明 細 書
C C R拮抗作用を有する化合物の用途 技術分野
本発明は、 C Cケモカイン受容体 (以下、 C C Rと略称する場合がある) 拮抗 作用を有するを有する化合物を含有してなる臓器移植時における移植片対宿主病 および Zまたは拒絶反応の予防 ·治療剤、 慢性関節リウマチ、 自己免疫疾患、 ァ レルギ一性疾患、 虚血性脳細胞障害、 心筋梗塞、 慢性腎炎、 動脈硬化の予防 ·治 療剤およびこれらの予防 ·治療をする方法に関する。 背景技術
IgA腎炎や糖尿病性腎症な 、 糸球体硬化を伴う腎疾患は腎不全に陥る危険性 が高く、 患者の Q0Lを低下させるだけでなく予後も悪い場合が多い。 糸球体の硬 化は細胞外マトリックスの過剰な沈着ゃメサンギゥム領域の拡大によるが、 それ 以前にマクロファージなどの炎症性細胞の浸潤により各種メディエー夕-やサイ トカインなどが放出され組織のリモデリングが進行する。 その際、いわゆるケモ カインに属す分子群が各種のケモカインレセプターを介してマクロファージ等、 炎症に関わる細胞を活性化させる (例えば、 非特許文献 1参照。 ) 。 したがって、 ケモカイン拮抗化合物を投与することによりケモカインの作用を阻止すれば、 マ ク口ファージなどの炎症性細胞の糸球体硬化に及ぼす影響を抑制できると発明者 らは推測する。 従来、 ACE阻害剤や ATI阻害薬が腎線維化抑制を狙って治療に用い られているが、 病態の進行した患者には血行動態の変化が腎機能に悪影響を与え る可能性があるため処方されていない。 血行動態に影響のない線維化抑制薬の開 発が望まれている。 最近、 ケモカインレセプターの一種である CCR5遺伝子多形と 2型糖尿病患者の腎障害発症率に関連があることが報告された (例えば、 非特許 文献 2参照。 ) 。 また、 実験的な糸球体腎炎モデルにおいて CCR5アン夕ゴニスト である A0P- RANTESが線維化を抑制する (例えば、 非特許文献 3参照。 ) 。 これら のことから、 ケモカイン受容体をプロックすれば腎障害を抑制できると発明者は
推測する。 しかしながら、 低分子のケモカイン拮抗化合物が糸球体腎炎などの腎 障害を抑制するという報告はなされていない。
脳梗塞に代表される虚血性脳血管障害は、 脳血管の狭窄、 閉塞あるいは灌流圧の 低下による脳血流低下が原因で生じる脳組織傷害および脳機能障害で、 超急性期 には脳血流低下による脳エネルギー代謝障害、 細胞膜脱分極によるダル夕ミン酸 の異常遊離、 細胞内カルシウム上昇による各種酵素 (プロテアーゼ、 リパーゼほ 力 の活性化、 各種活性酸素の上昇などがそこに関与すると考えられている。 その治療薬としては、 詰った血栓を溶解することを目的とした血栓溶解薬 (t PA) 、 また血栓の拡大 ·再発の予防を目的とした抗血小板薬および抗凝固薬が 使われている。 しかし、 いずれも効果が明確でなかったり、 また時間的治療域の 制限で適用対象となる患者が極端に少なかったりで、 期待された効果は認められ ていない。
また、 傷害カスケードの遮断による脳組織保護を目標に、 グルタミン酸拮抗薬、 カルシウム拮抗薬、 抗酸化薬など様々な作用機序の薬剤が脳梗塞急性期治療薬と して開発されたが、 未だ臨床試験で有効性が確認されたものはない。 そのため、 有効な脳保護薬が切望されている。 時間的治療域の観点から、 一次脳組織傷害に より惹起され、 組織傷害の拡大に関わると考えられる炎症反応を夕ーゲットとし た脳保護薬の可能性が示唆されている (例えば、 非特許文献 4参照。 ) 。
脳虚血により、 病巣部において各種炎症性サイトカインの上昇が確認されている (例えば、 非特許文献 5および非特許文献 6参照。 ) 。 それらは、 脳組織傷害の 拡大、 進行に作用すると考えられており、 それらサイト力インが作用する受容体 (CCR、 CXCR、 CR、 CX3CR) の拮抗薬は、 脳梗塞に代表される虚血性脳傷害の拡大 を抑制することが期待される (例えば、 非特許文献 7参照。 ) 。 また、 同様の脳 組織障害の拡大は、 その他の脳血管障害 (脳出血、 くも膜下出血など) 、 頭部外 傷、 さらに脳内の炎症反応が病巣の進行に関わると考えられるアルツハイマー病、 多発性硬化症 (MS) 、 AIDS脳症などにも見られ、 それらの中枢神経変性疾患の進 行、 拡大にも有効と考えられる。 これらのことから、 ケモカイン受容体をブロッ クすればこれら脳血管障害、 頭部外傷を抑制できると発明者は推測する。 しかし ながら CCR拮抗作用を有する化合物がこれらの脳血管障害、 頭部外傷の治療に有
効であることは確認されていない。
変形性関節症 (os teoar thr i t i s) は関節軟骨の変性を基盤とした慢性の進行性疾 患である。 変形性関節症では、 加齢、 過度の力学的負荷や炎症により軟骨基質が 破壊され、 軟骨特有の柔軟性ならびに弾力性が消失して関節機能に障害をきたす。 変形性関節症を治療するには、 軟骨破壊を阻止する、 あるいは遅らせることが重 要である。 しかし、 現在変形性関節症に対して臨床で使用されている薬剤は、 鎮 痛抗炎症薬 (ステロイド薬、 nons teroi dal ant i inf l ammatory drugs) や関節軟 骨保護薬 (ヒアルロン酸製剤) のような対症療法薬だけである。 したがって、 関 節軟骨の構造的な変性を改善するような薬剤が治療薬として望まれている。
軟骨破壊は、 軟骨基質のプロテオダリカンおよび I I型コラーゲンの分解によって 引き起こされる。 軟骨破壊に関わる細胞は、 関節を構成している軟骨細胞や滑膜 細胞である。 インターロイキン- 1 (IL-1) のような炎症性サイト力インの刺激に より細胞のァグリカナーゼやマトリックスメ夕口プロテア一ゼの産生が高まり、 これらの酵素が直接、 軟骨基質を分解する。 この一連のプロセスの中に軟骨破壊 抑制薬の夕ーゲッ卜があると考えられる。
変形性関節症およびケモカインとの関連については、 変形性関節症患者由来の軟 骨細胞および滑膜細胞において種々のケモカインの産生がみられ、 炎症性サイト 力インの刺激により強力に促進される事実が報告されている (例えば、 非特許文 献 8および非特許文献 9参照。 ) 。 実際に、 変形性関節症患者の関節液中では、 高いレベルのケモカインが検出される (例えば、 非特許文献 1 0参照。 ) 。 さら に最近、 軟骨細胞および滑膜細胞にもケモカインレセプターが存在し、 特定のケ モカインがこのレセプ夕一を介してサイトカインゃマトリックスメタ口プロテア —ゼの産生を促し、 軟骨破壊を誘導する事実が明らかにされ (例えば、 非特許文 献 1 1および非特許文献 1 2参照。 ) 、 変形性関節症病態の進展にケモカインが 密接に関与することが示唆されている。 したがって、 ケモカイン拮抗化合物を投 与することにより軟骨細胞や滑膜細胞へのケモカインの結合を阻止すれば、 変形 性関節症の軟骨破壊を抑制できると発明者は推測する。 しかしながら、 低分子量 のケモカイン拮抗化合物が変形性関節症の軟骨破壊を抑制するという報告は未だ なされていない。
慢性関節リゥマチでは、 初期に関節滑膜微小血管からの炎症性細胞浸潤が起こり、 炎症の慢性化、 滑膜細胞の肥厚化へと進行する。 この関節内細胞浸潤には種々の ケモカインが関与する。 慢性関節リウマチでは IL- 8、 GR0などの CXCケモカインや RANTES, MIP-1 α , MIP-1 /3 , MCP-1などの CCケモカインの発現が亢進している。 これらは浸潤細胞や異常増殖した滑膜細胞により産生されている。 同様に慢性関 節リゥマチで産生が亢進している TNF- αなどの炎症性サイトカインはこれら細胞 からのケモカインの産生を強く誘導する。 ケモカインは関節内に多数浸潤したそ れぞれの受容体を有する細胞に作用して、 悪循環的に更なる炎症性細胞浸潤を亢 進させる。 従来、 このような浸潤細胞の増殖や滑膜細胞の異常増殖を抑えるため にメソトレキセート等の化合物が使われ、 またケモカインの発現亢進を抑えるこ とも目的として生物製剤による抗 TNF-ひ療法等が行われているが、 前者は強い副 作用、 後者は高い薬剤費という問題を抱えており、 より安定供給可能な副作用の 弱い薬剤が望まれている。
最近、 慢性関節リウマチの動物モデルにおいてケモカイン抗体 (例えば、 非特許 文献 1 3参照。 ) またはケモカインアナログ (例えば、 非特許文献 1 4参照。 ) の投与により関節炎が抑制されることが報告されている。 また、 ケモカインレセ プ夕一の一種である CCR5遺伝子の 32塩基対が欠落し免疫細胞で CCR5を発現してい ない白人(CCR5 A 32)の慢性関節リウマチ罹患率が wi ld type CCR5遺伝子を保持す る者より有意に低いことが報告され (例えば、 非特許文献 1 5参照。 ) 、 慢性関 節リウマチにケモカインが深く関与することが示唆されている。 これらのことか らケモカイン受容体をプロックすれば慢性関節リゥマチを抑制できると発明者は 推察する。 しかしながら、 ケモカイン拮抗化合物が慢性関節リウマチを抑制する という報告はなされていない。
ァテローム性動 JJjR硬化症は心血管ィベント発症の重要なリスクファクタ一である ため、 ァテローム性動脈硬化症の発症を抑制することは心血管イベントの抑制に 重要と考えられている。 これまで、 ス夕チンなどの高脂血症治療薬が動脈硬化を 改善し、 心血管イベント発症率を改善することが報告されているがその有効率は 約 30%であり (例えば、 非特許文献 1 6参照。 ) 、 他の作用機序を有する薬剤が 望まれている。
単球の血管壁への浸潤と活性化はァテローム性動脈硬化の初期段階であり、 単球 は更にラプチヤーを引き起こしゃすい不安定プラークの主要構成成分である (例 えば、 非特許文献 1 7および非特許文献 1 8参照。 ) 。 MCP-1は CCケモカインフ アミリーの一種であり、 CCR2受容体を介して強力な化学走化性を示す (例えば、 非特許文献 1 9参照。 ) 。 ApoEおよび CCR2のダブルノックアウトマウスでは ApoE ノックアウトマウスに比べて動脈硬化の発症が抑制されることが報告されている (例えば、 非特許文献 2 0参照。 ) 。 これらのことから C C R 2等のサイトカイ ン受容体をプロックすれば動脈硬化を抑制できると発明者は推察する。 しかしな がら、 ケモカイン受容体拮抗作用を有する化合物の投与により動脈硬化の予防 · 治療を確認した例は報告されていない。
移植組織片拒絶反応は、 体液性抗体やマクロファージによる移植臓器障害が関与 するが、 一般的には移植片細胞に発現している組織適合抗原を非自己と認識して 増殖するホスト由来の活性化 T細胞が移植片に浸潤 ·集積して攻撃することが主 因となる。 T細胞の移植部位への浸潤は移植部位で産生される複数のケモカイン が T細胞表面のケモカインレセプ夕一に結合することにより誘導される。 したが つて、 ケモカイン拮抗化合物を投与することにより T細胞へのケモカインの結合 を阻止すれば、 移植片への T細胞の浸潤を阻害することにより拒絶反応を抑制で きると発明者は推測する。 従来、 拒絶反応を抑制する薬としては T細胞の活性化 を阻止するサイクロスポリンゃタクロリムスが臨床で広範に使用されているが、 臓器生着率が低いことや強い副作用が問題であり、 より高い生着率が期待でき、 かつ、 副作用が弱い薬剤が望まれている。
最近、 特定のケモカインレセプ夕一をノックアウトしたマウスを用いた臓器移植 モデルで移植臓器が長期間生着すること (例えば、 非特許文献 2 1参照。 ) およ びケモカイン抗体 (例えば、 非特許文献 2 1参照。 ) またはケモカインアナログ (例えば、 非特許文献 2 2参照。 ) を投与した動物モデルで拒絶反応が抑制され ることが報告されている。 また、 ケモカインレセプターの一種である CCR5遺伝子 の 32塩基対が欠落し免疫細胞で CCR5を発現していない白人(CCR5 A 32)の腎移植者 の生着率が wi ld type CCR5遺伝子を保持する移植者より有意に高いことが報告さ れ (例えば、 非特許文献 2 3参照。 ) 、 拒絶反応にケモカインが深く関与するこ
とが示唆されている。 しかしながら、 ケモカイン拮抗化合物が移植片拒絶反応を 抑制するという報告はなされてない。
ケモカインファミリ一に属する M C P— 1、 M I P _ 1、 RANT E Sなどは急 性心筋梗塞患者で血中濃度が上昇し、 病態の重篤度と相関している事が知られて おり、 急性心筋梗塞の発症 ·進展に深く関与していると考えられる。 またケモカ ィン受容体に属する C C R 1 , C C R 2等は末期不全心で発現上昇が認められて おり、 C C R 5は冠動脈のァテローム性動脈硬化巣で発現していることが確認さ れていることから、 これらケモカイン受容体と心不全や冠動脈疾患との関連が考 えられる。 これらのことから、 ケモカイン受容体をブロックすれば急性心筋梗塞 の発症 ·進展を抑制できると発明者は推測する。 しかしながらケモカイン受容体 拮抗剤がかかる循環器系疾患の予防 ·治療に有効であるとの報告はない。
C C R拮抗作用、 特に C C R 5拮抗作用を有する化合物として、 種々のべンゾ ァゼピン系化合物 (例えば、 特許文献 1、 特許文献 2、 特許文献 3、 特許文献 4、 および特許文献 5参照。 ) および種々のピペリジン系化合物 (例えば、 特許文献 6、 特許文献 7、 および特許文献 8参照。 ) 知られている。 しかしながら、 これ らの化合物は、 いずれも主として H I V感染症の治療剤として記載されており、 臓器移植時における移植片対宿主病および/または拒絶反応の予防 ·治療や慢性 関節リウマチ、 自己免疫疾患、 アレルギー性疾患、 虚血性脳細胞障害、 心筋梗塞、 慢性腎炎、 動脈硬化の予防 ·治療については全く記載されていない。
また、 特定の化学構造を有するケモカイン受容体拮抗作用を有する化合物が、 炎症、 免疫不全、 喘息、 アレルギー性疾患に対して有効であること (例えば、 特 許文献 9参照) 、 免疫不全に有効であること (例えば、 特許文献 1 0参照) 、 心 不全、 炎症、 アレルギー性鼻炎、 皮膚炎、 結膜炎、 ァテローム性動脈硬化、 リウ マチ性関節炎に有効であること (例えば、 特許文献 1 1, 1 2参照) 、 組織片移 植拒絶、 炎症性腸疾患、 リウマチ性関節炎、 多発性硬化症に有効であること (例 えば、 特許文献 1 3, 1 4参照) 、 エイズ、 炎症、 免疫調整不全、 喘息、 アレル ギー性リウマチ、 皮膚炎、 結膜炎、 動脈硬化症、 リウマチ性関節炎に有効である こと (例えば、 特許文献 1 5, 1 6 , 1 7 , 1 8参照) 、 エイズ、 慢性関節リウ マチ、 腎炎、 臓器移植後の拒絶反応、 移植片対宿主病、 糖尿病、 慢性閉塞性肺疾
患、 気管支喘息、 アトピー性皮膚炎、 サルコイドーシス、 線維症、 粥状動脈硬化 症、 乾癬炎症性腸疾患に有効であること (例えば、 特許文献 19参照) 、 喘息、 アトピー性皮膚炎、 リウマチ性関節炎、 サルコイドーシス、 多発性肺線維症、 動 脈硬化症、 乾癬、 多発性硬化症、 組織移植後の拒絶反応、 炎症性腸疾患に有効で あること (例えば、 特許文献 20参照) が知られている。 しかしながら、 これら は特定の化学構造を有する化合物について知られているに過ぎない。 この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
非特許文献 1 :
J Am Soc Nephrol, 2000, Vol.11, 152
非特許文献 2 :
Diabetes, 2002, Vol. 51, .238
非特許文献 3 :
Kidney Int, 1999, Vol. 56, p.2107
非特許文献 4 :
J Cereb Blood Flow Metab. 21, 683-689 (2001)
非特許文献 5 :
J Neuroiimnunol. 56, 127-134 (1995)
非特許文献 6 :
Neurosci Lett. 227, 173-176 (1997)
非特許文献 7 :
J Cereb Blood Flow Metab. 21, 1430-1435 (2001)
非特許文献 8 :
J Rheumatol, 1999, Vol.26, p.1992
非特許文献 9 :
J Immunol, 1994, Vol.152, p.2060
非特許文献 10 :
Clin Immunol I匪 unopathol, 1995, Vol.77, p.307
非特許文献 1 1 :
Arthritis Rheum, 2001, Vol.44, p.1633
非特許文献 12 :
J Immunol, 2001, Vol.167, p.5381)
非特許文献 13 :
J. Clin. Invest. 1998, Vol 101, p.2910)
非特許文献 14 :
Immunol. Lett., 1997, Vol 57, p.117)
非特許文献 15 :
Arthritis Rheum. , 1999, Vol.42, p.989)
非特許文献 16 :
Lancet, 1994, vol. 344, pl383)
非特許文献 17 :
N Eng J Med, 1999, Vol. 340, pll5)
非特許文献 18 :
Circulation, 1998, vol. 97, p75)
非特許文献 19 :
Blood, 1997, vol. 90, p909)
非特許文献 20 : -
Nature, 1998, vol. 394, p894)
非特許文献 21 :
Transplantaion, 2001, Vol. 72, p.1195)
非特許文献 22 :
FASEB, 1999, Vol 13, p.1371)
非特許文献 23 :
Lancet, 2001, Vol.357, p.1758)
特許文献 1 :
国際公開第 99/32100号パンフレツト
特許文献 2 :
国際公開第 00/10965号パンフレツト
特許文献 3 :
国際公開第 00Z37455号パンフレット 特許文献 4 :
国際公開第 00Z68203号パンフレツ卜 特許文献 5 :
国際公開第 00 76993号パンフレツト 特許文献 6 :
国際公開第 00 66551号パンフレツ卜 特許文献 7 :
国際公開第 01 25200号パンフレット 特許文献 8 :
国際公開第 01Z25199号パンフレツト 特許文献 9 :
国際公開第 98Z27815号パンフレツト 特許文献 10 :
国際公開第 00 56729号パンフレツト 特許文献 1 1 :
国際公開第 00 59497号パンフレツト 特許文献 12 :
国際公開第 00 59498号パンフレット 特許文献 13 :
国際公開第 00 66558号パンフレツト 特許文献 14 :
国際公開第 00Z66559号パンフレツト 特許文献 15 :
国際公開第 00 76511号パンフレツト 特許文献 16 :
国際公開第 00 76512号パンフレツト 特許文献 17 :
国際公開第 00Z76514号パンフレツト
特許文献 18 :
国際公開第 00 76973号パンフレツト
特許文献 19 :
国際公開第 01 42208号パンフレツト
特許文献 20 :
国際公開第 01 64213号パンフレツト 発明の概要
本発明者らは、 CCR拮枋作用を有する化合物につき種々検討した結果、 CC R拮抗作用を有する特定の化合物が臓器移植時における移植片対宿主病および Z または拒絶反応の予防 ·治療剤に有効であること、 また慢性関節リウマチ、 自己 免疫疾患、 アレルギー性疾患、 虚血性脳細胞障害、 心筋梗塞、 慢性腎炎、 動脈硬 化の予防 ·治療に有効であることを見出し、 本発明を完成した。 すなわち、 本発 明はこれらの疾患の予防 ·治療剤を提供するものである。 本発明は、
(1) 式:
(式中、 Ra 1は水素原子、 置換基を有していてもよい炭化水素基、 置換基を有 していてもよい非芳香族複素環基を、 Ra 2は置換基を有していてもよい炭化水 素基、 置換基を有していてもよい非芳香族複素環基を示すか、 または Ra 'と R a 2が結合して Aa と共に置換基を有していてもよい複素環基を形成してもよく Aa a は Nまたは N+— Ra 5 · Ya - (Ra 5は炭化水素基を、 Ya -はカウンタ ーァニオンを示す) を、 Ra 3は置換基を有していてもよい環状炭化水素基また は置換基を有していてもよい複素環基を、 naは 0または 1を、 Ra 4は水素原
子、 置換基を有していてもよい炭化水素基、 置換基を有していてもよい複素環基、 置換基を有していてもよいアルコキシ基、 置換基を有していてもよいァリールォ キシ基、 置換基を有していてもよいアミノ基 Eはォキソ基以外の置換基を有して いてもよい 2価の鎖状炭化水素基を、 Ga lは結合手、 COまたは S〇2を、 Ga 2は C〇, S〇2, NHCO, CONHまたは〇C〇を、 J a はメチンまたは窒素 原子を、 Qaおよび Ra はそれぞれ結合手または置換基を有していてもよい 2価 の C,_ 3鎖状炭化水素をそれぞれ示す。 ただし、 Ga 2が0じ0のとき】3 はメチ ンであり、 Qaおよび Ra の双方が結合手ではなく、 また Ga 1が結合手のとき Qaおよび Ra はいずれもォキソ基で置換されない。 ) 、
式:
(式中、 Rb 1 は置換基を有していてもよい炭化水素基を、 Rb 2 は置換基を有 していてもよい環状炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を、 R b 3 はハロゲン原子、 置換基を有していてもよい力ルバモイル基、 置換基を有し ていてもよいスルファモイル基、 スルホン酸由来のァシル基、 置換基を有してい てもよい ― 4 アルキル基、 置換基を有していてもよい _ 4 アルコキシ基、 置換基を有していてもよいアミノ基、 ニトロ基またはシァノ基を、 Rb 4 は水素 原子または水酸基を、 11 3は0または1を、 p bは 0または 1ないし 4の整数を 示す。 ) 、
式:
(I I I)
(式中、 Rc 1 は炭化水素基を、 Rc 2 は炭素数 2以上の炭化水素基を示し、 ま た Rc 1 と IT 2 が結合して隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよい
環を形成してもよく、 Re 3 は置換基を有していてもよい炭化水素基または置換 基を有していてもよい複素環基を、 Rc 4 は水素原子、 置換基を有していてもよ い炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を、 Ee はォキソ基以外 の置換基を有していてもよい 2価の鎖状炭化水素基を、 Gc は C〇または S02 を、 J c は窒素原子または置換基を有していてもよいメチン基を、 Qc および R c はそれぞれ結合手または置換基を有していてもよい 2価の Ci _ 3鎖状炭化水 素基を示す。 ) 、
式:
(式中、 Ad は
Rdし X (CH2) (dl )
2'nd
{ただし、 Rd 3 は (1) 置換基を有していてもよい炭化水素基、 (2) 置換基 を有していてもよい ― 4 アルコキシ基または (3) 置換基を有していてもよ ぃァミノ基を、 Xd は結合手、 一 S02 —または一CO—を、 ndは 1ないし 3 の整数を、 mdは 0または 1ないし 3の整数を、 Rd 4 および Rd 5 はそれぞれ 同一または異なって水素原子または ― 6アルキル基を、 Rd 6 はヒドロキシ 基、 _ 6アルキル基または C2 _ 6 アルケニル基をそれぞれ示す }で表される 基を、 r dは 2ないし 4の整数を、 Bd は結合手、 — CH2 ―、 一 S02 ―、 - SO—、 一 S—、 ー〇_、 一 C〇_、 一 NRa ― S〇2 —または— NRd a — C O— (ただし、 Rd a は水素原子、 ― 6 アルキル基、 C2 ― 6 アルケニル基 または C3 ― 8 シクロアルキル基を示す) を、 pdおよび Qdはそれぞれ 0また は 1ないし 4の整数を、 Rd 1 はハロゲン原子、 d ― 6 アルキル基、 C2 ― 4
アルケニル基、 — 4 アルカノィル基、 — 4 アルコキシ基、 シァノ基、 ト リフルォロメチル基、 ニトロ基、 ヒドロキシ基、 アミノ基、 アミジノ基を、 Rd 2 は 1) ハロゲン、 2) 置換基としてハロゲンまたは _ 4 アルコキシを有し ていてもよい 一 6 アルキル、 3) 置換基としてハロゲンまたは ― 4 アル コキシを有していてもよい ― 4 アルコキシ、 4) ニトロ、 5) シァノ、 6) ヒドロキシ、 7) d _ 4 アルカノィルァミノ、 8) S02 NRd b Rd c 、 9) S02 Rd d 、 10) CONRd b Rd c 、 1 1) NRd b Rd c または 1 2) NRd a — S〇2 Rd d {ただし、 Rd a は前記と同意義であり、 Rd bお よび Rd c は同一または異なって (1) 水素原子、 (2) 置換基としてハロゲン または ― 4 アルコキシを有していてもよい _ 6 アルキル基または (3) 置換基としてハロゲンまたは ― 4 アルコキシを有していてもよい C 3 _ 8 シ クロアルキル基を示すか、 または Rd b と Rd c が結合して窒素原子と共に環状 アミノ基を形成していてもよく、 Rd d は - 6 アルキル基または C3 _ 8 シ クロアルキル基を示す }をそれぞれ示し、 p dが複数のとき個々の Rd 1 は互い に同一または異なっていてもよく、 Qdが複数のとき個々の Rd 2 は互いに同一 または異なっていてもよい) 、 または
式:
Re1— X^W^X^Z^Z^-Re2 (el)
[式中、 R
e 1 は置換されていてもよい 5〜6員環基を示し、 X
e 1 は結合手ま たは直鎖部分を構成する原子数が 1ないし 4個である 2価の基を示し、 W
e は 式:
または
(式中、 環 Ae および環 Be はそれぞれ置換されていてもよい 5〜7員環を示し、 Ee x および Ee 4 はそれぞれ置換されていてもよい炭素原子または置換されて いてもよい窒素原子を示し、 Ee 2および Ee 3は置換されていてもよい炭素原 子、 置換されていてもよい窒素原子、 酸化されていてもよい硫黄原子または酸素 原子を示し、 ae および be はそれぞれ単結合または二重結合であることを示 す) で表される 2価の基を示し、 Xe 2 は直鎖部分を構成する原子数が 1ないし 4個である 2価の基を示し、 Ze 1 は結合手または 2価の環状基を示し、 Ze 2 は結合手または直鎖部分を構成する炭素原子数が 1ないし 4個である 2価の基を 示し、 Re 2 は (1) 置換されていてもよく、 窒素原子が 4級アンモニゥム化ま たはォキシド化されていてもよいアミノ基、 (2) 置換されていてもよく、 環構 成原子として硫黄原子または酸素原子を含有していてもよく、 窒素原子が 4級ァ ンモニゥム化またはォキシド化されていてもよい含窒素複素環基、 (3) 硫黄原 子を介して結合する基、 (4) 式:
.e5'
/R ,
く Re6
(式中、 e kは 0または 1を示し、 e kが 0の時、 燐原子はホスホニゥム塩を形 成していてもよく、 Re 5 ' および Re 6 ' はそれぞれ置換されていてもよい炭 化水素基、 置換されていてもよい水酸基または置換されていてもよいアミノ基を 示し、 Re 5 ' および Re 6 ' は互いに結合して隣接する燐原子とともに環状基
を形成していてもよい) で表される基、 (5) 置換されていてもよいアミジノ基 または (6) 置換されていてもよいグァニジノ基を示す]
で表される C C R拮抗作用を有する化合物またはその塩を含有することを特徴と する臓器または骨髄移植時における移植片対宿主病および Zまたは拒絶反応の予 防 ·治療剤、
(2) 式 (I) 、 式 (II) 、 式 (III) 、 式 (IV) または式 (e I) で表される C C R拮抗作用を有する化合物またはその塩を含有することを特徴とする慢性関 節リウマチ、 自己免疫疾患、 アレルギー性疾患、 虚血性脳細胞障害、 心筋梗塞、 慢性腎炎、 動脈硬化の予防 ·治療剤、
(3) CCR拮抗作用を有する化合物またはその塩が N- (3, 4-ジクロロフエ二 ル) -1- (メチルスルホニル) -N- {3- [4- ( {4- [(メチルスルホニル)ァミノ]フエ二ル} スルホ二ル)-卜ピベリジニル]プロピル }- 4-ピぺリジン力ルポキサミド、 N-(3-ク 口口フエニル) -卜(メチルスルホニル) -N- (3- {4- [4- (メチルスルホニル)ベンジ ル]-卜ピペリジニル }プロピル)- 4-ピぺリジン力ルポキサミド、 N-(3- {4- [4- (ァ ミノ力ルポニル)ベンジル] -卜ピぺリジニル }プロピル) -N- (3, 4-ジクロロフエ二 ル) -卜(メチルスルホニル) -4-ピぺリジンカルボキサミド、 アセチル -N- (3- {4- [4- (アミノカルポニル)ベンジル] -卜ピペリジニル }プロピル)- N- (3-クロ口- 4-メ チルフエニル) -4-ピぺリジン力ルポキサミド、 (3,4-ジクロロフェニル)- (3- {4 - [4- (ェチルスルホニル)ベンジル] -卜ピペリジニル }プロピル)-卜(メチルスル ホニル )-4-ピぺリジンカルボキサミド、 (3,4-ジクロロフェニル)-^(3-{4-[4- (ィソプロピルスルホニル)ベンジル] -卜ピペリジニル }プロピル)-卜(メチルスル ホニル )-4-ピぺリジンカルボキサミド、 N- (3-クロ口フエ二ル)- N- (3- {4-[4- (ィ ソプロピルスルホニル)ベンジル] -卜ピぺリジニル }プロピル) -卜(メチルスルホ 二ル)- 4-ピぺリジン力ルポキサミド、 N-(3-クロ口フエ二ル)- N- (3- {4- [4- (ェチ ルスルホニル)ベンジル] -卜ピぺリジニル }プロピル)-卜(メチルスルホニル) -4- ピぺリジン力ルポキサミド、 N- (3, 4-ジクロロフエニル) -卜(メチルスルホニル) - N- (3- {4- [4- (メチルスルホニル)ベンジル] -卜ピぺリジニル }プロピル) -4-ピぺリ ジンカルボキサミド、 N-(3-{4- [4- (アミノカルボニル)ベンジル] -卜ピベリジ二 ル}プロピル) -N- (3-ク口口- 4-メチルフエ二ル)-卜(メチルスルホニル) -4-ピペリ
ジン力ルポキサミド、 N - [3- (4-ベンジル -卜ピペリジニル)プロピル] -Ν'- (4-クロ 口フエニル) -Ν-フエニルゥレア、 N'― (4-ク口口フエニル) -Ν- {3- [4- (4-フルォロ ベンジル) -卜ピペリジニル]プロピル }-Ν-フエニルゥレア、 N' - (4-クロ口フエ二 ル) -Ν- (3- {4- [4- (4-モルホリニルスルホニル)ベンジル] -卜ピぺリジニル }プロピ ル) -Ν-フエニルゥレア、 N' - (4-クロ口フエ二ル)- Ν- (3- {4- [4- (4-メチルスルホニ ル)ベンジル] -卜ピペリジニル }プロピル)- Ν-フエニルゥレア、 4 - {[ト(3-{[(4-ク 口ロア二リノ)力ルポニル]ァニリノ }プロピル) -4-ピぺリジニル]メチル }べンズ アミド、 Ν-[3-(4-ベンジル -卜ピペリジニル)プロピル]- Ν- (3, 4-ジクロロフエ二 ル) -卜メチル- 5-ォキソ -3-ピロリジンカルボキサミド、 卜べンジル -Ν-[3-(4-ベ ンジル -卜ピベリジニル)プロピル] -5-ォキソ -Ν-フエニル -3-ピロリジンカルポキ サミド、 Ν-[3-(4-ベンジル -卜ピペリジニル)プロピル]-卜(2-クロ口ベンジル) - 5-ォキソ -Ν-フエニル -3-ピロリジンカルボキサミド、 Ν- (3, 4-ジクロロフエ二 ル) -Ν- {3 - [4- (4-フルォロベンジル) -卜ピベリジニル]プロピル } -1-メチル- 5- ォキソ -3-ピロリジンカルボキサミド、 Ν- [3- (4-ベンジル-卜ピベリジニル)プロ ピル] -5-ォキソ -Ν-フエ二ル-卜(2, 2, 2-トリフルォロェチル) -3-ピロリジンカル ボキサミド、 Ν-(3,4-ジクロロフエニル) -Ν-(3- {4-[4- (メチルスルホニル)ベンジ ル]-卜ピぺリジニル }プロピル) -2- [1- (メチルスルホニル) -4-ピぺリジニル]ァセ トアミド、 Ν-(3,4-ジクロロフエニル) -Ν-(3- {4-[4- (イソプロピルスルホニル)ベ ンジル] -卜ピぺリジニル }プロピル) -2- [卜(メチルスルホニル) -4-ピぺリジニル] ァセトアミド、 3-(1-ァセチル -4-ピベリジニル) (3,4-ジクロロフエニル) -Ν- (3- {4- [4- (メチルスルホニル)ベンジル] -1 -ピぺリジニル }プロピル)プロパンァ ミドもしくは Ν- (3, 4-ジクロロフェニル) -4-ヒドロキシ-卜(メチルスルホニル) - Ν- (3- {4- [4- (メチルスルホニル)ベンジル] -卜ピぺリジニル }プロピル) -4-ピぺリ ジンカルポキサミドまたはその塩である上記 (1) または (2) 記載の予防 -治 療剤、
(4) CCR拮抗作用を有する化合物またはその塩がヨウ化 Ν-メチル -Ν- [4- [[ [2- (4-メチルフエ二ル)- 6, 7-ジヒドロ - 5Η-ベンゾシクロへプテン- 8-ィル]カル ボニル]ァミノ]ベンジル]ピベリジ二ゥム、 ヨウ化 Ν-メチル - Ν- [4-[[[7_(4-メチ ルフエニル) -2, 3-ジヒド口-卜べンゾォキセピン- 4-ィル]力ルポニル]ァミノ]ベ
ンジル]ピぺリジニゥム、 N- [4- [N-メチル - N- (テトラヒドロピラン- 4-ィ レ)ァミ ノメチル]フエニル] -7- (4-メチルフエニル) - 2, 3-ジヒド口- 1-ベンゾォキセピン - 4 -カルボキサミド、 N- [4- [N-メチル -N- (テトラヒドロピラン- 4-ィル)アミノメチ ル]フェニル] -7- (4-モルホリノフエニル) -2, 3 -ジヒド口- 1 -ベンゾォキセピン -4- カルポキサミド、 7- (4-エトキシフエニル) -N- [4- [N-メチル -N- (テトラヒドロピ ラン -4-ィル)アミノメチル]フエニル] -2, 3-ジヒドロ- 1 -ベンゾォキセピン- 4 -力 ルポキサミド、 ヨウ化 N, N-ジメチル -N- [4- [ [ [2- (4-メチルフエニル) -6, 7-ジヒ ドロ- 5H-ベンゾシクロヘプテン- 8-ィル]力ルポニル]ァミノ]ベンジル] (テト ラヒドロピラン- 4-ィル)アンモニゥム、 ヨウ化 N-メチル -N- [4- [[[7- (4-メチル フエニル) -3, 4-ジヒドロナフタレン -2-ィル]力ルポニル]ァミノ]ベンジル]ピぺ リジニゥム、 塩化 Ν, Ν-ジメチル -N- (4- ( ((2- (4-メチルフエニル) -6, 7-ジヒドロ- 5Η -べンゾシク口へプテン- 8-ィル)力ルポニル)ァミノ)ベンジル) -Ν- (4-テトラヒ ドロピラニル)アンモニゥム、 塩化 Ν, Ν-ジメチル -Ν-(((7- (4-メチルフエニル) - 2, 3-ジヒド口- 1-ベンゾォキセピン -4-ィル)カルボニル)ァミノ)ベンジル) -Ν- (4- ォキソシクロへキシル)アンモニゥム、 塩ィ匕 Ν- (4- ( ( (7- (4-エトキシフエニル) - 2, 3 -ジヒドロ-卜ベンゾォキセピン- 4-ィル)力ルポニル)ァミノ)ベンジル) -Ν, Ν- ジメチル -Ν- (4-テトラヒドロビラニル)アンモニゥム、 Ν- [4- [Ν-メチル -Ν- (テト ラヒドロビラン- 4 -ィル)アミノメチル]フェニル] -7- (4-プロポキシフエニル) - 1 ,卜ジォキソ- 2, 3-ジヒドロ- 1-ベンゾチェピン- 4 -カルボキサミド、 7- (4-ブトキ シフエニル) -Ν- [4- [Ν-メチル - Ν- (テトラヒドロビラン- 4-ィル)アミノメチル]フ ェニル ] -1,卜ジォキソ -2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾチェピン- 4-カルボキサミド、 7 - [4- [Ν-メチル -Ν- (2-プロポキシェチル)ァミノ]フエニル] -Ν- [4- [ [Ν-メチル - Ν- (テトラヒドロビラン -4-ィ レ)ァミノ]メチル]フエニル] - 1 , 1 -ジォキソ -2 , 3-ジヒ ドロ- 1-ベンゾチェピン- 4-力ルポキサミド、 7- [4- (2-エトキシエトキシ)フエ二 ル] - - [4- [ [Ν-メチル -Ν- (テトラヒドロビラン -4-ィル)ァミノ]メチル]フエ二 ル] - 1,卜ジォキソ -2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾチェピン- 4-力ルポキサミド、 Ν- [4 - [ [Ν -メチル -Ν- (テトラヒドロビラン -4-ィル)ァミノ]メチル]フェニル] -7- [4- (2- プロポキシェトキシ)フエニル] -1,卜ジォキソ- 2, 3-ジヒドロ- 1-ベンゾチェピン- 4 -力ルポキサミド、 7- [4- (2-ブトキシエトキシ)フエニル] -Ν- [4- [ [Ν-メチル- Ν -
