WO2004068451A1

WO2004068451A1 - ディスプレイ装置

Info

Publication number: WO2004068451A1
Application number: PCT/JP2003/000834
Authority: WO
Inventors: Chie Kawabata; Hikomi Bohgoshi
Original assignee: Bitt's Co.,Ltd.
Priority date: 2003-01-29
Filing date: 2003-01-29
Publication date: 2004-08-12
Also published as: WO2004068453A2; WO2004068453A3; AU2003303836A1

Abstract

透明な素材によって形成された部材の内部に、立体的かつ視認性が高い描画を形成することができ、どのような場所でも使用することができ、部材への入射効率を高くすることができ、省エネルギー化できるディスプレイ装置を提供する。　光透過性を有する素材によって形成された、光放出面５を有するディスプレイ本体２と、ディスプレイ本体２の内部に形成された光反射部６と、ディスプレイ本体２において、その法線が光放出面５の法線と交差するように形成され、入光調整処理された入光部３と、入光部３に光を入射する発光体１０とからなる装置であって、光反射部６が、ディスプレイ本体２内部に３次元的に形成された複数の穴から構成されている。

Description

技術分野

本発明は、ディスプレイ装置に関する。さらに詳しくは、光性を有する透明な素材によって形成されたショー'ウィンドウや壁面ウィンドウ、ショーケース、看板等に使用されるディスプレイ装置に関する。背景技術

従来、ガラスやアクリル樹脂等の透明な素材によって形成された部材の内部に描画部を形成する、部材を 2つ割りに分離して、その内面にシルク印刷等により描画部を印刷してから貼り合わせる方、 2つ割りに分離した部材の間に別体の描画部を挟みこむ方法力 S使用されてきた。しかし、これらの方法は、部材を分割してから貼り合わせるため、製作工数が多くなるにもかかわらず、綺麗なものを製作することができないし、費用もかかるという問題があった。また、印刷によって描画部を形成するには、印刷が剥離したり経年劣化するという問題も生じて!/ヽた。

近年、透明な部材にレーザ光を照射して、部材内部に溝を形成し、この溝によつて文字、図柄、絵画、模様等を形成する方法が開発され使用されている（例えば、特許文献 1参照）。この方法を用いた場合、描画部は、部材内部に形成された溝であるから、経年劣化することもないし、溝を加工するレーザ光を細くすれば、 5 0ミクロン程度の極細の溝も形成できるため、非常に精密かつ美麗な文字等を形成することができる。

そして、この方法で文字等が形成された部材に光を入射すれば、溝の側面等において光が反射されるので、部材内部で文字等が発光しているような印象を与えることができ、描画部をより美しくすることができる。

また、レーザ光を照射して、部材の表面と裏面との間を貫通する複数の孔を形成し、この複数の孔の集合によって文字等を形成する方法もある（例えば、特許文献この場合も、部材に光を照射すれば、複数の孔の内面において光が反射されるので、文字等が発光しているような印象を与えることができ、描画部をより美しくすることができる。

[特許文献 1 ]

特開 2 0 0 2— 3 6 8 0 0号公報

[特許文献 2 ]

特開 2 0 0 2— 2 1 1 1 9 7号公報

しかるに、従来例 1の方法は、部材の内部に所定の形状の溝を形成しただけである力ゝら、部材に Altされた光は溝の周縁部だけで反射される。すると、描画部はその外縁は明瞭になるが、その内部は発光しないので、描画部に立 #¾Sを生じさせることはできない。

また、従列 2の方法の: ^には、孔の集合によって描画部を形成しているため描画部全体を光らせることはできるが、孔が部材を貫通しているため、各孔の中心部付近からの発光はないし、人が見ている側と逆側の面に描画部の影ができないから、やはり描画部に立体感を感じさせることができない。しかも、孔にゴミ等がたまれば汚くなるし、ゴミ等がたまった^の清掃が非常に大変である。

さらに、従 5 ^列 2の方法によつて製作された部材は、その表面と裏面が孔によって連通されてしまうから、路面に面したショー'ウィンドウ等には使用できず、用途が限定される。

