WO2007144965A1

WO2007144965A1 - 外部機器制御装置及び情報管理システム並びにそのプログラム

Info

Publication number: WO2007144965A1
Application number: PCT/JP2006/314840
Authority: WO
Inventors: Katsuhide Asanuma
Original assignee: Fugaku Bussan Co., Ltd.
Priority date: 2006-06-13
Filing date: 2006-07-27
Publication date: 2007-12-21
Also published as: WO2007144935A1

Abstract

　本発明に係る情報管理システムは、外部機器（６）を制御するための情報を管理する情報管理システムであって、利用者が個人端末（４）で収集した情報を利用者別に格納する個人別ウォレット領域（９）と、認証された利用者の個人別ウォレット領域（９）に格納された情報の中から外部機器（６）の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段（１６）と、該抽出された外部機器（６）の機能呼び出しに必要な情報に基づき外部機器（６）を制御する手段（２７）とを備えていることを特徴とする。

Description

明細書

外部機器制御装置及び情報管理システム並びにそのプログラム技術分野

[0001] 本発明は、カーナビゲーシヨンや通信カラオケ機器等の外部機器を制御するための外部機器制御装置及び情報管理システム並びにそのプログラムに関する。

背景技術

[0002] 近年、インターネットに代表される通信ネットワークの発展に伴い、この通信ネットヮークを利用して、個人端末上で各種情報を取得できるようになつている。（公知'公用の従来技術に基づき発明したため、本発明に関連する先行技術文献を出願人は知らない。）

[0003] し力しながら、従来、個人端末上で取得した情報を、カーナビゲーシヨン、通信カラオケ機器、或いは店頭のサービス広告表示ディスプレイ等のデータベース型の入力システムを持つ外部機器で利用する場合には、それらの情報を一旦、メモ用紙等に記録して、再度、外部機器に入力する必要があつたため、情報の利用に手間が掛かるといった問題があった。さらにまた、大量の情報を取得した場合には、外部機器への入力は、事実上不可能であった。

[0004] 本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、利用者が個人端末で取得した情報を容易に外部機器に利用することのできる外部機器制御装置及び情報管理システム並びにそのプログラムを提供することを目的とするものである。発明の開示

[0005] 本発明は、通信ネットワークを介して個人端末と接続され、外部機器を制御するための外部機器制御装置であって、個人端末を経由して入力された画面情報又は該画面情報に関連付けられたファイルの中から前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段と、該抽出された前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報に基づき前記外部機器を制御する手段とを備えていることを特徴とする。

[0006] また、本発明に係る外部機器制御装置は、前記個人端末と一体化されて!/ヽてもよい。 [0007] また、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報は、ハイパーリンク化されて画面に表示され、該画面上でハイパーリンク化された情報を前記利用者が選択することにより、前記外部機器が制御されていてもよい。

[0008] さらに、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報は、該情報の呼び出し順序を指定する情報を含んでおり、前記呼び出し順序を指定する情報を判別し、該呼び出し順序に従って前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を呼び出してもよい。

[0009] さらにまた、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、利用者が個人端末で収集した文字列情報力抽出したキーワードをその出現率と共に格納する個人嗜好キーワードファイルのキーワードと所定のキーワードとのマツチング処理を行い、該マッチング処理によりマッチングしたキーワードをその出現率の高、順に優先的に抽出してもよ、。

[0010] さらに、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、利用者が個人端末で収集した文字列情報力抽出したカテゴリーをその出現率と共に格納する個人嗜好カテゴリ一ファイルのカテゴリ一と所定のカテゴリ一とのマッチング処理を行い、該マッチング処理によりマッチングしたカテゴリーをその出現率の高い順に優先的に抽出してもよい。

[0011] さらに、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、利用者が個人端末で収集した文字列情報にメタ情報が付加され、ユーザー別に階層化された要素を有するユーザー別データベースの要素と所定のキーワードとのマツチング処理を行い、前記マッチング処理によりマッチングした要素を抽出してもよい。

[0012] また、本発明は、外部機器を制御するための情報を管理する情報管理システムであって、利用者が個人端末で収集した情報を利用者別に格納する個人別ゥォレット領域と、認証された利用者の前記個人別ゥォレット領域に格納された情報の中から前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段と、該抽出された前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報に基づき前記外部機器を制御する手段とを備えてヽることを特徴とする。

[0013] また、本発明は、通信ネットワークを介して相互に接続された個人端末と管理サーバーと外部機器制御装置とを備えた情報管理システムであって、前記管理サーバーは、前記個人別ゥォレット領域と、前記外部機器に関連する情報を検索、抽出する手段とを備え、前記外部機器制御装置は、前記外部機器を制御する手段を備え、前記外部機器に接続されて、てもよ、。

[0014] さらに、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報は、ハイパーリンク化されて画面に表示され、該画面上でハイパーリンク化された情報を選択することにより、前記外部機器が制御されて、てもよ、。

[0015] さらにまた、個人端末は、画面情報又は該画面情報に関連付けられたファイルの中力も前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する機能を備えていてもよい。

[0016] さらに、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、利用者が個人端末で収集した文字列情報と所定のキーワードとをマッチング処理を行つてもよい。

[0017] さらに、利用者が個人端末で収集した文字列情報力抽出したキーワードをその出現率と共に格納する個人嗜好キーワードファイルを備えており、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、前記個人嗜好キーワードフアイルと所定のキーワードとのマッチング処理を行い、該マッチング処理によりマッチングしたキーワードをその出現率の高、順に優先的に抽出してもよ!/、。

[0018] さらに、利用者が個人端末で収集した文字列情報力抽出したカテゴリーをその出現率と共に格納する個人嗜好カテゴリーファイルを備えており、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、前記個人嗜好カテゴリーファイルと所定のカテゴリーとのマッチング処理を行、、該マッチング処理によりマッチングしたカテゴリーをその出現率の高い順に優先的に抽出してもよい。

[0019] さらに、利用者が個人端末で収集した文字列情報にメタ情報が付加され、ユーザ一別に階層化された要素を有するユーザー別データベースを備えており、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、前記ユーザー別データベースの要素と所定のキーワードとのマッチング処理を行、、前記マッチング処理によりマッチングした要素を抽出してもよい。

[0020] また、本発明は、外部機器を制御するための情報を管理する情報管理プログラムであって、利用者が個人端末で収集した情報を利用者別に個人別ゥォレット領域に格納するステップと、認証された利用者の前記個人別ゥォレット領域に格納された情報の中から前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出するステップと、該抽出された前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報に基づき前記外部機器を制御するステップと

をコンピュータに実行させるための情報管理プログラムである。

[0021] 具体的には、この情報管理システムは、利用者の個人端末上で収集した画面情報および文字列を含むファイル、データ或!、は URL等の各種情報を管理サーバー上の指定した領域に保存すると共に、そのデータを呼び出す HD情報を ICカードその他の記憶媒体や携帯端末の ICチップまたはメモリーに記憶する。そして、その利用者が外出時このシステムに対応する外部機器制御装置の ICチップ読取器やローカルインターフェイスに ICチップその他を接近させることにより IDをその外部機器制御装置に読み取らせ、ネットワーク上の管理サーバーに保存された情報力外部機器の機能呼び出しに必要な文字列を抽出した後 (ハイパーリンク化)、外部機器制御装置のメモリーに保存し、画面に表示し、その画面のハイパーリンクを外部機器制御装置の入力手段から選択、その外部機器の機能を利用するものである。