(テトラヒドロビラン- 4-ィル)ァミノ]メチル]フェニル] - 1 ,卜ジォキソ -2, 3-ジヒ ドロ-卜ベンゾチェピン- 4-力ルポキサミド、 7- [4- (2-エトキシェトキシ) - 3, 5 -ジ メチルフエニル] -N- [4- [ [N-メチル- N -(テトラヒド 0-2H-ピラン -4-ィル)ァミノ] メチル]フエニル] -1 ,卜ジォキソ -2, 3-ジヒド口- 1-ベンゾチェピン -4 -カルボキサ ミド、 7- [2-クロ口- 4-(2-プロポキシェチル)フエ二ル] - N- [4- [ [N-メチル -N- (テ トラヒドロピラン- 4-ィル)ァミノ]メチル]フエ二ル] - 1,卜ジォキソ -2, 3-ジヒド ロ- 1-ベンゾチェピン- 4-力ルポキサミド、 7- (3-メチル - 4-プロポキシフエニル) - N - [4- [ [N-メチル- N- (テトラヒドロビラン -4-ィル)ァミノ]メチル]フェニル] - 1, 1 -ジォキソ -2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾチェピン- 4-カルボキサミド、 7 -(3, 4 -ジブ 口ポキシフエ二ル) - N- (4- ( (N-メチル -N- (テトラヒドロ- 2H-ビラン -4-ィル)アミ ノ)メチル)フエニル) - 1 ,卜ジォキソ -2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾチェピン -4-力ルポ キサミド、 7- [4- (2-エトキシエトキシ)フエニル] -卜ェチル -N- [4- [[N-メチル- N - (テトラヒドロビラン -4-ィル)ァミノ]メチル]フェニル] -2, 3-ジヒドロ- 1 -ベンゾ ァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 卜ェチル -7- [4- (2-プロポキシエトキシ)フエ二 ル] -N- [4- [ [N-メチル - N- (テトラヒドロビラン- 4-ィル)ァミノ]メチル]フエ二 ル] - 2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 7- [4- (2-ブトキシェ トキシ)フエニル] -卜ェチル -N- [4- [ [N-メチル - N- (テトラヒドロピラン- 4-ィル) ァミノ]メチル]フェニル] -2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-力ルポン酸アミド、 7- [4- (2-ェトキシェトキシ)フエニル] -卜ホルミル- N- [4- [ [N-メチル- N- (テトラ ヒドロピラン- 4_ィル)ァミノ]メチル]フエ二ル] - 2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピ ン- 4-カルボン酸アミド、 卜ホルミル- 7- [4- (2-プロポキシエトキシ)フエニル] - N- [4- [ [N-メチル -N- (テトラヒドロピラン- 4-ィル)ァミノ]メチル]フエ二リレ] - 2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 7- [4- (2-ブトキシェトキ シ)フエニル] -卜ホルミル- N- [4- [ [N-メチル- N- (テトラヒドロビラン- 4-ィル)ァ ミノ]メチル]フエ二ル] - 2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 7- [4- (2-ブトキシェトキシ)フェニル] -N- [4- [ [N-メチル -N- (テトラヒドロビラ ン- 5-ィル)ァミノ]メチル]フエニル] -卜プロピル- 2, 3-ジヒドロ-卜べンゾァゼピ ン- 4-カルボン酸アミド、 N- [4- [ [N-メチル -N- (テトラヒドロピラン- 5-ィル)アミ ノ]メチル]フエ二ル] - 7- [4- (2 -プロボキシェトキシ)フエ二ル] - 1-プロピル- 2, 3-
ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 卜ベンジル- 7- [4- (2-ブトキ シェトキシ)フエニル] - N- [4- [ [N-メチル -N- (テトラヒドロビラン -4-ィル)ァミ ノ]メチル]フエ二ル] - 2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 7 - [4- (2-ブトキシエトキシ)フエ二ル] -卜シクロプロピルメチル -N- [4- [ [N-メチル- N- (テトラヒドロピラン- 4-ィル)ァミノ]メチル]フエ二ル] - 2, 3-ジヒドロ-卜ベン ゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 7- [4- (2-ブトキシエトキシ)フエ二ル] - N- [4- [ [N-メチル- N- (テトラヒドロビラン -4-ィル)ァミノ]メチル]フェ二ル] -卜フエ二 ル -2, 3-ジヒドロ- 1-ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 7- [4- (2-ブトキシェ トキシ)フエニル] -卜(3, 4-メチレンジォキシ)フエニル -N- [4- [ [N-メチル (テ トラヒドロピラン- 4-ィル)ァミノ]メチル]フエニル] -2, 3-ジヒドロ-卜べンゾァ ゼピン- 4-カルボン酸アミド、 7- [4- (2-ブトキシエトキシ)フエ二リレ] -卜(2-メチ ルォキサゾール- 5-ィル) -N- [4- [ [N-メチル - N- (テトラヒドロビラン- 4-ィル)ァミ ノ]メチル]フエニル] -2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 卜 ァリル- 7- [4- (2-ブトキシェトキシ)フエニル] -N- [4- [ [N-メチル -N- (テトラヒド ロビラン -4-ィル)ァミノ]メチル]フェニル] -2, 3-ジヒドロ- 1 -ベンゾァゼピン -4- カルボン酸アミド、 7- [4- (2-ブトキシエトキシ)フエニル] -N- [4- [[N-メチル -N- (テトラヒドロピラン- 4-ィル)ァミノ]メチル]フエニル] -卜 (3-チェニル)メチル- 2, 3-ジヒドロ- 1-ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 7- [4- (2-ブトキシェトキ シ)フェニル] -N- [4- [ [N-メチル- N- (テトラヒドロビラン -4-ィル)ァミノ]メチル] フエニル] -卜(チアゾ一ル -2-ィル)メチル -2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン _4 -力 ルボン酸アミド、 7- [4- (2-ブトキシエトキシ)フエニル] -卜(卜メチルビラゾー ル -4-ィル)メチル- N- [4- [ [N-メチル - N- (テトラヒドロビラン -4-ィル)ァミノ]メ チル]フエニル] -2', 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 7- [4 - (2 -ブトキシェトキシ)フェニル] -卜(3-メチルイソチアゾール -4-ィル)メチル -N - [4- [ [N-メチル - N- (テトラヒドロピラン -5-ィル)ァミノ]メチル]フェニル] -
2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 7- [4- (2-ブトキシェトキ シ)フエ二ル] -卜( 1 -ェチルピラゾール -4-ィル)メチル- N- [4- [ [N-メチル- N- (テト ラヒドロビラン -4-ィル)ァミノ]メチル]フェニル] -2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼ ピン- 4-カルボン酸アミド、 7- [4- (2-ブトキシエトキシ)フエ二ル] -卜イソプチ
ル -N- [4- [ [N-メチル -N- (テトラヒドロビラン- 5-ィル)ァミノ]メチル]フェニル] - 2,3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 卜イソブチリレ -N-[4- [[N- メチル -N- (テトラヒドロビラン -5-ィル)ァミノ]メチル]フエニル] -7- [4- (2-プロ ポキシェトキシ)フエ二ル]- 2, 3-ジヒドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミ ド、 7- [4- (2-ブトキシエトキシ)フエ二ル]- N- [4- [[N-メチル -N- (テトラヒドロピ ラン- 4-ィル)ァミノ]メチル]フエ二ル]- 1- (チアゾール -5-ィル)メチル- 2, 3-ジヒ ドロ-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミド、 7-[4- (2-ブトキシエトキシ)フエ ニル] -N- [4- [ [N-メチル - N- (テトラヒドロビラン -4-ィル)ァミノ]メチル]フエ二 ル] -卜(卜メチルテトラゾール -5-ィル)メチル -2, 3-ジヒドロ- 1-ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸アミドもしくは 7-[4-(2-ブトキシエトキシ)フエ二ル]- N-[4-[[N-メ チル -N- (テトラヒドロビラン -4-ィル)ァミノ]メチル]フェ二ル]-卜 (2-メチルテ トラゾール -5-ィル)メチル- 2, 3-ジヒド口-卜ベンゾァゼピン- 4-カルボン酸ァミ ドまたはその塩である請求項 1または 2記載の予防 ·治療剤、
(5) CC R拮抗作用を有する化合物の有効量を哺乳動物に投与することを特徴 とする臓器または骨髄移植時における移植片対宿主病および/または拒絶反応の 予防 ·治療剤、
(6) CC R拮抗作用を有する化合物の有効量を哺乳動物に投与することを特徴 とする慢性関節リウマチ、 自己免疫疾患、 アレルギー性疾患、 虚血性脳細胞障害、 心筋梗塞、 慢性腎炎、 動脈硬化の予防 ·治療方法、
(7) CCR拮抗作用を有する化合物の、 臓器または骨髄移植時における移植片 対宿主病および Zまたは拒絶反応の予防 ·治療を製造するための使用、
(8) CCR拮抗作用を有する化合物の、 慢性関節リウマチ、 自己免疫疾患、 ァ レルギ一性疾患、 虚血性脳細胞障害、 心筋梗塞、 慢性腎炎、 動脈硬化の予防 ·治 療を製造するための使用、
などに関する。 発明の実施の形態
上記式 (e l) で表される化合物またはその塩としては、 より具体的にはつぎ の化合物群が挙げられる。
1) 式
0
[式中、 Re 1 は置換されていてもよい 5〜6員環を示し、 We aは式:
(式中、 環 Ae 3 は置換されていてもよい 5〜6員芳香環を示し、 Xe a は置換 されていてもよい炭素原子、 置換されていてもよい窒素原子、 硫黄原子または酸 素原子を示し、 環 Be は置換されていてもよい 5〜 7員環を示す) で表される二 価の基を示し、 Ze 2 は結合手または直鎖部分を構成する炭素原子数が 1ないし 4である二価の基を示し、 Re 2 a は (1) 置換されていてもよく、 窒素原子が 4級アンモニゥム化されていてもよいアミノ基、 (2) 置換されていてもよく、 環構成原子として硫黄原子または酸素原子を含有していてもよく、 窒素原子が 4 級アンモニゥム化されていてもよい含窒素複素環基、 (3) 硫黄原子を介して結 合する基または (4) 式:
(式中、 e kは 0または 1を示し、 e kが 0の時、 燐原子はホスホニゥム塩を形 成していてもよく、 Re 5および Re 6 はそれぞれ置換されていてもよい炭化水 素基または置換されていてもよいアミノ基を示し、 Re 5 および Re 6 は互いに 結合して隣接する燐原子とともに環状基を形成していてもよい) で表される基を 示す] で表される化合物またはその塩である上記 (1) 記載の予防 ·治療剤、
2) 式:
[式中、 Re 1 b は置換されていてもよいフエニル基または置換されていてもよ いチェ二ル基を示し、 Ye b は— CH2 -, —0—または— S—を示し、 Re 2 b , Re 3 bおよび Re 4 b はそれぞれ置換されていてもよい脂肪族炭化水素基 または置換されていてもよい脂環式複素環基を示す] で表される化合物またはそ 'の塩である上記 (1) 記載の予防 ·治療剤、
3) 化合物が式:
[式中、 R
e 1 は置換されていてもよい 5〜6員環を示し、 環 A
e c は置換され ていてもよい 6〜7員環を示し、 環 B
e c は置換されていてもベンゼン環を示し、 n
e c は 1または 2を示し、 Z
e 2 は結合手または直鎖部分を構成する炭素原子 数が 1ないし 4である二価の基を示し、 R
e 2 c は (1) 置換されていてもよく、 窒素原子が 4級アンモニゥム化されていてもよいアミノ基、 (2) 置換されてい てもよく、 環構成原子として硫黄原子または酸素原子を含有していてもよく、 窒 素原子が 4級アンモニゥム化されていてもよい含窒素複素環基、 (3) 硫黄原子 を介して結合する基または (4) 式: .
(式中、 e kは 0または 1を示し、 61^が0の時、 燐原子はホスホニゥム塩を形 成していてもよく、 Re 5 ' および Re 6 ' はそれぞれ置換されていてもよい炭 化水素基、 置換されていてもよい水酸基または置換されていてもよいアミノ基を 示し、 Re 5 ' および Re 6 ' は互いに結合して隣接する燐原子とともに環状基 を形成していてもよい) で表される基を示す] で表される化合物またはその塩で ある上記 ( 1 ) 記載の予防 ·治療剤、
4) 式:
[式中、 R
e 1 d は式 R
e d — Z
e 1 d — X
e d — Z
e 2 d — (式中、 R
e d は 水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示し、 X
e d は置換されてい てもよいアルキレン鎖を示し、 Z
e 1 dおよび Z
e 2 d はそれぞれヘテロ原子を 示す。) で表される置換基を有し、 さらに置換基を有していてもよい 5〜6員芳 香環を示し、 R
e dで示される基は 5〜 6員芳香環と結合して環を形成していて もよく、 Y
e d は置換されていてもよいイミノ基を示し、 R
e 2 dおよび R
e 3 d はそれぞれ置換されていてもよい脂肪族炭化水素基または置換されていてもよ レ^旨環式複素環基を示す] で表される化合物またはその塩。
式 (I) 中、 Ra 1 で示される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 にお ける 「炭化水素基」 としては、 例えば脂肪族鎖式炭化水素基、 脂環式炭化水素基 及びァリ一ル基等が挙げられる。 好ましくは脂肪族鎖式炭化水素基または脂環式 炭化水素基である。
該脂肪族鎖式炭化水素基としては、 例えばアルキル基、 アルケニル基、 アルキ ニル基等の直鎖状又は分枝鎖状の脂肪族炭化水素基が挙げられる。 好ましくはァ ルキル基である。 該アルキル基としては、 例えばメチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル、 n—ブチル、 イソブチル、 sec—ブチル、 ter t—ブチル、 n—ぺ ンチル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 1—メチルプロピル、 n—へキシル、 ィ ソへキシル、 1, 1—ジメチルブチル、 2, 2—ジメチルブチル、 3 , 3—ジメチ ルブチル、 3, 3—ジメチルプロピル、 2—ェチルブチル、 n—へプチル、 1— メチルヘプチル、 1 _ェチルへキシル、 n—ォクチル、 1一メチルヘプチル、 ノ ニル等の ― J 。 アルキル基 (好ましくは ― 6 アルキル等) 等が挙げられ る。 該アルケニル基としては、 例えばビニル、 ァリル、 イソプロべニル、 2—メ チルァリル、 1—プロべニル、 2 _メチル— 1—プロべニル、 1ーブテニル、 2 一ブテニル、 3 -ブテニル、 2—ェチルー 1ーブテニル、 2—メチルー 2—ブテ ニル、 3—メチル _ 2—ブテニル、 1—ペンテニル、 2—ペンテニル、 3—ペン テニル、 4一ペンテニル、 4—メチルー 3—ペンテニル、 1 _へキセニル、 2— へキセニル、 3—へキセニル、 4—へキセニル、 5—へキセニル等の C 2 — 6 ァ ルケニル基等が挙げられる。 該アルキニル基としては、 例えばェチニル、 1ープ ロビニル、 2—プロピニル、 1—ブチニル、 2—ブチニル、 3—ブチニル、 1一 ペンチニル、 2—ペンチニル、 3 _ペンチニル、 4—ペンチニル、 1一へキシニ ル、 2 _へキシニル、 3—へキシニル、 4—へキシ.ニル、 5—へキシニル等の C 2 - 6 アルキニル基が挙げられる。
該脂環式炭化水素基としては、 例えばシクロアルキル基、 シクロアルケニル基、 シクロアルカンジェニル基等の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素基が挙げられる。 好ましくはシクロアルキル基である。 該シクロアルキル基としては、 例えばシク 口プロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチル、 シクロォクチル、 シクロノニル等の C 3 ― 9 シクロアルキル (好ましくは C 3 _ 8 シクロアルキル等) 等、 また 1一インダニル、 2—インダニルなどの縮合環が 挙げられる。 該シクロアルケニル基としては、 例えば 2—シクロペンテン— 1— ィル、 3—シクロペンテン _ 1一ィル、 2—シクロへキセン一 1 _ィル、 3—シ クロへキセン— 1—ィル、 1ーシクロブテン一 1—ィル、 1ーシクロペンテン一
1—ィル等の C 3 ― 6 シクロアルケニル基等が挙げられる。 該シクロアルカンジ ェニル基としては、 例えば 2 , 4—シクロペンタンジェン一 1一ィル、 2 , 4—シ クロへキサンジェン— 1一ィル、 2 , 5—シクロへキサンジェン— 1ーィル等の C 4 - 6 シクロアルカンジェニル基等が挙げられる。
該ァリール基としては、 単環式又は縮合多環式芳香族炭化水素基が挙げられ、 例えばフエニル、 ナフチル、 アントリル、 フエナントリル、 ァセナフチレニル、 4—インダニル、 5—インダニル等の C 6 ― ! 4 ァリール基等が好ましく、 中で もフエニル、 1—ナフチル、 2—ナフチル等が特に好ましい。
R a 1 で示される 「置換基を有していてもよい非芳香族複素環基」 における 「非芳香族複素環基」 としては、 例えばォキシラニル、 ァゼチジニル、 ォキセ夕 ニル、 チェ夕ニル、 ピロリジニル、 テトラヒドロフリル、 チオラニル、 ピベリジ ニル、 テトラヒドロビラニル、 モルホリニル、 チオモルホリニル、 ピペラジニル 等の 3〜8員 (好ましくは 5〜 6員) の飽和あるいは不飽和 (好ましくは飽和) の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環基) などが挙げられる。
R a 1 で示される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 および 「置換基を 有していてもよい非芳香族複素環基」 における 「置換基」 としては、 例えば置換 されていてもよいアルキル基、 置換されていてもよいアルケニル基、 置換されて いてもよいアルキニル基、 置換されていてもよいァリール基、 置換されていても よいシクロアルキル基もしくはシクロアルケニル基、 置換されていてもよい複素 環基、 置換されていてもよいアミノ基、 置換されていてもよいイミドイル基、 置 換されていてもよいアミジノ基、 置換されていてもよい水酸基、 置換されていて もよぃチオール基、 エステル化されていてもよいカルボキシル基、 置換されてい てもよい力ルバモイル基、 置換されていてもよいチォカルバモイル基、 置換され ていてもよいスルファモイル基、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ョ ゥ素等、 好ましくは塩素、 臭素等) 、 シァノ基、 ニトロ基、 スルホン酸由来のァ シル基、 カルボン酸由来のァシル基、 置換されていてもよいアルキルスルフィニ ル基、 置換されていてもよいァリールスルフィニル基等が挙げられ、 これらの任 意の置換基は置換可能な位置に 1ないし 5個 (好ましくは 1ないし 3個) 置換し ていてもよい。
置換基としての 「置換されていてもよいァリール基」 におけるァリール基とし ては、 例えばフエニル、 ナフチル、 アントリル、 フエナントリル、 ァセナフチレ ニル等の C 6 _ , 4 ァリール基等が挙げられる。 ここで、 ァリール基の置換基と しては、 ハロゲンで置換されていてもよい低級アルコキシ基 (例えばメトキシ、 エトキシ、 プロポキシ等の C i ― 6 アルコキシ基、 例えばフルォロメトキシ、 ジ フルォロメトキシ、 トリフルォロメトキシ、 1 , 1—ジフルォロエトキシ、 2, 2—ジフルォロエトキシ、 3 , 3 —ジフルォロプロボキシ、 2, 2, 3, 3, 3 —ペン夕フルォロプロポキシなどのハロゲン置換 C 1—4アルコキシ基等) 、 置 換基を有していてもよいァリールォキシ (例えば、 フエノキシ、 4—フルオロフ エノキシ、 2—力ルバモイルフエノキシ等) 、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩 素、 臭素、 ヨウ素等) 、 置換基を有していてもよい低級アルキル基 (例えばメチ ル、 エヂル、 プロピル等無置換の _ 6 アルキル基、 例えばフルォロメチル、 ジフルォロメチル、 トリフルォロメチル、 1 , 1 _ジフルォロェチル、 2, 2 - ジフルォロェチル、 3 , 3—ジフルォロプロピル、 2, 2 , 3, 3, 3 —ペン夕 フルォロプロピルなどのハロゲン置換 _ 4 アルキル基、 等) 、 C 3 _ 8 シク 口アルキル (例えば、 シクロプロピル, シクロブチル, シクロペンチル, シクロ へキシル, シクロへプチルなど) 、 アミノ基、 モノ置換アミノ (例えばカルバモ ィルァミノ、 メチルスルホニルァミノ、 メチルァミノ、 ェチルァミノ、 プロピル ァミノなど) 、 ジ置換アミノ (例えばジメチルァミノ、 ジェチルァミノ、 N—メ チル— N—メチルスルホニルァミノ、 ジ(メチルスルホニル)ァミノなど) 、
_ 6 アルキルで置換されていてもよい力ルバモイル基 (例えば、 プチルカルバモ ィルなど) 、 ホルミル、 C 2 _ 6 アルカノィル基 (例えば、 ァセチル, プロピオ ニル, プチリルなどの C 2 _ 6 アルカノィルなど) 、 C 6 — i 4 ァリール基 (例 えば、 フエニル, ナフチルなど) 、 C 6 — ェ 4 ァリールカルポニル (例えば、 ベ ンゾィル, ナフトイルなど) 、 C 7 — i 3 ァラルキルカルポニル (例えば、 ベン ジルカルポニル, ナフチルメチルカルボニルなど) 、 水酸基、 アルカノィルォキ シ (例えばァセチルォキシ、 プロピオニルォキシ、 プチリルォキシなどの c 2 _
5 アルカノィルォキシ) 、 C 7 — i 3 ァラルキルカルポニルォキシ (例、 ベンジ ルカルポニルォキシなど) 、 ニトロ基、 置換されていてもよいスルファモイル基
(無置換のスルファモイル基の他例えば N—メチルスルファモイル等) 、 置換さ れていてもよいァリ一ルチオ基 (例えばフエ二ルチオ、 4一メチルフエ二ルチオ 等) 、 一 N = N—フエニル、 シァノ基、 アミジノ基、 エステル化されていてもよ い力ルポキシル基 (遊離の力ルポキシル基の他、 例えばメトキシカルポニル、 ェ トキシカルボニル、 t —ブトキシカルボニル等の ― 4 アルコキシカルボニル 等) 、 _ 6 アルキルチオ、 — 6 アルキルスルフィニル、 _ 6 アルキ ルスルホニル、 C 6 — i 4 ァリールチオ、 C 6 — i 4 ァリ一ルスルフィニル、 C
6 _ ! 4 ァリールスルホニル、 置換基を有していてもよい複素環基 (例えばピリ ジル、 チェニル、 テトラゾリル、 モルホリニル、 ォキサゾリルなどの他、 下記 R a 3 で示される置換基を有していてもよい複素環基として述べたもの) 等が挙げ られ、 これらの任意の置換基は置換可能な位置に 1又は 2個置換していてもよい。 置換基としての 「置換されていてもよいシクロアルキル基」 におけるシクロア ルキル基としては、 例えばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シ クロへキシル、 シクロへプチル等の C 3 ― 7 シクロアルキル基等が挙げられる。 ここで、 シクロアルキル基の置換基としては、 前記した 「置換されていてもよい ァリール基」 における置換基と同様な数の同様なものが挙げられる。
置換基としての 「置換されていてもよいシクロアルケニル基」 におけるシクロ アルケニル基としては、 例えばシクロプロべニル、 シクロブテニル、 シクロペン テニル、 シクロへキセニル等の C 3 _ 6 シクロアルケニル基等が挙げられる。 こ こで、 置換されていてもよいシクロアルケニル基の置換基としては、 前記した 「置換されていてもよいァリール基」 における置換基と同様な数の同様なものが 挙げられる。
置換基としての 「置換されていてもよいアルキル基」 におけるアルキル基とし ては、 例えばメチル、 ェチル、 n _プロピル、 イソプロピル、 n—プチル、 イソ ブチル、 sec—ブチル、 ter t—ブチル、 n—ペンチル、 イソペンチル、 ネオペン チル、 1 _メチルプロピル、 n—へキシル、 イソへキシル、 1, 1ージメチルブ チル、 2 , 2—ジメチルブチル、 3 , 3—ジメチルブチル、 3, 3—ジメチルプロ ピル等の _ 6 アルキル等が挙げられる。 ここで、 アルキル基の置換葛として は、 前記した 「置換されていてもよいァリール基」 における置換基と同様な数の
同様なものが挙げられる。
置換基としての 「置換されていてもよいアルケニル基」 におけるアルケニル基 としては、 例えばビニル、 ァリル、 イソプロべニル、 2—メチルァリル、 1—プ 口べニル、 2 _メチル _ 1一プロぺニル、 1—ブテニル、 2—ブテニル、 3—ブ テニル、 2—ェチルー 1ーブテニル、 2—メチルー 2—ブテニル、 3—メチルー 2—ブテニル、 1—ペンテニル、 2—ペンテニル、 3—ペンテニル、 4—ペンテ ニル、 4—メチル— 3—ペンテニル、 1—へキセニル、 2 _へキセニル、 3—へ キセニル、 4 _へキセニル、 5—へキセニル等の C 2 _ 6 アルケニル基等が挙げ られる。 ここで、 アルケニル基の置換基としては、 前記した 「置換されていても よいァリ一ル基」 における置換基と同様な数の同様なものが挙げられる。
置換基としての 「置換されていてもよいアルキニル基」 におけるアルキニル基 としては、 例えばェチニル、 1—プロピニル、 2—プロピニル、 1—プチニル、 2—ブチニル、 3—ブチニル、 1 _ペンチニル、 2—ペンチニル、 3 —ペンチ二 ル、 4一ペンチニル、 1—へキシェル、 2 _へキシニル、 3—へキシニル、 4— へキシニル、 5—へキシェル等の C 2 _ 6 アルキニル基が挙げられる。 ここで、 アルキニル基の置換基としては、 前記した 「置換されていてもよいァリール基」 における置換基と同様な数の同様なものが挙げられる。
置換基としての 「置換されていてもよい複素環基」 における複素環基としては、 環系を構成する原子 (環原子) として、 酸素原子、 硫黄原子及び窒素原子等から 選ばれたヘテロ原子 1ないし 3種 (好ましくは 1ないし 2種) を少なくとも 1個 (好ましくは 1ないし 4個、 さらに好ましくは 1ないし 2個) 含む芳香族複素環 基、 飽和あるいは不飽和の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環基) 等が挙げられる。
「芳香族複素環基」 としては、 芳香族単環式複素環基 (例えばフリル、 チェ二 ル、 ピロリル、 ォキサゾリル、 イソォキサゾリル、 チアゾリル、 イソチアゾリル、 イミダゾリル、 ピラゾリル、 1 , 2 , 3—ォキサジァゾリル、 1 , 2, 4—ォキサジ ァゾリル、 1 , 3, 4一ォキサジァゾリル、 フラザニル、 1, 2, 3—チアジアゾリ ル、 1, 2 , 4—チアジアゾリル、 1 , 3 , 4—チアジアゾリル、 1 , 2 , 3—トリァ ゾリル、 1 , 2 , 4—トリァゾリル、 テトラゾリル、 ピリジル、 ピリダジニル、 ピ リミジニル、 ピラジニル、 トリアジニル等の 5ないし 6員の芳香族単環式複素環
基) 及び芳香族縮合複素環基 [例えばベンゾフラニル、 イソベンゾフラニル、 ベ ンゾチェニル、 インドリル、 イソインドリル、 1 H—インダゾリル、 ベンズイン ダゾリル、 ベンゾォキサゾリル、 1 , 2—べンゾイソォキサゾリル、 ベンゾチア ゾリル、 1 , 2—ベンゾイソチアゾリル、 1 H—ベンゾトリアゾリル、 キノリル、 イソキノリル、 シンノリニル、 キナゾリニル、 キノキサリニル、 フタラジニル、 ナフチリジニル、 プリニル、 ブテリジニル、 カルバゾリル、 α—カルボリニル、 /3—カルボリニル、 ァ一力ルポリニル、 ァクリジニル、 フエノキサジニル、 フエ ノチアジニル、 フエナジニル、 フエノキサチイニル、 チアントレニル、 フエナト リジニル、 フエナトロリニル、 インドリジニル、 ピロ口 〔1 , 2— b〕 ピリダジ ニル、 ピラゾ口 〔1, 5— a〕 ピリジル、 イミダゾ 〔1 , 2— a〕 ピリジル、 イミ ダゾ 〔1, 5— a〕 ピリジル、 イミダゾ 〔1,2— b〕 ピリダジニル、 イミダゾ 〔l , 2 _ a〕 ピリミジニル、 1, 2,4 _トリァゾロ 〔4 , 3 _ a〕 ピリジル、 1, 2, 4一トリァゾロ 〔4 , 3— b〕 ピリダジニル等の 8〜1 2員の芳香族縮合複素 環基 (好ましくは、 前記した 5ないし 6員の芳香族単環式複素環基がベンゼン環 と縮合した複素環基または前記した 5ないし 6員の芳香族単環式複素環基の同一 または異なった複素環 2個が縮合した複素環基) ] などが挙げられる。
「非芳香族複素環基」 としては、 例えばォキシラニル、 ァゼチジニル、 ォキセ 夕ニル、 チェ夕ニル、 ピロリジニル、 テトラヒドロフリル、 チオラニル、 ピペリ ジニル、 テトラヒドロビラニル、 モルホリニル、 チオモルホリニル、 ピペラジニ ル等の 3〜 8員 (好ましくは 5〜 6員) の飽和ある は不飽和 (好ましくは飽 和) の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環基) などが挙げられる。
置換基としての 「置換されていてもよい複素環基」 が有していてもよい置換基 としては、 低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル等の _ 6 アル キル基等) 、 ァシル基 (例えばホルミル、 ァセチル、 プロピオニル、 ビバロイル 等の 一 6 アルカノィル、 例えばベンゾィル等のァリ一ルカルポニル、 例えば メチルスルホニル、 ェチルスルホニル等の _ 6 アルキルスルホニル、 例えば アミノスルホニル、 メチルアミノスルホニル、 ジメチルアミノスルホニル等の置 換スルホニル等) 、 ハロゲン化低級アルキル (例えばトリフルォロメチル、 1, 1ージフルォロェチル等) 等が挙げられる。
置換基としての 「置換されていてもよいアミノ基」 、 「置換されていてもよい イミドイル基」 、 「置換されていてもよいアミジノ基」 、 「置換されていてもよ い水酸基」 及び 「置換されていてもよいチオール基」 における置換基としては、 例えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチ ル、 イソプチル、 t 一プチル、 ペンチル、 へキシル等の _ 6 アルキル基等) 、 ァリール基 (例えば、 フエニル、 4—メチルフエニル等) 、 ァシル基 (C i _ 6 アルカノィル (例えばホルミル、 ァセチル、 プロピオニル、 ピバロイル等) のじ
! ― 6 アルカノィル、 例えばベンゾィル等のァリールカルボニル、 アルキルスル ホニル (例えばメチルスルホニル、 ェチルスルホニル等の _ 6 アルキルスル ホニル、 例えばパラトルエンスルホニル等) の C 6 _ ! 4 ァリールスルホニル、 例えばアミノスルホニル、 メチルアミノスルホニル、 ジメチルアミノスルホニル 等の置換スルホニル等) 、 ハロゲン化されていてもよい C i ― 6 アルコキシ一力 ルポニル (例えばトリフルォロメトキシカルポニル、 2, 2 , 2—トリフルォロ エトキシカルボニル、 トリクロロメトキシカルポエル、 2, 2 , 2 _トリクロ口 エトキシカルポニル等) 等が挙げられるが、 置換基としての 「置換されていても よいアミノ基」 における 「ァミノ基」 は、 置換されていてもよいイミドイル基 (例えば、 _ 6 アルキルイミドイル、 ホルミルイミドイル、 アミジノ等) な どで置換されていてもよく、 また、 2個の置換基が窒素原子と一緒になつて環状 アミノ基を形成する場合もあり、 この様な場合の環状アミノ基としては、 例えば 1ーァゼチジニル、 1 _ピロリジニル、 ピペリジノ 1—ピペリジニル、 モルホリ ノ 4—モルホリエル、 1ーピペラジニル及び 4位に低級アルキル基 (例えばメチ ル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 t—ブチル、 ペンチル、 へキシ ル等の ― 6 アルキル基等) 、 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等 の C 7 ― ! 。 ァラルキル基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1 _ナフチル、 2—ナフチル等の C 6 _ ! 。 ァリール基等) 等を有していてもよい 1—ピペラジ ニル等の 3〜8員 (好ましくは 5〜6員) の環状ァミノなどが挙げられる。
「置換されていてもよい力ルバモイル基」 としては、 無置換の力ルバモイルの 他、 N—モノ置換力ルバモイル基及び N, N—ジ置換力ルバモイル基が挙げられ る。
「N—モノ置換力ルバモイル基」 は窒素原子上に 1個の置換基を有する力ルバ モイル基を意味し、 該置換基としては、 例えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 t—ブチル、 ペンチル、 へキシル等の d ― 6 アルキル基等) 、 シクロアルキル基 (例えばシクロプロピ ル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル等の C 3 ― 6 シクロアルキ ル基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1 _ナフチル、 2—ナフチル等の C 6 _ ! Q ァリール基等) 、 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等の C 7 _ ! 0 ァラルキル基、 好ましくはフエニル _ C i _ 4 アルキル基等) 、 複素環基 (例えば前記した R a 1 で示される 「置換されていてもよい炭化水素基」 におけ る置換基としての 「複素環基」 と同様のもの等) 等が挙げられる。 該低級アルキ ル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ァラルキル基、 複素環基は置換基を有し ていてもよく、 その置換基としては、 例えば水酸基、 置換されていてもよいアミ ノ基 [該ァミノ基は、 例えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 イソブチル、 t—ブチル、 ペンチル、 へキシル等のじ丄 _ 6 アルキル基等) 、 ァシル基 (例えばホルミル、 ァセチル、 プロピオニル、 ピ バロィル等の d _ 6 アルカノィル、 例えばベンゾィル等のァリールカルボニル、 例えばメチルスルホニル、 ェチルスルホニル等のじェ _ 6 アルキルスルホニル) 等の 1又は 2個を置換基として有していてもよい。 ] 、 ハロゲン原子 (例えばフ ッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) 、 ニトロ基、 シァノ基、 1ないし 5個のハロゲン 原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) で置換されていてもよい低級アル キル基、 1ないし 5個のハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) で置換されていてもよい低級アルコキシ基等が挙げられる。 該低級アルキル基と しては、 例えばメチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル、 n—プチル、 ィ ソブチル、 sec—ブチル、 tert—ブチル、 ペンチル、 へキシル等の 一 6 アル キル基等が挙げられ、 特にメチル、 ェチル等が好ましい。 該低級アルコキシ基と しては、 例えばメトキシ、 エトキシ、 n—プロボキシ、 イソプロボキシ、 n—ブ トキシ、 イソブトキシ、 sec—ブトキシ、 tert—ブトキシ等の ― 6 アルコキ シ基等が挙げられ、 特にメトキシ、 エトキシ等が好ましい。 また、 これらの置換 基は、 同一又は異なって 1又は 2ないし 3個 (好ましくは 1又は 2個) 置換して
いるのが好ましい。
