WO2004032099A1 - 液晶ラベル、液晶ラベル連続体および液晶ラベルの製造方法 - Google Patents

液晶ラベル、液晶ラベル連続体および液晶ラベルの製造方法 Download PDF

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Abstract

 しなやかで、被貼着体の面に沿って貼着し易く、比較的低コストで製造することができ、偽造防止用ラベルとして用いることが可能な、液晶ラベル、液晶ラベル連続体およびその製造方法を提供する。この発明の液晶ラベル(10)は、透明または半透明性を有する基材(12)と、基材(12)の裏面側に形成された液晶層(14)と、液晶層(14)の基材(12)とは反対側の面に形成された背景層(16)と、背景層(16)の液晶層(14)とは反対側の面に形成された接着剤層(18)とからなる。この発明の液晶ラベルの製造方法は、透明または半透明性を有する基材の裏面側に液晶層を形成するステップと、液晶層の基材とは反対側の面に背景層を形成するステップと、背景層の液晶層とは反対側の面に接着剤層を形成するステップとからなる。

Description

明 細 書 液晶ラベル、 液晶ラベル連続体および液晶ラベルの製造方法 技術分野
この発明は、 液晶ラベル、 液晶ラベル連続体および液晶ラベルの製造 方法に関し、 特にたとえば、 偽造を防止することができるラベルとして 用いて好適な液晶ラベル、 液晶ラベル連続体およびその製造方法に関す る。 背景技術
従来、 ラベルの記録層は、 感熱記録、 感熱発色、 印刷等で形成されて いるために、 比較的容易にラベルの偽物を作りやすく、 偽物と本物との 違いは、 見た目には分かりにくい構造を備えている。 また、 紫外線や赤 外線等を照射すると発光する材料を用いたラベルは、 紫外線や赤外線を 照射することによってはじめて、 ラベルが偽物と分かるものであって、 目視のみでは、 真正性の判別が難しかった。
そこで、 特開 2 0 0 2— 2 0 5 4 7 1に開示された、 真正性識別性ラ ベルのような、 真正性の識別できるラベルが提案されている。
この従来の真正性識別性ラベルは、 従来ラベルの表示材料としては殆 ど用いられていないコレステリック液晶顔料を含有する表示材料を用い るために、 これら材料に対する知識がないと、 その材料の機能を発揮さ せ得ないために、 偽造防止用ラベルとしては、 その偽造が困難なゆえに 、 適するものとなる。
しかしながら、 発明の目的を実現するのが難しい構成であるがゆえに 、 ラベルのコストも高くなり、 たとえば、 単価の低い部品の偽造防止用 ラベルとして用いるには適さないし、 また柔軟性に乏しい。 すなわち、 液晶層等の層の上に、 その層が未だ粘着性を失わないうちに、 直径が 1 0〜 1 0 0 ^ m、 好ましくは 5 0 m以下の微小球状体透明ビーズ、 好 ましくはガラス製の (硬い) ビーズを均一に、 好ましくは 2層以上重な らないように、 1層に形成しなければならないという制御の困難な操作 を伴うので、 製造の再現性に問題があり、 歩留まりが低くならざるを得 ず、 製造コストが高騰し、 柔軟性も不十分である。
したがって、 微小ビーズを整列させる操作や、 液晶層に粘着性をもた せた状態で他の層を積層するような操作を採用しな,いものの方が、 同じ 性能のラベルを再現性高く、 歩留まりよく、 比較的低コストで製造する ことができ、 且つ、 見る方向を変えてラベルを観察するだけで、 汎用の ラベルとの違いを直ちに識別できる、 偽造防止用ラベルを製造し易い。 それゆえに、 この発明の主たる目的は、 しなやかで、 被貼着体の面に 沿って貼着し易く、 比較的低コストで製造することができ、 偽造防止用 ラベルとして用いることが可能な、 液晶ラベル、 液晶ラベル連続体およ びその製造方法を提供することである。 発明の開示
この発明にかかる請求項 1に記載の液晶ラベルは、 透明または半透明 性を有する基材と、 基材の裏面側に形成された液晶層と、 液晶層の基材 とは反対側の面に形成された背景層と、 背景層の液晶層とは反対側の面 に形成された接着剤層とを含む、 液晶ラベルである。
この発明にかかる請求項 2に記載の液晶ラベルは、 液晶層が、 コレス テリック相からなる液晶組成物を含有する、 請求項 1に記載の液晶ラベ ルである。
この発明にかかる請求項 3に記載の液晶ラベルは、 液晶層が、 基材の 裏面に部分的に形成された、 請求項 1または請求項 2に記載の液晶ラベ ルである。
この発明にかかる請求項 4に記載の液晶ラベルは、 基材の裏面に部分 的に隠蔽層が形成され、 且つ、 基材の裏面に隠蔽層を覆うように液晶層 が形成された、 請求項 1または請求項 2に記載の液晶ラベルである。
この発明にかかる請求項 5に記載の液晶ラベルは、 背景層が、 赤外線 の吸収率に差を設けた部分を有する、 請求項 1ないし請求項 4のいずれ かに記載の液晶ラベルである。
この発明にかかる請求項 6に記載の液晶ラベルは、 背景層において赤 外線の吸収率の差を設けた部分が、 可視光下で識別されないように構成 された、 請求項 5に記載の液晶ラベルである。
この発明にかかる請求項 7に記載の液晶ラベルは、 各層間の接着強度 および接着剤層を除く各層の凝集破壊強度のうちの少なくとも 1つの強 度が、 接着剤層の凝集破壊強度より弱く構成された、 請求項 1ないし請 求項 6のいずれかに記載の液晶ラベルである。
