WO2004066323A2 - 着磁治具 - Google Patents

着磁治具 Download PDF

Info

Publication number
WO2004066323A2
WO2004066323A2 PCT/JP2004/000354 JP2004000354W WO2004066323A2 WO 2004066323 A2 WO2004066323 A2 WO 2004066323A2 JP 2004000354 W JP2004000354 W JP 2004000354W WO 2004066323 A2 WO2004066323 A2 WO 2004066323A2
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
magnetized
magnetizing
center
magnetic encoder
yoke
Prior art date
Application number
PCT/JP2004/000354
Other languages
English (en)
French (fr)
Other versions
WO2004066323A3 (ja
WO2004066323A1 (ja
Inventor
Masanori Tomioka
Original Assignee
Uchiyama Mfg
Masanori Tomioka
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uchiyama Mfg, Masanori Tomioka filed Critical Uchiyama Mfg
Priority to JP2005508064A priority Critical patent/JP4430013B2/ja
Priority to US10/542,367 priority patent/US7233262B2/en
Publication of WO2004066323A2 publication Critical patent/WO2004066323A2/ja
Publication of WO2004066323A1 publication Critical patent/WO2004066323A1/ja
Publication of WO2004066323A3 publication Critical patent/WO2004066323A3/ja

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/03Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies having permanent magnets

Definitions

  • FIG. 1 is an exploded vertical sectional view of a magnetizing device using a magnetizing jig according to one embodiment of the present invention.
  • FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the assembled state.
  • FIG. 3 is a plan view showing an outline of the magnetized yoke in the embodiment.

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

多数の多極着磁コイル21を円形着磁面2aにその周方向に沿って等間隔に配列した着磁ヨーク2と協働して使用され、リング状の磁気エンコーダ基材1を固定し上記多極着磁コイル21によって該磁気エンコーダ基材1を着磁させるための着磁治具3であって、この着磁治具3は、上記磁気エンコーダ基材1を前記円形着磁面2aに対向するよう且つ同心的に保持する磁気エンコーダ基材装着部3aを有し、上記多極着磁コイル21の配列中心Aと着磁ヨーク2の中心Bとの位置ズレ量Zに対応するよう、該着磁ヨーク2の中心に対して予め偏位した位置関係を保持して、上記着磁ヨーク2に組み付けられる構造とされていることを特徴とする。