[0022] 外部機器と文字列 (キーワード)の例としては、カーナビと目的地、経由地を選択するのに必要な施設名称、電話番号、住所、緯度経度や、小売店や旅行代理店、空港等の店頭の商品、サービス、施設案内ディスプレイと施設位置、棚位置、サービス内容表示を選択するのに必要な施設名称、種別、商品分類に該当する語句、商品名、商品コードや、通信カラオケ装置と歌手名、曲名、コードや、オンデマンド式の楽曲演奏機や映像表示機と曲名、映画番組名などが考えられる。

[0023] これにより、利用者は自宅のパソコンで"お気に入り"に登録した HPゃブログの画面情報を個人別ゥォレット領域に移すことによってそこに含まれる商品情報を店頭において表示させ、画面のハイパーリンクを迪つたり、或いは要約された抽出リストから選択したりすることによって商品の所在や価格を知ることができる。

図面の簡単な説明

[0024] [図 1]本発明の実施の形態に係る情報管理システムの構成を示すネットワーク図である。

圆 2]本発明の実施の形態に係る情報管理システムの管理サーバーの構成を示すブロック図である。

[図 3]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、管理サーバーの個人別ゥォレット領域に格納されるデータの例を示す図である。

[図 4]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、管理サーバーの抽出リスト保持部に格納されるデータの例を示す図である。

圆 5]本発明の実施の形態に係る外部機器制御装置の構成を示すブロック図である圆 6]本発明の実施の形態に係る外部機器制御装置のマッチング補助マスターに格納されるデータの例を示す図である。

圆 7]本発明の実施の形態に係る外部機器制御装置のキーワードデータベースに格納されるデータの例を示す図である。

圆 8]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、個人別ゥォレット領域への利用者のデータの収集処理を行う時の動作を示すフローチャートである。

圆 9]本発明の実施の形態に係る外部機器制御装置 3の動作を示すフローチャートである。

圆 10]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、機能呼び出し補助システムの動作を示すフローチャートである。

[図 11]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、ページキーワードフアイルに格納されるデータの例を示す図である。

圆 12]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、個人嗜好キーワードファイルに格納されるデータの例を示す図である。

圆 13]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、個人嗜好カテゴリーファイルに格納されるデータの例を示す図である。

圆 14]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、マッチング結果保持部に格納されるデータの例を示す図である。

[図 15]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、ユーザー別データべースに格納されるデータの例を示す図である。

[図 16]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、データベース化処理を示すフローチャートである。

[図 17]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、分析パラグラフ抽出テーブルの例を示す図である。

[図 18]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、要素種別判定テーブルの例を示す図である。

[図 19]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、抽出部分シソーラスに格納されるデータの例を示す図である。

[図 20]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、ユーザー別データべースの表示例を示す図である。

[図 21]本発明の実施の形態に係る情報管理システムにおいて、マッチング処理を示すフローチャートである。発明を実施するための最良の形態

[0025] 以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。

[0026] (情報管理システムの全体構成）

図 1に示されているように、本実施の形態に係る情報管理システムは、インターネット回線 1等の通信ネットワークを介して相互に接続された、管理サーバー 2、外部機器制御装置 3、個人端末 4と、 LAN回線 5等の通信ネットワークを介して外部機器制御装置 3に接続された外部機器 6と、 IDメディア 7又は携帯端末 8とを備えて構成されている。

[0027] (管理サーバーの構成）

図 2に示されているように、管理サーバー 2は、個人別ゥォレット領域 9、データ保持部 10、抽出リスト保持部 11、カスタマイズドデータ保持部 12、通信部 13、 IDメディア書き込み部 14、システム管理部 15、検索部 16、カスタマイズドデータ作成部 17を備えている。

[0028] 個人別ゥォレット領域 9には、図 3に示されているように、利用者本人の IDと個人情報、端末アドレス、暗証番号、収集登録された HTMLソースコード形式やワープロソフトゃ表計算ソフトのファイル形式での画面情報、或いは URL、管理用のページ番号が登録されるようになっている。この場合、画面情報をそのまま登録する力或いは URLを登録し、必要に応じて呼び出し利用するかについては、領域の容量によって最終的には決定されるが、画面情報は収集した時点での情報が保存され、 URLには最新の情報が絶えず更新されるのが望ましい。また、画面情報をそのまま登録する力、或いは URLを登録するかについては、利用者の意志によって選択できる機能を有していることが望ましい。

[0029] 暗証番号は画面登録時、或いは外部での機能利用時に本人確認のために使用される。なお、個人情報漏洩の危険性を考慮し、この領域には IDと端末アドレス、暗証番号など必要最小限の情報を保持するに止め、画面での個人名表示サービスや配送先指示など個人情報が必要なときには、 ICカードの個人情報を随時利用する形式も考えられる。また、画面情報は利用者個人が主に利用するブログサーバー等外部に保存し、利用時に呼び出す形式を採用することも可能である。

[0030] データ保持部 10には、マッチング時に外部機器制御装置 3より送られたキーワード DB情報やマッチング補助マスター情報が保持されるようになっている。

[0031] 抽出リスト保持部 11には、図 4に示されているように、マッチングで検索されたゥォレット領域とキーワード DBの適合語句リストと対応する外部機器 6の機能呼び出しファィルアドレス、ゥォレット内の該当語句位置情報を含む抽出リストが登録される。ゥォレット内の語句位置情報の検索は、容易であるため、利用時に検索部 16が再検索し、抽出リスト保持部 11には保持しな!、ようにすることもできる。

[0032] カスタマイズドデータ保持部 12には、外部機器 6の利用時のデータにハイパーリンク構造を加えた画面表示データが保存されるようになっている。この場合、外部機器制御装置 3に直接データを送る場合と携帯画面で利用する場合があるが、端末の容量が全データを受け入れられるほど大きくない場合には、利用中、カスタマイズドデータ保持部 12に保持しなくてはならな!、。

[0033] IDメディア書き込み部 14は、 ID登録が申請されたとき、 ICカードの ICチップに登録情報の書き込みを行う機能を備えている。このシステムに利用される ICカードは、加盟店舗で発行される顧客カードの ICチップの情報に付加された IDを利用する力、或いは、利用者の携帯端末 8の ICチップ領域に制御アプリケーションと共に携帯端末 8の通信回線を利用してダウンロードされるようになると思われるため、そのような場合には、この IDメディア書き込み部 14の機能は外部に分散される。そして、店頭で I Dを登録する場合には、外部機器制御装置 3のローカルインターフェイスと ICカードを連繋し、編集用個人端末アドレスを登録し、暗証番号を表示し、入手する。この ID メディア書き込み部 14の機能は、磁力式カード、バーコードカードでも達成可能であり、また、携帯端末 8のローカルインターフェイスを利用する場合には、携帯端末 8にアプリケーションをダウンロードすることによって達成可能である。

[0034] システム管理部 15は、通信部 13を介して入力された情報を各部位に分配し、システムの同期を取るようになって、る。

[0035] 検索部 16は、データ保持部 10のキーワード情報と個人別ゥォレット領域 9の文字列データとを照合し、一致する文字列を検索する機能を備えている。この時に検索された文字列は、キーワード DBの該当する項の情報とゥォレットの文字列位置情報と共にリストイ匕され、抽出リスト保持部 11に送られる。そして、この検索における検索効率を向上させるために、マッチング補助マスター情報が利用される。キーワード DBの項目数はかなり大きくなることが予想されるため、キーワード DBの項目と個人別ゥォレツト領域 9内の文字列とを総当り的に検索するとかなりの計算量になる可能性が高い。そのため、公知の語句解析システムを利用して、固有名詞と普通名詞部位に予め検索用タグを付与すると共にマスター情報に登録されたタグ、属性、文字列の形式、最瀕或いは特徴キーワードを有する部位に検索タグを付与し、そこを優先的に検索する。

