WO2003092003A1

WO2003092003A1 - Dispositif a disque optique et procede d'enregistrement de disque optique

Info

Publication number: WO2003092003A1
Application number: PCT/JP2003/004710
Authority: WO
Inventors: Shingo Yoshioka
Original assignee: Sony Corporation; Pioneer Corporation
Priority date: 2002-04-25
Filing date: 2003-04-14
Publication date: 2003-11-06
Also published as: RU2318254C2; HK1072317A1; JP3861261B2; JP2003317398A; AU2003227492B2; EP1498893A4; US20030202778A1; CN100401414C; BR0309488A; CA2483216A1; KR100947161B1; KR20050009699A; EP1498893B1; AU2003227492A1; EP1498893A1; US8032011B2; ATE534122T1; CN1662983A; RU2004134358A; CA2483216C

Description

明細書光ディスク装置及び光ディスクの記録方法技術分野本発明は、光ディスク装及び光ディスクの記録方法に阅し、光ディスクへの情報の記録を実行するプログラム及び光ディスクの記録方法を記録した記録媒体に関し、 DVD (Digital Versatile Disc) を記録媒体として用いる光ディスク装置に適用される。更に詳しくは、本発明は、ファイルと組にして記録する管理用情報のフォーマットをフアイルの属性により切り換えることにより、例えば動画以外の静止画等のファイルについても記録することができるようにする。更に、光ディスクに記録されたファイルをフォーマット変換して記録することにより、光ディスクに記録した動画以外の静止画等のファイルについても、標準の光ディスク装置で内容を確認することができるようにする。

本出願は、日本国において 2002年 4月 25日に出願された日本特許出願番号 2002— 124604を基礎として優先権を主張するものであり、この出願は参照することにより、本出願に援用される。背景技術従来、大容量の光ディスクである DVDにおいて、書込可能な光ディスクは、 1回のみ書込可能な D VD— R (DVD -Recordable) ディスク、追記可能な D VD -RW (DVD -Rewritable) ディスク、 DVD— RAM (DVD - Random Access Memory) ディスクが提供されている。これらの光ディスクのうち、 DV D— Rディスク、 DVD— RWディスクは、 DVD—ビデオフォーマヅトに準拠したフォーマツトでビデオデータを記録することにより、再生専用の光ディスク装置やコンピュータでも再生が可能となる。

図 1 A〜図 1 Cは、この DVDビデオフォーマヅトによる光ディスクの論理フォ一マヅトを示す図である。このフォーマットによる光ディスクは、図 1 Aに示すように、情報記録面が、先頭側である最内側よりリードイン（Lead in) 、デー夕ゾーン（Data Zone) 、リードアウト（Lead out) に区切られ、データゾーンに所望のビデオデータ等が記録される。

ここでデータゾーンは、リ一ドイン側より、 UD F (Universal Disc Format) 領域（ファイルシステムエリア） A l、 VMG (Video Manager) 領域（DVD管理情報エリア） A 2、リアルタイムデータ記録エリア A 3に区分される。 UD F 領域及び V M G領域は、この光ディスクに記録されたビデオデータによるフアイルを管理する管理用情報記録領域である。これらの U D F領域及び V M G領域のうち、第 2の管理用情報記録領域である VMG領域は、 D VDビデオフォーマヅトに固有のフアイル管理システムに対応する領域であり、リアルタイムデータ記録ェリァ A 3に記録されたビデオデータ全体を管理する管理用情報である T 0 C の情報が記録される。これに対して第 1の管理用情報記録領域である UD F領域 A 1は、コンピュータによるファイル管理システムに対応する領域であり、コンピュー夕におけるファイルシステムとの互換を図るフォーマヅトによりリアル夕ィムデ一夕記録ェリア A 3に記録されたビデオデ一夕全体を管理する管理用情報が記録される。

リアルタイムデータ記録エリア A 3は、実データを記録するプログラムェリァであり、 VTS (Video Title Set) (以下、適宜、タイトルと呼ぶ）を単位にして、ビデオデ一夕が記録される（図 1 B参照。）。 VT Sは、最大で 9 9個まで設けることができる。ここで、 VT Sは、先頭側より、 VT S I (Video Title Set Information) 、 VT SM VOB S (Video Object Set for the VTSM) 、 VT S TT VOB S (Video Object Set For Titles in a VTS) 、 V T S I BUP (Backup of VTSI) により構成される（図 1 C参照。：）。 VT S T T V 〇B Sには、実データである MP EG (Moving Picture Experts Group) 2のフォーマヅトによるビデオデータが記録され、 VT S Iには、この実デ一夕によるビデオデータを管理する管理用情報である記録位置情報等が、 VT SM VOB Sには、ビデオデータのタイトルメニューが記録される。なお VT SM VOB Sは、オプションである。 VT S I B U Pは、 V T S Iのバヅクァヅプである。この種の光ディスクにおいては、コンピュータによりアクセスする場合、 UD Fにより所望するファイルを検索して再生することができ、 DVDプレーヤにより再生する場合には、 VMGにより所望するファイルを検索して再生すること力 s できる。

このような光ディスクにビデオデータを書き込む方式としては、 Incremental Recording 方式（以下、 I NC方式と称する。）、 Restricted Over Write 方式

(以下、 ROW方式と称する。）が使用される。ここで I N C方式は、シーケンシャルにビデオデータを記録する方式であり、 ROW方式は、上書き可能な光デイスクに適用される方式である。ただし、 ROW方式においても、未記録領域にデータを記録する場合には、シーケンシャルにビデオデータを記録する。これら I N C方式及び R 0 W方式においては、リードインの内周側に設けられた R M A

(Recording Management Area) により、後述する予約等の光ディスクへの処理が管理される。

図 2 A〜図 2 Hは、 I NC方式による記録手順を示す図である。 I NC方式においては、一度に書き込むエリアは最大 3つまでと定義されており、このエリアをそれそれ R z o neと呼び、各 R z o n eを RMAで管理する。

動画を記録する場合、 I NC方式においては、始めに R z 0 n eを予約する (図 2 A参照。）。ここで、 R z o neの予約は、管理用情報の記録領域である UDF領域、 VMG領域を形成する R z 0 ne 1の領域を定義し、続いてリアルタイムデ一夕記録エリアを形成する未記録領域に、先頭の VT Sの VT S I、 V T SM VOB Sを形成する R z o n e 2の領域を定義し、残る未記録領域を I nvi- s i b l e R z o n eの領域と定義して実行される。 I NC方式は、この R z one 1、 R z o n e 2の予約により、管理用情報の記録領域を確保し、また先頭の VT Sの VT S I、 VT SM VOB Sを形成する領域を確保するようになされている。

I NC方式においては、 I nvi s i b l e R z o n eの先頭側より順次ビデォデ一夕を記録することにより、実デ一夕による VT S TT VOB Sを形成する。更にユーザの指示により、 1つのタイトルについて実データの記録が完了すると、この実デ一夕の記録に続いて VT S I BUPを記録し（図 2 B参照。）、先頭側に戻って R z one 2に VTS I、 VT SM VOB Sを形成し (図 2 C参照。）、 R z one 2を閉じる。これによりェ N C方式においては、 1つの VT Sを光ディスクに記録する。

続けて次のタイトルを記録する場合、 I NC方式においては、残りの未記録領域に R z 0 n e 3を予約して VT S I、 VT SM VOB Sの領域を確保し、 I nv i s i b l e R z o neを定義する（図 2 D参照。）。更に続いて、実デ一夕の記録により VT S T T VOB Sを形成した後、 VT S I BUPを形成し（図 2 E参照。）、先に確保した領域に VT S I、 VT SM VOB Sを形成する（図 2 F参照。）。これにより光ディスクでは、続く VT Sが記録される (図 2 G参照。）。 I NC方式においては、引き続きタイトルを記録する場合、同様に未記録領域を定義して順次 VT Sを記録する。 ·

これに対してこのように VT Sを順次記録して、リアルタイムデータ記録ェリァが形成されてなる光ディスクについて、 I N C方式においては、フアイナライズの処理により UD F領域、 VMG領域を形成し、更にリードイン、リードァゥトを形成し（図 2 H参照。）、これにより再生専用の光ディスクとの互換性が図られる。この UDF領域、 VMG領域の形成においては、各タイトルの VT S I、 VT SM VOB Sのデータより、 UDF、 VMGのデータを生成し、このデー夕を R z 0 n e 1に記録して R z o ne 1を閉じることにより実行される。

これに対して、図 3 A〜図 3 Gは、 R〇W方式による記録手順を示す図表である。 ROW方式においては、リードイン、 UDF、 VMG, 先頭タイトルの VT S I s VT SM VOB Sの記録領域をパディングにより事前に確保する（図 3 A参照。）。ここでパディングは、 NU L L等のダミーデ一夕を記録して領域を確保する処理である。

これらの領域を確保すると、 ROW方式においては、順次ビデオデ一夕を記録することにより、実データによる VT S TT VOB Sを形成し（図 3 B参照。）、 1つのタイトルについて実デ一夕の記録が完了すると、続いて VT S I

B UPを記録し、更に続くタイトルの VTS I、 VTSM VOB Sの記録領域の確保のために、パデイングの処理を実行する（図 3 B参照）。続いて先頭側に戻ってこの実データの記録に対応する VT S I、 VT SM VOB Sを形成する（図 3 C参照。）。これにより R OW方式においては、 1つの VT Sを光ディスクに記録する。

続けて次のタイトルを記録する場合、 ROW方式においては、直前の VT Sにより形成したパデイングの領域に続いて、実データの記録により VT S T T V OB S、 V T S I B UPを形成し、続くタイトルの VT S I、 VT SMVOB Sの記録領域の確保のために、パデイングの処理を実行する（図 3 D参照。）。続いて VT S I、 VT SM V OB Sを形成し（図 3 E参照。）、これにより続く VT Sを光ディスクに記録する（図 3 F参照。）。 ROW方式においては、引き続きタイトルを記録する場合、同様にパディング等の処理'を実行して順次 VT Sを記録する。

これに対して、このように VT Sを順次記録して、. リアルタイムデータ記録ェリアが形成されてなる光ディスクについて、 ROW方式においては、 I NC方式と同様のフアイナライズの処理により UD F領域、 VMG領域を形成し、更にリードイン、リードアウトを形成し（図 3 G参照。）、これにより再生専用の光デイスクとの互換性が図られる。

このような光ディスクにおいては、磁気テープに代えて、携帯型のビデオレコ —ダに適用することが考えられる。この場合、従来の携帯型のビデオレコーダにおいては、動画だけでなく、静止画についても記録することができるものがあることにより、この種の光ディスクにおいても、動画以外の静止画も記録できることが望まれる。

因みに、上述したフォーマヅトにおいては、この種のファイルの記録については何ら考慮されておらず、これにより結局、静止画等にあっては、メモリに保持し、別の記録媒体に別途記録することが必要になる。

このようにして記録した各種ファイルのうち、静止画等については、 DVDビデォフォーマヅトのみをサポートする標準の DVDプレーヤでも内容を確認できることが望まれる。発明の開示本発明の目的は、上述したような従来の技術が有している問題点を解決し得る新規な光ディスク装置及び光ディスクの記録方法、更には、光ディスクへの情報の記録を実行するプログラム及び光ディスクの記録方法を記録した記録媒体を提供することにある。

本発明の他の目的は、動画以外の静止画等のファイルについても記録することができる光ディスク装置及び光ディスクの記録方法、更には、光ディスクへの情報の記録を実行するプログラム及び光ディスクの記録方法を記録した記録媒体を提供することにある。

本明の更に他の目的は、光ディスクに記録された動画以外の静止画等のファィルについて、標準の光デイスク装置でも内容を確認することができる光デイスク装置及び光ディスクの記録方法、更には、光ディスクへの情報の記録を実行するプログラム及び光ディスクの記録方法を記録した記録媒体を提供することにある。

