WO2004021237A1 - コンテンツ流通システムの管理装置、閲覧用装置、プログラム及び方法 - Google Patents

Abstract

本発明は、コンテンツの流通をより容易にするコンテンツ流通システムの管理装置、閲覧用装置、プログラム及び方法に関する。管理装置(10)は、暗号化コンテンツ情報を示すコンテンツＩＤ、ユーザを示すユーザＩＤ、及び暗号化コンテンツ情報の配布業者又は配布ユーザを示す配布者ＩＤの組を管理する機能と、鍵代金に相当する鍵代金情報又は鍵代金支払い済み情報と各ＩＤを含む送信要求とを受信すると、鍵情報を送信する機能と、を備える。これにより、従来の配布経路情報とは異なり、配布者ＩＤのみで配布経路を特定するので、システムを簡素化できる。

Description

明 細 書

コ ンテンツ流通システムの管理装置、 閲覧用装置、 プロダラ ム及び方法

技術分野

本発明は、 電子書籍 （ e B o o k ) 、 音楽、 動画等の任意 のコ ンテンッの流通に用い られるコ ンテンッ流通システムの 管理装置、 閲覧用装置、 プログラム及び方法に関する。

背景技術

近年、 情報化社会の発展に伴い、 本や新聞などを電子化し たコ ンテンツをユーザ端末に配信し、 コ ンテンツを閲覧可能 とするコ ンテンツ流通システムが広く用いられるよう になつ てきている。

係るコ ンテンッ流通システム と しては、 例えばコ ンテンツ の配布に対する対価を適切に処理する こ とによ り、 ネッ ト ヮ ークを用いて電子書籍などを普及させるための課金収受技術 が考えられている （特開 2 0 0 2 — 1 0 9 3 9 8号公報の第 6 段落参照） 。

この課金収受技術は、 上述した対価を適切に処理する観点 から、 分配金の情報をコ ンテンツの配布経路 I Dに基づく配 送業者な どに送信する ものである （同公報の第 7 7 段落参 照） 。

しかしながら以上のようなコ ンテンツ流通システムは、 通 常の観点からは何の問題も無いが、 本発明者の観点からは、 コ ンテンツの流通をより容易にするために、 別の手法を検討 する余地があると考えられる。 本発明の目的は、 コ ンテンツの流通をよ り容易にし得るコ ンテンッ流通システムの管理装置、 閲覧用装置、 プログラム 及び方法を提供する こ とである。

発明の開示

本発明の第 1 の局面は、 暗号化コ ンテンツ情報と前記暗号 化コ ンテンツ情報を復号可能な鍵情報とを別々 にユーザに配 布する こ とによ り、 コ ンテンツを流通させるコ ンテンツ流通 システムの管理装置であって、 前記暗号化コ ンテンツ情報を 示すコ ンテンツ I D、 前記ユーザを示すユーザ I D、 及び前 記暗号化コ ンテンツ情報の配布業者又は配布ユーザを示す配 布者 I Dの組を管理し、 前記鍵情報の鍵代金に相当する鍵代 金情報又は前記鍵代金支払い済み情報と前記各 I Dを含む送 信要求とを受信する と、 前記鍵情報を送信する管理手段、 を 備えたコ ンテンッ流通システムの管理装置である。

これによ り 、 複雑な配布経路情報を用いる こ となく、 配布 者 I D のみで配布経路を特定するので、 システムを簡素化で き、 もって、 コ ンテンツの流通をよ り容易に行なう こ とがで きる。

また、 配布者が販売業者に限定されず、 一般ユーザも配布 者になる こ とができるので、 コ ンテンツの流通経路を柔軟か つ容易に管理する こ とができる。

また、 本発明の第 1 の局面は、 システム全体の管理装置を 記述して 「装置」 と表現したが、 これに限らず、 各装置毎に 又は各装置の集合を 「システム」 、 「装置」 、 「プロ ダラ ム」 、 「コ ンピュータ読取可能な記憶媒体」 又は 「方法」 と して表現しても良いこ とは言う までもない。

図面の簡単な説明

図 1 は、 本発明の第 1 の実施形態に係るコ ンテンツ流通シ ステムの構成を示す模式図である。

図 2 は、 同実施形態におけるコ ンテンツ · 鍵 D Bの構成を 示す模式図である。

図 3 は、 同実施形態における暗号化コンテンツ情報を説明 するための模式図である。

図 4 は、 同実施形態における鍵情報を説明するための模式 図である。

図 5 は、 同実施形態における購入履歴 D Bの構成を示す模 式図である。

図 6 は、 本発明の第 2 の実施形態に係るコ ンテンツ流通シ ステムの構成を示す模式図である。

図 7 は、 同実施形態における管理セン夕装置の構成を示す 模式図である。

図 8 は、 同実施形態におけるコ ンテンツ提供者 D Bの構成 を示す模式図である。

図 9 は、 同実施形態におけるユーザグループ D B の構成を 示す模式図である。

図 1 0 は、 同実施形態におけるユーザ D B の構成を示す模 式図である。

図 1 1 は、 同実施形態における配布窓口 D B の構成を示す 模式図である。

図 1 2 は、 同実施形態における決算窓口 D B の構成を示す W

4 模式図である。

図 1 3 は、 同実施形態におけるコンテンツ登録部を説明す るための模式図である。

図 1 4 は、 同実施形態におけるコ ンテンツ配信部を説明す るための模式図である。

図 1 5 は、 同実施形態におけるグループ処理部を説明する ための模式図である。

図 1 6 は、 同実施形態における鍵配信部を説明するための 模式図である。

図 1 7 は、 同実施形態における鍵属性を説明するための模 式図である。

図 1 8 は、 同実施形態における利益分配部を説明するため の模式図である。

図 1 9 は、 同実施形態における配布窓口装置の構成を示す 模式図である。

図 2 0 は、 同実施形態におけるコンテンツ請求部を説明す るための模式図である。

図 2 1 は、 同実施形態におけるコンテンツ記憶媒体の構成 を示す模式図である。

図 2 2 は、 同実施形態における鍵記憶媒体の構成を示す模 式図である。

図 2 3 は、 同実施形態におけるュ一ザ端末の構成を示す模 式図である。 '

図 2 4は、 同実施形態における鍵暗号化部を説明するため の模式図である。 図 2 5 は、 同実施形態における鍵検証処理部を説明するた めの模式図である。

図 2 6 は、 同実施形態における閲覧処理部の試し閲覧機能 を説明するための模式図である。

図 2 7 は、 同実施形態における閲覧処理部の閲覧機能を説 明するための模式図である。

図 2 8 は、 同実施形態におけるユーザ I D付加部を説明す るための模式図である。

図 2 9 は、 同実施形態における決算窓口装置の構成を示す 模式図である。

図 3 0 は、 本発明の第 3 の実施形態に係る コ ンテンツ流通 システムの構成を示す模式図である。

図 3 1 は、 本発明の第 4 の実施形態に係る コ ンテンツ流通 システムの構成を示す模式図である。

図 3 2 は、 本発明の第 5 の実施形態に係る コ ンテンツ流通 システムに適用される鍵 · コ ンテンツ記憶媒体の構成を示す 模式図である。

図 3 3 は、 本発明の第 9 の実施形態に係る コ ンテンツ流通 システムの構成の一部を示す模式図である。

発明を実施するための最良の形態

以下、 本発明の各実施形態について図面を参照して説明す る。

(第 1 の実施形態）

図 1 は本発明の第 1 の実施形態に係るコンテンツ流通シス テムの構成を示す模式図である。 このコンテンツ流通システ ムは、 管理センタ装置 1 0 、 配布窓口装置 2 0 、 コ ンテンツ 記憶媒体 3 0 、 鍵記憶媒体 4 0 及びユーザ端末 5 0 から構成 されている。 なお、 第 5 の実施形態で示すよう にコ ンテンツ 記憶媒体 3 0 と鍵記憶媒体 4 0 は物理的に 1 つの記憶媒体内 に実装される場合もある。