「N, N—ジ置換力ルバモイル基」 は、 窒素原子上に 2個の置換基を有する力 ルバモイル基を意味し、 該置換基の一方の例としては上記した 「N—モノ置換力 ルバモイル基」 における置換基と同様のものが挙げられ、 他方の例としては、 例 えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 t 一プチル、 ペンチル、 へキシル等の ― 6 アルキル基等) 、 C 3 — 6 シクロ アルキル基 (例えばシクロプロピル、 シクロプチル、 シクロペンチル、 シクロへ キシル等) 、 C 7 — 。 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等、 好まし くはフエ二ルー d ― 4 アルキル基等) 等が挙げられる。 また、 2個の置換基が 窒素原子と一緒になつて環状アミノ基を形成する場合もあり、 この様な場合の環 状ァミノ力ルバモイル基としては、 例えば 1—ァゼチジニルカルポニル、 1ーピ 口リジニルカルポニル、 1―ピペリジニルカルポニル、 4—モルホリニルカルポ ニル、 1ーピペラジニルカルポニル及び 4位に低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 t—プチル、 ペンチル、 へキシル等 の — 6 アルキル基等) 、 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等の C 。 ァラルキル基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1 _ナフチル、 2 _ ナフチル等の C 6 ― ! 0 ァリール基等) 等を有していてもよい 1—ピペラジニル カルボニル等の 3〜 8員 (好ましくは 5〜 6員) の環状アミノーカルボニルなど が挙げられる。
「置換されていてもよいチォカルバモイル基」 の置換基としては、 前記した
「置換されていてもよい力ルバモイル基」 の置換基と同様のものが挙げられる。
「置換基を有していてもよいスルファモイル基」 としては、 無置換のスルフ ァモイルの他、 N—モノ置換スルファモイル基及び N, N -ジ置換スルファモイ ル基が挙げられる。
「N—モノ置換スルファモイル基」 は窒素原子上に 1個の置換基を有するスル ファモイル基を意味し、 該置換基としては、 N—モノ置換力ルバモイル基の置換 基と同様のものが挙げられる。
「N, N—ジ置換スルファモイル基」 は、 窒素原子上に 2個の置換基を有する スルファモイル基を意味し、 該置換基としては、 Ν, Ν—ジ置換力ルバモイル基
の置換基と同様のものが挙げられる。
エステル化されていてもよいカルボキシル基としては遊離の力ルポキシル基の 他、 例えば低級アルコキシカルポニル基、 ァリールォキシカルボ二ル基、 ァラル キルォキシカルボニル基等が挙げられる。
「低級アルコキシカルポニル基」 としては、 例えばメトキシカルポニル、 エト キシカルポニル、 プロポキシカルボニル、 イソプロポキシ力ルポニル、 ブトキシ カルボニル、 イソブトキシカルボニル、 sec—ブトキシカルポニル、 t er t—ブト キシカルポニル、 ペンチルォキシカルポニル、 イソペンチルォキシカルポニル、 ネオペンチルォキシカルボニル等の _ 6 アルコキシ—力ルポニル基等が挙げ られ、 中でもメトキシカルボニル、 エトキシカルボニル、 プロポキシカルポニル 等の _ 3 アルコキシ—力ルポニル基等が好ましい。
「ァリールォキシカルポニル基」 としては、 例えばフエノキシカルボニル、 1 一ナフトキシカルボニル、 2 _ナフトキシカルボニル等の C 7 _ ! 2 ァリールォ キシーカルボニル基等が好ましい。
「ァラルキルォキシカルボ二ル基」 としては、 例えばべンジルォキシカルボ二 ル、 フエネチルォキシカルボニル等の C 7 _ ! 。 ァラルキルォキシ—カルポニル 基等 (好ましくは、 C 6 — i 。 ァリ一ルー _ 4 アルコキシ—力ルポニルな ど) が好ましい。
該 「ァリールォキシカルポニル基」 、 「ァラルキルォキシカルポニル基」 は置 換基を有していてもよく、 その置換基としては、 前記した N _モノ置換カルバモ ィル基の置換基の例としてのァリ一ル基、 ァラルキル基の置換基として挙げたも のと同様のものが同様な数用いられる。
置換基としての 「スルホン酸由来のァシル基」 としては、 炭化水素基とスルホ ニルとが結合したものなどが挙げられるが、 好ましくは C i _ 1 ()アルキルスルホ ニル、 C 2 — 6 ァルケニルスルホニル、 C 2 — 6 アルキニルスルホニル、 C3— 9 シクロアルキルスルホニル、 C3 _ 9シクロアルケニルスルホニル、 C6 _ 1 4ァリ 一ルスルホニル、 C 7 ― ,。 ァラルキルスルホニル等のァシルが挙げられる。 具 体的にはここでの d ― 1 ()アルキルとしては、 例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 イソブチル、 tーブチル、 ペンチル、 へキシル、 へプチ
ル、 ォクチル等が挙げられる。 C 2 — 6 アルケニルとしては、 例えばビニル、 ァ リル、 1 —プロぺニル、 イソプロぺニル、 2—ブテニル、 3—ブテニル、 2—へ キセニル等が挙げられる。 C 2 _ 6 アルキニルとしては、 例えばェチニル、 2— プロピニル、 2—プチニル、 5—へキシニル等が挙げられる。 C3— 9シクロアル キルとしては、 例えばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロ へキシル、 シクロォクチル等が挙げられる。 C 9シクロアルケニルとしては、 例えば 1 —シクロペンテン一 1 —ィル、 2—シクロペンテン一 1 _ィル、 3—シ クロペンテン一 1 Γル、 3—シクロへキセン _ 1 —ィル、 3—シクロォクテン , 1ーィル等が挙げられる。 C 6 _ | 4ァリールとしてはフエニル、 1—ナフチル、 2 —ナフチル等が挙げられる。 C 7 _ 1 0 ァラルキルスルホニルとしては、 例え ばベンジル、 フエネチル等が挙げられる。 スルホニルと結合したこれらの炭化水 素基は置換基を有していてもよく、 その置換基としては、 例えば水酸基、 置換さ れていてもよいアミノ基 [該ァミノ基は、 例えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 t—ブチル、 ペンチル、 へキシル等の _ 6 アルキル基等) 、 ァシル基 (例えばホルミル、 ァセチル、 プロピオニル、 ピバロィル等の d _ 6 アルカノィル、 例えばベンゾィル等のァ リール力ルポニル、 例えばメチルスルホニル、 ェチルスルホニル等の _ 6 ァ ルキルスルホニル) 等の 1又は 2個を置換基として有していてもよい。 ] 、 ハロ ゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) 、 エトロ基、 シァノ基、 1な いし 5個のハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) で置換されて いてもよい低級アルキル基、 1ないし 5個のハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) で置換されていてもよい低級アルコキシ基等が挙げられる。 該 低級アルキル基としては、 例えばメチル、 ェチル、 n _プロピル、 イソプロピル、 n—ブチル、 イソブチル、 sec—ブチル、 ter t—ブチル、 ペンチル、 へキシル等 のじェ ― 6 アルキル基等が挙げられ、 特にメチル、 ェチル等が好ましい。 該低級 アルコキシ基としては、 例えばメトキシ、 エトキシ、 n—プロボキシ、 イソプロ ポキシ、 n—ブトキシ、 イソブトキシ、 sec—ブトキシ、 tert—ブトキシ等の C ! ― 6 アルコキシ基等が挙げられ、 特にメトキシ、 エトキシ等が好ましい。 また、 これらの置換基は、 同一又は異なって 1又は 2ないし 3個 (好ましくは 1又は 2
個) 置換しているのが好ましい。
置換基としての 「カルボン酸由来のァシル基」 としては、 水素原子又は前記し た 「N—モノ置換力ルバモイル基」 が窒素原子上に 1個有する置換基とカルボ二 ルとが結合したものなどが挙げられるが、 好ましくは、 ホルミル、 ァセチル、 ト リフルォロアセチル、 プロピオニル、 ブチリル、 イソブチリル、 ビバロイル等の C , _ 6 アルカノィル、 ベンゾィル等のァリールカルボニル等のァシルが挙げら れる。
置換基としての 「置換基を有していてもよいアルキルスルフィニル基」 におけ るアルキルとしては、 例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 イソプチル、 t一プチル、 ペンチル、 へキシル等の _ 6 アルキル基等の低級 アルキル基が挙げられる。
置換基としての 「置換基を有していてもよいァリ一ルスルフィニル基」 におけ るァリールとしては、 例えばフエニル、 ナフチル、 アントリル、 フエナントリル、 ァセナフチレニル等の C 6 _ ! 4 ァリール基等が挙げられる。
これらのアルキル、 ァリールの置換基としては、 低級アルコキシ基 (例えばメ トキシ、 エトキシ、 プロポキシ等の C i _ 6 アルコキシ基等) 、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) 、 低級アルキル基 (例えばメチル、 ェ チル、 プロピル等の _ 6 アルキル基等) 、 アミノ基、 水酸基、 シァノ基、 ァ ミジノ基等が挙げられ、 これらの任意の置換基は置換可能な位置に 1又は 2個置 換していてもよい。
R a 2 で示される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 および 「置換基を 有していてもよい非芳香族複素環基」 としては、 R a 1 で示される 「置換基を有 していてもよい炭化水素基」 および 「置換基を有していてもよい非芳香族複素環 基」 と同様のものが挙げられ、 好ましくは R a 1 で述べたもののうち置換基を有 していてもよい C 2 ― 6 アルキルおよび置換基を有していてもよい C 3 _ 8 シク 口アルキルである。
R a 1 と R a 2が結合して隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよい 複素環基を形成する場合、 このような環としては、 1個の窒素原子の他にさらに 窒素原子、 酸素原子、 ィォゥ原子を含む環であってもよく、 その例としてはたと
えば、 1—ァゼチジニル、 1一ピロリジニル、 1—ピベリジニル、 1 _ホモピぺ リジニル、 ヘプタメチレンィミノ、 1—ピペラジエル、 1—ホモピペラジニル、 4一モルホリニル、 4—チオモルホリニルなどの単環、 2—イソインドリニル、 1, 2, 3, 4—テトラヒドロ一 2—イソキノリル、 1, 2, 4, 5—テトラヒ ドロ— 3 H— 3—ベンゾァゼピン— 3—ィルなどの縮合環、 インデンー 1—スピ ロー 4' —ピペリジン一 1' ーィルなどのスピロ環などの環状アミノ基が挙げら れる。 該環状アミノ基は該環上の化学的に可能な位置に 1〜5鉱 好ましくは 1 〜 3個の置換基を有していてもよい。
該置換基としては、 ヒドロキシ基、 シァノ基、 ニトロ基、 アミノ基、 ォキソ基、 ハロゲン原子、 および一般式: -Ya Ra a (式中、 Ra aは置換基を有していて もよい炭化水素基または置換基を有していてもよい複素環基を、 Ya は結合手 (単結合) 、 - CRa bRa に、 -COO-、 -CO-, - CRa b (OH)-, -CO- N Ra b-、 -CS-NR3 b-、 -CO— S -、 — CS-S -、 -C〇-NRa b-C〇— NRa に、 — C(=NH)— NRa b—、 -NRa b—、 -NRa b-C〇—、 — NRa に CS―、 一 N Ra CO- NRa に、 -NRa に CS- NRa 、 -NRa b- CO-0 -、 -NRa b- CS-O—、 — NRa b-C〇-S -、 -NRa b— CS-S -、 -NRa b-C (=NH)-N Ra に、 -NRa b— S02—、 -NRa b-NRa c―、 -〇-、 -Ο-CO-, -〇— CS - 、 -O-CO— 0、 -〇-C〇- NRa に、 -0-C(=NH)-NRa 、 -S -、 — SO— 、 — S02-、 -CRa bRa に S -、 CRa bRa C-S〇2-、 -S02-NRa b-、 -S- CO-、 - S-CS -、 -S-CO- NRa b -、 -S- CS- NRa b -、 -S-C (=NH)-N Ra b-、 などを示し、 Ra b、' Ra eは水素原子、 置換されていてもよいアルキ ル基、 置換されていてもよいアルケニル基、 置換されていてもよいアルキニル基、 置換されていてもよいァリール基、 置換されていてもよいシクロアルキル基もし くはシクロアルケニル基、 置換されていてもよい複素環基、 スルホン酸由来のァ シル基、 カルボン酸由来のァシル基等を示す) で表される基などが挙げられる。 前記 Ra aで示される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 の 「炭化水素 基」 としては、 例えば脂肪族鎖式炭化水素基、 脂環式炭化水素基及びァリール基 等が挙げられる。 これらの肪族鎖式炭化水素基、 脂環式炭化水素基及びァリール 基としては前記 R a 1 で示される肪族鎖式炭化水素基、 脂環式炭化水素基及びァ
リール基として述べたものがそれぞれ挙げられる。 また該炭化水素基の置換基と しては前記 R a 1 で示される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 における 置換基として述べたものが挙げられる。
前記 R a aで示される 「置換基を有していてもよい複素環基」 における 「複素環 基」 としては、 後述の R a 3 で示される 「置換基を有していてもよい複素環基」 における 「複素環基」 と同様なものが挙げられる。 該 「置換基を有していてもよ い複素環基」 における 「置換基」 としては、 前記 R a 1 で示される 「置換基を有 していてもよい非芳香族複素環基」 における 「置換基」 として述べたものが挙げ られる。
前記 R a bおよび R a eで示される置換されていてもよいアルキル基、 置換さ れていてもよいアルケニル基、 置換されていてもよいアルキニル基、 置換されて いてもよいァリール基、 置換されていてもよいシクロアルキル基もしくはシクロ アルケニル基、 置換されていてもよい複素環基、 スルホン酸由来のァシル基、 力 ルボン酸由来のァシル基としては前記 R a 1で示される 「置換基を有していても よい炭化水素基」 における置換基として述べたものが挙げられる。
R a 1 および R a 2 としては、 両者が結合して窒素原子と共に置換基を有して いてもよい複素環を形成しているのが好ましい。
さらに好ましくは、 N R a 1 R a 2が式:
— Ν λ"Υ - > または 一 N〔 ~Ya-Raa
, Ya-Raa
(式中、 Y aおよび R a aは前記と同意義である) で示される基のときである。 ここで、 Y a と R a aは前記と同意義を示すが、 R 3 aは特に置換基を有していて もよぃァリール基または置換基を有していてもよい複素環基が好ましい。
R a 3 で示される 「置換基を有していてもよい環状炭化水素基」 における 「環 状炭化水素基」 としては、 脂環式炭化水素基、 ァリール基などが挙げられる。 該脂環式炭化水素基としては、 例えばシクロアルキル基、 シクロアルケニル基、 シクロアルカンジェニル基等の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素基が挙げられる。 好ましくはシクロアルキル基である。 該シクロアルキル基としては、 例えばシク
口プロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチル、 シクロォクチル、 シクロノニル等の C 3 _ 9 シクロアルキル (好ましくは C 3 ― 8 シクロアルキル等) 等、 また 1一インダニル、 2—インダニルなどの縮合環が 挙げられる。 該シクロアルケニル基としては、 例えば 2—シクロペンテン一 1— ィル、 3—シクロペンテン— 1—ィル、 2—シクロへキセン一 1—ィル、 3—シ クロへキセン一 1—ィル、 1ーシクロブテン一 1—ィル、 1—シクロペンテン一 1—ィル等の C 3 ― 6 シクロアルケニル基等が挙げられる。 該シクロアルカンジ ェニル基としては、 例えば 2 , 4—シクロペンタンジェン— 1 _ィル、 2 , 4—シ クロへキサンジェン— 1一^ fル、 2 , 5ーシクロへキサンジェン— 1—ィル等の C 4 _ 6 シクロアルカンジェニル基等が挙げられる。
該ァリール基としては、 単環式又は縮合多環式芳香族炭化水素基が挙げられ、 例えばフエニル、 ナフチル、 アントリル、 フエナントリル、 ァセナフチレニル、 4一インダニル、 5—インダニル等の C 6 _ ! 4 ァリール基等が好ましく、 中で もフエニル、 1一ナフチル、 2 _ナフチル等が特に好ましい。
R a 3 で示される置換基を有していてもよい環状炭化水素基における置換基と しては、 前記 R a 1 で示される置換基を有していてもよい炭ィヒ水素基における置 換基として述べたものが挙げられる。 該環状炭化水素基が脂環式炭化水素基であ るときは、 たとえばフエニル基、 トリル基などの _ 6 アルキルで置換されて いてもよいフエニル基、 ナフチル基などが挙げられる。 該環状炭化水素基がァリ —ル基であるときは、 たとえばノヽロゲン原子 (例えば塩素原子、 フッ素原子等) 、 C , _ 6 アルキル基 (メチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 イソ プチル、 t 一プチル、 ペンチル、 へキシル等) 、 (: — 6 アルコキシ基 (例えば メトキシ、 エトキシ、 n—プロポキシ、 イソプロポキシ、 η—ブトキシ等) 、 C
3 ― 6 シクロアルキル基 (例えばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチ ル、 シクロへキシル等) 、 ハロゲン化 ― 6 アルキル基 (トリフルォロメチル 等) 、 ハロゲン化 d _ 6 アルコキシ基 (トリフルォロメチルォキシ等) 、 d - 6 アルキルチオ基 (メチルチオ、 ェチルチオ等) 、 (:ェ — 6 アルキルスルホ二 ル基 (メチルスルホニル、 ェチルスルホニル等) 、 シァノ基、 ニトロ基などが挙 け'られる。
Ra 3 で示される 「置換基を有していてもよい複素環基」 における複素環基と しては、 例えば、 環系を構成する原子 (環原子) として、 酸素原子、 硫黄原子及 び窒素原子等から選ばれたヘテロ原子 1ないし 3種 (好ましくは 1ないし 2種) を少なくとも 1個 (好ましくは 1ないし 4個、 さらに好ましくは 1ないし 2個) 含む芳香族複素環基、 飽和あるいは不飽和の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環 基) 等が挙げられる。
該芳香族複素環基としては、 芳香族単環式複素環基 (例えばフリル、 チェニル、 ピロリル、 ォキサゾリル、 イソォキサゾリル、 チアゾリル、 イソチアゾリル、 ィ ミダゾリル、 ピラゾリル、 1, 2, 3—ォキサジァゾリル、 1, 2, 4—ォキサジァ ゾリル、 1, 3, 4 _ォキサジァゾリル、 フラザニル、 1, 2, 3—チアジアゾリル、 1, 2, 4—チアジアゾリル、 1, 3, 4—チアジアゾリル、 1, 2, 3—トリアゾリ ル、 1 , 2, 4 _トリァゾリル、 テトラゾリル、 ピリジル、 ピリダジニル、 ピリミ ジニル、 ピラジニル、 トリアジニル等の 5ないし 6員の芳香族単環式複素環基) 及び芳香族縮合複素環基 [例えばベンゾフラニル、 イソベンゾフラニル、 ベンゾ チェニル、 インドリル、 イソインドリル、 1H_インダゾリル、 ベンズインダゾ リル、 ベンゾォキサゾリル、 1, 2—ベンゾイソォキサゾリル、 ベンゾチアゾリ ル、 ベンゾピラニル、 1, 2—ベンゾイソチアゾリル、 ベンゾジォキソリル、 ベ ンゾイミダゾリル、 2, 1, 1 _ベンズォキサジァゾリル、 1H—ベンゾトリア ゾリル、 キノリル、 イソキノリル、 シンノリニル、 キナゾリニル、 キノキサリニ ル、 フタラジニル、 ナフチリジニル、 プリニル、 ブテリジニル、 カルバゾリル、 a—カルボリニル、 /3—力ルポリニル、 ァ—カルポリエル、 ァクリジニル、 フエ ノキサジニル、 フエノチアジニル、 フエナジニル、 フエノキサチイニル、 チアン トレニル、 フエナトリジニル、 フエナトロリニル、 インドリジニル、 ピロ口 〔1, 2-b) ピリダジニル、 ピラゾ口 〔1, 5— a〕 ピリジル、 ピラゾ口 [3, 4- b] ピリジル、 イミダゾ 〔l, 2_a〕 ピリジル、 イミダゾ 〔1, 5— a〕 ピリジ ル、 イミダゾ 〔1, 2— b〕 ピリダジニル、 イミダゾ 〔1, 2— a〕 ピリミジニル、 1, 2, 4—トリァゾロ 〔4, 3— a〕 ピリジル、 1, 2, 4—トリァゾロ 〔4, 3— b〕 ピリダジニル等の 8〜12員の芳香族縮合複素環基 (好ましくは、 前記した 5ないし 6員の芳香族単環式複素環基がベンゼン環と縮合した複素環または前記
した 5ないし 6員の芳香族単環式複素環基の同一または異なつた複素環 2個が縮 合した複素環) ] などが挙げられる。
該非芳香族複素環基としては、 例えばォキシラニル、 ァゼチジニル、 ォキセタ ニル、 チェ夕ニル、 ピロリジニル、 テトラヒドロフリル、 チオラニル、 ピベリジ ニル、 テトラヒドロビラニル、 モルホリニル、 チオモルホリニル、 ピペラジニル 等の 3〜8員 (好ましくは 5〜6員) の飽和あるいは不飽和 (好ましくは飽和) の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環基) などが挙げられる。
R a 3 で示される 「置換基を有していてもよい複素環基」 における置換基とし ては、 前記 1 で示される 「置換基を有していてもよい非芳香族複素環基」 に おける 「置換基」 として述べたものが挙げられる。
R a 3 としては置換基を有していてもよいフエニル基が好ましい。
R a 4 で示される置換基を有していてもよい炭化水素基は R a 1 で示される置 換基を有していてもよい炭化水素基と同様なものが挙げられ、 また R a 4 で示さ れる置換基を有していてもよい複素環基は R a 3 で示される置換基を有していて もよい複素環基と同様なものが挙げられる。
R a 4 で示される 「置換基を有していてもよいアルコキシ基」 における 「アル コキシ基」 としては、 たとえばメトキシ、 エトキシ、 n—プロボキシ、 イソプロ ポキシ、 n—ブトキシ、 イソブ卜キシ、 s e c —ブトキシ、 t e r t—ブ卜キシ など d _ 6 アルコキシが好ましく、 該 「置換基」 としては、 例えばシクロアル キル基 (例えばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシ ル等の C 3 ― 6 シクロアルキル基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1 一ナフ チル、 2—ナフチル等の C 6 _ ! 0 ァリール基等) 、 ァラルキル基 (例えばベン ジル、 フエネチル等の C 7 ― ! 。 ァラルキル基、 好ましくはフエ二ルー _ 4 アルキル基等) 、 複素環基 (例えば前記した R a 1 で示される 「置換されていて もよい炭化水素基」 における置換基としての 「複素環基」 と同様のもの等) 等が 挙げられる。 該低級アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ァラルキル基、 複素環基は置換基を有していてもよく、 その置換基としては、 例えば水酸基、 置 換されていてもよいアミノ基 [該ァミノ基は、 例えば低級アルキル基 (例えばメ チル、 ェチル、 プ CIピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 t—ブチル、 ぺ
ンチル、 へキシル等の ― 6 アルキル基等) 、 ァシル基 (例えばホルミル、 ァ セチル、 プロピオニル、 ビバロイル等の _ 6 アルカノィル、 ベンゾィル等の ァリ一ルカルポニル、 例えばメチルスルホニル、 ェチルスルホニル等の _ 6 アルキルスルホニル等) 等の 1又は 2個を置換基として有していてもよい。 ] 、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) 、 ニトロ基、 シァノ基、 1ないし 5個のハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) で置換さ れていてもよい低級アルキル基、 1ないし 5個のハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) で置換されていてもよい低級アルコキシ基等が挙げられ る。 該低級アルキル基としては、 例えばメチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプ 口ピル、 n—ブチル、 イソプチル、 sec—ブチル、 ter t _ブチル、 ペンチル、 へ キシル等の C i _ 6 アルキル基等が挙げられ、 特にメチル、 ェチル等が好ましい。 該低級アルコキシ基としては、 例えばメトキシ、 エトキシ、 n—プロボキシ、 ィ ソプロボキシ、 n—ブトキシ、 イソブ卜キシ、 sec—ブトキシ、 ter t—ブトキシ 等の ― 6 アルコキシ基等が挙げられ、 特にメトキシ、 エトキシ等が好ましい。 また、 これらの置換基は、 同一又は異なって 1又は 2ないし 3個 (好ましくは 1 又は 2個) 置換しているのが好ましい。
R a 4 で示される 「置換されていてもよいァリールォキシ基」 における 「ァリ —ル基; としては、 例えばフエニル、 ナフチル、 アントリル、 フエナントリル、 ァセナフチレニル等の C 6 _ ! 4 ァリール基等が挙げられ、 該 「置換基」 として は、 低級アルコキシ基 (例えばメトキシ、 エトキシ、 プロポキシ等の ― 6 ァ ルコキシ基等) 、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) 、 低級 アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル等の _ 6 アルキル基等) 、 ァ ミノ基、 水酸基、 シァノ基、 アミジノ基等が挙げられ、 これらの任意の置換基は 置換可能な位置に 1又は 2個置換していてもよい。
R a 4 で示される 「置換基を有していてもよいアミノ基」 における 「置換基」 としては、 例えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロ ピル、 プチル、 イソプチル、 t _プチル、 ペンチル、 へキシル等の _ 6 アル キル基等) 、 ァシル基 ( C , _ 6 アルカノィル (例えばホルミル、 ァセチル、 プ 口ピオニル、 ビバロイル等) 、 ベンゾィル等) 、 ハロゲン化されていてもよい C
! _ 6 アルコキシ—カルボニル (例えばトリフルォロメトキシカルポニル、 2 , 2 , 2—トリフルォロエトキシカルポニル、 トリクロロメトキシカルポニル、 2 , 2 , 2—トリクロ口エトキシカルボ二ル等) 等が挙げられるが、 置換基としての 「置換されていてもよいアミノ基」 における 「ァミノ基」 は、 置換されていても よいイミドイル基 (例えば、 C i _ 6 アルキルイミドイル、 ホルミルイミドイル、 アミジノ等) などで置換されていてもよく、 また、 2個の置換基が窒素原子と一 緒になって環状アミノ基を形成する場合もあり、 この様な場合の環状アミノ基と しては、 例えば 1—ァゼチジニル、 1 _ピロリジニル、 1ーピペリジニル、 4一 モルホリニル、 1ーピペラジニル及び 4位に低級アルキル基 (例えばメチル、 ェ チル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 t—ブチル、 ペンチル、 へキシル等の d _ 6 アルキル基等) 、 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等の C 7 _ ! 。 ァラルキル基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1一ナフチル、 2—ナ フチル等の C 6 ― ! 。 ァリール基等) 等を有していてもよい 1—ピペラジニル等 の 3〜8員 (好ましくは 5〜 6員) の環状ァミノなどが挙げられる。
R a 4 としては ― 3 アルキル、 置換基を有していてもよいフエニル、 3— ピリジル、 4一ピリジル等が好ましい。
R a 5 で示される炭化水素基としては、 R a 1 で示される 「置換基を有してい てもよい炭化水素基」 における 「炭化水素基」 として述べたものが挙げられるが、 好ましくはたとえば、 メチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル、 プチル、 n _ブチル、 イソプチル、 t e r t—ブチルなど炭素数 1ないし 4の低級アルキ ルが好ましい。
Y a —で示されるカウン夕一ァニオンとしては、 たとえば C I—、 B r―、 I 一 、 N 03 ―、 S〇4 2—、 P 04 3 _ 、 C H 3 S〇3 _などが挙げられる。
E a で示されるォキソ基以外の置換基を有していてもよい 2価の鎖状炭化水素 基における 2価の鎖状炭化水素基としては例えば、 メチレン、 エチレン等の
_ 6 アルキレン、 ェテニレン等の C 2 _ 6 アルケニレン、 ェチニレン等の C 2 ― 6 アルキニレン等が挙げられる。 好ましいものは C 2 ― 5 アルキレンであり、 も つとも好ましいものはトリメチレンである。
該 2価の炭化水素基の置換基は、 ォキソ基以外のものであればよく、 その具体
例としては、 たとえば、 置換されていてもよいアルキル基、 置換されていてもよ ぃァリール基、 置換されていてもよいシクロアルキル基もしくはシクロアルケ二 ル基、 エステル化されていてもよい力ルポキシル基、 置換されていてもよいカル バモイル基もしくはチォカルバモイル基、 置換されていてもよいアミノ基、 置換 されていてもよい水酸基、 置換されていてもよいチオール (メルカプト) 基、 力 ルボン酸由来のァシル基、 スルホン酸由来のァシル基、 ハロゲン (例、 フッ素、 塩素、 臭素など) 、 ニトロ、 シァノなどが挙げられる。 置換基の数が 1〜3であ つてもよい。 これらの置換されていてもよいアルキル基、 置換されていてもよい ァリール基、 置換されていてもよいシクロアルキル基もしくはシクロアルケニル 基、 エステル化されていてもよいカルボキシル基、 置換されていてもよい力ルバ モイル基もしくはチォカルバモイル基、 置換されていてもよいアミノ基、 置換さ れていてもよい水酸基、 置換されていてもよいチオール (メルカプト) 基、 カル ボン酸由来のァシル基、 スルホン酸由来のァシル基は、 前記 R a 3で示される置 換基を有していてもよい複素環基における置換基として述べたものと同様なもの が挙げられる。
Q aおよび R aで示される置換基を有していてもよい 2価の d ― 3鎖状炭化 水素基における _ 3鎖状炭化水素基としては、 E aで示されるォキソ基以外 の置換基を有していてもよい 2価の鎖状炭ィヒ水素基における 2価の鎖状炭化水素 基のうち、 炭素数 1〜3のものが挙げられる。
Q aおよび R a で示される置換基を有していてもよい 2価の ― 3鎖状炭化 水素基における置換基としては、 E aで示されるォキソ基以外の置換基を有して いてもよい 2価の鎖状炭化水素基における置換基と同様なものが挙げられる。
J a はメチンまたは窒素原子を示すがメチンであるのが好ましい。
G a 1 は結合手、 〇〇または3 02 を示すが、 〇0または5 02が好ましい。 G a 2 は C O, S〇2 , NH C O, C ONHまたは O C Oを示すが、 なかでも
C O, NH C Oまたは O C Oが好ましい。
尚、 一般式 ( I ) で表わされる化合物またはその塩は水和物であってもよい。 ( I - 1 ) R a 1 が水素原子、 下記第 a 1群から選ばれた置換基を有していて もよい下記第 a 2群から選ばれた炭化水素基、 下記第 a 1群から選ばれた置換基
を有していてもよい 3〜 8員の飽和あるいは不飽和の非芳香族複素環基であり、 Ra 2 が下記第 a 1群から選ばれた置換基を有していてもよい下記第 a 2群から 選ばれた炭化水素基または下記第 a 1群から選ばれた置換基を有していてもよい 3〜8員の飽和あるいは不飽和の非芳香族複素環基を示すか、 または Ra 1 と R a 2が結合して Aa と共に下記第 a 3群から選ばれた置換基を有していてもよい 下記第 a 4群から選ばれた複素環基を形成してもよく、 Aaが Nまたは N+ — R a 5 · Ya - (Ya -が C 1 -、 B r - 、 I -、 N03 -、 S 04 2 -、 P04 3 一 または CH3 S03 ―であり、 Ra 5 は下記第 a 2群から選ばれた炭化水素 基を示す) 、 Ra 3 が下記第 a 1群から選ばれた置換基を有していてもよい下記 第 a 5群から選ばれた環状炭化水素基または下記第 a 1群から選ばれた置換基を 有していてもよい下記第 a 6群から選ばれた複素環基、 Ra 4 が水素原子、 下記 第 a 1群から選ばれた置換基を有していてもよい下記第 a 2群から選ばれた炭化 水素基、 下記第 a 1群から選ばれた置換基を有していてもよい下記第 a 6群から 選ばれた複素環基、 下記第 a 7群から選ばれた置換基を有していてもよい _ 6 アルコキシ基、 下記第 a 8群から選ばれた置換基を有していてもよい C6 _ ! 4 ァリールォキシ基、 下記第 a 9群から選ばれた置換基を有していてもよいアミ ノ基または下記第 a 10群から選ばれた環状アミノ基であり、 Eaが下記第 a 1 1群から選ばれたォキソ基以外の置換基を有していてもよい下記第 a 12群から 選ばれた 2価の鎖状炭化水素基であり、 Qaおよび Ra がそれぞれ結合手または 下記第 a 1 1群から選ばれた置換基を有していてもよい下記第 a 13群から選ば れた 2価のじ — 3鎖状炭化水素である化合物、
第 a 1群
(1) 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C 一 6 アルキル基、
(2) 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C2 _ 6 アルケニル基、 (3) 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C2 _ 6 アルキニル基、
(4) 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C6 _ ! 4 ァリール基、
(5) 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C3 _ 7 シクロアルキ ル基、 (6) 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C 3 — 6 シクロ アルケニル基、 (7) 第 a 15群から選ばれた基で置換されていてもよい第 a 1
6群から選ばれた複素環基、 (8) 置換基として _ 6 アルキルイミドイル、 ホルミルイミドイル、 アミジノまたは第 a 17群から選ばれた基を有していても よいアミノ基、 (9) 第 a 10群から選ばれた環状アミノ基、 (10) 第 a 17 群から選ばれた基で置換されていてもよいイミドイル基、 (11) 第 a 17群か ら選ばれた基で置換されていてもよいアミジノ基、 (12) 第 a 17群から選ば れた基で置換されていてもよい水酸基、 (13) 第 a 17群から選ばれた基で置 換されていてもよいチオール基、 (14) 力ルポキシル基、 (15) 第 a 18群 から選ばれた基で置換されていてもよい _ 6 アルコキシ—カルポニル基、 (16) 第 a 18群から選ばれた基で置換されていてもよい C7 _ ! 2 ァリール ォキシ—カルポニル基、 (17) 第 a 18群から選ばれた基で置換されていても よい C7 _ x 。 ァラルキルォキシ—カルボニル基、. (18) 力ルバモイル基、 (19) 第 a 19群から選ばれた基で置換されたモノ置換力ルバモイル基、 (2 0) 第 a 19群から選ばれた 1個と第 a 20群から選ばれた 1個で置換されたジ 置換力ルバモイル基、 (21) 第 a 21群から選ばれた環状アミノカルバモイル 基、 (22) チォカルバモイル基、 (23) 第 a 19群から選ばれた基で置換さ れたモノ置換チォカルバモイル基、 (24) 第 a 19群から選ばれた 1個と第 a 20群から選ばれた 1個で置換されたジ置換チォカルバモイル基、 (25) 第 a 21群から選ばれた環状アミノチォ力ルバモイル基、 スルファモイル基、 (2 6) 第 a 19群から選ばれた基で置換された N—モノ置換スルファモイル基、 (27) 第 a 19群から選ばれた 1個と第 a 20群から選ばれた 1個で置換され た Ν,Ν—ジ置換スルファモイル基、 (28) 第 a 22群から選ばれた環状アミ ノスルホニル基、 (29) ハロゲン原子、 (30) シァノ基、 (31) ニトロ基、 (32) 第 a 22群から選ばれたスルホン酸由来のァシル基、 (33) ホルミル 基、 (34) C2 _ 6 アルカノィル、 (35) C7 _ ! 2 ァリール力ルポニル、 (36) 第 a 23群から選ばれた基で置換されていてもよい C i ― 6 アルキルス ルフィニル基および (37) 第 a 23群から選ばれた基で置換されていてもよい C6 _ ! 4 ァリールスルフィニル基
第 a 2群 .
