WO2007026522A1 - アスベストを使用した構造物の解体若しくは撤去方法 - Google Patents

アスベストを使用した構造物の解体若しくは撤去方法 Download PDF

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Nippon Poly-Glu Co., Ltd.
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    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/08Wrecking of buildings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • B09B3/0066Disposal of asbestos

Abstract

本発明は、アスベストを含有する建材を使用した建築物等を能率よく安価に、しかも人体に悪影響を及ぼすことなく安全に解体したり、撤去したり、或いは解体した後の廃材を外部へ運搬したりできるようにした方法発明に関するものである。具体的には、所定量のポリグルタミン酸架橋物と水とを混合した水溶液、又はポリグルタミン酸とポリグルタミン酸架橋物と水とを混合した水溶液を被解体物に噴霧又は散布したあと、当該被解体物を解体して撤去したり、或いは解体したあとの廃材を外部へ運搬する。

Description

明 細 書
アスペストを使用した構造物の解体若しくは撤去方法
技術分野
本発明は、 アスベストを含有する建材を用いた建築物やその一部及び機械装置 など (以下、 構造物と総称する) を、 人体に悪影響を及ぼすことなく安全且つ経 済的に解体したり、 撤去したり、 或いは解体した廃材を所定の場所へ搬出又は運 搬できるようにした技術に関するものである。
背景技術
所謂アスベスト (石綿) を使用した建材は、 過去に大量に使用された経緯があ り、 これ等の建材が使用された建築物は、 順次その耐用年数が経過して、 解体の 時期を迎えている。 ところが、 最近アスベストが発がん性を有することが判明し て来た。 特にその中でも、 青石綿や茶石綿は、 所謂強い発がん"生を有するもので あるため、 アスペスト含有建材を使用した構造物の解体時や解体後の廃材等の運 搬時に、 人がアスペストの粉塵を吸い込まないよう対策する必要がある。
そのため、 通常は、 ィ. 作業者に防塵マスクを装着させる方法、 口. 建物全体 をシート状の防塵カバーで覆うと共に、 大量の水を建物に散布して粉塵の飛散を 防止する方法及びハ. 上記ィ及び口の両方法を組み合せて使用する方法が採用さ れている。
し力 し、 上記ィ. の防塵マスクを使用する方法は、.作業者の安全性は確保出来 ても、 大気中に飛散したアスベスト粉塵による悪影響は防止することができず、 人の居住する環境下では到底採用できなレ、工法である。
また、 上記口. の建物全体をシート状のカバーで覆うと共に大量の水を散布す る方法は、 アスペスト粉塵が大気中へ直接放散されるのを防止することは出来る ものの、 a . カバー体の装着等の養生費が高騰したり、 b . 散布水が乾燥してし まうと再ぴアスベスト含有粉塵が飛散する危険があること、 c . 大量の汚染水が 発生するため、 その後処理に多くの費用と手数を要すると云う問題がある。 何故 なら、 汚染水中に混入したアスベスト繊維が、 水の乾燥により再び大気中へ飛散 するからである。
特許文献 1 特開 2 0 0 3— 3 0 0 0 3 7号公報 特許文献 2 特開 2 0 0 5— 1 4 4 3 4 0号公報
発明が解決しょうとする課題
本発明は、 従前のこの種アスペスト含有建材を使用した構造物の解体若しくは 撒去、 廃材の搬出や運搬等に於ける上述の如き問題、 即ちカバー体で構造物を覆 つたり、 粉塵等の飛散を防止するために大量の水を散布する方法にあっては、 養 生費が増加したり、 散布した汚染水の後処理に費用が掛かるうえ、 水の乾燥によ り粉塵の再飛散が起こること等の問題を解決せんとするものであり、 人体に全く 無害な少量の水溶液の散布若しくは噴霧により、 簡単且つ安価に、 アスベスト繊 維を含有する粉塵の飛散を長期に亘つて有効に防止することができるようにした、 アスベストを使用した構造物の解体若しくは撤去の方法を提供することを、 発明 の主目的とするものである。
発明の開示