上述したような目的を達成するために提案される本発明に光ディスク装置は、記録に供するファイルの管理用情報を生成する管理用情報生成手段と、ファイルと、ファイルに対応する管理用情報とを組にして光ディスクのプログラムエリアに記録する記録手段と、少なくとも管理用情報生成手段、記録手段の動作を制御する制御手段とを備える。制御手段は、ファイルの属性に応じて、プログラムェリアに対するファイル及び管理用情報の記録フォーマットを切り換える。

この光ディスク装置は、制御手段が、ファイルの属性に応じて、プログラムェリアに対するファィル及び管理用情報の記録フォ一マヅトを切り換えることにより、例えば動画のファイルについては、 D V Dビデオフォーマットにより記録し、動画以外の静止画等のファイルについては、 D V Dビデオフォーマツトによる再生には何ら影響を与えないようにして、この静止画等のファイルを再生可能に記録することができる。これにより動画以外の静止画等のファイルについても記録することができる。

本発明に係る光ディスク装置は、更に、ファイルのフォーマットを変換するフォーマツト変換手段と、光ディスクに記録されたファイルを再生する再生手段とを備える。この光ディスク装置において、制御手段は、ユーザによる指示により、光ディスクに記録された特定のフォ一マヅトのファイルを再生してフォーマツト変換手段によりフォーマツト変換し、管理用情報とともに光ディスクに記録するように各部の動作を制御する。この光ディスク装置は、制御手段が、ユーザによる指示により、光ディスクに記録された特定のフォーマツ卜のファイルをフォーマツト変換手段によりフォーマツト変換して、管理用情報とともに光ディスクに記録するように、全体の動作を制御することにより、例えば D V Dビデオフォーマヅトによりサポー卜されていない静止画のファイルについては、この静止画が動画の一部を構成するようにフォーマット変換する。これにより動画のファイルだけ再生する標準の光ディスク装置でも、内容を確認することができる。

本発明は、記録に供するファイルと、ファイルの管理用情報とを組にして光デイスクのプログラムエリァに記録する光ディスクの記録方法であって、ファイルの属性に応じて、プログラムエリアに対するフアイル及び管理用情報の記録フォ一マツトを切り換える。

. 本発明に係る光ディスクの記録方法は、更に、ファイルのフォーマットを変換するフォーマツト変換のステップと、光ディスクに記録されたファイルを再生する再生のステヅプとを有し、ユーザによる指示により、光ディスクに記録された特定のフォーマヅトのファイルを再生のステヅプにより再生し、再生のステヅプで再生されたファイルをフォーマツト変換のステップによりフォーマヅト変換し、管理用情報とともに光ディスクに記録する。

本発明は、記録に供するファイルと、ファイルの管理用情報とを組にして光デイスクのプログラムエリアに記録する光ディスクの記録方法のプログラムであつて、ファイルの属性に応じて、プログラムエリアに対するファイル及び管理用情報の記録フォーマツトを切り換える。

本発明に係るプログラムは、更に、ファイルのフォーマットを変換するフォーマ、ソト変換のステップと、光ディスクに記録されたファイルを再生する再生のステヅプとを有し、ユーザによる指示により、光ディスクに記録された特定のフォ —マツトのファイルを前記再生のステップにより再生し、再生のステップで再生されたファイルをフォーマツト変換のステップによりフォーマツト変換し、管理用情報とともに光ディスクに記録する。本発明は、記録に供するファイルと、ファイルの管理用情報とを組にして光デイスクのプログラムエリアに記録する光ディスクの記録方法のプ口グラムを記録した記録媒体であって、この記録媒体に記録される光ディスクの記録方法は、フアイルの属性に応じて、プログラムエリアに対するファイル及び管理用情報の記録フォーマヅトを切り換える。

本発明に係る； Ιΰ録媒体に記録されたプログラムは、更に、ファイルのフォ一マットを変換するフォーマヅト変換のステツプと、光ディスクに記録されたフアイルを再生する再生のステップとを有し、ユーザによる指示により、光ディスクに記録された特定のフォーマツトのファイルを再生のステップにより再生し、再生のステップで再生されたファイルをフォーマツト変換のステップによりフォーマット変換し、管理用情報とともに光ディスクに記録する。

本究明に係る光ディスクの記録方法、プログラム、記録媒体を用いることにより、動画以外の静止画等のファイルについても光ディスクに記録することができ、更に、光ディスクに記録したファイルについて、標準の光ディスク装置でも内容を確認することができる光ディスクを得ることができる。

本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下において図面を参照して説明される実施の形態の説明から一層明らかにされるであろう図面の簡単な説明図 1 Α〜図 1 Cは、 D V Dビデオフォーマツトの説明に供する図である。

図 2 A〜図 2 Hは、 I N C方式による記録の説明に供する図である。

図 3 A〜図 3 Gは、 R〇W方式による記録の説明に供する図である。

図 4は、本発明の第 1の実施の形態に係る光ディスク装置を示すプロック図である

図 5は、図 4に示す光ディスク装置に用いられるマイコンの処理手順を示すフローチャートである。

図 6 A〜図 6 Kは、本発明の第 1の実施の形態に係る光ディスク装置における記録の説明に供する図である。図 Ί Α〜図 7 Dは、中間管理情報の説明に供する図である。

図 8は、光ディスクにおけるディレクトリ構造の説明に供する図表である。図 9 A〜図 9 Hは、図 4に示す光ディスク装置において R O W方式による記録の説明に供する図である。

図 1 0は、図 5に示す処理手順における記録処理手順を示すフローチヤ一トである。

図 1 1は、図 3 5に示す処理手順における jij生処理手順を示すフローチャートである。

図 1 2は、本発明の第 2の実施の形態に係る光ディスク装置における記録の説明に供する図である。

図 1 3は、本発明の第 2の実施の形態に係る光ディスク装置を示すプロヅク図である。

図 1 4は、図 1 3に示す光ディスク装置に用いられるマイコンの処理手順を示すフ口一チヤ一トである。

図 1 5は、図 1 4の処理による光ディスクにおけるディレクトリ構造の説明に供する図である。

図 1 6は、本発明の第 3の実施の形態に係る光ディスク装置における記録の説明に供する図である。発明を実施するための最良の形態以下、本発明に係る実施の形態を適宜図面を参照して説明する。

( 1 ) 第 1の実施の形態

まず、本発明の第 1の実施の形態を図面を参照して説明する。

本発明に係る光ディスク装置は、携帯型のビデオレコーダであり、光ディスク、例えば、 D V D (Digital Versati le Disc) である光ディスクに撮像結果を記録可能とされている。

本発明が適用された光ディスク装置 1は、図 4に示すような構成を備える。この光ディスク装置は、映像入力部 3を備える。この映像入力部 3は、図示しない撮像手段より得られる撮像結果である映像信号、外部機器から入力される映像信号をアナログディジタル変換処理して得られるビデオデータをビデオ処理部 8に供給する。ここで内蔵の撮像手段は、マイコン 4の制御により、動画による撮像結果、静止画による撮像結果を出力し、これにより映像入力部 3においては、マイコン 4による撮像手段の制御に応動して、動画、静止画によるビデオデータを選択的にビデオ処理部 8側に出力する。

オーディオ入力部 5は、マイクで取得される音声信号、外部入力による音声信号をアナログディジタル変換処理して得られるオーディオデータをオーディオ処理部 1 1に供給する。

本発明に係る光ディスク装置は、圧縮/伸長処理部 6を備える。圧縮/伸長処理部は、マイコン 4の制御により動作を切り換え、記録再生に供するデータを処理する。すなわち、圧縮/伸長処理部 6は、映像入力部 3、オーディオ入力部 5 から入力ざれるビデオデータ、オーディオデータの記録時に、ランダムアクセスメモリ ( R A M ) 9を用いて、これらビデオデータ及びオーディオデータをデー夕圧縮して多重化処理し、ヘッダ情報処理部 7に出力する。これとは逆に、再生時に、同様にランダムアクセスメモリ 9を用いて、ヘッダ情報処理部 7より得られるデータをビデオデータ及びオーディオデータに分離した後、それぞれデータ伸長して出力する。

圧縮/伸長処理部 6において、ビデオ処理部 8は、マイコン 4の制御により、記録時に、映像入力部 3から出力されるビデオデータをデ一夕圧縮して出力するこのとき、ビデオデータが動画によるビデオデ一夕の場合、 M P E G (Moving P i cture Experts Group) 2のフォーマットによりデ一夕圧縮するのに対し、ビデォデ一夕が静止画である場合には、 J P E G (Joint Photographi c Coding Expe rts Group) のフォ一マットによりデータ圧縮する。ビデオ処理部 8は、再生時、多重化処理部 1 0から出力されるビデオデ一夕を、このビデオデータのデ一夕圧縮フォーマツトに対^してデータ伸長して出力する。

オーディオ処理部 1 1は、記録時に、オーディオ入力部 5から供給されるォ一ディォデ一夕を M P E G、ドルビーオーディオ、又はリニァ P C M等のフォーマットによりデータ圧縮して出力する。これとは逆に、再生時には、多重化処理部 1 0から得られるオーディオデ一夕をデータ伸長して出力する。

多重化処理部 1 0は、記録時に、ビデオ処理部 8から出力されるビデオデータ、オーディオ処理部 1 1から出力されるオーディオデータを時分割多重化してへッダ情報処理部 7に出力する。これとは逆に、再生時には、ヘッダ情報処理部 7から出力される時分割多重化データよりビデオデータ及びオーディオデータを分離し、それぞれビデオ処理部 8、オーディオ処理部 1 1に出力する。

モニタ部 1 2は、映像入力部 3から入力されるビデオデータ、オーディオ入力部 5から入力されるオーディオデータ、又は圧縮/伸長処理部 6から出力されるビデオデ一夕、オーディオデータをモニタする表示機構、音声処理機構により構成され、これにより光ディスク装置 1は、撮像結果をモニタし、再生結果をモニ夕可能とされている。

ビデオ/オーディオエンコーダ 1 3は、オーディオ入力部 5から入力されるビデォデ一夕及びオーディオデータ、又は圧縮/伸長処理部 6から出力されるビデォデータ及びオーディオデータを所定フォーマツトによりデ一夕圧縮して外部機器に出力する。これにより、光ディスク装置 1は、撮像結果、再生結果を外部機器でモニタ可能とされる。

ヘッダ情報処理部 7は、記録時に、圧縮/伸長処理部 6から供給される時分割多重化データを受け、マイコン 4の制御により、 D V Dに固有のへヅダ情報、後述する拡張ファイルのヘッダ情報等を付加して出力する。マイコン 4から情報により、 U D F、 V M G、 V T S I等のデータを生成して D V D信号処理部 1 4に出力する。再生時等において、 D V D信号処理部 1 4の出力データから、記録時に付加したへッダ情報を分離して圧縮/伸長処理部 6に出力する。この分離したヘッダ情報をマイコン 4に通知する。ここで拡張ファイルとは、この光ディスク 2について規格化されたフォーマヅトである D V Dビデオフォーマヅトで定義されていないファイルであり、この実施の形態では、この拡張ファイルに静止画のファイルが適用される。

D V D信号処理部 1 4は、記録時に、ランダムアクセスメモリ 1 5を用いて、へヅダ情報処理部 7の出力データよりエラー訂正符号を生成し、このエラー訂正符号をこの出力データに付加する。スクランブル処理、 8 / 1 6変調等の処理を実行し、その処理結果によるデータ列をシリアルデータ列によりアナログフロントェンド部 1 6に出力する。

これに対して、再生時には、 D V D信号処理部 1 4は、記録時とは逆に、アナログフロントエンド部 1 6の出力データを復号処理、デスクランブル処理、エラ一訂正処理し、処理結果をへ、ソダ情報処理部 7に出力する。 0 0信号処理部 1 4は、マイコン 4から出力されるスピンドル制御用、トラヅキング制御用、フォ一カス制御用、スレツド制御用の各種駆動情報をディジタルアナログ変換処理し、これらの駆動制御信号を生成し、これら駆動制御信号をモータアンプ部 1 8に出力する。