(1) Ci _ ! 0 アルキル基、 (2) C2 ― 6 アルケニル基、 (3) C2 — 6 ァ
ルキニル基、 (4) ベンゼン環が縮合していてもよい C3 ― 9 シクロアルキル基、 (5) C3 ― 6 シクロアルケニル基、 (6) C4 - 6 シクロアルカンジェニル基 および (7) C6 _ X 4 ァリール基
第 a 3群
(1) 水酸基、 (2) シァノ基、 (3) ニトロ基、 (4) アミノ基、 (5) ォキ ソ基、 (6) ハロゲン原子および (7) —般式: - B1 Ra a [式中、 Ra aは第 a 1群から選ばれた置換基を有していてもよい第 a 2群から選ばれた炭化水素基、 または第 a 1群から選ばれた置換基を有していてもよい第 a 6群から選ばれた複 素環基を、 B1 は結合手 (単結合) 、 - CRa bRa c -、 - COO-、 -CO-, ― CRa b (OH) 一、 — CRa b Ra c 一 S―、 一 CRa b Ra c _S02
―、 -CO-NR3 し、 - CS- NRa に、 - CO- S -、 - CS- S -、 -CO- NRa b- CO— NRa .c -、 — C (=NH)— NRa b—、 — NRa b—、 — NRa b-C〇—、 -NRa に CS -、 -NRa に CO- NRa c -、 .- NRa に CS_NRa c -、 -NRa b-C 〇 - O-、 -NRa に CS-O-、 -NRa b-CO- S -、 - NRa に CS- S -、 - Ra に C(=NH)- NRa c -、 -NRa b-S〇2—、 -NRa b-NRa c―、 - O—、 -〇-C 0-、 — O— CS -、 — O— CO—〇、 —〇— CO-NRa b—、 — O— C(=NH)— NRa b - 、 -S -、 -SO -、 - S02-、 -S02-NRa に、 - S- CO-、 - S- CS -、 - S-C 0-NRa b-、 ― S- CS- NRa b-および- S-C(=NH)- NRa b (ただし、 R a b、 Ra c は水素原子、 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C ! - 6 アルキル基、 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C2 _ 6 アルケニル基、 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C2 _ 6 アル キニル基、 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C6 ― ! 4 ァリー ル基、 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C3 ― 7 シクロアルキ ル基、 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C3 一 6 シクロアルケ ニル基、 第 a 1群から選ばれた基で置換されていてもよい第 a 6群から選ばれた 複素環基、 第 a 22群から選ばれたスルホン酸由来のァシル基、 d _ 6 アル力 ノィル、 C7 _ i 2 ァリ一ルカルポ二ル基を示す) ] で表される基
第 a4群
1個の窒素原子の他にさらに窒素原子、 酸素原子、 ィォゥ原子を含んでいてもよ
い環である (1) 単環式複素環基、 (2) ベンゼンが縮合した縮合環式複素環お よび (3) スピロ環式複素環
第 a 5群
(1) ベンゼン環が縮合していてもよい C3 一 9 シクロアルキル、 (2) C3 - 6 シクロアルケニル基、 (3) C4 - 6 シクロアルカンジェニル基および (4)
C6 _ ! 4 ァリール基
第 a 6群
環系を構成する原子 (環原子) として、 酸素原子、 硫黄原子及び窒素原子等から 選ばれたヘテロ原子 1ないし 3種を少なくとも 1個含む (1) 第 a 24群から選 ばれた 5ないし 6員の芳香族単環式複素環基、 ( 2 ) 第 a 26群から選ばれた 8 〜 1 2員の芳香族縮合複素環基および ( 3 ) 第 a 2 5群から選ばれた 3〜 8員の 飽和あるいは不飽和の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環基)
第 a 7群
第 a 1 8群から選ばれた基で置換されていてもよい C3 ― 6 シクロアルキル基、 第 a 1 8群から選ばれた基で置換されていてもよい C6 ― ! 0 ァリール基、 第 a 1 8群から選ばれた基で置換されていてもよい C7 _ J 。 ァラルキル基および第 a 1 8群から選ばれた基で置換されていてもよい第 a 1 6群から選ばれた複素環 基
第 a 8群
C1 _ 6 アルコキシ基、 ハロゲン原子、 — 6 アルキル基、 アミノ基、 水酸基、 シァノ基およびアミジノ基
第 a 9群
(1) C, _ 6 アルキル基、 (2) C, ― 6 アルカノィル、 (3) ベンゾィル、 (4) ハロゲン化されていてもよい _ 6 アルコキシ一力ルポニル、 (5) C
! _ 6 アルキルイミドイル、 (6) ホルミルイミドイルおよび (7) アミジノ 第 a 1 0群
(1) 1—ァゼチジニル、 (2) 1—ピロリジニル、 (3) 1—ピベリジニル、 (4) 4—モルホリニルおよび (5) 第 a 27群から選ばれた置換基を有してい てもよい 1ーピペラジニル
第 a 1 1群
(1) 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい ― 6 アルキル基、
(2) 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C6 _ ! 4 ァリール基、
(3) 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C3 _ 7 シクロアルキ ル基、 (4) 第 a 14群から選ばれた基で置換されていてもよい C3 _ 6 シクロ アルケニル基、 (5) 力ルポキシル基、 (6) 第 a 18群から選ばれた基で置換 されていてもよい ― 6 アルコキシ—カルポニル基、 (7) 第 a 18群から選 ばれた基で置換されていてもよい C7 ― J 2 ァリールォキシ一力ルポニル基、 (8) 第 a 18群から選ばれた基で置換されていてもよい C7 _ ! 。 ァラルキル ォキシ一力ルポニル基、 (9) 力ルバモイル基、 (10) 第 a 19群から選ばれ た基で置換されたモノ置換力ルバモイル基、 (1 1) 第 a 19群から選ばれた 1 個と第 a 20群から選ばれた 1個で置換されたジ置換力ルバモイル基、 (12) 第 a 21群から選ばれた環状アミノカルバモイル基、 (13) チォカルバモイル 基、 (14) 第 a 19群から選ばれた基で置換されたモノ置換チォカルバモイル 基、 (15) 第 a 19群から選ばれた 1個と第 a 20群から選ばれた 1個で置換 されたジ置換チォカルバモイル基、 (16) 第 a 21群から選ばれた環状アミノ チォカルバモイル基、 (17) 置換基として _ 6 アルキルイミドイル、 ホル ミルイミドイル、 アミジノ、 第 a 17群から選ばれた基を有していてもよいアミ ノ基、 (18) 第 a 10群から選ばれた環状アミノ基、 (19) 第 a 17群から 選ばれた基で置換されていてもよい水酸基、 (20) 第 a 17群から選ばれた基 で置換されていてもよいチオール基、 (21) d _ 6 アルカノィル、 (22) C7 _ ! 2 ァリールカルボニル、 (23) 第 a 22群から選ばれたスルホン酸由 来のァシル基、 (24) ハロゲン、 (25) ニトロおよび (26) シァノ 第 a 12群
C, _ 6 アルキレン、 C2 _ 6 アルケニレンおよび C2 _ 6 アルキニレン 第 a l 3群
C1 _ 3 アルキレン、 C2 _ 3 アルケニレンおよび C2 _ 3 アルキニレン 第 a 14群
(1) ハロゲンで置換されていてもよいじェ ― 6 アルコキシ基、 (2) 置換基と
してハロゲンまたは力ルバモイルを有していてもよいフエノキシ、 (3) ハロゲ ン原子、 (4) C, _ 6 アルキル基、 (5) ハロゲン置換 _ 4 アルキル基、 (6) C3 一 8 シクロアルキル、 (7) アミノ基、 (8) 置換基としてカルバモ ィル、 — 4 アルキルおよび ― 4 アルキルスルホニルの 1個または 2個を 有するアミノ基、 (9) C, _ 6 アルキルで置換されていてもよい力ルバモイル 基、 (1 0) ホルミル、 (1 1) C2 6 アルカノィル基、 (1 2) C6 — 1 4 ァリール基、 (1 3) C6 _ ! 4 ァリールカルボニル、 (14) C7 _ i 3 ァラ ルキルカルポニル、 (1 5) 水酸基、 (1 6) C2 _ 5 アルカノィルォキシ、 (1 7) C7 — i 3 ァラルキル力ルポニルォキシ、 (1 8) ニトロ基、 (1 9) スルファモイル基、 (20) N— Ci 4 アルキルスルファモイル、 (2 1) フ ェニルチオ、 (22) 4 アルキルフエ二ルチオ、 (2 3) — N = N—フエ ニル、 (24) シァノ基、 (2 5) ォキソ基、 (2 6) アミジノ基、 (2 7) 力 ルポキシル基、 (28) Ci ― 4 アルコキシ—カルボニル、 (29) _ 6 ァ ルキルチオ、 (30) C1 _ 6 アルキルスルフィニル、 (3 1) C1 _ 6 アルキ ルスルホニル、 (32) C6 _ ! 4 ァリ一ルチオ、 (3 3) C6 _ i 4 ァリール スルフィニル、 (34) C6 _ ! 4 ァリ一ルスルホニルおよび (35) 第 a 6群 から選ばれた複素環基
第 a 1 5群
Cj _ 6 アルキル基、 Ci _ 6 アルカノィル、 C7 _ i 3 ァリ一ルカルポニル、 C, _ 6 アルキルスルホニル、 アミノスルホニル、 モノー _ 6 アルキルアミ ノスルホニル、 ジー d ― 6 アルキルアミノスルホニルおよびノヽロゲン化 一
+ 4 アルキル
第 a 1 6群
環系を構成する原子 (環原子) として、 酸素原子、 硫黄原子及び窒素原子等から 選ばれたヘテロ原子 1ないし 3種を少なくとも 1個含む (1) 第 a 24群および 第 a 26群から選ばれた芳香族複素環基および (2) 第 a 2 5群から選ばれた飽 和あるいは不飽和の非芳香族複素環基
第 a 1 7群
(1) 置換基としてハロゲンまたは _ 6 アルコキシを有していてもよい
― 6 アルキル基、 (2) C6 — i 2 ァリール基、 (3) C, _ 4 アルキル置換 C 6 _ ! 2 ァリール基、 (4) 置換基としてハロゲンまたは _ 6 アルコキシを 有していてもよい C3 _ 8 シクロアルキル基、 (5) C, _ 6 アルコキシ基、
(6) Ci _ 6 アルカノィル、 (7) C7 _ ! 3 ァリールカルボニル、 (8) C ! _ 4 アルキル置換 C7 ― ! 3 ァリールカルボニル、 (9) d _ 6 アルキルス ルホニル、 (10) C6 _ i 4 ァリールスルホニル、 (1 1) アミノスルホニル、 (12) Cx _ 4 アルキルでモノまたはジ置換された置換アミノスルホニルおよ び (1 3) ハロゲン化されていてもよい ― 6 アルコキシ—カルポニル 第 a 18群
(1) 水酸基、 (2) アミノ基、 (3) 第 a 28群から選ばれた基でモノまたは ジ置換されたァミノ基、 (4) ハロゲン原子、 (5) ニトロ基、 (6) シァノ基、
(7) ハロゲン原子で置換されていてもよい _ 6 アルキル基および (8) ハ ロゲン原子で置換されていてもよい Ci 一 6 アルコキシ基
第 a 19群
第 a 18群から選ばれた基で置換されていてもよい ― 6 アルキル基、 第 a 1 8群から選ばれた基で置換されていてもよい C3 ― 6 シクロアルキル基、 第 a 1 8群から選ばれた基で置換されていてもよい C6 ― ! 。 ァリール基、 第 a 18群 力、ら選ばれた基で置換されていてもよい C 7 _ ! 。 ァラルキル基、 第 a 18群か ら選ばれた基で置換されていてもよい _ 6 アルコキシ基および第 a 18群か ら選ばれた基で置換されていてもよい第 a 16群から選ばれた複素環基
第 a 20群
C1 _ 6 アルキル基、 C3 — 6 シクロアルキル基および C7 _ 1 0 ァラルキル基 第 a 21群
1—ァゼチジニルカルポニル、 1一ピロリジニルカルボニル、 1ーピペリジニル 力ルポニル、 4 _モルホリニルカルポニルおよび第 a 27群から選ばれた基で置 換されていてもよい 1ーピペラジニルカルポニル
第 a 22群
第 a 18群から選ばれた置換基を有していてもよい d _ ,。アルキルスルホニル、 第 a 18群から選ばれた置換基を有していてもよい C2 ― 6 ァルケニルスルホニ
ル、 第 a 1 8群から選ばれた置換基を有していてもよい C 2 _ 6 アルキニルスル ホニル、 第 a 1 8群から選ばれた置換基を有していてもよい C3— 9シクロアルキ ルスルホニル、 第 a 1 8群から選ばれた置換基を有していてもよい C3— 9シクロ ァルケニルスルホニル、 第 a 1 8群から選ばれた置換基を有していてもよい C6 _ 1 4ァリールスルホニルおよび第 a 1 8群から選ばれた置換基を有していてもよ い C 7 ― , 0 ァラルキルスルホニル
第 a 2 3群
C , _ 6 アルコキシ基、 ハロゲン原子、 — 6 アルキル基、 アミノ基、 水酸基、 シァノ基およびアミジノ基
第 a 2 4群
フリル、 チェニル、 ピロリル、 ォキサゾリル、 イソォキサゾリル、 チアゾリル、 イソチアゾリル、 イミダゾリル、 ピラゾリル、 1, 2, 3—ォキサジァゾリル、 1 , 2, 4一ォキサジァゾリル、 1 , 3, 4一ォキサジァゾリル、 フラザニル、 1, 2, 3—チアジアゾリル、 1, 2, 4ーチアジアゾリル、 1, 3, 4—チアジアゾリル、 1, 2 , 3—トリァゾリル、 1, 2, 4—トリァゾリル、 テトラゾリル、 ピリジル、 ピリダジニル、 ピリミジニル、 ビラジニルおよびトリアジニル
第 a 2 5群
ォキシラニル、 ァゼチジニル、 ォキセタニル、 チェ夕ニル、 ピロリジニル、 テト ラヒドロフリル、 チオラニル、 ピベリジニル、 テトラヒドロビラニル、 モルホリ ニル、 チオモルホリニルおよびピペラジニル
第 a 2 6群
ベンゾフラニル、 イソベンゾフラニル、 ベンゾチェニル、 インドリル、 イソイン ドリル、 1 H—インダゾリル、 ベンズインダゾリル、 ベンゾォキサゾリル、 1, 2—ベンゾイソォキサゾリル、 ベンゾチアゾリル、 ベンゾピラニル、 1, 2—べ ンゾイソチアゾリル、 ベンゾジォキソリル、 ベンゾイミダゾリル、 2 , 1, 1 - ベンズォキサジァゾリル、 1 H—べンゾトリァゾリル、 キノリル、 イソキノリル、 シンノリニル、 キナゾリニル、 キノキサリニル、 フタラジニル、 ナフチリジニル、 プリニル、 ブテリジニル、 カルバゾリル、 ひ—カルポリニル、 /3—力ルポリニル、 ァ—カルボリニル、 ァクリジニル、 フエノキサジニル、 フエノチアジニル、 フエ
ナジニル、 フエノキサチイニル、 チアントレニル、 フエナトリジニル、 フエナト 口リニル、 インドリジニル、 ピロ口 〔1, 2— b〕 ピリダジニル、 ピラゾ口 〔1, 5_a〕 ピリジル、 ピラゾ口 [3, 4— b] ピリジル、 イミダゾ 〔1, 2— a〕 ピリジル、 イミダゾ 〔l, 5— a〕 ピリジル、 イミダゾ 〔1, 2— b〕 ピリダジニ ル、 イミダゾ 〔1, 2— a〕 ピリミジニル、 1, 2, 4—トリァゾロ 〔4, 3— a〕 ピリジルおよび 1, 2, 4—トリァゾロ 〔4, 3— b〕 ピリダジニル
第 a 27群
C, _ 6 アルキル基、 C7 — i 。 ァラルキル基および C6 _ ! 。 ァリール基 第 a 28群
Ci _ 6 アルキル基、 _ 6 アルカノィル、 C7 _ i 3 ァリールカルボニルぉ よび _ 6 アルキルスルホニル
(1 -2) Ra 1 および Ra 2 で示される第 a 1群から選ばれた置換基を有して いてもよい 3〜8員の飽和あるいは不飽和の非芳香族複素環基が第 a 1群から選 ばれた置換基を有していてもよい第 a 25群から Mばれた 3〜8員の飽和あるい は不飽和の非芳香族複素環基であり、 Ra 1 と Ra 2 が結合して Aa と共に形成 される第 a 3群から選ばれた置換基を有していてもよい第 a 4群から選ばれた複 素環基が第 a 3群から選ばれた置換基を有していてもよい第 a 29群から選ばれ た環状アミノ基である上記 (1— 1) 記載の化合物、
第 a 29群
1—ァゼチジニル、 1一ピロリジニル、 1—ピペリジニル、 1一ホモピペリジニ ル、 ヘプタメチレンィミノ、 1—ピペラジニル、 1—ホモピペラジニル、 4—モ ルホリニル、 4—チオモルホリニル、 2—イソインドリニル、 1, 2, 3, 4- テトラヒドロ一 2—イソキノリル、 1, 2, 4, 5—テトラヒドロ一 3H— 3— ベンゾァゼピン _ 3—ィルおよびインデン— 1—スピロ— 4, ーピペリジン— 1, —ィル
(1 - 3) Ra 1 と Ra 2 が結合して Aa と共に第 a 3群から選ばれた置換基を 有していてもよい第 a 4群から選ばれた 3〜8員の飽和あるいは不飽和の非芳香 族複素環基を形成している上記 (1— 1) 記載の化合物、
(1—4) Ra 1 と Ra 2 が結合して Aa と共に、 第 a 3群から選ばれた置換基
を有していてもよく、 窒素原子 1または 2個を含む 3〜8員の飽和あるいは不飽 和の非芳香族複素環基を形成している上記 (I一 1) 記載の化合物、
(1 -5) 一 Aa Ra 1 Ra 2で表される基が第 a 3群から選ばれた置換基を有 していてもよい (1) ピペリジニルまたは (2) ピペラジニルである上記 (I— 3) 記載の化合物、
(1 -6) _Aa Ra 1 Ra 2で示される基が式:
— N La— Ba上 Raa (al)
\ _ /
[式中、 La はメチンまたは窒素原子を、 Ba 2 は結合手、 _CH2 —、 ― SO 2 ―、 — SO—、 — S―、 一〇一、 一 CO—、 -NRa b 1 — S〇2 - (ただ し、 Ra b 1 は水素原子、 _ 6 アルキル基、 C2 _ 6 アルケニル、 C2 _ 6 アルキニルまたは C3 ― 6 シクロアルキル基を示す) 、 一 CH (OH) —、 ― N Ra b 2 _ (ただし Ra b 2 は水素原子または C2 _ 4 アルカノィル基を示 す) 、 一 NRa b 1 -CO- (ただし Ra b 1 は前記と同意義である) 、 ― N Ra b 1 一 CO— 0_ (ただし Ra b 1 は前記と同意義である) 、 ― CH2 SOz —または _CH2 S—を、 Ra a は第 a 1群から選ばれた置換基を有して いてもよい第 a 2群から選ばれた炭化水素基または第 a 1群から選ばれた置換基 を有していてもよい第 a 6群から選ばれた複素環基を示す] で表される基である 上記 (I一 3) 記載の化合物、
(1 -7) _A
a R
a 1 R
a 2 で示される基が式:
(式中、 Ba 3 は— CH2 —、 ― S〇2 ―、 —SO—、 ― S―、 一 O—、 -CO 一、 -NRa b 1 一 S02 — (ただし、 Ra b 1 は水素原子、 一 4 アルキ ル基、 C2 ― 6 アルケニル、 C2 ― 6 アルキニルまたは C 3 _ 6 シクロアルキル 基を示す) 、 一 NRa b 1 -CO-, 一 NRa b 1 一 CO— O— (ただし、 Ra b 1 は前記と同意義である) を、 Za はハロゲン、 S〇2 NRa b 3 Ra b 4
(ただし、 Ra b 3および Ra b 4 は同一または異なって、 (1) 置換基として ハロゲン、 水酸基または d ― 6 アルコキシを有していてもよい _ 6 アルキ
ル、 (2) 置換基としてハロゲンまたは _ 6 アルコキシを有していてもよい C3 - 8 シクロアルキル、 (3) C _ 6 アルコキシまたは (4) 水素原子を示 すかまたは、 Ra b 3 と Ra b 4が窒素原子とともに環状アミノ基を形成しても よい) 、 S〇2 Ra b 5 、 (ただし、 Ra b 5 は (1) 置換基としてハロゲン、 水酸基または Ci _ 6 アルコキシを有していてもよい Ci _ 6 アルキル、 (2) 置換基としてハロゲンまたは _ 6 アルコキシを有していてもよい C3 ― 8 シ クロアルキルを示す) 、 CONRa b 3 Ra b 4 (ただし、 Ra b 3および Ra b 4 は前記と同意義である) または— NRa b 7 — S02 Ra b 6 (ただし、 R a b 6 は (1) 置換基としてハロゲンまたは _ 6 アルコキシを有していても よい _ 6 アルキル、 (2) 置換基としてハロゲンまたは ― 6 アルコキシ を有していてもよい C3 ― 8 シクロアルキルを、 Ra b 7 は (1) 置換基として ハロゲンまたは ― 6 アルコキシを有していてもよい Ci _ 6 アルキル、
(2) 置換基としてハロゲンまたは _ 6 アルコキシを有していてもよい C3 _ 8 シクロアルキルまたは (3) 水素原子を示す) 、 _ 6 アルコキシ、 C2 - 4 アルカノィルで置換されていてよいァミノ、 ニトロ、 シァノ、 テトラゾリル またはモルホリニルを示す) で表される基である上記 (1— 3) 記載の化合物、
(1 -8) Ra 3 が第 a 1群から選ばれた置換基を有していてもよい C6 _ ! 4 ァリール基である上記 (1— 1) 記載の化合物、
(1 -9) Ra 3 が第 a 1群から選ばれた置換基を有していてもよいフエニル基 である上記 (1— 1) 記載の化合物、
(1 -10) Eaが、 — CH2 CH2 ―、 — CH2 CH2 CH2 ―、 _CH2 C H2 CH2 CH2 —または一 CH2 CH2 CH2 CH2 CH2 —である化合物、
( I - 11) Ea が— CH2 CH2 CH2 —である化合物、
(1 -12) Ga 2が C〇, S〇2 , C〇NHまたは〇COである化合物、 (1 -13) Ga 2が COまたは NHC〇である化合物、
(1 -14) Ga 2が COである化合物、
(1 -15) J a がメチンである化合物、
(1 - 16) Ga 1 が COまたは S02 で tある化合物、
(1 - 17) Ra 4が第 a 1群から選ばれた置換基を有していてもよい第 a 2群
から選ばれた炭化水素基、 第 a 1群から選ばれた置換基を有していてもよい第 a 6群から選ばれた複素環基、 第 a 7群から選ばれた置換基を有していてもよい C ! ― 6 アルコキシ基、 または第 a 9群から選ばれた置換基を有していてもよいァ ミノ基である上記 (I一 1) 記載の化合物、
一 1 8) Ra 4が (:ェ — 3 アルキルである化合物、
- 1 9) Ra 4 がメチルである化合物、
- 2 0) Qaおよび Raがそれぞれ一 CH2 CH2 一である化合物、
- 2 1) n aが 0である化合物、
- 22) 式:
[式中、 Ra 4 a は、 (1) 置換基としてハロゲン、 Ci — 6 アルコキシ、 ォキ ソ、 ァミノ、 フエニル、 ピリジルまたはテトラゾリルを有していてもよい _
6 アルキル基、 (2) C, _ 6 アルケニル基、 (3) 置換基としてハロゲン、 C
! ― 6 アルキルまたは _ 6 アルコキシを有していてもよい C 3 _ 8 シクロア ルキル基、 (4) 置換基としてハロゲン、 - 6 アルキル、 - 6 アルコキ シ、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 — 4 アルカノィルァミノ、 力ルバモイルまた はスルファモイルを有していてもよいフエニル基、 (5) C, _ 6 アルキルで置 換されていてもよいアミノ基、 (6) フエニルで置換されていてもよい _ 6 アルコキシ基、 (7) C3 - 8 シクロアルキルォキシ基、 (8) 置換基としてハ ロゲン、 — fi アルキルまたは水酸基を有していてもよい複素環基を、 Ga 1 は 3
COまたは S〇。 を、 a
R は置換基として (1) ハロゲン、 (2) ハロ ゲンで置換されていてもよい Ci ― 6 アルキル、 (3) ハロゲンで置換されてい てもよい ― 6 アルコキシ、 (4) C, 一 6 アルキルチオ、 (5) じ丄 — 6 ァ ルキルスルホニルを有していてもよい C6 _ ! 。 ァリール基を、 La はメチンま たは窒素原子を、 Ba 2 は結合手、 — CH2 ―、 — S02 —、 一 SO—、 — S―、 —〇一、 —CO—、 一 NRa b 1 -SO, - (ただし、 Ra b 1 は前記と同意
義である) 、 — CH (OH) ―、 -NRa b 2 - (ただし Ra b 2 は水素原子 または C2 ― 4 アルカノィル基を示す) 、 一 NRa b 1 —CO— (ただし Ra b 1 は前記と同意義である) 、 _NRa b 1 — CO—〇一 (ただし Ra b 1 は前記と同意義である) 、 —CH2 S02 —または— CH2 S—を、 Ra a ' は ①置換基としてハロゲン、 S〇2 NRa b 3 Ra b 4 (ただし、 Ra b 3および Ra b 4 は前記と同意義である) 、 S02 Ra b 5 、 (ただし、 Ra b 5 は (1) 置換基としてハロゲン、 水酸基または _ 6 アルコキシを有していても よい d _ 6 アルキル、 (2) 置換基としてハロゲンまたは Ci ― 6 アルコキシ を有していてもよい C3 _ 8 シクロアルキルを示す) 、 CONRa b 3 Ra b 4 (ただし、 Ra b 3 および Ra b 4 は前記と同意義である) または一 NRa b 7 一 S02 Ra b 6 (ただし、 Ra b 6 は前記と同意義である) 、 — 6 アルコ キシ、 C2 ― 4 アルカノィルで置換されていてよいァミノ、 ニトロ、 シァノ、 テ トラゾリルまたはモルホリニルを有していてもよい芳香族炭化水素基または②同 置換基で置換されていてもよい芳香族複素環基をそれぞれ示す] で表される化合 物またはその塩、
(1 -23) Ra 3 aが置換基としてハロゲン、 トリフルォロメチルまたは _ 6アルキルを有していても,よいフエニル基である上記 (I一 22) 記載の化合 物、
(1 -24) L aがメチンである上記 (1—22) 記載の化合物、
( 1 - 25) Ba 2 が _CH2 ―、 — S〇2 ―、 —SO—、 一 S—、 ー〇—、 -
CO—、 -NRa b 1 一 S〇2 ―、 一 NRa b 1 -CO-, 一 NRa b 1 -CO — O—、 (ただし、 Ra b 1 は前記と同意義である) である上記 (1— 22) 記載の化合物、 - (1 -26) Ra a ' が置換基として (1) ハロゲン、 (2) S02 Ra e (た だし Ra e は _ 6 アルキルまたは C3 _ 8 シクロアルキルを示す) 、 (3) N (Ra d ) S02 Ra e (ただし、 Ra d は水素原子または ― 4 アルキル を示し、 Ra。は前記と同意義である) 、 (4) S02 NRa f Ra g (ただし Ra f および Ra 8 はそれぞれ同一または異なって水素原子または ― 6 アル キルを示すかまたは、 Ra f と Ra gが窒素原子とともに環状アミノ基を形成し
てもよい) または (5) CONRa f Ra 8 (ただし Ra f および Ra 8 はそれ ぞれ同一または異なって水素原子または ― 6 アルキルを示すかまたは、 Ra f と Ra gが窒素原子とともに環状アミノ基を形成してもよい) を有していても よいフエニルである上記 (1—22) 記載の化合物、
(I— 27) Ba 2 が S〇2 、 CH2 または N (Ra d ) — S〇2 (ただし、 R a d は水素原子または Ci _ 4 アルキルを示す) であり、 Ra a ' が置換基とし て (1) ノヽロゲン、 (2) S02 Ra c (ただし Ra e は _ 6 アルキルまた は C3 一 s シクロアルキルを示す) 、 (3) N (Ra d ) S02 Ra e (ただし、 Ra d は水素原子または ― 4 アルキルを示し、 Ra eは前記と同意義であ る) 、 (4) S02 NRa f Ra 8 (ただし Ra f および Ra g はそれぞれ同一 または異なって水素原子または ― 6 アルキルを示すかまたは、 Ra f と Ra gが窒素原子とともに環状アミノ基を形成してもよい) または (5) C〇NRa 1 Ra g (ただし Ra f および Ra g はそれぞれ同一または異なって水素原子ま たは ― 6 アルキルを示すかまたは、 Ra f と Ra gが窒素原子とともに環状 アミノ基を形成してもよい) を有していてもよいフエニルであり、 Ra 3 aが置 換基としてハロゲン原子または _ 4 アルキルから選ばれた 1または 2個を有 するフエニル基である上記 (1—22) 記載の化合物、
( I - 28) G
a 1 3が S0
2 または COであり、 L
aがメチンであり、 B
a 2 が S〇
2 または CH
2 を、 R
a a ' が式:
(式中、 Za は _ 4 アルキルスルホニル、 _ 4 アルキルで置換されてい てもよぃスルファモイルまたは力ルバモイル基を示す) で表される基であり、 R a 3 aが置換基としてハロゲン原子または Ci ― 4アルキルから選ばれた 1また は 2個を有するフエニル基であり、 Ra 4 aがメチルである上記 (1— 22) 記 載の化合物、
が好ましい。
Rb 1 で示される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 における 「炭化水 素基」 としては、 例えば脂肪族鎖式炭化水素基、 fl^環式炭化水素基及びァリール
基等が挙げられる。 該脂肪族鎖式炭化水素基としては例えばメチル、 ェチル、 n —プロピル、 イソプロピル、 n—ブチル、 イソブチル、 sec—ブチル、 ter t—ブ チル、 n—ペンチル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 1 一メチルプロピル、 n— へキシル、 イソへキシルなどの ― 6 アルキル基などが、 該脂環式炭化水素基 としては例えばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシ ル、 シクロへプチル、 シクロォクチルなどの C3 ^ シクロアルキル基などが、 該 ァリール基としては例えばフエニル、 ナフチル (1 一ナフチル、 2—ナフチル) などの C 6 — 丄 4 ァリール基等が好ましい。
R b 1 で示される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 における 「置換 基」 としては、 置換基を有していてもよい炭化水素基、 置換基を有していてもよ い複素環基、 ハロゲン原子 (例、 フッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素) 、 置換基を有し ていてもよい _ 4 アルコキシ基、 置換基を有していてもよい ― 4 アルキ ルチオ基、 置換基を有していてもよい C 2 _ 6 アルコキシカルポニル基、 置換基 を有していてもよい _ 6 アルカノィル基、 置換基を有していてもよいアミノ 基、 ニトロ基、 シァノ基、 置換基を有していてもよい力ルバモイル基、 置換基を 有していてもよいスルファモイル基、 スルホン酸由来のァシル基などが挙げられ る。
該 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 の 「炭化水素基」 としては、 R b 1 で示される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 における 「炭化水素基」 と同様なものが挙げられ、 なかでも _ 6 アルキル基、 C 3 _ 8 シクロアルキ ル基、 C 6 — ェ 4 ァリール基が好ましい。 これらの例も R b 1 で述べたものが挙 げられる。 該 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 における 「置換基」 とし ては、 たとえば低級アルコキシ基 (例えばメトキシ、 エトキシ、 プロポキシ等の C , 一 6 アルコキシ基等) 、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素 等) 、 低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル等の _ 6 アルキル 基等) 、 低級アルキニル基 (例えば、 ビニル、 1—プロぺニル、 2—プロべニル、 イソプロべニル、 ブテニル、 イソブテニルなどの _ 4 アルキニル基) 、 アミ ノ基、 水酸基、 シァノ基、 アミジノ基等が挙げられ、 これらの任意の置換基は置 換可能な位置に 1又は 3個置換していてもよい。
該 「置換基を有していてもよい複素環基」 (Rb 1 で示される置換基を有して いてもよい炭化水素基における置換基) における 「複素環基」 としては、 例えば、 環系を構成する原子 (環原子) として、 酸素原子、 硫黄原子及び窒素原子等から 選ばれたヘテロ原子 1ないし 3種 (好ましくは 1ないし 2種) を少なくとも 1個 (好ましくは 1ないし 4個、 さらに好ましくは 1ないし 2個) 含む芳香族複素環 基、 飽和あるいは不飽和の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環基) 等が挙げられる。 該芳香族複素環基としては、 芳香族単環式複素環基 (例えばフリル、 チェニル、 ピロリル、 ォキサゾリル、 イソォキサゾリル、 チアゾリル、 イソチアゾリル、 ィ ミダゾリル、 ピラゾリル、 1, 2, 3—ォキサジァゾリル、 1, 2, 4—ォキサジァ ゾリル、 1, 3, 4—ォキサジァゾリル、 フラザニル、 1, 2, 3—チアジアゾリル、 1, 2, 4—チアジアゾリル、 1, 3, 4ーチアジアゾリル、 1, 2, 3—トリアゾリ ル、 1, 2, 4_トリァゾリル、 テトラゾリル、 ピリジル、 ピリダジニル、 ピリミ ジニル、 ピラジニル、 トリアジニル等の 5ないし 6員の芳香族単環式複素環基) 及び芳香族縮合複素環基 [例えばベンゾフラニル、 イソベンゾフラニル、 ベンゾ チェニル、 インドリル、 イソインドリル、 1H—インダゾリル、 ベンズインダゾ リル、 ベンゾォキサゾリル、 1, 2—べンゾイソォキサゾリル、 ベンゾチアゾリ ル、 ベンゾピラニル、 1, 2—ベンゾイソチアゾリル、 1H—ベンゾトリアゾリ ル、 キノリル、 イソキノリル、 シンノリニル、 キナゾリニル、 キノキサリニル、 フタラジニル、 ナフチリジニル、 プリニル、 ブテリジニル、 カルバゾリル、 α— カルポリニル、 /3—カルポリニル、 ァ—カルボリニル、 ァクリジニル、 フエノキ サジニル、 フエノチアジニル、 フエナジニル、 フエノキサチイニル、 チアントレ ニル、 フエナトリジニル、 フエナトロリエル、 インドリジニル、 ピロ口 〔1, 2 -_b) ピリダジニル、 ピラゾ口 〔1, 5— jj ピリジル、 イミダゾ 〔l, 2—jj ピリジル、 イミダゾ 〔1, 5—且〕 ピリジル、 イミダゾ 〔1, 2— 〕 ピリダジニ ル、 イミダゾ 〔1, 2— _§J ピリミジニル、 1, 2, 4—トリァゾロ 〔4, 3—jJ ピリジル、 1, 2, 4—トリァゾロ 〔4, 3— 〕 ピリダジニル等の 8〜12員の 芳香族縮合複素環基 (好ましくは、 前記した 5ないし 6員の芳香族単環式複素環 基がベンゼン環と縮合した複素環または前記した 5ないし 6員の芳香族単環式複 素環基の同一または異なった複素環 2個が縮合した複素環) ] などが挙げられる。
該非芳香族複素環基としては、 例えばォキシラニル、 ァゼチジニル、 ォキセ夕 ニル、 チェ夕ニル、 ピロリジニル、 テトラヒドロフリル、 チオラニル、 ピベリジ ニル、 テトラヒドロビラニル、 モルホリニル、 チオモルホリニル、 ピペラジニル 等の 3〜8員 (好ましくは 5〜6員) の飽和あるいは不飽和 (好ましくは飽和) の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環基) などが挙げられる。
該 「置換されていてもよい複素環基」 (R b 1 で示される置換基を有していて もよい炭化水素基における置換基) における 「置換基」 としては R b 1 で示され る置換基を有していてもよい炭化水素基における 「置換基」 である 「置換基を有 していてもよい炭化水素基」 における 「置換基」 と同様なものが挙げられる。 該 「置換基を有していてもよい _ 4 アルコキシ基」 における 「d — 4 ァ ルコキシ基」 としてはたとえばメトキシ、 エトキシ、 n—プロボキシ、 イソプロ ポキシ、 n—ブトキシ、 イソブトキシ、 t e r t _ブトキシなどが、
該 「置換基を有していてもよい ― 4 アルキルチオ基」 における 「C i — 4 ァ ルキルチオ基」 としては、 たとえばメチルチオ、 ェチルチオ、 n—プロピルチオ、 イソプロピルチオ、 n—プチルチオ、 イソブチルチオ、 t e r t —プチルチオな どが、. 該 「置換基を有していてもよい C 2 ― 6 アルコキシカルポニル基」 におけ る 「C 2 — 6 アルコキシカルボニル基」 としては、 たとえばメトキシカルボニル、 エトキシカルポニル、 n—プロポキシ力ルポニル、 イソプロポキシ力ルポニル、 n _ブトキシカルボニル、 イソブトキシカルボニル、 t e r t—ブトキシカルボ ニル、 n -ペンチルォキシカルポニルなどが挙げられる。
該 「置換基を有していてもよい ― 6 アルカノィル基」 における 「(: — 6 アルカノィル基」 としては例えばホルミル、 ァセチル、 プロピオニル、 ビバロイ ルなどが挙げられる。 該 「置換基を有していてもよい d ― 4 アルコキシ基」 、 該 「置換基を有していてもよい (:ェ _ 4 アルキルチオ基」 および該 「置換基を有 していてもよい _ 6 アルコキシカルポニル基」 、 「置換基を有していてもよ い ― 6 アルカノィル基」 における置換基としては R b 1 で示される置換基を 有していてもよい炭ィヒ水素基における置換基である 「置換基を有していてもよい 炭化水素基」 における置換基と同様なものが挙げられる。
該 「置換基を有していてもよいアミノ基」 における置換基としては、 例えば低
級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 イソ プチル、 tーブチル、 ペンチル、 へキシル等の _ 6 アルキル基等) 、 カルボ ン酸由来のァシル基 (例えばホルミル、 ァセチル、 プロピオニル、 ビバロイル等 の 一 6 アルカノィル) 、 例えば、 ベンゾィル等の C 7 _ ! 5 のァリールカル ポニル等) 、 スルホン酸由来のァシル基 (例えば、 メチルスルホニル、 ェチルス ルホニル等の d _ 6 アルキルスルホニル) 、 ハロゲン化されていてもよい C 2
