WO2004114310A1

WO2004114310A1 - 記録ディスク駆動装置およびランプ部材

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Publication number: WO2004114310A1
Application number: PCT/JP2003/007789
Authority: WO
Inventors: Yoshihiro Arikawa; Kazunori Akama; Shinya Sato
Original assignee: Fujitsu Limited
Priority date: 2003-06-19
Filing date: 2003-06-19
Publication date: 2004-12-29

Abstract

　ハードディスク駆動装置（ＨＤＤ）はいわゆるロードアンロード機構を備える。ロードアンロード機構はランプ部材（２７）を備える。ランプ部材（２７）には、磁気ディスクの最外周記録トラックから外側に向かって延び、ロードタブの摺動を受け止める摺動面（３４）が規定される。摺動面（３４）は、ヘッドアクチュエータの支軸に向かって下る下降面で形成される。ヘッドスライダの待避にあたってロードタブはランプ部材（２７）に受け止められる。このとき、ロードタブはランプ部材（２７）上の摺動面（３４）を摺動する。ロードタブの摺動に基づきランプ部材（２７）は摩耗する。下降面の働きで、ランプ部材（２７）およびロードタブの間で比較的に早期に馴染みは確立される。こうして馴染みが確立されると、その後、ランプ部材（２７）の摩耗は著しく抑制される。その結果、摩耗屑の発生は十分に抑制される。

Description

明細書記録ディスク駆動装置およびランプ部材技術分野

本発明は、例えばハードディスク（HD) といった記録ディスクに基づき情報を管理する記録ディスク駆動装置に関し、特に、記録ディスク駆動装置の筐体に受け止められる底面から垂直方向に直立する取り付け台と、取り付け台の側面に連続する内端から水平面に沿って外端に向かって広がり、内端および外端の間で取り付け台の側面に並列に延びる摺動路を規定する突片とを備える記録ディスク駆動装置用ランプ部材に関する。背景技術

例えばハードディスク駆動装置（HD D) の分野ではいわゆるロードアン口一ド機構は広く知られる。この口一ドアンロード機構では、磁気ディスクの静止時に浮上へッドスライダは磁気ディスクの外側に設定される待避位置に待避する。この待避位置でへッドサスペンションの先端すなわちロードタブはランプ部材に受け止められる。

例えば日本国特開 2 0 0 1 - 2 9 7 5 4 8号公報に開示されるように、浮上へッドスライダが磁気ディスクに向かって移動する際や、浮上へッドスライダが磁気ディスクから待避する際に、ロードタブはランプ部材上を摺動する。この摺動に基づきランプ部材は摩耗する。摩耗屑は発生する。こういった摩耗屑が磁気デイスクの表面に散乱すると、浮上へッドスライダは安定した浮上高さで浮上し続けることができない。

特許文献 1

日本国特開 2 0 0 1— 2 9 7 5 4 8号公報

特許文献 2

日本国特開平 5— 0 7 4 0 9 4号公報発明の開示

本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、できる限り摩耗屑の発生を抑制することができるランプ部材を提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、第 1発明によれば、記録ディスクと、記録ディスクに関連付けられるヘッドスライダと、先端でヘッドスライダを支持し、支軸回りで揺動するへッドアクチユエ一夕と、へッドアクチユエ一夕の先端に配置されるロードタブと、記録デイスクの最外周記録トラックから外側に向かつて延び、口一ドタブの摺動を受け止める摺動面を規定するランプ部材とを備え、前記摺動面は、へッドアクチユエ一夕の支軸に向かって下る下降面で形成されることを特徴とする記録ディスク駆動装置が提供される。

こうした記録ディスク駆動装置では、へッドスライダは記録ディスクの外側に待避することができる。へッドスライダの待避にあたってロードタブはランプ部材に受け止められる。このとき、ロードタブはランプ部材上の摺動面を摺動する。ロードタブの摺動に基づきランプ部材は摩耗する。下降面の働きで、ランプ部材およびロードタブの間で比較的に早期に馴染みは確立される。こうして馴染みが確立されると、ランプ部材の摩耗は著しく抑制される。その結果、摩耗屑の発生は十分に抑制される。その一方で、従来のように摺動面が水平面で構成されると、劇 I染みの確立にあたって比較的に長期間の摺動が必要とされる。馴染みの確立までに相当量の摩耗屑が発生することが予想される。

第 2発明によれば、記録ディスクと、記録ディスクに関連付けられるヘッドスライダと、先端でヘッドスライダを支持し、支軸回りで揺動するヘッドァクチュェ一夕と、ヘッドァクチユエ一夕の先端に配置されるロードタブと、記録ディスクの最外周記録トラックから外側に向かって延び、ロード夕ブの摺動を受け止める摺動面を規定するランプ部材とを備え、支軸の中心軸を含む 1仮想垂直平面では、その中心軸に直交する水平面と摺動面との間に所定の角度が設定されることを特徴とする記録ディスク駆動装置が提供される。.

