明細書
新規へテロアリ一ル化合物
技術分野
本発明は、 抗糖尿病作用を有する新規なヘテロァリール化合物またはその塩に関 する.。 詳しくはインスリン抵抗性を改善し、 より安全に血糖値をコントロールする 抗糖尿病作用を有する新規なヘテロァリール化合物に関する。 さらに詳しくは、 ぺ ルォキシソーム増殖因子活性化受容体 (PPAR) 活性化作用、 P PAR 活性 化作用、 P PAR α/ 活性化作用、 または P PAR α/γ活性化調節作用を有す る新規なへテロアリール化合物に関する。 背景技術
近年の生活習慣の変化に伴い、 糖尿病患者数は増加の一途を迪つており、 199 7年に我が国で行われた調査では、 糖尿病が強く疑われる人が 690万人、 糖尿病 の可能性を否定できない人が 680万人いると推定されている。 我が国の糖尿病患 者の大半は、 インスリン分泌能の低下とインスリン抵抗性を基本的病態とする 2型 糖尿病に分類され、 それぞれの病態に対する薬剤が開発されてきた。
インスリン分泌能の低下に対しては、 古くから知られているスルホニルゥレア ( SU) 剤が広く使用されているが、 重篤な副作用として低血糖の危険性があるほか 、 肥満が生じやすいことが知られている (B i o C I i n i c a, Vo l . 16 、 1260、 2001) 。
一方、 インスリン抵抗性改善剤としては、 チアゾリジンジオン系薬剤がある。 チアゾリジンジオン系薬剤として最初に発売されたのはトログリタゾンであるが 、 重篤な肝障害を生じ、 発売中止となった。 我が国では、 現在、 ピオグリタゾンが 臨床の場で使用されているが、 重篤な副作用として、 循環血漿量の増加による心不 全が報告されたため、 平成 12年 10月に緊急安全性情報が出され、 心不全、 浮腫 に対する注意が必要であることが示されている (日本臨床、 Vo l.59、 222 8、 2001) 。 欧米で用いられているロシグリタゾンについても、 上気道感染、 貧血、 浮腫、 体重増加などの副作用があるとされており、 肝障害、 循環器系の副作 用などに対する懸念のないチアゾリジンジオン系薬剤は未だ発売されていない。
チアゾリジンジオン系薬剤は P PAR T/を活性化することにより、 抗糖尿病作用 を発揮すると考えられている。 ?八!^には"、 γ、 δ (β) などのサブタイプが あることが知られているが、 高脂血症治療薬として用いられているフィブラート系 薬剤 (クロフイブラート、 フエノフイブラートなど) は、 p PAR αを活性化する ことにより、 薬理作用を発現すると考えられている。 動物モデルに P PARひ活性 化剤を投与することにより、 インスリン抵抗性が改善されることが近年報告されて おり 、J o r n a l o f B i o l o g i c a l Ch em i s t r y、 Vo l . 275、 16638、 2000) 、 P P AR α活性化剤が、 高脂血症のみならず 糖尿病に対しても良好な作用を示す可能性が示されつつある。
P PAR γあるいは aと γ両者を活性化する化合物は、 チアゾリジンジオン系薬 剤以外にもイソォキサゾリジンジオンなど多数報告されているが (J o r n a 1 o f Me d i c i n a l Ch em i s t r y、 43、 527、 2000) 、 臨 床の場での有効性、 安全性については、 未だ不明である。 現在、 良好な抗糖尿病作 用を示す安全性の高い P PAR αァゴニスト、 P PAR γァゴニスト、 PPARa /γァゴニストまたは P PAR α/γ活性化調節剤が切望されている。 発明の開示
本発明が解決しょうとする課題は、 P PAR α活性化作用、 P PAR γ活性化作 用、 P PAR α/γ活性化作用または P PAR α/γ活性化.調節作用を有し、 イン スリン抵抗性を改善し、 安全性にも優れた、 糖尿病予防または治療剤を供給するこ とにある。 本発明者らは、 鋭意研究した結果、 新規へテロアリール化合物が P PAR"、 P PARy, または P PARa/γを活性化、 あるいは P P A R α γ活性ィヒを調節 し、 インスリン抵抗性を改善することにより、 高血糖状態を改善するとともに、 安 全性にも優れ、 糖尿病の予防 ·治療に対して有用であることを見出し、 本発明を完 成した。 本§明は、 新規なヘテロァリール化合物およびその塩等に関する。
すなわち、 本発明は、
(1) 式 (1)
R1— X1— Ar1-W14"Z")"W2— Ar2
(式中、 環 Zは、 置換されてもよいピロール環、 置換されてもよいピラゾール環、 置換されてもよいイミダゾール環、 置換されてもよいトリァゾール環、 置換されて もよいインドール環、 置換されてもよいインダゾール環、 または置換されてもよい ベンゾィミダゾール環を表し、
W2は、 単結合、 一 SO—、 — S02—、 — CONR2—、 一 S02NR2—、 置換 されてもよい、 さらにメチレンの 2個の水素原子が酸素原子で置換されカルボニル を形成してもよい C,一 C4アルキレン、 置換されてもよい、 さらにメチレンの 2個 の水素原子が酸素原子で置換されカルボニルを形成してもよい C 2— C 4アルケニレ ン、 または置換されてもよい、 さらにメチレンの 2個の水素原子が酸素原子で置換 されカルボニルを形成してもよい C2— C4アルキニレンを表し、
Ar 2は、 置換されてもよいァリール、 または置換されてもよいへテロアリール を表し、
W
1は、 置換されてもよい C「C
5アルキレン、 置換されてもよい C
2— C
5アル ケニレン、 置換されてもよい C
2— C
5アルキニレン、 一Y— W
3— (式中、 Yは、 酸素原子、 硫黄原子、 または NR
2を表し、 W
3は、 置換されてもよい 一 C
4アル キレン、 置換されてもよい C
2— C
4アルケニレン、 または置換されてもよい C
2— C アルキニレンを表す。 :) 、 式 (2)
(式中、 m1 m2、 n \ n2は 0から 3の整数を 1 12は 1から 3の整数を表 す。 ) を表し、
Ar 1は、 置換されてもよいァリーレン、 または置換されてもよいへテロアリー レンを表し、
X1は、 一 SO?—、 一 CONR3SO。一、 一 NR3SO2—、 一 NR3CO—、 一
SO,NR3CO S02NR3—、 一 CONR3—、 一 OCONR3—、 -NR
CONR4—、 一 NR3_C (— NR4R5) =N NR3CO— O o-c
O— O—、 _S02— O—または一 Y2— W4— (式中、 Y2は硫黄原子、 一 NR3C 0_、 —CONR3—、 -C (R6) =N— O—、 — NR6—、 一 N (CO— O— R 6) 一、 -N (CO-R6) ―、 -N (SO2-R6) 一、 または一 N (CO— NR3 -R6) —を表し、 W4は置換されてもよい C,_C4アルキレンを表す) を表し、
R1は、 カルボキシル、 アルコキシカルボニル、 置換されてもよい力ルバモイル 、 置換されてもよい環状アミノカルボニル、 置換されてもよいアルキルスルホニル 力ルバモイル、 置換されてもよいァリールスルホニルカルバモイル、 置換されても よいへテロアリールスルホニルカルバモイノレ、 テトラゾリノレ、 2 , 4—ォキサゾリ ジンジオン一 5—ィル、 もしくはシァノより選択される置換基を有し、 さらに、 置 換されてもよい Ci— C4アルキル、 ハロゲン原子、 ハロゲンで置換されてもよいァ ルコキシ、 もしくはアミノ酸の側鎖より選択される一つあるいは複数の置換基で置 換されてもよレ、、 C,— C4アルキル、 C2— C4アルケニル、 または C2— C4アルキ 二ノレを表す力、、
あるいは式 (4) または式 (5)
(4) (5)
(式中、 R
3。はカルボキシル、 アルコキシカルボ-ル、 置換されてもよいカルバモ ィル、 置換されてもよい環状アミノカルボニル、 置換されてもよいアルキルスルホ 二ルカルバモイル、 置換されてもよいァリールスルホニルカルバモイル、 置換され てもよいへテロァリールスルホニルカルバモイル、 テトラゾリル、 2, 4一ォキサ ゾリジンジオン— 5—ィル、 またはシァノを表し、 Y
3は単結合、 酸素原子、 置換 されてもよい窒素原子を表し、 置換基 R
7は水酸基、 アルキル、 アルコキシ、 アル キルアミノを表し、 m
3、 n
3は 1から 4の整数、 0
3は 0から 2の整数を表す。 ) を 表し、
また、 R1— X1部分は、 式 (6)
(式中、 X2は、 一 S02_、 一 CO—、 一 CONR4—、 一CO— O—、 または _Y 2_W4_ (式中、 γ2は— co一、 単結合を表し、 W4は置換されてもよい 一 C4アルキレン基を表す) を表し、 X3は、 単結合、 あるいは置換されてもよい c i— C4アルキレンを表し、 R20は、 カルボキシル、 アルコキシカルボニル、 置換 されてもよい力ルバモイル、 置換されてもよい環状アミノカルボニル、 置換されて もよいアルキルスルホ二ルカルバモイル、 置換されてもよいァリ一ルスルホニルカ ルバモイル、 置換されてもよいへテロアリールスルホニルカルバモイル、 テトラゾ リル、 2, 4—ォキサゾリジンジオン一 5—ィル、 またはシァノを表し、 R21は、 置換されてもよい Ci— C アルキル、 またはォキソを表し、 m4、 n4は 1から 4 の整数を表し、 Y 3は前記と同じ意味を表す。 ) を表す。
R2、 R3、 R4、 R5は、 同一または異なって、 水素原子、 アルキルまたは置換 されてもよいァラノレキノレを表し、
R6はアルキル、 置換されてもよいァリール、 置換されてもよいへテロアリール 、 または置換されてもよいァラルキルを表す。 ) で表されるヘテロァリールイヒ合物
、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(2) X1が、 一 S02—、 一 CONR3SO2—、 一 NR3S〇2—、 — NR3CO 一、 一 SO2NR3CO—、 — S02NR3—、 _CONR3—、 一 OCONR3—、 _NR3CONR4—、 一 NR3— C (― NR4R5) =N—、 一 NR3CO— O—、 — O— (CO) _0—または、 一 S02_0—を表す、 前記 (1) 記載のへテロア リール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(3) X1が、 -Y2-W4- (式中、 Y2は硫黄原子、 — NR3CO—、 -CON R3—、 -C (R6) =N— O—、 -NR6-, -N (CO— O— R6) —、 _N ( CO— R6) ―、 一 N (S02-R6) ―、 または _N (CO— NR3— R6) —を表 し、 W4は置換されてもよい C,— ^アルキレンを表す) を表す、 前記 (1) 記載の ヘテロァリール化^^物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(4) 環 Z力 式 (7)
(式中、 R8は、 一つあるいは複数あってもよく、 独立して水素原子、 ハロゲン原 子、 または置換されてもよいアルキル、 置換されてもよいアルコキシ、 置換されて もよぃァリール、 置換されてもよいへテロアリールを表す。 ) のいずれか一つで表 され、 結合の方向はいずれであってもよい前記 (1) 一 (3) いずれか記載のへテ ロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(5) 環 Z力 S、 置換されてもよいピロ一ル環、 置換されてもよいピラゾール環、 ま たは置換されてもよいイミダゾール環である前記 (1) ― (3) いずれか記載のへ テロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(6) W2が、 一 CONR2_、 置換されてもよい、 さらにメチレンの 2個の水素原 子が酸素原子で置換されカルポニルを形成してもよい C ,一 C 4アルキレン、 または 置換されてもよい、 さらにメチレンの 2個の水素原子が酸素原子で置換されカルボ ニルを形成してもよい、 C2— C4アルケニレンを表し、
X1が、 _S02—、 — NR3SO2—、 一 NR3CO—、 一 SO。NR3CO—、 一
S〇2NR3—、 一 CONR3—、 一 OCONR3—、 一 NR3CONR4—、 一 NR 3
CO— O—、 または一 Y2— W4— (式中、 Y2は一 NR6—、 一 N (CO-O-R6 ) ―、 -N (CO— R6) ―、 または一 N (S02-R6) 一を表し、 W4は置換さ れてもよい C,一 C4アルキレンを表す) で表される前記 (1) 、 (4) 、 (5) レヽ ずれか記載のへテロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容 される塩。
(7) W2が、 置換されてもよレ、、 さらにメチレンの 2個の水素原子が酸素原子で 置換されカルボニルを形成してもよい C,一 C4アルキレン、 または置換されてもよ レ、、 さらにメチレンの 2個の水素原子が酸素原子で置換されカルボニルを形成して もよい C2— C4アルケニレンである前記 (1) ― (6) いずれか記載のへテロァリ ール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(8) 式 (1) において、
W2が、 一 CO—である上記 (1) 一 (6) いずれか記載のへテロアリール化合物 、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(9) Ar 2が、 置換されてもよいフエニル基である上記 (1) 一 (8) のいずれ か記載のへテロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容され る塩。
(10) Ar 2が、 p—トルィルである上記 (1) ― (8) いずれか記載のへテロ ァリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(1 1) W1が、 置換されてもよい C,一 C5アルキレン、 置換されてもよい C2— C 5アルケニレン、 または— γ— w3— (式中、 Yは、 酸素原子であり、 W3は、 置換 されてもよい C,一 C4アルキレンである。 ) である上記 (1) 一 (10) のいずれ カ記載のへテロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容され る塩。
(1 2) Ar 1が、 置換されてもよいフエ二レンであり、 置換様式として、 X1が W 1の結合位置に対しメタ位またはパラ位である上記 (1) 一 (1 1) のいずれか記 載のへテロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩 (1 3) Ar 1力 フッ素で置換されたフエ二レン基である上記 (1) ― (12) のいずれか記載のへテロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上 許容される塩。
(14) Ar 1が、 置換されてもよいフエ二レンであり、 W1が、 トランス C3— C 4アルケニレンであり、 χΐが、 W1の結合位置に対しメタ位で置換し、 — NR3S 02—、 または一 NR3CO—である上記 (1) ― (13) のいずれか記載のへテロ ァリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(15) R1が、 カルボキシルを必須とする 一 C4アルキルであり、 当該アルキ ルは、 さらに置換されてもよい C,— C4アルキルまたはアミノ酸の側鎖より選択さ れる一つあるいは複数で置換されてもよい上記 (1) 一 (14) のいずれか記載の ヘテロァリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(16) R1が、 カルボキシルを有し、 さらにカルボキシルの α位が 4級炭素 (同 一または異なった、 置換されてもよい C,一 C4アルキル 2つで置換されている、 ま たは当該 2つの置換基が結合する 4級炭素と一緒になつて環を形成してもよい) で ある、 一 C4アルキルである上記 (1) 一 (14) のいずれか記載のへテロァリ ール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(1 7) 環 Z力 置換されてもよいピロール環、 置換されてもよいピラゾール環、 置換されてもよいイミダゾール環、 置換されてもよいトリァゾール環、 置換されて もよいインドール環、 置換されてもよいインダゾール環、 または置換されてもよい ベンゾィミダゾール環を表し、
W2が、 単結合、 — SO—、 — S02—、 一 CONR2—、 _SO2NR2—、 置換 されてもよい、 さらにメチレン基の 2個の水素原子が酸素原子で置換されカルボ二 ルを形成してもよい 一 C4アルキレン、 置換されてもよレ、、 さらにメチレン基の 2個の水素原子が酸素原子で置換されカルボニルを形成してもよい、 C 2— C 4アル ケニレン、 または置換されてもよい、 さらにメチレン基の 2個の水素原子が酸素原
子で置換されカルボニルを形成してもよい C2— C4アルキニレンを表し、
Ar 2が、 置換されてもよいァリール、 または置換されてもよいへテロアリール を表し、
W1が、 置換されてもよい 一 C5アルキレン、 置換されてもよい C2— C5アル ケニレン、 置換されてもよい C2— C5アルキニレン、 または一 Y— W3— (式中、 Yは、 酸素原子、 硫黄原子、 または NR2を表し、 W3は、 置換されてもよい Ci— C4アルキレン、 置換されてもよい C2— C4アルケニレン、 または置換されてもよ い C2— C4アルキニレンを表す。 ) を表し、
Ar 1が、 置換されてもよいァリーレン、 または置換されてもよいへテロアリー レンを表し、
X1が、 —S02—、 — CONR3SO2—、 — NR3S02_、 一 NR3CO—、 - S02NR3CO—、 一 S02NR3—、 一 CONR3—、 一 OCONR3—、 一 NR3 CON4R—、 -NR3-C ( = N— ) _NR4R5、 — NR3CO— O—、 — O_C O— O—、 または一 so2— O—を表し、
R1が、 カルボキシル、 アルコキシカルボニル、 置換されてもよい力ルバモイル 、 置換されてもよい環状アミノカルボニル、 置換されてもよいアルキルスルホニル 力ルバモイル、 置換されてもよいァリールスルホニルカルバモイル、 テトラゾリル 、 またはシァノより選択される置換基を有し、 さらに C「C4アルキル、 ハロゲン 原子、 アミノ酸の側鎖で置換されてもよい、 C「 C4アルキル、 C2— C4アルケニ ル、 または C2_C4アルキニルを表し、
R3、 R4、 R5が、 同一または異なって、 水素原子、 アルキル、 または置換され てもよぃァラルキルを表す。 ) である上記 (1) 記載のへテロアリール化合物、 そ のプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(式中、 R8は、 一つあるいは複数あってもよく、 独立して水素原子、 ハロゲン原 子、 または置換されてもよいアルキルを表す。 ) のいずれか一^ 3で表され、 結合の 方向はいずれであってもよい上記 (1 7) 記載のへテロアリール化合物、 そのプロ ドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(1 9) 環 Z力 置換されてもよいピロール環、 置換されてもよいピラゾール環 、 または置換されてもよいイミダゾール環である上記 (1 7) 記載のへテロアリー ル化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(式中、 W1は、 置換されてもよい 一 C5アルキレン、 置換されてもよい C2— C 5アルケニレン、 置換されてもよい C2— C5ァルキ二レン、 または _Y— W3— ( 式中、 Yは、 酸素原子、 硫黄原子、 または NRを表し、 W3は、 置換されてもよい Ci—C アルキレン、 置換されてもよい C2_C4アルケニレン、 または置換されて もよい C2— C4アルキニレンを表す。 ) を表し、
W2'は、 単結合、 一 CONR―、 置換されてもよレ、、 さらにメチレン基の 2個の 水素原子が酸素原子で置換されカルポニルを形成してもよい Ci一 C4アルキレン、 置換されてもよい、 さらにメチレン基の 2個の水素原子が酸素原子で置換されカル ボニルを形成してもよい C 2— C4アルケニレンを表し、
Ar 1は、 置換されてもよいァリール、 または置換されてもよいへテロアリール を表し、
Ar 2は、 置換されてもよいァリール、 または置換されてもよいへテロアリール を表し、
X1'は、 一 NRS02—、 — NRCO—、 — S02NR―、 — CONR—、 —0 CONR―、 一 NRCONR―、 または一 NR C O— O—を表し、
R1'は、 カルボキシル、 アルコキシカルボニル、 置換されてもよい力ルバモイル 、 置換されてもよい環状アミノカルボニル、 またはテトラゾリルより選択される基 を有し、 さらに C,— C4アルキル、 ハロゲン原子、 アミノ酸の側鎖で置換されても よい、 Ci一 C4アルキル、 C2— C47ルケニル、 または C2— C4アルキニルを表し 、 R8は、 一つあるいは複数あってもよく、 独立して水素原子、 ハロゲン原子、 ま たは置換されてもよいアルキルを表し、 Rは、 同一または異なって、 水素原子また はアルキルを表す。 ) で表されるヘテロァリール化合物、 そのプロドラッグまたは それらの薬学上許容される塩。
(21) W2 1 メチレンの 2個の水素原子が酸素原子で置換されカルボ二ルを形 成してもよい置換されてもよい —C4 アルキレン、 または置換されてもよい C2 ― C4 ァルケ二レンである上記 (1 7) - (20) のいずれか記載のへテロアリー ル化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(22) W2 力 一 CO—である上記 (1 7) - (20) のいずれか記載のへテロ ァリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(23) Ar 2 力 置換されてもよいフエニル基である上記 (1 7) - (22) の いずれか記載のへテロァリ一ルイヒ合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許 容される塩。
(24) Ar 2 力 p—トルィルである上記 (1 7) — (22) いずれか記載のへ テロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩。
(25) W1 力 置換されてもよい Ct― C5 アルキレン、 置換されてもよい C2_ C5 アルケニレン、 または— Y—W3 — (式中、 Yは、 酸素原子であり、 W3 は、 置換されてもよい C,—C4 アルキレンである。 ) である上記 (17) - (24) のいずれか記載のへテロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上 許容される塩。
(26) A r 1 ί 置換されてもよいフエ二レンであり、 置換様式に X1 、 W1 の結合位置に対しメタ位またはパラ位である上記 (1 7) ― (25) のいずれか記 載のへテロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩 (27) W1 力 トランス C3 ― C4 アルケニレンであり、 X1 力 W1 の結合位 置に対しメタ位で置換し、 一 NRS02 ―、 または一 NRCO—であり、 Rは、 同
一または異なって、 水素原子またはアルキルである上記 (1 7) — (26) のいず れか記載のへテロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上許容さ れる塩。
(28) R1 1S カルボキシルを有し、 さらに Ci一 C4 アルキル、 またはァミノ 酸の側鎖で置換されてもよい、 C,— C4 アルキルである上記 (1 7) ― (27) のいずれか記載のへテロアリール化合物、 そのプロドラッグまたはそれらの薬学上 許容される塩。
(29) 上記 (1) 一 (28) のいずれかの項に記載のへテロアリール化合物、 そ のプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩を有効成分とする P P AR «ァ ゴニス ト、 PPARyァゴニス トまたは PPARa/γァゴニス ト。
(30) 上記 (1) 一 (28) のいずれかの項に記載のへテロアリール化合物、 そ のプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩を有効成分とする糖尿病の予防 剤または治療剤。
(31) 上記 (1) ― (28) のいずれかの項に記載のへテロアリール化合物、 そ のプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩を有効成分とする血中脂質低下 治療剤。
(32) 上記 (1) 一 (28) のいずれかの項に記載のへテロアリール化合物、 そ のプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩を有効成分とするィンスリン抵 抗性解除剤。
(33) 上記 (1) 一 (28) のいずれかの項に記載のへテロアリール化合物、 そ のプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩を有効成分とする医薬。
(34) 上記 (1) 一 (28) のいずれかの項に記載のへテロアリール化合物、 そ のプロドラッグまたはそれらの薬学上許容される塩を有効成分とする、 PPARy パーシャルァゴニス ト、 アンタゴニス トまたは PPARaZy活性化調節剤 (モジ ユレ一ター) 。
発明を実施する最良の形態
本発明に係る式 (1) で表されるヘテロァリール化合物の、 該式中の定義につき 、 以下に具体的に説明する。
環 Zにおけるピロール環としては、 例えばピロール一 1 , 2—ジィル、 ピロール —1, 3—ジィル、 ピロール一 3, 4—ジィル等が、 ピラゾール環としては、 例え ばピラゾールー 1 , 5—ジィル、 ピラゾール一 1 , 4—ジィル、 ピラゾールー 1,
3 -ジィル等が、 ィミダゾール環としては、 例えばィミダゾールー 1, 2 _ジィル 、 ィミダゾ一ル一 1 , 5—ジィル、 イミダゾール一 1, 4—ジィノレ、 イミダゾール - 4 , 5—ジィル等が、 トリァゾール環としては、 例えば 1, 2, 4—トリァゾー ル— 1 , 5—ジィル、 1 , 2, 4—トリァゾール— 1, 3—ジィル、 1 , 3 , 4— トリァゾール— 1 , 2—ジィル等が、 インドール環としては、 例えばインドール一 1, 2—ジィル、 インドール一 1, 3—ジィル、 ィンドーノレ一 1 , 6—ジィノレ等が 、 インダゾール環としては、 例えばインダゾールー 1, 3 _ジィル等が、 ベンゾィ ミダゾール環としては、 ベンゾイミダゾール一 1 , 2—ジィル等が挙げられる。
W2における、 置換されてもよい、 さらにメチレン基の 2個の水素原子が酸素原 子で置換されカルボニルを形成してもよい C i一 C 4アルキレンとしては、 例えば直 鎖または分枝鎖の。】一。4アルキレンを有する、 具体的にはメチレン、 エチレン、 トリメチレン、 テトラメチレン、 カルボニル、 1—ォキソ一エチレン、 2—ォキソ 一エチレン、 1—ォキソ一 2—メチノレエチレン、 2—ォキソ一 1—メチ /レエチレン 、 1—ォキソートリメチレン、 2—ォキソートリメチレン、 3—ォキソートリメチ レン等が挙げられ、 より好ましくは、 カルボニル、 1—ォキソ一エチレンが挙げら れる。 さらに好ましくは、 カルボニルが挙げられる。
W2における、 置換されてもよい、 さらにメチレンの 2個の水素原子が酸素原子 で置換されカルボニルを形成してもよい C 2— C 47ルケ二レンとしては、 例えば直 鎖または分枝鎖の C 2 _ C 4アルケニレンを有する、 具体的にはシスまたはトランス ービニレン、 シスまたはトランス一 1—プロぺニレン、 シスまたはトランス一 2— プロぺニレン、 シスまたはトランス一 1—ブテニレン、 シスまたはトランス一 2— ブテニレン、 シスまたはトランス一 3—ブテニレン、 シスまたはトランス一 1—ォ キソ一 2—プロぺニレン、 シスまたはトランス一 3—ォキソ一 1一プロぺニレン、 シスまたはトランス一 1一ォキソ一2—ブテニレン、 シスまたはトランス一 3—ォ キソ一 1一ブテニレン、 シスまたはトランス一 2—メチル一 1 _ォキソー2—プロ ぺニレン、 シスまたはトランス一 3—メチ^^— 1—ォキソ一 2—プロべ二レン等が 挙げられ、 より好ましくは、 トランス一 1—ォキソ一 2—プロぺニレンが挙げられ る。
W2における、 置換されてもよい、 さらにメチレンの 2個の水素原子が酸素原子
で置換されカルボニルを形成してもよい C 2— C 4アルキニレンとしては、 例えば直 鎖または分枝鎖の C 2 _ C 4アルキニレンを有する、 具体的にはェチニレン、 1—プ ロビニレン、 3—メチルー 1一プロピニレン、 2—プロピニレン、 1—ォキソ一 2 —プロピニレン等が挙げられる。
A r 2における置換されてもよいァリールのァリールとしては、 例えばフエニル 、 1—ナフチル、 2—ナフチル等が挙げられる。 好ましくはフヱニルが挙げられる
A r 2における置換されてもよいへテロアリールのヘテロァリールとしては、 例 えば、 窒素原子、 酸素原子、 硫黄原子からなる群から任意に選ばれる 1から 3個の ヘテロ原子を含む単環性または二環性のへテロアリールが挙げられる。 具体的には 、 チォフェン、 フラン、 ピロ一ノレ、 イミダゾー^^、 ピラゾー Λ\ チアゾ一ノレ、 ォキ サゾール、 イソチアゾール、 イソォキサゾール等の単環性 5員環へテロァリール、 ピリジン、 ピリミジン、 ピラジン、 ピリダジン、 トリアジン等の単環性 6員環へテ ロアリール、 ィンドール、 イソインドール、 インドリジン、 ィンダゾール、 プリン 、 4— Η—キノリジン、 キノリン、 イソキノリン、 フタラジン、 ナフチリジン、 キ ノキサリン、 キナゾリン、 ベンズチアゾーノレ、 ベンズォキサゾール、 ベンゾフラン 、 ベンゾチオフヱン等の二環性へテロァリール等が挙げられ、 より好ましくは、 チ ォフェン、 フラン、 ピロール、 ピリジン、 ピリミジン、 インドール、 ベンズチアゾ —ル、 ベンズォキサゾーノレ、 ベンゾフラン、 ベンゾチォフェンが挙げられる。
W1における置換されてもよい 一 C 5アルキレンの C — C 5アルキレンとして は、 例えば直鎖または分枝鎖の 一 C 5アルキレンが挙げられ、 具体的にはメチレ ン、 エチレン、 トリメチレン、 テトラメチレン、 ペンタメチレン、 プロパンー 1 , 2—ジィル、 ブタン一 1 , 3 _ジィル等が挙げられ、 より好ましくは、 エチレン、 トリメチレン、 テトラメチレンが挙げられる。
W1における置換されてもよい C 2— C 5アルケニレンの C 2— C 5アルケニレンと しては、 例えば直鎖または分枝鎖の C 2— C 5アルケニレンが挙げられ、 具体的には シスまたはトランスービニレン、 シスまたはトランス一 1一プロぺニレン、 シスま たはトランス一 2—プロぺニレン、 シスまたはトランス一 1一ブテニレン、 シスま たはトランス一 2—ブテニレン、 シスまたはトランス一 3—ブテニレン、 シスまた
はトランス一 3—メチル一 2—プロぺニレン、 シスまたはトランス一 2—メチル一 2—プロぺニレン、 シスまたはトランス一 1—メチル一 2—プロぺニレン等が挙げ られ、 より好ましくは、 トランス一 1 _プロぺニレン、 トランス一 1一ブテニレン が挙げられる。
W1における置換されてもよい C 2— C 5アルキニレンの C2— C 5アルキニレンと しては、 例えば直鎖または分枝鎖の C2— C5アルキニレンが挙げられ、 具体的には ェチニレン、 1一プロピニレン、 3 _メチル一 1一プロピニレン、 2—プロピニレ ン等が挙げられ、 より好ましくは、 1—プロピニレンが挙げられる。
W
1における式 2、 式 3において、
(2)
2 (3) m m
2, n
1, n
2は 0から 3の整数を 1 1
2は 1から 3の整数を表すが、 好ましくは、 式 2においては、 l i= l— 3で、 !!^::!のとき!!