_ 6 アルコキシカルボニル (例えばトリフルォロメトキシカルボニル、 2 , 2 , 2 _トリフルォロエトキシカルポニル、 トリクロロメトキシカルボニル、 2 , 2 , 2—トリクロ口エトキシカルボ二ル等) 等が挙げられるが、 「置換基を有してい てもよぃァミノ基」 における 「ァミノ基」 は、 置換されていてもよいイミドイル 基 (例えば、 ― 6 アルキルイミドイル、 ホルミルイミドイル、 アミジノ等) などで置換されていてもよく、 また、 2個の置換基が窒素原子と一緒になつて環 状アミノ基を形成する場合もあり、 この様な場合の環状アミノ基としては、 例え ば 1—ァゼチジニル、 1 —ピロリジニル、 1 —ピペリジニル、 4—モルホリニル、 1 —ピペラジニル及び 4位に低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 t—プチル、 ペンチル、 へキシル等の _ 6 アルキル 基等) 、 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等の C 7 _ ! 。 ァラルキル 基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1—ナフチル、 2—ナフチル等の C 6 _ 1 0 ァリール基等) 等を有していてもよい 1—ピペラジニル等の 3〜 8員 (好ま しくは 5〜 6員) の環状アミノ基などが挙げられる。
該 「置換基を有していてもよい力ルバモイル基」 としては、 無置換のカルバモ ィルの他、 N—モノ置換力ルバモイル基及び N, N—ジ置換力ルバモイル基が挙 げられる。
「N—モノ置換力ルバモイル基」 は窒素原子上に 1個の置換基を有する力ルバ モイル基を意味し、 該置換基としては、 例えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 t—ブチル、 ペンチル、 へキシル等の d ― 6 アルキル基等) 、 シクロアルキル基 (例えばシクロプロピ ル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル等の C 3 _ 6 シクロアルキ ル基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1 一ナフチル、 2—ナフチル等の C 6
_ ! o ァリール基等) 、 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等の C 7 ― ! 。 ァラルキル基、 好ましくはフエニル— d 一 4 アルキル基等) 、 複素環基
(例えば前記した R b 1 で示される 「置換されていてもよい炭化水素基」 におけ る置換基としての 「置換されていてもよい複素環基」 の 「複素環基」 と同様のも の等) 等が挙げられる。 該低級アルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ァ ラルキル基、 複素環基は置換基を有していてもよく、 その置換基としては、 例え ば水酸基、 置換されていてもよいアミノ基 [該ァミノ基は、 例えば低級アルキル 基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 イソプチル、 t 一プチル、 ペンチル、 へキシル等の d _ 6 アルキル基等) 、 ァシル基 (例えば ホルミル、 ァセチル、 プロピオエル、 ビバロイル等の _ 6 アルカノィル、 例 えばベンゾィル等のァリール力ルポニル、 例えばメチルスルホニル、 ェチルスル ホニル等の d _ 6 アルキルスルホニル) 等の 1又は 2個を置換基として有して いてもよい。 ] 、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) 、 エト 口基、 シァノ基、 1ないし 5個のハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ョ ゥ素等) で置換されていてもよい低級アルキル基、 1ないし 5個のハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) で置換されていてもよい低級アルコキ シ基等が挙げられる。 該低級アルキル基としては、 例えばメチル、 ェチル、 n— プロピル、 イソプロピル、 n—ブチル、 イソプチル、 sec—ブチル、 tert—ブチ ル、 ペンチル、 へキシル等の _ 6 アルキル基等が挙げられ、 特にメチル、 ェ チル等が好ましい。 該低級アルコキシ基としては、 例えばメトキシ、 エトキシ、 n—プロポキシ、 イソプロポキシ、 n—ブトキシ、 イソブ卜キシ、 sec—ブ卜キ シ、 tert—ブトキシ等の d ― 6 アルコキシ基等が挙げられ、 特にメトキシ、 ェ トキシ等が好ましい。 また、 これらの置換基は、 同一又は異なって 1又は 2ない し 3個 (好ましくは 1又は 2個) 置換しているのが好ましい。
「N,N—ジ置換力ルバモイル基」 は、 窒素原子上に 2個の置換基を有する力 ルバモイル基を意味し、 該置換基の一方の例としては上記した 「N—モノ置換力 ルバモイル基」 における置換基と同様のものが挙げられ、 他方の例としては、 例 えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 t—プチル、 ペンチル、 へキシル等の ― 6 アルキル基等) 、 C 3 _ 6 シクロ
アルキル基 (例えばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへ キシル等) 、 C 7 — i 。 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等、 好まし くはフエ二ルー 一 4 アルキル基等) 等が挙げられる。 また、 2個の置換基が 窒素原子と一緒になつて環状アミノ基を形成する場合もあり、 この様な場合の環 状ァミノカルボニル基としては、 例えば 1ーァゼチジニルカルポニル、 1 _ピロ リジニルカルポニル、 1ーピペリジニルカルボニル、 4一モルホリニルカルポ二 ル、 1 —ピペラジニルカルポニル及び 4位に低級アルキル基 (例えばメチル、 ェ チル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 t—ブチル、 ペンチル、 へキシル等の C 1 _ 6 アルキル基等) 、 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等の C 7 — i 。 ァラルキル基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1 一ナフチル、 2—ナ フチル等の C 6 ― 1 。 ァリール基等) 等を有していてもよい 1—ピペラジニルカ ルポニル等の 3〜8員 (好ましくは 5〜6員) の環状アミノーカルボニルなどが 挙げられる。
該 「置換基を有していてもよいスルファモイル基」 としては、 無置換のスルフ ァモイルの他、 N—モノ置換スルファモイル基及び Ν, Ν—ジ置換スルファモイ ル基が挙げられる。
「Ν—モノ置換スルファモイル基」 は窒素原子上に 1個の置換基を有するスル ファモイル基を意味し、 該置換基としては、 Ν _モノ置換力ルバモイル基の置換 基と同様のものが挙げられる。
「Ν, Ν—ジ置換スルファモイル基」 は、 窒素原子上に 2個の置換基を有する スルファモイル基を意味し、 該置換基としては、 Ν, Ν—ジ置換力ルバモイル基 の置換基と同様のものが挙げられる。
該 「スルホン酸由来のァシル基」 としては、 炭化水素基とスルホニルとが結合 したものなどが挙げられるが、 好ましくはじェ 一 I Dアルキルスルホニル、 C 2 _ 6 ァルケニルスルホニル、 C 2 _ 6 アルキニルスルホニル、 じ3 _ 9シクロアルキ ルスルホニル、 C3 _ 9シクロアルケニルスルホニル、 C6— 1 4ァリールスルホニ ル、 C 7 _ , 0 ァラルキルスルホニル等のァシルが挙げられる。 具体的にはここ での 一 ,。アルキルとしては、 例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピ ル、 ブチル、 イソブチル、 tーブチル、 ペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチ
ル等が挙げられる。 C 2 ― 6 アルケニルとしては、 例えばビニル、 ァリル、 1— プロぺニル、 イソプロぺニル、 2—ブテニル、 3—ブテニル、 2—へキセニル等 が挙げられる。 C 2 _ 6 アルキニルとしては、 例えばエヂニル、 2 _プロピニル、 2—プチニル、 5 —へキシニル等が挙げられる。 C3 _ 9シクロアルキルとしては、 例えばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シク 口才クチル等が挙げられる。 C3— 9シクロアルケニルとしては、 例えば 1—シク 口ペンテン一 1—ィル、 2—シクロペンテン— 1 fル、 3—シクロペンテン一 1 _ィル、 3—シクロへキセン _ 1 —ィル、 3—シクロォクテン一 1ーィル等が 挙げられる。 C6 _ | 4ァリールとしてはフエニル、 1 一ナフチル、 2 _ナフチル 等が挙げられる。 C 7 — 1 Q ァラルキルスルホニルとしては、 例えばベンジル、 フエネチル等が挙げられる。 スルホニルと結合したこれらの炭化水素基は置換基 を有していてもよく、 その置換基としては、 例えば水酸基、 置換されていてもよ ぃァミノ基 [該ァミノ基は、 例えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プ 口ピル、 イソプロピル、 プチル、 イソブチル、 t—ブチル、 ペンチル、 へキシル 等の ― 6 アルキル基等) 、 ァシル基 (例えばホルミル、 ァセチル、 プロピオ ニル、 ピバロ'ィル等の d ― 6 アルカノィル、 例えばベンゾィル等のァリ一ルカ ルポニル、 例えばメチルスルホニル、 ェチルスルホニル等の d _ 6 アルキルス ルホ二'ル) 等の 1又は 2個を置換基として有していてもよい。 ] 、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) 、 ニトロ基、 シァノ基、 1ないし 5個 のハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) で置換されていてもよ い低級アルキル基、 1ないし 5個のハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) で置換されていてもよい低級アルコキシ基等が挙げられる。 該低級ァ ルキル基としては、 例えばメチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル、 n— ブチル、 イソブチル、 sec—ブチル、 tert—ブチル、 ペンチル、 へキシル等の C 1 - 6 アルキル基等が挙げられ、 特にメチル、 ェチル等が好ましい。 該低級アル コキシ基としては、 例えばメトキシ、 エトキシ、 n—プロボキシ、 イソプロポキ シ、 n—ブトキシ、 イソブトキシ、 sec—ブトキシ、 tert—ブトキシ等の ― 6 アルコキシ基等が挙げられ、 特にメトキシ、 エトキシ等が好ましい。 また、 こ れらの置換基は、 同一又は異なって 1又は 2ないし 3個 (好ましくは 1又は 2
個) 置換しているのが好ましい。
R b 2 で示される 「置換基を有していてもよい環状炭化水素基」 における 「環 状炭化水素基」 としては脂環式炭化水素基およびァリール基が挙げられる。
該脂環式炭化水素基としては、 例えばシクロアルキル基、 シクロアルケニル基、 シクロアルカンジェニル基等の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素基が挙げられる。 該シクロアルキル基としては、 例えばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロべ ンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチル、 シクロォクチル、 シクロノニル等の C 3 一 9 シクロアルキル (好ましくは C 3 _ 8 シクロアルキル等) 等、 'また 1 _ ィンダニル、 2—ィンダニルなどの縮合環が挙げられる。 該シクロアルケニル基 としては、 例えば 2—シクロペンテン一 1 —ィル、 3—シクロペンテン一 1 —ィ ル、 2—シクロへキセン一 1 Γル、 3—シクロへキセン— 1 —ィル、 1—シク ロブテン— 1—ィル、 1—シクロペンテン _ 1 Γル等の C 3 _ 6 シクロアルケ ニル基等が挙げられる。 該シクロアルカンジェニル基としては、 例えば 2, 4 _ シクロペンタンジェン— 1—ィル、 2 , 4—シクロへキサンジェン一 1—ィル、 2, 5—シクロへキサンジェン _ 1 —ィル等の C 4 _ 6 シクロアルカンジェニル 基等が挙げられる。 中でもシクロへキシル等の C 3 _ 8 シルロアルキル基が好ま しい。
該ァリール基としては、 単環式又は縮合多環式芳香族炭化水素基が挙げられ、 例えばフエニル、 ナフチル、 アントリル、 フエナントリル、 ァセナフチレニル、 4—インダニル、 5—インダニル等の C 6 _ ! 4 ァリール基等が好ましく、 中で もフエニル、 1—ナフチル、 2—ナフチル等が特に好ましい。
R b 2 で示される 「置換基を有していてもよい環状炭化水素基」 における 「置 換基」 としては R b 1 で示される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 にお ける 「置換基」 として述べた 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 における 「置換基」 と同様なものが挙げられる。
R b 2 で示される 「置換基を有していてもよい複素環基」 としては R b 1 で示 される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 における 「置換基」 として述べ た 「置換基を有していてもよい複素環基」 と同様なものが挙げられる。
R b 3 で示されるハロゲン原子としては、 たとえばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ
素などが挙げられる。
R b 3 で示される 「置換基を有していてもよい力ルバモイル基」 、 「置換基を 有していてもよいフルファモイル基」 および 「スルホン酸由来のァシル基」 は R b 1 で示される 「置換基を有していてもよい力ルバモイル基」 、 「置換基を有し ていてもよいフルファモイル基」 および 「スルホン酸由来のァシル基」 と同様な ものがそれぞれ挙げられる。
R b 3 で示される 「置換基を有していてもよい ― 4 アルキル基」 における 「じェ — 4 アルキル基」 としてはたとえばメチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソ プロピル、 n—ブチル、 イソブチル、 t e r t _ブチルなどが挙げられる。 R b 3 で示される 「置換基を有していてもよい C i ― 4 アルコキシ基」 における
「(:丄一 4 アルコキシ基」 としては、 たとえばメトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 n—ブトキシ、 イソブトキシ、 t e r t—ブトキシなどが挙げられる。
R b 3 で示される 「置換基を有していてもよい _ 4 アルキル基」 、 「置換 基を有していてもよい ― 4 アルコキシ基」 における 「置換基」 としては R b 1 で示される置換基を有していてもよい炭化水素基における 「置換基」 である
「置換基を有していてもよい炭化水素基」 における 「置換基」 と同様なものが挙 げられる。
R b 3 で示される 「置換基を有していてもよいアミノ基」 における置換基とし ては、 例えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 イソプチル、 t一プチル、 ペンチル、 へキシル等の ― 6 アルキル基 等) 、 カルボン酸由来のァシル基 (例えばホルミル、 ァセチル、 プロピオニル、 ピバロィル等の d _ 6 アルカノィル) 、 例えばベンゾィル等の C 7 - i 5 ァリ 一ルカルポニル等) 、 スルホン酸由来のァシル基 (例えば、 メチルスルホニル、 ェチルスルホニル等の _ 6 アルキルスルホニル) 、 ハロゲン化されていても よい _ 6 アルコキシ—カルボニル (例えばトリフルォロメトキシカルボニル、 2 , 2 , 2 _トリフルォロエトキシカルボニル、 トリクロロメトキシカルボニル、 2 , 2 , 2 _トリクロ口エトキシカルボニル等) 等が挙げられるが、 「置換基を 有していてもよいアミノ基」 における 「ァミノ基」 は、 置換されていてもよいィ ミドイル基 (例えば、 ^ 一 6 アルキルイミドイル、 ホルミルイミドイル、 アミ
ジノ等) などで置換されていてもよく、 また、 2個の置換基が窒素原子と一緒に なって環状アミノ基を形成する場合もあり、 この様な場合の環状アミノ基として は、 例えば 1ーァゼチジニル、 1一ピロリジニル、 1ーピペリジニル、 4一モル ホリニル、 1ーピペラジニル及び 4位に低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 t—ブチル、 ペンチル、 へキシル等の ― 6 アルキル基等) 、 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等の C 7 _ ! 0 ァラルキル基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1 _ナフチル、 2—ナフチル 等の C 6 ― ! Q ァリール基等) 等を有していてもよい 1—ピペラジニル等の 3〜 8員 (好ましくは 5〜6員) の環状アミノ基などが挙げられる。
Xで示される脱離基としては、 たとえばハロゲン原子 (例、 塩素原子、 臭素原 子、 ヨウ素原子など) 、 アルキルまたはァリ一ルスルホニルォキシ基 (例、 メタ ンスルホニルォキシ、 トリフルォロメタンスルホニルォキシ、 エタンスルホニル ォキシ、 ベンゼンスルホニルォキシ、 p—トルエンスルホニルォキシなど) など が挙げられる。 .
本発明の式 (I I ) で表わされる化合物の塩としては酸付加塩、 例えば無機酸 塩 (例えば、 塩酸塩、 硫酸塩、 臭化水素酸塩、 リン酸塩など) 、 有機酸塩 (例え ば、 酢酸塩、 トリフルォロ酢酸塩、 コハク酸塩、 マレイン酸塩、 フマル酸塩、 プ ロピオン酸塩、 クェン酸塩、 酒石酸塩、 乳酸塩、 蓚酸塩、 メタンスルホン酸塩、 p—トルエンスルホン酸塩など) 等のほか、 塩基との塩 (たとえば、 カリウム塩、 ナトリウム塩、 リチウム塩等のアルカリ金属塩、 カルシウム塩、 マグネシウム塩 等のアルカリ土類金属塩、 アンモニゥム塩、 トリメチルァミン塩、 トリェチルァ ミン塩、 tert—プチルジメチルァミン塩、 ジベンジルメチルァミン塩、 ベンジル ジメチルァミン塩、 Ν, Ν—ジメチルァニリン塩、 ピリジン塩、 キノリン塩など の有機塩基との塩) を形成していてもよい。
尚、 一般式 (I I ) で表わされる化合物またはその塩は水和物であってもよぐ 以下、 塩、 水和物も含め化合物 (I I ) と称する。
上記式 (I I ) で表される化合物またはその塩 (以下単に化合物 (I I ) とい う) のなかでもつぎの化合物が好ましい。
( I 1 - 1 ) R b 3 がノヽロゲン原子、 置換基を有していてもよい ― 4 アルキ
ル基、 置換基を有していてもよい _ 4 アルコキシ基、 置換基を有していても よいアミノ基、 ニトロ基またはシァノ基である化合物、
(I I -2) Rb 1 が置換基を有していてもよい脂環式炭化水素基または置換基 を有していてもよいァリール基である化合物、
(I I一 3) Rb 1 が 1) 置換基を有していてもよい炭化水素基、 2) 置換基を 有していてもよい複素環基、 3) 置換基を有していてもよい _ 4 アルコキシ 基、 4) 置換基を有していてもよい _ 4 アルキルチオ基、 5) 置換基を有し ていてもよい C2 _ 6 アルコキシカルボ二ル基、 6) 置換基を有していてもよい C, _ 6 アルカノィル基、 7) 置換基を有していてもよいアミノ基、 8) 環状ァ ミノ基、 9) ハロゲン原子、 10) ニトロ基、 1 1) シァノ基、 12) 置換基を 有していてもよい力ルバモイル基、 13) 置換基を有していてもよいスルファモ ィル基および 14) スルホン酸由来のァシル基から選ばれた 1〜4個の置換基を 有していてもよい炭化水素基である化合物、
(I 1 -4) Rb 1 が 1) 置換基を有していてもよい炭化水素基、 2) 置換基を 有していてもよい複素環基、 3) 置換基を有していてもよい _ 4 アルコキシ 基、 4) 置換基を有していてもよい _ 4 アルキルチオ基、 5) 置換基を有し ていてもよい C2 _ 6 アルコキシカルボ二ル基、 6) 置換基を有していてもよい アミノ基、 7) ハロゲン原子、 8) ニトロ基および 9) シァノ基から選ばれた 1 〜 4個の置換基を有していてもよい炭化水素基である化合物、
(I I— 5) Rb 1 が 1) 置換基を有していてもよい炭化水素基、 2) 置換基を 有していてもよい複素環基、 3) 置換基を有していてもよい (:ェ _ 4 アルキルチ ォ基、 4) 置換基を有していてもよい C2 _ 6 アルコキシカルポニル基、 5) 置 換基を有していてもよいアミノ基、 6) ハロゲン原子および 7) ニトロ基から選 ばれた 1〜4個の置換基を有していてもよい炭化水素基である化合物、
(I 1 -6) Rb 2が置換基を有していてもよい環状炭化水素基である化合物、
(I 1 -7) Rb 3がハロゲン、 換基を有していてもよい力ルバモイル基、 置 換基を有していてもよいスルファモイル基またはスルホン酸由来のァシル基であ る化合物、
(I 1 -8) Rb 3がハロゲンである化合物、
(I I -9) Rb 4が水素原子である化合物、
(I 1 -10) nbが 0である化合物、
(I 1 -1 1) Rb 1 は第 1群から選ばれた置換基を有していてもよい第 3群か ら選ばれた炭化水素基を、 Rb 2 は第 2群から選ばれた置換基を有していてもよ い第 10群から選ばれた環状炭化水素基または第 2群から選ばれた置換基を有し ていてもよい第 4群から選ばれた複素環基を、 Rb 3 はハロゲン原子、 カルバモ ィル基、 第 11群から選ばれた 1個を有していてもよい N—モノ置換力ルバモイ ル基、 第 11群から選ばれた 1個と第 14群から選ばれた 1個を有していたもよ い N, N—ジ置換力ルバモイル基、 第 17群から選ばれた環状アミノカルポニル 基、 スルファモイル基、 第 11群から選ばれた 1個を有していてもよい N—モノ 置換スルファモイル基、 第 11群から選ばれた 1個と第 14群から選ばれた 1個 を有していたもよい N, N—ジ置換スルファモイル基、 第 20群から選ばれた環 状アミノスルホニル基、 第 15群から選ばれたスルホン酸由来のァシル基、 第 2 群から選ばれた置換基を有していてもよい ( ェ _ 4 アルキル基、 第 2群から選ば れた置換基を有していてもよい ― 4 アルコキシ基、 第 8群から選ばれた置換 基を有していてもよいアミノ基、 第 9群から選ばれた環状アミノ基、 ニトロ基ま たはシァノ基である化合物
(上記において、
第 1群は
1 ) 第 2群から選ばれた置換基を有していてもよい第 3群から選ばれた炭化水素 基、 2) 第 2群から選ばれた置換基を有していてもよい第 4群から選ばれた複素 環基、 3) 第 2群から選ばれた置換基を有していてもよい _ 4 アルコキシ基、
4) 第 2群から選ばれた置換基を有していてもよい _ 4 アルキルチオ基、
5) 第 2群から選ばれた置換基を有していてもよい C2 _ 6 アルコキシカルボ二 ル基、 6) C — 6 アルカノィル基、 7) 第 8群から選ばれた置換基を有してい てもよぃァミノ基、 8) 第 9群から選ばれた環状アミノ基、 9) ハロゲン原子、 10) ニトロ基、 11) シァノ基 12) 力ルバモイル基、 13) 第 1 1群から選 ばれた基で置換されたモノ置換力ルバモイル基、 14) 第 1 1群から選ばれた 1 個と第 14群から選ばれた 1個で置換されたジ置換力ルバモイル基、 15) 第 1
7群から選ばれた環状アミノカルバモイル基、 1 6) スルファモイル基、 1 7) 第 1 1群から選ばれた基で置換された N—モノ置換スルファモイル基、 1 8) 第
1 1群から選ばれた 1個と第 14群から選ばれた 1個で置換された N, N—ジ置 換スルファモイル基、 1 9) 第 1 9群から選ばれたスルホン酸由来のァシル基、 第 2群は
1) Ci _ 6 アルコキシ基、 2) ハロゲン原子、 3) — 6 アルキル基、 4) C, _ 4 アルキニル基、 5) アミノ基、 6) 水酸基、 7) シァノ基および 8) ァ ミジノ基、
第 3群は
1) Cx _ 6 アルキル基、 2) C3 -8 シクロアルキル基および 3) C6 _ i 4 ァ リール基、
第 4群は
1) 第 5群から選ばれた芳香族単環式複素環基、 2) 第 6群から選ばれた芳香族 縮合複素環基および 3 ) 第 7群から選ばれた飽和あるいは不飽和の非芳香族複素 第 5群は
フリル、 チェニル、 ピロリル、 ォキサゾリル、 イソォキサゾリル、 チアゾリル、 イソチアゾリル、 イミダゾリル、 ピラゾリル、 1, 2, 3 _ォキサジァゾリル、 1, 2, 4一ォキサジァゾリル、 1, 3, 4一ォキサジァゾリル、 フラザニル、 1, 2, 3—チアジアゾリル、 1, 2, 4—チアジアゾリル、 1, 3, 4—チアジアゾリル、 1, 2, 3 _トリァゾリル、 1, 2, 4—トリァゾリル、 テトラゾリル、 ピリジル、 ピリダジニル、 ピリミジニル、 ビラジニルおよびトリアジニル、
第 6群は
ベンゾフラニル、 イソベンゾフラニル、 ベンゾチェ二ル、 インドリル、 イソイン ドリル、 1 H—インダゾリル、 ベンズインダゾリル、 ベンゾォキサゾリル、 1, 2—べンゾイソォキサゾリル、 ベンゾチアゾリル、 ベンゾピラニル、 1, 2 _ベ ンゾイソチアゾリル、 1H_ベンゾ卜リアゾリル、 キノリル、 イソキノリル、 シ ンノリニル、 キナゾリニル、 キノキサリニル、 フタラジニル、 ナフチリジニル、 プリニル、 ブテリジニル、 カルバゾリル、 α—カルボリニル、 3—力ルポリニル、
ァ一カルポリニル、 ァクリジニル、 フエノキサジニル、 フエノチアジニル、 フエ ナジニル、 フエノキサチイニル、 チアントレニル、 フエナトリジニル、 フエナト 口リニル、 インドリジニル、 ピロ口 〔1, 2— b〕 ピリダジニル、 ピラゾ口 〔1, 5 _ a〕 ピリジル、 イミダゾ 〔 1 , 2— a〕 ピリジル、 イミダゾ 〔 1, 5— a〕 ピ リジル、 イミダゾ 〔1, 2— b〕 ピリダジニル、 イミダゾ 〔1, 2— a〕 ピリミジ ニル、 1, 2, 4一トリァゾロ 〔4, 3— a〕 ピリジルおよび 1, 2, 4—トリァゾ 口 〔4, 3— b〕 ピリダジニル、
第 7群は
ォキシラニル、 ァゼチジニル、 ォキセ夕ニル、 チェ夕ニル、 ピロリジニル、 テト ラヒドロフリル、 チオラニル、 ピペリジル、 テトラヒドロピラニル、 モルホリニ ル、 チオモルホリニルおよびピペラジニル、
第 8群は
1) Cx _ 6 アルキル、 2) _ 6 アルカノィル、 3) C7 _ i 3 ァリ一ルカ ルポニル、 4) ハロゲン化されていてもよい C2 ― 6 アルコキシカルボニル、 5) Ci _ 6 アルキルイミドイル、 6) ホルミルイミドイルおよび 7) アミジノ、 第 9群は
1) 1—ァゼチジニル、 2) 1—ピロリジニル、 3) 1—ピベリジニル、 4) 4 —モルホリニル、 5) 1—ピペラジニルおよび 6) 4位に — 6 アルキル、 C 7 — i 。 ァラルキルまたは C6 ― ! 。 ァリールを有していてもよい 1ーピペラジ ニル、
第 10群は
C3 - 9 シクロアルキル、 1—インダニル、 2—インダニル、 C3 _ 6 シクロア ルケニル、 C4 _ 6 シクロアルカンジェニルおよび C6 _ ! 4 ァリール、 第 11群は
1) 第 12群から選ばれた基で置換されていてもよい d ― 6 アルキル基、 2) 第 12群から選ばれた基で置換されていてもよい C3 _ 6 シクロアルキル基、
3) 第 12群から選ばれた基で置換されていてもよい C6 一 ! 。 ァリール基、
4) 第 12群から選ばれた基で置換されていてもよい C7 _ ! 。 ァラルキル基、
5) 第 12群から選ばれた基で置換されていてもよい d _ 6 アルコキシ基およ
び 6) 第 12群から選ばれた基で置換されていてもよい第 13群から選ばれた複 第 12群は
1) 水酸基、 2) アミノ基、 3) 第 16群から選ばれた基でモノまたはジ置換さ れたァミノ基、 4) ハロゲン原子、 5) ニトロ基、 6) シァノ基、 7) ハロゲン 原子で置換されていてもよい _ 6 アルキル基および 8) ハロゲン原子で置換 されていてもよい _ 6 アルコキシ基、
第 13群は
環系を構成する原子 (環原子) として、 酸素原子、 硫黄原子及び窒素原子等から 選ばれたヘテロ原子 1ないし 3種を少なくとも 1個含む 1) 第 5群および第 6群 から選ばれた芳香族複素環基および 2 ) 第 7群から選ばれた飽和あるいは不飽和 の非芳香族複素環基、
第 14群は
d _ 6 アルキル基、 C3 _ 6 シクロアルキル基および C 7 _ J 0 ァラルキル基、 第 15群は
1) 第 12群から選ばれた置換基を有していてもよいじェ ― アルキルスルホ二 ル、 2) 第 12群から選ばれた置換基を有していてもよい C2 _ 6 ァルケニルス ルホニル、 3) 第 12群から選ばれた置換基を有していてもよい C2 一 6 アルキ ニルスルホニル、 4) 第 12群から選ばれた置換基を有していてもよい C3_ 9シ クロアルキルスルホニル、 5) 第 12群から選ばれた置換基を有していてもよい C3_ 9シクロアルケニルスルホニル、 6) 第 12群から選ばれた置換基を有して いてもよい Cト 14ァリ一ルスルホニルおよび 7) 第 12群から選ばれた置換基 を有していてもよい C7 _ , 0 ァラルキルスルホニル、
第 16群は
, _ 6 アルキル基、 Ci — 6 アルカノィル、 C7 — ェ 3 ァリ一ルカルポエルお よび ― 6 アルキルスルホニル、
第 17群は
1ーァゼチジニルカルポニル、 1 _ピロリジニルカルポニル、 1一ピペリジニル カルボニル、 4一モルホリニルカルポニルおよび第 18群から選ばれた基で置換
されていてもよい 1ーピペラジニルカルポニル、
第 18群は
Cx _ 6 アルキル基、 C7 — i 。 ァラルキル基および C6 _ ! 。 ァリール基、 第 19群は
第 12群から選ばれた置換基を有していてもよい _ IQアルキルスルホニル、 第 12群から選ばれた置換基を有していてもよい C2 ― 6 ァルケニルスルホニル、 第 12群から選ばれた置換基を有していてもよい C2 一 6 アルキニルスルホニル、 第 12群から選ばれた置換基を有していてもよい C3— 9シクロアルキルスルホ二 ル、 第 12群から選ばれた置換基を有していてもよい C3_ 9シクロアルケニルス ルホニル、 第 12群から選ばれた置換基を有していてもよい C6_ 14ァリールス ルホニルおよび第 12群から選ばれた置換基を有していてもよい C7 _ ,。 ァラ ルキルスルホニル、
第 20群は
1—ァゼチジニルスルホニル、 1一ピロリジニルスルホニル、 1—ピペリジニル スルホニル、 4—モルホリニルスルホニルおよび第 18群から選ばれた基で置換 されていてもよい 1 -ピペラジニルスルホニル、
をそれぞれ示す。 ) 、
(1 1 - 12) Rb 1 が第 1群から選ばれた置換基を有していてもよい C3 ― 8 シクロアルキル基または第 1群から選ばれた置換基を有していてもよい C6 _ ! 4 ァリール基である化合物、
(I 1— 13) Rb 1 が 1) 置換基としてハロゲン原子、 ハロゲンで置換されて いてもよい _ 6 アルキル、 — 4 アルキルチオ、 ニトロ、 力ルバモイル、 スルファモイルまたは 一 6 アルキルスルホエルを有していてもよい C6 _ ! 4 ァリール基、 2) 置換基として (DC 2 _ 6 アルコキシカルボニル基または②置 換基として Ci ― 6 アルキルを有していてもよいフエニルを有していてもよい C x _ 6 アルキル基または 3) 置換基として①ハロゲン原子、 ②ハロゲンで置換さ れていてもよい _ 6 アルキルまたは③ハロゲンで置換されていてもよい d
― 6 アルコキシ基を有していてもよい C3 _ 8 シクロアルキル基、 Rb 2 が置換 基としてハロゲン原子、 C, _ 6 アルキル、 d― 4 アルコキシ、 またはシァノ
を有していてもよいフエニル基、 C3 一 8 シクロアルキル基またはピリジル基、 Rb 3 が①八ロゲン原子、 ②カルバモイル基、 ③ N原子上に ― 6 アルキルお よび C3 ― 6 シクロアルキルの 1または 2個を有していてもよいスルファモイル 基、 第 20群から選ばれた環状アミノスルホニル基、 _ 6 アルキルスルホ二 ル基または C3 ― 6 シクロアルキルスルホニル基、 Rb 4が水素原子、 11 が0 または 1、 pbが 0または 1である上記 (I 1— 12) 記載の化合物、
(I 1 - 14) Rb 1 が 1) 置換基としてハロゲン原子、 Ci ― 3 アルキル、 ト リフルォロメチル、 メ卜キシ、 トリフルォロメトキシ、 メチルチオまたはニトロ を有していてもよいフエニル、 2) ナフチル、 3) 置換基として 0)C2 _ 3 アル コキシ力ルポニル、 ②フエニルまたは③ 3—イロプロぺニルフエニルを有してい てもよい ― 6 アルキル基または 4) シクロへキシル基、 Rb 2が置換基とし てハロゲン原子、 メチル、 メトキシまたはシァノを有していてもよいフエニル基、 シクロへキシル基または 3—ピリジル基、 Rb 3 が①八ロゲン原子、 ②カルバモ ィル基、 ③ 4—モルホリニルスルホニル基または④メチルスルホニル基、 Rb 4 が水素原子、 n bが 0または 1、 p bが 0または 1である上記 (I 1— 12) 記 載の化合物、
(I 1 - 15) Rb 1 が置換基としてハロゲン原子または _ 3 アルキルを有 していてもよいフエニル基、 Rb 2が置換基としてハロゲン原子またはメチルを 有していてもよいフエニル基、 Rb 3が①ハロゲン原子、 ②カルバモイル基、 ③ N原子上に _ 6 アルキルおよび C3 ― 6 シクロアルキルの 1または 2個を有 していてもよいスルファモイル基、 第 20群から選ばれた環状アミノスルホニル 基、 _ 6 アルキルスルホニル基または C3 _ 6 シクロアルキルスルホニル基、 Rb 4が水素原子、 1 13が0、 p bが 0または 1である上記 (I 1— 12) 記載 の化合物、
が好ましい。
Rc 1 で示される炭化水素基としては、 例えば J3旨肪族鎖式炭化水素基、 脂環式 炭化水素基及びァリール基等が挙げられる。 好ましくは脂肪族鎖式炭化水素基ま たは脂環式炭化水素基である。
該脂肪族鎖式炭化水素基としては、 例えばアルキル基、 アルケニル基、 アルキ
ニル基等の直鎖状又は分枝鎖状の脂肪族炭化水素基が挙げられる。 好ましくはァ ルキル基である。 該アルキル基としては、 例えばメチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル、 n—ブチル、 イソプチル、 sec—ブチル、 ter t—ブチル、 n—ぺ ンチル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 1—メチルプロピル、 n—へキシル、 ィ ソへキシル、 1 , 1—ジメチルブチル、 2 , 2—ジメチルブチル、 3, 3—ジメチ ルブチル、 3 , 3—ジメチルプロピル、 2—ェチルブチル、 n—ヘプチル、 1— メチルヘプチル、 1—ェチルへキシル、 n—ォクチル、 1一メチルヘプチル、 ノ ニル等の ― ! Q アルキル基 (好ましくは ― 6 アルキル等) 等が挙げられ る。 該ァルケニル基としては、 例えばビニル、 ァリル、 イソプロべニル、 2—メ チルァリル、 1 _プロぺニル、 2 _メチル _ 1一プロぺニル、 1—ブテニル、 2 —ブテニル、 3—ブテニル、 2 _ェチル _ 1ーブテニル、 2—メチル—2—ブテ ニル、 3 _メチル— 2—ブテニル、 1 _ペンテニル、 2 _ペンテニル、 3—ペン テニル、 4—ペンテニル、 4—メチル—3—ペンテニル、 1一へキセニル、 2 _ へキセニル、 3—へキセニル、 4一へキセニル、 5—へキセニル等の C 2 _ 6 アルケニル基等が挙げられる。 該アルキニル基としては、 例えばェチニル、 1一 プロピニル、 2 _プロピニル、 1—ブチニル、 2—ブチェル、 3—ブチニル、 1 —ペンチニル、 2 _ペンチニル、 3—ペンチニル、 4—ペンチニル、 1 _へキシ ニル、 2 _へキシニル、 3 _へキシニル、 4 _へキシニル、 5—へキシニル等の C 2 _ 6 アルキニル基が挙げられる。
該脂環式炭化水素基としては、 例えばシクロアルキル基、 シクロアルケニル基、 シクロアルカンジェニル基等の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素基が挙げられる。 好ましくはシクロアルキル基である。 該シクロアルキル基としては、 例えばシク 口プロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチル、 シクロォクチル、 シクロノニル等の C 3 ― 9 シクロアルキル (好ましくは C 3 _ 8 シクロアルキル等) 等、 また 1—インダニル、 2—インダニルなどの縮合環が 挙げられる。 該シクロアルケニル基としては、 例えば 2—シクロペンテン— 1— ィル、 3—シクロペンテン— 1 Γル、 2—シクロへキセン一 1一ィル、 3—シ クロへキセン— 1一ィル、 1ーシクロブテン一 1—ィル、 1—シクロペンテン一 1—ィル等の C 3 一 6 シクロアルケニル基等が挙げられる。 該シクロアルカンジ
ェニル基としては、 例えば 2, 4ーシクロペンタンジェン一 1—ィル、 2, 4—シ クロへキサンジェン— 1一ィル、 2, 5—シクロへキサンジェン— 1—ィル等の C4 _ 6 シクロアルカンジェニル基等が挙げられる。
該ァリール基としては、 単環式又は縮合多環式芳香族炭化水素基が挙げられ、 例えばフエニル、 ナフチル、 アントリル、 フエナントリル、 ァセナフチレニル、 4—インダニル、 5_インダニル等の C6 ― J 4 ァリール基等が好ましく、 中で もフエニル、 1—ナフチル、 2—ナフチル等が特に好ましい。
Rc 2 で示される炭素数 2以上の炭化水素基としては、 Re 1 で示される炭化 水素基のうち炭素数 2以上のもの力挙げられる。 好ましくは Rc 1 で述べたもの のうち、 C2 _ 6 アルキルおよび C3 _ 8 シクロアルキルである。
Rc 1 と Re 2 が結合して隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよい 環を形成する場合、 このような環としては、 1個の窒素原子の他にさらに窒素原 子、 酸素原子、 ィォゥ原子を含む環であってもよく、 その例としてはたとえば、 1ーァゼチジニル、 1—ピロリジニル、 1一ピぺリジニル、 1一ホモピぺリジニ ル、 ヘプタメチレンィミノ、 1—ピペラジニル、 1—ホモピペラジニル、 モルホ リノ、 チオモルホリノなどの単環、 2—イソインドリニル、 1, 2, 3, 4ーテ トラヒドロ一 2 Γノキノリル、 1, 2, 4, 5—テトラヒドロー 3H—3—べ ンゾァゼピン— 3—ィルなどの縮合環、 インデン— 1ースピロ一 4' —ピベリジ ン— 1' —ィルなどのスピロ環などの環状アミノ基が挙げられ、 該環状アミノ基 は該環上の化学的に可能な位置に 1〜 5個、 好ましくは 1〜3個の置換基を有し ていてもよい。
