JP2002050131A - 追記型記録媒体の記録制御方法 - Google Patents

追記型記録媒体の記録制御方法

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JP2002050131A
JP2002050131A JP2000235916A JP2000235916A JP2002050131A JP 2002050131 A JP2002050131 A JP 2002050131A JP 2000235916 A JP2000235916 A JP 2000235916A JP 2000235916 A JP2000235916 A JP 2000235916A JP 2002050131 A JP2002050131 A JP 2002050131A
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JP2000235916A
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Kazutoshi Kato
和利 加藤
Yuichi Kobayashi
祐一 小林
Mizuho Narimatsu
瑞穂 成松
Yuji Takatsuki
裕二 高月
Takahiro Watanabe
貴弘 渡辺
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Hitachi Ltd
Hitachi Systems and Services Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Systems and Services Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶領域に無駄を生じさず有効に利用するこ
とができ、ユーザに実際にファイルデータを格納可能な
空き領域の容量を知らせることを可能とする。 【解決手段】 (a)のように、DVD−Rディスクの
記録領域に、a、b、cの3つのデータからなる一連の
ファイルデータが記録されているものとすると、管理領
域のFE領域41には、ファイル位置、大きさを示す割
付け記述子42が作成され、ファイルデータの先頭のデ
ータであるデータaの先頭のアドレスdとデータcの最
後尾のアドレスd’までの長さとが格納される。一連の
ファイルデータのうちのデータbがデータb’に変更更
新されて再書き込みされると、(b)のように、変更さ
れたデータb’のみを管理領域41に続く空き領域に書
き込み、FE領域43に、割付け記述子44〜46が作
成される。各割付け記述子には、旧ファイルデータのデ
ータaの先頭のアドレスdとデータ長、新たに書き込ま
れたデータb’の先頭のアドレスfとデータ長、旧ファ
イルデータのデータcの先頭のアドレスe’とデータ長
が格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、追記型記録媒体の
記録制御方法に係り、特に、記録領域の有効利用を図る
ことができ、残記録領域の容量をユーザに知らせること
ができる追記型記録媒体の記録制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置の外部記憶装置とし
て、DVD−R等の追記型記録媒体を使用するものが利
用されるようになってきている。そして、このような記
録媒体への書き込み(記録)の制御は、記憶領域全体を
管理する管理領域に書き込まれる管理情報と、記憶領域
内に書き込まれるファイルデータの前後に設けられる管
理領域のデータとにより管理され、空き記憶領域に次々
にデータを書き込んでいくように行われている。
【0003】このため、DVD−R等の追記型記録媒体
を使用する装置は、一旦書き込んだデータの修正等の更
新を行って再書き込みを行う場合、全てのデータをまだ
データが書き込まれていない空き領域に新たに書き込ま
なければならない。また、この装置は、記憶領域に書き
込まれる複数のファイルデータのそれぞれの最終記録位
置を前述した記憶領域全体を管理する管理領域に記録し
て管理し、これにより、次にデータの書き込みが可能な
空き領域の先頭位置を示すことができるように構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
るDVD−R等の追記型記録媒体を使用する装置は、前
述したように、一旦書き込んだデータの修正等の更新を
行って再書き込みを行う場合、全てのデータをまだデー
タが書き込まれていない空き領域に新たに書き込まなけ
ればならないため、修正等の更新を行ったデータが、過
去に記録されているデータの一部であり、そのまま使用
できるデータが過去に記録されたデータに含まれている
ような場合にも、データ全体を空き領域に新たに書き込
まなければならず、記憶領域が無駄に利用され、有効利
用が図られていないという問題点を有している。
【0005】また、前述した従来技術による装置は、記
憶領域に書き込まれる複数のファイルデータのそれぞれ
の最終記録位置を記憶領域全体を管理する管理領域に記
録して管理しているが、この管理領域内の最終記録位置
管理エリアが固定長であるため、記憶領域に書き込まれ
