JP2008537810A - 検索方法及び検索システム - Google Patents

Abstract

ユーザが入力した情報を用いて、インターネット検索クエリに応じて、より有意義な情報を返すシステム及び方法を提供する。検索方法は、複数のユーザ入力に応じてデータベースを管理するステップと、第１の検索クエリに応じてデータベースからの検索結果を表示するステップとを有する。検索結果は、第１の検索クエリに関連する結果リスト及び補足的データを含む。データベースを管理するステップは、例えば、結果リスト内の要素のランクを変更するステップ、結果リスト内の要素の相関性に関連する情報を保存するステップ、結果リスト内のリンクをブロックするステップ及び第１の検索クエリに関連するドキュメントへのリンクを保存するステップの如何なる組合せを含んでいてもよい。補足的データは、検索クエリに関連する１つ以上の概念の記述又はこの概念へのインデクスを含む。

Description

関連出願

本出願は、米国特許法第１１９条（ｅ）項に基づき、２００５年２月２８日に出願された係属中の米国仮特許出願番号第６０／６５７，３７１号、発明の名称、「ユーザが入力した情報を組み込む検索エンジン（Search Engine that Incorporates User-Entered Information）」の優先権を主張する。この文献は、引用によって本願に援用される。

本発明は、検索エンジンに関する。詳しくは、本発明は、ユーザが入力した情報を組み込むことによってインターネットを検索する検索システム及び検索方法に関する。

インターネット検索エンジンは、インターネットに含まれている膨大な情報から、望ましいサイトを発見するように設計されている。ユーザは、自らが探している検索タームを含むクエリを入力することによって、情報を記述する。検索エンジンは、ユーザが探している情報に関連する可能性が高いウェブページを特定するために、様々な相関性に関する演算を用いて、ウェブページのインデクスに対して検索タームを照合する。そして、検索エンジンは、これらのウェブページへのハイパーリンクの格付けされたリストを返し、このリストでは、関連性が高いと判定されたリンクが上位に格付けされる。

検索エンジンを使用するために、各ユーザは、自らが求めている情報を提供するソースへのリンクを含む結果リストを検索エンジンに返させるために、クエリをどのように組み立て、入力するかを自ら考えなくてはならない。以前は、精巧で正確なブールクエリを作成することに熟練した検索の専門家が検索を行っていた。この技術は、報道機関、図書館及び合衆国特許庁等において今も活用されている。しかしながら、インターネットでは、殆どのユーザは、このような技術に通じておらず、通常、特定の論理式を用いず、幾つかの単語を入力するだけで、自らが探している情報を検索エンジンが提供することを望む。

今日の殆どの検索エンジンは、ユーザインタラクション設計のために、関連性に関する他の根拠を分析することによって、正確なクエリなしで関連する検索結果を提供する必要がある。例えば、検索エンジンは、ウェブページの間のハイパーリンクを解析し、又はクエリ内のタームと意味的に類似するタームを含むドキュメントを検索し、又はドキュメントのコーパスに亘って、クエリ内のタームのハイレベルの共起（high level of co-occurrence）を示してもよい。

また、検索エンジンによって返される結果を操作することもできる。ウェブサイトのオーナは、コンテンツ又はメタデータ、若しくは他のウェブサイトから自らのウェブサイトへのハイパーリンクを追加することができ、これにより、ウェブページが、ユーザのクエリへの関連性が高い情報を含んでいなくても、これらのウェブページが結果リストの上位に表示されるようにすることができる。この手法は、検索エンジン最適化（Search Engine Optimization：ＳＥＯ）と呼ばれることも多い。

検索技術に制約があり、検索エンジンが検索を行う際にユーザの意図を把握できないために、検索エンジンが返す結果に対して、ユーザが満足できず、又は不満を抱くことがある。また、ユーザが、偶然、満足できる結果をもたらすクエリを作成した場合、同じ又は同様の検索を望む他のユーザと、そのクエリを共有できるメカニズムは提案されていない。更に、ユーザが、検索エンジンに所望の結果を返させるクエリの構築を試みる際に、他の情報から入力を見直すためのメカニズムは提案されていない。検索エンジンでは、ユーザは、相互に学習を行うことができず、また、他のユーザが実行し、成功した検索を利用することができない。

検索エンジンの目的は、単に、ドキュメントへのリンクのリストを提供することだけではなく、最終的に、クエリに応じて、最も関連する情報へのアクセスをユーザに提供することである。従来の検索エンジンは、主に、コンピュータアルゴリズムによって、関連していると判定されたウェブページへのハイパーリンクの格付けされたリストを提供する。サブジェクトエリアに関する質問の回答を探すユーザは、自らが探している情報を見つけるために、ハイパーリンクによって提供されるウェブサイトを探し回らなくてはならない。検索エンジンは、ウェブサイトへのリンク以外には、サブジェクトに関する情報又は質問に対する直接の回答は返さない。例えば、ユーザが「Calgary Alberta」のクエリを入力しても、結果ページには、「カルガリー市」のウェブページへのリンクを含む従来の結果リストに加えて、位置「北緯５１度１分、西経１１４度１分」及び人口「９２万２３１５人」といった情報が表示されるようなことはない。

