WO2006009032A1 - コンテンツ管理システム及びコンテンツ管理装置 - Google Patents

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Hiroki Yamauchi
Natsume Matsuzaki
Yuichi Futa
Toshihisa Nakano
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Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
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Abstract

 複製回数の制限数を超えてコンテンツの複製を行うことを防止することのできるコンテンツ管理システムを提供する。  コンテンツ管理システムは、第1コンテンツ管理装置及び第2コンテンツ管理装置からなる。前記第1コンテンツ管理装置は、第1外部装置に対してコンテンツから複製された複製コンテンツの利用が許可される利用期間を示す期間情報を記憶しており、前記コンテンツの移動の際に、前記期間情報を、前記第2コンテンツ管理装置へ出力する。前記第2コンテンツ管理装置は、前記第1コンテンツ管理装置から前記期間情報を受け取り、第2外部装置に対して前記コンテンツの複製を行う時点において、受け取った前記期間情報を用いて、前記複製コンテンツの利用期間が終了しているか否かを判断し、終了していない判断する場合には、前記コンテンツを前記第2外部装置へ複製することを抑止する。

Description

明 細 書
コンテンツ管理システム及びコンテンツ管理装置
技術分野
[0001] 本発明は、複製回数の制限数を超えてコンテンツを不正複製することを防止する技 術に関する。
背景技術
[0002] 現在、日本においては、 ADSL (Asymmetric Digital Subscriber Line)や F TTH (Fiber To The Home)等のブロードバンド'インターネット接続サービスの 加入者が約 1500万件に達し、近年は家庭内のどこにいても、ブロードバンド環境の 恩恵を享受できるように、有線や無線のホームネットワークの敷設が急速に進んで ヽ る。
[0003] そのような状況の下、家庭内の AV (Audio Visual)機器も前記ホームネットワーク を利用し、他の AV機器に蓄積されて 、るデジタルコンテンツを遠隔視聴することや、 デジタルコンテンツの蓄積場所を変更することが可能となりつつある。
ここで、前記 AV機器で取り扱うデジタルコンテンツは、複製が非常に容易であり、 かつ複製に伴う品質の劣化がほとんどの場合で生じない特性を有している。もし、不 正に複製されたコンテンツが無制限に配布された場合、コンテンツ作成者の経済的 利益が侵され、その利益が担保されない場合には、優良なコンテンツが円滑に流通 されなくなる恐れがある。そしてその結果、一般ユーザも優良なコンテンツを十分に 享受できないという影響を受ける。そのため、ホームネットワーク上でデジタルコンテ ンッを取り扱う前記 AV機器には、前記コンテンツ不正複製の課題を解決するため、 I EEE1394バスや IPネットワーク用の DTCP (Digital Transmission Content P rotection)等のコンテンツ保護技術が導入されてきた。しかし、 DTCPのような従来 のコンテンツ保護技術では、ユーザが自由にコンテンツを複製することが認められる べきである私的利用範囲でも、コンテンツの複製が制限されているという課題が存在 する。
[0004] そこで、特許文献 1では、コンテンツの複製回数や移動回数を付加情報として管理 し、複製回数の上限を設けて、コンテンツの複製を認める管理方法が開示されている また、特許文献 2では、装置が有するコンテンツ力も複製された複製コンテンツの利 用制限に時間の概念を導入し、利用可能な期間内のみ複製コンテンツの使用を可 能にし、複製コンテンツが使用可能な期間内では、前記装置は、コンテンツからの複 製を抑止する方法が開示されている。この方法では、複製コンテンツの使用可能な 期間内は、前記装置はコンテンツの複製を抑止するので、コンテンツの複製回数が 1 回に制限されている。
特許文献 1:特開 2003 - 22338号公報
特許文献 2:特開 2000 - 305854号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] 特許文献 2により開示された従来技術では、複製コンテンツには利用可能な期間が 設定されており、利用可能な期間が過ぎると複製コンテンツが使用不可能になるので 、コンテンツ作成者の経済的利益が担保されるというメリットがある。し力しながら、複 製コンテンツ (以下、「第 1複製コンテンツ」という。)が利用可能な期間内に、複製元 であるオリジナルコンテンツを他の装置へ移動すると、移動先の装置はオリジナルコ ンテンッの複製権を有するので、オリジナルコンテンツを複製して第 2複製コンテンツ を生成することができる。そのため、移動元の装置にて複製された第 1複製コンテン ッが利用可能な期間内に、第 1複製コンテンツと第 2複製コンテンツの両方が存在す ることになり、オリジナルコンテンツ力 複製された複製コンテンツの個数が制限数を 超えてしまう。
[0006] つまり、複製コンテンツが利用可能な期間内にオリジナルコンテンツの移動及び複 製が繰り返されることにより、オリジナルコンテンツの複製回数の制限数を超えて、ォ リジナルコンテンツの複製がなされるという課題がある。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、複製回数の制限数を超えてコンテ ンッの複製を行うことを防止することのできるコンテンツ管理システム、コンテンツ管理 装置、集積回路、コンテンツ管理方法及びコンテンツ管理プログラムを提供すること を目的とする。
課題を解決するための手段
[0007] 上記目的を達成するために、本発明は、利用可能な期間が限定されたコンテンツ を外部装置へ複製し、且つコンテンツを移動する第 1コンテンツ管理装置及び前記コ ンテンッを受け取る第 2コンテンツ管理装置力 なるコンテンツ管理システムであって 、前記第 1コンテンツ管理装置は、第 1外部装置に対して前記コンテンツから複製さ れた複製コンテンツの利用が許可される利用期間を示す期間情報を記憶する記憶 手段と、前記コンテンツの移動の際に、前記期間情報を、前記第 2コンテンツ管理装 置へ出力する出力手段とを備え、前記第 2コンテンツ管理装置は、前記第 1コンテン ッ管理装置から、前記期間情報を受け取る受取手段と、第 2外部装置に対して前記 コンテンツの複製を行う時点において、受け取った前記期間情報により示される前記 複製コンテンツの利用期間が終了している力否かを判断する期間判断手段と、前記 期間判断手段が終了していないと判断する場合には、前記コンテンツを前記第 2外 部装置へ複製することを抑止する複製制御手段とを備えることを特徴とする。
発明の効果
[0008] 上記に示した構成によると、第 1コンテンツ管理装置は、コンテンツの移動の際に、 コンテンッの期間情報を第 2コンテンッ管理装置へ出力し、第 2コンテンッ管理装置 は、コンテンツの期間情報を受け取り、期間情報を用いて複製コンテンツを管理する ことができる。コンテンツを第 2外部装置へ複製する際に、第 2コンテンツ管理装置は 、複製コンテンツの利用期間が終了していないと判断する場合には、第 2外部装置 に対してコンテンツの複製を抑止するので、コンテンツの複製回数を制限することが できる。つまり、コンテンツ管理システムは、コンテンツの複製回数の制限数を超えて コンテンツの複製を行うことを防止することができる。
[0009] また、本発明は、利用可能な期間が限定されたコンテンツを外部装置へ複製し、且 っコンテンッを移動するコンテンッ管理装置であって、外部装置に対して前記コンテ ンッ力 複製された複製コンテンツの利用が許可される利用期間を示す期間情報を 記憶している記憶手段と、前記コンテンツの移動の際に、前記期間情報を、移動先 のコンテンツ管理装置へ出力する出力手段とを備えることを特徴とする。 [0010] この構成によると、コンテンツ管理装置は、コンテンツを他のコンテンツ管理装置へ 移動する際に、コンテンツに対する期間情報を、他のコンテンツ管理装置へ出力する 。これにより、他のコンテンツ管理装置は、コンテンツ管理装置力 受け取った期間情 報を用いて、複製コンテンツの利用期間を管理することができる。
ここで、前記期間情報は、前記外部装置に対して前記コンテンツを最後に複製した 時刻であり、前記出力手段は、前記コンテンツの移動の際に、前記外部装置に対し て前記コンテンツを最後に複製した時刻を、前記移動先のコンテンツ管理装置へ出 力するとしてちょい。
[0011] この構成〖こよると、コンテンツ管理装置は、コンテンツを他のコンテンツ管理装置へ 移動する際に、コンテンツが最後に複製された時刻を期間情報として、他のコンテン ッ管理装置へ出力する。これにより、他のコンテンツ管理装置は、コンテンツが最後 に複製された時刻を用いて、複製コンテンツの利用期間を管理することができる。 ここで、前記期間情報は、前記外部装置に対して最後に複製された複製コンテンツ の利用期限である時刻であり、前記出力手段は、前記外部装置に対して最後に複製 された複製コンテンツの利用期限である時刻を、前記移動先のコンテンツ管理装置 へ出力するとしてもよい。
[0012] この構成によると、コンテンツ管理装置は、コンテンツを他のコンテンツ管理装置へ 移動する際に、複製コンテンツの利用期限である時刻を期間情報として、他のコンテ ンッ管理装置へ出力する。これにより、他のコンテンツ管理装置は、複製コンテンツ の利用期限である時刻を用いて、複製コンテンツの利用期間を管理することができる ここで、他のコンテンツ管理装置力 前記コンテンツを移動により受け取る前記コン テンッ管理装置であって、前記コンテンツ管理装置は、さらに、他のコンテンツ管理 装置から前記コンテンツを受け取る際に、前記他のコンテンツ管理装置にて格納され 、前記コンテンツ力 複製された他の複製コンテンツの利用が許可される利用期間を 示す他の期間情報を受け取る受取手段と、前記受取手段にて受け取った前記他の 期間情報を前記記憶手段へ格納する格納手段と、第 2外部装置に対して前記コンテ ンッの複製を行う時点において、前記他の期間情報により示される前記他の複製コ ンテンッの利用期間が終了しているか否かを判断する期間判断手段と、前記期間判 断手段が終了していないと判断する場合には、前記外部装置への前記コンテンツの 複製を抑止する複製制御手段とを備えるとしてもよ 、。
[0013] この構成〖こよると、コンテンツ管理装置は、他のコンテンツ管理装置からコンテンツ を受け取る際に、他の複製コンテンツの他の期間情報を受け取るので、受け取った 他の期間情報を用いて、他の複製コンテンツの利用期間を管理することができる。ま た、コンテンツを複製する際に、コンテンツ管理装置は、他の複製コンテンツの利用 期間が終了していないと判断する場合には、外部装置に対してコンテンツの複製を 抑止するので、コンテンツの複製回数を制限することができる。つまり、コンテンツ管 理装置は、コンテンツの複製回数の制限数を超えてコンテンツの複製を行うことを防 止することができる。
[0014] ここで、前記他の期間情報は、他の外部装置に対して前記コンテンツを最後に複 製した時刻であり、前記期間判断手段は、前記他の期間情報にて示される時刻から 第 2外部装置に対して前記コンテンツの複製を行う時刻までの経過時間と、前記利 用可能な期間とを比較し、前記経過時間が前記利用可能な期間を超えて!/、な!、場 合に、前記他の複製コンテンツの利用期間は終了して 、な 、と判断するとしてもよ ヽ
[0015] この構成によると、コンテンツ管理装置は、経過時間と、利用可能な期間とを比較 することにより、他の複製コンテンツの利用期間が終了している力否かを判断すること ができる。
ここで、前記他の期間情報は、前記外部装置に対して最後に複製された前記他の 複製コンテンツの利用期限である期限時刻であり、前記期限時刻と、前記外部装置 へ前記コンテンッの複製を行う時刻とを比較し、前記外部装置へ前記コンテンッの複 製を行う時刻が前記期限時刻に到達していない場合に、前記他の複製コンテンツの 利用期間は終了していないと判断するとしてもよい。
[0016] この構成によると、コンテンツ管理装置は、他の期間情報にて示される時刻と、外部 装置へコンテンッを複製する時刻とを比較することにより、他の複製コンテンッの利用 期間が終了している力否かを判断することができる。 ここで、前記他の複製コンテンツは第 1複製コンテンツであり、前記他の期間情報は 、第 1期間情報であり、前記受取手段は、複数の領域を有し、複数の領域のうち 1の 領域に前記第 1期間情報が格納され、前記 1の領域の次に位置する次領域に前記 他のコンテンツ管理装置とは異なるコンテンツ管理装置により前記コンテンツ力 複 製された第 2複製コンテンツの利用が許可される利用期間を示す第 2期間情報が格 納された情報リストを受け取ることにより、前記第 1期間情報を受け取り、前記格納手 段は、前記情報リストを前記記憶手段へ格納することにより、前記第 1期間情報を格 納し、前記期間判断手段は、前記第 1複製コンテンツの利用期間が終了していない と判断する場合、前記第 2期間情報にて示される前記第 2複製コンテンツの利用期 間が終了しているか否かを判断し、前記複製制御手段は、前記第 2複製コンテンツ の利用期間が終了していないと判断する場合に、前記コンテンツの複製を抑止する としてちよい。
[0017] この構成〖こよると、コンテンツ管理装置は、コンテンツを複製する際に、第 1複製コ ンテンッの利用期間が終了していないと判断する場合に、さらに、第 2複製コンテン ッの利用期間が終了している力否かを判断する。コンテンツ管理装置は、第 2複製コ ンテンッの利用期間が終了して ヽな ヽと判断する場合には、外部装置に対してコン テンッの複製を抑止するので、コンテンツの複製回数を制限することができる。つまり 、コンテンツ管理装置は、コンテンツの複製回数の制限数を超えてコンテンツの複製 を行うことを防止することができる。
[0018] ここで、前記コンテンツ管理装置は、さらに、自装置にて行われた複製の回数が規 定値に未達であるカゝ否かを判断する回数判断手段を備え、前記複製制御手段は、 前記期間判断手段が前記第 1複製コンテンツの利用期間が終了している又は前記 第 2複製コンテンツの利用期間が終了していると判断する場合、且つ前記回数判断 手段が複製回数は前記規定値に未達であると判断する場合に、前記コンテンツを前 記外部装置へ複製するとしてもよ ヽ。
[0019] この構成によると、コンテンツ管理装置は、第 1複製コンテンツの利用期間が終了又 は第 2複製コンテンツの利用期間が終了し、且つ自装置による複製の回数が規定値 に未達である場合に、外部装置へコンテンツの複製をするので、複製の回数が規定 値を超えてコンテンツの複製を行うことを防止することができる。
ここで、前記第 2期間情報は、前記第 2複製コンテンツの利用期間が終了し、複製 が可能であることを示す複製可能情報であり、前記期間判断手段は、前記次領域に 複製可能情報が格納されている場合には、前記第 2複製コンテンツの利用期間が終 了して 、ると判断するとしてもよ!/、。
[0020] この構成によると、コンテンツ管理装置は、次領域に複製許可情報が格納されてい る場合には、第 2複製コンテンツの利用期間が終了していると判断することができる。 ここで、利用可能な期間が限定されたコンテンツを外部装置へ複製し、且つコンテ ンッを移動するコンテンツ管理装置であって、コンテンツの移動を抑止する期間を示 す移動情報及び前記コンテンツの移動を許可する旨の許可情報の何れかを記憶し ている記憶手段と、前記記憶手段にて記憶されている内容を用いて、前記コンテンツ の移動を許可するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が前記コンテンツの 移動を許可する場合に、他のコンテンツ管理装置へコンテンツを移動し、前記コンテ ンッの移動を許可しな ヽ場合に、前記他のコンテンツ管理装置へ前記コンテンツの 移動を抑止する移動制御手段と、前記コンテンツを移動する際に、前記コンテンツに 対する新たな移動情報を、前記他のコンテンツ管理装置へ出力する出力手段とを備 えるとしてもよ 、。
[0021] この構成によると、コンテンツ管理装置は、コンテンツの移動を許可しない場合には 、他のコンテンツ管理装置へコンテンツの移動を抑止するので、他のコンテンツ管理 装置は、コンテンツ管理装置力 コンテンツを受け取ることができない。つまり、他の コンテンツ管理装置は、外部装置に対してコンテンツの複製を行うことはできない。こ れにより、コンテンツ管理装置は、コンテンツの複製回数を制限することができる。つ まり、コンテンツ管理装置は、コンテンツの複製回数の制限数を超えてコンテンツの 複製を行うことを防止することができる。
[0022] ここで、前記判断手段は、コンテンツの移動を禁止する期間を示す移動禁止期間 を予め記憶しており、前記判断手段は、前記記憶手段にて記憶されている内容が前 記許可情報である場合には、コンテンツの移動を許可し、前記記憶手段にて記憶し ている内容が前記移動情報である場合には、前記移動情報と、前記他のコンテンツ 管理装置へ前記コンテンツを移動する時刻とを用いて、前記移動禁止期間が終了し ている否かを判断し、終了していると判断する場合に、前記コンテンツの移動を許可 し、終了していないと判断する場合に、前記コンテンツの移動を不許可とするとしても よい。
[0023] この構成によると、コンテンツ管理装置は、コンテンツの移動禁止期間が終了してい る場合には、コンテンツの移動を許可し、終了していない場合には、コンテンツの移 動を不許可とすることができる。
ここで、前記移動禁止期間にて示される期間の長さと、前記利用可能な期間にて 示される期間の長さとは、同一値であるとしてもよい。
[0024] この構成によると、コンテンツ管理装置は、移動禁止期間と、複製されたコンテンツ の利用可能な期間とは、同一の期間の長さであるので、移動禁止期間が終了してい る場合には、複製されたコンテンツの利用の期間が終了しているとみなすことができ る。また、移動禁止期間が終了していない場合には、複製されたコンテンツの利用の 期間が終了しているとは限らないため、コンテンツの移動を抑止することにより、移動 先の他のコンテンッ管理装置にてコンテンッの不正な複製を防止するができる。
[0025] ここで、前記移動情報は、前記コンテンツが自装置へ移動された時刻であり、前記 判断手段は、前記記憶手段にて記憶している内容が前記移動情報である場合には 、前記移動情報から前記他のコンテンツ管理装置へ前記コンテンツを移動する時刻 までの経過時間と、前記移動禁止期間とを比較し、前記経過時間が前記移動禁止 期間を超えていない場合に、前記移動禁止期間は終了していないと判断し、超えて いる場合に、前記移動禁止期間は終了していると判断し、前記出力手段は、自装置 から前記他のコンテンツ管理装置へ前記コンテンツを移動する時刻を前記新たな移 動情報として、前記他のコンテンツ管理装置へ出力するとしてもよい。
[0026] この構成によると、コンテンツ管理装置は、経過時間と、移動禁止期間とを比較する ことにより、コンテンツの移動禁止期間が終了している力否かを判断することができる ここで、前記移動情報は、自装置から前記他のコンテンツ管理装置への前記コンテ ンッの移動が禁止される期限を示す時刻であり、前記判断手段は、前記記憶手段に て記憶している内容が前記移動情報である場合には、前記移動情報にて示される時 刻と前記他のコンテンッ管理装置へ前記コンテンッを移動する時刻とを比較し、前記 他のコンテンツ管理装置へ前記コンテンッの移動を行う時刻が前記移動情報にて示 される時刻に到達して 、な 、場合に、前記コンテンツの移動禁止期間は終了して ヽ ないと判断し、到達している場合に、前記コンテンツの移動禁止期間は終了している と判断し、前記出力手段は、自装置から前記他のコンテンツ管理装置へ前記コンテ ンッを移動する時刻と前記移動禁止期間とを用いて、前記新たな移動情報を算出し 、算出した前記新たな移動情報を、前記他のコンテンツ管理装置へ出力するとしても よい。
[0027] この構成によると、コンテンツ管理装置は、移動情報にて示される時刻と、他のコン テンッ管理装置へコンテンッを移動する時刻とを比較することにより、コンテンツの移 動禁止期間が終了している力否かを判断することができる。
ここで、前記移動情報を記憶する前の前記コンテンツ管理装置であって、前記コン テンッ管理装置は、さらに、前記コンテンツとは異なる別のコンテンツ管理装置力 前 記コンテンツを受け取る際に、前記移動情報を受け取る受取手段と、前記受取手段 にて受け取った前記移動情報を前記記憶手段へ格納する格納手段とを備えるとして ちょい。
[0028] この構成によると、コンテンツ管理装置は、別のコンテンツ管理装置からコンテンツ を受け取る際に、コンテンツの移動情報を受け取るので、受け取った移動情報を用 いて、コンテンツの移動禁止期間を管理することができる。
図面の簡単な説明
[0029] [図 1]コンテンツ管理システム 1の概要を示す図である。
[図 2]サーバ装置 10の構成を示すブロック図である。
[図 3]コンテンツ蓄積部 101が記憶しているコンテンツを示す図である。
[図 4]要求受入条件記憶部 112が記憶している要求受入条件 150の構成を示す図 である。
[図 5]コンテンツ管理情報記憶部 114が記憶しているコンテンツ管理情報の構成を示 す図である。 [図 6]コンテンツ管理情報 160からコンテンツ管理情報 160aへと更新した際の具体 例を示す図である。
圆 7]複製回数管理リスト T100のデータ構成の一例を示す図である。
[図 8]サーバ装置 20の構成を示すブロック図である。
[図 9]クライアント装置 40の構成を示すブロック図である。
圆 10]利用期間情報記憶部 420が記憶している利用期間情報 430の構成を示す図 である。
[図 11]コンテンツ管理システム 1における移動処理の動作を示す流れ図である。
[図 12]コンテンツ管理システム 1におけるコンテンツ管理情報更新処理の動作を示す 流れ図である。
[図 13]コンテンツ管理システム 1における複製処理の動作を示す流れ図である。
[図 14]コンテンツ管理システム 1におけるコンテンツ複製判断処理の動作を示す流れ 図である。図 15へ続く。
[図 15]コンテンツ管理システム 1におけるコンテンツ複製判断処理の動作を示す流れ 図である。図 14から続く。
[図 16]コンテンツ管理情報 160aからコンテンツ管理情報 160bへと更新した際の具 体例を示す図である。
[図 17]コンテンツ管理情報 160bからコンテンツ管理情報 160cへと更新した際の具 体例を示す図である。
[図 18]コンテンツ管理情報 160aからコンテンツ管理情報 160dへと更新した際の具 体例を示す図である。
[図 19]コンテンツ管理情報 160dからコンテンツ管理情報 160eへと更新した際の具 体例を示す図である。
[図 20]コンテンツ管理システム 1000の概要を示す図である。
[図 21]サーバ装置 1010の構成を示すブロック図である。
圆 22]要求受入条件記憶部 1112が記憶している要求受入条件 1150の構成を示す 図である。
[図 23]コンテンツ管理情報記憶部 1114が記憶して 、るコンテンツ管理情報の構成を 示す図である。
[図 24]サーバ装置 1020の構成を示すブロック図である。
[図 25]クライアント装置 1040の構成を示すブロック図である。
[図 26]コンテンツ管理システム 1000における移動処理の動作を示す流れ図である。
