WO2004100703A1 - 棒状部材の自動起立構造及び棒状部材の製造方法 - Google Patents

棒状部材の自動起立構造及び棒状部材の製造方法 Download PDF

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    • A45D40/24Casings for two or more cosmetics

Definitions

  • the lid may be a rotating shaft. Can be opened and closed by pivoting around the periphery of the cover, and the upright operation surface is located near the pivot axis of the lid on the placing surface described above, and the pivotal movement when the rod-shaped member shifts from the upright state to the recumbent state.
  • the direction is the same as the turning direction of the lid from the open state to the closed state.
  • the upright restricting portion of the lid comes into contact with the other end of the rod-shaped member only by slightly turning the lid downward.
  • the cosmetic compact case 1 When not in use, the cosmetic compact case 1 is in a closed state in which the lid 11 is turned on the open portion 8 of the base 7 as shown in FIG. 3 (a). At this time, the makeup brush 5 is lying on the mounting surface 19 with the upright action portion 34 positioned on the upright operation surface 25, and the above-mentioned turning operation and the magnet on the upright operation surface side The movement to automatically rotate in the upright direction caused by the magnet attraction action between the two is restricted by the presence of the upright restricting portion 37 of the lid 11.
  • the user can easily pinch the cosmetic brush 5 with his finger. Therefore, the cosmetic brush 5 can be taken out from the mounting surface 19 and used as appropriate.
  • the user turns the lid 11 to the closed state while pressing the cosmetic brush 5 on the mounting surface 19 with a finger, as shown in FIG. It can be returned to the unused state shown. Note that, as described above, in the present embodiment, since the two standing operation surfaces 25 are formed at both ends of the mounting surface 19, the cosmetic brush 5 is mounted on the mounting surface 19 in any direction. You can put it.
  • the force S can be applied to dispose the upright operation surface 25 at the end of the mounting surface 19 near the rotation axis 9.
  • the lid 11 since the turning direction when the cosmetic brush 5 shifts from the standing state to the lying state is the same as the turning direction when the lid 11 is closed, the lid 11 is closed.
  • the upright restricting portion 37 of the lid 11 abuts on the cosmetic brush 5, and the cosmetic brush 5 rotates in the same direction as the lid 11 and lies on the mounting surface 19. Therefore, there is no need for the user to press down the cosmetic brush 5 with a finger to determine the rotation direction when the lid 11 starts closing.
  • FIG. 2 is a side sectional view showing a compact cosmetic case to which the automatic standing structure of a bar-shaped member according to the present invention is applied, with a lid opened.

