JPH03166288A - 粉塵飛散防止剤 - Google Patents

粉塵飛散防止剤

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JPH03166288A
JPH03166288A JP30599889A JP30599889A JPH03166288A JP H03166288 A JPH03166288 A JP H03166288A JP 30599889 A JP30599889 A JP 30599889A JP 30599889 A JP30599889 A JP 30599889A JP H03166288 A JPH03166288 A JP H03166288A
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JP
Japan
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dust
agent
water
scattering
polymeric substance
Prior art date
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Pending
Application number
JP30599889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukikatsu Ootaki
大瀧 幸克
Yoshinori Ishihara
石原 良則
Nobuhisa Kawano
川野 信久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PAAFUETSUKU KK
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
PAAFUETSUKU KK
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野J 本発明は有効成分として増粘作用を有する新規粉塵飛散
防止剤に関する. [従来の技術〕 現代の急速な都市化に伴い、建造物の破壊、建設、道路
工事などが急増しており、その発生する粉塵の飛散によ
る環境汚染が問題になっている.また、人口の都市集中
化に伴い家庭、飲食店、工場などの廃棄物が増大し、そ
こから発生する粉塵や臭気も問題視されている. 従来、道路、運動場、土木工事現場、宅地造戒場等の粉
塵の飛散を防止する方法としては、唯一粉塵発生源への
散水が行われているのみであり、な頻繁な散水は工事の
進捗に多大な支障をきたすのみならず、散水車の終日使
用による経費の増大、多量の散水による流水対策の必要
が生じ、経費および手間のかがらない解決策が望まれて
いる.更に散布された水は地中へ浸透する一方表面付近
は乾燥し易く終日散布し続けなければ効果がない.また
、家庭廃棄物や産業廃棄物処理場においてはまた、家庭
廃棄物や産業廃棄物処理場においては廃棄物上に大量に
盛土をすることによりほこりの飛散や悪臭の拡散を防止
しているが、最近、悪臭を伴う土ぼこりの飛散、ハエ等
の昆虫や有害微生物の発生が問題となっている.これら
の問題を解決すべく種々の試みがなされてさた.Mえば
、水溶性高分子物質からなる固結剤を発泡剤により泡沫
として粉塵表面にのせ、この泡を消泡させることにより
被膜を形或させ、粉塵の飛散を防止する方法(特開昭4
8−38876号公報参照)およびアクリルエマルジョ
ン含有水溶液を散布する方法(特開昭55−36207
号公報参照)、高分子エマルジa冫とエチレングリコー
ル製遺工程で副生する高沸点溜分を併用して散布する方
法(特開昭50−57982号公報参照)などが知られ
ている. [発明が解決しようとする課題] 本発明は上記の問題点を解決しようとするものであり、
その目的とするところは優れた粉塵飛散防止効果を有し
、かつ高い安定性、安全性、経済性を合わせもち、発泡
剤などの特殊な薬剤を使用することなく間便に使用でき
る粉m飛散防止剤を提供することである. [課題を解決するための千段] 本発明者らは増粘剤、ゲル化剤、糊料として使用し得る
高分子物質の水溶性、粘性、保水性を活用することによ
り、上記課題を解決できるとの知見に至り本発明を完戒
したものである.すなわち、本発明は有効成分として増
粘作用を有する高分子物質をき有してなる粉塵飛散防止
剤に関する.本発明における高分子物質とは増粘剤、ゲ
ル化剤または糊料として一般的に使用されるものならい
ずれでもよく、コンニャクマンナン、アラビアガム、カ
ラギーナン、カラヤガム、寒天、キチン、キサンタンガ
ム、グアーガム、結晶セルロース、タマリンド種子多糖
類、α化澱粉、 トラガントガム、ペクチン、ロー力ス
トビーンガム、サイリウムシードガム、澱粉グリコール
酸ナトリウム、澱粉燐酸エステルナトリウムなどの多糖
類およびその誘導体およびゼラチンなどの蛋白質が挙げ
られる.特にコンニャクマンナンは他の高分子物質に比
し優れた増粘性、ゲル形或能、保水性を有することから
本発明に使用した場合好ましい粉塵飛散防止効果を得る
ことができる. 上記高分子物質は、単独でまたは2種以上組み合わせて
使用でき、適用する際は、加水して水和させた状態で散
布する.水和物中の高分子物質の濃度は0.  1〜5
重量%、好ましくは0.1〜2.01量%が望ましい.