こうした記録ディスク駆動装置では、へッドスライダの待避にあたってロードタブはランプ部材に受け止められる。口一ドタブはランプ部材上の摺動面を摺動する。ロードタブの摺動に基づきランプ部材は摩耗する。前述のように角度が設定されると、ランプ部材および口一ドタブの間で比較的に早期に馴染みは確立される。こうして馴染みが確立されると、ランプ部材の摩耗は著しく抑制される。 . 第 3発明によれば、筐体と、筐体に組み込まれる記録ディスクと、記録ディスクに関連付けられるヘッドスライダと、先端でヘッドスライダを支持し、垂直方向に延びる支軸回りで揺動するヘッドァクチユエ一夕と、ヘッドァクチユエ一夕の先端に配置される口一ドタブと、記録ディスクの外側で筐体に固定される取り付け台と、取り付け台からへッドアクチユエ一夕の支軸に向かって水平方向に突き出て、所定の搢動路に沿ってロードタブの摺動を受け止める突片とを備え、摺動路の取り付け台側縁で垂直方向に測定される突片の厚みは、摺動路の支軸側縁で垂直方向に測定される突片の厚みよりも大きく設定されることを特徴とする記録ディスク駆動装置が提供される。

こういった記録ディスク駆動装置では、へッドアクチユエ一夕の支軸に向かつて下る下降面で摺動路は形成されることができる。前述と同様に、下降面の働きで、ランプ部材およびロードタブの間で比較的に早期に馴染みは確立される。その結果、ランプ部材の摩耗は著しく抑制される。その他、こうした記録ディスク駆動装置では、前述と同様に、支軸の中心軸に直交する水平面と摺動路との間に所定の角度が設定されることができる。こうして角度が設定されると、ランプ部材およびロードタブの間で比較的に早期に馴染みは確立される。その結果、ランプ部材の摩耗は著しく抑制される。

第 4発明によれば、記録ディスク駆動装置の筐体に受け止められる底面から垂直方向に直立する取り付け台と、取り付け台の側面から水平面に沿って突き出て、内端で取り付け台の側面に連続する突片と、水平面に直交する母線で描かれ、取り付け台の側面に並列に延びつつ突片の外端を仕切る直立面と、内端および外端の間で突片の表面に区画され、鈍角で直立面に接続される摺動面とを備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置用ランプ部材が提供される。こういったランプ部材は、前述のような記録ディスク駆動装置の実現に大いに貢献することができる。ここで、摺動面は、取り付け台の側面から連続する平坦面で構成されてもよく、取り付け台の側面に連続する水平面から連続する平坦面で構成されてもよい。第 5発明によれば、記録ディスク駆動装置の筐体に受け止められる底面から垂直方向に直立する取り付け台と、取り付け台の側面に連続する内端から水平面に沿つて外端に向かって広がり、内端および外端の間で取り付け台の側面に並列に延びる摺動路を規定する突片とを備え、摺動路の内端側縁で垂直方向に測定される突片の厚みは、摺動路の外端側縁で垂直方向に測定される突片の厚みよりも大きく設定されることを特徴とする記録ディスク駆動装置用ランプ部材が提供される。こういったランプ部材は、前述のような記録ディスク駆動装置の実現に犬いに貢献することができる。

第 6発明によれば、記録ディスクと、記録ディスクに関連付けられるヘッドスライダと、先端でヘッドスライダを支持するヘッドァクチユエ一夕と、ヘッドァクチユエ一夕の先端に配置されるロードタブと、記録ディスクの外側に配置されて、ロードタブを受け止めるランプ部材とを備え、ロードタブとランプ部材との間には 0 . 1 ° 〜3 . 0 ° の範囲で隙間角が設定されることを特徴とする記録ディスク駆動装置が提供される。

こうした記録ディスク駆動装置では、へッドスライダの待避にあたってロードタブはランプ部材に受け止められる。このとき、ロードタブはランプ部材上の摺動面を摺動する。ロードタブの摺動に基づきランプ部材は摩耗する。隙間角の働きで、ランプ部材およびロードタブの間で比較的に早期に馴染みは確立される。うして劇 I染みが確立されると、ランプ部材の摩耗は著しく抑制される。その翁果、摩耗屑の発生は十分に抑制される。その一方で、従来のように措動面が水平面で構成されると、馴染みの確立にあたって比較的に長期間の摺動が必要とされる。馴染みの確立までに相当量の摩耗屑が発生することが予想される。

第 7発明によれば、記録ディスクと、記録ディスクに関連付けられるヘッドスライダと、先端でヘッドスライダを支持するヘッドサスペンションと、先端でへッドサスペンションを支持し、支軸回りで揺動するァクチユエ一夕アームと、へッドサスペンションの先端に配置されるロードタブと、記録ディスクの最外周記録トラックから外側に向かって延び、ロードタブの摺動を受け止める摺動面を規定する第 1ランプ部材と、記録ディスクの最外周記録トラックから外側に向かつて延び、へッドサスペンションの摺動を受け止める摺動面を規定する第 2ランプ部材とを備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置が提供される。

