WO2006073066A1 - 通信装置、ルーティング方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、ルーティング方法及びプログラム Download PDF

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Yusuke Noguchi
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/34Source routing

Definitions

  • the invention's effect uses the determined path (communication interface) even in the case of a network configuration in which the communication device is equipped with a plurality of communication interfaces, and individual addresses are assigned to each communication interface.
  • a routing process can be performed even for a packet in which the source address is not particularly stored or a packet that is expected to be routed by the conventional technology. It has an excellent effect.
  • the transmission node 100-2 is a communication interface as a transmission means S-IF # 1 1310-1, S-IF # 2 1310-2, S-IF # 3 1310-3, S_IF # 4 Equipped with 1310-4.
  • Communication interfaces S-IF # 1 1310_1 to S_IF # 3 1310-3 belong to different wireless networks 1300-1 to 1300-3, and are connected to the cellular carrier network via wireless links 202-4 to 202-6.
  • the communication interface S-IF 1310-4 is connected to the D-IF 1200, which is a communication interface mounted on the data generation node 10-2, via a wired or wireless link 202-7.
  • the receiving node 101-2 is equipped with R-IF 1500-1, which is a communication interface, as a receiving means.
  • the receiving node 101-2 is connected to each of the carrier network gateways 1400_1 to 1400_3 via the communication interface R-IF 1500-1 and the wired network 102-2.
  • IP packet generation section 1316 creates transmission IP packet 1610 shown in FIG. 8 based on received transmission IP packet generation data 1510 and adds it to IP packet queuing section 1317.
  • the outgoing IP packet 1610 is based on the information contained in the received outgoing IP packet generation data 1510, and the “source IP address” field of the IP header contains the communication interface S-IF # 2 1310-2.
  • the IP address “110.1.2.3” is stored in the “Destination IP address” field of the IP header, and the IP address “200.7.8.9” of the R-IF 1500-1 that is the communication interface of the receiving node 101-2 is stored. .
  • the first entry in the first candidate list is the first entry.
  • the communication interface is recorded (St mark 309), and the transmission IP packet 1610 is transmitted using the acquired communication interface (St mark 322), and the process ends (end). If the value of the counter value m is not “1” (Step 308: NO), the communication interface used to transmit the transmission IP packet 1610 cannot be uniquely determined, and the process proceeds to the St mark 310.