1:。、 1、 また は 2、 π^^Οのとき n
1: :! 2または 3、
式 3においては、 12= 1— 3で、 m2= 1のとき n2=0、 1または 2、 m2 = 0のとき n2= l、 2または 3である場合が挙げられ、
より好ましくは式 2においては、 I 1: :!— 2で、 m1: 1のとき n i= 1または 2、 1111=0のとき111= 2または3、
式 3においては、 12= 1— 2であり、 m2= lのとき n2= l、 m2=0のとき n2=2である場合が挙げられる。
W3における置換されてもよい ^—〇4アルキレンの C,— C4アルキレンとして は、 例えば直鎖または分枝鎖の Ci— C アルキレンが挙げられ、 具体的にはメチレ ン、 エチレン、 トリメチレン、 テトラメチレン、 プロパン一 1, 2—ジィノレ、 ブタ ン一 1 , 3—ジィル等が挙げられ、 より好ましくは、 エチレン、 トリメチレン、 テ トラメチレンが挙げられる。
W3における置換されてもよい C2— C4アルケニレンの C2— C47ルケ二レンと しては、 例えば直鎖または分枝鎖の C2— C47ルケ二レンが挙げられ、 具体的には シスまたはトランス一ビニレン、 シスまたはトランス一 1—プロぺニレン、 シスま
たはトランス一 1一ブテニレン、 シスまたはトランス一 2—ブテニレン、 シスまた はトランス一 3—メチル一 2—プロぺニレン、 シスまたはトランス一 2—メチル一 2 _プロぺニレン等が挙げられ、 より好ましくは、 トランス一 1一プロぺニレン、 トランス一 1—ブテ二レンが挙げられる。
W3における置換されてもよい C 2— C 4アルキニレンの C 2— C 4アルキニレンと しては、 例えば直鎖または分枝鎖の C 2— C 4アルキニレンが挙げられ、 具体的には 1 _プロピニレン、 2—プチ二レン等が挙げられる。
A r 1における置換されてもよいァリ一レンのァリーレンとしては、 例えば C 6— 。ァリ一レン基が挙げられ、 具体的には 1 , 3—フエ二レン、 1 , 4—フエニレ ン、 ナフタレン一 1 , 3—ジィル、 ナフタレン一 1 , 4 _ジィル等が挙げられる。 好ましくは 1 , 3—フエ二レン、 1 , 4—フエ二レンが挙げられる。
A r 1における置換されてもよいへテロアリーレンのへテロアリーレン基として は、 例えば、 窒素原子、 酸素原子、 硫黄原子からなる群から任意に選ばれる 1から 3個のへテロ原子を含む単環性または二環性のへテロアリーレン基が挙げられる。 具体的には、 ピリジン一ジィル、 ピリミジン一ジィル、 ピラジンージィル、 ピリダ ジン一ジィル、 トリアジン一ジィル等の単環性 6員環へテロァリーレン、 チォフエ ンージィル、 フラン一ジィル、 ピロール一ジィル、 イミダゾールージィル、 ピラゾ 一ノレージィノレ、 チアゾーノレージィノレ、 ォキサゾーノレージィル、 イソチアゾール一ジ ィル、 イソォキサゾールージィル等の単環性 5員環へテロァリーレン、 インドール —ジィル、 イソインドール一ジィノレ、 インドリジン一ジィル、 インダゾール一ジィ ル、 プリン一ジィル、 4—H—キノリジン一ジィル、 キノリン一ジィル、 イソキノ リン一ジィル、 フタラジン一ジィル、 ナフチリジン一ジィル、 キノキサリンージィ ノレ、 キナゾリ ン一ジィノレ、 ベンズチアゾーノレ一ジィル、 ベンズォキサゾールージィ ル、 ベンゾフラン一ジィル、 ベンゾチォフェン一ジィル等の二環性へテロァリーレ ン等が挙げられ、 より好ましくは、 ピリジン一ジィル、 ピリミジン一ジィル、 チォ フェン一ジィル、 ピロ一ノレ一ジィノレ、 フラン一ジィノレ、 インドール一ジィルが挙げ られる。
W4における、 置換されてもよい 一 C 4アルキレンとしては、 例えば直鎖また は分枝鎖の C i— C アルキレンを有する、 具体的にはメチレン、 エチレン、 トリメ
チレン、 テトラメチレン、 プロパン一 1, 2—ジィル、 ブタン一 1 , 3—ジィル等 が挙げられ、 より好ましくは、 メチレン、 エチレン、 トリメチレンが挙げられる。
R 1 , R 1 'におけるアルコキシカルボニルとしては、 例えば直鎖または分枝鎖の C i— C 4アルコキシを有する、 具体的にはメ トキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 2 _ プロポキシ、 2—メチル一プロボキシ、 ブトキシ、 2—メチル一2—プロポキシ等 を有するカルボエルが挙げられ、 より好ましくは、 メ トキシカルボニル、 エトキシ カルボニル、 プロポキシカルボニル、 2 _プロポキシカルボニルが挙げられる。
R R 1 'における置換されてもよい力ルバモイルとしては、 例えば直鎖または 分枝鎖の C i— C eアルキルァミノカルボニルもしくは直鎖または分枝鎖の C 2— C 1 2ジアルキルアミノカルボエルが挙げられる。 直鎖または分枝鎖の C i一 C 6アル キルアミノカルボニルとしては、 具体的にはメチルァミノカルボニル、 ェチルアミ ノカルボニル、 プロピルアミノカルボニル、 2—プロピルアミノカルボニル、 ブチ ルァミノカルボニル等が挙げられ、 好ましくは、 直鎖または分枝鎖の — C 4アル キルァミノカルボエルが挙げられる。 直鎖または分枝鎖の C 2 _ C i 2ジアルキルァ ミノカルボニルとしては、 例えば、 同一または異なるアルキルで置換された力ルバ モイルが挙げられ、 具体的にはジメチルァミノカルボニル、 ジェチルァミノカルボ ニル、 ジプロピルァミノカルボニル、 ジイソプロピルァミノカルボニル、 ジブチル ァミノカルボニル、 ェチルメチルァミノカルボニル、 メチルプロピルアミノカルボ ニル、 ブチノレメチルァミノカルボニル、 ェチノレブチルァミノカルボ二ノレ、 ジシク口 へキシルァミノカルボニル等が挙げられ、 好ましくは、 直鎖または分枝鎖の C 2— 。8ジアルキルアミノカルボエルが挙げられる。
R \ R 1 'における置換されてもよい環状アミノカルボニルとしては、 例えば、 環構成原子として酸素原子、 硫黄原子、 または窒素原子を含んでいてもよい 5〜 7 員環状のアミノを有し、 この環状アミノはさらにアルキル、 水酸基等で置換されて もよレ、、 具体的にはピロリジノ、 ピペリジノ、 ピペラジニル、 4—メチルビペラジ ニル、 モルホリノ、 チオモルホリノ、 4—ヒ ドロキシピペリジノ等が挙げられ、 よ り好ましくは、 ピロリジノ、 モルホリノ、 4—ヒ ドロキシピペリジノ、 4—メチル ピぺラジュルが挙げられる。
R 1における置換されてもよいアルキルスルホ二ルカルバモイルの置換されても
よいアルキルスルホニルとしては、 例えば直鎖または分枝鎖の C — C 6アルキルス ルホニルを有する、 具体的には、 メタンスルホニル、 エタンスルホニル、 1一プロ ノ ンスルホニル、 2—プロパンスルホニル、 ブタンスルホニル、 トリフルォロメタ ンスルホニル等が挙げられ、 より好ましくは、 メタンスルホ -ル、 エタンスルホ- ノレ、 2—プロパンスルホニルが挙げられる。
R 1における置換されてもよぃァリ一ルスルホ二ルカルバモイルの置換されても よいァリールスルホニルとしては、 ベンゼンスルホニル、 1—ナフチルスルホニル 、 2—ナフチルスルホニル等が挙げられ、 より好ましくはベンゼンスルホ二ルが挙 げられる。
R 1における置換されてもょレ、へテロアリ一ルスルホ二ルカルバモイルの置換さ れてもよいへテロァリールスルホニルとしては、 例えば、 窒素原子、 酸素原子、 硫 黄原子からなる群から任意に選ばれる 1から 3個のへテロ原子を含む単環性または 二環性のへテロアリーレンが挙げられる。 具体的には、 イミダゾール、 ピラゾール 、 チォフェン、 ピリジン等が挙げられる。
R\ R1'における Ci一 C4アルキルとしては、 例えば直鎖または分枝鎖の — C4アルキルが挙げられ、 具体的にはメチル、 ェチル、 1 _プロピル、 2—プロピ ノレ、 1—ブチル、 2 _ブチル等が挙げられ、 より好ましくは、 メチル、 ェチル、 1 —プロピルが挙げられる。
R1, R1'における C2— C4アルケニルとしては、 例えば直鎖または分枝鎖の C 2— C47ルケエルが挙げられ、 具体的にはシスまたはトランス一ビュル、 シスまた はトランス一 1—プロぺニル、 シスまたはトランス一 2—プロぺニル、 シスまたは トランス一 1—ブテュル、 シスまたはトランス一 2—ブテュル、 シスまたはトラン スー 3—ブテュル、 シスまたはトランス一 3—メチル一 2—プロぺニル、 シスまた はトランス一 2—メチル一 2—プロべニル、 シスまたはトランス一 1ーメチ ^— 2 —プロぺニル等が挙げられる。
R\ R1'における C2_C4アルキニルの C2— C4アルキニルとしては、 例えば 直鎖または分枝鎖の C2— C4アルキニルが挙げられ、 具体的にはェチニル、 1—プ ロビニル、 3—メチル一 1 _プロビュル、 2 _プロピニル等が挙げられる。
R\ R1'における 「さらに、 一つあるいは複数の、 置換されてもよい C!一 C4
アルキル、 ハロゲン原子、 ハロゲンで置換されてもよいアルコキシ、 またはァミノ 酸の側鎖で置換されてもよい」 の C ,一 C 4アルキルとしては、 置換されてもよい直 鎖または分枝鎖の C i— C 4アルキルが挙げられ、 具体的にはメチル、 ェチル、 1— プロピル、 2—プロピル、 1—ブチル、 2—ブチル等が挙げられ、 より好ましくは 、 メチル、 ェチル、 1—プロピルが挙げられる。
該アルキルが複数個ある場合、 同一または異なってもよく、 互いに結合して環を 形成してもよい。
同一炭素上に 2つの該アルキルが置換する場合、 該アルキルの置換位置としては 、 より好ましくはカルボン酸の α位炭素に存在することが挙げられる。
R 1における式 (4 ) , ( 5 ) において
Υ 3が窒素原子を表す場合、 窒素上に置換基を有してもよく、 この場合の置換基 としては、 メチル、 ェチル、 1—プロピル、 2—プロピル、 ベンジル等が挙げられ る。
置換基 R 7としてのアルコキシ基としては、 例えばメ トキシ、 エトキシ、 1—プ ロポキシ、 2—プロポキシ等が挙げられ、 より好ましくはメ トキシ、 エトキシが挙 げられる。
置換基 R 7としてのアルキルァミノとしては、 例えばメチルァミノ、 ェチルアミ ノ、 2—プロピルァミノ、 Ν, Ν—ジメチルァミノ、 Ν, Ν—ジェチルァミノ等が 挙げられ、 より好ましくは Ν, Ν—ジメチルァミノ、 メチルァミノ等が挙げられる
R R 1 'における 「さらに、 一つあるいは複数の、 置換されてもよい C C 4 アルキル、 ハロゲン原子、 ハロゲンで置換されてもよいアルコキシ、 またはァミノ 酸の側鎖で置換されてもよい」 のハロゲン原子としては、 具体的には、 フッ素原子
、 塩素原子等が挙げられる。
R1における 「さらに、 一つあるいは複数の、 置換されてもよい C,一 C4アルキ ル、 ハロゲン原子、 ハロゲンで置換されてもよいアルコキシ、 またはアミノ酸の側 鎖で置換されてもよい」 のハロゲンで置換されてもよいアルコキシとしては、 具体 的には、 メ トキシ、 エトキシ、 1—プロポキシ、 2—プロポキシ、 トリフノレオロメ トキシ等が挙げられる。
R R1'における 「さらに C,— C4アルキル、 ハロゲン原子、 またはアミノ酸 の側鎖で置換されてもよい」 のアミノ酸の側鎖としては、 置換されてもよいアミノ 酸の側鎖が挙げられ、 具体的には、 イソプロピル、 イソブチル、 ヒ ドロキシメチル 、 3 _インドールメチル、 ベンジル、 4—ヒ ドロキシベンジル等が挙げられる。 また R1— X1部分が、 例えば式 (6) で示される場合、
X3における、 置換されてもよい Ci— C アルキレンとしては、 例えばメチレン 、 エチレン、 1一プロピレン、 2—プロピレン等が挙げられる。 X3としてより好 ましくは、 単結合、 メチレン、 エチレンを表し、 さらに好ましくは単結合を表す。
R2°— X3の置換位置としては、 より好ましくは一 N (― X2-) —に隣接する 炭素上あるいは 2つ隣の炭素上が挙げられる。
R21における、 置換されてもよい Ci— C アルキルとしては、 例えばメチル、 ェチル、 1—プロピル、 2—プロピル等が挙げられる。
該アルキルは、 1つあるいは複数個あってもよく、 該アルキルが複数個ある場合 、 同一または異なってもよい。 該アルキルが複数個ある場合、 互いに結合して環を 形成してもよい。 さらには同一炭素上に 2つの該アルキルが置換してもよく、 同一 炭素上に 2つの該アルキルが置換した場合、 互いに結合してスピロ環を形成しても よい。
該アルキルが複数個あり、 互いに独立した炭素に置換したアルキルが環を形成し た場合、 あるいは 2つの該アルキルが同一炭素上に置換し、 互いに結合してスピロ 環を形成する場合、 の環としては、 例えば、 シクロプロピル、 シクロブチル、 シク 口ペンチル、 シクロへキシル等が挙げられ、 より好ましくはシクロプロピル、 シク ロブチル、 シクロペンチルが挙げられる。
R2、 R3、 R4、 R5、 R6、 R7、 R8における 「アルキル J のアルキルとしては 、 例えば直鎖または分枝鎖の Ci— C 7アルキルが挙げられ、 具体的にはメチル、 ェ チル、 1一プロピノレ、 2—プロピル、 シクロプロピノレ、 シクロプロピルメチノレ、 2 —メチル一 1一プロピル、 2—メチル一2—プロピル、 1—ブチノレ、 2—ブチル、 3—メチノレー 2—ブチル、 2—メチノレー 2—ブチル、 シクロプチノレ、 ペンチル、 へ キシル、 シクロへキシル、 シクロへキシルメチル等が挙げられ、 より好ましくは、 メチル、 ェチル、 2—プロピル、 シクロプロピル、 シクロプロピルメチル等が挙げ られる。
R2、 R3、 R4、 R5における 「置換されてもよいァラルキル」 のァラルキルと しては、 ベンジル、 フエネチル、 フエニルプロピル等が挙げられる。
R6、 R8における 「置換されてもよいァリール」 のァリールとしては、 フエ-ノレ 、 1—ナフチル、 2—ナフチル等が挙げられ、 より好ましくはフエエルが挙げられ る。
R6、 R8における 「置換されてもよいへテロアリール」 のへテロァリールとして は、 前記 A r 2における 「置換されてもよいへテロアリール」 の 「ヘテロァリール 」 として例示したヘテロァリールが挙げられる。
R6における 「置換されてもよいァラルキル」 のァラルキルとしては、 例えば式 (10) のように表される。
-ー W5— Ar3
< (10)
式中、 W5は置換されてもよい C Csアルキレン、 置換されてもよい C2— C5 アルケニレンを表し、 A r 3は置換されてもよいァリール、 または置換されてもよ いへテロァリールを表す。
W5における 「置換されてもよい C「C5アルキレン」 の C,— C アルキレンと
しては、 前記 W1における 「置換されてもよい C ,— C 5アルキレン」 として例示し た 一 C 5アルキレンが挙げられ、 より好ましい例として、 さらにメチレンが追加 される。
W5における 「置換されてもよい C2— C 57ルケ二レン」 のァルケ二レンとして は、 前記 W1における 「置換されてもよい C2—じ5ァルケ二レン」 として例示した C2—〇5ァルケ二レンが挙げられ、 より好ましい例として、 さらにトランス一ビニ レンが追加される。
A r 3における 「置換されてもよいァリール」 、 「置換されてもよいへテロァリ ール」 としては、 前記 A r 2における 「置換されてもよいァリール」 、 「置換され てもよいへテロァリール」 として例示したァリール、 ヘテロァリールが挙げられる
R 8におけるハロゲン原子としては、 具体的には、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素 原子が挙げられる。
R 8における 「置換されてもよいアルコキシ」 のアルコキシとしては、 メ トキシ 、 エトキシ、 1—プロポキシ、 2—プロポキシ等があげられる。
置換されてもよいピロール環、 置換されてもよいピラゾール環、 置換されてもよ いイミダゾール環、 置換されてもよいトリァゾール環、 置換されてもよいインドー ル環、 置換されてもよいインダゾール環、 または置換されてもよいべンゾイミダゾ ール環、 W2、 W2 'における置換されてもよい、 さらにメチレン基の 2個の水素原 子が酸素原子で置換されカルボニルを形成してもよい C ,一 C 4アルキレン、 置換さ れてもよい、 さらにメチレン基の 2個の水素原子が酸素原子で置換されカルボ-ル を形成してもよい C 2—じ4ァルケ二レン、 または置換されてもよい、 さらにメチレ ン基の 2個の水素原子が酸素原子で置換されカルボニルを形成してもよい C i _ C 4 アルキニレン、 A r 2における置換されてもよいァリール、 または置換されてもよ いへテロァリール、 W1における置換されてもよい C !—C sアルキレン、 置換され てもよい C 2— C 5アルケニレン、 または置換されてもよい C 2— C 5アルキニレン 、 W3における置換されてもよい 一 C 4アルキレン、 置換されてもよい C 2— C 4 アルケニレン、 または置換されてもよい C 2— C 4アルキニレン、 A r 1における置 換されてもよいァリーレン、 または置換されてもよいへテロアリーレン、 W4にお
ける置換されてもよい C,一 C4アルキレン、 R R1'におけるさらに置換されて もよい C「 C4アルキル、 さらに置換されてもよい C2—じ4ァルケニル、 またはさ らに置換されてもよい C2_C4アルキニル、 R1における置換されてもよい環状ァ ミノカルボ-ル、 置換されてもよいアルキルスルホ二ルカルバモイル、 置換されて もよいァリ一ルスルホニルカルバモイル、 置換されてもよいへテロァリールスルホ 二ルカルバモイル、 X3における置換されてもよい C!— C4アルキレン、 R21にお ける置換されてもよい C!一 C4アルキル、 R 8における置換されてもよいアルキル 、 R6、 R8における置換されてもよいァリール、 または置換されてもよいへテロア リール、 W5における置換されてもよい C!—Csアルキレン、 置換されてもよい C2 一 C57ルケ二レン、 A r 3における置換されてもよいァリール、 または置換されて もよいへテロァリールの置換されてもよい置換基、 R2、 R3、 R4、 R5、 R6にお ける置換ァラルキルの置換基、 の 「置換基」 としては、
ハロゲン原子、 水酸基、 置換されてもよいアルキル、 置換されてもよいアルケニル 、 置換されてもよいァリール、 アルカノィルォキシ、 シァノ、 アルカノィル、 置換 されてもよいアルコキシ、 置換されてもよいァリールォキシ、 アルコキシカルボ二 ル、 カルボキシ基、 アルキル置換されてもよい力ルバモイル、 環状アミノカルボ二 ル、 アルキル置換されてもよいスルファモイル、 環状アミノスルホニル、 アルキル スルホニル、 ァリールスルホニル、 アルキルスルホニルォキシ、 アルキルチオ基等 が挙げられ、 より好ましくは、 ハロゲン原子、 水酸基、 置換されてもよいアルキル 、 アルコキシが挙げられる。 さらに好ましくは、 ハロゲン原子、 置換されてもよい アルコキシ、 置換されてもよいアルキルが挙げられ、 1つあるいは複数あってもよ レ、。 好ましくは 1から 2である。 置換基が複数個である場合、 同一または異なって もよい。
前記 「置換基」 のハロゲン原子としては、 例えば、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素 原子等が挙げられる。
前記 「置換基」 の置換されてもよいアルキルとしては、 例えば、 メチル、 ェチル 、 プロピノレ、 ブチル、 ペンチル、 2—プロピル、 2—メチルー 1—プロピル、 2— ブチル、 t—ブチル、 3—メチノレ一 2—ブチル、 2—メチル一2—ブチル、 へキシ ノレ、 トリ フノレオロメチノレ、 2, 2, 2— ト リ フノレオロェチノレ、 メ トキシメチノレ、 1
—メ トキシ一 2—ェチル、 モルホリノメチル等が挙げられ、 より好ましくは、 メチ ル、 ェチル、 2—プロピル、 トリフルォロメチルが挙げられる。
前記 「置換基」 の置換されてもよいアルケニルとしては、 例えばビュル、 2—プ ロぺニノレ、 1—プロぺニノレ、 2—ブテニノレ、 1一ブテニノレ、 2—メチノレ一 1一プロ ぺニルが挙げられ、 より好ましくは、 2 _プロぺニル、 2—ブテュル、 2—メチル ― 1—プロぺニルが挙げられる。
前記 「置換基」 の置換されてもよいァリールとしては、 例えばフエニル、 p—ク ロロフエ二ノレ、 m—クロ口フエ二ノレ、 o—クロ口フエ二ノレ、 p—フノレオロフェニノレ 、 m—フノレオロフェニノレ、 o—フノレオロフェニノレ、 p—メ トキシフエ二ノレ、 m—メ トキシフエ二ノレ、 0—メ トキシフエ二ノレ、 p—メチノレフエ二ノレ、 m—メチノレフエ二 ル、 o—メチノレフエ二ノレ、 p—フエ二ノレ、 m— ト リ フノレオロメチノレフェニノレ、 o— トリフルォロメチルフエニル等が挙げられ、 より好ましくはフエニル、 p _クロ口 フエ二ノレ、 p—メ トキシフエ二ノレ、 p—メチノレフエ二 レ、 p— ト リ フノレオロメチノレ フエニルが挙げられる。
前記 「置換基」 のアルカノィルォキシとしては、 例えば直鎖または分枝鎖の C i _ C 6アルカノィルォキシが挙げられ、 より好ましくは、 ホルミルォキシ、 ァセチ ルォキシ、 プロパノィルォキシ、 ブタノィルォキシ、 イソブタノィルォキシ、 ペン タノィルォキシ、 へキサノィルォキシが挙げられる。
前記 「置換基」 のアルカノィルとしては、 例えば直鎖または分枝鎖の C 一 C 67 ルカノィルが挙げられ、 より好ましくは、 ホルミル、 ァセチル、 プロパノィル、 ブ タノィル、 イソブタノイノレ、 ペンタノィル、 へキサノィルが挙げられる。
前記 「置換基」 の置換されてもよいアルコキシとしては、 例えばメ トキシ、 エト キシ、 プロポキシ、 2—プロポキシ、 2—メチループロポキシ、 ブトキシ、 ペンチ ルォキシ、 へキシルォキシ、 シクロペンチノレオキシ、 シクロへキシルォキシ、 シク 口へキシルメチルォキシ、 1ーメ トキシ一 2—ェチルォキシ、 1—モルホリノ一 2 —ェチルォキシ、 1—チオモルホリノ一 2—ェチルォキシ、 1—ピベリジノー 2— ェチルォキシ、 トリフルォロメチルォキシ等が挙げられ、 より好ましくは、 メ トキ シ、 エトキシ、 2—プロポキシ、 シクロペンチルォキシ、 1—モルホリノ一 2—ェ チルォキシ、 トリフルォロメチルォキシが挙げられる。 また、 隣接してアルキル、
アルコキシがある場合は、 隣接基と置換基を有する環を形成しても良く、 具体的に は、 メチレンジォキシ、 エチレンジォキシ、 2—メチル一メチレンジォキシ、 2— メチル一エチレンジォキシ、 1—ォキシ一 2—エチレン、 1—ォキシ _ 2—プロピ レン等が挙げられ、 より好ましくは、 メチレンジォキシ、 エチレンジォキシが挙げ られる。
前記 「置換基」 の置換されてもよいァリールォキシとしては、 例えばフエノキシ 、 p—フノレオロフエノキシ、 m—フノレオロフエノキシ、 o—フノレオロフエノキシ、 P—メチルフエノキシ、 m—メチルフエノキシ、 m—メ トキシフエノキシ、 1—ナ フチルォキシ、 2—ナフチルォキシ等のァリールォキシ、 またはピリジルォキシ等 のへテロァリールォキシが挙げられ、 より好ましくは、 フエノキシが挙げられる。 前記 「置換基」 のアルコキシカルボニルとしては、 例えば直鎖または分枝鎖の C i一 C 6アルコキシカルボエルが挙げられ、 より好ましくは、 メ トキシカルボニル、 エトキシカノレボニノレ、 プロポキシカノレボニル、 2—プロポキシカルボニル、 2—メ チノレ—プロポキシカルボニル、 ブトキシカルボニル、 ペンチルォキシカルボニル、 へキシノレォキシカノレボエルが挙げられる。
前記 「置換基」 のアルキル置換されてもよい力ルバモイルとしては、 例えば直 鎖または分枝鎖の C - C 6アルキルァミノカルボニルもしくは直鎖または分枝鎖の C 2 - C 1 2ジアルキルァミノカルボエルが挙げられる。 直鎖または分枝鎖の C!一 C 6アルキルアミノカルボニルとしては、 より好ましくは、 メチルァミノカルボ二 ル、 ェチルァミノカルボニル、 プロピルアミノカルボニル、 2—プロピルアミノカ ルポニル、 ブチルァミノカルボニルが挙げられる。 直鎖または分枝鎖の C 2 _ C 1 2 ジアルキルアミノカルボニルとしては、 例えば、 同一または異なるアルキルで置換 された力ルバモイルが挙げられ、 より好ましくは、 ジメチルァミノカルボニル、 ジ ェチルァミノカルボニル、 ジプロピルアミノカルボニル、 ジイソプロピルアミノカ ノレボニノレ、 ジブチルァミノカルボニル、 ェチルメチルァミノカルボニル等、 が挙げ られる。
前記 「置換基」 の環状アミノカルボニルとしては、 例えば、 環構成原子として酸 素原子、 硫黄原子、 または窒素原子を含んでいてもよい 5〜 7員環状のァミノカル ボニルが挙げられ、 この環状アミノカルボニルはさらにアルキル、 水酸基等で置換
されてもよい。 具体的にはピロリジノカルボニル、 ピペリジノカルボニル、 ピペラ ジニルカルボニル、 4—メチルピペラジニルカルボニル、 モルホリノカルボニル、 チオモルホリノカルボニル、 4ーヒ ドロキシピペリジノカルボニル等が挙げられ、 より好ましくは、 モルホリノカルボニル、 4—ヒ ドロキシピペリジノカルボニルが 挙げられる。
前記 「置換基」 のアルキル置換されてもよいスルファモイルとしては、 例えば直 鎖または分枝鎖の C i - C 6アルキルァミノスルホニルもしくは直鎖または分枝鎖の C z— C i 2ジアルキルアミノスルホニルが挙げられる。 より好ましくは、 メチルァ ミノスノレホニル、 ェチルアミノスノレホニル、 プロピノレアミノスノレホニノレ、 2—プロ ピルアミノスルホ -ル、 ブチルアミノスルホニルが挙げられる。 直鎖または分枝鎖 の C 2—。1 2ジアルキルアミノスルホニルとしては、 例えば、 同一または異なるァ ルキルで置換されたスルファモイルが挙げられ、 より好ましくは、 ジメチルァミノ スルホニル、 ジェチルアミノスルホニル、 ジプロピルアミノスルホニル、 ジイソプ 口ピノレアミノスルホニル、 ジプチルアミノスルホニル、 ェチルメチルアミノスルホ ニル等が挙げられる。
前記 「置換基」 の環状アミノスルホニルとしては、 例えば、 環構成原子として酸 素原子、 硫黄原子、 または窒素原子を含んでいてもよい 5〜 7員環状のアミノスル ホニルが挙げられ、 この環状アミノスルホニルはさらにアルキル、 水酸基等で置換 されてもよい。 具体的にはピロリジノスルホニル、 ピベリジノスルホニル、 ピペラ ジニノレスノレホニル、 4—メチルピペラジニルスルホニル、 モルホリノスルホニノレ、 チオモルホリノスルホニル、 4ーヒ ドロキシピベリジノスルホニル等が挙げられる 。 より好ましくは、 モルホリノスルホニル、 4ーヒ ドロキシピペリジノスルホェノレ が挙げられる。
前記 「置換基」 のアルキルスルホニルとしては、 例えばメチルスルホニル、 ェチ ルスルホニル、 1—プロピルスルホニル、 2—プロピルスルホニル、 1—プチルス ルホニル、 2—ブチルスルホニル等が挙げられ、 より好ましくは、 メチルスルホニ ノレ、 2—プロピルスルホニルが挙げられる。
前記 「置換基」 のァリールスルホニルとしては、 例えばベンゼンスルホニル、 p ートノレエンスノレホニノレ、 p—クロ口ベンゼンスノレホニノレ、 p—フノレオ口ベンゼンス
ルホニル、 p—メ トキシベンゼンスルホ二ノレ、 p—トリフルォロメチルベンゼンス ルホニル、 m—クロ口ベンゼンスルホニル、 o—クロ口ベンゼンスルホニル等が挙 げられ、 より好ましくは、 ベンゼンスルホニル、 p—クロ口ベンゼンスゾレホニル、 p—メ トキシベンゼンスルホニル、 p—トリフルォロメチルベンゼンスルホニルが 挙げられる。
前記 「置換基」 のアルキルスルホニルォキシとしては、 例えばメチルスルホニル ォキシ、 ェチルスルホニルォキシ、 1一プロピルスルホニルォキシ、 2 _プロピノレ スルホニルォキシ、 1—ブチルスルホニルォキシ、 2—プチルスルホニルォキシ等 が挙げられ、 より好ましくは、 メチルスルホニルォキシ、 2—プロピルスルホニル ォキシが挙げられる。
前記 「置換基」 のアルキルチオ基としては、 例えば、 メチルチオ、 ェチルチオ、 プロピルチオ、 ブチルチオ、 ペンチルチオ、 2—プロピルチオ、 2—メチルー 1一 プロピルチオ、 2—ブチルチオ、 tーブチノレチォ、 3—メチルー 2—ブチルチオ、 2—メチルー 2—ブチルチオ、 へキシルチオ等が挙げられ、 より好ましくは、 メチ ルチオ、 ェチルチオ、 2—プロピルチオが挙げられる。
プロドラッグとしては、 生体内で化学的または生化学的に加水分解されて本発明 の化合物を再生するものを言う。 例えば、 本発明へテロアリール化合物がカルボキ シルを有する場合には、 そのカルボキシルが適当なエステルに変換された化合物が 挙げられる。 このエステルの具体例としては、 メチルエステル、 ェチルエステル、 1—プロピノレエステノレ、 2—プロピルエステル、 ピバロイルォキシメチノレエステル 、 ァセチルォキシメチルエステル、 シクロへキシルァセチルォキシメチルエステル 、 1—メチルシクロへキシルカルボニルォキシメチルエステル、 ェチルォキシカル ボニノレオキシ一 1ーェチノレエステル、 シク口へキシルォキシカノレポニノレオキシ一 1 —ェチルエステル等が挙げられる。
薬学上許容される塩としては、 本発明のへテロアリール化合物またはその薬学上 許容される塩が酸性基を有する場合は、 例えば、 ナトリウム塩、 カリウム塩等のァ ルカリ金属塩、 カルシウム塩、 マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、 亜鉛塩等 の無機金属塩、 トリェチルァミン、 トリエタノールァミン、 トリ ヒ ドロキシメチル ァミノメタン、 アミノ酸等有機塩基塩等が挙げられる。 本発明のへテロアリール化
合物またはその薬学上許容される塩が酸性基を有する場合は、 本発明のへテロァリ ール化合物またはその薬学上許容される塩が塩基性基を有する場合は、 例えば、 塩 酸塩、 臭化水素酸塩、 硫酸塩、 リン酸塩、 硝酸塩等の無機酸塩、 および酢酸塩、 プ ロピオン酸塩、 コハク酸塩、 乳酸塩、 リンゴ酸塩、 酒石酸塩、 クェン酸塩、 マレイ ン酸塩、 フマル酸塩、 メタンスルホン酸塩、 p— トルエンスルホン酸塩、 ベンゼン スルホン酸塩、 ァスコルビン酸塩等の有機酸塩等が挙げられる。
本発明には、 式 (1) のへテロァリール化合物のプロドラッグも含まれる。 また 、 本発明には、 式 (1) のへテロァリール化合物もしくはプロドラッグ、 またはそ れらの薬学上許容される塩の水和物、 ェタノール溶媒和物等の溶媒和物も含まれる 本発明のへテロアリール化合物は、 例えば以下に詳述する製造法 (A) 、 (B) もしくはこれらに準ずる方法によつて製造することができる。
なお、 原料化合物として用いられる化合物は、 それぞれ塩として用いてもよい。 このような塩としては、 薬学上許容される塩が挙げられる。
本発明のへテロアリール化合物のヘテロァリール部分は、 自体公知の方法、 例え は Th e Ch em i s t r y o f He t e r o c y c l i c Comp o u n d s (例えば、 ピロール誘導体: v o l . 48 p a r t i, p a r t 2 ; ピ ラゾーノレ誘導体: V o 1. 22 ; イミダゾーノレ誘導体: v o l . 6 p a r t i ; トリアゾール誘導体: v o l . 6 p a r t i ; インドール誘導体: v o 1 . 25 p a r t II, p a r t III, p a r t 4 ; ィンダゾール誘導体: v o 1 . 22 ; ベンゾィミダゾール誘導体: v o l . 40 p a r t i, p a r t 2^ 力 s挙げられる j , Me t h o d e n d e r Or g a n i s c h e n C h e m i e (H o u b e n - We y 1 ) (例えば、 ピロール誘導体: He t a r e n e I, TE I L l, E 6 a , p 556— 798 ; ビラゾール誘導体: H e t a r e n e III, TE I L 2, E8 b, p 399— 710 ; イミダゾール誘導体: He t a r e n e III, TE I L 3, E 8 c, p l -215 ; トリァゾール 誘導体: He t a r e n e II, TE I L 2, E 7 b, p 286— 686 ; ィ ンドール誘導体: He t a r e n e I, TE I L 2 a, E 6 b 1 , p 546 - 848, E 6 b 2, p 849— 1336 ; ィンダゾール誘導体: H e t a r e n
e III, TE I L 2, E 8 b, p 764— 856 ; ベンゾイミダゾール誘導 体: He t a r e n e III, TE I L 3, E8 c, p 216_391等が挙げ られる) 、 Comp r e h e n s i v e He t e r o c y c l i c Ch em i s t r y (例えば、 ピロール誘導体、 インドール誘導体: V o 1. 4 ; ピラゾー ル誘導体、 インダゾール誘導体: v o l . 5 ; イミダゾール誘導体、 ベンゾイミ ダゾール誘導体: V o 1. 5 ; トリァゾール誘導体: V o 1. 5などが挙げられ るノ 、 Comp r e h e n s i v e He t e r o c y c 1 ι c C h e m ι s t r y II (例えば、 ピロール誘導体、 インドール誘導体: ν ο 1 · 2 ; ピラゾー ル誘導体、 ィンダゾール誘導体: V o 1. 3 ; イミダゾーノレ誘導体、 ベンゾイミ ダゾール誘導体: V o 1. 3 ; トリアゾール誘導体: V o 1. 4等が挙げられる ) 、 ヘテロ環化合物の化学 (講談社、 1 988年発行) 、 新実験化学講座 14巻 [IV ] (丸善、 1977発行) 等に記載されている方法あるいはそれに準じた方法によ つて製造することができる。
なお、 これらの反応は単なる例示であり、 有機合成に習熟している者の知識に基 づき、 適宜、 他の方法で製造することもできる。
以降の各反応において、 必要に応じて、 官能基を保護することができる。 保護基 およびその保護、 脱保護の技術は T. W. Gr e e n e a n d P. G. M. W u t s , P r o t e c t i v e Gr o u p s i n or g a n i c S y n t h e s i s" , 3 r d Ed. , J o hn Wi l e y a n d S o n s, i n c. , New Yo r k (1999) に詳しく述べられている。 製造法 (A) X1^— Y2— W4—以外の場合の製造法
製造法 (1)
式 (1) の化合物は、 X
1部分で結合を形成し、 製造することができる。
具体的には、 以下に示す製造法 (1— 1) 、 製造法 (1— 2) 、 製造法 (1— 3) 、 製造法 (1— 4) 、 製造法 (1—5) 、 製造法 (1— 6) 、 製造法 (1— 7) 、 製造法 (1— 8) 、 製造法 (1— 9) に従い、 行うことができる。
製造法 ( 1一 1 )
γ 12一 A^-W^Z-^-W^Ar2
(100)
R10— R"-Y"
R°02C― R11- Y11
(104) (105)
R
0O
2C— R"-X
1— Ar
1-W
1 Z~hW
2— Ar
2 R
10— R"-X
1— Ar
1-W
1七 Z+W
2— Ar
2
HO. 一 R11— X1— Ar1_W1 -Z")"W2— Ar2
(103)
(式中、 Ar Ar 2、 、 W 環 Zは、 前記と同じ意味を有し、 R1Gは前記 R 1の選択される基のうちカルボキシル、 アルコキシカルボニルを除く基を表し、 R11は前記 R1の選択される基を有しない R1部分を表す。 RQは、 メチル、 ェチル
:ンジル、 t—ブチル等のアルキルを表す。 X1は、 前記 X1の一 SO. N
R3-C (― NR4R5) =N—を除く、 一CONR3SO2—、 一 NR3S〇2—、 - NR3CO—、 一 S〇2NR3CO—、 一 S02NR3—、 一 CONR3—、 一 OCO NR3—、 一 NR3CONR4—、 一 NR3CO— O—、 または一 O— CO— O—を 表し、 Y11 Υ 12は X1を形成するための原料として必要な置換基を表す。 例えば 、 X1が一 CONR3SO2—を表す場合、 Y11は一 COC l、 _C02H等を表し 、 Y12は HNR3SO2—を表す。 もしくは Y11は一 CONHR3を表し、 Y12は C 1 S02—を表す。 X1がー NR3SO2—を表す場合、 Y11は一 NHR3を表し、 Y 12は C 1 SO2—を表す。 X1がー NR3CO—を表す場合、 Y11は— NHR3を表 し、 Y12は C 1 CO—を表す。 X1が一 S02NR3CO—を表す場合、 Y11は一 S
02NHR3等を表し、 Y12は C 1 CO—を表す。 もしくは Y11は一S02C 1を表 し、 Y12は HNR3CO—を表す。 X1が _SO2NR3—を表す場合、 Y11は一 S 02C 1を表し、 Y12は HNR3—を表す。 X1がー CONR3—を表す場合、 Y11 は一COC 1を表し、 Y12は HNR3—を表す。 X1がー OCONR3—を表す場合 、 Y11は一 OHを表し、 Y12は 0 = C = N—または C 1 CONR3—を表す。 もし くは、 Y11は一 OCOC 1を表し、 Y12は HNR3—を表す。 X1が一 NR3CON R4—を表す場合、 Y11は一 NHR3を表し、 Y12は〇 = C=N—または C 1 CO NR4—を表す。 もしくは、 Y11は一 NR3COC 1または一 N = C = 0を表し、 Y12は HNR4—を表す。 X1がー NR3CO— O—を表す場合、 Y11は— NHR3 を表し、 Y12は C 1 CO— O—を表す。 もしくは、 Y11は一 NR3COC 1を表し 、 Y12は HO—を表す。 X1が一 O— CO— O—を表す場合、 Y11は一 OHを表し 、 Y12は C 1 CO— O—を表す。 もしくは、 Y11は一 OCOC 1を表し、 Y12は HO—を表す。 )
化合物 (101) 、 化合物 (102) は、 それぞれ化合物 (1 00) と化合物 ( 104) 、 化合物 (100) と化合物 (105) から、 自体公知の方法、 例えば新 実験化学講座 14卷 (丸善、 1 977年発行) 、 実験化学講座 1 9〜26巻 (丸善 、 1992年発行) 、 精密有機合成 (南江堂、 1983年発行) 、 ぺプチド合成の 基礎と実験 (丸善、 1985年発行) 等に記載されている方法あるいはそれに準じ た方法によって製造することができる。
反応に影響を及ぼさない不活性溶媒としては、 例えばエーテル、 THF、 ジォキ サン等のエーテル系溶媒、 トルエン、 ベンゼン、 へキサン等の炭化水素系溶媒、 ジ クロロメタン、 クロ口ホルム、 ジクロロェタン、 四塩化炭素等のハロゲン化炭化水 素系溶媒、 ジメチルスルフォキシド、 ジメチルホルムアミ ド、 ァセトニトリル等の 非プロトン溶媒等が挙げられる。 これらの溶媒は、 2種類以上を適宜の割合で混合 して用いてもよい。
反応温度は、 約一 78°Cから溶媒の沸点付近の範囲から選択され、 好ましくは約 0°Cから溶媒の沸点付近の範囲が挙げられる。
本反応には、 それぞれの反応に応じ、 塩基、 脱水縮合剤、 反応助剤を加えること ができる。
塩基としては、 例えば水酸化ナトリウム、 水酸化カリウム、 水酸化リチウム等の 水酸化アルカリ金属、 炭酸カリウム、 炭酸ナトリウム、 炭酸水素カリウム、 炭酸水 素ナトリゥム等の金属炭酸塩、 水素化ナトリウム、 水素化力リゥム等の水素化金属 、 n_ブチルリチウム、 s—ブチルリチウム等のアルキル金属、 トリェチルァミン 、 ェチルジイソプロピルァミン、 ピリジン、 1, 8—ジァザビシクロ [5. 4. 0] ゥンデセ一 7—ェン等の有機塩基類等が挙げられる。
脱水縮合剤としては、 例えばジシクロへキシルカルポジイミ ド、 1 _ェチル一 3 一 (3 ' —ジメチルァミノプロピル) カルボジイミ ド、 N, N—ビス (2—ォキソ —3—ォキサゾリジニル) ホスフィン酸クロリ ド等が挙げられる。
反応助剤としては、 例えば N—ヒ ドロキシベンズトリァゾール、 N, N—ジメチ ル一4—アミノビリジン、 テトラ n_プチルアンモニゥムブロマイ ド等の相間移動 触媒等が挙げられる。
化合物 (103) は、 化合物 (101) を、 通常の保護脱保護の技術を用い得ら れる。 本反応は、 例えば酸または塩基の存在下、 常法に従って行う加水分解反応が 挙げられる。
化合物 (102) は、 化合物 (103) から、 自体公知の方法、 例えば新実験化 学講座 14巻 (丸善、 1 977年発行) 、 実験化学講座 1 9〜26卷 (丸善、 1 9 92年発行) 、 精密有機合成 (南江堂、 1 983年発行) 、 ペプチド合成の基礎と 実験 (丸善、 1 985年発行) 、 Comp e n d i um o f Or g a n i c S yn t h e t i c Me t h o d s, Vo l . 1—9 (J o hn W i 1 e y & S o n s) 、 C omp r e h e n s i v e O r g a n i c S y n t h e s i s, Vo l . 1—9 (1991 P e r g amo n P r e s s) 、 Comp r e h e n s i v e Or g a n i c T r a n s f o rma t i o n s (1989、 VCH Pu b l i s h e r s) 、 Su r v e y o f Or g a n i c Syn t h e s e s, Vo l . 1—2 (1970、 1977、 J o h n Wi l e y & S o n s) 、 J. Or g. Ch em. , 56, 2395 (1991) 、 J. Co l l e c t C z e c h Ch em Co mmu n, 58 , 2139 (1 993) 、 Or g. S yn t h. 3, 646 (1 955) 、 Or g . Syn t h. 29, 75 (1 949) 、 Or g. S yn t h. 50, 18 (1 9
70) 、 O r g. S y n t h. 50, 5 2 (1 9 70) , S y n t h s i s , 3 7 4 (1 9 7 8) 、 S y n t h s i s , 684 (1 973) 、 S y n t h. C o mm u n. , 2 6, 4545 (1 99 6) 、 J . O r g. Ch em. , 6 1, 7 3 98 (1 9 96) 、 T e t r a h e d r o n, 54, 928 1 (1 9 98) 、 J. O r g. C h em. , 66, 7 945 (200 1) 、 J . Me d. C h em. , 4 5, 1 5 1 8 (2002) 等に記載されている方法あるいはそれに準じた方法によって 製造することができる。
本反応は、 一 COC l、 または一C02H等と、 アミン類、 スルフォンアミ ド類 との反応、 一CONHRとスルホニルハライド類との反応、 一 C02Hから一 CN への変換反応、 一 C02Hからテトラゾールー 5—ィルへの変換反応、 2, 4—ォ キサゾリジンジオン一 5—ィル部分の構築法を表す。
製造法 (1— 2)
R°02C— R11-L1
HS— Ar1-W1 z-)-W2-Ar2 ~ ► R0O2C— R"-S— Ar1-W1fZ寸 V^-Ar2
(106) (107)
► R°02C - R11 -X - Ar1■ W1 z - W2 - Ar2 ►
(101)
H02C-R11-X -Ar1-W1 z^-W2-Ar2 ►R10-R11-X1-Ar1-W1 z^-W2-Ar2
(103) (102)
R°02C— R11-SH
L1— Ar1-W1 z^-W2-Ar2 S ~ ► R°02C-R11-S— Ar1-W1^-W2-Ar2
(109) (107)
(式中、 A r Ar 2、 、 W2、 環 Z、 R10、 Rl R。は、 前記と同じ意味を 有し、 X1は、 一 SO2—を表す。 L1は、 同一または異なって、 塩素原子、 臭素原 子、 ヨウ素原子等のハロゲン原子、 トリフノレオロメタンスルホニルォキシ、 メタン スルホニノレオキシ、 p—トルエンスルホニノレオキシ等の脱離基を表す。 )
化合物 (107) は、 自体公知の方法、 例えば新実験化学講座 14卷 (丸善、 1 97 7年発行) 、 実験化学講座 1 9〜26巻 (丸善、 1 99 2年発行) 、 精密有機
合成 (南江堂、 1983年発行) 、 Te t r a h e d r o n L e t t. , 36, 41 33 (1995) , T e t r a h e d r o n L e t t. , 38, 1805 ( 1997) , Syn t h. C ommu n. , 26, 1441 (1 996) 、 J. M e d. Ch em. , 28, 151 7 ( 1985 ) 等に記載されている方法あるレヽは それに準じた方法によって製造することができる。
すなわち本反応は、 化合物 (107) を化合物 (106) と化合物 (108) か ら、 もしくは化合物 (109) と化合物 (1 10) から製造する。
化合物 (107) は、 不活性溶媒中、 塩基存在下、 化合物 (106) と化合物 ( 108) を反応させ得られる。
塩基としては、 例えば水酸化ナトリゥム、 水酸化力リウム、 水酸化リチウム等の 水酸化アルカリ金属、 炭酸カリウム、 炭酸ナトリウム、 炭酸水素カリウム、 炭酸水 素ナトリゥム等の金属炭酸塩、 水素化ナトリゥム、 水素化力リゥム等の水素化金属 、 トリェチルァミン、 ェチルジイソプロピルァミン、 ピリジン、 1, 8—ジァザビ シクロ [5. 4. 0] ゥンデセ一 7—ェン等の有機塩基類等が挙げられる。