るファイルデータのそれぞれが小さくその数が多い場
合、記録媒体上に空き領域が残っているにも係わらず、
最終記録位置管理エリアに最終記録位置を書き込むこと
ができなくなり、この結果、空き領域がまだ十分にある
にも係わらず、新たなデータの書き込みを行うことがで
きず、記憶領域に無駄を生じさせるという問題点を有し
ている。
【0006】また、前述した従来技術による装置は、こ
の装置を使用しているシステムが、前述の最終記録位置
管理エリアに書き込まれている最終記録位置から記録媒
体の空き領域の記憶容量を知ることができ、ユーザに知
らせることができるが、この空き領域に複数のファイル
データを書き込む場合、前述したように各ファイルデー
タの前後に管理領域が作成されるため、実際にファイル
データを格納可能な空き領域をユーザに知らせることが
できないという問題点を有している。
【0007】さらに、前述した従来技術による装置は、
記憶領域内に書き込まれるファイルデータの前後に設け
られる管理領域のデータにも無駄な部分を有し、記憶領
域の有効利用が図られていないという問題点を有してい
る。
【0008】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、記憶領域に無駄を生じさせることなく、有
効に利用することができ、また、ユーザに実際にファイ
ルデータを格納可能な空き領域の容量を知らせることが
できる追記型記録媒体の記録制御方法を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、書き替えが不可能であり空き記憶領域に次々にデー
タを書き込んでいく追記型記録媒体の記録制御方法にお
いて、すでに書き込まれているファイルデータの一部の
データの変更、あるいは、すでに書き込まれているファ
イルデータに新たにデータの追加を行って再書き込みを
行う場合、変更が行われたデータ部分あるいは追加され
たデータ部分だけを新たに空き領域に書き込み、新たに
書き込まれたデータ部分に続いて作成する管理領域のフ
ァイルエントリ領域の割付け記述子の列によって、変更
前のデータ部分と、変更後のデータ部分あるいは追加後
のデータ部分とを繋げて管理することにより達成され
る。
【0010】また、前記目的は、追記型記録媒体の先頭
部分に設けられる記憶領域全体を管理する管理領域内の
最終記録位置管理エリアにデータの書き込みの都度書き
込むべき最終記録位置の情報を、前記媒体の外部に設け
られるメモリに一旦書き込んで管理し、前記記録媒体の
アンロード要求があったとき、前記メモリに一旦書き込
んで管理されている複数の最終記録位置の情報のうちの
最後の最終記録位置の情報を前記媒体に記録することに
より、ファイルデータに後続して作成される管理領域の
FIDテーブル領域に、直前のファイルデータに対応す
るFE領域の先頭位置を書き込み、これに続くディレク
トリFE領域に、直前のFIDテーブル領域の先頭位置
とその1つ前のFIDテーブル領域の先頭位置との2つ
の情報を書き込むことにより達成される。
【0011】さらに、前記目的は、書き替えが不可能で
あり空き記憶領域に次々にデータを書き込んでいく追記
型記録媒体の記録制御方法において、ファイルデータに
後続して作成される管理領域のディレクトリファイルエ
ントリを、バーチャルアロケーションテーブル内で管理
することにより、あるいは、管理領域のディレクトリの
ファイルエントリと、ファイルのファイルエントリをバ
ーチャルアロケーションテーブル内で管理することによ
り達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による追記型記録媒
体の記録制御方法の実施形態を図面により詳細に説明す
る。
【0013】図1は本発明の一実施形態を用いたファイ
ルシステムの構成例を示すブロック図、図2はDVD−
Rドライブ装置の構成を示すブロック図である。図1〜
図3において、11はPC/サーバ、12はチェンジャ
装置、13はDVD−Rドライブ装置、131はインタ
フェース、132はアドレス変換部、133はアクセス
制御系&データチャネル、134はRAM、135はD
VD−Rディスクである。なお、以下に説明する本発明
の実施形態は、追記型記録媒体がDVD−Rディスクで
あるとして説明するが、追記型記録媒体は、他の形式で
あっても追記型のものであれば本発明を適用することが
できる。
【0014】図1は本発明の実施形態による追記型記録
媒体の記録制御方法を使用して各種のファイルシステム
を構築することが可能であること示している。すなわ
ち、ファイルシステムは、PC/サーバ11にDVD−
Rドライブ装置13を内蔵させ、あるいは、外部接続し
て構成することができ、また、複数のDVD−Rドライ
ブ装置と、これらのドライブ装置に対して交換可能に備
えられた多数のDVD−Rディスクとを有するチェンジ
ャ装置12をPC/サーバ13に接続して構成すること
ができる。さらに、図示していないが、ファイルシステ
ムを構成するサーバをLAN等のネットワークに接続し
ておき、ネットワークに接続されるクライアントPCか
らファイル変換のアクセスを可能としたシステムをも構
築することができる。
【0015】DVD−Rドライブ装置13は、図2に示
すように、図示しない駆動部により回転制御されるDV