こ こで、 管理セン夕装置 1 0 は、 後で詳述するコ ンテンツ の暗号化、 I D管理、 利益分配などに関わ り、 コ ンテンツ ' 鍵 D B (Database) 1 及び購入履歴 D B 2 を読出 Z書込可能に 備えている。

管理センタ装置 1 0 は、 配布窓口装置 2 0 からの通知 （コ ンテンッ I D、 流通履歴及びユーザ I D ) に基づいて、 対応 する鍵情報を配布窓口装置 2 0 に送信する機能をもっている。

また、 管理セン夕装置 1 0 は、 配布窓口装置 2 0 からの通 知 （配布窓口 I D及び鍵代金情報） に基づいて、 対応する配 布手数料情報を配布窓口装置 2 0 に送信する機能をもってい る。 なお、 鍵代金情報は、 鍵代金支払い済み情報としてもよ く 、 これは以下の各実施形態でも同様である。

また、 係る管理セン夕装置 1 0 は、 ハー ドウェアとソフ ト ウェアとを組合せた構成として実現可能である。 ソフ トゥェ ァ構成はプログラムが予め記憶媒体 Mから管理セン夕装置 1 0 のコンピュータにイ ンス トールされて実現される。 このプ ログラムは、 後述する各機能をコンピュータに実行させるプ ログラムコー ドを備えている。 このようなハー ドウェアとソ フ トウェアとの組合せ構成は、 他の装置 2 0等にも同様に適 用可能であ り、 以下の各実施形態にも同様に適用可能である。 こ こで、 コ ンテンツ · 鍵 D B 1 は、 図 2 に示すよう に、 喑 号化コ ンテンツ情報毎に、 鍵情報及びコ ンテンツ提供者 I D の組を保持するものであるが， 場合によ り コ ンテンツに関係 するその他の情報を記録しても良い。 なお、 コ ンテンツ提供 者とは、 コンテンツの著作権を有する者で、 本コ ンテンツ流 通システムでコンテンツを流通させたいと考えている者のこ とを指す。 また、 各 D B (データベース） は、 メモリやハー ドディ スク等のハー ドウェア構成で実現可能であ り 、 デ一夕 記憶装置と読み替えても良い。

暗号化コンテンツ情報は、 図 3 に示すよう に、 コ ンテンツ I D毎に、 閲覧ルール （コ ンテンツ提供者が定めるコ ンテン ッの閲覧規則、 管理情報） 、 閲覧履歴、 電子コ ンテンツ （平 文の第 1 部分、 システム鍵で暗号化した第 2 部分、 コ ンテン ッ鍵で暗号化した第 3 部分） 、 流通履歴 （販売窓口 I D、 最 初の紹介者のユーザ I D、 次の紹介者のユーザ I D、 を 備えたものである。

なお、 本コ ンテンツ流通システム中、 コンテンツと呼ぶの は、 電子コ ンテンツ と閲覧ルールなどの情報を含んだものを 意味している。 また、 システム鍵とは、 本コ ンテンツ流通シ ステム中、 管理セン夕装置 1 0 と、 ユーザ端末 5 0 とが共有 している鍵を意味している。

鍵情報は、 図 4 に示すよ う に、 コ ンテンツ I D毎に、 コ ン テンッ鍵 （暗号化コ ンテンツを復号する鍵） 及び鍵属性 （鍵 情報のもつ属性、 例えば利用期限など） を備えたものである。 すなわち、 本コ ンテンツ流通システム中、 鍵情報は一つの固 ま り として送受信される。

購入履歴 D B 2 は、 図 5 に示すよう に、 購入履歴 I D毎に、 コンテンツ I D、 購入者のユーザ I D、 後述する決算窓口 I D、 及び流通履歴を保持するものである。 なお、 購入者のュ —ザは、 後述するが、 紹介者になる こ とも可能である。 流通 履歴は、 配布した者の I Dの履歴であ り 、 始めは配布窓口 I D (配布業者 I D ) であるが、 次以降はその暗号化コ ンテン ッを紹介したュ一ザを示すユーザ I D (配布ユーザ I D ) と なる。

配布窓口装置 2 0 は、 予め自装置 2 0 を示す配布窓口 I D を保持し、 この配布窓口 I Dや暗号化コンテンツ等のダウン ロー ド機能及び鍵代金処理機能を有するコ ンピュータである。 配布窓口装置 2 0 は、 例えば次の （ 1 ) 〜 （ 5 ) といった 任意の形態によ り実現可能となっている。

( 1 ) 駅の売店やコンビニエンスス トァ等に配置された端末

( 2 ) 書店に配置された端末装置。

( 3 ) イ ンタ一ネッ トに接続されたサーバ装置 （ W e b上の バーチャル店舗） 。

( 4 ) 暗号化コ ンテンツ を無線で入力するホッ トスポッ ト (例、 駅の自動改札機や任意場所の喫煙所 （灰皿など） に配 置された送信局） 。

( 5 ) C Dショ ップ等に配置された C D— R O Mや D V Dの 頒布装置。

但し、 本実施形態の配布窓口装置 2 0 は、 上記 （ 1 ) 、 ( 2 ) 又は （ 5 ) の形態の如き、 ユーザが鍵代金 （紙幣及び ノ又は硬貨） を入力可能な装置を例に挙げて説明する。 なお、 他の （ 3 ) 又は （ 4 ) の形態の場合あるいは他のユーザから 紹介された暗号化コンテンツを視聴する場合に関しては、 ュ 一ザ端末 5 0 を、 鍵代金情報 （電子マネー又は決済情報） 及 び配布窓口 I D を送信可能な機能と、 管理センタ装置 1 0 か ら送信された鍵情報を受信する機能とを備えた装置として実 現すればよい。

補足する と、 本実施形態の配布窓口装置 2 0 は、 （ 1 ) 〜 ( 3 ) ， ( 5 ) の形態のよ う に、 基本的にはユーザが能動的 に暗号化コ ンテンツ情報をダウンロー ドする P U L L型であ る。 但し、 配布窓口装置 2 0 は、 （ 4 ) の形態のよう に、 ュ 一ザが受動的に暗号化コ ンテンッ情報のダウンロー ドを受け る P U S H型としても実現可能となっている。