上記発明の課題を解決するため、 本願の請求項 1の発明は、 所定量のポリダル タミン酸架橋物と水とを混合した水溶液又はポリグルタミン酸とポリグルタミン 酸架橋物と水とを混合した水溶液を被解体物に嘖霧又は散布したあと、 当該被解 体物を解体若しくは撤去することを発明の基本構成とするものである。
請求項 2の発明は、 請求項 1の発明において、 水溶液を嘖霧又は散布し乍ら被 解体物を解体若しくは撤去するようにしたものである。
請求項 3の発明は、 請求項 1又は請求項 2の発明において、 ポリグルタミン酸 架橋物の混合量又はポリグルタミン酸とポリグルタミン酸架橋物の混合量を 0 . 5〜2 w t %とするようにしたものである。
請求項 4の発明は、 請求項 1、 請求項 2又は請求項 3の発明において、 水溶液 の嘖霧又は散布量を、 アスペストを含有する壁面又は床面若しくは屋根面の単位 面積 (m2) 当たり 0 . 5〜1 . 0 1としたものである。
請求項 5の発明は、 請求項 1の発明において、 水溶液を構造物のアスペスト含 有建材を用いた部分の外表面のみへ集中的に散布するようにしたものである。 請求項 6の発明は、 請求項 1又は請求項 2の発明において、 被解体物を建築物、 機械装置並びにこれ等の解体物としたものである。
発明の効果 本発明においては、 ポリグルタミン酸架橋物と水との混合物、 又はポリグルタ ミン酸とポリグルタミン酸架橋物と水の混合物を被解体物の解体作業前又は解体 作業前と解体作業中に亘つて対象物へ散布若しくは噴霧するようにしている。 と ころが、 ポリグルタミン酸架橋物と水との混合物ゃポリグルタミン酸とポリダル タミン酸架橋物と水との混合物は、 適宜の粘性を有するうえ、 高 、保水性と親水 性を具備するものである。 また、 水に混入するポリグルタミン酸やその架橋物は、 生分解性を備えた毒性の全く無いものであり、 水の汚染を生ずる恐れが全く無レ、。 その結果、 構造物の解体前に、 構造物の外表面へ混合物を均等に散布 (又は噴 霧) することにより、 アスペストを含有する建材の表面は粘性を有する親水性の 混合物によって安全に覆われると共に、 建材表面を覆う水皮膜は長期に亘つて安 定状態に保持されることになり、 アスペスト繊維等の飛散が有効に防止されるこ とになる。
また、 構造物の解体中に混合物を散布又は嘖霧することにより、 空気中へ飛散 したアスペスト繊維粒子はほぼ完全に混合物の微粒子内に取り込まれ、 解体され た建材等の外表へ再付着してこれと一緒に外部へ搬出されることになる。
これにより、 アスペスト繊維粒子の大気中への飛散が有効に防止できると共に、 混合物微粒子内に捕集されたアスペスト繊維粒子が、 水の蒸発によって再度飛散 するのが有効に防止される。 尚、 混合物の粘度は通常の水より大であるが、 ボン プ送水に悪影響を及ぼすほどには高くなく、 実用上の問題は殆ど生じない。
更に、 混入するポリグルタミン酸架橋物の量又はポリグルタミン酸とポリダル タミン酸架橋物の量は 0 . 2〜2 . 0 w t %程度で十分であり、 且つポリグルタ ミン酸架橋物自体は高価なものでないため、 極めて経済的にアスペスト繊維の飛 散を防止しつつ含有建材を用いた構造物を解体若しくは撤去することができる。 図面の簡単な説明
図 1 本発明で使用する水溶液の製造装置の一例を示す説明図である。
図 2 本発明で使用するポリグルタミン酸架橋物の原料である τ/—ポリグルタ ミン酸 (PGA) の分子構造図である。
図 3 ポリグルタミン酸架橋物の分子構造図の一例である。
符号の説明 Wは水、 Gはポリグルタミン酸架橋物又はポリグルタミン酸架橋物とポリダル タミン酸の混合物、 Pは水溶液 (水溶性ゲル) 、 1は水供給管、 2はポリグルタ ミン酸架橋物供給管、 3は攪拌機、 4は攪拌タンク、 5は水溶液取出口、 6はカロ 圧ポンプ、 7は噴射ノズルである。
発明を実施するための最良の形態
以下、 図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図 1は、 本発明に係る混合物 (7j溶液) の製造装置の概要を示す説明図であり、 図において 1は水供給管、 2はポリグルタミン酸架橋物供給管、 3は攪拌機、 4 は攪拌タンク、 5は水溶性ゲル取出口、 6は送水ポンプ、 7は噴出ノズル、 Wは 水、 Gはポリグルタミン酸架橋物、 Pは混合物 (水溶液) である。