[図 27]コンテンツ管理システム 1000におけるコンテンツ移動判断処理の動作を示す 流れ図である。
[図 28]コンテンツ管理システム 1000におけるコンテンツ複製判断処理の動作を示す 流れ図である。
符号の説明
1 コンテンツ管理システム
10、 20、 30 サーバ装置
40、 50 クライアント装置
60 ハブ
70、 71 表示装置
101 コンテンツ蓄積部
102 コンテンツ管理部
103 通信部
104 指示受付部
110 認証部
111 移動要求作成部
112 要求受入条件記憶部
113 コンテンツ管理情報作成部
114 コンテンツ管理情報記憶部
115 要求受入判断部
116 時計部
117 移動部
118 複製部
201 コンテンツ蓄積部 202 コンテンツ管理部
203 通信部
204 指示受付部
210
211 移動要求作成部
212 要求受入条件記憶部
213 コンテンツ管理情報作成部
214 コンテンツ管理情報記憶部
215 要求受入判断部
216 時計部
217 移動部
218 複製部
401 コンテンツ蓄積部
402 コンテンツ管理部
403 通信部
404 指示受付部
405 再生部
410 認証部
411 複製要求作成部
416 時計部
420 利用期間情報記憶部
421 書込部
1000 コンテンッ管理システム
1010、 1020、 1030 サーノ装置 1040、 1050 クライアン卜装置 1060 ハブ
1070、 1071 表示装置
1101 コンテンツ蓄積部 1102 コンテンツ管理部
1103 通信部
1104 指示受付部
1110 ill μ
1111 移動要求作成部
1112 要求受入条件記憶部
1113 コンテンツ管理情報作成部
1114 コンテンッ管理情報記憶部
1115 要求受入判断部
1116 時計部
1117 移動部
1118 複製部
1201 コンテンツ蓄積部
1202 コンテンツ管理部
1203 通信部
1204 指示受付部
1210 認証部
1211 移動要求作成部
1212 要求受入条件記憶部
1213 コンテンツ管理情報作成部
1214 コンテンッ管理情報記憶部
1215 要求受入判断部
1216 時計部
1217 移動部
1218 複製部
1401 コンテンツ蓄積部
1402 コンテンツ管理部
1403 通信部 1404 指示受付部
1405 再生部
1410 認証部
1411 複製要求作成部
1416 時計部
1420 利用期間情報記憶部
1421 書込部
発明を実施するための最良の形態
[0031] 1.第 1の実施の形態
以下、本発明に係る第 1の実施の形態としてのコンテンツ管理システム 1について、 図面を参照して説明する。
1. 1 コンテンツ管理システム 1の概要
コンテンツ管理システム 1は、図 1に示すように、サーバ装置 10、 20、 30、クライアン ト装置 40、 50、ハブ 60、及び表示装置 70、 71から構成されている。
[0032] サーバ装置 10、 20、 30及びクライアント装置 40、 50は、ハブ 60を介してネットヮー クで相互に接続されている。
サーバ装置 10は、映像及び音声力 なるコンテンツを格納しており、格納している コンテンツを他のサーバ装置への移動を行う。また、サーバ装置 10は、格納している コンテンツをクライアント装置 40、 50への複製を行う。なお、コンテンツの複製は、複 製可能な回数が予め定められており、サーバ装置 10は、複製可能な回数の範囲内 において、コンテンツの複製を行う。なお、サーバ装置 20及びサーバ装置 30の動作 概要についてもサーバ装置 10と同様であるため、説明は省略する。
[0033] ここで、コンテンツの移動は、以下のようにして行われる。移動元のサーバ装置は、 移動先のサーバ装置へ移動対象のコンテンツを出力し、出力完了後、移動対象のコ ンテンッを削除する。このとき、移動先のサーバ装置では、移動元のサーバ装置から 移動対象のコンテンツを受け取ると、受け取った移動対象のコンテンツを格納する。 また、コンテンツの複製は、以下のようにして行われる。複製元のサーバ装置は、複 製対象のコンテンツをクライアント装置へ出力する。クライアント装置では、複製元の サーバ装置力 複製対象のコンテンツを受け取ると、受け取った複製対象のコンテン ッを格納する。
[0034] クライアント装置 40は、複製されたコンテンツを格納しており、格納しているコンテン ッを再生する。また、複製されたコンテンツの利用期間が予め定めされており、ここで は、利用期間を 24時間とする。クライアント装置 40は、クライアント装置 40は、複製さ れたコンテンツを格納後、利用期間内(例えば、 24時間内)であれば、コンテンツの 再生が可能であり、利用期間を経過すると、その再生は不可能となる。なお、クライア ント装置 50の動作概要についてもクライアント装置 40と同様であるため、説明は省略 する。
[0035] 表示装置 70は、クライアント装置 40と接続されており、クライアント装置 40にて再生 されたコンテンツを出力する。表示装置 71は、クライアント装置 40と接続されており、 クライアント装置 40にて再生されたコンテンツを出力する。表示装置 70及び表示装 置 71は、具体的には、テレビジョン受信機、ディスプレイ等である。
1. 2 サーバ装置 10
サーバ装置 10は、図 2に示すように、コンテンツ蓄積部 101、コンテンツ管理部 10 2、通信部 103及び指示受付部 104から構成されている。
[0036] サーバ装置 10は、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM, RAM,ハードディスク ユニットなど力も構成されるコンピュータシステムである。前記 ROM又は前記ハード ディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッ サは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、サーバ装置 10は、そ の機能を達成する。
[0037] (1)コンテンツ蓄積部 101
コンテンツ蓄積部 101は、 1以上のコンテンツを蓄積して格納するための領域を有 している。
コンテンツ蓄積部 101は、図 3に示すように、コンテンツ Cl、コンテンツ C2、コンテ ンッ C3、 · · ·を格納している。各コンテンツには、各コンテンツを一意に識別するため の情報であるコンテンツ IDが割り振られており、コンテンツ蓄積部 101は、コンテンツ とコンテンツ IDとを対応付けて記憶している。具体的には、コンテンツ C1のコンテン ッ IDは「CID1— 1」、コンテンツ C2のコンテンツ IDは「CID1— 2」、コンテンツ C3の コンテンツ IDは「CID1— 3」である。
[0038] なお、ここでは、コンテンツ Cl、 C2及び C3は、放送局から放送されたものであり、 サーバ装置 10によって、受信され、格納されたコンテンツであるとする。つまり、コン テンッ Cl、 C2及び C3は、他のサーバ装置からの移動により格納されたものではな い。
(2)コンテンツ管理部 102
コンテンツ管理部 102は、コンテンツの移動および複製を管理する。
[0039] コンテンツ管理部 102は、図 2に示すように、認証部 110、移動要求作成部 111、 要求受入条件記憶部 112、コンテンツ管理情報作成部 113、コンテンツ管理情報記 憶部 114、要求受入判断部 115、時計部 116、移動部 117及び複製部 118を有して いる。
(A)認証部 110
認証部 110は、指示受付部 104から、コンテンツの移動要求の指示を示す移動要 求指示と、要求先のサーバ装置を識別するための要求先サーバ識別情報と、移動 対象のコンテンツを識別する移動コンテンツ識別情報とを受け取る。ここで、要求先ク ライアント識別情報とは、例えば、要求先クライアント装置に予め割り当てられた IPァ ドレスや装置名である。
[0040] また、認証部 110は、通信部 103を介して、コンテンツの移動を要求するサーバ装 置 (以下、「要求元サーバ装置」という。)、若しくはコンテンツの複製を要求するクライ アント装置 (以下、「要求元クライアント装置」という。)から、認証開始情報を受け取る 以下、移動要求指示及び各情報を受け取った場合と、認証開始情報を受け取った 場合とに分けて、認証部 110の動作について説明する。
[0041] (移動要求指示を受け取った場合)
認証部 110は、指示受付部 104から、移動要求指示と、要求先サーバ識別情報と 、移動コンテンツ識別情報とを受け取ると、要求先のサーバ装置と相互認証を行うた めに、認証開始情報を生成する。認証部 110は、生成した認証開始情報を、通信部 103及びノヽブ 60を介して、要求先サーバ識別情報にて識別されるサーバ装置 (以 下、「要求先サーバ装置」という。)へ送信し、自装置と要求先サーバ装置との間で、 相互認証を開始する。ここで、相互認証の一例は、チャレンジ Zレスポンスによる相 互認証である。チャレンジ Zレスポンスによる相互認証は、公知であるため、ここでは 説明を省略する。
[0042] 認証部 110は、相互認証により、要求先サーバ装置は、正当なサーバであると認証 する場合には、認証が終了した旨を示す認証終了情報と、要求先サーバ識別情報と 、移動コンテンツ識別情報とを移動要求作成部 111へ出力する。
認証部 110は、相互認証により、要求先サーバ装置は、正当なサーバでない、つま り不正なサーバ装置であると認証する場合には、異常終了により処理を終了する。
[0043] (認証開始情報を受け取った場合)
認証部 110は、通信部 103を介して、要求元サーバ装置から認証開始情報を受け 取ると、自装置と要求元サーバ装置との間で、移動要求指示を受け取った場合と同 一の相互認証を開始する。認証部 110は、相互認証により、要求元サーバ装置は、 正当なサーバであると認証する場合には、認証終了情報を要求受入判断部 115へ 出力する。認証部 110は、相互認証により、要求元サーバ装置は、正当なサーバで ない、つまり不正なサーバ装置であると認証する場合には、異常終了により処理を終 了する。
[0044] 認証部 110は、通信部 103を介して、要求元クライアント装置から認証開始情報を 受け取ると、自装置と要求元クライアント装置との間で、移動要求指示を受け取った 場合と同一の相互認証を開始する。認証部 110は、相互認証により、要求元クライア ント装置は、正当なクライアントであると認証する場合には、認証終了情報を要求受 入判断部 115へ出力する。認証部 110は、相互認証により、要求元クライアント装置 は、正当なクライアントでない、つまり不正なクライアント装置であると認証する場合に は、異常終了により処理を終了する。
[0045] (B)移動要求作成部 111
移動要求作成部 111は、認証部 110から認証終了情報と、要求先サーバ識別情 報と、移動コンテンツ識別情報とを受け取ると、コンテンツの移動要求を示し、且つ受 け取った移動コンテンツ識別情報及び要求元である自装置を識別するための要求 元サーバ識別情報を含むコンテンツ移動要求情報を生成する。ここで、要求元サー バ識別情報とは、例えば、要求元サーバ装置に予め割り当てられた IPアドレスや装 置名である。
[0046] 移動要求作成部 111は、生成したコンテンツ移動要求情報を、通信部 103及びノ、 ブ 60を介して、認証部 110から受け取った要求先サーバ識別情報にて識別されるサ ーバ装置へ送信する。
(C)要求受入条件記憶部 112
要求受入条件記憶部 112は、他のサーバ装置からのコンテンツ移動要求およびコ ンテンッ複製要求の受け入れの可否を判断基準となる要求受入条件を記憶する。
[0047] 要求受入条件記憶部 112は、図 4に示すように、要求受入条件 150を記憶している 要求受入条件 150は、複製許可移動回数 151、複製コンテンツ使用可能時間 152 及び複製回数 153にて構成されて 、る。
複製許可移動回数 151は、コンテンツを複製回数以下複製する動作と、及び複製 後、そのコンテンツを移動する動作との組を 1回とする場合に、その回数を保持して おり、本実施の形態では、一例として、 "2回"に設定している。
[0048] 複製コンテンツ使用可能時間 152は、サーバ装置がクライアント装置に複製した複 製コンテンツの使用可能時間を保持しており、本実施の形態では、一例として、 "24 時間"に設定している。
複製回数 153は、サーバ装置がコンテンツを複製することのできる回数を保持して おり、本実施の形態では、一例として、 "15回"に設定している。
[0049] 例えば、あるサーバ装置が、コンテンツを複製することなく、そのコンテンツを他のサ ーバ装置へ移動させた場合には、この動作は、複製許可移動回数としてカウントされ ない。また、サーバ装置が、コンテンツを複製回数以下複製する動作を行い、その後 、そのコンテンツを移動する動作を行うと、これらの動作は、複製許可移動回数として カウントされる。カウント後、当該あるサーバ装置が最後にコンテンツを複製してから、 コンテンツ使用可能時間を経過したと、 1回以上の移動によりそのコンテンツを格納し ている他のサーバ装置にて判断される場合には、そのコンテンツに対する複製許可 移動回数は、 1減算される。
[0050] (D)コンテンツ管理情報記憶部 114
コンテンツ管理情報記憶部 114は、コンテンツの移動元である他のサーバ装置から 受信した、もしくは自装置にて新規作成したコンテンツ管理情報を 1以上記憶するた めの領域を有している。なお、コンテンツ管理情報の詳細については、後述する。 コンテンツ管理情報記憶部 114は、図 5に示すように、コンテンツ管理情報 160、コ ンテンッ管理情報 161、 · · ·を格納している。
[0051] コンテンツ管理情報 160は、管理対象コンテンツ 170、最終複製完了時刻リスト 17 5、現状最終複製完了時刻 172から構成されている。
管理対象コンテンツ 170は、管理対象のコンテンツに対応するコンテンツ IDを保持 しおり、ここでは、コンテンツ ID「CID1—1」とする。つまり、コンテンツ管理情報 160 の管理対象となるコンテンツは、コンテンツ C1である。
[0052] 最終複製完了時刻リスト 171は、複製コンテンツが存在するサーバ毎 (ここでは、最 大 2台まで)の複製コンテンツの最終複製完了時刻を並べたリストであり、項目 "1台 目 "175及び項目 "2台目 "176とから構成され、各項目に、サーバ毎の複製コンテン ッの最終複製完了時が格納される。本実施の形態では要求受入条件の複製許可移 動回数が" 2回"なので、リスト内の項目の数も 2個存在する。以下の説明において、 項目" 1台目 "175及び項目 "2台目 "176の表記を簡素化するため、それぞれ、第 1 項目 175及び第 2項目 176と表記する。
[0053] また、コンテンツ C1は、自装置で作成した物なので、第 1項目 175及び第 2項目 17 6には、初期の情報として、無効が記載されている。
現状最終複製完了時刻 172は、自装置において、最後にコンテンツを複製した時 刻、つまり、コンテンツの複製を行った最新の時刻を記載する。なお、コンテンツの複 製を一度も行っていない場合には、空白となる。ここでは、サーバ装置 10は、 2004 年 7月 1日 19時 00分に、クライアント装置 50に対して、コンテンツ C1の複製を行い、 以後、複製を行っていないものとする。この場合、現状最終複製完了時刻は、サーバ 装置 10が、クライアント装置 50へ最後に複製を完了した時刻「2004Z7Zl 19 : 0 0」が設定されている。
[0054] なお、コンテンツ管理情報 161についても、構成要素は、コンテンツ管理情報 160 と同じであるため、説明は省略する。
(E)コンテンツ管理情報作成部 113
コンテンツ管理情報作成部 113は、コンテンツ管理情報の新規作成及び更新を行
(新規作成の場合)
コンテンツ管理情報作成部 113は、自装置によって、放送局から放送されたコンテ ンッを受信し、コンテンツ蓄積部 101へ格納した後、以下の動作により、コンテンツ管 理情報を生成する。
[0055] コンテンツ管理情報作成部 113は、格納したコンテンツに対応するコンテンツ IDを 取得し、取得したコンテンツ IDを管理対象コンテンツに設定する。コンテンツ管理个青 報作成部 113は、最終複製完了時刻リスト内の第 1項目及び第 2項目(ここでは、項 目" 1台目 "及び項目 "2台目 ")に対して、それぞれ無効を設定する。コンテンツ管理 情報作成部 113は、現状最終複製完了時刻を空白とする。
[0056] コンテンツ管理情報作成部 113は、作成したコンテンツ管理情報を、コンテンツ管 理情報記憶部 114へ書き込み、格納する。
(更新の場合)
コンテンツ管理情報作成部 113は、移動部 117からコンテンツ管理情報の更新を 指示する更新指示と、移動コンテンツ識別情報とを受け取る。
[0057] コンテンツ管理情報作成部 113は、受け取った移動コンテンツ識別情報にて識別 されるコンテンツに対応するコンテンツ IDが管理対象コンテンツに設定されているコ ンテンッ管理情報を、コンテンツ管理情報記憶部 114から読み出す。
コンテンッ管理情報作成部 113は、読み出したコンテンッ管理情報に含まれる最終 複製完了時刻リストの各項目(ここでは、項目" 1台目 "及び項目 "2台目 ")のうち、 "無 効"が設定されている項目に対して、現状最終複製完了時刻にて設定されている時 刻を設定し、現状最終複製完了時刻を空白にする。なお、現状最終複製完了時刻 が空白である場合、及び"無効"が設定されている項目が存在しない場合には、処理 を行わない。
[0058] コンテンツ管理情報作成部 113は、コンテンツ管理情報記憶部 114に記憶されて いるコンテンツ管理情報 (管理対象コンテンツが、読み出したコンテンツ管理情報に 含まれる管理対象コンテンツと同一であるコンテンツ管理情報)の内容に対して、更 新した内容を上書きする。なお、更新を行っていない場合には、コンテンツ管理情報 記憶部 114に記憶されているコンテンツ管理情報と同一の内容を上書きする。
[0059] コンテンツ管理情報作成部 113は、コンテンツ管理情報の更新が完了した旨の更 新完了情報を移動部 117へ出力する。
ここで、コンテンツ C1を、サーバ装置 10からサーバ装置 20へ移動する場合におい て、コンテンツ管理情報の更新の具体例を、以下に示す。
コンテンツ管理情報作成部 113は、移動部 117から更新指示と、コンテンツ C1を識 別する移動コンテンツ識別情報とを受け取る。
[0060] コンテンツ管理情報作成部 113は、受け取った移動コンテンツ識別情報を用いて、 管理対象コンテンッにコンテンッ ID「CID 1— 1」が設定されたコンテンッ管理情報 16 0を、コンテンツ管理情報記憶部 114から読み出す。
読み出したコンテンッ管理情報 160に含まれる最終複製完了時刻リスト 171内の項 目 175に無効が設定されているため、コンテンツ管理情報作成部 113は、項目 175 に、現状最終複製完了時刻 172に設定されている時刻「2004/7/1 19 : 00」を 設定する。次に、現状最終複製完了時刻の内容を消去し、空白にする。
[0061] 図 6は、コンテンツ管理情報 160を更新した結果であるコンテンツ管理情報 160aを 示す。コンテンツ管理情報 160aは、項目 175aにて、コンテンツ管理情報 160の現状 最終複製完了時刻 172に設定されている時刻が設定されている。また、現状最終複 製完了時刻 172aにお 、ては、空白が設定されて!、る。
コンテンツ管理情報作成部 113は、コンテンツ管理情報記憶部 114にて記憶して V、るコンテンツ管理情報 160を、作成したコンテンッ管理情報 160aへと更新する。
[0062] コンテンツ管理情報作成部 113は、更新完了情報を移動部 117へ出力する。
(F)要求受入判断部 115
要求受入判断部 115は、図 7に示す複製回数管理リスト T100を有している。複製 回数管理リスト T100は、コンテンツ IDと複製残数とからなる組を 1以上格納するため の領域を有している。コンテンツ IDは、コンテンツ蓄積部 101にて格納されているコ ンテンッを識另 IJし、複製残数は、コンテンツ IDに対応するコンテンツを複製することの できる残りの数を示す。複製残数の初期値は、「15」である。例えば、コンテンツ ID「 CID1— 1」に対応するコンテンツは、残り 14回複製することが可能であることを示し、 コンテンツ ID「CID1— 2」に対応するコンテンツは、残り 15回複製することが可能で あること示している。また、コンテンツ ID「CID1— 3」に対応するコンテンツは、残り 12 回複製することが可能であること示して 、る。
[0063] 要求受入判断部 115は、複製回数管理リスト T100を用いて、コンテンツ蓄積部 10 1にて格納されて 、る各コンテンツを複製することのできる残数を管理する。
要求受入判断部 115は、認証部 110から認証終了情報を受け取ると、相互認証に より正当なサーバ装置であると認証された、コンテンツの移動の要求元であるサーバ 装置、若しくは相互認証により正当なクライアント装置であると認証された、コンテンツ の複製の要求元であるクライアント装置力もの情報の受け取り待ちの状態となる。
[0064] 要求受入判断部 115は、コンテンツの移動の要求元であるサーバ装置から、ハブ 6 0及び通信部 103を介して、移動コンテンツ識別情報及び要求元サーバ識別情報を 含むコンテンツ移動要求情報を受け取る。
また、要求受入判断部 115は、コンテンツの複製の要求元であるクライアント装置か ら、ハブ 60及び通信部 103を介して、コンテンツの複製の要求を示し、且つ複製対 象のコンテンツを識別する複製コンテンツ識別情報及び複製の要求元であるクライァ ント装置を識別するための要求元クライアント識別情報を含むコンテンツ複製要求情 報を受け取る。ここで、要求元クライアント識別情報とは、例えば、要求元クライアント 装置に予め割り当てられた IPアドレスや装置名である。
[0065] 以下、コンテンツ移動要求情報を受け取った場合と、コンテンツ複製要求情報を受 け取った場合とに分けて、要求受入判断部 115の動作について説明する。
(コンテンツ移動要求情報を受け取った場合)
要求受入判断部 115は、コンテンツ移動要求情報を受け取ると、受け取ったコンテ ンッ移動要求情報から移動コンテンツ識別情報及び要求元サーバ識別情報を取得 する。
[0066] 要求受入判断部 115は、コンテンツの移動の処理を開始する旨を示す移動開始指 示を生成し、生成した移動開始指示と、移動コンテンツ識別情報と、要求元サーバ識 別情報とを移動部 117へ出力する。
(コンテンツ複製要求情報を受け取った場合)
要求受入判断部 115は、コンテンツ複製要求情報を受け取ると、受け取ったコンテ ンッ複製要求情報から複製コンテンツ識別情報及び要求元クライアント識別情報を 取得する。
[0067] 要求受入判断部 115は、複製コンテンツ識別情報にて識別されるコンテンツに対 応するコンテンツ IDが、管理対象コンテンッに設定されて ヽるコンテンツ管理†青報を コンテンツ管理情報記憶部 114から読み出す。
要求受入判断部 115は、読み出したコンテンツ管理情報に含まれる最終複製完了 時刻リストの各項目(ここでは、項目" 1台目"及び項目" 2台目")から、 "無効"が設定 されている項目、及び時刻が設定され、且つ設定されている時刻が現在時刻から複 製コンテンツ使用可能時間(ここでは、 24時間)以前に設定された項目の何れかを検 索する。