[0036] カスタマイズドデータ作成部 17は、抽出リスト保持部 11の語句位置情報を適用して個人別ゥォレット領域 9の該当文字列にハイパーリンクタグと外部機器の参照先を付与した HTMLソースコード形式やワープロソフトや表計算ソフトのファイル形式のカスタマイズドデータを作成し、カスタマイズドデータ保持部 12に送る。なお、検索部 16とカスタマイズドデータ作成部 17の機能は一体であり、ここではステップ毎に個人別ゥォレット領域 9のデータ全体が処理される形式で記述して、るが、一連の機能は語句毎、ページ毎に逐次的に処理されることも可能である。また、検索から外れた語句の再検索要求が外部機器制御装置 3や携帯端末 8から入力された場合は、該当指示語句によるキーワード DBの検索を行い、該当した場合は抽出リストに追加し、再作成されたカスタマイズドデータが外部機器制御装置 3に送られる。

[0037] (外部機器制御装置の構成）

図 5に示されているように、外部機器制御装置 3は、ローカルインターフェイス受信部 18、通信部 19、機器連繋部 20、入力部 21、画像表示部 22、マッチング補助マスター 23、キーワードデータベース 24、入出力情報の管理を行うシステム管理部 25、カスタマイズドデータ抽出リスト保持部 26、制御ファイル領域 27を備えており、画像表示機能と入力機能、ローカルインターフェイス受信機能、通信機能を有している。

[0038] ローカルインターフェイス受信部 18は、登録利用者の IDメディア 7や携帯端末 8からの情報が入力される機能を備えており、情報が入力されると、その情報をシステム管理部 25に送るようになつている。また、接続を確認できる機能を備えている場合には、その接続が絶たれたと!、う情報をシステム管理部 25に送るようになって、る。ローカルインターフェイス受信部 ₁₈は、 _ICカード読取器、磁力式カード読取器、赤外線やブルートゥース受信器、バーコード読取器など力も成り、カード形式の IDメディァに対応してスロット式のホルダーを備えて、てもよ、。

[0039] 通信部 19は、専用回線やインターネットを介して管理サーバー 2と接続し、また、入力を携帯端末 8から行う場合には、コントロールデータを、公衆回線を経由して受け取る機能を備えている。

[0040] 機器連繋部 20は、制御ファイル領域 27の制御命令を、接続回線を通じて外部機器 6に伝達する機能を備えて、る。

[0041] 入力部 21は、表示された画面のハイパーリンク或いは抽出リストの項目の選択情報を入力したり、或いは、再検索する文字列の位置を選択したり、或いは、利用の終了を入力したりする機能を備えている。また、リモコン形式のポインタゃタツチパネル、通常のキーボードやマウスであってもよい。さらに、携帯端末 8とローカルインターフェイスゃ通信回線を利用して連繋し、ポインタの移動や各種選択を行うように構成してもよい。

[0042] 画像表示部 22は、カスタマイズドデータの内容および抽出リストを表示し、選択可能な文字列を強調表示するようになって!/、る。外部機器 6と画面を共有する場合には、選択後の操作画面も表示されるようにすることもできる。携帯端末 8から操作する場合には、携帯端末 8の種類に応じて操作の凡例がグラフィック表示されるように構成してもよい。さらに、通常の WEB閲覧機能を備えていてもよぐその場合、表示されたデータをノヽィパーリンク化することもできる。

[0043] マッチング補助マスター 23には、図 6に示されているように、キーワードデータべ一ス 24に登録された文字列を個人別ゥォレット領域 9中のソースコードから検索するため、その機種のキーワード対象となる文字列が頻出するデータ中の位置を指し示すデータが含まれている。マッチング補助マスター 23に登録されたタグ、属性、文字列および文字列形式を持つ部分を予め個人別ゥォレット領域 9中から検索しておくことによって検索効率を向上させることができる。例えば、ハイパーリンクや強調指定属性、ゥォレット用の検索タグ、電話番号や商品コード、住所などの文字列形式、或いは空白で囲まれた文字列、 ¥記号を付与された数字文字列の前後の文字列、キーワード中の頻出文字列などである。また、計算量の制限のため、項目ごとに優先順位のクラスを指定しておくこともできる。

[0044] キーワードデータベース 24には、図 7に示されているように、制御ファイルのァドレスと組になった機器制御用の文字列のリストが含まれて、る。対象となるファイルのァドレス指定による起動か或いは対象ファイルの機能によってはアドレスの他にォプシヨン命令の文字列がリストに含まれる場合もある。検索対象が大きくなつたときのためにリスト中の検索優先順位を設定することもできる。例えば、外部機器 6がカーナビの場合には、地名、駅、病院などの施設名、住所、外部機器 6が店頭ディスプレイの場合には、商品名、商品コード、ツアー名や旅行先、外部機器 6がカラオケ機の場合には、曲名や歌手名、入力コードなどがキーワードとして登録される。

[0045] カスタマイズドデータ抽出リスト保持部 26には、管理サーバー 2により作成された力スタマイズドデータと抽出リストが格納されるようになっている。カスタマイズドデータは、ソースコードとそれに付加されたリンク用のタグと制御ファイルのアドレス力も構成されている。

[0046] 制御ファイル領域 27には、外部機器 6の制御用の各種制御ファイルが納められている。該当する文字列の入力があるとキーワードデータベース 24により関連付けられた制御ファイルが起動し、制御ファイルが外部機器 6において実行される。実行時の文字列に関するオプション命令の選択画面が表示されることもある。例えば、外部機器 6がカーナビの場合には、目的地や経由地に文字列の指し示す施設や地点が登録され、外部機器 6が店頭用のディスプレイの場合には、在庫情報と棚位置、商品に関する広告商品情報が表示され、外部機器がカラオケ機の場合には、該当する歌の予約登録がなされる。

[0047] なお、上記した管理サーバー 2や外部機器制御装置 3の機能は、その個別のシステムに最適なように別な形で配分、或いは外部機種ごとのキーワードデータベース 2 4やマッチング補助マスター 23を備えた外部機器 4の総合管理サーバーなどに機能分散することも可能である。

[0048] (個人端末の構成）

個人端末 4は、 WEB閲覧機能力ワープロソフトなどによる文章入力機能を備えた P Cもしくは携帯端末、 PCDなど、インターネットや大規模ネットワークシステムの情報閲覧機能を備えた情報端末全般を含んでおり、ファイルの形で保存された HPのソースコードやワープロ表計算ソフト画面、ネット上のアドレス情報を管理サーバー 2に送信するプログラムを備えている。このプログラムは、単独のアプリケーションであるか、或いはその他のソフトウェアの一部の機能として個人端末 4に格納される力他のソフトの WEB閲覧機能を利用して、制御ファイルの検索抽出機能を持たせ、サーバー画面の機能として実行することも可能である。また、個人の認証を必ずしも前提としない構成の場合には、外部機器制御装置 3の一部として、画像閲覧機能と一体になつた形を取ることちでさる。

[0049] (IDメディアの構成）

IDメディア 7は、 ICチップや磁気カード、バーコード情報などに利用者の IDが記録され、外部機器制御装置 3によって読取り可能なものである。そして、この IDメディア 7には、付加的な個人情報、氏名や配送先住所、メールアドレスなどの情報が記憶される場合もある。また、ショップなどの顧客カード、ポイントカードの付加価値機能として、それらのカードと同一媒体上に記録されることもある。また、この IDメディア 7にフラッシュメモリ等で記憶機能を付与し、個人別ゥォレットデータをここに格納し、直接外部機器制御装置 3に入力する形としても良い。