更に、現在の検索エンジンでは、同じクエリタームによって記述できる異なる概念間で曖昧さを除去することが困難である。例えば、クエリ「star wars」は、映画「スターウォーズ（Star Wars）」と、「戦略防衛構想（Strategic Defense Initiative）」の両方を指示している可能性がある。例えば、ユーザがクエリを入力した際に、クラスタリング又は意味解析によって、ユーザが検索している概念を判定するアルゴリズムを開発する試みもあるが、この試みも成功しているとは言い難い。ユーザは、クエリに関係する概念の知識を有することが多い。ユーザがこのような関連情報を入力できれば、検索エンジンがユーザが意図する概念と、他の関連する概念との間の曖昧さを除去するための補助となる。また、この情報は、他のユーザがこの概念を理解する助けとなり、この概念に関する情報を検索する処理の補助となる。

本発明は、検索エンジンのユーザから入力を受信し、システムのユーザにより優れた検索結果を提供するシステム及び方法を提供する。本発明では、ユーザのコミュニティが検索に関連する検索結果及び他の情報が生成されるデータベースを管理する。特に、ユーザは、結果リスト内の要素の関連性に関する投票を行い、例えば、関連するウェブサイトへのリンク等の補足的情報を追加し、ユーザが入力した検索ターム及びコンピュータが生成した検索タームを用いて、他の検索を実行することができる。これにより、検索結果は、より関連性が高い情報をユーザに提供できる。

本発明の第１の側面である検索方法は、複数のユーザ入力に応じてデータベースを管理するステップと、第１の検索クエリに応じてデータベースからの検索結果を表示するステップとを有する。検索結果は、好ましくは、第１の検索クエリに関連する結果リスト及び補足的データを含む。データベースを管理するステップは、結果リスト内の要素のランクを変更するステップ、結果リスト内の要素の相関性に関連する情報を保存するステップ、結果リスト内のリンクをブロックするステップ及び第１の検索クエリに関連するドキュメントへのリンクを保存するステップの如何なる組合せを含んでいてもよい。

本発明により、ユーザが関連性が高いと考えるサイトにユーザ自身がタグ付けすることによって、検索結果を格付けでき、この格付けは、ユーザが検索のコンテキスト内にないサイトを閲覧しているときにも行ってもよく、又は第１の検索における検索クエリ以外のタームをタグ付けしてもよい。

一実施の形態においては、補足的データは、第１の検索クエリに関連する第１の概念の記述を含む。一実施の形態においては、データベースを管理するステップは、第１の概念の記述を追加、編集、及び／又は削除するステップを含む。一実施の形態においては、第１の概念の記述は、第１の概念に関連する第２の概念の記述へのリンクを含む。他の実施の形態においては、補足的データは、第１の概念及び第２の概念の一方又は両方に関連する概念のリストへのインデクスを含む。第２の概念は、第１の概念のサブカテゴリ、第１の概念の共起、出現が第１の概念の出現に統計的に関連する概念のうちの何れかであってもよい。第１の概念と第２の概念との間の関係は、所定の基準、ユーザが入力したカテゴリ及び統計的関係のうちの１つを選択することによって決定してもよい。

他の実施の形態においては、補足的データは、第１の検索クエリに関連する第２の検索クエリを自動的に実行するリンクを含む。第２の検索クエリのタームは、ユーザによって入力してもよく、コンピュータが決定してもよい。コンピュータが決定するタームは、第１の検索クエリのタームを含むドキュメントにおけるタームの共起、第１の検索クエリのタームを含むドキュメントにおけるタームの位置、及び第１の検索クエリのタームを含むドキュメントにおけるタームの出現の頻度の何れかから導出してもよい。一実施の形態においては、検索方法は、中断基準を用いて、ユーザによるデータの入力を中断させるステップを更に有する。

本発明の第２の側面である検索方法は、検索エンジンにクエリを発するステップと、検索結果リストを生成するステップと、クエリに関連する補足的情報を検索するステップと、検索結果リスト及び補足的情報を含む結果ページを表示するステップとを有する。ここで、ユーザ入力は、検索結果リスト及び補足的情報の少なくとも１つを変更するために用いられる。

本発明の第３の側面である表示方法は、複数のユーザのうちの第１及び第２のユーザからの入力に関連する検索結果を表示する表示方法において、第１のクエリに応じて、最初に、検索結果を生成するステップと、第１のユーザから入力を受信するステップと、第１のユーザからの入力に応じてデータベースを変更するステップと、第１のクエリに関連する第２のクエリを受信するステップと、データベースから生成された第２の検索結果を第２のユーザに表示するステップとを有する。

本発明の第４の側面である検索システムは、第１の検索クエリのタームに関連する検索結果及び補足的情報を表示するウェブサーバと、データベースにクエリを発し、ユーザクエリに応じて検索結果リストを提供する検索エンジンと、複数のユーザ入力に応じて補足的情報を管理するコンテンツマネージャとを備える。検索システムは、好ましくは、第１のデータコンテンツマネージャに接続され、補足的情報を保存する第１のデータ保存装置を更に備える。