D−Rディスク135と、上位装置、図1の例ではPC
/サーバ11の制御部との間のインタフェース131
と、アドレス変換部132と、DVD−Rディスク13
5に対するアクセスの制御及び書き込み、読み出しのデ
ータの制御を行うアクセス制御系&データチャネル13
3と、書き込みバッファ、セッション管理領域等を有す
るRAM134とを備えて構成される。
【0016】図3は図1により示したPC/サーバ11
にDVD−Rドライブ装置13を内蔵させ、あるいは、
外部接続して構成した最小構成のファイルシステムのプ
ログラム構成を示す図である。図3に示すプログラム構
成は、すでによく知られているものであるが、以下に図
示プログラムの主要なものについてその機能を説明す
る。
【0017】アプリケーション層におけるUDF(ユニ
バーサル・ディスク・フォーマット)フォーマッタは、
指定リムーバブルドライブのDVD−RディスクにUD
F2.00規格のフォーマットを書き込む機能を有し、ボー
ダクローズAPは、指定リムーバブルドライブに相当す
るDVD−Rディスクのボーダをクローズする機能を有
する。また、ファイナライズAPは、指定リムーバブル
ドライブに相当するDVD−Rディスクへの書き込みの
終了を指示し、DVD−ROM化する機能を有すし、コ
ンテキストメニュー制御は、エクスプローラでのマウス
の右ボタン押下で表示されるポップアップメニューから
「UDFフォーマッタ」、「ボーダクローズAP」、
「ファイナライズAP」の呼び出しを制御する機能を有
する。
【0018】WindowsNT(登録商標)カーネル層にお
けるUDFは、DVD−Rディスクへのデータの格納、
参照を制御するUDF2.00規格に準拠したファイルシス
テムドライバであり、また、DVD−Rデバイスクラス
ドライバは、DVD−RディスクへのPacket Writeデ
ータを制御するクラスドライバである。
【0019】DVD−Rディスクへのデータの書き込み
は、前述で説明したプログラムにより制御されて行われ
る。DVD−Rは、DVD−RAMのようにリライタブ
ルではないため、書きこみデータを全てパケットの形に
変換してから書き込みが行われる。その際のパケットサ
イズは、可変長のパケットとなる。そして、DVD−R
ドライブは、ディスクにデータを書き込んだ後、書き込
んだデータの末尾が1ECCサイズ(16セクタ)に満
たない場合、残りセクタを 0x0で埋めるパディングの処
理を行い、パケットの末尾から1ECC分のリンク領域
を書き込む。また、DVD−Rドライブは、ファイルデ
ータの書き込み中にリード要求が行われた場合、ファイ
ルアクセスに必要な管理領域、リンクの書き込みを行っ
た後、そのファイルデータの書き込みを終了させてリー
ド要求に応答する。この場合、リード要求を終了させた
後、途中で終了させたファイルデータの書き込みを開始
する。さらに、DVD−Rドライブは、ファイルデータ
の書き込み中に別のファイルデータの書き込み要求があ
った場合にも、前述と同様に管理領域、リンクの書き込
みを行った後、そのファイルデータの書き込みを終了さ
せて別のファイルデータの書き込みを行い、その後に、
途中で終了させたファイルデータの書き込みを開始す
る。
【0020】図4は本発明の第1の実施形態による追記
型記録媒体の記録制御方法を説明する図である。ここで
説明する実施形態は、一旦書き込んだデータの修正等の
更新を行って再書き込みを行う場合の記録制御に関する
ものである。
【0021】前述したファイルデータの後に付与される
管理領域は、ファイルエントリ(FE)領域、ファイル
識別記述子(FID)テーブル領域、ディレクトリ領
域、バーチャルアロケーションテーブル(VAT)領域
等により構成される。本発明の第1の実施形態は、FE
領域の割付け記述子を使用して修正データの書き込み時
の記録領域の大きさを低減することができるようにした
ものである。
【0022】いま、図4(a)に示すように、DVD−
Rディスクの記録領域に、a、b、cの3つのデータか
らなる一連のファイルデータが記録されているものとす
る。この場合、ファイルデータに続く管理領域のFE領
域41には、1つの割付け記述子42が作成され、この
割付け記述子は、a、b、cの3つのデータからなる一
連のファイルデータの先頭のデータであるデータaの先
頭のアドレスdとデータcの最後尾のアドレスd’まで
のデータ長が格納されている。この割付け記述子42の
情報により、データa、b、cからなる一連のファイル
データの読み出しを行うことができる。なお、図には示
していないが、管理領域としては、FE領域以外の前述
したような領域が作成されている。
【0023】そして、前述した一連のファイルデータの
うちのデータbがデータb’に変更更新されて再書き込
みされるものとする。この場合、本発明の実施形態によ
る方法では、図4(b)に示すように、変更されたデー
タb’のみを管理領域41に続く空き領域に書き込み、
これに続けて新たな管理領域を作成することとする。新
たな管理領域のFE領域43には、この場合、3つの割
付け記述子44〜46が作成される。割付け記述子44
には、旧ファイルデータのデータaの先頭のアドレスd
とデータ長とが格納され、割付け記述子45には、新た
に書き込まれたデータb’のアドレスfとデータ長とが