この発明にかかる請求項 8に記載の液晶ラベルは、 基材および液晶層 間の接着強度が、 液晶層および背景眉間の接着強度より弱く、 背景層お よび接着剤層間の接着強度より弱く、 かつ、 液晶層、 背景層および接着 剤層の各層の凝集破壊強度より弱く構成された、 請求項 7に記載の液晶 ラベルである。
この発明にかかる請求項 9に記載の液晶ラベルは、 液晶層、 背景層お よび接着剤層のうちの液晶層および/または背景層の凝集破壊強度が、 液晶層、 背景層および接着剤層のうちの他の層の凝集破壊強度より弱く 、 基材および液晶層間の接着強度より弱く、 液晶層および背景層間の接 着強度より弱く、 かつ、 背景層および接着剤層間の接着強度より弱く構 成された、 請求項 7に記載の液晶ラベルである。 この発明にかかる請求項 1 0に記載の液晶ラベルは、 基材および液晶 層間の接着強度、 液晶層および背景層間の接着強度、 背景層および接着 剤層間の接着強度、 液晶層の凝集破壊.強度、 および背景層の凝集破壊強 度のうちの少なくとも 1つの強度が、 接着剤層の凝集破壊強度より弱く 構成された、 請求項 7に記載の液晶ラベルである。
この発明にかかる請求項 1 1に記載の液晶ラベル連続体は、 透明また は半透明性を有し、 その表面は剥離性を備えた基材と、 基材の裏面側に 形成された液晶層と、 液晶層の基材とは反対側の面に形成された背景層 と、 背景層の液晶層とは反対側の面に形成された接着剤層とを含み、 基 材の表面を外側とし、 接着剤層を内側として巻回された、 液晶ラベル連 In;体であ。。
この発明にかかる請求項 1 2に記載の液晶ラベル連続体は、 ラベルが
、 透明または半透明性を有する基材と、 基材の裏面側に形成された液晶 層と、 液晶層の基材とは反対側の面に形成された背景層と、 背景層の液 晶層とは反対側の面に形成された接着剤層とを含み、 ラベルは、 接着剤 層の背景層とは反対側の面において、 セパレー夕に仮着された、 液晶ラ ベル連続体である。
この発明にかかる請求項 1 3に記載の液晶ラベルの製造方法は、 透明 または半透明性を有する基材の裏面側に液晶層を形成するステツプと、 液晶層の基材とは反対側の面に背景層を形成するステップと、 背景層の 液晶層とは反対側の面に接着剤層を形成するステツプとを含む、 液晶ラ ベルの製造方法である。
この発明にかかる請求項 1 4に記載の液晶ラベルの製造方法は、 液晶 層を形成するステツプが、 液晶層形成用塗液を塗工してコレステリック 相を形成し得る温度まで加熱し、 コレステリック相を形成し、 紫外線照 射して U V架橋してコレステリック相を固定するステップを含む、 請求 項 1 3に記載の液晶ラベルの製造方法である。
この発明の上述の目的、 その他の目的、 特徴および利点は、 図面を参 照して行う以下の発明の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろ う。 図面の簡単な説明
第 1図は、 この発明の一実施の形態である液晶ラベルの断面図解図で ある。
第 2図は、 コレステリック相の分子配列を示す図解図である。
第 3図は、 ラベル連続体の製造方法を示す平面図解図である。
第 4図は、 この発明の別の実施の形態である液晶ラベルの断面図解図 である。
第 5図は、 この発明のさらに別の実施の形態である液晶ラベルの断面 図解図である。
第 6図は、 第 5図に示す液晶ラベルを可視光下で見たときの平面図解 図である。
第 7図は、 暗闇の中で第 5図に示す液晶ラベルの表面に赤外線を照射 してその液晶ラベルの表面側からの反射光を C C Dカメラで捉えた映像 を示す図解図である。 発明を実施するための最良の形態 '
第 1図は、 この発明の一実施の形態である液晶ラベルの断面図解図で ある。
この液晶ラベル 1 0は、 透明または半透明性を有するポリエステルフ イルム等のような合成樹脂製シ一トまたはフィルムからなる基材 1 2と 、 基材 1 2の裏面側に形成されたコレステリック液晶が固定されてなる 液晶層 1 4と、 前記液晶層 1 4の基材 1 2とは反対側の面に形成され、 前記液晶層 1 4の光輝性を際立たされるために形成された背景層 1 6と 、 前記背景層 1 6の液晶層 1 4側とは反対側の面に形成された粘着剤な どを塗布してなる接着剤層 1 8とからなる。
基材 1 2は、 透明性の P E Tなどのプラスチックフィルム, シートな どを用いることが適するが、 特に液晶層 1 4を形成する側の基材 1 2の 面 (すなわち、 基材 1 2の表面) は、 透明性を増し、 また、 この液晶ラ ベル 1 0を被貼着体より剥がそうとしたとき、 液晶層 1 4との間におい て層間剥離し易いようにするために、 平滑性に優れていることが望まし レ^ さらに、 基材 1 2と液晶層 1 4の間において層間剥離しやすくする ために、 液晶層を形成する表面側は表面処理がなされていないことが望 ましい。 ときには、 液晶層 1 4を構成する液晶分子の配向を助長するた め、 液晶層 1 4を形成する基材 1 2表面に、 基材 1 2の長手方向に微細 な線状痕を形成してもよい。
液晶層 1 4を構成する液晶組成物としては、 コレステリック液晶が選 択され、 コレステリック液晶は、 螺旋構造のコレステリック相あるいは キラルネマチック相 (第 2図参照) を示す化合物を塗工してなる。
コレステリック相あるいはキラルネマチック相を示す化合物としては 、 コレステリルノナノエ一ト、 コレステリルミリステート等のほか、 表 1に示すようなものがある。
(以下余白) 〕i A.
