1の実施の形態と同様である

1S カメラ 10部内で、異常画面を黒画像の画像データに置き換えられない場合について工夫している。

[0059] カメラ 10部内で、異常画面を黒画像の画像データに置き換えられない場合、カメラデータバッファ 13から出力されて動画像処理部 15に入力される画像データのうち、ズーム切換処理期間の間、画像データの値を" 0"に変換して黒画像の画像データを生成し、この黒画像の画像データを動画像処理する。尚、黒画像の画像データの変換であるが、動画像処理部 15が行っても良いし、黒画像に変換する変換部を動画像処理部 15の前段に設けても良い。また、変換処理は、ソフトウェア、またはハードゥエァで行うことが可能である。

[0060] 次に、第 2の実施の形態における動作を説明する。

[0061] 図 5は第 2の実施の形態に係る携帯電話機において、録画時のズーム切換時における表示画像の処理及び動画処理の動作フローチャートである。尚、以下の説明において、上述した第 1の実施の形態と同じ処理については、同一のステップ番号を付して説明を詳細な説明を省略する。

[0062] まず、動画撮影時にズーム切換キーが押下（Step 100)から、画像データの値が "0"である黒画像の画像データがカメラデータバッファ 13に入力される（Step 105) までは同様である。 [0063] ズーム切換処理において、カメラデータバッファ 13から出力された画像データが動画像処理部 15で処理されるエンコード用である場合（Step 300、 200)、動画像処理部 15はカメラデータバッファ 13から出力された画像データに対してデータ値を 0に変換し（Step 301)、その後ビデオエンコードする（Step 201)。

[0064] 一方、ズーム切換処理において、カメラデータバッファ 13から出力された画像データが表示データバッファ 16に入力される場合（Step 300、 106)、カメラデータバッファ 13に入力された画像データは、表示データバッファ 16に出力されて保持される力異常画像排出時間が終了するまで表示画像データは表示データバッファ 16に溜められ、表示部 14では画像データが更新されずに前画像データが表示される（St ep 107)。

[0065] タイマーの計測時間が異常画像排出時間となると（Step 108)、表示部 14のデータの更新を再開し（Step 109)、表示データバッファ 16内に溜められた最新の画像データを表示部 14に連続転送し、最新データに上書きする（Step 110)。そして、表示部 14は、表示データバッファ 16から転送された画像データを表示する（Step 111)。

このように、第 2の実施の形態によれば、カメラ部内で、異常画面を黒画像の画像データに置き換えられない場合であっても、第 1の実施の形態と同様な効果を得ること力 Sできる。

[0066] 以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな!/、範囲にお!/、て種々の変形が可能である。

[0067] 例えば、上述した実施形態における制御動作は、ハードウェア、または、ソフトゥェァ、あるいは、両者の複合構成によって実行することも可能である。なお、ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハ一ドウエアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させる力、、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。

[0068] このプログラムは、例えば、記録媒体としてのハードディスクや ROM (Read Only M emory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、フロッピー（登録商標）ディスク、 CD— ROM(Compact Disc Read Only Memory), MO(Magneto op tical)ディスク， DVD(Digital Versatile Disc),磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納（記録）しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供すること力 S可能である。なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、 LAN(Local Area Network),インターネットといったネットワークを介して、コンビユータに有線で転送したりし、コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。

[0069] また、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。

[0070] また、上記実施形態で説明した、送信側のメディア送受信装置と受信側のメディア送受信装置とで構成されるメディア送受信システムは、複数の装置の論理的集合構成にしたり、各装置の機能を混在させたりするように構築することも可能である。

[0071] この出願 (ま、 2006年 11月 28曰 ίこ出願された曰本出願特願 2006— 319506を基礎とする優先権を主張し、その開示を全てここに取り込む。

図面の簡単な説明

[0072] [図 1]図 1は本発明の実施の形態に係るズーム機能付き動画像撮影装置を備えた携帯端末装置としての携帯電話機の構成の要部を示した図である。

[図 2]図 2は第 1の実施の形態に係る携帯電話機において、録画時のズーム切換時の表示画像の処理の動作フローチャートである。

[図 3]図 3は第 1の実施の形態に係る携帯電話機において、録画時のズーム切換時における動画処理の動作フローチャートである。

[図 4]図 4はズーム切換処理時の異常画像を含む前後の 7個の画像フレーム期間の処理を説明する為の図である。

[図 5]図 5は第 2の実施の形態に係る携帯電話機において、録画時のズーム切換時における表示画像の処理及び動画処理の動作フローチャートである。符号の説明

10 カメラ部

11 キー操作部

12 CPU

13 カメラデータノッファ

14 表示部

15 動画像処理部

16 表示テータノくッファ

Claims

請求の範囲

[1] ズーム機能付き動画像撮影装置であって、

ズーム切換処理により画像異常が発生した場合、異常発生直前のフレームの画像データを、画像異常が回復するまで表示する表示制御手段を有することを特徴とするズーム機能付き動画像撮影装置。