Description

技術分野
本発明は、 自動車の車輪回転検出装置などに用いられる磁気エンコーダ (多極 磁石) の着磁装置の改良に関し、 具体的には磁気エンコーダを着磁した後にも中 心ズレのない着磁治具に関する。 明
従来、 周状に S極 · N極が配置される磁気エンコーダの着磁においては、 放射 状あるいは周状に多数の着磁コィルを配置し書た着磁用のヨークを備えた着磁装置 を用い、該着磁用のヨークの中心部に位置決め穴を設けて前記ヨークの中心とし、 着磁する磁気エンコーダ基材をこれに載置或いは対向配置して押え治具で固定せ しめ、 その後着磁コィルの卷線に外部から着磁電流を通電することにより周方向 に沿って S極 · N極が交互に多極着磁された磁気エンコーダを形成することが知 られている (例えば、 特開平 1 0— 1 1 5 6 2 8号公報参照) 。 発明の開示
しかしながら、 前記したような着磁装置では、 以下に示すさまざまな不都合が 未解決のままであり、 これらを解消する手段が求められている。
すなわち、 多極着磁された磁気エンコーダは、 回転部材にその回転数を検知す るために装着されるので、 当然ながら着磁部分が回転する。 そのため、 円周状に 配置された N極 . S極がズレていると (その配列中心が回転部材の回転中心とズ レていると)、累積ピッチ誤差が生じパルス発生性能を大きく低下させてしまう。 つまり、 ここでは回転部材の中心と磁気エンコーダの周状の 極 · S極の配列中 心とがぴったり合う必要があるもので、 そのためには磁気ェンコーダの加工精度 が高くその配列中心位置が正確でなければならない。
これを正確に形成するのが前記着磁装置の位置決め穴であって、 当然ながら磁 気エンコーダ基材が正確な中心をもって着磁ヨーク上へ載置固定されなければ正 確な中心点が形成されず、 前記位置決め穴の芯出し加工では高度な研削技量を必 要とする。 また、 位置決め穴が精度良く研削形成できたとしても、 ヨーク鉄心部 分に通電用の導線を卷装せしめる作業に伴う巻き位置によってよつては、 ヨーク の真の中心 (着磁コイルの真の配列中心) が、 位置決め穴の中心位置に対しズレ る可能性が残っている。 図 1 1は、 磁気エンコーダにおける着磁部の芯ズレ (回 転中心とのズレ) 度合いと累積ピッチ精度との関係について示すグラフであり、 芯ズレが大きい程、 累積ピッチ精度が悪くなることが理解される。
そこで、 本発明は、 着磁装置の作成におけるこのような大きな手間を必要とす る欠点に鑑み、 簡単にしかも精度良く着磁することのできる着磁治具を提供する ことを目的としている。
本発明の着磁治具は、 多数の多極着磁コイルを円形着磁面にその周方向に沿つ て等間隔に配列した着磁ヨークと協働して使用され、 リング状の磁気エンコーダ 基材を固定し上記多極着磁コイルによって該磁気エンコーダ基材を着磁させるた めの着磁治具であって、 この着磁治具は、 上記磁気エンコーダ基材を前記円形着 磁面に対向するよう且つ同心的に保持する磁気エンコーダ基材装着部を有し、 上 記多極着磁コイルの配列中心と着磁ヨークの中心との位置ズレ量に対応するよう、 該着磁ヨークの中心に対して予め偏位した位置関係を保持して、 上記着磁ヨーク に組み付けられる構造とされていることを特徴とする。
上記において、 請求項 2の発明のように、 上記着磁治具が、 前記磁気ェンコ一 ダ基材装着部を備えた着磁治具本体と、 該着磁治具本体と着磁ヨークとの間に嵌 装され着磁治具本体を着磁ヨークに対して位置決めする位置決部材とよりなり、 該位置決部材における、 着磁ヨークに対する嵌装中心と、 着磁治具本体に対する 嵌装中心とが前記位置ズレ量に対応して相互に偏位した構造とされているものと しても良い。 そして、 請求項 3の発明のように、 前記着磁ヨークは、 その中心部 に治具保持用円孔を備え、 前記位置決部材は、 該円孔に内嵌され且つ前記着磁治 具本体の中心部に同心的に形成されたボス部に外嵌される円筒状ブッシュからな り、 該円筒状ブッシュの内筒部の中心と、 上記円孔に内嵌される外筒部の中心と が前記位置ズレ量に対応して相互に偏位しているよう構成することも望ましい。 また、 上記着磁治具は、 着磁ヨークに直接装着する構造のものとすることも可 能である。 例えば、 請求項 4の発明のように、 リング状磁気エンコーダ基材に内 嵌され該基材を保持する磁気ェンコ一ダ基材保持部を備えた円筒状ブッシュ構造 体からなり、 一方前記着磁ヨークはその中心部に円筒状ブッシュ構造体を嵌装し 得る嵌装保持部を備え、 円筒状ブッシュ構造体における、 前記磁気エンコーダ基 材保持部の中心と、 前記着磁ヨークに対する嵌装中心とが前記位置ズレ量に対応 して相互に偏位していることを特徴とする着磁治具や、請求項 5の発明のように、 リング状磁気ェンコ一ダ基材を外嵌保持する円孔状磁気ェンコ一ダ基材保持部を 備えた円形深皿状ガイ ド体からなり、 該ガイ ド体は円形ヨークに外嵌され、 ガイ ド体における、 前記磁気エンコーダ基材保持部の中心と、 前記着磁ヨークに対す る外嵌中心とが前記位置ズレ量に対応して相互に偏位していることを特徴とする 着磁治具も望ましく採用される。