。◦ P Π
OO P
o
o ί
CO
oO 。リ
¾。 。 。09
Figure imgf000009_0001
(表 1の注) 表 1の相転移温度の欄において、 Cは結晶性固体、 Sはス メクチック相、 S c * はキラルスメクチック C相、 C hはコレステリッ ク相、 N * はキラルネマチック相、 I は等方性液体を表す。 また、 表 2に示す単独でネマチック相を示す化合物に、 表 3に示すキ ラル化合物を加えてもキラルネマチック相を形成する (以下、 コレステ リック相、 キラルネマチック相の区別をせずに、 コレステリック相と総 称する) 。
(以下余白)
表 2
Figure imgf000011_0001
υ
Figure imgf000011_0002
(表 2の注) 表 2の相転移温度の檷において、 Cは結晶性固体、 Nはネ マチック相、 Iは等方性液体を表す。 表 3
Figure imgf000012_0001
(表 3の注) ネマチック相を示す液晶にキラル分子を添加すると、 キラ ルネマチック相 (Ν*) が得られる。 この場合、 その混合液晶のピッチ の逆数 l /pは、 キラル分子のモル濃度 χΒが小さい領域では、 χΒに比 例する。 それゆえ、 l Zp xBのことを、 キラルのねじり力という。
この発明にかかる液晶層 1 4は、 コレステリック相が固定されたもの であり、 その固定の方法としては、 たとえば、 液晶分子の両末端にァク リル基を有さしめ、 これを基材 1 2に塗工し、 この塗工物をコレステリ ック相を形成し得る温度まで加熱し、 コレステリック相を形成し、 紫外 線照射をすることにより、 UV架橋してコレステリック相を固定する。 そのため、 温度等、 環境が変化しても、 コレステリック相は安定して 存在する。
あるいは、 液晶分子と一般的に用いられるバインダーの混合物を塗工 し、 コレステリック相を形成し得る温度に加熱し、 コレステリック相を 形成し、 乾燥し、 バインダーでコレステリック相を固定してもよい。 液晶層形成用塗液は、 溶剤系でも非溶剤系でもよい。
溶剤系では、 溶剤として ΜΕΚ, Μ Ι ΒΚ等のケトン類、 トルエン、 酢酸ェチル等が好ましい。 また、 固形分濃度は、 特に制限はないが、 2 5〜 6 7 %が好ましい。 2 5 %を下回ると、 画線を鮮明に形成できなく なるおそれがあり、 乾燥に要する時間が長くなる。 6 7 %を超えると塗 液を加熱しないと固体が析出するおそれがある。 特に好ましい濃度範囲 は、 5 0〜 6 5 %である。 塗液からの溶剤の蒸発等による固体の析出の おそれをなくすために、 塗液を加熱しながら塗工することも行われる。 非溶剤系では、 塗工組成物をコレステリック相を形成する最低温度以 上、 好ましくはコレステリック相を形成する温度領域の温度に加熱しな がら塗工を行う。
溶剤系でも、 非溶剤系でも、 塗工物に形成されているコレステリック 相の固定を行うため、 コレステリック相を形成する温度範囲に液晶層形 成用塗工物を保ったまま、 架橋等を行う。 これによつて、 コレステリッ ク相は、 温度環境等が変わっても、 たとえば常温においても安定的に維 持される。
コレステリック相からなる液晶層 1 4は、 光輝性を示し、 見る方向に よって連続的に色調が変化する。 たとえば、 上から垂直に見たときには グリーンに見え、 水平に近い方向に見たときにはブルーに見えるといつ た如くである。
このコレステリック相を示す液晶層 1 4は、 広いスぺクトル領域で入 射する光の一部の波長領域のみが反射し、 これ以外の領域の波長は、 す ベて透過するという特徴を有する。
この液晶層 1 4は、 基材 1 2の裏面に全面にわたって形成されるので はなく、 文字、 絵等からなる画線が、 液晶層 1 4を形成する液晶層形成 用塗液を塗工して凸文字や抜き文字が形成されることによって、 画線を 構成するように形成されている。
なお、 螺旋のピッチ P (第 2図図示) が大きくなると、 長波長側の色 が現われ、 螺旋のピッチ Pが小さくなると、 短波長側の色が現われる。 このピッチを変えるには、 キラル化合物を添加した系においては、 キラ ル化合物の添加量を変更すればよい。
背景層 1 6は、 墨インキや赤、 青等の着色インキ等を印刷 ·塗工する ことによって形成される。 背景層 1 6は、 液晶層 1 4の光輝性を際立た せるために形成されたもので、 液晶層 1 4を覆うように基材 1 2の裏面 全面にわたって形成されている。 特に、 背景層 1 6としては、 墨インキ 等で形成された黒色が、 液晶層 1 4の光輝性を際立たせるために優れて いる。
また、 背景層 1 6の色彩によって、 液晶層 1 4の目視での色調が変化 するので、 背景層 1 6を形成するインキの組成や色が重要である。 たと えば、 背景層 1 6の色が黒のときは、 液晶層 1 4を目視すると、 ダリ一 ンからブルーの光輝性を示すのに対し、 背景層 1 6が赤のときは、 液晶 層 1 4を目視すると、 オレンジから紫の光輝性を示し、 また、 背景層 1 6が白に近い着色のときには、 液晶層 1 4は、 乳白色またはパール調を 示す。
したがって、 背景層 1 6を形成する色を 2以上に区分けして形成する と、 液晶層 1 4を目視したとき、 背景層 1 6の色彩の変化に対応した彩 り鮮やかな液晶ラベルとなる。
接着剤層 1 8は、 アクリル系、 ゴム系等の一般的な粘着剤が塗布され て形成されている。
接着剤層 1 8の表面には、 紙等の表面にシリコーン等の剥離剤が塗工 されてなるセパレー夕 2 0が仮着されている。
被貼着体に貼付けられた液晶ラベル 1 0を被貼着体から剥がそうとし たとき、 液晶ラベル 1 0が破壊して偽物のラベルに貼り替えられないよ うにするために、 たとえば、 次のような構成としてもよい。