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Abstract

 ブラシ等が容器から落下しにくくするという要請を満足させながら、ブラシ等を容器から取り出しやすくする棒状部材の自動起立構造を提供し及びそのような構造を持つ棒状部材を容易に製造できる方法を提供すること  棒状部材5の起立作用部34に、転動面32と起立支承面35とが形成され、起立支承面の近傍には第1磁極が一端方向に向いた状態で第1磁石31が設けられ、第1磁極の磁力が起立支承面に作用している。起立動作面25の近傍には、第1磁極と反対の第2磁極が上側に向いた第2磁石23または強磁性体が設けられ、第2磁極の磁力が起立動作面に作用している。棒状部材は、2つの磁石の磁力吸引力により、横臥状態から起立状態に自動的に移行可能なように常時起立方向への付勢力を受け、容器の蓋体11の閉鎖時にこの付勢力に抗して棒状部材を載置面19内で横臥状態に維持する起立規制部37を有する。

Description

明 細 書
棒状部材の自動起立構造及び棒状部材の製造方法
技術分野
[0001] 本発明は、例えば化粧用ブラシなどの棒状部材が自動的に起立する構造及びそ のような棒状部材の製造方法に関する。
背景技術
[0002] 化粧用ブラシ等を容器に保管するには、ブラシ等をその収納部内に寝かせた状態 で並べて収納することが多いが、収納する容器は、ブラシ等の携帯に便利な様に小 さく及び薄くなる傾向にある。使用に際しては、使用者はこれらの容器の蓋を開けて 、寝かせた状態にあるブラシ等を指で掴み上げていた。しかし使用者が蓋を開けたと きの振動等により、収納されているブラシ等を落としてしまうことがある。例えば棒状部 材が化粧用ブラシやチップである場合には、地面に落下することによって、ブラシ等 が不衛生になり、使用できなくなったり、棒状部材が傷つきやすいものである場合に は、落下によって破損してしまうなどの問題点があった。
[0003] そこで従来、留め金等の複雑な構造を採用することなぐブラシ等を確実に容器内 に保持しておくために、ブラシ等に磁石を設けて、容器側の磁石との吸着力によりブ ラシ等が不意に容器力も落下することを防止する構造が、米国特許第 5, 135, 012 号において提案されている。
特許文献 1 :米国特許第 5, 135, 012
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] し力 ブラシ等には様々な形状や寸法のものがあるため、使用者がブラシ等を手で 掴むことが困難であったり、また、ブラシ等に合わせた容器の寸法が小さく且つ薄い ため、同様に手で掴むことが困難な場合がある。さらに、狭い場所で使用する場合に は、容器の大きさに余裕があつたとしても、ブラシ等を容器から取り出しにくいことがあ る。更にまた上記米国特許第 5, 135, 012号で提案されているように、磁力でブラシ 等を容器内に保持しておく構造では、力、えって容器からブラシ等を取り出しに《なる こと力ある。
[0005] そこで本発明の課題は、ブラシ等が容器から落下しに《するという要請を満足させ ながら、ブラシ等を容器力 取り出しやすくする棒状部材の自動起立構造を提供し及 びそのような構造を持つ棒状部材を容易に製造できる方法を提供することにある。 課題を解決するための手段
[0006] 上記課題を達成するため、本発明の第 1の態様に係る棒状部材の自動起立構造 は、一端及び他端を有するロッド部及び該ロッド部の一端側に設けられる起立作用 部を有する棒状部材と、該棒状部材の横臥状態で収容可能であり前記棒状部材の 起立作用部が起立動作を行うための起立動作面を備える載置面及び前記載置面の 開放部を開閉可能な蓋体を備える容器とを備えており、前記棒状部材の起立作用部 には、前記起立動作面上で前記棒状部材の起立方向に転動可能な転動面と、前記 転動面よりも前記棒状部材の一端側の先端寄りに隣接する起立支承面とが形成され ており、前記起立支承面の近傍には第 1磁極が一端方向に向いた状態で第 1磁石 が設けられ、該第 1磁極の磁力が前記起立支承面に作用しており、前記起立動作面 の近傍には、前記第 1磁極と反対の第 2磁極が上側に向いた第 2磁石または強磁性 体が設けられ、該第 2磁極の磁力が前記起立動作面に作用しており、前記棒状部材 は、前記第 1磁石の第 1磁極と前記第 2磁石の第 2磁極との間の磁力吸引力、または 前記第 1磁石の第 1磁極と前記強磁性体との間の磁力吸引力により、前記転動面が 前記起立動作面上で転動して横臥状態から起立状態に自動的に移行可能なように 常時起立方向へ回動する付勢力を受けており、前記容器の蓋体は、その閉鎖時に、 前記起立方向への付勢力に杭して前記棒状部材を載置面内で横臥状態に維持可 能な起立規制部を有することを特徴とするものである。
[0007] 本発明の第 1の態様によれば、第 1磁石の第 1磁極と第 2磁石の第 2磁極との間の 磁力吸引力、または第 1磁石の第 1磁極と強磁性体との間の磁力吸引力により、転動 面には起立方向へ回動する付勢力が常に働いている。蓋体が閉鎖されている時に は、この付勢力により棒状部材が起立方向に回動しょうとする動きは、棒状部材の他 端側に蓋体の起立規制部が当接することにより抑えられている。この状態から容器の 蓋体が開放されると、この付勢力により、転動面が起立動作面上で転動して、棒状部 材が横臥状態から起立状態に自動的に移行して起立する。従って使用者は棒状部 材を掴みやすくなり、容器力 取り出すのが容易となる。また棒状部材は磁力吸引力 により容器に吸着しているから、蓋体を開ける時の振動や容器が傾いたりすることに より棒状部材が落下する危険性が少ない。
[0008] また、本発明の第 2の態様によれば、一端及び他端を有するロッド部及び該ロッド 部の一端側に設けられる起立作用部を有する棒状部材と、該棒状部材の横臥状態 で収容可能であり前記棒状部材の起立作用部が起立動作を行うための起立動作面 を備える載置面及び前記載置面の開放部を開閉可能な蓋体を備える容器とを備え ており、前記棒状部材の起立作用部には、前記起立動作面上で前記棒状部材の起 立方向に転動可能な転動面と、前記転動面よりも前記棒状部材の一端側の先端寄り に隣接する起立支承面とが形成されており、前記起立支承面の近傍には強磁性体 が設けられ、前記起立動作面の近傍には、第 2磁石が設けられ、該第 2磁石の磁力 が前記起立動作面に作用しており、前記棒状部材は、前記強磁性体と前記第 2磁石 との間の磁力吸引力により、前記転動面が前記起立動作面上で転動して横臥状態 から起立状態に自動的に移行可能なように常時起立方向へ回動する付勢力を受け ており、前記容器の蓋体は、その閉鎖時に、前記起立方向への付勢力に抗して前記 棒状部材を載置面内で横臥状態に維持可能な起立規制部を有することを特徴とす るものである。