アナログフロントェンド部 1 6は、光学へッド 1 9から光ディスク 2に照射するレーザビームについて、光量制御信号を生成して出力する。アナログフロントェンド部 1 6は、再生時に、この光量制御信号により光学へッド 1 9から出射されて光ディスク 2に照射されるレ一ザビームの光量を再生用の一定光量に保持するのに対し、記録時には、 D V D信号処理部 1 4からの出力デ一夕に応じてこの光量制御信号の信号レベルを変化させ、これにより D V D信号処理部 1 4からの出力データに応じてレーザビームの光量を再生時の光量から記録の光量に変更する。

アナログフロントエンド部 1 6は、光学へッド 1 9から得られる光ディスク 2 からの戻り光の受光結果を増幅して演算処理することにより、光ディスク 2に形成されたピット列に対応して信号レベルが変化する再生信号を生成し、この再生信号の信号処理によりこの再生信号の 2値識別結果である再生データを D V D信号処理部 1 4に出力する。この演算処理により、トラヅキングエラ一量、フォーカスエラ一量に応じて信号レベルが変化するトラヅキングエラー信号、フォー力スエラー信号等を生成し、これらの信号をディジタル信号によりマイコン 4に出力する。

モー夕アンプ部 1 8は、 0 0信号処理部 1 4から出力される各種駆動信号により、それそれ対応する機構を駆動する。すなわちモー夕アンプ部 1 8は、これらの駆動信号のうち、スピンドル制御用の駆動信号、スレッド制御用の駆動信号によりスピンドルモー夕 2 0、スレヅドモ一夕 2 1を回転駆動する。トラヅキング制御用の駆動信号、フォーカス制御用の制御信号により光学へツド 1 9に搭載のァクチユエ一夕を駆動する。

スピンドルモー夕 2 0は、光ディスク 2をチヤヅキングして所定の回転速度により回転駆動する。スレツドモータ 2 1は、光学へッド 1 9を光ディスク 2の半径方向に可動させる。

光学へヅド 1 9は、アナログフロントエンド部 1 6から出力される光量制御信号により内蔵の半体レ一ザからレーザビームを出射し、対物レンズを介してこのレーザビームを光ディスク 2の情報記録面に集光する。レーザ.ビームの照射により光ディスク 2から得られる戻り光を対物レンズを介して所定の受光素子に導き、この受光素子の受光結果をアナログフロントエンド部 1 6に出力する。光学へヅド 1 9は、対物レンズがトラッキング制御用の駆動制御信号、フォーカス制御用の駆動制御信号により駆動されるァクチユエ一夕により可動されることにより、レーザビームが光ディスク 2の記録トラックに追従し、光ディスク 2の信号記録面に合焦して照射するように制御するトラッキング制御及びフォーカス制御を行う。レーザビームの光量が光量制御信号により間欠的に立ち上げられ、これにより光ディスク 2の情報記録面を局所的に温度上昇させて所望のデータを記録する。

マイコン 4は、光ディスク装置 1全体の動作を制御する制御手段を構成するコンピュータであり、この光ディスク装置 1に事前にィンストールされた処理プログラムを実行することにより図示しない操作部を介して得られるユーザの操作により、更にはアナログフロントエンド部 1 6で検出される各種信号等により、各部の動作を制御する。すなわちマイコン 4は、アナログフロントエンド部 1 6で検出されるトラヅキングエラー信号、フォーカスエラ一信号により、トラツキング制御用、フォーカス制御用の駆動情報を生成し、 D V D信号処理部 1 4でアナログ信号に変換してモータアンプ部 1 8に出力し、これによりトラヅキング制御、フォーカス制御の処理を実行する。またへヅダ情報処理部 7で検出されるヘッダ情報等によりレーザビーム照射位置を検出し、この検出結果よりスレツド制御用の駆動情報を生成して D V D信号処理部 1 4に出力し、これによりシーク等の処理を実行する。また同様にしてスピンドル制御の処理を実行する。これらの光ディスク 2に関する処理を前提として、マイコン 4は、電源の立ち上げにより図 5に示す処理手順を実行する。すなわち、マイコン 4は、電源が立ち上げられると、ステヅプ SP 1からステップ SP 2に移り、図示しない光ディスク 2の検出機構による検出結柬ょり光ディスク 2の有無を判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン 4は、ステヅプ S P 2を繰り返す。これに対して光ディスク 2が装填された状態で電源がなち上げられた場合、更には電源を立ち上げた後、光ディスク 2が装填されると、ステップ SP 2.で肯定結果が得られることにより、ステップ S P 2からステップ S P 3に移る。なお、マイコン 4は、ステップ S P 2の繰返しにおいて、電源が OFFされると、ステヅプ SP 4に直接移ってこの処理手順を終了する。

ステップ S P 3において、マイコン 4は、スレッドモー夕 2 1を駆動して光学ヘッド 1 9を光ディスク 2の最内周に移動させ、この最内周側の再生結果を D V D信号処理部 1 4から取得することにより、フアイナライズ処理されている光デイスク 2については、 VMGのデータを取得する。これに対して光ディスク 2が未だフアイナライズ処理されていない場合には、 RMAの情報を取得する。またこの RMAの情報により、光ディスク 2のリアルタイムデ一夕記録エリァに既にデータが記録されていると判断される場合には、光ディスク 2をサーチして各 V T Sの VT S I、 VT S TT V 0 B Sのデータを取得する。これによりマイコン 4は、通常の DVDを記録再生する光ディスク装置と同様に、光ディスク 2の記録再生に必要な光ディスク 2の管理用情報を取得するようになされている。この処理において、マイコン 4は、 VMGのデータに加えて、 UDFのデ一夕も併せて取得する。リアルタイムデータ記録エリアの再生において、後述する中間管理情報が記録されている場合には、この中間管理情報も併せて取得する。これによりマイコン 4は、 D VD—ビデオフォーマヅトで定義されていない拡張フアイルに関しても光ディスク 2より再生可能に、この拡張ファイルの管理用情報についても併せて取得するようになされている。マイコン 4は、このようにして取得した一連の管理用情報を内蔵のメモリに記録して保持する。

続いて、マイコン 4は、ステヅプ S P 5に移り、光ディスク 2のイジェクトが指示されたか否か判断し、ここで肯定結果が得られると、光ディスク 2のイジヱクトを図示しないローディング機構に指示した後、ステヅプ S P 2に戻る。

これに対してユーザより光ディスク 2のイジェクト以外の指示が得られると、ステップ S P 5からステップ S P 6に移り、このユーザによる操作が記録を指示する操作か（R E Cにより示す。）、再生を指示する操作か（PBにより示す）、電源の〇 F Fを指示する操作が（P owe r OFFにより示す。）か判断する ₍ ここでユーザによる操作が再生を指示する操作の場合、マイコン 4は、ステップ S P 6からステップ S P 7に移り、光ディスク 2に記録きれたファイルを再生する再生処理手順を実行してステツプ S P 5に戻る。 '

これに対してユーザによる操作が記録を指示する操作の場合、マイコン 4は、ステップ S P 6からステヅプ S P 8に移り、光ディスク 2に動画又は静止画を記録する記録処理手順を実行してステヅプ SP 5に戻る。なお、マイコン 4は、光ディスク 2がいわゆるフアイナライズ処理されて U D F、 VMGが形成されている場合、光ディスク 2がデータを記録できないように処理されていることにより、記録処理手順を省略してステヅプ SP 5に戻る。このようにフアイナライズ処理されている場合でも、光ディスク 2が消去可能な DVD— RWの場合、ユーザの確認により記録済データを消去して、記録処理手順を実行する。

これに対してユーザによる操作が電源を 0 F Fする操作の場合、マイコン 4は、ステヅブ S P 6からステップ S P 9に移り、電源 OF Fの処理を実行し、ステヅプ S P 4に移ってこの処理手順を終了する。

マイコン 4は、このようにして実行される処理手順のうちの記録処理手順において、光ディスク 2が DVD— Rディスクの場合、 I NC方式により動画、静止画のファイルを記録する。これに対して光ディスク 2が D VD—RWディスク、 DVD— RAMディスクの場合、 ROW方式により動画、静止画のファイルを記録する。

図 6 A〜図 6 Kは、光ディスク 2が何らファイルを記録していないいわゆるバ —ジンディスクの場合を例にとって、この I NC方式により動画ファイル、静止画ファイルの記録処理の説明に供する図である。マイコン 4は、光ディスク 2より取得してメモリに保持した RMAの情報を更新することにより、 R z 0 n e 1 を予約する（図 6 A参照。 ) 。 10

16 動画を記録する場合には、同様にして RMAの情報を更新することにより R z o ne 2、 I nv i s i b l e R z o neを予約し（図 6 A参照。）、実デ一夕であるビデオデータを順次 I nv i s i b l e R z o neに記録して VT S TT VOB Sを生成する。ュ一ザにより録画の停止が指示されると、 VT S I

BUPを生成し（図 6B参照。）、 VT S I、 VT SM VOB Sを生成して 1つの VT Sを生成する（図 6 C参照）。このようにして生成した VT Sに対応するように、管理用情報をメモリに保持し、メモリに保持した RMAの情報を更新する。

続いて動画を記録する場合、マイコン 4は、同様にメモリに保持した RMAの情報を更新して、 R z o ne 2、 I nv i s i b l e R z o n eを予約した後、突データを順次 I n V i s i b 1 e R z o n eに記録して V T S T T V O B S、 VT S I ' B UPを生成し、また VT S I、 VT SM VOB Sを生成し、これらに対応するように、管理用情報をメモリに記録し、メモリに保持した RM Aの情報を更新する。

これによりマイコン 4は、 I NC方式により動画を記録する場合には、従来の I NC方式による場合と同様にして順次タイトルを記録するようになされている < また未だフアイナライズされていない光ディスク 2が装填され、この光ディスク 2に追記する場合には、図 5のステップ SP 2で取得した RM Aのデータであつて、メモリに保持してなる RMAのデータにより、既に記録済のタイトルの末尾より、同様の処理を実行し、これにより撮像結果である動画を追記する。

これに対してフアイナライズの処理においては、このようにして生成してメモリに保持した管理用情報により R z 0 n e 1の UD F、 VMGを生成し、リードイン、リードアウトを生成する。なお、未だフアイナライズされていない光ディスク 2に追記した場合には、既に光ディスク 2に記録済のタイトルについては、図 5のステヅプ SP 3で取得した VT S I、 VT SM VOB Sにより、これらタイトルについての UD F、 VMGのデータを生成する。

これらにより、本発明に係る光ディスク装置 1は、動画のファイルについて、従来と同様の I N C方式による処理により、 D VDビデオフォーマヅトにより記録可能とする。これに対して静止画を記録する場合、メモリに保持した RMAの更新により、始めに I nv i s i b l e R z o neを予約し、拡張ファイルである静止画のファイル（図 6においては、 EF) を順次記録する（図 6 E参照）。この静止画ファイル E Fの記録に対応するように、フアイナライズまでの間、一時的に静止画を管理する管理用情報である中間管理情報を順次作成して内蔵のメモリに保持する。

所望するファイル数だけ静止画ファイルを記録してユーザにより静止画フアイルの記録の終了が指示されると、メモリに保持した RMAの更新により、 I nv i s i b 1 e R z o n eを閉じ、静止画ファイルに続く領域に R z o n e 3を予約する（図 6 F参照。）。メモリに保持した中間管理情報を光ディスク 2への記録のフォーマヅトに変換し、この中間管理情報を R z 0 n e 3に記録する（図