一実施の形態においては、コンテンツマネージャは、複数のユーザ入力を受信して、補足的情報を更新する。検索システムは、好ましくは、補足的情報を表示する表示領域を更に備える。この補足的情報は、第１の検索クエリに関連する第１の概念の記述を含む。また、補足的情報は、第２の概念の記述へのリンクを含んでいてもよい。一実施の形態においては、コンテンツマネージャは、複数のユーザ入力を受信し、リンクを追加、編集、及び／又は削除する。他の実施の形態においては、コンテンツマネージャは、複数ユーザの入力を受信し、リンクを追加、編集、及び／又は削除する。

他の実施の形態においては、検索システムは、第１の検索クエリに関連する第２の検索クエリを自動的に実行するリンクを表示する領域を更に備える。検索システムは、好ましくは、複数のユーザ入力に基づいて、検索結果を組織化する検索エンジンを更に備える。検索エンジンは、複数のユーザ入力に基づいて、検索結果を格付けすることによって、検索結果を組織化する。検索システムは、ウェブサーバを実行するユーザ機器を更に備えていてもよい。ユーザ機器は、ハイパーテキストトランスファープロトコル及びワイヤレスアプリケーションプロトコルの一方又は両方を用いてウェブサーバと通信する。

本発明の実施の形態は、従来の検索エンジンと異なり、特に、ユーザによって入力された補足的情報を用いて、インターネット検索を行うユーザに対して、より関連性が高い情報を提供する。例えば、本発明では、検索を実行する第１のユーザは、クエリによって参照された概念に関する情報の検索を実行することに関して、ユーザが入力した情報を追加することができる。第１のユーザは、（１）クエリに関連する概念の記述、（２）その概念に関連する検索を実行するためのアドバイス、（３）関連する概念に関するクエリタームへの「ここも参照（see also）」ハイパーリンク、（４）関連する又は提案されたクエリターム、（５）ユーザの彼の検索の結果の関連性に関するフィードバック、又は（６）他の何らかの情報を入力できる。更に、この情報の一部又は全部は、コンピュータアルゴリズム、ウェブクローラ又は他の技術によって生成してもよい。同様の又は関連する検索を実行する第２のユーザは、検索エンジンが提供する結果リストに加えて、この補足的情報を見ることができ、この結果、より有益である可能性が高い検索結果を得ることができる。また、この第２のユーザも、ユーザ入力情報を追加することができる。このように、両方のユーザは、検索のサブジェクトに関連する情報を共有できる。この結果、ユーザのコミュニティは、検索結果を速やかに評価し、検索結果をより正確に使用及び提供するためにユーザを補助する情報を共有できる。

データベースは、検索結果リストを補うために用いられる情報のコーパス、検索インデックスリスト自体、検索のユーザが有用であることを見出したデータ、例えば、データの保存、格付け、ブロック、書込、編集又は削除によって検索のユーザが入力したデータの記録等の任意の組合せを含む。データベースは、１つ以上のデータ保存装置及びシステム内に分散される。また、後述するように、データベースは、ユーザ入力に応じて管理される。

本発明の他の実施の形態では、検索結果は、以下に限定されるものではないが、（１）結果リストのリンクの関連性に関してフィードバックを提供するためのメカニズム、（２）個人的な検索ページ上に表示できるリンクを削減し、又は関連するリンクに投票するためのメカニズム及び（３）検索結果に関係ない又は内容が不快なウェブページへのリンクを「ブロックする」メカニズムを表示するための選択されたアイテムを含む。他の実施の形態では、関連する検索ターム及びスポンサー付きのリンクへの表示及びリンクを含む。

以下の説明では、「検索エンジン」という用語は、クエリが入力され、電子文書又はウェブページへのハイパーリンクの結果リストを返す装置（又は汎用コンピュータで実行されるプログラム）を意味する。検索エンジンは、コーパス内のドキュメントのインデクス、各ドキュメントの関連性を決定するコード及びアルゴリズム、及び結果リストをユーザに提供するグラフィカルユーザインタフェースを含む。

また、以下の説明において、「クエリ」という用語は、タイピングされ、発話され、既に一組の検索タームを埋め込んだ「リンク」を介して提供され、又は他の何らかのインタフェースによって、検索エンジンに提供される一組のタームを意味する。クエリは、単一の単語、複数の単語又は語句の何れであってもよい。クエリは、質問を表す語句（例えば、「自然言語」によるクエリ）、スペースで区切られたタームの組、又は構造化されたブール表現の何れであってもよい。実際には、クエリは、検索文字を含み又は検索文字に関連する電子文書又はウェブページを検索するために、検索エンジンで用いられるシンボル又は他の如何なる文字を含んでいてもよい。

以下の説明では、「ウェブサイト」という用語は、互いにリンクされ、ワールドワイドウェブで閲覧可能なウェブページの集合を意味する。また、「ウェブページ」という用語は、任意の数のホストからワールドワイドウェブを介してアクセス可能な情報を意味し、これらの情報は、以下に限定されるわけではないが、テキスト、ビデオ、画像、音楽及びグラフィクスを含む。