さらに、従 *ί列 1、 2のいずれの方法も、光を入射する面には特別な加工がなされていないため、部材への光の入射効率が低くなる。すると、入射する光の強度を高くしなければ、十分な発光効果を得ることができないという問題がある。

本発明は力かる事情に鑑み、透明な素材によって形成された部材の内部に、立体的力っ視認性が髙レヽ描画を形成することができ、どのような場所でも使用することができ、部材への入射効率を高くすることができ、省エネルギー化できるディスプレイ装置を Si共することを目的とする。発明の開示

第 1発明のディスプレイ装置は、光翻性を有する素材によって形成された、光放出面を有するディスプレイ本体と、該ディスプレイ本体の内部に形成された光反射部と、 151己ディスプレイ本体において、その法線が嫌己光放出面の法線と交差するように形成され、入光調整処理された入光部と、該入光部に光を入射する発光体とからなる装置であって、膽己光部が、編己ディスプレイ本体内部に 3次元的に形成された複数の穴から構成されていることを糊敫とする。

第 2発明のディスプレイ装置は、第 1発明において、 ttlf己光反射部が、複数の空隙であり、言鎌数の空隙が、 ΙίίΙΕディスプレイ本体内部に 3次元的に配置されていることを 1敫とする。

第 3発明のディスプレイ装置は、請求項 1記載の発明において、前記光反射部が、編己光放出面から凹むように形成されたネ纖の凹み穴であることを糊敷とする。第 4発明のディスプレイ装置は、第 1発明において、前記入光部が、内方にくぼんだ凹部を備えており、該凹部の内部に、 ΙϋΙΒ発光体が設けられていることを糊敷とする。

第 5発明のディスプレイ装置は、第 4発明において、前記入光部に、前記凹部が複数個所設けられていることを糊敖とする。

第 6発明のディスプレイ装置は、第 1発明において、前記入の表面粗さが、 0 . 1 0 0 μ ηι以下であることを糊款とする。

第 7発明のディスプレイ装置は、第 1発明において、前記入光部が、複数のレンズを備えており、該レンズを通して、 filffiディスプレイ本体内部に光が入光されることを樹敫とする。

第 8発明のディスプレイ装置は、第 1発明において、前記入光部が、その表面が拡散状態に形成されていることを樹敫とする。

第 9発明のディスプレイ装置は、第 1発明において、 ΙίίΐΕ発光体が、発光ダイォードであることを特徴とする。

第 1 0発明のディスプレイ装置は、第 1発明において、前記発光体が、一端が前記ディスプレイ本体の入光部に配置され、他端が光源に接続された光ファイバ一であることを樹敫とする。

第 1 1発明のディスプレイ装置は、第 1発明において、嫌己発光体が、嫌己デイスプレイ本体の入光部に配置されたプリズムと、該プリズムに光を供^る光源とからなることを物敕とする。

第 1 2発明のディスプレイ装置は、第 1発明において、編己光放出面が、拡散状態に形成されていることを 1敷とする。図面の簡単な説明

図 1は、本実施形態のディスプレイ装置 1の概略説明図である。

図 2は、本実施形態のディスプレイ装置 1の概略説明図であって、（A) は正面図であり、（B) は（A) の B— B線断面図である。

図 3は、空隙 7における光 BMの状態を示した図である。

図 4は、他の実施形態のディスプレイ本体 2の概略説明図である。発明を実施するための最良の形

つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。

図 1は本実施形態のディスプレイ装置 1の概略説明図である。図 2は本実施形態のディスプレイ装置 1の概略説明図であって、（A) は正面図であり、（B) は（A) の B— B線断面図である。同図において、符号 2は本実施形態のディスプレイ装置 1 のディスプレイ本体を示している。このディスプレイ本体 2は、ショー'ウィンドウ、看板等に使用され、その形状として平板状や円筒状、円錐状、球状等、さまざまな形状を採用することができ、その形状に特に限定はな!/、。