6 G参照。）。

ここで中間管理情報は、拡張ファイルの再生に必要な管理用情報であり、拡張ファイルの属性を示す拡張子による属性情報、記録位置を示すアドレス情報、フアイルサイズの情報、光ディスク 2に記録した時間情報等により構成され、図 7 A〜図 7 Dに示すように、連続して記録した拡張ファイルの属性毎にまとめて記録される。すなわち図 7 Bに示すように、中間管理情報は、ヘッダと、属性毎の 'ファイル管理情報 D J、 DM 7、 DM4とにより構成される。例えば、ユーザの指示により JPE Gによる 3つのファイル FJ 1、 F J 2 F J 3を記録した後、続いて MP E G 7による 2つのファイル FM7 1、 M 72を記録し、更に続いて MPEG4による 2つのファイル FM4 1、 FM42を記録した場合（図 7 A 参照。）、中間管理情報は、ヘッダの記録によりこれら 3種類のファイルの記録が示され、このヘッダの記録により、続く各ファイル管理情報 D J、 DM7、 D M4の記録位置が示される。ここで符号 D J、 DM7s DM4は、それそれ JP EG、 MP EG 7、 MPEG4によるファイル管理情報を示す。

属性毎のファイル管理情報 D Jは、図 7 Cに示すように、各ファイルの管理情報 DF J 1、 DF J 2、 DF J 3毎に記録され、図 7 Dに示すように、この各フアイルの管理情報 D F J 1に、対応する拡張ファイルの属性情報、アドレス情報 ADDR、サイズの情報、時間情報等が割り当てられる。この実施の形態において、光ディスク装置 1は、拡張ファイルとして J PE G による静止画ファイルが適用されることにより、この光ディスク装置 1により記録された光ディスク 2においては、このような属性毎のファイル管理情報については、図 7 Bに示すファイル管理情報 D Jのみが作成される。

これによりマイコン 4は、光ディスク 2に動画以外のファイルを記録する場合でも、ファイルと対応する管理用情報とを組にしてプログラムエリアに記録するこのとき、光ディスク 2に記録するファイルが動画のファイルの場合、管理用情報、フアイル、管理用情報のバックアツプ用情報が順次連続するように記録するのに対し、動画以外のファイルである静止画のファイルを光ディスク 2に記録する場合、ファイル、管理用情報を順次記録し、これによりファイルの属性に応じて、管理用情報の記録フォーマットを切り換える。 ■ マイコン 4は、このようにして中間管理情報 DKを記録すると、内蔵のメモリにこの中間管理情報 D Kを記録して保持する。またこのようにして中間管理情報 DKを記録した後、再び静止画によるファイルを記録する場合、. マイコン 4は、同様に順次拡張ファイルを記録した後、ユーザによる終了の指示により、中間管理情報 DKを記録する。

これに対して続いて動画を記録する場合、 Z o ne、 I nv i s i b l e R z o n eを予約し（図 6 H参照。）、 V T S T T VOB S、 VT S I Β UP を形成し、 VT S I、 VT SM VOB Sを生成し（図 6 I参照。）、これにより中間管理情報 DKに続いて VT Sを生成する（図 6 J参照）。

これらにより光ディスク装置 1では、 DVDビデオフォーマツトによる動画によるファイルとともに、 DVDビデオフォーマヅトによっては定義ざれていない静止画によるフアイルを管理用情報とともに記録する。このようにして記録した光ディスク 2については、 RMAによりリアルタイムデータ記録エリアをサーチした場合に、 DVDビデオフォーマヅトのみをサポートする従来の光ディスク装置においては、 VT Sの管理用情報である VT S I、 VT S T T VOB Sのみが検出され、何ら定義されていない静止画等による拡張ファイル、拡張ファイルの中間管理情報については、何ら有意なファイルとして認識されないことになる。これに対してこの種の拡張ファイルをサポートする光ディスク装置においては、 VT Sの管理用情報に加えて、これら静止画等による拡張ファイル、拡張フアイルの中間管理情報についても認識されることになる。

これによりマイコン 4は、従来の光ディスク装匿における動画の再生には何ら影響を与えないようにして、拡張ファイルを記録するようになされている。

このようにして拡張ファイルを記録してなる光ディスク 2をフアイナライズするようユーザにより指示されると、マイコン 4においては、このようにして作成した全てのタイトルの管理用情報（VT S I、 VT S TTVOB S) 、全ての拡張ファイルの中間管理情報から U D Fのデータを作成して光ディスク 2に記録する（図 6 K参照。）。全てのタイトルの管理用情報（VT S I、 VT S TT V 0 B S ) のみから VMGのデータを生成して光ディスク 2に記録する。これら U DF、 VMGのデータの生成においては、メモリに保持した中間管理情報等より作成する。マイコン 4は、このようにして UDF、 VMGを記録するど、リードイン、リードアウトを作成する。なおこのような UDF、 VMGの記録、リードイン、リードアウトを作成、更には中間管理情報の記録について、マイコン 4は、対応するデータの DVD信号処理部 1 4への出力により実行する。

これにより、本実施の形態においては、コンピュータ用の管理用情報である U D Fについては、拡張ファイルについても認識してアクセスできるように、管理用情報を記録するのに対し、 D V D再生用の管理用情報である VMGについては、拡張ファイルに係る情報は何ら記録しないようなされている。この処理において、マイコン 4は、図 8に示すように、コンピュータによる UD Fの再生により、 D VDによるタイトルと同一階層である別フォルダに、拡張ファイルのみを表示するように、 UD Fを作成する。図 7A〜図 7 Dについて、上述した中間管理用情報については、ファイル名、記録位置のアドレス情報等の記述を省略して UD F を作成する。なお、タイトルを構成する VT S I、 VT SM VOB S等のファィルと同様に、各拡張ファイルをアクセス可能に UD Fを作成する。これにより、本実施の形態においては、コンピュータにより再生する場合、コンピュータにおける光ディスク 2の再生で何ら意味の無い一時的な中間管理情報のファイルについては、ユーザに見せないようにし、その分、使い勝手を向上するようになされている。これらにより従来の DVDを再生する光ディスク装置においては、 VMGの記録により光ディスク 2に記録された動画ファイルのみを再生する。これに対して本発明に係る光ディスク装置 1において、マイコン 4は、図 5のステップ SP 3 において、 UDF、 VMGのデータを取得し、拡張ファイルについては、 UD F により各ファイルをアクセスするように全体の動作を制御することにより、拡張ファイルについても再生可能とする。図 8において、 R o o tは、ルートディレクトリであり、 V I DEO T Sは、動画のフォルダであり、 D S Cは、拡張フアイルのフォルダである。また D S C 000 1、 D S C 0002は、それそれ拡張フアイルである。

図 9 A〜図 9 Hは、図 6との対比により R OW方式の記録を示す図である。マイコン 4は、光ディスク 2が DVD— RW、 DVD— RAMの場合、この ROW 方式により動画のファイル、拡張ファイルを記録する。すなわちマイコン 4は、動画を記録する場合、従来と同様に、 RM Aの管理によるパディングにより領域を確保し（図 9 A参照）、 VT S T T VOB S、 VT S I B UPを記録し、パディングにより続く領域を確保し（図 9 B参照。）、先頭側に戻って VT Sェ、 VT SM VOB Sを形成する（図 9。参照。）。これにより R OW方式においては、 1つの VT Sを光ディスクに記録する。

続いて動画を記録する場合、マイコン 4は、同様の処理の繰返しにより、従来と同様にして順次タイトルを記録し、更にはフアイナライズの処理を実行する。これに対して拡張ファイルを記録する場合、パディングにより領域が確保されている場合には、この領域の先頭より拡張ファイル EFを順次記録し、中間管理情報 DKを記録し、パディングにより続くタイトル記録用の領域を確保する（図 9 D参照。）。この拡張ファイル EF、中間管理情報 DKについては、記録済領域であるパディングされた領域の先頭より記録する点、続くタイトル記録用のパディングにより領域を確保する点を除いて、 I NC方式の場合と同一である。続いて拡張ファイルを記録する場合には、マイコン 4は、このような拡張ファィル EF、中間管理情報 DKの記録、パディングによる領域の確保を繰り返す。これに対して続いて動画を記録する場合、動画のファイルに続いて動画のフアイルを記録する場合と同様に、パデイングの領域に続いて、 VT S TT VOB S、 VT S I BUP記録し、パディングにより続く領域を確保し、先頭側に戻って VT S I、 VT SM VOB Sを形成する（図 9 E及び図 9 F参照。）。これにより 1つの VT Sを光ディスクに記録する（図 9 G参照。）。

これらにより光ディスク装置 1では、この場合も、従来の光ディスク装置における動画の再生には何ら影響を与えないようにして、 DVDビデオフォーマヅトによる動画によるファイルとともに、 DVDビデオフォーマヅトによっては定義されていない静止画によるファイルを中間管理用情報とともに記録するようになされている。

このようにして拡張ファイルを記録するにつき、図 6について上述したと同様に、マイコン 4においては、各ファイルの管理用情報をメモリに記録して保存する。

これに対してフアイナライズにおいては、 I N C方式の場合と同様に、 UD F、 VMGのデータを生成し、パディングにより確保された領域にこれら UDF、 V MGのデータを記録して UD F、 VMGを生成し、リードイン、リードアウトを作成する。これにより R OW方式による場合にあっても、 I NC方式による場合と同様に、コンピュータ、拡張ファイルをサポートする光ディスクによっては、動画、拡張ファイルを再生可能に、従来の DVDの光ディスク装置によっては、動画のみ再生可能に、管理用情報を記録するようになされている。

図 10は、図 6及び図 9について上述した記録処理手順を示すフローチヤ一トである。マイコン 4は、この記録処理手順を開始すると、ステップ SP 1 1からステップ S P 1 2に移り、ユーザによる記録の指示が動画の記録に係るものか、静止画の記録に係るものか、フアイナライズの処理に係るものか判断する。

ここでユーザによる記録の指示が動画の記録に係るものの場合、マイコン 4は、ステップ S P 1 2からステップ S P 1 3に移り、ユーザにより記録の開始が指示されたか否か判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン 4は、ステップ S P 13を繰り返すのに対し、肯定結果が得られると、ステヅプ SP 1 3からステツプ SP 14に移り、図 6及び図 9について説明したように、実デ一夕を記録する。更にステップ SP 1 5に移り、ユーザにより記録の停止が指示されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステヅプ SP 1 4に戻る。これによりマイコン 4は、ステップ SP 1 4— SP 1 5— SP 1 4の処理手順を繰り返し、順次、実デ一夕を記録し、ステップ SP 1 5で肯定結果が得られると、実デ一夕の記録を終了して VT S T T VO B Sの記録を完了する。

続いてマイコン 4は、ステップ SP 1 6に移り、 VT S I BUP、 VT S I、 VT SM VOB Sを順次形成し、これにより 1つの VT Sを記録し、ステップ SP 1 7に移ってこの処理手順を終了する。

これに対してユーザにより指が静止画の記録の場合、マイコン 4は、ステヅプ SP 1 2からステップ S P 1 8に移り、ユーザにより記録の開始が指示されたか否か判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン 4は、ステップ S P 1 8を繰り返すのに対し、肯定結果が得られると、ステヅプ SP 1 8からステップ S P 1 9に移り、図 6及び図 9について説明したように、静止画ファイルによる拡張ファイルを記録する。更に、ステップ SP 20に移り、ュ一ザにより記録の停止が指示されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップ S P 1 9に戻る。これによりマイコン 4は、ステップ SP 1 9 - SP 2 0 - SP 1 9の処理手順を繰り返し、順次、静止画ファイルを記録し、ステップ SP 2 0で肯定結果が得られると、静止画ファイルの記録を終了してステヅプ SP 2 1に移る。ここでマイコン 4は、中間管理情報を記録し、ステップ S P 1 7に移ってこの処理手順を終了する。

これに対してュ一ザにより記録の指示がフアイナライズの処理に係るものの記録の場合、マイコン 4は、ステップ S P 1 2からステヅプ S P 2 2に移り、ユーザにより記録の開始が指示されたか否か判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン 4は、ステップ S P 2 2を繰り返すのに対し、肯定結果が得られると、ステップ S P 22からステヅプ S P 2 3に移り、図 6及び図 9について説明したように、フアイナライズの処理を実行した後、ステップ S P 1 7に移ってこの処理手順を終了する。