  • Step 416 When the value power S of the counter value n is "l" (St mark 416: YES), the second candidate list first entry force communication interface is acquired (St mark 417), and the acquired communication interface is Sends out IP packet 1611 (St mark 421) and ends (End). If the counter value n is not “1” (Step 416: NO), go to Step 419.

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Abstract

通信装置の各通信インターフェースに対してそのアドレスと通信インターフェースを経由して到達する宛先アドレスとを関連付けてテーブルに記憶しておく。受信パケットの宛先アドレスに対応する通信インターフェースをテーブルから選択する。受信パケットに送信元アドレス又は通信インターフェースの情報がある場合にはその情報に対応する通信インターフェースを選択し、その通信インターフェースに送出する。受信パケットに送信元アドレス又は通信インターフェースの情報がない場合には、選択された通信インターフェースの中から任意の通信インターフェースを選択し、この通信インターフェースから受信パケットを送出する。

Description

明 細 書
通信装置、ルーティング方法及びプログラム
技術分野
[0001] 本発明は通信装置に関し、特に通信インターフェースを指定しないパケットと通信 インターフェースを指定するパケットとを共存させつつ、適切な通信インターフェース を選択することができる通信装置、ルーティング方法及びプログラムに関する。
背景技術
[0002] コンピュータネットワークの中継ノード等には、通常、複数の通信経路が接続されて おり、従来、中継ノードがパケットを受信すると、該パケットに含まれる経路情報のうち 、特に宛先アドレスのみに基づいて複数の通信経路の中から使用する通信経路を選 択し、次のノードへパケットを送信していた。
[0003] ところで、通信経路の特性、即ち遅延時間、帯域、回線品質、料金等は必ずしも同 一でなぐ通信経路毎に異なる場合が多い。従って、ある宛先アドレスに対して、遅 延時間、帯域、回線品質、料金等の特性の異なる複数の経路が選択可能な場合、 同じ宛先アドレスのパケットであっても、そのアプリケーションの種類や送信元アドレス 等に応じて最も望ましレ、経路を選択できることが好ましレ、。
[0004] しかし、前述したように、従来の中継ノードでは、受信したパケットの宛先アドレスの みに基づいて使用する通信経路を選択していたため、同じ宛先アドレスのパケットに ついては全て同一の通信経路が選択されてしまい、アプリケーションの種類や送信 元アドレス等に応じた経路を選択することができないという問題があった。
[0005] そこで、最も望ましレ、経路を選択し得る通信経路選択技術が提案されてレ、る (例え ば特許文献 1)。
特許文献 1 :特開 2000— 115230号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0006] 上述の技術のような場合では、選択した経路、例えば選択した通信インターフエ一 スの送信元アドレスを指定することができる、すなわちパケット生成時に送信元ァドレ スを指定することができる場合には、指定された通信インターフェースを選択すること ができる。
[0007] し力 ながら、従来からある送信元アドレスを指定しないパケットと共存する環境下 では、ルーティング時に指定された通信インターフェースが反映されず、宛先アドレス のみで通信インターフェースが選択されてしまうという課題があった。
[0008] そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は通信イン ターフェースを指定しないパケットと通信インターフェースを指定するパケットとが共 存する環境下であっても、適切な通信インターフェースを選択することができる通信 装置、ルーティング方法及びプログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0009] 上記課題を解決する第 1の発明は、個別のアドレスを持つ複数の通信インターフエ ースを有する通信装置において、通信インターフェースのアドレスと、その通信インタ 一フェースを経由して到達する宛先アドレスとが関連付けられたテーブルと、送信す るパケットの宛先アドレスに対応する通信インターフェースを前記テーブルから選択 し、前記送信するパケットに送信元アドレス又は通信インターフェースを指定する情 報がある場合には、前記送信元アドレス又は通信インターフェースに対応する通信ィ ンターフェースを前記選択された通信インターフェースから選択し、選択した通信ィ ンターフェースに前記送信するパケットを送出するルーティング手段とを有することを 特徴とする。
[0010] 上記課題を解決する第 2の発明は、上記第 1の発明において、前記アドレスが IPァ ドレスであることを特徴とする。
[0011] 上記課題を解決する第 3の発明は、個別のアドレスを持つ複数の通信インターフエ ースを有する通信装置におけるルーティング方法であって、通信インターフェースの アドレスと、その通信インターフェースを経由して到達する宛先アドレスとを関連付け て記憶しておき、送信するパケットのルーティングの際、送信するパケットの宛先アド レスに対応する通信インターフェースを、前記宛先アドレスと関連付けて記憶してある 通信インターフェースから選択し、前記送信するパケットに送信元アドレス又は通信ィ ンターフェースを指定する情報がある場合には、前記送信元アドレス又は通信インタ 一フェースに対応する通信インターフェースを前記選択された通信インターフェース 力 選択し、選択した通信インターフェースに前記受信パケットを送出することを特徴 とする。
[0012] 上記課題を解決する第 4の発明は、前記アドレスが IPアドレスであることを特徴とす る。
[0013] 上記課題を解決する第 5の発明は、個別のアドレスを持つ複数の通信インターフエ ースを有する通信装置のプログラムであって、前記プログラムは前記通信装置を、通 信インターフェースのアドレスと、その通信インターフェースを経由して到達する宛先 アドレスとが関連付けられたテーブルから、送信するパケットの宛先アドレスに対応す る通信インターフェースを選択し、前記送信するパケットに送信元アドレス又は通信ィ ンターフェースを指定する情報がある場合には、前記送信元アドレス又は通信インタ 一フェースに対応する通信インターフェースを前記選択された通信インターフェース 力 選択し、選択した通信インターフェースに前記送信するパケットを送出する手段 として機能させることを特徴とする。
