明細書
チアゾリルケィ皮酸二トリル化合物及び有害生物防除剤 技術分野:
本発明は、 新規なチアゾリルケィ皮酸二トリル化合物および有害生物防除剤に関する。 背景技術:
従来より、多数の殺虫剤、殺ダニ剤が使用されているが、その効力が不十分であったり、 薬剤抵抗性問題によりその使用が制限されたり、 また、 植物体に薬害や汚染を生じたり、 あるいは人畜魚類などに対する毒性が強かったりすることから、 必ずしも満足すべき防除 薬剤とは言い難いものが少なくない。 従って、 かかる欠点の少ない安全に使用できる薬剤 の開発が要望されている。
本発明化合物と類似したチアゾリルケィ皮酸二トリル化合物としては、 たとえば、 特開 昭 53— 92769号公報、 特開昭 55— 154963号、 欧州特許出願公開第 1899 60号明細書、 国際公開第 95/29591号パンフレツ卜および特開平 10— 1582 54号公報に記載の化合物が知られている。
特開昭 53— 92769号公報、 特開昭 55— 154963号、 欧州特許出願公開第 1 89960号明細書には、 3—ヒドロキシ— 2— (4一フエ二ルー 2—チアゾリル) ーケ ィ皮酸二トリル化合物が記載され、 また、 特開昭 55- 154963号にはそれらのアル 力リ金属塩およびアンモニゥム塩が記載されているが、 効力不足等の問題から殺虫剤とし て実用化された化合物はまだない。
国際公開第 95/29591号パンフレツトおよび特開平 10— 158254号公報に は、 本発明類似のケィ皮酸二トリル誘導体が水中付着生物防汚剤として有用である旨が記 載されているが、 それらの殺虫活性については何ら記載されていない。 発明の開示:
本発明は、 工業的に有利に合成でき効果が確実安全に使用できる有害生物防除剤となり うる新規化合物を提供することを課題とする。
1
(式中、 Rは、 で置換されてもよい d— 6アルキル基、 で置換されてもよい C3_8 シクロアルキル基、 G2で置換されてもよいフエニル基、 G2で置換されてもよいフエノキ シ基または G2で置換されてもよいフエ二ルチオ基を表し、
ここで、 Giはハロゲン原子、 Ci-eアルコキシ基、 d一 6アルキルチオ基、 置換基を有 してもよいフエニル基、 置換基を有してもよいフエノキシ基、 置換基を有してもよいフエ 二ルチオ基を表し、
G2は、 ニトロ基、 シァノ基、 ハロゲン原子、 6アルキル基、 C3— 8シクロアルキル 基、 C^ 6ハロアルキル基、 C^ 6アルコキシ基、 d— 6ハロアルコキシ基、 Ci— 6アルキ ルチオ基、 Ci— 6アルキルアミノ基、 ジ d— 6アルキルアミノ基、 d-6アルキル力ルポ二 ル基、 Ci-6アルコキシカルポニル基、 置換基を有してもよいフエニル基および置換基を 有してもよいフエノキシ基を表す。 および G2は同一または相異なって複数置換してい てもよい。
Xi X 2および X 3は、 それぞれ独立してハロゲン原子、 Ci— 3アルキル基または d一
3ハロアルキル基を表し、 nは 0または 1〜3の整数を表し、 nが 2以上の整数であると き、 X3は同一または相異なっていてもよい。
丫丄は、 ニトロ基、 シァノ基、 ハロゲン原子、 Ci一 3アルキル基、 d— 3ハロアルキル基 または C i_4アルコキシ基を表し、
Y2は、 水素原子、 ハロゲン原子、 Ci— 3アルキル基、 Ci— 3ハロアルキル基または d
_4アルコキシ基を表し、
zは、 酸素原子または硫黄原子を表す。) で表される化合物であり、 第 2に前記式 [1] で表される化合物を有効成分として含有してなる有害生物防除剤で ある。 前記式 [1] において、 (式中、 Rは、 で置換されてもよいメチル、 エヂル、 n—プ 口ピル、 イソプロピル、 n—ブチル、 s e c-プチル、 イソプチル、 t—プチル等の d― 6アルキル基; で置換されてもよいシクロプロピル、 シクロペンチル、 シクロへキシル
等のじ3 8シクロアルキル基; G 2で置換されてもよいフエニル基; G 2で置換されてもよ いフエノキシ基または G 2で置換されてもよいフエ二ルチオ基を表し、
ここで、 はフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等のハロゲン原子;メトキシ、 エトキシ、 n—プロポキシ、 イソプロポキシ、 n—ブトキシ、 s e c—ブトキシ、 イソブ卜キシ、 t 一ブトキシ等のじ 6アルコキシ基;メチルチオ、 ェチルチオェチル、 n—プロピルチオ、 イソプロピルチオ、 n—ブチルチオ、 ィソプチルチオ、 s e c—ブチルチオ、 t一プチル チォ等の アルキルチオ基;置換基を有してもよいフエニル基;置換基を有してもよ いフエノキシ基;置換基を有してもよいフエ二ルチオ基を表し、
