WO2006082831A1 - 固形状菓子片集合物 - Google Patents

Abstract

　衛生的にパズルを行なうことも食することもでき、またパズルを実行する時や場所を選ばずに例えば野外や車内でも適宜にパズルを楽しめる固形状の菓子とすることである。 　固形状菓子片集合物は、例えば固形状の飴で形成されたものであってよく、その場合には飴片１に貫通孔２を形成し、別途円柱状に形成した飴片３が貫通孔２に嵌り合って一体化されるように設ける。若干太い径の飴片３´に設けた場合には、使用者が口に含んだ際にこれらの表面を若干溶かして嵌め合わせを調整し、または挿通可能な径にできる。  

Description

明 細 書

固形状菓子片集合物

技術分野

[0001] この発明は、飴などのように口中に含んで形状を一時的に保つことのできる固形状 菓子に関し、詳しくは一度に複数個を口に含んで食べることができる大きさの固形状 菓子片集合物に関する。

背景技術

[0002] 一般に、クッキー、ビスケット、煎餅、チョコレートなどの固形状の菓子は、形状を様 々にデザインされており、特に消費者の購買欲を高めるようにする試みがなされてき た。すなわち、これらの菓子は、食べる楽しみば力りでなぐ玩具の要素を取り入れて 興味性を高める形状に設けることができるものでもある。

[0003] 例えば固形状の菓子素材で形成された玩具の具体例としては、ビスケットなどの菓 子素材をキャラクターその他のいろいろな形状に成形し、これをランダムな形状に区 分して切り離したものがある。切り離した多数の部品片で構成される組立パズルは、 これを子供などの消費者が組み立てる教育用玩具として用いられ、平面図形の認識 力や空間的配置の認識力を遊びながら高められるものである (特許文献 1)。

[0004] また、 2種以上の材料力 なる菓子を、食品の一種であるハンバーガーのパンの形 状やノヽンバーグなどの副材料に見立ててこれらを組み合わせる固形状の菓子力もな る玩具も知られて ヽる（特許文献 2)。

[0005] 上記したような従来の固形状の菓子製玩具は、手で組み立てて遊び、その後に食 ベるものであり、手で組み立てる行為と食する行為とは別に行われる。

[0006] 特許文献 1 :特開 2002— 223701号公報

特許文献 2 :特許第 3375138号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0007] しかし、従来の固形状の菓子製玩具は、手で組み立てて楽しむために、組み合わ せの選択や置換を行なうための載置台や容器が必要であり、野外や車内で固形状 の菓子製パズルを衛生的に行なうことは容易でないという問題点がある。

[0008] また、このような菓子は、通常、砂糖などの水溶性の甘味料を含んで ヽるから、空気 中の水分や手から蒸発する水分に接すると、吸湿して軟化したり、ベタベタと粘着し たり、表面が溶けたりしゃすいものであり、そのような菓子類には雑菌が付着しやすく 不衛生な状態になりやすいという問題点がある。

[0009] さらに、従来の菓子製の玩具には、手以外を使って楽しむという発想がなぐ特に 口に入れた後に遊びの要素を持たせる考えは全くな力つた。

[0010] そこで、この発明の課題は、上記した問題点を解決して、ほとんど手で触ることなく 衛生的にパズルを行なうことができ、またパズルを実行する時や場所を選ばずに例え ば野外や車内でも適宜にパズルを楽しめて食することもできる固形状の菓子とするこ とである。

課題を解決するための手段

[0011] 上記の課題を解決するために、この発明では、口に含める大きさの複数の固形状 菓子片の集合物からなり、これら固形状菓子片は 1片が 1片に対し、もしくは 1片が複 数片に対し、または複数片が複数片に対して係合可能である力または嵌り合って一 体ィ匕可能であるように、少なくとも 1片に他片の一部もしくは全体が係合する力または 嵌まり合う凹部、貫通孔もしくは切欠きを形成してなる固形状菓子片集合物としたの である。