[0014] 上記課題を解決する第 6の発明は、上記第 5の発明において、前記アドレスが IPァ ドレスであることを特徴とする。
[0015] 本発明は、通信装置が有する各通信インターフェースに対して、予めそのアドレス と、その通信インターフェースの宛先アドレスとを関連付けてテーブルに記憶しておく
[0016] パケットを受信すると、そのパケットの宛先アドレスに対応する通信インターフェース をテーブルから選択する。そして、受信パケットに送信元アドレス又は通信インターフ エースを指定する情報がある場合には、送信元アドレス又は通信インターフェースに 対応する通信インターフェースを選択された通信インターフェースから選択し、その 通信インターフェースに送出する。
[0017] 一方、受信パケットに送信元アドレス又は通信インターフェースの情報がない場合 には、選択された通信インターフェースの中から任意の通信インターフェースを選択 し、選択した通信インターフェースに受信パケットを送出する。
発明の効果 [0018] 本発明は、通信装置が複数の通信インターフェースを装備し、かつ各通信インター フェースには個別のアドレスが割り当てられているネットワーク構成の場合においても 、決定された経路 (通信インターフェース)を利用して、パケットを送信することが可能と なり、一方、送信元アドレスが特に格納されていなレ、、従来技術でのルーティングを 期待しているパケットに対しても、ルーティング処理を行うことができるという優れた効 果を奏する。
図面の簡単な説明
[0019] [図 1]図 1は通信インターフェースが個別の IPアドレスを持つ場合の構成例を示したも のである。
[図 2]図 2は図 1の系における送信ノード 100-2の内部構成の一例を示した図である。
[図 3]図 3は IPノレ一ティング処理部 1318の構成を表した図である。
[図 4]図 4は経路制御テーブル 1321の一例を示す図である。
[図 5]図 5は IFアドレス管理テーブル 1322の一例を示す図である。
[図 6]図 6はメモリ部 315-2に保存される経路 通信インターフェース対応表 1330の一 例を示した図である。
[図 7]図 7は送信 IPパケット生成データ 1510の構成を示す図である。
[図 8]図 8は送出 IPパケット 1610の構成を示す図である。
[図 9]図 9は送信 IF判定 ·送出処理部 1320による送信 IF決定のフローチャートである。
[図 10]図 10は他の送信 IPパケット生成データを示す図である。
[図 11]図 11は他の送出 IPパケットを示す図である。
[図 12]図 12は送信 IF判定 ·送出処理部 1320による他の送信 IF決定のフローチャート である。
[図 13]図 13は経路制御テーブル 1321のエントリの一例を示す図である。
符号の説明
[0020] 312-2 キューイング部
313-2 スケジューリング部
314 経路状態監視部
315-2 メモリ部 1316 IPパケット生成部
1317 IPパケットキューイング部
1318 IPルーティング処理部
発明を実施するための最良の形態
[0021] 本発明の実施の形態を説明する。
[0022] 図 1は、本実施の形態で、通信インターフェースが個別の IPアドレスを持つ場合の 構成例を示したものである。
[0023] 図 1では、データ生成ノード 10-2から宛先ノード 11-2までの経路上に、複数の経路 を持つ送信ノード 100-2と受信ノード 101-2がある。送信ノード 100-2と受信ノード 101- 2の間には 3つの経路がある。図 1の構成例では、送信ノード 100-2は送信手段として 通信インターフェースである S-IF#1 1310-1、 S-IF#2 1310-2、 S- IF#3 1310-3、 S_IF# 4 1310-4を装備している。通信インターフェース S-IF#1 1310_1〜S_IF#3 1310-3は、 それぞれ異なる無線網 1300-1〜1300-3に属しており、無線リンク 202-4〜202-6を介 してセルラーキャリア網内に位置するキャリア網ゲートウェイ 1400-1〜1400-3と接続し ている。また、通信インターフェース S-IF 1310-4は、有線または無線リンク 202-7を 介してデータ生成ノード 10-2に搭載された通信インターフェースである D-IF 1200と 接続している。また、受信ノード 101-2は受信手段として通信インターフェースである R -IF 1500-1を装備している。受信ノード 101-2は、通信インターフェース R-IF 1500-1 と有線網 102-2を介して、各キャリア網ゲートウェイ 1400_1〜1400_3と接続している。
[0024] 図 1の系においては、通信インターフェース S-IF#1 1310_1〜S_IF#3 1310-3はそれ ぞれ、 Point to Point Protocol(PPP)等の手段を用いることにより個別の IPアドレスとし て「100.1.2.3」、「110.1.2.3」、「120.1.2.3」が割り当てられている。また、通信インター フェース R-IF 1500-1には、固定的に設定もしくは DHCPなどの手段を用いることによ り IPアドレスとして「200.7.8.9」が割り当てられている。さらに、通信インターフェース D- IF 1200には、固定的に設定もしくは DHCPなどの手段を用いることにより IPアドレスと して「192.168.2.50」が割り当てられてレ、る。
[0025] ここで、図 2に、図 1の系における送信ノード 100-2の内部構成の一例を示す。送信 ノード 100-2では IP通信を行うために、パケットのキューイング部 312-2と、スケジユーリ ング部 313-2と、経路状態監視部 314と、メモリ部 315-2と、 IPパケット生成部 1316と、 IP パケットキューイング部 1317と、 IPルーティング処理部 1318とから構成される。
[0026] スケジューリング部 313-2は、キューイング部 312-2から入力データ (宛先アドレス、送 信データ)を取り出し、特定の通信インターフェースを選択する。取り出したデータの 転送に用いる通信インターフェース(経路)の選択は、経路状態監視部 314-2が管理 する経路状態を参照して行われる。経路状態監視部 314-2は、既存の経路選択方法 又は新規な経路選択方法により決定する。尚、経路状態の情報は、メモリ部 315-2に 格納される。