このディスプレイ本体 2の素材は、例えば、ガラス、アクリル樹脂などのプラスチック、水晶等であるが、光を ¾1する素材であれば、特に限定はない。

図 2に示すように、ディスプレイ本体 2は、その表面に、光放出面 5と、入光部 3 とを備えている。

光放出面 5は、ディスプレイ本体 2の内部を通過する光 BMを外部に放出することができるように形成された面であり、通常は滑らかな面となるように加工されている嫌己入光部 3は、その表面の法線が、嫌己光放出面 5の法線と交差するように形成されている。具体的には、図 1およぴ図 2に示すように、ディスプレイ本体 2が平板状の、光放出面 5をディスプレイ本体 2の前後両面に形成すると、入光部 3は、 '本体 2の側面や上下の面に設けられる。

なお、図 1および図 2では、ディスプレイ本体 2の一方の側面にのみ入光部 3が形成されているが、入光部 3は両側面に設けてもよいし、側面に代えて上下の面に設けてもよいし、両側面と上下の面のすべて、つまりディスプレイ本体 2の周面全体に設けてもよい。

さらになお、ディスプレイ本体 2が円筒状のであれば、その中心軸方向の端面を入光部 3とすれば、側方の曲面を光放出面 5とすることができるし、ディスプレイ本体 2が球面のであれば、その表面における法線は、すべて球の中心で交わるから、その表面を入光部 3および光放出面 5の両方として機能させることができる。前記入光部 3には、その表面からディスプレイ本体 2の內部に向けてくぼんだ複数の凹部 4が形成されており、その内部には、凹部 4の内面に向けて光 BMを入射する発光体 1 0がそれぞれ配設されている。

そして、この凹部 4の内面には、発光体 1 0カゝら入射される光 BMの状態を調整する入光調整処理が施されているが、詳細は後述する。

なお、凹部 4は、その軸方向と垂直な断面が、円形や四角形、三角形等どのような形状でもよいし、また、その内底部の形状が球状や円筒状、円錐状、楔形、平坦面等、どのような形状であってもよい。つまり、凹部 4は、入光部 3の表面からディスプレイ本体 2の内部に向けてくぼんでいれば、どのような形状であってもよいのである図 1および図 2に示すように、ディスプレイ本体 2の內部には、光反射部 6力 S形成されている。この光反射部 6は、複数の空隙 7力ら形成されて、る。この複数の空隙 7は、上述した従列にも記載されている ^^口のレーザ加工技術によつて形成されたものであり、ディスプレイ本体 2の内部に 3火元的に配置されている（図 1および図 2参照）。

なお、空隙 7を形成する方法は従列に記載されたような方法に限られず、どのような方法を使用してもよレ、。

つぎに、本実施形態のディスプレイ装置の作用と効果を説明する。

まず、発光体 1 0によつて入光部 3の凹部 4からディスプレイ本体 2に光 B Mを入射すると、ディスプレイ本体 2の内部を通って、入射された光 BMが光反射部 6まで到針る

すると、光反射部 6を形成する空隙 7に光 BMが Altされるが、このとき、空隙 7 の内面で光 BMが乱反射して、その一部の光 BMが光放出面⁵から放出される（図³ 参照）ので、各空隙 7で謝した光 BMによってディスプレイ本体 2内部で各空隙 7 がそれぞれ光る。

つまり、複数の空隙 7によって形成されている光反射部 6全体が、ディスプレイ本体 2内部で光るから、視認性が高く力美しい描画を、ディスプレイ本体 2に形成することができる。しかも、ディスプレイ本体 2の光放出面 5は、通常滑らかな面に形成されてレヽるから、光反射部 6で反射した光 B Mが光放出面 5での乱反射することを抑えることができるので、光反射部 6の形態をより明確かっきれレヽに表示させることができる。そして、空隙 7がディスプレイ本体 2を貫通することがないから、などに形成されるショー ·ウィンドウであっても使用することが可能である。