格納される。また、割付け記述子46には、旧ファイル
データのデータcの先頭のアドレスe’とデータ長とが
格納される。なお、VAT領域に対しても同様な処理が
施される。
【0024】本発明の第1の実施形態は、前述のような
記録制御を行うことにより、ファイルデータの読み出し
時、FE領域43の割付け記述子44〜46の情報を使
用することにより、データa、b’、cからなる変更更
新された一連のファイルデータを読み出すことができ
る。
【0025】ちなみに、図4(c)に、従来技術による
方法を使用して、一旦書き込んだデータの修正等の更新
を行って再書き込みを行う場合について示している。従
来技術の場合、再書き込みを行う場合、変更されたデー
タb’を含むデータa、b’、cからなる変更更新され
た一連のファイルデータを管理領域41に続く空き領域
に書き込み、これに続けて新たな管理領域47を作成す
ることになる。この場合、新たな管理領域のFE領域4
7に作成される割付け記述子48には、変更更新された
一連のファイルデータの先頭のデータであるデータaの
先頭のアドレスgとデータcの最後尾のアドレスg’ま
でのデータ長とが格納されることになる。
【0026】前述の説明から理解できるように、本発明
の第1の実施形態によれば、複数のデータからなる一連
のファイルデータを変更して再書き込みを行う場合に、
変更のあったデータのみを空き領域であるDVD−Rデ
ィスクの未記録領域に記録すればよいため、DVD−R
ディスクの記録領域の有効利用を図ることができる。
【0027】前述した本発明の第1の実施形態は、変更
のあったデータのみを空き領域であるDVD−Rディス
クの未記録領域に記録するとして説明したが、本発明
は、複数のデータからなる一連のファイルデータに新た
なデータを追加して再書き込みを行う場合に、新たなデ
ータのみを空き領域であるDVD−Rディスクの未記録
領域に記録して、前述と同様にファイルエントリ内の割
付け記述子により管理するようにすることができ、この
場合にも、DVD−Rディスクの記録領域の有効利用を
図ることができる。さらに、本発明は、複数のデータか
らなる一連のファイルデータの一部が削除された場合、
残りのデータ部分のみを管理する割付け記述子を持つフ
ァイルエントリのみを作成して管理することができる。
【0028】図5は本発明の第2の実施形態による追記
型記録媒体の記録制御方法を説明する図である。ここで
説明する実施形態は、記憶領域全体を管理する管理領域
内の最終記録位置管理エリアの有効利用を図って、空き
領域がまだ十分にあるにも係わらず、新たなデータの書
き込みを行うことができなくなることを防止して、記憶
領域に無駄を生じさせることがないようにしたものであ
る。
【0029】すでに説明したように、DVD−Rディス
クは、記憶領域全体を管理する管理領域内に最終記録位
置管理エリアが設けられ、ファイルデータの書き込みの
度に、ファイルデータの最終記録位置が追記されてい
く。この最終記録位置管理エリアは、有限長であるた
め、多数のファイルの書き込みがあった場合、データ書
き込み用の空き領域が残っていてもデータの書き込みが
できなくなる場合が生じる。 図5(a)を参照して、
以下に、このことを説明する。図5(a)にとして示
すように、DVD−Rディスク全体は、ディスクの最内
周に記憶領域全体を管理する管理領域がシステムにより
設けられており、その外周部がデータエリアとして利用
可能である。管理領域には、固定長の最終記録位置管理
エリアが設けられ、DVD−Rディスクへのファイルデ
ータの書き込みが行われると、その書き込みの都度、書
き込んだファイルデータのディスク上の最終記録位置が
最終記録位置管理エリアに書き込まれる。この最終記録
位置管理エリアに書き込まれた最終記録位置により、デ
ータエリアの空き領域が、管理されている。
【0030】この結果、図5(a)に、として示す
ように、複数のファイルデータの書き込みが行われる
と、最終記録位置管理エリアにもファイルデータと同数
の最終記録位置が格納されることになる。書き込まれる
ファイルデータの1つ1つが大きく、最終記録位置管理
エリアに空きがある状態でデータエリアの全ての領域に
ファイルデータの書き込みが行われた場合には、データ
エリアに無駄が生じることはない。
【0031】しかし、書き込まれるファイルデータの1
つ1つが小さい場合、図5(a)にとして示すよう
に、最終記録位置管理エリアにこれ以上の最終記録位置
の情報を書き込むことができなくなる。ここでの例で
は、x個の最終記録位置の情報が書き込まれたとき最終
記録位置管理エリアが満杯になったとしている。このと
き、データエリアに書き込まれた最後のファイルデータ
より後方に空きエリアあっても、最終記録位置管理エリ
アが満杯になっているため、新たなファイルデータの書
き込みを行うことができない。
【0032】本発明の第2の実施形態は、前述のような
最終記録位置管理エリアが満杯になるようにことを生じ
させないようにするものである。このため、本発明の第
2の実施形態は、図5(b)に示すように、DVD−R
ドライブ装置に備えられるRAM134等の書き替え可
能エリアに最終記録位置の情報を格納するエリアを用意
する。そして、図5(b)に、として示すように、