更に、 所望の磁気エンコーダの形状に応じて、 着磁治具の態様も設計的に適宜 変更し得ることは言うまでもない。 例えば、 円盤状の磁気エンコーダの場合、 請 求項 6の発明のように、前記磁気エンコーダ基材はその被着磁部が円盤状であり、 一方、 前記円形着磁面は円盤状着磁ヨークの盤面に形成され且つ多極着磁コイル はコイル線を着磁ヨークの中心から放射状に卷装して形成され、 この多極着磁コ ィルによって円盤状磁気エンコーダ基材はその盤面に着磁されるようにしたこと を特徴とする着磁治具が望ましく採用される。 また、 円筒状の磁気エンコーダの 場合、 請求項 7の発明のように、 前記磁気エンコーダ基材はその被着磁部が円筒 状であり、 一方、 前記円形着磁面は円筒状着磁ヨークの内筒面に形成され且つ多 極着磁コイルはコイル線を着磁ヨークの軸線に沿って卷装して形成され、 この多 極着磁コイルによって円筒状磁気エンコーダ基材はその外筒面に着磁されるよう にしたことを特徴とする着磁治具も望ましく採用される。
本発明の着磁治具は、 多極着磁コイルの配列中心と着磁ヨークの中心との位置 ズレ量に対応するよう、 該着磁ヨークの中心に対して予め偏位した位置関係を保 持して、 上記着磁ヨークに組み付けられる構造としているから、 磁気エンコーダ 基材に多極着磁を実施する場合に、 該着磁治具に磁気エンコーダ基材を装着し、 磁気エンコーダ基材が着磁ヨークの円形着磁面に対向するよう、 着磁治具を着磁 ヨークに組み付け、 着磁治具を着磁ヨークの中心の周りに回動させると、 装着さ れているリング状磁気エンコーダ基材の中心を、 多極着磁コイルの配列中心と略 合致する位置に近似的に割り出すことができる。
従って、 この位置に着磁治具を保持し、 多極着磁コイルの卷線に通電すれば、 磁気エンコーダ基材の被着磁部には、 磁気エンコーダ基材の中心の周りに沿って
S極 ' N極が交互に繰り返す多極着磁された磁気エンコーダが得られる。 この S 極 · N極が繰り返す円形の着磁パ夕一ンは、 磁気エンコーダ基材と略同心的に形 成されるから、 得られた磁気エンコーダを自動車の車輪等の回転部材に同軸的に 装着してその回転検出に用いれば、 回転中心に対する着磁角のズレが殆どなく、 累積ビツチ誤差に基づくパルス発生性能の低下を来たすことがない。 このような 一連の着磁操作は極めて簡単でありながら、高精度の着磁が可能であり、しかも、 着磁ヨーク自体の位置決め穴等の研削加工精度を左程必要としないから、 その加 工手間が大幅に削減されることになり、 これらを総合すると本発明の実用価値は 極めて大である。
請求項 2或いは 3の発明によれば、 円筒状プッシュ等からなる位置決部材を介 して、 着磁治具本体を着磁ヨークに組み付けるようにし、 この位置决部材におけ る、 着磁ヨークに対する嵌装中心と、 着磁治具本体に対する嵌装中心とが前記位 置ズレ量に対応して相互に偏位した構造とされていから、 位置決部材の嵌装調整 により、 上記同様、 リング状磁気エンコーダ基材の中心を、 多極着磁コイルの配 列中心と略合致する位置に近似的に割り出すことが簡易になされる。 また、 請求 項 4及び 5の発明のように、 着磁治具を着磁ヨークに直接装着する構造のものと すれば、 上記簡易な割り出し操作に加え、 部品点数の削減も図ることができる。 更に、 請求項 6或いは 7の発明によれば、 円盤状の磁気エンコーダ或いは円筒 状の磁気エンコーダが上記同様精度良く簡易に作成される。尚、多極着磁コイル、 着磁ヨーク及び着磁治具等の形状を適宜変更することにより、 円盤部分及び円筒 部分が連なつた断面 L型の磁気ェンコ一ダの作成も可能であり、 目的用途に応じ たこれらの設計的変更が可能であることは言うまでもない。 図面の簡単な説明
図 1は、本発明の 1実施例の着磁治具を用いた着磁装置の分解縦断面図である。 図 2は、 同組付けた状態の縦断面図である。 図 3は、 同実施例における着磁ヨークの概要を示す平面図である。
図 4は、 第 2実施例の図 2と同様図である。
