WO2005070748A1 - 自転車スタンド上げ下ろし装置 - Google Patents

Abstract

スタンドが上がった状態からブレーキをかけ、ペダルを後転することにより、ペダルに取り付けた歯車（３）を回転し、ギアベルト（４）によりスタンド（１６）を回転させ、スタンドの足を下ろす。またスタンドが下がった状態から、ペダルを前転することによりスタンドを上げるようにした、自転車スタンド上げ降ろし装置である。

Description

自転車スタンド上げ下ろし装置

技術分野 本発明は、 自転車に乗車したまま、 ペダルを回転することによりスタンドの上げ下 明

ろしできるようにしたものである。

田

背景技術 . 従来自転車が停車したとき、 自転車から下車するか、 つま先立って自転車が倒れる のを捕助していたため、降車するか不安定な状態で自転車を支え、発車も面倒であった。 そこで、 この発明は、 自転車に乗車したままで補助スタンドを上げたり下ろしたりで きるようにした。

発明の開示 本発明はペダルに歯車を取り付け、 ペダルで回した歯車を回転し、 その力をギアべ ルト （又はチェーン） によってスタンドを引き、 スタンドを上げ下ろし出来るようにす ることを特徴とする自転車スタンド上げ下ろし装置である。 また、 ギアベルトはベルトの一部分にギアを取り付け、 下部ベルトの先には調節棒 とパネを取り付け、 ベルトの両端にストッパーを取り付けることにより、 スタンドの上 げ下ろしのタイミングの調節をする。 これにより、 ペダルを前後回転することにより、 スタンドの上げ下ろしができ、 停 車、 発進が楽にできるようになった。 図面の簡単な説明

第 1図は、 スタンドが上がり走行中の状態を表す、 全^ィメージ図である。

第 2図は、 ペダル歯車とスタンド回転盤を繋ぐギアベルトのイメージ図である。 第 3図は、 スタンドが上がり走行中の状態を表す、 ペダル歯車とギアベルトの断面 図である。

第 4図は、 ペダルとペダル歯車の縦断面図である。

第 5図は、 スタンド回転盤の断面図である。

第 6図は、 スタンドが上がり走行中の状態を表すペダル歯車とスタンド回転盤の横 イメージ図である。

第 7図は、 スタンドが下がり停止中の状態を表す、 全体横イメージ図である。

第 8図は、 スタンドが下がり停車中の状態を表すペダル歯車とスタンド回転盤の横 イメージ図である。

第 9図は、スタンドが下がり停車中のスタンド回転盤とスタンド足の断面図である。 第 1 0図は第 6図の別の形態である。

符号の説明

1 ペダル

2 チェーン受け歯車

3 ペダルに取り付けた歯車

4 ベルトにギアを取り付けたギアベルト

5 プレーキフックにかかるベルトフック

6 ベルトに取り付けたギァ

7 ブレーキとフックを繋ぐブレーキ接続ワイヤー 8 ブレーキ接続ワイヤーに取り付けるブレーキフック

9 スタンド回転盤

1 0 スタンド回転盤にギアベルトを通す上部スタン管

1 1 スタンド回転盤に調節棒を通し、 パネを収めるようにした下部スタンド管 1 2 ギアベルト先端の上留め金

1 3 下部スタンド官の中に収め、 中に調節棒を通したパネ。

1 4 スタンド足

1 5 ギアベルトと留め金の間につけ、 外にパネを通す調節棒。

1 6 調節棒先端の下留め金

1 7 スタンド回転盤を取り付ける軸

1 8 ギアベルトを通すスタンド回転盤の溝

1 9 自転車本体フレーム

2 0 後輪タイヤ外輪

2 1 自転車フレームに取り付けスタンドの回転を止めるストッパー

2 2 ギアべノレトのベルト受け金

2 3 スタンドと自転車フレームの間に取り付ける補助パネ

2 4 スタンドを取り付ける取り付け板 発明を実施するための最良の形態

本発明をより詳細に説述するために、 添付の図面に従ってこれを説明する。

この発明は、 ペダルの動力を伝達するためペダルに取り付けた歯車 3と、 歯車の動力を 伝達するためのギア付きベルト （又はチェーン） 4と、 ワイヤーによって引力れるスタ ンド回転盤 9からなつている。 第 2図は、 この発明のペダル歯車 3とスタンド回転盤 9を繋ぐギアベルト 4のィメ ージ図である。

ベルトにギア 6を取り付け、 ペダル歯車 3によって送られるようにしたギアベルト 4の端上部にストッパー 1 2を取り付ける。

また、 下のベルト端はパネ 1 3に通す調節棒 1 8とストッパー 1 9を取り付け、 ス タンド回転盤 9に取り付けた下部スタンド管 1 1に通す。

第 3図は、 スタンドが上がり走行中の状態の、 ペダル歯車 3とギアベルト 4の斜面 イメージ図を示している。。

ギアベルト 4は歯車 3に対してギア 6が絡まっているときだけ送られるようにす る。 ギア 6のない場所のベルトは歯車 3がベルトに対してスムーズに空回りするように ベルト受け金 2 5をとりつける。

ブレーキをかけることによりベルトのフック 5が送られ、歯車 3に絡むようになる。 第 4図は、 この発明のペダル 1とペダル歯車 3の縦断面図を示している。

ペダル 1とチェーン歯車 2と、 歯車 3は回転軸により直結させ、 ペダルによって回 転できるようにする。 また、 歯車 3はギアベルト 4によってスタンド回転盤 9に動力を 伝える。