G 2は、 ニトロ基;シァノ基;フッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等のハロゲン原子;メチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル、 n—ブチル、 s e c—ブチル、 イソブチル、 t— ブチル等の d— 6アルキル基;シクロプロピル、 シクロペンチル、 シクロへキシル等の C 3 —8シクロアルキル基;クロロメチル、 フルォロメチル、 プロモメチル、 ジクロロメチル、 ジフルォロメチル、 ジブロモメチル、 トリクロロメチル、 トリフリレオロメチル、 トリプロ モメチル、 トリクロロェチル、 卜リフル才ロェチル、 ペン夕フルォロェチル等の d— 6ノ、 口アルキル基;メトキシ、 ェ卜キシ、 n—プロポキシ、 イソプロポキシ、 n—ブ卜キシ、 s e c—ブトキシ、 イソブトキシ、 t 一ブトキシ等の C i— eアルコキシ基;クロロメトキ シ、 ジクロロメトキシ、 トリクロロメトキシ、 トリフルォロメトキシ、 1一フルォロエト キシ、 1 , 1—ジフルォロエトキシ等のじ 6ハロアルコキシ基;メチルチオ、 ェチルチ 才ェチル、 n—プロピルチオ、 イソプロピルチオ、 n—プチルチオ、 ィソブチルチオ、 s e c -プチルチオ、 t 一プチルチオ等の C!一 6アルキルチオ基;メチルァミノ、 ェチルァ ミノ、 n—プロピルァミノ、 イソプロピルァミノ、 n—プチルァミノ、 イソプチルァミノ、 s e c—プチルァミノ、 tーブチルァミノ、 1—メチルプチルァミノ、 n—ペンチルアミ ノ等の C 6アルキルアミノ基;ジメチルァミノ、 ジェチルァミノ、 ジプロピルァミノ、 ジブチルァミノ、 ェチルイソプロピルアミノ、 メチルプロピルァミノ、 メチルブチルアミ ノ等のジ アルキルアミノ基;メチルカルポニル、 ェチルカルポニル、 プロピルカル ポニル、 プチルカルボニル等のじ卜6 アルキル力ルポニル基;または、 メ卜キシカルポ二 ル、 エトキシカルポニル、 n—プロポキシ力ルポニル、 イソプロポキシ力ルポニル、 n— ブトキシカルポニル、 t 一ブトキシカルポニル等の d— 6アルコキシ力ルポニル基;置換 基を有してもよいフエニル基および置換基を有してもよいフエノキシ基を表す。 およ び G 2は同一または相異なって複数置換していてもよい。
Xい X 2および X 3は、 それぞれ独立してフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等のハロゲン原 子;メチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル等の C i - 3アルキル基またはクロロメ チル、 フルォロメチル、 プロモメチル、 ジクロロメチル、 ジフルォロメチル、 ジブロモメ チル、 トリクロロメチル、 トリフルォロメチル、 トリプロモメチル、 トリクロロェチル、
トリフルォロェチル、 ペンタフルォロェチル等の 3ハロアルキル基を表し、 nは 0ま たは 1 3の整数を表し、 nが 2以上の整数であるとき、 X3は同一または相異なってい てもよい。
Y は、 ニトロ基;シァノ基;フッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等のハロゲン原子;メチル、 エヂル、 n—プロピル、 イソプロピル等の Ci— 3アルキル基;クロロメチル、 フルォロメ チル、 プロモメチル、 ジクロロメチル、 ジフルォロメチル、 ジブロモメチル、 トリクロ口 メチル、 トリフルォロメチル、 トリプロモメチル、 トリクロロェチル、 トリフルォロェチ ル、 ペンタフルォロェチル等の d— 3ハロアルキル基またはメトキシ、 エトキシ、 n—プ ロポキシ、 イソプロポキシ、 n—ブトキシ、 s e c—ブトキシ、 イソブトキシ、 t一ブト キシ等の C 4アルコキシ基を表し、
Y2は、 水素原子;フッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等のハロゲン原子;メチル、 ェチル、 η—プロピル、 イソプロピル等の C 3アルキル基; C 3ハロアルキル基またはメトキ シ、 エトキシ、 n—プロボキシ、 イソプロポキシ、 n—ブトキシ、 s e c—ブトキシ、 ィ ソブトキシ、 t—ブトキシ等のじェ アルコキシ基を表し、
Zは、 酸素原子または硫黄原子を表す。) で表される化合物。 本発明化合物は、 例えば、 以下の方法により製造することができる。