図 5は、 第 3実施例における着磁装置の平面図である。
図 6は、 同実施例における図 2と同様図である。
図 7は、 第 4実施例における図 5と同様図である。
図 8は、 同実施例における図 2と同様図である。
図 9は、 第 5実施例における図 5と同様図であって、 図 1 0の装置を下から見 た状態を示す。
図 1 0は、 同実施例における図 2と同様図である。
図 1 1は、 磁気エンコーダにおける着磁部の芯ズレ (回転中心とのズレ) 度合 いと累積ピッチ精度との関係について示すグラフである。 発明を実施するための最良の形態
以下に本発明の最良の実施の形態について、 図面に基づいて説明する。
[実施例 1 ]
図 1乃至 3は、自動車の車輪回転検出装置などに用いられる磁気ェンコーダ (多 極磁石) を作成するための着磁装置 M lを示す。 着磁ヨーク 2は円盤状の部材か らなり、 その上面が円形着磁面 2 aとされ、 この円形着磁面 2 aには、 放射状に コイル線が卷回された多数の多極着磁コイル 2 1が円周方向に沿って等間隔で配 置され、 樹脂等の充填剤を介し上面が露出するよう埋設されている。 着磁ヨーク 2の中心部には、治具保持用円孔(位置決め孔) 2 2が開設されている。図 3は、 多極着磁コイル 2 1の配列位置と治具保持用円孔 2 2との位置関係を概略的に示 すが、 前述の通り、 着磁ヨーク 2の製作過程では、 多極着磁コイル 2 1の配列中 心 Aと、 着磁治具の装着基準となる治具保持用円孔 2 2の中心 (着磁ヨーク 2の 中心) Bとの僅かな位置ズレ Zが不可避的に生じる。 図 3ではこの位置ズレを誇 張して示している。
着磁治具 3は、 円盤状の着磁治具本体 3 1と、 位置決部材としての円筒状プッ シュ 3 2とよりなり、 着磁治具本体 3 1の下面中心部には、 同心的に円柱状のボ ス部 3 1 aが下向きに形成されている。 円筒状プッシュ 3 2は、 その上端に外向 鍔部 3 2 aを備え、 外筒部 3 2 bは上記治具保持用円孔 2 2に内嵌するよう、 ま た内筒部 3 2 cは上記ボス部 3 1 aに外嵌するよう形成されている。
リング状の磁気エンコーダ基材 1は、 フヱライトなどの磁性材を混練した断面 L字状のゴム材の成型体からなり、 断面 L字型リング状の芯金 1 1の周縁部に装 着一体とされている。 着磁治具本体 3 1の外周部分は、 磁気エンコーダ基材装着 部 3 aとされ、 上記リング状磁気エンコーダ基材 1は、 芯金 1 1の磁気ェンコ一 ダ基材装着部 3 aに対する外嵌をして着磁治具本体 3 1に装着固定される。 この 磁気エンコーダ基材 1では、 円盤状部分の盤面が被着磁部 1 aとされる。
上記円筒状ブッシュ 3 2における外筒部 3 2 bは上記治具保持用円孔 2 2に内 嵌されるよう形成されるから、 外筒部 3 2 bの中心 Cは治具保持用円孔 2 2の中 心 Bと合致する。 一方、 内筒部 3 2 cは、 上記位置ズレ量 Zに対応するよう、 外 筒部 3 2 bに対して偏位した位置関係になるよう形成される。 即ち、 内筒部 3 2 cは上記ボス部 3 1 aに外嵌されるものであるから、 その中心 Dは、 ボス部 3 1 aの中心 E (着磁治具本体 3 1の中心であり、 リング状磁気エンコーダ基材 1の 中心でもある) に合致すると共に、 上記位置ズレ Zに対応して外筒部 3 2 bの中 心 Cに対し偏心するよう形成される。 この偏心量は、 着磁ヨーク 2の作成過程で 得られる位置ズレ量 Zの統計的デ一夕から予め算出される。
斯くして、 上記構成の着磁治具 3を用いて着磁装置 M lを構成し、 磁気ェンコ 一ダ基材 1に多極着磁を施す場合、 先ず、 着磁治具本体 3 1の磁気エンコーダ基 材装着部 3 aに磁気エンコーダ基材 1を芯金 1 1を介して外嵌装着する。次いで、 円筒状プッシュ 3 2を着磁ヨーク 2の治具保持用円孔 2 2に嵌挿し、 外向鍔部 3
2 aをして治具保持用円孔 2 2に係止させる。 この嵌揷状態で、 円筒状ブッシュ
3 2をその外筒部 3 2 bの中心 C (治具保持用円孔 2 2の中心 B ) の周りに回動 操作すると、 内筒部 3 2 cの中心 Dを多極着磁コイル 2 1の配列中心 Aに略合致 する位置に近似的に割り出すことができる。