なお、 前述した、 配布窓口装置 2 0 のダウンロー ド機能は、 具体的には次の各機能（DL 1 )〜（DL7)から構成されている。

(DL 1 ) ユーザの操作によ り 、 コ ンテンツ記憶媒体 3 0 が 挿入される と、 鍵記憶媒体 3 0 内のユーザ I Dを読出す機能。

(DL2) 鍵記憶媒体 4 0 が挿入される と、 コ ンテンツ記憶 媒体 3 0 内のコ ンテンツ 自動引出情報からダウンロー ドする コ ンテンツ I D を読出す機能。 こ こで、 コ ンテンツ 自動引出 情報は、 ダウンロー ドする暗号化コ ンテンツ情報を予め指定 するための情報であ り 、 単なる I D情報に限らず、 曜日や日 付等の時間情報と I D情報とを組合せた I D制御情報と して もよい。 I D制御情報の場合、 例えば月曜日 は、 ある暗号化 コ ンテンツ情報をダウンロー ド し、 火曜日は、 他の暗号化コ ンテンッ情報をダウンロー ドする という よう に、 ダウンロー ドする暗号化コ ンテンツ情報を切換える用途に好ましい。

(DL3) 配布窓口装置 2 0 か ら ダウ ンロー ド可能なコ ンテ ンッのリ ス トを表示して、 上記リ ス トからユーザの操作によ り 、 ダウンロー ドするコンテンツ I D を読み出すコ ンテンツ 指定機能。

なお、 機能（DL²)及び（DL3)は、 少なく ともいずれか一方が あればよい。

(DL4) ユーザの操作によ り 、 鍵代金が入金される と、 コ ンテンッ I D に基づいて配布窓口 D B 2 1 を検索し、 該当す る暗号化コ ンテンッ情報がある こ とを確認する機能。

( DL 5 ) コ ンテンツ I D、 流通履歴 （配布窓口 I D ) 、 ュ 一ザ I D を管理センタ装置 1 0 に通知する機能。

( D L 6 ) 暗号化コ ンテンツ情報をコ ンテンツ記憶媒体 3 0 にダウンロー ドする機能。

( DL7 ) 鍵記憶媒体 4 0 から鍵記憶媒体 I D を読み出し、 その鍵記憶媒体 I Dを利用 して鍵情報を鍵暗号化部 （図示せ ず） で暗号化し、 鍵記憶媒体に書き込みする機能。

また、 前述した鍵代金処理機能は、 鍵情報をユーザ端末 5 0 に送信した後、 鍵代金に相当する鍵代金情報と、 配布窓口 I D とを管理センタ装置 1 0 に送信する機能か らなる。 なお、 鍵代金情報及び配布窓口 I D (又は紹介者のユーザ I D ) を 管理セン夕装置 1 0 に送信する場合、 既存の暗号技術を用い て送信内容を保護する ことが好ま しく 、 これは以下の各実施 形態でも同様である。

配布窓口コ ンテンツ D B 2 1 は、 配布窓口装置 2 0 から読 出/書込可能なものであ り、 コ ンテンツ I D毎に、 暗号化コ ンテンッ情報を保持するものである。

コンテンツ記憶媒体 3 0 は、 ユーザに携帯され、 暗号化コ ンテンッ情報を配布窓口装置 2 0 か ら書込可能でユーザ端末 5 0から読出可能としたメモリ カー ドである。 コ ンテンツ記 憶媒体 3 0 は、 配布窓口装置 2 0 か らダウンロー ドする暗号 化コンテンツ情報を示すコンテンツ 自動引出情報が予め保持 されている場合もある。 但し、 コ ンテンツ記憶媒体 3 0 は、 読出/書込可能なものに限らず、 暗号化コ ンテンツ情報の読 出のみ可能としたメモリ カー ドとしてもよい。

鍵記憶媒体 4 0 は、 ユーザに携帯され、 ユーザ I Dを配布 窓口装置 2 0 か ら読出可能とし、 暗号化鍵情報をュ一ザ端末 5 0 から書込可能としたメモリ カー ドである。 鍵記憶媒体 4 0 は、 自記憶媒体 4 0 を示す鍵記憶媒体 I D及びユーザを示 すユーザ I Dが予め保持されている。 なお、 鍵記憶媒体 4 0 は、 セキュアなものが使用される。

ユーザ端末 5 0 は、 コ ンテンツ記憶媒体 3 0 及び鍵記憶媒 体 4 0 を着脱自在に保持する機能を有し、 ユーザの操作によ り、 コ ンテンツ記憶媒体 3 0 内の暗号化コ ンテンツを鍵記憶 媒体 4 0 内の鍵情報によ り復号し、 得られたコ ンテンツを表 示する機能をもっている。 ユーザ端末 5 0 は具体的には、 専 用ビューヮー、 P C、 汎用 P D Aなどが使用可能となってい る。 次に、 以上のよう に構成されたコ ンテンツ流通システムの 動作を説明する。

いま、 配布窓口装置 2 0 は、 ユーザの操作によ り 、 コ ンテ ンッ記憶媒体 3 0及び鍵記憶媒体 4 0 が挿入される と、 コン テンッ記憶媒体 3 0 内のコンテンツ自動引出情報を読出す機 能か、 コンテンツ指定機能のいずれかでコンテンツ I Dを得 る。 また、 配布窓口装置 2 0 は、 鍵記憶媒体 4 0 内のユーザ I Dを読出す。

そして、 配布窓口装置 2 0 は、 ユーザの操作によ り、 鍵代 金が入金される と （S T 1 ) 、 コ ンテンツ I D に基づいて配 布窓口 D B 2 1 を検索し、 該当する暗号化コ ンテンツ情報が ある ことを確認する。 なお、 無い場合には、 このコ ンテンツ I Dを管理セン夕装置 1 0 に送信して暗号化コ ンテンツ情報 をダウンロー ドするが、 ここでは有るものとする。

次に、 配布窓口装置 2 0 は、 コ ンテンツ I D 、 流通履歴 (配布窓口 I D ) 、 ユーザ I Dを管理センタ装置 1 0 に通知 する （ S T 2 ) 。

管理セン夕装置 1 0 は、 この通知内容に基づいてコ ンテン ッ ， 鍵 D B 1 内の対応する鍵情報を配布窓口装置 2 0 に送信 する （ S T 3 ) 。

配布窓口装置 2 0 は、 暗号化コンテンツ情報をコ ンテンツ 記憶媒体 3 0 にダウンロー ドする。 また、 配布窓口装置 2 0 は、 鍵情報を前出の鍵記憶媒体 I D を用いて鍵暗号化部で暗 号化して鍵記憶媒体 4 0 に書き込む （ S T 4 ) 。

その後、 配布窓口装置 2 0 は、 鍵代金に相当する鍵代金情 報と、 配布窓口 I D とを管理センタ装置 1 0 に送信する （ S T 5 ) 。

管理センタ装置 1 0 は、 流通履歴に応じた配布手数料に相 当する配布手数料情報を配布窓口装置 2 0 に送信する （ S T 6 ) 。

上述したよう に本実施形態によれば、 複雑な配布経路情報 を用いる ことなく 、 配布窓口装置 2 0 を示す配布窓口 I D を 用いて配布者を特定する。 このため、 コ ンテンツ流通システ ムを簡素化でき、 もって、 コ ンテンツの流通をよ り容易にす る こ とができる。