なお、ディスプレイ本体 2の光放出面 5を、その表面における乱反射が多い状態、つまり拡散状態に形成してもよい。この、光反射部 6の形態は視認できるが、デイスプレイ本体 2の光放出面 5はすりガラスのような状態になる力、ら、ディスプレイ本体 2によって目隠し効果を得ることができる。そして、この ¾ ^には、光反射部 6 で反射した光 BMが光放出面 5で乱反射するので、光反射部 6の形状は明瞭には表示されないが、ぼんやりとした状態で表示されるため、幻想的なやわらカゝぃ印象を与えることができ、人の気持ちを落ち着かせることができる室内のディスプレイなどとして好適である。

また、光反射部 6は複数の空隙 7を 3次元的に配置して形成されているから、ディスプレイ本体 2内において空隙 7の光る位置が 3次元的になり、光反射部 6によって形成される描画に立を生じさせることができる。し力も、人が見ている側と反対側の光放出面 5によって、光反射部 6で反射した光 BMがさらに反射されるから、反対側の光放出面 5に光反射部 6の影が形成されているような印象を見ている人に与えることができる。よって、光反射部 6によって形成される描画の立 #¾ が強調される。

そして、空隙 7の位置や重なり合レヽなどを自在に調整することができるから、光反射部 6の^ 11の自由度を高くすることができる。なお、光反射部 6を、光放出面 5から内方にくぼんだ複数の凹み穴によって形成してもよい。この^、凹み穴の深さを変化させれば、ディスプレイ本体 2内においてみ穴の光る位置が 3次元的になり、光反射部 6によって形成される描画に立体感を生じさせることができる。し力も、凹み穴であり、ディスプレイ本体 2を貫通しないから、人が見ている側と反対側の光放出面 5によって、光反射部 6で反射した光 ΒΜ がさらに反射されるから、反対側の光放出面 5に光反射部 6の影力 S形成されているような印象を見ている人に与えることができる。よって、光反射部 6によって形成される描画の立が強調される。

さらに、発光体 1 0は、入光部 3の凹部 4に配置されているから、光 BMが入射する面積を大きくすることができる。よって、発光体 1 0が発した光 BMのディスプレィ本体 2への入射効率を高くすることができるから、発光体 1 0の発光強度が弱くても、光反射部 6を十分に光らせることができる。そして、 AI†効率が高いから、発光体 1 0を大型化したり、ノ、ィパヮ一光源を使用する必要がな装置の構造をコンパクトにすることができ、省エネルギー化することができる。

し力も、回部 4の内面がレンズとして機能するので、凹部 4の内面の曲率圣を調整すれば、各発光体 1 0から入射された光 BMを拡散させる領域を調整することができる力ら、光反射部 6が光っている状態を、所望の状態に容易力確実に調製することができる。

なお、図 4に示すように、入光部 3は、凹部 4を設けずに、平坦面としてもよい。この、ディスプレイ本体 2の加工力 S容易であるので、装置の加工が容易になり、安価で製造することができる。そして、入光部 3の表面に入光調整処理を行うのは言うまでもない。

さらになお、平坦な入光部 3の表面や、凹部 4の内面の入光調整処理を変えれば、ディスプレイ本体 2内に入光する光 BMの状態を自在に調整することができる。入光調整処理とは、例えば、凹部 4の内面の表面粗さを小さくして凹部 4の内面における乱反射を防ぐ光透過処理や、逆に凹部 4の内面をその内面における舌射が大きい拡散状態、具体的にいえばガラスであれば梨地状、つまりスリガラスのような状態にする拡散処理、発光体 1 0から Altされる光 BMの光束の幅を調整する処理等である。光通処理の：^には、凹部 4の内面を研磨したり、凹部 4の内面