この状態に固定し、着磁治具本体 3 1のボス部 3 1 aを内筒部 3 2 cに嵌挿し、 着磁ヨーク 2の円形着磁面 2 aに着磁治具本体 3 1を設置すると、 磁気ェンコ一 ダ基材 1の円盤状被着磁部 1 aが多極着磁コイル 2 1の上面に載置されると共に ボス部 3 l aの中心 E、 即ち、 リング状磁気エンコーダ基材 1の中心が多極着磁 コイル 2 1の配列中心 Aに略合致する状態に設置される。 この状態で、 多極着磁 コイル 2 1に通電すると、 リング状磁気エンコーダ基材 1の被着磁部 1 aに、 S 極 · N極が交互に規則的に繰り返す円環状の多極着磁パターンが形成されたリン グ状磁気エンコーダが得られる。 円環状の多極着磁パターンの中心は、 リング状 磁気ェンコーダ基材 1の中心 Eと略合致することになり、 このリング状磁気ェン コーダを自動車の車輪に取り付け、 磁気センサと組してその回転検出に用いる場 合は、 リング状磁気エンコーダ基材 1の中心 Eが回転部材の回転中心となり、 こ の中心 Eの周りに略同心的に円環状の多極着磁パターンが存在することになるか ら、 回転中心に対する着磁角のズレが殆どなく、 累積ピッチ誤差に基づくパルス 発生性能の低下を来たすことがない。
[実施例 2 ]
図 4の着磁装置 M 2は、 被着磁部 1 aが円筒状であるリング状磁気エンコーダ 基材 1に多極着磁する場合の例を示している。 即ち、 着磁ヨーク 2の円形着磁面 2 aは、 円筒の内筒面とされ、 この内筒面である円形着磁面 2 aには、 コイル線 が着磁ヨーク 2の軸線に沿って巻回された多極着磁コイル 2 1が上記同様にその 周方向に沿って等間隔に埋設されている。 着磁冶具 3は、 上記と略同様の着磁冶 具本体 3 1と位置决部材としての円筒状ブッシュ 3 2とよりなる。 リング状磁気 エンコーダ基材 1を装着した着磁冶具本体 3 1を、 円筒状ブッシュ 3 2を介して 着磁ヨーク 2に組み込んだ時には、 リング状磁気エンコーダ基材 1の円筒状被着 磁部 1 aが、円形着磁面 2 a側の多極着磁コイル 2 1に面接するよう配置される。 着磁ヨーク 2、 治具保持用円孔 2 2、 円筒状ブッシュ 3 2及び本体着磁冶具 3 1の各中心 A、 B、 C、 D、 Eを含む形成態様は、 上記実施例における技術的根 拠に基づいており、 従って、 本着磁装置 M 2によれば、 上記同様、 回転中心に対 する着磁角のズレが殆どなく、 累積ピツチ誤差に基づくパルス発生性能の低下を 来たすことがない回転検出用リング状磁気エンコーダが得られる。 その他の構成 は上記と同様であるので、 ここでは共通部分に同一の符号を付し、 その説明を割 愛する。
[実施例 3 ]
図 5、 図 6に示す着磁装置 M 3における着磁冶具 3は、 円筒状ブッシュ構造体 3 3からなり、 円盤状のリング状磁気エンコーダ基材 1を直接保持する例を示す ものである。 即ち、 円筒状ブッシュ構造体 3 3は、 着磁ヨーク 2の中心部に開設 された治具保持用円孔 2 2に嵌挿される円筒部 3 3 aと、 その上端に連成された 外向鍔部 3 3 bとよりなり、 円環状外向鍔部 3 3 bの外周縁部が磁気エンコーダ 基材装着部 3 aとされている。 円筒部 3 3 aにおける外筒部の中心 Fは、 治具保 持用円孔 2 2の中心 B (着磁ヨーク 2の中心) に合致するよう形成され、 また、 外向鍔部 3 3ゎの中心6は、 着磁ヨーク 2の製作過程で不可避的に生じる多極着 磁コイル 2 1の配列中心 Aと、 治具保持用円孔 2 2の中心 Bとの上記同様の位置 ズレ量 Z (図 3参照) に対応するよう、 上記中心 Fに対し偏心した状態に設定さ れる。
而して、 リング状磁気エンコーダ基材 1を磁気エンコーダ基材装着部 3 aに外 嵌装着させた上で、円筒部 3 3 aを治具保持用円孔(嵌装保持部) 2 2に嵌挿し、 リング状磁気エンコーダ基材 1の被着磁部 1 aを、 円形着磁面 2 aを構成する多 極着磁コイル 2 1の上面に載せるように円筒状ブッシュ構造体 3 3を着磁ヨーク 2上に設置する。 そして、 円筒部 3 3 aにおける外筒部の中心 Fの周りに円筒状 プッシュ構造体 3 3を回動操作させることにより、 外向鍔部 3 3 bの中心 Gを多 極着磁コイル 2 1の配列中心 Aに略合致する位置に近似的に割り出すことができ る。
従って、 回転中心ともなるリング状磁気エンコーダ基材 1の中心が、 多極着磁 コイル 2 1の配列中心 Aと略合致した状態で多極着磁が実施されることになるか ら、 上記同様、 回転中心に対する着磁角のズレが殆どなく、 累積ピッチ誤差に基 づくパルス発生性能の低下を来たすことがない回転検出用リング状磁気ェンコ一 ダが得られる。 尚、 図例ではリング状磁気エンコーダ基材 1が直接磁気ェンコ一 ダ基材装着部 3 aに装着される例を示しているが、第 1、第 2の実施例のような、 芯金 1 1を介して装着されるものであってもよい。 その他の構成は上記と同様で あるので、 ここでも共通部分には同一の符号を付し、 その説明を割愛する。