以下の説明において、「結果リスト」という用語は、ハイパーテキストトランスファープロトコル（Hypertext Transfer Protocol：ＨＴＴＰ）又は以下に限定されるわけではないが、ドキュメントのタイトル、ドキュメントの要約、ドキュメントのキャッシングされたコピーへのリンク、ドキュメントが最後にインデクスを付され又は最後に更新された日時、ドキュメントに関連し、又はドキュメントに含まれる画像、及びドキュメントから抽出された情報を含む各リンクの他の関連する情報と共に、ウェブページ又は他の電子文書にアクセスするための他の何らかのプロトコルを用いてアクセスできるドキュメント又はウェブページを参照するハイパーリンクのリストを意味する。

また、本明細書において、「ドキュメント」という用語は、広義に定義され、通常の意味に加えて、実際に保存されているか、表示の要求に応じて動的に生成されるかにかかわらず、コンピュータファイル及びウェブページも包含する。「ドキュメント」という用語は、テキストを含むコンピュータファイルに限定されず、グラフィクス、オーディオ、ビデオ及び他のマルチメディアデータを含むコンピュータファイルも包含する。

後に詳細に説明するように、検索エンジンは、ユーザによって入力されたクエリを受信し、ユーザが探している情報に関連する可能性が高いウェブページを特定するために、様々な相関性に関する演算を用いて、ウェブページのインデクスに対して検索タームを照合する。そして、検索エンジンは、これらのウェブページへのハイパーリンクの格付けされたリストを返し、このリストでは、関連性が高いと判定されたリンクが上位に格付けされる。本発明に基づく検索エンジンは、ユーザ入力に基づいて結果リストを返し、ユーザは、例えば、ドキュメント又は結果リストに示されたリンクの順序に影響を与える情報をシステムに入力できる。

本発明においては、結果リストを含むページがユーザに提供されると、ユーザは、同じ又は同様のクエリを入力することによって次に検索エンジンにアクセスする他のユーザにも見える補足的情報をページに選択的に追加することができる。

図１は、本発明に基づくクエリに応じて返された結果ページ１００を表示する例示的なグラフィカルユーザインタフェース（graphical user interface：ＧＵＩ）を示している。このＧＵＩによって、ユーザは、クエリタームに関連する１又は複数の概念に関する記述を追加し、編集し、閲覧することができ、及びこの概念に関する情報をどのように検索したらよいかを示すアドバイスを追加し、編集し、閲覧することができる。

結果ページ１００は、クエリタームを挿入するボックス１１０と、クエリタームに関連する概念の記述を表示する領域１２０（以下、説明１２０とも言う。）と、クエリタームに関連する異なる概念の記述を含む領域１３０と、他のクエリタームにリンクする「ここも参照（see also）」リンクを含む領域１４０（以下、「ここも参照（see also）」リンク１４０とも言う。）と、関連するクエリタームを実行するリンクのリストを含む領域１５０と、スポンサー付きのリンクの領域１８０とを備える。また、結果ページ１００は、検索エンジンによって返された結果リストを含む領域１６０（以下、結果リスト１６０とも言う。）を備える。また、領域１６０は、ユーザフィードバックを入力するためのユーザフィードバックメカニズム１７０と、検索エンジンが返す各結果に関連するリンクを削減するメカニズムを備えるアイコン１９０とを含む。後に詳細に説明するように、好ましい実施の形態では、領域１２０、１３０、１４０、１５０は、ユーザによる編集、追加又はこの他の変更が可能であり、同じ又は類似するクエリを実行する他のユーザに情報を表示する。

図１の具体例に示すように、ユーザがボックス１１０内にクエリターム「Ｕ２」を入力し、検索を要求すると、結果ページ１００がユーザに返される。領域１２０は、ユーザによって入力されたクエリターム「Ｕ２」に関連する１つの概念の記述、この具体例では、バンド「Ｕ２」の説明を表示する。領域１３０は、ユーザによって入力されたクエリ「Ｕ２」の異なる概念の記述、この具体例では、Ｕ２偵察機（U2 spy plane）の説明を表示する。領域１５０は、ユーザによって入力され、又はアルゴリズムから導出された、ユーザが検索エンジンに実行させることを望む可能性がある「Ｕ２コンサートチケット」又は「Ｕ２ｉＰｏｄ」等、関連する検索のためのクエリタームを表示する。領域１４０は、例えば、「バンドＵ２」の概念のための「ボノ（Bono）」又は「偵察機Ｕ２」の概念のための「ドラゴンレディ（Dragon Lady）」等、ユーザによって入力され、又はアルゴリズムから導出された、他のクエリタームに関連する概念への「ここも参照（see also）」ハイパーリンクを含む。

領域１６０は、検索の結果だけではなく、ユーザフィードバックメカニズム１７０を含む。ユーザは、ユーザフィードバックメカニズム１７０を用いて、対応するウェブページが、自ら検索を望んでいた情報にどれ程一致していたかを評価できる。換言すれば、領域１６０にリストされた第１のウェブページが、ユーザが検索したロックバンドＵ２に関する関連情報を含んでいる場合、ユーザは、ユーザフィードバックメカニズム１７０を用いて、このリンクを高いスコア（例えば、５つ星）で格付けすることができる。一方、領域１６０にリストされている「Ｕ２」と呼ばれる洋服の型（clothing line）の名称に関する第２のウェブページは、ユーザが検索した概念とは無関係であり、この場合、低いスコア（例えば、１つ星）で格付けすることができる。また、本発明では、バンド「Ｕ２」に興味を有する別のユーザが、後にクエリ「Ｕ２」で検索を行った場合、このユーザに返される結果リストは、第１のウェブページ（５つ星で、格付けされている。）を結果リストの上位に表示し、第２のウェブページ（１つ星で格付けされている。）を結果リストの下位に表示し、又は表示しない。このように、関連性が高い結果だけを上位に表示した結果リストをユーザに提供することができる。結果リスト内のサイトを後に閲覧するユーザは、自らが検索している概念に関連性が高いサイトのみに訪れる可能性が高くなる。このように、結果リストにおけるアイテムの順序は、ユーザフィードバックに基づいて決定され、更に、この順序の決定には、メタデータ及びユーザが入力していない他の情報も利用することができる。