0 0 2 1 水溶液 Pの製造に際しては、 先ず攪拌タンク 4内へ所定量 (本実施例 の場合 5 t ) の清浄水 Wを注入する。 次に、 所定量 (本実施例の場合 0 . 2〜 2 . 0 %に相当する量) のポリグルタミン酸架橋物 Gを水 W内へ混入し、 これ を攪拌機 3により攪拌 (本実施例の場合約 1 0分) する。 その後、 加圧ポンプ 6 を運転し、 噴出ノズル 7から水溶液 Pを対象物へ向けて噴出する。
前記ポリグルタミン酸架橋物 Gは、 図 2の如き構造を有する γ—ポリグルタミ ン酸 (PGA) と呼ばれるグルタミン酸が直鎖状に重合してできた分子量が数千か ら数百万の天然の高分子化合物の水溶液に、 0線照射等により PGA分子間で架橋 反応を起こし、 より大きな分子量の高分子としたものであって、 分子量が数千万 の網目構造を持つ分子であると想定されている。 尚、 ポリグルタミン酸架橋物 G そのものは図 3の如き構造を有している。 また、 ポリグルタミン酸の全てが架橋 物に変換されているとは限らないので、 この中には出発原料であるポリグルタミ ン酸が若干含まれてレ、る場合がある。
また、 当該ポリグルタミン酸架橋物は、 ポリグルタミン酸に比べて非常に高い 保水性を持っていて、 PGAが自分自身の重さの約 0 . 5倍の水を保持することが できるのに対して、 架橋反応の条件にもよるが、 ポリグルタミン酸架橋物は自身 の重さの 2 0 0 0倍前後の水を保持する能力を持つものである。 尚、 前記図 1に 於いては、 予め水とポリグルタミン酸架橋物とを混合させて、 これを散布するよ うにしているが、 ェジェクタ一式の吸引装置を用い、 水を噴射ノズルへ圧送しつ つ粉末状のポリグルタミン酸架橋物を水内へ吸引混合するようにしてもよレ、。 尚、 前記ポリグルタミン酸は、 図 2に示すように、 グルタミン酸分子の 2つの カルボキシル基の内の γ位のカルボキシル基とアミノ基がアミド結合によってつ ながってできたポリマーであり、 グルタミン酸を原料として枯草菌 (Bacillus subtil is) を初めとする Bacillus属の微生物によって合成される。
実施例 1
先ず、 0. 8w t %ポリグルタミン酸架橋物の水溶液 (ゲル) を形成し、 当該 水溶液 500 0 1を噴出ノズル 7を用いて、 アスペスト含有建材を用いた本造建 築物の室内側外表面及ぴ室外側外表面へ、 単位外表面積当り 0. 8 1の割合 (0 . 8 1 Zm2 ) で約 40分をかけて均一に散布した。
その後、 重機を用いて本造建築物 (構造物) を解体すると共に、 廃材 (木材及 ぴ土砂、 その他の混合物) を重機を用いて運搬車に乗せ、 処理場へ搬送した。 尚、 実施例 1では水溶液 Pをノズル 7から対象物へ向けて直接嘖射散水するよ うにしたが、 噴霧ノズルを用いて噴霧状態で散布するようにしてもよい。
また、 実施例 1ではポリグルタミン酸架橋物の混合率を 0. 8 w t %としてい るが、 当該混合率は 0. 5〜2. Ow t %位が最適である。 混合率が 0. 5w t %以下では、 水溶液のゲルイ匕の程度が低レヽために対象物の外表面を完全に水皮膜 で覆うことが困難となり、 アスペスト繊維の飛散を十分に防止することが困難と なる。
前記混合率が 2. 0^ 1 %を越えると、 水溶液のゲル化の程度が大となり、 水 溶液を噴霧状で放出し難くなる。 そのため、 混合率としては、 0. 5〜2. Ow t %位の間を選択するのが望ましい。
更に、 実施例 1では、 建物の内 ·外表面へ約 0. 8 1 Zm 2の割合で水溶液を 散布するようにしているが、 散布割合は 0. 5〜1. O lZm2位に設定するの が望ましい。
また、 実施例 1では約 0. 8 lZm2の割合で構造物の全外表面へ平均的に水 溶液 Pを散布するようにしているが、 アスペスト含有建材の使用部分が特定され ている場合には、 その使用部分のみへ水溶液 Pを重点的 (若しくは) 集中的に散 布するようにしてもよいことは勿論である。 実施例 2
実施例 1において、 水溶液 Pの散布が完了したあと、 建築物の解体及ぴ廃材の 搬出を行うに際して、 解体中及び廃材の搬出中 (運搬車への積み込み) に、 一定 の時間間隔を置いて水溶液 Pを嘖霧状で対象物の上方から噴霧した。 噴霧量は 5 0〜: 0 0 l Zni i nで、 1回当り 1 5分間、 延 4回 (総量 6 0 0 0 1 ) とした。 上記実施例 2においては、 解体中及び搬出中における粉塵の舞い上がり (飛散 ) をほぼ完全に防止することができ、 目視により飛散状態を認めることが出来な かったことは勿論である。
実施例 3