これに対して図 1 1は、図 6について上述した再生処理手順を示すフローチヤートである。マイコン 4は、この再生処理手順を開始すると、ステヅプ SP 3 1 からステップ S P 32に移り、ユーザによる再生の指示が動画の記録に係るものか、静止画の記録に係るものかを判断する。ここでユーザによる再生の指示が動画の再生に係るものの場合、マイコン 4は、ステップ S P 3 2からステップ S P 3 3に移り、ユーザにより再生の開始が指示されたか否か判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン 4は、ステップ S P 33を繰り返すのに対し、肯定結果が得られると、ステップ S P 3 3からステヅプ SP 34に移る。ここでマイコン 4は、メモリに記録して '持した管理用 † 報を基準にして、ユーザにより指示された動画のファイルを再生するように全体の動作を制御する。

すなわち、光ディスク 2がフアイナライズ処理された光ディスクの場合、メモリに保持した VMGのデータにより対応するファイルの記録位置を検出し、この記録位置からの再生を光ディスク装置 1の各部に指示する。これに対して光ディスク 2がフアイナライズ処理されていない光ディスクの場合、メモリに保持した各タイトルの VT S I、 VT S T T V 0 B Sにより対応するフアイルの記録位置を検出し、この記録位置からの再生を光ディスク装置 1の各部に指示する。このように再生を指示すると、マイコン 4は、続いてステップ SP 3 5に移り、ユーザにより再生の停止が指示されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップ SP 34に戻る。これによりマイコン 4は、ステップ SP 34— S P 3 5— SP 34の処理手順を繰り返し、順次、ュ一ザにより指示された動画のファイルを再生する。これに対してステヅプ SP 3 5で肯定結果が得られると、再生の動作を終了し、ステヅプ SP 3 6に移り、この処理手順を終了する。

これに対してユーザによる再生の指示が拡張ファイルの再生に係るものの場合、マイコン 4は、ステヅプ SP 32からステップ SP 37に移り、ユーザにより再生の開始が指示さ'れたか否か判断する。ここで否定結果が得られると、マイコン 4は、ステヅプ S P 37を繰り返すのに対し、肯定結果が得られると、ステヅプ SP 37からステヅプ SP 38に移る。

ここで、マイコン 4は、光ディスク 2がフアイナライズ処理された光ディスクの場合、メモリに保持した UD Fのデータにより対応するファイルの記録位置を検出し、この記録位置からの再生を光ディスク装置 1の各部に指示する。これに対して光ディスク 2がフアイナライズ処理されていない光ディスクの場合、メモリに保持した中間管理情報より対応するファイルの記録位置を検出し、この記録位置からの再生を光ディスク装置 1の各部に指示する。

このように再生を指示すると、マイコン 4は、続いてステップ S P 3 9に移り、ユーザにより再生の停止が指示されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステヅプ S P 3 8に戻る。これによりマイコン 4は、ステップ S P 3 8— S P 3 9— S P 3 8の処理手順を繰り返し、順次、ュ一ザにより指示された静止画のファイルを再生する。これに対してステップ S P 3 9で肯定結果が得られると、再生の動作を終了し、ステップ S P 3 6に移り、この処理手順を終了する。

これらにより、本発明に係る光ディスク装置 1において、マイコン 4は、記録に供するファイルの管理用情報を生成する管理用情報生成手段を構成し、 D V D 信号処理部 1 4、ランダムアクセスメモリ 1 5、アナログフロントエンド部 1 6、モータアンプ部 1 8、光学へヅド 1 9、スピンドルモ一タ 2 0は、ファイルと、ファイルに対応する管理用情報とを組にして光ディスク 2のプログラムエリアに記録する記録手段を構成する。マイコン 4は、この管理用情報生成手段、記録手段の動作を制御する制御手段を構成し、更には圧縮/伸長処理部 6、ヘッダ情報処理部 7、 D V D信号処理部 1 4、ランダムアクセスメモリ 1 5、アナログフロントェンド部 1 6、モ一夕アンプ部 1 8、光学へヅド 1 9、スピンドルモー夕 2 0とともに、このようにファイルとの組により記録された管理用情報に基づいて光ディスクに記録された各属性のファイルを再生する再生手段を構成する。

上述したように、図 4に示すような構成を備えた光ディスク装置 1は、電源が立ち上げられた状態でユーザにより光ディスクが装填されると、あるいは光ディスクが装填された状態で電源が立ち上げられると、マイコン 4による D V D信号処理部 1 4、モー夕アンプ部 1 8を介したスレヅドモ一夕 2 1の駆動により、光学へッド 1 9が光ディスク 2の内周側に移動する。更に、光学へヅド 1 9により光ディスク 2にレーザビームを照射し、戻り光の光学へッド 1 9による受光結果がアナログフロントェンド部 1 6、マイコン 4で順次処理され、このマイコン 4 の処理による D V D信号処理部 1 4、モータアンプ部 1 8を介した光学へッド 1 9の制御により、トラヅキング制御、フォーカス制御の処理が実行される。また、受光結果の D V D信号処理部 1 4による処理により、光ディスク 2に記録されたデ一夕が再生される。光ディスク装置 1では、この一連の処理により、光デイスク 2の内周側に記録された各種情報がマイコン 4で取得され、マイコン 4に内蔵のメモリに保持される。

この光ディスク 2が、情報信号を示す微小ピヅトパターンを形成したスタンパを用いて微小ピヅトパターンを予め形成した再生専用の光ディスクの場合、更には光ディスク 2が動画ファイルのみを記録したフアイナライズ処理されてなる光ディスクの場合、この一連の処理により、マイコン 4には、光ディスク 2の内周側に記録された D V Dプレーヤ用の管理用情報である V M Gのデータが取得される。これにより光ディスク装置 1では、ユーザにより光ディスク 2の再生が指示されると、この V M Gのデータに従って、 D V D信号処理部 1 4、モータアンプ部 1 8を介したスピンドルモー夕 2 0の駆動により、ユーザの所望するタイトルの記録位置まで光学へヅド 1 9がシークし、更には光学へヅド 1 9の受光結果によりトラヅキング制御、フォーカス制御した状態で、光学へヅド 1 9の受光結果が D V D信号処理部 1 4、へッダ倩報処理部 7、圧縮/伸長処理部 6で順次処理されて動画によるビデオデータが再生される。すなわち受光結果である光デイスク 2のピヅト列に応じて信号レベルが変化する再生信号がアナログフロントェンド部 1 6で処理されて再生データが生成され、この再生データが D V D信号処理部 1 4で復号、ディン夕リーブ、誤り訂正処理される。この誤り訂正処理された再生データ.は、ヘッダ情報処理部 7に入力され、ここでヘッダが除去され、このヘッダの情報がマイコン 4に通知される。続いて圧縮/伸長処理部 6に入力され、多重化処理部 1 0でビデオデータ及びオーディオデータに分離され、ビデオデ一夕については、ビデオ処理部 8により M P E Gによるデータ圧縮が解かれ、モニ夕部 1 2により表示され、又はビデオ Zエンコーダ 1 3より外部機器に出力される。これに対してオーディオデータは、オーディオ処理部 1 1でデ一夕伸長された後、モニタ部 1 2によりモニタに供給され、又はビデオ/エンコーダ 1 3より外部機器に出力される。

これに対して、光ディスク 2が情報信号の記録を可能とし未だ情報信号の記録がなされていないバージンディスクである場合、光ディスク 2の装填時、電源の立ち上げ時における光ディスク 2のアクセスにより、光ディスク 2の R M Aのデ一夕がマイコン 4で取得される。光ディスク装置 1では、ユーザにより動画の撮影モードが選択されると、この光ディスク 2が D VD— Rの場合（図 6参照。）、マイコン 4において、メモリに保持した RMAの更新により、 UDF、 VMGを形成する領域が R z 0 n e 1の予約により確保される。光デイスク 2が D VD— RW等の場合（図 3参照。）、同様に RMAのデータが更新され、 UDF、 VM Gを形成する領域、最初の VT Sの VT S I、 VT SM VOB Sを生成する領域がパディングにより確保される。

この状態でユーザにより録画の開始が指示されると、映像入力部 3、オーディォ入力部 5から順次ビデオデータ、オーディオデータが入力され、ビデオデータについては MP E Gによるビデオ処理部 8でデータ圧縮の処理が実行され、ォーディォデ一夕についてはオーディオ処理部 1 1でデータ圧縮の処理が実行される < 更にこれらデータ圧縮されたビデオデータ及びオーディオデータが、多重化処理部 1 0により多重化処理され、その処理結果のデ一夕にヘッダ情報処理部 7によりヘッダが付加される。更に続く DVD信号処理部 14において、誤り訂正符号が付加された後、イン夕リーブ処理、符号化処理され、この処理結果のデータに従って光学へヅド 1 9から光ディスク 2に照射するレーザビームの光量がアナ口グフロントエンド部 16により立ち上げられ、これにより光ディスク 2に順次ピヅト列が形成されて動画によるビデオデータが順次記録される。

光ディスク装置 1では、ユーザにより記録が停止指示されると、圧縮/伸長処理部 6等における一連の処理がマイコン 4により停止制御されてビデオデータの記録が中止され、続いてこのようにして記録した動画によるファイルの管理用情報が光ディスクに記録される。すなわち、光ディスク装置 1では、このようにして動画を記録してなる位置情報、ファイルサイズの情報、記録日時等の情報よりマイコン 4により管理用情報が生成され、ビデオデータに続いて記録するように、この管理用情報が D VD信号処理部 14に出力されて光ディスク 2に記録され、これにより VT S I B UPの領域が形成される。光ディスク 2が DVD— RW 等の場合、続いてパディングにより、続く VT Sの VT S I、 VT SM VOB Sを生成する領域が確保され、先に確保した VT S I、 VTSM VOB Sを生成する領域に光学ヘッド 19がシークし、この領域において、同様の管理用情報が DVD信号処理部 14に出力されて光ディスク 2に記録され、これにより VT S I、 VT SM VOB Sの領域が形成される。

本発明に係る光ディスク装置 1では、これにより動画によるビデオデータが 1 タイトル記録される。これらにより光ディスク装置 1では、動画によるファイルを記録する場合、 VT S Iによる管理用情報、 VT SM VOB Sによる管理用情報、ファイル、 VT S I BUPによる管理用情報が連続するフォーマットである D V Dビデオフォーマットにより管理川情報、ファイルが記録される。

本発明に係る光ディスク装置 1では、続いてユーザにより動画の記録が指示された場合、同様の処理の繰返しにより順次光ディスク 2にタイトルが記録される ₍ このようにしてタイトルを順次記録して、未だフアイナライズしていない光ディスクが装填された場合等にあっては、当初、 RMAのデータとともに、この RM Aのデータを参考にした光ディスク 2のスキャンにより、このようにタイトルと組にして記録された管理用情報が取得されてマイコン 4のメモリに保持され、この光ディスクのスキャンにより検出されるタイトルの末尾より続くタイトルが記録される。

光ディスク装置 1では、このようにしてタイトルを記録して、ユーザによりフアイナライズの処理が指示されると、メモリに記録してなるタイトルと組を形成する管理用情報により UD F、 VMGのデータが生成され、これらが光ディスク 2に確保された内周側領域に記録され、またリードイン、リードアウトが形成される。これによりこの光ディスクにあっては、通常の D VDフォーマヅトのみに対応する DVDプレーヤで再生可能に設定される。

これに対してュ一ザにより静止画の記録モ一ドが選択された場合、バージンデイスクにおいては、動画の場合と同様にして、メモリに保持した RMAの更新により、更にはパディングにより UD F、 VMGの領域が確保される。また光ディスク装置においては、撮像手段の動作モードが静止画のモードに切り換えられ、圧縮/伸長処理部 6における動作モードが J P E Gによるデータ圧縮の動作モードに切り換えられる。