(第 2 の実施形態）

図 6 は本発明の第 2 の実施形態に係るコ ンテンツ流通シス テムの構成を示す模式図であ り 、 図 1 と同種の要素には同一 符号を付してその詳しい説明を省略し、 こ こでは異なる部分 について主に述べる。 なお、 以下の各実施形態も同様にして 重複した説明を省略する。

すなわち、 本実施形態は、 第 1 の実施形態の変形例であ り 、 ダウンロー ド機能及び鍵代金処理機能を有する配布窓口装置

2 0 に代えて、 配布窓口装置 4 0 の鍵代金処理機能を省略し た配布窓口装置 2 0 a を備えている。 これに伴い、 鍵代金処 理機能などを有する決算窓口装置 6 0 を備えている。

こ こで、 本実施形態における各装置の構成を詳しく 説明す る。

管理センタ装置 1 0 は、 図 7 に示すよう に、 前述した各 D B 1 ， 2 に加え、 コ ンテンツ提供者 D B 3 、 ユーザグループ D B 4、 ユーザ D B 5 、 配布窓口 D B 6 及び決算窓口 D B 7 を読出/書込可能に有している。 また、 コ ンテンツ登録部 1 1 、 暗号化処理部 1 2 、 コ ンテンツ配信部 1 3 、 グループ処 理部 1 4、 鍵配信部 1 5及び利益分配部 1 6 を備えている。

コ ンテンツ提供者 D B 3 は、 図 8 に示すよ う に、 コ ンテン ッ提供者 I D毎に、 コ ンテンツ提供者属性及び 1 以上のコ ン テンッ I Dを保持している。

ユーザグループ D B 4 は、 図 9 に示すよう に、 ユーザダル ープ I D毎に、 1 以上のユーザ I Dを保持している。

ユーザ D B 5 は、 図 1 0 に示すよう に、 ユーザ I D毎に、 ユーザグループ I D、 ユーザ属性 （例、 名前、 住所など） 、 ユーザ端末 I D、 ユーザ購入履歴 （ユーザの購入してきた履 歴情報） 、 ユーザ紹介履歴 （ユーザのコ ンテンツを紹介して きた履歴情報） を保持している。

配布窓口 D B 6 は、 図 1 1 に示すよう に、 配布窓口 I D毎 に、 配布窓口属性を保持している。

決算窓口 D B 7 は、 図 1 2 に示すよう に、 決算窓口 I D毎 に、 決算窓口属性を保持している。

コ ンテンツ登録部 1 1 は、 図 1 3 に示すよ う に、 コ ンテン ッ提供者の端末等から受けた平文コ ンテンツ及び閲覧ルール を登録するためのものである。 コ ンテンツ登録部 1 1 は、 コ ンテンッ提供者 I D毎に、 コ ンテンツ提供者属性及びコ ンテ ンッ I Dをコ ンテンツ提供者 D B 3 に登録する機能と、 平文 コ ンテンツ及び閲覧ルールを暗号化処理部 1 2 に送出する機 能とをもっている。 暗号化処理部 1 2 は、 コ ンテンツ登録部 1 1 か ら受けた平 文コ ンテンツ及び閲覧ルールのう ち、 平文コ ンテンッの一部 又は全部を暗号化して暗号化コ ンテンツ情報及び鍵情報を作 成する機能と、 これら暗号化コ ンテンツ情報及び鍵情報をコ ンテンッ · 鍵 D B 1 に格納する機能とをもっている。

コ ンテンツ配信部 1 3 は、 図 1 4 に示すよ う に、 コ ンテン ッ · 鍵 D B 1 内の暗号化コ ンテンツ情報を配布窓口装置 2 0 a に配信する機能と、 配布窓口装置 2 0 aか らのコ ンテンツ 請求によ り、 コンテンツ · 鍵 D B 1 内の該当する暗号化コ ン テンッ情報を配布窓口装置 2 0 a に配信する機能とをもって いる。

グループ処理部 1 4 は、 鍵配信要求があっ た場合にその要 求が鍵配信部 1 4 に到達する前の処理を行う と ころで省略可 能である。 グループ処理部 1 4 は、 図 1 5 に示すよう に、 購 入要求に含まれるユーザ I D と同じグループ I Dの他のユー ザが既に同一の鍵情報を購入済みであるか否かを判定する機 能と、 判定の結果、 購入済みのとき、 所定のグループ特典処 理を行なう よう に利益分配部 1 6 を制御する機能と、 判定の 後、 これら購入要求等を鍵配信部に送出する機能とをもって いる。

こ こで、 グループ I Dは、 家族等に限らず、 コ ンテンツ著 作者 （又は提供者） のフ ァ ンク ラブといった任意のグループ を指定する I D とする こ とが可能である。 また、 グループ特 典処理と しては、 鍵代金を無料又は割引料金とするか、 手数 料を取らない、 またはグループ I Dに含まれるユーザ I D の 数に比例して割引をする等、 といったグループ I D毎に任意 の特典が設定可能である。

鍵配信部 1 5 は、 図 1 6 に示すよう に、 グループ処理部 1 4、 もしく はユーザから受けた購入要求等に基づいて、 購入 履歴を購入履歴 D B 2 に格納する機能と、 コ ンテンツ ' 鍵 D B 1 内の該当する鍵情報に鍵属性を付加して決算窓口装置 6 0 に配信する機能とをもっている。 こ こで、 鍵属性としては、 図 1 7 に示すよう に、 例えば使用期限や鍵ハッシュ情報など が用いられる。

利益分配部 1 6 は、 図 1 8 に示すよう に、 決算窓口装置 6 0 から受けた鍵代金情報を各 D B 2 〜 Ί を参照しつつ、 自己 の収益と各装置の手数料として分配するためのものである。

一方、 配布窓口装置 2 0 a は、 図 1 9 に示すよう に、 前述 した配布窓口 D B 2 1 に加え、 コ ンテンツ登録部 2 2 、 コ ン テンッ請求部 2 3 、 配布窓口 I D付加部 2 4 を備えている。

コ ンテンツ登録部 2 2 は、 管理セン夕装置 1 0 から受けた 暗号化コ ンテンツ情報を配布窓口コ ンテンツ D B 2 1 に登録 する機能をもっている。

コ ンテンツ請求部 2 3 は、 図 2 0 に示すよう に、 配布窓口 装置 2 0 a に揷入されたコ ンテンツ記憶媒体 3 0 内のコ ンテ ンッ自動読出情報、 又はコ ンテンツ指定機能から のコ ンテン ッ I Dに基づいて配布窓口コ ンテンツ D B 2 1 にコ ンテンツ を問合せる機能をもっている。 こ こで、 コ ンテンツ請求部 2 3 は、 問合せの結果、 該当する暗号化コ ンテンツ情報がある 時にはそれを配布窓口 I D付加部 2 4 に転送させる機能をも つている。 また、 コ ンテンツ請求部 2 3 は、 問合せの結果、 該当する暗号化コ ンテンツ情報が無い時には管理セン夕装置 1 0 にコ ンテンツ請求を送信し、 該当する暗号化コ ンテンツ 情報を配布窓口 I D付加部 2 4 に送信させる機能をもってい る。