[0068] 要求受入判断部 115は、検索結果により、 "無効"が設定された第 n項目の検出、 又は時刻が設定されているが、設定されている時刻が現在時刻から複製コンテンツ 使用可能時間以前に設定された第 n項目を検出した場合には、検出した第 n項目に "無効"を設定する(ここで、 nは、 1又は 2)。要求受入判断部 115は、複製回数管理 リスト T100を用いて、取得した複製コンテンツ識別情報にて識別されるコンテンツに 対する複製残数が 0であるか否かを判断する。複製残数が 0であると判断する場合に は、要求受入判断部 115は、複製は不可であると決定し、異常処理により処理を終 了する。複製回数が 0でないと判断する場合には、要求受入判断部 115は、現状最 終複製完了時刻に、現在時刻を設定する。
[0069] 要求受入判断部 115は、コンテンツ管理情報記憶部 114に記憶されているコンテ ンッ管理情報 (管理対象コンテンツ力 読み出したコンテンツ管理情報に含まれる管 理対象コンテンツと同一であるコンテンツ管理情報)の内容に対して、更新した内容 を上書きする。
複製の許可を示す複製許可指示と、複製コンテンツ識別情報と、要求元クライアン ト識別情報とを複製部 118へ出力する。
[0070] 要求受入判断部 115は、検索結果により、 "無効"が設定された第 n項目が検出さ れず、且つ項目には、時刻が設定されている力 設定されている時刻が現在時刻か ら複製コンテンツ使用可能時間以前に設定された第 n項目をも検出されない場合、 つまり、最終複製完了時刻リストの各項目には時刻が設定されており、設定された各 時刻は、現在時刻から複製コンテンツ使用可能時間内に設定されている場合には、 複製は不可であると決定し、異常処理により処理を終了する。
[0071] (G)時計部 116
時計部 116は、日時を計時し、時間を管理する。
(H)移動部 117
移動部 117は、自装置が移動元である場合 (つまり、コンテンツ移動要求を他のサ ーバ装置力 受け取った場合)におけるコンテンツの移動に係る動作、及び自装置 は移動先である場合 (つまり、コンテンツ移動要求を他のサーバ装置へ送信した場合 )におけるコンテンツの移動に係る動作を行う。
[0072] (自装置が移動元である場合)
移動部 117は、要求受入判断部 115から、移動開始指示と、移動コンテンツ識別 情報と、要求元サーバ識別情報とを受け取ると、コンテンツ管理情報作成部 113へ、 更新指示と、移動コンテンツ識別情報とを出力する。
移動部 117は、コンテンツ管理情報作成部 113から更新完了情報を受け取ると、要 求受入判断部 115から受け取った移動コンテンツ識別情報にて識別されるコンテン ッ及びコンテンツ IDを、コンテンツ蓄積咅 から取得し、取得したコンテンツを管理 対象として!/ヽるコンテンツ管理情報を、コンテンツ管理情報記憶部 114から取得する
[0073] 移動部 117は、取得したコンテンツ、コンテンツ ID及びコンテンツ管理情報を、通 信部 103及びハブ 60を介して、要求受入判断部 115から受け取った要求元サーバ 識別情報にて識別されるサーバ装置へ移動させる。 移動部 117は、コンテンツの移動完了後、要求受入判断部 115が有する複製回数 管理リスト TlOOから、移動対象のコンテンツに対応するコンテンツ IDとその複製残数 とからなる組を削除して更新する。
[0074] (自装置が移動先である場合)
移動部 117は、ハブ 60及び通信部 103を介して、他のサーバ装置(自装置からコ ンテンッ移動要求を送信したサーバ装置)から、移動対象のコンテンツ、そのコンテ ンッ ID及びコンテンツ管理†青報を、受け取ると、受け取ったコンテンツとコンテンツ ID とを対応付けて、コンテンツ蓄積部 101へ格納し、受け取ったコンテンツ管理情報を コンテンツ管理情報記憶部 114へ格納する。
[0075] 移動部 117は、受け取ったコンテンツに対応するコンテンツ IDとその複製残数 (初 期値「15」)とからなる組を、要求受入判断部 115が有する複製回数管理リスト TlOO へ登録する。
(I)複製部 118
複製部 118は、要求受入判断部 115から複製許可指示と、複製コンテンツ識別情 報と、要求元クライアント識別情報とを受け取ると、受け取った複製コンテンツ識別情 報にて識別されるコンテンツ及びそのコンテンツ IDをコンテンツ蓄積部 101から取得 する。
[0076] 複製部 118は、取得したコンテンツ及びそのコンテンツ IDとを、通信部 103及びノヽ ブ 60を介して、要求受入判断部 115から受け取った要求元クライアント識別情報に て識別されるクライアント装置へ複製する。
複製部 118は、複製完了後、要求受入判断部 115が有する複製回数管理リスト T1 00において、移動対象のコンテンツに対応するコンテンツ IDとその複製残数とから なる組に対して、複製残数を 1減算し、減算結果を、再度複製残数として更新する。
[0077] (3)通信部 103
通信部 103は、自装置と、他のサーバ装置(ここでは、サーバ装置 20、 30)及びク ライアント装置 40、 50との間で、ハブ 60を介して、情報の送受信を行う。
(4)指示受付部 104
指示受付部 104は、利用者から、移動要求指示と、要求先サーバ識別情報と、移 動コンテンツ識別情報とを受け付け、受け付けた移動要求指示と、要求先サーバ識 別情報と、移動コンテンツ識別情報とを、認証部 110へ出力する。
[0078] 1. 3 サーバ装置 20
サーバ装置 20は、図 8に示すように、コンテンツ蓄積部 201、コンテンツ管理部 20 2、通信部 203及び指示受付部 204から構成されて ヽる。
サーバ装置 20は、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM, RAM,ハードディスク ユニットなど力も構成されるコンピュータシステムである。前記 ROM又は前記ハード ディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッ サは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、サーバ装置 20は、そ の機能を達成する。
[0079] なお、コンテンツ蓄積部 201、コンテンツ管理部 202、通信部 203及び指示受付部 204は、それぞれ、図 2にて示すコンテンツ蓄積部 101、コンテンツ管理部 102、通 信部 103及び指示受付部 104と同様の構成及び機能を有するため、ここでは説明を 省略する。
また、コンテンツ管理部 202は、図 8に示すように、認証部 210、移動要求作成部 2 11、要求受入条件記憶部 212、コンテンツ管理情報作成部 213、コンテンツ管理情 報記憶部 214、要求受入判断部 215、時計部 216、移動部 217及び複製部 218有 する。認証部 210、移動要求作成部 211、要求受入条件記憶部 212、コンテンツ管 理情報作成部 213、コンテンツ管理情報記憶部 214、要求受入判断部 215、時計部 216、移動部 217及び複製部 218は、それぞれ、図 2にて示す認証部 110、移動要 求作成部 111、要求受入条件記憶部 112、コンテンツ管理情報作成部 113、コンテ ンッ管理情報記憶部 114、要求受入判断部 115、時計部 116、移動部 117及び複 製部 118と同様の構成及び機能を有するため、ここでは説明を省略する。
[0080] また、サーバ装置 30は、サーバ装置 10及びサーバ装置 20と同様の構成及び機能 を有するため説明は省略する。
1. 4 クライアント装置 40
クライアント装置 40は、図 9に示すように、コンテンツ蓄積部 401、コンテンツ管理部 402、通信部 403、指示受付部 404及び再生部 405から構成されている。 [0081] クライアント装置 40は、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM、 RAM,ハードディ スクユニットなど力も構成されるコンピュータシステムである。前記 ROM又は前記ハ ードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプ 口セッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、クライアント装 置 40は、その機能を達成する。
[0082] (1)コンテンツ蓄積部 401
コンテンツ蓄積部 401は、 1以上のコンテンツを蓄積して格納するための領域を有 している。
コンテンツ蓄積部 401は、図 2に示すコンテンツ蓄積部 101と同様に、コンテンツと コンテンツ IDとを対応付けて記憶する。
[0083] (2)コンテンツ管理部 402
コンテンツ管理部 402は、コンテンツの複製を管理する。
コンテンツ管理部 402は、図 9に示すように、認証部 410、複製要求作成部 411、 時計部 416、利用期間情報記憶部 420及び書込部 421を有して 、る。
(A)認証部 410
認証部 410は、指示受付部 404から、コンテンツの複製要求の指示を示す複製要 求指示と、要求先サーバ識別情報と、複製コンテンツ識別情報とを受け取る。
[0084] 認証部 410は、要求先のサーバ装置と相互認証を行うために、認証開始情報を生 成する。認証部 410は、生成した認証開始情報を、通信部 403及びノヽブ 60を介して 、要求先サーバ識別情報にて識別される要求先サーバ装置へ送信し、自装置と要 求先サーバ装置との間で、相互認証を開始する。ここで、相互認証の一例は、チヤレ ンジ Zレスポンスによる相互認証である。チャレンジ Zレスポンスによる相互認証は、 公知であるため、ここでは説明を省略する。
[0085] 認証部 410は、相互認証により、要求先サーバ装置は、正当なサーバであると認証 する場合には、認証が終了した旨を示す認証終了情報と、要求先サーバ識別情報と 、複製コンテンツ識別情報とを複製要求作成部 411へ出力する。
認証部 410は、相互認証により、要求先サーバ装置は、正当なサーバでない、つま り不正なサーバ装置であると認証する場合には、異常終了により処理を終了する。 [0086] (B)複製要求作成部 411
複製要求作成部 411は、認証部 410から認証終了情報と、要求先サーバ識別情 報と、複製コンテンツ識別情報とを受け取ると、受け取った複製コンテンツ識別情報 及び要求元である自装置を識別する要求元クライアント識別情報を含むコンテンツ 複製要求情報を生成し、生成したコンテンツ複製要求情報を、通信部 103及びハブ 60を介して、認証部 410から受け取った要求先サーバ識別情報にて識別されるサー バ装置へ送信する。
[0087] (C)時計部 416
時計部 416は、日時を計時し、時間を管理する。
(D)利用期間情報記憶部 420
利用期間情報記憶部 420は、図 10に示すように、コンテンツ蓄積部 401にて格納 しているコンテンツごとに、そのコンテンツの利用期間を管理する利用期間情報 430 を 1以上記憶するための領域を有している。
[0088] 利用期間情報 430は、管理対象コンテンツ 431と利用期限 432とから構成されてい る。管理対象コンテンツ 431は、サーバ装置から複製され、コンテンツ蓄積部 401に 格納しているコンテンツのコンテンツ IDを保持している。ここでは、一例として「CID1 —3」としている。禾 IJ用期限 432は、管理対象コンテンツ 431にて示されるコンテンツ の利用期限を保持している。
[0089] (E)書込部 421
書込部 421は、サーバ装置より複製されたコンテンツの使用可能時間(ここでは、 2 4時間)を、予め記憶している。
書込部 421は、コンテンツの複製の要求先サーバ装置から、ハブ 60及び通信部 4 03を介して、複製対象のコンテンツ及びそのコンテンツ IDとを受け取ると、受け取つ た複製対象のコンテンッ及びそのコンテンッ IDをコンテンッ蓄積部 401へ書き込ん で蓄積する。
[0090] 書込部 421は、時計部 416より現在時刻を取得する。取得した現在時刻から、複製 対象のコンテンツの利用期限を算出する。ここでは、取得した現在時刻に、予め記憶 している使用可能時間を加算することで、利用期限が算出される。 書込部 421は、複製対象のコンテンツのコンテンツ IDと、算出した利用期限とを用 いて、利用期間情報を生成し、生成した利用期間情報を利用期間情報記憶部 420 へ書き込む。
[0091] (3)通信部 403
通信部 403は、自装置と、サーバ装置 20、 30との間で、ハブ 60を介して、情報の 送受信を行う。
(4)指示受付部 404
指示受付部 404は、利用者から、複製要求指示と、要求先サーバ識別情報と、複 製コンテンツ識別情報とを受け付け、受け付けた複製要求指示と、要求先サーバ識 別情報と、複製コンテンツ識別情報とを、認証部 110へ出力する。
[0092] 指示受付部 404は、利用者から、コンテンツの再生を指示する再生指示と、再生対 象のコンテンツを識別する再生コンテンツ識別情報とを受け付け、受け付けた再生指 示と再生コンテンツ識別情報とを再生部 405へ出力する。
(5)再生部 405
再生部 405は、指示受付部 404から、再生指示と再生コンテンツ識別情報とを受け 取ると、時計部 416より現在時刻を取得する。
[0093] 再生部 405は、指示受付部 404から受け取った再生コンテンツ識別情報にて識別 されるコンテンツに対応するコンテンツ IDを含む利用期間情報 430を、利用期間情 報記憶部 420から読み出す。
再生部 405は、時計部 416から取得した現在時刻が、読み出した利用期間情報 43 0に含まれる利用期限内であるカゝ否かを判断する。
[0094] 再生部 405は、現在時刻が利用期限内であると判断する場合には、再生コンテン ッ識別情報にて識別されるコンテンツをコンテンッ蓄積部 401より読み出し、読み出 したコンテンツをデコードし、映像信号と音声信号とを生成する。再生部 405は、生成 した映像信号を表示装置 70へ出力する。
再生部 405は、現在時刻が利用期限内でない、つまり、現在時刻が利用期限を経 過していると判断する場合には、読み出した利用期間情報 430を、利用期間情報記 憶部 420から消去し、さら〖こ、再生コンテンツ識別情報にて識別されるコンテンツ及 びコンテンツ IDをコンテンツ蓄積部 401から消去する。再生部 405は、再生対象のコ ンテンッの利用期間が経過した旨を示すメッセージを、表示装置 70へ出力する。
[0095] 1. 5 移動処理の動作
ここでは、サーバ装置 10からサーバ装置 20へコンテンツを移動する場合の移動処 理の動作について、図 11に示す流れ図を用いて説明する。なお、サーバ装置 10か らサーバ装置 30へコンテンツを移動する場合、サーバ装置 20から他のサーバ装置 へコンテンツを移動する場合、及びサーバ装置 30から他のサーバ装置へコンテンツ を移動する場合についても、同様の動作であるため、説明は省略する。
[0096] サーバ装置 20の指示受付部 204は、利用者から、移動要求指示と、要求先サーバ 識別情報と、移動コンテンツ識別情報とを受け付ける (ステップ S5)。
指示受付部 204は、受け付けた移動要求指示と、要求先サーバ識別情報と、移動 コンテンツ識別情報とを、認証部 210へ出力し、認証部 210は、移動要求指示と、要 求先サーバ識別情報と、移動コンテンツ識別情報とを受け取ると、認証開始情報を 生成し、生成した認証開始情報を、要求先サーバ識別情報にて識別される要求先サ ーバ装置(ここでは、サーバ装置 10)へ送信する。サーバ装置 10の認証部 110は、 サーバ装置 20から、認証開始情報を受け取る。サーバ装置 10とサーバ装置 20との 間で、相互認証による認証処理を行う(ステップ S 10)。
[0097] 認証部 110は、認証に成功したか、失敗したかの判断を行う(ステップ S 15)
認証部 110は、認証に成功、つまり、サーバ装置 20は、正当なサーバであると認証 する場合には (ステップ S15における「OK」)、次処理に進む。ここでは、要求受入判 断部 115にて、サーバ装置 20からの情報の受け取り待ちの状態となる。
認証部 110は、認証に失敗、つまり、サーバ装置 20は、正当なサーバでないと認 証する場合には (ステップ S15における「NG」)、異常終了により処理を終了する。
[0098] 認証部 210は、認証に成功したか、失敗したかの判断を行う(ステップ S20)
認証部 210は、認証に成功、つまり、サーバ装置 10は、正当なサーバであると認証 する場合には (ステップ S20における「OK」 )、移動コンテンツ識別情報及び要求元 サーバ識別情報を含むコンテンツ移動要求情報を生成し、生成したコンテンツ移動 要求情報を、要求先サーバ識別情報にて識別されるサーバ装置、つまりサーバ装置 10へ送信する (ステップ S25)。
[0099] 認証部 210は、認証に失敗、つまり、サーバ装置 10は、正当なサーバでないと認 証する場合には (ステップ S20における「NG」)、異常終了により処理を終了する。 サーバ装置 10は、サーバ装置 20からコンテンツ移動要求情報を受け取ると、コン テンッ管理情報更新処理を行 、、サーバ装置 20から受け取った移動コンテンツ識別 情報にて識別されるコンテンツに対応するコンテンツ管理情報を更新する (ステップ S 30)。
[0100] サーバ装置 10の移動部 117は、移動対象のコンテンツ及びそのコンテンツに対応 するコンテンツ IDをコンテンツ蓄積咅 から取得し、コンテンツ管理†青報(コンテン ッ管理情報更新処理にて更新されたコンテンツ管理情報)をコンテンツ管理情報記 憶部 114から取得し、取得したコンテンツ、そのコンテンツ ID及びコンテンツ管理情 報をサーバ装置 20へ移動する(ステップ S35)。
[0101] サーバ装置 20の移動部 217は、サーバ装置 10から、移動対象のコンテンツ、その コンテンッに対応するコンテンツ ID及びコンテンッ管理†青報を受信すると、受信した コンテンツとコンテンツ IDとを対応付けて、コンテンツ蓄積咅 201へ格糸内し、コンテン ッ管理情報をコンテンツ管理情報記憶部 114へ格納する (ステップ S40)。
移動部 217は、受け取ったコンテンツに対応するコンテンツ IDとその複製残数 (初 期値「15」)とからなる組を、要求受入判断部 215が有する複製回数管理リストへ登 録する(ステップ S45)。
[0102] 移動部 117は、コンテンツの移動完了後、要求受入判断部 115が有する複製回数 管理リストから、移動対象のコンテンツに対応するコンテンツ IDとその複製残数とから なる組を削除して更新する (ステップ S50)。
1. 6 コンテンツ管理情報更新処理の動作
ここでは、移動処理におけるコンテンツ管理情報更新処理の動作について、図 12 にて示す流れ図を用いて説明する。
[0103] 要求受入判断部 115は、コンテンツの移動の要求元であるサーバ装置(ここでは、 サーバ装置 20)から、移動コンテンツ識別情報及び要求元サーバ識別情報を含むコ ンテンッ移動要求情報を受け取る (ステップ S100)。要求受入判断部 115は、受け 取ったコンテンツ移動要求情報力 移動コンテンツ識別情報及び要求元サーバ識別 情報を取得する。要求受入判断部 115は、移動開始指示を生成し、生成した移動開 始指示と、移動コンテンツ識別情報と、要求元サーバ識別情報とを移動部 117へ出 力する。
[0104] 移動部 117は、要求受入判断部 115から、移動開始指示と、移動コンテンツ識別 情報と、要求元サーバ識別情報とを受け取ると、コンテンツ管理情報作成部 113へ、 更新指示と、移動コンテンツ識別情報とを出力する。
コンテンツ管理情報作成部 113は、移動部 117からコンテンツ管理情報の更新を 指示する更新指示と、移動コンテンツ識別情報とを受け取ると、受け取った移動コン テンッ識別情報にて識別されるコンテンツに対応するコンテンツ管理情報を、コンテ ンッ管理情報記憶部 114から読み出す (ステップ S 105)。
[0105] コンテンツ管理情報作成部 113は、カウンタ iに値「1」を設定する (ステップ S110)。
コンテンツ管理情報作成部 113は、カウンタ iの値が複製許可移動回数 (ここでは、 2回)を超えて 、る力否かを判断する (ステップ S 115)。
コンテンツ管理情報作成部 113は、超えていると判断する場合には (ステップ S115 における「YES」)、ステップ S140へ移る。
[0106] コンテンツ管理情報作成部 113は、超えていないと判断する場合には (ステップ S1 15における「NO」)、読み出したコンテンツ管理情報に含まれる最終複製完了時刻リ スト内の項目 "i台目 "には、無効が設定されて 、る力否かを判断する (ステップ S 120
) o
コンテンツ管理情報作成部 113は、無効が設定されていると判断する場合には (ス テツプ S120における「YES」)、読み出したコンテンツ管理情報に含まれる現状最終 複製完了時刻は、空白である力否かを判断する (ステップ S125)。
[0107] 空白であると判断する場合には (ステップ S125における「YES」)、コンテンツ管理 情報作成部 113は、ステップ S 140へ移る。
空白でないと判断する場合には (ステップ S125における「NO」)、コンテンツ管理 情報作成部 113は、読み出したコンテンツ管理情報に含まれる現状最終複製完了 時刻に設定された時刻を、項目 "i台目 "に設定する (ステップ S 130)。コンテンツ管 理情報作成部 113は、読み出したコンテンツ管理情報に含まれる現状最終複製完 了時刻に空白を設定する (ステップ S 135)。
[0108] コンテンツ管理情報作成部 113は、コンテンツ管理情報記憶部 114に記憶されて いるコンテンツ管理情報 (管理対象コンテンツが、読み出したコンテンツ管理情報に 含まれる管理対象コンテンツと同一であるコンテンツ管理情報)の内容に対して、更 新した内容を上書きする (ステップ S140)。なお、更新を行っていない場合には、コン テンッ管理情報記憶部 114に記憶されているコンテンツ管理情報と同一の内容を上 書きする。
[0109] コンテンツ管理情報作成部 113は、無効が設定されていないと判断する場合には( ステップ S120における「NO」)、カウンタ iに値「1」を加算し (ステップ S145)、ステツ プ S 115へ戻る。
なお、ここで、上記ステップ S120において、コンテンツ管理情報作成部 113は、読 み出したコンテンツ管理情報に含まれる最終複製完了時刻リスト内の項目 "i台目 "に 、無効が設定されているか否かを判断したが、これに限定されない。コンテンツ管理 情報作成部 113は、最終複製完了時刻リスト内の項目" i台目"に、時刻が設定されて いる力否かを判断してもよい。このとき、コンテンツ管理情報作成部 113は、時刻が設 定されていると判断する場合には、ステップ S145を行い、時刻が設定されていない と判断する場合には、ステップ S125を行う。以降の動作は、上記にて示す動作と同 様であるため、説明は省略する。
[0110] 1. 7 複製処理の動作
ここでは、サーバ装置 10からクライアント装置 40へコンテンツを複製する場合の複 製処理について、図 13に示す流れ図を用いて説明する。なお、サーバ装置 10から クライアント装置 50へコンテンツを複製する場合、サーバ装置 20からクライアント装 置 40、 50へコンテンツを複製する場合、及びサーバ装置 30からクライアント装置 40 、 50へコンテンツを複製する場合についても、同様の動作であるため、説明は省略 する。
