WO2007024018A1 - 個人認証装置 - Google Patents

Abstract

　本発明の目的は、個人認証装置の高さ方向を小さくしても画像歪を発生することなく血管パターンを撮像でき、安価に構成できる個人認証装置を提供することにある。　指７の先端部と根元部を搭載する指搭載台２３の下部に指の透過光を横方向に屈折させるミラー８を配置する。ミラー８で横方向に屈折された透過光により指の血管パターンをカメラモジュール４により撮像する。

Description

明 細 書

個人認証装置

技術分野

本発明は、 生体情報を用いて個人を識別する個人認証装置に関 し、 に指の血管パターンを使用 した個' >人認証装置に関する。

背景技術

人間の体を と して利用する生態 m証技術は 、 従来の暗証番号や る管理に比ベ 、 遺失や盗難等によ る不正行使の恐れが少ない こ と か ら 注 目 を集めてレ、る。 特に、 指の血管パタ ーンを用いた個人 ^証は、 心理 的抵抗感が少な ^ 、 ま 7こ 、 生態の 面ではな く 内部の特徴に よ り 認証す る ので 、 偽造が困難と い う利点があ る 0

血管パタ一ンを使用 した個人 証装置は、 指を透過する近赤外線を指 に照射 して透過光を C C D力 メ ラ な どで撮像 し 、 血管部分が近赤外線を 透過 しに < いこ と に よ り 撮像された血管ノ 々 ■ ~ン と 予め登録されている 血管ハタ一ン と の照合を行い 、 個人 n' を行 う 技術であ o

こ の 5 な個人認証装置に レ、ては血管パタ —ンの撮像不能領域を無 く し鮮明な血管パタ ーンを得る ために指の両側に複数個の近赤外線光源 を配置 して指に照射する よ う に している 。 こ の照射光は、 例えば、 下記 の特開 2 0 0 4 - 2 6 5 2 6 9 号公報に記載されてい 。

発明の開示

特開 2 0 0 4 - 2 6 5 2 6 9 号公報の従来技術は指の下部に撮像カ メ ラ を配置している。 カ メ ラ は光軸が短 1 'ヽ と 画角 を大き く する必要がある。 画角 が 6 0 ° 以上になる と 画像歪を発生する > こ のため、 個人認証装置の高さ方向を大き く せざる を得な く なる 個人認証装置の 高さ方向を小 さ く する には特殊 レ ンズを用レ、る必 があ り 高価になる と い う 問 を有す •0 。 本発明の 目 的は 、 個人認証装置の高 さ方向を小 さ < してあ画像歪を発 生する こ と な く 血管パター ンを撮像でき 、 安価に構成でさ る個人認証装 置を提供する こ と にめる。 本発明の特徴と する と こ ろは 、 指の先端部 と根元部を搽载する指搭載 ムの下部に指の透過光を横方向に屈折させる ミ ラ一を配置 し 、

、 へ ラ ―で 横方向 に屈折された透過光に よ り 指の血管ノ タ一 ンを力 メ ラモジュ ―ル によ り 撮像する よ う に した こ と にめる 上ケ ―ス には指の先端部 と根元部を搭載する指搭载ムが形成されてい る 。 撮像部材は、 上部の長手方向両側に光源収納 を形成され 、 また、 最

指搭載台の下部に撮像室を有 してい る 像部材の光源収納室に 手方 向に沿つて複数個の光源が配置されてレヽる 複数個の光源は指搭 台に 搭载された指に两側か ら指を透過する 光を照射する 、

ヽ ラ一は 像部材 の撮像室に傾斜して配置され、 指の透過光を横方向に屈折させる 力 メ ラモジュ ¹ ルは撮像部材の撮像室側面に固定され 、 ヽ ラ一で屈折された 過光に よ り 指の血管パター ンを撮像する 力 メ ラモジュ一ルは 像部 材への固定位置を 整でき る よ う に構成されてレヽる 外部 と a IB制御を行 う 制御モジ ーノレは撮像部材に 脱 S在に保持され ている 。 下ケース は上ケース と 結合さ れ、 撮像部材 、 力 メ ラモジュ ―ル お よぴ制御モジュールを収容す •o 。 本発明は ミ ラーで横方向に屈折した透過光を力 メ ラモジュ ルで撮像 している ので光軸を長 < でき る。 したがって、 個人認証装置の高 さ方向 を小 さ く して あ画像歪を発生する こ と な く 血管パター ンを撮像でき 、 安 価にネ塞成する と ができ る 図面の簡単な説明