屋根材のみにアスベスト含有建材を用いた構造物 (鉄骨造建築物) を対象にし て解体着手前に、 外部から屋根部分の外表面及ぴ天井裏から屋根部分の裏面側へ 水溶液 Pを散布した。
そして、 屋根材のみを先に解体し、 これを撤去すると共に、 その後に構造物の 残りの部分を通年の水を散布し乍ら解体、 撤去した。
この実施例 3の場合においても、 大気中へのアスベス ト凝難粒子の飛散はほぼ 無視できる程度に押えることができ、 安全な作業環境を確保することが出来た。 実施例 4
ポリグルタミン酸架橋物と水との混合液の湿潤性を調査するために、 5 0 c m X 1 0 c m X 1 c m (厚さ) の石綿製板体に、 所定量の混合液を均一に塗布し、 塗布後の時間と石綿製板体に残留する混合液量との関係を調査した。
表 1は、 上記湿潤性試験の結果を示すものであり、 水のみを塗布した場合のデ ータも比較のために記載されている。
表 1 湿潤性試験の結果
Figure imgf000009_0001
尚、 ポリグルタミン酸架橋物として二種類の製品 (日本ポリダル製株式会社製 の PGA (HMW) 及び PGA (CL) を使用している。 また、 両者は架橋処理の条件が若 干異なるものの基本的には同一の物質である。
また、 目視による湿潤状態の観察の結果は、 次の通りであった。
a. 水は乾燥が速く、 塗布時に多量のロスが発生した。
b. PGA (HMW) 溶液の場合は、 塗布面が比較的さらさらしていた。
c PGA (CL) 溶液の場合は、 塗布面がどろつとして粘性が高かった。
表 1の実験結果から、 塗布後 120分経過した時点で、 十分な湿潤状態 (即ち、 表面がぬれた状態) を保持しているためには、 湿潤水量 (残留水量) が 10〜 20 c m3位必要であることが判った。
本試験の場合、 テスト試料の容積が 500 cm3 (50 cmX 1 0 cmX l c m) であるから、 体積比による必要な残留量率は試料の容積の 2〜 4 %となる。 また、 試料の外表面積 (約 50 cmX 10 cmX 2 = 1000 cm2) に対し て 30〜 50 c m3の塗布量であれば、 散布後 120分が経過しても 10〜 20 c m 3の湿潤水量を確実に保持できることとなり、 散布すべき外表面 1 m2に対 しては、 約 300 cm3の混合液を散布すれば十分であると云える。
依って、 本願発明においては、 散布時の混合液の付着率や経済性を考慮して単 位面積当り 0. 5 1〜 1. 0 1の割合 ( 0. 5 1〜: L . 0 1 /m2) で混合液を 噴霧することとする。
尚、 前記実施例 1、 実施例 2及び実施例 3において、 構造物の解体により生じた 廃材や土砂類を撤去したあと、 水溶液 Pを含侵した土壌 (構造物床面の直下の土 壌部分) を、 一定の深さに亘つてすき取り除去するのが望ましいことは勿論であ る。
産業上の利用の可能性
本発明は建築及び土木関係産業は勿論のこと、 機械関係や鉱業関係等の産業に おいても利用できるものである。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 所定量のポリグルタミン酸架橋物と水とを混合した水溶液、 又はポリグルタ ミン酸とポリグルタミン酸架橋物と水とを混合した水溶液を被解体物に嘖霧又 は散布したあと、 当該被解体物を解体若しくは撤去することを特徴とするァス べス トを使用した構造物の解体若しくは撤去方法。
2 · 水溶液を嘖霧又は散布し乍ら被解体物を解体若しくは撤去するようにした請 求項 1に記載のアスペストを使用した構造物の解体若しくは撤去方法。
3 . ポリグルタミン酸架橋物又はポリグルタミン酸とポリグルタミン酸架橋物の 混合量を 0 . 5〜 2 w t %とするようにした請求項 1又は請求項 2に記載のァ スベス トを使用した構造物の解体若しくは撤去方法。
4 . 水溶液の噴霧又は散布量を、 アスベス トを含有する壁面又は床面若しくは屋 根面の単位面積 m 2当たり 0 . 5〜1 . 0 1とした請求項 1、 請求項 2又は請 求項 3に記載のアスペストを使用した構造物の解体若しくは撤去方法。
5 . 水溶液を、 構造物のアスベス ト含有建材を用いた部分の外表面のみへ集中的 に散布するようにした請求項 1に記載の構造物の解体若しくは撤去方法。
6 . 被解体物を建築物、 機械装置並びにこれ等の解体物とした請求項 1又は請求 項 2に記載の構造物の解体若しくは撤去方法。
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