[0009] 本態様によっても、第 1の態様と同様な作用効果が得られる。
[0010] また、本発明の第 3の態様に係る棒状部材の自動起立構造は、上記第 1または 2の 態様にぉレ、て、前記棒状部材の起立作用部は球形または楕球形の磁石から構成さ れており、該磁石の最も磁力密度の高い磁極点の一方が前記第 1磁石の第 1磁極と して、前記棒状部材の起立時に真下に位置するように配置されており、前記第 1磁極 として作用する磁極点の周囲の湾曲面が転動面であることを特徴とするものである。 本態様によれば、起立作用部が球形または楕円形であるから、磁極点の周囲 360度 に亘る湾曲面が転動面となっている。従って棒状部材を載置面に収容する際に、棒 状部材の向きを気にすることなく載置できる。
[0011] また、本発明の第 4の態様に係る棒状部材の自動起立構造は、前記蓋体は回動軸 の周囲で回動することにより開閉可能であり、前記起立動作面は前記載置面の蓋体 の回動軸寄りに位置し、前記棒状部材が起立状態から横臥状態に移行する際の回 動方向は、前記蓋体の開放状態から閉鎖状態への回動方向と同じであることを特徴 とするものである。本態様によれば、載置面蓋体を閉鎖する際、蓋体を僅かに下方へ 回動させただけで蓋体の起立規制部が棒状部材の他端側に当接する。その後、蓋 体を更に回動させることにより、棒状部材も同じ方向に回動して載置面上で横臥状態 となる。従って使用者は棒状部材の倒れる向きを決めるように手を添える必要がなぐ 片手による蓋体の閉鎖動作だけで棒状部材を起立状態から横臥状態へ移行させる こと力 Sできる。
[0012] また、本発明の第 5の態様に係る棒状部材の自動起立構造は、前記起立作用部は キャップの一端側に設けられており、前記キャップの他端には前記ロッド部の一端の 形状に適合した開口部が形成されていることを特徴とするものである。本態様によれ ば、起立作用部は予め棒状部材に設けずに、別の部材であるキャップに設けること ができる。そのため、棒状部材とキャップとを別々に製造し、棒状部材に後でこのキヤ ップを装着することができる。また例えば化粧用ブラシ等、既存の棒状部材に合わせ てキャップを製造すれば、既存の棒状部材に本発明の自動起立構造を後付けするこ とができる。
[0013] また、本発明の第 6の態様に係る棒状部材の自動起立構造は、上記第 1及び第 3 一第 5の態様において、前記載置面には第 1の棒状部材と第 2の棒状部材とを並べ て収納可能であり、また前記第 1及び第 2の棒状部材のために第 1及び第 2の起立動 作面が形成されており、前記第 1及び第 2の起立動作面は、各起立動作面上に前記 第 1及び第 2の棒状部材の起立作用部が位置しているときに、前記第 1の棒状部材 における磁石と第 2の棒状部材における磁石とが互いに吸着しない程度に離れて位 置してレ、ることを特徴とするものである。第 1の棒状部材における磁石と第 2の棒状部 材における磁石とが近い状態で 2つの棒状部材を載置面上に載置すると、 2つの棒 状部材の磁石同士が吸着してしまい、上記で述べたような棒状部材の自動起立作用 が発揮されない場合がある。本態様によれば、 2つの起立動作面が、 2つの棒状部 材の磁石同士が吸着しない程度に離れているから、蓋体を開けた際に各棒状部材 が互いに干渉することなく独立に起立することができる。そのため、各々の棒状部材 を使用するときに、使用者は 2種類の棒状部材を混同することなくスムーズに取り出 すことが出来る。
[0014] また、本発明の第 7の態様に係る棒状部材の自動起立構造は、上記の第 6の態様 において、前記第 1の棒状部材と第 2の棒状部材とは、起立状態力 横臥状態に移 行するときに互いに他方の棒状部材の方へ回動することを特徴とするものである。本 態様によれば、第 1の棒状部材と第 2の棒状部材の一端側を載置面の両端にそれぞ れ配置することができるため、 2つの棒状部材の載置面収納スペースを最小とするこ とができる。
[0015] また、本発明の第 8の態様に係る棒状部材の自動起立構造は、一端及び他端を有 するロッド部と該ロッド部の一端に設けられる起立作用部とを含む棒状部材と、載置 面と該載置面と対向する面を開閉可能な蓋体とを含む容器とを備えており、前記起 立作用部は球面の一部または楕球面を有する第 1磁石を有し、前記第 1磁石の前記 球面の一部または楕球面が前記棒状部材の起立時に前記載置面の方へ磁極が向 くように前記第 1磁石がロッドの一端に取付けられており、前記載置面は、前記棒状 部材が起立動作を行う起立動作面と、前記起立動作面付近に磁力を及ぼす第 2磁 石とを有し、前記第 1磁石と前記第 2磁石とは、前記棒状部材が前記起立動作面に 起立しているときに対向している磁極が異なり、前記第 1磁石と前記第 2磁石との磁 力吸引力により、前記棒状部材が横臥状態から起立状態に自動的に移行可能なよう に常時起立方向へ回動するように付勢力を及ぼし、前記蓋体の開放時には、前記付 勢力により前記棒状部材は起立し、前記蓋体の閉鎖時には、前記付勢力に抗して、 前記棒状部材を前記容器内で横臥状態に維持できることことを特徴とするものである
[0016] 本態様によれば、第 1磁石と第 2磁石との間の磁力吸引力により、転動面には起立 方向へ回動する付勢力が常に働いている。蓋体が閉鎖されている時には、この付勢 力により棒状部材が起立方向に回動しょうとする動きは、棒状部材の他端側に蓋体 の起立規制部が当接することにより抑えられている。この状態力 容器の蓋体が開放 されると、この付勢力により、転動面が起立動作面上で転動して、棒状部材が横臥状 態から起立状態に自動的に移行して起立する。従って使用者は棒状部材を掴みや すくなり、容器力 取り出すのが容易となる。また棒状部材は磁力吸引力により容器 に吸着しているから、蓋体を開ける時の振動や容器が傾いたりすることにより棒状部 材が落下する危険性が少なレ、。また起立作用部が球面の一部または楕球面を有す るから、磁極点の周囲 360度に亘る湾曲面が転動面となっている。従って棒状部材 を載置面に収容する際に、棒状部材の向きを気にすることなく載置できる。