1 は、 本発明の一実施例を示す組立斜視図である

2 は、 本発明の一実施例を示す分解斜視図である

3 図は、 本発明の一実施例を示す要部の縦断面図である

第 4 図は、 本発明の一実施例を示す一部破断した断面図 め 。 。

第 5 図は、 本発明の組立説明図であ る。

第 6 図は、 本発明の組立 明図 め る。

7 図は、 本発明の組立 明図であ る。

第 8 図は、 本発明の一実施例におけ る光源の取付け構成図であ る 発明を実施する ための最良の形態

[実施例]

第 1 図 4 に本発明の ―実施例を示す 。 第 1 図は組立斜視図、 第 2 図 は分解斜視図 、 第 3 図は 部の縦断面図 、 4 図は一部破断した断面図 である。

個人認証装置 1 は第 2 図に示すよ う に矩形の上ケース 2 、 撮像部材 3、 撮像部材 3 に固定 された力 メ ラモジュ一ル 4 、 像部材 3 に保持されて いる制御モジュ一ル 5 及ぴ上ケース 2 と結合 される矩形の下ケース 6 か ら構成 されている 。 上ケ ス 2 と 下ケ一ス 6 の間に撮像部材 3 (カ メ ラ モジユ ール 4 、 制御モジュ —ル 5 を含む ) を挟み下ケース 6 の四隅に設 けたネジ座 6 1 か らネジ (図示せず） を螺合 し上ケース 2 と ネジ結合す る と、 撮像部材 3 は上ケース 2 と下ケ ス 6 に収容固定され、 1 図に 示すよ う に組立て られる。

上ケ ―ス 2 には半円形状の凹溝 2 1 が形成され 、 凹溝 2 1 の 手方向 の 2箇所に指先端部搭載台 2 2 と指根元部搭

ム 2 3が形成されてレ、る 指先端部搭载台 2 2 は透明材で形成され 、 第 3 図に示す指 7 の位置決め と後述する案内ラ ンプ 5 1 の点灯状態を ¾示する 指先端部搭载ム 2 2 と指根元部搭载台 2 3 の間の溝 2 1 は穴 (空間） 2 4が形成されている 撮像部材 3 は、 上部の長手方向両側に光源収鈉 3 1 a , 3 1 b が形 成されている ~jt源収納室 3 1 a , 3 1 b には長手方向に沿つて複数個 の光源 3 2 が配置されている。

光源 3 2 と して近赤外線を発生する発光ダィォ一ドが用いられる 光 源 3 2 は第 8 図に示すよ う に光源収納 3 1 a 3 1 b の底面に取り付 け こ ¾板 3 3 に固定される。 第 8 図は指 7 の 手方向に 7個の光源 3 2 を設けている例を示している。

光源収納室 3 1 a と 3 1 b の対抗面には長手方向に形成したス ク 卜

3 4 a ， 3 4 b が設け られてい る。 光源 3 2 の発生する近赤外線はス

V 卜 3 4 a 、 3 4 b 力ゝら上ケース 2 の空間 ： 2 ' 4、つま ： り 、 指搭載ム 2 2

2 3 に搭載された指 7 に照射される。 ス y ッ 卜 3 4 a , 3 4 b には防

用の力ノ^ "一 3 5 a , 3 5 b が配設されている

撮像部材 3 には 2本の支持脚 3 6 が設けられている。 制御モジュ ル

5 は 2本の支持脚 3 6 の下部に形成した爪 3 6 a によ り 弾性挟持される 制御モジュール 5 は撮像部材 3 に着脱 S在に保持される。 制御モジュ一 ル 5 は制御用途に応じて簡単に交換する こ と ができ る。 制御モジュ ル

5 には案内ラ ンプ 5 1 が取付けられてい る 。 案内ラ ンプ 5 1 は 滅点灯、 連続点灯によって認証状態を表示する。 また、 *像部材 3 には指搭載ム 2 2 2 3 の下部に 像 3 7 が形成 されている 。 撮像 o 7 の上面には近赤外線を 過 させる透過材で形成 された防塵用 の表面力バー 7 1 が設け られてレ、る 撮像 3 7 は 、 ラ一

8 を傾斜して支持する 支持板 3 8 を有 している 支持板 3 8 は 5 図に 示すよ う に 4 5 ° 傾斜 して設け られてい - 。 、 ラ 一 8 は第 5 図 、 第 6 図 の よ に支持板 3 8 に沿つ て破線矢印で示す う に嵌揷 され 、 支持板 3