ファイルデータが順に書き込まれる間、各ファイルデー
タの最終記録位置を、最終記録位置管理エリアに書き込
むことなく、メモリ134にのみ書き込んでおく。ディ
スクのアンマウント等の要求があった場合、図5(b)
にとして示すように、その時点での最後の最終記録位
置の情報がディスク上の最終記録位置管理エリアに書き
込まれる。図5(b)のに示す例では、n個のファイ
ルデータが書き込まれたときにアンマウントの要求があ
って、ファイルデータnの最終記録位置の情報がディス
ク上の最終記録位置管理エリアに書き込まれたことを示
している。その後も同様に、アンマウントの要求がない
限り、図5(b)にとして示すように、ファイルデー
タの書き込みだけが続けられ、データエリアの最後部に
ファイルデータが書き込まれたとき、そのファイルデー
タzの最終記録位置の情報がディスク上の最終記録位置
管理エリアに書き込まれる。
【0033】前述した本発明の第2の実施形態によれ
ば、最終記録位置管理エリアの使用効率の向上を図るこ
とができ、これにより、多数のファイルデータの記録を
行うことが可能になる。また、この実施形態によれば、
ディスクへの書き込み回数を低減することができるの
で、システム全体の性能の向上を図ることができる。
【0034】なお、前述した本発明の第2の実施形態
は、DVD−Rドライブ装置に備えられるRAM134
等の書き替え可能エリアに最終記録位置の情報を格納す
るエリアを用意するとして説明したが、RAMの代わり
にEEEPROM等の書き替え可能なメモリを用意して
最終記録位置の情報を格納するようにしてもよく、この
場合、電源断等の障害の発生後の回復も可能となる。
【0035】前述した本発明の第2の実施形態は、ディ
スクのアンマウントの要求があった場合に、メモリ内に
格納されているその時点での最後の最終記録位置の情報
をディスク上の最終記録位置管理エリアに書き込むとし
て説明したが、最終記録位置の情報をディスク上の最終
記録位置管理エリアに書き込む契機としては、ボーダク
ローズの指示があったときであってもよい。
【0036】図6は本発明の第3の実施形態による追記
型記録媒体の記録制御方法を説明する図である。この実
施形態は、記憶領域内に書き込まれるファイルデータの
前後に設けられる管理領域のデータの無駄な部分をなく
して、記憶領域の有効利用を図ることができるようにし
た例である。
【0037】前述したようにファイルデータの後に付与
される管理領域は、FE領域、FIDテーブル領域、デ
ィレクトリFE領域、VAT領域を備えている。そし
て、通常、図6(a)に示すように、ファイルデータ6
1に続いて作成されるFE領域62は、その割付け記述
子63により、ファイルデータ61の先頭位置を示して
いる。FE領域62に続くFIDテーブル領域64に
は、ファイルデータ61と同じ親ディレクトリ下にある
全てのファイルデータに対するFE領域の先頭位置を示
す情報が格納される。図6(a)に示す例では、ファイ
ルデータ61が998番目のファイルデータであり、F
IDテーブル領域64の最後の情報がファイルデータ6
1のFE領域62の先頭位置を示している。また、FI
Dテーブル領域64内の他の情報は、それぞれ、ファイ
ルデータ61より前にあるファイルデータに対応するF
E領域の先頭位置を示している。そして、999番目の
ファイルデータ65が記録されると、前述と同様にFE
領域66、FIDテーブル領域67等が作成され、FI
Dテーブル領域67には、998番目までのファイルデ
ータに対応するFE領域の先頭位置に加えて、999番
目のファイルデータ65に対応するFE領域66の先頭
位置の情報が書き込まれることになる。
【0038】前述から判るように、FIDテーブル領域
には、ファイルデータが増加していくと、それに従って
多数のファイルデータに対応するFE領域の先頭位置の
情報を書き込まなければならないことになり、記録領域
を無駄に使用してしまうことになる。
【0039】本発明の第3の実施形態は、前述したよう
なFIDテーブル領域の無駄をなくし、FIDテーブル
領域の記録領域の大きさを最小限度に抑えることを可能
とするものである。
【0040】本発明の第3の実施形態は、図6(b)に
示すように、FIDテーブル領域には、直前のファイル
データに対応するFE領域の先頭位置だけを書き込むこ
ととし、これに続くディレクトリFE領域に、直前のF
IDテーブル領域の先頭位置とその1つ前のFIDテー
ブル領域の先頭位置との2つの情報を書き込むこととし
たものである。すなわち、図6(b)に示す例では、9
98番目のファイルデータであるファイルデータ61に
対するFIDテーブル領域64には、ファイルデータ6
1のFE領域62の先頭位置の情報のみが格納される。
そして、このFIDテーブル領域64に続いて作成され
るディレクトリFE領域68には、998番目のファイ
ルデータ61に対するFIDテーブル領域64の先頭位
置の情報と、図示していない997番目のファイルデー
タに対するFIDテーブル領域の先頭位置の情報とが格
納される。また、999番目のファイルデータ65が書
き込まれると、すでに説明したように、FE領域66、
FIDテーブル領域67、ディレクトリFE領域69が
作成されるが、その際、図6(b)に示すように、ディ
レクトリFE領域69には、999番目のファイルデー