[0017] また、本発明の第 9の態様に係る棒状部材を製造する方法は、上記第 1磁石を棒 状部材の一端に取り付ける方法であり、前記棒状部材が起立支承面に起立している ときに前記第 2磁石に対向する第 1磁石の磁極と反対の磁極を有する作業面を準備 する工程と、前記作業面上に、球面の一部または楕球面を有する第 1磁石を自然状 態で載置する工程と、前記作業面上に載置された第 1磁石の真上から前記ロッド部 の一端側を第 1磁石の上面側に接触させて接着剤により接着する工程とを備えること を特徴とするものである。
[0018] 本態様によれば、準備した作業面に第 1磁石を自然状態で載置したときに、作業面 の上向きの磁極と吸着し合う第 1磁石の磁極が自然に下向きとなる。従ってこの状態 でロッドの一端側を第 1磁石の上面側に接着剤等で接着することにより、容易に第 1 磁石付きの棒状部材を作成することができる。
[0019] また、本発明の第 10の態様に係る棒状部材の自動起立構造は、上記の第 1一 3及 び 5のいずれかの態様において、前記蓋体は回動軸の周囲で回動することにより開 閉可能であり、前記棒状部材の起立支承面は平坦であり、前記棒状部材が、前記起 立支承面が起立動作面に面して起立しているときに、前記棒状部材は前記蓋体の 回動軸の方へ傾斜しており、前記蓋体の閉鎖動作に連動して前記棒状部材は起立 状態から前記回動軸側へ倒れて、前記載置面内での横臥状態に移行可能であるこ とを特徴とするものである。
[0020] 本態様によれば、蓋体を回動軸の周囲で回動して閉鎖しょうとする場合に、蓋体の 内面に棒状部材の先端側が当接して棒状部材を上側から押さえつけるようにして、 自動的に載置面での横臥状態へ移行させることができる。
[0021] また、本発明の第 11の態様に係る棒状部材の自動起立構造は、上記の第 1一 3及 び 5のいずれかの態様において、前記蓋体は回動軸の周囲で回動することにより開 閉可能であり、前記起立動作面は、前記棒状部材の前記起立支承面が起立動作面 に面して起立しているときに、前記棒状部材が前記蓋体の回動軸の方へ傾斜するよ うに直線的に斜めにまたは湾曲して形成されており、前記蓋体の閉鎖動作に連動し て前記棒状部材は起立状態から前記回動軸側へ倒れて、前記載置面内での横臥 状態に移行可能であることを特徴とするものである。
[0022] 本態様によれば、棒状部材の起立状態において、起立動作面が斜めにまたは湾 曲して形成されているため、棒状部材が蓋体の回動軸の方へ傾斜して起立している 。この状態で蓋体を回動軸の周囲で回動して閉鎖しょうとすると、蓋体の内面に棒状 部材の先端側が当接して棒状部材を上側から押さえつけるようにして、 自動的に載 置面での横臥状態へ移行させることができる。
[0023] また、本発明の第 12の態様に係る棒状部材の自動起立構造は、上記第 7の態様 において、前記蓋体は回動軸の周囲で回動することにより開閉可能であり、前記蓋 体の内面側には、蓋体の閉鎖時に前記第 1及び第 2の棒状部材の先端側に当接し て第 1及び第 2の棒状部材を互いに他方の棒状部材の方へ回動させるように案内す る回動案内面を備えることを特徴とするものである。
[0024] 本態様によれば、蓋体を回動軸の周囲で回動して閉鎖しょうとすると、回動案内面 に第 1及び第 2の棒状部材の先端側が当接して第 1及び第 2の棒状部材を互いに他 方の棒状部材の方へ回動させる。従って蓋体の閉鎖動作により、第 1及び第 2の棒 状部材を自動的に載置面での横臥状態へ移行させることができる。
[0025] また、本発明の第 13の態様に係る棒状部材の自動起立構造は、上記第 1一第 12 の態様において、前記容器は化粧用コンパクトケースのケース本体であり、前記棒状 部材は化粧用ブラシまたは化粧用チップであることを特徴とするものである。
発明を実施するための最良の形態
[0026] 以下、本願発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図 1は本発明に係る棒 状部材の自動起立構造を化粧用コンパクトケース 1に適用した様子を示す斜視図で ある。化粧用コンパクトケース 1は、主として女性が外出時等に化粧をするために使 用するものであり、容器に相当するケース本体 3と、棒状部材に相当する化粧用ブラ シ 5とを備えている。
[0027] ケース本体 3は、基盤 7と、基盤 7に対して回動軸 9の周囲で回動可能に接続された 蓋体 11とを備えており、使用時には図 1中矢印 Aで示すように蓋体 11をほぼ 90度回 動させて基盤 7の上面側、即ち開放部 8を開放状態とし、一方不使用時には蓋体 11 を矢印 Bで示す方向に回動させて、蓋体 11に形成される係止片 13を基盤 7に形成さ れる係止ロック部 15にスナップ留めすることにより、蓋体 11を閉鎖状態に維持できる ようになつている。
[0028] 基盤 7の上面側には、回動軸 9寄りに化粧用パッド 17が設けられ、係止ロック部 15 側には化粧用ブラシ 5を収容するための載置面 19が設けられている。また蓋体 11の 見開き側の面には鏡 21が設けられている。因みにこのような化粧用コンパクトケース 1自体は従来公知のものであり、使用者が化粧用ブラシ 5を使用して化粧用パッド 17 内に固化している化粧用パウダーを化粧用ブラシ 5のブラシ部 29に取り、これを顔に 塗って使用することについても従来公知の通りである。
[0029] 以下、本発明の特徴的構成について説明する。本発明の特徴は、蓋体 11を開け たときに、載置面 19に収容されていた化粧用ブラシ 5が図 1に示すように自動的に立 つた状態になる点である。以下、このような作用を生じるための構成を説明するため に、本明細書において、化粧用ブラシ 5が載置面 19にほぼ平行な状態で収容されて レ、る状態を「横臥状態」と称し、横臥状態からィ匕粧用ブラシ 5が回動して立ち上がった 状態を「起立状態」と称することにする。尚、横臥状態は必ずしも水平状態を意味す るものではない。また起立状態は、横臥状態から 90度回動して立ち上った状態だけ を意味するものではなぐ横臥状態から例えば 10度一 90度の範囲内で回動して棒 状部材に端部が浮き上がった状態を含む概念である。