配布窓口 I D付加部 2 4 は、 配布窓口コ ンテンツ D B 2 1 又は管理セン夕装置 1 0から受けた暗号化コ ンテンツ情報を コ ンテンツ記憶媒体 3 0 に書込む前に、 暗号化コ ンテンツ情 報内の流通履歴に配布窓口 I D を付加する機能をもっている。

コ ンテンツ記憶媒体 3 0 は、 前述した機能において、 図 2 1 に示すよ う に、 コ ンテンツ 自動読出情報 （無い場合も あ る） と暗号化コ ンテンツ情報を記憶する書換可能領域を備え ている。

鍵記憶媒体 4 0 は、 前述した機能において、 図 2 2 に示す よ う に、 鍵記憶媒体 I Dが読出可能に記憶された書換不可領 域と、 鍵記憶媒体 I Dを共通鍵にして鍵情報が暗号化されて ある暗号化鍵情報が読出 Z書込可能に記憶される書換可能領 域を備えている。

ユーザ端末 5 0 は、 図 2 3 に示すよう に、 通信部 5 1 、 鍵 暗号化部 5 2 、 R / W (読出ノ書込） 部 5 3 、 鍵検証処理部 5 4、 閲覧処理部 5 5 、 R / W部 5 6 、 表示部 5 7 、 操作部 5 8 及びユーザ I D付加部 5 9 を備えている。

通信部 5 1 は、 決算窓口装置 6 0 か ら受信した鍵情報を鍵 暗号化部 5 2 に送出する機能をもっている。

鍵暗号化部 5 2 は、 図 2 4 に示すよう に、 通信部 5 1 力、 ら 受けた鍵情報を、 鍵記憶媒体 4 0 から R Z W部 5 3 を介して 読出した鍵記憶媒体 I Dに基づいて暗号化し、 得られた暗号 化鍵情報を R / W部 5 3 を介して鍵記憶媒体 4 0 に書込むも のである。

R Z W部 5 3 は、 ユーザ端末 5 0 から鍵記憶媒体 4 0 に対 してデータを読出 Z書込するためのィ ンターフェイスである。 鍵検証処理部 5 4 は、 図 2 5 に示すよう に、 鍵記憶媒体 4 0 から R Z W部 5 3 を介して読出した暗号化鍵情報を復号し て改竄されていないか検証し、 検証結果が正当なとき、 鍵情 報を閲覧処理部 5 5 に出力する ものである。 検証対象として は、 例えば、 鍵属性内の鍵ハツ シュ情報や使用期限などがあ る。

閲覧処理部 5 5 は、 図 2 6 に示す如き、 試し閲覧機能と、 図 2 7 に示す如き、 閲覧機能とをもっている。 試し閲覧機能 は、 コ ンテンツ記憶媒体 3 0 内の暗号化コ ンテンツ情報をシ ステム鍵に基づいて復号し、 表示処理して表示部に出力する ためのものである。 閲覧機能は、 コ ンテンツ記憶媒体 3 0 力、 ら R / W部 5 6 を介して読出した暗号化コ ンテンツ情報をシ ステム鍵、 及び鍵検証処理部 5 4からの鍵情報に基づいて復 号し、 表示処理して表示部に出力するためのものである。

R Z W部 5 6 は、 ユーザ端末 5 0 から コ ンテンツ記憶媒体 3 0 に対してデータを読出ノ書込するためのィ ン夕一フェイ スである。

表示部 5 7 は、 閲覧処理部 5 5 か ら受けた電子コ ンテンツ を表示する ものである。 操作部 5 8 は、 ユーザの操作によ り 、 表示箇所を制御する ための制御信号を閲覧処理部 5 5 に入力するものである。

ユーザ I D付加部 5 9 は、 図 2 8 に示すよう に、 コ ンテン ッ記憶媒体 3 0 内の暗号化コ ンテンツ情報の流通履歴に、 鍵 記憶媒体 4 0 内のユーザ I Dを付加する機能をもっている。

また一方、 決算窓口装置 6 0 は、 図 2 9 に示すよう に、 鍵 代金情報生成部 6 1 、 決算窓口 I D付加部 6 2 及び鍵暗号化 部 6 3 を備えている。

鍵代金情報生成部 6 1 は、 ユーザか ら支払われた鍵代金に 相当する鍵代金情報を生成し、 この鍵代金情報を管理セン夕 装置 1 0 に送信する機能をもっている。

決算窓口 I D付加部 6 2 は、 コ ンテンツ記憶媒体 3 0 から 読出したコ ンテンツ I D及び配布窓口 I D等を含む流通履歴 と鍵記憶媒体 4 0 か ら読出したユーザ I D とを管理センタ装 置 1 0 に送信する前に、 決算窓口 I D を付加する ものである。

鍵暗号化部 6 3 は、 決算窓口装置 6 0 に鍵記憶媒体 4 0 が 挿入され、 決算窓口装置 6 0 が管理センタ装置 6 0 から鍵情 報を受信したとき、 この鍵情報を鍵記憶媒体 4 0 から読み出 した鍵記憶媒体 I D に基づいて暗号化し、 得られた暗号化鍵 情報を鍵記憶媒体 4 0 に直接書込む機能をもっている。

次に、 以上のよう に構成されたコ ンテンツ流通システムの 動作を図 6 を用いて説明する。 なお、 コ ンテンツの登録に関 しては、 管理セン夕装置 1 0 のコ ンテンツ登録部 1 1 や配布 窓口装置 2 0 a のコ ンテンツ登録部 2 2 等が実行済みである ものとする。 いま、 配布窓口装置 2 0 a は、 ュ一ザの操作によ り、 コ ン テンッ記憶媒体 3 0 が挿入される と、 コ ンテンツ記憶媒体 3 0 からコ ンテンツ自動引出情報を読出すか、 ユーザの操作の どち らかによつてダウンロー ドするコンテンツのコンテンツ I Dを配布窓口装置 2 0 aに伝える （ S T 1 1 ) 。 また、 こ のコンテンツ I Dに基づいて配布窓口 D B 2 1 を検索し、 該 当する暗号化コ ンテンツ情報に配布窓口 I D を流通履歴に付 加してコ ンテンツ記憶媒体 3 0 にダウンロー ドする （ S T 1

2 ) 。 なお、 該当する暗号化コ ンテンツ情報が配布窓口 D B 2 1 に無い場合には前述同様に、 管理センタ装置 1 0か らダ ゥン口一 ド して同様の処理を行なう。

次に、 ユーザ端末 5 0 は、 ユーザの操作によ り、 コンテン ッ記憶媒体 3 0 が挿入され、 閲覧処理部 5 5 によ り、 ステッ プ S T 1 2 で得た暗号化コンテンツ情報に対してシステム鍵 のみによる復号処理 （試し閲覧処理） が行なわれる。

この時、 ュ一ザは、 この暗号化コ ンテンツ情報の制限を解 除するか否かを判断する。 解除しない場合はこれで終了する が、 こ こでは解除する場合を述べる。

ユーザは、 コ ンテンツ記憶媒体 3 0及び鍵記憶媒体 4 0 を 挿入する。 これによ り、 決算窓口装置 6 0 は、 コ ンテンツ記 憶媒体 3 0 内のコ ンテンツ I D及び流通履歴を読出し、 鍵記 憶媒体 4 0 内のユーザ I D と鍵記憶媒体 I D を読出す。 また， ユーザは、 鍵代金を決算窓口装置 6 0 に入金する （ S T 1