(式中、 R X1¾ X2 X3 Y1¾ Y2 Zおよび nは前記と同じ意味を表し、 L2はハロ ゲン原子等の脱離基を表す。 ) 式 (2) で表される化合物と式 (3) で表される化合物とを塩基存在下に反応させるこ とによって、 式 (1) で表される化合物を得ることができる。
この反応で用いられる塩基としては、 水酸化ナトリウム、 水酸化カリウム等のアルカリ 金属水酸化物、 炭酸ナトリウム、 炭酸カリウム等の炭酸塩、 ナトリウムメトキシド、 カリ ゥム t一ブ卜キシド、 マグネシウムエトキシド等の金属アルコキシド、 n—プチルリチウ ム、 LDA等の有機金属、 水素化ナトリウム、 水素化カリウム等の金属水素化物、 トリヱ チルァミン、 ジイソプロピルァミン、 ピリジン等の有機塩基等が挙げられる。 また、 用い
ることのできる溶媒としては、 N, N—ジメチルホルムアミド (DMF)、 ジメチルスルホ キシド (DMSO)、 テトラヒドロフラン (THF)、 ァセトニトリル、 へキサメチルリン 酸トリアミド (HMPA;)、 ベンゼン、 トルエン、 ジクロロメタン、 クロ口ホルム、 四塩ィ匕 炭素等を用いることができる。 反応温度は一 78 °Cから用いる溶媒の沸点までの温度範囲 が好ましい。
その他、 ベンゼン、 トルエン、 ジクロロメタン、 クロ口ホルム、 四塩化炭素等と水の二 相系溶媒中で、 4級ァミン塩等の相関移動触媒と水酸化ナトリウム、 水酸化カリウム等の 塩基を用い、 _ 78°Cから用いる溶媒の沸点までの温度範囲で反応を行 'い、 式 (1) で示 される化合物を得ることもできる。 なお、 本発明の化合物である一般式 [1] で示される化合物には、 以下に示すように、 立体異性体が存在し、 反応条件および精製方法によって、 2種のうちのいずれか 1種の異 性体のみが得られる場合、 あるいは 2種の異性体混合物として得られる場合がある。 これ らの異性体は全て本発明の範囲に含まれる。
反応終了後は、 通常の後処理を行なうことにより目的物を得ることができる。 本発明化 合物の構造は、 I R, NMRおよび MS等から決定した。 以上のようにして製造することのできる本発明化合物の代表例を、 第 1表から第 3表に 示す。 なお、 表中の略記号は以下の意味を示す。
Me :メチル、 E t :ェチル、 P r :プロピル、 B u:ブチル、 Pen :ペンチル、 He :へキシル、 Ph:フエニル、 n:ノルマル、 i :イソ、 t :ターシャリ一、 c :シク Π
第 1表の 1 (R = Me ; Z = 0)
R = M e ; Z == 0以外である化合物を第 1表の 2に例示する ;
第 1表の 2
R Z R Z
Et 0 第 1表の 1の組み合わせ cPr 0 第 1表の 1の組み合わせ nPr 0 第 1表の 1の組み合わせ cBu O 第 1表の 1の組み合わせ iPr 0 第 1表の 1の組み合わせ cPen O 第 1表の 1の組み合わせ nBu 0 第 1表の 1の組み合わせ cHex O 第 1表の 1の組み合わせ iBu 0 第 1表の 1の組み合わせ cOct O 第 1表の 1の組み合わせ tBu 0 第 1表の 1の組み合わせ 1-Me-cPr 0 第 1表の 1の組み合わせ nPen 0 第 1表の 1の組み合わせ 2-Me-cPr O 第 1表の 1の組み合わせ nHex 0 第 1表の 1の組み合わせ 2,3-Me2-cPr O 第 1表の 1の組み合わせ
CF3 0 第 1表の 1の組み合わせ 2,2-Me2-cPr 0 第 1表の 1の組み合わせ
CH2CF3 0 第 1表の 1の組み合わせ 2,2-Cl2-cPr 0 第 1表の 1の組み合わせ
CF(CF3)2 0 第 1表の 1の組み合わせ 1-Me-cPen 0 第 1表の 1の組み合わせ nC6F13 0 第 1表の 1の組み合わせ 1-Me-cHex O 第 1表の 1の組み合わせ
CC13 0 第 1表の 1の組み合わせ Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ
CH2OMe 0 第 1表の 1の組み合わせ 4-N02-Ph O 第 1表の 1の組み合わせ
CH2Oet 0 第 1表の 1の組み合わせ 4-CN-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ
CH2(0-iPr) 0 第 1表の 1の組み合わせ 2-F-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ
CH2SMe 0 第 1表の 1の組み合わせ 3-F-Ph O 第 1表の 1の組み合わせ
CH2SEic 0 第 1表の 1の組み合わせ 4-F-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ
CH2(S-iPr) 0 第 1表の 1の組み合わせ 2,6-F2-Ph O 第 1表の 1の組み合わせ
CH2Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ 3,5-F2-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ
CH2-(4-Cl)-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ 2-Cl-Ph O 第 1表の 1の組み合わせ
CH2CH2Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ 3-Cl-Ph O 第 1表の 1の組み合わせ
CH2OPh 0 第 1表の 1の組み合わせ 4-Cl-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ
CH2SPh 0 第 1表の 1の組み合わせ 2,4-Cl2-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ
第 1表の 2 (つづき)
R Z Xi 2 (X3)nY1 Y2 R Z X1 X2 (X3)nY1 Y2
4-Br-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ Et S 第 1表の 1の組み合わせ
4-I-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ nPr s 第 1表の 1の組み合わせ
4-Me-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ iPr s 第 1表の 1の組み合わせ,4-Me2-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ nBu s 第 1表の 1の組み合わせ
4-tBu-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ iBu s 第 1表の 1の組み合わせ-nHex-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ tBu s 第 1表の 1の組み合わせ -cHex-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ nPen s 第 1表の 1の組み合わせ
4-CFg-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ nHex s 第 1表の 1の組み合わせ -OMe-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ CF3 s 第 1表の 1の組み合わせ -OMe-P O 第 1表の 1の組み合わせ s 第 1表の 1の組み合わせ-(0-iPr)-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ CF(CF3)2 s 第 1表の 1の組み合わせ-(0-tBu)-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ nC6F13 s 第 1表の 1の組み合わせ-(0-nHex)-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ cci3 s 第 1表の 1の組み合わせ-OCF3-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ CH2OMe s 第 1表の 1の組み合わせ -SMe-Ph O 第 1表の 1の組み合わせ CH2OEt s 第 1表の 1の組み合わせ -NHMe-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ CH2(0-iPr) s 第 1表の 1の組み合わせ-NMe2-Ph O 第 1表の 1の組み合わせ CH2SMe s 第 1表の 1の組み合わせ-COMe-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ CH2SEt s 第 1表の 1の組み合わせ-C02Me-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ CH2(S-iPr) s 第 1表の 1の組み合わせ-C02Et-Ph 0 第 1表の 1の組み合わせ CH2Ph s 第 1表の 1の組み合わせ