本体 2の素材と同等の屈折率を有する素材を取り付けたりコーティングしたりして、その表面粗さを、中心線平均粗さで 0 · 1 0 0 μ m以下、つまり鏡面やそれに近レ、状態に加工すれば、光 BMの舌 LR射を確実に抑えることができるから、入射効率をより一層高くでき、装置の構造をコンパクトにすることができ、省エネルギー化することができる。そして、 0 . 0 2 5〜0 . 0 8 0 μ πι¾!¾とすれば、加工の精度を極端に高くすることなく、入射効率をより高く保つことができる。とくに、凹部 4の内面の表面粗さを 0 . 0 3 5〜0 . 0 8 μ m¾ とすれば、加工が容易になり、し力も、可視光線を効率よく入光できるようになるので、好適である。

逆に、拡散処理を行えば、発光体 1 0から入射された光 BMが凹部 4内面で乱反射するため光 B Mの Λΐί効率は低下する力 ^s、入光された光 B Mをディスプレイ本体 2のほぼ全領域に行き渡らせることができる。すると、後述するように、各凹部 4に設けられた発光体 1 0から異なった波長の光 BMをディスプレイ本体 2に入射すれば、すベての光 BMが重なりあったネ嫌な色で光反射部 6を光らせることができる。

また、発光体 1 0から入射される光 BMの光束の幅を調整する処理等、具体的には、入光部 3などの表面に複数のレンズを貼り付ければ、各発光体 1 0から Altされた光 BMの拡散集光を自在に調整することができるから、光部 6が光っている状態を、所望の状態に容易力、つ確実に調製することができる。そして、複数のレンズとして、集光することができるレンズを使用すれば、光反射部 6に照射される光 BMの強度を強くすることができるので、強力な発光体 1 0を使用しなくても光反射部 6の発光強度を強くすることができる。よって、装置の構造をコンパクトにすることができ、省エネノレギー化することができる。

また、発光体 1 0には、光 BMをディスプレイ本体 2に λ!ίすることができるものであれば、どのようなものでも使用可能である力発光ダイオードを使用すれば、小型かつ少電力であっても、強い光 ΒΜを発生することができ、その寿命が長いため交換を頻繁に行う必要がなくメンテナンスが容易になるので、好適である。

さらになお、発光体 1 0として、光源が発する光を光ファイバによってディスプレィ本体 2まで伝送するような構造としてもよレ、。この ^には、光源をディスプレイ本体 2か離れた位置に設置することができるから、光源の大きさ等の制約を少なくすることができ、使用する光源の自由度を高めることができる。また、ディスプレイ本体 2には光ファイバを設けるだけでよいので、ディスプレイ本体 2の置スペースを少なくでき、設置場所やディスプレイ本体 2の形状等の自由度を高めることができる。さらに、一の光源の光を分光して複数本の光ファイバに供給するようにすれば、一の光源を複数のディスプレイ装置 1に使用することも可能となる。すると、ディスプレィ装置 1ごとに光源を設ける必要がないので、装置をコンパクトにでき、しカゝも設備費などを抑えることができる。

さらになお、発光体 1 0としてプリズムを使用し、このプリズムを通して入光部 3 に光 BMを入射するようにすれば、白色光からでも複数の波長の光に分光することができる。すると、 βの蛍光灯などを光源として使用しても、光反射部 6に複数の波長の光 ΒΜを入射させることができるから、従来のディスプレイに使用されている光源をそのまま使用しても、描画を複数の色で光らせることができ、しかも装置の構造を簡単にでき、力、つ安価に製造することができる。

さらに、図 1および図 2に示すように、入光部 3におレ、て、複数の凹部 4をディスプレイ本体 2の上下方向に沿って形成し、部 4ごとに異なる波長の光 ΒΜを発する発光体 1 0を配設すれば、光反射部 6を多彩な色で光らせることができるので、光反射部 6をよりきれレ、に表示させることができる。この、複数の発光体 1 0を発光ユエットとして一体化させておけば、発光体 1 0の点検や交換が容易になる。