3 )

決算窓口装置 6 0 は、 これら コ ンテンツ I D、 流通履歴及 びユーザ I D に決算窓口 I D を付加して管理センタ装置に送 信する （ S T 1 4 ) 。

管理セン夕装置 1 0 は、 グループ処理部 1 4 が同一グルー プ内の既存の購入者の有無を判断した後、 鍵配信部 1 4 がコ ンテンッ I D に対応する鍵情報を決算窓口装置 6 0 に送信す る。

決算窓口装置 6 0 は、 この鍵情報を S T 1 3 で受け取った 鍵記憶媒体 I D によ り 鍵暗号化部 6 3 で暗号化し鍵記憶媒体 4 0 に書き込む （ S T 1 5 ) 。 これによ り 、 ユーザ端末 5 0 は、 暗号化コ ンテンッ情報の閲覧処理が可能となる。

また、 決算窓口装置 6 0 は、 鍵情報の送信の後、 鍵代金に 相当する鍵代金情報と、 決算窓口 I D とを管理セ ン夕装置 1 0 に送信する （ S T 1 6 ) 。

管理セン夕装置 1 0 は、 これら鍵代金情報等を受ける と、 利益分配部 1 6 が各 D B 2 〜 7 を参照 し、 配布手数料を配布 窓口装置 2 0 a に送信し、 決算手数料を決算窓口装置 6 0 に 送信する （ S T 1 7 ) 。

上述したよ う に本実施形態によれば、 配布窓口装置 2 0 a と、 決算窓口装置 6 0 とを分離した構成と しても、 第 1 の実 施形態と同様の作用効果を得る こ とができる。

(第 3 の実施形態） .

図 3 0 は本発明の第 3 の実施形態に係る コ ンテンツ流通シ ステムの構成を示す模式図である。

本実施形態は、 第 2 の実施形態の変形例であ り 、 現金決済 用の決算窓口装置 6 0 に代えて、 ク レジッ ト決済用 に、 通信 に て 鍵 代 金 情 報 を 受 付 可 能 な I S P (Internet S ervice Provider; イ ンターネッ ト接続業者）装置 7 0 を備えた例であ る。 なお、 これに伴い、 ユーザ端末 5 0 をイ ンターネッ トに 接続可能な装置 （例、 パーソナルコ ンピュータ （ P C ) 等） と規定したユーザ端末 5 0 a を用いている。

以上のような構成としても、 第 2 の実施形態と同様の作用 効果を得る こ とができる。

(第 4 の実施形態）

図 3 1 は本発明の第 4 の実施形態に係るコ ンテンツ流通シ ステムの構成を示す模式図である。

本実施形態は、 第 1 乃至第 3 の実施形態に適用可能な例で あるが、 第 3 の実施形態を代表例に挙げて述べる。

すなわち、 本実施形態は、 ユーザ Bが配布窓口装置 2 0 a から暗号化コ ンテンツ情報を受けずに、 ユーザ Aから紹介等 によ り暗号化コ ンテンツ情報を受けた場合を示している。 こ れに伴い、 流通履歴の最後の I Dが配布窓口 I Dではなく 、 ユーザ A I D となっている。

以上のような構成と しても、 第 3 の実施形態と同様の作用 効果を得る こ とができる。 但し、 管理セン夕装置 1 0が分配 する配布手数料は、 流通履歴の最後のユーザ A I Dで示さ れるユーザ Aに送られる。

すなわち、 本実施形態によれば、 配布窓口装置 2 0 a , 2 0 に限らず、 各ユーザが暗号化コ ンテンッ情報を流通させる こ とができるので、 コ ンテンツの流通をよ り 一層容易にする ことができる。 (第 5 の実施形態）

本実施形態は、 第 1 乃至第 4 の各実施形態の変形例であ り . 鍵記憶媒体 4 0 及びコ ンテンツ記憶媒体 3 0 に代えて、 図 3 2 に示すよう に、 これら両記憶媒体 4 0 , 3 0 の機能を有す る一体型の鍵 · コ ンテンツ記憶媒体 8 0 を用いて構成されて いる。

詳し く は、 鍵 · コ ンテンツ記憶媒体 8 0 は、 書換不可領域 と、 書換可能領域とを備えている。 書換不可領域は、 記憶媒 体 I Dを保持する領域である。 書換可能領域は、 ユーザ I D (記憶媒体 I Dで暗号化済み） 、 暗号化鍵情報、 コンテンツ I D、 コ ンテンツ自動引出情報及び暗号化コ ンテンツ情報を 読出 Z書込可能に保持するための領域である。 また、 コ ンテ ンッ I Dやコ ンテンツ自動引出情報を書込む機能は、 例えば 配布窓口装置 2 0 ， 2 0 aやユーザ端末 5 0 , 5 0 a上で実 現すればよい。

以上のような構成としても、 第 1 乃至第 4 の実施形態と同 様の作用効果を得る ことができ、 さ らに、 システムの利用に 必要な記憶媒体の個数を 1 個にする こ とができる。 また、 定 期的に視聴するコ ンテンツのコ ンテンツ I D を個人的に編集 する ことができる。

(第 6 の実施形態）

本実施形態は、 第 5 の実施形態の変形例であ り、 前述した コ ンテンツ I D及びコ ンテンツ 自動引出情報を 1 回のみ記憶 媒体に設定可能と したものである。

係る記憶媒体と しては、 具体的には鍵 · コ ンテンツ記憶媒 体 8 0 に代えて、 鍵 ' コ ンテンツ記憶媒体 8 0 とコ ンテンツ 記憶媒体 3 0 の両記憶媒体の機能を有するユーザ設定記憶媒 体 （マイ . メディ ア ； my media) を用いている。

こ こで、 ユーザ設定記憶媒体は、 鍵 · コ ンテンツ記憶媒体 8 0 の構成において、 1 回のみ書換可能な記憶領域を設け、 この記憶領域に選択したコ ンテンツ I Dを書込むものである。 また、 コ ンテンツ I Dやコ ンテンツ自動引出情報を書込む機 能は、 前述同様に、 配布窓口装置 2 0 ， 2 0 a等で実現すれ ばよい。

以上のような構成によ り 、 第 5 の実施形態の効果に加え、 鍵 · コ ンテンツ記憶媒体 8 0 とコ ンテンツ記憶媒体 3 0 の両 記憶媒体の利点を同時に実現させる こ とができる。

(第 7 の実施形態）

本実施形態は、 第 1 乃至第 6 の実施形態の変形例であ り 、 不正なユーザに対しては鍵情報の送信を禁止する無効化機能 を管理センタ装置 1 0 が有する ものである。

具体的には、 管理センタ装置 1 0 は、 ユーザ D B 5 のユー ザ属性に 「不正なユーザ」 を示すフラグを設定し、 不正なュ 一ザのユーザ I Dを受信したと しても、 鍵情報を送信しない 構成となっている。