[0012] 上記したように構成されるこの発明の固形状菓子片集合物は、複数片を口に含め る大きさ、すなわち口の中で随意に動力せる程度の大きさ（体積)のものであり、個々 の固形状菓子片の凹部、貫通孔または切欠きを有する形状によって、 1片が 1片に 対し、もしくは 1片が複数片に対し、または複数片が複数片に対して互いに係合する 力 または嵌り合うものである。

[0013] したがって、 2片以上の固形状菓子片を口に含んで随意に動かし、これらを舌の上 などで姿勢を整えて動かすことによって、 1片が 1片に対し、または複数のものに対し

、または複数のものが複数のものに対してその一部もしくは全体が引っ掛力るなど係 合するか、または嵌り合って複数の固形状菓子片を集合させるか、または一体化させ ることがでさる。 [0014] このように手を使わないで口中で菓子片の組立を行なうことにより、従来の手を使つ た菓子片のパズルに見られるように組立台や容器を使ったりせず、手を動かすスぺ ースも必要がないので、時と場所を選ばずに、例えば室内はもとより野外や車内でも 簡単にパズルなどの組み付けを楽しめる菓子となる。また食品にほとんど手を触れず に衛生的に行なえる遊びであると共に、手を使わないという困難性があるから、子供 ばカゝりでなく大人でも興味を持ち、完成時に得られる達成感も充分にあるものである

[0015] また、固形状菓子片を動かして口中でパズルなどの組み付けを行なう際には、固形 状菓子片の一部または全体を意図的に歯で削ったり分割したり、舌などで擦ったり、 または一部または全表面を溶力して小さくしたり、それによつて形状を変えたりできる ので、口に含んだ当初に対の固形状菓子片が嵌り合わなくても、徐々に形状を整え ながら嵌め合わせや係合が可能になり、多様な方法で組立パズルを楽しむことがで きる。

[0016] このようにして楽しめる固形状菓子片の種々の組み合わせ例としては、固形状菓子 片集合物が、凹部、貫通孔または切欠きを有する固形状菓子片と、これらに係合す る力または嵌り合う凸部もしくは凹部を有する固形状菓子片または全体が柱状の固 形状菓子片からなるものが挙げられる。

[0017] このように構成されたものは、より具体的に説明すると、凹部と凸部、凹部と柱状部 、貫通孔と凸部、貫通孔と柱状部を係合する力または嵌め合わせることが可能である 。この係合または嵌め合いの可能性によって、当初は係合や嵌め合わせができなく ても凹部を舌先で穿って貫通孔に変更したり、貫通孔の径を大きくしたり、柱状部の 径を細くしたり、歯で嚙んだり、一部を嚙み取って分割するなど、種々に舌先などを 用いて口内でカ卩ェしてから係合するかまたは嵌め合わせることもできる。また、固形 状菓子片の素材に弾力性や塑性変形性があるものを採用し、口内で曲げるなどの変 形をさせて嵌め合わせることもできる。

[0018] また、その他の固形状菓子片の組み合わせ例としては、互いに係合する切り欠きを 有する形状の固形状菓子片として、それがスリット状の切欠きを有する盤状の固形状 菓子片である構成を採用することもできる。 [0019] スリット状の切欠きを有する盤状の固形状菓子片は、スリット状の切欠き同士の開口 部を対抗させ、そのままスリットの最奥部同士が接するまで差し込んで係合一体化さ せることができる。

[0020] さらにまた、複数の固形状菓子片の集合物が、口内で複数の固形状菓子片に分離 可能であるように連結された一体的集合物またはこの一体的集合物を含んでなる上 記した固形状菓子片集合物とすることもできる。

[0021] このように構成された固形状菓子片集合物は、一体的集合物の連結部分を口内で 溶かしたり、歯で嚙み切ったり、連結部分を歯で削り取ったりして複数の固形状菓子 片に容易に分離することができる。一体的集合物は、個々の固形状菓子片の部分同 士が棒状その他の連結部分を介して連結されるか、または直接に接するように連結 されたものであり、このものは注型成型などによって一体成型が可能なものである。そ のため、このような一体的集合物は、製造効率がよぐコスト面でも優れたものになる。