[0030] 基盤 7の載置面 19の下側には、正面から見て左右両端に円筒形磁石 23が設けら れている。図 2及び図 3に示すように円筒形磁石 23は載置面 19の下側の肉厚部分 の中に内蔵されており、該円筒形磁石 23の N極 24が上方、即ち載置面 19側に向く ように配置されている。本発明では、この円筒形磁石 23の N極が他の磁石の S極ま たは強磁性体を吸着可能な載置面 19上の範囲(図 1において 2点鎖線で示す)を起 立動作面 25と定義する。本実施形態では、載置面 19の両端にそれぞれ円筒形磁 石 23が設けられており、これに対応して 2つの起立動作面 25が形成される構成を採 用しているが、これは化粧用ブラシ 5を使用後に再度載置面 19上に収納する場合に 、使用者が化粧用ブラシ 5をいずれの方向に向けて収納しても化粧用ブラシ 5の起 立動作が起こるようにするためである。従ってこのような便宜を考慮しなければ、載置 面 19の一方の端部のみに円筒形磁石 23を設ける構成であっても構わない。尚、本 実施の形態では、円筒形磁石 23は第 2磁石に相当し、円筒形磁石 23の N極は第 2 磁極に相当する。また第 2磁石に相当する磁石の形状は、円筒形以外のどのような 形状でも構わないし、このような磁石を設ける位置も載置面上、載置面の直下、ケー ス本体 3の裏面側など、実質的に起立動作面に磁力が作用するどのような箇所でも 構わない。
[0031] 化粧用ブラシ 5は、一端及び他端を有するロッド部 27と、ロッド部 27の他端側に形 成されるブラシ部 29と、第 1磁石に相当する球形磁石 31とを備えている。球形磁石 3 1は、起立状態において S極が真下に向くようにロッド部 27の一端側に接着剤 33を 使用して接着されている。尚、球形磁石 31の S極は、第 1磁石の第 1磁極に相当する 。球形磁石 31は、化粧用ブラシ 5の起立状態においてその下半分側が半球面で構 成されるため、化粧用ブラシ 5が横臥状態から起立状態に移行するときに、この半球 面が転がる作用をなす。このように横臥状態と起立状態との間で転がり作用を生じる 面を、本発明では転動面 32と称することにする。本実施形態では、化粧用ブラシ 5の 起立状態における下半分側の半球面全てが転動面となり得る。
[0032] また図 1に示すように化粧用ブラシ 5が起立状態にあるときに、球形磁石 31が起立 動作面 25と接触して化粧用ブラシ 5を支持している部分を特に、本発明では「起立 支承面 35」と呼ぶこととする。本実施形態では球形磁石 31を使用しているため、起 立支承面 35は理論上、点状に存在するが、化粧用ブラシ 5の起立状態をより安定さ せたい場合には、起立支承面 35を平坦にしてもよい。本発明では、この起立支承面 35は、転動面 32よりも化粧用ブラシ 5の一端側の先端寄りに、転動面 32と隣接して 位置することになる。
[0033] 上記のように化粧用ブラシ 5は、転動面 32の存在による横臥状態から起立状態へ の転動作用と、起立動作面に作用する円筒形磁石 23に吸着するように作用する球 形磁石 31の磁石吸引作用とにより、横臥状態から起立状態へ、即ち起立方向へ自 動的に回動する付勢力を受けている。尚、本発明では、上記転動作用と、起立動作 面側の磁石との間で磁石吸引作用を生じる棒状部材の部分を「起立作用部 34」と呼 ぶこととする。
[0034] 図 1中一点鎖線で示すように蓋体 11の見開き面、即ち鏡 21が設けられた面には、 鏡 21の右上部分とその周囲に起立規制部 37が形成されている。起立規制部 37は、 図 3 (a)に示すように蓋体 11を閉じているときに、化粧用ブラシ 5の起立方向への付 勢力に杭して化粧用ブラシ 5を載置面 19に横臥状態に維持するように作用する面で ある。
[0035] 化粧用コンパクトケース 1は以上述べたような構成を備えており、以下、化粧用コン パクトケース 1の使用状態について説明しながら、本発明の棒状部材の自動起立構 造の作用について説明する。
[0036] 化粧用コンパクトケース 1は、不使用時には、図 3 (a)に示すように蓋体 11が基盤 7 の開放部 8上に回動して閉鎖状態にある。このとき化粧用ブラシ 5は、その起立作用 部 34が起立動作面 25上に位置する状態で載置面 19上で横臥状態にあり、且つ上 記転動作用と、起立動作面側の磁石との間での磁石吸引作用とにより生じる起立方 向へ自動的に回動しょうとする動きが、蓋体 1 1の起立規制部 37の存在により制限さ れている。
[0037] この状態から使用者が蓋体 11を図 3 (b)に示すように開け始めると、起立規制部 37 による化粧用ブラシ 5の起立方向への動きの制限が解除され、化粧用ブラシ 5は自動 的に起立方向へ起き上がってくる。
[0038] 図 3 (c)及び図 2に示すように蓋体 11をほぼ 90度回動させて開放状態にすると、化 粧用ブラシ 5の起立方向への上記付勢力によって化粧用ブラシ 5はほぼ垂直状態に 起立する。このとき球形磁石 31の S極 36が円筒形磁石 23の N極 24に対向して互い の磁力により吸引状態にあるので、蓋体 11開放時の振動や起立動作による化粧用 ブラシ 5の揺れなどを生じても、化粧用ブラシ 5が誤って載置面 19から落下することが 防止される。
[0039] 図 3 (c)に示す状態になれば、使用者は化粧用ブラシ 5を指で容易に摘むことがで きるため、化粧用ブラシ 5を載置面 19から取り出して適宜使用することができる。使用 者が化粧用ブラシ 5を使用後は、載置面 19上で化粧用ブラシ 5を指で押さえつけた 状態で蓋体 11を閉鎖状態になるように回動すれば、図 3 (a)に示す不使用状態に戻 すことができる。尚、既述したように本実施形態では載置面 19の両端に 2つの起立動 作面 25が形成されているから、化粧用ブラシ 5をいずれの向きに向けて載置面 19上 に載置するようにしても構わなレ、。
[0040] 以上、本発明の棒状部材の自動起立構造の一実施の形態について説明したが、 本発明はこの他にも種々の実施の形態を採ることができる。例えば図 1の実施形態に おいて球形磁石 31の S極 36と円筒形磁石 23の N極 24の互いの磁極を代えるように しても良いし、載置面 19側または起立作用部 34側の磁石の一方を強磁性体に置き 換えても構わない。尚、載置面 19側を強磁性体に置き換える場合には、起立作用部 34側の磁石の作用により載置面 19上で起立作用部 34が吸着可能な範囲が起立動 作面 25となる。
[0041] また図 4 (a)に示すように、起立動作面 25を載置面 19の回動軸 9に近い端部に配 置すること力 Sできる。このような実施形態によれば、化粧用ブラシ 5が起立状態から横 臥状態へ移行する時の回動方向が蓋体 11の閉鎖時の回動方向と同じになるから、 蓋体 11を閉じ始めると、蓋体 11の起立規制部 37が化粧用ブラシ 5に当接して、化粧 用ブラシ 5が蓋体 11と同じ方向に回動して載置面 19上で横臥状態になる。そのため 、蓋体 11の閉鎖開始時に、使用者が回動方向を決定するために化粧用ブラシ 5を指 で押さえつける必要はない。