以上のような構成によ り 、 不正なユーザ端末 5 0 によるコ ンテンッの不正な視聴を阻止する ことができる。

(第 8 の実施形態）

本実施形態は、 第 1 乃至第 7 の実施形態の変形例であ り 、 1 つの暗号化コンテンツ情報に対し、 複数の鍵情報を設定す る ものである。 例えば、 暗号化コ ンテンツ情報が新聞の場合、 各記事毎に鍵情報を設定する構成である。 これは新聞とその 記事に限らず、 音楽アルバムに対して各曲毎に鍵情報を設定 する といつたよう に、 適宜に応用可能なこ とはいう までもな い。 なお、 これに伴い、 管理装置 1 0 の鍵配信部 1 5 は、 購 入要求毎に、 複数の鍵情報のう ち、 一部の鍵情報を送信する ものが用レ ^られる。

以上のような構成によ り 、 コ ンテンツを視聴した分だけ課 金を行なう ことができる。

(第 9 の実施形態）

本実施形態は、 第 1 乃至第 4 の実施形態の変形例であ り 、 図 3 3 に示すよう に、 予め鍵情報を備えた閲覧用端末 9 0 を 店頭、 列車又は旅客機などに設置し、 その閲覧用端末 9 0 で 閲覧可能な暗号化コンテンツ情報を保持するコ ンテンツ記憶 媒体 3 0 をユーザに配布するものである。

これによ り 、 ユーザが店頭等で一時的に閲覧用端末 9 0 を 占有してコ ンテンツを視聴し、 気に入れば鍵情報を購入する、 といった流通形態を実現する こ とができる。 こ こで、 鍵情報 の購入要求は、 閲覧用端末 9 0 の操作によ り管理セン夕装置 1 0 に送信してもよく 、 また、 前述した各実施形態と同様に 窓口装置等を介して送信してもよい。 また、 閲覧用端末 9 0 を設置した者も、 前述同様に配布手数料を得る こ とができる。 これに加え、 閲覧用端末 9 0 の設置者がユーザに付加サービ スを提供する場合には、 予めこの設置者 （コ ンテンツ記憶媒 体 3 0 の配布者） が自己の配布者 I D とコンテンツ I D毎に 料金割引等の付加サービス情報を管理セン夕装置 1 0 のコ ン テンッ · 鍵 D B 1 等に登録しておけばよい。 これによ り 、 同 じコ ンテンツであっても、 ユーザがどの配布者から暗号化コ ンテンッ情報を入手するかによって、 ュ一ザの受ける付加サ 一ビスを変更できる。 具体的には例えば、 前述の鍵購入時に 送られる各データ （ I D等） に基づいて管理センタ装置 1 0 が、 ユーザに対して課金する購入代金の一部を閲覧用端末 9 0 の設置者に課金する こともできる。 このような形態は、 例 えば航空会社が利用者に対するコ ンテンツの割引サービス等 として提供する ことができる。

なお、 上記各実施形態に記載した手法は、 管理センタ装置 1 0 、 配布窓口装置 2 0 , 2 0 a、 ユーザ端末 5 0， 5 0 a、 決算窓口装置 6 0、 I S P装置 7 0及び閲覧装置 9 0 の各々 のコ ンピュータに実行させる ことのできるプログラムとして、 磁気ディ スク （フロッ ピー （登録商標） ディ スク、 ハー ドデ イ スクなど） 、 光ディ スク （ C D — R O M、 D V Dなど） 、 光磁気ディ スク （ M 0 ) 、 半導体メモリ などの記憶媒体に格 納して頒布する こともできる。

また、 この記憶媒体としては、 プログラムを記憶でき、 力、 つコ ンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、 その記 憶形式は何れの形態であっても良い。

また、 記憶媒体からコンピュータにイ ンス小一ルされたプ ログラムの指示に基づきコ ンピュー夕上で稼働している O S (オペレーティ ングシステム） や、 D B管理ソ フ ト、 ネッ ト ワークソ フ ト等の MW (ミ ドルウェア） 等が本実施形態を実 現するための各処理の一部を実行しても良い。

さ ら に、 本発明における記憶媒体は、 コ ンピュータ と独立 した媒体に限らず、 L A Nやイ ンターネッ ト等によ り伝送さ れたプログラムをダウンロー ド して記憶または一時記憶した 記憶媒体も含まれる。

また、 記憶媒体は 1 つに限らず、 複数の媒体から本実施形 態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体 に含まれ、 媒体構成は何れの構成であっても良い。

尚、 本発明におけるコ ンピュータは、 記憶媒体に記憶され たプログラムに基づき、 本実施形態における各処理を実行す るものであって、 パソコン等の 1 つか らなる装置、 複数の装 置がネッ ト ワーク接続されたシステム等の何れの構成であつ ても良い。

また、 本発明におけるコ ンピュータ とは、 ノ ソコ ンに限ら ず、 情報処理機器に含まれる演算処理装置、 マイ コ ン等も含 み、 プログラムによって本発明の機能を実現する こ とが可能 な機器、 装置を総称している。

なお、 本願発明は、 上記各実施形態に限定される ものでな く 、 実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々 に変形す る こ とが可能である。 また、 各実施形態は可能な限り適宜組 み合わせて実施してもよく 、 その場合、 組み合わされた効果 が得られる。 さ らに、 上記各実施形態には種々の段階の発明 が含まれてお り 、 開示される複数の構成要件における適宜な 組み合わせによ り種々の発明が抽出され得る。 例えば実施形 態に示される全構成要件か ら幾つかの構成要件が省略される こ とで発明が抽出された場合には、 その抽出された発明を実 施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われる もの である。

その他、 本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形し て実施できる。

産業上の利用可能性

以上のように、 本発明にかかるコ ンテンツ流通システムの 管理装置、 閲覧用装置、 プログラム及び方法は、 コンテンツ の流通をよ り容易にする場合に有用である。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 暗号化コ ンテンツ情報と前記暗号化コ ンテンツ情報を 復号可能な鍵情報とを別々 にユーザに配布する こ とによ り 、 コ ンテンツを流通させるコ ンテンツ流通システムの管理装置 ( 10)であって、

前記暗号化コ ンテンツ情報を示すコ ンテンツ I D、 前記ュ 一ザを示すユーザ I D、 及び前記暗号化コ ンテンツ情報の配 布業者又は配布ユーザを示す配布者 I Dの組を管理し、 前記 鍵情報の鍵代金に相当する鍵代金情報又は前記鍵代金支払い 済み情報と前記各 I Dを含む送信要求とを受信する と、 前記 鍵情報を送信する管理手段（1 ,2)、

を備えたことを特徴とする管理装置。

2 . 請求項 1 に記載の管理装置において、

前記ユーザの所属グループを示すグループ I D と当該ユー ザのユーザ I D との組を管理し、 前記送信要求に含まれるュ 一ザ I D と同じ組のグループ I Dに応じて、 当該ユーザに特 典処理を実行するためのグループ処理手段（4, 14)、

を備えたことを特徴とする管理装置。

3 . 請求項 1 又は請求項 2 に記載の管理装置において、 前記鍵情報を送信した場合、 前記配布者 I Dに基づいて、 前記暗号化コ ンテンツ情報を配布した業者又はユーザに、 前 記鍵代金の範囲内で利益を分配する利益分配手段（16)、