不活性溶媒としては、 例えばエーテル、 THF、 ジォキサン等のエーテル系溶媒 、 トルエン、 ベンゼン、 へキサン等の炭化水素系溶媒、 ジクロロメタン、 クロロホ ルム、 ジクロロェタン、 四塩ィ匕炭素等のハロゲン化炭化水素系溶媒、 ジメチルホル ムアミ ド、 ァセトニトリル、 アセトン等の非プロトン溶媒、 メタノール、 エタノー ル等のアルコール系溶媒等が挙げられる。 これらの溶媒は、 2種類以上を適宜の割 合で混合して用いてもよい。
反応温度は、 約 0 °Cから溶媒の沸点付近の範囲から選択される。
本反応には、 必要に応じ反応助剤を加えることができる。
反応助剤としては、 例えばテトラ n—ブチルアンモニゥムブロマイ ド、 へキサデ シルトリブチルホスホニゥムブロミ ド、 メチルトリカプリルアンモニゥムクロリ ド 等の相間移動触媒等が挙げられる。 Sy n t h e s i s, 5.65 (1974) 、 S yn t h e s i s, 447 (1 975)
また、 化合物 (107) は、 不活性溶媒中、 遷移金属触媒、 塩基存在下、 化合物 (109) と化合物 (1 10) を反応させ得られる。
不活性溶媒としては、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 ジメ トキシェタン等の
エーテル系溶媒、 トルエン、 n—へキサン等の炭化水素系溶媒、 ジメチルホルムァ ミ ド、 1一メチル一2—ピロリジノン等の非プロトン性溶媒等が挙げられる。
塩基としては、 例えば炭酸力リゥム、 炭酸水素ナトリゥム、 炭酸銀等の金属炭酸 塩、 トリェチルァミン、 ェチルジィソプロピルァミン等のアルキルァミン類等が挙 げられる。
遷移金属触媒としては、 テトラキス (トリフエニルホスフィン) パラジウム、 パ ラジウムジベンジリデン錯体等の 0価のパラジウム触媒、 酢酸パラジウム、 ジクロ 口ビス (トリフエニルホスフィン) パラジウム等の 2価のパラジウム触媒等が挙げ られる。
本反応には、 必要に応じ反応助剤を加えることができる。
反応助剤としては、 例えばトリフエニルホスフィン、 トリス (o—トリル) ホス フィン等の単座配位子、 ジフエニルホスフイノプロパン、 ジフエニルホスフィノブ タン、 ジフエ-ルホスフイノフエ口セン等の二座配位子等を加えてもよい。
遷移金属触媒下の反応温度は、 約 0°Cから溶媒の沸点付近の範囲から選択され、 好ましくは約 60°Cから溶媒の沸点付近の範囲が挙げられる。
化合物 (101) は、 自体公知の方法、 例えば新実験化学講座 15巻 (丸善、 1 977年発行) 、 S yn t h e s i s, 375 (2000) Sy n t h e s i s, 300 (2001) 、 J. P r a c t. Ch em. , 341, 1 84 (1999) 、 : Bu l l . Ch em. S o c. J p n, 69, 2955 (1996) 、 Te t r a h e d r o n, 52, 5773 (1 996) 、 P o l . J . Ch em. , 70, 1 1 21 (1 996) 、 Syn t h. C ommu n. , 28, 2983 (1998 ) 、 B i o o r g. Me d. Ch em. L e t t. , 9, 3181 (1 999) 、 I n d i a n J . Ch em. S e c t B : Or g. Ch em. I n c l . Me d . Ch em. , 36, 1069 (1997) 、 Ch em. L e t t. , 523 (1 991 ) 、 Bu l l . Ch em. S o c. J p n, 64, 3752 (1 991) 、 Syn t h e s i s, 235 (1 992) 、 B i o o r g. Me d. Ch em. L e t t . , 10, 2247 (2000) 、 B i o o r g. Me d. Ch em. L e t t . , 10, 2727 (2000) 、 J . Or g. P r e p. P r o c e d. I n t . , 32, 169 (2000) 、 J. Or g. Ch em. , 57, 7074 (
1 992) 、 Te t r a h e d r o n L e t t. , 34, 5369 (1 993) 等に記載されている方法あるいはそれに準じた方法によって製造することができる すなわち化合物 (101) は、 化合物 (107) を酸化剤と反応させ得られる。 酸化剤としては、 例えばメタクロ口過安息香酸、 過安息香酸、 過酢酸、 モノ過フ タル酸マグネシウム等の有機過酸、 t一ブチルパーォキシド等の有機過酸化物、 過 酸化水素、 過ホウ酸ナトリウム、 ォクソン、 TPAP (テトラプロピルアンモニゥ ムパールテネート) 等が挙げられる。
化合物 (103) は、 化合物 (101) を、 通常の保護脱保護の技術を用い得ら れる。 反応条件は、 製造法 (A) 製造法 (1一 1) 化合物 (101) から化合物 ( 103) の製造法記載の方法、 あるいはそれに準じた方法によって製造することが できる。
化合物 (109) は、 自体公知の方法、 例えば新実験化学講座 14巻 (丸善、 1 977年発行) 、 実験化学講座 1 9〜26巻 (丸善、 1992年発行) 、 精密有機 合成 (南江堂、 1983年発行) 等に記載されている方法あるいはそれに準じた方 法によって製造することができる。
すなわち本反応は、 化合物 (1 1 1) を S a n dme y e r反応に付し、 化合物 (109) を得る方法、 または、 遷移金属触媒存在下、 化合物 (123) と Ar 1 I 2の炭素炭素結合形成反応を表す。
化合物 (109) は、 例えば T e t r a h e d r o n L e t t. , 36, 41 33 (1995) , Te t r a h e d r o n L e t t. , 38, 1805 (1 9 97) 、 J. Am. C h e m. S o c. , 1 18, 7215 (1996) 、 J. A m. C h e m. S o c. , 1 18, 721 7 (1996) 、 J . Or g. Ch em . , 64, 601 9 (1999) 、 J . Or g. Ch em. , 65, 8027 (2 000) 等記載の方法、 あるいはそれに準じる方法によって製造できる。
すなわち、 不活性溶媒中、 遷移金属触媒、 塩基存在下、 Ar 1 I 2と化合物 (12 3) を反応させ得られる。
不活性溶媒としては、 例えばァセトニトリル、 ジメチルホルムアミ ド等の非プロ トン溶媒、 テトラヒドロフラン、 ジォキサン、 ジメ トキシェタン等のエーテル系溶
媒、 トルエン、 n—へキサン等の炭化水素系溶媒等が挙げられる。
塩基としては、 例えばトリェチルァミン、 ェチルジイソプロピルァミン、 ジシク 口へキシルメチルァミン等のアルキルアミン類等、 炭酸カリウム、 炭酸銀、 炭酸水 素ナトリウム、 炭酸セシウム等の金属炭酸塩、 t—ブトキシカリウム、 tーブトキ シナトリゥム等の金属アルコキシド類等が挙げられる。
遷移金属触媒としては、 テトラキス (トリフエニルホスフィン) パラジウム、 ノ、。 ラジウムジベンジリデン錯体、 ビス (トリ t一ブチルホスフィン) パラジウム等の 0価のパラジウム触媒、 酢酸パラジウム、 ジクロロビス (トリフエニルホスフィン ) パラジウム等の 2価のパラジウム触媒、 白金触媒およびニッケル触媒等が挙げら れる。
本反応には、 必要に応じ反応助剤を加えることができる。
反応助剤としては、 例えばトリフエニルホスフィン、 トリス (o—トリル) ホス フィン、 トリ t—ブチルホスフィン等の単座配位子、 ジフエニルホスフイノプロパ ン、 ジフエニルホスフイノブタン、 ジフエニルホスフイノフエ口セン等の二座配位 子等を加えてもよい。
反応温度は、 約 0 °Cから溶媒の沸点付近の範囲から選択され、 好ましくは約 6 0 でから溶媒の沸点付近の範囲が挙げられる。
A i^ I sの化合物 (1 2 3 ) に対する量としては、 0 . 1から 1 0倍モルの範囲 から選択され、 好ましくは 1から 5倍モルの範囲が挙げられる。
製造法 (1一 3 )
(式中、 Ar
1 Ar
2、 W
1, W
2、 環 Z、 R
10、 R
11, R
0は、 前記と同じ意味を 有し、 X
1は、 一 NR
3— C (― NR
4R
5) =N—を表す。 )
化合物 (1 12) は、 自体公知の方法、 例えば日本化学会誌 9卷 1 204— 1 2 08頁 (1991年) Te t r a h e d r o n L e t t. , 39, 5701 (1 998) , T e t r a h e d r o n L e t t. , 41, 6563 (2000) 、 He t e r o c y c l e s, 31, 1 287 (1990) 等に記載されている方法 あるいはそれに準じた方法によって製造することができる。
すなわち化合物 (1 12) は、 不活性溶媒中、 塩基存在下、 化合物 (1 1 1) を 二硫化炭素と反応後、 ヨウ化メチルを作用させ得られる。
不活性溶媒としては、 例えばエーテル、 THF、 ジォキサン等のエーテル系溶媒 、 トルエン、 ベンゼン、 クロ口ベンゼン等の芳香族炭化水素系溶媒、 ジクロロメタ ン、 クロ口ホルム、 1, 2—ジクロロエタン、 四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素 系溶媒、 ジメチルホルムアミド、 ァセトニトリル、 アセトン等の非プロトン溶媒、 メタノール等が挙げられる。 これらの溶媒は、 2種類以上を適宜の割合で混合して 用いてもよい。
塩基としては、 例えば水酸化ナトリウム、 水酸化力リゥム等の水酸化アル力リ金 属、 炭酸力リウム、 炭酸ナトリウム、 炭酸水素力リウム、 炭酸水素ナトリゥム等の 金属炭酸塩、 水素化ナトリウム、 水素化力リゥム等の水素化金属、 トリェチルァミ ン、 ェチルジイソプロピルァミン、 ピリジン、 1, 8—ジァザビシクロ [5. 4. 0] ゥンデセー 7—ェン等の有機塩基類等が挙げられる。
反応温度は、 約一 20°Cから溶媒の沸点付近の範囲から選択され、 好ましくは約 一 10°Cから約 30°Cの範囲が挙げられる。
化合物 (1 13) は、 不活性溶媒中、 化合物 (1 19) と反応させ得られる。 不活性溶媒としては、 例えばエーテル、 THF、 ジォキサン等のエーテル系溶媒 、 トルエン、 ベンゼン、 クロ口ベンゼン等の芳香族炭化水素系溶媒、 ジクロロメタ ン、 クロ口ホルム、 1, 2—ジクロロェタン、 四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素 系溶媒、 ジメチルホルムアミ ド、 ァセトニトリル、 アセトン等の非プロトン溶媒等 が挙げられる。 これらの溶媒は、 2種類以上を適宜の割合で混合して用いてもよい
反応温度は、 約一 20°Cから溶媒の沸点付近の範囲から選択され、 好ましくは約 0°Cから溶媒の沸点付近の範囲が挙げられる。
化合物 (114) 、 化合物 (1 15) は、 ハロゲン化炭化水素溶媒中、 ハロゲン 化剤と反応させた後、 不活性溶媒中で、 それぞれ化合物 (1 17) 、 化合物 (1 1 8) と反応させ得られる。
ハロゲン化炭化水素溶媒としては、 例えばジクロロメタン、 クロ口ホルム、 1, 2 —ジクロロェタン、 四塩ィヒ炭素等が挙げられる。
ハロゲン化剤としては、 例えば塩素、 塩化スルフリル、 臭素、 ヨウ素が挙げられ る。
ハロゲン化剤との反応温度としては、 約一 60°Cから約 80°Cの範囲から選択さ れ、 好ましくは約一 10°Cから 25 °Cの範囲が挙げられる。
不活性溶媒としては、 例えばエーテル、 THF、 ジォキサン等のエーテル系溶媒 、 トルエン、 ベンゼン、 クロ口ベンゼン等の芳香族炭化水素系溶媒、 ジクロロメタ ン、 クロ口ホルム、 1, 2—ジクロロェタン、 四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素 系溶媒、 ジメチルホルムアミ ド、 ァセトニトリル、 アセトン等の非プロ トン溶媒、 メタノール、 エタノール等のアルコール系溶媒等が挙げられる。 これらの溶媒は、 2種類以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、 約一 20°Cから溶媒の沸点付近の範囲から選択され、 好ましくは約 0°Cから約 80°Cの範囲が挙げられる。
本反応には、 必要に応じ反応助剤を加えることができる。
反応助剤としては、 例えば硝酸銀、 炭酸銀等の銀塩、 トリェチルァミン、 ェチル ジイソプロピルァミン、 ピリジン、 1, 8—ジァザビシクロ [5. 4. 0] ゥンデ セ— 7—ェン等の有機塩基類等が挙げられる。
化合物 (115) から化合物 (116) 、 (1 14) への変換は、 製造法 (A) 製造法 (1— 1) 記載の方法、 あるいはそれに準じた方法によって製造することが できる。
本製造法においては、 化合物 (112) に対し、 化合物 (1 19) と、 それぞれ 化合物 (1 17) 、 化合物 (1 18) を反応させる順を定めたものではなく、 必要 に応じて反応順を変えることができる。
また、 X1がグァニジン骨格である場合の製造法は上述の製造法に拘るものでな く、 自体公知の方法、 例えば WOO 1 _05774記載されている方法あるいはそ れに準じた方法に変更し、 製造してもよい。
製造法 (1— 4)
Pg-Y13-Ar-L1 + H— W1÷Z+W2— Ar2 Pg ― Y13-Ar1-W1"t"Z+W2— Ar2 (122) (123) (124)
H_Y13_Ar1_w1^z^.w2_Ar2 三 γ12― Ar1_w1 z^_w2_Ar2
(125) (100)
(式中、 Ar Ar 2、 、 W2、 L 環 Zは、 前記と同じ意味を有し、 Y13は 、 酸素原子、 硫黄原子、 _C02—、 _NR3—を表す。 Pgは、 保護基を表す。 ) 化合物 (1 22) は、 自体公知の方法、 例えば新実験化学講座 14卷 (丸善、 1 977年発行) 、 実験化学講座 19〜26巻 (丸善、 1992年発行) 、 精密有機 合成 (南江堂、 1983年発行) 等に記載されている方法あるいはそれに準じた方 法によって製造することができる。
化合物 (1 24) は、 不活性溶媒中、 遷移金属触媒、 塩基存在下、 化合物 (1 2 2) と化合物 (123) を反応させ得られる。 反応条件は、 製造法 (A) 製造法 ( 1 -2) 化合物 (123) と Ar I 2から化合物 (109) の製造法記載の方法、 あるいはそれに準じた方法によって製造することができる。
化合物 (124) は必要に応じ接触水素添加反応に付してもよく、 該接触水素添 加反応により 「置換されてもよい C^Csアルキレン」 を製造することができる。 該反応は、 自体公知の方法、 例えば、 新実験化学講座 15卷 (丸善、 1 977年 発行) 等に記載されている方法あるいはそれに準じた方法により行うことができ、 すなわち、 水素雰囲気下、 不活性溶媒中、 金属触媒存在下、 行うことができる。 不活性溶媒としては、 例えば、 酢酸、 メタノール、 エタノール等のプロトン性溶 媒、 酢酸ェチル、 ァセトニトリル、 ジメチルスルフォキシド等の非プロトン系溶媒 、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサン、 ジメ トキシェタン等のエーテル系溶媒等が挙 げられる。 これらの溶媒は、 2種類以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。 金属触媒としては、 酸化白金、 白金付活性炭、 パラジウム付活性炭、 パラジウム
ブラック、 パラジウム付硫酸バリゥム、 パラジウム付炭酸カルシウム、 L i n d 1 a r触媒、 ラネーニッケル、 ロジウム炭素、 ロジウムアルミナ、 トリス (トリフエ 二ノレホスフィン) クロ口ロジウム、 ルテニウム炭素、 ビス (トリフエ二ノレホスフィ ン) ジカルボニルルテニウムジクロリ ド等が挙げられる。
水素雰囲気下での水素圧は、 1〜150気圧の範囲から選択され、 好ましくは 1 〜 10気圧の範囲が挙げられる。
本反応には、 必要に応じ反応助剤を加えることができる。
反応助剤としては、 例えば硫酸、 塩酸、 過塩素酸、 リン酸、 シユウ酸、 トリフノレ ォロ酢酸等の酸、 フエニルェチルァミン、 トリェチルァミン等の塩基等を加えても よい。
反応温度は、 約 0°Cから約 150°Cの範囲から選択され、 好ましくは約 20°Cか ら約 100°Cの範囲が挙げられる。
化合物 (125) は、 化合物 (124) を、 通常の保護脱保護の技術を用い行う ことができる。
化合物 (125) は必要に応じ、 自体公知の方法、 例えば新実験化学講座 14卷 (丸善、 1 977年発行) 、 実験化学講座 19〜26巻 (丸善、 1992年発行) 、 精密有機合成 (南江堂、 1983年発行) 、 ペプチド合成の基礎と実験 (丸善、 1985年発行) 等に記載されている方法あるいはそれに準じた方法によって、 ィ匕 合物 (100) に変換することができる。 すなわち、 該反応は、 一 COC l、 -s 02C 1、 一 NR3COC l、 _N = C = O、 一 O C O C 1類を製造する反応を意味 する。
製造法 (1— 5)
J-w3©- W^-Ar^
(式中、 Ar 2、 W1, W2、 W3、 Y13、 L\ 環 Zは、 前記と同じ意味を 有し、 Pgは、 保護基を表す。 )
化合物 (126) 、 化合物 (128) は、 自体公知の方法、 例えば製造法 (A)
製造法 (1一 4) 、 製造法 (A) 製造法 (1— 2) 記載の方法と同様、 あるいはそ れに準じる方法によって製造することができる。
化合物 (1 27) は、 化合物 (137) から、 自体公知の方法、 例えば新実験化 学講座 14巻 (丸善、 1 977年発行) 、 実験化学講座 1 9 26巻 (丸善、 1 9 92年発行) 、 精密有機合成 (南江堂、 1 983年発行) 等に記載されている方法 あるいはそれに準じた方法と、 通常の保護脱保護の技術を用い行うことができる。 製造法 (1一 6)
1 _0— Pgi
(129)
Ρα_γΐ3.Α(.ι_γΐΉ Pg-Y^-A^-Y^V^-O— Pg1 cm Pg— Y13-Ar -W1-0— Pg1
(155) (130) (131)
Pg— Y13-Ar1-W1-OH Pg— Y13-Ar1-W1
(132) (133)
H-^Z^- ^-Ar2
(134)
► Pg— Y 3-Ar1-W Z^-V^-Ar2
(124) (式中、 Ar 1 Ar 2 W W2 W3 Y13 h 環 Z Y1は、 前記と同じ意 味を有し、 Pg Pg1は、 保護基を表す。 )
化合物 (155) 、 化合物 (129) は、 自体公知の方法、 例えば新実験化学講 座 14卷 (丸善、 1 977年発行) 、 実験化学講座 1 9 26巻 (丸善、 1 992 年発行) 、 精密有機合成 (南江堂、 1983年発行) 等に記載されている方法ある いはそれに準じた方法によって製造することができ、 保護基の導入は、 通常の保護 脱保護の技術を用い行うことができる。
化合物 (1 55) から化合物 (124) への変換は、 自体公知の方法、 例えば製 造法 (A) (1 -2) s (1 -5) 記載の製造法、 あるいはそれに準じる方法を組 み合わせることによって製造することができる。
化合物 (1 34) は、 自体公知の方法、 例えば】. Me d. Ch em. 40 1619 (1997) 、 New J. Ch em. 18, 643 (1994) 、 J . Or g. Ch em. , 58 974 (1 993) 、 Ch em. L e t t. 32 3 (1999) , He t e r o c y c l e s, 34, 303 (1992) 、 S y n t h. C ommu n. , 25 761 (1 995) 、 J . Or g. Ch em. 6
5, 4039 (2000) , He t e r o c y c l e s, 33, 813 (1992 ) 、 J. He t e r o c y c l . Ch em. , 29, 1 357 (1992) 、 J. He t e r o c y c l . Ch em. , 28, 1 189 (1991) 、 Ch em. P h a rm. Bu l l . , 41, 1226 (1993) 、 Te t r a h e d r o n, 53, 10289 (1 997) 、 Te t r a h e d r o n L e t t. , 23, 3 357 (1 982) 、 P o l . J. Ch em. , 68, 247 (1994) 、 C h em. L e t t. 799 (1995) 、 Bu l l . Ch em. S o c . J p n. , 69, 3339 (1996) 、 J . Ch em. S o c. P e r k i n T r a n s I, 3285 (1 998) 、 J . He t e r o c y c l . Ch em. , 31, 93 (1 994) 、 Ar c h. Ph a rm. , 333, 347 (2000) 、 J. Me d. Ch em. , 37, 125 (1994) 、 J . He t e r o c y c l . Ch e m. , 25, 253 (1988) 、 S y n t h s i s, 94 ( 1 999) 等に記載 されている方法あるいはそれに準じた方法によつて製造することができる。
製造法 (1一 7)
(式中、 Ar 2、 、 W2、 L\ 環 Z、 前記と同じ意味を有し、 Pgは、 保護基を 表す。 )
化合物 (135) 、 化合物 (136) は、 自体公知の方法、 例えば新実験化学講 座 14卷 (丸善、 1 977年発行) 、 実験化学講座 1 9〜26卷 (丸善、 1 992 年発行) 、 精密有機合成 (南江堂、 1 983年発行) 等に記載されている方法ある いはそれに準じた方法によって製造する'ことができる。
化合物 (123) 、 化合物 (137) は、 自体公知の方法、 例えば新実験化学講 座 14卷 (丸善、 1977年発行) 、 実験化学講座 19〜26卷 (丸善、 1992 年発行) 、 精密有機合成 (南江堂、 1983年発行) 、 等に記載されている方法あ るいはそれに準じた方法によつて製造することができる。
すなわち本反応は、 化合物 (123) を化合物 (134) と化合物 (136) か ら、 もしくは化合物 (137) を化合物 (134) と化合物 (135) から製造す る。
化合物 (123) は、 不活性溶媒中、 塩基存在下、 化合物 (134) と化合物 ( 136) を反応させ得られる。
塩基としては、 例えば水酸化ナトリゥム、 水酸化力リゥム、 水酸化リチウム等の 水酸化アルカリ金属、 炭酸カリウム、 炭酸ナトリウム、 炭酸水素カリウム、 炭酸水 素ナトリウム等の金属炭酸塩、 水素化ナトリウム、 ナトリウムメ トキシド、 t—ブ トキシカリウム等の金属アルコキシド、 水素化カリウム等の水素化金属、 トリェチ ルァミン、 ェチルジイソプロピルァミン、 ピリジン、 1, 8—ジァザビシクロ [5 . 4. 0] ゥンデセ一7—ェン等の有機塩基、 n_ブチルリチウム、 s—ブチルリ チウム等のアルキル金属等が挙げられる。
類等が挙げられる。
不活性溶媒としては、 例えばエーテル、 THF、 ジォキサン等のエーテル系溶媒 、 トルエン、 ベンゼン、 へキサン等の炭化水素系溶媒、 ジクロロメタン、 クロロホ ルム、 ジクロロェタン、 四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素系溶媒、 ジメチルホル ムアミ ド、 ァセトニトリル、 ァセトン等の非プロトン溶媒、 メタノール、 ェタノ一 ル等のアルコール系溶媒等が挙げられる。 これらの溶媒は、 2種類以上を適宜の割 合で混合して用いてもよい。
本反応には、 必要に応じ反応助剤を加えることができる。 反応助剤としては、 例 えばテトラ n—ブチルアンモニゥムブロマイド等の相間移動触媒等が挙げられる。 反応温度は、 約 0°Cから溶媒の沸点付近の範囲から選択され、 好ましくは約 0°C から溶媒の沸点付近の範囲が挙げられる。
化合物 (137) は、 不活性溶媒中、 塩基存在下、 化合物 (134) と化合物 ( 135) を反応させ得られる。 上記化合物 (134) と化合物 (136) から化合
物 (123) の製造と同様、 あるいはそれに準じた方法によって製造することがで さる。
製造法 (1一 8)
環 Zがピロール、 インドールを表す場合、 化合物 (134) は以下のように合成 できる。
(式中、 Ar 2、 L1は、 前記と同じ意味を有し、 環 Zはピロール、 インドールを表 し、 W6は W2で定義されたアルキレン、 アルケニレン、 アルキニレンを表し (但し 、 炭素 1個分で形成されたカルボニル部分を除く) 、 L2は、 メ トキシ、 エトキシ 等のアルコキシ、 N—メチル一N -メ トキシ基、 N, N—ジメチルァミノ等のアル キルァミノ、 クロル基等のハロゲン基等の脱離基を表し、 P gは保護基を表す) 化合物 (164) は環 Zを、 不活性溶媒中、 G r i g n a r d試薬と反応後、 ィ匕 合物 (161) と反応させることで得られる。
不活性溶媒としては、 例えばテトラヒ ドロフラン、 ェ一テル、 ジォキサン等のェ 一テル系溶媒、 トルエン、 ベンゼン等の芳香族炭化水素系溶媒等が挙げられる。 こ れらの溶媒は、 2種類以上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
G r i g n a r d試薬としては、 ェチルマグネシウムプロミ ド等のアルキルマグ ネシゥムハライドが挙げられる。
反応温度は、 約一 20°Cから溶媒の沸点付近の範囲から選択され、 好ましくは、 約 0°Cから約 60°Cの範囲が挙げられる。
化合物 (163) は環 Zを保護した化合物 (160) を、 不活性溶媒中、 ルイス 酸処理後、 化合物 (161) とフリーデルクラフツ反応によって得ることができる 。 化合物 (160) は、 環 Zの 1位の窒素原子に保護基をかけたもので、 保護基と しては、 フエニルスルホニル、 トルイルスルホニル等が挙げられる。 1位にフエ二 ルスルホエルで保護するには、 例えば、 N a H等の塩基存在下、 フエニルスルホニ
ルクロリ ド等を反応させることで実施できる。
フリーデルクラフツ反応は、 例えば、 J. Org. Chem., 48, 3214-3219 (1983)等に 従って実施することができる。 具体的には、 A1C13、 BF3'OEt2、 ZnCl2、 SnCl4等の ルイス酸存在下、 ジクロロメタン、 ジクロロエタン等の不活性溶媒中、 通常、 10 。じから溶媒の沸点の範囲の温度で反応させることができる。
例えば、 フユニルスルホニルで保護されたピロール環の場合は、 ルイス酸の種類 によって反応位置を制御することができる。 例えば、 A1C13を用いれば、 3位に反 応させることができ( Org. Chem., 48, 3214-3219 (1983))、 BF3'OEt2を用いれば 、 2位に反応させることができる。
また、 化合物 (163) は、 不活性溶媒中、 化合物 (160) を塩基処理後、 ィ匕 合物 (162) と反応させることによつても得ることができる。
不活性溶媒としては、 例えば、 エーテル、 テトラヒ ドロフラン、 ジォキサン等の エーテル系溶媒、 ベンゼン、 トルエン等の炭化水素系溶媒、 クロ口ホルム、 ジクロ ロメタン等のハロゲン系溶媒等が挙げられ、 これらの溶媒は、 2種類以上を適宜の 割合で混合して用いてもよい。
塩基としては、 例えば、 リチウムジイソプロピルアミ ド、 リチウム一 2, 2, 6 , 6—テトラメチルピペリジン等が挙げられる。
反応温度は、 約一 78°Cから溶媒の沸点付近から選択され、 好ましくは、 塩基処 理の際には約一 78°Cから約 0°Cの範囲が挙げられ、 化合物 (162) との反応の 際には、 約一 20°Cから約 60°Cの範囲が挙げられる。
化合物 (163) を脱保護することにより、 化合物 (1 64) を得ることができ る。 例えばフヱニルスルホニル、 トルイルスルホ-ル等で保護した場合、 加水分解 することで脱保護することができる。 例えば、 水酸化ナトリウム、 水酸化カリウム 等の塩基存在下、 メタノール、 エタノール等と水の混合溶媒で、 10°Cから溶媒の 沸点の範囲の温度で反応することができる。
また、 W2が _ S O2—を表す場合、 Heterocycles, 1998, 48(1), 155- 159 記載の 方法、 あるいはそれに順じた方法によって製造することができる。
製造法 (1一 9)
環 Zがピラゾール、 ィミダゾール、 ベンズィミダゾール、 トリアゾール、 ィンダ ゾールを表す場合、 化合物 (134) 、 化合物 (1 24) は以下のように合成でき る。
(式中、 Ar 2、 L2、 、 W6は、 前記と同じ意味を有し、 環 Zはピロール、 ィ ンドール、 ビラゾーノレ、 ィミダゾーノレ、 ベンズィミダゾール、 トリァゾール、 ィン ダゾールを表し、 Mはリチウム、 マグネシウムプロミ ド等を表し、 P gは保護基を 表す)
化合物 (163) は、 不活性溶媒中、 環 Zを保護した化合物 (160) を塩基処 理後、 化合物 (162) と反応させることで合成することができる。 化合物 (16 0) は、 環 Zの 1位の窒素原子を保護したもので、 保護基としては、 ジメチルスル ファモイル等が挙げられる。 環 Z上の窒素原子の一つをジメチルスルファモイルで 保護するには、 例えば、 トルエン等の不活性溶媒中、 トリェチルァミン等の塩基存 在下、 ジメチルスルファモイルクロリ ド等を反応させることで実施できる。
不活性溶媒としては、 例えばエーテル、 THF、 ジォキサン等のエーテル系溶媒 、 トルエン、 ベンゼン、 へキサン等の炭化水素系溶媒、 クロ口ホルム、 ジクロロメ タン等のハロゲン系溶媒等が挙げられる。 これらの溶媒は、 2種類以上を適宜の割 合で混合して用いてもよい。
塩基としては、 例えばトリェチルァミン、 ェチルジイソプロピル等のアルキルァ ミン類、 n—ブチルリチウム、 N、 N—ジイソプロピルリチウムアミ ド等が挙げられ る。
反応温度は、 塩基処理の際は、 約一 78°Cから溶媒の沸点付近から選択され、 好 ましくは約— 78°Cから約 0°Cの範囲が挙げられ、 化合物 (162) との反応は、 約一 20°Cから溶媒の沸点付近が挙げられ、 好ましくは約 0°Cから約 50°Cの範囲 が挙げられる。
化合物 (1 63) を脱保護することにより、 化合物 (164) を得ることができ る。 例えばジメチルスルファモイル等で保護した場合、 脱保護するには、 例えば塩 酸水等の酸性水溶液とエタノール等のアルコール系溶媒、 あるいはテトラヒ ドロフ ラン等のエーテル系溶媒との混合溶媒系にて、 加熱還流することで実施できる。 また環 Zと Ar 2の間がカルボニルの場合、 化合物 (169) は以下のようにし て合成できる。
化合物 (167) は、 化合物 (160) を上記と同様に、 不活性溶媒中塩基処理 し、 ァリールアルデヒ ドと反応することで合成することができる。
また化合物 (167) は、 化合物 (165) を不活性溶媒中、 ァリールリチウム 塩、 ァリールマグネシウムプロミ ド等と反応することでも合成することができる。 不活性溶媒としては、 例えばエーテル、 THF、 ジォキサン等のエーテル系溶媒、 トルエン、 ベンゼン、 へキサン等の炭化水素系溶媒、 ジクロロメタン、 クロ口ホル ム、 ジクロロェタン、 四塩ィヒ炭素等のハロゲン化炭化水素系溶媒等が挙げられる。 反応温度は、 約一 20°Cから溶媒の沸点付近の範囲から選択され、 好ましくは約 0 °Cから約 80°Cの範囲が挙げられる。
化合物 (168) は、 化合物 (167) を不活性溶媒中、 酸化剤と反応させるこ とで得られる。
不活性溶媒としては、 例えばクロ口ホルム、 ジクロロメタン等のハロゲン系溶媒が 挙げられる。 酸化剤としては、 例えば、 二酸化マンガン、 ピリジニゥムクロ口クロ メート等のクロム酸類、 塩化ォキサリル等と組み合わせたジメチルスルフォキシド による酸化等が挙げられる。 反応温度は約- 78 °Cから溶媒の沸点付近の範囲から 選択され、 好ましくは約一 20°Cから約 60°Cの範囲が挙げられる。
化合物 (168) を脱保護することにより、 化合物 (169) を得ることができ る。
製造法 (1— 9) において、 環 Z上の窒素を保護するかわりに、 まず W1に相当 する部分を導入 (窒素のアルキル化) し、 反応を進めることもできる。 その場合、 W1に相当する部分を導入する工程は、 製造法 (1— 7) 記載の方法、 あるいはそ れに準じた方法によつて製造することができる。
また、 W2が— SO2_を表す場合、 Bioorg. Med. Chem. Lett. , 2000, 10(14),
1543-1545 記載の方法、 あるいはそれに順じた方法によって製造することができる 製造法 (2)
式 (1) の化合物は、 Ar W1間で結合を形成し、 製造することができる。 具体的には、 以下に示す製造法 (2— 1) 、 製造法 (2— 2) 、 製造法 (2
) 、 製造法 (2— 4) 、 製造法 (2— 5) に従い、 行うことができる。
製造法 (2— 1)
H— W14~Z+W2 - Ar2
(123)
R10— R"-X1— Ar1— I
R0O2C— R"-X1— Ar1— L
(139) (138)
HO ,C— R"-X' • Ar1 - W1 -HZ^- W2一 Ar2
(103)
(式中、 Ar 1 Ar 2、 、 W2、 R10、 R11, R0、 L\ 環 Zは、 前記と同じ 意味を表す。 )
化合物 (101) 、 化合物 (102) は、 それぞれ化合物 (1 23) と化合物 ( 139) 、 化合物 (1 23) と化合物 (1 38) から、 自体公知の方法、 例えば S y n t h . Co mm u n . , 1 1, 513 、丄 981 、 J . Am. Ch em. S o c . , 1 1 1, 314 (1 987) 、 J . Or g. Ch em. , 37, 2320
(1 972) 、 実験化学講座 25卷 (丸善、 1992年発行) 、 P a 1 1 a d i u m Re a g e n t s a n d Ca t a l y s t s I nn o v a t i o n s i n O r g a n i c S yn t h e s i s ( J i r o T s u j i、 1995年 ) 等に記載されている方法あるいはそれに準じた方法によって製造することができ る。
化合物 (101) 、 化合物 (102) は、 不活性溶媒中、 遷移金属触媒、 塩基存 在下、 それぞれ化合物 (123) と化合物 (1 39) 、 化合物 (123) と化合物 (138) を反応させ得られる。 反応条件は、 製造法 (A) 製造法 (1— 2) 化合 物 (123) と Ar I 2から化合物 (109) の製造法記載の方法、 あるいはそれ に準じた方法によって製造することができる。
化合物 (101) 、 化合物 (102) は、 必要に応じ接触水素添加反応に付して もよく、 該接触水素添加反応により 「置換されてもよい C,_C5アルキレン」 を製 造することができる。 反応条件等は、 製造法 (A) 製造法 (1一 4) 記載の化合物 (1 24) の接触水素添加反応の条件と同様、 あるいはそれに準じる方法によって 製造できる。
化合物 (101) から化合物 (103) 、 化合物 (102) への変換については 、 製造法 (A) 製造法 (1— 1) 記載の方法、 あるいはそれに準じた方法によって 製造することができる。 製造法 (2— 2)
R°0
2C一 R"— X
1— Ar
1-0— W
3 zH"W
2 - Ar
2 3-R
11— X
1— Ar
1-0— W
3-^Z^-W
2-Ar
2
H02C一 R"— X1— Ar1— O— W3 z~hW2— Ar2
(146)
(式中、 Ar 1 Ar 2、 W2、 W3、 R10、 R11, R0、 L\ 環 Zは、 前記と同じ 意味を表す。 )
化合物 (127) から化合物 (146) 、 化合物 (145) への変換は、 例えば 製造法 (A) 製造法 (1— 7) 、 製造法 (A) 製造法 (1—4) 、 製造法 (A) 製 造法 (1— 1) 記載の方法と同様、 あるいはそれに準じる方法を組み合わせること によって製造することができる。
製造法 (2— 3)
Y12— Ar1- (140)
R°02C― R11- R10-R11-Y1
(104) (105)
R°0
2C -R
1l-X
1— Ar'-L
1 R
10— R"-X
1— Ar
1- (138) (139)
H02C— R"-X1— Ar1— L1
( 41)
(式中、 Ar 1, R1Q、 Rx\ R°、 丫11、 Y12環 Zは、 前記と同じ意味を有し、 X1は、 前記 X1の _SO2—、 一 NR— C = NR_NR—を除く、 一 CONRSO 2—、 一 NRSO2—、 一 NRCO—、 一 SO。NRCO—、 一 SO。NR—、 一 C
ONR—、 一 OCONR—、 一 NRCONR—、 一 NRCO— O—、 一 O— CO— o—、 または一s〇2— o—を表す。 )
化合物 (1 38) 、 化合物 (139) は、 それぞれ化合物 (140) と化合物 ( 104) 、 化合物 (140) と化合物 (105) から、 自体公知の方法、 例えば新 実験化学講座 14卷 (丸善、 1 977年発行) 、 実験化学講座 1 9〜26巻 (丸善 、 1992年発行) 、 精密有機合成 (南江堂、 1 983年発行) 、 ペプチド合成の 基礎と実験 (丸善、 1 985年発行) 等に記載されている方法あるいはそれに準じ た方法によって製造することができる。 反応条件等は、 製造法 (A) 製造法 (1一 1) 記載の化合物 (101) 、 化合物 (102) の合成法と同様、 あるいはそれに 準じた方法によつて製造することができる。
化合物 (138) から化合物 (141) 、 化合物 (1 39) への変換については 、 製造法 (A) 製造法 (1— 1) 記載の方法、 あるいはそれに準じた方法によって 製造することができる。
製造法 (2— 4)
R0O2C一 R"-L
(108)
HS一 Ar1-L R°02C- l-S— Ar1- R0O2C— R"-X1— Ar1-
(147) (148) (138)
H02C-R11-X1-Ar1-L1 R10— 11-X'- Ar -L1
(141) (139)
R°02C一 R -SH
I— Ar1-L1 ^——► R°02C-R11-S— -L1
(149) (148)
(式中、 て 、 環 Z、 R10, Rx\ R°、 L1は、 前記と同じ意味を有し、 X1は 、 一 so2—を表す。 )
化合物 (148) は、 自体公知の方法、 例えば、 製造法 (A) 製造法 (1— 2) 記載の方法、 あるいはそれに準じる方法によって製造することができる。
(138) (141)
(式中、 Ar 環 Z、 R10 x R11 R R、 L1は、 前記と同じ意味を有し、 X
1は、 一 NR3— C (― NR4R5) =N—を表す。 )
化合物 (150) から化合物 (139) の製造法は、 自体公知の方法、 例えば、 製造法 (A) 製造法 (1— 3) 記載の製造法と同様、 あるいはそれに準じる方法に よって製造することができる。
製造法 (B) X1-— Y2— W4—の場合の製造法
a b e
Ri_Y2_w 4-Ar1-W1-(-Z-)-W2-Ar2
(170)
(式中、 Ar Ar 2、 W1, W2、 W4, Y2、 R\ 環 Ζは、 前記と同じ意味を表 す)
化合物 (1 70) は、 例えば上図 a、 b cの各結合部位で結合を形成し、 製造す ることができる。 b、 cの各結合部位で結合を形成し製造する場合の製造法は、 既 に述べた製造法 (A) に記載の方法、 あるいはそれに準じた方法によって製造する ことができる。 製造法 (B) では、 化合物 (171) を下図のように定義し、 その 製造法について詳述する。 W
2 - Ar
2
(式中、 Ar 2、 W1, W2、 W4、 Y2、 R1, h 環 Zは、 前記と同じ意 味を有し、 Qは図中の通りに定義される)
製造法 (B— 1)
記載の反応条件、 あるいはそれに準じた方法によつて製造することができる。
製造法 (B— 2)
Y2がー NR3CO—、 一 CONR3—を表す場合、 対応する原料を用い、 製造法 (A) 製造法 (1一 1) 記載の反応条件、 あるいはそれに準じた方法によって製造 することができる。
製造法 (B— 3)
Y2が— C (R6) =N— 0—を表す場合、 例えば Ch em. P h a r m. Bu i 1. , 50、 1 349 (2002) 等に記載されている方法、 あるいはそれに準じ た方法によって製造することができる。 例えば、 以下のような方法によって製造す ることができる。
R0O2C— R"— — Ar1— Q
(177)
(式中、 Ar 1 W4、 R°、 R11 R10, R, 、 L\ Qは、 前記と同じ意味を表 す)
化合物 (1 76) 、 化合物 (177) は、 製造法 (A) 製造法 (2— 2) 記載 の方法、 あるいはそれに準じた方法によって製造することができる。
製造法 (B— 4)
Y2が— NR6—、 — N (CO-O-R6) 一、 -N (CO— NR3— R6) ―、 - N (CO-R6) ―、 -N (S02— R6) —を表す場合、 例えば、 以下のような方 法によつて製造することができる。
1― W - Ar1_Q OHC— W4' - Ar1_Q R°02C— R11-L Pg一 N— W— Ar1— Q
H
(179) (178) (108) (184)
R°02C— 11-N— 6 R°02C— R11-N— g
H R0O2C— R11— N— W4 - Ar1— Q
(180) (185)
I
Pg (186)
R0O2C— R"— N— W4 - Ar1— Q R0O2C— R"— N— -Ar1— Q
H I R6 (181) .1一 Y3一 R.| (187)
(188) 1
R10—R"-N— ^-Ar1— Q
|3 (191) 、R6
(式中、 Ar 1, W R°、 R11 R10, R6、 L\ Qは、 前記と同じ意味を有し 、 W4'は、 W4で表される基において 1炭素 (― CH2— ) 分を除いた残りの部分
(単結合を含む) を表し、 Y3は、 - CO- O-、 一 CO— NR3—、 — S02—、 - CO—を表し (左側が窒素と結合するボンドを表す) 、 P gは保護基を表す) 化合物 (1 78) と化合物 (180) から化合物 (181) の製造、 化合物 (1 78) と化合物 (185) から化合物 (186) の製造は、 例えば、 還元的ァミノ 化反応によって製造することができる。 還元的ァミノ化反応の条件は例えば、 J. Or g. Ch em. , 61, 3849 (1996) 、 J . O r g. Ch em. , 6 2, 1 240 (1 997) 、 実験化学講座 20卷 (丸善、 1992年発行) 等に記 載されている方法あるいはそれに準じた方法によって製造することができる。
反応に用いる不活性溶媒としては、 例えばエーテル、 THF、 ジォキサン等のェ 一テル系溶媒、 トルエン、 ベンゼン、 へキサン等の炭化水素系溶媒、 ジクロロメタ ン、 クロ口ホルム、 ジクロロエタン、 四塩ィヒ炭素等のハロゲン化炭化水素系溶媒、 ジメチルホルムアミ ド、 ァセトニトリル、 アセトン等の非プロトン溶媒、 メタノー ル、 エタノール等のアルコール系溶媒等が挙げられる。 これらの溶媒は、 2種類以 上を適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、 約 0°Cから溶媒の沸点付近の範囲から選択される。
本反応には必要に応じて反応助剤を加えることができ、 例えば、 酢酸、 p—トル エンスノレホン酸、 メタンスルホン酸、 トリフルォロ酢酸、 トリフルォロメタンスル ホン酸、 塩酸、 硫酸等の酸が挙げられる。
還元剤としては、 トリァセトキシ水素化ホウ素ナトリウム、 シァノ水素化ホウ素 ナトリゥム、 水素化ホウ素ナトリゥム等が挙げられる。
また化合物 (181) は、 化合物 (1 79) と化合物 (180) の反応によって も製造できる。 製造の条件等は、 製造法 (A) 製造法 (1— 7) 記載の、 化合物 ( 1 34) と化合物 (136) から化合物 (123) の製造法と同様、 あるいはそれ に準じる方法によって製造することができる。
化合物 (182) 、 化合物 (183) 、 化合物 (1 90) 、 化合物 (1 91) へ の変換については、 製造法 (A) 製造法 (1一 1) 記載の方法、 製造法 (A) 製造 法 (1— 7) 記載の方法、 あるいはそれらに準じた方法を組み合わせることによつ て製造することができる。
また、 上図において、 化合物 (180) の替わりに化合物 (192) 、 化合物 ( 185) の替わりに化合物 (193) 、 化合物 (108) の替わりに化合物 ( 19 4) を用いて同様、 あるいはそれに準じて反応することにより、 化合物 (183) 、 化合物 (191) をより短工程で製造することができる。
Rio一 R"一 N— R R1。一 R"一 N— Pg R10— R11-L1
H H
(192) (193) (194) 本発明のへテロアリール化合物もしくはプロドラッグは、 不斉が生じる場合また は不斉炭素を有する置換基を有する場合があり、 そのような化合物にあっては光学 異性体が存在する。 本発明化合物にはこれらの各異性体の混合物や単離されたもの を含む。 そのような光学異性体を純粋に得る方法としては、 例えば光学分割が挙げ られる。