[0027] IPパケット生成部 1316は、スケジューリング部 313-2から受け取ったデータに IPへッ ダを付与することで IPパケットを生成するものである。また、 IPパケットキューイング部 1 317は、 IPパケット生成部 1316が生成した IPパケットを蓄積するバッファである。また、 I Pノレ一ティング処理部 1318は、 IPパケットキューイング部 1317に蓄積された IPパケット を取り出し、 IPパケットの次の転送先を判別すると共に、通信インターフェース S-IF#1 1310-1〜S-IF#4 1310-4のうち適切なものを使用して IPパケットの送出を行うものであ る。
[0028] 図 3は、 IPルーティング処理部 1318の構成を表したものである。 IPルーティング処理 部 1318には、渡された IPパケットの転送先を判別するために使用される経路制御テ 一ブル 1321(図 4に示す)が備えられている。また、搭載されている各通信インターフエ ースに割り当てられている IPアドレスが記録されている IFアドレス管理テーブル 1322( 図 5に示す)が備えられている。そして、これらの経路制御テーブル 1321と IFアドレス 管理テーブル 1322を使用して、 IPルーティング処理部 1318に渡された IPパケットの転 送先を判別し、対応する通信インターフェース S-IF#1 1310-:!〜 S_IF#4 1310-4に向 けて、該 IPパケットを送出する、送信 IF判定 ·送出処理部 1320が備えられている。
[0029] 図 6は、メモリ部 315-2に保存される、通信経路とそれに対応する通信インターフエ ースの対応を保存したテーブル(以下、経路 通信インターフェース対応表 1330)の 一例を示したものである。経路 通信インターフェース対応表 1330の各エントリには、 スケジューリング部 313-2および経路状態監視部 314-2が意識する各通信経路の識 別子である通信経路番号と、それぞれの通信経路との接続に利用している通信イン ターフェース名の情報が格納されてレ、る。
[0030] 図 4に示される経路制御テーブル 1321には一般的に、 IPパケットの送信先となる宛 先ネットワーク IPアドレス毎に、ネットワークマスクと、そのネットワークへ IPパケットを到 達させるために次の転送先を示すゲートウェイ IPアドレスが記述されている。そして、 そのゲートウェイ IPアドレスと同一のサブネットワークに接続された通信インターフエ一 スを示す情報が記録されている。なお、実際には他に同一サブネットに属する全ての 通信機器に送信を行うためのマルチキャストアドレス等が設定される場合もあるが、こ れについての図示および説明を省略する。
[0031] 図 5に示される IFアドレス管理テーブル 1322には、送信ノードに搭載されている通 信インターフェースとそれに割り当てられてレ、る IPアドレスの対応が記録されてレ、る。 I Fアドレス管理テーブル 1322の内容は、各通信インターフェースに割り当てられる IPァ ドレスが変更される毎に更新される。
[0032] 本実施の形態では、受信ノード 101-2は受信手段として単一の通信インターフエ一 スである R-IF 1500-1のみを装備しているのに対して、送信ノード 100-2はそれぞれ個 別の IPアドレスが割り当てられた通信インターフェースである S-IF#1 1310-1〜S-IF#4 1310-4を装備している。そのため、経路制御テーブル 1321には、宛先ネットワーク IP アドレスの値が同一の「200.7.8.9」に対して、それぞれ異なるゲートウェイ IPアドレスと 通信インターフェースが登録されたエントリ 1321-a、 1321-b、 1321-cが存在している。 また、経路制御テーブル 1321には、データ生成ノード 10-2への経路情報である 1321 -dも存在している。
[0033] 送信 IF判定'送出処理部 1320は、受け取った IPパケットのヘッダ情報と経路制御テ 一ブル 1321を用いて IPパケットの送出に使用するインターフェースを決定する、いわ ゆる IPルーティングと呼ばれる処理を実行する。
[0034] 本実施の形態では、図 4に示すように、「宛先ネットワーク IPアドレス」が重複したェ ントリが複数存在し、 IPノレ一ティング処理は、送出に使用するインターフェースを決定 するものである。
[0035] 以降では、図 1に示す本実施の形態において、スケジューリング部 313-2で送信経 路として、経路 通信インターフェース対応表 1330に登録されている通信経路番号 が「3」の経路が選択されたものとして、決定された経路に対応する通信インターフエ ースである S-IF#2 202-5を用いて IPパケットを送出させる場合の例を示す。他の経路 が選択された場合も同様の処理で実現することができる。
[0036] スケジューリング部 313-2は、通信経路として通信経路番号が「3」の経路を選択す ると、該通信経路に対応する通信インターフェース名である「S_IF#2」を経路 通信ィ ンターフェース対応表 1330から取得する。
[0037] 次に、取得した通信インターフェース名「S_IF#2」をキーとして、 IPルーティング処理 部 1318内にある IFアドレス管理テーブル 1322を探索し、 S_IF#2に害 ijり当てられている I Pアドレス「110.1.2.3」を取得する。次に、スケジューリング部 313- 2は、送信 IPパケット を生成するための情報 (以下、送信 IPパケット生成データ)を作成し、 IPパケット生成部 1316に渡す。
[0038] 図 7に、送信 IPパケット生成データ 1510の構成を示す。 「宛先 IPアドレス」として受信 ノード 101-2の通信インターフェース 1500-1の IPアドレス「200.7.8.9」が、「送信元 IPァ ドレス」として通信インターフェース S-IF#2 1310-2の IPアドレスである「110.1.2.3」がそ れぞれ格納される。