こういった記録ディスク駆動装置では、へッドスライダの待避にあたってロードタブは第 1ランプ部材に受け止められる。ロードタブは第 1ランプ部材上の摺動面を摺動する。同時に、ヘッドスライダの待避にあたってヘッドサスペンションは第 2ランプ部材に受け止められる。ヘッドサスペンションは第 2ランプ部材上の摺動面を摺動する。その結果、ヘッドサスペンションの押し付け力は、ロードタブに接触する第 1ランプ部材と、へッドサスペンションに接触する第 2ランプ部材とで分散される。こうしてロードタブやへッドサスペンションから第 1ランプ部材ゃ第 2ランプ部材に作用する押し付け力は弱められる。押し付け力の減少に基づき個々のランプ部材の摩耗は抑制される。摩耗屑の発生は抑制される。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の第 1実施形態に係る記録ディスク駆動装置の一具体例すなわちハードディスク駆動装置（HD D) の平面図である。

図 2は、一具体例に係るランプ部材の拡大斜視図である。

図 3は、図 1の 3— 3線に沿った HD Dの拡大部分断面図であって、ランプ部材の構造および機能を概略的に示す図である。

図 4は、突片の構造を詳細に示すランプ部材の拡大部分垂直断面図である。図 5は、ランプ部材と口一ドタブとの相対関係を概略的に示す拡大部分垂直断面図である。

図 6は、他の具体例に係るランプ部材の拡大斜視図である。

図 7は、他の具体例で突片の構造を詳細に示すランプ部材の拡大部分垂直断面図である。

図 8は、本発明の第 2実施形態に係る記録ディスク駆動装置の一具体例すなわち HD Dの平面図である。

図 9は、図 3に対応し、図 8の 9一 9線に沿った HD Dの拡大部分断面図である。

図 1 0は、図 9に対応する HD Dの拡大部分断面図である。発明を実施するための最良の形態

以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。

図 1は、本発明の第 1実施形態に係る記録ディスク駆動装置の一具体例すなわちハードディスク駆動装置（HD D) 1 1の内部構造を概略的に示す。この HD D 1 1は、例えば平たい直方体の収容空間を区画する箱形の筐体本体 1 2を備える。収容空間には、記録媒体としての 1枚以上の磁気ディスク 1 3が収容される。磁気ディスク 1 3はスピンドルモー夕 1 4の回転軸に装着される。スピンドルモ —夕 1 4は例えば 5 4 0 0 r p mや 7 2 0 0 r p mといった高速度で磁気デイスク 1 3を回転させることができる。筐体本体 1 2には、筐体本体 1 2との間で収容空間を密閉する蓋体すなわちカバ一（図示されず）が結合される。

磁気ディスク 1 3の表面には、最内周記録トラック 1 5と最外周記録トラック 1 6との間にデ一夕ゾ一ン 1 7が区画される。デ一夕ゾーン 1 7には同心円状に記録トラックが描かれる。最内周記録トラック 1 5の内側や最外周記録トラック 1 6の外側に区画される非データゾーンには情報すなわちデータは記録されない。収容空間にはへッドアクチユエ一夕 1 8がさらに収容される。このへッドアクチユエ一夕 1 8は、垂直方向に延びる支軸 1 9に回転自在に連結されるァクチュェ一タブロック 2 1を備える。ァクチユエ一夕ブロック 2 1には、支軸 1 9から水平方向に延びる複数のァクチユエ一夕アーム 2 2が区画される。こういったァクチユエ一夕ブロック 2 1は例えば铸造に基づきアルミニウムから成型されればよい。

個々のァクチユエ一夕アーム 2 2の先端には、ァクチユエ一夕アーム 2 2から前方に延びるへッドサスペンション 2 3が取り付けられる。へッドサスペンション 2 3の先端にはいわゆるジンバルばね（図示されず）が接続される。ジンバルばねの表面に浮上へッドスライダ 2 4は固定される。こうしたジンバルばねの働きで浮上へッドスライダ 2 4はへッドサスペンション 2 3に対してその姿勢を変化させることができる。

浮上へッドスライダ 2 4にはいわゆる磁気へッドすなわち電磁変換素子（図示されず）が搭載される。この電磁変換素子は、例えば、薄膜コイルパターンで生成される磁界を利用して磁気ディスク 1 3に情報を書き込む薄膜磁気へッドといつた書き込み素子（図示されず）と、スピンバルブ膜やトンネル接合膜の抵抗変化を利用して磁気ディスク 1 3から情報を読み出す巨大磁気抵抗効果（GMR) 素子やトンネル接合磁気抵抗効果（TMR) 素子といった読み出し素子（図示されず）とで構成されればよい。