基材 1 2と液晶層 1 4の接着強度を、 他の層間の接着強度、 すなわち 第 1図の場合は液晶層 1 4と背景層 1 6間および背景層 1 6と接着剤層 1 8間の接着強度、 および各層の凝集破壊強度より弱く構成する。 その 方法としては、 たとえば、 液晶層形成用塗液にバインダーを全く用いず またはバインダ一の量を抑制して、 基材 1 2と液晶層 1 4との接着強度 を調整する方法がある。
また、 背景層 1 6および/または液晶層 1 4の凝集破壊強度を、 他の 層の凝集破壊強度および各層間の接着強度より弱く構成してもよい。
このようにすれば、 基材 1 2と液晶層 1 4との間で層間剥離をしたり 、 背景層 1 6およびノまたは液晶層 1 4において、 凝集破壊し、 液晶ラ ベル 1 0を被貼着体から剥がそうとしたとき、 液晶ラベル 1 0が破壊し て、 他の偽物の品物にラベルを貼り替え、 偽物を真正品と見せかけるこ とができなくなる。
(実施例 1 )
基材として、 特に表面処理が施されていない、 幅 1 6 0mm、 厚さ 5 0 mの P ETフィルム (株式会社東洋紡製 E _ 5 0 0 0 ) を準備し、 別途、 基材の裏面に塗工されて液晶層を構成する塗液を準備する。
液晶層形成用塗液としては、 次の混合塗液を用いる。
両末端にァクリル基を有するネマチック液晶 (B A S F社の Paliocolo r LC242) · · · 5 5. 3重量%
キラル化合物 (B A S F社の Paliocolor LC756) · · · 2. 9重量% 紫外線重合開始剤 (チバスべシャリティーケミカルズ社の Irgacure 3 69) · · · 1. 8重量%
溶媒としてのメチルェチルケトン (MEK) - - - 4 0. 0重量% この液晶形成用塗液をもって、 グラビア版により、 乾燥後の厚さが 3 mとなるように、 絵柄を含めて、 凸文字、 抜き文字の画線を形成する ように塗工して、 乾燥ゾーン ( 1 1 0〜 1 2 0°C) を 1 5秒間通過させ て乾燥させ、 コレステリック相を形成する。 その後直ちに、 紫外線照射 をして、 紫外線 UV硬化を行い、 コレステリック相を固定する。 ネマチ ック液晶を形成する温度は、 5 9 °C以上 1 2 0〜 1 2 4 以下である。 これによつて、 基材上に、 安定的なコレステリック相からなる液晶層 を形成する (液晶層を形成するステップ) 。
次に、 背景層を形成するための墨インキ塗液 (東洋インキ製造株式会 社製 PANN E CO) を準備し、 この墨インキ塗液を基材の裏面に、 液晶層を覆うように、 グラビア版により乾燥後の平均厚さ 3 mとなる よう塗工する。 その後、 乾燥ゾーン ( 7 0〜 8 0°C) を 3秒間通過させ て、 墨インキ塗液を乾燥する。
而して、 液晶層を覆う背景層が基材の裏面に形成される (背景層を形 成するステップ) 。
次に、 紙の表面にシリコーン等の剥離剤が塗工されたセパレ一夕の表 面に、 粘着剤が塗工されたものを別途準備し、 前記基材の裏面に形成さ れた背景層側の裏面とセパレー夕の表面に形成された接着剤層の表面と を対向させ、 両者を積層ローラ間を通過させることにより積層する (接 着剤層を形成するステップ) 。
さらに、 前記基材、 液晶層および背景層からなる積層体と接着剤層お よびセパレ一夕の積層体とを積層した積層体を適宜な大きさのラベル ( 2 0 X 7 0 m m ) に成形するために、 基材の表面側よりセパレ一夕の接 着剤層側表面に至るようにダイカッ トを施す。 このように、 所定のラベ ル形状を成形した後、 ラベル以外の不要なカス部分をセパレー夕表面よ り取り除くカス上げを行う。
なお、 このラベルは、 第 3図に示すように、 セパレー夕の幅方向に一 定の間隔 ( 6 mm間隔) をおいて、 6列形成され、 各列のラベルは、 セ パレ一夕の長手方向に一定の間隔 (3 mm間隔) をおいて配列して設け られている。 そこで、 幅方向において 6列に並列されたラベル間におい て、 等間隔にセパレー夕をスリッ トし、 セパレー夕を 6本に分断して、 それぞれのセパレー夕の表面にラベルが所定の間隔をおいて、 連続して 配列されたラベル連続体を作成した。
なお、 このラベルの形状やラベル間の間隔は、 適宜変更してもよい。 この実施例の液晶ラベルは、 基材側から見ると、 見る方向によって、 緑ないし青紫に変化する鮮ゃかな光輝性を示した。
また、 この実施例においては、 液晶層を構成する液晶層形成用塗液に 、 バインダーを全く用いずに液晶層を形成しているので、 基材と液晶層 の界面の接着強度が、 他の層間の接着強度や各層の凝集破壊強度より弱 くなつているために、 被貼着体 (ポリプロピレンからなる) に貼り付け し、 被貼着体に貼り付けられた液晶ラベルを破壊することなく剥がそう と試みたが、 基材と液晶層との間で剥離し、 ラベルを被貼着体から破壊 することなく剥がすことはできなかった。
なお、 この実施例においては、 液晶層形成用塗液にバインダーを用い なかったが、 バインダーの量を少量加えても、 その量を抑制することに よって、 前記したように、 基材と液晶層の界面の接着強度を他の層間の 界面の接着強度や各層の凝集破壊強度より弱く設計することができる。
また、 この実施例において、 液晶層が基材の裏面全面に形成されても よい。 このように液晶層を基材の裏面全面に形成すれば、 全面がほぼ一 様な光輝性を示す画線のない液晶ラベルが得られる。
第 4図は、 この発明の液晶ラベルの別の実施の形態である断面図解図 である。
この液晶ラベル 1 1 0は、 透明または半透明性を有する基材 1 1 2と 、 前記基材 1 1 2の裏面側に形成された液晶層 1 1 4と、 前記液晶層 1 1 4の基材 1 1 2とは反対側の面に形成された背景層 1 1 6と、 前記背 景層 1 1 6の液晶層 1 1 4側とは反対側の裏面に形成された接着剤層 1 1 8と、 前記基材 1 1 2の裏面において部分的に形成された隠蔽層 1 2 2とからなる。