[0039] IPパケット生成部 1316では、受け取った送信 IPパケット生成データ 1510を元にして、 図 8に示す送出 IPパケット 1610を作成し、 IPパケットキューイング部 1317に追加する。 送出 IPパケット 1610には、受け取った送信 IPパケット生成データ 1510に含まれる情報 を元にして、 IPヘッダの「送信元 IPアドレス」フィールドには通信インターフェースであ る S-IF#2 1310-2の IPアドレス「110.1.2.3」が、 IPヘッダの「宛先 IPアドレス」フィールド には受信ノード 101-2の通信インターフェースである R-IF 1500-1の IPアドレス「200.7. 8.9」が、それぞれ格納される。
[0040] 次に、 IPルーティング処理部 1318にある送信 IF判定 ·送出処理部 1320は、 IPバケツ トキュ一/ fング部 1317から送出 IPパケット 1610を取り出し、経路制御テーブル 1321と IF アドレス管理テーブル 1322とを用いて、送出 IPパケットを受け渡す通信インターフエ ースを決定し、送出処理を実行する。
[0041] 図 9は、本実施における送信 IF判定 ·送出処理部 1320による送信 IF決定の流れを 表したものである。送信 IF判定 ·送出処理部 1320は、使用している経路制御テーブル 1321がエントリ数 xで構成されるとき、第 1の条件によって探索処理を行う際に経路制 御テーブル 1321の何エントリ目を処理の対象としているかを表すカウンタ値 iと、第 1の 条件によって送信候補として選択された経路制御テーブルのエントリを格納する配列 である第 1の候補リストと、第 1の候補リストに格納されたエントリ数を表すカウンタ値 m と、第 2の条件による選択処理を行う際に第 1の候補リストの何エントリ目を処理の対 象としているかを表すカウンタ値 jと、第 2の条件によって送信候補として選択された送 信インターフェースを格納する配列である第 2の候補リストと、第 2の候補リストに格納 されたエントリ数を表すカウンタ値 nとを変数として用意している。まず、 IPパケットキュ 一/ fング部 1317より送出 IPパケット 1610を取り出す (Step300)。そして、初期値として力 ゥンタ値 i、 jにそれぞれ「1」を、カウンタ値 m、 nにそれぞれ「0」を設定し (St印 301)、 Ste p302に進む。
[0042] 次に、カウンタ値 iと Xを比較し、第 1の候補探索が完了したかどうかを判定する (St印
302)。具体的には、カウンタ値 iと Xの値が等しくなれば第 1の候補探索が完了したこと になる。カウンタ値 iと Xの値が等しくない場合 (Step302 : NO)、送出 IPパケット 1610の宛 先 IPアドレスに格納されている値と、経路制御テーブル i番目のエントリの宛先ネットヮ ーク IPアドレスに格納されてレ、る値との比較を行う (St印 303)。比較の結果が一致とな る場合 (Step303 : YES)、第 1の候補リスト m番目のエントリに経路制御テーブル潘目の エントリの内容を複写する (Step304)。そして、カウンタ値 mの値を 1つ増加させる (Step 305)。さらに、カウンタ値 iの値を 1つ増加させて (St印 306)、次の経路制御テーブルェ ントリの処理に移る。送出 IPパケット 1610の宛先 IPアドレスに格納されている値と、経 路制御テーブル i番目のエントリの宛先ネットワーク IPアドレスに格納されている値とが 一致しなレ、場合 (St印 303: NO)、そのまま St印 306へ進む。
[0043] St印 302から St印 306を繰り返すことで、経路制御テーブルの第 1エントリ力、ら順に各 エントリについて処理が行われることになる。そして、処理が最終エントリに達すると (S t印 302 : YES)、第 1の候補リストにエントリが存在するかどうかを判定するために St印 30 7へ進む c
[0044] 第 1の候補が存在するかどうかは、具体的にはカウンタ値 mの値によって判定される 。カウンタ値 mの値力 S「0」である場合 (St印 307 :YES)、送出 IPパケット 1610を送出する ための通信インターフェースが存在しないため、処理を終了する (エンド)。カウンタ値 mの値が「0」以外の値である場合 (St印 307: NO)、第 1の候補が存在することになり Ste p308の処理に移る。次に、カウンタ値 mの値力 S「l」であるかどうかを判断する (St印 308) 。カウンタ値 mの値力 S「l」である場合 (St印 308 :YES)、送出 IPパケット 1610を送出する ための通信インターフェースが一意に決定されるため、第 1の候補リスト 1番目のェント リに記録されてレ、る通信インターフェース取得し (St印 309)、取得した通信インターフ エースを用いて送出 IPパケット 1610を送出し (St印 322)、終了する (エンド)。カウンタ値 mの値が「1」でない場合 (Step308 : NO)、送出 IPパケット 1610の送出に使用する通信ィ ンターフェースが一意に決定できないため、 St印 310へ進む。
[0045] St印 310では第 2の候補探索が完了したかどうかを判定している。具体的には、カウ ンタ値 jとカウンタ値 mが等しくなれば第 2の候補探索が完了したことになる。カウンタ 値 jと mが等しくない場合 (St印: NO)、まず、第 1の候補リスト j番目のエントリの通信イン ターフェースを取得する (Step311)。次に、 IFアドレス管理テーブル 1322から、 St印 310 で取得した通信インターフェースに対応する割当 IPアドレスを取得する (St印 312)。続 いて、送出 IPパケット 1610の送信元 IPアドレスと Step311で取得した割当 IPアドレスを 比較し (Step313)、送出 IPパケット 1610の送信元 IPアドレスと割当 IPアドレスが一致す る場合 (Step313 : YES)、第 2の候補リスト n番目のエントリに Step311で取得した通信ィ ンターフェースを複写し (St印 314)、カウンタ値 nの値を 1つ増加させる (Step315)。さら に、カウンタ値 jの値を 1つ増加させて (Step316)、第 1の候補リストの次エントリの処理 に移る。送出 IPパケット 1610の送信元 IPアドレスと割当 IPアドレスが一致しない場合 (S tep313 : NO)、そのまま Step316へ進む。
[0046] St印 310から St印 316を繰り返すことで、第 1の候補リストの第 1エントリ力、ら順に各ェ ントリについて処理が行われることになる。そして、処理が最終エントリに達すると (Ste p310 : YES)、第 2の候補リストにエントリが存在するかどうかを判定するために St印 317 へ迪む。