[0042] また、図 4 (b)に示すように、化粧用ブラシ 5aと化粧用チップ 5bとを並べて収納する こと力 Sできる。この場合、化粧用ブラシ 5a用の起立動作面 25aを載置面 19の一端側 に配置し、化粧用チップ 5b用の起立動作面 25bを載置面 19の他端側に設置する。 このように起立動作面 25aと起立動作面 25bとを離して配置することにより、化粧用ブ ラシ 5aの球形磁石 31aと化粧用チップ 5bの球形磁石 31bとが互いに磁力により吸着 されないため、蓋体 11の開放時に支障なく起立動作が行われるようになる。
[0043] また、図 4 (c)に示すように、回動して起き上がる側の部材に起立動作面 25を設け ること力 Sできる。尚本例では、便宜上、回動して上方へ開く側の部材を基盤 7とし、回 動時に水平状態にある部材を蓋体 1 1と称することにする。本例では、載置面 19a、 1 9bが、正面から見て回動して起き上がる基盤 7の左側と右側とにそれぞれ形成され、 起立動作面 25a、 25bが載置面 19a、 19bの係止片 13に近い端に形成されている。 このように本願発明では、回動して開く部材側に載置面及び起立動作面が形成され ていて、棒状部材が、開く部材側において横臥状態から起立状態へ移行する形態を も含むものである。
[0044] また、図 5に示すように、ロッド 27の一端側に設けられる起立作用部 34の形態には 様々なものが考えられる。例えば図 5 (a)に示すように起立作用部 34は、上下面が球 面または楕球面の一部を構成する形状であり、上下面の間の周囲が円筒形である形 状の磁石 38により構成されるようにしてもよい。また図 5 (b)に示すように、球形磁石 3 1の起立支承面 35を平坦するような形状でもよい。
[0045] 更に図 5 (c)に示す起立作用部 34の他の実施形態では、球形磁石 31の代わりに、 一方向だけに転動可能な転動面 32を有する側面視がほぼ扇形の転動方向規制部 材 40を設け、転動方向規制部材 40の下端内部に S極を下に向けて磁石 42を設け ている。このような実施形態では、化粧用ブラシ 5が横臥状態から起立状態へ回動す る方向が特定されるとともに、載置面 19上での化粧用ブラシ 5の向きも特定されること になる。
[0046] 更にまた図 5 (d)に示す実施形態では、起立作用部 34を予め化粧用ブラシ 5の一 端に設けずに、別の部材として化粧用ブラシ 5の一端の形状と適合するキャップ 39 の形態として作成しておく。即ち、キャップ 39の下端側には転動面 32が形成され、キ ヤップの内部下端には S極を下に向けて磁石 43が収納されている。このようなキヤッ プ 39を化粧用ブラシ 5の一端に揷入することで、化粧用ブラシ 5の一端に起立作用 部 34が形成される。このように起立作用部 34をキャップの形態とすることで、既存の 化粧用ブラシたその他の棒状部材の一端側にキャップを取り付けて、容易に起立作 用部 34を棒状部材に付与することができる。
[0047] 以上本発明の棒状部材の自動起立構造について化粧用コンパクトケース 1を例に とって説明したが、本願発明はこれ以外にも棒状部材を収容する種々の容器に適用 すること力 Sできる。例えば筆箱を開けたときに、中に収容されている筆記用具が横臥 状態から起立状態になるようにしてもよい。また棒状部材は、化粧用ブラシの他に、 筆記用具や歯ブラシなど、容器内で起立することにより使用者が把持しやすくなる種 々の物品を含む。更に図 1の実施形態では蓋体 11を回動式とした力 必ずしも蓋体 11は回動式である必要はなぐ例えば蓋体をそのまま上方へ持ち上げて容器を開け ることができる分離式の蓋体や、水平方向に回動させることにより容器を開放状態に することができる水平回動式など種々の形式の蓋体を含む。
[0048] 次に図 6を参照しながら、図 1で示した実施形態の化粧用ブラシ 5の一端に球形磁 石 31を取付ける方法について説明する。球形磁石 31をロッド部 27に接着剤等を用 レ、て取り付ける場合、球形磁石 31とロッド部 27とを手に持って接着剤等で接着する 方法では、球形磁石 31の正確な向きを決定することが困難である。
[0049] そこで本発明の棒状部材の製造方法では、図 6 (a)に示すように、化粧用ブラシ 5 が起立支承面 35上で起立しているときに、起立動作面 25側に向く磁極(図 1の実施 形態では S極)と反対の磁極、即ち N極が上向きになるように磁石を有する作業台 41 を準備する。
[0050] 次に図 6 (b)に示すように、この作業台 41の上に、球形磁石 31を自然状態で載置 する。そうすると、球形磁石 31の S極力 作業台 41の N極に引かれて自然に下向き になる。そこで、図 6 (c)に示すように、この状態のまま、化粧用ブラシ 5のロッド部 27 の一端側を球形磁石 31の真上から接着剤 33で接着する。このような工程により、容 易に球形磁石 31付きの化粧用ブラシ 5を作成することができる。
[0051] 次の本発明の他の実施形態について、図 7—図 10を参照しながら説明する。尚、 図 7—図 10において上述した実施形態に関する図面中の符号と同一の符号を付し た部分または部材は、同一の部分または部材である。
[0052] 図 7に示す実施形態では、化粧用ブラシ 5の起立支承面 35は平坦であり、化粧用 ブラシ 5が、起立支承面 35が起立動作面 25に面して起立しているときに、化粧用ブ ラシ 5は蓋体 11の回動軸 9の方へ斜めに傾斜している。図 7に示す化粧用ブラシ 5の 斜めの起立状態から蓋体 11を閉鎖するとき、蓋体 11の内面 (鏡側の面)が化粧用ブ ラシ 5のブラシ部 29に当接し、その後更に蓋体 11を閉鎖方向に回動させることにより 、蓋体 11の閉鎖動作に連動して化粧用ブラシ 5が次第に起立状態から横臥状態に 移行し、最終的に蓋体 11が閉鎖したときには、化粧用ブラシ 5は載置面 19内で横臥 状態になる。このような実施形態では、化粧用ブラシ 5の起立状態における傾斜角度 は、蓋体 11を閉鎖したときに、起立状態から横臥状態へ移行可能な角度である必要 力 Sある。