タ65に対するFIDテーブル領域67の先頭位置の情
報と、998番目のファイルデータ61に対するFID
テーブル領域64の先頭位置の情報とが格納される。
【0041】前述した本発明の第3の実施形態によれ
ば、FIDテーブル領域に直前のファイルデータに対応
するFE領域の先頭位置の情報のみを書き込めばよいた
め、FIDテーブル領域に書き込まなければならない情
報量を低減させることができ、有効に使用することが可
能な記憶領域を増大させることができる。また、読み出
しの処理は、ディレクトリFE領域を順に辿っていくこ
とにより、前方にあるファイルデータを探し出すことが
できる。
【0042】図7は本発明の第4の実施形態による追記
型記録媒体の記録制御方法を説明する図である。この実
施形態は、記憶領域内に書き込まれるファイルデータの
後に設けられる管理領域の使用方法を工夫して、管理領
域で必要とするデータ量の低減を図ることを可能にし、
また、書き込み性能の向上を図ることを可能にした例で
ある。なお、図7に示される100〜105の数字はセ
クタ番号の例である。
【0043】図7(a)に示す例は、すでに説明してい
る管理領域内のディレクトリFE領域の情報をVAT領
域で管理するようにしたものである。すなわち、あるフ
ァイルデータ71が書き込まれると、これに続いてFE
領域72がセクタ100に書き込まれる。FE領域72
には、ファイルデータ71の属性と、ファイルデータ7
1の先頭位置を示す情報とが書き込まれる。次に、セク
タ101にファイルデータ71の親ディレクトリである
FIDテーブル領域73が作成される。このFIDテー
ブル領域73には、ファイル名とファイルデータ71に
対するFE領域72の格納位置、この例ではセクタ10
0とが書き込まれる。そして、VAT領域74のディレ
クトリ格納位置をFIDテーブル領域73の先頭位置
(セクタ101)に更新してセクタ102に書き込む。
【0044】前述の状態でファイルデータの属性が更新
された場合、ファイルデータを書き込むことなく、セク
タ103に新たにFE領域75を作成し、このFE領域
75に、ファイルデータ71の新たな属性と、ファイル
データ71の先頭位置を示す情報とが書き込まれる。こ
の結果、親ディレクトリ内のFE領域の位置が変わるこ
とになるため、次に、新たにFIDテーブル領域76を
セクタ104に作成し、このFIDテーブル領域76内
のFE領域の格納位置を、FE領域72の格納位置であ
るセクタ100からFE領域75の格納位置であるセク
タ103に更新する。さらに、ディレクトリのFE領域
の位置が変わることになるため、新たなVAT領域77
を作成し、このVAT領域77のディレクトリ格納位置
をFIDテーブル領域76の先頭位置であるセクタ10
4に更新してセクタ105に書き込む。
【0045】図7(b)に示す例は、すでに説明してい
る管理領域内のディレクトリFE領域の情報とFE領域
の情報とをVAT領域で管理するようにしたものであ
る。すなわち、あるファイルデータ71が書き込まれる
と、これに続いてFE領域72がセクタ100に書き込
まれる。FE領域72には、ファイルデータ71の属性
と、ファイルデータ71の先頭位置を示す情報とが書き
込まれる。ここまでは、図7(a)で説明した場合と同
様である。次に、メモリ上に蓄積されているVAT領域
74’に、FE領域72の格納位置であるセクタ100
をVATの配列の2番目に格納する。なお、配列の1番
目には、ルートディレクトリが管理されている。次に、
FIDテーブル領域73を作成してセクタ101に書き
込む。このFIDテーブル領域73には、ファイル名と
そのファイルのVAT74’の格納位置である配列番号
2が保存される。そして、メモリ上に蓄積されているV
AT領域74’の1番目を、FIDテーブル領域73の
格納位置であるセクタ101に更新して、これをセクタ
102にVAT領域74として書き込む。
【0046】前述の状態でファイルデータの属性が更新
された場合、ファイルデータを書き込むことなく、セク
タ103に新たにFE領域75を作成し、このFE領域
75に、ファイルデータ71の新たな属性と、ファイル
データ71の先頭位置を示す情報とが書き込まれる。さ
らに、VAT領域74の配列の2番目に登録されている
FE領域72の格納位置のセクタ100を更新してFE
領域75の格納位置であるセクタ103に更新し、この
VATをセクタ104にVAT領域77として書き込
む。
【0047】前述した図7(a)、図7(b)に説明し
た例によれば、ファイルデータの追加、削除により親デ
ィレクトリの管理ファイル情報が変化しない限りディレ
クトリを書き直す必要がないという効果を得ることがで
きる。
【0048】次に、途中までファイルデータが書き込ま
れているDVD−Rデスクの空き容量の中に、実際にフ
ァイルデータを格納可能な残り容量がどの程度あるかを
算出してユーザに知らせることができるようにする方法
を、本発明の第5の実施形態として説明する。なお、残
り容量をユーザに知らせるためのインタフェースは、ウ
ィンドウズに備えられるエクスプローラでのDVD−R
に対するプロパティの選択により、残り容量を表示する
ようにすればよく、この表示方法についての説明は省略
する。
【0049】すでに説明したように、DVD−Rへのフ