第 5図はこの発明のスタンド回転盤 9のイメージ横断面図をに示している。

スタンド回転盤 9は軸 1 7を中心に回転し、 左右のスタンドの足に繋がる。

ギアベルト 4の上部の端はスタンド回転盤 9に取り付けたスタンド管 1 0に通し、 止 め金 2 0に繋ぐ。 止め金 1 2はスタンド管 1 0の穴より大きくし、 ギアベルト 4が引か れたとき止め金 1 2が管 1 0で止まるようにする。

ギアベルト 4の下部の端は調節棒 1 5と下止め金 1 6に繋ぐ。

調節棒 1 5はギアベルト 4を引くバネ 1 3を取り付けると共に、 ペダルとスタンド の上げ下げのタイミングの調節をする。

下部のギアベルト 4をスタンド回転盤 9の溝に通し、 下部スタンド管 1 1まで通る ようにする。'

スタンド回転盤 9にとりつけた下部スタンド管 1 1に調節棒 1 5を通し、 調節棒 1 5の外側にパネを通す。 調節棒 1 5はスタンド管 1 1を通るが、 パネ 1 3は下部スタン ド管の中で止まるようにする。

第 1図は、 この発明の、 スタンドが上がり自転車走行中の、 ペダル歯車 3とギアべ ノレ ト 4とスタンド回転盤 9の状態の全体横イメージ図を示している。

第 1図のスタンドの足 1 4が上がって走行中の状態では、 パネ 1 3によってギアべ ルト 4が引力れ、 ペダルの歯車 3の回転に対してギアベルト 4はフリ一の状態にある。

第 6図は、 この発明の、 スタンドが上がり走行中の状態を表すペダル歯車 3とスタ ンド回転盤 9の横イメージ図を示している。

ブレーキに接続されたワイヤー 7によりフック 8が引かれ、 ベルトフック 5にかか り、 ギアベルト 4が引かれる。

ギアベルト 4に接続されたパネ 1 3が縮みギアベルト 4が引かれ、 ギア 6がペダル に装着された歯車 3に絡む状態になる。

ペダル 1を進行方向の逆方向 （後輪タイヤに対してフリー） に回すとペダルに装着 された歯車 3の回転により、 ペダルの歯車の回転方向にギアベルト 4が引かれる。

ギアベルト 4が歯車 3によって引力、れると、 下止め金 1 6が下部スタンド管 1 1ま でひかれ、 そのまま回転盤 9が回り、 スタンドの足 1 4が下に下りる。 図 7の状態まで 送られると、 ギアベルト 4はギア 6の無いい所まで送られ、 ペダル歯車 3にたいして空 回りするようになる。 —一

第 7図は、 この発明の自転車停車中 （スタンドが下がった状態） のペダル歯車部 3 とスタンド 9の状態の全体イメージ図を示している。

第 7図のスタンドの足 1 4が下ろされた状態では、 ギアベルトはパネ 1 3によって 引かれているが、ペダルを進行方向の逆方向（後輪タイヤに対してフリー）に回しても、 ペダルに取り付けた回転歯車 3に対して、 ギアベルト 4は空回りし送られない状態にあ る。

スタンドが下がり停車中の状態を表すペダル歯車とスタンド回転盤の横ィメージ図 を図 8に示す。

第 7図の状態からペダル 1を前方に回すと、 後輪 2 0が回転し自転車が走行し、 ぺ ダルの回転歯車 3も回転する。 同時に、 パネ 1 3によってギアベルト 4が引力、れている ので、 ギア 6がペダル回転歯車 3に絡む。 そのままペダルの回転歯車 3の回転により、 ギアベルト 4が引かれる。 ギアベルト 4は上部ストッパー 1 2を上部スタンド管 1 0ま で引き、 そのままスタンド回転盤 9を回し、 スタンドの足 1 4を上に上げる。

以下第 1図の状態になり、 繰り返し同じ方法でスタンドの上げ下ろしをする。 第 9図は、 スタンドが下がり停車中のスタンド回転盤 9とスタンド足 1 4の断面図を示 している。

スタンド回転盤 9は自転車本体のフレーム 1 9下のスタンド取り付け板 2 4に取りつ ける。 スタンド取り付け板 2 4にスタンド軸 1 7を通し左右のスタンドを繋ぎ、 スタン ド回転盤 9の回転を左右のスタンドが同時に回転するようにする。 従来バネ 2 3などの 機能はスタンド回転盤 9側にあつたが、 この発明では反対側のスタンド側に付ける。

第 1 0図は第 5図の別の形態で、 ギアベルト先端の上留め金 1 2と調節棒先端の下 留め金 1 6を繋ぎ、 調節パネと一緒にスタンド回転板に納めたものである。 産業上の利用可能性 この発明により、 自転車走行中又は停止中に、 自転車から下車したり足をつけて補 助することなく、 スタンドの上げ下ろしができ、 また、 乗車したまま発進、 停車ができ る。

Claims

請 求 の —範 囲

、 ぺ _ ^¾ Μ:§-こ—と よりスタンドの上げ下ろしをすることを特徴とする、 自 転車スタンド上げ下ろし装置。

、 ペダルに取り付けた歯車 (3) と、 ギアを取り付けたギアベルト （4) によりスタ ド盤 (9) を回転させ、 スタンドの足 （14) の上げ下ろしをすることを特徴と する、 請求項 1記載の自転車スタンド上げ下ろし装置。

、 請求項 2記載のギアベルト （4) はベルトの一部分にギア （6) を取り付け、 先端 に調節用棒とバネ （13) を取り付けることを特徴とする、 請求項 1記載の自転車 スタンド上げ下ろし装置。