光学分割法としては、 本発明化合物またはその中間体を不活性溶媒中 (例えばメ タノール、 エタノール、 2—プロパノール等のアルコール系溶媒、 ジェチルエーテ ル等のエーテル系溶媒、 酢酸ェチル等のエステル系溶媒、 トルエン等の芳香族炭化
水素系溶媒、 ァセトニトリル等およびこれらの混合溶媒) 、 光学活性な酸 (例えば 、 マンデル酸、 N—べンジルォキシァラニン、 乳酸などのモノカルボン酸類、 酒石 酸、 o—ジイソプロピリデン酒石酸、 リンゴ酸などのジカルボン酸類、 カンファー スルフォン酸、 ブロモカンファースルフォン酸などのスルフォン酸類) と塩を形成 させることもできる。
本発明のへテロアリール化合物もしくはプロドラッグまたはその中間体がカルボ キシル等の酸性置換基を有する場合は光学活性なァミン (例えば α—フエネチルァ ミン、 キュン、 キニジン、 シンコニジン、 シンコニン、 ストリキニーネ等の有機ァ ミン類) と塩を形成させることもできる。
塩を形成させる温度としては、 1 0 °Cから溶媒の沸点の範囲が挙げられる。 光学 純度を向上させるためには、 一旦、 溶媒の沸点付近まで温度を上げることが望まし レ、。 析出した塩を濾取する前に必要に応じて冷却し、 収率を向上させることができ る。 光学活性な酸またはァミンの使用量は、 基質に対し約 0 . 5〜約 2 . 0当量の 範囲、 好ましくは 1当量前後の範囲が適当である。 必要に応じ結晶を不活性溶媒中 (例えばメタノール、 エタノール、 2—プロパノール等のアルコール系溶媒、 ジェ チルエーテル等のエーテル系溶媒、 酢酸ェチル等のエステル系溶媒、 トルエン等の 芳香族炭化水素系溶媒、 ァセトニトリル等およびこれらの混合溶媒) で再結晶し、 高純度の光学活性な塩を得ることもできる。 必要に応じ、 得られた塩を通常の方法 で酸または塩基と処理しフリー体を得ることもできる。
本発明のへテロアリール化合物またはその塩は経口的または非経口的に投与する ことができる。 経口的に投与する場合、 通常用いられる投与形態で投与することが できる。 非経口的には、 局所投与剤、 注射剤、 経皮剤、 経鼻剤等の形で投与するこ とができる。 経口剤または直腸投与剤としては、 例えば、 カプセル、 錠剤、 ピル、 散剤、 カシエ剤、 座剤、 液剤等が挙げられる。 注射剤としては、 例えば、 無菌の溶 液または懸濁液等が挙げられる。 局所投与剤としては、 例えば、 クリーム、 軟膏、 ローション、 経皮剤 (通常のパッチ剤、 マトリクス剤) 等が挙げられる。
上記の剤形は通常の方法で、 薬学的に許容される賦形剤、 添加剤とともに製剤さ れる。 薬学的に許容される賦形剤、 添加剤としては、 担体、 結合剤、 香料、 緩衝剤 、 増粘剤、 着色剤、 安定剤、 乳化剤、 分散剤、 懸濁化剤、 防腐剤等が挙げられる。
薬学的に許容される担体としては、 例えば、 炭酸マグネシウム、 ステアリン酸マ グネシゥム、 タルク、 砂糖、 ラタ トース、 ぺクチン、 デキストリン、 澱粉、 ゼラチ ン、 トラガント、 メチルセルロース、 ナトリウムカルボキシメチルセノレロース、 低 融点ワックス、 カカオバター等が挙げられる。 カプセルは、 本発明化合物を薬学的 に許容される担体と共に中に入れることにより製剤できる。 本発明化合物は薬学的 に許容される賦形剤と共に混合し、 または賦形剤なしにカプセルの中に入れること ができる。 カシエ剤も同様の方法で製造できる。
注射用液剤としては、 溶液、 懸濁液、 乳剤等が挙げられる。 例えば、 水溶液、 水 —プロピレングリコール溶液等が挙げられる。 液剤は、 水を含んでもよい、 ポリエ チレンダリコールまたは/およびプロピレンダリコールの溶液の形で製造すること もできる。 経口投与に適切な液剤は、 本発明化合物を水に加え、 着色剤、 香料、 安 定化剤、 甘味剤、 溶解剤、 增粘剤等を必要に応じて加え製造することができる。 ま た経口投与に適切な液剤は、 本発明化合物を分散剤とともに水に加え、 粘重にする ことによつても製造できる。 増粘剤としては、 例えば、 薬学的に許容される天然ま たは合成ガム、 レジン、 メチルセノレロース、 ナトリウムカルボキシメチルセルロー スまたは公知の懸濁化剤等が挙げられる。
局所投与剤としては、 上記の液剤および、 クリーム、 エアロゾル、 スプレー、 粉 剤、 ローション、 軟膏等が挙げられる。 上記の局所投与剤は、 本発明化合物と通常 に使用される薬学的に許容される希釈剤および担体と混合し製造できる。 軟膏およ ぴクリームは、 例えば、 水性または油性の基剤に増粘剤および またはゲル化剤を 加えて製剤化して得られる。 該基剤としては、 例えば、 水、 液体パラフィン、 植物 油 (ピーナッツ油、 ひまし油等) 等が挙げられる。 増粘剤としては、 例えばソフト パラフィン、 ステアリン酸アルミニウム、 セトステアリルアルコール、 プロピレン グリコール、 ポリエチレングリコール、 ラノリン、 水素添加ラノリン、 蜜蟎等が挙 げられる。
ローションは、 水性または油性の基剤に、 一種類またはそれ以上の薬学的に許容 される安定剤、 懸濁化剤、 乳化剤、 拡散剤、 增粘剤、 着色剤、 香料等を加えること ができる。
散剤は、 薬学的に許容される散剤の基剤と共に製剤化される。 基剤としては、 タ
ルク、 ラクトース、 澱粉等が挙げられる。 ドロップは水性または非水性の基剤と一 種またはそれ以上の薬学的に許容される拡散剤、 懸濁化剤、 溶解剤等と共に製剤化 できる。
局所投与剤は、 必要に応じて、 ヒドロキシ安息香酸メチル、 ヒ ドロキシ安息香酸 プロピル、 クロロクレゾール、 ベンズアルコニゥムク口リ ド等の防腐剤、 細菌増殖 防止剤を含んでもよい。
本発明のへテロアリール化合物またはその塩は、 糖尿病の患者、 特に 2型糖尿病 またはインスリン非依存型糖尿病患者に対して投与できる。 また、 または本発明の ヘテロァリール化合物またはその塩は、 糖尿病の患者の血糖値をコントロールする ことができる。 その際の、 投与量、 投与回数は症状、 年齢、 体重、 投与形態等によ つて異なるが、 経口投与する場合には、 通常は成人に対し 1日あたり約 1〜約 5 0 O mgの範囲、 好ましくは約 5〜約 1 0 O mgの範囲を 1回または数回に分けて投与す ることができる。 注射剤として投与する場合には約 0 . 1〜約 3 0 O mgの範囲、 好 ましくは約 1〜約 1 0 O mgの範囲を 1回または数回に分けて投与することができる 本発明によって得られる式 (1 ) を有する化合物の具体例としては、 例えば以下 に示した表 1〜表 9に示した化合物を挙げることができる。
表 2
表 3
表 4
表 5
表 6
表 7
表 8
表 9
以下参考例および実施例を挙げて、 本発明を更に具体的に説明するが、 本発明は これらに限定されるものではない。 LC- MS分析条件
(method A)
本体: Z Q 2000 (waters社) 、 ィオン化法: E S I
カラム : XTerra MS C182· 5 μ m (2.1x20mm) (waters社)
A液: H20、 B液:ァセトニトリル、 流速: lml/min
分析条件;
0. Omin→ 0.5min:A液 95%—定 (B液 5%)
0.5min→ 2.5min:A液 95% →1% (B液 5% →99%)
2.5min→ 3.5min A液 1%—定 (B液 99%)
(0. Omin→ 3.5minにおいて、 A液 +B液 (=全量) に対して 0· 06%ギ酸存在下に て分析)
(method B)
本体: AP I 150 EX (P E SC I E X社) 、 ィオン化法: E S I カラム : CombiScreen Hydrosphere C18 S - 5 μ m (4.6x50画) (YMC社)
A液: 0. 05 %トリフルォロ酢酸水
B液: 0. 035%トリフルォロ酢酸含有ァセトニトリル
流速: 3. 5 ml/min
分析条件;
0. Omin→ 0.5min:A液 90%—定 (B液 10%)
0.5min→ 4.2min:A液 90% →1% (B液 10% →99%)
4.2min→ 4.4min A液 1%—定 (B液 99%)
r. t. = retention time 参考例 1
(1ーァリル一 1H—ピロ一ル _2—ィル) (4—メチルフエ-ル) メタノンの合
成
参考例 1一 1
(4—メチノレフエニル) (フエニノレスノレホニ/レ) 一 1 H—ピロ一ノレ一 2—ィ ル] メタノンの合成
窒素気流下、 1—ベンゼンスルホニル 1 H—ピロ一ル (284 g, 1.37 mol) のジ クロロメタン (1.0 L) 溶液に塩化 p—トルオイル (318 g, 2.06 mol) と三フツイ匕 ホウ素エーテル錯体 (350 g, 2.47 mol) を加え、 混合物を 10〜 25 °Cで 7日間放 置した。 反応溶液を 1N塩酸水 (750 mL) で 2回、 1Ν7]<酸化ナトリウム水溶液 (750 mL) 、 飽和食塩水 (100 mL) で、 それぞれ順に洗浄し、 乾燥、 濾過した。 濾液を常 圧で約 50 Om 1になるまで濃縮し、 へキサン (500 mL) を加えた。 さらに、 約 5 00m lになるまで濃縮し、 10°Cまで冷却し、 結晶を濾取した。 これをへキサン 、 トルエンで順に洗浄、 乾燥し、 表題化合物を得た (315 g, 71 %) 。
NMR (CDC13, 300 MHz) δ 8.12 (d, 2H, J=8.3Hz), 7.75-7.78 (m, 1H), 7.72
(brd, 2H, J=7.9Hz), 7.65 (brt, 1H, J=7.9Hz), 7.58 (brt, 2H, J=7.9Hz) , 7.25 (d, 2H, J=8.3Hz) , 6.69—6.72 (ra, 1H), 6.35 (dd, 1H, J=3.1, 0.5Hz), 2.42 (s, 3 H).
参考例 1一 2
(4—メチルフエニル) (1 H—ピロ一ル一 2—ィル) メタノンの合成
(4—メチルフエニル) [1— (フエニルスルホニル) 一 1 H—ピロ一ノレ一 2—ィ ル] メタノン(145 g, 446 mraol) をメタノール (1.0 L) に懸濁し、 5N水酸化ナト リウム水 (1.1 kg) を加え、 30分間加熱還流した。 この溶液を 0°Cまで冷却し、 析 出した結晶を濾取し、 乾燥して表題化合物を得た。 (80 g, 97 %)
'Η NMR (CDCI3, 300 MHz) δ 9.52 (brs, 1 H), 8.25 (d, 2 H, J = 8.3 Hz), 7.29
(d, 2 H, J = 8.3 Hz), 7.12 (brs, 1 H), 6.88 - 6.91 (m, 1 H), 6.32 - 6.36 (m, 1 H), 2.44 (s, 3 H).
参考例 1一 3
(1—ァリル一 1 H—ピロ一ル一 2—ィル) (4—メチルフエニル) メタノンの合 成
t—ブトキシカリゥム (1.05 g, 9.36 mmol) をテトラヒ ドロフラン (THF) (10 mL) に溶解し、 (4—メチルフエニル) (1 H—ピロール一 2—ィル) メタ ノン (1.65 g, 8.91 mmol) を加えた。 10〜 25 °Cで 30分間攪拌し、 臭化ァリル (1.62 g, 13.4 mmol) を加えた。 2時間攪拌し、 水を加え、 酢酸ェチルで抽出した
。 有機層を濃縮し、 シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、 表題の化合物 を合成した (1.61 g, 80 %) 。
' NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.71 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 6.98 (dd, 1 H, J = 1.6 and 2.5 Hz), 6.74 (dd, 1 H, J = 1.6 and 4.0 Hz), 6.19 (dd, 1 H, J = 2.5 and 4.0 Hz), 6.07 (ddt, 1 H, J = 10.3, 16.7 and 5.6 Hz), 5.16 (dq, 1 H, J = 10.3 and 1.3 Hz), 5.07 (dq, 1 H, J = 16.7 and 1.3 Hz), 5.05 (dt, 2 H, J = 5.6 and 1.3 Hz), 2.42 (brs, 3 H).
参考例 1と同様に、 参考例 2、 参考例 3の化合物を合成した。
参考例 2
(4—メチルフエニル)(5—メチル一 1 H—ピロ一ルー 2—ィル)メタノンの合成 参考例 2— 1
(4—メチノレフエ二ノレ) [5—メチルー 1—(フエニルスルホニル)一 1 H—ピロ一ノレ 一 2—ィル] メタノンの合成
NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.23 (d, 2 Η, J = 7.2 Hz) , 7.84 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.56 一 7.68 (m, 3 H), 7.26 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 6.48 (d, 1 H, J
= 3.5 Hz), 6.01 (d, 1 H, J = 3.5 Hz), 2.53 (s, 3 H), 2.43 (s, 3 H) 参考例 2— 2
(4—メチルフエニル) (5—メチル一 1H—ピロール一 2—ィル) メタノンの合 成
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 9.97 (brs, 1 H), 7.80 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.27 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 6.80 (dd, 1 H, J = 2.7 and 3.4 Hz), 6.04 (d, 1 H, J = 3.0 and 3.4 Hz), 2.43 (s, 3 H), 2.39 (s, 3 H) .
参考例 3
(4—メ トキシフエニル) ( 1 H—ピロ一ルー 2—ィル) メタノンの合成 参考例 3— 1
(4—メ トキシフエニル) [ 1 - (フエニルスルホニル) 一1H—ピロール一 2— ィル] メタノン
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.12 (dt, 2 H, J = 7.2 and 1.5 Hz), 7.84 (d, 2 H, J = 8.9 Hz), 7.73 (dd, 1 H, J = 1.7 and 3.2 Hz), 7.65 (tt, 1 H, J = 1.5 and 7.2 Hz), 7.58 (tt, 2 H, J = 1.5 and 7.2 Hz), 6.93 (d, 2 H, J = 8.9 Hz), 6.68 (dd, 1 H, J = 1.7 and 3.6 Hz), 6.34 (dd, 1 H, J = 3.2 and 3.6 Hz), 3.87 (s, 3 H).
参考例 3— 2
(4—メ トキシフエニル) ( 1 H—ピロール一 2—ィル) メタノン
'Η NMR (CDC13, 400 MHz) δ 9.54 (brs, 1 Η), 7.94 (d, 2 Η, J = 8.9 Hz), 7.12 (dt, 1 H, J = 1.3 and 2.7 Hz), 6.93 (d, 2 H, J = 8.9 Hz), 6.89 (ddd, 1 H,
J = 3.8, 2.4 and 1.3 Hz), 6.34 (dt, 1 H, J = 3.8 and 2.7 Hz), 3.89 (s, 3 H).
参考例 4
(4—メ トキシフエニル) (4—メチルー 1 H—ピロール一 2—ィル) メタノンの 合成
参考例 4一 1
5 - (4—メ トキシベンゾィル) 一 1 H—ピロール一 3—カルバルデヒ ドの合成
(4—メ トキシフエニル) (1 H—ピロ一ルー 2—ィル) メタノン (1.50 g, 7.45 mmol) をニトロメタン (8.0 g) と塩化エチレン (8.0 g) に溶解し、 10°Cに 冷却して、 塩化アルミニウム (3.99 g, 29.8腿 ol)を加えた。 混合物にジクロロメ チルメチルヱ一テル (1.88 g, 16.4 mmol)の塩化エチレン (3.0 g) 溶液を滴下し 、 1時間攪拌した。 混合物に塩酸水を加え、 クロ口ホルムで抽出した。 有機層を硫 酸マグネシウム、 活性炭で処理し、 濾過し、 濃縮した。 残渣をトルエンで洗浄し、 表題化合物を得た (1.2 g, 70 %)
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 10.20 (brs, 1 H), 9.90 (s, 1 H) , 7.98 (d, 2 H, J = 8.9 Hz), 7.72 (dd, 1 H, J = 3· 3 and 1.4 Hz), 7.33 (dd, 1 H, J = 2.3 and 1.4 Hz), 7.01 (d, 2 H, J = 8.9 Hz), 3.91 (s, 3 H).
参考例 4 _ 2
(4—メ トキシフエ二ル) (4—メチル _ 1H—ピロール一 2—ィル) メタノンの 合成
(4—ホルミル一 1H—ピロ一ル一 2_ィル) (4—メ トキシフエニル) ケトン (230 mg, 1.00 mmol) を 10 %パラジウム一炭素 (230 rag) と THF (3.0 mL) 中
で水素雰囲気下、 8時間攪拌した。 混合物を濾過し、 濾液を濃縮し、 残渣をシリカ ゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、 表題化合物を得た (130 mg, 60 %) 。 ¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 9.38 (brs, 1 Η), 7.92 (d, 2 Η, J = 8.9 Hz), 6.97 (d, 2 H, J = 8.9 Hz), 6.89 - 6.90 (m, 1 H), 6.70 (dd, 1 H, J = 1.2, 2.0 Hz), 3.88 (s, 3 H), 2.15 (s, 3 H).
参考例 5
3— { (I E) —3— [2— (4—メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール一 1—ィ ル] プロプ— 1一ヱ二ル} 安息香酸の合成
参考例 5 - 1
3 - { ( 1 E) 一 3— [2 - (4—メチルベンゾィル) ー111_ピロールー 1 f ル] プロプ— 1—ェニル } 安息香酸ェチルの合成
3-ョード安息香酸ェチル (1.40 g, 5.07 mmol) 、 ( 1—ァリル一 1 H—ピロ— ル _2 Tル) (4—メチルフエニル) メタノン (1.17 g, 5.19 mmol) 、 炭酸水 素ナトリウム (0.89 g, 10.6 mmol) 、 塩化べンジルトリェチルアンモ -ゥム ( 1.25 g, 5.49 mmol) 、 酢酸パラジウム (60 mg, 0.27 瞧 ol) のジメチルホルムァ ミ ド (DMF) (20 ml) 混合液を 70°Cにて 7時間攪拌した。 反応液に 5%チォ硫酸ナト リウム水溶液を加え、 酢酸ェチル /トルエン (2/1) にて抽出した。 有機層を水、 飽 和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた残 渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 5: 1→4: 1 ) にて分離精製し、 表題化合物を得た (1.94 g) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.02 (t, 1 H, J = 1.4 Hz), 7.90 (dt, 1 H, J = 7.8, 1.4 Hz), 7.74 (brd, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.54 (dt, 1 H, J = 7.8, 1.4 Hz), 7.36 (t, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.25 (brd, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.6, 1.6 Hz), 6.78 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.6 Hz), 6.47 - 6.57 (m, 2 H), 6.23 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.6 Hz), 5.21 - 5.25 (m, 2 H), 4.37 (q, 2 H, J
= 7.1 Hz), 2.43 (s, 3 H), 1.39 (t, 3 H, = 7.1 Hz).
参考例 5— 2
3— { (I E) —3— [2— (4—メチル, - 1 H—ピロ一ルー 1—ィ ル] プロプ— 1—ェニル } 安息香酸の合成
3 - { ( 1 E) —3— [2— (4—メチルベンゾィル) 一 1H—ピロ一ル一 1一 ィル] プロプー 1—ェニル } 安息香酸ェチル (1.94 g) の IN水酸化リチウム水溶液 (10 ml) 、 THF (10 ml) 、 メタノール (10 ml) 溶液を 50°Cにて 3時間攪拌した 。 反応液中のメタノール、 THFを留去し、 残渣を水で希釈後ジェチルエーテルで 洗浄した。 水層に希塩酸水を加え酸性とした後、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去し表題化合物を 得た (1.66 g, 2工程収率 93%) 。
:H NMR (CDC13, 400 MHz) 6 8.07 (t, 1 H, J = 1.3 Hz), 7.95 (dt, 1 H, J = 7.8, 1.3 Hz), 7.74 (brd, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.60 (dt, 1 H, J = 7.8, 1.3 Hz), 7.40 (t, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.26 (brd, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.06 (dd, 1 H, J = 2.6, 1.7 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.55 (dt, 1 H, J = 15.9, 4.8 Hz), 6.51 (d, 1 H, J = 15.9 Hz), 6.23 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.6 Hz), 5.24 (d, 2 H, J = 4.8 Hz) , 2.43 (s, 3 H).
実施例 1
N— (3— { (I E) —3— [2— (4—メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール一 1一ィル] プロプ— 1—ェニル } ベンゾィル) 一 D_パリンの合成
3 - { (I E) —3— [2— (4一メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール一 1— ィル] プロプ— 1—ェニル } 安息香酸 (130 mg, 0.376 mraol) のトルエン (3 ml) 溶液に、 塩化チォニル (100 mg, 0.841 mmol) 、 DMF (2滴) を加え 70°Cにて 40分間 攪拌した。 反応液を濃縮し、 残渣を THF (3 ml) に溶解した。 この酸クロライ ドの THF溶液を、 D-バリンメチルエステル塩酸塩 (150 mg, 0.895 mmol) 、 トリェチル ァミン (0.20 g, 1.98 mmol) の THF (3 ml) 混合液に滴下し、 反応液を 10〜25 °Cにて 4時間攪拌した。 反応液に 5%硫酸水素カリウム水を加え、 酢酸ェチルにて抽 出した。 有機層を飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留 去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェ チル = 2: 1) にて分離精製し、 表題化合物のメチルエステル体を得た (173 mg) 上記メチルエステル体 (173 mg) を THF (2 ml) 、 メタノール (2 ml) に溶解 し、 1N水酸化リチウム水溶液 (2 ml) を加え 10〜25°Cにて 40分間攪拌した。 反 応液中のメタノール、 THFを留去し、 残渣を水で希釈後ジェチルエーテルで洗浄 した。 水層に希塩酸水を加え酸性とした後、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和 食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去し表題化合物を得た
(163 mg, 2工程収率 98%) 。
lE NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.77 (brs, 1 Η) , 7.73 (d, 2 Η, J = 8.1 Hz), 7.62 (brd, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.51 (brd, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.36 (t, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.64 (brd, 1 H, J = 8.4 Hz) , 6.54 (dt, 1 H, J = 15.8, 4.6 Hz), 6.49 (d, 1 H, J = 15.8 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.17 - 5.24 (m, 2 H), 4.76 (dd, 1 H, J = 8.4, 5.4 Hz), 2.42 (s, 3 H), 2.31 - 2.40 (m, 1 H), 1.05 (d, 3 H, J = 6.9 Hz), 1.03 (d, 3 H, J = 6.9 Hz).
実施例 1と同様に、 実施例 2から実施例 11までの化合物を合成した。
実施例 2
N- (3— { ( 1 E) - 3 - [2— (4一メチルベンゾィル) 一 1H—ピロ一ルー 1—ィノレ] プロプ一 1ーェニノレ } ベンゾィノレ) 一 L—フエニノレアラニン
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.74 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.63 (brs, 1 H), 7.48 (brd, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.47 (brd, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.32 (t, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.18 - 7.30 (m, 5 H), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.80 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.56 (brd, 1 H, J = 7.3 Hz), 6.50 (dt, 1 H, J = 15.8, 4.8 Hz), 6.46 (d, 1 H, J = 15.8 Hz), 6.24 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.23 (dd, 1 H, J = 15.8, 4.8 Hz), 5.19 (dd, 1 H, J = 15.8, 4.8 Hz), 4.99 - 5.05 (m, 1 H), 3.45 (dd, 1 H, J = 14.1, 5.7 Hz), 3.25 (dd, 1 H, J = 14.1, 6.3 Hz), 2.42 (s, 3 H).
実施例 3
N— (3— { (I E) —3— [2— (4—メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール一 1ーィノレ] プロプ一 1—ェ-ル } ベンゾィル) 一Lーバリン
:H NMR (CDC13, 400 MHz) 6 7.77 (brs, 1 H), 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.62 (brd, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.51 (brd, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.36 (t, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.5, 1,7 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.64 (brd, 1 H, J = 8.4 Hz), 6.54 (dt, 1 H, J = 15.8, 4.6 Hz), 6.49 (d, 1 H, J = 15.8 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.17 - 5.24 (m, 2 H), 4.76 (dd, 1 H, J = 8.4, 5.4 Hz), 2.42 (s, 3 H), 2.31 - 2.40 (m, 1 H), 1.05 (d, 3 H, J = 6.9 Hz), 1.03 (d, 3 H, J = 6.9 Hz) .
実施例 4
N- (3— { (I E) -3- [2 (4一メチルベンゾィル) - H—ピロール- 1—ィル] プロプー 1一ェニル } 一 L—ロイシン
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.77 (brs, 1 Η), 7.73 (d, 2 Η, J = 8.1 Hz), 7.60 (brd, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.49 (brd, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.34 (t, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.6 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.6 Hz) , 6.64 (brd, 1 H, J = 7.8 Hz) , 6.54 (dt, 1 H, J二 15.9, 5.0 Hz), 6.49 (d, 1 H, J = 15.9 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.24 (dd, 1 H, J = 15.5, 5.0 Hz), 5.18 (dd, 1 H, J = 15.5, 5.0 Hz), 4.77一 4.83 (m, 1 H) , 2.42 (s, 3 H), 1.68 - 1.87 (m, 3 H), 0.99 (d, 3 H, J = 6.1 Hz) , 0.98 (d, 3 H, J = 6.1 Hz).
実施例 5
N—メチル一 N— (3— { (I E) —3— [2— (4—メチルベンゾィル) 一 1H —ピロール一 1一^ ル] プロプ一 1—ェニル } ベンゾィル) グリシン
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.73 (brd, 2 H, J = 7.6 Hz), 7.43 - 7.53 (m, 1.5 H), 7.30 - 7.36 (ra, 2.5 H), 7.25 (brd, 2 H, J = 7.6 Hz), 7.04 (brs, 1 H), 6.77 - 6.83 (m, 1 H), 6.49 - 6.55 (m, 1 H), 6.47 (brd, 1 H, J = 15.8 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.19 - 5.21 (m, 1.2 H), 5.10 - 5.14 (ra, 0.8 H), 4.29 (brs, 1.2 H), 3.96 (brs, 0.8 H), 3.14 (brs, 1.2 H),
3.07 (brs, 1.8 H), 2.43 (s, 3 H).
実施例 6
N—ベンジルー N— (3— { ( I E) 3 - [2— (4一メチルベ
H—ピロ一ノレ一 1—ィル] プロプ一 1 エニノレ } ベンゾィノレ) グリシン
!H NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.73 (brd, 2 H, J = 7.9 Hz), 7.51 - 7.59 (m, 1 H), 7.15 - 7.45 (m, 10 H), 6.99 - 7.07 (m, 1 H), 6.76— 6.84 (ra, 1 H), 6.33 - 6.58 (m, 2 H), 6.20 - 6.23 (m, 1 H), 5.18 (brd, 1.2 H, J = 5· 0 Hz), 5.12 (brd, 0.8 H, J = 5.0 Hz), 4.84 (brs, 0.8 H), 4.62 (brs, 1.2 H), 4.20 (brs, 1.2 H), 3.83 (brs, 0.8 H), 2.43 (s, 3 H).
実施例 7
N- (3— { ( I E) — 3— [2 - (4—メチルベンゾィル) 一 1 H—ピロール一 1 _ィル] プロプー 1 _ェニル } ベンゾィル) 一L—ァラニン
lH NMR (CDCI3, 400 MHz) δ 7.77 (brs, 1 H), 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.62 (brd, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.51 (brd, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.36 (t, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.70 (brd, 1 H, J = 7.1 Hz), 6.54 (dt, 1 H, J = 15.9, 5.2 Hz), 6.49 (d, 1 H, J = 15.9 Hz), 6.23 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.16 - 5.26 (ra, 2 H), 4.78 (dq, 1 H, J = 7.1, 7.1 Hz), 2.42 (s, 3
H), 1.58 (d, 3 H, J = 7.1 Hz).
実施例 8
N— (3— { (I E) — 3— [2 ( 4—メチノレべンゾィル) H—ピロール- 1一ィル] プロプ— 1一ェニル } . :ンゾイ^/) グリシン
NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.79 (brs, 1 Η) , 7.72 (d, 2 Η, J = 8.1 Hz) , 7.64 (brd, 1 Η, J = 7.7 Hz), 7.50 (brd, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.38 (t, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.81 (brd, 1 H, J = 5.2 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.54 (dt, 1 H, J = 15.9, 4.7 Hz), 6.49 (d, 1 H, J = 15.9 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.21 (d, 2 H, J = 4.7 Hz), 4.26 (d, 2 H, J = 5.2 Hz), 2.42 (s, 3 H) . 実施例 9
N- (3— { (I E) - 3 - [2- (4 _メチルベンゾィル) 一 ΙΗ—ピロール一 1 fル] プロプ一 1—ェニル } ベンゾィル) — β—ァラニン
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.74 (brs, 1 H), 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.59 (brd, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.47 (brd, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.34 (t, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.82
(brd, 1 H, J = 5.9 Hz), 6.78 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.54 (dt, 1 H, J = 16.0, 4.8 Hz), 6.49 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.20 (d, 2 H, J = 4.8 Hz), 3.73 (dt, 2 H, J = 5.9, 5.9 Hz), 2.72 (t,
2 H, J = 5.9 Hz), 2.42 (s, 3 H).
実施例 10
2- [ (3- { (1 E) -3- [2 (4一メチルベンゾィル) 一 1H—ピロ一ノレ — 1 fル] プロプ— 1一ェニル } :ンゾィル) ァミノ] ブタン酸
!H NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.77 (brs, 1 H), 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz) , 7.63 (brd, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.52 (brd, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.37 (t, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.66 (brd, 1 H, J = 7.7 Hz), 6.54 (dt, 1 H, J = 15.8, 4.8 Hz), 6.50 (d, 1 H, J = 15.8 Hz), 6.23 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.22 (d, 2 H, J = 4.8 Hz), 4.73 - 4.79 (m, 1 H) , 2.42 (s, 3 H) , 2.05 - 2.15 (m, 1 H), 1.85 - 1.97 (m, 1 H), 1.03 (t, 3 H, J = 7.5 Hz).
実施例 1 1
1 - (3- { (I E) -3- [2- (4—メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール一 1一ィル] プロブー 1—ェニル } ベンゾィル) 一L一プロリン
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.51 (brs, 1 H), 7.45 - 7.49 (ra, 1 H), 7.35 - 7.39 (m, 2 H), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.04 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.6 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.6 Hz), 6.51 (dt, 1 H, J = 16.0, 4.8 Hz), 6.47 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.22 (d, 2 H, J = 4.8 Hz), 4.79 (dd, 1 H, J = 7.8, 4.4 Hz), 3.46
- 3.61 (m, 2 H), 2.52 - 2.61 (m, 1 H), 2.43 (s, 3 H), 2.09 - 2.19 (m, 1 H), 1.96 - 2.05 (m, 1 H), 1.86 - 1.94 (m, 1 H).
実施例 12
N- [ (3— { (I E) - 3 - [2 - (4 _メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール — 1—ィル] プロプ _ 1 _ェ-ルフエ-ル) スルホ -ル] —L—バリンの合成 実施例 12— 1
N— [ (3—ブロモフエ二,レ) スルホニル] 一 L—バリンメチルエステノレの合成
3—ブロモベンゼンスルホユルク口ライ ド (1.00 g, 3.91 mmol) の塩ィ匕メチレン (5 ml) に、 バリンメチルエステル塩酸塩 (720 mg, 4.30 mmol) 、 トリェチルァ ミン (1.6 ml, 12瞧 ol) を 0°Cにてゆつく りと加えた。 室温へ温度を上げて、 2時 間攪拌した。 反応溶液を 100 mlの酢酸ェチルに加え、 析出した白色沈殿を濾去した 。 濾液を減圧留去して、 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェ チル = 3:1) で精製し、 表題化合物を得た (940 mg, 69 %) 。
JH NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.97 (dd, 1 H, J = 1.8, 1.8 Hz), 7.76 (dd, 1 H, J = 1.8, 8.0 Hz), 7.69 (dd, 1 H, J = 1· 8, 8.0 Hz), 7.38 (dd, 1 H, J = 8.0, 8.0 Hz), 5.10 (d, 1 H, J = 10.2 Hz), 3.77 (dd, 1 H, J = 7.7, 10.2 Hz), 3.50 (s, 3 H), 2.04 (dqq, 1 H, J = 7.7, 6.8, 6.9 Hz), 0.96 (d, 3 H, J = 6.8 Hz), 0.88 (d, 3 H, J = 6.9 Hz).
実施例 12—2
N— [ (3— { (I E) — 3— [2— (4一メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール — 1ーィノレ] プロプー 1—ェニノレフエ二ノレ } スノレホニノレ) 一 L—バリンメチノレエス テルの合成
MeOzC八 N'¾°
H リ
N- [ (3—ブロモフエ二 レ) スルホニル] —L—バリンメチノレエステル(300 mg, 0.857 mmo)を 2 mlの DMFに溶かして、 ( 1—ァリル一 1 H—ピロ—ル一 2 < ル) (4—メチルフエニル) メタノン(203 mg, 0.900 画 ol)、 酢酸パラジウム (II) (19.2 mg, 0.0857 ramol), トリ -o-トリルホスフィン(52.2 mg, 0.171 mmol), トリェチルァミン(240 β 1, 1.7 讓 ol)をそれぞれ加えて、 70°Cで 8時間攪拌した。 反応液に水を加えて酢酸ェチルで抽出した。 有機層をチォ硫酸ナトリゥム水溶液、 飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られ た残渣を、 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 3:1) で精製し、 表題化合物を得た (105 mg, 25 %) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.76 (dd, 1 Η, J = 1.8, 1.8 Hz), 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.66 (dd, 1 H, J = 1.8, 7.9 Hz), 7.52 (dd, 1 H, J = 1.8, 7.9 Hz), 7.41 (dd, 1 H, J = 7.9, 7.9 Hz), 7.26 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.04—7.03 (m, 1 H), 6.80-6.79 (m, 1 H), 6.54 (dt, 1 H, J = 15.9, 5.7 Hz), 6.43 (d, 1 H, J = 15.9 Hz), 6.25—6.23 (m, 1 H), 5.23 (d, 2 H, J = 5.7 Hz), 5.03 (d, 1 H, J = 10.2 Hz), 3.73 (dd, 1 H, H, J = 7.7, 10.2 Hz), 3.35 (s, 3 H), 2.42 (s, 3 H), 2.01 (dqq, 1 H, J = 7.7, 6.8, 6.8 Hz), 0.94 (d, 3 H, J = 6.8 Hz), 0.86 (d, 3 H, J = 6.8 Hz).