接着剤層 1 1 8の表面には、 紙等の表面にシリコーン等の剥離剤が塗 ェされてなるセパレ一タ 1 2 0が仮着されている。
この実施の形態の液晶ラベル 1 1 0は、 前記実施の形態の液晶ラベル 1 0と、 ほぼ同様の構成を有するが、 隠蔽層 1 2 2が設けられてあり、 この隠蔽層 1 2 2は、 背景層 1 1 6を形成するィンキと同様のインキに よって形成されている。 隠蔽層 1 2 2は、 隠蔽性を備え、 基材 1 1 2か ら見ても、 液晶層 1 1 4を透視し得ることができないようなものであれ ば、 半透明でもよい。 コレステリック相からなる液晶層 1 1 4を形成するためには、 コレス テリック相を形成する温度範囲に加熱する必要があり、 液晶層 1 1 4を 形成する際の温度がそれより高い温度でも低い温度でもコレステリック 相を形成しない。 塗工後の液晶層形成用塗膜を一旦コレステリック相を 形成する温度領域よりも高い温度、 すなわち液体化温度に加熱した後コ レステリック相を形成する温度領域に温度を下げた場合、 光輝性が低下 するおそれがあり、 また、 画線の鮮明性も劣化するおそれがあるので、 塗工後の乾燥は、 液体化温度まで力 Π熱しないことが好ましい。 且つ、 コ レステリック相を形成する温度領域にあっては、 できる限り高い温度に すると光輝性等において有利である。 これは、 コレステリック相の配向
(形成) がすみやかに確実に行われることによると想像される。
コレステリック相を形成した後は、 コレステリック相をそのまま安定 的に維持するため、 コレステリック相形成温度領域の温度において架橋 を行う等により、 コレステリック相を固定する必要がある。
したがって、 このような制限のない墨インキや、 赤色、 青色等の隠蔽 性のあるィンキで画線を形成する隠蔽層 1 2 2を形成し、 隠蔽層 1 2 2 と背景層 1 1 6との間に液晶層 1 1 4を全面に形成する構成とする方が 、 前記実施の形態の液晶ラベル 1 0より、 工程は 1工程増加するが画線 をより鮮明に形成しやすい。
また、 液晶層を全面に形成してあるこの実施の形態においては、 たと えばスム一ジングバーのようなもので基材 1 1 2上に塗工された液晶層 形成塗工物の表面を搔いて、 塗工物にシェアをかける等により、 より確 実に配向したコレステリック相の形成を促進するコレステリック相形成 促進化処理を行うこともできるという特徴も有する。
また、 基材 1 1 2は、 その厚さや材質について特に制限はないが、 あ まり薄くなると、 液晶層形成用塗液や背景層形成用塗液等が塗工しにく くなり、 基材 1 1 2にシヮ等が入り、 変形しやすくなるので、 2 5 程度以上の厚さが、 より好ましく、 また、 逆にあまり厚くなると、 ゴヮ ゴヮとし、 小さな部品等のように曲面等を備えたものの表面に貼着する 場合、 貼着しにくくなるので、 Ι δ Ο ^ πι程度以下が、 より好ましい。 また、 背景層 1 1 6および隠蔽層 1 2 2は、 それぞれ隠蔽効果が出る 厚み以上であればよく、 たとえば、 1 m以上が好ましく、 さらには、 2〜 5 m程度が、 より好ましい。
液晶層 1 1 4は、 光輝性が目視できる厚さ以上であればよく、 2〜 5 m程度が、 より好ましく、 l z mを下回ると、 その濃度が薄くなるお それがあるので、 あまり好ましくはない。
望ましくは、 この液晶ラベル 1 1 0を被貼着体から剥がそうとしたと き、 基材 1 1 2が液晶層 1 1 4等から剥離したり、 液晶層 1 1 4等が凝 集破壊する等、 液晶ラベル 1 1 0が破壊するように構成するとよい。 すなわち、 被貼着体に貼られているラベルを剥がして、 他の偽物の被 貼着体に貼り付けすることを防止するように、 液晶ラベル 1 1 0を剥が そうとすると、 液晶ラベル 1 1 0が破壊するような構成とする。 そのた めに、 たとえば、 次のような構成としてもよい。
基材 1 1 2と液晶層 1 1 4の接着強度を、 他の層間の接着強度および 各層の凝集破壊強度より弱く構成する。 その方法としては、 たとえば、 液晶層形成用塗液にバインダーを全く用いずまたはバインダ一の量を抑 制して、 基材 1 1 2と液晶層 1 1 4との接着強度を調整する方法がある また、 背景層 1 1 6および Zまたは液晶層 1 1 4の凝集破壊強度を、 他の層の凝集破壊強度および各層間の接着強度より弱く構成してもよい このようにすれば、 基材 1 1 2と液晶層 1 1 4との間で層間剥離をし たり、 背景層 1 1 6および/または液晶層 1 1 4において、 凝集破壊し 、 液晶ラベル 1 1 0を被貼着体から剥がそうとしたとき、 液晶ラベル 1 1 0が破壊して、 他の偽物の物品にラベルを貼り替えることができなく なる。
このように、 この液晶ラベル 1 1 0は、 液晶層 1 1 4の裏面に、 背景 層 1 1 6が形成されることにより、 通常の印刷技術や複写技術では真正 に近いラベルを作製し得ず、 また、 高度の印刷技術を有していたとして も、 液晶、 特にコレステリック相からなる液晶に関する知識がないと、 コレステリック相が高度に配向した安定した液晶層が得られないので、 ラベルを偽造することが極めて難しくなり、 且つ、 ラベルを貼り替えよ うとすると、 ラベルが破壊するために、 ラベルを偽物に貼り替え、 偽物 の被貼着体を本物に見せかけることも難しくなる。
(実施例 2 )
基材として、 特に表面処理が施されていない、 幅 1 6 0 mm、 厚さ 5 0 x mの P E Tフィルム (株式会社東洋紡製 E— 5 0 0 0 ) を準備し、 次に隠蔽層を形成するための墨ィンキ塗液 (東洋ィンキ製造株式会社製 P A N N E C O ) を準備する。
そして、 基材上に、 墨インキ塗液を、 グラビア版により、 乾燥後の厚 さ 2 . 5 mとなるように塗工し、 凸文字と抜き文字を設けて、 隠蔽層 を形成する (隠蔽層を形成するステップ) 。