浮上へッドスライダ 2 4には、磁気ディスク 1 3の表面に向かってへッドサスペンション 2 3から押し付け力が作用する。磁気ディスク 1 3の回転に基づき磁気ディスク 1 3の表面で生成される気流の働きで浮上へッドスライダ 2 4には浮力が作用する。へッドサスペンション 2 3の押し付け力と浮力とのバランスで磁気ディスク 1 3の回転中に比較的に高い剛性で浮上へッドスライダ 2 4は浮上し続けることができる。

こういった浮上へッドスライダ 2 4の浮上中にへッドアクチユエ一夕 1 8が支軸 1 9回りで揺動すると、浮上へッドスライダ 2 4は磁気ディスク 1 3の半径線に沿って移動することができる。その結果、浮上ヘッドスライダ 2 4上の電磁変換素子は最内周記録トラック 1 5と最外周記録トラック 1 6との間でデータゾーン 1 7を横切ることができる。こうして浮上ヘッドスライダ 2 4上の電磁変換素子は目標の記録トラック上に位置決めされる。ヘッドァクチユエ一夕 1 8の揺動は例えばボイスコイルモ一夕（V CM) といった動力源 2 5の働きを通じて実現されればよい。

ヘッドサスペンション 2 3の先端には、ヘッドサスペンション 2 3の先端から前方に延びるロードタブ 2 6が固定される。ロードタブ 2 6はへッドアクチユエ一夕 1 8の揺動に基づき磁気ディスク 1 3の半径方向に移動することができる。ロードタブ 2 6の移動経路上には磁気ディスク 1 3の外側でランプ部材 2 7が配置される。ランプ部材 2 7の先端は、磁気ディスク 1 3の外縁から内側に進入し、最外周記録トラック 1 6の外側で磁気ディスク 1 3の表面に向き合わせられる。ランプ部材 2 7およびロードタブ 2 6は協働でいわゆるロードアンロード機構を構成する。ランプ部材 2 7は例えば硬質プラスチック材料から成型されればよい。ランプ部材 2 7は、磁気ディスク 1 3の外側で筐体本体 1 2の底板に例えばねじ留めされる取り付け台 3 1を備える。取り付け台 3 1は、筐体本体 1 2の底板に受け止められる底面から垂直方向に直立する。取り付け台 3 1の側面には、取り付け台 3 1の側面からへッドアクチユエ一夕 1 8の支軸 1 9に向かって水平方向に突き出る突片 3 2が形成される。言い換えれば、突片 3 2は、取り付け台 3 1に連続する内端から外端に向かって広がる。同時に突片 3 2は取り付け台 3 1 の側面に並列に延びる。突片 3 2は個々の磁気ディスク 1 3ごとに配置される。突片 3 2は例えば一体成型に基づき取り付け台 3 1に一体化される。

図 2に示されるように、取り付け台 3 1および突片 3 2には受け入れ溝 3 3が形成される。受け入れ溝 3 3は個々の突片 3 2ごとに形成される。受け入れ溝 3 3には対応する磁気ディスク 1 3が受け入れられる。

突片 3 2の表面には、突片 3 2の内端および外端の間で口一ドタブ 2 6の移動経路に沿って摺動面 3 4が規定される。この摺動面 3 4は、磁気ディスク 1 3上の最外周記録トラック 1 6に最も接近して配置される傾斜面 3 5を備える。傾斜面 3 5は、最外周記録トラック 1 6から遠ざかるにつれて磁気ディスク 1 3の表面から徐々に遠ざかる。傾斜面 3 5の最上端すなわち外端には第 1平坦面 3 6が接続される。第 1平坦面 3 6はロードタブ 2 6の移動経路に沿って傾斜面 3 5から外側に延びる。第 1平坦面 3 6の外端には第 2平坦面 3 7が接続される。第 2 平坦面 3 7はロードタブ 2 6の移動経路に沿って第 1平坦面 3 6から外側に延びる。第 2平坦面 3 7は第 1平坦面 3 6よりも低い位置に配置される。言い換えれば、第 2平坦面 3 7は、第 1平坦面 3 6に比べて、磁気ディスク 1 3の表面を含む 1水平面に接近する。第 1および第 2平坦面 3 6、 3 7の接続にあたって、第 2平坦面 3 7には、第 1平坦面 3 6から遠ざかるにつれて徐々に下る傾斜面が形成される。

摺動面 3 4よりもへッドアクチユエ一夕 1 8の支軸 1 9に近い位置で突片 3 2 には変位規制面 3 8が規定される。この変位規制面 3 8は少なくとも第 2平坦面 3 7に並列に延びればよい。後述されるようにロードタブ 2 6が第 2平坦面 3 7 に受け止められると、，変位規制面 3 8は浮上へッドスライダ 2 4に向き合わせられる。変位規制面 3 8の働きで、隣接する浮上ヘッドスライダ 2 4同士の衝突は阻止される。