[0050] (携帯端末の構成）

携帯端末 8は、個人端末 4、 IDメディア 8、外部機器制御装置 3の表示及び入力機としての機能を代行することができる。そして、携帯端末 8は、 ICチップ等、ローカルインターフェイスが搭載されていれば、 IDの登録等を通信回線経由で行うことができる。また、携帯端末 8は、単独で外部機器制御装置 3の表示及び入力機能を代行する場合、抽出リスト等の簡略された項目が表示されるが、大きな画面のある外部機器制御装置 3と併用する場合には携帯端末 8の画面に入力するための凡例などが表示されるように構成してもよ、。

[0051] (データ）

本実施の形態において扱われる画面情報は、通常の想定は HP表示用の HTMLソースコードであるが、ワードプロセッサや文字表示ソフトの作成ファイル、表計算ソフトなど、その他のアプリケーションの表示画面など、画像データではなく文字列情報がコードとして記録されている表示用ファイルであれば適用可能である。なお、本明細書中で言う文字列情報とは、後述する各処理過程やその他の構文解析、文章構造解析手法によって構造化された文章中から抽出され、文章閲覧者が一つの意味の塊と認識するであろうと想定される単語或いは文章等の文字情報を含む概念である

[0052] そして、個人端末 4からは、外部機器制御装置 3に登録された情報の閲覧や修正、外部機器制御装置 3で検索すべきページの指定、指定した文字列への検索用タグの付加、及びその他の一般の編集を行うことができる。但し、内容の編集は外部機器制御装置 3上にソースコードまで登録されているページ情報に限られる。また、外部機器制御装置 3からもカスタマイズドデータについて同様の編集および再検索の指示を行うことができる。そして、再検索は、ページ全体或いは特定の文字列を指定して行うことができる。

[0053] (フリー閲覧機能）

外部機器制御装置 3にインターネットの自由な閲覧機能が存在する場合、利用者の閲覧中に該当ページの検索を要求することができる。検索要求が入力されたぺージのソースコードは管理サーバー 2に送られて検索され、ハイパーリンクを付与されて外部機器制御装置 3中に返され、カスタマイズドデータ抽出リスト保持部 26の現データに追加される。利用者はそれを個人別ゥォレット領域 9に加えることもできるし (検索前の URL力拾う）、そのまま外部機器 6との連繋に利用することもできる。

[0054] (範囲指定機能）

ノ、ィパーリンクの選択時、ブラウザの機能に複数のリンクを選択できる機能を付カロする。これによつて関連商品の情報を一度に表示したり、カラオケなどで複数の曲を一度に登録できたりするようになる。

[0055] (検索用タグ）

検索用タグは、通常、検索時や再検索要求時に文字列に付与するが、利用者が最初に外部機器 6に実行させたい文字列対応機能がある場合には、個人別ゥォレット領域 9の閲覧時に予め指定しておくことができる。また、 HP作成者も外部機器 6で利用させたい文字列対応機能がある場合には、 HTMLデータに検索用タグを仕込んでおくことができる。この場合、タグに含まれる識別用の隠れた文字列をキーワードとすることで、効率的に利用者を誘導することができる。検索用タグはハイパーリンク指定の記号のリンク先の文字列として置かれる。通常のブラウザでは行き先のないハイパーリンクとして処理されるが、管理サーバー 2の検索部 16では認識され、検索に利用される。

[0056] (画像と音楽、映像ファイル）

外部機器 6の機能に画像や音楽、映像ファイルの再生機能、プラグインファイルの受け入れ機能がある場合、それらの実行ファイルを検索対象としてもよぐその場合、ノ、ィパーリンクが付与され、閲覧中にファイルを外部機器 6に取り込み、再生することができる。これらのファイルに検索用の識別タグを予め付与しておいた場合には、特定の検索対象文字列が取り込まれるのと同期して取り込み、再生させることができる。カラオケ機器の PV映像と曲名をリンクさせて取り込んだり、逆に商品や風景の画像に商品コードや住所をタグとして取り込んでおけば利用者が画像を選択した時点で商品情報の提示を行ったり、カーナビの行き先として登録することができる。 [0057] (ステップタグ）

ステップタグとは、 HPを情報処理制御装置 3が読み込んだ時点で、自動的に或いはそのページ (或、はページの一部の一連の制御実行情報の連なり）の制御情報の入力を開始する入力が行われた時に、予めタグの種類によって指定した順番でキーワードや HPに添付された画像や音楽、映像、プラグインファイルなどを外部機器に読み込ませる機能であり、外部機器制御装置 3にタグの種別とタグに含まれる読取順や読取条件を判別する機能を付与し、タグを検索するとその読み取り順と読み取り条件によって順にキーワードや各種ファイルを読み込み、外部機器 6の制御を実行する

[0058] この結果、例えばカラオケ機器や DVD再生機に曲名と映像ファイルを括り付けた H P情報を読み込ませ、順番に再生させることやカーナビに旅行経路の各地点の名称と括り付けられた案内情報の表示ファイルを読み込ませ登録地点の付近になると案内ファイルを表示させることが可能となる。これにより、 HPを閲覧して気に入った HPの内容をそのまま外部機器 6で実現できるなど利便性が高めることができる。

[0059] なお、この機能は HTML形式でなぐワードプロセッサやその他の閲覧用ソフトに対応したプログラム形式でも可能である。また、タグはハイパーリンクの参照先、コメント、スクリプトなどの形で HTMLのソースコードに組み込まれる。

[0060] この機能を実行する場合、データ保持部 10にマッチング補助マスター 23の一部のデータとして該当制御機種のステップタグリストが送り込まれる。そして、検索部 16においてデータの照合が行われると、通常のサーチタグのように単純にリンク先の情報に置き換えられるのではなぐ例えば、次に示すように、リンク情報として双方が保持される形となる。

[0061] く a heri^"iw. steptag. O04.name=obusehenotabi，，〉高井鴻山記念館〈/a〉より

<a

herf= A:¥controllshell¥files¥wallet¥keyword/bijutsu ozan steptag: 004 name= " obusehenotabi" >高井鴻山記念館〈/a〉

そして、画面情報のカスタマイズドデータ抽出リスト保持部 26への読み込みが行われると、データ中にステップタグの自動読み込みタグがあるかどうかが検索され、あつた場合、又は入力部 21よりステップタグ実行入力があった場合には、該当ページのカスタマイズドデータ或いは抽出リスト中のステップタグの特徴を持つ部位が順に或いは条件に従って検索され、実行される。この場合、速度を上げるため、或いはバグを防ぐため、ステップタグ実行リスト保持部（図示省略)を設け、全ての特徴のあるタグがー度に検索され、前記ステップタグ実行リスト保持部に送られ、終了条件が存在するかなどの基本的なチェックリストで校正され、実行されるよう〖こすることもできる。

[0062] (個人別ゥォレット領域への情報収集処理）

次に、図 8を参照しつつ、個人別ゥォレット領域への利用者のデータの収集処理を行う時の動作について説明する。

[0063] 個人端末 4において、本システムのアプリケーションソフト（以下「情報管理プロダラム」と言う。）が起動されると（S101)、個人端末 4のディスプレイ上に認証画面が表示される（S102)。この認証画面上において、 ID及び暗証番号が入力され、送信されると、管理サーバー 2において認証作業が行われる（S 103)。その結果、認証された場合には、次のステップ 107に進み、認証されな力つた場合には、前記認証作業が繰り返し行われる。また、この管理サーバー 2における認証の可否情報は個人端末 4 に送信され、その情報が認証の可否のいずれに関する情報であるかが判断される ( S104)。その結果、認証可の情報であると判断された場合には、次のステップ 106に進み、認証否の情報であると判断された場合には、認証画面が再度表示される。