別途、 基材の裏面に塗工されて液晶層を構成する塗液を準備する。 液晶層形成用塗液としては、 次の混合塗液を用いる。
両末端にァクリル基を有するネマチック液晶 (B A S F社の Paliocolo r LC242) · · · 5 5 . 3重量%
キラル化合物 (B A S F社の Paliocolor LC756) · . · 2 . 9重量% 紫外線重合開始剤 (チバスべシャリティ—ケミカルズ社の Irgacure 3 69) · · · 1. 8重量%
溶媒としてのメチルェチルケトン (MEK) - - - 4 0. 0重量% 次いで、 隠蔽層を覆うように、 基材裏面の全面にわたって、 グラビア 版により液晶層形成用塗液を塗工して、 塗工後の平均厚さ 3 となる 液晶層を形成する。 これ以外、 すなわち、 背景層を形成するステップお よび接着剤層を形成するステップは、 前記実施例 1 と同様にして液晶ラ ベルを作成した。
その結果得られた液晶ラベルは、 実施例 1 と同様な効果を奏した。 第 5図は、 この発明のさらに別の実施の形態である液晶ラベルの断面 図解図である。
第 5図に示す液晶ラベル 2 1 0は、 上述の液晶ラベル 1 0、 1 1 0と 同様に、 透明または半透明性を有する基材 2 1 2と、 基材 2 1 2の裏面 側に形成された液晶層 2 1 4と、 液晶層 2 1 4の基材 2 1 2とは反対側 の面に形成された背景層 2 1 6と、 背景層 2 1 6の液晶層 2 1 4側とは 反対側の裏面に形成された接着剤層 2 1 8とからなり、 接着剤層 2 1 8 の表面にはセパレー夕 2 2 0が仮着されている。
そのため、 この液晶ラベル 2 1 0は、 上述の液晶ラベル 1 0、 1 1 0 が奏する効果と同様の効果を奏する。
また、 この液晶ラベル 2 1 0では、 液晶層 2 1 4は、 基材 2 1 2の裏 面側において、 たとえばリング状の部分を除いた部分に形成される。
さらに、 この液晶ラベル 2 1 0では、 背景層 2 1 6は、 基材 2 1 2の 裏面側に液晶層 2 1 4を覆うようにして形成される。 この背景層 2 1 6 は、 主部分 2 1 6 aと画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cとからなる。 背景層 2 1 6の画線部分 2 1 6 bは、 液晶層 2 1 4において基材 2 1 2とは反対側の面に直線状に形成される。 また、 背景層 2 1 6の画線部 分 2 1 6 cは、 液晶層 2 1 4において基材 2 1 2とは反対側の面と基材 2 1 2の裏面とにわたつて直線状に形成される。 さらに、 背景層 2 1 6 の主部分 2 1 6 aは、 基材 2 1 2の裏面側において、 液晶層 2 1 4と画 線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cとを覆うようにして形成される。
また、 背景層 2 1 6は、 主部分 2 1 6 aの赤外線の吸収率に対して画 線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cの赤外線の吸収率が大きくなるように形 成される。
さらに、 この背景層 2 1 6は、 主部分 2 1 6 aと画線部分 2 1 6 bお よび 2 1 6 cとの可視域での色差 E * a bが小さく、 可視光下で主部分 2 1 6 aと画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cとが区別しにくく、 画線部 分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cが可視光下で識別されないように構成される この背景層 2 1 6の主部分 2 1 6 aの材料としては、 たとえばノンカ 一ボンインキが使用される。 ノン力一ボンインキとしては、 たとえば U V硬化型の次のィンキが使用される。
T&K 丁〇 八社の1;¥ KS T S L F L 耐性墨
また、 この背景層 2 1 6の画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cの材料と しては、 たとえばカーボンブラック入りインキが使用される。 カーボン ブラックィンキとしては、 たとえば UV硬化型の次のィンキが使用され る。
T&K TOKA社の N o . 5 B F 墨 O S
なお、 上述のように背景層 2 1 6の画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 c を可視光下で識別されないように構成するためには、 背景層 2 1 6の主 部分 2 1 6 aと画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cとの可視域での色差 E * a bを 6以下にすることが好ましく、その色差 E * a bを 3以下にする ことがさらに好ましい。
第 5図に示す液晶ラベル 2 1 0では、 それを可視光下で見たときの平 面図解図を第 6図に示すように、 基材 2 1 2を透して、 光輝性を有する 液晶層 2 1 4が見えるとともに、 液晶層 2 1 4の存在しない部分におい て背景層 2 1 6が黒いリング状に見える。
また、 第 5図に示す液晶ラベル 2 1 0では、 暗闇の中でその表面に赤 外線を照射してその液晶ラベル 2 1 0の表面側からの反射光を C CD力 メラ (ソニー社のビデオ力メラ D C R— P C 1 2 0をナイ トショッ トモ ードで使用) で捉えた映像を図 7に示すように、 背景層 2 1 6の画線部 分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cが暗く見え、 その他の部分が明るく見える。
したがって、 この液晶ラベル 2 1 0では、 上述の液晶ラベル 1 0、 1 1 0と比べて、 ラベル真正性の判別の確度をさらに向上することができ る。