いま、磁気ディスク 1 3の回転が停止する場面を想定する。情報の書き込みや読み出しが完了すると、動力源 2 5は支軸 1 9回りで順方向にへッドアクチユエ一夕 1 8を回転させる。ァクチユエ一夕アーム 2 2およびへッドサスペンション 2 3は磁気ディスク 1 3の外側に向かって駆動される。図 3に示されるように、浮上へッドスライダ 2 4が最外周記録トラック 1 6を越えて非デ一夕ゾーンすなわちランディングゾーンに向き合うと、ロードタブ 2 6は摺動面 3 4の傾 1·面 3 5に接触する。さらにァクチユエ一夕アーム 2 2が揺動すると、ロードタブ 2 6 は傾斜面 3 5を登っていく。ロードタブ 2 6が傾斜面 3 5を登るにつれて、へッドサスペンション 2 3の先端は磁気ディスク 1 3の表面から徐々に遠ざかつていく。ジンバルばねがヘッドサスペンション 2 3に係り合うと、浮上へッドスライダ 2 4は磁気ディスク 1 3の表面から引き上げられる。その後、ァクチユエ一夕アーム 2 2がさらに揺動すると、ロードタブ 2 6は第 1平坦面 3 6から第 2平坦面 3 7まで摺動する。口一ドタブ 2 6が最大限に磁気ディスク 1 3から遠ざかると、浮上ヘッドスライダ 2 4は待避位置に位置決めされる。こうしてロードタブ 2 6はランプ部材 2 7に受け止められる。磁気ディスク 1 3の回転は停止する。ロードタブ 2 6はランプ部材 2 7上に保持されることから、無風状態にも拘わらず磁気ディスク 1 3に対する浮上へッドスライダ 2 4の衝突や接触は回避されることができる。磁気ディスク 1 3の表面に広がる潤滑剤と浮上へッドスライダ 2 4との吸着は効果的に阻止されることができる。特に、ロードタブ 2 6は第 2平坦面 3 7で保持されることから、ジンバルばねとヘッドサスペンション 2 3との係り合いは解除される。磁気ディスク 1 3の静止中にジンバルばねの変形は回避される。

HD D 1 1が情報の書き込みや読み出しといった指令を受け取ると、まず、磁気ディスク 1 3の回転が始まる。磁気ディスク 1 3の回転が定常状態に達すると、動力源 2 5は前述の順方向とは反対の逆方向に支軸 1 9回りにへッドアクチユエ —タ 1 8を回転させる。ァクチユエ一夕アーム 2 2およびへッドサスペンション 2 3は磁気ディスク 1 3の回転軸に向かって駆動される。口一ドタブ 2 6は第 2 平坦面 3 7、第 1平坦面 3 6および傾斜面 3 5を順番に摺動していく。ァクチュエー夕アーム 2 2の揺動に基づき口一ドタブ 2 6は傾斜面 3 5を下っていく。こうしてロードタブ 2 6が傾斜面 3 5を下っていく間に浮上へッドスライダ 2 4は磁気ディスク 1 3の表面に向き合う。浮上ヘッドスライダ 2 4には、磁気デイスク 1 3の表面に沿って生成される気流に基づき浮力が付与される。その後、ァクチユエ一夕アーム 2 2がさらに揺動すると、ロードタブ 2 6は傾斜面 3 5すなわちランプ部材 2 7から離脱する。磁気ディスク 1 3が定常状態で回転する結果、ランプ部材 2 7に支えられなくても浮上へッドスライダ 2 4は磁気ディスク 1 3の表面から浮上し続けることができる。

図 4は突片 3 2の断面を示す。この断面は、支軸 1 9の中心軸を含む 1仮想垂直平面に描き出される。図 4から明らかなように、摺動面 3 4は、ヘッドァクチユエ一夕 1 8の支軸 1 9に向かって下る下降面で形成される。前述のように、摺動面 3 4には傾斜面 3 5並びに第 1および第 2平坦面 3 6、 3 7が含まれる。ここでは、傾斜面 3 5並びに第 1および第 2平坦面 3 6、 3 7は取り付け台 3 1の側面に連続する。

こういった摺動面 3 4によれば、図 4から明らかなように、支軸 1 9に直交する水平面 4 1と摺動面 3 4との間には所定の角度ひが確保される。したがって、摺動面 3 4すなわち摺動路の取り付け台 3 1側縁で垂直方向に測定される突片 3 2の厚み tェは、摺動面 3 4すなわち摺動路の支軸 1 9側緣で垂直方向に測定される突片 3 2の厚み t ₂よりも大きく設定される。言い換えれば、突片 3 2の内端側の厚みは外端側の厚みに比べて大きく設定される。