[2] 前記表示制御手段は、前記ズーム切換処理開始時から終了時まで、前記ズーム切換処理開始前にカメラから出力されたフレームの画像データを表示することを特徴とする請求項 1記載のズーム機能付き動画像撮影装置。

[3] 前記ズーム切換処理開始時から終了時まで、前記カメラから出力される画像データに代わる代価画像データを生成する代価画像生成手段を有することを特徴とする請求項 2記載のズーム機能付き動画像撮影装置。

[4] 前記カメラから出力される画像データ、又は、前記代価画像データを画像処理する画像処理手段を有することを特徴とする請求項 3記載のズーム機能付き動画像撮影装置。

[5] 前記画像異常発生時、又は、前記ズーム切換処理開始時から終了時に前記カメラから出力される画像データ又は前記代価画像データは、データ値が 0の黒画像のデータ又はデータ値が 1の白画像のデータのいずれかであることを特徴とする請求項 4 記載の動画像撮影装置。

[6] ズーム切換処理時における動画像の画像処理及び表示方法であって、

ズーム切換処理により画像異常が発生した場合、異常発生直前のフレームの画像を、画像が回復するまで表示することを特徴とする動画像の画像処理及び表示方法

[7] 前記ズーム切換処理開始時から終了時まで、前記ズーム切換処理開始前にカメラ力、ら出力されたフレームの画像データを表示し、

前記カメラから出力される画像データを画像処理することを特徴とする請求項 6記載の動画像の画像処理及び表示方法。

[8] 前記ズーム切換処理開始時から終了時まで、カメラから出力される画像データに代わる代価画像データを生成し、前記ズーム切換処理開始時から終了時まで、前記ズーム切換処理開始前にカメラ力、ら出力されたフレームの画像データを表示し、

前記ズーム切換処理開始時から終了時まで、前記代価画像データを画像処理することを特徴とする請求項 6記載の動画像の画像処理及び表示方法。

[9] 前記画像異常発生時、又は、前記ズーム切換処理開始時から終了時に前記カメラ力、ら出力される画像データは、データ値が 0の黒画像のデータ又はデータ値が 1の白画像のデータのいずれかであることを特徴とする請求項 7記載の動画像の画像処理及び表示方法。

[10] 前記画像異常発生時、又は、前記ズーム切換処理開始時から終了時に前記カメラから出力される前記代価画像データは、データ値が 0の黒画像のデータ又はデータ値が 1の白画像のデータのいずれかであることを特徴とする請求項 8記載の動画像の画像処理及び表示方法。

[11] ズーム切換え処理時における動画像の画像処理及び表示処理のプログラムであつて、

ズーム切換処理により画像異常が発生した場合、異常発生直前のフレームの画像を、画像が回復するまで表示する処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする動画像の画像処理及び表示処理のプログラム。

[12] 前記ズーム切換処理開始時から終了時まで、前記ズーム切換処理開始前にカメラ力、ら出力されたフレームの画像データを表示する処理と、

前記カメラから出力される画像データを画像処理する処理と、

を情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項 11記載の動画像の画像処理及び表示処理のプログラム。

[13] 前記ズーム切換処理開始時から終了時まで、カメラから出力される画像データに代わる代価画像データを生成する処理と、

前記ズーム切換処理開始時から終了時まで、前記ズーム切換処理開始前にカメラ力、ら出力されたフレームの画像データを表示する処理と、

前記ズーム切換処理開始時から終了時まで、前記代価画像データを画像処理する処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項 11記載の動画像の画像処理及び表示処理のプログラム。

[14] 前記画像異常発生時、又は、前記ズーム切換処理開始時から終了時に前記カメラ力、ら出力される画像データは、データ値が 0の黒画像のデータ又はデータ値が 1の白画像のデータのいずれかであることを特徴とする請求項 12記載のプログラム。

[15] 前記画像異常発生時、又は、前記ズーム切換処理開始時から終了時に前記カメラから出力される前記代価画像データは、データ値が 0の黒画像のデータ又はデータ値が 1の白画像のデータのいずれかであることを特徴とする請求項 13記載のプログラム。