該置換基としては、 ヒドロキシ基、 シァノ基、 ニトロ基、 ォキソ基、 ハロゲン 原子 (例、 フッ素原子、 塩素原子、 臭素原子、 ヨウ素原子等) 、 および一般 式: - Yc Rc a (式中、 Rc aは置換基を有していてもよい炭化水素基または置 換基を有していてもよい複素環基を、 Yc は結合手 (単結合) 、 - CRc bRc c-、 — COO—、 -CO-, -CO-NRc b—、 -CS-NRc b—、 — CO— S―、 -CS-S- 、 -CO-NRc b—co- NRC に、 -C (=NH)-NRC b-、 -NRC に、 -NRC b- CO-、 -NRc b- CS -、 -NRC に CO- NRc に、 -NRC b-C S-NRC に、 - NRC b— CO—〇-、 -NRC CS—〇—、 -NRC b— CO— S―、 -NRC b— CS -
S - -NRC b- C(=NH) - NRC c- -NRC b- S02- -NRC b-NRc 〇— -O— CO- — O— CS― -O- CO-〇、 -0-CO-NRc b― -〇-C(=N H)-NRC b- -S― -SO- -S02- -S02-NRc b - - S— CO— -S - C S - -S-CO- NRC b- - S— CS-NRC b— - S— C (=NH)-NRC b-などを 示し、 Rc b Rc eは水素原子、 置換基を有していてもよいアルキル基、 置換 基を有していてもよいアルケニル基、 置換基を有していてもよいアルキニル基、 置換基を有していてもよいァリール基、 置換基を有していてもよいシクロアルキ ル基もしくはシクロアルケニル基、 置換基を有していてもよい複素環基、 カルボ ン酸由来のァシル基、 置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基、 置換基 を有していてもよいァリールスルホニル基等を示す) で表される基などが挙げら れる。
Rc aで示される置換基を有していてもよい炭化水素基の 「炭化水素基」 として は、 例えば脂肪族鎖式炭化水素基、 脂環式炭化水素基及びァリール基等が挙げら れる。 これらの脂肪族鎖式炭化水素基、 脂環式炭化水素基及びァリール基として は Re 1 で示される脂肪族鎖式炭化水素基、 脂環式炭化水素基及びァリール基と して述べたものがそれぞれ挙げられる。 また該炭化水素基の置換基としては、 後 述の Rc 3 で示される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 における置換基 として述べたものが挙げられる。
前記 Rc aで示される 「置換基を有していてもよい複素環基」 としては、 後述 の尺。 3で示される 「置換基を有していてもよい複素環基」 と同様なものが挙げ られる。
前記 Rc bおよび Rc c で示される置換基を有していてもよいアルキル基、 置 換基を有していてもよいアルケニル基、 置換基を有していてもよいアルキニル基、 置換基を有していてもよいァリール基、 置換基を有していてもよいシクロアルキ ル基もしくはシクロアルケニル基、 置換基を有していてもよい複素環基、 力ルポ ン酸由来のァシル基、 置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基、 置換基 を有していてもよいァリールスルホニル基としては後述の Rc 3で示される置換 基を有していてもよい炭化水素基における置換基としてのベたものが挙げられる。
Rc 1 および Rc 2 としては、 両者が結合して窒素原子と共に置換基を有して
いてもよい複素環を形成しているのが好ましい c
さらに好ましくは、 NRC 1 Rc 2 が式:
(式中、 Yc および IT 3 は前記と同意義である) で示される基のときである。 ここで、 YC と尺。 aは前記と同意義を示すが、 RC aは特に置換基を有していて もよぃァリール基または置換基を有していてもよい複素環基が好ましい。
YC RC a としては置換基を有していてもよいべンジル基が特に好ましい。
また NRC 1 Rc 2 としては置換基を有していてもよい 4—ベンジル— 1—ピぺ リジニル基が特に好ましい。
Rc 3で示される置換基を有していてもよい炭化水素基における炭化水素基と しては Rc 1 で示される炭化水素基と同様なものが挙げられ、 なかでも ― 6 アルキル基、 C3 — 8 シクロアルキル基、 ァリール基が好ましい。 これらの例も Rc 1 で述べたものが挙げられる。
Rc 3で示される置換基を有していてもよい複素環基における複素環基として は、 例えば、 環系を構成する原子 (環原子) として、 酸素原子、 硫黄原子及び窒 素原子等から選ばれたヘテロ原子 1ないし 3種 (好ましくは 1ないし 2種) を少 なくとも 1個 (好ましくは 1ないし 4個、 さらに好ましくは 1ないし 2個) 含む 芳香族複素環基、 飽和あるいは不飽和の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環基) 等 が挙げられる。
該芳香族複素環基としては、 芳香族単環式複素環基 (例えばフリル、 チェニル、 ピロリル、 ォキサゾリル、 イソォキサゾリル、 チアゾリル、 イソチアゾリル、 ィ ミダゾリル、 ピラゾリル、 1, 2, 3—ォキサジァゾリル、 1, 2, 4—ォキサジァ ゾリル、 1, 3, 4—ォキサジァゾリル、 フラザニル、 1, 2, 3—チアジアゾリル、 1, 2, 4—チアジアゾリル、 1, 3, 4—チアジアゾリル、 1, 2, 3—トリァゾリ リレ、 1, 2, 4—トリァゾリル、 テトラゾリル、 ピリジル、 ピリダジニル、 ピリミ ジニル、 ピラジニル、 トリアジニル等の 5ないし 6員の芳香族単環式複素環基) 及び芳香族縮合複素環基 [例えばベンゾフラニル、 イソベンゾフラニル、 ベンゾ
チェニル、 インドリル、 イソインドリル、 1 H—インダゾリル、 ベンズインダゾ リル、 ベンゾォキサゾリル、 1, 2—べンゾイソォキサゾリル、 ベンゾチアゾリ ル、 ベンゾピラニル、 1, 2—ベンゾイソチアゾリル、 1 H—べンゾトリアゾリ ル、 キノリル、 イソキノリル、 シンノリニル、 キナゾリニル、 キノキサリニル、 フタラジェル、 ナフチリジニル、 プリニル、 ブテリジニル、 カルバゾリル、 α— カルポリニル、 )3—カルボリニル、 ァ—カルポリニル、 ァクリジニル、 フエノキ サジニル、 フエノチアジニル、 フエナジニル、 フエノキサチイニル、 チアントレ ニル、 フエナトリジニル、 フエナトロリニル、 インドリジニル、 ピロ口 〔1 , 2 - b.) ピリダジニル、 ピラゾ口 〔1 , 5 - a ピリジル、 イミダゾ 〔1 , 2 - a ピリジル、 イミダゾ 〔1 , 5—且〕 ピリジル、 イミダゾ 〔1 , 2— 〕 ピリダジニ ル、 イミダゾ 〔1, 2 _且〕,ピリミジニル、 1 , 2 , 4—トリァゾロ 〔4 , .3—_iJ ピリジル、 1, 2 , 4—トリァゾロ 〔4 , 3— 〕 ピリダジニル等の 8〜1 2員の 芳香族縮合複素環基 (好ましくは、 前記した 5ないし 6員の芳香族単環式複素環 基がベンゼン環と縮合した複素環または前記した 5ないし 6員の芳香族単環式複 素環基の同一または異なった複素環 2個が縮合した複素環) ] などが挙げられる。 該非芳香族複素環基としては、 例えばォキシラエル、 ァゼチジニル、 ォキセタ ニル、 チェ夕ニル、 ピロリジニル、 テトラヒドロフリル、 チオラニル、 ピベリジ ニル、 テトラヒドロビラニル、 モルホリニル、 チオモルホリニル、 ピペラジニル 等の 3〜8員 (好ましくは 5〜 6員) の飽和あるいは不飽和 (好ましくは飽和) の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環基) などが挙げられる。
R c 3で示される置換基を有していてもよい炭化水素基における置換基および R c 3 で示される置換基を有していてもよい複素環基における置換基としては、 例えば置換基を有していてもよいアルキル基、 置換基を有していてもよいアルケ ニル基、 置換基を有していてもよいアルキニル基、 置換基を有していてもよいァ リール基、 置換基を有していてもよいシクロアルキル基もしくはシクロアルケ二 ル基、 置換基を有していてもよい複素環基、 置換基を有していてもよいアミノ基、 置換基を有していてもよいイミドイル基、 置換基を有していてもよいアミジノ基、 置換基を有していてもよい水酸基、 置換基を有していてもよいチオール基、 エス テル化されていてもよい力ルポキシル基、 置換基を有していてもよい力ルバモイ
ル基、 置換基を有していてもよいチォカルバモイル基、 置換基を有していてもよ ぃスルファモイル基、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等、 好 ましくは塩素、 臭素等) 、 シァノ基、 ニトロ基、 カルボン酸由来のァシル基、 置 換基を有していてもよいアルキルスルフィニル基、 置換基を有していてもよいァ ルキルスルホニル基、 置換基を有していてもよいァリ一ルスルフィニル基、 置換 基を有していてもよいァリールスルホニル基等が挙げられ、 これらの任意の置換 基は置換可能な位置に 1ないし 5個 (好ましくは 1ないし 3個) 置換していても い。
置換基としての 「置換基を有していてもよいァリール基」 におけるァリール基 としては、 例えばフエニル、 ナフチル、 アントリル、 フエナントリル、 ァセナフ チレニル等の C 6 _ ! 4 ァリール基等が挙げられる。 ここで、 ァリール基の置換 基としては、 低級アルコキシ基 (例えばメトキシ、 エトキシ、 プロポキシ等の C ! _ 6 アルコキシ基等) 、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素 等) 、 低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル等の C i ― 6 アルキル 基等) 、 アミノ基、 水酸基、 シァノ基、 アミジノ基等が挙げられ、 これらの任意 の置換基は置換可能な位置に 1又は 2個置換していてもよい。
置換基としての 「置換基を有していてもよいシクロアルキル基」 におけるシク 口アルキル基としては、 例えばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチル等の C 3 ― 7 シクロアルキル基等が挙げられる。 ここで、 シクロアルキル基の置換基としては、 前記した 「置換基を有していても よいァリール基」 における置換基と同様な数の同様なものが挙げられる。
置換基としての 「置換基を有していてもよいシクロアルケニル基」 におけるシ クロアルケニル基としては、 例えばシクロプロべニル、 シクロブテニル、 シクロ ペンテニル、 シクロへキセニル等の C 3 _ 6 シクロアルケニル基等が挙げられる。 ここで、 置換基を有していてもよいシクロアルケニル基の置換基としては、 前記 した 「置換基を有していてもよいァリール基」 における置換基と同様な数の同様 なものが挙げられる。
置換基としての 「置換基を有していてもよいアルキル基」 におけるアルキル基 としては、 例えばメチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル、 n _プチル、
イソブチル、 sec—プチル、 tert—ブチル、 n _ペンチル、 イソペンチル、 ネオ ペンチル、 1一メチルプロピル、 n _へキシル、 イソへキシル、 1 , 1一ジメチ ルブチル、 2 , 2—ジメチルブチル、 3 , 3—ジメチルブチル、 3, 3—ジメチル プロピル等の _ 5 アルキル等が挙げられる。 ここで、 アルキル基の置換基と しては、 前記した 「置換基を有していてもよいァリール基」 における置換基と同 様な数の同様なものが挙げられる。
置換基としての 「置換基を有していてもよいアルケニル基」 におけるアルケニ ル基としては、 例えばビニル、 ァリル、 イソプロべニル、 2—メチルァリル、 1 —プロべニル、 2—メチル— 1一プロぺニル、 1—ブテニル、 2—ブテニル、 3 —ブテニル、 2—ェチルー 1—ブテニル、 2—メチル— 2—ブテニル、 3—メチ ルー 2—ブテニル、 1一ペンテニル、 2—ペンテニル、 3—ペンテニル、 4ーぺ ンテニル、 4—メチルー 3—ペンテニル、 1—へキセニル、 2—へキセニル、 3 —へキセニル、 4一へキセニル、 5—へキセニル等の C 2 一 6 アルケニル基等が 挙げられる。 ここで、 アルケニル基の置換基としては、 前記した 「置換基を有し ていてもよいァリール基」 における置換基と同様な数の同様なものが挙げられる。 置換基としての 「置換基を有していてもよいアルキニル基」 におけるアルキニ ル基としては、 例えばェチニル、 1—プロピニル、 2—プロピニル、 1一プチ二 ル、 2—ブチニル、 3—ブチニル、 1一ペンチニル、 2—ペンチニル、 3 _ペン チニル、 4一ペンチニル、 1一へキシニル、 2—へキシニル、 3—へキシニル、 4一へキシニル、 5—へキシニル等の C 2 _ 6 アルキニル基が挙げられる。 ここ で、 アルキニル基の置換基としては、 前記した 「置換基を有していてもよいァリ ール基」 における置換基と同様な数の同様なものが挙げられる。
置換基としての 「置換基を有していてもよい複素環基」 における複素環基とし ては、 環系を構成する原子 (環原子) として、 酸素原子、 硫黄原子及び窒素原子 等から選ばれたヘテロ原子 1ないし 3種 (好ましくは 1ないし 2種) を少なくと も 1個 (好ましくは 1ないし 4個、 さらに好ましくは 1ないし 2個) 含む芳香族 複素環基、 飽和あるいは不飽和の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環基) 等が挙げ られる。
「芳香族複素環基」 としては、 芳香族単環式複素環基 (例えばフリル、 チェ二
ル、 ピロリル、 ォキサゾリル、 イソォキサゾリル、 チアゾリル、 イソチアゾリル、 イミダゾリル、 ピラゾリル、 1, 2, 3—ォキサジァゾリル、 1, 2, 4—ォキサジ ァゾリル、 1, 3, 4—ォキサジァゾリル、 フラザニル、 1, 2, 3—チアジアゾリ ル、 1, 2, 4—チアジアゾリル、 1, 3, 4—チアジアゾリル、 1, 2, 3—トリア ゾリル、 1, 2, 4 _トリァゾリル、 テトラゾリル、 ピリジル、 ピリダジニル、 ピ リミジニル、 ピラジニル、 トリアジニル等の 5ないし 6員の芳香族単環式複素環 基) 及び芳香族縮合複素環基 [例えばベンゾフラニル、 イソベンゾフラニル、 ベ ンゾチェニル、 インドリル、 イソインドリル、 1H—インダゾリル、 ベンズイン ダゾリル、 ベンゾォキサゾリル、 1, 2—べンゾイソォキサゾリル、 ベンゾチア ゾリル、 1, 2—ベンゾイソチアゾリル、 1H_ベンゾトリアゾリル、 キノリル、 イソキノリル、 シンノリニル、 キナゾリニル、 キノキサリニル、 フタラジニル、 ナフチリジニル、 プリニル、 ブテリジニル、 カルバゾリル、 α—カルポリニル、 ^—カルボリニル、 ァーカルボリニル、 ァクリジニル、 フエノキサジニル、 フエ ノチアジニル、 フエナジニル、 フエノキサチイニル、 チアントレニル、 フエナト リジニル、 フエナトロリニル、 インドリジニル、 ピロ口 〔1, 2 -b.] ピリダジ ニル、 ピラゾ口 〔1, 5 -a ピリジル、 イミダゾ 〔1, 2 -a ピリジル、 ィミ ダゾ 〔1, 5— 〕 ピリジル、 イミダゾ 〔1, 2— 〕 ピリダジニル、 イミダゾ [1, 2 -a ピリミジニル、 1, 2, 4—トリァゾロ 〔4, 3— j_〕 ピリジル、 1, 2, 4—トリァゾロ 〔4, 3— 〕 ピリダジニル等の 8〜12員の芳香族縮合複素 環基 (好ましくは、 前記した 5ないし 6員の芳香族単環式複素環基がベンゼン環 と縮合した複素環または前記した 5ないし 6員の芳香族単環式複素環基の同一ま たは異なった複素環 2個が縮合した複素環) ] などが挙げられる。
「非芳香族複素環基」 としては、 例えばォキシラニル、 ァゼチジニル、 ォキセ 夕ニル、 チェ夕ニル、 ピロリジニル、 テトラヒドロフリル、 チオラニル、 ピペリ ジニル、 テトラヒドロピラニル、 モルホリエル、 チオモルホリエル、 ピペラジニ ル等の 3〜8員 (好ましくは 5〜6員) の飽和あるいは不飽和 (好ましくは飽 和) の非芳香族複素環基 (脂肪族複素環基) などが挙げられる。
置換基としての 「置換基を有していてもよい複素環基」 が有していてもよい置 換基としては、 低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル等の _ 6
アルキル基等) 、 ァシル基 (例えばホルミル、 ァセチル、 プロピオニル、 ピバロ ィル等の _ 6 アルカノィル、 ベンゾィル等) 等が挙げられる。
置換基としての 「置換基を有していてもよいアミノ基」 、 「置換基を有してい てもよいイミドイル基」 、 「置換基を有していてもよいアミジノ基」 、 「置換基 を有していてもよい水酸基」 及び 「置換基を有していてもよいチオール基」 にお ける置換基としては、 例えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソプチル、 t—ブチル、 ペンチル、 へキシル等の C i _ 6 アルキル基等) 、 ァシル基 (例えば _ 6 アルカノィル (例えばホルミル、 ァセチル、 プロピオニル、 ビバロイル等) 、 ベンゾィル等) 、 _ 6 アルキル スルホニル (例えばメタンスルホニル、 エタンスルホニル等) 、 C 3 — 4 , ァ リールスルホニル (例えばベンゼンスルホニル、 p _トルエンスルホニル等) 、 ハロゲン化されていてもよい _ 6 アルコキシ—カルボニル (例えばトリフル ォロメトキシカルボニル、 2 , 2 , 2 _トリフルォロエトキシカルボニル、 トリ クロロメトキシカルボニル、 2, 2 , 2—トリクロ口エトキシカルボ二ル等) 等 が挙げられるが、 置換基としての 「置換基を有していてもよいアミノ基」 におけ る 「ァミノ基」 は、 置換基を有していてもよいイミドイル基 (例えば、 _ 6 アルキルイミドイル、 ホルミルイミドイル、 アミジノ等) などで置換されていて もよく、 また、 2個の置換基が窒素原子と一緒になつて環状アミノ基を形成する 場合もあり、 この様な場合の環状アミノ基としては、 例えば 1—ァゼチジニル、 1 一ピロリジニル、 1—ピベリジニル、 モルホリノ、 1ーピペラジニル及び 4位 に低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 t—プチル、 ペンチル、 へキシル等の C i _ 6 アルキル基等) 、 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等の C 7 ― ! 。 ァラルキル基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1 _ナフチル、 2—ナフチル等の C 6 _ ! 。 ァリール基等) 等を有していてもよい 1ーピペラジニル等の 3〜8員 (好ましくは 5〜6員) の 環状ァミノなどが挙げられる。
「置換基を有していてもよい力ルバモイル基」 としては、 無置換の力ルバモイ ルの他、 N—モノ置換力ルバモイル基及び N, N—ジ置換力ルバモイル基が挙げ られる。
「N—モノ置換力ルバモイル基」 は窒素原子上に 1個の置換基を有する力ルバ モイル基を意味し、 該置換基としては、 例えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 tーブチル、 ペンチル、 へキシル等の d _ 6 アルキル基等) 、 シクロアルキル基 (例えばシクロプロピ ル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル等の C 3 _ 6 シクロアルキ ル基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1 _ナフチル、 2—ナフチル等の C 6 一 ! 。 ァリール基等) 、 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等の C 7 ― ! 。 ァラルキル基、 好ましくはフエニル _ C i _ 4 アルキル基等) 、 複素環基 (例えば前記した R e 3 で示される 「置換基を有していてもよい炭化水素基」 に おける置換基としての 「複素環基」 と同様のもの等) 等が挙げられる。 該低級ァ ルキル基、 シクロアルキル基、 ァリール基、 ァラルキル基、 複素環基は置換基を 有していてもよく、 その置換基としては、 例えば水酸基、 置換基を有していても よいアミノ基 [該ァミノ基は、 例えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 イソプチル、 t 一プチル、 ペンチル、 へキシ ル等のじェ _ 6 アルキル基等) 、 ァシル基 (例えばホルミル、 ァセチル、 プロピ ォニル、 ビバロイル等の _ 6 アルカノィル、 ベンゾィル等) 等の 1又は 2個 を置換基として有していてもよい。 ] 、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭 素、 ヨウ素等) 、 ニトロ基、 シァノ基、 1ないし 5個のハロゲン原子 (例えばフ ッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) で置換基を有していてもよい低級アルキル基、 1 ないし 5個のハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) で置換基を 有していてもよい低級アルコキシ基等が挙げられる。 該低級アルキル基としては、 例えばメチル、 ェチル、 n—プロピル、 イソプロピル、 n—ブチル、 イソプチル、 sec _ブチル、 tert—プチル、 ペンチル、 へキシル等の _ 6 アルキル基等が 挙げられ、 特にメチル、 ェチル等が好ましい。 該低級アルコキシ基としては、 例 えばメトキシ、 エトキシ、 n—プロボキシ、 イソプロボキシ、 n—ブトキシ、 ィ ソブトキシ、 sec—ブトキシ、 ter t—ブトキシ等の d _ 6 アルコキシ基等が挙 げられ、 特にメトキシ、 エトキシ等が好ましい。 また、 これらの置換基は、 同一 又は異なって 1又は 2ないし 3個 (好ましくは 1又は 2個) 置換しているのが好 ましい。
「N,N—ジ置換力ルバモイル基」 は、 窒素原子上に 2個の置換基を有する力 ルバモイル基を意味し、 該置換基の一方の例としては上記した 「N—モノ置換力 ルバモイル基」 における置換基と同様のものが挙げられ、 他方の例としては、 例 えば低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 t—プチル、 ペンチル、 へキシル等の ― 6 アルキル基等) 、 C 3 — 6 シクロ アルキル基 (例えばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへ キシル等) 、 C 7 _ ェ 。 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等、 好まし くはフエニル—d ― 4 アルキル基等) 等が挙げられる。 また、 2個の置換基が 窒素原子と一緒になつて環状アミノ基を形成する場合もあり、 この様な場合の環 状ァミノ力ルバモイル基としては、 例えば 1 _ァゼチジ二ルカルポニル、 1—ピ 口リジニルカルポニル、 1ーピペリジニルカルポニル、 モルホリノカルボニル、 1ーピペラジニルカルポニル及び 4位に低級アルキル基 (例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 tーブチル、 ペンチル、 へキシル等の _ 6 アルキル基等) 、 ァラルキル基 (例えばベンジル、 フエネチル等の C 7 _ ! 。 ァラルキル基等) 、 ァリール基 (例えばフエニル、 1 一ナフチル、 2—ナフチル 等の C 6 ― ! 。 ァリール基等) 等を有していてもよい 1—ピペラジニルカルポ二 ル等の 3〜8員 (好ましくは 5〜6員) の環状アミノーカルボニルなどが挙げら れる。
「置換基を有していてもよいチォカルバモイル基」 の置換基としては、 前記し た 「置換基を有していてもよい力ルバモイル基」 の置換基と同様のものが挙げら れる。
「置換基を有していてもよいスルファモイル基」 としては、 無置換のスルファ モイルの他、 N—モノ置換スルファモイル基及び N, N -ジ置換スルファモイル 基が挙げられる。
「N—モノ置換スルファモイル基」 は窒素原子上に 1個の置換基を有するスル ファモイル基を意味し、 該置換基としては、 N—モノ置換力ルバモイル基の置換 基と同様のものが挙げられる。
「N, N—ジ置換スルファモイル基」 は、 窒素原子上に 2個の置換基を有する スルファモイル基を意味し、 該置換基としては、 Ν, Ν—ジ置換力ルバモイル基
の置換基と同様のものが挙げられる。
「エステル化されていてもよいカルボキシル基」 としては遊離の力ルポキシル 基の他、 例えば低級アルコキシカルポニル基、 ァリールォキシカルポニル基、 ァ ラルキルォキシカルボニル基等が挙げられる。
「低級アルコキシカルポニル基」 としては、 例えばメトキシカルポニル、 エト キシカルポニル、 プロポキシカルボニル、 イソプロポキシ力ルポニル、 ブトキシ 力ルポニル、 イソブトキシカルボニル、 sec—ブトキシカルポニル、 ter t—ブト キシカルポニル、 ペンチルォキシカルポニル、 イソペンチルォキシカルポニル、 ネオペンチルォキシカルポニル等の _ 6 アルコキシ—力ルポニル基等が挙げ られ、 中でもメトキシカルポニル、 エトキシカルポニル、 プロポキシカルポニル 等の _ 3 アルコキシ—力ルポニル基等が好ましい。
「ァリールォキシカルボ二ル基」 としては、 例えばフエノキシカルボニル、 1
—ナフトキシカルポニル、 2—ナフトキシカルポニル等の C 7 _ ! .2 ァリールォ キシ—カルボニル基等が好ましい。
「ァラルキルォキシカルポニル基」 としては、 例えばベンジルォキシカルポ二 ル、 フエネチルォキシカルボニル等の C 7 _ ! 。 ァラルキルォキシ一力ルポニル 基等 (好ましくは、 C 6 — i 。 ァリール— _ 4 アルコキシ一力ルポエルな ど) が好ましい。
該 「ァリールォキシカルポニル基」 、 「ァラルキルォキシカルポニル基」 は置 換基を有していてもよく、 その置換基としては、 前記した N—モノ置換カルバモ ィル基の置換基の例としてのァリール基、 ァラルキル基の置換基として挙げたも のと同様のものが同様な数用いられる。
置換基としての '「カルボン酸由来のァシル基」 としては、 水素原子又は前記し た 「N—モノ置換力ルバモイル基」 が窒素原子上に 1個有する置換基とカルボ二 ルとが結合したものなどが挙げられるが、 好ましくは、 ホルミル、 ァセチル、 プ 口ピオニル、 ピバロィル等の d _ 6 アルカノィル、 ベンゾィル等のァシルが挙 げられる。
置換基としての 「置換基を有していてもよいアルキルスルフィニル基」 及び 「置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基」 におけるアルキルとしては、
例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソプチル、 tーブ チル、 ペンチル、 へキシル等の C ! ― 6 アルキル基等の低級アルキル基が挙げ られる。
置換基としての 「置換基を有していてもよいァリ一ルスルフィニル基」 及び 「置換基を有していてもよいァリールスルホニル基」 におけるァリールとしては、 例えばフエニル、 ナフチル、 アントリル、 フエナントリル、 ァセナフチレニル等 の C 6 ェ 4 ァリール基等が挙げられる。
これらのアルキル、 ァリールの置換基としては、 低級アルコキシ基 (例えばメ トキシ、 エトキシ、 プロポキシ等の d ― 6 アルコキシ基等) 、 ハロゲン原子 (例えばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素等) 、 低級アルキル基 (例えばメチル、 ェ チル、 プロピル等の ェ _ 6 アルキル基等) 、 アミノ基、 水酸基、 シァノ基、 ァ ミジノ基等が挙げられ、 これらの任意の置換基は置換可能な位置に 1又は 2個置 換していてもよい。
R c 4 で示される置換基を有していてもよい炭化水素基は R e 3 で示される置 換基を有していてもよい炭化水素基と同様なものが挙げられ、 また R e 4 で示さ れる置換基を有していてもよい複素環基は R c 3 で示される置換基を有していて もよい複素環基と同様なものが'挙げられる。
E c で示されるォキソ基以外の置換基を有していてもよい 2価の鎖状炭化水素 基における 2価の鎖状炭化水素基としては例えば、 メチレン、 エチレン等の ― 6 アルキレン、 ェテニレン等の C 2 _ 6 アルケニレン、 ェチニレン等の C 2 _
6 アルキニレン等が挙げられる。 好ましいものは 一 5 アルキレンであり、 も つとも好ましいものはトリメチレンである。
該 2価の炭化水素基の置換基は、 ォキソ基以外のものであればよく、 その具体 例としては、 たとえば、 置換基を有していてもよいアルキル基、 置換基を有して いてもよいァリール基、 置換基を有していてもよいシクロアルキル基もしくはシ クロアルケニル基、 エステル化されていてもよいカルボキシル基、 置換基を有し ていてもよい力ルバモイル基もしくはチォカルバモイル基、 置換基を有していて もよぃァミノ基、 置換基を有していてもよい水酸基、 置換基を有していてもよい チオール (メルカプト) 基、 カルボン酸由来のァシル基、 置換基を有していても
よいアルキルスルホニル基、 置換基を有していてもよいァリールスルホニル基、 ハロゲン (例、 フッ素、 塩素、 臭素など) 、 ニトロ、 シァノなどが挙げられる。 置換基の数が 1〜 3であってもよい。 これらの置換基を有していてもよいアルキ ル基、 置換基を有していてもよいァリール基、 置換基を有していてもよいシクロ アルキル基もしくはシクロアルケニル基、 エステル化基を有していてもよいカル ポキシル基、 置換基を有していてもよい力ルバモイル基もしくはチォカルバモイ ル基、 置換基を有していてもよいアミノ基、 置換基を有していてもよい水酸基、 置換基を有していてもよいチオール (メルカプト) 基、 カルボン酸由来のァシル 基、 置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基、 置換基を有していてもよ いァリ一ルスルホニル基は、 前記 R c 3 で示される置換基を有していてもよい複 素環基における置換基として述べたものと同様なものが挙げられる。
J c で示される置換基を有していてもよいメチン基における置換基としては前 記 R e 3 で示される置換基を有していてもよい複素環基における置換基として述 ベたものと同様なものが挙げられる。
Qc および R c で示される置換基を有していてもよい 2価の _ 3鎖状炭化 水素基における 2価の _ 3鎖状炭化水素基としては、 E c で示されるォキソ 基以外の置換基を有していてもよい 2価の鎖状炭化水素基における 2価の鎖状炭 化水素基のうち、 炭素数 1〜3のものが挙げられる。
Q c および IT で示される置換基を有していてもよい 2価の ― 3鎖状炭化 水素基における置換基としては、 E e で示されるォキソ基以外の置換基を有して いてもよい 2価の鎖状炭化水素基における置換基と同様なものが挙げられる。
R c 5 で示される力ルポキシ基またはスルホン酸基の塩としては、 たとえばナ トリウム、 カリウム、 リチウムなどのアルカリ金属との塩、 たとえばカルシウム、 マグネシウム、 ストロンチウムなどのアルカリ土類金属との塩の他、 アンモニゥ ム塩などが挙げられる。
式 (I I I ) で表される化合物またはその塩 (以下単に化合物 (I I I ) とい う) のなかでも次の化合物が好ましい。
(I I I - 1 ) R c 1 が d ― 6 アルキル基または C 3 _ 8 シクロアルキル基で R c 2 が C 2 6 アルキル基または C 3 _ 8 シクロアルキル基であるか、 または R
c 1 と Rc 2が結合して隣接する窒素原子と共に置換基を有していてもよい環を 形成しており、 IT 3が置換基を有していてもよい ― 6 アルキル基、 置換基 を有していてもよい C3 ― 8 シクロアルキル基、 置換基を有していてもよいァリ ール基または置換基を有していてもよい複素環基で、 Re 4 が水素原子、 置換基 を有していてもよいアルキル基、 置換基を有していてもよい C3― 8 シクロアル キル基、 置換基を有していてもよいァリール基または置換基を有していてもよい 複素環基で、 Ee がォキソ基以外の置換基を有していてもよい C2 _ 5 アルキレ ン基で、 Gc が COまたは S〇2 で、 Je が窒素原子または置換基を有していて もよぃメチン基で、 Qc および Re がそれぞれ結合手または置換基を有していて もよい Ci _ 3 アルキレン基である化合物、
(III一 2) Rc 1 と Rc 2 が結合して隣接する窒素原子と共に置換基を有して いてもよい環を形成している化合物、
(III— 3) 置換基を有していてもよい環がそれぞれ置換基を有していてもよい 1—ピペリジニル基または 1—ピペラジニル基である上記 (III一 2) 記載の化 合物、
(III一 4) 1—ピペリジニル基または 1—ピペラジニル基の置換基が (1) ベ ンゼン環にハロゲンを有していてもよいフエニル— ― 4 アルキル、 (2) ヒ ドロキシを有していてもよいジフエニルメチル、 (3) ベンゼン環にハロゲンを 有していてもよいべンゾィル、 (4) 2—フエニルェテン一 1—ィル、 (5) ノ、 ロゲンを有していてもよいフエニル、 (6) ヒドロキシ、 (7) フエノキシまた は (8) ベンジルォキシである上記 (III一 3) 記載の化合物、
(III— 5) 置換基を有していてもよい環が置換基を有していてもよい 1ーピぺ リジニル基である上記 (III一 2) 記載の化合物、
(III— 6) 1—ピペリジニル基の置換基がベンゼン環にハロゲンを有していて もよいべンジル基である上記 (III— 5) 記載の化合物、
(III- 7) Rc 3 が (1) Ci _ 6 アルキル基、 (2) C3 - 8 シクロアルキ ル基、 (3) ヒドロキシ基を有していてもよいべンジル基、 (4) ナフチルメチ ル基、 (5) 置換基として①ハロゲンを有していてもよい ― 4 アルキル、 ② ハロゲンを有していてもよい d ― 4 アルコキシ、 ③フエニル、 ④シァノ、 ⑤べ
ンジルォキシまたは⑥ハロゲン原子を有していてもよいフエニル基、 (6) ナフ チル基、 (7) インダニル基または (8) テトラヒドロナフチル基である化合物、
(III— 8) Rc 3が置換基として ― 4 アルキルもしくはハロゲンを有して いてもよいフエニル基である化合物、
(III— 9) Ec がヒドロキシを有していてもよい C2 _ 6 ポリメチレンである 化合物、
(III- 10) Rc 4が (1) 水素原子、 (2) ①ハロゲン、 ②ピリジル、 ③モ ルホリノ、 ④フリル、 ⑤ェチニルまたは⑥ C3 _ 8 シクロアルキルを有していて もよい _ 6 アルキル、 (3) ベンゼン環に①ハロゲン、 ©Cx _ 4 アルキル、 ③ハロゲノー Ci ― 4 アルキルまたは (DC i _ 4 アルコキシを有していてもよい フエニル _d _ 4 アルキルまたは (4) C3 - 8 シクロアルキルである化合物、
(III一 11) Rc 4が①置換基としてハロゲンまたはフリルを有していてもよ い — 4 アルキル基または②ベンゼン環にハロゲンを有していてもよいべンジ ル基である化合物、
(III- 12) — N (Rc 1 ) IT 2 が置換基を有していてもよい 1—ピベリジ ニル基、 Ec がトリメチレン基、 Rc 3が置換基を有していてもよいフエニル基、 Gc が C〇、 J c が CHで、 かつ Qc および Rc がそれぞれメチレン基である化 合物、
が好ましい。
上記式中、 Bdで表される一 NRd a -S02 —および— NRd a —CO—中、
Rd aで示される ― 6 アルキル基としては、 たとえばメチル、 ェチル、 プロ ピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 tーブチル、 ペンチル、 へキシルな どが、 C2 _ 6 アルケニル基としてはビニル、 ァリル、 1—プロべニル、 イソプ ロぺニル、 2—ブテニル、 3—ブテニル、 2—へキセニルなどが、 C3 ― 8 シク 口アルキル基としては、 たとえばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチ ル、 シクロへキシル、 シクロォクチルなどが挙げられる。
Rd 1 で示されるハロゲン原子としてはたとえばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素 などが、 _ 6 アルキル基としては、 たとえばメチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 プチル、 イソプチル、 t—プチル、 ペンチル、 へキシルなどが、 C
2 _ 4 アルケニル基としては、 たとえばビニル、 1一プロぺニル、 2—プロぺニ ル、 イソプロぺニル、 ブテニル、 イソブテニルなどが、 — 4 アルカノィル基 としては、 たとえばホルミル、 ァセチル、 プロピオニル、 プチリルなどが、 ― 4 アルコキシ基としては、 たとえばメトキシ、 エトキシ、 プロポキシなどが挙 げられる。
Rd 2 で示されるハロゲンとしてはたとえばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素など が挙げられる。
Rd 2 で示される 「置換基としてハロゲンまたは 一 4 アルコキシを有して いてもよい _ 6 アルキル」 における〇ェ _ 6 アルキルとしては、 たとえばメ チル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 t—ブチル、 ぺ ンチル、 へキシルなどが挙げられ、 置換基としてのハロゲンとしては、 たとえば フッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素などが、 また置換基としての _ 4 アルコキシと しては、 たとえばメトキシ、 エトキシ、 n—プロボキシ、 イソプロボキシ、 n_ ブトキシ、 イソブトキシ、 sec—ブトキシ、 tert_ブトキシなどが挙られる。
Rd 2 で示される 「置換基としてハロゲンまたは _ 4 アルコキシを有して いてもよい _ 4 アルコキシ」 における _ 4 アルコキシとしては、 たとえ ばメトキシ、 エトキシ、 n—プロボキシ、 イソプロボキシ、 n_ブトキシ、 イソ ブトキシ、 sec—ブトキシ、 tert_ブトキシなどが挙げられ、 置換基としてのハ ロゲンとしては、 たとえばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素などが、 また置換基とし ての _ 4 アルコキシとしては、 たとえばメトキシ、 エトキシ、 n—プロポキ シ、 イソプロポキシ、 n—ブトキシ、 イソブトキシ、 sec—ブトキシ、 tert—ブ トキシなどが挙られる。
Rd 2 で.示される ― 4 アルカノィルァミノとしては、 たとえばホルミルァ ミノ、 ァセチルァミノ、 プロピオニルァミノ、 プチリルァミノなどが挙げられる。
Rd 2 で表される S02 NRd b Rd c 、 CONRd b Rd c および NRd b