[0047] 第 2の候補が存在するかどうかは、具値的にはカウンタ値 nの値によって判定される 。カウンタ値 nの値が「0」とは、第 1の候補リストに送出 IPパケット 1610の送出が可能な 通信インターフェースが存在するが、一意には決定されていないことを意味する。力 ゥンタ値 nの値が「1」とは、送出 IPパケット 1610の送出が可能な通信インターフェース がー意に決定されることを意味する。カウンタ値 nの値が「2」以上の場合とは、第 2の 候補リストに送出 IPパケット 1610の送出が可能な通信インターフェースが存在するが 、一意に決定されていないことを意味する。
[0048] カウンタ値 nの値力 S「l」である場合 (St印 317 :YES)、第 2の候補リスト 1番目エントリか ら通信インターフェースを取得し (St印 318)、取得した通信インターフェースを用いて 送出 IPパケット 1610を送出し (St印 322)、終了する (エンド)。カウンタ値 nの値が「1」で 無い場合 (St印 317 : NO)、 St印 319へ進む。
[0049] 次に、カウンタ値 nの値が「0」である場合 (Step319 : YES)、第 1の候補リストの任意の エントリから送信インターフェースを取得し (St印 320)、取得した送信インターフェース を用いて送出 IPパケット 1610を送出し (St印 322)、終了する (エンド)。カウンタ値 nの値 が「0」で無レ、場合 (St印 319: NO)、第 2の候補リストの任意のエントリから送信インター フェースを取得し (Step321)、取得した送信インターフェースを用いて送出 IPパケット 1 610を送出し (Step322)、終了する (エンド)。
[0050] ここでは、送出 IPパケット 1610の IPヘッダ内の宛先 IPアドレスには「200.7.8.9」力 送 信元 IPアドレスには「110.1.2.3」がそれぞれ格納されている。したがって、第 1の候補 としては、図 13に示す経路制御テーブル 1321のエントリである 1321-a、 1321_b、 1321 -cが該当し、 Step307の処理を実行する段階では、第 1の候補リスト 1番目のエントリに は経路制御テーブル 1321のエントリ 1321-aの内容力 第 1の候補リスト 2番目のェント リには経路制御テーブル 1321のエントリ 1321-bの内容力 第 1の候補リスト 3番目のェ ントリには経路制御テーブル 1321のエントリ 1321-cの内容がそれぞれ格納される。ま た、カウンタ値 mには「3」が格納される。さらに、 St印 312の処理においては、 j=lの場 合は「100.1.2.3」が、 j=2の場合は「110.1.2.3」が、 j=3の場合は「120.1.2.3」が、それぞ れ割当 IPアドレスとして取得される。さらに、 St印 317の処理を実行する段階では、第 2 の候補リストには送信インターフェースとして「S_IF#2」のみが格納され、カウンタ値に は「1」が格納される。すなわち、 St印 317の処理による判定の結果、 St印 318の処理が 実行されることとなり、 St印 318では送信インターフェースとして「S-IF#2」が取得され、 送信 IF判定 ·送出処理部 1320は、スケジューリング部 313-2が選択した経路番号「3」 の経路に対応する通信インターフェースである S-IF#2 1310-2を用いて送出 IPバケツ ト 1610の送出が行われることになる。
[0051] 結果として、送出 IPパケット 1610は、通信インターフェースである S-IF#2 1310-2から 送出され、キャリア網 GW1400-3を介し、受信ノード 101-2が装備する通信インターフ エースである R-IF 1500-1により受信されることとなる。
[0052] 以上に説明した手順を行うことにより、本実施の形態のような、送信ノード 100-2と受 信ノード 101-2がそれぞれ 1対 1に対応しない複数の通信インターフェースを装備し、 かつ各通信インターフェースには個別の IPアドレスが害 ijり当てられている IPネットヮー ク構成の場合においても、スケジューリング部 313-2で決定された経路を利用して IP パケットを送信することが可能となる。また、送信元 IPアドレスが特に格納されていな レ、、従来技術での IPルーティングを期待している IPパケットに対しても、 IPノレ一ティン グ処理を行うことも可能である。
[0053] また、さらに他の実施として、送信ノード 100-2の内部構成の場合において、スケジ ユーリング部 313-2が、通信経路として通信経路番号が「3」の経路を選択した後、 IP パケット生成部 1316に渡す送信 IPパケット生成データとして図 10に示す形式とするこ とも可能である。
[0054] 図 10に、本実施における送信 IPパケット生成データ 1511を示す。スケジューリング 部 313-2は、送信 IPパケット生成データ 1511の「宛先 IPアドレス」として受信ノード 101- 2の通信インターフェース 1500-1の IPアドレス「200.7.8.9」を格納し、さらに、送信 IPパ ケット生成データ 1510の「送信元インターフェース」として、経路 通信インターフエ一 ス対応表 1330より取得された、通信経路番号「3」に対応する通信インターフェース名 「S-IF#2」を格納する。
[0055] IPパケット生成部 1316は、送信 IPパケット生成データ 1511を受け取ると、図 11に示 す送出 IPパケット 1611を作成し、 IPパケットキューイング部 1317に追加する。送出 IPパ ケット 1611には、受け取った送信 IPパケット生成データ 1511に含まれる情報を元にし て、 IPヘッダの「送信元 IPアドレス」フィールドには通信インターフェース名である「S_I F#2」が、 IPヘッダの「宛先 IPアドレス」フィールドには受信ノード 101-2の通信インター フェースである R-IF 1500-1の IPアドレス「200.7.8.9」が、それぞれ格納される。 [0056] 次に、 IPルーティング処理部 1318にある送信 IF判定 ·送出処理部 1320は、 IPバケツ トキユーイング部 1317から送出 IPパケット 1611を取り出し、経路制御テーブル 1321と IF アドレス管理テーブル 1322とを用いて、送出 IPパケットを受け渡す通信インターフエ ースを決定し、送出処理を実行する。