実施例 1 2— 3
N- [ (3- { (I E) -3 - [2- (4—メチルベンゾィル) 一 1 H—ピロール — 1—ィノレ] プロプ一 1—ェニノレフエ二ノレ } スノレホニノレ) 一L—バリン
実施例 1 2— 2の化合物 (105 mg, 0.212 mmol) を 10 mlのエタノールに溶かし て、 10 mlの 2N水酸化ナトリウム水溶液を加えて、 50°Cで 2時間攪拌した。 反応溶液 を 0°Cに冷やして、 4N塩酸水を加えて酸性とし、 生じた白色結晶を濾取した。 得ら れた結晶を、 1N塩酸水で洗浄し、 減圧乾燥して、 表題化合物を得た (97.3 mg, 96 %)。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.76 (s, 1 Η), 7.70 (d, 1 H, J = 7.5 Hz), 7.67 (d, 2 H, J = 8.3 Hz), 7.40 (d, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.37 (dd, 1 H, J = 7.5, 7.7 Hz), 7.24 (d, 2 H, J = 8.3 Hz), 7.07—7.06 (m, 1 H), 6.85—6.84 (m, 1 H), 6.51 (dt, 1 H, J = 16.0, 5.5 Hz), 6.32 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.27— 6.25 (m, 1 H), 5.24 (d, 1 H, J = 10· 0 Hz), 5.15 (d, 2 H, J = 5.5 Hz) , 3.80 (dd, 1 H, J = 7.7, 10.0 Hz), 2.42 (s, 3 H), 2.01 (dqq, 1 H, J = 7.7, 6.8, 6.8 Hz), 0.99 (d, 3 H, J = 6.8 Hz), 0.88 (d, 3 H, J = 6.8 Hz).
実施例 12と同様に、 実施例 1 3、 実施例 14の化合物を合成した。
実施例 13
N- [ (3— { ( 1 E) — 3— [2 - (4一メチルベンゾィル) 一1H—ピロール — 1—ィル] プロプー 1—ェニノレフエニル) スルホニル] — L—ァラニン 実施例 13— 1
N- [ (3—ブロモフエ二ノレ) スルホ二ノレ] — L—ァラニンメチノレエステル
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.99 (dd, 1 H, J = 1.8, 1.8 Hz), 7.78 (dd, 1 H, 1.8, 7.9 Hz), 7.70 (dd, 1 H, J = 1.8, 7.9 Hz), 7.39 (dd, 1 H, J = 7.9, 7.9 Hz), 5.22 (d, 1 H, J = 10.2 Hz), 4.03 (dq, 1 H, J = 10.2, 7.2 Hz), 3.59 (s, 3 H), 1.41 (d, 3 H, J = 7.2 Hz).
実施例 1 3— 2 '
N- [ (3— { (I E) —3— [2 - (4—メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール
— 1一"^ ノレ] プロプ一 1—ェェノレフエ二ノレ } スノレホニノレ) 一L—ァラニンメチノレエ
ステル
'Η NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.78 (dd, 1 H, J = 1.8, 1.8 Hz), 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.67 (dd, 1 H, J = 1.8, 7.8 Hz), 7.54 (dd, 1 H, J = 1.8, 7.9 Hz), 7.43 (dd, 1 H, J = 7.8, 7.9 Hz), 7.26 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.04-7.03 (m, 1 H), 6.80—6.79 (m, 1 H), 6.55 (dt, 1 H, J = 16.0, 5.7 Hz), 6.44 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.25-6.23 (m, 1 H), 5.23 (d, 2 H, J = 5.7 Hz), 5.16 (d, 1 H, J = 10.2 Hz), 3.98 (dq, 1 H, J = 10.2, 7.1 Hz), 3.48 (s, 3 H), 2.43 (s, 3 H), 1.37 (d, 3 H, J = 7.1 Hz).
実施例 13— 3
N— [ (3— { (I E) - 3 - [2- (4一メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール 一 1—ィル] プロプ一 1一ェニルフエ二ル} スルホニル) 一 L—ァラニン
Ή NMR (CDCI3, 400 MHz) δ 7.79 (s, 1 H), 7.69 (d, 1 H, J = 7.5 Hz), 7.68 (d, 2 H, J = 8.2 Hz), 7.44 (d, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.39 (dd, 1 H, J = 7.5, 7.8 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.2 Hz), 7.07—7.06 (m, 1 H), 6.84—6.83 (m, 1 H), 6.53 (dt, 1 H, J = 15.9, 5.6 Hz), 6.37 (d, 1 H, J = 15.9 Hz), 6.26- 6.24 (m, 1 H), 5.36 (d, 1 H, J = 8.9 Hz), 5.13 (d, 2 H, J = 5.6 Hz), 4.07 (dq, 1 H, J = 8.9, 7.2 Hz), 2.42 (s, 3 H), 1.41 (d, 3 H, J = 7.2 Hz).
実施例 14
N—メチル一 N— [ (3— { (I E) —3— [2— (4—メチルベンゾィル) ー 1
H—ピロール一 1一^ ル] プロプ一 1一ェニルフエニル) スルホニル] グリシン 実施例 14— 1
N- [ (3—ブロモフェニ^/) スノレホニノレ] —N—メチノレグリシンェチノレエステノレ
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.96 (dd, 1 H, J = 1.8, 1.8 Hz), 7.76 (dd, 1 H, J = 1.8, 7.9 Hz), 7.71 (dd, 1 H, J = 1.8, 7.9 Hz), 7.40 (dd, 1 H, J = 7.9, 7.9 Hz), 4.11 (q, 2 H, J = 7.1 Hz), 4.02 (s, 3 H), 2.93 (s, 3 H), 1.22 (t, 3 H, J = 7.1 Hz).
実施例 14一 2
N— [ (3— { (I E) —3— [2— (4 _メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール — 1一^ fル] プロプ一 1—ェユルフェ二ル} スルホニル) グリシンェチノレエステノレ
!H NMR (CDCI3, 400 MHz) δ 7.76 (dd, 1 H, J = 1.8, 1.8 Hz), 7.73 (d, 2 H, J = 7.9 Hz), 7.65 (dd, 1 H, J = 1.8, 7.8 Hz), 7.55 (dd, 1 H, J = L 8, 7.8 Hz), 7.43 (dd, 1 H, J = 7.8, 7.8 Hz), 7.26 (d, 2 H, J = 7.9 Hz), 7.04-7.03 (ra, 1 H), 6.80-6.79 (m, 1 H), 6.55 (dt, 1 H, J = 15.9, 5.7 Hz), 6.46 (d, 1 H, J = 15.9 Hz), 6.24-6.23 (m, 1 H), 5.23 (d, 2 H, J = 5.7 Hz), 4.08 (q, 2 H, J = 7.1 Hz), 3.97 (s, 2 H), 2.89 (s, 3 H), 2.42 (s, 3 H), 1.17 (t, 3 H, J = 7.1 Hz).
実施例 14一 3
N_メチル一 N— [ (3— { (I E) - 3 - [2— (4—メチルベンゾィル) 一1 H—ピロール一 1一ィル] プロプ一 1—ェニノレフエ二ル} スルホニル) グリシン
'H NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.81 (s, 1 H), 7.71 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.66 (d, 1 H, J = 7.5 Hz), 7.50 (d, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.41 (dd, 1 H, J = 7.5, 7.7 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.05-7.04 (m, 1 H) , 6.81—6.80 (m, 1 H), 6.58 (dt, 1 H, J = 16.0, 5.6 Hz), 6.45 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.26— 6.22 (m, 1 H), 5.17 (d, 2 H, J = 5.6 Hz), 4.02 (s, 2 H), 2.85 (s, 3 H), 2.42 (s, 3 H).
実施例 15
2— [ (3 - { (I E) —3— [2 - (4—メチルベンゾィル) 一 1H—ピロ一ル - 1 fル] プロプ一 1 _ェニル } フエ-ル) スルホニル] プロパン酸の合成 実施例 15— 1
2- [ (3—ブロモフエニル) チォ] プロパン酸メチルの合成
m -ブロモベンゼンチオール (1.12 g, 5.92 mmol) の DMF (10 mL) 溶液に、 炭酸 カリウム (1.22 g, 8.83 mmol) を加えた後、 2 -ブロモプロピオン酸メチル ( 0.72 mL, 6.47 mmol) を加え、 1 0〜25°Cで 6時間攪拌した。 反応液にへキサン ノ酢酸ェチル /水 (1 2 2) を注ぎ、 攪拌、 静置し、 分けた有機層を水および飽 和食塩水で洗浄した。 無水硫酸マグネシウムで乾燥させた後、 溶媒を減圧留去した 。 残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (Hexane/AcOEt = 6/1) で精製し、 表題 化合物 (1.62 g, 5.89 mmol, 99%) を得た。
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.60 (dd, 1 H, J = 1.8, 1.8 Hz), 7.43 - 7.40 (m, 1 H), 7.38 - 7.35 (m, 1 H), 7.18 (dd, 1 H, J = 7.9, 7.9 Hz), 3.81 (q, 1 H, J = 7.1 Hz), 3.69 (s, 3 H), 1.50 (d, 3 H, J = 7.1 Hz).
実施例 15— 2
2 [ (3 - { (I E) —3— [2— (4—メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール -ィル] プロプー ] —ェニル} フエニル) チォ] プロパン酸メチルの合成
2— [ (3—ブロモフエニル) チォ] プロパン酸メチノレ (1.10 g, 4.00 mmol) の DMF (15 mL) 溶液に、 ( 1—ァリルー 1 H—ピロ一ルー 2 _ィル) (4一メチル フエニル) メタノン (991 mg, 4.40 mmol) 、 トリエチルァミン (1.11 mL, 8.00 mmol) 、 トリ - o - トリルホスフィン (122 mg, 0.400 mmol) 、 酢酸パラジウム ( 44.9 mg, 0.200 mmol) を加え、 80°Cで 5時間攪拌した。 室温放冷後反応液に水を加 え、 へキサン/酢酸ェチル (1 2) で抽出し、 有機層をチォ硫酸ナトリウム水溶液 で洗浄した後、 水、 飽和食塩水で洗浄した。 無水硫酸マグネシウムで乾燥させた後 、 溶媒を減圧留去した。 残渣をシリカゲルクロマトグラフィー (Hexane/AcOEt = 6/1) で精製し、 表題化合物 (811 mg, 1.93匪 ol, 48%) を得た。
'Η NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.73 (d, 2 Η, J = 8.1 Hz), 7.44 (s, 1 H), 7.31 - 7.21 (m, 5 H), 7.04 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.77 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.48 - 6.39 (m, 2 H), 6.21 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.20 (d, 2
H, J = 4.7 Hz), 3.78 (q, 1 H, J = 7.1 Hz), 3.64 (s, 3 H), 2.43 (s, 3 H) ,
I.47 (d, 3 H, J = 7.1 Hz).
実施例 15— 3
2 - [ (3— { (I E) —3— [2— ( 4 _メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール — 1—ィノレ] プロプ一 1—ェニノレ } フエニル) スルホ二ノレ] プロパン酸メチノレの合 成
2- [ (3- { (I E) —3— [2- (4—メチルぺ H—ピロ一
ル一 1—ィル] プロプ一 1—ェ-ル } フエニル) チォ] プロパン酸メチル (201.7 mg, 0.481 ramol) のメタノール (3 mL) 溶液に、 酢酸 (2 mL) 、 過酸化ホウ酸ナト リゥム四水和物 (296.0 mg, 1.92 mmol) を加え、 50°Cで 8時間攪拌した。 室温放令 後反応液を飽和 NaHC03水溶液で中和した後、 酢酸ェチルで抽出し、 有機層を飽和食 塩水で洗浄した。 無水硫酸マグネシウムで乾燥させた後、 溶媒を減圧留去した。 残 渣をシリカゲルクロマトグラフィー (Hexane/AcOEt = 2/1) で精製し、 表題化合 物 (70.1 mg, 0.155 mmol, 32%) を得た。
Ή NMR (CDC13, 400MHz) 67.81 (s, 1H), 7.73 (d, 2H, J=8.1 Hz), 7.71 (d, 1H, J=7.9 Hz), 7.65 (d, 1H, J=7.9 Hz) , 7.51 (dd, 1H, J=7.9, 7.9 Hz) , 7.25 (d, 2H, J=8.1 Hz), 7.03 (dd, 1H, J=2.5, 1.7 Hz), 6.80 (dd, 1H, J=4.0, 1.7 Hz), 6.57 (dt, 1H, J=15.8, 5.6 Hz), 6.43 (brd, 1H, J=15.8 Hz), 6.24 (dd, 1H, J=4.0, 2.5 Hz), 5.23 (d, 2H, J=5.6 Hz), 4.04 (q, 1H, J=7.1 Hz), 3.65 (s, 3 H), 2.43 (s, 3 H), 1.55 (d, 3H, J=7.1 Hz).
実施例 15— 4
2— [ (3— { (I E) —3— [2— (4—メチルベンゾィル) 一 1H—ピロール - 1一^ ル] プロプ一 1—ェニル } フエニル) スルホニル] プロパン酸の合成
H02C
2 - [ (3— { (1 E) —3— [2— (4—メチルベンゾィル) 一 1H—ピロ一 ノレ一 1—ィル] プロプー1_ェニル } フエニル) スノレホニル] プロパン酸メチノレ ( 70.0 mg, 0.155 mmol) の THF (1 mL) 、 メタノール (1 mL) 溶液に、 2 N水酸化ナ トリゥム水溶液 (1 mL) を加え、 10〜25 °Cで 2時間攪拌した。 反応溶液を濃縮 後、 水を加えて溶液とした後、 1 N塩酸水で酸性にし、 クロ口ホルムで 2回抽出し 、 無水硫酸マグネシウムで乾燥させた後、 溶媒を減圧留去し、 乾燥させて、 表題化 合物 (67.7 mg, 0.154 raol, 99%) を得た。
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.88 (s, 1 H), 7.74 (d, 1 H, J = 7.9 Hz), 7.71 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.62 (d, 1 H, J = 7.9 Hz), 7.49 (dd, 1 H, J = 7.9'
7.9 Hz), 7.26 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.04 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.80 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.57 (dt, 1 H, J = 15.8, 5.6 Hz), 6.42 (brd, 1 H, J = 15.8 Hz), 6.24 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.20 (d, 2 H, J = 5.6 Hz), 4.05 (q, 1 H, J = 7.1 Hz), 2.43 (s, 3 H), 1.56 (d, 3 H, J = 7.1 Hz) . 実施例 16
N- { [ (3— { (I E) —3— [2- (4—メチルベンゾィル) — 1H—ピロ一 ノレ一 1—ィル] プロプ一 1—ェンィル} フエニル) ァミノ] 力ノレボニル } グリシン の合成
3 - { (1 E) 3— [2— (4一メチルベンゾィル) 一 1H—ピロ一ルー 1— ィル] プロプ—: ェンィル} 安息香酸 (207mg) のトルエン (10m l) 溶液に トリェチルァミン (87μ 1) 、 アジ化ジフエニルホスホリル (182m g) を加え、 10〜 25 °Cで 1時間攪拌し、 100°Cで 1時間半撹拌した。 室温に冷却した後、 ト リエチルァミン (275 /i 1 ) 、 グリシンェチルエステル塩酸塩 (251mg) を加えて 10〜25°Cで終夜撹拌した。 反応溶媒を減圧留去後、 反応混合物に酢酸ェチルを 加えて 5%炭酸力リゥム水溶液、 1 N塩酸、 飽和塩化ナトリゥム水溶液で洗浄した。 有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、 減圧濃縮した。 残渣をカラムクロマトダラ フィー (シリカゲル:へキサン 酢酸ェチル =2Zl) で精製し、 表題化合物のェ ステル体 (47m g) を得た。 上記エステル化合物 (47m g) のエタノール (5m l ) 溶液に 1 N水酸化ナトリゥム水溶液 (478μ 1 ) を加えて 10〜25°Cで終夜撹 拌した。 1N塩酸 (2m l ) を加えて反応溶媒を減圧留去後、 反応混合物に酢酸ェ チルを加えて 1N塩酸で洗浄した。 有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、 ろ過後 、 減圧濃縮した。 残渣を分取薄層クロマトグラフィー (クロ口ホルムノメタノール = 10/1) で精製し、 表題化合物 (7m g) を得た。
¾ NMR (400 MHz, CDC13) δ 7.69 (d, 2 H, J = 7.8 Hz), 7.33 - 7.15 (m, 5 H), 7.04― 6.97 (m, 2 H), 6.76 (m, 1 H), 6.40 (s, 2 H), 6.19 (m, 1 H), 5.13
(s, 2 H), 3.93 (s, 2 H), 2.41 (s, 3 H) . 実施例 16と同様に、 実施例 1 7、 実施例 18の化合物を合成した。
実施例 1 7
N- { [ (3— { (1 E) —3— [2 - (4—メチルベンゾィル) —1H—ピロ一 ル一 1—ィル] プロプ一 1—ェンィル} フエ二ノレ) ァミノ] カルボ二ノレ) 一 L—ァ ラニン
Ή NMR (400 MHz, CDC13) δ 7.89 (s, 1 Η), 7.67 (d, 2 Η, J = 7.5 Hz), 7.26 - 6.87 (ra, 7 H), 6.76 (s, 1 H), 6.29 (s, 2 H), 6.16 - 6.13 (m, 2 H), 5.07 (s, 2 H), 4.38 (m, 1 H), 2.37 (s, 3 H), 1.26 (d, 3 H, J = 6.4 Hz).
実施例 18
N- { [ (3- { (I E) —3— [2 - (4一メチルベンゾィル) — 1 H—ピロ一 ル一 1—ィル] プロプ一 1—ェンィル} フエ二ノレ) ァミノ] カルボ二ル} —D—ァ ラニン
Ή NMR (400 MHz, CDC13) δ 7.90 (s, 1 H), 7.67 (d, 2 H, J = 7.9 Hz), 7.26 - 6.98 (m, 6 H), 6.86 (d, 1 H, J = 7.4 Hz), 6.75 (d, 1 H, J = 2.7 Hz), 6.28 (s, 2 H), 6.16 - 6.15 (m, 2 H), 5.06 (s, 2 H), 4.35 (m, 1 H), 2.37 (s, 3 H), 1.21 (d, 3 H, J = 6.5 Hz) .
実施例 19
N- (3— { (I E) —3— [5— (4—プロピルべンゾィル) 一 1H—ピラゾー ル一 1一ィル] プロプ— 1一ェニル } ベンゾィノレ) 一 L一バリン
実施例 19一 1
1-ァリル- 1H -ビラゾール -5-カルバルデヒ ド
ピラゾール _ 3 _カルバルデヒ ド (3.00 g, 31.2 ramol) を 20 mlの DMFに溶かし て攪拌しながら、 炭酸カリゥム (6.47 g, 46.8 mmol) 、 臭化ァリル (3.50 g, 32.8 mmol) を加えた。 10〜 25 °Cで 6時間攪拌した後、 水を加えて酢酸ェチルで 抽出した。 有機層は、 水、 飽和食塩水で洗浄した後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥 した。 溶媒を減圧留去して得られた残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィーで 精製することによって、 表題化合物を得た (429 mg, 10 %) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 9.86 (s, 1 H) , 7.59 (d, 1 H, J = 2.0 Hz), 6.93 (d, 1 H, J = 2.0 Hz), 5.98 (ddt, 1 H, J = 10.3, 17.1, 5.7 Hz), 5.19 (dd, 1 H, J = 1.2, 10.3 Hz), 5.16 (d, 2 H, J = 5.7 Hz), 5.09 (dd, 1 H, J - 1.2, 17.1 Hz).
実施例 19一 2
(1-ァリル- 1H-ピラゾール- 5-ィル)(4-プロピルフエ-ル)メタノン
粉末状のマグネシウム (26.7 mg, 1.10 mmol) の THF (1 ml) 懸濁液に l—n— プロピル一 4—ブロモベンゼン (220 mg, 1.10 mmol) の THF (3 ml) 溶液を 1 0〜25°C下で滴下した。 反応液は、 さらに 50°Cで 1時間攪拌した後、 _78°Cに冷却 した。 実施例 19— 1の化合物 (75.0 mg, 0.551 mmol) の THF (1 ml) 溶液を 加えて、 10〜25°Cで 2時間攪拌した。 飽和塩化アンモニゥム水溶液を加えて、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層は、 水、 飽和食塩水で洗浄した後、 無水硫酸マグネ シゥムで乾燥した。 溶媒を減圧留去して得られた残渣を 50 mlのクロ口ホルムに溶 かして、 二酸化マンガン (5.00 g, 5.75 mmol) を加えて 60°Cで 3時間攪拌した。 反 応液を室温まで冷却し、 セライ トを通して濾過した。 濾液を減圧濃縮し、 得られた 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することによって、 表題化合物 を得た (64.0 mg, 46 %) 。
Ή MR (CDC13, 400 MHz) δ 7.81 (d, 2 H, J = 8.2 Hz), 7.56 (d, 1 H, J = 2.0 Hz), 7.29 (d, 2 H, J = 8.2 Hz), 6.67 (d, 1 H, J = 2.0 Hz), 6.06 (ddt, 1 H, J = 10.3, 17.1, 5.7 Hz), 5.19 (d, 1 H, J = 10.3 Hz), 5.17 (d, 2 H, J = 5.7 Hz), 5.13 (d, 1 H, J = 17.1 Hz), 2.67 (t, 2 H, J = 7.4 Hz) , 1.69 (tq, 2 H, J = 7.4, 7.3 Hz), 0.96 (t, 3 H, J = 7.3 Hz) .
実施例 1 9一 3
N- (3— { (I E) - 3 - [5— (4—プロピルべンゾィル) 一 1H—ピラゾー ルー 1—ィル] プロプ一 1—ェニル } ベンゾィノレ) 一 L—バリン
実施例 1と同様にして、 表題化合物を得た。
]H NMR (CDC13, 400 MHz) 8 7.82 (d, 2 H, J = 8.2 Hz), 7.76 (s, 1 H), 7.63 (d, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.60 (d, 1 H, J = 2.0 Hz), 7.49 (d, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.34 (dd, 1 H, J = 7.8, 7.7 Hz), 7.30 (d, 2 H, J = 8.2 Hz), 6.70 (d, 1 H, J = 2.0 Hz), 6.69 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 6.65 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.57 (dt, 1 H, J = 16.0, 5.9 Hz), 5.35 (d, 2 H, J = 5.9 Hz), 4.76 (dd, 1
H, J = 8.4, 7.7 Hz), 3.48 (t, 2 H, J = 7.0 Hz), 2.34 (dqq, 1 H, J = 7.7, 6.9, 6.9 Hz), 1.67 (tt, 2 H, J = 7.3, 7.0 Hz), 1.04 (d, 3 H, J = 6.9 Hz),
I.02 (d, 3 H, J = 6.9 Hz), 0.96 (t, 3 H, J = 7.3 Hz) .
実施例 20
N— (3— { (I E) —3— [2 - (4一イソブチルベンゾィル) — 1H—イミダ ゾール— 1 <ル] プロプ— 1一ェニル } ベンゾィノレ) — Lーバリン
実施例 20— 1
N, N -ジメチル- 1H-ィミダゾール- 1 -スルホンァミ ド
Me2N02S-N^N
\=J イミダゾール (5.00 g, 73.6 mmol) を 80 mlのトルエンに溶かして、 トリエチノレア
ミン (9.52 ml, 68.4 mmol) 、 ジメチルスルファモイルクロリ ド (6.77 ml, 63.3 mraol) を加えて、 8時間 10〜25°C攪拌した。 生じた沈殿を濾過して除去し、 濾 液を減圧濃縮した。 得られた残渣をへキサンで共沸することによって、 表題化合物 を得た (10.9 g, 98 %) 。
!H NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.87 (s, 1 H), 7.23 (d, 1 H, J = 1.4 Hz), 7.11 (d, 1 H, J = 1.4 Hz), 2.82 (s, 6 H).
実施例 20— 2
2- (4一イソブチルベンゾィル) — 1 H—イミダゾールの合成
実施例 20— 1の化合物 (1.00 g, 5.71 mmol) を 30 mlの TH Fに溶かして、 - 78 °Cで攪拌した。 この溶液に n—ブチルリチウム (1.57 Mへキサン溶液, 3.9 ml, 6.3 mmol) を加えて、 -78 °Cのまま 30 分間攪拌した。 次いで、 4一 (イソブチル ) ベンズアルデヒ ド (1.39 g, 8.57 mmol) の THF (5 ml) 溶液を加えて、 室温 へ温度を上げて終夜攪拌した。 反応溶液に 2.5 Nの希塩酸、 へキサン一酢酸ェチル (3 : 1) 溶液を加えて、 水層へ抽出した。 水層に 4N水酸化ナトリウム水溶液を加 え塩基性にし、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層は水、 飽和食塩水で洗浄した後、 無 水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧留去して得られた残渣を 150 mlのクロ 口ホルムに溶かして、 二酸化マンガン (20.0 g, 23.0誦 ol) を加えて 70 °Cで 2時 間攪拌した。 反応液は、 セライ トを通して濾過し、 濾液の溶媒を減圧留去した。 得 られた残渣を 20 mlの THFに溶かして、 4 N希塩酸を 50 ml加えて、 4時間加熱還流 した。 氷冷下攪拌しながら、 4 N水酸化ナトリウム水溶液の滴下を行い中和して、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層は、 水、 飽和食塩水で洗浄した後、 無水硫酸マグネ シゥムで乾燥した。 溶媒を減圧留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト グラフィ一で精製することによって、 表題化合物を得た (397 mg, 31 %) 。
Ή NMR (CDC1
3, 400 MHz) 6 11.54 (brs, 1 H), 8.37 (d, 2 H, J = 8.3 Hz), 7.26 (m, 1 H), 7.15 (d, 2 H, J = 8.3 Hz), 7.12 (m, 1 H), 2.54 (d, 2 H, J = 7.2 Hz), 1.90 (tsept, 1 H, J = 7.2, 6.6 Hz), 0.91 (d, 6 H, J = 6.6 Hz). 実施例 20— 3
(1—ァリル一 1H—イミダゾール一 2—ィル) (4—イソブチルフエニル) ケト ンの合成
実施例 20— 2の化合物 (397 mg, 1.74 mmol) を 5 mlの T H Fに溶かして、 t— ブトキシカリウム (215 mg, 1.91 mmol) を加えた。 10〜 25 °Cで 30分間攪拌し た後、 臭化ァリル (279 mg, 2.61 mmol) を加えて、 40°Cで 4時間攪拌した。 反応溶 液に水を加えて、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層は、 水、 飽和食塩水で洗浄した後 、 無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 溶媒を減圧留去して、 へキサンで共沸するこ とで、 表題化合物を得た (458 mg, 98 %) 。
lH NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.18 (d, 2 H, J = 8.3 Hz), 7.26 (m, 1 H), 7.25 (d, 2 H, J = 8.3 Hz), 7.16 (m, 1 H), 6.06 (ddt, 1 H, J = 10.2, 17.0, 5.7 Hz), 5.24 (d, 1 H, J = 10.2 Hz), 5.14 (d, 1 H, J = 17.0 Hz), 5.09 (d, 2 H, J = 5.7 Hz), 2.54 (d, 2 H, J = 7.2 Hz), 1.91 (tsept, 1 H, J = 7.2, 6.6 Hz), 0.91 (d, 6 H, J = 6.6 Hz).
実施例 20— 4
N- (3— { (I E) — 3— [2— (4一^ ソブチルベンゾィル) — 1H—イミダ ゾール一1一ィル] プロプ— 1—ェニル } ベンゾィノレ) 一L—バリンの合成
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.15 (d, 2 H, J = 8.2 Hz), 7.77 (s, 1 H), 7.66 (d, 1 H, J = 7.7 Hz) , 7.51 (d, 1 H, J = 7.9 Hz), 7.38 (dd, 1 H, J = 7.9, 7.7 Hz), 7.31 (m, 1 H), 7.25 (d, 2 H, J = 8.2 Hz), 7.23 (m, 1 H), 6.65 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 6.57 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.49 (dt, 1 H, J = 16.0, 5.6 Hz), 5.24 (d, 2 H, J = 5.6 Hz), 4.74 (dd, 1 H, J = 8.4, 7.7 Hz), 2.53 (d,
2 H, J = 7.2 Hz), 2.31 (dqq, 1 H, J = 7.7, 6.9, 6.9 Hz), 1.90 (tsept, 1 H, J = 7.2, 6.6 Hz), 1.01 (d, 3 H, J = 6.9 Hz), 0.99 (d, 3 H, J = 6.9 Hz), 0.91 (d, 6 H, J = 6.6 Hz).
実施例 1 5と同様に、 実施例 2 1の化合物を合成した。
実施例 2 1
3 - [ (3— { ( 1 E) — 3— [2— (4—メチルベンゾィル) 一 1 H—ピロ一ル - 1 fル Ί プロプ一 1—ェンィル} フエニル) スノレホニノレ] プロパン酸
l\{ NMR (400 MHz, CDC13) 6 7.71-7.65 (m, 3H), 7.52 - 7.35 (m, 3H), 7.28- 7.23 (m, 2H), 7.03—6.98 (m, 2H), 6.79 (m, 1H), 6.47 (m, 1H), 6.21 (m, 1 H), 5.16 (d, 2H, J=4.4 Hz), 3.51 (m, 2H), 2.61 (m, 2H), 2.41 (s, 3H) . 実施例 1と同様に、 実施例 22から実施例 43までの化合物を合成した。
N- (2-メ トキシ- 5- {(IE) -3- [2- (4-メチルベンゾィル)- 1H_ピ口ール -1-ィノレ]プロプ-
1-ェン- 1-イノレ}ベンゾィル) - L-バリン
実施例 44一 1
5 -ョードサリチル酸 (3.03 g, 11.5睡 ol) 、 炭酸カリウム (3.3 g, 23.9 mraol) の DMF (40 ml) 混合液を 40°Cにて 15分間攪拌した。 この反応液にョードメタン ( 3.4 g, 24.0 mraol) を加え、 1 0〜2 5 °Cにて 20時間攪拌した。 反応液に 5%硫酸水 素カリウム水溶液を加え、 酢酸ェチル /トルエン (2八) にて抽出した。 有機層を水 、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られ た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 4 : 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (2.62 g, 収率 78%) 。
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.07 (d, 1 H, J = 2.4 Hz), 7.73 (dd, 1 H, J = 8.8, 2.4 Hz), 6.76 (d, 1 H, J = 8.8 Hz), 3.89 (s, 3 H), 3.89 (s, 3 H). 実施例 44一 2
2-メ トキシ -5 - { (IE) - 3- [2- (4-メチルベンゾィル) - 1H-ピロール - 1_ィル]プロプ- 1- ェン- 1-ィル }安息香酸の合成
実施例 44-1の化合物と参考例 1一 3の化合物を用いて、 参考例 5と同様にパラ ジゥムカップリング、 続いて加水分解することにより表題化合物を合成した。
】H NMR (CDCI3, 400 MHz) δ 10.7 (brs, 1 H), 8.15 (d, 1 H, J = 2.4 Hz), 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.57 (dd, 1 H, J = 8.7, 2.4 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.04 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.99 (d, 1 H, J = 8.7 Hz), 6.78 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.45 (dt, 1 H, J = 15.8, 4.4 Hz), 6.42 (d, 1 H, J = 15.8 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.21 (brd, 2 H, J = 4.4 Hz), 4.07 (s, 3 H), 2.43 (s, 3 H).
実施例 44一 3
N -(2-メ トキシ- 5- { (IE) -3 - [2- (4-メチルべンゾィノレ) -1H-ピ口ール- 1-ィノレ]プロプ- 1-ェン -1 -ィル }ベンゾィル)- L-バリンの合成
実施例 44一 2の化合物と L—パリンメチルエステル塩酸塩を用いて、 実施例 1と 同様に合成し表題化合物を得た。
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.46 (brd, 1 H, J = 7.5 Hz), 8.17 (d, 1 H, J = 2.4 Hz), 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.49 (dd, 1 H, J = 8.6, 2.4 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.04 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.6 Hz), 6.93 (d, 1 H, J = 8.6 Hz), 6.76 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.6 Hz), 6.45 (d, 1 H, J = 15.9 Hz), 6.40 (dt, 1 H, J = 15.9, 5.0 Hz), 6.20 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.19 (brd, 2 H, J = 5.0 Hz), 4.63 (dd, 1 H, J = 7.5, 5.1 Hz), 3.99 (s, 3 H), 2.42 (s, 3H), 2.37- 2.46 (m, 1H), 1.06 (d, 3H, J=7.2 Hz) , 1.05 (d, 3H, J=7.2 Hz) . 実施例 45
N -(2-メ トキシ- 5- { (IE) -3- [2- (4-メチルベンゾィノレ) - 1H -ピ口ール- 1-ィノレ]プロプ-
1-ェン -1-ィル}ベンゾィル) - ]3 -ァラニンの合成
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.41 (brd, 1 H, J = 5.9 Hz), 8.16 (d, 1 H, J = 2.4 Hz), 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.45 (dd, 1 H, J = 8.6, 2.4 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.04 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.6 Hz), 6.88 (d, 1 H, J = 8.6 Hz), 6.76 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.6 Hz), 6.46 (d, 1 H, J = 15.9 Hz), 6.40 (dt, 1 H, J = 15.9, 5.4 Hz), 6.20 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.19 (brd, 2 H, J = 5.4 Hz), 3.92 (s, 3 H), 3.73 (dt, 2 H, J = 5.9, 5.9 Hz), 2.72 (t, 2 H, J = 5.9 Hz), 2.42 (s, 3 H) .
実施例 46
N - (4- { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィノレ) -1H-ピ口ール -1-ィノレ]プ口プ- 1 -ェン— 1-ィ ル}ベンゾィル) - L -バリン
実施例 46- 1
N-(4 -ョードベンゾィル) - L-バリンメチルエステルの合成
4—ョード安息香酸と L-バリンメチルエステル塩酸を用いて、 実施例 1と同様に して表題化合物を合成した。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.81 (d, 2H, J=8.5 Hz), 7.54 (d, 2H, J = 8.5 Hz), 6.58 (brd, 1H, J=8.5 Hz), 4.76 (dd, 1H, J=8.5, 4.8 Hz), 3.78 (s, 3H), 2.23 - 2.32 (m, 1H), 1.01 (d, 3H, J=6.9 Hz), 0.98 (d, 3H, J=6.9 Hz).
実施例 46— 2
N- (4— { (IE) -3- [2— (4—メチルベンゾィノレ) -1H-ピ口ール— 1—ィノレ]プ口プ—1-ェン— 1—ィ ル}ベンゾィル)- L -バリンの合成
実施例 46- 1の化合物と参考例 1一 3の化合物を用いて、 参考例 5と同様にパラ ジゥムカップリング、 続いて加水分解することにより表題化合物を得た。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.72 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.42 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.6, 1.6 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.6 Hz), 6.58 (brd, 1 H, J = 8.3 Hz), 6.55 (dt, 1 H, J = 15.8, 5.2 Hz), 6.49 (d, 1 H, J = 15.8 Hz), 6.23 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.6 Hz), 5.23 (brd, 2 H, J = 5.2 Hz), 4.75 (dd, 1 H, J = 8.3, 4.9 Hz), 2.43 (s, 3 H), 2.32 - 2.40 (m, 1 H), 1.05 (d, 3 H, J = 6.9 Hz), 1.03 (d, 3 H, J = 6.9 Hz).
実施例 47
2 -メチル- N- (4- { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィノレ) -1H-ピ口ール-卜ィノレ]プロプ- 1- ェン- 1-ィノレ }ベンゾィル)ァラニンの合成
実施例 46と同様にして表題化合物を合成した。
lH NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.73 (d, 2 Η, J = 8.1 Hz), 7.69 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.41 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.04 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.78 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.57 (brs, 1 H), 6.55 (dt, 1 H, J = 16.0, 5.4 Hz), 6.47 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.23 (dd, 1 H, J=4.0, 2.5 Hz), 5.22 (brd, 2 H, J=5.4 Hz), 2.42 (s, 3 H), 1.69 (s, 6 H). 実施例 48
N- (4-メチノレ- 3- { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィノレ) - 1H -ピ口ール- 1-ィル]プロプ- 1- ェン- 1-イノレ}ベンゾィル) -L—バリ ン
実施例 48— 1
N-(3-ョード- 4-メチルベンゾィル) -L-バリンメチルエステルの合成
3-ョード -4-メチル安息香酸より実施例 46- 1と同様にして表題化合物を合成 した。
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.22 (d, 1 H, J = 1.8 Hz), 7.67 (dd, 1 H J = 7.9 1.8 Hz), 7.30 (d, 1 H J = 7.9 Hz), 6.54 (brd, 1 H, J = 8.6 Hz), 4.76 (dd, 1 H, J = 8.6, 4.9 Hz), 3.79 (s, 3 H), 2.48 (s, 3 H), 2.23 - 2.32 (ra, 1 H), 1.01 (d, 3 H, J = 7.0 Hz), 0.99 (d, 3 H, J = 7.0 Hz).
実施例 48— 2
N- (4-メチル -3— { (IE) -3- [2- (4—メチルべンゾィル)— 1H-ピ口ール—卜ィノレ]プ口プ -1- ェン- 1-ィル }ベンゾィル) -L-バリンの合成
実施例 48—1の化合物と参考例 1一 3の化合物を用いて、 実施例 46— 2と同様 にして表題化合物を合成した。
^ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.82 (d 1 H J = 1.8 Hz), 7.72 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.52 (dd, 1 H, J = 7.9 1.8 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz) 7.16 (d, 1 H, J = 7.9 Hz), 7.06 (dd, 1 H, J = 2.5 1.7 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.65 (brd, 1 H J = 8.4 Hz), 6.64 (d, 1 H, J = 15.8 Hz), 6.38 (dt, 1 H, J = 15.8, 5.9 Hz), 6.22 (dd, 1 H J = 4.0, 2.5 Hz), 5.18 - 5.29 (ra, 2 H), 4.72 (dd, 1 H J = 8.4, 5.2 Hz), 2.42 (s, 3 H), 2.30 — 2.38 (m, 1 H), 2.30 (s, 3 H), 1.04 (d, 3 H, J = 6.9 Hz) , 1.01 (d, 3 H, J = 6.9 Hz). 実施例 49
N -(2-メチル- 4- { (IE) -3- [2- (4 -メチルべンゾィノレ) - 1H-ピ口一ル- 1-ィノレ]プロプ- 1- ェン- 1-ィル }ベンゾィル)- L -バリンの合成
実施例 49一 1
N- (4-ブ口モ- 2-メチルべンゾィル) - L-バリンメチルェステルの合成
4 -プロモ- 2 _メチル安息香酸より実施例 46- 1と同様にして表題化合物を合成 した。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.41 (brd, 1 H, J = 1.8 Hz), 7.37 (dd, 1 H, J = 8.1, 1.8 Hz), 7.29 (d, 1 H, J = 8.1 Hz), 6.21 (brd, 1 H, J = 8.9 Hz) , 4.76 (dd, 1 H, J = 8.9, 4.7 Hz), 3.79 (s, 3 H), 2.44 (s, 3 H), 2.23 - 2.33 (m, 1 H), 1.03 (d, 3 H, J = 6.9 Hz), 0.96 (d, 3 H, J = 6.9 Hz).