[0053] 次に図 8に示す実施形態では、化粧用ブラシ 5の起立支承面 35は球形であるが、 起立動作面 25は、図 8に示す如く化粧用ブラシ 5の起立支承面 35が起立動作面 25 に面して起立しているときに、化粧用ブラシ 5が蓋体 11の回動軸 9の方へ傾斜するよ うに直線的に斜めに形成されている。尚、直線的に斜めに形成する代わりに起立動 作面 25を湾曲して形成してもよい。これにより図 8に示す化粧用ブラシ 5の斜めの起 立状態から蓋体 11を閉鎖するとき、蓋体 11の内面 (鏡 21側の面)が化粧用ブラシ 5 のブラシ部 29に当接し、その後更に蓋体 11を閉鎖方向に回動させることにより、蓋 体 11の閉鎖動作に連動して化粧用ブラシ 5が次第に起立状態力 横臥状態に移行 し、最終的に蓋体 11が閉鎖したときには、化粧用ブラシ 5は載置面 19内で横臥状態 になる。このような実施形態でも、化粧用ブラシ 5の起立状態における傾斜角度は、 蓋体 11を閉鎖したときに、起立状態力 横臥状態へ移行可能な角度である必要があ る。尚、本例では起立動作面 25が水平面と直線的に斜めに形成された面に跨って 形成されており、円筒形磁石 23が水平面と傾斜面の境界部分の下方付近に位置す る実施形態である。
[0054] また図 9に示す実施形態は、起立動作面 25が斜めに形成されており、円筒形磁石 23が該斜めの起立動作面 25と平行に配置されたものである。このような実施形態に よっても図 8の実施形態と同様な作用効果が得られる。
[0055] 更に図 10に示す実施形態は、 2本の化粧用ブラシ 5a、 5bを並べて収納したもので ある。本例では、図 10 (b)に示すように蓋体 11が回動軸 9の周囲で回動して図 10 (a )に示す開放状態から図 10 (b)の矢印の方向に回動して閉鎖するようになっている。 2本の化粧用ブラシ 5a、 5bは、蓋体 11の回動軸 9とほぼ平行な仮想線に沿って並ん で配置されている。蓋体 11の内面側(鏡 21側の面)には鏡 21の上方に、正面から見 て、中央側が上になるように湾曲している回動案内面 45が形成されている。
[0056] 回動案内面 45は蓋体 11を閉鎖するときに、起立している 2本の化粧用ブラシ 5a、 5 bのブラシ部 29に当接し、 2本の化粧用ブラシ 5a、 5bを矢印 47で示すように互いに 他方の化粧用ブラシ 5a、 5bの方へ回動させるように案内する。図 10 (b)に示すよう に回動案内面 45は、蓋体 11を図 10 (b)の矢印の方向に回動させて閉鎖するときに 、 2本の化粧用ブラシ 5a、 5bが図 10 (b)の左方向へ回動することを規制するように側 面から見て回動軸 9と反対側がより下方に延びるように湾曲形成されている。
[0057] このような構成により、図 10 (a)で仮想線で示す化粧用ブラシ 5a、 5bの起立状態か ら蓋体 11を閉鎖するとき、蓋体 11の内面 (鏡 21側の面)が化粧用ブラシ 5a、 5bのブ ラシ部 29に当接し、その後更に蓋体 11を閉鎖方向に回動させることにより、蓋体 11 の閉鎖動作に連動して化粧用ブラシ 5a、 5bが次第に起立状態から横臥状態に移行 し、最終的に蓋体 11が閉鎖したときには、化粧用ブラシ 5a、 5bは載置面 19内で横 臥状態になる。尚、このような実施形態でも、図 7乃至図 9に関して説明したようにィ匕 粧用ブラシ 5a、 5bを起立状態において斜めになるように構成することもできる。
図面の簡単な説明
[0058] [図 1]本発明の棒状部材の自動起立構造を適用した化粧用コンパクトケースの一実 施形態を、蓋体を開けた状態で示す斜視図である。
[図 2]本発明の棒状部材の自動起立構造を適用した化粧用コンパクトケースを、蓋体 を開けた状態で示す側断面図である。
[図 3]化粧用コンパクトケースの蓋体を開けるときの化粧用ブラシの状態を段階的に 示す正面断面図である。
[図 4]本発明の棒状部材の自動起立構造を適用した化粧用コンパクトケースの 3種類 の他の実施形態を示す斜視図である。
[図 5] (a)は棒状部材の一端側に設ける磁石の他の実施形態を示す斜視図であり、 ( b)は棒状部材の一端側に設ける磁石の起立支承面が平坦である実施形態を示す 側面図であり、 (c)は起立方向が特定された起立作用部の他の実施形態を示す斜 視図であり、(d)は起立作用部をキャップ式とし、棒状部材の一端に着脱可能とした 実施形態を示す側断面図である。
[図 6]本発明の棒状部材の自動起立構造で使用する棒状部材を作成するために、口 ッド部の一端側に球形の磁石を取り付ける工程を段階的に示す説明図である。 園 7]本発明の棒状部材の自動起立構造を適用した化粧用コンパクトケースの更に 他の実施形態を示す側断面図である。
園 8]本発明の棒状部材の自動起立構造を適用した化粧用コンパクトケースの更に 他の実施形態を示す側断面図である。
園 9]本発明の棒状部材の自動起立構造を適用した化粧用コンパクトケースの更に 他の実施形態を示す側断面図である。
園 10]本発明の棒状部材の自動起立構造を適用した化粧用コンパクトケースの更に 他の実施形態を示す(a)正面図及び (b)側断面図である。
符号の説明
1 化粧用コンパクトケース
3 ケース本体
5, 5a, 5b 化粧用ブラシ
7 基盤
8 開放部
9 回動軸
11 蓋体
13 係止片
15 係止ロック部
17 化粧用パッド
19 載置面
21 鏡
23 円筒形磁石
24 円筒形磁石の N極
25、 25a、 25b 起立動作面
27 ロッド、咅 B
29 ブラシ部
31、 31 a、 31b 球形磁石
32 転動面 斉 IJ 起立作用部 起立支承面 球形磁石の S極 起立規制部 磁石
キャップ 転動方向規制部材 作業台
磁石
絛石
回動案内面 矢印

Claims

請求の範囲
[1] 一端及び他端を有するロッド部及び該ロッド部の一端側に設けられる起立作用部 を有する棒状部材と、該棒状部材の横臥状態で収容可能であり前記棒状部材の起 立作用部が起立動作を行うための起立動作面を備える載置面及び前記載置面の開 放部を開閉可能な蓋体を備える容器とを備えており、
前記棒状部材の起立作用部には、前記起立動作面上で前記棒状部材の起立方 向に転動可能な転動面と、前記転動面よりも前記棒状部材の一端側の先端寄りに隣 接する起立支承面とが形成されており、前記起立支承面の近傍には第 1磁極が一端 方向に向いた状態で第 1磁石が設けられ、該第 1磁極の磁力が前記起立支承面に 作用しており、
前記起立動作面の近傍には、前記第 1磁極と反対の第 2磁極が上側に向いた第 2 磁石または強磁性体が設けられ、該第 2磁極の磁力が前記起立動作面に作用して おり、
前記棒状部材は、前記第 1磁石の第 1磁極と前記第 2磁石の第 2磁極との間の磁 力吸引力、または前記第 1磁石の第 1磁極と前記強磁性体との間の磁力吸引力によ り、前記転動面が前記起立動作面上で転動して横臥状態から起立状態に自動的に 移行可能なように常時起立方向へ回動する付勢力を受けており、