ここでは、突片 3 2の外端は所定の直立面 4 2で仕切られる。この直立面 4 2 は取り付け台 3 1の側面に並列に延びる。しかも、直立面 4 2は、水平面 4 1に直交する母線で描き出される。前述の摺動面 3 4は、こういった直立面 4 2に鈍角（ + 9 0 ° ) で接続される。直立面 4 2は、支軸 1 9の中心軸を中心に所定の曲率半径で規定される湾曲面で構成されてもよく、平坦面の集合体で構成されてもよい。

前述のようにロードタブ 2 6はランプ部材 2 7上の摺動面 3 4を摺動する。このとき、例えば図 5に示されるように、ロードタブ 2 6は摺動面 3 4の外端側縁に集中的に接触する。摺動に基づき摺動面 3 4の外端側縁は摩耗する。前述のような下降面の働きで、ランプ部材 2 7およびロードタブ 2 6の間で比較的に早期に馴染みは確立される。こうして馴染みが確立されると、ランプ部材 2 7の摩耗は著しく抑制される。その結果、摩耗屑の発生は十分に抑制される。その一方で、従来のように摺動面が水平面で構成されると、馴染みの確立にあたって比較的に長期間の摺動が必要とされる。馴染みの確立までに相当量の摩耗屑が発生することが予想される。

図 5から明らかなように、以上のようなランプ部材 2 7とロードタブ 2 6との間では 0 . 1 ° 〜3 . 0 ° 程度の隙間角 /3が設定されることが望まれる。こうした隙間角 /3が 0 . 1 ° を下回ると、組み立て時にランプ部材 2 7やヘッドァクチユエ一夕 1 8で累積される公差に基づきロードタブ 2 6の先端がランプ部材

2 7の摺動面 3 4に点接触してしまう。その一方で、隙間角 /3が 3 . 0 ° を上回ると、馴染みの促進が妨げられてしまう。

その他、以上のようなランプ部材 2 7では、例えば図 6に示されるように、傾斜面 3 5や第 1および第 2平坦面 3 6、 3 7と取り付け台 3 1の側面との間には中立面 4 3が確立されてもよい。このとき、傾斜面 3 5や第 1および第 2平坦面

3 6、 3 7と中立面 4 3との間には稜線が描き出される。中立面 4 3は、図 7に示されるように、支軸 1 9の中心軸を含む 1仮想垂直平面で水平面 4 1に平行に広がる。前述と同様に、傾斜面 3 5や第 1および第 2平坦面 3 6、 3 7はランプ部材 2 7とロードタブ 2 6との間に早期に馴染みを確立させることができる。図 8は本発明の第 2実施形態に係る記録ディスク駆動装置の一具体例すなわち HD D 1 1 aの内部構造を示す。この HD D 1 1 aは、前述と同様にロードタブ 2 6を受け止めるランプ部材 2 7に加えて、ヘッドサスペンション 2 3を受け止める補助ランプ部材 4 5をさらに備える。その他、前述の第 1実施形態と均等な構成や構造には同一の参照符号が付される。ただし、この第 2実施形態では、ランプ部材 2 7上の摺動面 3 4は必ずしも前述のような下降面で形成される必要はない。

図 8に示されるように、補助ランプ部材 4 5は、ランプ部材 2 7よりもヘッドァクチユエ一夕 1 8の支軸 1 9に近づいた位置で磁気ディスク 1 3の外側に配置される。配置にあたって、補助ランプ部材 4 5はヘッドサスペンション 2 3の移動経路上に位置合わせされる。補助ランプ部材 4 5は例えば筐体本体 1 2の底板にねじ留めされればよい。補助ランプ部材 4 5は例えば硬質プラスチック材料から成型されればよい。補助ランプ部材 4 5の材料は前述のランプ部材 2 7の材料と同一であればよい。

図 9に示されるように、補助ランプ部材 4 5には、ヘッドサスペンション 2 3 の移動経路に沿って摺動面 4 6が規定される。この摺動面 4 6は、磁気ディスク 1 3に最も接近して配置される傾斜面 4 7を備える。傾斜面 4 7は、磁気ディスク 1 3から遠ざカゝるにつれて磁気ディスク 1 3の表面を含む 1水平面から徐々に遠ざかる。傾斜面 4 7の最上端すなわち外端には第 1平坦面 4 8が接続される。第 1平坦面 4 8はヘッドサスペンション 2 3の移動経路に沿つて傾斜面 4 7から外側に延びる。第 1平坦面 4 8の外端には第 2平坦面 4 9が接続される。第 2平坦面 4 9はへッドサスペンション 2 3の移動経路に沿って第 1平坦面 4 8から外側に延びる。第 2平坦面 4 9は第 1平坦面 4 8よりも低い位置に配置される。言い換えれば、第 2平坦面 4 9は、第 1平坦面 4 8に比べて、磁気ディスク 1 3の表面を含む 1水平面に接近する。第 1および第 2平坦面 4 8、 4 9の接続にあたつて、第 2平坦面 4 9には、第 1平坦面 4 8から遠ざかるにつれて徐々に下る傾斜面が形成される。