[0022] 一体的集合物が複数に分離されて形成された固形状菓子片は、前述したものと同 様にして口内で舌や歯などを使って、各片に形成した凹部と凸部、凹部と柱状部、貫 通孔と凸部、貫通孔と柱状部などを係合するか、または嵌め合わせて組み付けること が可能になる。

[0023] 上記構成の固形状菓子片集合物に用いる固形状菓子片の代表例としては、飴、ラ ムネ菓子、グミキャンディ、チョコレート、クッキーおよびビスケットから選ばれる一種以 上のものが挙げられる。また、ガム、煎餅、おかき、ドライフルーツその他に周知の固 形状菓子を素材として採用することもできる。異種の材料を組み合わせて採用しても よい。

発明の効果

[0024] この発明は、口に含める大きさの複数の固形状菓子片集合物から構成され、これら の固形状菓子片は互いに係合する力または嵌り合う凹部、貫通孔または切欠きを有 する形状に設けた固形状菓子片集合物としたので、ほとんど手で触ることなく口に含 んで、味わいながら衛生的にノズルなどの組付けや取り外しを行なうことができ、また このようなパズルなどを実行する時は、場所を選ばすに室内はもとより野外や車内な どでも適宜に楽しめる菓子であるという利点がある。 図面の簡単な説明

[0025] [図 1]第 1実施形態の部品を分解して示す斜視図

[図 2]第 2実施形態の部品を分解して示す斜視図

[図 3]第 3実施形態の部品を分解して示す斜視図

[図 4]第 4実施形態の部品を分解して示す斜視図

[図 5]第 5実施形態の部品を分解して示す斜視図

[図 6]第 6実施形態の部品を分解して示す斜視図

[図 7]第 7実施形態の部品を分解して示す斜視図

[図 8]第 8実施形態の部品を分解して示す斜視図

[図 9] (a)一体的集合物を示す第 9実施形態の斜視図、（b)第 9実施形態の部品を分 解して示す斜視図

[図 10] (a)—体的集合物を示す第 10実施形態の斜視図、（b)第 10実施形態の部品 を分解して示す斜視図

符号の説明

[0026] 1、 3、 3'、 17、 19 飴片

2、 29、 30、 31 貫通孔

4、 5 チョコレート片

6 四角形孔

7、 9、 9' ラムネ菓子片

8、 12 円孔

10、 11 グミキャンディ片

13、 14 クッキ一片

15、 16、 18 スリット

20 溝

21、 25、 26 柱状片

22, 23 円盤片

22a, 23a 円孔

24 リング状片 27、 28 楕円状盤

32、 36 第 1のグミキャンディ片

33、 37 第 2のグミキャンディ片

34 連結片

35 円形貫通孔

発明を実施するための最良の形態

[0027] この発明の実施形態を以下に添付図面に基づいて説明する。

図 1 (a)に示すように、第 1実施形態の固形状菓子片集合物は、例えば固形状の飴 で形成されたものであってよぐその場合に球状の飴片 1に貫通孔 2を形成し、別途 円柱状に形成した飴片 3が貫通孔 2に嵌り合って一体化されるように設けたものであ る。

[0028] 貫通孔 2の径と、円柱状の飴片 3の径とはそれぞれほぼ同寸法であればよいが、図 1 (b)に示すように若干太!、径の飴片^に設けた場合には、使用者が口に含んだ際 にこれらの表面を若干溶かして嵌め合わせを調整し、または挿通可能な径にできる。

[0029] また、円柱状の飴片 3の長さは任意であってよいが、たとえば貫通孔 2の深さ（長さ） と同じか、または若干長い寸法であると、組み合わせた際に略球体を完成できるよう になり、両片の一体感が高くなつて好ましい。

[0030] 固形状菓子片となる飴などの材料は、採用する菓子の種類毎に周知の材料と配合 割合を適宜に採用すればよぐ柔らかで成形可能な状態で注型成形するか、線 (棒） 状またはシート状にしたものを型抜きする力、もしくは裁断して所定の形状にしてから 、必要に応じて硬化させる。