この状態でユーザにより静止画の録画開始が指示されると、映像入力部 3より入力される静止画によるビデオデータが圧縮/伸長処理部 6のビデオ処理部 8で JPE Gのフォーマツトによりデータ圧縮された後、オーディオ処理部 1 1より出力されるオーディオデ一夕と多重化処理部 1 0で多重化処理される。これにより光ディスク装置 1では、動画によるビデオデ一夕に代えて、静止画によるビデォデ一夕により記録に供するデ一夕が生成され、このデータが動画による場合と同様にして順次光ディスク 2に記録される。

光ディスク装置 1においては、動画の記録においては、始めに V T S I、 V T S M V O B Sの領域を確保して実デ一夕を記録するのに対し、この静止画の記録においては、このような領域を確保することなく静止画による実デ一夕を記録する。またユーザにより続く静止画の記録が指示されると、同様にして、続く静止画が光ディスク 2に記録される。またこれらの記録の毎に、各ファイルの'記録位置等がメモリに記録される。

光ディスク装置 1では、このようにして所望するファイル数だけ静止画によるファイルを光ディスクに記録してュ一ザによる動作モードの切り換え等により静止画の記録停止が指示されると、メモリに保持した記録位置等による管理用情報がこれら複数ファイル分、続く領域に、フアイナライズまでの一時的な中間管理情報として記録される。これにより光ディスク装置 1では、動画以外のファイルを記録する場合には、ファイル、対応する管理用情報の順となるように、フアイル及び管理用情報が記録され、記録するファイルの属性によりファイル及び管理用情報の記録フォーマットが切り換えられる。

これにより光ディスク装置 1では、 D V Dビデオフォーマヅトで定義されていない静止画等のファイルについても光ディスク 2に記録することができる。このようにして記録した光ディスク 2を通常の D V Dビデオフォーマツトのみをサボートする光ディスク装置に装填した場合、装填時等のサーチにより V T S I等の D V Dビデオフォーマットに従つて記録した管理用情報が検出され、この管理用情報により V T Sが再生されることにより、記録した静止画等のファイル、対応する管理用情報については、何ら動画の再生に影響を与えないようにすることができる。これにより記録した光ディスクにおいては、通常の D V Dプレーヤにより動画のファイルを再生することが可能となる。

これに対して、動画以外のファイルをもサポートする光ディスク装置によれば、静止画のファイルについても再生することが可能となる。このような光ディスク 2が装填された場合、光ディスク装置 1では、当初の光ディスク 2のサーチにより、 V T S、 V T S M V O B Sのデ一夕だけでなく、静止画ファイルの中間管理用情報についても光ディスク 2より再生され、マイコン 4のメモリに保持される。

これにより例えばユーザの指示により光ディスク 2に記録された動画及び静止画のタイトル等をユーザに提供することができる。ユーザによる再生の指示により、ユーザが動画の再生を指示した場合、 V T S、 V T S M V O B Sのデ一夕により再生専用の光ディスクについて上述したと同様にして対応する動画フアイルが再生される。

これに対して、ユーザにより静止画ファイルの再生が指示された場合、メモリに保持した中間管理用情報より対応するフアイルの記録位置等が検出され、この検出結果により順次光ディスク 2に記録されたデータが再生されて、動画による再生データと同様の経路により処理される。光ディスク装置 1では、再生データの処理において、静止画による再生データを処理する場合には、 J P E Gによりデ一夕圧縮したビデオデータをデータ伸長するように、ビデオ処理部 8の処理がマイコン 4により切り換えられ、これにより静止画によるビデオデータをモニタ部 1 2により確認し、更にはビデオ/オーディォエンコーダ 1 3より外部機器に出力することが可能となる。 .

このような静止画等によるファイルにあっては、一般に、動画によるファイルに比してファイルサイズが小さいのに対し、光ディスク装置 1では、このような管理用情報である中間管理情報が複数ファイル分まとめて作成されて記録される (図 7参照。）。これにより光ディスク装置 1では、このような静止画ファイル等による拡張ファイルを記録するにつき、管理用フアイルの記録による記録領域の減少を低減することができる。

このように複数ファイル分まとめて記録する場合に、ファイルの属性であるフアイルの種類毎にまとめて記録するようになされ、これによりサーチ処理、後述するフアイナライズにおける処理等を簡略化することができるようになされている。

光ディスク装置 1では、これらにより情報信号の記録を可能としながら未だ情報信号が記録されていないいわゆるバージンディスク、動画のみ記録して未だフアイナライズされていない光ディスク、動画及び静止画のファイルを記録して未だフアイナライズされていない光ディスクに対して、動画及び静止画のファイルがユーザの操作により順次記録される。

これに対して動画及び静止画を記録してなる光ディスクについて、ユーザによりフアイナライズが指示されると、光ディスクより取得してメモリに保持した管理用情報、中間管理情報、動画及び静止画の記録により作成してメモリに保持した管理用情報、中間管理情報により、コンピュータ用の U D Fのデ一夕が作成され、このデータが光ディスク 2に事前に確保された領域に記録される。また動画ファイルの管理用情報だけから D V Dプレーヤ用の V M Gデータが生成され、同様にして光ディスク 2に記録される。

これにより、本発明に係る光ディスク装置 1では、光ディスク 2の管理用情報記録領域のうちの、第 1の管理用情報記録領域である U D F領域に、光ディスク 2に記録された全てのファイルについて、組による管理用情報がまとめて記録されるのに対し、第 2の管理用情報記録領域である D V D用の V M G領域に、光デイスクに記録された特定の属性のファイルである動画ファイルについてのみ、組による管理用情報がまとめて記録される。

このようにフアイナライズされた光ディスクを D V Dプレーヤより再生する場合、 D V D用である V M G領域を基準にして光ディスク 2に記録されたファイルが再生されることにより、静止画等のファイルの記録については、動画の再生に何ら影響を与えることなく、確実に D V Dビデオフォーマツトによる動画を再生することができる。

このようにフアイナライズされた光ディスクをコンピュー夕により再生する場合には、 U D Fがコンピュータのフアイル管理システムに対応するフアイル管理フォーマットであり、コンピュータにおいては、 U D Fにより各ファイルを再生することにより（図 8 ) 、動画のファイルはもとより、静止画等のファイルについても再生して利用することが可能となる。

上述したように構成された光ディスク装置 1によれば、ファイルと組にして記録する管理用情報のフォーマツトをファイルの属性により切り換えることにより、例えば動画以外の静止画等のファイルについても記録することができる。

すなわち動画のファイルについては、管理用情報、ファイル、管理用情報のバヅクァヅプ用情報が順次連続するように、更には D V Dビデオフォーマヅ卜により、ファイル及び管理用情報を記録し、動画以外のファイルについては、フアイル、管理用情報の順となるように記録することにより、 D V Dビデオフォーマツトにより定義されていないファイルを記録して、動画フアイルの再生には何ら影響を与えないようにすることができる。

このようにして記録した動画以外の管理用情報に基づいて、光ディスクに記録された各属性のファイルを再生することにより、動画以外のファイルについても再生して利用することができる。

ユーザによる指示により、第 1の管理用情報記録領域に、光デ 'イスクに記録された全てのファイルについて、組による管理用情報をまとめて記録し、第 2の管理用情報記録領域に、特定の属性のファイルについてのみ、組による管理用情報をまとめて記録することにより、通常の D V Dプレーヤによっては動画を再生できるようにし、コンピュータによっては動画、静止画等の全てのファイルを再生可能とすることができる。

( 2 ) 第 2の実施の形態

次に、本発明の第 2の実施の形態を説明する。

以下に説明する例は、上述した光ディスク装置 1により上述した光ディスク 2 に記録された静止画等についても、通常の D V Dプレーヤ、 D V Dレコーダにより内容を確認できるようにするものである。なお、第 2の実施の形態においては、記録された内容を確認できる処理においては、未だフアイナライズ処理されていない光ディスクを対象とした処理である。

図 1 2は、図 6、図 9等の対比によりこの処理の説明に供する図である。この実施の形態においては、ユーザの指示により、拡張フォーマットにより記録した各種のファイルより、 M P E Gフォーマヅトによるビデオデータに変換可能なフアイルについては、 M P E Gフォーマットによるビデオデータにフォーマヅト変換して光ディスクに改めて記録する。これによりフアイナライズ処理しない状態でも、他の D V Dレコーダにおいて、このフォーマヅト変換してなるビデオデー夕を再生できるようにする。

フォーマツト変換後のファイルについても中間管理情報 DK 1 として管理用情報を光ディスクに記録して保持し、フアイナライズ処理により、このフォーマヅト変換してなるビデオデータを再生できるように VMGを記録する。コンビュ一夕においては、フォーマット変換前のファイル、フォーマット変換後のファイルの双方を、他のファイルと同様のアクセスできるように、管理用情報を生成して UD Fに記録する。

これらの処理において、静止画ファイルについては、 1つの'ファイルによる 1 枚の画像が、 MPEGフォーマヅトにおける Iピクチャの画像となるようにフォ一マツト変換する。更にこのとき 1つの中間管理情報によりまとめて管理される複数の静止画ファイルについては、フォ一マット変換した各 Iピクチャが、 DV Dビデオフォーマットにおける連続する画像となるように変換後のファィルを形成し、これにより DVDビデオフォーマヅトにおけるチヤプ夕の機能によりこれら複数の静止画像を順次再生できるようにする。 .

このとき最大で 99枚までのチヤプタとなるように、ファイルを形成し、 9 9 枚を超える場合には、複数のファイルに分割してファイルを形成し、これにより D VDビデオフォーマヅトによる制限を逸脱しないようにする。

すなわち図 1 2に示すように、このように未だフアイナライズ処理されていない光ディスクにおいては、内周側より、 R z one 1の予約により、又はパディングにより、 UDF、 VMGの領域が確保され、 VT S、拡張ファイル E F、この拡張ファイル E Fの中間管理情報 D Kが記録される。この状態でユーザによりこの内容を確認できるようにする処理が指示されると、中間管理情報 D Kより拡張ファイルが検出される。

このようなファイルとしては、 J P E Gによる静止画ファイル、 MPE G 7による動画ファイル、 A V Iファイルによる動画ファイル等がある。これらのファィルのうち、動画ファイルについては、データ伸長した後、 MP EG 2のフォーマヅトによりデ一夕圧縮し直してフォ一マツト変換し、 VT Sにより光ディスク 2に記録する。図 1 2においては、 VT S # 2がこのフォーマヅト変換して記録した VT Sである。これに対して静止画ファイルは、デ一夕伸長した後、 MPEG 2のフォーマヅ卜に対応する画素数となるようにビデオデータを間引きする。更に、 I ピクチャに設定して MP E G 2のフォ一マツトによりデータ圧縮する。静止画ファイルは、 1つの中間管理情報 DKによる纏められた複数ファイルについて、各静止画ファィルょりこのようにして作成した Iピクチャが連続するように、 VT S # 2を作成して光ディスクにフォーマツト変換されたデータが記録される。各 I ピクチャが、 D VDビデオフォーマットの 1チヤプ夕となるように、 VT S# 2が作成される。

このようにして記録されたフォーマツト変換後のファイルについては、動画以外のファイルである拡張ファイルとして、他のファイルと同様に、中間管理情報 DK 1が続いて記録される。ここでこの中間管理情報 D K 1においては、図 7と同様に構成される。

続いてビデオデータを記録する場合には、第 1の実施の形態と同様に動画、静止画を記録し、 VT S# 2、 E F 2を記録し、ュ一ザにより静止画の内容を確認できるようにする処理が指示されると、同様にしてフォーマヅト変換して VT S を形成する。 VT S #4及び VT S # 5は、この処理において、' フォーマヅト変換後におけるピクチャ数が 99を超えることにより、 2つのファイルに分割して VT Sを記録した例である。

図 1 3は、図 4との対比により、第 2の実施の形態に係る光ディスク装置 3 1 を示すブロック図である。この光ディスク装置 3 1においては、圧縮/伸長処理部 2 6が演算処理回路により構成され、マイコン 24の制御により、光ディスク 2より再生される種々のフォーマヅトによるビデオデータをデータ伸長した後、 MPE G 2のフォーマヅトにより上述したようにフォーマヅト変換を行う。ィン夕フェース（I/F) 28によりコンピュータに接続して、 JP EGによる静止画以外についても、種々のフォーマットによるビデオデータ、オーディオデータ等を取得して拡張ファイルとして光ディスク 2に記録できるようにした構成を備える。