レ、磁気ディスク 1 3の回転が停止する場面を想定する。情報の書き込みや読み出しが完了すると、動力源 2 5は支軸 1 9回りで順方向にへッドアクチユエ —夕 1 8を回転させる。ァクチユエ一夕アーム 2 2およびへッドサスペンション 2 3は磁気ディスク 1 3の外側に向かって駆動される。図 3に示されるように、浮上へッドスライダ 2 4が最外周記録トラック 1 6を越えて非データゾーンすなわちランディングゾーンに向き合うと、ロードタブ 2 6は摺動面 3 4の傾斜面 3 5に接角虫する。さらにァクチユエ一夕アーム 2 2が揺動すると、ロードタブ 2 6 は傾斜面 3 5を登っていく。ロードタブ 2 6が傾斜面 3 5を登るにつれて、へッドサスペンション 2 4の先端は磁気ディスク 1 3の表面から徐々に遠ざかつていく。ジンバルばねがへッドサスペンション 2 3に係り合うと、浮上へッドスライダ 2 4は磁気ディスク 1 3の表面から引き上げられる。

その後、ァクチユエ一夕アーム 2 2がさらに揺動すると、ロードタブ 2 6は第 1平坦面 3 6力 ^ら第 2平坦面 3 7まで摺動する。口一ドタブ 2 6が最大限に磁気ディスク 1 3力 ^ら遠ざかると、浮上へッドスライダ 2 4は待避位置に位置決めされる。こうして口一ド夕ブ 2 6はランプ部材 2 7に受け止められる。磁気デイスク 1 3の回転は停止する。

こうしてロードタブ 2 6がランプ部材 2 7に受け止められる際に、へッドサスペンション 2 3は傾斜面 4 7から補助ランプ部材 4 5に乗り上げていく。その結果、ヘッドサスペンション 2 3の押し付け力は、ロードタブ 2 6に接触するランプ部材 2 7と、ヘッドサスペンション 2 3に接触する補助ランプ部材 4 5とで分散される。こうしてロードタブ 2 6やへッドサスペンション 2 3からランプ部材 2 7や補助ランプ部材 4 5に作用する押し付け力は弱められる。押し付け力の減少に基づきランプ部材 2 7の摩耗は抑制される。摩耗屑の発生は抑制される。

HD D 1 1が情報の書き込みや読み出しといった指令を受け取ると、まず、磁気ディスク 1 3の回転が始まる。磁気ディスク 1 3の回転が定常状態に達すると、動力源 2 5は前述の順方向とは反対の逆方向に支軸 1 9回りにへッドアクチユエ —夕 1 8を回転させる。ァクチユエ一夕ァ一ム 2 2およびへッドサスペンション 2 3は磁気ディスク 1 3の回転軸に向かって駆動される。ロードタブ 2 6は第 2 平坦面 3 7、第 1平坦面 3 6および傾斜面 3 5を順番に摺動していく。ァクチュェ一タアーム 2 2の揺動に基づきロードタブ 2 6は傾斜面 3 5を下っていく。このとき、ヘッドサスペンション 2 3は第 1および第 2平坦面 4 8、 4 9や傾斜面 4 7を摺動する。ヘッドサスペンション 2 3の押し付け力は、ロードタブ 2 6に接触するランプ部材 2 7と、ヘッドサスペンション 2 3に接触する補助ランプ部材 4 5とで分散される。こうしてロードタブ 2 6やへッドサスペンション 2 3からランプ部材 2 7や補助ランプ部材 4 5に作用する押し付け力は弱められる。押し付け力の減少に基づきランプ部材 2 7の摩耗は抑制される。摩耗屑の発生は抑制される。

第 2実施形態に係る HD D 1 1 aでは、へッドサスペンション 2 3の表面は保護材で覆われてもよい。こういった保護材によれば、ヘッドサスペンション 2 3 と補助ランプ部材 4 5との接触にあたって、へッドサスペンション 2 3の表面に張り巡らされる配線パターンは効果的に保護されることができる。しかも、へッドサスペンシヨン 2 3から補助ランプ部材 4 5に加わる衝撃は和らげられることができる。こういった場合には、傾斜面 4 7並びに第 1および第 2平坦面 4 8、 4 9の高さは保護材の膜厚に応じて適宜に調整されればよい。保護材に補助ランプ部材 4 5と同一の材料が用いられれば、補助ランプ部材 4 5の耐摩耗性はさらに向上する。

その他、第 2実施形態に係る HD D 1 1 aでは、例えば図 1 0に示されるように、補助ランプ部材 4 5の第 2平坦面 4 9に向き合わせられる規制片 5 1が配置されてもよい。こういった規制片 5 1によれば、補助ランプ部材 4 5上でヘッドサスペンション 2 3の跳ね上がりは規制されることができる。規制片 5 1は例えば一体成型に基づき補助ランプ部材 4 5に一体化されてもよい。