なお、 この液晶ラベル 2 1 0では、 背景層 2 1 6の画線部分 2 1 6 b および 2 1 6 cが 3本の直線状に形成されているが、 背景層の画線部分 の数は 1、 2または 4以上に任意に変更されてもよく、 また、 背景層の 画線部分の形状は文字状、 図形状、 記号状などに任意に変更されてもよ い。
また、 この液晶ラベル 2 1 0では、 背景層 2 1 6の主部分 2 1 6 aの 赤外線の吸収率に対して画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cの赤外線の吸 収率が大きくなるように形成されているが、 背景層 2 1 6の画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cの赤外線の吸収率に対して主部分 2 1 6 aの赤外 線の吸収率が大きくなるように形成されてもよい。 この場合、 上述の C C Dカメラの映像において、 背景層 2 1 6の主部分 2 1 6 aが暗くなり 、 背景層 2 1 6の画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cが明るくなる。
なお、 この液晶ラベル 2 1 0において、 背景層 2 1 6の主部分 2 1 6 aは、 画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cにおいて基材 2 1 2とは反対側 の面上には形成されなくてもよい。 このように画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 c上に背景層 2 1 6の主部分 2 1 6 aが形成されなくても、 同様 の効果を奏する。
また、 この液晶ラベル 2 1 0において、 背景層 2 1 6の画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cを形成せずに、 背景層 2 1 6の主面部 2 1 6 a全体 がカーボンブラックインキまたはノンカーボンィンキで形成されてもよ い。 このように背景層 2 1 6の ΐ面部 2 1 6 a全体をカーボンブラック ィンキで形成すれば、 上述の C C Dカメラでの映像の全体が暗くなり、 背景層 2 1 6の主面部 2 1 6 a全体をノン力一ポンィンキで形成すれば 、 上述の C CDカメラでの映像の全体が明るくなる。
. また、 液晶ラベル 2 1 0において、 背景層 2 1 6の一部分がノンカ一 ポンィンキで形成され、 残りの部分がカーボンィンキで形成されてもよ い。 たとえば、 液晶ラベル 2 1 0の背景層 2 1 6の右半分がノンカーボ ンィンキで形成され、 左半分がカーボンィンキで形成されると、 上述の C CDカメラでの映像は右半分が明るくなり、 左半分が喑くなる。
さらに、 この液晶ラベル 2 1 0において、 背景層 2 1 6の主部分 2 1 6 aと画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 c との可視域での色差 E * a bが 6を超えるようにしてもよい。 このようにすると、 背景層 2 1 6の画線 部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cが可視光下で識別されやすくなつてしまう が、 赤外線を照射してその反射光を C CDカメラなどで受光すると、 背 景層 2 1 6の主部分 2 1 6 aと画線部分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cとの赤 外線の吸収率の違いが明瞭に分かるので、 上述の液晶ラベル 1 0、 1 1 0と比べて、 ラベル真正性の判別の確度を向上することができる。
なお、 この液晶ラベル 2 1 0も、 上述の液晶ラベル 1 0、 1 1 0と同 様に、 真正品である被貼着体に貼付けられた後に、 その被貼着体から剥 離された場合に、 層間で剥離しまたは一部の層が破壊して偽物に張り替 えられないようにするために、 次のように構成されてもよい。 すなわち、 上述の各液晶ラベルにおいて、 基材および液晶層間の接着 強度は、 液晶層および背景層間の接着強度より弱く、 背景層および接着 剤層間の接着強度より弱く、 かつ、 液晶層、 背景層および接着剤層の各 層の凝集破壊強度より弱く構成されることが好ましい。 このように構成 すれば、 液晶ラベルを剥離した場合に、 基材および液晶層間で剥離して 、 全体がうまく剥離せずに、 再貼着を防止することができる。
あるいは、 上述の各液晶ラベルにおいて、 液晶層、 背景層および接着 剤層のうちの液晶層および Zまたは背景層の凝集破壊強度は、 液晶層、 背景層および接着剤層のうちの他の層の凝集破壊強度より弱く、 基材ぉ よび液晶層間の接着強度より弱く、 液晶層および背景層間の接着強度よ り弱く、 かつ、 背景層および接着剤層間の接着強度より弱く構成される ことが好ましい。 このように構成すれば、 液晶ラベルを剥離した場合に 、 液晶層および Zまたは背景層が破壊して、 全体がうまく剥離せずに、 再貼着を防止することができる。
あるいは、 上述の各液晶ラベルにおいて、 各層間の接着強度、 たとえ ば、 基材および液晶層間の接着強度、 液晶層および背景層間の接着強度 、 背景層および接着剤層間の接着強度、 および接着剤層を除く各層の凝 集破壊強度、 たとえば、 液晶層の凝集破壊強度、 背景層の凝集破壊強度 のうちの少なくとも 1つの強度が、 接着剤層の凝集破壊強度より弱く構 成されることが好ましい。 このように構成すれば、 液晶ラベルを剥離し た場合に、 層間で剥離し、 および/または、 液晶層および/または背景 層が破壊して、 全体がうまく剥離せずに、 再貼着を防止することができ る。 この場合、 各層間の接着強度、 たとえば、 基材および液晶層間の接 着強度、 液晶層および背景層間の接着強度、 背景層および接着剤層間の 接着強度、 および接着剤層を除く各層の凝集破壊強度、 たとえば、 液晶 層の凝集破壊強度、 背景層の凝集破壊強度のうちの 2以上の強度が、 同 等に形成されてもよい。