[0064] 次いで、個人端末 4において閲覧中の画面表示ソフトからコピーされた画面情報、ファイル化された画面情報、 URL等の情報が指定され、入力されると (S105)、該情報は、情報管理プログラムに取り込まれ、管理サーバー 2に送信される（S106)。管理サーバー 2に送信されたこれらの情報は、システム管理部 15を経由して、認証された IDの個人別ゥォレット領域 9に送られ、各ページの情報にページコードが付与された後（S107)、個人別ゥォレット領域 9に格納される（S108)。

[0065] (外部機器制御装置の動作）

次に、図 9を参照しつつ、外部機器制御装置 3の動作について説明する。

[0066] 外部機器制御装置 3のローカルインターフェイス受信部より 18を介して、例えば、 I Dメディア 7の HD情報が入力されると（S201)、該 HD情報は、システム管理部 25を経由して通信部 19によって管理サーバー 2に送信され (S202)、管理サーバー 2では、この HD情報に基づき、認証作業が行われる（S203)。その結果、認証された場合には、次のステップ 206に進み、認証されな力つた場合には、前記認証作業が所定回数繰り返し行われる。また、この管理サーバー 2における認証の可否情報は外部機器制御装置 3に送信され、その情報が認証の可否のいずれに関する情報であるかが判断される（S204)。その結果、認証可の情報であると判断された場合には、次のステツプ 205に進み、認証否の情報であると判断された場合には、利用者に対して、再度、 Iひ f青報の入力を促す。

[0067] 次、で、キーワード DB、マッチング補助マスターの内容と外部機器制御装置 3の格納可能量などの必要な性能情報が、外部機器制御装置 3から管理サーバー 2に送信される。管理サーバー 2では、前記性能情報は、通信部 13により受信され、データ保持部 10に格納され、管理サーバー 2は該当する IDの個人別ゥォレット領域 9に対して格納されているデータの送付命令を送る（S207)。該送付命令を受け取った個人別ゥォレット領域 9の該当する IDのデータの内、文字列及びタグ属性情報が、マスター内の情報形式、キーワード情報によって一次検索され、検索部 16によって、検索タグが付与される（S208)。そして、該検索タグ付きの文字列情報とキーワードデータベース 24のキーワードとのマッチングが行われ（S209)、マッチングするかどうかが判断される（S210)。

[0068] その結果、マッチングした場合には、そのキーワードが文字列情報と共に抽出リスト保持部 11に送付され (S211)、抽出リストが作成される（S212)。この時、両方のデータの総量によって総当り式の検索を行うの力一般的な名詞抽出全体、マスターで選別された全体、予め付与された特定の優先属性の付いた検索用タグに限るのかなど、検索部 16の能力に応じて検索タグの付加範囲を限定することもできる。そして、抽出リスト保持部 11では、送付された文字列情報を基に、個人別ゥォレット領域 9内の情報が検索され、制御ファイル領域 27の位置情報を該当位置に付与したカスタマィズドデータが作成され、カスタマイズドデータ保持部 12に格納される（S213)。

[0069] 次いで、カスタマイズドデータ保持部 12に格納された情報を格納するのに十分な容量を外部機器制御装置 3が備えているかどうかが判断される (S214) ₀その結果、外部機器制御装置 3に十分なメモリー容量がないと判断された場合には、前記情報はこのままサービス終了まで保持される (S215)一方、外部機器制御装置 3に十分なメモリ一容量があると判断された場合には、前記情報は通信部 13を経由して外部機器制御装置 3に送信される。そして、外部機器制御装置 3に送られたカスタマイズドデータは、抽出リスト保持部 11の抽出リストデータと共に外部機器制御装置 3の通信部 19を経由してカスタマイズドデータ抽出リスト保持部 26に送信され、格納される (S 216) o

[0070] 次、で、外部機器制御装置 3では、カスタマイズドデータ抽出リスト保持部 26にカスタマイズドデータがあるかどうかが判断される（S217)。そして、カスタマイズドデータ抽出リスト保持部 26にカスタマイズドデータがあると判断された場合には、カスタマィズドデータ抽出リスト保持部 26に格納された情報は画像表示部 22に出力される（S2 18)。一方、前記ステップ 217において、カスタマイズドデータ抽出リスト保持部 26にカスタマイズドデータがないと判断された場合には、管理サーバー 2によって、カスタマイズドデータ保持部 12に格納されている前記情報が外部機器制御装置 3に送信され (S219)、該情報が画像表示部 22に出力される（S218)。

[0071] 次いで、外部機器制御装置 3では、入力部 21からハイパーリンクの選択情報が入力されると (S219)、カスタマイズドデータ抽出リスト保持部 26の該当する情報が参照され（S 220)、制御ファイル領域 27のアドレスに制御ファイルの起動命令が送られる（S221)。この制御ファイルの起動命令は、アドレス指定の起動命令の他、キーヮードデータベース 24のオプション命令で拡張されたオプション付き命令の場合もある。そして、起動命令を受けた制御ファイル領域 27の制御ファイルが起動され、機器連繋部 20を経由して制御ファイルの命令に従って外部機器 6を制御する（S222)。この時、制御の細部の内容を決定するため、実行時の文字列に関するオプション命令の選択画面が表示されることもある。

[0072] 次いで、入力部 21からサービスの終了命令が入力される力、ローカルインターフエイス受信部 18から断線情報がシステム管理部に送られると（S223)、システム管理部 25により、カスタマイズドデータ抽出リスト保持部 26の内容が消去され (S224)、終了情報が管理サーバー 2に送られる。この終了情報を受け取った管理サーバー 2では、抽出リスト保持部 11、カスタマイズドデータ保持部 17、及びデータ保持部 10の内容が消去され (S225)、サービスは終了する。

[0073] (再検索命令処理）

外部機器制御装置 3の入力部 21からカスタマイズドデータの語句の位置を指定した再建策命令、或いは全体の再検索命令が、システム管理部 25に送られると、該再検索命令は、指定文字列、語句位置情報と共に通信部 19より管理サーバー 2に送られる。全体の再検索命令の場合は、検索範囲を拡大して再検索が行われ、指定の再検索命令の場合には、送られた再検索データがシステム管理部 25を経由してカスタマイズドデータ保持部 12に送られる。この時点で、保持データの指定の範囲に検索タグが付けられ、検索部 16においてマッチングが行われ、キーワードと適合するなら抽出リストに追加され、カスタマイズドデータにハイパーリンクが付与され、再びデータが外部機器制御装置 3に送られる。

[0074] なお、上記した実施の形態では、個人端末で収集した画面情報ゃ該画面情報に関連付けられたファイルは、ー且管理サーバー 2の個人別ゥォレット領域 9に格納されるようになっている力通信ネットワークを介して直接、外部機器制御装置 3に送られるよう〖こ構成することちでさる。

[0075] また、上記した実施の形態にぉ、て、外部機器制御装置 3によって外部機器 6の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する場合、以下の機能呼び出し補助システムを使用してもよい。

[0076] (機能呼び出し補助システム）

この機能呼び出し補助システムは、ブックマーク中の頻出キーワードと外部機器制御装置 3を利用して外部機器 6の使用可能性の高い機能を優先的に呼び出すシステムである。このシステムは、個人別ゥォレット領域 9に収集された文書データの文字歹 IJを TF (Term Frequency) - IDF (Inverted Document Frequency)等公知の言語解析システムを利用して解析し、重要キーワード群を出現率 (重み）と組にして取り出し個人嗜好キーワードファイル 31 (図 12参照）を作成する。そして、利用者が外部機器 6 を利用する時に、キーワードデータベース 24のキーワードと個人嗜好キーワードファィル 31 (図 10参照）のキーワードをマッチングし、該当する機能の内、適合率の高い機能を優先的に表示する。これによつて、利用者は、外部機器 6の機能から利用可能性が高いものを見つけやすくなり、素早く所望の機能を利用できるようになる。