[0057] 図 12は、本実施における送信 IF判定 ·送出処理部 1320による送信 IF決定の流れを 表したものである。本実施においても、送信 IF判定'送出処理部 1320は、使用してい る経路制御テーブル 1321がエントリ数 Xで構成されるとき、第 1の条件によって探索処 理を行う際に経路制御テーブル 1321の何エントリ目を処理の対象としているかを表す カウンタ値 iと、第 1の条件によって送信候補として選択された経路制御テーブルのェ ントリを格納する配列である第 1の候補リストと、第 1の候補リストに格納されたエントリ 数を表すカウンタ値 mと、第 2の条件による選択処理を行う際に第 1の候補リストの何 エントリ目を処理の対象としているかを表すカウンタ値 jと、第 2の条件によって送信候 補として選択された送信インターフェースを格納する配列である第 2の候補リストと、 第 2の候補リストに格納されたエントリ数を表すカウンタ値 nとを変数として用意してい る。まず、 IPパケットキューイング部 1317より送出 IPパケット 1611を取り出す (St印 400)。 そして、初期値としてカウンタ値 i、 jにそれぞれ「1」を、カウンタ値 m、 nにそれぞれ「0」 を設定し (Step401)、 St印 402に進む。
[0058] 次に、カウンタ値 iと Xを比較し、第 1の候補探索が完了したかどうかを判定する (Step 402)。具体的には、カウンタ値 iと Xの値が等しくなれば第 1の候補探索が完了したこと になる。カウンタ値 iと Xの値が等しくない場合 (Step402 : NO)、送出 IPパケット 1611の宛 先 IPアドレスに格納されている値と、経路制御テーブル i番目のエントリの宛先ネットヮ ーク IPアドレスに格納されてレ、る値との比較を行う (St印 403)。比較の結果が一致とな る場合 (St印 403 : YES)、第 1の候補リスト m番目のエントリに経路制御テーブル i番目の エントリの内容を複写する (St印 404)。そして、カウンタ値 mの値を 1つ増加させる (St印 405)。さらに、カウンタ値 iの値を 1つ増加させて (St印 406)、次の経路制御テーブルェ ントリの処理に移る。送出 IPパケット 1611の宛先 IPアドレスに格納されている値と、経 路制御テーブル i番目のエントリの宛先ネットワーク IPアドレスに格納されている値とが 一致しなレ、場合 (St印 403: NO)、そのまま St印 406へ進む。 [0059] St印 402から Step406を繰り返すことで、経路制御テーブルの第 1エントリ力 順に各 エントリについて処理が行われることになる。そして、処理が最終エントリに達すると (S tep402 : YES)、第 1の候補リストにエントリが存在するかどうかを判定するために Step40 7へ進む
[0060] 第 1の候補が存在するかどうかは、具体的にはカウンタ値 mの値によって判定される 。カウンタ値 mの値力 S「0」である場合 (St印 407 : YES)、送出 IPパケット 1611を送出する ための通信インターフェースが存在しないため、処理を終了する (エンド)。カウンタ値 mの値が「0」以外の値である場合 (St印 407: NO)、第 1の候補が存在することになり Ste p408の処理に移る。次に、カウンタ値 mの値力 S「l」であるかどうかを判断する (St印 408) 。カウンタ値 mの値力 S「l」である場合 (St印 408 : YES)、送出 IPパケット 1611を送出する ための通信インターフェースが一意に決定されるため、第 1の候補リスト 1番目のェント リに記録されてレ、る通信インターフェース取得し (St印 409)、取得した通信インターフ エースを用いて送出 IPパケット 1611を送出し (Step422)、終了する (エンド)。カウンタ値 mの値が「1」でない場合 (Step408 : NO)、送出 IPパケット 1611の送出に使用する通信ィ ンターフェースが一意に決定できないため、 Step410へ進む。
[0061] St印 410では第 2の候補探索が完了したかどうかを判定している。具体的には、カウ ンタ値 jとカウンタ値 mが等しくなれば第 2の候補探索が完了したことになる。カウンタ 値 jと mが等しくない場合 (Step : NO)、まず、第 1の候補リスト潘目のエントリの通信イン ターフェースを取得する (Step411)。次に、送出 IPパケット 1611の送信元 IPアドレスに 格納されている通信インターフェースと、 Step411で取得した通信インターフェースと を比較し (Step412)、一致する場合 (St印 412 : YES)、第 2の候補リスト n番目のエントリに St印 411で取得した通信インターフェースを複写し (St印 413)、カウンタ値 nの値を 1つ 増加させる (St印 414)。さらに、カウンタ値 jの値を 1つ増加させて (St印 415)、第 1の候補 リストの次エントリの処理に移る。送出 IPパケット 1611の送信元 IPアドレスに格納され たインターフェースと St印 411で取得した通信インターフェースとがー致しない場合 (St 印 412 : NO)、そのまま St印 415へ進む。
[0062] St印 410から St印 415を繰り返すことで、第 1の候補リスト 1番目のエントリ力、ら順に各 エントリについて処理が行われることになる。そして、処理が最終エントリに達すると (S tep410 : YES)、第 2の候補リストにエントリが存在するかどうかを判定するために Step41 7へ進む。
[0063] 第 2の候補が存在するかどうかは、具値的にはカウンタ値 nの値によって判定される 。カウンタ値 nの値が「0」とは、第 1の候補リストに送出 IPパケット 1611の送出が可能な 通信インターフェースが存在するが、一意には決定されていないことを意味する。力 ゥンタ値 nの値が「1」とは、送出 IPパケット 1611の送出が可能な通信インターフェース がー意に決定されることを意味する。カウンタ値 nの値が「2」以上の場合とは、第 2の 候補リストに送出 IPパケット 1611の送出が可能な通信インターフェースが存在するが 、一意に決定されていないことを意味する。