[0111] クライアント装置 40の指示受付部 404は、利用者から、複製要求指示と、要求先サ ーバ識別情報と、複製コンテンツ識別情報とを受け付ける (ステップ S 200)。 指示受付部 404は、受け付けた複製要求指示と、要求先サーバ識別情報と、複製 コンテンツ識別情報とを、認証部 110へ出力し、認証部 410は、指示受付部 404から 、コンテンツの複製要求の指示を示す複製要求指示と、要求先サーバ識別情報と、 複製コンテンツ識別情報とを受け取ると、認証開始情報を生成し、生成した認証開始 情報を、要求先サーバ識別情報にて識別される要求先サーバ装置 (ここでは、サー バ装置 10)へ送信する。サーバ装置 20の認証部 210は、クライアント装置 40から、 認証開始情報を受け取る。サーバ装置 20とクライアント装置 40との間で、相互認証 による認証処理を行う (ステップ S205)。
[0112] 認証部 110は、認証に成功したか、失敗したかの判断を行う(ステップ S210) 認証部 110は、認証に成功、つまり、クライアント装置 40は、正当なサーバであると 認証する場合には (ステップ S210における「O :」)、次処理に進む。ここでは、要求 受入判断部 115にて、クライアント装置 40からの情報の受け取り待ちの状態となる。
[0113] 認証部 110は、認証に失敗、つまり、クライアント装置 40は、正当なサーバでないと 認証する場合には (ステップ S210における「NG」)、異常終了により処理を終了する 認証部 410は、認証に成功したか、失敗したかの判断を行う(ステップ S215) 認証部 410は、認証に成功、つまり、サーバ装置 10は、正当なサーバであると認証 する場合には (ステップ S215における「OK」)、複製コンテンツ識別情報及び要求元 サーバ識別情報を含むコンテンツ複製要求情報を生成し、生成したコンテンツ複製 要求情報を、要求先サーバ識別情報にて識別されるサーバ装置、つまりサーバ装置 10へ送信する(ステップ S220)。
[0114] サーバ装置 10の要求受入判断部 115は、クライアント装置 40からコンテンツ複製 要求情報を受け取ると、コンテンツ複製判断処理を行う(ステップ S225)。
複製部 118は、要求受入判断部 115から複製許可指示と、複製コンテンツ識別情 報と、要求元クライアント識別情報とを受け取ると、受け取った複製コンテンツ識別情 報にて識別されるコンテンツ及びそのコンテンツ IDをコンテンツ蓄積部 101から取得 する。複製部 118は、取得したコンテンツ及びそのコンテンツ IDとを、要求受入判断 部 115から受け取った要求元クライアント識別情報にて識別されるクライアント装置へ 複製する (ステップ S 230)。
[0115] クライアント装置 40の書込部 421は、サーバ装置 10から、複製対象のコンテンツ及 びそのコンテンツ IDとを受け取ると、受け取った複製対象のコンテンツ及びそのコン テンッ IDをコンテンツ蓄積部 401へ書き込んで蓄積する(ステップ S235)。
書込部 421は、時計部 416より現在時刻を取得する。取得した現在時刻から、複製 対象のコンテンツの利用期限を算出し、複製対象のコンテンツのコンテンツ IDと、算 出した利用期限とを用いて、利用期間情報を生成し、生成した利用期間情報を利用 期間情報記憶部 420へ書き込む (ステップ S420)。
[0116] サーバ装置 10の複製部 118は、複製完了後、要求受入判断部 115が有する複製 回数管理リスト T100において、移動対象のコンテンツに対応するコンテンツ IDとそ の複製残数とからなる組に対して、複製残数を 1減算し、減算結果を、再度複製残数 として更新する (ステップ S 245)。
1. 8 コンテンツ複製判断処理の動作
ここでは、サーバ装置 10にて行われるコンテンツ複製判断処理の動作について、 図 14及び図 15にて示す流れ図を用いて説明する。
[0117] 要求受入判断部 115は、クライアント装置 40からコンテンツ複製要求情報を受け取 ると (ステップ S300)、受け取ったコンテンツ複製要求情報力も複製コンテンツ識別 情報及び要求元クライアント識別情報を取得する。
要求受入判断部 115は、複製コンテンツ識別情報にて識別されるコンテンツに対 応するコンテンツ IDが、管理対象コンテンッに設定されて ヽるコンテンツ管理†青報を コンテンツ管理情報記憶部 114から読み出す (ステップ S305)。
[0118] 要求受入判断部 115は、カウンタ iに値「1」を設定し (ステップ S310)、時計部 116 より現在時刻を取得する (ステップ S315)。
要求受入判断部 115は、カウンタ iの値が複製許可移動回数 (ここでは、 2回)を超 えて 、る力否かを判断する (ステップ S320)。
要求受入判断部 115は、超えていると判断する場合には (ステップ S320における「 YES」)、異常処理により処理を終了する。
[0119] 要求受入判断部 115は、超えていないと判断する場合には (ステップ S320におけ る「NO」)、読み出したコンテンツ管理情報に含まれる最終複製完了時刻リスト内の 項目 "i台目 "には、時刻が設定されている力否かを判断する (ステップ S325)。
要求受入判断部 115は、時刻が設定されていると判断する場合には (ステップ S32 5における「YES」)、ステップ S315にて取得した現在時刻から項目" i台目"に設定さ れて 、る時刻を減算し、最終複製後経過時間 Tを算出する (ステップ S330)。
[0120] 算出した最終複製後経過時間 Tが、複製コンテンツ使用可能時間を越えているか 否かを判断する (ステップ S335)。
超えて 、ると判断する場合には (ステップ S335における「YES」)、項目 "i台目 "に 無効を設定する (ステップ S340)。要求受入判断部 115は、複製回数管理リスト T10 0から、取得した複製コンテンツ識別情報にて識別されるコンテンツに対する複製残 数を取得し (ステップ S345)、取得した複製残数が 0であるか否かを判断する (ステツ プ S350)。
[0121] 複製残数力^であると判断する場合には (ステップ S350における「YES」)、要求受 入判断部 115は、複製は不可であると決定し、異常処理により処理を終了する。複製 回数が 0でないと判断する場合には (ステップ S350における「NO」)、要求受入判断 部 115は、現状最終複製完了時刻に、現在時刻を設定する (ステップ S355)。要求 受入判断部 115は、コンテンツ管理情報記憶部 114に記憶されて 、るコンテンツ管 理情報 (管理対象コンテンツが、読み出したコンテンツ管理情報に含まれる管理対象 コンテンツと同一であるコンテンツ管理情報)の内容に対して、更新した内容を上書き する (ステップ S360)。要求受入判断部 115は、複製の許可を示す複製許可指示と 、複製コンテンツ識別情報と、要求元クライアント識別情報とを複製部 118へ出力す る。
[0122] 要求受入判断部 115は、最終複製後経過時間 Tが複製コンテンツ使用可能時間を 越えていないと判断する場合には (ステップ S335における「NO」)、カウンタ iに値「1 」をカ卩算し (ステップ S365)、ステップ S315へ戻る。
要求受入判断部 115は、項目 "i台目 "〖こ時刻が設定されていないと判断する場合 には(ステップ S325における「NO」)、ステップ S340以降を行う。
[0123] これにより、図 14及び 15にて示すコンテンツ複製判断処理が正常に終了した場合 にのみ、図 13にて示すステップ S230以降の動作により、コンテンツの複製がなされ る。
1. 9 コンテンツ管理情報の更新に係る具体例
ここでは、コンテンツ C1が、サーバ装置 10からサーバ装置 20へ移動された後、サ ーバ装置 20からクライアント装置 40へ複製された場合、及びサーバ装置 20からサー バ装置 30へ移動された場合の、コンテンツ管理情報の内容ついて説明する。
[0124] なお、以下の説明において、サーバ装置 20及びクライアント装置 40による相互認 証により、互いの装置は正当な装置であると認証されているものとする。また、サーバ 装置 20及びサーバ装置 30による相互認証により、互いの装置は正当な装置である と認証されて ヽるものとする。
(1)第 1の具体例
サーバ装置 20が、図 6に示すコンテンツ管理情報 160aを有し、第 1の項目 175a ( 項目" 1台目")にて示される時刻「2004Z7Zl 19 : 00」から 24時間以内に、クライ アント装置 40へコンテンツ C1を複製し、その後、サーバ装置 30へコンテンツ C1を移 動する場合について説明する。
[0125] (A)クライアント装置 40へ複製する場合
ここでは、現在時刻を「2004年 7月 1日 20 : 00」とし、コンテンツ C1の複製残数は 、 15であるとする。
サーバ装置 20は、クライアント装置 40からコンテンツ C1に対するコンテンツ複製要 求情報を受け取ると、コンテンツ管理情報 160aを、コンテンツ管理情報記憶部 214 から読み出す。
[0126] サーバ装置 20は、第 1項目 175aに時刻が設定されている力否かを判断する。この 場合、時刻が設定されているので、サーバ装置 20は現在時刻(ここでは、「2004年 7 月 1日 20 : 00」)を取得する。取得した時刻と現状最終複製完了時刻「2004年 7月 1日 19 : 00」とから最終複製後経過時間 T( = l時間)を算出する。
最終複製後経過時間 Τは複製コンテンツ使用可能時間を越えていないので、サー バ装置 20は、第 2項目 176aに時刻が設定されているカゝ否かを判断する。ここでは、 無効が設定されているので、サーバ装置 20は、第 2項目 176aに無効を再度設定し、 複製残数が「0」であるカゝ否かを判断する。ここでは、複製残数は「0」でないので、現 状最終複製完了時刻「2004Z7Zl 20 : 00」を設定する。このときの内容を、コンテ ンッ管理情報 160bとして、図 16に示す。コンテンツ管理情報 160bは、上述したよう に、現状最終複製完了時刻 172b「空白」が、現状最終複製完了時刻 172c「2004 /7/3 19 : 00」に変更されている。
[0127] サーバ装置 20は、コンテンツ管理情報記憶部 214にて記憶しているコンテンツ管 理情報 160aを、コンテンッ管理情報 160bへと更新する。
(B)サーバ装置 30へ移動する場合
ここでは、サーバ装置 20が、コンテンツ C1をクライアント装置 40へ複製した後、サ ーバ装置 30へ移動する場合にっ 、て説明する。
[0128] なお、サーバ装置 20は、図 16にて示すコンテンツ管理情報 160bを有しているもの とする。
サーバ装置 20は、サーバ装置 30からコンテンツ C1に対するコンテンツ移動要求 情報を受け取ると、コンテンツ管理情報 160bを、コンテンツ管理情報記憶部 214か ら み出す。
[0129] 読み出したコンテンツ管理情報 160bの最終複製完了リスト 171b内の第 2項目 176 bが無効に設定されているので、サーバ装置 20は、現状最終複製完了時刻 172b「2 004/7/1 20 : 00」を、第 2項目 176bへ設定する。サーバ装置 20は、現状最終 複製完了時刻 172bを空白に設定する。このときの内容を、コンテンツ管理情報 160 cとして、図 17に示す。コンテンツ管理情報 160cは、上述したように、現状最終複製 完了時刻 172b「2004Z7Zl 20 : 00」力 第 2項目 176c「2004,7,1 20 : 00」 に移動され、現状最終複製完了時刻 172bが、現状最終複製完了時刻 172c「空白」 と変更されている。
[0130] サーバ装置 20は、コンテンツ管理情報記憶部 214にて記憶しているコンテンツ管 理情報 160bを、コンテンツ管理情報 160cへと更新し、コンテンツ C1とともに、サー バ装置 30へ移動する。
(2)第 2の具体例
サーバ装置 20が、図 6に示すコンテンツ管理情報 160aを有し、第 1の項目 175a ( 項目" 1台目")にて示される時刻「2004Z7Zl 19 : 00」から 24時間経過後に、クラ イアント装置 40へコンテンツ C1を複製し、その後、サーバ装置 30へコンテンツ C1を 移動する場合について説明する。
[0131] (A)クライアント装置 40へ複製する場合
ここでは、現在時刻を「2004年 7月 3日 19 : 00」とし、コンテンツ C1の複製残数は 、 15であるとする。
サーバ装置 20は、クライアント装置 40からコンテンツ C1に対するコンテンツ複製要 求情報を受け取ると、コンテンツ管理情報 160aを、コンテンツ管理情報記憶部 214 から読み出す。
[0132] サーバ装置 20は、第 1項目 175aに時刻が設定されている力否かを判断する。この 場合、時刻が設定されているので、サーバ装置 20は現在時刻(ここでは、「2004年 7 月 3日 19 : 00」)を取得する。取得した時刻と現状最終複製完了時刻「2004年 7月 1日 19 : 00」とから最終複製後経過時間 T(=48時間)を算出する。
最終複製後経過時間 Τは複製コンテンツ使用可能時間を越えているので、第 1項 目 175aに無効を設定し、複製残数が「0」であるカゝ否かを判断する。ここでは、複製 残数は「0」でないので、現状最終複製完了時刻「2004Z7Z3 19 : 00」を設定する 。このときの内容を、コンテンツ管理情報 160dとして、図 18に示す。コンテンツ管理 情報 160dは、上述したように、第 1項目" 1台目,,175a「2004/7/l 19 : 00」が、 第 1項目" 1台目" 175d「無効」に変更され、現状最終複製完了時刻 172b「空白」が 、現状最終複製完了時刻 172c「2004Z7Z3 19 : 00」に変更されている。
[0133] サーバ装置 20は、コンテンツ管理情報記憶部 214にて記憶しているコンテンツ管 理情報 160aを、コンテンッ管理情報 160dへと更新する。
(B)サーバ装置 30へ移動する場合
ここでは、サーバ装置 20が、コンテンツ C1をクライアント装置 40へ複製した後、サ ーバ装置 30へ移動する場合にっ 、て説明する。
[0134] なお、サーバ装置 20は、図 18にて示すコンテンツ管理情報 160dを有しているもの とする。
サーバ装置 20は、サーバ装置 30からコンテンツ C1に対するコンテンツ移動要求 情報を受け取ると、コンテンツ管理情報 160dを、コンテンツ管理情報記憶部 214か ら み出す。
[0135] 読み出したコンテンツ管理情報 160dの最終複製完了リスト 171d内の第 1項目 175 dが無効に設定されているので、サーバ装置 20は、現状最終複製完了時刻 172d「2 004/7/3 19 : 00」を、第 1項目 175dへ設定する。サーバ装置 20は、現状最終 複製完了時刻 172dを空白に設定する。このときの内容を、コンテンツ管理情報 160 eとして、図 19に示す。コンテンツ管理情報 160eは、上述したように、現状最終複製 完了時刻 172d「2004Z7Z3 19 : 00」力 第 1項目 176e「2004Z7Z3 19 : 00」 に移動され、現状最終複製完了時刻 172dが、現状最終複製完了時刻 172e「空白」 と変更されている。
[0136] サーバ装置 20は、コンテンツ管理情報記憶部 214にて記憶しているコンテンツ管 理情報 160dを、コンテンツ管理情報 160eへと更新し、コンテンツ C1とともに、サー バ装置 30へ移動する。
1. 10 変形例
上記に説明した第 1の実施の形態は、本発明の実施の一例であり、本発明はこの 実施の形態に何ら限定されるものではなぐその旨を逸脱しな 、範囲にぉ 、て種々 なる態様で実施し得るものである。以下のような場合も本発明に含まれる。
[0137] (1)上記に示す第 1の実施の形態では、コンテンツ管理システム 1は、サーバ装置 の台数を 3台、クライアント装置の台数を 2台からなるとしたが、これ限定されない。コ ンテンッ管理システムは、複数台のサーバ装置及び複数台のクライアント装置を含め ばよい。
(2)上記に示す第 1の実施の形態におけるサーバ装置に、再生機能を付加しても よい。また、サーバ装置に、上記に示すクライアント装置の機能を付加してもよい。
[0138] (3)上記に示す第 1の実施の形態では、コンテンツの移動先となるサーバ装置から の移動要求にィ-シエートして、動作のフローを開始した力 これに限定されない。コ ンテンッの移動元となるサーバ装置からの移動要求にィ-シエートして、動作のフロ 一を開始してもよい。
サーバ装置 10からサーバ装置 20へコンテンツを移動する際の動作について説明 する。
[0139] サーバ装置 10は、利用者から、移動要求指示と、移動先のサーバ装置を識別する ための移動先サーバ識別情報と、移動対象のコンテンツを識別する移動コンテンツ 識別情報とを受け取る。
サーバ装置 10は、認証開始情報を生成し、移動先サーバ識別情報にて識別され るサーバ装置 (ここでは、サーバ装置 20)へ送信する。
[0140] サーバ装置 20は、認証開始情報を受け取ると、サーバ装置 10と相互認証を行う。
サーバ装置 20は、サーバ装置 10が正当なサーバであると認証すると、移動対象の コンテンツ、そのコンテンツ ID及びコンテンツ管理情報とを受け取るための待ち状態 となる。
サーバ装置 10は、サーバ装置 20は正当なサーバであると認証すると、移動対象の コンテンッに対応するコンテンツ管理情報に対して、コンテンッ管理情報更新処理を 施し、コンテンツ管理情報を更新する。サーバ装置 10は、更新したコンテンツ管理情 報、移動対象のコンテンツ及びそのコンテンツ IDとをサーバ装置 20へ移動する。
[0141] 以降の、サーバ装置 10及びサーバ装置 20の動作は、上記第 1の実施の形態と同 様であるため、説明は省略する。
(4)コンテンツの複製先となるクライアント装置力も複製要求にィ-シエートして、動 作のフローを開始した力 これに限定されない。コンテンツの複製元となるサーバ装 置からの複製要求にィ-シエートして、動作のフローを開始してもよ!/、。
[0142] サーバ装置 10からクライアント装置 40へコンテンツを複製する際の動作にっ 、て 説明する。
サーバ装置 10は、利用者から、複製要求指示と、複製先のクライアント装置を識別 するための複製先クライアント識別情報と、複製対象のコンテンツを識別する複製コ ンテンッ識別情報とを受け取る。
[0143] サーバ装置 10は、認証開始情報を生成し、複製先クライアント識別情報にて識別 されるクライアント装置 (ここでは、クライアント装置 40)へ送信する。
クライアント装置 40は、認証開始情報を受け取ると、サーバ装置 10と相互認証を行
5o クライアント装置 40は、サーバ装置 10が正当なサーバであると認証すると、複製対 象のコンテンツ及びそのコンテンツを受け取るための待ち状態となる。
[0144] サーバ装置 10は、クライアント装置 40は正当なサーバであると認証すると、複製対 象のコンテンツに対応するコンテンツ管理情報を用いて、コンテンツ複製判断処理を 施す。サーバ装置 10は、コンテンツの複製を許可する場合には、複製対象のコンテ ンッ及びそのコンテンツ IDとをクライアント装置 40へ複製する。
以降の、サーバ装置 10及びクライアント装置 40の動作は、上記第 1の実施の形態 と同様であるため、説明は省略する。
[0145] また、サーバ装置 10にて、コンテンツの複製を許可しない場合には、その旨を示す 複製不許可情報をクライアント装置 40へ送信してもよ 、。
(5)上記に示す第 1の実施の形態では、 複製許可移動回数 151を" 2回"、複製コ ンテンッ使用可能時間 152を" 24時間"と固定した力 その他の固定値に設定しても 構わないし、コンテンツに付加されてくるユーセージルールに基づいてそれらの値を 設定しても構わな 、し、コンテンツ毎にそれらの値を変更しても構わな 、。
[0146] また、複製コンテンツ使用可能時間 152は時間にて設定されたが、これに限定され ない。複製コンテンツ使用可能時間 152を、日数にて設定してもよいし、月数にて設 定してちよい。
また、複製回数 153を" 15回"と固定したが、その他の固定値に設定しても構わな いし、コンテンツに付加されてくるユーセージルールに基づいてそれらの値を設定し ても構わないし、コンテンツ毎にそれらの値を変更しても構わない。なお、コンテンツ 毎に、複製回数を管理する場合には、複製回数を、要求受入条件 150に含める代わ りに、コンテンツ管理情報に含めてもよい。
[0147] また、クライアント装置にて記憶している複製されたコンテンツの使用可能時間を時 間にて設定したが、日数にて設定してもよいし、月数にて設定してもよい。
(6)上記に示す第 1の実施の形態では、コンテンツの移動時や複製時の伝送路で 暗号ィ匕を行うか否かを記載して 、な 、が、もちろん伝送路で暗号ィ匕を行っても構わな いし、そうでなくても構わない。
[0148] コンテンツの移動及び複製を、暗号ィ匕して行う場合には、相互認証により生成され たセッション鍵を用いて、暗号化及び復号を行う。
(7)各機器のコンテンツ管理部は、ユーザに改竄されると、不正行為が可能である ため、この部分を耐タンパ実装にしても構わない。
(8)上記に示す第 1の実施の形態では、クライアント装置に、複製されたコンテンツ の使用可能時間(24時間)を記憶したが、これに限定されない。
[0149] クライアント装置にて、複製コンテンツの使用可能時間を記憶しなくてもよい。
このとき、サーバ装置にて、複製対象のコンテンツの利用期限を算出し、算出した 利用期限を、複製対象のコンテンツ及びそのコンテンツ IDとともにクライアント装置へ 送信する。
クライアント装置は、複製対象のコンテンツ、そのコンテンツ ID及び利用期限を、サ ーバ装置力も受け取ると、コンテンツ IDと利用期限とを用いて、利用期間情報を生成 し、生成した利用期間情報を利用期間情報記憶部 420へ書き込み、複製対象のコン テンッとコンテンツ IDとを対応付けて、コンテンツ蓄積部へ蓄積して格納する。
[0150] (9)上記に示す第 1の実施の形態において、コンテンツ移動の要求元のサーバ装 置と、要求先のサーバ装置との間で、相互認証を行ったが、これに限定されない。 要求先のサーバ装置(つまり、コンテンツの移動元のサーバ装置)のみ力 要求元 のサーバ装置(つまり、コンテンツの移動先のサーバ装置)の認証をおこなってもよい 。認証の一例は、チャレンジ Zレスポンス型の認証である。チャレンジ Zレスポンス型 の認証は、公知であるため、ここでの説明は省略する。
[0151] この場合の一例を以下に示す。
要求元のサーバ装置は、移動要求指示と、要求先サーバ識別情報と、移動コンテ ンッ識別情報とを受け取ると、認証開始情報を生成する。要求元のサーバ装置は、 生成した認証開始情報を、要求先のサーバ装置へ送信する。
要求先のサーバ装置は、要求元のサーバ装置から認証開始情報を受け取ると、要 求元のサーバ装置の認証を行う。認証により要求元のサーバ装置が正当なサーバで あると判断する場合に、要求先のサーバ装置は、認証が成功した旨を示す認証成功 情報を生成し、生成した認証成功情報を要求元のサーバ装置へ送信する。
[0152] 要求元のサーバ装置は、要求先のサーバ装置から認証成功情報を受け取ると、コ ンテンッ移動要求情報を生成し、生成したコンテンツ移動要求情報を、要求先のサ ーバ装置へ送信する。
以降の、要求元のサーバ装置及び要求先のサーバ装置の動作は、上記第 1の実 施の形態と同様であるため、説明は省略する。
[0153] ここで、上記の例とは異なる例を、以下に示す。
要求元のサーバ装置は、移動要求指示と、要求先サーバ識別情報と、移動コンテ ンッ識別情報とを受け取ると、認証開始情報及びコンテンツ移動要求情報を生成す る。要求元のサーバ装置は、生成した認証開始情報及びコンテンツ移動要求情報を 、要求先のサーバ装置へ送信する。