なお、 上述の各液晶ラベルにおける凸文字、 抜き文字は、 グラビア印 刷、 フレキソ印刷、 凸版印刷、 スクリーン印刷等を用いて形成すること ができるが、 その中でも、 グラビア印刷、 フレキソ印刷が、 画線をクリ ァに形成し易い等のため好ましく、 より好ましくは、 グラビア印刷によ つて形成することである。
また、 第 5図に示す液晶ラベル 2 1 0における背景層 2 1 6の画線部 分 2 1 6 bおよび 2 1 6 cについても、 グラビア印刷、 フレキソ印刷、 凸版印刷、 スクリーン印刷等を用いて形成することができるが、 その中 でも、 グラビア印刷、 フレキソ印刷が、 画線をクリアに形成し易い等の ため好ましく、 より好ましくは、 グラビア印刷によって形成することで める。
また、 全面塗工 (ベタ) は、 前記したいずれの印刷方法によって形成 してもよく、 さらに、 ナイフコ一ター、 バ一コ一夕等の方法によって塗 ェすることもできる。
なお、 前記実施の形態の説明において、 セパレー夕上に複数のラベル を形成したラベル連続体について説明したが、 セパレ一夕を粘着剤から なる接着剤層表面に仮着せず、 基材の液晶層側とは反対側の表面に、 シ リコーン等の剥離性に優れた材料を塗布して剥離層を形成し、 接着剤層 を内側とし、 基材の剥離層を形成した表面を外側として巻回し、 使用時 に巻き戻して使用することができるラベル連続体としてもよい。
産業上の利用可能性
この発明によれば、 しなやかで、 被貼着体の面に沿って貼着し易く、 比較的低コス卜で製造することができ、 偽造防止用ラベルとして用いる ことが可能な、 液晶ラベル、 液晶ラベル連続体およびその製造方法を提 供することができる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 透明または半透明性を有する基材と、
前記基材の裏面側に形成された液晶層と、
前記液晶層の前記基材とは反対側の面に形成された背景層と、 前記背景層の前記液晶層とは反対側の面に形成された接着剤層とを含 む、 液晶ラベル。
2 . 前記液晶層は、 コレステリック相からなる液晶組成物を含有する、 請求項 1に記載の液晶ラベル。
3 . 前記液晶層は、 前記基材の裏面に部分的に形成された、 請求項 1ま たは請求項 2に記載の液晶ラベル。
4 . 前記基材の裏面に部分的に隠蔽層が形成され、 且つ、 前記基材の裏 面に前記隠蔽層を覆うように前記液晶層が形成された、 請求項 1または 請求項 2に記載の液晶ラベル。
5 . 前記背景層は、 赤外線の吸収率に差を設けた部分を有する、 請求項 1ないし請求項 4のいずれかに記載の液晶ラベル。
6 . 前記背景層において赤外線の吸収率の差を設けた部分は、 可視光下 で識別されないように構成された、 請求項 5に記載の液晶ラベル。
7 . 各層間の接着強度および前記接着剤層を除く各層の凝集破壊強度の うちの少なくとも 1つの強度は、 前記接着剤層の凝集破壊強度より弱く 構成された、 請求項 1ないし請求項 6のいずれかに記載の液晶ラベル。
8 . 前記基材および前記液晶層間の接着強度は、 前記液晶層および前記 背景層間の接着強度より弱く、 前記背景層および前記接着剤層間の接着 強度より弱く、 かつ、 前記液晶層、 前記背景層および前記接着剤層の各 層の凝集破壊強度より弱く構成された、 請求項 7に記載の液晶ラベル。
9 . 前記液晶層、 前記背景層および前記接着剤層のうちの前記液晶層お よび Zまたは前記背景層の凝集破壊強度は、 前記液晶層、 前記背景層お よび前記接着剤層のうちの他の層の凝集破壊強度より弱く、 前記基材ぉ よび前記液晶層間の接着強度より弱く、 前記液晶層および前記背景層間 の接着強度より弱く、 かつ、 前記背景層および前記接着剤層間の接着強 度より弱く構成された、 請求項 7に記載の液晶ラベル。
1 0 . 前記基材および前記液晶層間の接着強度、 前記液晶層および前記 背景層間の接着強度、 前記背景層および前記接着剤層間の接着強度、 前 記液晶層の凝集破壊強度、 および前記背景層の凝集破壊強度のうちの少 なくとも 1つの強度が、 前記接着剤層の凝集破壊強度より弱く構成され た、 請求項 7に記載の液晶ラベル。
1 1 . 透明または半透明性を有し、 その表面は剥離性を備えた基材と、 前記基材の裏面側に形成された液晶層と、
前記液晶層の前記基材とは反対側の面に形成された背景層と、 前記背景層の前記液晶層とは反対側の面に形成された接着剤層とを含 み、
前記基材の表面を外側とし、 前記接着剤層を内側として巻回された、 液晶ラベル連続体。
1 2 . ラベルは、
透明または半透明性を有する基材と、
前記基材の裏面側に形成された液晶層と、
前記液晶層の前記基材とは反対側の面に形成された背景層と、 前記背景層の前記液晶層とは反対側の面に形成された接着剤層とを含 み、
前記ラベルは、 前記接着剤層の前記背景層とは反対側の面において、 セパレー夕に仮着された、 液晶ラベル連続体。
1 3 . 透明または半透明性を有する基材の裏面側に液晶層を形成するス テツプと、
前記液晶層の前記基材とは反対側の面に背景層を形成するステツプと 前記背景層の前記液晶層とは反対側の面に接着剤層を形成するステツ プとを含む、 液晶ラベルの製造方法。
1 4 . 前記液晶層を形成するステップは、
液晶層形成用塗液を塗工してコレステリック相を形成し得る温度まで 加熱し、 コレステリック相を形成し、 紫外線照射して U V架橋してコレ ステリック相を固定するステップを含む、 請求項 1 3に記載の液晶ラベ ルの製造方法。
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