例えば、複数の発光体 1 0を支持しうる支持ュニットを入光部 3に着脱可能に取り付けておき、この支持ュ-ットに入光部 3の凹部 4と外部との間を貫通する取り付け部を形成し、この取り付け部に、発光体 1 0の圣よりも小さい内径の孔を有するゥレタンゴム等の伸縮自在な素材で形成されたスぺーサを取り付けておけば、発光体 1 0をスぺーサの孔に挿入するだけで発光体 1 0が確実に支持されるし、発光体 1 0を交換するときには、発光体 1 0を引っ張れば簡単に取り外すことができる。よって、発光体 1 0の点検や交換力 S容易になる。し力、も、支持ユエットを取り外せば、すべての発光体 1 0を一度に交換できるから、各シーズンごとでディスプレイ本体 1 0の色彩を変更する齢であっても、その変更作業力 s容易になる。そして、ショー'ウィンドウなどであれば、支持ュニット自体をウレタンゴム等の伸縮自在な素材で形成すれば、支持ュニットによつて外部と内部との性も保つことができるので、好適である。

なお、複数の凹部 4を上下方向だけでなく、ディスプレイ本体 2の厚さ方向にも並んで設け、各凹部 4に発光体 1 0を配設すれば、光反射部 6を複数の色の層を有する描画として表示させることも可能である。

さらになお、各発光体 1 0の発光するタイミングゃ強度、発光時間を変えてやってもよレヽ。例えば、全ての発光体 1 0を同時に点滅させれば、光反射部 6をストロボのように点滅させることができるし、光体 1 0を順番に点滅させてやれば、光反射部 6によって形成される描画が動！/、ているような印象を与えることもできる。産業上の利用可能

第 1発明によれば、入光部から入射された光は、ディスプレイ本体内部を通って光反射部に到きると、光反射部を形成する穴によって乱反射されて光放出面から放出される。すると、ディスプレイ本体内部で各穴がそれぞれ光っているようにみえるから、視認性が高レ、描画を、部材内部に形成することができる。し力も、光 Kit部は複数の空隙を 3次元的に配置して形成されているから、光反射部によって形成される描画に立 #¾Sを生じさせることができる。そして、入光部に入光調節処理がされているから、光反射部を所望の状態で発光させることができる。

第 2発明によれば、光部が複数の空隙によって形成されているから、光放出部の表面に大きな凹凸が形成されない。すると、光放出部における乱反射を抑えることができるので、光反射部の形態を明確かっきれいに表示することができる。しカゝも、空隙あるから、ディスプレイ本体を貫通する穴がしなレヽので、 ^^などに形成されるショー'ウィンドウであっても使用することが可能である。そして、光反射部を形成する位置や数、その重なり合い等を自在に調整することができるから、光反射部のォ鎌の自由度を高くすることができる。

第 3発明によれば、凹み穴の深さを変ィヒさせれば、光反射部によって形成される描画に立 #¾ を生じさせることができる。しかも、凹み穴であり、ディスプレイ本体を貫通しないから、 «などに形成されるショー'ウィンドウであっても使用することが可能である。

第 4発明によれば、光が入射するを大きくすることができるから、、発光体が発した光の入射効率を高くすることができる。また、凹部内面がレンズとして機能するので、凹部内面の曲率を調整すれば、発光体から入射された光を拡散させる領域を調整することができる。よって、光 K 部が光っている状態を、所望の状態に容易力、つ確実に調製することができる。

第 5発明によれば、各凹部に設ける発光体の強度や光の波長、発光タイミング等をかえることができるから、光反射部の描画をより美しくすることができる。

第 6発明によれば、入光部の表面粗さを、中心線平均粗さで 0. Ι Ο Ο μ ηι以下、つまり鏡面やそれに近い状態に加工されているので、入光部の表面での光の乱反射を確実に抑えることができるから、入射効率を高くでき、装置の構造をコンパクトにすることができ、省エネルギー化することができる。とくに、入光部の表面粗さを 0 . 0 3 5〜0 . 0 8 μ m程度とすれば、加工の精度を極端に高くすることなく、可視光線を効率よく入光できるようになるので、好適である。