4-Ph-P O 第 1表の 1の組み合わせ CH2-(4-Cl)-Pli s 第 1表の 1の組み合わせ
3-OPh-P 0 第 1表の 1の組み合わせ CH2CH2Ph s 第 1表の 1の組み合わせ
OPh 0 第 1表の 1の組み合わせ CH2OPh s 第 1表の 1の組み合わせ -(4-Cl-P ) 0 第 1表の 1の組み合わせ CH2SPh s 第 1表の 1の組み合わせ
SPh 0 第 1表の 1の組み合わせ cPr s 第 1表の 1の組み合わせ
第 1表の 2 (つづき)
〔有害生物防除剤〕
本発明化合物は、 有害生物防除剤の有効成分として有用であり、 特に、 殺虫剤、 殺ダニ 剤、 殺線虫剤、 衛生害虫防除剤や水中付着生物防汚剤として有用である。
本発明化合物を実際に施用する際には他成分を加えることなく純粋な形で使用できるし、 また農薬として使用する目的で一般の農薬のとり得る形態、 例えば、水和剤、 粒剤、粉剤、 乳剤、 水溶剤、 懸濁剤、 顆粒水和剤等の形態で使用することもできる。
添加剤及び担体としては固型剤を目的とする場合は、 大豆粒、 小麦粉等の植物性粉末、 珪藻土、 燐灰石、 石こう、 タルク、 ベントナイト、 パイロフイライト、 クレー等の鉱物性 微粉末、 安息香酸ソ一ダ、 尿素、 芒硝等の有機及び無機化合物が使用される。 液体の剤型 を目的とする場合は、 ケロシン、 キシレンおよび石油系の芳香族炭化水素、 シクロへキサ ン、 シクロへキサノン、 ジメチルホルムアミド、 ジメチルスルホキシド、 アルコール、 ァ セトン、 メチルイソプチルケトン、 鉱物油、 植物油、 水等を溶剤として使用することがで さる。
また、 これらの製剤において均一かつ安定な形態をとるために、 必要ならば界面活性剤 を添加することもできる。 界面活性剤としては、 特に限定はないが、 例えば、 ポリオキシ ェチレンが付加したアルキルエーテル、 ポリォキシェチレンが付加した高級脂肪酸エステ ル、 ポリオキシエチレンが付加したソルビタン高級脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレン が付加しだトリスチリルフエ二ルェ一テル等の非イオン性界面活性剤、 ポリオキシェチレ ンが付加したアルキルフエニルエーテルの硫酸エステル塩、 アルキルナフタレンスルホン 酸塩、 ポリカルボン酸塩、 リグニンスルホン酸塩、 アルキルナフタレンスルホン酸塩のホ ルムアルデヒド縮合物、 ィソプチレン-無水マレイン酸の共重合体等が挙げられる。
製剤中の有効成分量は好ましくは 0 . 0 1〜9 0重量%であり、 特に好ましくは 0 . 0 5〜8 5重量%でぁる。 このようにして得られた水和剤、 乳剤、 懸濁剤、 水溶剤, 顆粒水 和剤等は水で所定の濃度に希釈して溶液、 懸濁液あるいは乳濁液として、 粉剤 ·粒剤はそ のまま植物あるいは土壌に適用される。
なお、 本発明化合物は単独でも十分有効であることは言うまでもないが、 各種の殺菌剤 や有害生物防除剤または共力剤の 1種又は 2種以上と混合して使用することもできる。 本発明化合物と混合して使用することのできる殺菌剤、 殺虫剤、 殺ダニ剤、 植物生長調 節剤の代表例を以下に示す。
殺菌剤:
キヤブタン、 フオルペット、 チウラム、 ジラム、 ジネブ、 マンネブ、 マンコゼブ、 プロ ビネブ、 ポリカーバメート、 クロロタ口ニン、 キン! ゼン、 キヤプ夕ホル、 ィプロジォ ン、 プロサイミドン、 ビンクロゾリン、 フルォロイミド、 サイモキサニル、 メプロニル、 フルトラニル、 ペンシクロン、 ォキシカルポキシン、 ホセチルアルミニウム、 プロパモカ
—ブ、 トリアジメホン、 トリアジメノール、 プロピコナゾール、 ジクロブトラゾール、 ビ テル夕ノール、 へキサコナゾ一ル、 マイクロブ夕ニル、 フルシラゾール、 エタコナゾ一ル、 フルォ卜リマゾール、 フル卜リアフェン、 ペンコナゾ一ル、 ジニコナゾ一ル、 サイプロコ ナゾーズ、 フエナリモール、 トリフルミゾ一ル、 プロクロラズ、 イマザリル、 ぺフラゾェ ート、 トリデモルフ、 フェンプロピモルフ、 トリホリン、 ブチオベート、 ピリフエノック ス、 ァニラジン、 ポリオキシン、 メタラキシル、 ォキサジキシル、 フララキシル、 イソプ ロチオラン、 プロべナゾール、 ピロ一ルニトリン、 ブラストサイジン s、 カスガマイシン、 バリダマイシン、 