これにより、図 1 3に示す光ディスク装置 3 1においては、上述した光デイスク装置 1における処理に加えて、拡張ファイルとして種々のファイルを光ディスク 2に記録し、このようにして記録した拡張ファイルのうち、静止画、動画のフアイルについては、再生してフォ一マヅト変換した後、光ディスク 2に記録することができるようになされている。なお、この機能を相違に係る点を除いて、光ディスク装置 1と同一に構成されることにより、図 1 3、図 1 4においては、対応する箇所に同一の符号を付して示し、更なる詳細な説明は省略する。

図 14は、図 1 0との対比によりこの光ディスク装 fit 3 1におけるマイコン 2 4における記録処理手順を示すフローチャートである。このマイコン 24においては、図 1 0について上述した処理手順に代えて、 'この処理手順を実行する。すなわちマイコン 24においては、この処理手順を開始すると、ステップ SP 4 1からステップ S P 42に移り、ユーザによりフアイナライズの処理が指示されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステヅプ SP 43に移る。ここでマイコン 24は、ユーザによる記録の指示が、拡張ファイルの記録か、動画ファイルの記録か、静止画の内容を確認できるようにする処理（DVD形式作成記録）か判断する。

ここでユーザによる記録の指示が拡張ファイルの記録の場合、第 1の実施の形態と同様にステツプ SP 1 8— SP 1 9— SP 2 0— SP 2 1の処理手順を実行し、撮像手段より得られる静止画ファイル、外部機器より入力される静止画ファィル、インタフヱース 2 8を介してコンピュータより入力される各種ファイルを光ディスク 2に記録する。なお、コンピュータより入力されるデ一夕を記録する場合には、圧縮/伸長処理部 2 6における処理は中止され、入力されたデータが直接へッダ情報処理部 7に入力されることになる。

これに対してユーザによる記録の指示が動画ファイルの記録の場合、第 1の実施の形態と同様にステップ SP 1 3 - S P 14 - S P 1 5 - S P 1 6の処理手順を実行し、撮像手段等より得られる動画ファイルを光ディスク 2に記録する。これに対してユーザによる記録の指示が静止画の内容を確認できるようにする処理の場合、ステヅプ SP 43からステヅプ SP 44に移る。ここでマイコン 2 4は、ユーザにより処理の開始が指示されたか否か判断し、否定結果が得られると、ステップ SP 44を繰り返す。これに対して肯定結果が得られると、ステツプ SP 44からステップ SP 45に移り、ここでプログラムエリアをサーチしてフォーマツト変換可能なファイルを検出し、このようなファイルが検出されると、上述したようにフォーマツト変換して光ディスク 2に記録する。

続くステヅプ SP 46において、マイコン 24は、このフォ一マット変換して光ディスク 2に記録する処理を終了したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップ SP 45に戻り、処理を継続する。これに対して処理を終了すると、ステヅプ SP 47に移り、このようにして記録したファイルについて、 VT S I B UP, 中間管; St 報 DK 1を記録し、 R OW方式の場合にはパディングの処理により続く領域を確保する。また先頭側に戻って、 VT S I、 VT SM VOB Sを記録し、これにより VT Sを形成し、ステップ S P 48から元の処理に戻る。

これに対してユーザによりフアイナライズが指示された場合、マイコン 24は、ステヅプ SP 42からステップ SP 49に移り、ここでユーザによる指示を待機し、ユーザによる指示が得られると、ステップ S P 5 0において、フアイナライズの処理を実行した後、ステツプ S P 48から元の処理に戻る。

図 1 5は、図 8との対比によりこの静止画を確認可能とする処理を示す図である。この処理によりコンビュ一夕によりこの光ディスクのディレクトリ構造を観察すると、 D S C 000 1により示される静止画ファイルが矢印により示すように MPE Gのフォーマヅ卜にフォ一マツト変換されて光ディスク 2に記録され、タイトル nが増加していることになる。

この実施の形態によれば、光ディスクに記録されたファイルをフォーマツト変換して記録することにより、例えば光ディスクに記録した動画以外の静止画等のファイルを記録して、標準の光ディスク装置でも静止画等の内容を確認することができる。

このフォーマツト変換による変換後のファイルが、 MP EGによるファイルであることにより、更には静止画のファイルを、 MP E Gによる Iピクチャに変換することにより、通常の D VDレコーダでもこのフォーマヅト変換後のファイルを再生して、静止画ファイルの内容を確認することができる。

フォーマヅト変換後のフォーマヅトによるピクチャ数により、プ Dグラムエリァに記録するファイルを分割して記録することにより、すなわちチヤブ夕数を 9 9に制限することにより、通常の D V Dレコーダでもこのフォーマヅト変換後のファイルを再生することができ、これにより多量の静止画ファイルをまとめて記録した場合でも、これら静止画フアイルの内容を確認することができる。

ユーザによる指示により、第 1の管理用情報記録領域である U D F領域に、光ディスクに記録された全てのファイルについて、組による管理用情報をまとめて記録し、第 2の管理 /Π情報記録領域である V M G領域には、フォーマツト変換後のフォーマヅトによるファイルについてのみ、すなわち当初より M P E G 2のフォーマツトにより記録されたファイル、フォーマヅト変換により記録されたファィルのみ、管理用情報をまとめて記録することにより、通常の再生専用の D V D プレーヤにおいても、静止画ファイルの内容を確認することができる。コンビュ —夕においては、フォーマツト変換前後のファイルの何れも再生することができ、これにより例えばフォーマット変換後のフアイルをインデックスとして利用して、フォーマット変換前の静止画ファイルを用いて編集等の処理を実行することができ、その分、使い勝手を向上することができる。

( 3 ) 第 3の実施の形態

次に、本発明の第 3の実施の形態を説明する。

図 1 6は、図 7との対比による中間管理情報の記録方法の説明に供する図である。この実施の形態に係る光ディスク装置においては、拡張ファイルと組により記録する中間管理情報においては、図 1 6中矢印により示すよう.に、それまで光ディスクに記録されている全ての拡張ファイルについて、まとめて管理用情報を割り当てるようにする。

' この図 1 6の構成によれば、記録済領域の最後に記録された中間管理情報を再生するだけで、光ディスクに記録された全ての中間ファイルについて、位置情報等の管理情報を取得できることにより、その分、中間管理情報のサーチ処理を簡略化することができる。

( 4 ) 他の実施の形態

なお、上述の各実施の形態においては、光ディスク装置に事前にインストールされた処理プログラムにより一連の処理を実行する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、インタ一ネット等のネットワークを介してダウンロードしたプログラムのィンストールによりこの種の処理手順を実行する場合、更には各種の記録媒体により提供されるプログラムのィンストールによりこの種の処理手順を実行する場合等にも広く適用することができる。このような記録媒体としては、磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ等の記録媒体を適用することができる。上述の実施の形態においては、撮像機能を有する光ディスク装置に本発明を適用した例を举げて説明したが、本発明はこれに限らず、コンピュータのアプリケーシヨンプログラムによりこの種の処理を実行する場合等にも広く適用することができる。

なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施例に限定されるものではなく、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な変更、置換又はその同等のものを行うことができることは当業者にとって明らかである。産業上の利用可能性上述したように、本発明は、ファイルと組にして記録する管理用情報のフォーマツトをファイルの属性により切り換えることにより、例えば動画以外の静止画等のファイルについても記録することができる。このようにして光ディスクに記録されたファイルをフォーマツト変換して記録することにより、例えぱ光デイスクに記録した動画以外の静止画等のファイルを記録して、標準の光ディスク装置でも静止画等の内容を確認することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 記録に供するファイルの管理用情報を生成する管理用情報生成手段と、前記ファイルと、前記ファイルに対応する前記管理用情報とを組にして記録媒体のプログラムエリアに記録する記録手段と、

少なくとも前記管理用情報生成手段及び前記記録手段の動作を制御する制御手段とを備え、

前記制御手段は、前記ファイルの属性に応じて、前記プログラムエリアに対する前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマツトを切り換えることを特徴とする記録装置。

2 . 前記制御手段は、前記ファイルが動画のファイルの場合、前記ファイルの前記管理用情報、前記フアイル、前記管理用情報のバックアツプ用情報が順次連売するように、前記ファイル及び前記管理用情報を記録し、前記ファイルが動画以外のファイルの場合、前記ファイル、対応する前記管理用情報の順となるように、前記ファ.ィル及び前記管理用情報を記録することにより、前記ファイルの属性に応じて、前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマツトを切り換えることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の記録装置。

3 . 前記制御手段は、前記ファイルが動画のファイルの場合、 D V Dビデオフォ一マツトにより記録するように、前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマットを設定することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の記録装置。

4 . 前記管理用情報は、少なくとも前記ファイルの記録位置を示す位置情報、フアイルサイズの情報であることを特徴とする請求の範囲第 1項記載の記録装置。

5 . 前記管理用情報に基づいて、前記記録媒体に記録された各属性の前記フアイルを再生する再生手段を有することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の記録装

6 . 前記制御手段は、ユーザによる指示により、前記記録媒体の管理用情報記録領域のうちの、第 1の管理用情報記録領域に、前記記録媒体に記録された全てのファイルについて、前記組による前記管理用情報をまとめて記録するように、前記管理用情報記録領域のうちの、第 2の管理用情報記録領域に、前記記録媒体に記録された特定の属性の前記ファイルについてのみ、前記組による前記管理用情報をまとめて記録するように、前記管理用情報生成手段、前記記録手段の動作を制御することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の記録装置。

7 . 前記第 1の管理用情報記録領域が、コンピュータによるファイル管理システムに対応する領域であり、前記第 2の管理用情報記録領域が、 D V Dビデオフォ一マヅトのファイル管理システムに対応する領域であることを特徴とする請求の範囲第 6 J¾記載の記録装置。

8 . 前記制御手段は、前記フアイルと組にして記録媒体に記録した前記管理用情報をメモリに記録して保持し、前記管理用情報記録領域に記録する前記管理用情報を、前記メモリに保持した前記管理用情報より生成することを特徴とする請求の範囲第 6項記載の記録装置。

9 . 前記装置は、更に

前記ファイルのフォーマヅトを変換するフォーマヅト変換手段と、

前記記録媒体に記録された前記ファイルを再生する再生手段とを備え、前記制御手段は、ユーザによる指示により、前記記録媒体に記録された特定のフォーマヅ卜のファイルを再生して前記フォーマツト変換手段によりフォーマヅト変換し、前記管理用情報とともに前記記録媒体に記録するように各部の動作を制御することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の記録装置。

1 0 . 前記フォーマヅト変換による変換後のファイルが、 M P E Gによるフアイルであることを特徴とする請求の範囲第 9項記載の記録装置。

1 1 . 前記フォーマツト変換手段は、静止画のファイルを、 M P E Gによる Iピクチャに変換することを特徴とする請求の範囲第 9項記載の記録装置。

1 2 . 前記制御手段は、前記フォーマット変換後のファイルにおけるピクチャ数により、前記プログラムエリアに記録するファイルを分割して記録することを特徴とする請求の範囲第 9項記載の記録装置。

1 3 . 前記制御手段は、ユーザによる指示により、前記記録媒体の管理用情報記録領域のうちの、第 1の管理用情報記録領域に、前記記録媒体に記録された全てのファイルについて、前記組による前記管理用情報をまとめて記録するように、前記管理用情報記録領域のうちの、第 2の管理用情報記録領域に、前記フォーマヅト変換後のフォーマヅトによる前記ファイルについてのみ、前記組による前記管理用情報をまとめて記録するように、前記管理用情報生成手段、前記記録手段の動作を制御することを特徴とする請求の範囲第 9項記載の記録装置。