ァイルデータの書き込み時には、そのファイルデータに
種々の管理領域が作成されるので、ディスクに書き込む
ことのできる実際の残り容量は、ディスク自身の空き容
量より小さくなる。通常、前述のプロパティにより表示
される残容量は、ディスク自身がその時点で持つ空き容
量であり、ユーザが書き込むことができるデータ領域と
しての残り容量ではない。
【0050】本発明の第5の実施形態は、ディスク自身
がその時点で持つ空き容量からユーザが実際に書き込む
ことができるデータ領域としての残り容量を算出してユ
ーザに知らせることができるようにしたものであり、以
下、そのための算出方法について説明する。
【0051】いま、ディスク自身がその時点で持つ空き
容量がZメガバイトであるとする。また、この空き容量
全体に1つのファイルデータを書き込むものとする。す
でに説明したように、DVD−Rは、可変長のパケット
で書き込みが行われるが、最大のパケット長が書き込み
のためのバッファメモリの容量により決められてしま
う。そして、大きなファイルデータの書き込みを行う場
合、そのファイルデータは、最大パケット長に分割して
書き込む必要がある。いま、最大パケット長を2656
セクタ(1セクタは2048バイト)であるとする。ま
た、分割された各パケットの中には、前述で説明した管
理領域とリンク領域とを持たなければならず、管理情報
とリンク領域との和の合計は、最大23セクタ必要であ
る。
【0052】そして、まず、1パケット内に最大セクタ
数で書き込み可能な部分のディスク自身が持つ空き容量
であるZメガバイトの中に書き込むことができるパケッ
トの数P1を、 P1=Zメガバイト÷(2656×2048)の整数部 として求める。また、1つのパケットには、23セクタ
の管理領域とリンク領域とが含まれるので、1つのパケ
ット内にユーザが実際に書き込むことができるデータ領
域の容量は、2656−23=2633セクタであり、
この結果、P1個のパケットにユーザが書き込むことが
できるデータ領域としての容量K1は、 K1=P1×2633×2048バイト として求めることができる。
【0053】次に、パケットが最大セクタ数に満たない
部分の書き込み可能なセクタ数S2を、 S2={Zメガバイト−P1×(2656×204
8)}÷2048 として求める。そして、この書き込み可能セクタ数S2
の部分にユーザが書き込むことができるデータ領域とし
ての容量K2は、23セクタの管理領域等の容量を差し
引いた値として、 K2=(S2−23)×2048 と求めることができる。
【0054】前述の結果、ディスク自身がその時点で持
つ空き容量がZメガバイトである場合、ユーザが書き込
むことができるデータ領域としての容量は、K1+K2
バイトとなる。なお、前述において、S2<23であっ
た場合、この領域へのデータの書き込みを行うことがで
きないとして、その旨を表示し、残り容量としてはK1
のみが表示される。
【0055】また、1パケットの最大のユーザが書き込
むことができるデータ領域としての容量は、2633×
2048=5.39メガバイトであるため、空き容量Z
が大きい場合、概算値としては前述のK2の値を無視し
てもよい。但し、空き容量が小さくなった場合、K2の
値を考慮する必要がある。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、追
記型記録媒体の記録制御において、記憶領域に無駄を生
じさせることなく、記録領域の有効な利用を図ることが
でき、また、ユーザに実際にファイルデータを格納可能
な空き領域の容量を知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を用いたファイルシステム
の構成例を示すブロック図である。
【図2】DVD−Rドライブ装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】図1により示した最小構成のファイルシステム
のプログラム構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態による追記型記録媒体
の記録制御方法を説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による追記型記録媒体
の記録制御方法を説明する図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による追記型記録媒体
の記録制御方法を説明する図である。
【図7】本発明の第4の実施形態による追記型記録媒体
の記録制御方法を説明する図である。
【符号の説明】
11 PC/サーバ 12 チェンジャ装置 13 DVD−Rドライブ装置 131 インタフェース 132 アドレス変換部 133 アクセス制御系&データチャネル 134 RAM 135 DVD−Rディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 祐一 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所PC事業部内 (72)発明者 成松 瑞穂 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所PC事業部内 (72)発明者 高月 裕二 東京都大田区大森北三丁目2番16号 株式 会社日立システムアンドサービス内 (72)発明者 渡辺 貴弘 東京都大田区大森北三丁目2番16号 株式 会社日立システムアンドサービス内 Fターム(参考) 5B082 CA08 EA01 5D044 BC05 CC04 DE02 DE03 DE48 DE52 DE75 5D110 AA16 DA12 DB02 DE01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き替えが不可能であり空き記憶領域に