Rd c 中、 Rd bおよび Rd c で示される 「置換基としてハロゲンまたは〇 一 4 アルコキシを有していてもよい ― 6 アルキル基」 としては、 Rd 2で示さ れる 「置換基としてハロゲンまたは _ 4 アルコキシを有していてもよい
― 6 アルキル」 と同様のものが挙げられ、 「置換基としてハロゲンまたは ―
4 アルコキシを有していてもよい C 3 ― 8 シクロアルキル基」 としては、 たとえ ばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロォ クチルなどが挙げられ、 置換基としてのハロゲンとしては、 たとえばフッ素、 塩 素、 臭素、 ヨウ素などが、 また置換基としての _ 4 アルコキシとしては、 た とえばメトキシ、 エトキシ、 n—プロボキシ、 イソプロポキシ、 n—ブトキシ、 イソブトキシ、 sec—ブトキシ、 tert—ブトキシなどが挙られる。
Rd 2 で表される S〇2 NRd b Rd c 、 CONRd b Rd c および NR d b
Rd <: 中、 Rd b と Rd が結合して窒素原子と共に環状アミノ基を形成する場 合、 該環状アミノ基としては、 たとえば 1) 1—ァゼチジニル、 2) 1—ピロリ ジニル、 3) 1—ピペリジニル、 4) 4一モルホリニル、 5) 1—ピペラジニル および 6) 4位に _ 6 アルキル (たとえばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソ プロピル、 ブチル、 イソプチル、 t—プチル、 ペンチル、 へキシルなど) 、 C7 _ J 。 ァラルキル (たとえばベンジル、 フエネチルなど) または C6 — i 0 ァリ —ル (たとえばフエニル、 1_ナフチル、 2—ナフチルなど) を有していてもよ い 1—ピペラジニルなどが挙げられる。
Rd 2 で表される NRd a -S02 Rd d 中、 Rd a は Bdで表される— NR d a — S02 —および一NRd a — CO—における Rd a の定義と同じである。
Rd 2 で表される S02 Rd dおよび NRd a -S02 Rd d 中、 Rd dで示 される _ 6 アルキル基としては、 たとえばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソ プロピル、 プチル、 イソプチル、 t一プチル、 ペンチル、 へキシルなどが、 C3 ― 8 シクロアルキル基としては、 たとえばシクロプロピル、 シクロブチル、 シク 口ペンチル、 シクロへキシル、 シクロォクチルなどがそれぞれ挙げられる。
式 (I V) 、 (Hid) および (I Vd) において、 Adで表される式 (d 1) 、 (d 2) 、 (d 3) 、 (d4) 、 (d 5) および (d 6) 中、 Rd 3 で示 される置換基を有していてもよい炭化水素基における炭化水素基としては、 たと えば 一 6 アルキル (たとえばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブ チル、 イソプチル、 t一プチル、 ペンチル、 へキシルなど) 、 C2 — 6 アルケニ ル (たとえばビニル、 ァリル、 1 _プロぺニル、 イソプロべニル、 2—ブテニル、 3—ブテニル、 2—へキセニルなど) 、 C2 _ 6 アルキニル (ととえばェチニル、
2 —プロピエル、 2—プチニル、 5—へキシニルなど) 、 C 3 — 8 シクロアルキ ル (たとえばシクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロォクチルなど) 、 C 6 _ ェ 。 ァリール (たとえばフエニル、 ナフチルな ど) などが挙げられる。
該炭化水素基の置換基としては、 たとえばハロゲン (たとえばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 — 4 アルコキシ (たとえばメトキシ、 エトキシ、 n _ プロポキシ、 イソプロボキシ、 n—ブトキシ、 イソブ卜キシ、 sec—ブトキシ、 ter t—ブトキシなど) 、 フエニル、 — 6 アルキル (たとえばメチル、 ェチル、 n _プロピル、 イソプロピル、 n—ブチル、 イソブチル、 sec—ブチル、 ter t— プチル、 ペンチル、 へキシルなど) 、 ニトロ、 シァノ、 ヒドロキシ、 — 4 ァ ルカノィルァミノ (たとえばホルミルァミノ、 ァセチルァミノ、 プロピオニルァ ミノなど) 、 力ルバモイル、 スルファモイルなどが挙げられる。 上記の中でも、 該炭化水素基が ― 6 アルキル、 C 2 — 6 アルケニルまたは C 2 _ 6 アルキニ ル、 であるとき、 その置換基としてはハロゲン、 _ 4 アルコキシおよびフエ ニルが好ましく、 該炭化水素基が C 3 ― 8 シクロアルキルであるとき、 その置換 基としてはハロゲン、 — 6 アルキルおよび ― 4 アルコキシが好ましく、 該炭化水素基が C 6 _ ! 0 ァリールであるとき、 その置換基としてはハロゲン、 C , _ 6 アルキル、 — 4 アルコキシ、 ニトロ、 シァノ、 ヒドロキシ、 (:丄 _
4 アルカノィルァミノ、 力ルバモイルおよびスルファモイルが好ましい。
R d 3 で示される置換基を有していてもよい C i _ 4 アルコキシ基における C
! _ 4 アルコキシとしては、 たとえばメトキシ、 エトキシ、 プロポキシなどが挙 げられ、 R d 3 で示される置換基を有していてもよい _ 4 アルコキシ基にお ける置換基としてはたとえばハロゲン (たとえばフッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素な ど) 、 フエニルなどが挙げられる。
R d 3 で示される置換基を有していてもよいアミノ基としては、 無置換のアミ ノ基の他、 たとえばじェ _ 6 アルキルアミノ (たとえばメチルァミノ、 ェチルァ ミノ、 プロピルァミノ、 イソプロピルァミノ、 プチルァミノ、 イソプチルァミノ、 t 一プチルァミノ、 ペンチルァミノ、 へキシルァミノなど) 、 ジ (C i — 6 アル キル) ァミノ (たとえばジメチルァミノ、 ジェチルァミノ、 ジプロピルァミノ、
ジブチルァミノなど) 、 - 4 アルコキシァミノ (たとえばメトキシァミノ、 ェ卜キシァミノ、 n—プロポキシァミノ、 イソプロボキシァミノ、 n—ブトキシ ァミノ、 イソブトキシァミノ、 sec—ブトキシァミノ、 tert—ブトキシァミノな ど) などが挙げられる。
Rd 4および Rd 5で示される _ 6アルキル基としては、 たとえばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 tーブチル、 ペンチル、 へキシルなどが挙げられる。
Rd 6で示される ― 6アルキル基としては、 たとえばメチル、 ェチル、 プロ ピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 tーブチル、 ペンチル、 へキシルな どが挙げられ、 C2 ― 6 アルケニル基としては、 たとえばビニル、 ァリル、 1一 プロぺニル、 イソプロぺニル、 2,ブテニル、 3—ブテニル、 2—へキセエルな どが挙げられる。
式 (I V) で表される化合物またはその塩 (以下単に化合物 (IV) という) のなかでも次の化合物が好ましい。
(I V- 1) Rd 3 が 1) 置換基としてハロゲン、 _ 4 アルコキシまたはフ ェニルを有していてもよい 一 6 アルキル基、 2) C2 — 6 アルケニル基、 3) C2 — 6 アルキニル基、 4) 置換基としてハロゲン、 _ 6 アルキルまた は — 4 アルコキシを有していてもよい C3 ― 8 シクロアルキル基、 5) 置換 基としてハロゲン、 _ 6 アルキル、 _ 4 アルコキシ、 ニトロ、 シァノ、 ヒドロキシ、 — 4 アルカノィルァミノ、 力ルバモイルまたはスルファモイル を有していてもよい C6 _ ! 。 ァリール基、 基 6) 置換基としてハロゲンまたは フエニルを有していてもよい _ 4 アルコキシ基または 7) 置換基として 1ま たは 2個の _ 6 アルキルまたは _ 4 アルコキシを有していてもよいアミ ノ基である化合物、
(I V-2) Rd 3が 1) d _ 6 アルキル基、 2) C2 — 6 アルケニル基、
3) C3 - 8 シクロアルキル基、 4) d — 4 アルコキシ基または 5) 置換基と して d _ 6 アルキルまたは _ 4 アルコキシを有していてもよいアミノ基、 Xdが— S02 —または— CO—、 ndが 1または 2、 mdが 0、 1、 または 2、 d 4および Rd 5 がそれぞれ同一または異なって水素原子またはメチル基、 R
d 6 がヒドロキシ基、 メチル基または C2 ― 6 アルケニル基および r dが 3であ る化合物、
(d 3a)
または (d 5a)
(ただし、 Rd 3 a は — 6 アルキル基を、 Xd 1 は— S02 —または— CO —を、 nd lは 1または 2を、 Rd 6 a はヒドロキシ基またはメチル基をそれぞ れ示す) で表される基、 r dが 3、 Bdが— CH2 ―、 pdおよび qdがそれぞ れ 0、 1または 2、 Rd 1 がハロゲン原子、 メチル基、 Rd 2 がハロゲン、 _ 4 アルコキシ、 ニトロ、 d ― 4 アルカノィルァミノ、 S02 NRd b Rd c 、 S02 Rd d 、 C〇NRd b Rd c 、 NRd b Rd c または NRd a — S02 R d d (ただし、 Rd a は水素原子、 — 6 アルキル基、 C2._ 6 アルケニル基 または C3 _ 8 シクロアルキル基、 Rd bおよび Rd c は同一または異なって水 素原子、 C, _ 6 アルキル基または C3 _ 8 シクロアルキル基を示すか、 または Rd b と Rd c が結合して窒素原子と共に環状アミノ基を形成していてもよく、 Rd d は _ 6 アルキル基または C3 _ 8 シクロアルキル基を示す) である化 合物、
などが好ましい。
上記式 (e I) 中、 Re 1 で示される 「置換されていてもよい 5〜 6員環基」 の 「5〜6員環」 としては、 ベンゼンなどの 6員の芳香族炭化水素、 シクロペン タン、 シクロへキサン、 シクロペンテン、 シクロへキセン、 シクロペンタンジェ
ン、 シクロへキサンジェンなどの 5〜 6員の脂肪族炭化水素、 フラン、 チォフエ ン、 ピロール、 イミダゾ一ル、 ピラゾール、 チアゾ一ル、 ォキサゾ一ル、 イソチ ァゾール、 イソキサゾ一ル、 テ卜ラゾール、 ピリジン、 ピラジン、 ピリミジン、 ピリダジン、 トリァゾ一ルなどの窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から選ばれ た 1〜2種のへテロ原子 1〜4個を含有する 5〜6員の芳香族複素環、 テトラヒ ドロフラン、 テトラヒドロチォフェン、 ジチオラン、 ォキサチオラン、 ピロリジ ン、 ピロリン、 イミダゾリジン、 イミダゾリン、 ピラゾリジン、 ピラゾリン、 ピ ペリジン、 ピぺラジン、 ォキサジン、 ォキサジァジン、 チアジン、 チアジアジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピラン、 テトラヒドロピラン、 テトラヒドロチォ ピランなどの窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から選ばれた 1〜 2種のへテロ 原子 1〜 4個を含有する 5〜 6員の非芳香族複素環などから水素原子 1個を除い て形成される基などが挙げられるが、 なかでも、 「5〜6員環」 としては、 ベン ゼン、 フラン、 チォフェン、 ピリジン、 シクロペンタン、 シクロへキサン、 ピロ リジン、 ピぺリジン、 ピぺラジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 テトラヒドロ ピラン (好ましくは、 6員環) などが好ましく、 とりわけベンゼンが好ましい。
R e 1 で示される 「置換されていてもよい 5〜6員環基」 の 「5〜6員環」 が 有していてもよい 「置換基」 としては、 例えば、 ハロゲン原子、 ニトロ、 シァノ、 置換されていてもよいアルキル、 置換されていてもよいシクロアルキル、 置換さ れていてもよい水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (硫黄原子は酸化され ていてもよく、 置換されていてもよいスルフィニル基または置換されていてもよ いスルホ二ル基を形成していてもよい) 、 置換されていてもよいアミノ基、 置換 されていてもよいァシル、 エステル化されていてもよいカルボキシル基、 置換さ れていてもよい芳香族基などが用いられる。
R e 1 の置換基としてのハロゲンの例としては、 フッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ素 などが挙げられ、 とりわけフッ素および塩素が好ましい。
R e 1 の置換基としての置換されていてもよいアルキルにおけるアルキルとし ては、 直鎖状または分枝状の炭素数 1〜1 0のアルキル、 例えばメチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブ チル、 ペンチル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、
ノエル、 デシルなどの d _ ! 。 アルキル、 好ましくは低級 — 6 ) アルキ ルが挙げられる。 該置換されていてもよいアルキルにおける置換基としては、 ハ ロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置 換されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 じェ — 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ ― 4 アルキルァミノ、 ジ d _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モ ルホリン、 チオモルホリン、 ピロ一ル、 イミダゾールなどの 5〜 6員の環状アミ ノなど) 、 エステル化またはアミド化されていてもよい力ルポキシル基 (例、 力 ルボキシル、 _ 4 アルコキシ力ルポニル、 力ルバモイル、 モノ — 4 アル キル力ルバモイル、 ジ (:ェ — 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されて いてもよい _ 4 アルコキシ (例、 メ卜キシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキ シ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ハロゲン化されてい てもよい 0^ _ 4 アルコキシ— ― 4 アルコキシ (例、 メトキシメトキシ、 メ トキシエトキシ、 エトキシエトキシ、 トリフルォロメトキシェトキシ、 トリフル ォロエトキシエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 (: i _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 ェ タンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3個が好まし い。
R e 1 の置換基としての置換されていてもよいシクロアルキルにおけるシクロ アルキルとしては、 例えば、 シクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 _ 7 シクロアルキルなどが挙げられ る。 該置換されていてもよいシクロアルキルにおける置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換され ていてもよいチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置換さ れていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ C i _ 4 アルキルァミノ、 ジ^ ―
4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリ ン、 チオモルホリン、 ピロ一ル、 イミダゾールなどの 5〜 6員の環状ァミノな ど) 、 エステル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基 (例、 力ルポ キシル、 — 4 アルコキシカルボニル、 力ルバモイル、 モノ d 4 アルキル
力ルバモイル、 ジじ1 _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていて もよい _ 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブ卜キシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ハロゲン化されていても よい _ 4 アルコキシ— ― 4 アルコキシ (例、 メトキシメトキシ、 メトキ シエトキシ、 エトキシエトキシ、 トリフルォロメトキシェトキシ、 トリフルォロ エトキシエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プ 口ピオニルなど) 、 0^ — 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタ ンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜 3個が好ましい。
R e 1 の置換基としての置換されていてもよい水酸基における置換基としては、 ( 1 ) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどの d 一 ! 。 アルキル、 好ましくは低級 (C i _ 6 ) アルキルなどが挙 げられる) ;
( 2 ) 置換されていてもよく、 ヘテロ原子を含有していてもよいシクロアルキル
(例えば、 シクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 _ 7 シクロアルキル;テトラヒドロフラエル、 テトラ ヒドロチェニル、 ピロリジニル、 ビラゾリジニル、 ピペリジル、 ピペラジニル、 モルホリニル、 チオモルホリニル、 テトラヒドロビラニル、 テトラヒドロチォピ ラニルなどの 1〜2個のへテロ原子を含有する飽和の 5〜6員複素環基など (好 ましくはテトラヒドロピラニルなど) ;などが挙げられる) ;
( 3 ) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル (al lyl)、 クロチル、 2 —ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜1 0のアルケニル、 好ましくは 低級 (C 2 — 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
( 4 ) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、
2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
( 5 ) 置換されていてもよいァラルキル (例えば、 フエニル— d ― 4 アルキル (例、 ベンジル、 フエネチルなど) などが挙げられる) ;
( 6 ) ホルミルまたは置換されていてもよいァシル (例えば、 炭素数 2〜4のァ ルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニル、 プチリル、 イソプチリルなど) 、 炭 素数 1〜4のアルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルな ど) などが挙げられる) ;
( 7 ) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなどが挙げ られる) などの置換基が挙げられ、
上記した (1 ) 置換されていてもよいアルキル、 (2 ) 置換されていてもよいシ クロアルキル、 (3 ) 置換されていてもよいアルケニル、 (4 ) 置換されていて もよぃシクロアルケニル、 (5 ) 置換されていてもよいァラルキル、 (6 ) 置換 されていてもよいァシル、 および (7 ) 置換されていてもよいァリールが有して いてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 C ! _ 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ C , _ 4 アルキルァミノ、 ジじェ — 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロ一ル、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾー ルなどの 5〜6員の環状ァミノなど) 、 エステル化またはアミド化されていても よい力ルポキシル基 (例、 カルポキシル、 — 4 アルコキシカルボニル、 カル バモイル、 モノ — 4 アルキル力ルバモイル、 ジ _ 4 アルキル力ルバモイ ルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい _ 4 アルキル (例、 トリフルォロメ チル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい C i _ 6 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 卜 リフルォロエトキシなど;好ましくは八ロゲン化されていてもよい d _ 4 アル コキシ) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルな ど) 、 C i 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニル など) 、 置換されていてもよい 5〜6員の芳香族複素環 〔例、 フラン、 チォフエ ン、 ピロ一ル、 イミダゾール、 ピラゾール、 チアゾール、 ォキサゾ一ル、 イソチ ァゾール、 イソキサゾ一ル、 テトラゾール、 ピリジン、 ピラジン、 ピリミジン、 ピリダジン、 トリァゾ一ルなどの窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から選ばれ た 1〜2種のへテロ原子 1〜4個を含有する 5〜6員の芳香族複素環など;該複
素環が有していてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 チオール基、 アミノ基、 力ルポキシル 基、 ハロゲン化されていてもよい d _ 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい 一 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフル ォロエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピ ォニルなど) 、 _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンス ルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3個が好ましい。 〕 などが挙げられ、 置換基の数としては、 1 ~ 3個が好ましい。
R e 1 の置換基としての置換されていてもよいチオール基における置換基とし ては、 上記した 「R e 1 の置換基としての置換されていてもよい水酸基における 置換基」 と同様なものが挙げられるが、 なかでも
( 1 ) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e cーブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどの _ ! 0 アルキル、 好ましくは低級 (C i _ 6 ) アルキルなどが挙 げられる) ;
( 2 ) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 _ 7 シク 口アルキルなどが挙げられる) ;
( 3 ) 置換されていてもよいァラルキル (例えば、 フエ二ルー _ 4 アルキル (例、 ベンジル、 フエネチルなど) などが挙げられる) ;
( 4 ) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなど) が挙 げられる) などが好ましく、
上記した (1 ) 置換されていてもよいアルキル、 (2 ) 置換されていてもよいシ クロアルキル、 (3 ) 置換されていてもよいァラルキル、 および (4 ) 置換され ていてもよいァリールが有していてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ 素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていてもよ ぃチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置換されていても
よいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ — 4 アルキルァミノ、 ジ(3 1 _ 4 アルキル ァミノ、 テトラヒドロピロ一ル、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チォモ ルホリン、 ピロール、 イミダゾールなどの 5〜6員の環状ァミノなど) 、 エステ ル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基 (例、 カルポキシル、 _ 4 アルコキシ力ルポニル、 力ルバモイル、 モノ — 4 アルキル力ルバモイル、 ジ^ _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい _ 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメ トキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ハロゲン化されていてもよい ― 4 ァ ルコキシ— d _ 4 アルコキシ (例、 メトキシメトキシ、 メ卜キシエトキシ、 ェ トキシェトキシ、 トリフルォロメトキシェトキシ、 トリフルォロエトキシェトキ シなど) 、 ホルミル、 C 2 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルな ど) 、 — 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニル など) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜 3個が好ましい。
R e 1 の置換基としての置換されていてもよいアミノ基の置換基としては、 上 記した 「R e 1 の置換基としての置換されていてもよい水酸基における置換基」 と同様な置換基を 1〜 2個有していてもよいアミノ基などが挙げられるが、 なか でも (1 ) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペン チル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デシルなどの _ 1 。 アルキル、 好ましくは低級 (C i _ 6 ) アルキルなどが 挙げられる) ;
( 2 ) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 7 シク 口アルキルなどが挙げられる) ;
( 3 ) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル(al lyl)、 クロチル、
2—ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜1 0のアルケニル、 好ましくは 低級 (C 2 _ 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
( 4 ) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ
チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
( 5 ) ホルミルまたは置換されていてもよいァシル (例えば、 炭素数 2〜4のァ ルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニル、 プチリル、 イソプチリルなど) 、 炭 素数 1〜4のアルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルな ど) などが挙げられる) ;
( 6 ) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなどが挙げ られる) などが好ましく、
上記した (1 ) 置換されていてもよいアルキル、 (2 ) 置換されていてもよい シクロアルキル、 (3 ) 置換されていてもよいアルケニル、 (4 ) 置換されてい てもよぃシクロアルケニル、 (5 ) 置換されていてもよいァシル、 および (6 ) 置換されていてもよいァリールが有していてもよい置換基としては、 ハロゲン
(例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換され ていてもよいチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置換さ れていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ — 4 アルキルァミノ、 ジ^ _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリ ン、 チオモルホリン、 ピロ一ル、 イミダゾールなどの 5〜 6員の環状ァミノな ど) 、 エステル化またはアミド化されていてもよい力ルポキシル基 (例、 カルボ キシル、 丄 4 アルコキシ力ルポニル、 力ルバモイル、 モノ _ 4 アルキル 力ルバモイル、 ジ — 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていて もよい _ 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ハロゲン化されていても よい d _ 4 アルコキシ一 _ 4 アルコキシ (例、 メトキシメトキシ、 メトキ シェトキシ、 エトキシエトキシ、 トリフルォロメトキシェトキシ、 トリフルォロ エトキシエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プ 口ピオニルなど) 、 — 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタ ンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3個が好ましい。 また、 R e 1 の置換基としての置換されていてもよいアミノ基は、 ァミノ基の 置換基同士が結合して、 環状アミノ基 (例えば、 テトラヒドロピロール、 ピペラ ジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾールなど
の 5〜 6員環の環構成窒素原子から水素原子 1個を除いて形成され、 窒素原子上 に結合手を有する環状アミノ基など) を形成していてもよい。 該環状アミノ基は、 置換基を有していてもよく、 かかる置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩 素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていてもよいチォ —リレ基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいァ ミノ基 (例、 ァミノ、 モノ — 4 アルキルァミノ、 ジ — 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロ一ル、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環状ァミノなど) 、 エステル化または アミド化されていてもよいカルボキシル基 (例、 カルボキシル、 一 4 アルコ キシカルポニル、 力ルバモイル、 モノ _ 4 アルキル力ルバモイル、 ジ〇1 一
4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい ― 4 アルコキ シ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ハロゲン化されていてもよい。ェ _ 4 アルコキシ - C , _ 4 アルコキシ (例、 メトキシメトキシ、 メトキシェトキシ、 エトキシェ トキシ、 トリフルォロメトキシェトキシ、 トリフルォロエトキシエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 ―
4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが 挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3個が好ましい。
R e 1 の置換基としての置換されていてもよいァシルとしては、
( 1 ) 水素、 '
( 2 ) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどの _ ! Q アルキル、 好ましくは低級 (C i 6 ) アルキルなどが挙 げられる) ;
( 3 ) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 ― 7 シク 口アルキルなどが挙げられる) ;
( 4 ) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル(al lyl)、 クロチル、
2—ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜1 0のアルケニル、 好ましくは 低級 (C 2 _ 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
( 5 ) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
( 6 ) 置換されていてもよい 5〜 6員の単環の芳香族基 (例えば、 フエニル、 ピ リジルなどが挙げられる) などがカルボニル基またはスルホニル基と結合したも の (例、 ァセチル、 プロピオニル、 プチリル、 イソプチリル、 バレリル、 イソバ レリル、 ビバロイル、 へキサノィル、 ヘプタノィル、 ォクタノィル、 シクロブ夕 ンカルポニル、 シクロペンタンカルボニル、 シクロへキサンカルボニル、 シクロ ヘプタン力ルポニル、 クロトニル、 2—シクロへキセン力ルポニル、 ベンゾィル、 ニコチノィル、 メタンスルホニル、 エタンスルホニル等) が挙げられ、 上記した ( 2 ) 置換されていてもよいアルキル、 (3 ) 置換されていてもよいシクロアル キル、 (4 ) 置換されていてもよいアルケニル、 (5 ) 置換されていてもよいシ クロアルケニル、 および (6 ) 置換されていてもよい 5〜 6員の単環の芳香族基 が有していてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ 素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チ オール、 d — 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァ ミノ、 モノ _ 4 アルキルァミノ、 ジ^ _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロ ピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾールなどの 5〜6員の環状ァミノなど) 、 エステル化またはアミド化さ れていてもよい力ルポキシル基 (例、 カルボキシル、 — 4 アルコキシ力ルポ ニル、 力ルバモイル、 モノ d — 4 アルキル力ルバモイル、 ジ — 4 アルキル 力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい _ 4 アルコキシ (例、 メ トキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォ 口エトキシなど) 、 ハロゲン化されていてもよい d ― 4 アルコキシ一 C _ 4 アルコキシ (例、 メトキシメトキシ、 メトキシエトキシ、 エトキシエトキシ、 ト リフルォロメトキシェトキシ、 トリフルォロエトキシエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 - 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 _ 4 アルキル
スルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 :!〜 3個が好ましい。
Re 1 の置換基としてのエステル化されていてもよい力ルポキシル基としては、 (1) 水素、
(2) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどの Ci _ ! 。 アルキル、 好ましくは低級 (Ci — 6 ) アルキルなどが挙 けられる) ; ,
(3) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C3 - 7 シク 口アルキルなどが'挙げられる) ;
(4) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル(allyl)、 クロチル、
2—ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜10のアルケニル、 好ましくは 低級 (C2 — 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
(5) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
(6) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなど) など がカルポニルォキシ基と結合したもの、 好ましくはカルボキシル、 低級 (Ci _
6 ) アルコキシカルボニル、 ァリールォキシカルボニル (例、 メトキシカルボ二 ル、 エトキシカルポニル、 プロポキシカルボニル、 フエノキシカルボニル、 ナフ トキシカルボニルなど) などが挙げられ、 上記した (2) 置換されていてもよい アルキル、 (3) 置換されていてもよいシクロアルキル、 (4) 置換されていて もよぃァルケニル、 (5) 置換されていてもよいシクロアルケニル、 および