8 の フ ッ ク 3 8 a に係止 される ミ ラ一 8 は指 7 の 過光を横方向に屈 折させる。

像部材 3 の撮像室側壁には 、 ラ一 8 で屈折さ れた 過光に り 指 7 の血管パタ 一 ンを撮像する カ メ ラモジュ ―ル 4 が固定されている 力 メ ラモジュ '—ル 4 は第 5 図、 第 7 図に示すよ う に基板 4 1 と レンズ 4 2 で 構成され、 基板 4 1 には四隅に位置調整用取付穴 4 3 が穿設されている。 取付穴 4 3 の径は撮像部材 3 に形成 した 7 図に不すボス 4 5 よ り 大き く なつてい る 。 レ ンズ 4 2 と 第 7 図に示す レ ンズ揷入孔 4 4 の間には第

3 図に示すよ う に不要な光の侵入を防止する ために軟質ラノ ー 4 7 が設 け られている

撮像 3 7 の側壁には第 7 図に示すよ う に レンズ揷入孔 4 4 が穿設さ れてお り 外面にはレ ンズ挿入孔 4 4 を囲 5 よ う に 4 個のボス 4 5 が設 け られてい る 。 カ メ ラ モジュ ル 4 を撮像部材 3 に固定する には レンズ 挿入孔 4 4 に レンズ 4 2 を嵌揷 し 、 基板 4 1 の位置 R!整用取付穴 4 3 に

4 個のボス 4 5 を遊嵌 させる

表面力ノ 一 7 1 のチ ヤ ー ト紙 7 2 を載置 して、 チャ 一 卜紙 7 2 の中心

7 2 a が力 メ ラ光軸に合 う よ に位置調整用取付穴 4 3 に対する ボス 4

5 の遊嵌位置を調整する。 チャ 一 ト紙の中心が力 メ ラ光軸に一致した位

¾_においてネジ 4 6 で固定する こ のネ冓成において、 力 メ フ モジュ一ル 4 は ヽ 8 で横方向に屈折さ れた透過光に よ り 指 7 の血管パタ ンを撮像 してレ、る ので光軸を長く で さ る したがつて、 個人認証装置 1 の高 さ方向を小 さ く して あ画像歪を 生す · - る こ と な く 血管パタ一ンを 像でさゝ 安価に構成する と ができ 撮

ス また 、 力 メ ラ光軸を透過光の光軸に一致する よ 5 に力 メ ラモジュ ―ル

4 の固疋位置を調整する と もでさ る

Claims

求 の 範

1 . 指の先端部 と根元部を搭载する指搭載台 と 、 目 U 指搭載台に搭載さ れた指に両側か ら指を透過する 光を照射する 光源と 、 搭載台の下 部に配置さ れ や

、 の透過光を横方向に屈折させる ミ ラ一 、 、 と 、 HU 13 フ一 で屈折された透過光に よ り 指の jfil管ノ ター ンを撮像する 力 メ ラモ ジュ一

- ルと を具備する と を特徴と する個人認証装 id。

2 . 上ケ ―ス に形成され、 指の先端部 と根元部を搭載する指搽载台 と 、 上部の長手方向両側に光源収納室を形成され 、 刖記指搭載台の下部に撮 像室を有する撮像部材 と 、 前記撮像部材の光源収納室に長手方向 に沿つ て配置 され、 刖記 搭載台に搭載された指に両側か ら指を透過する光を 照射する複数個の光源 と 、 前記撮像部材の撮像室に傾斜 して配置 され 、 指の透過光を横方向に屈折させる ミ ラ ー と 、 前記撮像部材の撮像室側面 に固定 され、 、 記ヽラーで屈折された透過光に よ り 指の血管ノ タ ー ンを 撮像する 力 メ ラモジユ ール と 、 前記撮像部材に着脱自在に保持され、 外 咅 と通信制御を行 5 制御モジユ ーノレ と 、 肓 U記上ケース と PB 口 され、 目 U記 撮像部材 、 刖 gn力 メ ラモジュールおよび前記制御モジュ ―ルを収容する 下ケース と を具備する こ と を特徴 とする個人認証装置

3 . 請求項 2 において、 目 υ記カ メ ラモジユ ールは撮像部材への固定位置 を調整でさ る よ フ に構成されてレヽる こ と を特徴と する個人認 SlE装置。