[0077] 具体的には、図 10に示すように、先ず、利用者が個人端末で収集した文字列情報から、各ページ中の単語を形態素分析など行い抽出し、その後、外部機器制御装置 3のキーワードデータベース 24のキーワード群を基準にシソーラスを利用して正規表現化する。これは幾つ力の類語を統計処理しやすいよう、また外部機器 6の機能呼び出しの精度を上げるために基準の単語に統一化するものである。

[0078] 次に、抽出した単語の出現数を文書の長さと比較して正規ィ匕し (S301)、出現率（重み）を付与する（S302)。これにまた単語の構文中あるいはソース中の位置ゃフォントの大きさ、タグなどから修正値を付与し、ページ別のページ番号 (URL)を頭に、キーワード、出現率 (重み）を内容としたページ別キーワードファイル 32 (図 11参照 S 303)を作成、保持する。

[0079] 次に、このページ別キーワードファイル 32を他のページ別キーワードファイルと比較、解析する。各単語についてファイル間の一定以上の出現率のページ数をゥォレット中のページ数で正規ィ匕し、また各ページの登録日時、呼び出し回数なども加味した重み修正値をカ卩え、ページ間出現率を付与する（S304)。この時、辞書或いはシソーラスを利用して一般的なカテゴリー情報を付与しても良い。そして、前記キーヮード、重み、カテゴリー情報を内容とした個人嗜好キーワードファイル 31 (図 12参照）が保存され、新規ページ追加時点で更新される（S305)。

[0080] また、個人嗜好キーワードファイル 31のカテゴリー情報を集計してカテゴリーの出現率を計算し (S306)、個人嗜好カテゴリーファイル 33 (図 13参照）を作成してもよ Vヽ（S307)。この個人嗜好カテゴリーファイル 33は個人嗜好キーワードファイル 31内のカテゴリー出現数を個人別ゥォレット領域 9内の文書量で正規ィ匕したものでカテゴリ一名と出現率 (重み)からなる。

[0081] 次に、利用者が外部機器 6を利用する時には、外部機器 6の機能を分類したカテゴリー辞書により個人嗜好カテゴリーファイル 33を参照する力、或いは外部機器制御装置 3のカテゴリー辞書にキーワード項を付与して個人嗜好キーワードファイル 31のキーワードをその外部機器 6に適合するようにカテゴリーを再定義してその出現率を算出する（S308, S309)。そして、マッチングしたカテゴリーがあった場合には、マツチング結果保持部 34 (図 14参照）にその結果を送信する（S310)。

[0082] また、個人嗜好キーワードファイル 31のキーワードとキーワードデータベース 24の機能対応キーワードとをマッチングする（S311, S312)。そして、対応したキーワードがあった場合には、これを (複数のキーワードに一つの機能、或いは複数の機能に一つのキーワードが対応する場合もあるので)機能別に合算若しくは平均、その他の方法で集計し機能ごとの重みを算出し、マッチング結果保持部に送信する（S313)。そして、この結果を基に、外部機器制御装置 3の画像表示部 22は、外部機器 6の機能呼び出し画面において優先表示する機能呼び出し項目を決定する。重みの高い機能やカテゴリーをお勧め項目として別表示したり、 TOP画面の表示項目の内容を決定するのに使用する。また、カテゴリーを選択するとそのカテゴリーに含まれる機能の選択画面が現れる（S314)。

[0083] さらに、上記した実施の形態において、外部機器制御装置 3によって外部機器 6の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する場合、以下の関連インターネット情報呼び出しシステムを使用してもよい。

[0084] (関連インターネット情報呼び出しシステム）

この関連インターネット情報呼び出しシステムは、外部機器 6の利用時に個人別ゥォレット領域 9のデータとマッチングしたキーワード若しくはキーワード群をキーに外部機器制御装置 3からインターネット検索を行い、関連情報を表示し、該当機能利用の為の補助情報を予め得られるようにするシステムである。

[0085] 具体的には、利用者が外部機器 6を利用開始する時、抽出リスト或いは適合キーヮードのキーワードをシソーラスによって類語に拡大し、そのキーワード群によってインターネット検索エンジンを使用して検索結果画面若しくは該当 URL情報を取得する。抽出リスト表示画面には関連情報取得欄を置き、そこが選択されると該当キーヮードに関連する検索結果画面が表示される。或いは URL情報を全結果の上位から集計し、出現率の高、URLをお勧め関連情報として TOP画面や別枠に表示することにしてもよい。

[0086] さらにまた、上記した実施の形態において、外部機器制御装置 3によって外部機器 6の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する場合、以下に説明するユーザー別データベース 41 (図 15参照）を使用してもょ、。

[0087] 本発明では、ユーザーが種々の外部機器 6において同一の個人別ゥォレット領域 9 内の文書情報を利用することが想定されるため、個々の機器内で語句の抽出処理を行う場合、高性能のものから低性能のものまで多様な機器性能が想定され、さらに利用時間の制限のある外部機器 6を利用する時には検索時間や自然言語処理に当り、物の検索、抽出漏れが文書の一括処理機能の利便性を大きく損なう可能性がないとも言えない。

[0088] そこで、本発明においては、管理サーバー 2内の個人別ゥォレット領域 9内で一般的な言語処理及び単語抽出を行い、さらにコンテクスト情報を加えるため、個人ゥォレット領域 9中のホームページのソースコード情報も解析し、メタ情報を付カ卩し、さらに HTML文書中の各単語の見出し、パラグラフ、位置情報及びメタ情報とシソーラスによる意味情報から各単語の関係を階層化、構造化したオントロジー情報を付与した外部機器 9の機能検索用のユーザー別データベース 41を作成する。

[0089] このユーザー別データベース 41は該当する HTMLページ閲覧時には該当部分のリストが常に近くに表示され、また、リスト中の他のページの見出しや単語に飛んだ時は表示されるページもそれに合わせて変化する。さらに、この結果はユーザーの個人端末 4の表示画面中でも確認することができ、ユーザーは、時間の余裕のある時などに、個人端末 4を使用してこの結果を予め修正し、使用度及び有用度が高いと思われる語句情報を抽出登録しておくことができる。そして、この結果は、ページ番号、ホームページ重要度、語句カテゴリーなどの検索用のインデックスを付与して、ユーザ一毎にデータベース化しておく。さらに、ホームページ中のタイトルなどソースコード情報力ホームページのカテゴリー情報等や語句に付与されたタグの識別情報も抽出し、このデータベース 41に登録し、ユーザー別データベース 41を作成する。

[0090] また、ユーザー別データベース 41上に上記したような情報を抽出した後、抽出元ハィパーリンク文書に、ユーザー別データベース 41の作成時に抽出した関係情報を元に関係性毎に識別されるタグ情報を付与する。

[0091] さらに、ユーザーが外部機器 9を使用する時には、ユーザー選択ページが表示されると共に、該当ページのユーザー別データベース 41の内、該当外部機器 9の機能実現に利用できる項目が抽出され、抽出リストが作成されて表示される。さらにこの時、カテゴリーグループ情報力外部機器 9の機能に合わせて新たなカテゴリーグループを形成してよい。リストの各項には該当単語による機能呼び出し機能及びユーザ一別データベース 41により抽出された各関係性の関連単語を階層表示制限に従つて一括表示し、さらに一括選択機能呼び出しする機能が備えられる。なお、この表示は文書構造によって階層化されてもよい。そして、ユーザーがこのリストの一項をボイントすると、ホームページ上及び関連 HPの該当単語及び検索された単語中で関係を定義されたタグ情報を有する各単語が識別可能なように強調表示されると共に、関係するリスト項がプルアップされて表示される。