実施例 49一 2
N -(2-メチル- 4- { (IE) -3- [2- (4-メチルベンゾィノレ) -1H-ピ口ール- 1-ィノレ]プ口プ-卜 ェン- 1-ィル }ベンゾィル) -L-バリンの合成
実施例 49一 1の化合物と参考例 1—3の化合物を用いて、 実施例 46— 2と同様 にして表題化合物を合成した。
:H NMR (CDC13, 400MHz) δ 7.73 (d, 1H, J=8.1 Hz) , 7.36 (d, 1H, J=7.8 Hz) , 7.19- 7.26 (m, 4H), 7.05 (dd, 1H, J=2.6, 1.6 Hz), 6.78 (dd, 1H, J=4.0, 1.6 Hz), 6.50 (dt, 1H, J=15.9, 5.0 Hz), 6.45 (d, 1H, J=15.9 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J=4.0, 2.6 Hz), 6.20 (brd, 1H, J-8.6 Hz) , 5.21 (brd, 2H, J=5.0 Hz) , 4.75 (dd, 1H, J=8.6, 4.8 Hz), 2.44 (s, 3H), 2.43 (s, 3H), 2.32- 2.40 (m, 1H), 1.07 (d, 3H, J=6.9 Hz), 1.01 (d, 3H, J=6.9 Hz).
実施例 50
N- (3- {3- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口ール -1-ィル]プロポキシ }ベンゾィル) - L-バリンの合成
実施例 50— 1
3 - {3- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口ール- 1 -ィル]プロポキシ}安息香酸メチル の合成
参考例 1—2の化合物 (0.62 g, 3.35 mmol) の THF (10 ml) 溶液に、 t—ブト キシカリウム (0.50 g, 4.46 mmol) を加え、 10〜 25。Cにて 30分間攪拌した。 この反応液に 1, 3-ジブロモプロパン (1.05 g, 5.20 mmol) を加え 10〜25°C にて 16時間攪拌した。 反応液に 5%硫酸水素カリウム水溶液を加え、 酢酸ェチルにて 抽出した。 有機層を飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧 留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸 ェチル = 6 : 1) にて分離精製し、 モノブロム体混合物を得た (0.80 g) 。
3—ヒ ドロキシ安息香酸メチル (120 mg, 0.789 mmol) の DMF (3 ml) 溶液に、 炭酸カリウム (110 mg, 0.796 mmol) を加え 40°Cにて 30分間攪拌した。 この反応液 に、 上記モノブロム体混合物 (0.40 g) の DMF (5 ml) 溶液を加え 40°Cにて 2時 間、 50°Cにて 4時間攪拌した。 反応液に水を加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機 層を飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得ら れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 6 : 1 →5: 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (157 mg, 収率 53%) 。
'Η NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.70 (d, 2 Η, J = 8.1 Hz), 7.63 (brdt, 1 H, J = 7.9, 2.7 Hz), 7.54 (dd, 1 H, J = 2.7, 0.9 Hz), 7.33 (brt, 1 H, J = 7.9 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.09 (ddd, 1 H, J = 7.9, 2.7, 0.9 Hz), 6.94 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.76 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.13 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 4.62 (t, 2 H, J = 6.7 Hz), 3.98 (t, 2 H, J = 5.8 Hz), 3.91 (s, 3 H), 2.43 (s, 3 H), 2.29-2.37 (m, 2 H).
実施例 50— 2
3- {3- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口ール -1-ィル]プロポキシ}安息香酸の合成
実施例 50— 1の化合物より、 参考例 5— 2と同様に加水分解し、 表題化合物を得
た'
:H醒 (CDC13, 400 MHz) δ 7.70 (d, 2 H, J=8.0 Hz), 7.68-7.71 (m, 1 H), 7.58-7.60 (ra, 1 H), 7.37 (brt, 1 H, J=8.0 Hz), 7.25 (d, 2 H, J=8.0 Hz), 7.14 (brdd, 1 H, J=8.0, 1.8 Hz), 6.96 (dd, 1 H, J=2.5, 1.6 Hz), 6.76 (dd, 1 H, J=4.0, 1.6 Hz), 6.14 (dd, 1 H, J=4.0, 2.5 Hz), 4.62 (t, 2 H, J=6.7 Hz), 3.99 (t, 2 H, J=5.8 Hz), 2.43 (s, 3 H), 2.31—2.39 (m, 2 H) .
実施例 50— 3
N - (3- {3- [2- (jl-メチルべンゾィル)- 1H-ピ口一ル- 1 -ィノレ]プロポキシ }ベンゾィル) · L-バリンの合成
実施例 50— 2の化合物より、 実施例 3と同様にして表題化合物を得た。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.68 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.33—7.37 (m, 3 H), 7.24 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.02—7.07 (m, 1 H), 6.96 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.76 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.65 (brd, 1 H, J = 8.4 Hz), 6.14 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 4.75 (dd, 1 H, J = 8.4, 5.0 Hz), 4.61 (t, 2 H, J = 6.7 Hz), 3.99 (t, 2 H, J = 5.8 Hz), 2.42 (s, 3 H), 2.30-2.40 (ra, 3 H), 1.06 (d, 3 H, J = 6.9 Hz), 1.04 (d, 3 H, J = 6.9 Hz) .
実施例 51
N- (4- {3- [2- (4-メチルべンゾィル)- 1H-ピ口ール- 1-ィル]プロポキシ }ベンゾィル) - L-バリンの合成
実施例 50において 4ーヒ ドロキシ安息香酸メチルを用いて同様に合成することに より、 表題化合物が得られた。
'Η NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.76 (d, 2 Η, J = 8.8 Hz), 7.69 (d, 2 H, J = 8.1
Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 6.94 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.6 Hz), 6.92 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 6.76 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.6 Hz), 6.52 (brd, 1 H, J = 8.3 Hz), 6.14 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 4.74 (dd, 1 H, J = 8.3, 5.0 Hz), 4.61 (t, 2 H, J = 6.7 Hz), 3.99 (t, 2 H, J = 5.8 Hz), 2.43 (s, 3 H), 2.31- 2.41 (m, 3 H), 1.07 (d, 3 H, J = 6.9 Hz), 1.04 (d, 3 H, J = 6.9 Hz).
実施例 52
N- (2 -メ トキシ- 3- { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィノレ) -1H-ピ口ール- 1 -ィノレ]プロプ-
1 -ェン -1-ィル }ベンゾィル) -L-バリンの合成
実施例 52— 1
2-メ トキシ -3 -二トロ安息香酸メチルの合成
3-ニトロサリチル酸 (3.3 g, 18.0 mmol) 、 炭酸カリ ウム (5.5 g, 39.8議 ol) の DMF (50 ml) 混合液を 40°Cにて 15分間攪拌した。 この反応液にョードメタン ( 5.5 g, 38.7 mmol) を加え、 10〜25°Cにて 5時間、 40°Cにて 4時間攪拌した。 反 応液にョードメタン (2.0 g, 14.1 mmol) を追加し、 40°Cにて 6時間攪拌した。 反 応液に 5%硫酸水素カリウム水溶液を加え、 酢酸ェチル /トルエン (2/1) にて抽出し た。 有機層を水、 炭酸水素ナトリウム水、 水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネ シゥムで乾燥、 溶媒を減圧留去し、 表題化合物を得た (2.23 g, 収率 64%) 。
!H NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.04 (dd, 1 Η, J= 7.9, 1.8 Hz), 7.92 (dd, 1 H, J= 7.9, 1.8Hz), 7.28 (t, 1 H, J= 7.9 Hz), 4.01 (s, 3 H), 3.97 (s, 3 H). 実施例 52-2
3 -ァミノ -2-メ トキシ安息香酸メチルの合成
実施例 52— 1の化合物 (2.2 g, 10.4 mmol) 、 50% et 10%パラジウム炭素 ( 0.65 g) のメタノール (25 ml) 混合液を、 水素雰囲気下、 10〜25°Cにて 1時間 半攪拌した。 反応液を濾過しパラジウム炭素を除き、 濾液を減圧濃縮した。 得られ た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 4: 1→
2 : 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (1.606 g, 収率 85%) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.19 (dd, 1H, J=7.9, 1.9Hz), 6.96 (t, 1H, J=
7.7Hz), 6.91 (dd, 1H, J= 7.7, 1.9Hz), 3.94 (brs, 2H), 3.91 (s, 3H), 3.85
(s, 3H).
実施例 52-3
3 -ョード- 2-メ トキシ安息香酸メチルの合成
濃硫酸 (5 ml) に亜硝酸ナトリゥム (0.76 g, 11.0 mmol) を少量ずつ加え 10〜 25 °Cにて 20分、 60°Cにて 30分間攪拌した。 反応液に実施例 52 _ 2の化合物 ( 1.605 g, 8.86 mmol) の酢酸 (20 ml) 溶液を滴下し、 この反応液を 60°Cにて 1時間 攪拌した。 反応液をヨウ化カリゥム (2.0 g, 12.0 mmol) 水溶液 (10 ml) に加え 、 10〜25°Cにてさらに 20時間攪拌した。 反応液を水で希釈し、 酢酸ェチル /ト ルェン (1/1) にて抽出した。 有機層を亜硫酸ナトリウム水、 水 (2回) 、 飽和食塩 水 (2回) にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 4: 1→3 : 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (2.26 g, 収率 87%) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.96 (dd, 1H, J= 7.8, 1.7Hz), 7.80 (dd, 1 H, J = 7.8, 1.7 Hz), 6.92 (t, 1 H, J = 7.8 Hz), 3.93 (s, 3H), 3.90 (s, 3H).
実施例 52-4
2-メ トキシ- 3- { (IE) -3 - [2- (4-メチルベンゾィノレ) -1H-ピ口一ノレ- 1-ィル]プ口プ- 1 - ェン -1-ィル}安息香酸メチルの合成
実施例 52— 3の化合物 (373 mg, 1.28 mmol) 、 参考例 1一 3の化合物 (282 rag, 1.28 mmol) 、 の DMF (10 ml) 溶液に、 炭酸水素ナトリウム (0.22 g, 2.62 mmol) 、 臭化べンジルトリェチルアンモニゥム (0.35 g, 1.29 mmol) 、 酢酸パラ ジゥム (30 mg, 0.13 mmol) を加え 65°Cにて 5時間、 75°Cにて 9時間攪拌した。 反
応液にチォ硫酸ナトリウム水を加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機層を飽和食塩 水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた残渣をシ リ力ゲルカラムク口マトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 4: 1→3: 1) にて 分離精製し、 表題化合物を得た (198 mg, 収率 40%) 。
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz) , 7.67 (brdd, 1 H, J = 7.7, 1.6 Hz), 7.62 (brdd, 1 H, J = 7.7, 1.6 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.10 (brt, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.04 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.6 Hz), 6.78 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.6 Hz), 6.74 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.48 (dt, 1 H, J = 16.0, 5.9 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.20 - 5.28 (m, 2 H), 3.90 (s, 3 H), 3.74 (s, 3 H), 2.42 (s, 3 H).
実施例 52— 5
N- (2-メ トキシ- 3- {(IE) -3- [2- (4-メチルベンゾィル) - 1H-ピロール-卜ィノレ]プロプ- 1_ェン- 1-ィル }ベンゾィル) - L-バリンの合成
実施例 52— 4の化合物より、 参考例 5 _ 2と同様に加水分解後、 実施例 3と同様 にして表題化合物を合成した。
Ή腿 (CDC13, 400 MHz) δ 8.51 (brd, 1 H, J= 8.1Hz), 7.99 (dd, 1H, J= 7.8, 1.7 Hz), 7.73 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.60 (dd, 1H, J= 7.8, 1.7 Hz), 7.25 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.18 (brt, 1H, J= 7.8 Hz), 7.05 (dd, 1H, J= 2.4, 1.7 Hz), 6.80 (dd, 1H, J= 4.0, 1.7 Hz), 6.70 (d, 1H, J= 15.9 Hz), 6.49 (dt, 1H, J = 15.9, 5.7 Hz), 6.24 (dd, 1H, J= 4.0, 2.4 Hz), 5.26 (brd, 2H, J= 5.7 Hz), 4.73 (dd, 1H, J= 8.1, 4.7 Hz) , 3.71 (s, 3H), 2.42 (s, 3H), 2.34—2.42 (m, 1H), 1.06 (d, 3H, J= 6.9 Hz), 1.04 (d, 3H, J= 6.9 Hz).
実施例 53
N- (2-メ トキシ -3- { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィノレ) -1H -ピ口ール-卜ィノレ]プロプ- 1-ェン- 1-ィル}ベンゾィル) -2-メチルァラニンの合成
実施例 52と同様にして表題化合物を合成した。
'Η NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.49 (brs, 1 Η), 7.96 (dd, 1 Η, J = 7.8, 1.7 Hz), 7.72 (d, 2 H, J = 8.1 Hz) , 7.62 (dd, 1 H, J = 7· 8, 1.7 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.19 (brt, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.80 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.65 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.49 (dt, 1 H, J = 16.0, 5.7 Hz), 6.24 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.21-5.28 (m, 2 H), 3.68 (s, 3 H), 2.43 (s, 3 H), 1.67 (s, 6 H).
実施例 54
N- (3- {2- [2- (4-メチルべンゾィノレ) -1H -ピ口ール-卜ィル]ェトキシ}ベンゾィル) - L- パリン
実施例 54— 1
[2- (4 -メチルベンゾィノレ) -1H-ピ口ール- 1 -ィノレ]酢酸メチルの合成
参考例 1—2の化合物 (220 mg, 1.19 mmol) の THF (3 ml) 溶液に、 t—ブト キシカリウム (170 mg, 1.52 mmol) を加え、 10〜25 °Cにて 15分間攪拌した。 この反応液にブロモ酢酸メチル (215 mg, 1.41瞧 ol) を加え 10〜25°Cにて 6時 間攪拌した。 反応液に 5%硫酸水素カリウム水溶液を加え、 酢酸ェチルにて抽出した 。 有機層を飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した 。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 4: 1→3: 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (257 mg, 収率 84%) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.72 (d, 2H, J = 8.1 Hz), 7.25 (d, 2H, J = 8.1 Hz), 6.94 (dd, 1H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.82 (dd, 1H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.25 (dd, 1H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.11 (s, 2H), 3.79 (s, 3H), 2.42 (s, 3H).
実施例 54— 2
[2- (4-メチルベンゾィル) -1H-ピ口ール- 1 -ィル]酢酸の合成
実施例 54—1の化合物 (255 mg, 0.991 ramol) の THF (2 ml) 、 IN水酸化リ チウム水溶液 (2 ml) 、 メタノール (2 ml) 溶液を 10〜25 °Cにて 30分間攪拌し た。 反応液に希塩酸水溶液を加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機層を飽和食塩水 にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去し、 表題化合物を得た ( 232 mg, 収率 96%) 。
lH NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.77 (d, 2 Η, J = 8.1 Hz), 7.28 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.06 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.86 (dd, 1 H, J = 4.1, 1.7 Hz), 6.30 (dd, 1 H, J = 4.1, 2.5 Hz), 5.02 (s, 2 H), 2.45 (s, 3 H).
実施例 54— 3
[1- (2-ヒ ドロキシェチル) -1H-ピ口ール- 2 -ィル] (4 -メチルフエニル)メタノンの合 成
実施例 54— 2の化合物 (1.34 g, 5.51 mmol) の THF (20 ml) 溶液に、 氷冷下 、 トリェチルァミン (0.60 g, 5.93 ramol) 、 クロ口炭酸ェチル (0.90 g, 8.29 ramol) を加え 0°Cにて 1時間攪拌した。 この反応液に、 水素化ホウ素ナトリウム ( 0.40 g, 10.6 mmol) の水 (10 ml) 溶液を加え 0°Cにて 1時間攪拌した。 反応液に希 塩酸水を加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機層を水、 飽和炭酸水素ナトリウム水 、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られ た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 1: 1→ 2 : 3) にて分離精製し、 表題化合物を得た (1.04 g, 収率 82%) 。
ぐ別法 >
参考例 1—2の化合物 (3.0 g, 16.2 mmol) の THF (30 ml) 溶液に、 t一ブト キシカリウム (2.0 g, 17.8 mmol) を加え、 40 °Cにて 15分間攪拌した。 この反応 液にブロモェチルアセテート (3.0 g, 18.0 mmol) を加え 40 °Cにて 3時間攪拌した 。 反応液にブロモェチルアセテート (4.0 g, 24.0 mmol) を追加し 50 °Cにて 4時間
攪拌した。 反応液に 5%硫酸水素カリウム水溶液を加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機層を水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去し た。 得られた残渣をメタノール (30 ml) に溶解し、 この溶液に炭酸カリウム (0.5 g, 3.62 mmol) を加え 10〜 25 °Cにて 3時間攪拌した。 反応液にメタノール (10 ml) 、 炭酸カリウム (2.0 g, 14.5 mmol) を追力 Qし、 40°Cにて 40分間攪拌した。 反 応液に 5%硫酸水素カリウム水溶液を加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機層を飽和 食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた残渣 をシリカゲルカラムク口マトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 3: 1→1: 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (2.54 g, 収率 68%、 原料回収 l.Og) 。
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.73 (dd, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.26 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.06 (dd, 1 H, J = 2· 5, 1.7 Hz), 6.77 (dd, 1 H, J = 4.1, 1.7 Hz), 6.23 (dd, 1 H, J = 4.1, 2.5 Hz), 4.53 (t, 2 H, J = 5.0 Hz), 4.03 (dt, 2 H, J = 5.0, 5.0 Hz), 3.20 (brt, 1 H, J = 5.0 Hz), 2.43 (s, 3 H).
実施例 54— 4
3- {2- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H -ピ口ール- 1-ィル]ェトキシ}安息香酸メチルの 合成
実施例 54_3の化合物 (100 mg, 0.460 mmol) の THF (5 ml) 溶液に、 3-ヒ ドロキシ安息香酸メチル (70 mg, 0.460 mmol) 、 トリフエニルホスフィン (150 mg, 0.572 mmol) 、 ジェチルァゾジカルボキシレート (40%トルエン溶液、 250 mg, 0.574 mmol) を加え 10〜 25 °Cにて 14時間攪拌した。 この反応液を減圧濃縮 し、 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 3: 1→2: 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (117 mg, 収率 74%) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.71 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.62 (ddd, 1H, J= 7.7, 1.3, 0.9 Hz), 7.51 (dd, 1H, J= 2.7, 1.3Hz), 7.31 (dd, 1H, J= 8.2, 7.7Hz), 7.25 (d, 2H, J= 8.1Hz), 7.13 (dd, 1H, J= 2.5, 1.7Hz), 7.06 (ddd, 1H, J = 8.2, 2.7, 0.9Hz), 6.77 (dd, 1H, J= 4.0, 1.7Hz), 6.18 (dd, 1H, J= 4.0, 2.5
Hz), 4.79 (t, 2H, J= 5.0Hz), 4.41 (t, 2H, J= 5.0Hz), 3.90 (s, 3H), 2.42 (s, 3H).
実施例 54— 5
N- (3- {2- [2- (4-メチルべンゾィノレ) -1H-ピ口ール- 1-ィル]ェトキシ}ベンゾィル) - L- バリンの合成
実施例 54— 4の化合物より、 参考例 5— 2と同様に加水分解後、 実施例 3と同様 にして表題化合物を合成した。
lH NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.69 (d, 2Η, J=8.1 Hz), 7.42 (dd, 1H, J=2.5, 1.5 Hz), 7.37 (ddd, 1H, J=7.7, 1.5, 1.2 Hz), 7.32 (dd, 1H, J=8.0, 7.7 Hz), 7.25 (d, 2H, J=8.1 Hz) , 7.12 (dd, 1H, J=2.5, 1.7 Hz), 7.02 (ddd, 1H, J= 8.0, 2.5, 1.2 Hz), 6.79 (brd, 1H, J=8.3 Hz) , 6.77 (dd, 1H, J=4.0, 1.7 Hz), 6.19 (dd, 1H, J=4.0, 2.5 Hz), 4.78 (t, 2H, J=5.3 Hz), 4.67 (dd, 1H, J=8.3, 5.4 Hz), 4.42 (t, 2H, J=5.3 Hz) , 2.43 (s, 3H), 2.30- 2.39 (m, 1H), 1.03 (d, 3 H, J=6.8 Hz), 0.98 (d, 3H, J=6.8 Hz).
実施例 54と同様にして、 実施例 55から実施例 57の化合物を合成した c
2-メチル -N- (4- {2_ [2- (4-メチルベンゾィノレ) -1H-ピ口一ル- 1-ィル]ェトキシ}ベン ゾィル)ァラニンの合成
実施例 54において 4—ヒ ドロキシ安息香酸メチルを用いて同様に合成することに より、 表題化合物が得られた。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) 67.70 (d, 2H, J= 8.1Hz), 7.70 (d, 2H J= 8.9Hz), 7.26 (d, 2H J= 8.1Hz), 7.11 (dd, 1H, J= 2.5, 1.7Hz), 6.91 (d, 2H J= 8.9 Hz), 6.78 (dd, 1H, J= 4.0, 1.7Hz), 6.40 (brs, 1H 6.19 (dd, 1H J= 4.0, 2.5Hz 4.78 (t, 2H, J= 5.0Hz) , 4.43 (t, 2H, J= 5.0Hz), 2.43 (s, 3H 1.69 (s, 6H).
実施例 59
1- [ (4- {2- [2- (4-メチルべンゾィノレ) -1H-ピ口ール- 1 -ィル]ェトキシ}ベンゾィル)ァ ミノ]シク口ペンタンカルボン酸の合成
実施例 58と同様にして、 表題化合物を合成した。
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.71 (d, 2H, J = 8.0 Hz), 7.69 (d, 2H, J = 8.8 Hz), 7.26 (d, 2H, J = 8.0 Hz), 7.11 (dd, 1H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.92 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 6.78 (dd, 1H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.32 (brs, 1H), 6.19 (dd, 1H, J = 4.0, 2.5 Hz), 4.78 (t, 2H, J = 5.0 Hz), 4.43 (t, 2H, J = 5.0 Hz), 2.43 (s, 3H), 2.42-2.52 (m, 2H), 2.04-2.13 (m, 2H), 1.79—1.92 (m, 4H) . 実施例 60
N -ェチル- 2-メチル- N- (3- {(IE) -3- [2- (4-メチルベンゾィノレ) - 1H-ピ口ール- 1_ィル] プロプ- 1-ェン- 1-ィル}ベンゾィル)ァラニンの合成
実施例 30の化合物 (273 mg, 0.634 mmol) のメタノール (5 ml) 溶液に、 塩化チ ォニル (170 mg, 1.43 mmol) を滴下し、 反応液を 50°Cにて 3時間攪拌した。 反応液 に水を加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機層を飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグ ネシゥムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた残渣を DMF (9 ml) に溶解し、 その 3分の 1を以下の実験に使用した。 この DMF溶液に、 水素化ナトリウム (60% 、 40 mg, 1.0 mmol) を加え 10分間攪拌した。 この反応液にョードエタン (80 mg, 0.513 mmol) を加え、 反応液を 50°Cにて 1時間攪拌した。 反応液に 5%硫酸水素カリ ゥム水を加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機層を飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マ グネシゥムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ トグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 3: 2→1: 2) にて分離精製し、 表題化合
物のメチルエステル体を得た (15 mg, 収率 5%) 。 このメチルエステル体をメタノ ール (1 ml) 、 THF (1 ml) に溶解し IN水酸化リチウム水 (1 ml) を加えこの 反応液を 10〜25°Cにて 65時間、 70°Cにて 8時間攪拌した。 反応液を水で希釈し 、 ジェチルエーテルで洗浄した。 水層を 5%硫酸水素カリウムで酸性とし、 酢酸ェ チルで抽出した。 有機層を飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒 を減圧留去し、 表題化合物を得た (9 mg, 収率 65%) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) 8 7.73 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.35—7.41 (m, 2H), 7.32 (brt, 1H, J= 7.6 Hz), 7.25 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.23-7.26 (m, 1H), 7.04 (dd, 1H, J= 2.5, 1.7 Hz), 6.77 (dd, 1H, J= 4.0, 1.7 Hz), 6.43—6.52 (m, 2H), 6.22 (dd, 1H, J= 4.0, 2.5 Hz), 5.17-5.24 (m, 2H), 3.39 (q, 2H, J= 7.1 Hz), 2.42 (s, 3H), 1.64 (s, 6H), 1.09 (t, 3H, J= 7.1 Hz).
実施例 61
N, 2-ジメチノレ- N- (3- { (IE) -3_[2- (4-メチルベンゾィル) -1H-ピ口ール -1-ィル]プロ プ- 1-ェン- 1 -ィル}ベンゾィノレ)ァラニンの合成
•H NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.35-7.45 (m, 2 H), 7.30-7.34 (m, 2 H), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.04 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.77 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.50 (dt, 1 H, J = 16.0, 6.4 Hz), 6.47 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.21 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.16—5.23 (m, 2 H), 2.95 (s, 3 H), 2.42 (s, 3 H), 1.58 (s, 6 H).
実施例 62
N-[3-( {2- [2- (4-メチルベンゾィノレ) - 1H-ピロール- 1 -ィル]ェチル }チォ)ベンゾィル ] - L-パリン
実施例 62— 1
メチル 3- ( {2- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口ール -1-ィノレ]ェチル }チォ)安息香
酸の合成
実施例 54— 3の化合物 (1.05 g, 4.58 mmol) の THF (20 ml) 溶液に、 氷冷下 、 トリェチルァミン (0.86 g, 8.50 mmol) 、 メタンスルホユルクロリ ド (0.80 g, 6.98 ramol) 、 を加え 0°Cにて 1時間攪拌した。 反応液に 5%硫酸水素カリウムを加え 、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウム で乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた残渣を DMFに溶解し、 その 3分の 1を以下 の反応に用いた。
この DMF溶液に、 3-メルカプト安息香酸 (0.20 g, 1.30 mmol) 、 60%水素化ナ トリウム (0.11 g, 2.57 mmol) を加え 10〜 25 °Cにて 1時間半、 50°Cにて 4時間 、 60°Cにて 2時間半攪拌した。 反応液に 5%硫酸水素カリウムを加え、 酢酸ェチルで 抽出した。 有機層を水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を 減圧留去した。 得られた残渣を THF (3 ml) に溶解し、 この溶液を水酸化リチウ ム 1水和物 (120 mg, 2.86 mmol) の THF (3 ml) 懸濁液に加えた。 この懸濁液 に、 ジメチル硫酸 (0.33 g, 2.61 mmol) を加え 10〜25 °Cにて 24時間攪拌した 。 反応液に 5%硫酸水素カリウムを加え、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水、 飽 和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた残 渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 6: 1→1: 1 ) にて分離精製し、 表題化合物を得た (147 mg, 収率 30%、 原料アルコール体回収 155mg) 。
'Η NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.97 (dd, 1H, J= 1.8, 1.4Hz), 7.83 (ddd, 1H, J= 7.8, 1.4, 1. lHz), 7.66 (d, 2H, J=8.1Hz) , 7.53 (ddd, 1H, J=7.8, 1.8, 1.1 Hz), 7.35 (t, 1H, J=7.8Hz), 7.25 (d, 2H, J=8.1 Hz), 6.95 (dd, 1H, J=2.5, 1.7Hz), 6.72 (dd, 1H, J=4.0, 1.7Hz), 6.13 (dd, 1H, J=4.0, 2.5Hz), 4.59 (t, 2H, J= 6.6Hz) , 3.90 (s, 3H), 3.47 (t, 2H, J=6.6Hz) , 2.43 (s, 3H).
実施例 62— 2
N - [3- ( {2- [2- (4-メチルべンゾィノレ) -1H-ピ口一ル- 1 -ィノレ]ェチル }チォ)ベンゾィル
]-L-パリンの合成
実施例 6 2— 1の化合物より、 参考例 5— 2と同様に加水分解後、 実施例 3と同様 にして表題化合物を合成した。
Ή NMR (CDC13> 400 MHz) δ 8.10 (t, 1 H, J = 1.4 Hz), 8.07 (brd, 1 H, J = 7.9 Hz), 7.75 (dt, 1 H, J = 7.8, 1.4 Hz), 7.61 (d, 2 H, J = 8.0 Hz) , 7.49 (dt, 1 H, J = 7.8, 1.4 Hz), 7.37 (t, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.29 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.02 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.77 (dd, 1 H, J = 4.1, 1.7 Hz), 6.20 (dd, 1 H, J = 4.1, 2.5 Hz), 4.51 - 4.63 (m, 2 H), 4.13 (dd, 1 H, J : 7.9, 7.9 Hz), 3.44 (t, 2 H, J = 7.7 Hz), 2.44 (s, 3 H), 2.27 - 2.38 (m, ] H), 0.92 (d, 3 H, J = 6.7 Hz), 0.83 (d, 3 H, J = 6.7 Hz) .
実施例 6 3
2-メチル -N- [3- ( {2- [2- (4-メチルべンゾィル)- 1H-ピ口一ル-卜ィノレ]ェチル }チォ) ベンゾィル]ァラニンの合成
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.04 (brs, 1H), 7.74 (brd, 1H, J= 7.8 Hz), 7.57 (d, 2H, J= 8.1Hz), 7.50 (brd, 1H, J= 8.0Hz), 7.47 (brs, 1H), 7.36 (dd, 1H, J= 8.0, 7.8Hz), 7.25 (d, 2H, J= 8.1Hz) , 7.00 (dd, 1H, J= 2.5, 1.7Hz), 6.73 (dd, 1H, J= 4.1, 1.7Hz), 6.18 (dd, 1H, J= 4.1, 2.5Hz), 4.55- 4.61 (m, 2H), 3.39- 3.45 (m, 2H), 2.42 (s, 3H), 1.53 (s, 6H).
実施例 64
N -(2—クロ口 -5 - { (IE) -3— [2- (4-メチルべンゾィル) - 1H—ピ口一ル-トイル]プ口プ— 1—
ェン -1-ィル }ベンゾィル)-2 -メチノレアラニン
実施例 64— 1
2-クロ口- 5-ニトロ安息香酸 (5.1 g, 25.3 mmol) のメタノール (80 ml) 溶液に 塩化チォニル (4.4 g, 37.0 mmol) を滴下し、 反応液を 40°Cにて 3時間攪拌した。 メタノールを留去し、 残渣に水を加え希釈し酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和 炭酸水素ナトリウム水、 水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 減 圧濃縮し、 表題化合物を得た (4.07 g, 収率 88%) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.72 (d, 1 H, J = 2.8 Hz), 8.27. (dd, 1 H, J = 8.8, 2.8 Hz), 7.66 (d, 1 H, J = 8.8 Hz), 4.00 (s, 3 H).
実施例 64— 2
20%三塩化チタン水溶液 (52 g, 67 mmol) 、 メタノール (50 ml) 混合液に、 加熱 還流下、 実施例 64— 1の化合物 (2.79 g, 12.9 mmol) のトルエン (15 ml) 溶液 を 1時間かけて滴下し、 反応液を 30分間加熱還流下攪拌した。 反応液を室温まで冷 却し、 炭酸水素ナトリウム (粉末、 31 g) を少量ずつ加えた。 この反応液を水、 酢 酸ェチルで希釈し、 不溶物を濾去した。 濾液を酢酸ェチルにて抽出し、 有機層を水 、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られ た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 4: 1→ 1: 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (1.84 g, 収率 86%、 原料ニトロ体回収 0.31g) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.21 (d, 1 H, J = 8.6 Hz), 7.12 (d, 1 H, J = 2.9 Hz), 6.72 (dd, 1 H, J = 8.6, 2.9 Hz), 3.91 (s, 3 H).
実施例 64— 3
実施例 52- 3と同様にして、 表題化合物を得た。
JH NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.14 (d, 1 H, J = 2.2 Hz), 7.72 (dd, 1 H, J = 8.2, 2.2 Hz), 7.18 (d, 1 H, J = 8.4 Hz) , 3.93 (s, 3 H).
実施例 64— 4
2-クロ口- 5- { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口一ル- 1-ィル]プ口プ- 1 -ェ ン -1-ィル}安息香酸の合成
実施例 64-3の化合物と参考例 1一 3の化合物から、 参考例 5と同様にして、 表 題化合物を得た。
Ή腿 (CDC13, 400 MHz) δ 7.92 (d, 1H, J= 2.1Hz), 7.73 (d, 2H, J= 8.1Hz), 7. 5 (dd, 1H, J= 8.4, 2.1Hz), 7.39 (d, 1H, J= 8.4Hz) , 7.25 (d, 2H, J= 8.1Hz), 7.03 (dd, 1H, J= 2.5, 1.7Hz), 6.79 (dd, 1H, J= 4.0, 1.7Hz), 6.51 (dt, 1H, J= 15.9, 5.6Hz), 6.43 (d, 1H, J= 15.9Hz), 6.23 (dd, 1H, J= 4.0, 2.5Hz) , 5.16—5.26 (m, 2H), 2.42 (s, 3H).
実施例 64— 5
N- (2 -ク口口- 5- {(IE) _3- [2- (4 -メチルベンゾィル) -1H-ピロ一ル- 1-ィノレ]プロプ -1- ェン- 1 -ィル}ベンゾィル) -2-メチルァラ二ンの合成
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.72 (d, 2H, J= 8.1Hz), 7.66 (d, 1H, J= 2.1Hz), 7.36 (dd, 1H, J= 8.4, 2. lHz), 7.32 (d, 1H, J= 8.4Hz), 7.25 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.02 (dd, 1H, J= 2.5, 1.7Hz), 6.78 (dd, 1H, J= 4.0, 1.7Hz), 6.77
(brs, 1H), 6.49 (dt, 1H, J= 15.9, 5.9Hz), 6.39 (d, 1H, J= 15.9Hz), 6.21 (dd, 1H, J= 4.0, 2.5Hz), 5.19 (brd, 2H, J= 5.2Hz), 2.42 (s, 3H), 1.71 (s, 6H).
実施例 65
N- (4-クロ口 -3- {(IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口ール- 1-ィル]プ口プ- 1- ェン -1-ィル}ベンゾィル) -2-メチルァラ二ンの合成
実施例 65— 1
3 -ァミノ -4-クロ口安息香酸を原料として、 実施例 52- 3と同様にしてアミノ基 をョード基へと変換後、 実施例 64— 1と同様にメチルエステル化することで表題 化合物を得た。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.51 (d, 1 H, J = 2.0 Hz), 7.94 (dd, 1 H, J = 8.4, 2.0 Hz), 7.51 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 3.92 (s, 3 H).
実施例 65— 2
4 -クロ口- 3- { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口ール- 1-ィル]プ口プ- 1 -ェ ン -1-ィル }安息香酸の合成
実施例 65— 1の化合物と参考例 1一 3の化合物から、 参考例 5と同様にして、 表 題化合物を得た。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.22 (d, 1 H, J = 2.1 Hz) , 7.86 (dd, 1 H, J = 8.4, 2.1 Hz), 7.75 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.42 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz) , 7.06 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.80 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.79 (d, 1 H, J = 15.8 Hz), 6.56 (dt, 1 H, J = 15.8, 5.8 Hz), 6.24 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.20—5.31 (m, 2 H), 2.43 (s, 3 H).
実施例 65— 3
N-(4-ク口ロ-3_{( )-3-[2-(4_メチルベンゾィル)- 1H-ピロール- 1-ィノレ]プロプ- 1- ェン- 1 -ィル}ベンゾィル) -2-メチルァラ二ンの合成
l NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.89 (d, 1H, J= 2.1Hz), 7.74 (d, 2H, J= 8.1Hz) , 7.55 (dd, 1H, J= 8.3, 2.1Hz), 7.38 (d, 1H, J= 8.3Hz) , 7.25 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.06 (dd, 1H, J= 2.5, 1.7Hz), 6.80 (dd, 1H, J= 4.0, 1.7Hz), 6.78 (d, 1H, J= 15.9Hz), 6.67 (brs, 1H), 6.54 (dt, 1H, J= 15.9, 5.8Hz), 6.24 (dd, 1H, J= 4.0, 2.5Hz), 5.18—5.30 (m, 2H), 2.42 (s, 3H), 1.70 (s, 6H).
実施例 66
N-(2 -ク口口- 3- {(IE) _3- [2- (4-メチルベンゾィル)- 1H-ピロール- 1-ィル]プロプ- 1- ェン- 1-ィル}ベンゾィル) -2-メチルァラニンの合成
実施例 66— 1
2-クロ口- 3-ニトロ安息香酸を原料として、 実施例 64— 1から実施例 64-3 と同様にして表題化合物を合成した。
NMR (CDCI3, 400 MHz) δ 8.01 (dd, 1 Η, J = 7.8, 1.6 Hz), 7.70 (dd, 1 H, J = 7.8, 1.6 Hz), 7.03 (t, 1 H, J = 7.8 Hz), 3.94 (s, 3 H).
実施例 66— 2
2-クロ口- 3- { (IE) -3 - [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口ール- 1-ィノレ]プ口プ- 1—ェ ン- 1-ィル }安息香酸の合成 '
実施例 66-1の化合物と参考例 1— 3の化合物から、 参考例 5と同様にして、 表 題化合物を得た。
JH NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.77 (dd, 1H, J= 7.7, 1.5 Hz), 7.74 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.67 (dd, 1H, J= 7.7, 1.5 Hz), 7.27 (brt, 1H, J= 7.7 Hz), 7.25 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.06 (dd, 1H, J= 2.5, 1.7 Hz), 6.90 (d, 1H, J= 15.8 Hz), 6.79 (dd, 1H, J= 4.0, 1.7 Hz), 6.45 (dt, 1H, J= 15.8, 5.9 Hz), 6.23 (dd, 1H, J= 4.0, 2.5 Hz), 5.20—5.31 (m, 2H), 2.43 (s, 3H).
実施例 66— 3
N— (2-クロ口—3— { (IE) -3- [2- (4-メチルベンゾィル) - 1H—ピ口ール- 1-ィル]プロプ -1- ェン- 1-イノレ}ベンゾィル) -2-メチルァラニンの合成
!H NMR (CDCI3, 400 MHz) δ 7.73 (d, 2 Η, J = 8.1 Hz) , 7.58 (dd, 1 H, J = 7.8, 1.6 Hz), 7.43 (dd, 1 H, J = 7.6, 1.6 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.25 (dd, 1 H, J = 7.8, 7.6 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.81 (d, 1 H, J = 15.8 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = '4.0, 1.7 Hz), 6.48 (brs, 1 H), 6.45 (dt, 1 H, J = 15.8, 5.9 Hz), 6.23 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.20-5.30 (m, 2 H), 2.43 (s, 3 H), 1.71 (s, 6 H).
実施例 66と同様にして、 実施例 6 7から実施例 69の化合物を合成した。
実施例
番号 構造式 物性データ
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.73 (d, 2H, J=
67 8.1Hz), 7.57 (dd, 1H, J= ' 8, 1.5Hz), 7.42
(dd, 1H, J= 7.6, 1.5Hz), ' 25 (d, 2H, J=
8.1Hz) , 7.24 (dd, 1H, J= ' 8, 7.6Hz), 7.05
(dd, 1H, J= 2.5, 1.7Hz), 6.81 (d, 1H, J=
15.9Hz), 6.79 (dd, 1H, J= 4.0, 1.7Hz), 6.58
(brd, 1H, J= 7. OHz), 6.44 (dt, 1H, J= 15.8,
5.9Hz), 6.23 (dd, 1H, J= 4.0, 2.5Hz) , 5.20- 5.30 (m, 2H) ' 4.79 (dq, 1H, J= 7.0, 7.2Hz) ,
2.42 (s, 3H), 1.57 (d, 3H, J= 7.2Hz).