を備えたことを特徴とする管理装置。

4 . 請求項 1 に記載の管理装置において、

前記ユーザ I D と不正ユーザとの組を管理し、 前記送信要 求内のユーザ I Dが不正ユーザに該当する とき、 前記鍵情報 の送信を禁止する送信要求無効化手段（5 , 10)、

を備えたことを特徴とする管理装置。

5 . 請求項 1 に記載の管理装置において、

前記暗号化コ ンテンツ情報が複数の鍵情報によ り個別に復 号可能な複数の暗号化コ ンテンツを含む場合、 前記送信要求 毎に、 前記複数の鍵情報のう ち、 一部の鍵情報を送信する鍵 配信手段（15)、

を備えたこ とを特徴とする管理装置。

6 . 請求項 1 に記載の管理装置において、

前記配布者 I D、 前記コンテンツ I D及び付加サービスの 組を管理し、 前記送信要求内の配布者 I D及びコ ンテンツ I D に基づいて、 該当する付加サービスをユーザに提供する付 加サ一ビス提供手段（10)、

を備えたことを特徴とする管理装置。

7 . 暗号化コ ンテンツ情報が記憶されたコ ンテンッ記憶媒 体を保持するユーザに一時的に占有される閲覧用装置（90)で あって、

予め保持した鍵情報に基づいて、 前記コ ンテンツ記憶媒体 内の暗号化コ ンテンツ情報を復号し、 得られたコ ンテンツ情 報を閲覧させるための閲覧手段（91 )、

を備えたことを特徴とする閲覧用装置。

8 . 暗号化コ ンテンツ情報と前記暗号化コ ンテンツ情報を 復号可能な鍵情報とを別々 にユーザに配布する ことによ り、 コ ンテンツを流通させるコ ンテンツ流通システムの管理装置 ( 10)に用 い られる コ ン ピュータ読取 り 可能な記憶媒体に記憶 されたプログラ'ムであって、

前記暗号化コ ンテンツ情報を示すコ ンテンツ I D及びこの 暗号化コ ンテンツ情報を復号するための鍵情報の組を記憶す る コ ンテンッ用 デ一夕記憶装置（1 )を管理する処理をコ ン ピ ユ ー夕 に実行させるための第 1 プログラムコー ド、

前記暗号化コ ンテンツ情報を示すコ ンテンツ I D、 前記ュ 一ザを示すユーザ I D、 及び前記暗号化コ ンテンッ情報を配 布した業者又はユーザを示す配布者 I D の組を記憶する鍵購 入用データ記憶装置（2)を管理する処理を コ ン ピ ュータ に実 行させるための第 2 プログラムコー ド、

前記鍵代金に相当する鍵代金情報又は前記鍵代金支払い済 み情報と前記各 I D を含む送信要求とを受信する処理をコ ン ピュー夕 に実行させるための第 3 プログラムコー ド、

前記受信 し た各 I D に基づい て前記各デー タ 記憶装置 ( 1 ,2)を参照 し、 該当する鍵情報を送信する処理をコ ン ビ ュ 一夕 に実行させるための第 4 プロ グラムコー ド、

を備えたこ とを特徴とするプロ グラム。

9 . 請求項 8 に記載のプロ グラムにおいて、

前記ユーザの所属グループを示すグループ I D と当該ユー ザのユーザ I D と の組を記憶する グループデータ記憶装置 (4)を管理する処理をコ ン ピュー夕 に実行させる ための第 5 プログラムコー ド、

前記送信要求を受信する と、 前記グループデータ記憶装置 を参照 して当該送信要求に含まれるユーザ I D と同じ組のグ ループ I D に応じて、 当該ユーザへの特典処理（14)をコ ン ビ ユー夕 に実行させるための第 6 プロ グラムコー ド、

を備えたこ とを特徴とする プロ グラム。

1 0 . 請求項 8 又は請求項 9 に記載のプログラムにおいて、 前記鍵情報を送信した場合、 前記鍵購入用データ記憶装置 内の配布者 I D に基づいて、 前記暗号化コ ンテンツ情報を配 布した業者又はユーザに、 前記鍵代金の範囲内で利益を分配 する処理（16)をコ ン ピュータ に実行させるための第 7 プロ グ ラムコー ド、

' を備えたこ とを特徴とするプログラム。

1 1 . 請求項 8 に記載のプロ グラムにおいて、

前記ユーザ I D と不正ユーザとの組を記憶するユーザデー 夕記憶装置（5)を管理する処理を コ ン ピュータ に実行させる ための第 8 プログラムコー ド、

前記送信要求を受信する と、 前記ユーザデータ記憶装置

(5)を参照 し、 前記送信要求内のユーザ I D が不正ユーザに 該当する とき、 前記鍵情報の送信を禁止する処理（10)をコ ン ピュー夕 に実行させるための第 9 プログラムコー ド、

を備えたこ とを特徴とする プロ グラム。

1 2 . 請求項 8 に記載のプログラムにおいて、

前記暗号化コ ンテンツ情報が、 複数の鍵情報によ り個別に 復号可能な複数の暗号化コ ンテンツを含む場合、

前記送信要求毎に、 前記複数の鍵情報の う ち、 一部の鍵情 報を送信する処理（15)をコ ン ピュータ に実行させるための第

1 0 プログラムコー ド、 を備えたことを特徴とするプログラム。

1 3 . 暗号化コ ンテンツ情報が記憶されたコ ンテンッ記憶 媒体を保持するユーザに一時的に占有される閲覧用装置（90) に用い られるコ ンピュータ読取り可能な記憶媒体に記憶され たプログラムであって、

予め保持した鍵情報に基づいて、 前記コンテンツ記憶媒体 内の暗号化コ ンテンツ情報を復号して閲覧出力させる処理 (91 )をコンピュータに実行させるためのプログラムコー ド、 を備えたことを特徴とするプログラム。

1 4 . 暗号化コ ンテンツ情報をユーザに配布し、 前記ユー ザから鍵代金又は鍵代金支払い済み情報を受ける と、 前記暗 号化コ ンテンツ情報を復号可能な鍵情報を前記ユーザに配布 する こ とによ り 、 コ ンテンツを流通させるための管理装置 (10)に用いられるコ ンテンツ流通方法であって、

前記暗号化コ ンテンツ情報を示すコ ンテンツ I D及びこの 暗号化コ ンテンツ情報を復号するための鍵情報の組を記憶す るコ ンテンッ用データベース（1 )を準備する ことと、

前記暗号化コ ンテンツ情報を示すコ ンテンツ I D、 前記ュ 一ザを示すユーザ I D、 及び前記暗号化コ ンテンツ情報を配 布した業者又はユーザを示す配布者 I Dの組を記憶する鍵購 入用データベース（2)を準備する こ とと、

前記鍵代金に相当する鍵代金情報又は前記鍵代金支払い済 み情報と前記各 I Dを含む送信要求とを受信する ことと、 前記受信した各 I Dに基づいて前記各データベースを参照 し、 該当する鍵情報を送信する こ とと、 を備えたことを特徴とするコンテンツ流通方法。