[0092] (データベース化処理）

以下、図 16を参照しつつ、ユーザー別データベース 41のデータベース化処理について詳細に説明する。

[0093] 先ず、 HTML文書若しくは同様の取り扱いの出来る構造ィ匕文書は、タグによって分節される各要素に分割される（S401)。各要素は文書画面構造中の位置により、グループ化され、分析パラグラフにまとめられる（S402)。この分析パラグラフは、図 17 に示すように、ボディ内の見出しレベル毎に定義され、見出しによる構造ィ匕が行われてヽな、ページに対してはコメントによって要素の並びが構造化されて!/ヽな、か（同構造のタグの連続を判定するなどして、また、下記のリスト判定ルーチンによってコメントの内容を分析し)判定し、構造ィ匕されている場合には見出しとみなす。各見出しに属する各要素はその並び構造によって、分析パラグラフに分類される。分類されたある要素がさらに上の見出しによって更に大きな範囲の分析パラグラフの一部に分類されることちある。

[0094] 図 18に示すように、分析パラグラフに分類された各要素は、それがリスト要素である力パラグラフ要素である力タグの種別、文の構造によって判定される（S403)。文の構造の判定はそれが自然文の段落であるのか、リスト化された各項目であるのかの判定である。句読点により自然文様に分節されているの力、又は主語述語要素を含んだ文なのか、或いは語尾の形態素など形態素分析構文分析による条件式によつて分類判定される。同一分析パラグラフ内の要素の種別は同じでなくてはならない。もし、複数の種別が含まれることになつた場合、その率及び並びによつて分析パラグラフを分割する力少ない種別の要素を多い種別の要素であるとみなすかの判定を行う。同一種別の並びに分割できる場合には別のリスト構造を表して、る可能性が高ぐ交互或いはある順番に各要素が現れる場合には小見出しと説明文である可能性が高い。また、リスト要素を構成する可能性が高い商品名などにも「写るんです」など自然文の特徴を持つものもあり、誤判定される可能性がある。また、自然文の中にハィパーリンクや強調文が散在している構造は全体としてはパラグラフ要素とすることが望ましいため、タグの種別が統一されておらず、改行処理がなされていない並びはパラグラフ要素の集合とする。そして、混在率が一定以上ある場合には並び判定を保持する要素パターンとの適合率を計算し、分割するか、統一するかを決定する（S40 4)。

[0095] この決定がなされた時点において、それがリスト要素の場合にはそのまま分析パラグラフの要素となる（_S405)。また、パラグラフ要素の場合にはそれはー且全てまとめられ形態素分析が行われ各単語が抽出され、文法上の意味しかない頻出単語や助詞が排除され、それが要素とされる。複合語の特徴を持つ単語の並び、及びリスト要素と判定された文章部位はそのまま要素とされる。さらに、上位の要素種別と矛盾する場合は上位のパラグラフ力排除される。

[0096] 各分析パラグラフにおいて、要素は形態素分析され単語が抽出される（S406)。この単語の組同士はシソーラスを適用され、未定義語を除く単語間距離の重み付き完全 N部グラフ (Nは分析パラグラフの要素数)を構成するようグラフ構成計算が行われる（S407)。この中から距離計と各距離が一定値以下の（各部への戻りのな、)経路の集合が抽出されカテゴリーグループを形成する（S408)。この時、複数の判定距離値を有していてもよい。その場合、異なる集合が生成された場合には別のカテゴリーグループとする。また、比較する単語を減らすため構文解析を各要素に行い、重要単語を抽出するようにしてもよい。各要素は複数のグループに属することができる。

[0097] 形成されたカテゴリーグループは、シソーラス上で共通の最も階層の低い上位語の正規形をカテゴリ一として与えられる（S409)。この時、同じカテゴリーを有する同じ分析パラグラフ中のグループは合併される。また、この時、全ての単語が未定義語である要素を有している場合には、便宜上全てのカテゴリーグループに属することになる。但し、周囲に語意推定可能であると思われる要素がある場合には語意推定を行う

。例えば、パラグラフ中の強調、ハイパーリンク要素の場合には自己の含まれる自然文、推定説明文とし、タイトルの場合には直下のパラグラフとし、これにシソーラス定義語が含まれる場合には構文解析し、説明文の場合にはそのカテゴリーを要素の力テゴリーとする。或いは単純に全ての単語の定義カテゴリーを要素のカテゴリ一としても良い。定義のある単独の要素は一つのカテゴリーグループとして構成単語の正規形がカテゴリ一として置かれる。

[0098] さらに、メタ要素にこれらの制御を特定するものがあればそれを援用してもよい。例えば、タイトルやヘッダーの要素中にレシピとあれば食材に関するパラグラフ要素のカテゴリーグループの距離判定値を甘くして付近の料理名と推定されるタイトル要素に関連付けしてもよい。

[0099] 抽出されたカテゴリーグループは上位の見出し要素とカテゴリーの単語間距離を測定して行き距離が一定値以下の見出し群および直上の見出しと関連付けられる（S4 10)。

[0100] このようにしてページ中の処理が終了すると、次に、個人ゥォレット領域 9中の全ての文書のカテゴリーグループのカテゴリーが比較され、図 19に示すように、抽出部分シソーラスを形成する（S411)。同一のカテゴリーを有するグループは関連付けられ、また、シソーラスの類義語、上下位語の関係でカテゴリーグループ相互の関連が定義される。

[0101] この結果、カテゴリーグループの要素を内容として関連付けられたページ内の見出しと抽出部分シソーラスをインデックスとしたデータベースが作成される（S412)。

[0102] (ユーザー別データベースの表示）

個人別ゥォレット領域 9の閲覧時には、図 20に示されているように、該当ページのュ一ザ一別データベース 41の内容が上記タグの付与された HTML画面とそれに画面上で CGI等によって別フレーム若しくは別ウィンドウで HTML表示に連動して表示される。ページが切り替わった場合には表示されるユーザー別データベース 41の内容も対応する HTML画面のものに変更される。表示はヘッダー内容、見出し、グループのカテゴリーが表示され、ポイントされると関連付けられたグループ、グループの要素が表示される。また、その要素のカテゴリーと同じカテゴリーの全文書のグループ、見出しが抽出部分シソーラスを援用して表示される。これらの各項は見出しのレベルによって階層化して表示してもよ、。

[0103] また、ポイントされた項目に関連する HTML中のタグが強調表示される。この強調はフォント、文字の大小、色要素、時間的な点滅などの動きによって表現される。さらに、他のページの同一、類似カテゴリー、単語のデータベース項もポイントによって呼び出せるようにしてもよ!、。ユーザーはこのリストから各機能および関連機能を選ぶことができる。この時、選択機能の充実を図ることもできる。また、タグ情報等既に抽出済みであるので検索効率の向上を図ることもできる。

[0104] (マッチング処理）

以下、図 21を参照しつつ、マッチング処理について詳細に説明する。

[0105] 予め、外部機器 9の機能呼び出し用のキーワードデータベース 24の各項は個人別ゥォレット領域 9のユーザー別データベース 41に対応するようキーワードのカテゴリーを定義し、カテゴリーインデックスを付与する。