[実施例 4 ]
図 7、 図 8に示す着磁装置 M 4における着磁冶具 3は、 円形深皿状ガイド体 3 4からなり、 円盤状のリング状磁気ェンコ一ダ基材 1を直接保持する別の例を示 すものである。 即ち、 円形深皿状ガイ ド体 3 4は、 下向きにして、 上面の円形着 磁面 2 aに多極着磁コイル 2 1が上記同様埋設された着磁ヨーク 2を覆うよう外 嵌される形状とされている。 その中央底部には円孔 3 4 aが開設され、 該円孔 3 4 aの内周縁部がリング状磁気エンコーダ基材 1を外嵌保持する磁気エンコーダ 基材保持部 3 aとされている。 円形深皿状ガイ ド体 3 4の中心 Hは、 着磁ヨーク 2の中心 Bに合致するよう形成され、 また、 円孔 3 4 aの中心 Iは、 着磁ヨーク 2の製作過程で不可避的に生じる多極着磁コイル 2 1の配列中心 Aと、 着磁ョー ク 2の中心 Bとの上記同様の位置ズレ量 Z (図 3参照) に対応するよう、 上記中 心 Hに対し偏心した状態に設定される。
而して、 リング状磁気ェンコーダ基材 1を磁気ェンコ一ダ基材装着部 3 aに内 嵌装着させた上で、 円形深皿状ガイド体 3 4を着磁ヨーク 2に外嵌させ、 リング 状磁気エンコーダ基材 1の被着磁部 1 aを、 円形着磁面 2 aを構成する多極着磁 コイル 2 1の上面に載せるように着磁ヨーク 2に設置する。 そして、 着磁ヨーク 2の中心 Bの周りに円形深皿状ガイド体 3 4を回動操作させることにより、 円孔 3 4 aの中心 Iを多極着磁コイル 2 1の配列中心 Aに略合致する位置に近似的に 割り出すことができる。
従って、 上記同様回転中心ともなるリング状磁気エンコーダ基材 1の中心が、 多極着磁コイル 2 1の配列中心 Aと略合致した状態で多極着磁が実施されること になるから、 回転中心に対する着磁角のズレが殆どなく、 累積ピッチ誤差に基づ くパルス発生性能の低下を来たすことがない回転検出用リング状磁気エンコーダ が得られる。 その他の構成は上記と同様であるので、 ここでも共通部分には同一 の符号を付し、 その説明を割愛する。
[実施例 5 ]
図 9、 図 1 0に示す着磁装置 M 5における着磁冶具 3は、 円筒状ブッシュ構造 体 3 5からなり、 リング状磁気エンコーダ基材 1を直接保持する更に別の例を示 すものである。 図 9は図 1 0の着磁装置 M 5を下方から見た状態を示している。 ここでは、 リング状磁気エンコーダ基材 1が円筒状であり、 その外筒部分が被着 磁部 l aとされている。 また、 円筒状プッシュ構造体 3 5の外筒部 3 5 aが磁気 エンコーダ基材装着部 3 aとされ、 円筒状磁気エンコーダ基材 1がこの磁気ェン コーダ基材装着部 3 aに外嵌装着される。
着磁ヨーク 2は円筒形であり、 その内筒面が円形着磁面 2 aとされ、 この内筒 面である円形着磁面 2 aには、 その周方向に沿って多極着磁コイル 2 1が上記同 様に埋設されている。 着磁ヨーク 2の中央部には、 治具保持用円柱状ボス部 (嵌 装保持部) 2 3が形成され、 上記円筒状ブッシュ構造体 3 5が外嵌される。 円筒 状ブッシュ構造体 3 5の内筒部 3 5 bの中心 Jは、 治具保持用円柱状ボス部 2 3 の中心 B (着磁ヨーク 2の中心) に合致するよう形成され、 また、 円筒状プッシ ュ構造体 3 5の外筒部 3 5 aの中心 Kは、 着磁ヨーク 2の製作過程で不可避的に 生じる多極着磁コイル 2 1の配列中心 Aと、 着磁ヨーク 2の中心 Bとの上記同様 の位置ズレ量 Z (図 3参照) に対応するよう、 上記中心 Jに対し偏心した状態に 而して、 リング状磁気エンコーダ基材 1を磁気エンコーダ基材装着部 3 aに外 嵌装着させた上で、 円筒状ブッシュ構造体 3 5を治具保持用円柱状ボス部 2 3に 外嵌させ、 リング状磁気エンコーダ基材 1の被着磁部 1 aを、 円形着磁面 2 aを 構成する多極着磁コイル 2 1の表面に面接させるように着磁ヨーク 2に設置する c そして、 治具保持用円柱状ボス部 2 3の中心 Bの周りに円筒状ブッシュ構造体 3 5を回動操作させることにより、 外筒部 3 5 aの中心 Kを多極着磁コイル 2 1の 配列中心 Aに略合致する位置に近似的に割り出すことができる。