Ή NMR (CDC13, 400MHz) δ 7.73 (d, 2H, J=8.1Hz) , 7.58 (dd, 1H, J=8.0, 1.5Hz), 7.44 (dd, 1H,
68 J=7.6, 1.5Hz), 7.25 (d, 2H, J=8.1Hz) , 7.24
(dd, 1H, J= 8.0, 7.6Hz) , 7.05 (dd, 1H
1.7Hz), 6.79 (d, 1H, J=15.9Hz), 6.79 (dd, 1H,
J=4.0, 1.7Hz) , 6.45 (dt, 1H, J=15.9, 5.8Hz),
6.39 (brs, 1H) , 6.23 (dd, 1H, J= 4.0, 2.5Hz),
5.20-5.30 (ra, 2H) , 2.43 (s, 3H) , 2.36-2.45 (m,
2H), 2.08-2.16 (m, 2H), 1.80-1.90 (m, 4H).
LC-MS (method A) r. t. 2.30 min. , m/z 491
(M+l)
実施例 70
N- (2-フルォ口 -5— { (IE) -3- [2— (4-メチルベンゾィノレ) - 1H-ピ口ール -1 -ィノレ]プロプ- 1-ェン- 1-ィノレ }ベンゾィル) -2-メチルァラニンの合成
実施例 70— 1
N- (2 -フルォ口- 5-ョードベンゾィル) - 2-メチルァランメチルェステルの合成
乂
H3C02Cへ N 0
H
2-フノレオ口 _5-ョード安息香酸と 2-ァミノイソプチル酸メチル塩酸塩を原料とし て、 実施例 1と同様にして表題ィヒ合物を得た。
l\i N R (CDC13, 400 MHz) δ 8.37 (dd, 1Η, J= 7.3, 2.4Hz) , 7.7 (ddd, 1H, J= 8.6, 4.8, 2.4Hz) , 7.29 (brs, 1H), 6.90 (dd, 1H, J= 11.6, 8.6Hz) , 3.78 (s, 3H), 1.66 (s, 6H).
実施例 70— 2
N- (2-フルォ口- 5- { ( IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィル) - 1H-ピロ一ル-卜ィル]プロプ- 1-ェン- 1-ィル}ベンゾィル) -2-メチルァラニンの合成
実施例 70—1の化合物と参考例 1—3の化合物を用いて、 参考例 5と同様にカツ プリング、 続いて加水分解することにより表題化合物を得た。
JH NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.03 (dd, 1 H, J = 7.6, 2.4 Hz), 7.72 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.47 (ddd, 1 H, J = 8.6, 4.8, 2.4 Hz), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.21 (brd, 1 H, J = 14.1 Hz), 7.05 (dd, 1 H, J = 11.8, 8.6 Hz), 7.02 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.77 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.46 (dt, 1 H, J = 16.0, 5.0 Hz), 6.41 (d, 1 H, J = 16.0 Hz), 6.21 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.19 (brd, 2 H, J = 5.0 Hz), 2.42 (s, 3 H), 1.68 (s, 6 H).
LC-MS (method A) r. t. 2.25 min. , m/z 449 (M+l)
実施例 71
N- (2-フルォ口 -3- { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィノレ) - 1H-ピ口ール- 1 -ィノレ]プロプ- 1-ェン -1-ィル}ベンゾィル) - L-ァラニンの合成
実施例 71— 1
3-ブロモ -2-フルォロ安息香酸メチルの合成
C02CH3
n-ブチルリチウム (1.56 Mへキサン溶液、 25 ml, 39.0 mmol) の THF (100 ml ) 溶液に、 - 78°Cにて、 2,2,6,6-テトラメチルピペリジン (5.7 g, 39.0 mmol) の THF (15 ml) 溶液を滴下し、 _78°Cにて 5分間攪拌した。 反応液に 1-ブロモ -2 -フ ルォロベンゼン (5.95 g, 34.0瞧 ol) の THF (20 ml) 溶液を 15分間かけて攪拌 し、 - 78°Cにて 1時間半攪拌した。 反応液にドライアイスを加え室温まで昇温し、 1 0〜25°Cにて 3時間攪拌した。 反応液を水にて希釈し、 ジェチルエーテルで洗浄 した。 水層を希塩酸で酸性とし、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層を水、 飽和食塩水 にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 減圧濃縮しカルボン酸体を得た (6.0 g) 上記カルボン酸体 (6.0 g) をメタノール (100 ml) に溶解し、 この溶液に塩化チ ォニル (6.5 g, 54.6 mmol) のトルエン (20 ml) 溶液を滴下し、 反応液を 65°Cに て 1時間攪拌した。 メタノールを留去後、 残渣を水で希釈し酢酸ェチル /トルエン ( 3/1) で抽出した。 有機層を水、 炭酸水素ナトリウム水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 減圧濃縮し、 表題化合物を得た (6.06 g, 2工程収率 77 %) 。
*H MR (CDC13, 400 MHz) δ 7.88 (ddd, 1 H, J = 7.9, 6.4, 1.7 Hz), 7.74 (ddd, 1 H, J = 7.9, 6.2, 1.7 Hz), 7.10 (ddd, 1 H, J = 7.9, 7.9, 0.9 Hz), 3.95 (s, 3 H).
実施例 71— 2
2—フルォ口—3— { (IE) -3- [2- (4—メチルべンゾィノレ) -1H-ピ口ール—1—ィノレ]プロプ— 1— ェン- 1-ィル}安息香酸の合成
実施例 71-1の化合物と参考例 1一 3の化合物から、 参考例 5と同様にして、 表 題化合物を得た。
H NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.87 (ddd, 1H, J= 7.3, 7.3, 1.7 Hz), 7.74 (d,
2H, J= 8.1 Hz), 7.69 (ddd, 1H J= 7.2, 7.2, 1.7 Hz), 7.26 (d 2H, J= 8.1 Hz), 7.16 (dd, 1H, J= 7.3, 7.2 Hz), 7.05 (dd, 1H J= 2.6, 1.6 Hz), 6.79 (dd, 1H J=4.0 1.6Hz), 6.64 (d, 1H, J=16.1Hz), 6.58 (dt, 1H J=16.1, 5.0 Hz) 6.23 (dd, 1H J= 4.0, 2.6Hz) 5.24 (brd 2H, J= 5. OHz) , 2.43 (s, 3H) . 実施例 71— 3
N- (2-フルォ口 -3 - { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口ール- 1-ィル]プロプ- 1-ェン- 1 -ィノレ }ベンゾィル) - L-ァラ二ンの合成
実施例 71—2の化合物 (99 mg 0.272 mmol) L—ァラニンェチルエステル塩 酸塩 (220 mg 1.43 mmol) 、 トリェチルァミン (130 mg 1.28 mmol) の DMF ( 4 ml) 溶液に、 N-ヒドロキシベンゾトリアゾール (50 mg, 0.370 mmol) WSCI塩 酸塩 (80 mg, 0.417 mmol) を加え 10 25 °Cにて 40時間攪拌した。 反応液に 5% 硫酸水素カリウム水溶液を加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機層を飽和炭酸水素 ナトリウム水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去 した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチ ル == 3 2→1 1) にて分離精製し、 表題化合物のェチルエステル体を得た (78 rag, 収率 64%)
得られた上記ェチルエステル体を参考例 5— 2と同様に加水分解し、 表題化合物を 得た (72 mg, 収率 96%)
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.93 (ddd, 1H, J= 7.6, 7.6, 1.7 Hz) 7.73 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.60 (ddd, 1H J= 7.5, 7.5, 1.7 Hz), 7.25 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.18— 7.24 (m, 1H), 7.19 (dd, 1H J= 7.6, 7.5 Hz), 7.04 (dd, 1H J= 2.5, 1.7 Hz), 6.79 (dd, 1H, J= 4.0 1.7 Hz), 6.61 (d, 1H J= 16.0 Hz), 6.56 (dt, 1H J= 16.0, 5.0 Hz), 6.23 (dd, 1H J= 4.0, 2.5 Hz), 5.23 (brd, 2H J= 5.0 Hz), 4.75— 4.83 (m 1H 2.42 (s, 3H), 1.58 (d, 3H J= 7.2 Hz). LC-MS (method A) r. t. 2.20 min. , m/z 435 ( +l)
実施例 7 1と同様にして、 実施例 7 2から実施例 8 0の化合物を合成した。
実施例 8 1
N-(3-{3-[2- (4 -メチル :ンゾィル)— 1H-ピ口ール— 1-ィノレ]プ口ピノレ}ベンゾィノレ) -L- バリンの合成
実施例 3の化合物 (220 mg, 0.495 mmol) の酢酸ェチル (5 ml) 溶液に、 50%wet 10%パラジウム炭素 (0.15 g) を加え、 水素雰囲気下、 1 0〜25°Cにて 30分間攪 拌した。 パラジウム炭素を濾去し、 濾液を減圧濃縮することにより、 表題化合物を 得た (212 mg, 収率 96%) 。
Ή NMR (CDC13> 400 MHz) δ 7.75 (brs, 1H), 7.68 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.63 - 7.67 (m, 1H), 7.34- 7.39 (m, 2H), 7.26 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 7.13 (brd, 1H, J= 8.1 Hz), 6.97 (dd, 1H, J= 2.5, 1.7 Hz), 6.74 (dd, 1H, J= 4.0, 1.7 Hz), 6.17 (dd, 1 H, J= 4.0, 2.5 Hz), 4.55 (dd, 1H, J= 8.1, 6.2 Hz), 4.35- 4.45 (m, 2H), 2.77 (brt, 2H, J= 7.5 Hz) , 2.43 (s, 3H), 2.32- 2.41 (m, 1H), 2.19 - 2.28 (m, 2H), 1.03 (d, 3H, J= 6.8 Hz), 0.98 (d, 3H, J= 6.8 Hz).
実施例 8 1と同様にして、 実施例 82から実施例 85を対応するォレフイン体から 合成した。
実施例 構造式 物性データ
番号
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) 6 7.72 (brs, 1 H), 7.65
82 (d, 2H, J= 8.1 Hz) , 7.62-7.64 (ra, 1H), 7.33- 7.36 (m, 2H), 7.24 (d, 2H, J= 8.1 Hz), 6.95 (brs, 1H), 6.95 (dd, 1H, J= 2.5, 1.6 Hz), 6.72
H
(dd, 1H, J= 4.0, 1.6 Hz), 6.16 (dd, 1H, J= 4.0, 2.5Hz), 4.35-4.41 (m, 2H), 2.75 (brt, 2H, J= 7.5 Hz), 2.42 (s, 3H), 2.17-2.25 (ra, 2H), 1.64 (s, 6H).
83 LC-MS (method A) r. t. 2.26 min. , m/z 459 (M+l) 广人
1- { [ (6 - { (IE) -3- [2- (4-メチルベンゾィノレ) -1H-ピ口ール- 1-ィノレ]プ口プ- 1-ェン- 1- ィル }ピリジン- 2-ィノレ)カルボ-ノレ]ァミノ ンク口ペンタンカルボン酸
実施例 8 6— 1
1 - { [ (6-ブロモピリジン -2-ィノレ)力ルボニル]アミノ}シクロペンタン力ルボン酸メ チルの合成
6—ブロモピコリン酸 (290 mg, 1. 44 瞧 ol) 、 1 —アミノシクロペンタンカルボ ン酸メチル塩酸塩 (265 mg, 1. 48 ramol) 、 トリェチルァミン (160 mg, 1. 58 mmol ) の DM F (5 ml) 溶液に、 N-ヒ ドロキシベンゾトリアゾール (235 mg, 1. 74 mmol) 、 WSCI塩酸塩 (305 mg, 1. 59 mmol) を加え 1 0 〜 2 5 °Cにて 2時間攪拌した 。 反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機 層を水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 3: 2→1: 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (447 rag, 収率 95%) 。
'Η MR (CDC13, 400 MHz) δ 8. 12 (d, 1Η, J= 7. 8 Hz) , 8. 11 (brs, 1H) , 7. 70
(dd, 1H, J= 7.8, 7.8 Hz), 7.62 (d, 1H, J= 7.8 Hz), 3.74 (s, 3H), 2.33- 2.43 (m, 2 H), 2.09—2.17 (m, 2H), 1.82—1.91 (m, 4H).
実施例 86— 2
1- {[(6-{ (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィノレ) -1H-ピ口一ル- 1-ィル]プ口プ- 1 -ェン- 1- ィル }ピリジン- 2-ィノレ)カルボニル]アミノ}シク口ペンタンカルボン酸の合成
実施例 86— 1の化合物 (108 mg, 0.330 ramol) 、 参考例 1—3の化合物 (83 mg, 0.368 mraol) 、 ビス (トリ t—ブチルホスフィン) パラジウム (6 mg, 0.011 mmol ) 、 N,N-ジシクロへキシルメチルァミン (100 mg, 0.512 mmol) のジォキサン (3 ml) 溶液を 65°Cにて 16時間攪拌した。 反応液に 5%チォ硫酸ナトリウム水溶液を加 え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機層を水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシ ゥムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトダラ フィー (へキサン:酢酸ェチル = 2: 1→3: 2) にて分離し、 表題化合物のメチル エステル体混合物を得た (47 mg) 。
上記メチルエステル混合物 (47 mg) を THF (1 ml) に溶解し、 この THF溶液 にメタノール (1 ml) 、 I N水酸化リチウム水溶液 (1 ml) を加え、 10〜25°C にて 3時間攪拌した。 反応液を水で希釈し、 ジェチルエーテルにて洗浄した。 水層 に 5%硫酸水素カリウム水を加え弱酸性 (pH約 4) とし、 酢酸ェチルにて抽出し た。 有機層を飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 減圧下濃縮し、 表 題化合物を得た (16 mg, 2工程収率 11%) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.42 (brs, 1H), 8.02 (brd, 1H, J= 7.5 Hz) , 7.80 (dd, 1H, J= 7.9, 7.5 Hz), 7.73 (d, 2H, J= 8.0 Hz), 7.44 (brd, 1H, J= 7.9Hz), 7.26 (d, 2H, J= 8.0 Hz), 7.05 (dd, 1H, J= 2.5, 1.7 Hz), 6.97 (dt, 1H, J= 15.8, 5.8 Hz), 6.82 (dd, 1H, J= 4.0, 1.7 Hz), 6.49 (d, 1H, J= 15.8 Hz) , 6.26 (dd, 1H, J= 4.0, 2.5 Hz) , 5.25—5· 35 (m, 2H) , 2.44-2.55 (m, 2H) , 2.43 (s, 3H), 2.08-2.21 (m, 2H), 1.75—1.92 (m, 4H).
LC-MS (method A) r. t. 2.26 rain., m/z 458 (M+l)
実施例 87
N- [3- ( (IE) -3 - {2_ [ (2E) -3 -(4-メチルフェニル)プ口プ -2 -ェノィル] - 1H-ピ口一ル- 卜ィノレ }プ口プ— 1 -ェン -卜ィノレ)ベンゾィノレ] - L-バリ ンの合成
実施例 87— 1
(2E) - N-メ トキシ- N-メチル -3- (4-メチルフエ-ル)アクリルアミ ドの合成
4一メチル桂皮酸 (2.0 g, 12.3 mmol) 、 N,0-ジメチルヒ ドロキシルァミン塩酸塩 (1.5 g, 15.4 mmol) 、 WSC塩酸塩 (3.0 g, 15.6 mmol) 、 HBO t (2.0 g, 14.8 瞧 ol) 、 トリェチルァミン (2.0 g, 19.8應 ol) の DMF (30 ml) 混合液を 10〜2 5 °Cにて 90時間攪拌した。 反応液に炭酸水素ナトリゥム水を加え、 酢酸ェチル /ト ルェン (2/1) にて抽出した。 有機層を水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシ ゥムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた残渣を、 シリカゲルカラムクロマトグ ラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 3 : 1 — 3 : 2) にて分離精製し、 表題化合物 を得た (2.54 g, quant. ) 。
Ή N R (CDC13, 400 MHz) 6 7.71 (d, 1H, J= 15.8 Hz), 7.47 (d, 2H, J= 8.0 Hz), 7.19 (d, 2H, J= 8.0 Hz), 7.00 (d, 1H, J= 15.8 Hz), 3.76 (s, 3H), 3.31 (s, 3H), 2.37 (s, 3H).
実施例 87— 2
(2E) -3 -(4-メチルフヱニル) _1_[1- (フエニルスルホニル) -1H-ピ口一ル- 2-ィノレ]プ 口プ -2-ェン- 1-オンの合成
2, 2, 6, 6-テトラメチルピペリジン (1.8 g, 12.8 mmol) の THF (20 ml) 溶液に、 - 78°Cにて n-ブチルリチウム (1.59 M in hexane, 8.2 ml, 13.0 mmol) を滴下し、 30分かけて室温まで昇温した。 反応液を再び- 78°Cに冷却し、 1-ベンゼンスルホ二 ノレ 1H-ピロール (2.5 g, 12.1瞧 ol) の THF (20 ml) 溶液を加えた。 反応液をその まま 10分間攪拌し、 さらに反応液に実施例 87— 1の化合物 (2.53 g, 12.3 mmol
) の THF (20 ml) 溶液を滴下した。 反応液を 30分かけて室温に戻し、 10〜25°C にて 2時間攪拌した。 反応液に 5%硫酸水素カリウム水を加え、 酢酸ェチルにて抽出 した。 有機層を水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を留去 した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチ ル = 4: 1→2: 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (1.97 g, 46 %) (原料ァ ミ ド回収 1.21 g, 48%) 。
画 (CDC13, 400 MHz) δ 8.05-8.08 (m, 2H), 7.84 (dd, 1H, J= 3.2, 1.7 Hz), 7.64 (d, 1H, J= 15.7 Hz), 7.60-7.65 (m, 1H), 7.57 (d, 2H, J= 8.0 Hz), 7.45 (d, 2H, J= 8.0 Hz), 7.18-7.21 (m, 2H), 7.15 (d, 1H, J= 15.7 Hz), 7.13 (dd, 1H, J = 3.7, 1.7 Hz), 6.40 (dd, 1H, J = 3.7, 3.2 Hz), 2.37 (s, 3H).
実施例 87— 3
(2E) -3- (4-メチルフ工ニル) -1- (1H-ピ口ール -2 -ィノレ)プ口プ -2-ェン- 1-オンの合成
実施例 87— 2の化合物 (1.96 g, 5.58 mmol) を参考例 1一 2と同様に加水分解 し、 表題化合物を得た (0.97 g, 82 %) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 9.3-9.5 (br, 1 H), 7.81 (d, 1 H, J = 15.7 Hz), 7.54 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.31 (d, 1 H, J = 15.7 Hz), 7.23 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.05-7.11 (m, 2 H), 6.34-6.37 (m, 1 H), 2. 0 (s, 3 H).
実施例 87— 4
(2E)_1-(1-ァリル- 1H-ピロール- 2-ィル)- 3- (4-メチルフエニル)プロプ- 2-ェン -1- オンの合成
実施例 87— 3の化合物から参考例 1一 3と同様にして表題化合物を得た。
lH NMR (CDCI3, 400 MHz) δ 7.72 (d, 1 Η, J = 15.6 Hz), 7.51 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.37 (d, 1 H, J = 15.6 Hz), 7.21 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.15 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.95 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.24 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 6.01-6.11 (m, 1 H), 5.13—5.17 (m, 1 H), 5.08—5.11 (m, 2 H), 4.97-
5.03 (m, 1 H), 2.39 (s, 3 H).
実施例 87— 5
N-(3-ョード-ベンゾィル) -L-バリンメチルエステルの合成
3—ョード安息香酸と、 L一パリンメチルエステル塩酸塩より、 実施例 71—3と 同様にして、 脱水縮合により目的物を合成した。
Ή NMR (CDC13, 400MHz) δ 8.12 (dd, 1H, J=l.7, 1.7Hz), 7.83 (dd, 1H, 1.7, 7.8 Hz), 7.74 (dd, 1H, J=l.7, 7.8Hz), 7.18 (dd, 1H, J=7.8, 7.8Hz), 6.59 (d, 1H, J=8.6Hz) , 4.76 (dd, 1H, J=7.7, 8.6Hz) , 3.78 (s, 3H), 2.26 (dqq, 1H, J=7.7, 6.9, 6.9 Hz), 1.00 (d, 3H, J=6.9 Hz) , 0.98 (d, 3H, J=6.9 Hz) .
実施例 87— 6
N- [3- ( (IE) -3 - {2- [ (2E) _3_ (4-メチルフヱニル)プロプ- 2_ェノィル] -1H -ピ口一ル-
1-ィル}プ口プ- 1-ェン— 1-ィノレ)ベンゾィノレ] - L-バリンの合成
実施例 87— 4より、 参考例 5と同様にして、 表題化合物を得た。
LC-MS (method A) r. t. 2.36 min., m/z 471 (M+l)
実施例 88
1- { [3- ( (IE) -3- {2- [ (4 -メチルフエニル)ァセチル] - 1H_ピ口一ル-トイノレ }プ口プ- 1- ェン -1-ィノレ)ベンゾィノレ]アミノ}シク口ペンタンカルボン酸
実施例 88— 1
2- (4-メチルフヱニル) - 1- (1H-ピ口ール -2 -ィル)ェタノンの合成
P—トリル酢酸 (0.80 g, 5.33 mmol) のトルエン (10 ml) 溶液に、 塩化チォニル (1.63 g, 13.7 mmol) を加え、 反応液を 60°Cにて 2時間攪拌した。 反応液に DMF (2
滴) を加え 60°Cにてさらに 30分間攪拌した。 反応液を濃縮し、 酸クロライ ド混合物 を得た。
ェチルマグネシウムブロマイ ドの THF溶液 (1.02 M, 14 ml, 14.3 mmol) にピロ一 ノレ (1.0 g, 14.9 mmol) の THF (10 ml) 溶液を滴下し、 室温にて 1時間攪拌した。 この反応液に、 上記酸クロライ ドの THF (8 ml) 溶液を滴下し、 室温にて 16時間攪 拌した。 反応液に塩化アンモニゥム水を加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機層を 水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得ら れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1 → 1: 2) にて分離精製し、 表題化合物を得た (0.88 g, 83 %) 。
lti NMR (CDC13, 400MHz) δ 9.1-9.4 (br, 1H), 7.19 (d, 2H, J= 8.0Hz), 7.12 (d, 2H, J=8.0Hz) , 7.01-7.03 (m, 1H), 6.97—6.99 (m, 1H), 6.27—6.30 (m, 1H), 4.01 (s, 2H), 2.31 (s, 3H) .
実施例 88— 2
1— (1-ァリル- 1H-ピ口一ル- 2—ィノレ) -2- (4—メチルフェ -ノレ)ェタノンの合成
実施例 88— 1の化合物 (0.88 g, 4.42 mmol) より、 参考例 1 _ 3と同様にして 表題化合物を得た (0.45 g, 42 %) 。
'Η NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.17 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.11 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.10 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.89 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.18 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.92—6.02 (m, 1 H), 5.07—5.12 (m, 1 H), 4.91-4.97 (ra, 3 H), 4.03 (s, 2 H), 2.31 (s, 3 H).
実施例 88— 3
1- [(3-ョードベンゾィル)アミノ]シク口ペンタンカルボン酸メチルの合成
3—ョード安息香酸と、 1—アミノシク口ペンタンカルボン酸メチルエステル塩酸 塩より、 実施例 71—3と同様にして、 脱水縮合により目的物を合成した。
'Η NMR (CDC13, 300 MHz) δ 8.10 (s, 1 H), 7.83 (d, 1 H, J = 7.9 Hz), 7.73 (d, 1 H, J = 7.9 Hz), 7.18 (dd, 1 H, J = 7.9, 7.9 Hz), 6.51 (s, 1 H), 3.76 (s, 3 H), 2.40-2.28 (m, 2 H), 2.15—2.05 (m, 2 H), 1.91—1.84 (m, 4 H).
実施例 88— 4
1- { [3- ( (IE) -3- {2-[ (4-メチルフエニル)ァセチル]- 1H-ピ口一ル-トイル}プロプ-卜 ェン- 1-ィル)ベンゾィル 1アミノ}シク口ペンタンカルボン酸の合成
実施例 88— 2の化合物と、 実施例 88— 3の化合物より、 参考例 5と同様に P d カツプリング、 続いて加水分解することにより表題化合物を合成した。
LC-MS (method A) r. t. 2.27 min. , m/z 471 (M+l)
実施例 89
N- {3- [ (IE) -3 - (2- { [ (3-ェチルフェニル)ァミノ]力ルポ-ル} - 1H-ピ口ール-トイル) プ口プ— 1 -ェン- 1-ィノレ]ベンゾィノレ } - L—バリン
実施例 89— 1
1 H—ピロール一 2—カルボン酸 (5.5 g, 49.5 mmol) 、 WS C I · HC 1 ( 12.2 g, 63.6 mmol) 、 HOB t (8.4 g, 62.2 mmol) 、 メタノール (7.0 g, 218 mmol) 、 4—ジメチルァミノピリジン (3.0 g, 24.5 mmol) の DMF (60 ml) 懸濁液 を室温にて 70時間、 60 °Cにて 2時間攪拌した。 反応液に 5 %硫酸水素力リウム 水を加え、 酢酸ェチル /トルエン (1/1) で抽出した。 有機層を飽和炭酸水素ナトリ ゥム水、 飽和食塩水で洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を留去した。 残渣を シリカゲルカラムク口マトグラフィ一 (へキサン:酢酸ェチル = 5: 1 → 3: 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (4.88 g, 収率 79 %) 。
!H NMR (CDCI3, 400 MHz) 59.08 (brs, 1 H), 6.90 - 6.98 (ra, 2 H), 6.25 -
6.29 (m, 1 H) , 3.86 (s, 3 H) .
実施例 89— 2
1ーァリル一 1 H—ピロ一ルー 2—力ルボン酸メチルの合成
1 H—ピロール一 2 _カルボン酸メチル(4.48 g, 35.8議 ol)の THF (100 ml ) 溶液に、 カリウム t—ブトキシド (4.2 g, 37.4瞧 ol) 、 D F (20 ml) を加え室 温にて 10分間攪拌した。 反応液にァリルプロマイド (5.4 g, 44.6隱 ol) を加え 室温にて 4時間攪拌した。 反応液に 5%硫酸水素カリウム水を加え、 酢酸ェチルで 抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄後、 硫酸マグネシウムで乾燥、 溶媒を留去し た。 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 5 : 1 → 3: 1) にて分離精製し、 表題化合物を得た (5.46 g, 収率 92 %) 。
Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 6.97 (dd, 1 H, J = 3.9, 1.8 Hz), 6.86 (dd, 1 H, J = 2.6, 1.8 Hz), 6.16 (dd, 1 H, J = 3.9, 2.6 Hz), 5.96 - 6.06 (m, 1 H), 5.12 - 5.17 (m, 1 H), 4.94一 5.01 (m, 3 H), 3.80 (s, 3 H) .
実施例 89— 3
1—ァリノレ一 1 H—ピロ一ルー 2—カルボン酸の合成
。0
1—ァリル一 1 H—ピロ一ノレ一 2—力ノレボン酸メチル(4.52 g, 27.4固 ol)、 T HF (30 ml) 、 メタノール (30 ml) 、 I N水酸化リチウム水 (30 ml) 混合液を 室温にて 3時間、 60°Cにて 5時間攪拌した。 水酸化リチウム (0.5 g) を追加し 60°Cにて 5時間攪拌した。 メタノール、 THFを減圧留去し、 残渣を濃塩酸で酸 性とした。 これを酢酸ェチルで抽出し、 有機層を水、 飽和食塩水で洗浄後、 硫酸マ グネシゥムで乾燥、 溶媒を留去し、 表題化合物を得た (4.24 g, 収率 100 %) 。 Ή NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.11 (dd, 1 H, J= 4.0, 1.8 Hz), 6.91 (dd, 1 H, J= 2.6, 1.8 Hz), 6.19 (dd, 1 H, J= 4.0, 2.6 Hz), 6.00 (ddt, 1 H, J= 17.0,
10.3, 5.2 Hz), 5.16 (ddd, 1 H, J= 10.3, 2.6, 1.3 Hz), 4.93—5.03 (ra, 3 H). 実施例 89— 4
1-ァリル- N- (3-ェチルフエ二ル)- 1H -ピロール- 2-カルボキサミ ドの合成
実施例 89— 3の化合物と 3—ェチルァニリンより、 実施例 71—3と同様に脱水 縮合し、 表題化合物を得た。
'Η NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.56 (brs, 1 Η), 7.42 (brs, 1 H), 7.35 (brd, 1 H, J = 7.9 Hz), 7.25 (dd, 1 H, J = 7.9, 7.4 Hz), 6.96 (brd, 1 H, J = 7.4 Hz), 6.85 (dd, 1 H, J = 2· 6, 1.6 Hz), 6.70 (dd, 1 H, J = 3.9, 1.6 Hz), 6.18 (dd, 1 H, J = 3.9, 2.6 Hz), 6.01—6.11 (m, 1 H), 5.13—5.18 (m, 1 H), 4.99-5.05 (m, 3 H), 2.65 (q, 2 H, J = 7.6 Hz), 1.25 (t, 3 H, J = 7.6 Hz) . 実施例 89— 5
N- {3- [ (IE) -3- (2- { [ (3 -ェチルフ工二ノレ)ァミノ]力ルボニル} -1H-ピ口ール- 1 -ィル) プ口プ- 1-ェン- 1-ィル 1ベンゾィノレ } - L-バリンの合成
実施例 89— 4の化合物を用いて、 実施例 87— 6と同様にして、 表題化合物を得 た。
LC-MS (method A) r. t. 2.24 min. , ra/z 474 (M+l)
実施例 90
1- [ (3- { (IE) -3- [3- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口ール -1 -ィル]プ口プ- 1-ェン- 1 - イノレ}ベンゾィル)アミノ]シク口ペンタンカルボン酸
実施例 90— 1
(1—ベンゼンスルホニル 1H—ピロ一ルー 3—ィル) (4—メチルフエニル) ケ トンの合成
窒素気流下、 塩化アルミニウム (4.62 g, 34.7 墮 ol)の塩化エチレン (50 mL) 懸濁液に塩化 P—トルオイル (4.91 g, 31.8匪 ol)の塩化エチレン (5 mL) 溶液を 室温で 10分かけて加えた。 30分攪拌後、 その混合物に、 1—ベンゼンスルホ二 ル 1H—ピロ一ノレ (6.00 g, 28.9 mraol)の塩化エチレン (10 mL) 溶液を 10分か けて加えた。 室温で、 2時間攪拌した。 反応混合物を氷水中に注ぎ、 水層をジクロ ロメタンで 2回抽出した。 有機層を合わせ、 乾燥、 濾過した。 濾液を濃縮し、 残渣 をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、 表題化合物を得た (9.9 g, 100%) 。
Ή NMR (CDC13, 300 MHz) δ 7.89 (brd, 2 Η, J = 7.9 Hz), 7.73 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.65 (brt, 1 H, J = 7.9 Hz), 7.65 (brs, 1 H), 7.34 (brt, 2 H, J = 7.9 Hz), 7.29 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.22 (dd, 1 H, J = 2.2, 2.8 Hz), 6.80 (dd, 1 H, J = 1.5, 2.8 Hz), 2.44 (s, 3 H).
実施例 90— 2
(1 H—ピロール一 3—ィル) (4—メチルフエニル) ケトンの合成
実施例 90— 1の化合物 (6.50 g, 20.0 mraol)と 5N水酸化ナトリゥム水 (70 mL ) THF (70 mL) を 45°Cで 6時間攪拌した。 有機層を分離し、 溶媒が 5 mLになる まで濃縮し、 室温で 2日間放置した。 析出した、 結晶を濾取し、 冷 THFで洗浄し 、 表題化合物を得た (3.1 g, 84%) 。
NMR (CDC13, 300 MHz) δ 7.76 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.35 (brquint. , 1 H, J = 1.5 Hz), 7.26 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 6.84 (brq, 1 H, J = 1.5 Hz), 6.76 (brs, 1 H), 2.43 (s, 3 H).
実施例 90— 3
1- [(3- {(IE) -3- [3- (4-メチルべンゾィノレ) -1H-ピ口ール- 1-ィノレ]プ口プ- 1-ェン- 1 - イノレ}ベンゾィノレ)ァミノ]シク口ペンタンカルボン酸の合成
実施例 90— 2の化合物より、 参考例 1—3と同様に N—ァリル化後、 得られたァ リル体を用いて実施例 88— 4と同様にして表題化合物を得た。
LC-MS (method A) r. t. 2. 13 min. , m/z 457 (M+l)
実施例 9 1
1-[ (3- { (1Ε) -3- [5-メ トキシ- 2- (4 -メチルベンゾィノレ) _1H-インドール- 1 -ィル]プロ プ -1-ェン -1-ィル }ベンゾィル)ァミノ]シク口ペンタンカルボン酸の合成
実施例 9 1一 1
N, 5 -ジメ トキシ -N -メチル -1H-ィンドール- 2-カルボキサミ ドの合成
5—メ トキシインド一ルー 2—カルボン酸 (5 g、 26 瞧 ol)の DM F溶液に N, 0— ジメチルヒ ドロキシァミン塩酸塩、 (3. 04 g, 31. 2瞧 ol)と WSC塩酸塩(5. 98 g, 31. 2 画 ol) , 1—ヒ ドロキシベンゾトリアゾール(4. 21 g, 31. 2 mmol)、 トリェチルアミ ン(7. 24 ml, 52 瞧 ol)を加えて、 6時間攪拌した。 この反応液に齚酸ェチルと 10% クェン酸水溶液を加え有機層を分離した。 この水層を酢酸ェチルで二回抽出し有機 層にあわせた。 併せた有機層を炭酸水素ナトリゥム飽和溶液と飽和食塩水で洗浄し 、 無水硫酸ナトリゥムで乾燥、 溶媒留去した。 残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグ ラフィ一で精製 (へキサン:酢酸ェチル =4 : 1 ) して、 表題化合物を得た(4. 5 g, 70 %)。
Ή NMR (CDCL 400 MHz) δ 9. 23 (bs, 1 H), 7. 33 (d, 1 H, J = 9. 0 Hz, ) , 7. 16 (d, 1 H, J = 2. 1 Hz) , 7. 10 (d, 1 H, J = 2. 4 Hz) , 6. 98 (dd, 1 H, J = 2. 4 Hz, J = 9. 0 Hz ) , 3. 86 (s, 3 H) , 3. 85 (s, 3 H) , 3. 42 (s, 3 H)
LC-MS (method A) r. t. 1. 76 min. , m/z 235 (M+l)
実施例 9 1一 2
1 -ァリル -N, 5-ジメ トキシ -N-メチル -1H -ィンドール - 2_カルボキサミ ドの合成
実施例 9 1一 1の化合物(1 g, 4. 27 讓 ol)の THF溶液に tert—ブトキシカリウム (575 rag, 5. 12 瞧 ol)、 ァリルプロマイ ド(568 rag, 4. 7瞧 ol)を加えて、 室温で 3時
間攪拌した。 この反応液に酢酸ェチルとクェン酸水溶液を加え有機層を分離した。 この水層を酢酸ェチルで二回抽出し有機層にあわせた。 併せた有機層を炭酸水素ナ トリゥム飽和溶液と飽和食塩水で洗浄し、 無水硫酸ナトリゥムで乾燥、 溶媒留去し た。 シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し (へキサン:酢酸ェチル =4: 1) 、 表題化合物を得た(820 mg, 70 %)0
!H N R (CDCL 400 MHz) δ 7.3 (d, 1 H, J = 9.0 Hz,), 7.08 (d, 1 H, J = 2.4
Hz,), 7.05 (d, 1 H, J = 0.7 Hz), 6.97 (dd, 1 H, J = 2.4 Hz, J = 9.0 Hz ),
5.93-6.04 (m, 1H), 5.04—5.11 (m, 3H), 4.87-4.94 (m, 1 H), 3.85 (s, 3H),
3.67 (s, 3H), 3.39 (s, 3 H )
LC-MS (method A) r. t. 1.79 min., ra/z 275 (M+l)
実施例 91一 3
(1-ァリル -5-メ トキシ -1H-ィンドール- 2_ィル)(4 -メチルフエニル)メタノンの合成
実施例 91一 2の化合物(300 mg, 1.09匪 ol)の TH F溶液に、 氷冷下、 臭化 p - トリルマグネシウム、 1Mエーテル溶液(1.31 ml, 1.31 議 ol)を加えて 3時間攪拌し た。 この反応液に酢酸ェチルと 10%クェン酸水溶液を加え有機層を分離した。 この 水層を酢酸ェチルで二回抽出し有機層にあわせた。 併せた有機層を炭酸水素ナトリ ゥム飽和溶液と飽和食塩水で洗浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥、 溶媒留去した。 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ一で精製し (へキサン:酢酸ェチル =4 : 1) 、 表題化合物を得た(250 mg, 74 %)。
Ή NMR (CDC13 400 MHz) δ 7.83 (d, 2 Η, J = 8.2 Hz, ), 7.27—7.35 (m, 3 H) , 7.04-7.08 (m, 2H), 6.94 (d, 1 H, J = 0.7 Hz), 6.0—6.11 (m, 1H), 5.2 (ddd, 2H, J = 1.3, 1.3, 5.1 Hz ), 5.11 (dd, 1H, J = 1.3, 10 Hz ), 4.96 (dd, 1H, J = 1.3, 17 Hz ), 3.85 (s, 3H), 2.45 (s, 3H)
LC-MS (method A) r. t. 2.45 min., m/z 306 (M+l)
実施例 91一 4
1- [(3- {(IE)- 3- [5-メ トキシ- 2- (4-メチルベンゾィル) - 1H-インドール- 1-ィル]プロ
ミノ]シク口ペンタンカルボン酸の合成
実施例 91一 3の化合物より、 実施例 88— 4と同様にして表題化合物を得た。 LC-MS (method A) r. t. 2.41 min., m/z 537 (M+l)
実施例 92
2-メチル -N- [ (3- { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィノレ) - 1H-ピ口一ル- 1 -ィノレ]プロプ- 1-ェン—1-ィノレ }フェニル)ァセチル]ァラニン
実施例 92— 1
(3— { ( 1 E) —3— [2— (4—メチルベンゾィル) 一 1H—ピロ一ノレ一 1 - ィル] _ 1—プロぺニル } フエニル) 酢酸の合成
3—ブロモフヱニル酢酸と参考例 1一 3の化合物より、 実施例 12— 2と同様に して表題化合物を合成した。
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz) , 7.25 - 7.31 (m, 3 H), 7.25 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 7.14 ― 7.18 (m, 1 H), 7.04 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.77 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.49 (d, 1 H, J = 15.6 Hz), 6.44 (dt, 1 H, J = 15.6, 4.8 Hz), 6.20 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.20 (d, 2 H, J = 4.8 Hz), 3.63 (s, 2 H), 2.43 (s, 3 H).
実施例 92— 2
2-メチル- N- [ (3- { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィル) - 1H-ピ口ール- 1-ィノレ]プロプ- 1-ェン- 1-ィル}フヱニル)ァセチル]ァラニンの合成
実施例 92— 1の化合物と 2—ァミノイソプチル酸メチル塩酸塩より、 実施例 7 — 3と同様にして表題化合物を合成した。
¾删 R (CDCL, 400 MHz) δ 7.76 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 24 7.34 (m, 5
H), 7.08 - 7.13 (m, 1 H) , 7.05 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.6 Hz), 6.79 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.6 Hz), 6.53 (dt, 1 H, J = 15.9, 5.2 Hz), 6.47 (d, 1 H, J = 15.9 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J - 4.0, 2.5 Hz), 5.82 (brs, 1 H) , 5.16 (brd, 2 H, J = 5.2 Hz), 3.57 (s, 2 H), 2.43 (s, 3 H), 1.50 (s, 6 H).