ユーザは、クエリタームに関連する概念に関する説明１２０を追加し、その概念に関してどのように情報を検索するかに関するクエリ又はアドバイスによって、概念に関する何らかの背景情報を提供することができる。また、ユーザは、自らが又は他のユーザが以前に追加又は変更したクエリタームに関連する概念に関する説明を変更し、捕捉し、又は削除することができる。

ユーザは、他の概念が既に入力されていても検索タームに関連する更なる概念の記述を追加することができる。例えば、クエリターム「スターウォーズ」について、あらすじ、俳優及び監督等の情報を含む映画「スターウォーズ」の概念の記述を追加することができる。次にユーザは、領域１３０のリンクをクリックし、同じクエリターム「スターウォーズ」に関連する、例えば「戦略防衛構想（Strategic Defense Initiative）又はＳＤＩ」の異なる概念について説明する記述を追加することができる。

変形例では、本発明に基づいて追加、変更又は削除される概念は、ドキュメントに同時に出現する（co-occur）又は統計的に関連して出現する互いのサブカテゴリ（例えば、サブトピック）である。例えば、概念「オペレーティングシステム」及び「リナックス」は、トピックと関連するサブトピックとの関係にある。また変形例では、概念は、所定の基準、ユーザが入力したカテゴリ及び統計的演算（例えば、概念がドキュメントにどれくらいの頻度で共に出現するか）に基づいて関連していると判定される。

ユーザは、異なるクエリタームに関連する概念にリンクするハイパーリンク又は「ここも参照（see also）」リンク１４０を追加できる。一具体例としてユーザは、映画「スターウォーズ」の概念の「ここも参照（see also）」の領域に、クエリターム「ジョージルーカス」のための脚本家／監督「ジョージルーカス（George Lucas）」の概念へのハイパーリンクを追加できる。更に、ユーザは、「ここも参照（see also）」リファレンスを変更し、追加し、削除することができる。

ユーザは、概念の提案されたクエリを追加することができ、このクエリがクリックされると、検索エンジンにクエリが送信され、関連する補足的情報を含む領域１２０、１４０、１５０を含む結果リスト１６０を含む結果ページ１００が返される。

また、検索エンジンは、コンピュータアルゴリズムを用いて、提案されたクエリタームを生成することができる。例えば、このようなコンピュータアルゴリズムは、ドキュメントを検索し、互いから所定の距離内で又は所定の密度で（すなわち、少なくとも所定時間内に所定数出現する）同じドキュメント内に頻繁に出現する（共起）タームを判定する。この結果、アルゴリズムは、そのタームが関連すると判定し、検索エンジンは、クエリタームを提案として提示する。これに代えて、コンピュータアルゴリズムは、例えば、同義語又はワードの変化形等のクエリタームのリストを維持してもよく、これもまたユーザに提示される。

ユーザは、その概念に関連性が非常に高いと思われるドキュメントへのリンクを追加又は保存することもできる。これは、リンクを手動で入力することによって、又はハイパーリンク又は「セーブ（Save）」のマークが付された、又は例えば、「ブックマーク（Bookmark）」、「タグ（Tag）」又は「お気に入りに追加（Add to Favorites）」等の他のタームで表されるアイコン１９０をクリックすることによって行われる。ユーザが異なれば、どのサイトが関連性が高いかに関する結論も異なるので、本発明に基づくアルゴリズムがリストされたサイトの順序を決定してもよい。一実施の形態においては、アルゴリズムは、「多数決」処理を用いて、最も多くの「票」が投票された（例えば、最も多くのユーザによって「セーブ」された）ドキュメントを結果リストの上位に表示する。

「セーブ」されたドキュメントへのリンクを、検索エンジンが生成する結果リストに表示する場合、アイコン１６５を用いて、このリンクは、ユーザによって投票されたリンクであることを明示することもできる。また各検索結果の下には、結果リストの一部としてリンクを追加したユーザ名を示す「Ｂｙ」エントリ１６７及びユーザがリンクにタグ付けし、又は以前の検索で生成されたタームを示す「タグ」エントリ１６８が表示される。

本発明では、ウェブサイトへのリンクを、（１）結果リスト（アルゴリズムによって生成される。）及びユーザが入力したリンクの２つの独立したリスト又は（２）上述したようにアイコンによってマークされたユーザが入力したリンクを含む１つのリストに統合されたリストとして、２通りの手法で表示することができる。