[0031] 例えば、飴 (キャンディの場合を含めて 、う。）では、水飴およびショ糖などの糖類を 主材料として水に溶かし、必要に応じて牛乳や果汁などをカ卩えて加熱溶解した後、 煮詰めて水分を蒸発させ、これを成形し、その後、冷却硬化させて所望の形状に製 造できる。

[0032] 図 2に示すように第 2実施形態の略正六面体状のチョコレート片 4、 5は、一方に四 角形孔 6を非貫通の状態で形成し、チョコレート片 5は、四角形孔 6と略同じ大きさ嵌 め合 、可能な寸法で設けて 、る。 成形材料のチョコレートは、例えば市販の板チョコレートなどの材料を加熱溶解して 用い、注型して成形すればよい。

[0033] 図 3に示すように第 3実施形態のラムネ菓子片 7は、中央を貫通する円孔 8を形成し た円環 (ドーナツ)状のものであり、この円孔 8と略同じ寸法の小球状のラムネ菓子片 9を形成したものである。

[0034] 円孔 8の径と小球状のラムネ菓子片 9の径とはそれぞれほぼ同寸法であればよいが 、図 3 (b)に示すように若干大径のラムネ菓子片^に設けた場合には、使用者が口 に含んだ際にこれらの表面を若干溶力して嵌め合わせる力、または小球状のラムネ 菓子片 9が円孔 8を潜り抜けるように前記の溶かし加減を調整すればよ！、。

[0035] ラムネ菓子は、ショ糖 (またはブドウ糖)とクェン酸に熱湯を加えた材料を混合し、シ ョ糖が溶けたらコーンスターチを入れて適宜に色料や香料を添加し、押し型に入れて 固めたものを常温で乾燥させることで所望の形状に製造できる。

[0036] 図 4に示すように第 4実施形態のグミキャンディ片 10、 11は、中央を貫通する円孔 1 2を形成した円環（ドーナツ)状のグミキャンディ片 10と、この円穴 12と略同じ太さの 径で形成した U字形棒状のグミキャンディ片 11で構成したものである。

これらは円環（ドーナツ)状のグミキャンディ片 10を、 U字形棒状のグミキャンディ片 11の一方端に引っ掛けるように係合させ、 U字の中央部に移動させたり、さらに他方 端へすり抜けるように動力して遊べるものである。

[0037] グミキャンディは、例えば水飴を加熱溶解し、クェン酸を配合した後、熱水膨潤させ たゼラチンを加え、ゾル化させた後、榭脂ゃコーンスターチの型に流し込み、冷却し ゲル化させることで所望の形状に製造できる。

[0038] 図 5に示すように、第 5実施形態の固形状菓子片集合物は、クッキー (もしくはビス ケット）片 13が、他のクッキ一片 14に対して互 、に係合するように一対の円盤状のも のにその径方向を中心部まで切り欠いたスリット 15、 16を形成したものである。

[0039] このものは、スリット 15、 16同士を開口を合わせるように組み付けて、そのままスリツ ト 15、 16の最奥部が互 ヽに接するまで差し込んで係合一体ィ匕させることができる。

[0040] 図 6に示すように、第 6実施形態は、一つの円盤状飴片 17の径方向へ中心部まで 切り欠いたスリット 18を形成し、もう一つの球状の飴片 19には、その周方向の略半周 に溝 20を形成したものである。

[0041] これらは、スリット 18と、溝 20の開口部同士を合わせるように組み付けて、そのまま 最奥部が互いに接するまで差し込んで係合一体ィ匕させることができる。

[0042] 図 7に示すように、第 7実施形態は、 1片対複数片で構成される固形状菓子片集合 物の例であり、飴で形成された柱状片 21と、これに嵌り合う窪み状の円孔 22a、 23a を有する 2片の円盤片 22、 23とリング状片 24からなるものである。

[0043] 上記した実施形態は、柱状片 21の一端に円盤片 23の円孔 23aを嵌め、次にリング 状片 24を嵌め、次に柱状片 21の他端に円盤片 22の円孔 22aを嵌めて組み付け、 一体ィ匕させることができる。