[0106] マッチング処理では、先ず、キーワードデータベース 24のカテゴリーインデックスに含まれるカテゴリ一により個人別ゥォレット領域 9のユーザー別データベース 41の該当カテゴリーグループの抽出が行われる（S413)。次に、グループ内の各要素とのマツチングが行われ (S414)、該当要素或いはキーワードを含む要素が抽出され、この要素に機能呼び出し項目が関連付けられる (S415)。そして、外部機器制御装置 3 での表示は、要素が関連付けられた見出し、グループ、要素のみが表示される（S41 6)。また、カテゴリーと対応付けられた機能がある場合にはその項も表示される。

[0107] そして、表示された各項が選択された場合には、その機能が呼び出される。また、グループ単位、見出し単位、カテゴリー単位で機能を呼び出すことも可能である。さらに、チェックリスト形式の選択項を表示し、選択するようにしてもよい。この場合、店頭表示ディスプレイの場合には、関連情報がリスト状あるいは順番に表示され、また、カラオケの場合には、曲が一度に入力でき、カーナビの場合には、目的地が一度に入力される。この時、カーナビの目的地経由地の経路算定機能と連動し、最適な経路を表示させるようにしてもょ、。

[0108] さらにまた、この仕組みに重み付けを行ってもよい。要素の重みの加重を表示順等に利用すれことにより、よく使用する要素を選択しやすい位置に配置することも可能である。

[0109] このように、文書構造によって階層化された表示において、見出しレベルで各文書の機能呼び出し事項を検索した場合、単に文書階層上の下位の事項だけでなぐ意味的に繋がった別見出し、別文書の事項を横断的に呼び出せることになり、また、表示するレベルを制限することによって、情報の混乱を防ぐことが可能になる。また、関連する機能を呼び出す場合、一括、随時問わず検索効率を向上させることができる。さらに、リストを表示する時には関連する HTML文書も同時に表示されるため、 WEB 文書を関連に従って次々と読んでゆく場合にも効率を高めることができる。さらにまた、 HP画面に関連した単語リストの選択と関連情報の表示を行うことができるため、迅速に検索することができる。また、外部のデータベースとの連繋も容易になるため、辞書やウイキぺディア (登録商標)等のネットソースの情報を容易に引き出すこともできるようになる。

Claims

請求の範囲

[1] 個人端末と接続され、外部機器を制御するための外部機器制御装置であって、個人端末を経由して入力された画面情報又は該画面情報に関連付けられたフアイルの中から前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段と、該抽出された前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報に基づき前記外部機器を制御する手段と、

を備えてヽることを特徴とする外部機器制御装置。

[2] 前記個人端末と一体化されている請求の範囲第 1項に記載の外部機器制御装置。

[3] 前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報は、ハイパーリンク化されて画面に表示され、該画面上でハイパーリンク化された情報を前記利用者が選択することにより、前記外部機器が制御される請求の範囲第 1項又は第 2項に記載の外部機器制御装置。

[4] 前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報は、該情報の呼び出し順序を指定する情報を含んでおり、前記呼び出し順序を指定する情報を判別し、該呼び出し順序に従って前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を呼び出す請求の範囲第 1項〜第 3項の、ずれか 1項に記載の外部機器制御装置。

[5] 前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、利用者が個人端末で収集した文字列情報力抽出したキーワードをその出現率と共に格納する個人嗜好キーワードファイルのキーワードと所定のキーワードとのマッチング処理を行い、該マッチング処理によりマッチングしたキーワードをその出現率の高い順に優先的に抽出する請求の範囲第 1項〜第 4項のいずれか 1項に記載の外部機器制御装置。

[6] 前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、利用者が個人端末で収集した文字列情報力抽出したカテゴリーをその出現率と共に格納する個人嗜好カテゴリーファイルのカテゴリーと所定のカテゴリーとのマッチング処理を行い、該マッチング処理によりマッチングしたカテゴリーをその出現率の高い順に優先的に抽出する請求の範囲第 1項〜第 5項のいずれか 1項に記載の外部機器制御装置。

[7] 前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、利用者が個人端末で収集した文字列情報にメタ情報が付加され、ユーザー別に構造化された要素を有するユーザー別データベースの要素と所定のキーワードとのマッチング処理を行い、前記マッチング処理によりマッチングした要素を抽出する請求の範囲第 1項〜第 6項の、ずれか 1項に記載の外部機器制御装置。

[8] 外部機器を制御するための情報を管理する情報管理システムであって、

利用者が個人端末で収集した情報を利用者別に格納する個人別ゥォレット領域と認証された利用者の前記個人別ゥォレット領域に格納された情報の中から前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段と、

該抽出された前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報に基づき前記外部機器を制御する手段と、

を備えてヽることを特徴とする情報管理システム。

[9] 通信ネットワークを介して相互に接続された個人端末と管理サーバーと外部機器制御装置とを備えた情報管理システムであって、

前記管理サーバーは、前記個人別ゥォレット領域と、前記外部機器に関連する情報を検索、抽出する手段とを備え、

前記外部機器制御装置は、前記外部機器を制御する手段を備え、前記外部機器に接続されている請求の範囲第 8項に記載の情報管理システム。

[10] 前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報は、ハイパーリンク化されて画面に表示され、該画面上でハイパーリンク化された情報を前記利用者が選択することにより、前記外部機器が制御される請求の範囲第 8項又は第 9項に記載の情報管理システム。

[11] 前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報は、該情報の呼び出し順序を指定する情報を含み、前記外部機器制御装置は、前記呼び出し順序を指定する情報を判別し、該呼び出し順序に従って前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を呼び出す請求の範囲第 8項〜第 10項のいずれか 1項に記載の情報管理システム。

[12] 個人端末は、画面情報又は該画面情報に関連付けられたファイルの中から前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する機能を備えている請求の範囲第 8項〜第 11項のいずれか 1項に記載の情報管理システム。

[13] 前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、利用者が個人端末で収集した文字列情報と所定のキーワードとをマッチング処理を行う請求の範囲第 8項〜第 12項のいずれか 1項に記載の情報管理システム。

[14] 利用者が個人端末で収集した文字列情報力抽出したキーワードをその出現率と共に格納する個人嗜好キーワードファイルを備えており、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、前記個人嗜好キーワードファイルと所定のキーワードとのマッチング処理を行、、該マッチング処理によりマッチングしたキーワードをその出現率の高い順に優先的に抽出する請求の範囲第 8項〜第 13項のいずれ力 1項に記載の情報管理システム。

[15] 利用者が個人端末で収集した文字列情報力抽出したカテゴリーをその出現率と共に格納する個人嗜好カテゴリーファイルを備えており、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、前記個人嗜好カテゴリーファイルと所定のカテゴリーとのマッチング処理を行、、該マッチング処理によりマッチングしたカテゴリ一をその出現率の高い順に優先的に抽出する請求の範囲第 8項〜第 14項のいずれカ 1項に記載の情報管理システム。

[16] 利用者が個人端末で収集した文字列情報にメタ情報が付加され、ユーザー別に構造化された要素を有するユーザー別データベースを備えており、前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出する手段は、前記ユーザー別データベースの要素と所定のキーワードとのマッチング処理を行、、前記マッチング処理によりマツチングした要素を抽出する請求の範囲第 8項〜第 15項のいずれ力 1項に記載の情報管理システム。

[17] 外部機器を制御するための情報を管理する情報管理プログラムであって、

利用者が個人端末で収集した情報を利用者別に個人別ゥォレット領域に格納するステップと、

認証された利用者の前記個人別ゥォレット領域に格納された情報の中から前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報を検索、抽出するステップと、該抽出された前記外部機器の機能呼び出しに必要な情報に基づき前記外部機器を制御するステップと、

をコンピュータに実行させるための情報管理プログラム。