[0064] カウンタ値 nの値力 S「l」である場合 (St印 416 :YES)、第 2の候補リスト 1番目のエントリ 力 通信インターフェースを取得し (St印 417)、取得した通信インターフェースを用い て送出 IPパケット 1611を送出し (St印 421)、終了する (エンド)。カウンタ値 nの値が「1」で 無い場合 (Step416 : NO)、 Step419へ進む。
[0065] 次に、カウンタ値 nの値が「0」である場合 (Step418 : YES)、第 1の候補リストの任意の エントリから送信インターフェースを取得し (Step419)、取得した送信インターフェース を用いて送出 IPパケット 1611を送出し (Step421)、終了する (エンド)。カウンタ値 nの値 が「0」で無レ、場合 (St印 418: NO)、第 2の候補リストの任意のエントリから送信インター フェースを取得し (Step420)、取得した送信インターフェースを用いて送出 IPパケット 1 611を送出し (Step421)、終了する (エンド)。
[0066] ここでは、送出 IPパケット 1611の IPヘッダ内の宛先 IPアドレスには「200.7.8.9」が、送 信元 IPアドレスには実際には IPアドレスではない識別子である「S-IF#2」がそれぞれ 格納されている。したがって、第 1の候補としては、経路制御テーブル 1321のエントリ である 1321_a、 1321_b、 1321_cが該当し、 St印 407の処理を実行する段階では、第 1 の候補リスト 1番目のエントリには経路制御テーブル 1321のエントリ 1321_aの内容が、 第 1の候補リスト 2番目のエントリには経路制御テーブル 1321のエントリ 1321_bの内容 、第 1の候補リスト 3番目のエントリには経路制御テーブル 1321のエントリ 1321-cの 内容がそれぞれ格納される。また、カウンタ値 mには「3」が格納される。さらに、 St印 41 6の処理を実行する段階では、第 2の候補リストには送信インターフェースとして「S_IF #2」のみが格納され、カウンタ値には「1」が格納される。すなわち、 St印 417の処理に よる判定の結果、 St印 418の処理が実行されることとなり、 St印 418では送信インターフ エースとして「S-IF#2」が取得され、送信 IF判定'送出処理部 1320は、スケジユーリン グ部 313-2が選択した経路番号「3」の経路に対応する通信インターフェースである S_ IF#2 1310-2を用いて送出 IPパケット 1611の送出が行われることになる。
[0067] 結果として、送出 IPパケット 1611は、通信インターフェースである S-IF#2 1310-2から 送出され、キャリア網 GW1400-3を介し、受信ノード 101-2が装備する通信インターフ エースである R-IF 1500-1により受信されることとなる。
[0068] 以上に説明した手順を行うことにより、本実施の形態においても、送信ノード 100-2 と受信ノード 101-2がそれぞれ 1対 1に対応しない複数の通信インターフェースを装備 し、かつ各通信インターフェースには個別の IPアドレスが害 ijり当てられている IPネット ワーク構成の場合においても、スケジューリング部 313-2で決定された経路を利用し て IPパケットを送信することが可能となる。
[0069] また、通信インターフェースが特に指定されてレヽなレ、、従来技術での IPノレ一ティン グを期待している IPパケットに対しても、 IPルーティング処理を行うことも可能である。 尚、上述の実施の形態においては、通信インターフェース S-IF#1 1310-1〜S-IF#3 1310-3は、それぞれ異なる無線網 1300-1〜1300-3に属するとした力 S、これに限ること なぐ通信インターフェース S-IF#1 1310-1〜S-IF#3 1310-3の全部又は一部が有線 網に属しても良い。

Claims

請求の範囲
[1] 個別のアドレスを持つ複数の通信インターフェースを有する通信装置におレ、て、 通信インターフェースのアドレスと、その通信インターフェースを経由して到達する 宛先アドレスとが関連付けられたテーブルと、
送信するパケットの宛先アドレスに対応する通信インターフェースを前記テーブル 力 選択し、前記送信するパケットに送信元アドレス又は通信インターフェースを指 定する情報がある場合には、前記送信元アドレス又は通信インターフェースに対応 する通信インターフェースを前記選択された通信インターフェースから選択し、選択 した通信インターフェースに前記送信するパケットを送出するルーティング手段と を有することを特徴とする通信装置。
[2] 前記アドレスが IPアドレスであることを特徴とする請求項 1に記載の通信装置。
[3] 個別のアドレスを持つ複数の通信インターフェースを有する通信装置におけるルー ティング方法であって、
通信インターフェースのアドレスと、その通信インターフェースを経由して到達する 宛先アドレスとを関連付けて記憶しておき、
送信するパケットのルーティングの際、送信するパケットの宛先アドレスに対応する 通信インターフェースを、前記宛先アドレスと関連付けて記憶してある通信インターフ エースから選択し、
前記送信するパケットに送信元アドレス又は通信インターフェースを指定する情報 力 Sある場合には、前記送信元アドレス又は通信インターフェースに対応する通信イン ターフェースを前記選択された通信インターフェースから選択し、選択した通信インタ 一フェースに前記受信パケットを送出する
ことを特徴とするルーティング方法。
[4] 前記アドレスが IPアドレスであることを特徴とする請求項 3に記載のルーティング方 法。
[5] 個別のアドレスを持つ複数の通信インターフェースを有する通信装置のプログラム であって、
前記プログラムは前記通信装置を、 通信インターフェースのアドレスと、その通信インターフェースを経由して到達する 宛先アドレスとが関連付けられたテーブルから、送信するパケットの宛先アドレスに対 応する通信インターフェースを選択し、前記送信するパケットに送信元アドレス又は 通信インターフェースを指定する情報がある場合には、前記送信元アドレス又は通信 インターフェースに対応する通信インターフェースを前記選択された通信インターフ エースから選択し、選択した通信インターフェースに前記送信するパケットを送出する 手段として機能させることを特徴とする通信装置のプログラム。
前記アドレスが IPアドレスであることを特徴とする請求項 5に記載の通信装置のプロ グラム。
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