LC- S (method A) r. t. 2.18 min., m/z 445 ( +l) 上記実施例に準じて、 実施例 93から実施例 101を合成した。
実施例 1 2と同様にして、 実施例 1 0 2から実施例 1 0 4を合成した。
3 - [ (IE) -3- [2- (4-メチルベンゾィル) -1H-ピ口一ノレ- 1-ィノレ] -1-プロぺニノレ] - N - [(1S)- 2-メチル -1- [(メチルァミノ)カルボ二ノレ]プロピル]-ベンズアミ ドの合成 実施例 3の化合物 (80 mg, 0.180 mmol) 、 メチルァミン塩酸塩 (28 mg, 0.415 mmol) 、 トリェチルァミン (40 mg, 0.395 mmol) の DMF (3 ml) 溶液に、 N-ヒ ドロキシベンゾトリアゾール (40 mg, 0.296 mmol) 、 WSCI塩酸塩 (65 mg, 0.339 mmol) を加え室温にて 17時間攪拌した。 反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を 加え、 酢酸ェチルにて抽出した。 有機層を水、 飽和食塩水にて洗浄後、 硫酸マグネ シゥムで乾燥、 溶媒を減圧留去した。 得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ ラフィー (へキサン:酢酸ェチル = 1 : 1→1 : 8) にて分離精製し、 表題化合物を 得た (82 mg, 収率 99%) 。
¾ 画 R (CDCL, 400 MHz) δ 7.75 (brs, 1 H), 7.73 (d, 2 H, J = 8.1 Hz), 62
(brd, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.51 (brd, 1 H, J = 7.7 Hz), 7.36 (dd, 1 H, J = 7.7, 7.6 Hz), 7.25 (d,' 2 H, J = 8.1 Hz), 7.04 (dd, 1 H, J = 2.5, 1.7 Hz), 6.78 (dd, 1 H, J = 4.0, 1.7 Hz), 6.75 (brd, 1 H, J = 8.8 Hz), 6.53 (dt, 1 H, J = 15.9, 4.8 Hz), 6.48 (d, 1 H, J = 15.9 Hz), 6.22 (dd, 1 H, J = 4.0, 2.5 Hz), 5.94 (brq, 1 H, J = 4.9 Hz), 5.22 (brd, 2 H, J = 4.8 Hz), 4.35
(dd, 1 H, J = 8.8, 7.4 Hz), 2.84 (d, 3 H, J 二 4.9 Hz), 2.42 (s, 3 H), 2.15 一 2.26 (m, 1 H), 1.005 (d, 3 H, J = 6.8 Hz), 1.001 (d, 3 H, J = 6.8 Hz) . 実施例 1 0 5と同様にして、 実施例 3の化合物と対応するァミンより、 実施例 1 0
実施例 1 1 0
1- { [ (5- {2- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口ール -1-ィル]ェトキシ卜 1-ベンゾフ ラン- 2-ィル)カルボニル]アミノ}シク口ペンタンカルボン酸
実施例 1 1 0— 1
メチル 5 - {2- [2- (4-メチルベンゾィル)- 1H-ピロール- 1-ィル]ェトキシ} - 1-ベンゾ フラン- 2-カルボキシレートの合成
5—ヒ ドロキシベンゾフラン一 2 -カルボン酸メチルエステルと実施例 5 4— 3の
化合物より、 実施例 54— 4と同様に m i t s u n o b u反応により表題化合物を 得た。
¾ NMR (CDC13, 400MHz) δ 7.71 (d, 2H, /= 8.0 Hz), 7.50 (s, 1H), 7.26— 7.20 (m, 4H), 7.16 (dd, 1H, ゾ = 7.7, 7.8 Hz), 6.90 (d, 1H, J : 7.7 Hz), 6.77 (dd, 1H, ゾ = 1.7, 4.0 Hz), 6.17 (dd, 1H, ゾ = 2.5, 4.0 Hz), 4.87 (t, 2H, J : 5.1 Hz), 4.62 (t, 2H, J : 5.1 Hz), 3.97 (s, 3H), 2.43 (s, 3H). 実施例 1 1 0— 2
5- {2- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口一ノレ- 1 -ィル]ェトキシ} -1-ベンゾフラン- 2 -力ルボン酸の合成
実施例 1 1 0— 1の化合物より、 参考例 5— 2と同様に加水分解し、 表題化合物を 得た。
¾ NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.71 (d, 2 H, = 8.0 Hz), 7.63 (s, 1 H), 7.29-7.25 (m, 4 H), 7.19 (dd, 1 H, ゾ = 7.9, 8.0 Hz), 6.94 (d, 1 H, / = 8.0 Hz), 6.78 (dd, 1 H, /= 1.7, 4.0 Hz), 6.19 (dd, 1 H, /= 2.5, 4.0 Hz), 4.88 (t, 2 H, ゾ = 5.2 Hz), 4.64 (t, 2 H, 5.2 Hz), 2.43 (s, 3 H) .
実施例 1 1 0— 3
1- { [ (5- {2- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピ口ール -1-ィル]ェトキシ} - 1 -べンゾフ ラン- 2-ィル)カルボニル]アミノ}シク口ペンタンカルボン酸の合成
実施例 1 1 0— 2の化合物より、 実施例 38と同様にして、 表題化合物を得た。
l\i删 R (CDC13, 400 MHz) 6 7.67 (d, 2 H, ゾ = 8.0 Hz), 7.47 (s, 1 H), 7.25 (d, 2 H, = 8.0 Hz), 7.19-7.13 (m, 3 H), 6.90 (d, 1 H, = 8.0 Hz), 6.77 (dd, 1 H, /= 1.7, 4.0 Hz), 6.18 (dd, 1 H, /= 2.5, 4.0 Hz), 4.88 (t, 2 H, /= 5.2 Hz), 4.60 (t, 2 H, /= 5.2 Hz), 2.52-2.44 (m, 2 H), 2.42 (s, 3 H) , 2.21-2.14 (m, 2 H), 1.91—1.87 (m, 4 H) .
実施例 1 1 0と同様にして、 実施例 1 1 1から実施例 1 1 2の化合物を合成した c
実施例 2 0と同様にして、 実施例 1 1 3から実施例 1 1 8を合成した。
実施例 1 9と同様にして、 実施例 1 1 9、 実施例 120を合成した。
3-{[(3 - {(IE)- 3 - [5-(4 -クロロべンゾィノレ)— 1H - 1, 2, 4一トリァゾール- 1 -ィル]プロ プ- 1-ェン -1-イノレ}フエ-ノレ)スルホニル]アミノ}- 2-メチルプロパン酸の合成 実施例 121— 1
, ジメチル-111-1,2,4-トリアゾール -1 -スルホンアミ ドの合成
トリァゾール (5.08 g, 73.6 mmol) を 80 mlのトルエンに溶かして、 トリェチルァ ミン (9.52 ml, 68.4 mmol) 、 ジメチルスルファモイルクロリ ド (10.6ml, 73.6 mmol) を加えて、 50°Cで 2時間攪拌した。 生じた沈殿を濾去し、 濾液を減圧留去し た。 得られた残渣をシリ力ゲル力ラムクロマトグラフィ一で精製することによって
、 表題化合物を得た (4.52 g, 38 %) 。
lti NMR (CDC13, 400 MHz) δ 8.58 (s, 1 H), 8.06 (s, 1 H), 2.99 (s, 6 H). 実施例 121— 2
(
4 -クロロフエニル) (1H-1,2,
4-トリァゾール- 5-ィル)メタノンの合成
実施例 1 2 1— 1の化合物 (1. 96 g, 11. 12 mmol) を 50 mlの T H Fに溶かして 、 - 78 °Cで攪拌した。 この溶液に n—ブチルリチウム (1. 56 Mへキサン溶液, 8. 5
6 ml, 13. 35 mmol) を加えて、 - 78 °Cのまま 1時間 30分攪拌した。 次いで、 p—クロ 口べンズアルデヒ ド (2. 35g, 16. 69 mmol) の T H F (15 ml) 溶液を加えて、 室温 へと温度を上げて 6時間攪拌した。 反応溶液に塩化ァンモニゥム水溶液を加えて、 酢酸ェチルで抽出した。 有機層は水、 飽和食塩水で洗浄した後、 無水硫酸ナトリウ ムで乾燥した。 溶媒を減圧留去して得られた残渣を 100 mlのクロ口ホルムに溶かし て、 二酸化マンガン (8 g, 92. 02 画 ol) を加えて 60 °Cで 9時間攪拌した。 反応液 をセライトを通して濾過し、 濾液を減圧留去した。 得られた残渣を 100 mlの T H F に溶かして、 4 N希塩酸を 40 ml加えて、 1時間加熱還流した。 氷冷下攪拌しながら 、 4 N水酸化ナトリウム水溶液を滴下して中和し、 齚酸ェチルで抽出した。 有機層 は、 水、 飽和食塩水で洗浄した後、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した。 溶媒を減圧留 去して得られた残渣を酢酸ェチルから再結晶することによって、 表題化合物を得た (1. 2 g, 52 %) 。
¾ NMR (DMS0-d6, 300 MHz) δ 8. 49 (s, 1 Η) , 8. 34 (d, 2 Η, J = 8. 8 Hz) , 7. 62 (d, 2 H, J = 8. 8 Hz) .
実施例 1 2 1— 3
(1 -ァリル- 1H - 1, 2, 4 -トリアゾール- 5-ィノレ)(4 -ク口口フエニル)メタノンの合成
実施例 1 2 1—2の化合物 (1. 2 g, 5. 78 隱 ol) を 40 mlの DM Fに溶かして、 室温下攪拌した。 水素化ナトリウム (254 mg, 6. 36 mmol) を加えた後、 50°Cで 2時 間攪拌した。 さらに反応溶液中に、 50°Cのまま臭化ァリル (699 mg, 5. 78 mmol) を加えた。 50°Cで 5時間 30分攪拌した後、 室温に温度を下げ、 水を加えて酢酸ェチ ルで抽出した。 有機層は、 水、 飽和食塩水で洗浄した後、 無水硫酸ナトリウムで乾 燥した。 溶媒を減圧留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー で精製することによって、 表題化合物を得た (337 mg, 24 %) 。
L NMR (CDC13, 300 MHz) δ 8. 34 (d, 2 H, J = 8. 6 Hz) , 8. 06 (s, 1 H), 7. 50 (d, 2 H, J = 8. 6 Hz) , 6. 07 (ddt, 1 H, J = 17. 6, 10. 3, 5. 9 Hz) , 5. 28 (d, 1
H, J = 10.3 Hz), 5.24 (d, 2 H, J = 5.9 Hz) , 5.24 (d, 1 H, J = 17.6 Hz). 実施例 1 2 1—4
3- {[(3— {(IE) -3- [5— (4 -ク口口べンゾィル) -1H - 1,2, 4-トリアゾール -1-ィル]プロ プ- 1-ェン -1-ィノレ }フェニル)スルホニル]アミノ } -2-メチルプ口パン酸の合成 実施例 1 2 1— 3の化合物と実施例 1 03— 1の化合物を用いて、 実施例 1 2と同 様にして、 表題化合物を合成した。
LC-MS (method B) r. t. 4.20 min., m/z 489 ( +l)
実施例 1 2 1と同様にして、 実施例 1 22、 実施例 1 2 3の化合物を合成した。
実施例 1 24
3-[(3-{(1Ε)- 3- [2- (1-ベンゾチェン- 2-ィルカルボ二ル)- 1H-ィミダゾール -1-ィル] プロプ- 1-ェン- 1-ィル}フェニル)スルホニル] -2, 2-ジメチルプロパン酸の合成 実施例 1 24— 1
3 - [ (3-ブロモフエニル)チォ] -2, 2-ジメチルプ口パン酸メチル
、
Me02C、
、S' Br
2,2 -ジメチル -3-ヒ ドロキシプロピオン酸メチル (2.19 g, 16.53 mtnol) を 60 mlの THFに溶かして、 室温下攪拌し、 トリェチルァミン (2.11 g, 20.83 mmol) 、 メ シルク口ライド (1.95 g, 17.03 mmol) を順次加えた。 室温下 3時間撹拌した後、 水を加えて酢酸ェチルで抽出した。 有機層は、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、 飽 和食塩水で洗浄した後、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した。 溶媒を減圧留去して得ら れた残渣を DMF (10 ml) に溶解し、 この DMF溶液を室温下 3 -プロモチォフエ ノール (2.00 g, 10.56 mmol) 、 炭酸カリ ゥム (2.19 g, 15.84 mmol) 、 炭酸セシ ゥム (344 mg, 1.06 mmol) の DMF (50 ml) 混合液に加えた。 60°Cに昇温し 8時
間撹拌した後、 室温まで冷却し、 水を加えて酢酸ェチルと トルエンで抽出した。 有 機層は、 飽和食塩水で洗浄した後、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した。 溶媒を减圧留 去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することによつ て、 表題化合物を得た (2.76 g, 86 %) 。
lH NMR (CDC13, 300 MHz) 57.50 (dd, 1H, J=l.9, 1.9 Hz), 7.32—7.27 (m, 2H), 7.13 (dd, 1H, J=8.0, 8.0 Hz), 3.60 (s, 3H), 3.17 (s, 2H), 1.29 (s, 6H).
実施例 124— 2
3 - [ (3-ブロモフエニル)スルホ -ル] -2, 2 -ジメチルプ口パン酸メチルの合成
実施例 124— 1の化合物 (1.56 g, 5.14隱 ol) を 50 mlの酢酸に溶かして、 タン ダステン酸ナトリゥムニ水和物 (1 g) 、 水 (20 ml) 、 30%過酸化水素水 (5 ml) 、 メタノール (5 ml) を室温下加え、 70°Cに昇温し、 3時間撹拌した。 室温まで冷 却した後、 10%チォ硫酸ナトリゥム水溶液を加えてクロロホルムで抽出した。 有機 層は、 水で洗浄した後、 無水硫酸ナトリウムで乾燥した。 溶媒を減圧留去して得ら れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、 トルエンで共沸するこ とによって、 表題化合物を得た (1.63 g, 95 %) 。
LH NMR (CDC13, 300 MHz) δ 8.04 (dd, 1 H, J = 1.9, 1.9 Hz), 7.85 (br-d, 1 H, J = 7.9 Hz) , 7.78 (br-d, 1 H, J = 7.9 Hz), 7.45 (dd, 1 H, J = 7.9, 7.9 Hz), 3.71 (s, 3 H), 3.48 (s, 2 H), 1.43 (s, 6 H).
LC-MS (method B) r. t. 4.07 min., m/z 335 (M+l)
実施例 124— 3
(1-ァリル- 1H-ィミダゾール- 2 -ィノレ) (1-ベンゾチォフェン- 2 -ィル)メタノンの合成
'実施例 20— 3と同様にして、 表題化合物を得た。
Ή NMR (CDC13, 300 MHz) δ 8.87 (s, 1H), 7.95 (d, 1H, J=7.9Hz) , 7.89 (d, 1H, J=7.9Hz) , 7.46 (dd, 1H, J=7.9, 7.9Hz), 7.40 (dd, 1H, J=7.9, 7.9Hz),
7.32 (m, 1H), 7.20 (m, 1H), 6.08 (ddt, 1H, J=17.7, 10.6, 5.8Hz), 5.26 (d, 1H, J=10.6 Hz), 5.15 (d, 1H, J=17.7Hz), 5.14 (d, 2H, J=5.8 Hz) .
実施例 1 24— 4
3- [ (3- { (IE) -3- [2- (1-ベンゾチェン -2-ィルカルボ二ル)- 1H-ィミダゾール- 1-ィノレ] プロプ- 1 -ェン -1 -ィノレ)フェニル)スルホニル] -2, 2 -ジメチルプ口パン酸の合成
実施例 1 24— 2の化合物と実施例 1 24— 3の化合物から、 実施例 1 2と同様に して表題化合物を得た。
LC-MS (method A) r. t. 2.25 min. , m/z 509 (M+l)
実施例 1 24と同様にして、 実施例 1 2 5から実施例 1 30の化合物を合成した。
実施例 131
1 - [ (3- { (IE) -3- [2- (4-メチノレべンゾィル) -1H -ピ口一ル- 1 -ィノレ]プロプ-卜ェン- 1- ィル }フエニル)スルホニル]シク口プロパン酸の合成
実施例 1 3 1— 1 .
[(3-プロモフエニル)チォ]ァセトニトリルの合成
3-ブロモチォフエノール(5g, 26.5 mmol) 、 クロロアセトニトリル(1.8g, 23.8 mmol) 炭酸ナトリゥム(4.2 g, 39.6 隱 ol)を加えアセトン (80 ml) 中 50°Cで 4時 間攪拌した。 この反応液に酢酸ェチルと 10%クェン酸水溶液を加え有機層を分離し 、 無水硫酸ナトリウムで乾燥、 ろ過、 溶媒留去した。 残渣をシリカゲルカラムクロ マトグラフィ一で精製し (へキサン:酢酸ェチル =10 : 1) 、 表題化合物を得た ( 5.8 g、 96%)
'Η NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.68 (t, 1H, J=L8 Hz), 7.51 (ddd, 1H, J=l.0, 1.8, 8.0 Hz), 7.49 (ddd, 1H, J=l.0, 1.8, 8.0 Hz), 7.27 (t, 1H, J=8.0 Hz),
3.60(s, 2H).
実施例 131— 2
1 - [(3-ブロモフエ二ノレ)チォ]シクロプロパンカルボ二トリルの合成
NC乂 S^1^ "Br
実施例 131— 1の化合物(600 mg, 2.6 ol) 1 , 2-ジブロモェタン(564 mg, 3 mmol)の T H F溶液にビス(トリメチルシリノレ)アミ ドカリウムの 15°/。トルェン溶液(5 ml)を氷冷下で加えて 1時間攪拌した。 この反応液にトルエンと水を加え有機層を抽 出して、 溶媒留去した。 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し (へ キサン:酢酸ェチル =30 1) 、 表題化合物を得た。 (250mg 37 %)
NMR (CDC13, 400 MHz) 6 7.61 (t, 111, J= 1.8 Hz), 7.46 (dd, 1H, J= 8.0, 1.8 Hz), 7.46 (dd, 1H J= 8.0, 1.8 Hz), 7.27 (t, 1H, J= 8.0 Hz) , 1.75 (dd, 2H, J= 5.3, 8.0 Hz), 1.42 (dd, 2H, J= 5.3, 8.0 Hz).
実施例 131—3
1 - [ (3-ブロモフェ二ノレ)チォ]シクロプロパン酸メチルの合成 H3C02C又'' S ^I Br
実施例 13 1— 2の化合物(240 mg, 0.94mmol)にエタノール(5 ml) 3N水酸化 カリウム水溶液(1 ml)を加えて、 オートクレーブ中、 175°Cで 5時間攪拌をおこなつ た。 得られたカルボン酸体を混合物のまま、 チォユルク口ライド(472 μ ΐ, 6.57 ol) とメタノール(1 ml)中 50°Cで攪枰した。 この反応液に酢酸ェチルと水を加 え有機層を分離し、 有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、 溶媒留去した。 残渣を シリカゲルカラムクロマト精製し (へキサン:酢酸ェチル =10 1) 、 表題化合物 を得た(210mg 78 %)。
画 R (CDC13, 400 MHz) 6 7.41 (dd, 1 H, J=l.8, 1.8 Hz), 7.29 (ddd, 1H, J=l.8, 1.8, 7.8 Hz), 7.21 (ddd, 1H, J=l.8, 1.8, 7.8 Hz), 7.14 (t, 1H, J= 7.8, 7.8 Hz), 3.72 (s 3H), 1.83 (dd, 2H, J=4.3, 7.5 Hz), 1.37 (dd, 2H, J=4.3, 7.5 Hz)
実施例 131—4
1-[(3-{(1Ε)-3-[2- (4-メチルベンゾィノレ) -1H -ピロール- 1-ィノレ]プロプ-卜ェン -1- ィル }フエニル)スルホニル]シクロプロパン酸の合成
実施例 1 3 1 — 3の化合物と参考例 1一 3の化合物より、 実施例 8 6— 2と同様に パラジウムカップリング、 加水分解後、 実施例 1 2 4— 2と同様に酸化することに より、 表題化合物を合成した。
LC-MS (method A) r. t. 2.21 min. , m/z 450 (M+l)
実施例 1 3 2
N -べンジル -N- (3 - {( IE) -3- [ 2 -(4-メチルべンゾィル) - 1H-ピロール- 1 -ィル]プロプ- 卜ェン -1-イノレ}ベンジル)グリシンの合成
実施例 1 3 2— 1
N- (3-ブロモベンジル) -N- (tert-ブトキシカルボニル)グリシンェチルエステルの合 成
ao2c^ ^
Boc" 、Br
N- Boc-グリシンェチルエステル (1.0 g, 4.92 mmol) の THF (20 mL) 溶液に t-ブ トキシカリウム (607 mg, 5.40 mmol) を加えた後、 3 -プロモベンジルブロミ ド ( 1.54 g, 6.16 mmol) を加えて室温で 6時間攪拌した。 反応溶液に 5%硫酸水素カリ ゥム水溶液を加えて酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄した後、 硫 酸マグネシウムで乾燥し、 溶媒を減圧溜去した。 残渣をシリカゲルク口マトグラフ ィ一 (へキサン/酢酸ェチル =5/1) で精製し、 表題化合物 (940 mg, 2.52 mmol, 51%) を得た。
lW NMR(CDC13, 400ΜΗζ) δ 7.41-7.39 (m, 2 Η) , 7.22-7.16 (m, 2Η), 4.51-4.46 (m, 2Η), 4.20-4. 14 (m, 2Η) , 3.93—3.77 (m, 2Η), 1.47 (s, 9Η), 1.28—1.22 (m, 3 H).
実施例 1 3 2— 2
N- (tert-ブトキシカルボニル) -N- (3- { (1E) -3- [2- (4-メチルべンゾィル) -1H-ピロ一
ノレ- 1-ィル]プロプ- 1-ェン -1-ィル}ベンジル)グリシンェチルエステルの合成
実施例 132— 1の化合物 (920 mg, 2.47 mmol) の 1,4-ジォキサン (10 mL) 溶 液に参考例 1—3の化合物 (600 mg, 2.66 mmol) 、 ジシクロへキシルメチルアミ ン (600 mg, 2.66 mmol) 、 ビス (トリ t-ブチルホスフィン) パラジウム (70 mg, 137 /xmol) を加えた後、 80°Cで 10時間攪拌した。 反応溶液に 5%チォ硫酸ナトリウ ム水溶液を加えて酢酸ェチルで抽出し、 有機層を水、 飽和食塩水で洗浄した後、 硫 酸マグネシゥムで乾燥し、 溶媒を減圧溜去した。 残渣をシリ力ゲルク口マトグラフ ィー (へキサン/齚酸ェチル = 5/1) で精製し、 表題化合物 (1.10 g, 2.13 mmol, 86%) を得た。
LH NMR (CDC13, 400 MHz) 6 7.73 (d, 2H, J=8.1 Hz), 7.26-7.20 (m, 5H), 7.14— 7.07 (tn, 1H), 7.05 (dd, 1H, J=l.7, 2.5 Hz), 6.77 (dd, 1H, J=l.7, 4.0 Hz), 6.51-6.39 (m, 2H) , 6.21 (dd, 1H, J=2.5, 4.0Hz), 5.20 (d, 2H, J=4.2Hz) , 4.51 —4.46 (m, 2H), 4.17—4.11 (m, 2H), 3.89—3.74 (m, 2H), 2.43 (s, 3H), 1.46 (s, 9H), 1.27-1.21 (m, 3H).
実施例 132— 3
N -べンジル- N- (3- { (IE) -3- [2- (4-メチルベンゾィル)- 1H-ピ口一ル- 1-ィル]プロプ- 1 -ェン- 1-イノレ}ベンジル)グリシンェチルエステルの合成
実施例 132— 2の化合物 (160 mg, 310 /xmol) のクロ口ホルム (5 mL) 溶液 に 4 N塩酸 /1, 4-ジォキサン溶液 (1 mL) を滴下し、 40°Cで 3時間攪拌した後、 反応 溶液を濃縮乾燥した。 残渣に DMF (4 mL) を加えた後、 炭酸カリゥム (200 mg, 1.44 mmol) 、 ベンジルブロミ ド (100 μΐ, 840 μ mol) を加えて、 40°Cで 5時間攪 拌した。 反応溶液に水を加えて酢酸ェチルで抽出し、 有機層を飽和食塩水で洗浄し
た後、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 溶媒を減圧溜去した。 残渣をシリカゲルクロマ トグラフィー (へキサン/酢酸ヱチル =5/1) で精製し、 表題化合物 (90 mg, 178 μπιοΐ, 57%) を得た。
LH NMR (CDC13, 400 MHz) δ 7.74 (d, 2H, J=8. 1 Hz), 7.38-7.35 (m, 3H), 7.32— 7.28 (m, 3H), 7.26—7.21 (m, 5H), 7.06 (dd, 1H, J=l.7, 2.5 Hz), 6.77 (dd, 1H, J=l.7, 4.0 Hz) , 6.51 (brd, 1H, J=15.9 Hz), 6.43 (dt, 1H, J=15.9, 5.6 Hz), 6.21 (dd, 1H, J=2.5, 4.0Hz), 5.20 (d, 2H, J=5.6Hz), 4. 14 (q, 2H, J=7. 1 Hz), 3.79 (s, 2H), 3.78 (s, 2H), 3.27 (s, 2H), 2.43 (s, 3H), 1.25 (t, 3H, J=7. 1 Hz).
実施例 1 3 2— 4
N -べンジル -N- (3- {(IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィル) - 1H-ピロール-卜ィノレ]プロプ- 1-ェン -1-ィル }ベンジル)グリシンの合成
実施例 1 3 2— 3の化合物 (90 mg, 178 μ ηιοΐ) の THF (3 mL) /メタノール (3 mL) 溶液に 2 N水酸化ナトリウム水溶液 (1 mL) を加えて、 室温で 1時間攪拌した。 反応溶液を濃縮後、 5%硫酸水素力リゥム水溶液を加えて酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄した後、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 溶媒を減圧溜去後 乾燥させて表題化合物 (75 mg, 157 mol, 88%) を得た。
lW NMR (CDC13, 400MHz) δ 7.73 (d, 2H, J=8.1Hz) , 7.38—7.27 (m, 8H), 7.25 (d, 2H, J=8. 1Hz), 7. 19 (d, 1H, J=7. 1Hz), 7.06 (dd, 1H, J=l.7, 2.5Hz), 6.78 (dd, 1H, J=l.7, 4.0Hz) , 6.51—6.40 (m, 2H), 6.21 (dd, 1H, J = 2.5, 4.0Hz), 5.20 (d, 2H, J=4.0Hz), 3.83 (s, 2H), 3.81 (s, 2H), 3.33 (s, 2H), 2.43 (s, 3H).
実施例 1 3 2と同様にして、 実施例 1 3 3から実施例 1 3 6の化合物を合成した。
N- (3- { (IE) -3- [2- (4-メチルベンゾィノレ) -1H-ピ口ール -1-ィノレ]プロプ -1 -ェン—1-ィ ル}ベンジノレ) -N- (フエノキシ力ルポ二ノレ)グリシン
実施例 1 3 7— 1
N- (3- { (1E) -3- [2- (4-メチルベンゾィノレ) -1H-ピ口一ル- 1-ィノレ]プロプ -1-ェン -1-ィ
ル}ベンジル) _N- (フエノキシカルボ二ノレ)グリシンェチルエステノレの合成
実施例 1 3 2— 2の化合物 (160 mg, 310 ^mol) のクロ口ホルム (5 mL) 溶液 に 4 N塩酸 /1, 4-ジォキサン溶液 (1 mL) を滴下し、 40°Cで 3時間攪拌した後、 反応 溶液を濃縮乾燥した。 残渣に THF (4 mL) を加えた後、 トリェチルァミン (200 μ g, 1.43 mmol) 、 クロ口炭酸フエニル (100 μ L, 797 /imol) を加えて、 室温で 5 時間攪拌した。 反応溶液に水を加えて酢酸ェチルで抽出し、 有機層を飽和食塩水で 洗浄した後、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 溶媒を減圧溜去した。 残渣をシリカゲル クロマトグラフィー (へキサン/酢酸ェチル = 3/1) で精製し、 表題化合物 (110 mg, 205 μπιοΐ, 66%) を得た。
¾ NMR (CDC13, 400MHz) δ 7.73 (d, 2H, J=8.1 Hz), 7.39-7.19 (m, 9H) , 7.14- 7.12 (m, 2H), 7.05 (dd, 1H, J=l.7, 2.5 Hz), 6.77 (dd, 1H, J=l.7, 4.0 Hz), 6.51-6.39 (m, 2H), 6.21 (dd, 1H, J=2.5, 4.0 Hz), 5.20 (d, 2H, J=3.1 Hz), 4.72-4.62 (m, 2H), 4.21-4.15 (m, 2H), 4.01—4.00 (m, 2H) , 2.43 (s, 3H), 1.28-1.22 (m, 3H).
実施例 1 3 7— 2
N- (3- { (IE) -3- [2- (4-メチルべンゾィル) - 1H-ピ口ール-卜ィノレ]プ口プ -1-ェン- 1 -ィ ル}ベンジル) -N -(フエノキシカルボニル)グリシンの合成
実施例 1 3 7— 1の化合物 (110 mg, 205 umol) の THF (3 mL) /メタノール (3 mL) 溶液に 2 N水酸化ナトリゥム水溶液 (1 mL) を加えて、 室温で 1時間攪拌した。 反応溶液を濃縮後、 5%硫酸水素カリゥム水溶液を加えて酢酸ェチルで抽出した。 有機層を飽和食塩水で洗浄した後、 硫酸マグネシウムで乾燥し、 溶媒を減圧溜去後 乾燥させて表題化合物 (105 mg, 205 zmol, quant) を得た。
!H NMR (CDCL, 400 MHz) δ 7.73 (d, 2H, J=8.1 Hz), 7.38-7.18 (m, 9H),
7.14 —7.12 (m, 2H), 7.05 (dd, 1H, J=l.7, 2.5Hz), 6.78 (dd, IH, J=l.7, 4. OHz) , 6.50—6.41 (m, 2H), 6.21 (dd, IH, J = 2.5, 4.0Hz), 5.20 (m, 2H); 4.72-4.62 (m, 2H), 4.01—4.00 (m, 2H), 2.42 (s, 3H).
実施例 1 3 7と同様にして、 実施例 1 3 8から実施例 1 4 2を合成した。
上記実施例と同様にして、 以下の化合物が合成できる t 上記実施例と同様にして、 以下の化合物が合成できる (
P PAR c または γァゴニスト活性の評価
レポ一タープラスミ ドの作成
ヒ ト PPARaのリガンド結合領域 (ァミノ酸残基 167— 468を含む) をコ ードする遺伝子断片、 またはヒ ト P PAR Yのリガンド結合領域 (アミノ酸残基 2 04— 505を含む) をコードする遺伝子断片取得を、 酵母 GAL4蛋白の DNA 結合領域を含む発現ベクター ρΜ (クローンテック) のマルチクローニングサイ ト に挿入し、 GAL 4蛋白 DNA結合領域とヒ ト PPARaまたは γリガンド結合領 域の融合蛋白を発現するベクタープラスミ ドを得た。
レポータープラスミ ドとして、 ホタルルシフェラーゼ遺伝子を含む pGL 3 - b a s i cベクター (プロメガ) に GAL 4蛋白応答配列 UASとゥサギ ]3グロビン プロモーターを挿入したものを用いた。
形質転換効率の補正用に、 1 a c Z遺伝子を含むプラスミ ド p ]3 g a l c o n t r o l (クローンテック) を用いた。
ルシフェラーゼアツセィ
COS— 1細胞は、 5%活性炭 'デキストラン処理ゥシ胎児血清 (ギブコ) を含
むフエノールレッド不含ダルベッコ改変イーグル培地 (DMEM) (ギブコ) を用 い、 5%二酸化炭素存在下、 37 °Cで培養した。 COS— 1細胞を 24ゥエルプレ —トに 5 X 104個 ウエルの密度で播種し、 ー晚培養した。 培地を 5%活性炭 · デキス トラン処理ゥシ胎児血清不含培地に交換し、 1ゥエル当たり、 GAL4— P PAR αまたは Y発現プラスミ ド 5 n g、 レポータープラスミ ド 50 n g、 ρ β g a l c o n t r o l 350 n gの DNAをリポフエク トァミンプラス試薬 ( ギブコ) を用いてトランスフエクシヨンした。 4時間培養後、 培地を 5%活性炭 · デキス トラン処理ゥシ胎児血清含有培地に交換し、 本発明化合物を最終濃度 1 μΜ または 10 μΜとなるように添加した。 24時間培養後、 ルシフェラーゼアツセィ システム (プロメガ) 添付の細胞溶解液を用いて細胞を溶解し、 同添付のルシフエ ラ一ゼ測定試薬を用いて、 ルミノメーターにてルシフェラーゼ活性を測定した。 β 一ガラクトシダーゼ活性は、 ]3—ガラクトシダーゼ酵素測定システム (プロメガ) を用いて測定し、 形質転換効率を補正した。
P PAR αまたは γァゴニスト活性は、 対照として溶媒 (DMSO) を添加した ゥエルのルシフェラーゼ活性を 1とした相対活性で示した。 10 μΜでの PPAR αァゴニスト活性、 P PAR γァゴニスト活性は以下の表に示した。
被験物質 PPARaァゴ PPARyァゴ 被験物質 PPARaァゴ PPARyァゴ (実施例 ニス ト活性 ニス ト活性 (実施例 ニス ト活性 ニス ト活性 番号) (ΐθ ίΜ) (10 μΜ) 番号) (ΙΟμΜ) (10 μΜ)
1 20. 2 4. 2 28 2 1. 5 6. 8
2 1 6. 4 6. 0 30 1 6 · 1 7. 1
3 3 7. 0 7. 3 34 30. 6 8. 7
4 2 3. 0 4. 7 36 38. 3 5. 9
5 43. 5 4. 1 37 32. 8 4. 7
6 1 7. 1 2. 8 38 14. 2 5. 2
7 3 2. 1 8. 7 40 1 1. 5 4. 5
8 3. 9 2. 5 4 1 1 6. 9 5. 1
9 8. 9 4. 8 43 1 1. 3 6. 5
1 0 2 7. 0 7. 4 52- 5 20. 9 5. 5
1 1 7. 2 2. 7 54- 5 1 5. 5 7. 5
1 2-3 28. 1 1. 5 6 2- 2 2 1. 9 1 1. 3
1 3- 3 24. 8 4. 2 68 1 2. 3 5. 1
1 4-3 28. 3 5. 0 72 22. 5 5. 6
1 5-4 24. 3 2. 7 73 32. 0 9. 3
1 6 2. 0 1. 5 74 1 1. 9 3. 0
1 7 5. 5 5. 4 75 1 8. 5 6. 1
1 8 2. 0 1. 6 76 23. 1 6. 8
7 9 9. 2 5. 0 1 03- 1 2. 9 6. 0
2
8 1 1 5 0 6. 8 1 08 8. 2 1. 7
8 6 - 2 2 1. 9 3. 5 1 1 7- 3. 5 3. 5
2
8 7- 5 1 1 2 6. 4 1 1 8- 2. 8 4. 3
2
9 1 -4 1 0 9 3. 7 1 34- 1 9. 0 6. 2
3
1 00 1 5 2 5. 8 1 35- 27. 8 8. 8
3
1 02- 1 1 8 3. 1 1 38- 9. 3 4. 1
2 2 実施例 1 44
初代培養肝細胞を用いた糖新生阻害作用の評価
腿
ラット: wistarラット(雄、 7週齢、 SPF規格)日本チャールズリバ一より購入し、
1週間の検疫の後に使用した。 肝細胞調製の前日より一晩絶食した後に実験に使用 した。
前還流液: NaCl 8g/L, KC1 0. 4g/L, NaH2P04 · 2H20 0. 078g/L, Na2HP04 · 12H20 0. 151g/L, HEPES 2. 38g/L, Phenol red 0. 006g/L, EGTA 0. 19g/L, NaHC03 0. 35g/L, Glucose 0. 9g/L (pH7. 2)を 0. 22 μ mフィルター濾過して使用した。
コラゲナーゼ溶液: NaCl 8g/L, KC1 0. 4g/L, NaH2P04 · 2H20 0. 078g/L, Na2HP04 · 12H20 0. 151g/L, CaCl2 0. 56g/L, HEPES 2. 38g/L, Phenol red 0. 006g/L,
Collagenase 0. 5g/L, Trypsin inhibitor 0. 05g/L, NaHC03 0. 35g/L (pH7. 5)を 0. 22 mブイノレタ一濾過して使用した。
William' s E培地(WE培地) :液体培地(500ralボトル)をギブコより購入し、 10%FBSおよび 2mMグルタミンを添加して使用した。
Krebs-Henseleit Solution (KHS) : NaCl 6. 92 g/L, KC1 0. 354g/L, CaCl2
0. 258g/L, KH2P04 0. 162g/L, gS04 · 7H20 0. 292g/L, NaHC03 2. lg/L (pH7. 5)を 0· 22 μ mフィルタ一濾過して使用した。
初代培養肝細胞の調製
一晩絶食処置したラットにネンプタール麻酔を施し、 開腹する。 門脈に力ニュー レを留置したのちに、 腹部静脈を切開し、 灌流を開始した。 前還流液にて 3〜5分間 灌流した後、 コラゲナーゼによる灌流を 6〜10分間行った。 肝臓を摘出し、 メスに て細切し、 WE培地にて懸濁した。 懸濁液を細胞濾過器にて濾過し、 濾液を 600rpmX 1分間遠心分離した。 上清を除去し、 KHSを加えて懸濁し、 再度遠心分離した。 同様 の操作を再度繰り返し、 得られた肝細胞を KHSにて 6 X 105 cells/mlに希釈し、 ゼラ チンコートした 24ゥエルプレートに 0. 5ml/wellにて播種した。
肝糖新生阻害作用の測定
上記で調製した肝細胞に薬剤および基質を添カ卩して全量を lml/wellとし、 37°C /5 C02条件下において 3時間培養後の上清を回収した。 基質としては乳酸ノビルビ ン酸( 1 OmM/lmM)を用いた。 回収した上清中のグルコース濃度をムタロターゼ -G0D法 にて測定し肝糖新生量を算出した。 メ トホルミン(10mM)をポジティブコントロール として使用し、 その糖新生抑制率を 100%として各薬剤の作用を相対値として算出し た。 結果を下記表に示した。
被検物質 肝糖新生阻害
ίττ,' -口
実施例番号 lOuM
実施例 2 42. 9
実施例 3 53. 1
実施例 4 46. 6
実施例 5 11. 0
実施例 7 31. 3
実施例 1 4 5
実施例に記載の被検物質を 0. 5% カルボメチルセルロース溶液に溶解または懸濁 し、 7から 8週齢の雄性 db/dbマウスに最終投与量として、 30 mg/kgとなるよう 1日 1 回 2週間強制経口投与した。 最終日に、 尾静脈より採取した血液に直ちに過塩素酸 を添加して除蛋白処置を施した後、 グルコース c nテス トヮコー (和光純薬工業) を用いて血糖値を測定した。
血糖降下作用は、 以下の計算式により導いた。
Vehicleの血糖値 (最終日)ー被検物質投与群の血糖値 (最終日)
血糖降下作用(%): X 1 0 0
Vehicleの血糖値(最終日) 被験物質 (実施例番号) 血糖降下作用 (%)
実施例 3 8 2 6 . 4
実施例 7 5 2 5 . 0