従って、 上記同様回転中心ともなるリング状磁気エンコーダ基材 1の中心が、 多極着磁コイル 2 1の配列中心 Aと略合致した状態で多極着磁が実施されること になるから、 回転中心に対する着磁角のズレが殆どなく、 累積ピッチ誤差に基づ くパルス発生性能の低下を来たすことがない回転検出用リング状磁気エンコーダ が得られる。 その他の構成は上記と同様であるので、 ここでも共通部分には同一 の符号を付し、 その説明を割愛する。 産業上の利用の可能性
本発明の着磁治具は、 例えば、 自動車の車輪の回転検出に用いられる磁気ェン コーダを着磁形成するため、 磁気ェンコ一ダ基材を保持して着磁ヨークに組み付 けられるものである。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 多数の多極着磁コイルを円形着磁面にその周方向に沿って等間隔に配列した 着磁ヨークと協働して使用され、 リング状の磁気エンコーダ基材を固定し上記多 極着磁コイルによって該磁気エンコーダ基材を着磁させるための着磁治具であつ て、
この着磁治具は、 上記磁気エンコーダ基材を前記円形着磁面に対向するよう且 つ同心的に保持する磁気エンコーダ基材装着部を有し、 上記多極着磁コイルの配 列中心と着磁ヨークの中心との位置ズレ量に対応するよう、 該着磁ヨークの中心 に対して予め偏位した位置関係を保持して、 上記着磁ヨークに組み付けられる構 造とされていることを特徴とする着磁治具。
2 . 請求項 1において、
着磁治具が、 前記磁気エンコーダ基材装着部を備えた着磁治具本体と、 該着磁 治具本体と着磁ヨークとの間に嵌装され着磁治具本体を着磁ヨークに対して位置 決めする位置決部材とよりなり、 該位置決部材における、 着磁ヨークに対する嵌 装中心と、 着磁治具本体に対する嵌装中心とが前記位置ズレ量に対応して相互に 偏位した構造とされていることを特徴とする着磁治具。
3 . 請求項 2において、
前記着磁ヨークは、 その中心部に治具保持用円孔を備え、 前記位置決部材は、 該円孔に内嵌され且つ前記着磁治具本体の中心部に同心的に形成されたボス部に 外嵌される円筒状プッシュからなり、 該円筒状ブッシュの内筒部の中心と、 上記 円孔に内嵌される外筒部の中心とが前記位置ズレ量に対応して相互に偏位してい ることを特徴とする着磁治具。
4 . 請求項 1において、
着磁治具が、 リング状磁気エンコーダ基材に内嵌され該基材を保持する磁気ェ ンコ一ダ基材保持部を備えた円筒状プッシュ構造体からなり、 一方前記着磁ョ一 クはその中心部に円筒状ブッシュ構造体を嵌装し得る嵌装保持部を備え、 円筒状 ブッシュ構造体における、 前記磁気エンコーダ基材保持部の中心と、 前記着磁ョ ークに対する嵌装中心とが前記位置ズレ量に対応して相互に偏位していることを 特徴とする着磁治具。
5 . 請求項 1において、
着磁治具が、 リング状磁気エンコーダ基材を外嵌保持する円孔状磁気ェンコ一 ダ基材保持部を備えた円形深皿状ガイ ド体からなり、 該ガイド体は円形ヨークに 外嵌され、 ガイド体における、 前記磁気エンコーダ基材保持部の中心と、 前記着 磁ヨークに対する外嵌中心とが前記位置ズレ量に対応して相互に偏位しているこ とを特徴とする着磁治具。
6 . 請求項 1乃至 5のいずれかにおいて、
前記磁気エンコーダ基材はその被着磁部が円盤状であり、 一方、 前記円形着磁 面は円盤状着磁ヨークの盤面に形成され且つ多極着磁コイルはコイル線を着磁ョ —クの中心から放射状に卷装して形成され、 この多極着磁コイルによって円盤状 磁気ェンコ一ダ基材はその盤面に着磁されるようにしたことを特徴とする着磁治
7 . 請求項 1乃至 5のいずれかにおいて、
前記磁気エンコーダ基材はその被着磁部が円筒状であり、 一方、 前記円形着磁 面は円筒状着磁ヨークの内筒面に形成され且つ多極着磁コイルはコイル線を着磁 ヨークの軸線に沿って卷装して形成され、 この多極着磁コイルによって円筒状磁 気ェンコーダ基材はその外筒面に着磁されるようにしたことを特徴とする着磁治
PCT/JP2004/000354 2003-01-17 2004-01-19 着磁治具 WO2004066323A1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005508064A JP4430013B2 (ja) 2003-01-17 2004-01-19 着磁治具
US10/542,367 US7233262B2 (en) 2003-01-17 2004-01-19 Magnetizing jig