Claims

請求の範囲

1 . 記録ディスクと、記録ディスクに関連付けられるヘッドスライダと、先端でヘッドスライダを支持し、支軸回りで揺動するヘッドァクチユエ一夕と、ヘッドァクチユエ一夕の先端に配置されるロードタブと、記録ディスクの最外周記録トラックから外側に向かって延び、ロードタブの摺動を受け止める摺動面を規定するランプ部材とを備え、前記摺動面は、ヘッドァクチユエ一夕の支軸に向かって下る下降面で形成されることを特徴とする記録ディスク駆動装置。

2 . 請求の範囲第 1項に記載の記録ディスク駆動装置において、前記支軸の中心軸を含む 1仮想垂直平面では、その中心軸に直交する水平面と摺動面との間に所定の角度が設定されることを特徴とする記録ディスク駆動装置。

3 . 記録ディスクと、記録ディスクに関連付けられるヘッドスライダと、先端でヘッドスライダを支持し、支軸回りで揺動するヘッドァクチユエ一夕と、ヘッドァクチユエ一夕の先端に配置されるロードタブと、記録ディスクの最外周記録トラックから外側に向かって延び、ロードタブの摺動を受け止める摺動面を規定するランプ部材とを備え、支軸の中心軸を含む 1仮想垂直平面では、その中心軸に直交する水平面と摺動面との間に所定の角度が設定されることを特徴とする記録ディスク駆動装置。

4. 筐体と、筐体に組み込まれる記録ディスクと、記録ディスクに関連付けられるヘッドスライダと、先端でヘッドスライダを支持し、垂直方向に延びる支軸回りで揺動するへッドアクチユエ一夕と、へッドアクチユエ一夕の先端に配置される口一ドタブと、記録ディスクの外側で筐体に固定される取り付け台と、取り付け台からへッドアクチユエ一夕の支軸に向かって水平方向に突き出て、所定の摺動路に沿ってロードタブの摺動を受け止める突片とを備え、摺動路の取り付け台側縁で垂直方向に測定される突片の厚みは、摺動路の支軸側縁で垂直方向に測定される突片の厚みよりも大きく設定されることを特徴とする記録ディスク駆動装

5 . 記録ディスク駆動装置の筐体に受け止められる底面から垂直方向に直立する取り付け台と、取り付け台の側面から水平面に沿って突き出て、内端で取り付け台の側面に連続する突片と、水平面に直交する母線で描かれ、取り付け台の側面に並列に延びつつ突片の外端を仕切る直立面と、内端および外端の間で突片の表面に区画され、鈍角で直立面に接続される摺動面とを備えることを特徴とする記

'駆動装置用ランプ部材。

6 . 請求の範囲第 5項に記載の記録ディスク駆動装置用ランプ部材において、前記摺動面は、取り付け台の側面から連続する平坦面で構成されることを特徴とする記録ディスク駆動装置用ランプ部材。

7 . 請求の範囲第 5項に記載の記録ディスク駆動装置用ランプ部材において、前記摺動面は、取り付け台の側面に連続する水平面から連続する平坦面で構成されることを特徴とする記録ディスク駆動装置用ランプ部材。

8 . 記録ディスク駆動装置の筐体に受け止められる底面から垂直方向に直立する取り付け台と、取り付け台の側面に連続する内端から水平面に沿って外端に向かつて広がり、内端および外端の間で取り付け台の側面に並列に延びる摺動路を規定する突片とを備え、摺動路の内端側縁で垂直方向に測定される突片の厚みは、摺動路の外端側縁で垂直方向に測定される突片の厚みよりも大きく設定されることを特徴とする記録ディスク駆動装置用ランプ部材。

9 . 記録ディスクと、記録ディスクに関連付けられるヘッドスライダと、先端でへッドスライダを支持するへッドアクチユエ一夕と、へッドアクチユエ一夕の先端に配置されるロードタブと、記録ディスクの外側に配置されて、口一ド夕ブを受け止めるランプ部材とを備え、ロードタブとランプ部材との間には 0 . 1 ° 〜3 . 0 ° の範囲で隙間角が設定されることを特徴とする記録ディスク駆動装

1 0 . 記録ディスクと、記録ディスクに関連付けられるヘッドスライダと、先端でへッドスライダを支持するへッドサスペンションと、先端でへッドサスペンシヨンを支持し、支軸回りで揺動するァクチユエ一夕アームと、へッドサスペンションの先端に配置される口一ドタブと、記録ディスクの最外周記録トラックから外側に向かって延び、ロードタブの摺動を受け止める摺動面を規定する第 1ランプ部材と、記録ディスクの最外周記録トラックから外側に向かって延び、ヘッドサスペンションの摺動を受け止める摺動面を規定する第 2ランプ部材とを備えることを特徴とする記録ディスク駆動装置。