[0044] 図 8に示すように、第 8実施形態は、 2対ずつの複数片で構成される固形状菓子片 集合物の例であり、飴で形成された 2つの柱状片 25、 26と楕円状盤 27、 28からなり

、これらには柱状片 25、 26と嵌り合う 2孔ずつ 2組の貫通孔 29、 30を形成したもので ある。

[0045] 第 8実施形態についても柱状片 25、 26に対して、貫通孔 29、 30を嵌め合わせて 一体ィ匕することができる。

[0046] 図 9 (a)に示すように、第 9実施形態は、三角形の貫通孔 31を形成した円盤状の第 1のグミキャンディ片 32と、貫通孔 31に嵌り合う三角形盤状の第 2のグミキャンディ片 33を、同素材力もなる角柱状の連結片 34で連結した一体的集合物である。このよう な一体的集合物は、注型成型などによって一体に製造することができる。

[0047] 図 9 (b)に示すように、第 9実施形態を口に入れてパズルとして嵌め合わせを行なう には、先ず、連結片 34を歯で嚙み取って食べてしまい、切り離された第 1のグミキヤ ンディ片 32の貫通孔 31と、第 2のグミキャンディ片 33とを口内で舌や歯などを使って 嵌め合わせる。

[0048] 図 10 (a)に示すように、第 10実施形態は、 3箇所に円形貫通孔 35を形成した円盤 状の第 1のグミキャンディ片 36と、 3つの円形貫通孔 35に嵌り合う 3つの小円盤状の 第 2のグミキャンディ片 37を直接に外周部分同士が接するように注型成型などにより 一体成型した一体的集合物力もなるものである。

[0049] 図 10 (b)に示すように、第 10実施形態は、第 1のグミキャンディ片 36と第 2のグミキ ヤンディ片 37の接する部分を歯で嚙み切る力、または歯や舌で折り曲げて破断する などの方法で分離し、第 1のグミキャンディ片 36の円形貫通孔 35と、第 2のグミキヤン ディ片 37とを口内で舌や歯などを使って嵌め合わせることができる。

[0050] 第 9実施形態の貫通孔 31と第 2のグミキャンディ片 33、第 10実施形態の円形貫通 孔 35と第 2のグミキャンディ片 37の嵌め合いの数やその形態は、特に限定されるもの ではなぐ 1以上の適当数を設ければよぐ大きさの異なる円形、楕円形その他の閉 曲線形状、または多角形状などの周知形状で嵌り合う形態を様々なデザインで採用 することができる。

[0051] また、このような第 9または第 10実施形態の一体的集合物に加え、第 1のグミキヤン ディ片 32、 36の外枠に嵌まるリング状の固形状菓子片を組み合わせて設けることも できる。この場合の固形状菓子片の素材は、一体的集合物と異なるものであってもよ ぐ例えば飴片などを採用することもできる。

Claims

請求の範囲

[1] 口に含める大きさの複数の固形状菓子片の集合物力 なり、これら固形状菓子片 は 1片が 1片に対し、もしくは 1片が複数片に対し、または複数片が複数片に対して係 合可能である力または嵌り合って一体ィ匕可能であるように、少なくとも 1片に他片のー 部もしくは全体が係合する力または嵌まり合う凹部、貫通孔もしくは切欠きを形成して なる固形状菓子片集合物。

[2] 固形状菓子片集合物が、凹部、貫通孔または切欠きを有する固形状菓子片と、こ れらに係合する力または嵌り合う凸部もしくは凹部を有する固形状菓子片または全体 が柱状の固形状菓子片からなるものである請求項 1に記載の固形状菓子片集合物。

[3] 複数の固形状菓子片の集合物が、口内で複数の固形状菓子片に分離可能である ように連結された一体的集合物またはこの一体的集合物を含んでなる請求項 1また は 2に記載の固形状菓子片集合物。

[4] 固形状菓子片が、飴、ラムネ菓子、グミキャンディ、チョコレート、クッキーおよびビス ケットから選ばれる 1種以上の菓子種力 なる固形状菓子片である請求項 1〜3のい ずれかに記載の固形状菓子片集合物。