[0154] 要求先のサーバ装置は、要求元のサーバ装置力 認証開始情報及びコンテンツ 移動要求情報を受け取ると、要求元のサーバ装置の認証を行う。認証により要求元 のサーバ装置が正当なサーバであると判断する場合に、要求先のサーバ装置は、移 動対象のコンテンツに対応するコンテンツ管理情報に対して、コンテンツ管理情報更 新処理を施し、コンテンツ管理情報を更新する。要求先のサーバ装置は、更新したコ ンテンッ管理情報、移動対象のコンテンツ及びそのコンテンツ IDとを要求元のサー バ装置へ移動する。
[0155] 以降の、要求元のサーバ装置及び要求先のサーバ装置の動作は、上記第 1の実 施の形態と同様であるため、説明は省略する。
(10)上記にて示す第 1の実施の形態において、コンテンツ複製の要求元のクライ アント装置と、要求先のサーバ装置との間で、相互認証を行ったが、これに限定され ない。
要求先のサーバ装置(つまり、コンテンツの複製元のサーバ装置)のみ力 要求元 のクライアント装置(つまり、コンテンツの複製先のクライアント装置)の認証をおこなつ てもよい。このときの認証の一例は、チャレンジ Zレスポンス型の認証である。チヤレ ンジ Zレスポンス型の認証は、公知であるため、ここでの説明は省略する。
[0156] この場合の一例を以下に示す。
要求元のクライアント装置は、複製要求指示と、要求先サーバ識別情報と、複製コ ンテンッ識別情報とを受け取ると、認証開始情報を生成する。要求元のクライアント 装置は、生成した認証開始情報を、要求先のサーバ装置へ送信する。 要求先のサーバ装置は、要求元のクライアント装置力 認証開始情報を受け取ると 、要求元のクライアント装置の認証を行う。認証により要求元のクライアント装置が正 当なクライアントであると判断する場合に、要求先のサーバ装置は、認証が成功した 旨を示す認証成功情報を生成し、生成した認証成功情報を要求元のクライアント装 置へ送信する。
[0157] 要求元のクライアント装置は、要求先のサーバ装置力 認証成功情報を受け取ると 、コンテンツ複製要求情報を生成し、生成したコンテンツ複製要求情報を、要求先の サーバ装置へ送信する。
以降の、要求元のクライアント装置及び要求先のサーバ装置の動作は、上記第 1の 実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
[0158] ここで、上記の例とは異なる例を、以下に示す。
要求元のクライアント装置は、複製要求指示と、要求先サーバ識別情報と、複製コ ンテンッ識別情報とを受け取ると、認証開始情報及びコンテンツ複製要求情報を生 成する。要求元のクライアント装置は、生成した認証開始情報及びコンテンツ複製要 求情報を、要求先のサーバ装置へ送信する。
[0159] 要求先のサーバ装置は、要求元のクライアント装置力 認証開始情報及びコンテン ッ複製要求情報を受け取ると、要求元のクライアント装置の認証を行う。認証により要 求元のクライアント装置が正当なクライアントであると判断する場合に、要求先のサー バ装置は、複製対象のコンテンツに対応するコンテンツ管理情報を用いて、コンテン ッ複製判断処理を施す。要求先のサーバ装置は、コンテンツの複製を許可する場合 には、複製対象のコンテンツ及びそのコンテンツ IDとを要求元のクライアント装置へ 複製する。
[0160] 以降の、要求元のクライアント装置及び要求先のサーバ装置の動作は、上記第 1の 実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
(11)上記第 1の実施の形態において、コンテンツ管理情報を、要求先のサーバ装 置から要求元のサーバ装置へ移動させる際に、空白が設定された現状最終複製完 了時刻をも移動させたが、これに限定されない。要求元のサーバ装置へ移動させる 情報は、管理対象コンテンツ及び最終複製完了時刻リストからなるとしてもよい。
[0161] このとき、要求元のサーバ装置は、要求先のサーバ装置から移動対象のコンテンツ 、そのコンテンツ ID、管理対象コンテンツ及び最終複製完了時刻リストを受け取ると、 空白が設定された現状最終複製完了時刻を生成し、生成した現状最終複製完了時 刻と、受け取った管理対象コンテンツ及び最終複製完了時刻リストとからなるコンテン ッ管理情報を生成し、生成したコンテンツ管理情報をコンテンツ管理情報記憶部へ 格納する。また、要求元のサーバ装置は、受け取ったコンテンツとそのコンテンツ ID とをコンテンツ蓄積部へ格納する。
[0162] または、要求元のサーバ装置へ移動させる情報は、最終複製完了時刻リストのみ であってもよい。
このとき、要求元のサーバ装置は、要求先のサーバ装置から、移動対象のコンテン ッ、そのコンテンツ ID及び最終複製完了時刻リストを受け取ると、空白が設定された 現状最終複製完了時刻を生成し、さらに、受け取ったコンテンツ IDが設定された管 理対象コンテンツを生成する。要求元のサーバ装置は、生成した現状最終複製完了 時刻及び管理対象コンテンツと、受け取った最終複製完了時刻リストとからなるコン テンッ管理情報を生成し、生成したコンテンツ管理情報をコンテンツ管理情報記憶 部へ格納する。また、要求元のサーバ装置は、受け取ったコンテンツとそのコンテン ッ IDとをコンテンツ蓄積咅へ格糸内する。
[0163] (12)上記に示す第 1の実施の形態において、図 2、図 8及び図 9に示す破線で囲 んだ機能ブロックの一部、又は全てを、集積回路である LSIにて実現してもよい。これ らの機能ブロックは、個別に 1チップィ匕されてもよいし、一部又は全てを含むように 1 チップ化されてもよい。
ここでは、番組検索装置の制御を行う集積回路として、 LSIとしたが、集積度の違い により、 IC、システム LSI、スーパー LSI、ウルトラ LSIと呼称されることもある。
[0164] また、集積回路化の手法は LSIに限るものではなぐ専用回路又は汎用プロセッサ で実現してもよい。 LSI製造後に、プログラムすることが可能な FPGA (Field Progr ammable Gate Array)や、 LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリ コンフィギユラブル ·プロセッサを利用してもよ 、。 さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術により LSIに置き換わる集積回 路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積ィ匕を行って もよい。このような技術には、バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
[0165] (13)上記第 1の実施の形態において、コンテンツ移動時に、供給元サーバ装置と 要求先サーバ装置との間で相互認証を行ったが、これに限定されない。供給元サー バ装置と要求先サーバ装置との間で、認証を行わなくてもよい。
(14)上記第 1の実施の形態において、項目 "i台目 "に設定された時刻と現在時刻 とから最終複製後経過時間 Tを算出し、算出した最終複製後経過時間 Tが複製コン テンッ使用可能時間を超えている場合に、項目" i台目"に無効を設定したが、これに 限定されない。項目 "冶目 "に無効を設定しなくてもよい。
[0166] このとき、コンテンツの複製時の動作を図 14及び図 15を用いて、変更点のみ説明 する。要求先のサーバ装置は、ステップ S300力もステップ S330を実行後、ステップ S335の判断動作を実行し、判断結果が肯定的な場合 (ステップ S335における「YE S」)、ステップ S340を省略し、ステップ S345以降を行う。
また、コンテンツの移動時の動作を図 12を用いて、変更点のみ説明する。要求先 のサーバ装置(以下、単に「サーバ装置」と記述して説明する。)は、ステップ S 100か らステップ S115までは、変更はない。ステップ S120の判断動作を実行後、判断結 果が肯定的な場合 (ステップ S335における「YES」)、以下の動作を行う。
[0167] サーバ装置は、現在時刻を取得し、項目 "i台目 "に設定された時刻と現在時刻とか ら最終複製後経過時間 Tを算出し、算出した最終複製後経過時間 Tが複製コンテン ッ使用可能時間を超えているカゝ否かを判断する。超えていると判断する場合、サー バ装置は、ステップ S 125以降を行う。超えていないと判断する場合には、ステップ S 145を行う。
(15)上記第 1の実施の形態において、サーバ装置が、要求元のサーバ装置へコ ンテンッを移動する際に、移動するコンテンツのコンテンツ管理情報をも移動したが、 これに限定されない。移動元のサーバ装置 (つまり、要求先のサーバ装置)は、移動 するコンテンツのコンテンツ管理情報を移動先のサーバ装置へ出力のみ行い、自装 置に移動対象のコンテンッのコンテンッ管理情報を残してぉ 、てもよ!/、。 [0168] (16)上記第 1の実施において、コンテンツ管理情報に含まれる現状最終複製完了 時刻に複製した時刻を格納したが、これに限定されな 、。
現状最終複製完了時刻には、複製先のクライアント装置が、複製コンテンツを利用 できる期限を格納してもよい。例えば、サーバ装置は、複製した時刻が、「2004Z7 /\ 19 : 00」でぁる場合には、利用期限でぁる「200477 2 19 : 00」を現状最終 複製完了時刻に格納する。サーバ装置は、コンテンツを他のサーバ装置へ移動する 際に、現状最終複製完了時刻に格納された時刻を、最終複製完了時刻リストに含ま れ、「無効」が設定されている第 i項目(ここでは、 i= l又は 2)へ書き込み、現状最終 複製完了時刻を空白とする。サーバ装置は、コンテンツを複製する際には、現在時 刻を取得し、取得した現在時刻力 最終複製完了時刻リストに格納されている時刻を 超えて ヽる力否かを判断する。
[0169] (17)上記実施の形態において、 2台のサーバ装置間でコンテンツを移動する際に 、時刻の同期をとつて、その後、移動するようにしてもよい。このとき、移動先のサーバ 装置力 移動元のサーバ装置の時刻と一致するように同期をとる。
移動元のサーバ装置の時刻と、移動先のサーバ装置の時刻との間にずれが生じて いる場合には、移動先のサーバにて、移動元のサーバ装置にて複製された複製コン テンッの利用期間を管理する際に、利用期間の長さにずれが生じる。
[0170] コンテンツの移動の際に、 2台のサーバ装置間にて時刻の同期をとることにより、移 動先のサーバは、移動元のサーバ装置にて複製された複製コンテンツの利用期間 の管理をより正確に行うことができる。
(18)上記第 1の実施の形態において、コンテンツは、映像及び音声力もなるとした 力 これに限定されない。
[0171] コンテンツは、静止画像であってもよいし、文字情報であってもよい。または、コンテ ンッは、音声力もなるとしてもよい。
(19)上記第 1の実施の形態において、サーバ装置力 他のサーバ装置へコンテン ッを移動する際に、移動元のサーバ装置は、移動対象のコンテンツ、移動対象のコ ンテンッに対応するコンテンツ ID及びコンテンツ管理情報を、移動先のサーバ装置 へ出力したが、これに限定されない。 [0172] 移動元のサーバ装置は、移動対象のコンテンツ及びコンテンツ管理情報を移動し てもよい。
このとき、移動先のサーバ装置は、移動元のサーバ装置からコンテンツ及びコンテ ンッ管理†青報を受け取ると、コンテンツ IDを生成し、生成したコンテンツ IDを受け取 つたコンテンツに対応付けて、コンテンツ蓄積部に蓄積する。また、移動先のサーバ 装置は、受け取ったコンテンツ管理情報をコンテンツ管理情報記憶部へ格納する。
[0173] (20)上記第 1の実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよ!/ヽ
1. 11 第 1の実施の形態のまとめ
上記に示す第 1の実施の形態では、ユーザがオリジナルコンテンツの移動を、無制 限に繰り返すことができる。し力しながら、コンテンツの移動先のサーバ装置にて、コ ンテンッの複製を行う場合において、コンテンツを複製回数以下複製する動作、及び 複製後、そのコンテンツを移動する動作の組を 1回とすると、その回数が、複製許可 移動回数に到達しているときには、移動前に複製したコンテンツの使用可能時間が 経過しないと、移動先でコンテンツの複製が不可能である。これにより、本実施の形 態におけるコンテンツ管理システムにおけるサーバ装置は、無制限にコンテンツの複 製を生成することを防止できる。
[0174] 2.第 2の実施の形態
以下、本発明に係る第 2の実施の形態としてのコンテンツ管理システム 1000につ いて、図面を参照して説明する。
2. 1 コンテンツ管理システム 1000の概要
コンテンツ管理システム 1000は、図 20に示すように、サーバ装置 1010、 1020、 1 030、クライアン卜装置 1040、 1050、 ノヽブ 1060、及び表示装置 1070、 1071力ら構 成されている。
[0175] サーノ装置 1010、 1020、 1030及びクライアン卜装置 1040、 1050ίま、ノヽブ 1060 を介してネットワークで相互に接続されている。
サーバ装置 1010は、映像及び音声力もなるコンテンツを格納しており、格納してい るコンテンツを他のサーバ装置への移動を行う。このとき、サーバ装置 1010は、コン テンッを移動する力否かを判断し、他のサーバ装置へ移動すると判断する場合に、 他のサーバ装置へコンテンツを移動する。また、サーバ装置 1010は、格納している コンテンツをクライアント装置 1040、 1050への複製を行う。なお、コンテンツの複製 は、複製可能な回数が予め定められており、サーバ装置 1010は、複製可能な回数 の範囲内において、コンテンツの複製を行う。なお、サーバ装置 1020及びサーバ装 置 1030の動作概要についてもサーバ装置 1010と同様であるため、説明は省略す る。
[0176] ここで、コンテンツの移動は、以下のようにして行われる。移動元のサーバ装置は、 移動先のサーバ装置へ移動対象のコンテンツを出力し、出力完了後、移動対象のコ ンテンッを削除する。このとき、移動先のサーバ装置では、移動元のサーバ装置から 移動対象のコンテンツを受け取ると、受け取った移動対象のコンテンツを格納する。 また、コンテンツの複製は、以下のようにして行われる。複製元のサーバ装置は、複 製対象のコンテンツをクライアント装置へ出力する。クライアント装置では、複製元の サーバ装置力 複製対象のコンテンツを受け取ると、受け取った複製対象のコンテン ッを格納する。
[0177] クライアント装置 1040、 1050の動作概要は、第 1の実施の形態にて示すクライアン ト装置 40と同様であるため、説明は省略する。
表示装置 1070は、クライアント装置 1040と接続されており、クライアント装置 1040 にて再生されたコンテンツを出力する。表示装置 1071は、クライアント装置 1040と 接続されており、クライアント装置 1040にて再生されたコンテンツを出力する。表示 装置 1070及び表示装置 1071は、具体的には、テレビジョン受信機、ディスプレイ等 である。
[0178] 2. 2 サーバ装置 1010
サーバ装置 1010は、図 21に示すように、コンテンツ蓄積部 1101、コンテンツ管理 部 1102、通信部 1103及び指示受付部 1104から構成されて 、る。
サーバ装置 1010は、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM、 RAM,ハードディ スクユニットなど力も構成されるコンピュータシステムである。前記 ROM又は前記ハ ードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプ 口セッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、サーバ装置 10 10は、その機能を達成する。
[0179] (1)コンテンツ蓄積部 1101
コンテンツ蓄積部 1101は、第 1の実施の形態にて示すコンテンツ蓄積部 101と同 様であるため、説明は省略する。
なお、ここでは、第 1の実施の形態と同様に、コンテンツ蓄積部 101は、コンテンツ C
I、コンテンツ C2、コンテンツ C3、 · · ·を格納し、各コンテンツのそれぞれには、コンテ ンッ ID「CID1— 1」、「CID1— 2」及び「CID1— 3」が割り当てられている。また、コン テンッ Cl、 C2及び C3は、放送局から放送されたものであり、サーバ装置 1010によ つて、受信され、格納されたコンテンツであるとする。また、コンテンツ蓄積部 1101は 、他のサーバ装置(ここでは、サーバ装置 1030)から、移動によりコンテンツ COを格 納しており、そのコンテンツ IDは「CID0— 1」とする。
[0180] (2)コンテンツ管理部 1102
コンテンツ管理部 1102は、コンテンツの移動および複製を管理する。
コンテンツ管理部 1102は、図 21に示すように、認証部 1110、移動要求作成部 11
I I、要求受入条件記憶部 1112、コンテンツ管理情報作成部 1113、コンテンツ管理 情報記憶部 1114、要求受入判断部 1115、時計部 1116、移動部 1117及び複製部 1118を有している。
[0181] (A)認証部 1110
認証部 1110は、第 1の実施の形態にて示す認証部 110と同様の構成及び機能を 有するため、ここでの説明は省略する。
(B)移動要求作成部 1111
移動要求作成部 1111は、第 1の実施の形態にて示す移動要求作成部 111と同様 の構成及び機能を有するため、ここでの説明は省略する。
[0182] (C)要求受入条件記憶部 1112
要求受入条件記憶部 1112は、他のサーバ装置からのコンテンッ移動要求および コンテンツ複製要求の受け入れの可否を判断基準となる要求受入条件を記憶する。 要求受入条件記憶部 1112は、図 22に示すように、要求受入条件 1150を記憶し ている。
[0183] 要求受入条件 1150は、移動禁止時間 1151及び複製回数 1153にて構成されて いる。
移動禁止時間 1151は、前回のコンテンツ移動から次回のコンテンツ移動が可能と なるまでの時間を保持している。移動禁止時間 1151は、複製されたコンテンツの使 用可能時間と同一の値であり、本実施の形態では" 24時間"に設定している。例えば 、サーバ装置 20が自装置へ、あるコンテンツ Cを移動した場合、自装置は、移動され たコンテンツを格納してから 24時間以内はコンテンツ Cを、他のサーバ装置へ移動さ せることができない。
[0184] 複製回数 1153は、第 1の実施の形態にて示す複製回数 153と同様であるため説 明は省略する。
(D)コンテンツ管理情報記憶部 1114
コンテンツ管理情報記憶部 1114は、コンテンツの移動元である他のサーバ装置か ら受信した、もしくは自装置にて新規作成したコンテンツ管理情報を 1以上記憶する ための領域を有している。なお、コンテンツ管理情報の詳細については、後述する。
[0185] コンテンツ管理情報記憶部 1114は、図 23に示すように、コンテンツ管理情報 116 0、コンテンツ管理情報 1161、 · · ·を格納している。
コンテンツ管理情報 1160は、管理対象コンテンツ 1170及び前回移動完了時刻 1 171から構成されている。
管理対象コンテンツ 1170は、管理対象のコンテンツに対応するコンテンツ IDを保 持しおり、ここでは、コンテンツ ID「CID0—1」とする。つまり、コンテンツ管理情報 16 0の管理対象となるコンテンツは、コンテンツ COである。
[0186] 前回移動完了時刻 1171は、前回のコンテンツの移動が完了した時刻を保持して おり、本実施の形態では、サーバ装置 30から自装置へコンテンツ COの移動が完了 した時刻「2004Z7Zl 19 : 00」が設定されている。なお、自装置にてコンテンツが 作成された場合には、初期の情報として前回移動完了時刻 1171には、「無効」が設 定される。
[0187] なお、コンテンツ管理情報 1161についても、構成要素は、コンテンツ管理情報 16 0と同じであるため、説明は省略する。コンテンツ C1については、自装置にて作成し たものなので、前回完了時刻 1176には、初期の情報「無効」が設定させている。
(E)コンテンツ管理情報作成部 1113
コンテンツ管理情報作成部 1113は、コンテンツ管理情報の新規作成及び更新を 行う。
[0188] (新規作成の場合)
コンテンツ管理情報作成部 1113は、自装置によって、放送局から放送されたコン テンッを受信し、コンテンツ蓄積部 1101へ格納した後、以下の動作により、コンテン ッ管理情報を生成する。
コンテンツ管理情報作成部 1113は、格納したコンテンツに対応するコンテンツ ID を取得し、取得したコンテンツ IDを管理対象コンテンツに設定する。コンテンツ管理 情報作成部 1113は、前回移動完了時刻に無効を設定する。
[0189] コンテンツ管理情報作成部 1113は、作成したコンテンツ管理情報を、コンテンツ管 理情報記憶部 1114へ書き込み、格納する。
(更新の場合)
コンテンツ管理情報作成部 1113は、移動部 1117からコンテンツ管理情報の更新 を指示する更新指示と、移動コンテンツ識別情報と、現在時刻とを受け取る。
[0190] コンテンツ管理情報作成部 1113は、受け取った移動コンテンツ識別情報にて識別 されるコンテンツに対応するコンテンツ IDが管理対象コンテンツに設定されているコ ンテンッ管理情報を、コンテンツ管理情報記憶部 1114から読み出し、読み出したコ ンテンッ管理情報の前回移動完了時刻に、受け取った現在時刻を設定する。 コンテンツ管理情報作成部 1113は、コンテンツ管理情報記憶部 1114に記憶され ているコンテンツ管理情報 (管理対象コンテンツ力 読み出したコンテンツ管理情報 に含まれる管理対象コンテンッと同一であるコンテンッ管理情報)の内容に対して、 更新した内容を上書きする。
[0191] コンテンツ管理情報作成部 1113は、コンテンツ管理情報の更新が完了した旨の更 新完了情報を移動部 1117へ出力する。
(F)要求受入判断部 1115 要求受入判断部 1115は、第 1の実施の形態にて示す要求受入判断部 115と同様 に、図 7に示す複製回数管理リスト T100を有している。複製回数管理リスト T100の 説明については、ここでは省略する。
[0192] 要求受入判断部 1115は、複製回数管理リスト T100を用いて、コンテンツ蓄積部 1 01にて格納されて 、る各コンテンツを複製することのできる残数を管理する。
要求受入判断部 1115は、認証部 1110から認証終了情報を受け取ると、相互認証 により正当なサーバ装置であると認証された、コンテンツの移動の要求元であるサー バ装置、若しくは相互認証により正当なクライアント装置であると認証された、コンテ ンッの複製の要求元であるクライアント装置からの情報の受け取り待ちの状態となる。
[0193] 要求受入判断部 1115は、コンテンツの移動の要求元であるサーバ装置から、ハブ 1060及び通信部 1103を介して、移動コンテンツ識別情報及び要求元サーバ識別 情報を含むコンテンツ移動要求情報を受け取る。
また、要求受入判断部 1115は、コンテンツの複製の要求元であるクライアント装置 から、ハブ 1060及び通信部 1103を介して、コンテンツの複製の要求を示し、且つ複 製対象のコンテンツを識別する複製コンテンツ識別情報及び複製の要求元であるク ライアント装置を識別するための要求元クライアント識別情報を含むコンテンツ複製 要求情報を受け取る。ここで、要求元クライアント識別情報とは、例えば、要求元クラ イアント装置に予め割り当てられた IPアドレスや装置名である。
[0194] 以下、コンテンツ移動要求情報を受け取った場合と、コンテンツ複製要求情報を受 け取った場合とに分けて、要求受入判断部 115の動作について説明する。