1 4 . 前記制御手段は、前記フォーマット変換後のファイルと組にして前記記録媒体に記録した前記管理用情報をメモリに記録して保持し、前記管理用情報記録領域に記録する前記管理用情報を、前記メモリに保持した前記管理用情報より生成することを特徴とする請求の範囲第 1 3項記載の記録装置。

1 5 . 記録に供するファイルと、前記ファイルの管理用情報とを組にして記録媒体のプログラムエリアに記録する記録方法であって、

前記ファイルの属性に応じて、前記プログラムエリアに対する前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマットを切り換えることを特徴とする記録方法。

1 6 . 前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマヅトは、前記ファイルが動画のファイルの場合、前記ファイルの前記管理用情報、前記ファイル、前記管理用情報のバックアップ用情報が順次連続するフォーマツトであり、前記フアイルが動画以外のファイルの場合、前記ファイル、対応する前記管理用情報の順となるフォーマツトであることを特徴とする請求の範囲第 1 5項記載の記録方法。

1 7 . 前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマットは、前記ファイルが動画のファイルの場合、 D V Dビデオフォーマツトであることを特徴とする請求の範囲第 1 5項記載の記録方法。

1 8 . 前記管理用情報は、少なくとも前記ファイルの記録位置を示す位置情報、ファイルサイズの情報であることを特徴とする請求の範囲第 1 5項記載の記録方法。

1 9.. 前記管理用情報に基づいて、前記記録媒体に記録された各属性の前記ファィルを再生することを特徴とする請求の範囲第 1 5項記載の記録方法。

2 0 . 前記記録方法は、更に前記記録媒体の管理用情報記録領域に、前記フアイルと組にして記録した前記管理用情報を記録する管理用情報記録領域の記録ステヅプを有し、

管理用情報記録領域の記録ステツプは、前記記録媒体の管理用情報記録領域のうちの、第 1の管理用情報記録領域に、前記記録媒体に記録された全てのフアイルについて、前記組による前記管理用情報をまとめて記録し、前記管理用情報記録領域のうちの、第 2の管理用情報記録領域に、前記記録媒体に記録された特定の属性の前記ファイルについてのみ、前記組による前記管理用情報をまとめて記録することを特徴とする請求の範囲第 1 5項記載の記録方法。

2 1 . 前記第 1の管理用情報記録領域が、コンピュータによるファイル管理システムに対応する領域であり、前記第 2の管理用情報記録領域が、 D.V Dビデオフォーマットのファイル管理システムに対応する領域であることを特徴とする請求の範囲第 2 0項記載の記録方法。

2 2 . 前記ファイルと組にして前記記録媒体に記録した前記管理用情報をメモリに記録して保持し、前記管理用情報記録領域に記録する前記管理用情報を、前記メモリに保持した前記管理用情報より生成することを特徴とする請求の範囲第 2 0項記載の記録方法。

2 3 . 前記記録方法は、更に、

前記ファイルのフォーマツトを変換するフォ一マット変換のステヅプと、前記記録媒体に記録された前記フアイルを再生する再生のステップとを有し、ユーザによる指示により、前記記録媒体に記録された特定のフォーマットのフアイルを前記再生のステップにより再生し、前記再生のステップで再生されたフアイルを前記フォーマヅト変換のステップによりフォーマヅト変換し、前記管理用情報とともに前記記録媒体に記録することを特徴とする請求の範囲第 1 5項記載の記録方法。

2 4 . 前記フォーマヅト変換による変換後のファイルが、 M P E Gによるフアイルであることを特徴とする請求の範囲第 2 3項記載の記録方法。

2 5 . 前記フォーマヅト変換のステヅプは、静止画のファイルを、 M P E Gによる I ピクチャに変換することを特徴とする請求の範囲第 2 3項記載の記録方法。

2 6 . 前記フォーマット変換後のファイルにおけるピクチャ数により、前記プログラムエリアに記録するファイルを分割して記録することを特徴とする請求の範囲第 2 3項記載の記録方法。

2 7 . 前記記録媒体の管理用情報記録領域に、前記ファイルと組にして記録した前記管理用情報を記録する管理用情報記録領域の記録ステップを有し、管理用情報記録領域の記録ステップは、前記記録媒体の管理用情報記録領域のうちの、第 1の管理用情報記録領域に、前記記録媒体に記録された全てのファイルについて、前記組による前記管理用情報をまとめて記録し、前記管理用情報記録領域のうちの、第 2の管理用情報記録領域に、前記フォ一マット変換後のフォーマットによる前記ファイルについてのみ、前記組による前記管理用情報をまとめて記録することを特徴とする請求の範囲第 2 3項記載の記録方法。

2 8 . 前記フォーマット変換後のファイルと組にして前記記録媒体に記録した前記管理用情報をメモリに記録して保持し、前記管理用情報記録領域に記録する前記管理用情報を、前記メモリに保持した前記管理用情報より生成することを特徴とする請求の範囲第 2 7項記載の記録方法。

2 9 . 記録に供するファイルと、前記ファイルの管理用情報とを組にして記録媒体のプログラムエリァに記録する記録方法のプログラムであって、

前記ファイルの属性に応じて、前記プログラムエリァに対する前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマットを切り換えることを特徴とする記録方法のプログラム。

3 0 . 前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマツトは、前記ファイルが動画のファイルの場合、前記ファイルの前記管理用情報、前記ファイル、前記管理用情報のバヅクアップ用情報が順次連続するフォーマヅトであり、前記フアイルが動画以外のファイルの場合、前記ファイル、対応する前記管理用情報の順となるフォーマツトであることを特徴とする請求の範囲第 2 9項記載の記録方法のプログラム。

3 1 . 前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマットは、前記ファイルが動画のファイルの場合、 D V Dビデオフォーマヅトであることを特徴とする請求の範囲第 2 9項記載の記録方法のプログラム。

3 2 . 前記記録媒体の管理用情報記録領域に、前記ファイルと組にして記録した前記管理用情報を記録する管理用情報記録領域の記録ステツブを有し、管理用情報記録領域の記録ステップは、前記記録媒体の管理用情報記録領域のうちの、第

1の管理用情報記録領域に、前記記録媒体に記録された全てのファイルについて、前記組による前記管理用情報をまとめて記録し、前記管理用情報記録領域のうちの、第 2の管理用情報記録領域に、前記記録媒体に記録された特定の属性の前記フアイルについてのみ、前記組による前記管理用情報をまとめて記録することを特徴とする請求の範囲第 2 9項記載の記録方法のプログラム。

3 3 . 前記第 1の管理用情報記録領域が、コンピュータによるファイル管理システムに対応する領域であり、前記第 2の管理用情報記録領域が、 D V Dビデオフォーマットのファイル管理システムに対応する領域であることを特徴とする請求の範囲第 3 2項； Td の記録方法のプログラム。

3 4 . 前記プログラムは、前記ファイルのフォーマヅトを変換するフォーマット変換のステヅプと、

前記記録媒体に記録された前記ファイルを再生する再生のステップとを有し、ユーザによる指示により、前記記録媒体に記録された特定のフォーマツトのフアイルを前記再生のステップにより再生し、前記再生のステツプで再生されたフアイルを前記フォーマヅト変換のステップによりフォーマツト変換し、前記管理用情報とともに前記記録媒体に記録することを特徴とする請求の範囲第 2 9項記載の記録方法のプログラム。

3 5 . 前記フォーマット変換のステップは、静止画のファイルを、 M P E Gによ ■ る I ピクチャに変換することを特微とする請求の範囲第 3 4項記載の記録方法のプログラム。 .

,

3 6 . 前記プログラムは、更に、前記記録媒体の管理用情報記録領域に、前記ファィルと組にして記録した前記管理用情報を記録する管理用情報記録領域の記録ステヅブを有し、

管理用情報記録領域の記録ステツプは、前記記録媒体の管理用情報記録領域のうちの、第 1の管理用情報記録領域に、前記記録媒体に記録された全てのフアイルについて、前記組による前記管理用情報をまとめて記録し、前記管理用情報記録領域のうちの、第 2の管理用情報記録領域に、前記フォーマット変換後のフォーマヅトによる前記ファイルについてのみ、前記組による前記管理用情報をまとめて記録することを特徴とする請求の範囲第 3 4項記載の記録方法のプログラム。

3 7 . 記録に供するファイルと、前記ファイルの管理用情報とを組にしてデータ記録媒体のプログラムエリアに記録する記録方法のプログラムを記録したプログラム記録媒体であって、

前記記録方法は、前記ファイルの属性に応じて、前記プログラムエリアに対する前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマットを切り換えることを特徴とする記録方法のプログラムを記録したプログラム記録媒体。

• 3 8 . 前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマットは、前記ファイルが動画のファイルの場合、前記ファイルの前記管理用情報、前記ファイル、前記管理用情報のバヅクァヅプ用情報が顺次連続するフォーマヅトであり、前記フアイルが動画以外のファイルの場合、前記ファイル、対応する前記管理用情報の順となるフォーマツトであることを特徴とする請求の範囲第 3 7項記載の記録方法のプログラムを記録したプログラム記録媒体。

3 9 . 前記ファイル及び前記管理用情報の記録フォーマットは、前記ファイルが動画のファイルの場合、 D V Dビデオフォーマツトであることを特徴とする請求の範囲第 3 7項記載の記録方法のプログラムを記録したプログラム記録媒体。

4 0 . 前記プログラムは、更に前記管理用情報記録領域に、前記ファイルと組にして記録した前記管理用情報を記録する管理用情報記録領域の記録ステツプを有し、

管理用情報記録領域の記録ステツプは、前記データ記録媒体の管理用.情報記録領域のうちの、第 1の管理用情報記録領域に、前記デ一夕記録媒体に記録された全てのファイルについて、前記組による前記管理用情報をまとめて記録し、前記管理用情報記録領域のうちの、第 2の管理用情報記録領域に、前記データ記録媒体に記録された特定の属性の前記ファイルについてのみ、前記組による前記管理用情報をまとめて記録することを特徴とする請求の範囲第 3 7項記載の記録方法のプログラムを記録したプログラム記録媒体。

4 1 . 前記第 1の管理用情報記録領域が、コンピュータによるファイル管理システムに対応する領域であり、前記第 2の管理用情報記録領域が、 D V Dビデオフォーマットのフアイル管理システムに対応する領域であることを特徴とする請求の範囲第 4 0項記載の記録方法のプログラムを記録したプログラム記録媒体。 4 2 . 前記プログラムは、更に、

前記ファイルのフォーマヅトを変換するフォーマヅト変換のステップと、前記データ記録媒体に記録された前記ファイルを再生する再生のステップとを有し、

ユーザによる指示により、前記データ記録媒体に記録された特定のフォーマツトのフアイルを前記再生のステツプにより再生し、前記再生のステップで再生されたファイルを前記フォ一マット変換のステップによりフォーマヅ 1、変換し、前記管 ί 用情報とともに前記デー夕記録媒体に記録することを特徴とする請求の範囲第 3 7項記載の記録方法のプログラムを記録したプログラム記録媒体。

4 3 . 前記フォーマツト変換のステップは、静止画のファイルを、 M P E Gによるェピクチャに変換することを特徴とする請求の範囲第 4 2項記載の記録方法のプログラムを記録したプログラム記録媒体。

4 4 . 前記プログラムは、更に、前記データ記録媒体の管理用情報記録領域に、前記ファイルと組にして記録した前記管理用情報を記録する管理用情報記録領域の記録ステツブを有し、

管理用情報記録領域の記録ステツプは、前記データ記録媒体の管理用情報記録領域のうちの、第 1の管理用情報記録領域に、前記データ記録媒体に記録された全てのファイルについて、前記組による前記管理用情報をまとめて記録し、前記管理用情報記録領域のうちの、第 2の管理用情報記録領域に、前記フォーマット変換後のフォーマットによる前記ファイルについてのみ、前記組による前記管理用情報をまとめて記録することを特徴とする請求の範囲第 4 2項記載の記録方法のプログラムを記録したプログラム記録媒体。