0.1重量%以下では充分な飛散防止効果が得られない
し、51量%以上の濃度では粘性が高すぎて散布するこ
とができない.加水して水和させる際は、いわゆるママ
コの生戒を防止するため、粉塵飛散防止剤を予め流動層
式造粒機などにより顆粒状に遺粒した後、水和させるこ
とが望ましい.散布方法は特に限定しないが、散布濃度
の均一性という観点から噴霧するのが望ましい.噴霧器
も特に限定はなく、一般的に噴霧目的で使用できるもの
なら何でもよい.本発明の粉塵飛散防止剤は上記高分子
物質のほかに、界面活性剤、保護コロイド剤、アルカリ
剤、防臭、消臭剤、防腐剤、殺菌剤、殺虫剤などを含有
していてもよい.界面活性剤を添加して乾燥した粉塵発
生源に濡れによる湿潤を図ることにより、粉塵飛散防止
剤水和物をより容易にかつ均一に浸透させることができ
る.界面活性剤としてはボリエチレングリコールラウレ
ートなどが一般的であるが、刺激性、毒性がなく且つ飛
散防止効果を阻害しない限り特にその種類は問わない.
添加量は粉塵飛散防止剤に対し0.  2〜1.  0
重量%が望ましい.コンニャクマンナンなどアルカリ剤
によりゲル化し得る高分子物質を使用する場合、散布後
の粉塵飛散防止効果を高めるために粉塵飛散防止剤に対
して0.  1〜101量%のCa (OH ) 2、
N a tr C O s等のアルカリ剤を添加すると
効果的である.またこの場合はアルカリ剤水溶液および
高分子物質含有水和物を各々別々に散布してもよい.家
庭廃棄物または産業廃棄物処理場において適用する場合
は、有害な微生物、昆虫等の発生あるいは悪臭の発生を
防止する目的で防臭、消臭剤、防腐剤、殺菌剤、殺虫剤
、アルカリ剤などの添加が効果的である.保護コロイド
剤を添加し、被膜形戒性を強化することにより効果を一
層高めることができる. [実施例〕 以下に実施例を挙げて本発明を詳述するが、く実施例1
〉 鉄筋コンクリート造り二階建ての校舎及びその付帯設備
の解体物を除去する作業現場において、解体物移動時に
移動する部分に50リットル/分の水を噴霧しながら作
業を行った.作業終了後および休日においては散水が行
われないため晴天がつづくと放置された解体物から粉塵
が飛散し、風下の周辺住民から多くの苦情が寄せられた
.そこで本発明品を適用した. 2本のドラム缶に各々180リットルの水を注入し、そ
こに97重量%のコンニャクマンナン、2.5重量%の
グアーガムおよび0.51量%の界面活性剤よりなる本
発明の粉塵飛散防止剤(以下本防止剤と称す)を各々0
.9Kg投入して約30分間、30r.  p.  m
.  で撹拌を行い、本防止剤の0.51量%の水和物
を得た.この水和物を(株)n見製作所製HPJ−37
噴n機を用いて、前記の鉄筋コンクリート造り二Fit
建ての校舎及びその付帯設備の解体物の上に、吐出量2
0リットル/分、0.  8リットル/平方メートルの
割合で、450平方メートルの範囲に約20分間均一に
噴霧した. 本防止剤適用後、3日間晴天が続いたが、粉塵の飛散は
認められなかった.またこの間、周辺住民からの苦情も
全くなかった. く実施例2〉 堤防の水門工事現場においては、生コンクリートおよび
機材を運ぶ11とトン車が、堤防上を一日に延べ50台
以上が通行する.浚渫土と壌土が積み固められた当′t
X堤防の上面部は晴天の工事日では車輌通行の度に車輪
による巻き上げ粉塵が発生し、広範囲に飛散するため、
付近の住民から激しい苦情、抗議が寄せられている.こ
れに対処するため、堤防上の長さlOOメートル、輻5
メートルの車輌通行区域に7.5トン散水車で50分お
きに5リットル/平方メートルの割合で散水した.夏季
の晴天日だったため表面付近の水分は直ちに蒸発してし
まい散布20分後には車輌通行(制限時速15キロメー
トル)の都度、粉塵の巻き上げ飛散が発生し、飛散防止
の目的は充分には達せられなかった. 上記堤防の水門工事現場に本発明を適用した.ドラム缶
に180リットルの水を注入し、そこに実施例1に記載
の粉塵飛欧防止剤0.9Kgを添加し、30r.  p
.  m,  で約30分間撹拌を行い0.5重量%の
本防止剤水和物を得た.同様に調整した本防止剤水和物
を入れたドラム缶3本を3トントラックに、 (株)鶴