(コンテンツ移動要求情報を受け取った場合)
要求受入判断部 1115は、コンテンツ移動要求情報を受け取ると、要求受入判断 部 1115は、時計部 1116から現在時刻を取得する。
[0195] 要求受入判断部 1115は、受け取ったコンテンツ移動要求情報から移動コンテンツ 識別情報及び要求元サーバ識別情報を取得する。
要求受入判断部 1115は、取得した移動コンテンツ移動要求情報にて識別されるコ ンテンッに対応するコンテンツ管理情報をコンテンツ管理情報記憶部 1114から読み 出す。 [0196] 要求受入判断部 1115は、読み出したコンテンツ管理情報に含まれる前回移動完 了時刻に時刻が設定されているカゝ否かを判断する。
時刻が設定されていると判断する場合には、要求受入判断部 1115は、取得した現 在時刻と、前回移動完了時刻に設定されている時刻とを用いて、移動後経過時間 t を算出する。ここで、移動後経過時間 tは、現在時刻から前回移動完了時刻に設定さ れて 、る時刻を減算することで得られる。
[0197] 要求受入判断部 1115は、算出した移動後経過時間 tが、移動禁止時間 1151にて 設定されて ヽる時間を越えて ヽるカゝ否かを判断する。超えて ヽると判断する場合には 、コンテンツの移動を許可すると決定し、コンテンツ移動の許可を示す移動許可情報 を生成する。要求受入判断部 1115は、生成した移動許可情報と、移動コンテンツ識 別情報と、要求元サーバ識別情報と、取得した現在時刻とを移動部 1117へ出力す る。超えていないと判断する場合には、異常終了により処理を終了する。
[0198] 読み出したコンテンツ管理情報に含まれる前回移動完了時刻に時刻が設定されて いないと判断する場合、つまり無効が設定されていると判断する場合には、要求受入 判断部 1115は、コンテンツの移動を許可すると決定し、コンテンツ移動の許可を示 す移動許可情報を生成する。要求受入判断部 1115は、生成した移動許可情報と、 移動コンテンツ識別情報と、要求元サーバ識別情報と、取得した現在時刻とを移動 部 1117へ出力する。
[0199] (コンテンツ複製要求情報を受け取った場合)
要求受入判断部 1115は、コンテンツ複製要求情報を受け取ると、受け取ったコン テンッ複製要求情報から複製コンテンツ識別情報及び要求元クライアント識別情報 を取得する。
要求受入判断部 115は、複製回数管理リスト T100を用いて、取得した複製コンテ ンッ識別情報にて識別されるコンテンツに対する複製残数力^であるカゝ否かを判断 する。複製残数が 0であると判断する場合には、要求受入判断部 1115は、複製は不 可であると決定し、異常処理により処理を終了する。複製回数力^でないと判断する 場合には、複製は可能であると決定し、複製の許可を示す複製許可指示と、複製コ ンテンッ識別情報と、要求元クライアント識別情報とを複製部 1118へ出力する。 [0200] (G)時計部 1116
時計部 1116は、日時を計時し、時間を管理する。
(H)移動部 1117
移動部 1117は、自装置が移動元である場合 (つまり、コンテンツ移動要求を他の サーバ装置カゝら受け取った場合)におけるコンテンツの移動に係る動作、及び自装 置が移動先である場合 (つまり、コンテンツ移動要求を他のサーバ装置へ送信した場 合)におけるコンテンツの移動に係る動作を行う。
[0201] なお、自装置が移動先である場合は、第 1の実施の形態にて示す動作と同様であ るため、ここでの説明は省略する。
以下では、自装置が移動元である場合の動作にっ 、て説明する。
(自装置が移動元である場合)
移動部 1117は、要求受入判断部 1115から、移動許可情報と、移動コンテンツ識 別情報と、要求元サーバ識別情報と、現在時刻とを受け取ると、コンテンツ管理情報 作成部 1113へ、更新指示と、移動コンテンツ識別情報と、現在時刻とを出力する。
[0202] 移動部 1117は、コンテンツ管理情報作成部 1113から更新完了情報を受け取ると 、要求受入判断部 1115から受け取った移動コンテンツ識別情報にて識別されるコン テンッ及びコンテンツ IDを、コンテンツ蓄積咅 101から取得し、取得したコンテンツ を管理対象として 、るコンテンツ管理情報を、コンテンツ管理情報記憶部 1114から 取得する。
[0203] 移動部 1117は、取得したコンテンツ、コンテンツ ID及びコンテンツ管理情報を、通 信部 1103及びノヽブ 1060を介して、要求受入判断部 1115から受け取った要求元サ ーバ識別情報にて識別されるサーバ装置へ移動させる。
移動部 1117は、コンテンツの移動完了後、要求受入判断部 1115が有する複製回 数管理リスト TlOOから、移動対象のコンテンツに対応するコンテンツ IDとその複製残 数とからなる組を削除して更新する。
[0204] (I)複製部 1118
複製部 1118は、要求受入判断部 1115から複製許可指示と、複製コンテンツ識別 情報と、要求元クライアント識別情報とを受け取ると、受け取った複製コンテンツ識別 情報にて識別されるコンテンツ及びそのコンテンツ IDをコンテンツ蓄積部 1101から 取得する。
[0205] 複製部 1118は、取得したコンテンツ及びそのコンテンツ IDとを、通信部 1103及び ハブ 1060を介して、要求受入判断部 1115から受け取った要求元クライアント識別 情報にて識別されるクライアント装置へ複製する。
複製部 1118は、複製完了後、要求受入判断部 1115が有する複製回数管理リスト T100において、移動対象のコンテンツに対応するコンテンツ IDとその複製残数とか らなる組に対して、複製残数を 1減算し、減算結果を、再度複製残数として更新する
[0206] (3)通信部 1103
通信部 1103は、自装置と、他のサーバ装置(ここでは、サーバ装置 1020、 1030) 及びクライアント装置 1040、 1050との間で、ハブ 1060を介して、情報の送受信を行
(4)指示受付部 1104
指示受付部 1104は、第 1の実施の形態にて示す指示受付部 104と同様の構成及 び機能を有するため、説明は省略する。
[0207] 2. 3 サーバ装置 1020
サーバ装置 1020は、図 24に示すように、コンテンツ蓄積部 1201、コンテンツ管理 部 1202、通信部 1203及び指示受付部 1204から構成されて 、る。
サーバ装置 1020は、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM、 RAM,ハードディ スクユニットなど力も構成されるコンピュータシステムである。前記 ROM又は前記ハ ードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプ 口セッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、サーバ装置 10 20は、その機能を達成する。
[0208] なお、コンテンツ蓄積部 1201、コンテンツ管理部 1202、通信部 1203及び指示受 付部 1204は、それぞれ、図 21にて示すコンテンツ蓄積部 1101、コンテンツ管理部 1102、通信部 1103及び指示受付部 1104と同様の構成及び機能を有するため、こ こでは説明を省略する。 また、コンテンツ管理部 1202は図 24に示すように、認証部 1210、移動要求作成 部 1211、要求受入条件記憶部 1212、コンテンツ管理情報作成部 1213、コンテン ッ管理情報記憶部 1214、要求受入判断部 1215、時計部 1216、移動部 1217及び 複製部 1218を有する。認証部 1210、移動要求作成部 1211、要求受入条件記憶 部 1212、コンテンツ管理情報作成部 1213、コンテンツ管理情報記憶部 1214、要 求受入判断部 1215、時計部 1216、移動部 1217及び複製部 1218は、それぞれ、 図 2にて示す認証部 1110、移動要求作成部 1111、要求受入条件記憶部 1112、コ ンテンッ管理情報作成部 1113、コンテンツ管理情報記憶部 1114、要求受入判断 部 1115、時計部 1116、移動部 1117及び複製部 1118と同様の構成及び機能を有 するため、ここでは説明を省略する。
[0209] また、サーバ装置 1030は、サーバ装置 1010及びサーバ装置 1020と同様の構成 及び機能を有するため説明は省略する。
2. 4 クライアント装置 1040
クライアント装置 1040は、図 25に示すように、コンテンツ蓄積部 1401、コンテンツ 管理部 1402、通信部 1403、指示受付部 1404及び再生部 1405から構成されてい る。
[0210] クライアント装置 1040は、具体的には、マイクロプロセッサ、 ROM、 RAM,ハード ディスクユニットなど力も構成されるコンピュータシステムである。前記 ROM又は前記 ハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロ プロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、クライアント装 置 1040は、その機能を達成する。
[0211] なお、コンテンツ蓄積部 1401、コンテンツ管理部 1402、通信部 1403、指示受付 部 1404及び再生部 1405は、それぞれ、第 1の実施の形態にて示すコンテンツ蓄積 部 401、コンテンツ管理部 402、通信部 403、指示受付部 404及び再生部 405と同 様の構成及び機能を有しているため、説明は省略する。
また、コンテンツ管理部 1402は、図 25にて示すように認証部 1410、複製要求作 成部 1411、時計部 1416、利用期間情報記憶部 1420及び書込部 1421を有してい る。認証部 1410、複製要求作成部 1411、時計部 1416、利用期間情報記憶部 142 0及び書込部 1421は、それぞれ、第 1の実施の形態にて示す認証部 410、複製要 求作成部 411、時計部 416、利用期間情報記憶部 420及び書込部 421と同様の構 成及び機能を有しているため、説明は省略する。
[0212] また、書込部 1421は、第 1の実施の形態にて示す書込部 421と同様に、サーバ装 置より複製されたコンテンツの使用可能時間(ここでは、 24時間)を、予め記憶してい る。
2. 5 移動処理の動作
ここでは、サーバ装置 1010からサーバ装置 1020へコンテンツを移動する場合の 移動処理の動作について、図 26に示す流れ図を用いて説明する。なお、サーバ装 置 1010からサーバ装置 1030へコンテンツを移動する場合、サーバ装置 1020から 他のサーバ装置へコンテンツを移動する場合、及びサーバ装置 1030から他のサー バ装置へコンテンツを移動する場合についても、同様の動作であるため、説明は省 略する。
[0213] サーバ装置 1020の指示受付部 1204は、利用者から、移動要求指示と、要求先サ ーバ識別情報と、移動コンテンツ識別情報とを受け付ける (ステップ S400)。
指示受付部 1204は、受け付けた移動要求指示と、要求先サーバ識別情報と、移 動コンテンツ識別情報とを、認証部 1210へ出力し、認証部 1210は、移動要求指示 と、要求先サーバ識別情報と、移動コンテンツ識別情報とを受け取ると、認証開始情 報を生成し、生成した認証開始情報を、要求先サーバ識別情報にて識別される要求 先サーバ装置(ここでは、サーバ装置 1010)へ送信する。サーバ装置 1010の認証 部 1110は、サーバ装置 1020から、認証開始情報を受け取る。サーバ装置 1010と サーバ装置 1020との間で、相互認証による認証処理を行う(ステップ S405)。
[0214] 認証部 1110は、認証に成功したか、失敗したかの判断を行う(ステップ S410) 認証部 1110は、認証に成功、つまり、サーバ装置 20は、正当なサーバであると認 証する場合には (ステップ S410における「OK」)、次処理に進む。ここでは、要求受 入判断部 1115にて、サーバ装置 1020からの情報の受け取り待ちの状態となる。 認証部 1110は、認証に失敗、つまり、サーバ装置 1020は、正当なサーバでないと 認証する場合には (ステップ S410における「NG」)、異常終了により処理を終了する [0215] 認証部 1210は、認証に成功したか、失敗したかの判断を行う(ステップ S415) 認証部 1210は、認証に成功、つまり、サーバ装置 1010は、正当なサーバであると 認証する場合には (ステップ S415における「OK」 )、移動コンテンツ識別情報及び要 求元サーバ識別情報を含むコンテンツ移動要求情報を生成し、生成したコンテンツ 移動要求情報を、要求先サーバ識別情報にて識別されるサーバ装置、つまりサーバ 装置 1010へ送信する (ステップ S420)。
[0216] 認証部 1210は、認証に失敗、つまり、サーバ装置 1010は、正当なサーバでないと 認証する場合には (ステップ S415における「NG」)、異常終了により処理を終了する サーバ装置 1010の要求受入判断部 1115は、サーバ装置 1020からコンテンツ移 動要求情報を受け取り(ステップ S425)、時計部 1116から現在時刻を取得する (ス テツプ S430)。要求受入判断部 1115は、コンテンツ移動判定処理を行う(ステップ S 435)。
[0217] 要求受入判断部 115は、コンテンツの移動を許可する場合には、移動許可指示と 、移動コンテンツ識別情報と、要求元サーバ識別情報と、ステップ S430にて取得し た現在時刻を移動部 1117へ出力する。移動部 1117は、要求受入判断部 1115か ら移動許可指示と、移動コンテンツ識別情報と、要求元サーバ識別情報とを受け取る と、更新指示、移動コンテンツ識別情報及び現在時刻を、コンテンツ管理情報作成 部 1113へ出力する。コンテンツ管理情報作成部 1113は、移動部 1117から、更新 指示、移動コンテンツ識別情報及び現在時刻を、受け取ると、移動コンテンツ識別情 報にて識別されるコンテンツ管理情報を、コンテンツ管理情報記憶部 1114から取得 し (ステップ S440)、取得したコンテンツ管理情報に含まれる前回移動完了時刻に、 現在時刻を設定し、読み出したコンテンツ管理情報を更新する (ステップ S445)。
[0218] コンテンツ管理情報作成部 1113は、更新完了情報を移動部 1117へ出力する。移 動部 1117は、コンテンツ管理情報作成部 1113から更新完了情報を受け取ると、移 動コンテンッ識另 IJ†青報にて識另 Uされるコンテンツ及びそのコンテンッ IDをコンテンッ 蓄積部 1101から取得し、取得したコンテンッに対応するコンテンツ管理情報をコン テンッ管理情報記憶部 1114から取得する。取得したコンテンツ及びコンテンツ IDと 、コンテンツ管理情報とを、要求受入判断部 1115から受け取った要求元サーバ識別 情報にて識別されるサーバ装置へ移動する (ステップ S450)。
[0219] サーバ装置 1020の移動部 1217は、サーバ装置 1010から、移動対象のコンテン ッ、そのコンテンツに対応するコンテンツ ID及びコンテンツ管理†青報を受信すると、 受信したコンテンッとコンテンッ IDとを対応付けて、コンテンッ蓄積部 1201へ格納し 、コンテンツ管理情報をコンテンツ管理情報記憶部 1114へ格納する (ステップ S455
) o
[0220] 移動部 1217は、受け取ったコンテンツに対応するコンテンツ IDとその複製残数( 初期値「15」)とからなる組を、要求受入判断部 1215が有する複製回数管理リストへ 登録する(ステップ S460)。
移動部 1117は、コンテンツの移動完了後、要求受入判断部 1115が有する複製回 数管理リストから、移動対象のコンテンツに対応するコンテンツ IDとその複製残数と 力もなる組を削除して更新する (ステップ S465)。
[0221] 2. 6 コンテンツ移動判断処理の動作
ここでは、移動処理におけるコンテンツ移動判断処理の動作について、図 27にて 示す流れ図を用いて説明する。
要求受入判断部 1115は、コンテンツの移動の要求元であるサーバ装置 (ここでは 、サーバ装置 20)から、移動コンテンツ識別情報及び要求元サーバ識別情報を含む コンテンツ移動要求情報を受け取る (ステップ S500)。要求受入判断部 1115は、受 け取ったコンテンツ移動要求情報力 移動コンテンツ識別情報及び要求元サーバ識 別情報を取得する。要求受入判断部 1115は、サーバ装置 1020から受け取ったコン テンッ移動要求情報力 移動コンテンツ識別情報及び要求元サーバ識別情報とを 取得し、取得した移動コンテンツ識別情報にて識別されるコンテンッに対応するコン テンッ管理情報を、コンテンツ管理情報記憶部 1114から読み出す (ステップ S 500)
[0222] 要求受入判断部 1115は、読み出したコンテンツ管理情報に含まれる前回移動完 了時刻に時刻が設定されている力否かを判断する (ステップ S505)。 時刻が設定されていると判断する場合には (ステップ S505における「YES」)、要求 受入判断部 1115は、ステップ S430にて取得した現在時刻と、前回移動完了時刻に 設定されて ヽる時刻とを用いて、移動後経過時間 tを算出する (ステップ S 510)。
[0223] 要求受入判断部 1115は、算出した移動後経過時間 tが、移動禁止時間 1151にて 設定されて 、る時間を越えて 、る力否かを判断する (ステップ S515)。
超えていると判断する場合には (ステップ S515における「YES」)、コンテンツの移 動を許可すると決定し (ステップ S520)、コンテンツ移動の許可を示す移動許可情報 を生成し、生成した移動許可情報と、移動コンテンツ識別情報と、要求元サーバ識別 情報と、取得した現在時刻とを移動部 1117へ出力する。
[0224] 超えていないと判断する場合には (ステップ S515における「NO」)、異常終了によ り処理を終了する。
読み出したコンテンツ管理情報に含まれる前回移動完了時刻に時刻が設定されて Vヽな 、と判断する場合 (ステップ S505における「NO」 )、つまり無効が設定されて!ヽ ると判断する場合には、要求受入判断部 1115は、コンテンツの移動を許可すると決 定し (ステップ S520)、コンテンツ移動の許可を示す移動許可情報を生成する。要求 受入判断部 1115は、生成した移動許可情報と、移動コンテンツ識別情報と、要求元 サーバ識別情報と、取得した現在時刻とを移動部 1117へ出力する。
[0225] これにより、コンテンツ移動判断処理が正常に終了した場合にのみ、図 26にて示す ステップ S440以降の動作がなされる。つまり、当該処理にてコンテンツの移動が許 可される場合のみに、図 26にて示すステップ S440以降の動作にて、コンテンツの移 動がなされる。
2. 7 複製処理の動作
サーバ装置 1010からクライアント装置 1040へコンテンツを複製する場合の複製処 理は、図 13の流れ図にて示す動作のうち、コンテンツ複製判断処理の動作以外の動 作は、同様の動作の流れであるため、説明は省略する。
[0226] また、サーバ装置 1010からクライアント装置 1050へコンテンツを複製する場合、サ ーバ装置 1020からクライアント装置 1040、 1050へコンテンツを複製する場合、及 び及びサーバ装置 1030からクライアント装置 1040、 1050へコンテンツを複製する 場合についても、図 13の流れ図にて示す動作のうち、コンテンツ複製判断処理の動 作以外の動作は、同様の動作の流れであるため、説明は省略する。
[0227] なお、コンテンツ複製判断処理の動作については、後述する。
2. 8 コンテンツ複製判断処理の動作
ここでは、サーバ装置 1010にて行われるコンテンツ複製判断処理の動作について 、図 28にて示す流れ図を用いて説明する。
要求受入判断部 1115は、コンテンツ複製要求情報を受け取ると (ステップ S600)、 受け取ったコンテンツ複製要求情報から複製コンテンツ識別情報及び要求元クライ アント識別情報を取得する (ステップ S605)。
[0228] 要求受入判断部 115は、複製回数管理リスト T100から、取得した複製コンテンツ 識別情報にて識別されるコンテンツに対する複製残数を取得し (ステップ S610)、取 得した複製残数力^である力否かを判断する (ステップ S615)。複製残数力^であると 判断する場合には (ステップ S615における「YES」)、要求受入判断部 1115は、複 製は不可であると決定し、異常処理により処理を終了する。複製回数が 0でないと判 断する場合には (ステップ S615における「NO」)、複製は可能であると決定し (ステツ プ S620)、複製の許可を示す複製許可指示と、複製コンテンツ識別情報と、要求元 クライアント識別情報とを複製部 1118へ出力する。
[0229] これにより、図 28にて示すコンテンツ複製判断処理が正常に終了した場合にのみ、 図 13にて示すステップ S230以降の動作により、コンテンツの複製がなされる。
2. 9 コンテンツ移動の具体例
ここでは、サーバ装置 1010力 コンテンツ COをサーバ装置 1020へ移動する場合 における 2つの具体例を以下に示す。
[0230] なお、以下の説明において、サーバ装置 1010及びサーバ装置 1020による相互 認証により、互いの装置は正当な装置であると認証されているものとする。
(1)第 1の具体例
ここでは、サーバ装置 1010が、図 23に示すコンテンツ管理情報 1160を有し、前 回移動完了時刻 1171にて示される時刻 Γ2004/7/1 19: 00」から 24時間以内 に、サーバ装置 1020がコンテンツ移動要求をサーバ装置 1010へ送信した場合に ついて説明する。
[0231] なお、ここでは、現在時刻を「2004Z7Zl 20 : 00」とし、コンテンツ COの複製残 数は、 15であるとする。
サーバ装置 1010は、サーバ装置 1020からコンテンツ COに対するコンテンツ移動 要求情報を受け取ると、時計部 1116から現在時刻「200477 1 20 : 00」を取得 する。
[0232] サーバ装置 1010は、コンテンツ COに対応するコンテンツ管理情報 1160を、コンテ ンッ管理情報記憶部 1114から読み出す。
読み出したコンテンツ管理情報 1160の前回移動完了時刻に時刻が設定されてい る力否かを判断する。ここでは、時刻「2004/7/1 19 : 00」が設定されているため 、サーバ装置 1010は、移動後経過時間 tを算出する。算出結果 (t=l時間)が、移 動禁止時間(24時間)を超えている力否かを判断する。ここでは、サーバ装置 1010 は、超えていないと判断し、異常終了により処理を終了する。つまり、コンテンツ COの 移動ができない。
[0233] (2)第 2の具体例
ここでは、サーバ装置 1010が、図 23に示すコンテンツ管理情報 1160を有し、前 回移動完了時刻 1171にて示される時刻「2004Z7Zl 19: 00」から 24時間経過 後に、サーバ装置 1020がコンテンツ移動要求をサーバ装置 1010へ送信した場合 について説明する。
[0234] なお、ここでは、現在時刻を「2004Z7Z3 19 : 00」とし、コンテンツ COの複製残 数は、 15であるとする。
サーバ装置 1010は、サーバ装置 1020からコンテンツ COに対するコンテンツ移動 要求情報を受け取ると、時計部 1116から現在時刻「200477 3 19 : 00」を取得 する。
[0235] サーバ装置 1010は、コンテンツ COに対応するコンテンツ管理情報 1160を、コンテ ンッ管理情報記憶部 1114から読み出す。