硫酸ジヒドロストレプトマイシン、 べノミル、 カルベンダジム、 チオフ ァネ一トメチル、 ヒメキサゾール、 塩基性塩化銅、 塩基性硫酸銅、 フェンチンアセテート、 水酸化トリフエニル錫、 ジエトフェンカルプ、 メタスルホカルプ、 キノメチオナー卜、 ピナパクリル、 レシチン、 重曹、 ジチアノン、 ジノカップ、 フエナミノスルフ、 ジクロメ ジン、 グァザチン、 ドジン、 I B P、 エディフェンホス、 メパニピリム、 フェルムゾン、 トリクラミド、 メタスルホカルプ、 フルアジナム、 エトキノラック、 ジメトモルフ、 ピロ キロン、 テクロフ夕ラム、 フサライド、 フエナジンォキシド、 チアベンダゾール、 トリシ クラゾール、 ビンクロゾリン、 シモキサニル、 シクロブ夕ニル、 グァザチン、 プロパモカ ルブ塩酸塩、 ォキゾリニック酸。
有害生物防除剤:
有機燐及びカーバメー卜系殺虫剤:
フェンチオン、 フエニトロチオン、 ダイアジノン、 クロルピリホス、 E S P、 バミドチ オン、 フェントエー卜、 ジメトェ一ト、 ホルモチオン、 マラソン、 トリクロルホン、 チォ メトン、 ホスメット、 ジクロルボス、 ァセフェート、 E P B P、 メチルパラチオン、 ォキ シジメトンメチル、 ェチオン、 サリチオン、 シァノホス、 イソキサチオン、 ピリダフェン チオン、 ホサロン、 メチダチオン、 スルプロホス、 クロルフェンビンホス、 テ卜ラクロル ビンホス、 ジメチルビンホス、 プロパホス、 イソフェンホス、 ェチルチオメトン、 プロフ エノホス、 ピラクロホス、 モノクロトホス、 ァジンホスメチル、 アルディカルブ、 メソミ ル、 チォジカルプ、 カルポフラン、 カルボスルファン、 ベンフラカルプ、 フラチォカルプ、 プロボキスル、 B P M C、 MTM C、 M I P C、 力ルバリル、 ピリミカ一ブ、 ェチォフエ ンカルプ、 フエノキシカルプ等。
ピレスロイド系殺虫剤:
ペルメトリン、 シペルメトリン、 デルタメスリン、 フェンバレレート、 フェンプロパト リン、 ピレトリン、 アレスリン、 テトラメスリン、 レスメトリン、 ジメスリン、 プロパス リン、 フエノトリン、 プロトリン、 フルバリネート、 シフルトリン、 シハロトリン、 フル シトリネート、 エトフェンプロクス、 シクロプロトリン、 トラロメトリン、 シラフルオフ ェン、 ァクリナトリン等。
'系その他の殺虫剤:
ジフルべンズロン、 クロルフルァズロン、 へキサフルムロン、 トリフルムロン、 テトラ ベンズロン、 フルフエノクスロン、 フルシクロクスロン、 ブプロフエジン、 ピリプロキシ フェン、 メトプレン、 ベンゾェピン、 ジァフェンチウロン、 イミダクロプリド、 二テンピ ラム、 ァセタミプリド、 カルタップ、 チオシクラム、 ベンスルタップ、 クロルフエナビル、 エマメクチンべンゾエート、 テブフエノジド、 フィプロニル、 硫酸ニコチン、 ロテノン、 メタアルデヒド、 機械油、 B Tや昆虫病原ウィルスなどの微生物農薬等。
殺線虫剤:
フエナミホス、 ホスチアゼート等。
殺ダニ剤:
クロルべンジレート、 フエ二ソブロモレ一ト、 ジコホル、 アミトラズ、 B P P S、 ベン ゾメート、 へキシチアゾクス、 酸化フェンブタスズ、 ポリナクチン、 キノメチォネート、 C P C B S、 テトラジホン、 アベルメクチン、 ミルべメクチン、 クロフエンテジン、 シへ キサチン、 ピリダベン、 フェンピロキシメート、 テブフェンビラド、 ピリミジフェン、 フ エノチォカルプ、 ジエノクロル、 エトキサゾ一ル、 ハルフェンプロックス、 ァセキノシル、 ビフエナゼ一ト等。
植物生長調節剤:
ジべレリン類 (例えばジべレリン A3、 ジベレリン A4、 ジベレリン A7 )、 I AA、 N AA等。
本発明化合物は、 農業上の有害生物、 衛生害虫、 貯殻害虫、 衣類害虫、 家屋害虫等の防 除に使用でき、 殺成虫、 殺若虫、 殺幼虫、 殺卵作用を有する。 その代表例として、 下記の ものが挙げられる。
鱗翅目害虫、 例えば、 ハスモンョトウ、 ョトウガ、 タマナヤガ、 ァォムシ、 夕マナギン ゥヮバ、 コナガ、 チヤノコカクモンハマキ、 チヤハマキ、 モモシンクィガ、 ナシヒメシン クイ、 ミカンハモグリガ、 チヤノホソガ、 キンモンホソガ、 マイマイガ、 チャドクガ、 二 カメィガ、 コブノメイガ、 ョ一口ビアンコーンポーラ一、 アメリカシロヒトリ、 スジマダ ラメィガ、 へリオティス属、 へリコベルパ属、 ァグロティス属、 ィガ、 コドリンガ、 ヮ夕 ァカミムシ等、