本明細書に開示した何れの情報も、２人以上のユーザが変更できる。一具体例として、第１のユーザが書込を行い、第２のユーザがこの第１のユーザの書込を変更できる。更に、第１のユーザは、第２のユーザの書込を「元に戻し（revert）」又は再編集できる。如何なる情報を入力するかに関して、２人以上のユーザの意見が異なった場合、これらのユーザは、（例えば、ディスカッションフォーラム、電子メール、インスタントメッセンジャ等の）何らかの手法で通信を行い、対立点を解決し、表示される情報について合意することができる。

２人以上のユーザが、表示される情報について合意に至らなかった場合、これらのユーザは、相互の相違点について、不一致を解決できる「編集者（editor）」に判断を委ねてもよい。「編集者」は、複数のサブジェクト領域に責任を有し、論争を調停する権限を有し、情報を追加又は削除し、最終的には、協力を拒否するユーザをコミュニティから除外することができる。

他のユーザが繰り返し元に戻した情報をあるユーザが入力し続けた場合、そのユーザは、他のユーザが投稿を望まない情報を入力していると推定することができる。例えば、ユーザは、サブジェクト領域における情報を荒し又は劣化させている可能性がある。ある期間内に所定の回数書き直された入力を行ったユーザのアクセスを所定の期間禁止する規則を強制してもよい。この規則は、荒し行為を減少させることを意図する。

ユーザは、ここに開示した特定の種類の情報だけではなく、如何なる種類の情報も入力できる。一具体例として、全ての俳優について、インターネット映画データベース（（公序良俗違反につき、不掲載））におけるその俳優へのリンクを入力してもよい。また、都市について、現在の気温及び天候を示す（公序良俗違反につき、不掲載）ページへのリンクを入力してもよい。また、楽曲について、その楽曲、歌詞、同じアーチストによる他の楽曲を販売するサイトへのリンクを入力してもよく、その楽曲の一部又は全部を再生できるサイトへのリンクを入力してもよい。

なお、本発明に基づく多くの変形例を想到できる。例えば、ユーザが生成したフィードバックは、端末装置からユーザが直接入力するのではなく、ファイルから読み出してもよい。更に、結果ページ１００は、例えば、「ここも参照（see also）」リンク１４０等の領域を表示しているが、本発明に基づき、ユーザが入力した情報を含む結果ページは、図１に示す領域を含む又はこれらの領域以外の領域の如何なる組合せと共に表示してもよい。これらの情報は、検索結果をより判りやすく、正確に、及び有意義にするために用いられる。

図２は、本発明の一実施の形態に基づくインターネット検索アプリケーション２００の動作のフローチャートである。インターネット検索アプリケーション２００によって、ユーザは、システムに情報を入力することができ、他のユーザは、これらのユーザ入力に基づいて、より有意義な検索結果を閲覧することができる。この情報に基づき、特定のクエリに応じて生成された結果リストにおけるドキュメントが格付けされ（例えば、最初に検索エンジンが返した結果の格付けを変更し）、又は同じ又は類似する検索を実行するユーザにとって有意義な情報が追加される。この結果、結果リストは、より有意義な結果、及びクエリの内容に関連する追加的情報が返されるように、ユーザフィードバックに応じて「調整」される。

ステップ２０５では、ユーザは、検索エンジンにクエリを入力する。そして、処理は、ステップ２１０、２２０に進み、これらの２つのステップは、同時に実行できる。ステップ２１０では、検索結果リストが算出され、ステップ２２０では、補足的情報（例えば、図１における領域１２０、１３０、１４０、１５０）が検索される。両方のステップ２１０、２２０から、処理は、ステップ２３０に進み、ここで、結果ページ（例えば、図１に示す結果ページ１００）がユーザに提供される。そして、処理は、ステップ２３０から、ステップ２４０、２５０、２６０、２７０の何れかに進む。

ステップ２４０では、ユーザは、補足的情報（例えば、図１における領域１２０、１３０、１４０、１５０）を追加又は編集できる。これに代えて、ユーザは、ステップ２５０において、提示された検索リンク（例えば、図１の領域１３０）をクリックしてもよく、ステップ２６０において、「ここも参照（see also）」リンク（例えば、図１の領域１４０）をクリックしてもよく、ステップ２７０において、ウェブサイト（例えば、図１の領域１５０内のリンク先の１つ）を閲覧してもよい。処理は、ステップ２４０からは、ステップ２３０に戻り、ステップ２５０、２６０及びオプションであるステップ２７０からは、戻り経路２８０を介して、ステップ２０５に戻る。これに代えて、ステップ２７０からは、ステップ２９０に進み、ユーザがクエリを終了することもできる。

図３は、本発明に基づくシステム３００の構成を示している。システム３００は、ウェブサーバ３１０に接続されたユーザクライアント３０５を備える。ウェブサーバ３１０は、コンテンツマネージャ３２０及び検索エンジン３４０の両方に接続されている。コンテンツマネージャ３２０は、補足的コンテンツを保存するためのデータレポジトリ３３０に接続されている。検索エンジン３４０は、ドキュメントインデクスを含むデータレポジトリ３５０（以下、ドキュメントインデクス３５０とも言う。）に接続されており、更に、データレポジトリ３５０は、インデクス生成器３６０に接続されている。インデクス生成器３６０は、ウェブコンテンツデータベース３７０に接続されており、ウェブコンテンツデータベース３７０は、ウェブクローラ３８０に接続されている。ウェブクローラ３８０は、インターネット３９０を介して、１つ以上のウェブサイト３９９に接続される。