読み出したコンテンツ管理情報 1160の前回移動完了時刻に時刻が設定されてい る力否かを判断する。ここでは、時刻「2004/7/1 19 : 00」が設定されているため 、サーバ装置 1010は、移動後経過時間 tを算出する。算出結果 (t=48時間)が、移 動禁止時間(24時間)を超えている力否かを判断する。ここでは、サーバ装置 1010 は、超えていると判断し、コンテンツの移動を許可すると決定する。サーバ装置 1010 は、前回移動完了時刻に設定されている時刻「2004Z7Zl 19 : 00」を現在時刻「 2004/7/3 19 : 00」へと更新し、更新されたコンテンツ管理情報と、コンテンツ CO 及びそのコンテンツ IDとをサーバ装置 1020へ移動する。
[0236] 2. 10 変形例
上記に説明した第 2の実施の形態は、本発明の実施の一例であり、本発明はこの 実施の形態に何ら限定されるものではなぐその旨を逸脱しな 、範囲にぉ 、て種々 なる態様で実施し得るものである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)上記に示す第 2の実施の形態では、コンテンツ管理システム 1000は、サーバ 装置の台数を 3台、クライアント装置の台数を 2台からなるとしたが、これ限定されない 。コンテンツ管理システムは、複数台のサーバ装置及び複数台のクライアント装置を 含めばよい。
[0237] (2)上記に示す第 2の実施の形態におけるサーバ装置に、再生機能を付加しても よい。また、サーバ装置に、上記に示すクライアント装置の機能を付加してもよい。
(3)上記に示す第 2の実施の形態では、コンテンツの移動先となるサーバ装置から の移動要求にィ-シエートして、動作のフローを開始した力 これに限定されない。コ ンテンッの移動元となるサーバ装置からの移動要求にィ-シエートして、動作のフロ 一を開始してもよい。
[0238] サーバ装置 1010からサーバ装置 1020へコンテンツを移動する際の動作につ!、て 説明する。
サーバ装置 1010は、利用者から、移動要求指示と、移動先のサーバ装置を識別 するための移動先サーバ識別情報と、移動対象のコンテンツを識別する移動コンテ ンッ識別情報とを受け取る。
[0239] サーバ装置 1010は、認証開始情報を生成し、移動先サーバ識別情報にて識別さ れるサーバ装置 (ここでは、サーバ装置 1020)へ送信する。
サーバ装置 1020は、認証開始情報を受け取ると、サーバ装置 1010と相互認証を 行う。
サーバ装置 1020は、サーバ装置 1010が正当なサーバであると認証すると、移動 対象のコンテンツ、そのコンテンッ ID及びコンテンッ管理情報とを受け取るための待 ち状態となる。
[0240] サーバ装置 1010は、サーバ装置 1020は正当なサーバであると認証すると、前回 移動完了時刻が移動禁止時間を越えている力否かを判断し、超えていると判断する 場合には、移動対象のコンテンツに対応するコンテンツ管理情報の前回移動完了時 間を更新する。サーバ装置 1010は、更新したコンテンツ管理情報、移動対象のコン テンッ及びそのコンテンツ IDとをサーバ装置 1020へ移動する。
[0241] 以降の、サーバ装置 1010及びサーバ装置 1020の動作は、上記第 2の実施の形 態と同様であるため、説明は省略する。
(4)コンテンツの複製先となるクライアント装置力も複製要求にィ-シエートして、動 作のフローを開始した力 これに限定されない。コンテンツの複製元となるサーバ装 置からの複製要求にィ-シエートして、動作のフローを開始してもよ!/、。
[0242] サーバ装置 1010からクライアント装置 1040へコンテンツを複製する際の動作につ いて説明する。
サーバ装置 1010は、利用者から、複製要求指示と、複製先のクライアント装置を識 別するための複製先クライアント識別情報と、複製対象のコンテンツを識別する複製 コンテンツ識別情報とを受け取る。
[0243] サーバ装置 1010は、認証開始情報を生成し、複製先クライアント識別情報にて識 別されるクライアント装置 (ここでは、クライアント装置 1040)へ送信する。
クライアント装置 1040は、認証開始情報を受け取ると、サーバ装置 1010と相互認 証を行う。
クライアント装置 1040は、サーバ装置 1010が正当なサーバであると認証すると、 複製対象のコンテンツ及びそのコンテンツを受け取るための待ち状態となる。
[0244] サーバ装置 1010は、クライアント装置 1040は正当なサーバであると認証すると、 複製対象のコンテンツに対応するコンテンツ管理情報を用いて、コンテンツ複製判断 処理を施す。サーバ装置 1010は、コンテンツの複製を許可する場合には、複製対 象のコンテンツ及びそのコンテンツ IDとをクライアント装置 1040へ複製する。
以降の、サーバ装置 1010及びクライアント装置 1040の動作は、上記第 2の実施の 形態と同様であるため、説明は省略する。
[0245] また、サーバ装置 1010にて、コンテンツの複製を許可しない場合には、その旨を 示す複製不許可情報を表示してもよいし、クライアント装置 1040へ送信してもよい。
(5)上記に示す第 2の実施の形態では、 移動禁止時間 1151を" 24時間"と固定 したが、その他の固定値に設定しても構わないし、コンテンツに付加されてくるユーセ ージルールに基づ!/、てそれらの値を設定しても構わな 、し、コンテンツ毎にそれらの 値を変更しても構わない。
[0246] また、 移動禁止時間 1151は時間にて設定された力 これに限定されない。 移動 禁止時間 1151を、 日数にて設定してもよいし、月数にて設定してもよい。
また、複製回数 1153を" 15回"と固定したが、その他の固定値に設定しても構わな いし、コンテンツに付加されてくるユーセージルールに基づいてそれらの値を設定し ても構わないし、コンテンツ毎にそれらの値を変更しても構わない。なお、コンテンツ 毎に、複製回数を管理する場合には、複製回数を、要求受入条件 1150に含める代 わりに、コンテンツ管理情報に含めてもよい。
[0247] また、クライアント装置にて記憶している複製されたコンテンツの使用可能時間を時 間にて設定したが、日数にて設定してもよいし、月数にて設定してもよい。
(6)上記に示す第 2の実施の形態では、移動禁止時間 1151と、クライアント装置が 予め記憶している複製されたコンテンツの使用可能時間とを同一の時間" 24時間"に 設定したが、これに限定されない。
[0248] 移動禁止時間 1151に設定される時間と、複製されたコンテンツの使用可能時間と 力 異なる時間であってもよい。
(7)上記に示す第 2の実施の形態では、コンテンツの移動時や複製時の伝送路で 暗号ィ匕を行うか否かを記載して 、な 、が、もちろん伝送路で暗号ィ匕を行っても構わな いし、そうでなくても構わない。
[0249] コンテンツの移動及び複製を、暗号ィ匕して行う場合には、相互認証により生成され たセッション鍵を用いて、暗号化及び復号を行う。 (8)各機器のコンテンツ管理部は、ユーザに改竄されると、不正行為が可能である ため、この部分を耐タンパ実装にしても構わない。
(9)上記に示す第 2の実施の形態では、クライアント装置に、複製されたコンテンツ の使用可能時間(24時間)を記憶したが、これに限定されない。
[0250] クライアント装置にて、複製コンテンツの使用可能時間を記憶しなくてもよい。
サーバ装置にて、複製コンテンツの使用可能時間を記憶してもよい。
この場合の一例を以下に示す。
サーバ装置の要求受入条件記憶部は、移動禁止時間と、複製コンテンツ使用可能 時間と、複製回数とからなる要求受入条件を記憶している。
[0251] 移動禁止時間及び複製回数は、それぞれ、第 2の実施の形態にて示す移動禁止 時間 1151及び複製回数 1153と同様であるため説明は省略する。
複製コンテンツ使用可能時間は、第 1の実施の形態にて示す複製コンテンツ使用 可能時間 152と同様であるため説明は省略する。
サーバ装置は、クライアント装置力 コンテンツ複製要求情報を受け取ると、現在時 刻を取得し、取得した現在時刻と、要求受入条件記憶部にて記憶している複製コン テンッ使用可能時間とを用いて、複製対象のコンテンツの利用期限を算出する。
[0252] サーバ装置は、算出した利用期限を、複製対象のコンテンツ及びそのコンテンツ ID とともにクライアント装置へ送信する。
クライアント装置は、複製対象のコンテンツ、そのコンテンツ ID及び利用期限を、サ ーバ装置力も受け取ると、コンテンツ IDと利用期限とを用いて、利用期間情報を生成 し、生成した利用期間情報を利用期間情報記憶部へ書き込み、複製対象のコンテン ッとコンテンツ IDとを対応付けて、コンテンツ蓄積部へ蓄積して格納する。
[0253] (10)上記に示す第 2の実施の形態において、コンテンツ移動の要求元のサーバ装 置と、要求先のサーバ装置との間で、相互認証を行ったが、これに限定されない。 要求先のサーバ装置(つまり、コンテンツの移動元のサーバ装置)のみ力 要求元 のサーバ装置(つまり、コンテンツの移動先のサーバ装置)の認証をおこなってもよい 。認証の一例は、チャレンジ Zレスポンス型の認証である。チャレンジ Zレスポンス型 の認証は、公知であるため、ここでの説明は省略する。 [0254] この場合の一例を以下に示す。
要求元のサーバ装置は、移動要求指示と、要求先サーバ識別情報と、移動コンテ ンッ識別情報とを受け取ると、認証開始情報を生成する。要求元のサーバ装置は、 生成した認証開始情報を、要求先のサーバ装置へ送信する。
要求先のサーバ装置は、要求元のサーバ装置から認証開始情報を受け取ると、要 求元のサーバ装置の認証を行う。認証により要求元のサーバ装置が正当なサーバで あると判断する場合に、要求先のサーバ装置は、認証が成功した旨を示す認証成功 情報を生成し、生成した認証成功情報を要求元のサーバ装置へ送信する。
[0255] 要求元のサーバ装置は、要求先のサーバ装置から認証成功情報を受け取ると、コ ンテンッ移動要求情報を生成し、生成したコンテンツ移動要求情報を、要求先のサ ーバ装置へ送信する。
以降の、要求元のサーバ装置及び要求先のサーバ装置の動作は、上記第 1の実 施の形態と同様であるため、説明は省略する。
[0256] ここで、上記の例とは異なる例を、以下に示す。
要求元のサーバ装置は、移動要求指示と、要求先サーバ識別情報と、移動コンテ ンッ識別情報とを受け取ると、認証開始情報及びコンテンツ移動要求情報を生成す る。要求元のサーバ装置は、生成した認証開始情報及びコンテンツ移動要求情報を 、要求先のサーバ装置へ送信する。
[0257] 要求先のサーバ装置は、要求元のサーバ装置から認証開始情報及びコンテンツ 移動要求情報を受け取ると、要求元のサーバ装置の認証を行う。認証により要求元 のサーバ装置が正当なサーバであると判断する場合に、要求先のサーバ装置は、前 回移動完了時刻が移動禁止時間を越えている力否かを判断し、超えていると判断す る場合には、移動対象のコンテンツに対応するコンテンツ管理情報の前回移動完了 時間を更新する。要求先のサーバ装置は、更新したコンテンツ管理情報、移動対象 のコンテンツ及びそのコンテンツ IDとを要求元のサーバ装置へ移動する。
[0258] 以降の、要求元のサーバ装置及び要求先のサーバ装置の動作は、上記第 2の実 施の形態と同様であるため、説明は省略する。
(11)上記にて示す第 2の実施の形態において、コンテンツ複製の要求元のクライ アント装置と、要求先のサーバ装置との間で、相互認証を行ったが、これに限定され ない。
要求先のサーバ装置(つまり、コンテンツの複製元のサーバ装置)のみ力 要求元 のクライアント装置(つまり、コンテンツの複製先のクライアント装置)の認証をおこなつ てもよい。このときの認証の一例は、チャレンジ Zレスポンス型の認証である。チヤレ ンジ zレスポンス型の認証は、公知であるため、ここでの説明は省略する。
[0259] この場合の一例を以下に示す。
要求元のクライアント装置は、複製要求指示と、要求先サーバ識別情報と、複製コ ンテンッ識別情報とを受け取ると、認証開始情報を生成する。要求元のクライアント 装置は、生成した認証開始情報を、要求先のサーバ装置へ送信する。
要求先のサーバ装置は、要求元のクライアント装置力 認証開始情報を受け取ると 、要求元のクライアント装置の認証を行う。認証により要求元のクライアント装置が正 当なクライアントであると判断する場合に、要求先のサーバ装置は、認証が成功した 旨を示す認証成功情報を生成し、生成した認証成功情報を要求元のクライアント装 置へ送信する。
[0260] 要求元のクライアント装置は、要求先のサーバ装置力 認証成功情報を受け取ると 、コンテンツ複製要求情報を生成し、生成したコンテンツ複製要求情報を、要求先の サーバ装置へ送信する。
以降の、要求元のクライアント装置及び要求先のサーバ装置の動作は、上記第 1の 実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
[0261] ここで、上記の例とは異なる例を、以下に示す。
要求元のクライアント装置は、複製要求指示と、要求先サーバ識別情報と、複製コ ンテンッ識別情報とを受け取ると、認証開始情報及びコンテンツ複製要求情報を生 成する。要求元のクライアント装置は、生成した認証開始情報及びコンテンツ複製要 求情報を、要求先のサーバ装置へ送信する。
[0262] 要求先のサーバ装置は、要求元のクライアント装置力 認証開始情報及びコンテン ッ複製要求情報を受け取ると、要求元のクライアント装置の認証を行う。認証により要 求元のクライアント装置が正当なクライアントであると判断する場合に、複製対象のコ ンテンッに対応するコンテンツ管理情報を用いて、コンテンツ複製判断処理を施す。 要求先のサーバ装置は、コンテンツの複製を許可する場合には、複製対象のコンテ ンッ及びそのコンテンツ IDとを要求元のクライアント装置へ複製する。
[0263] 以降の、要求元のクライアント装置及び要求先のサーバ装置の動作は、上記第 1の 実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
(12)上記に示す第 1の実施の形態において、図 21、図 24及び図 25に示す破線 で囲んだ機能ブロックの一部、又は全てを、集積回路である LSIにて実現してもよい 。これらの機能ブロックは、個別に 1チップィ匕されてもよいし、一部又は全てを含むよう に 1チップィ匕されてもよい。
[0264] ここでは、番組検索装置の制御を行う集積回路として、 LSIとしたが、集積度の違!、 により、 IC、システム LSI、スーパー LSI、ウルトラ LSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法は LSIに限るものではなぐ専用回路又は汎用プロセッサ で実現してもよい。 LSI製造後に、プログラムすることが可能な FPGA (Field Progr ammable Gate Array)や、 LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリ コンフィギユラブル ·プロセッサを利用してもよ 、。
[0265] さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術により LSIに置き換わる集積回 路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積ィ匕を行って もよい。このような技術には、バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
(13)上記第 1の実施の形態において、コンテンツ移動時に、供給元サーバ装置と 要求先サーバ装置との間で相互認証を行ったが、これに限定されない。供給元サー バ装置と要求先サーバ装置との間で、認証を行わなくてもよい。
[0266] (14)上記第 1の実施の形態において、サーバ装置が、要求元のサーバ装置へコ ンテンッを移動する際に、移動するコンテンツのコンテンツ管理情報をも移動したが、 これに限定されない。移動元のサーバ装置 (つまり、要求先のサーバ装置)は、移動 するコンテンツのコンテンツ管理情報を移動先のサーバ装置へ出力のみ行い、自装 置に移動対象のコンテンッのコンテンッ管理情報を残してぉ 、てもよ!/、。
[0267] (15)上記第 2の実施において、コンテンツ管理情報に含まれる前回移動完了時刻 に移動した時刻を格納したが、これに限定されな!ヽ。 前回移動完了時刻には、移動先のサーバ装置が、コンテンツの移動が禁止されて いる期限を格納してもよい。例えば、サーバ装置は、移動した時刻が、「2004Z7Z
1 19:00」でぁる場合には、移動が禁止される期限でぁる「200477 2 19:00」 を前回移動完了時刻する。サーバ装置は、コンテンツを移動する際には、現在時刻 を取得し、取得した現在時刻が、前回移動完了時刻を超えているか否かを判断する ことにより、コンテンツの移動の可否を判断する。
[0268] (16)上記実施の形態において、 2台のサーバ装置間でコンテンツを移動する際に
、時刻の同期をとつて、その後、移動するようにしてもよい。このとき、移動先のサーバ 装置力 移動元のサーバ装置の時刻と一致するように同期をとる。
移動元のサーバ装置の時刻と、移動先のサーバ装置の時刻との間にずれが生じて いる場合には、移動先のサーバにて、コンテンツの移動禁止期間を管理する際に、 その期間の長さにずれが生じる。
[0269] コンテンツの移動の際に、 2台のサーバ装置間にて時刻の同期をとることにより、移 動先のサーバは、移動禁止期間の管理をより正確に行うことができる。
(17)上記第 2の実施の形態において、コンテンツは、映像及び音声力もなるとした 力 これに限定されない。
コンテンツは、静止画像であってもよいし、文字情報であってもよい。または、コンテ ンッは、音声力もなるとしてもよい。
[0270] (18)上記第 2の実施の形態において、サーバ装置力 他のサーバ装置へコンテン ッを移動する際に、移動元のサーバ装置は、移動対象のコンテンツ、移動対象のコ ンテンッに対応するコンテンツ ID及びコンテンツ管理情報を、移動先のサーバ装置 へ出力したが、これに限定されない。
移動元のサーバ装置は、移動対象のコンテンツ及びコンテンツ管理情報を移動し てもよい。
[0271] このとき、移動先のサーバ装置は、移動元のサーバ装置からコンテンツ及びコンテ ンッ管理†青報を受け取ると、コンテンツ IDを生成し、生成したコンテンツ IDを受け取 つたコンテンツに対応付けて、コンテンツ蓄積部に蓄積する。また、移動先のサーバ 装置は、受け取ったコンテンツ管理情報をコンテンツ管理情報記憶部へ格納する。 (19)上記第 2実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
[0272] 2. 11 第 2の実施の形態のまとめ
上記に示す第 2の実施の形態では、ユーザがコンテンツの移動を繰り返えすことを 試みても、コンテンツを移動した後、移動禁止時間の間、次のコンテンツ移動が不可 能であるため、移動に伴う複製コンテンツ数の増加を防止できる。
また、移動禁止時間と、複製コンテンツの使用可能時間を等しくすることにより、移 動元で複製したコンテンツが全て使用不可能になつてから、次の移動が可能になる モデルを構築できる。これは、複製コンテンツ数を厳しく制限しつつ、コンテンツの移 動を許すことでユーザの利便性を向上することが可能である。
[0273] 3.まとめ
本発明によると、ユーザがオリジナルコンテンツの移動を繰り返した場合でも、所定 の条件を満たさないと、移動先でコンテンツの複製が不可能であるため、無制限にコ ンテンッの複製が生成することを防止できる。
ここで、所定の条件とは、コンテンツを複製回数以下複製する動作と、及び複製後 、そのコンテンツを移動する動作との組を 1回とする場合に、その回数が複製許可移 動回数以下であること、若しくは移動前に複製した全てのコンテンツの使用可能時間 が経過していることである。
[0274] 本発明は、コンテンツ管理装置、特に、コンテンツ配信時においてコンテンツの無 制限な不正複製を防止する技術に関する。
また、本発明は、コンテンツを複製する際に、コンテンツを無制限に不正複製するこ とを防止する技術に関する。
また、本発明は、サーノ機器と、他の 1台以上のサーバ機器間におけるコンテンツ の移動および、 1台以上のクライアント機器間におけるコンテンツの複製を管理する システムであって、
前記クライアント機器には、コンテンッを蓄積するクライアント用コンテンッ蓄積部と 、前記サーバ機器が、不正行為を行わない正規機器であることを認証するクライアン ト用認証部と、前記サーバ機器へのコンテンツ複製要求を作成する複製要求作成部 と、前記コンテンツや、前記複製要求を機器間で送受信するクライアント用通信部を 有し、
前記サーバ機器には、コンテンツを蓄積するサーバ用コンテンツ蓄積部と、コンテ ンッの移動先の第 2機器でのコンテンツの取扱方法を記したコンテンツ管理情報を 作成するコンテンツ管理情報作成部と、コンテンツの移動元の第 1のサーバ機器から 受信したもしくは新規作成した前記コンテンツ管理情報を記憶するコンテンツ管理情 報記憶部と、前記第 2のサーバ機器または前記クライアント機器が、不正行為を行わ ない正規機器であることを認証するサーバ用認証部と、前記第 1のサーバ機器への コンテンツ移動要求を作成する移動要求作成部と、前記コンテンツ、前記コンテンツ 管理情報、前記コンテンツ移動要求および前記コンテンツ複製要求を機器間で送受 信するサーバ用通信部と、他の機器からのコンテンツ移動要求およびコンテンツ複 製要求の受入れを判断する要求受入条件を記憶した要求受入条件記憶部と、前記 コンテンッ移動要求およびコンテンッ複製要求の受入れを、前記コンテンッ管理情 報と前記要求受入条件を基に判断する要求受入判断部とを有し、
コンテンツの移動を要求する第 2のサーバ機器は、当該第 2のサーバ機器のサー バ用認証部で作成した第 2の認証情報を、当該第 2のサーバ機器のサーバ用通信 部を介して、前記第 1のサーノ機器に送信し、前記第 1のサーバ機器は前記第 2の 認証情報を当該第 1のサーバ機器のサーバ用通信部で受信し、当該第 1のサーバ 機器のサーバ用認証部で、前記第 2の認証情報を用いて、前記第 2のサーバ機器が 不正行為を行わな 、正規機器であることを認証し、コンテンツの移動を要求する第 2 のサーノ機器は、当該第 2のサーバ機器の移動要求作成部で作成した前記コンテ ンッ移動要求を当該第 2のサーバ機器のサーバ用通信部より第 1のサーバ機器に送 信し、第 1のサーバ機器は前記コンテンツ移動要求を当該第 1のサーバ機器のサー バ用通信部で受信し、当該第 1のサーバ機器の要求受入判断部は、当該第 1のサ ーバ機器の要求受入条件記憶部に格納された前記要求受入条件と、当該第 1のサ ーバ機器の前記コンテンツ管理情報記憶部に格納された、当該機器にコンテンツを 移動させた場合に受け取った、もしくはコンテンツを新規作成した場合に、前記コン テンッ管理情報作成部で新規作成した前記コンテンツ管理情報とを用いて、コンテ ンッの移動が可能かを判断し、その判断の元に、当該第 1のサーバ機器のサーバ用 コンテンツ蓄積部に蓄積された対象コンテンツと、前記コンテンツ管理情報記憶部よ り前記対象コンテンツに対応するコンテンツ管理情報を当該第 1のサーバ機器のサ ーバ用通信部より第 2のサーバ機器に送信し、第 2のサーバ機器は当該第 2のサー バ機器のサーバ用通信部で前記対象コンテンツと、前記コンテンツ管理情報を受信 した後、前記対象コンテンッを当該第 2のサーバ機器の前記サーバ用コンテンッ蓄 積部に蓄積し、前記コンテンツ管理情報を当該第 2のサーバ機器の前記コンテンツ 管理情報記憶部に格納し、更に、コンテンツの複製を要求するクライアント機器は、 前記クライアント用認証部で作成したクライアント認証情報を、前記ライアント用通信 部を介して、前記第 1のサーノ機器に送信し、前記第 1のサーバ機器は前記クライァ ント認証情報を前記サーバ用通信部で受信し、前記サーバ用認証部で、前記クライ アント認証情報を用いて、前記クライアント機器が不正行為を行わな ヽ正規機器であ ることを認証し、前記クライアント機器は、前記複製要求作成部で作成した前記コン テンッ複製要求を前記クライアント用通信部より第 2のサーバ機器に送信し、第 1のサ ーバ機器は前記コンテンツ複製要求を前記サーバ用通信部で受信し、前記要求受 入判断部は、前記要求受入条件記憶部に格納された前記要求受入条件と、前記コ ンテンッ管理情報記憶部に格納された、当該機器にコンテンツを移動させた場合に 受け取った、もしくはコンテンツを新規作成した場合に、前記コンテンツ管理情報作 成部で新規作成した前記コンテンツ管理情報とを用いて、コンテンツの複製が可能 かを判断し、その判断の元に、前記コンテンツ蓄積部に蓄積された対象コンテンツを 前記サーバ用通信部よりクライアント機器に送信し、クライアント機器は前記クライァ ント用通信部で前記対象コンテンッを受信した後、前記対象コンテンッを前記クライ アント用コンテンツ蓄積部に蓄積することを特徴する。