第 7発明によれば、レンズによって発光体から Altされる光の光束の幅を調整することができるので、入射された光の拡散集光を自在に調整することができる。よって、光 Sli部の発光状態を、所望の状態に容易力確実に調製することができる。そして、複数のレンズとして、集光することができるレンズを使用すれば、光部に照射される光の強度を強くすることができるので、光反射部の発光強度を強くすることができ、装置の構造をコンパクトにすることができ、省エネルギー化することができる。

第 8発明によれば、拡散処理を行えば、発光体から Altされた光を入光部の表面で乱反射させることができる。すると、入光された光をディスプレイ本体のほぼ^ fg域に行き渡らせることができる。

第 9発明によれば、発光ダイオードを使用すれば、小型力ゝっ少電力であっても、強い光を発生することができる。そして、発光ダイオードは、その寿命が長いので、交換を頻繁に行う必要がなく、メンテナンスが容易になる。

第 1 0発明によれば、光源が発する光を光フアイパによってディスプレイ本体までィしている。このため、光源をディスプレイ本体から離れた位置に設置することができるカら、使用する光源の自由度を高めることができる。また、ディスプレイ本体には光フアイバを設けるだけでよいので、ディスプレイ本体の設置スペースを少なくでき、設置場所やディスプレイ本体の形状等の自由度を高めることができる。

第 1 1発明によれば、プリズムに光を入射すれば、白色光からでも複数の波長の光に分光することができるので、普通の蛍光灯などを光源として使用しても、光反射部に複数の色の光を入射させることができる。このため、従来から使用されている光源を使用しても、描画を複数の色で光らせることができ、しかも装置の構造を簡単にでき、カゝっ安価に製造することができる。

第 1 2発明によれば、ディスプレイ本体の光放出面における乱反射が多くなるので

'本体によって目隠し効果を得ることができる。

Claims

請求の範囲

1 光 ¾ii性を有する素材によって形成された、光放出面を有するディスプレイ本体と、該ディスプレイ本体の内部に形成された光反射部と、嫌己ディスプレイ本体において、その法線が廳己光放出面の法線と交差するように形成され、入光調整処理された入光部と、該入光部に光を入射する発光体とからなる装置であって、 ΙΐίΙ己光反射部、 It!f己ディスプレイ本体内部に 3次元的に形成された複数の穴から構成されてレ、ることを糊敫とするディスプレイ装 go

2 廳己光反射部が、複数の空隙であり、鎌数の空隙が、歸己ディスプレイ本体内部に 3次元的に配置されていることを糊敷とする請求項 1記載のディスプレイ装

3 ftlf己光反射部が、前記光放出面から凹むように形成された複数の凹み穴であることを糊敫とする請求項 1記載のディスプレイ装 go

4 fill己入光部が、内方にくぼんだ凹部を備えており、該凹部の内部に、嫌己発光体力 S設けられていることを糊敫とする請求項 1記載のディスプレイ装 go

5 Ιΐίϊ己入光部に、編己凹部力 S複数個所設けられていることを頓敫とする請求項 4記

6 前記入光部の表面粗さが、前記入光部の表面粗さが、 0. Ι Ο Ο μ ηι以下であることを樹敫とする請求項 1記載のディスプレイ装 go

7 前記入光部が、複数のレンズを備えており、該レンズを通して、前記ディスプレィ本体内部に光が入光されることを糊敷とする請求項 1記載のディスプレイ装 8 ftjf己入光部が、その表面が拡散状態に形成されていることを特徴とする請求項 1

9 Ιίίϊ己発光体が、発光ダイォードであることを特徴とする請求項 1記載のディスプレイ装氍

10 前記発光体が、一端が前記ディスプレイ本体の入光部に配置され、他端が光源に接続された光ファイバ一であることを特徴とする請求項 1記載

11 tflf己発光体が、膽己ディスプレイ本体の入光部に配置されたプリズムと、該プリズムに光を供給する光源とからなることを特徴とする請求項 1記載のデ- tiff己光放出面が、拡散状態に形成されていることを敫とする請求項 1記載のデ