実際の動作では、ウェブクローラ３８０は、インターネット３９０をナビゲートし、ウェブサイト３９９に訪問し、ウェブコンテンツデータベース３７０のデータを収集する。インデクス生成器３６０は、ウェブコンテンツデータベース３７０を用いて、ドキュメントインデクス３５０を生成する。ユーザがユーザクライアント３０５を介してクエリを生成すると、ウェブサーバ３１０は、検索エンジン３４０に検索要求を送信する。検索エンジン３４０は、上述したユーザが生成したフィードバックに基づき、どのウェブページがクエリに最も関連している可能性が高いかを判定して、結果リストを生成する。検索エンジン３４０は、上述のように、ユーザが生成した格付けに基づき、結果リストにおける表示順を決定し、表示される結果リストをユーザに返す。

また、コンテンツマネージャ３２０は、クエリに応じて、概念記述、他の概念記述、「ここも参照（see also）」リンク及び関連するクエリタームを含むデータレポジトリ３３０から、クエリに関連する補足的情報を検索する。これらの情報は、それぞれ、例えば、図１に示す領域１２０、１３０、１４０、１５０に表示される。また、コンテンツマネージャ３２０により、ユーザは、補足的情報を追加し、編集し、削除することができる。ウェブサーバ３１０は、検索エンジン３４０の結果に、コンテンツマネージャ３２０の情報を結合し、これらの情報の組合せをユーザに返す。コンテンツマネージャ３２０は、ユーザが補足的情報を変更したかを判定し、該当する場合、データレポジトリ３３０にこの変更を保存する。同じ又は類似する同様の検索を実行する後のユーザは、新たな情報又は更新された情報を利用できる。

図４は、ユーザ４０５が使用する、本発明に基づくインターネット検索アプリケーションシステム４００のためのハードウェア構成を示している。インターネット検索アプリケーションシステム４００は、インターネット４２０を介してウェブサーバ４３０に接続されるクライアント装置４１０を備えている。クライアント装置４１０は、例えば、以下に限定されるわけではないが、ハイパーテキストトランスファープロトコル（Hypertext Transfer Protocol：ＨＴＴＰ）、ワイヤレスアプリケーションプロトコル（Wireless Application Protocol：ＷＡＰ）等のインターネットプロトコルを用いてウェブサーバ４３０にアクセスし、通信を行うように構成された機器である。クライアント装置４１０は、好ましくは、パーソナルコンピュータである。これに代えて、クライアント装置４１０は、以下に限定されるわけではないが、例えば、ハイパーテキストマークアップランゲージ（Hypertext Markup Language：ＨＴＭＬ）、ハンドヘルドデバイスマークアップランゲージ（Handheld Device Markup Language：ＨＤＭＬ）、ワイヤレスマークアップランゲージ（Wireless Markup Language：ＷＭＬ）等の規格に基づいて情報を提供できる携帯型機器、例えば、携帯電話機又は携帯情報端末（Personal Digital Assistant：ＰＤＡ）を始めとする他の機器であってもよい。

ウェブサーバ４３０は、コンテンツサーバ４４０及び検索サーバ４６０の両方に接続される。コンテンツサーバ４４０は、データ保存装置４５０に接続されており、検索サーバ４６０は、データ保存装置４７０に接続されている。

添付の特許請求の範囲によって定義されている本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、実施の形態を変更できることは、当業者にとって明らかである。

ユーザが入力した情報を含む検索結果のリストを表示する、本発明に基づく、グラフィカルユーザインタフェースを示す図である。 本発明に基づくインターネット検索アプリケーションの動作のフローチャートである。 本発明に基づくインターネット検索アプリケーションを実行するシステムの構成を示す図である。 本発明に基づくインターネット検索アプリケーションシステムの構成を示す図である。

Claims (31)