半翅目害虫、例えば、 モモァカアブラムシ、 ヮタアブラムシ、 ニセダイコンアブラムシ、 ムギクビレアブラムシ、 ホソヘリカメムシ、 ァォクサカメムシ、 ャノネカイガラムシ、 ク ヮコナカィガラムシ、 オンシッコナジラミ、 タバココナジラミ、 ナシキジラミ、 ナシダン パイムシ、 トビイロゥン力、 ヒメ卜ビゥン力、 セジロウンカ、 ツマグロョコバイ等、 鞘翅目害虫、 例えば、 キスジノミハムシ、 ゥリハムシ、 コロラドハムシ、 イネミズゾゥ ムシ、 コクゾゥムシ、 ァズキゾゥムシ、 マメコガネ、 ヒメコガネ、 ジアブロティカ属、 夕
バコシパンムシ、 ヒラタキクイムシ、 マツノマダラカミキリ、 ゴマダラカミキリ、 ァグリ ォティス属、 ニジユウャホシテントウ、 コクヌス卜、 ヮタミゾゥムシ等、
双翅目害虫、 例えば、 イエバエ、 ォォクロバエ、 センチニクバエ、 ゥリミバエ、 ミカン コミバエ、 タネバエ、 イネハモグリバエ、 キイ口ショウジヨウバエ、 サシバエ、 コガ夕ァ カイエ力、 ネッ夕イシマ力、 シナハマダラ力等、
総翅目害虫、 例えば、 ミナミキイロアザミゥマ、 チヤノキイロアザミゥマ等、 膜翅目害虫、 例えば、 イエヒメアリ、 キイロスズメバチ、 力ブラ八バチ等、
直翅目害虫、 例えば、 トノサマバッ夕、 チヤパネゴキブリ、 ヮモンゴキブリ、 クロゴキ プリ等
等翅目害虫、 例えば、 イエシロアリ、 ャマトシロアリ等、
隠翅目害虫、 例えば、 ヒトノミ等、 シラミ目害虫、 例えば、 ヒトジラミ等、
ダニ類、 例えば、 ナミハダ二、 ニセナミハダ二、 カンザヮハダ二、 ミカンハダニ、 リン ゴハダニ、 ミカンサビダ二、 リンゴサビダ二、 チヤノホコリダ二、 ブレビパルパス属、 ェ ォテトラニカス属、 ロビンネダニ、 ケナガコナダニ、 コナヒヨウヒダニ、 ォゥシマダニ、 フタトゲチマダニ等、
植物寄生性線虫類、 例えば、 サッマイモネコブセンチユウ、 ネグサレセンチユウ、 ダイ ズシストセンチユウ、 イネシンガレセンチユウ、 マツノザィセンチユウ等。
適用が好ましい有害生物としては、鱗翅目害虫、 半翅目害虫、鞘翅目害虫、総翅目害虫、 ハダ二類であり、 特に好ましくは鱗翅目害虫、 半翅目害虫、 ハダ二類である。
また、 近年コナガ、 ゥン力、 ョコバイ、 アブラムシ、 ハダ二等多くの害虫およびダニ類 において有機リン剤、 カーバメート剤や殺ダニ剤に対する抵抗性が発達し、 それら薬剤の 効力不足問題を生じており、 抵抗性系統の害虫やダニにも有効な薬剤が望まれている。 本 発明化合物は感受性系統のみならず、 有機リン剤、 カーバメート剤、 ピレスロイド剤抵抗 性系統の害虫や、 殺ダニ剤抵抗性系統のダニにも優れた殺虫殺ダニ効果を有する薬剤であ る。
本発明化合物は薬害が少なく、 魚類や温血動物への毒性が低く、 安全性の高い薬剤であ る。
また本発明化合物は、 水棲生物が船底、 魚網等の水中接触物に付着するのを防止するた めの防汚剤として使用することもできる。 発明を実施するための最良の形態:
次に、 実施例を挙げて、 本発明をさらに詳細に説明する。
実施例 1
2— [ 4— ( 2, 6—ジフルオロフェニル)チアゾ一ル—2—ィル]—3— ( S—メチルカ
ルポニルォキシ) 3— (2—メチルフエニル) アクリロニトリル (ィ匕合物番号 2— 1) の製造
2— [4— (2, 6—ジフルオロフェニル)チアゾールー 2—ィル]一 3—ヒドロキシー 3 - (2—メチルフエニル) アクリロニトリル 0. 5 gをァセトニトリル 5mlに溶解し、 氷冷下、 トリェチルァミン 0. 17 gおよびクロロチオギ酸 S—メチル 0. 19gを順次 加えた後、 室温にゆっくり戻した。 析出した塩を濾過、 濾液を減圧濃縮して得られた残渣 をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (展開溶媒; 1 : 4酢酸ェチル Znへキサン) で 精製した。 ここで得られた粗結晶を nへキサンで洗浄して目的化合物 0. 39 gを得た。 収率 65 %:融点 161— 162 °C 上記のようにして製造された本発明化合物の構造式と物理恒数を第 2表に示す。 なお略 号、 記号は前記と同じ意味を表す。
W
次に、 本発明の組成物の実施例を若干示すが、 添加物及び添加割合は、 これら実施例に 限定されるべきものではなく、 広範囲に変化させることが可能である。 また、 製剤実施例 中の部は重量部を示す。 製剤実施例 1 水和剤
本発明化合物 4 0部
クレー 4 8部
ジォクチルスルホサクシネートナトリゥム塩 4部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 8部
以上を均一に混合して微細に粉砕すれば、 有効成分 4 0 %の水和剤を得る。