見製作所製HPJ−37噴n損と共に搭載し、前記の車
輌通行区域に隣接する別の長さ100メートル、輻5メ
ートルの車輌通行区域に、lリットル/平方メートルの
割合で吐出量40リットル/分により15分間噴霧した
.次いて約50分後に、上記と同様に調整したドラム缶
3本分の本防止剤水和物を、同じ区域に対し2度目の噴
霧を行った. 本発明を実施した上記通行域を2時間に制限時速15キ
ロメートルで18台の11トンダンプカーが通行したが
、夏季の晴天日にもかかわらず粉塵の巻き上げ飛散は認
められなかった.く実施例3〉 実施例2と同様に調整した本防止剤水和物180リット
ルに、45gのCa(OH)aをlリットルの水に患濁
して得た懸濁液を添加した水和物を実施例2と同じ条件
で、実施例2における車輛通行区域にl!i接して設け
た別の長さ100メートル、幅5メートルの車輌通行区
域に適用した.4時間に32台の11トンダンプカーが
通行したが粉塵の巻き上げ飛散は認められなかった.実
施例2と比較すると約2時間の粉塵飛散防止効果の延長
がみられた. く実施例4〉 ドラム缶に注入した180リットルの水に、実施例1の
本防止剤1.5Kgを添加し、30r,p.  m. 
 で約30分間撹拌を行って得た水和物に、120g+
7)Ca(○H)2を1.2リットルの水に懸濁して得
た悪濁液を添加、混合し、アルカリ性の水和物を調製し
た.この水和物を、廃棄物の投棄によって埋め立てを行
っている地域内の約200平方メートルの区域に、 (
株)鶴見製作所製HPJ−37噴!i機を用い0.  
9リットル/平方メートルの割合で吐出量20リットル
/分により10分間噴霧した.以後3日間は悪臭を断ち
、ハエなどの害虫の発生は認められなかった.〔発明の
効果〕

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有効成分として増粘作用を有する高分子物質を含
    有することを特徴とする粉塵飛散防止剤。
  2. (2)界面活性剤を含有してなる請求項1記載の粉塵飛
    散防止剤。
  3. (3)高分子物質が水和物の形態であることを特徴とす
    る請求項1記載の粉塵飛散防止剤。
  4. (4)水溶液の形態でアルカリ性を呈することを特徴と
    する請求項1記載の粉塵飛散防止剤。
  5. (5)高分子物質がコンニャクマンナンである請求項1
    記載の粉塵飛散防止剤。
JP30599889A 1989-11-24 1989-11-24 粉塵飛散防止剤 Pending JPH03166288A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007026522A1 (ja) * 2005-08-29 2007-03-08 Nippon Poly-Glu Co., Ltd. アスベストを使用した構造物の解体若しくは撤去方法
JP2007130554A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Mia Kikaku Kk 針状結晶物の処理剤及び処理方法並びに処理装置
JP2007145992A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Nikko Kagaku Kenkyusho:Kk 粉塵飛散防止剤およびそれを用いた粉塵飛散防止方法および無機繊維含有建材の剥離除去処理方法
JP2009189906A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Toyobo Co Ltd アルカリ排水処理剤
JP2019001953A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 鹿島建設株式会社 粉塵飛散防止材、及びその製造方法
KR102190648B1 (ko) * 2020-01-17 2020-12-14 주식회사 에코케미칼 포장도로용 친환경 재비산 미세먼지 저감 조성물

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