前記容器の蓋体は、その閉鎖時に、前記起立方向への付勢力に杭して前記棒状 部材を載置面内で横臥状態に維持可能な起立規制部を有することを特徴とする棒 状部材の自動起立構造。
[2] 一端及び他端を有するロッド部及び該ロッド部の一端側に設けられる起立作用部 を有する棒状部材と、該棒状部材の横臥状態で収容可能であり前記棒状部材の起 立作用部が起立動作を行うための起立動作面を備える載置面及び前記載置面の開 放部を開閉可能な蓋体を備える容器とを備えており、
前記棒状部材の起立作用部には、前記起立動作面上で前記棒状部材の起立方 向に転動可能な転動面と、前記転動面よりも前記棒状部材の一端側の先端寄りに隣 接する起立支承面とが形成されており、前記起立支承面の近傍には強磁性体が設 けられ、 前記起立動作面の近傍には、第 2磁石が設けられ、該第 2磁石の磁力が前記起立 動作面に作用しており、
前記棒状部材は、前記強磁性体と前記第 2磁石との間の磁力吸引力により、前記 転動面が前記起立動作面上で転動して横臥状態から起立状態に自動的に移行可 能なように常時起立方向へ回動する付勢力を受けており、
前記容器の蓋体は、その閉鎖時に、前記起立方向への付勢力に杭して前記棒状 部材を載置面内で横臥状態に維持可能な起立規制部を有することを特徴とする棒 状部材の自動起立構造。
[3] 請求項 1または 2において、前記棒状部材の起立作用部は球形または楕球形の磁 石から構成されており、該磁石の最も磁力密度の高い磁極点の一方が前記第 1磁石 の第 1磁極として、前記棒状部材の起立時に真下に位置するように配置されており、 前記第 1磁極として作用する磁極点の周囲の湾曲面が転動面であることを特徴とす る棒状部材の自動起立構造。
[4] 請求項 1一 3のいずれかにおいて、前記蓋体は回動軸の周囲で回動することにより 開閉可能であり、前記起立動作面は前記載置面の蓋体の回動軸寄りに位置し、前 記棒状部材が起立状態から横臥状態に移行する際の回動方向は、前記蓋体の開放 状態から閉鎖状態への回動方向と同じであることを特徴とする棒状部材の自動起立 構造。
[5] 請求項 1一 4のいずれかにおいて、前記起立作用部はキャップの一端側に設けら れており、前記キャップの他端には前記ロッド部の一端の形状に適合した開口部が 形成されてレ、ることを特徴とする棒状部材の自動起立構造。
[6] 請求項 1及び 3— 5のいずれかにおいて、前記載置面には第 1の棒状部材と第 2の 棒状部材とを並べて収納可能であり、また前記第 1及び第 2の棒状部材のために第 1 及び第 2の起立動作面が形成されており、前記第 1及び第 2の起立動作面は、各起 立動作面上に前記第 1及び第 2の棒状部材の起立作用部が位置しているときに、前 記第 1の棒状部材における磁石と第 2の棒状部材における磁石とが互いに吸着しな い程度に離れて位置していることを特徴とする棒状部材の自動起立構造。
[7] 請求項 6において、前記第 1の棒状部材と第 2の棒状部材とは、起立状態から横臥 状態に移行するときに互レ、に他方の棒状部材の方へ回動することを特徴とする棒状 部材の自動起立構造。
[8] 一端及び他端を有するロッド部と該ロッド部の一端に設けられる起立作用部とを含 む棒状部材と、載置面と該載置面と対向する面を開閉可能な蓋体とを含む容器とを 備えており、
前記起立作用部は球面の一部または楕球面を有する第 1磁石を有し、前記第 1磁 石の前記球面の一部または楕球面が前記棒状部材の起立時に前記載置面の方へ 磁極が向くように前記第 1磁石がロッドの一端に取付けられており、
前記載置面は、前記棒状部材が起立動作を行う起立動作面と、前記起立動作面 付近に磁力を及ぼす第 2磁石とを有し、
前記第 1磁石と前記第 2磁石とは、前記棒状部材が前記起立動作面に起立してい るときに対向している磁極が異なり、前記第 1磁石と前記第 2磁石との磁力吸引力に より、前記棒状部材が横臥状態から起立状態に自動的に移行可能なように常時起立 方向へ回動するように付勢力を及ぼし、前記蓋体の開放時には、前記付勢力により 前記棒状部材は起立し、前記蓋体の閉鎖時には、前記付勢力に杭して、前記棒状 部材を前記容器内で横臥状態に維持できることを特徴とする棒状部材の自動起立 構造。
[9] 請求項 8に記載の第 1磁石を棒状部材の一端に取り付ける方法であり、
前記棒状部材が起立支承面に起立しているときに前記第 2磁石に対向する第 1磁 石の磁極と反対の磁極を有する作業面を準備する工程と、
前記作業面上に、球面の一部または楕球面を有する第 1磁石を自然状態で載置 する工程と、
前記作業面上に載置された第 1磁石の真上から前記ロッド部の一端側を第 1磁石 の上面側に接触させて接着剤により接着する工程とを備えることを特徴とする棒状部 材の製造方法。
[10] 請求項 1一 3及び 5のいずれか 1項において、前記蓋体は回動軸の周囲で回動す ることにより開閉可能であり、前記棒状部材の起立支承面は平坦であり、前記棒状部 材が、前記起立支承面が起立動作面に面して起立しているときに、前記棒状部材は 前記蓋体の回動軸の方へ傾斜しており、前記蓋体の閉鎖動作に連動して前記棒状 部材は起立状態から前記回動軸側へ倒れて、前記載置面内での横臥状態に移行 可能であることを特徴とする棒状部材の自動起立構造。
[11] 請求項 1一 3及び 5のいずれか 1項において、前記蓋体は回動軸の周囲で回動す ることにより開閉可能であり、前記起立動作面は、前記棒状部材の前記起立支承面 が起立動作面に面して起立しているときに、前記棒状部材が前記蓋体の回動軸の方 へ傾斜するように直線的に斜めにまたは湾曲して形成されており、前記蓋体の閉鎖 動作に連動して前記棒状部材は起立状態から前記回動軸側へ倒れて、前記載置面 内での横臥状態に移行可能であることを特徴とする棒状部材の自動起立構造。
[12] 請求項 7において、前記蓋体は回動軸の周囲で回動することにより開閉可能であり 、前記蓋体の内面側には、蓋体の閉鎖時に前記第 1及び第 2の棒状部材の先端側 に当接して第 1及び第 2の棒状部材を互いに他方の棒状部材の方へ回動させるよう に案内する回動案内面を備えることを特徴とする棒状部材の自動起立構造。
[13] 請求項 1一 12のいずれか 1項において、前記容器は化粧用コンパクトケースのケー ス本体であり、前記棒状部材は化粧用ブラシまたは化粧用チップであることを特徴と する棒状部材の自動起立構造。
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