    次々にデータを書き込んでいく追記型記録媒体の記録制
    御方法において、すでに書き込まれているファイルデー
    タの一部のデータの変更、あるいは、すでに書き込まれ
    ているファイルデータに新たにデータの追加を行って再
    書き込みを行う場合、変更が行われたデータ部分あるい
    は追加されたデータ部分だけを新たに空き領域に書き込
    み、新たに書き込まれたデータ部分に続いて作成する管
    理領域に含まれるファイルの位置、大きさを規定するフ
    ァイルエントリ領域の割付け記述子の列によって、変更
    前のデータ部分と、変更後のデータ部分あるいは追加後
    のデータ部分とを繋げて管理することを特徴とする追記
    型記録媒体の記録制御方法。
  2. 【請求項2】 書き替えが不可能であり空き記憶領域に
    次々にデータを書き込んでいく追記型記録媒体の記録制
    御方法において、すでに書き込まれているファイルデー
    タの一部のデータの削除が行われて再書き込みを行う場
    合、管理領域のみを作成し、作成された管理領域のファ
    イルエントリ領域の割付け記述子の列によって、変更前
    のデータの残りの部分を繋げて管理することを特徴とす
    る追記型記録媒体の記録制御方法。
  3. 【請求項3】 書き替えが不可能であり空き記憶領域に
    次々にデータを書き込んでいく追記型記録媒体の記録制
    御方法において、追記型記録媒体の先頭部分に設けられ
    る記憶領域全体を管理する管理領域内の最終記録位置管
    理エリアにデータの書き込みの都度書き込むべき最終記
    録位置の情報を、前記媒体の外部に設けられるメモリに
    一旦書き込んで管理し、前記記録媒体のアンロード要求
    があったとき、前記メモリに一旦書き込んで管理されて
    いる複数の最終記録位置の情報のうちの最後の最終記録
    位置の情報を前記媒体に記録することを特徴とする追記
    型記録媒体の記録制御方法。
  4. 【請求項4】 書き替えが不可能であり空き記憶領域に
    次々にデータを書き込んでいく追記型記録媒体の記録制
    御方法において、ファイルデータに後続して作成される
    管理領域のFIDテーブル領域に、直前のファイルデー
    タに対応するFE領域の先頭位置を書き込み、これに続
    くディレクトリFE領域に、直前のFIDテーブル領域
    の先頭位置とその1つ前のFIDテーブル領域の先頭位
    置との2つの情報を書き込むことを特徴とする追記型記
    録媒体の記録制御方法。
  5. 【請求項5】 書き替えが不可能であり空き記憶領域に
    次々にデータを書き込んでいく追記型記録媒体の記録制
    御方法において、ファイルデータに後続して作成される
    管理領域のディレクトリのファイルエントリを、バーチ
    ャルアロケーションテーブル内で管理することを特徴と
    する追記型記録媒体の記録制御方法。
  6. 【請求項6】 書き替えが不可能であり空き記憶領域に
    次々にデータを書き込んでいく追記型記録媒体の記録制
    御方法において、ファイルデータに後続して作成される
    管理領域のディレクトリのファイルエントリと、ファイ
    ルのファイルエントリとをバーチャルアロケーションテ
    ーブル内で管理することを特徴とする追記型記録媒体の
    記録制御方法。
  7. 【請求項7】 書き替えが不可能であり空き記憶領域に
    次々にデータを書き込んでいく追記型記録媒体の記録制
    御方法において、途中までファイルデータが書き込まれ
    ている追記型記録媒体の実際にファイルデータを格納可
    能な残り容量の表示要求が行われたとき、その時点での
    前記追記型記録媒体自身の空き容量と、ファイルデータ
    の書き込み時に作成される管理領域に要する容量とによ
    り、残り容量の算出を行って表示を行うことを特徴とす
    る追記型記録媒体の記録制御方法。
  8. 【請求項8】 前記残り容量の算出は、前記追記型記録
    媒体自身の空き容量を前記記録媒体への書き込み可能な
    最大パケット長の容量で除算して、前記空き容量内に格
    納可能なパケット数を求め、前記最大パケット長の容量
    から各パケット内に必要な管理領域の容量を減算した結
    果に前記パケット数を乗算することにより行われること
    を特徴とする請求項5記載の追記型記録媒体の記録制御
    方法。
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