ここで、前記コンテンツ管理情報は、コンテンツの移動先機器で、次回のコンテンツ 移動の許可判断に使用する前回移動情報を含み、前記第 1のサーバ機器の要求受 入判断部が、前記第 2のサーバ機器力ゝらのコンテンツ移動要求を受信した場合に、 前記前回移動情報を加味して、コンテンツ移動の可否を判断するとしてもよい。 ここで、前記サーバ機器に、新たに時間を管理する計時部を加えると共に、前記要 求受入条件に、前回のコンテンツ移動力 次回のコンテンツ移動が可能となる移動 禁止時間を含み、前記前回移動情報に、コンテンツの移動が完了した時刻である前 回移動完了時刻を含み、前記第 1のサーバ機器の要求受入判断部が、前記第 2の サーバ機器からのコンテンツ移動要求を受信した場合に、前記計時部の時刻と前記 前回移動完了時刻との差である移動後経過時間求め、前記移動禁止時間と前記移 動後経過時間との大小関係を比較し、コンテンツ移動の可否を判断するとしてもよい
[0276] ここで、前記移動禁止時間が、コンテンツの移動元機器で作成した複製コンテンツ の使用可能時間と等し 、としてもよ 、。
ここで、前記コンテンツ管理情報は、コンテンツの移動先機器で、コンテンツ複製の 許可判断に使用する移動前複製情報を含み、前記第 1のサーバ機器の前記要求受 入判断部が、前記クライアント機器力ゝらのコンテンツ複製要求を受信した場合に、前 記移動前複製情報を加味して、コンテンツ複製の可否を判断するとしてもよ 、。
[0277] ここで、前記サーバ機器に、新たに時間を管理する計時部を加えると共に、前記要 求受入条件に、複製コンテンツが存在するサーバ機器力 何回目の移動後まで、新 たなコンテンツの複製を許可するカゝを記載した複製許可移動回数と、クライアント機 器がサーノ機器力も複製したコンテンツの使用可能時間である複製コンテンツ使用 可能時間を含み、前記移動前複製情報に、前記複製コンテンツが存在するサーバ 機器毎の前記複製コンテンツの最終複製完了時刻を並べた最終複製完了時刻リスト と、前記サーバ機器におけて、最後にコンテンツを複製した時刻を記載する現状最 終複製完了時刻を含み、前記第 1のサーバ機器の要求受入判断部が、前記クライ アント機器力ものコンテンツ複製要求を受信した場合に、前記計時部の時刻と、前記 最終複製完了時刻リスト内の各最終複製完了時刻との差である最終複製後経過時 間を求め、前記複製コンテンツ使用可能時間と前記最終複製後経過時間との大小 関係を比較し、コンテンツ複製の可否を判断すると共に、複製を許可した場合にその 複製完了時刻を前記現状最終複製完了時刻に格納し、当該コンテンツが他のサー バ機器へ移動する際に、前記現状最終複製完了時刻を前記最終複製完了時刻リス トに反映するとしてもよい。
[0278] また、本発明は、所定の期間内に利用可能なコンテンツを外部装置へ複製し、且 っコンテンッを移動する第 1コンテンッ管理装置及び前記コンテンッを受け取る第 2 コンテンッ管理装置カゝらなるコンテンッ管理システムであって、前記第 1コンテンッ管 理装置は、コンテンツの移動を抑止する期間を示す移動情報及び前記コンテンツの 移動を許可する旨の許可情報の何れかを記憶している第 1記憶手段と、前記第 1記 憶手段にて記憶されている内容を用いて、前記コンテンツの移動を許可するか否か を判断する判断手段と、前記判断手段にて前記コンテンツの移動を許可する場合に 、前記第 2コンテンツ管理装置へコンテンツを移動し、前記コンテンツの移動を許可 しな 、場合に、前記第 2コンテンツ管理装置へ前記コンテンツの移動を抑止する移 動制御手段と、前記コンテンツを移動する際に、前記コンテンツに対する新たな移動 情報を、前記第 2コンテンツ管理装置へ出力する出力手段とを備え、前記第 2コンテ ンッ管理装置は、コンテンツを格納する領域を有する第 2記憶手段と、前記第 1コン テンッ管理装置から移動情報を受け取る受取手段と、前記受取手段にて受け取った 前記移動情報を前記第 2記憶手段へ格納する格納手段とを備えることを特徴とする
[0279] この構成によると、第 1コンテンツ管理装置は、コンテンツの移動を許可しない場合 には、第 2コンテンツ管理装置へコンテンツの移動を抑止するので、第 2コンテンツ管 理装置は、第 1コンテンツ管理装置力 コンテンツを受け取ることができない。つまり、 第 2コンテンツ管理装置は、外部装置に対してコンテンツの複製を行うことはできない 。これにより、コンテンツ管理システムは、コンテンツの複製を無制限に行うことを防止 することができる。
[0280] 4.変形例
なお、本発明を上記の第 1及び第 2実施の形態とそれぞれの変形例とに基づいて 説明してきたが、本発明は、上記の第 1及び第 2実施の形態とそれぞれの変形例とに 限定されな 、のはもちろんである。以下の場合も本発明に含まれる。
(1)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンビュ ータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプ ログラム力もなるデジタル信号であるとしてもよい。
[0281] また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ 読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、 CD— RO M、 MO、 DVD, DVD-ROM, DVD -RAM, BD (Blu— ray Disc)、半導体メ モリなど、〖こ記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前 記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
[0282] また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信 回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して 伝送するものとしてもよ 、。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって 、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサ は、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
[0283] また、前記プログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送する ことにより、又は前記プログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由し て移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい
(2)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよ!/、。
産業上の利用可能性
[0284] 上記にて示したコンテンツ管理システムは、コンテンツをユーザに配信する産業、コ ンテンッを記録する装置を製造する製造業、コンテンツを記録する装置を販売する 販売業において、経営的、つまり反復的かつ継続的に利用されうる。

Claims

請求の範囲
[1] 利用可能な期間が限定されたコンテンツを外部装置へ複製し、且つコンテンツを移 動する第 1コンテンツ管理装置及び前記コンテンツを受け取る第 2コンテンツ管理装 置からなるコンテンツ管理システムであって、
前記第 1コンテンツ管理装置は、
第 1外部装置に対して前記コンテンツ力 複製された複製コンテンツの利用が許可 される利用期間を示す期間情報を記憶する記憶手段と、
前記コンテンツの移動の際に、前記期間情報を、前記第 2コンテンツ管理装置へ出 力する出力手段とを備え、
前記第 2コンテンツ管理装置は、
前記第 1コンテンツ管理装置から、前記期間情報を受け取る受取手段と、 第 2外部装置に対して前記コンテンツの複製を行う時点において、受け取った前記 期間情報により示される前記複製コンテンツの利用期間が終了しているか否かを判 断する期間判断手段と、
前記期間判断手段が終了していないと判断する場合には、前記コンテンツを前記 第 2外部装置へ複製することを抑止する複製制御手段と
を備えることを特徴とするコンテンツ管理システム。
[2] 利用可能な期間が限定されたコンテンツを外部装置へ複製し、且つコンテンツを移 動するコンテンツ管理装置であって、
外部装置に対して前記コンテンツ力 複製された複製コンテンツの利用が許可され る利用期間を示す期間情報を記憶している記憶手段と、
前記コンテンツの移動の際に、前記期間情報を、移動先のコンテンツ管理装置へ 出力する出力手段と
を備えることを特徴とするコンテンツ管理装置。
[3] 前記期間情報は、前記外部装置に対して前記コンテンツを最後に複製した時刻で あり、
前記出力手段は、前記コンテンツの移動の際に、前記外部装置に対して前記コン テンッを最後に複製した時刻を、前記移動先のコンテンツ管理装置へ出力する ことを特徴とする請求項 2に記載のコンテンツ管理装置。
[4] 前記期間情報は、前記外部装置に対して最後に複製された複製コンテンツの利用 期限である時刻であり、
前記出力手段は、前記外部装置に対して最後に複製された複製コンテンツの利用 期限である時刻を、前記移動先のコンテンツ管理装置へ出力する
ことを特徴とする請求項 2に記載のコンテンツ管理装置。
[5] 他のコンテンツ管理装置力も前記コンテンツを移動により受け取る前記コンテンツ 管理装置であって、
前記コンテンツ管理装置は、さらに、
他のコンテンッ管理装置から前記コンテンッを受け取る際に、前記他のコンテンツ 管理装置にて格納され、前記コンテンツ力 複製された他の複製コンテンツの利用 が許可される利用期間を示す他の期間情報を受け取る受取手段と、
前記受取手段にて受け取った前記他の期間情報を前記記憶手段へ格納する格納 手段と、
第 2外部装置に対して前記コンテンッの複製を行う時点にお 、て、前記他の期間 情報により示される前記他の複製コンテンツの利用期間が終了している力否かを判 断する期間判断手段と、
前記期間判断手段が終了していないと判断する場合には、前記外部装置への前 記コンテンツの複製を抑止する複製制御手段と
を備えることを特徴とする請求項 2に記載のコンテンツ管理装置。
[6] 前記他の期間情報は、他の外部装置に対して前記コンテンツを最後に複製した時 刻であり、
前記期間判断手段は、前記他の期間情報にて示される時刻から第 2外部装置に対 して前記コンテンッの複製を行う時刻までの経過時間と、前記利用可能な期間とを比 較し、前記経過時間が前記利用可能な期間を超えていない場合に、前記他の複製 コンテンツの利用期間は終了して 、な 、と判断する
ことを特徴とする請求項 5に記載のコンテンツ管理装置。
[7] 前記他の期間情報は、前記外部装置に対して最後に複製された前記他の複製コ ンテンッの利用期限である期限時刻であり、
前記期限時刻と、前記外部装置へ前記コンテンツの複製を行う時刻とを比較し、前 記外部装置へ前記コンテンッの複製を行う時刻が前記期限時刻に到達して 、な ヽ 場合に、前記他の複製コンテンツの利用期間は終了していないと判断する
ことを特徴とする請求項 5に記載のコンテンツ管理装置。
[8] 前記他の複製コンテンツは第 1複製コンテンツであり、
前記他の期間情報は、第 1期間情報であり、
前記受取手段は、複数の領域を有し、複数の領域のうち 1の領域に前記第 1期間 情報が格納され、前記 1の領域の次に位置する次領域に前記他のコンテンツ管理装 置とは異なるコンテンツ管理装置により前記コンテンツ力 複製された第 2複製コンテ ンッの利用が許可される利用期間を示す第 2期間情報が格納された情報リストを受 け取ることにより、前記第 1期間情報を受け取り、
前記格納手段は、前記情報リストを前記記憶手段へ格納することにより、前記第 1 期間情報を格納し、
前記期間判断手段は、前記第 1複製コンテンツの利用期間が終了していないと判 断する場合、前記第 2期間情報にて示される前記第 2複製コンテンツの利用期間が 終了している力否かを判断し、
前記複製制御手段は、前記第 2複製コンテンツの利用期間が終了していないと判 断する場合に、前記コンテンツの複製を抑止する
ことを特徴とする請求項 5に記載のコンテンツ管理装置。
[9] 前記コンテンツ管理装置は、さらに、
自装置にて行われた複製の回数が規定値に未達であるカゝ否かを判断する回数判 断手段を備え、
前記複製制御手段は、前記期間判断手段が前記第 1複製コンテンツの利用期間 が終了している又は前記第 2複製コンテンツの利用期間が終了していると判断する 場合、且つ前記回数判断手段が複製回数は前記規定値に未達であると判断する場 合に、前記コンテンツを前記外部装置へ複製する
ことを特徴とする請求項 8の記載のコンテンツ管理装置。
[10] 前記第 2期間情報は、前記第 2複製コンテンツの利用期間が終了し、複製が可能 であることを示す複製可能情報であり、
前記期間判断手段は、前記次領域に複製可能情報が格納されている場合には、 前記第 2複製コンテンツの利用期間が終了していると判断する
ことを特徴とする請求項 9に記載のコンテンツ管理装置。
[11] 利用可能な期間が限定されたコンテンツを外部装置へ複製し、且つコンテンツを移 動するコンテンツ管理装置であって、
コンテンツの移動を抑止する期間を示す移動情報及び前記コンテンツの移動を許 可する旨の許可情報の何れかを記憶して!/、る記憶手段と、
前記記憶手段にて記憶されている内容を用いて、前記コンテンツの移動を許可す るか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が前記コンテンツの移動を許可する場合に、他のコンテンツ管理装 置へコンテンツを移動し、前記コンテンツの移動を許可しない場合に、前記他のコン テンッ管理装置へ前記コンテンツの移動を抑止する移動制御手段と、
前記コンテンツを移動する際に、前記コンテンツに対する新たな移動情報を、前記 他のコンテンツ管理装置へ出力する出力手段と
を備えることを特徴とする請求項 2に記載のコンテンツ管理装置。
[12] 前記判断手段は、コンテンツの移動を禁止する期間を示す移動禁止期間を予め記 憶しており、
前記判断手段は、
前記記憶手段にて記憶されている内容が前記許可情報である場合には、コンテン ッの移動を許可し、前記記憶手段にて記憶して 、る内容が前記移動情報である場合 には、前記移動情報と、前記他のコンテンツ管理装置へ前記コンテンツを移動する 時刻とを用いて、前記移動禁止期間が終了している否かを判断し、終了していると判 断する場合に、前記コンテンツの移動を許可し、終了していないと判断する場合に、 前記コンテンツの移動を不許可とする
ことを特徴とする請求項 11に記載のコンテンツ管理装置。
[13] 前記移動禁止期間にて示される期間の長さと、前記利用可能な期間にて示される 期間の長さとは、同一値である
ことを特徴とする請求項 12に記載のコンテンツ管理装置。
[14] 前記移動情報は、前記コンテンツが自装置へ移動された時刻であり、
前記判断手段は、
前記記憶手段にて記憶している内容が前記移動情報である場合には、前記移動 情報力 前記他のコンテンツ管理装置へ前記コンテンツを移動する時刻までの経過 時間と、前記移動禁止期間とを比較し、前記経過時間が前記移動禁止期間を超え ていない場合に、前記移動禁止期間は終了していないと判断し、超えている場合に 、前記移動禁止期間は終了していると判断し、
前記出力手段は、
自装置から前記他のコンテンツ管理装置へ前記コンテンツを移動する時刻を前記 新たな移動情報として、前記他のコンテンツ管理装置へ出力する
ことを特徴とする請求項 11に記載のコンテンツ管理装置。
[15] 前記移動情報は、自装置から前記他のコンテンツ管理装置への前記コンテンツの 移動が禁止される期限を示す時刻であり、
前記判断手段は、
前記記憶手段にて記憶している内容が前記移動情報である場合には、前記移動 情報にて示される時刻と前記他のコンテンッ管理装置へ前記コンテンッを移動する 時刻とを比較し、前記他のコンテンツ管理装置へ前記コンテンッの移動を行う時刻が 前記移動情報にて示される時刻に到達していない場合に、前記コンテンツの移動禁 止期間は終了していないと判断し、到達している場合に、前記コンテンツの移動禁止 期間は終了していると判断し、
前記出力手段は、
自装置から前記他のコンテンツ管理装置へ前記コンテンツを移動する時刻と前記 移動禁止期間とを用いて、前記新たな移動情報を算出し、算出した前記新たな移動 情報を、前記他のコンテンツ管理装置へ出力する
ことを特徴とする請求項 11に記載のコンテンツ管理装置。
[16] 前記移動情報を記憶する前の前記コンテンツ管理装置であって、 前記コンテンツ管理装置は、さらに、
前記コンテンツとは異なる別のコンテンツ管理装置力 前記コンテンツを受け取る 際に、前記移動情報を受け取る受取手段と、
前記受取手段にて受け取った前記移動情報を前記記憶手段へ格納する格納手段 と
を備えることを特徴とする請求項 11に記載のコンテンツ管理装置。
[17] 利用可能な期間が限定されたコンテンツを外部装置へ複製し、且つコンテンツを移 動するコンテンツ管理装置の集積回路であって、
外部装置に対して前記コンテンツ力 複製された複製コンテンツの利用が許可され る利用期間を示す期間情報を記憶している記憶手段と、
前記コンテンツの移動の際に、前記期間情報を、移動先のコンテンツ管理装置へ 出力する出力手段と
を備えることを特徴とする集積回路。
[18] 他のコンテンツ管理装置から前記コンテンツを移動により受け取る前記コンテンツ 管理装置の前記集積回路であって、
前記集積回路は、さらに、
他のコンテンッ管理装置から前記コンテンッを受け取る際に、前記他のコンテンツ 管理装置にて格納され、前記コンテンツ力 複製された他の複製コンテンツの利用 が許可される利用期間を示す他の期間情報を受け取る受取手段と、
前記受取手段にて受け取った前記他の期間情報を前記記憶手段へ格納する格納 手段と、
第 2外部装置に対して前記コンテンッの複製を行う時点にお 、て、前記他の期間 情報により示される前記他の複製コンテンツの利用期間が終了している力否かを判 断する期間判断手段と、
前記期間判断手段が終了していないと判断する場合には、前記外部装置への前 記コンテンツの複製を抑止する複製制御手段と
を備えることを特徴とする請求項 17に記載の集積回路。
[19] 利用可能な期間が限定されたコンテンツを外部装置へ複製し、且つコンテンツを移 動するコンテンツ管理装置の集積回路であって、
コンテンツの移動を抑止する期間を示す移動情報及び前記コンテンツの移動を許 可する旨の許可情報の何れかを記憶して!/、る記憶手段と、
前記記憶手段にて記憶されている内容を用いて、前記コンテンツの移動を許可す るか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段が前記コンテンツの移動を許可する場合に、他のコンテンツ管理装 置へコンテンツを移動し、前記コンテンツの移動を許可しない場合に、前記他のコン テンッ管理装置へ前記コンテンツの移動を抑止する移動制御手段と、
前記コンテンツを移動する際に、前記コンテンツに対する新たな移動情報を、前記 他のコンテンツ管理装置へ出力する出力手段と
を備えることを特徴とする請求項 17に記載の集積回路。
[20] 利用可能な期間が限定されたコンテンツを外部装置へ複製し、且つコンテンツを移 動するコンテンツ管理装置に用いられるコンテンツ管理方法であって、
前記コンテンツ管理装置は、
外部装置に対して前記コンテンツ力 複製された複製コンテンツの利用が許可され る利用期間を示す期間情報を記憶している記憶手段を備え、
前記コンテンツ管理方法は、
前記コンテンツの移動の際に、前記期間情報を、移動先のコンテンツ管理装置へ 出力する出力ステップ
を含むことを特徴とするコンテンツ管理方法。
[21] 他のコンテンッ管理装置から前記コンテンッを移動により受け取る前記コンテンッ 管理装置に用いられる前記コンテンツ管理方法であって、
前記コンテンツ管理方法は、さらに、
他のコンテンッ管理装置から前記コンテンッを受け取る際に、前記他のコンテンツ 管理装置にて格納され、前記コンテンツ力 複製された他の複製コンテンツの利用 が許可される利用期間を示す他の期間情報を受け取る受取ステップと、
前記受取手段にて受け取った前記他の期間情報を前記記憶手段へ格納する格納 ステップと、 第 2外部装置に対して前記コンテンッの複製を行う時点にお 、て、前記他の期間 情報により示される前記他の複製コンテンツの利用期間が終了している力否かを判 断する期間判断ステップと、
前記期間判断ステップが終了していないと判断する場合には、前記外部装置への 前記コンテンツの複製を抑止する複製制御ステップと
を含むことを特徴とする請求項 20に記載のコンテンツ管理装置。
[22] 利用可能な期間が限定されたコンテンツを外部装置へ複製し、且つコンテンツを移 動するコンテンツ管理装置に用いられるコンテンツ管理方法であって、
前記コンテンツ管理方法は、
コンテンツの移動を抑止する期間を示す移動情報及び前記コンテンツの移動を許 可する旨の許可情報の何れかを記憶して!/、る記憶手段を備え、
前記コンテンツ管理方法は、
前記記憶手段にて記憶されている内容を用いて、前記コンテンツの移動を許可す るカゝ否かを判断する判断ステップと、
前記判断手段が前記コンテンツの移動を許可する場合に、他のコンテンツ管理装 置へコンテンツを移動し、前記コンテンツの移動を許可しない場合に、前記他のコン テンッ管理装置へ前記コンテンツの移動を抑止する移動制御ステップと、
前記コンテンツを移動する際に、前記コンテンツに対する新たな移動情報を、前記 他のコンテンツ管理装置へ出力する出力ステップと
を含むことを特徴とする請求項 20に記載のコンテンツ管理方法。
[23] 利用可能な期間が限定されたコンテンツを外部装置へ複製し、且つコンテンツを移 動するコンテンツ管理装置に用いられるコンテンツ管理プログラムであって、 前記コンテンツ管理装置は、
外部装置に対して前記コンテンツ力 複製された複製コンテンツの利用が許可され る利用期間を示す期間情報を記憶している記憶手段を備え、
前記コンテンツ管理プログラムは、
前記コンテンツの移動の際に、前記期間情報を、移動先のコンテンツ管理装置へ 出力する出力ステップ を含むことを特徴とするコンテンツ管理プログラム。
前記コンテンツ管理プログラムは、
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されている ことを特徴とする請求項 23に記載のコンテンツ管理プログラム。
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