製剤実施例 2 乳剤
本発明化合物 1 0部
ソルべッソ 2 0 0 5 3部
シクロへキサノン 2 6部
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム塩 1部
ポリォキシエチレンアルキルァリルエーテル 1 0部
以上を混合溶解すれば、 有効成分 1 0 %の乳剤を得る。 製剤実施例 3 粉剤
本発明化合物 1 0部
クレー 9 0部
以上を均一に混合して微細に粉砕すれば、 有効成分 1 0 %の粉剤を得る 製剤実施例 4 粒剤
本発明化合物 5部
クレー 7 3部
ベントナイト 2 0部
ジォクチルスルホサクシネートナトリウム塩
1部
リン酸カリウム 1部
以上をよく粉碎混合し、 水を加えてよく練り合せた後、 造粒乾燥して有効成分 5 %の粒 剤を得る。 製剤実施例 5
本発明化合物 1 0部
ポリオキシエチレンアルキルァリルエ- -テル 4部
ポリカルボン酸ナトリウム塩 2部
グリセリン 1 0部
キサンタンガム 0 . 2 ¾
水 7 3 . 8部
以上を混合し、 粒度が 3ミクロン以下になるまで湿式粉碎すれば、 有効成分 1 0 %の懸濁剤 を得る。 製剤実施例 6 顆粒水和剤
本発明化合物 40部
クレー 36部
塩化カリウム 10部
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 1部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 8部
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリゥム塩の
ホルムアルデヒド縮合物 5部
以上を均一に混合して微細に粉枠後, 適量の水を加えてから練り込んで粘土状にする. 粘土 状物を造粒した後乾燥すれば、 有効成分 40 %の顆粒水和剤を得る。 産業上の利用可能性:
以上のようにして得られた本発明の組成物を有害生物防除剤として適用した例を以下に 示す。 試験例 1 ヮタァブラムシに対する効力
3寸鉢に播種した発芽 10日が経過したキユウリにヮタアブラムシ成虫を接種した。 1 日後に成虫を除去し >産下された若虫が寄生するキユウリに、前記製剤実施例 2に示され た乳剤の処方に従い、化合物濃度が 125ppmになるように水で希釈した薬液を散布した。 温度 25° 湿度 65%の恒温室内に置き、 5日後に生死を調べ、殺虫率を求めた。試験は 2 反復である。その結果、以下の化合物が 100%の殺虫率を示した。なお、化合物番号は第 2表に対応する。
2- I 2— 2、 2— 3、 2— 4、 2— 5、 2— 6、 2— 7、 2— 8、 2— 9、 2-1 0、 2— 11、 2— 12、 2— 13、 2— 14
対照に用いたピリミカーブの殺虫率は 9 %であった。 試験例 2 ァヮョトウに対する効力
前記製剤実施例 1に示された水和剤の処方に従い、化合物濃度が 125ppm になるよう に水で希釈した。その薬液中にトウモロコシ葉を 30秒間浸潰し風乾後、ろ紙を敷いたシャ ーレに入れ、ァヮョトウ 2齢幼虫 5頭を接種した。ガラス蓋をして、温度 25°C>湿度 65% の恒温室内に置き、 5日後に生死を調べ、殺虫率を求めた。試験は 2反復である。その結果、 以下の化合物が 100%の殺虫率を示した。
2— 1、 2— 2、 2— 3、 2— 4、 2— 5、 2— 6、 2— 7、 2— 8、 2— 9、 2- 1 0、 2 - 11、 2- 12
対照に用いたクロルジメフオルムの殺虫率は 40%であった。
試験例 3 ミカンハダニに対する効力
シャーレ内に置いたミカン葉に薬剤感受性ミカンハダニ雌成虫を 8頭接種した。 前記製 剤実施例 2に示された乳剤の処方に従い,化合物濃度が 125ppm になるように希釈した 薬液を、 回転散布塔により一定量散布した。温度 25°C、湿度 65%の高温室に保持し、散 布 3日後に殺成虫率を調査した。 その結果、 以下の化合物が 100%の殺虫率を示した。
2— 3、 2-4
対照に用いたクロルジメホルムの殺虫率は 13%であった。 試験例 4 ナミハダ二に対する効力
3寸鉢に播種したィンゲンの発芽後 7〜 10日を経過した第 1本葉上に、 有機リン剤抵 抗性のナミハダ二雌成虫を 17頭接種したのち、 前記薬剤の実施例 1に示された水和剤の 処方に従い、 化合物濃度が 125 ppmになるように水で希釈した薬液を散布した。 温度 25°C、 湿度 65%の恒温室内に置き、 3日後に殺成虫率を調査した。 試験は 2反復であ る。 その結果、 以下の化合物が 100%の殺虫率を示した。
2-13