1. ａ．複数のユーザ入力に応じてデータベースを管理するステップと、
   ｂ．第１の検索クエリに応じて上記データベースからの検索結果を表示するステップとを有する検索方法。
2. 上記検索結果は、上記第１の検索クエリに関連する結果リスト及び補足的データを含むことを特徴とする請求項１記載の検索方法。
3. 上記データベースを管理するステップは、上記結果リスト内の要素のランクを変更するステップを有することを特徴とする請求項２記載の検索方法。
4. 上記データベースを管理するステップは、上記結果リスト内の要素の相関性に関連する情報を保存するステップ、上記結果リスト内のリンクをブロックするステップ及び上記第１の検索クエリに関連するドキュメントへのリンクを保存するステップのうちの１つに対応することを特徴とする請求項２記載の検索方法。
5. 上記データベースを管理するステップは、上記結果リスト内のエントリの相関性に関連する情報を保存するステップ、上記結果リスト内のリンクをブロックするステップ及び上記第１の検索クエリに関連するドキュメントへのリンクを保存するステップに対応することを特徴とする請求項２記載の検索方法。
6. 上記補足的データは、上記第１の検索クエリに関連する第１の概念の記述を含むことを特徴とする請求項２記載の検索方法。
7. 上記データベースを管理するステップは、上記第１の概念の記述を追加するステップ、編集するステップ、及び削除するステップのうちの何れかを含むことを特徴とする請求項６記載の検索方法。
8. 上記第１の概念の記述は、該第１の概念に関連する第２の概念の記述へのリンクを含むことを特徴とする請求項６記載の検索方法。
9. 上記補足的データは、上記第１及び第２の概念の一方又は両方に関連する概念のリストへのインデクスを含むことを特徴とする請求項８記載の検索方法。
10. 上記第２の概念は、上記第１の概念のサブカテゴリ、上記第１の概念の共起、出現が上記第１の概念の出現に統計的に関連する概念のうちの何れかであることを特徴とする請求項８記載の検索方法。
11. 上記第１の概念と第２の概念との間の関係は、所定の基準、ユーザが入力したカテゴリ及び統計的関係のうちの１つを選択することによって決定することを特徴とする請求項１０記載の検索方法。
12. 上記補足的データは、上記第１の検索クエリに関連する第２の検索クエリを自動的に実行するリンクを含むことを特徴とする請求項１記載の検索方法。
13. 上記第２の検索クエリのタームは、ユーザによって入力されることを特徴とする請求項１２記載の検索方法。
14. 上記第２の検索クエリのタームは、コンピュータが決定することを特徴とする請求項１２記載の検索方法。
15. 上記コンピュータが決定するタームは、上記第１の検索クエリのタームを含むドキュメントにおける該タームの共起、上記第１の検索クエリのタームを含むドキュメントにおける該タームの位置、及び上記第１の検索クエリのタームを含むドキュメントにおける該タームの出現の頻度の何れかから導出されることを特徴とする請求項１４記載の検索方法。
16. 中断基準を用いて、ユーザによるデータの入力を中断させるステップを更に有する請求項１記載の検索方法。
17. ａ．検索エンジンにクエリを発するステップと、
    ｂ．検索結果リストを生成するステップと、
    ｃ．上記クエリに関連する補足的情報を検索するステップと、
    ｄ．上記検索結果リスト及び補足的情報を含む結果ページを表示するステップとを有し、
    ユーザ入力を用いて、上記検索結果リスト及び補足的情報の少なくとも１つを変更することを特徴とする検索方法。
18. 複数のユーザのうちの第１及び第２のユーザからの入力に関連する検索結果を表示する表示方法において、
    ａ．第１のクエリに応じて、最初に、検索結果を生成するステップと、
    ｂ．上記第１のユーザから入力を受信するステップと、
    ｃ．上記第１のユーザからの入力に応じてデータベースを変更するステップと、
    ｄ．第１のクエリに関連する第２のクエリを受信するステップと、
    ｅ．上記データベースから生成された第２の検索結果を上記第２のユーザに表示するステップとを有する表示方法。
19. ａ．第１の検索クエリのタームに関連する検索結果及び補足的情報を表示するウェブサーバと、
    ｂ．データベースにクエリを発し、ユーザクエリに応じて検索結果リストを提供する検索エンジンと、
    ｃ．複数のユーザ入力に応じて補足的情報を管理するコンテンツマネージャとを備える検索システム。
20. 上記第１のデータコンテンツマネージャに接続され、上記補足的情報を保存する第１のデータ保存装置を更に備える請求項１９記載の検索システム。
21. 上記コンテンツマネージャは、複数のユーザ入力を受信して、上記補足的情報を更新することを特徴とする請求項１９記載の検索システム。
22. 上記補足的情報を表示する表示領域を更に備え、該補足的情報は、上記第１の検索クエリに関連する第１の概念の記述を含むことを特徴とする請求項１９記載の検索システム。
23. 上記補足的情報は、第２の概念の記述へのリンクを含むことを特徴とする請求項１９記載の検索システム。
24. 上記コンテンツマネージャは、複数のユーザ入力を受信し、上記リンクを追加、編集、及び／又は削除することを特徴とする請求項２３記載の検索システム。
25. 上記コンテンツマネージャは、複数ユーザの入力を受信し、上記リンクを追加、編集、及び／又は削除することを特徴とする請求項２２記載の検索システム。
26. 上記第１の検索クエリに関連する第２の検索クエリを自動的に実行するリンクを表示する領域を更に備える請求項１９記載の検索システム。
27. 複数のユーザ入力に基づいて、検索結果を組織化する検索エンジンを更に備える請求項１９記載の検索システム。
28. 上記検索エンジンは、複数のユーザ入力に基づいて、検索結果を格付けすることによって、検索結果を組織化することを特徴とする請求項２７記載の検索システム。
29. ウェブサーバを実行するユーザ機器を更に備える請求項１９記載の検索システム。
30. 上記ユーザ機器は、ハイパーテキストトランスファープロトコル及びワイヤレスアプリケーションプロトコルの一方又は両方を用いて上記ウェブサーバと通信することを特徴とする請求項２９記載の検索システム。
31. 上記ユーザ機器は、パーソナルコンピュータ、携帯電話機及び携帯情報端末の１つであることを特徴とする請求項２９記載の検索システム。

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