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003-009323 2003-01-17
JP2003009323 2003-01-17

Publications (3)

Publication Number Publication Date
WO2004066323A2 true WO2004066323A2 (ja) 2004-08-05
WO2004066323A1 WO2004066323A1 (ja) 2004-08-05
WO2004066323A3 WO2004066323A3 (ja) 2004-10-07

Family

ID=

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103426590A (zh) * 2012-05-15 2013-12-04 中国科学院理化技术研究所 圆筒形永磁件的径向单极充磁装置
JP2014190495A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Toyota Motor Corp 高圧ガスタンクの製造方法とプロテクター装着治具
CN104634471A (zh) * 2013-11-13 2015-05-20 森萨塔科技百慕大有限公司 温度传感器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353029A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Yaskawa Electric Corp 着磁治具
JP2003133134A (ja) * 2001-10-25 2003-05-09 Nsk Ltd エンコーダの着磁装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002353029A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Yaskawa Electric Corp 着磁治具
JP2003133134A (ja) * 2001-10-25 2003-05-09 Nsk Ltd エンコーダの着磁装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103426590A (zh) * 2012-05-15 2013-12-04 中国科学院理化技术研究所 圆筒形永磁件的径向单极充磁装置
JP2014190495A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Toyota Motor Corp 高圧ガスタンクの製造方法とプロテクター装着治具
CN104634471A (zh) * 2013-11-13 2015-05-20 森萨塔科技百慕大有限公司 温度传感器

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2004066323A1 (ja) 2006-05-18
JP4430013B2 (ja) 2010-03-10
US20060113993A1 (en) 2006-06-01
US7233262B2 (en) 2007-06-19
WO2004066323A3 (ja) 2004-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130342192A1 (en) Angle sensor
JP2008151628A (ja) 回転センサ
US8664944B2 (en) Angle measuring system and method for producing an angle measuring system
US20200251964A1 (en) Motor and air blowing device
US6211588B1 (en) Electromoter having a position sensor with a plurality of field sensitive elements on a semiconductor chip
JP2003527541A (ja) 計測用ころがり軸受装置
JP2009284706A (ja) ロータ、およびブラシレスモータ
JP4430013B2 (ja) 着磁治具
US7095148B2 (en) Motor with improved rotary shaft supporting structure
WO2018131693A1 (ja) センサマグネットアセンブリ、およびモータ
JP2010122096A (ja) トルク検出器
US8604778B2 (en) Angle measuring system
CN212033954U (zh) 电动致动器
JP2020129951A (ja) 電動機およびその製造方法
WO2008056756A1 (fr) Codeur magnétique à diode et son procédé de fabrication
KR20200089492A (ko) 정류자 조립체 및 이를 구비하는 모터
JPH07245923A (ja) 電動機固定子の製造方法
WO2023047733A1 (ja) 回転テーブル装置
USRE30847E (en) Tubular wheel speed sensor
JPS5926788Y2 (ja) 回転状態検出装置
CN114928215A (zh) 电机转子及其制造方法、电机
JP2020108321A (ja) 電動アクチュエータ
JP3269395B2 (ja) ステッピングモータ
JP2005328647A (ja) Pm型ステッピングモータ
JP2002142399A (ja) モータ用コイルボビン、同ボビンを用いたモータ用ステータおよび同ステータを備えたモータ

Legal Events

Date Code Title Description
AK Designated states

Kind code of ref document: A2

Designated state(s): AE AG AL AM AT AU AZ BA BB BG BR BW BY BZ CA CH CN CO CR CU CZ DE DK DM DZ EC EE EG ES FI GB GD GE GH GM HR HU ID IL IN IS JP KE KG KP KR KZ LC LK LR LS LT LU LV MA MD MG MK MN MW MX MZ NA NI NO NZ OM PG PH PL PT RO RU SC SD SE SG SK SL SY TJ TM TN TR TT TZ UA UG US UZ VC VN YU ZA ZM ZW

AL Designated countries for regional patents

Kind code of ref document: A2

Designated state(s): BW GH GM KE LS MW MZ SD SL SZ TZ UG ZM ZW AM AZ BY KG KZ MD RU TJ TM AT BE BG CH CY CZ DE DK EE ES FI FR GB GR HU IE IT LU MC NL PT RO SE SI SK TR BF BJ CF CG CI CM GA GN GQ GW ML MR NE SN TD TG

121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application
WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 2005508064

Country of ref document: JP

ENP Entry into the national phase

Ref document number: 2006113993

Country of ref document: US

Kind code of ref document: A1

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 10542367

Country of ref document: US

122 Ep: pct application non-entry in european phase
WWP Wipo information: published in national office

Ref document number: 10542367

Country of ref document: US