(6) 置換されていてもよいァリールが有していてもよい置換基としては、 ハロ ゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換 されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 _ 4 アルキルチオなど) 、 置 換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ _ 4 アルキルァミノ、 ジ C
! _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モル ホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環状アミノ など) 、 エステルイ匕またはアミド化されていてもよいカルボキシル基 (例、 カル ポキシル、 — 4 アルコキシカルボニル、 力ルバモイル、 モノ — 4 アルキ ルカルバモイル、 ジじェ ― 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されてい てもよい ― 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ハロゲン化されていても よい C i ― 4 アルコキシ— ― 4 アルコキシ (例、 メトキシメトキシ、 メトキ シエトキシ、 エトキシエトキシ、 トリフルォロメトキシェトキシ、 トリフルォロ エトキシエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プ 口ピオニルなど) 、 (: i _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタ ンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3個が好ましい。
R e 1 の置換基としての置換されていてもよい芳香族基における芳香族基とし ては、 フエニル、 ピリジル、 フリル、 チェニル、 ピロリル、 イミダゾリル、 ピラ ゾリル、 チアゾリル、 ォキサゾリル、 イソチアゾリル、 イソキサゾリル、 テトラ ゾリル、 ピラジニル、 ピリミジニル、 ピリダジニル、 トリァゾリル等の 5〜 6員 の同素または複素環芳香族基、 ベンゾフラン、 インドール、 ベンゾチォフェン、 ベンズォキサゾ一ル、 ベンズチアゾール、 インダゾール、 ベンズイミダゾール、 キノリン、 イソキノリン、 キノキサリン、 フタラジン、 キナゾリン、 シンノリン などの縮環複素環芳香族基などが挙げられる。 これらの芳香族基の置換基として は、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸 基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオな ど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ — 4 アルキルアミ ノ、 ジ — 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピベリジ ン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環 状ァミノなど) 、 エステリレ化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基
(例、 カルボキシル、 C 4 アルコキシカルボニル、 力ルバモイル、 モノ _ 4 アルキル力ルバモイル、 ジ^ 一 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン 化されていてもよい _ 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチ
ルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい d _ 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 ェ トキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシ など) 、 ホルミル、 C2 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 d _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3個が好ましい。
かかる Re 1 の置換基は、 1〜4個 (好ましくは、 1〜2個) 同 または異な つて環のいずれの位置に置換していてもよい。 また、 Re 1 で示される 「置換さ れていてもよい 5〜 6員環」 の 「5〜6員環」 が 2個以上の置換基を有する場合、 これらのうち、 2個の置換基が互いに結合して、 例えば、 低級 (Ci 6 ) アル キレン (例、 トリメチレン、 テトラメチレンなど) 、 低級 (Ci _ 6 ) アルキレ ンォキシ (例、 —CH2 -0-CH2 ―、 — O— CH2 -CH2 ―、 —O— CH 2 一 CH2 - CH2 ―、 -0-CH2 -CH2 — CH2 _CH2 -、 -O-C (CH3 )(CH3 )一 CH2 -CH2 —など) 、 低級 (Ci _ 6 ) アルキレンチォ (例、 ― CH2 ― S— CH2 ―、 一 S— CH2 -CH2 一、 一 S— CH2 ― CH a -CH2 一、 — S— CH2 -CH2 — CH2 — CH2 ―、 —S - C(CH a ) (CH3 )-CH2 一 CH2 —など) 、 低級 (C^ ― 6 ) アルキレンジォキシ (例、 一 O— CH2 —〇_、 ―〇_CH2 -CH2 ― 0_、 一 O— CH2 ― CH 2 -CH2 _0—など) 、 低級 (Ci _ 6 ) アルキレンジチォ (例、 —S— CH 2 一 S—、 一 S— CH2 -CH2 一 S—、 -S-CH2 -CH2 ― CH2 -S- など) 、 ォキシ低級 ( ^ ― 6 ) アルキレンァミノ (例、 ― O— CH2 _NH—、 -0-CH2 -CH2 —NH—など) 、 ォキシ低級 (Ci _ 6 ) アルキレンチォ (例、 ― 0— CH2 ― S―、 -0-CH2 ― CH2 ― S—など) 、 低級 ― 6 ) アルキレンァミノ (例、 一 NH— CH2 -CH2 ―、 -NH-CH2 ― CH 2 ― CH2 —など) 、 低級 ((^ ― 6 ) アルキレンジァミノ (例、 —NH— CH 2 ― NH—、 -NH-CH2 _CH2,— NH—など) 、 チア低級 ((^ — 6 ) 7 ルキレンァミノ (例、 一 S— CH2 ― NH—、 ― S— CH2 — CH2 ― NH—な ど) 、 低級 (C2 ― 6 ) アルケニレン (例、 —CH2 — CH二 CH―、 ― CH2 ― CH2 ― CH=CH—、 一 CH2 -CH = CH-CH2 —など) 、 低級 (C4 ― 6 ) アルカジエ二レン (例、 ― CH=CH— CH = CH—など) などを形成し
ていてもよい。
さらに、 R e 1 の置換基 2個が互いに結合して形成する 2価の基は、 R e 1 で 示される 「置換されていてもよい 5〜 6員環」 の 「5〜6員環」 が有していても よい 「置換基」 と同様な置換基 (ハロゲン原子、 ニトロ、 シァノ、 置換されてい てもよいアルキル、 置換されていてもよいシクロアルキル、 置換されていてもよ い水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (硫黄原子は酸化されていてもよく、 置換されていてもよいスルフィニル基または置換されていてもよいスルホニル基 を形成していてもよい) 、 置換されていてもよいアミノ基、 置換されていてもよ ぃァシル、 エステル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基、 置換さ れていてもよい芳香族基など) を 1〜3個有していてもよい。
R e 1 で示される 「置換されていてもよい 5〜 6員環基」 の 「5〜6員環」 が 有していてもよい 「置換基」 としては、 とりわけ、 ハロゲン化または低級 (C i ― 4 ) アルコキシ化されていてもよい低級 ( _ 4 ) アルキル (例、 メチル、 ェチル、 t 一プチル、 トリフルォロメチル、 メトキシメチル、 エトキシメチル、 プロボキシメチル、 ブトキシメチル、 メトキシェチル、 エトキシェチル、 プロボ キシェチル、 ブトキシェチルなど) 、 ハロゲン化または低級 ( — 4 ) アルコ キシ化されていてもよい低級 ( _ 4 ) アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 t一ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 メトキシメトキ シ、 エトキシメトキシ、 プロボキシメ卜キシ、 ブ卜キシメトキシ、 メ卜キシェ卜 キシ、 エトキシエトキシ、 プロポキシエトキシ、 ブトキシエトキシ、 メトキシプ ロポキシ、 ェ卜キシプロポキシ、 プロポキシプロポキシ、 ブ卜キシプロポキシな ど) 、 ハロゲン (例、 フッ素、 塩素など) 、 ニトロ、 シァノ、 1〜2個の低級 (C i — 4 ) アルキル、 ホルミルまたは低級 (C2 - 4 ) アルカノィルで置換され ていてもよいアミノ (例、 ァミノ、 メチルァミノ、 ジメチルァミノ、 ホルミルァ ミノ、 ァセチルァミノなど) 、 5〜6員の環状アミノ基 (例、 1一ピロリジニル、 1—ピペラジニル、 1—ピベリジニル、 4—モルホリノ、 4ーチオモルホリノ、 1一イミダゾリル、 4ーテトラヒドロビラニルなど) などが挙げられる。
X e 1 および X e 2で示される 「直鎖部分を構成する原子数が 1ないし 4個で ある 2価の基」 としては、 例えば、 ― (C H 2 ) e a . - [ e a ' は 1〜4の整
数 (好ましくは 1〜2の整数) を示す] 、 一 (CH2 ) e b . — Xe 3 - [e b' は 0〜3の整数 (好ましくは 0~1の整数) を示し、 Xe 3 は置換されてい てもよぃィミノ基 (例、 低級 ( _ 6 ) 低級アルキル、 低級 (C3 — 7 ) シク 口アルキル、 ホルミル、 低級 (C2 — 7 ) 低級アルカノィル、 低級 (Ci — 6 ) 低級アルコキシ—カルボニルなどで置換されていてもよいイミノ基など) 、 カル ボニル基、 酸素原子または酸化されていてもよい硫黄原子 (例、 _S(〇)e m — ( emは 0〜 2の整数を示す) など) を示す] 、 — CH = CH―、 — C≡C―、 _C〇一 NH—、 一 S〇2 — NH—などが挙げられる。 これらの基が We と結合 するのは、 左右何れの結合手であってもよいが、 Xe 1 の場合、 右側の結合手を 介して We と結合するのが好ましく、 Xe 2 の場合、 左側の結合手を介して We と結合するのが好ましい。
Xe 1 としては、 結合手、 ― (CH2 ) e b . —〇— [e b' は 0, 1または 2の整数 (好ましくは 0〜1の整数) を示す] 、 _C≡C一などが好ましく、 結 合手がさらに好ましい。
Xe 2 としては、 ― (CH2 ) e a . ' _ [e a, ' は 1〜2の整数を示す] 、 一 (CH2 ) e b . ' — Xe 3 — [e b, , は 0〜1の整数を示し、 Xe 3 は置 換されていてもよいイミノ基、 カルボ二ル基、 酸素原子または酸化されていても よい硫黄原子を示す] 、 _CH = CH—、 —CO— NH―、 — S〇2 — NH—な どが好ましく、 一 CO— NH—がさらに好ましい。 ,
上記式 (e l) 中、 We で示される式:
および
(式中、 環 Aeおよび環 Be はそれぞれ置換されていてもよい 5〜 7員環を示し、 Ee J および Ee 4 はそれぞれ置換されていてもよい炭素原子または置換されて いてもよい窒素原子を示し、 Ee 2および Ee 3 はそれぞれ置換されていてもよ い炭素原子、 置換されていてもよい窒素原子、 酸化されていてもよい硫黄原子
(例、 — S(0)e m — ( emは 0〜 2の整数を示す) など) または酸素原子を示 し、 e aおよび e bはそれぞれ単結合または二重結合であることを示す) で表さ れる 2価の基は、 それぞれ
および
(式中の各記号は前記と同意義) のような様式で隣接する xe 1 および xe 2 と 結合していることを示す。
上記式 (e l ) 中、 Ae で示される 「置換されていてもよい 5〜7員環」 の 「5〜7員環」 としては、 C 5 7 シクロアルカン (例、 シクロペンタン、 シク 口へキサン、 シクロヘプタン等) 、 C 5 _ 7 シクロアルケン (例、 1—シクロべ ンテン、 2—シクロペンテン、 3—シクロペンテン、 2—シクロへキセン、 3— シクロへキセン等) 、 C 5 _ 6 シクロアルカジエン (例、 2, 4ーシクロペン夕 ジェン、 2, 4—シクロへキサジェン、 2 , 5—シクロへキサジェン等) などの 5 〜7員 (好ましくは 5〜 6員) の飽和又は不飽和の脂環式炭化水素;ベンゼンな どの 6員の芳香族炭化水素;酸素原子、 硫黄原子、 窒素原子等から選ばれたへテ 口原子 1ないし 3種 (好ましくは 1ないし 2種) を少なくとも 1個 (好ましくは 1ないし 4個、 さらに好ましくは 1ないし 2個) 含む 5〜 7員の芳香族複素環、 飽和あるいは不飽和の非芳香族複素環 (脂肪族複素環) 等;などが挙げられる。 ここで 「芳香族複素環」 としては、 5〜 6員の芳香族単環式複素環 (例えばフ ラン、 チォフェン、 ピロール、 ォキサゾ一ル、 イソォキサゾール、 チアゾール、 イソチアゾ一ル、 イミダゾ一ル、 ピラゾール、 1 , 2 , 3—ォキサジァゾ一ル、 1 , 2, 4 _ォキサジァゾール、 1 , 3 , 4—ォキサジァゾール、 フラザン、 1 , 2, 3
—チアジアゾール、 1 , 2, 4—チアジアゾール、 1 , 3 , 4—チアジアゾ一ル、 1 , 2 , 3 —トリァゾール、 1 , 2 , 4—トリァゾール、 テトラゾ一ル、 ピリジン、 ピ リダジン、 ピリミジン、 ピラジン、 トリアジン等) などが挙げられ、 「非芳香族 複素環」 としては、 例えばピロリジン、 テトラヒドロフラン、 チオラン、 ピペリ ジン、 テトラヒドロピラン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピぺラジン、 ピラン、 ォキセピン、 チェピン、 ァゼピン等の 5〜 7員 (好ましくは 5〜6員) の飽和あ るいは不飽和の非芳香族複素環 (脂肪族複素環) など、 あるいは前記した芳香族 単環式複素環の一部又は全部の二重結合が飽和した 5〜 6員の非芳香族複素環な どが挙げられる。
A 6 で示される 「置換されていてもよい 5〜 7員環」 の 「5〜7員環」 として は、 5〜6員の芳香環が好ましく、 さらにベンゼン、 フラン、 チォフェン、 ピロ —ル、 ピリジン (好ましくは、 6員環) などが好ましく、 とりわけベンゼンが好 ましい。
Ae で示される 「置換されていてもよい 5〜 7員環」 の 「5〜7員環」 が有し ていてもよい 「置換基」 としては、 R e 1 で示される 「置換されていてもよい 5 〜6員環基」 の 「5〜6員環」 が有していてもよい 「置換基」 と同様なものが挙 げられる。 また、 かかる Ae の置換基は、 1〜4個 (好ましくは、 1〜2個) 同 一または異なって環のいずれの位置に置換していてもよく、 E e !および E e 2 で示される位置あるいはその他の位置の何れであっても、 置換可能な位置であれ ばいずれの位置に置換基を有していてもよい。
上記式 (e l ) 中、 B e で示される 「置換されていてもよい 5〜7員環」 の 「5〜7員環」 としては、 例えば
式:
で表される、 置換可能な任意の位置に置換基を有していてもよい 5〜 7員環など が挙げられる。
上記式中、 Ye で示される 2価の基は、 環 Be が置換されていてもよい 5〜 7 員環を形成する 2価の基を示し、 例えば、
(1) — (CH2 )e a ! -0-(CH2 )e a 2 一 (e a 1および e a 2は同一ま たは異なって 0, 1または 2を示す。 但し、 e a 1および e a 2との和は 2以下 である) 、
一〇一(CH=CH) -、 _(CH=CH)—〇—、
(2) — (CH2 )e b J -S (0)e m 一(CH2 )e b 2 - (emは 0〜2の整数 を示し、 e b 1および e b 2は同一または異なって 0, 1または 2を示す。 但し、 e b 1および e b 2との和は 2以下である) 、
— S (〇)e m — (CH=CH)—、 一(CH=CH)— S (〇)e m―、
(3) — (CH2 )e d J - (e d 1は 1, 2または 3を示す) 、 — CH2 — (CH = CH)―、 - (CH=CH) -CH2 ―、 — CH=CH―、 — CH =、
(4) — (CH2 )e 丄 -NH-(CH2 )e 2 - (e 1および e 2は同一または異 なって 0, 1または 2を示す。 但し、 e 1および e 2との和は 2以下である) 、 ― NH— (CH二 CH)―、 ―(CH=CH)— NH -、 _ (CH2 ) e 6 —(N= C H)-(CH2 )e 7 ―、 ―(CH2 )e 7 -(CH=N)-(CH2 )e 6 - (e 6お よび e 7はいずれかが 0を示し、 他方は 0または 1を示す) 、 一(CH2 )e 8 - (N = N)-(CH2 ) e 9 - (e 8および e 9はいずれかが 0を示し、 他方は 0 または 1を示す) などが挙げられる。 具体的には、 例えば、 一 O—、 一 O— CH 2 ―、 ― O— CH2 - CH2 ―、 ― O— CH=CH―、 ― S (O) e m 一 (emは 0〜2の整数を示す) 、 _S(〇)e m― CH2 - (emは 0〜2の整数を示す) 、 -S(0)e m -CH2 -CH2 - (6]71は0〜2の整数を示す) 、 ― S(0)e m -CH=CH- ( emは 0~ 2の整数を示す) 、 ― CH2 ―、 - (CH2 ) 2 ―、 ― (CH2 ) 3 ―、 ― CH =、 一 CH=CH -、 -CH=CH-CH2 ―、 —C H2 —CH=CH―、 —題—、 一 N = CH -、 —CH = N―、 ― N = N— (そ れぞれ、 環 Ae を起点とした結合を示す) などの 2価の基が挙げられる。
また、 該 2価の基は、 置換基を有していてもよく、 該置換基としては、 Re 1 で示される 「置換されていてもよい 5〜 6員環基」 の 「5〜6員環」 が有してい てもよい 「置換基」 と同様なものおよびォキソなどが挙げられるが、 なかでも、
低級 (Ci — 3 ) アルキル (例、 メチル、 ェチル、 プロピルなど) 、 フエニル、 ォキソ、 水酸基などが好ましい。 さらに、 該 2価の基としては、 _0— C(〇)一 (環 Ae を起点とした結合を示す) などのようなものでもよい。 かかる 2価の基 の置換基は、 1〜4個 (好ましくは、 1〜2個) 同一または異なって置換してい てもよい。 置換位置は、 該 2価の基に結合可能であればいずれでもよい。
Ye で示される 2価の基としては、 環 Ae を起点として _Ye '—(CH2 ) e m, - (Ye 'は— S(〇)e m 一 ( emは 0〜 2の整数を示す) 、 _〇_、 —N H—または一 CH2 —を示し、 em' は 0〜2の整数を示す) 、 — CH =、 —C H=CH―、 — N = CH―、 一 (CH2 ) em' 一 Ye '- (Ye 'は— S(0)e m — ( emは 0〜 2の整数を示す) 、 ―〇_、 ― NH—または— CH2 —を示し、 em' は 0〜2の整数を示す) 、 ― CH = N—などの基が好ましく、 なかでも環 Ae を起点として—Ye '― (CH2 ) em' - (Ye 'は— S(〇)e m - (emは 0〜2の整数を示す) 、 ―〇_、 ― NH—または一 CH2 —を示し、 em' は 0 〜2の整数を示す) 、 ― CH =、 ― CH = CH―、 ― N=CH—などの基が好ま しく、 とりわけ環 Ae を起点として—Ye '- (CH2 ) 2 ― (Ye 'は一 S(O) e m 一 (6111は0〜2の整数を示す) 、 ―〇—、 ― NH—または— CH2 -) な どの基 (環 Be は置換されていてもよい 5〜7員環を示す) が好ましい。
Be で示される 「置換されていてもよい 5〜 7員環」 の 「5〜7員環」 が有し ていてもよい 「置換基」 としては、 Re 1 で示される 「置換されていてもよい 5 〜6員環基」 の 「5〜6員環」 が有していてもよい 「置換基」 と同様なものおよ びォキソなどが挙げられる。 また、 かかる Be の置換基は、 1〜4個 (好ましく は、 1〜2個) 同一または異なって環のいずれの位置に置換していてもよいが、 Ee 3 の位置は無置換であることが好ましい。
上記式 (e I) 中、 Ee 3 および Ee 4がそれぞれ置換されていてもよい炭素 原子 (好ましくは無置換の炭素原子) であり、 e bが二重結合である化合物が好 ましい。
上記式 (e I) 中、 Ze 1 で示される 「2価の環状基」 としては、 Re 1で示 される 「置換されていてもよい 5〜6員環基」 の 「5〜6員環」 と同様なものか ら水素原子 2個を除いて形成される基などが挙げられ、 なかでもべシゼン、 フラ
ン、 チォフェン、 ピリジン、 シクロペンタン、 シクロへキサン、 ピロリジン、 ピ ペリジン、 ピぺラジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 テトラヒドロピランなど から水素原子 2個を除いて形成される 2価の環状基が好ましく、 とりわけベンゼ ン、 シクロへキサン、 ピぺリジン (好ましくはベンゼン) から水素原子 2個を除 いて形成される 2価の環状基が好ましく用いられる。
Ze 1 で示される 「2価の環状基」 は、 Re 1 で示される 「置換されていても よい 5〜6員環基」 の 「5〜6員環」 が有していてもよい 「置換基」 と同様な置 換基を有していてもよいが、 Xe 2 および Ze 2 以外の置換基を有していないこ とが好ましく、 また、 Ze 1 が 6員の 2価の環状基 (好ましくはフエ二レン) で あるとき、 Ze 2 の置換位置は Xe 2 のパラ位であることが好ましい。
上記式 (e l) 中、 Ze 2 で示される 「直鎖部分を構成する炭素原子数が 1な いし 4個である 2価の基」 は、 置換基を有していてもよい炭素数 1ないし 4の炭 化水素鎖を有する 2価の基 (例、 — 4 アルキレン、 C2 4 アルケニレンな ど、 好ましくは、 d ― 3 アルキレン、 さらに好ましくはメチレン) などが挙げ られる。
Ze 2 で示される 2価の基としては、 直鎖部分を構成する炭素原子数が 1ない し 4個である 2価の鎖であればいずれでもよく、 例えば—(CH2 )e k ! - (e k 1は 1〜4の整数) で表されるアルキレン鎖、 一(CH2 )e k 2 — (CH = C H)— (CH2 )e k 3 — (e k 2および e k 3は同一または異なって 0, 1また は 2を示す。 但し、 e k 2と e k 3との和は 2以下である) で表されるアルケニ レン鎖などが挙げられる。
Xe 1 , Xe 2 および Ze 2 で示される 2価の基は、 任意の位置 (好ましくは 炭素原子上) に置換基を有していてもよく、 かかる置換基としては、 直鎖部分を 構成する 2価の鎖に結合可能なものであればいずれでもよいが、 例えば、 低級 (Cx _ 6 ) アルキル (例、 メチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチル、 イソペンチル、 ネ ォペンチル、 へキシルなど) 、 低級 (C3 _ 7 ) シクロアルキル (例、 シクロブ 口ピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルな ど) 、 ホルミル、 低級 (C2 7 ) アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニル、
プチリルなど) 、 エステル化されていてもよいホスホノ基、 エステル化されてい てもよいカルボキシル基、 水酸基、 ォキソなどが挙げられ、 好ましくは、 炭素数 1〜6の低級アルキル (好ましくは、 — 3 アルキル) 、 水酸基、 ォキソなど が挙げられる。
該エステルイ匕されていてもよいホスホノ基としては、 一 P(〇) (ORe 7 )
(〇Re 8 ) [式中、 Re 7 および Re 8 はそれぞれ水素、 炭素数 1〜6のアル キル基または炭素数 3〜 7のシクロアルキル基を示し、 Re 7 および Re 8 は互 いに結合して 5〜 7員環を形成していてもよい] で表されるものが挙げられる。 上記式中、 Re 7 および Re 8 で表される炭素数 1〜6のアルキル基としては、 メチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチ ル、 t e r tーブチル、 ペンチル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシルなど が挙げられ、 炭素数 3〜 7のシクロアルキルとしては、 シクロプロピル、 シクロ プチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどが挙げられるが、 好ましくは、 鎖状の炭素数 1〜 6の低級アルキル、 さらに好ましくは炭素数 1〜 3の低級アルキルが挙げられる。 Re 7 および Re 8 としては、 同一であっても 異なっていてもよいが、 同一であることが好ましい。 また、 Re 7および Re 8 は互いに結合して 5〜7員環を形成する場合、 Re 7 と Re 8 とが互いに結合し て、 一(CH2 )2 ―、 _(CH2 )3 ―、 —(CH2 )4 —で表される直鎖状の C2 _ 4 アルキレン側鎖を形成する。 該側鎖は置換基を有していてもよく、 例えばか かる置換基としては、 水酸基、 ハロゲンなどが挙げられる。
該エステル化されていてもよい力ルポキシル基のエステル化されたカルボキシ ル基としては、 カルボキシル基と炭素数 1〜 6のアルキル基または炭素数 3〜 7 のシクロアルキル基とが結合したもの、 例えばメトキシカルポニル、 エトキシカ ルポニル、 プロポキシ力ルポニル、 イソプロポキシカルボニル、 ブトキシカルボ ニル、 イソブトキシカルボニル、 s e c—ブトキシカルボニル、 t e r t—ブト キシカルポニル、 ペンチルォキシカルボニル、 へキシルォキシカルポニル等が挙 げられる。
Ze 2 で示される 2価の基としては、 置換されていてもよい d _ 3 アルキレ ン、 なかでも Ci ― 3 アルキル、 水酸基またはォキソで置換されていてもよい C
! ― 3 アルキレンが好ましい。
さらに、 Ze 2 で示される 2価の基としては、 ベンゼン環を起点として一 Ze '― (CH2 ) en—または— (CH2 ) en— Ze '— (Ze 'は _CH (〇 H) ―、 -C (〇) 一または一 CH2 —を示し、 e nは 0〜2の整数を示し、 各 メチレン基は 1〜 2個の同一または異なった置換基を有していてもよい) で表さ れる基、 なかでも、 ベンゼン環を起点として—Ze '― (CH2 ) en- (Ze ' は—CH (OH) ―、 -C (〇) —または _CH2 —を示し、 611は0〜2の整 数 (好ましくは、 61 は0を示す) を示し、 各メチレン基は 1〜 2個の同一また は異なった置換基を有していてもよい) で表される基、 とりわけ、 メチレンが好 ましい。
上記式 (e I) 中、 Re 2 で示される 「置換されていてもよく、 窒素原子が 4 級アンモニゥム化またはォキシド化されていてもよいアミノ基」 の 「ァミノ基」 としては、 1〜2個の置換基を有していてもよいアミノ基、 3個の置換基を有し、 窒素原子が 4級アンモニゥム化されているアミノ基などが挙げられる。 窒素原子 上の置換基が 2個以上である場合、 それらの置換基は同一であっても異なってい てもよく、 窒素原子上の置換基が 3個である場合、 _N+ (Re )3 、 一 N+ (R e )2 Re 'および— N+ Re Re ' Re " (Re 、 Re 'および Re ' 'はそれぞれ 異なって、 水素または置換基を示す) のいずれのタイプのァミノ基であってもよ レ^ また、 窒素原子が 4級アンモニゥム化されているアミノ基のカウンター ·ァ 二オンとしては、 ハロゲン原子の陰イオン (例、 CI—、 B r―、 I—など) な どの他に、 塩酸、 臭化水素酸、 硝酸、 硫酸、 リン酸などの無機酸から誘導される 陰イオン、 ギ酸、 酢酸、 トリフルォロ酢酸、 フマル酸、 シユウ酸、 酒石酸、 マレ イン酸、 クェン酸、 コハク酸、 リンゴ酸、 メタンスルホン酸、 ベンゼンスルホン 酸、 P-トルエンスルホン酸などの有機酸から誘導される陰イオン、 ァスパラギン 酸、 グルタミン酸などの酸性アミノ酸から誘導される陰イオンなどが挙げられる が、 なかでも、 CI-、 B r―、 I—などが好ましい。
該ァミノ基の置換基としては、
(1) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ
ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどの _ ! 。 アルキル、 好ましくは低級 ( ^ — 6 ) アルキルなどが挙 け'られる) ;
(2) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチル、 シァノォクチルな どの C3 _ 8 シクロアルキルなどが挙げられる) ;
(2- 1) 該シクロアルキルは、 硫黄原子、 酸素原子および窒素原子から選ばれ るへテロ原子を 1個含有し、 ォキシラン、 チオラン、 アジリジン、 テトラヒドロ フラン、 テトラヒドロチォフェン、 ピロリジン、 テトラヒドロピラン、 テトラヒ ドロチォピラン、 テトラヒドロチォピラン 1ーォキシド、 ピぺリジンなど (好 ましくは、 6員環のテトラヒドロピラン、 テトラヒドロチォピラン、 ピぺリジン など) を形成していてもよく、 ァミノ基との結合位置は 3位または 4位 (好まし くは、 4位) が好ましい;
(2-2) また、 該シクロアルキルは、 ベンゼン環と縮合し、 インダン (例、 ィ ンダン— 1—ィル、 インダン一 2—ィルなど) 、 テトラヒドロナフ夕レン (例、 テトラヒドロナフタレン一 5—ィル、 テトラヒドロナフ夕レン一 6—ィルなど) など (好ましくは、 インダンなど) を形成していてもよく ;
(2-3) さらに、 該シクロアルキルは、 炭素数 1〜2の直鎖状の原子鎖を介し て架橋し、 ビシクロ [2. 2. 1] ヘプチル、 ビシクロ [2. 2. 2] ォクチル、 ビシクロ [3. 2. 1] ォクチル、 ビシクロ [3. 2. 2] ノエルなど (好まし くは、 炭素数 1〜 2の直鎖状の原子鎖を介した架橋を有するシクロへキシルなど、 さらに好ましくは、 ビシクロ [2. 2. 1] ヘプチルなど) の架橋環式炭化水素 残基を形成していてもよい;
(3) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル (allyl)、 クロチル、 2—ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜10のアルケニル、 好ましくは 低級 (C2 _ 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
(4) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニリレメ チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
( 5 ) 置換されていてもよいァラルキル (例えば、 フエ二ルー ― 4 アルキル (例、 ベンジル、 フエネチルなど) などが挙げられる) ;
( 6 ) ホルミルまたは置換されていてもよいァシル (例えば、 炭素数 2〜4のァ ルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニル、 プチリル、 イソプチリルなど) 、 炭 素数 1 ~ 4のアルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルな ど) 、 炭素数 1〜4のアルコキシカルボニル (例、 メトキシカルポニル、 ェトキ シカルポニル、 t e r t一ブトキシカルボニルなど) 、 炭素数 7〜1 0のァラル キルォキシカルボニル (例、 ベンジルォキシカルボニルなど) などが挙げられ る) ;
( 7 ) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなど) ;
( 8 ) 置換されていてもよい複素環基 (例えば、 フラン、 チォフェン、 ピロール、 イミダゾ一ル、 ピラゾール、 チアプール、 ォキサゾール、 イソチアゾール、 イソ キサゾ一ル、 テトラゾ一ル、 ピリジン、 ピラジン、 ピリミジン、 ピリダジン、 ト リアゾールなどの窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から選ばれた 1〜 2種のへ テロ原子 1〜4個を含有する 5〜 6員の芳香族複素環から水素原子 1個を除いて 形成される基、 テトラヒドロフラン、 テトラヒドロチォフェン、 ジチオラン、 ォ キサチオラン、 ピロリジン、 ピロリン、 イミダゾリジン、 イミダゾリン、 ピラゾ リジン、 ピラゾリン、 ピぺリジン、 ピぺラジン、 ォキサジン、 ォキサジァジン、 チアジン、 チアジアジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピラン、 テトラヒドロ ピランなどの窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から選ばれた 1〜 2種のへテロ 原子 1〜 4個を含有する 5〜 6員の非芳香族複素環から水素原子 1個を除いて形 成される基など;好ましくは、 5〜 6員の非芳香族複素環から水素原子 1個を除 いて形成される基など;さらに好ましくは、 テトラヒドロフラン、 ピぺリジン、 テトラヒドロピラン、 テトラヒドロチォピランなどの 1個のへテロ原子を含有す る 5〜6員の非芳香族複素環から水素原子 1個を除いて形成される基など) など の置換基が挙げられる。 また、 該ァミノ基の置換基同士が結合して、 ピぺリジン、 ピぺラジン、 モルホリン、 チオモルホリンなどの 5〜7員の環状アミノを形成し ていてもよい。
上記した (1 ) 置換されていてもよいアルキル、 (2 ) 置換されていてもよい
シクロアルキル、 (3) 置換されていてもよいアルケニル、 (4) 置換されてい てもよぃシクロアルケニル、 (5) 置換されていてもよいァラルキル、 (6) 置 換されていてもよいァシル、 (7) 置 されていてもよいァリール、 および
(8) 置換されていてもよい複素環基が有していてもよい置換基としては、 ハロ ゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ハロゲン化されていてもよい低 級 (Ci _ 4 ) アルキル、 ハロゲン化されていてもよい _ 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフル ォロエトキシなど) 、 Ci _ 4 アルキレンジォキシ (例、 _0— CH2 — O—、 —〇— CH2 -CH2 — O—など) 、 ホルミル、 C2 ― 4 アルカノィル (例、 ァ セチル、 プロピオニルなど) 、 じ — 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホ ニル、 エタンスルホニルなど) 、 フエニル—低級 (Ci — 4 ) アルキル、 C3 ― 7 シクロアルキル、 シァノ、 ニトロ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ _ 4 アルキルァミノ、 ジ0^ — 4 アルキルァミノ、 テト ラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピ ロール、 イミダゾールなどの 5〜 6員の環状ァミノなど) 、 エステル化またはァ ミド化されていてもよいカルボキシル基 (例、 カルポキシル、 _ 4 アルコキ シカルポニル、 力ルバモイル、 モノ d — 4 アルキル力ルバモイル、 ジ _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 低級 _ 4 ) アルコキシ—カルボニル、 低級 (C7 — ェ 。 ) ァラルキルォキシ一カルボニル、 ォキソ基 (好ましくは、 ハロゲ ン、 ハロゲン化されていてもよい低級 (Ci — 4 ) アルキル、 ハロゲン化されて いてもよい低級 (Ci _ 4 ) アルコキシ、 フエ二ルー低級 (Ci _ 4 ) アルキル、 C3 _ 7 シクロアルキル、 シァノ、 水酸基など) などが挙げられ、 置換基の数と しては、 1〜 3個が好ましい。
上記式 (e I) 中、 Re 2 で示される 「置換されていてもよく、 窒素原子が 4 級アンモニゥム化またはォキシド化されていてもよいアミノ基」 は、 好ましくは
(1) ハロゲン、 シァノ、 水酸基または C3 ― 7 シクロアルキルを 1〜 3個有し ていてもよい直鎖または分枝状の低級 (C1 — 6 ) アルキル;
(2) ハロゲン、 ハロゲン化されていてもよい低級 (Ci _ 4 ) アルキルまたは
フエニル—低級 (d 4 ) アルキルを 1〜3個有していてもよく、 硫黄原子、 酸素原子および窒素原子から選ばれるヘテロ原子を 1個含有していてもよく、 ベ ンゼン環と縮合していてもよく、 炭素数 1〜 2の直鎖状の原子鎖を介して架橋し ていてもよい C 5 _ 8 シクロアルキル (例、 それぞれ置換されていてもよいシク 口ペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチル、 シクロォクチル、 テトラヒドロ ビラニル、 テトラヒドロチアビラニル、 ピベリジニル、 インダニル、 テトラヒド ロナフタレニル、 ビシクロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプチルなど) ;
( 3 ) ハロゲン、 ハロゲン化されていてもよい低級 (C i 4 ) アルキルまたは ハロゲン化されていてもよい低級 — 4 ) アルコキシを 1〜 3個有していて もよいフエニル—低級 (C i _ 4 ) アルキル;
( 4 ) ハロゲン、 ハロゲン化されていてもよい低級 (C i 4 ) アルキルまたは ハロゲン化されていてもよい低級 (C i 4 ) アルコキシを 1〜 3個有していて もよいフエニル;および
( 5 ) ハロゲン、 ハロゲン化されていてもよい低級 (C i _ 4 ) アルキル、 ハロ ゲン化されていてもよい低級 — 4 ) アルコキシ、 ハロゲン化されていても よい低級 (C i 4 ) アルコキシ—低級 (〇ェ _ 4 ) アルコキシ、 フエニル—低 級 (d _ 4 ) アルキル、 シァノまたは水酸基を 1〜3個有していてもよい 5〜 6員の芳香族複素環基 (例、 フラン、 チォフェン、 ピロール、 ピリジンなどから 水素原子 1個を除いて形成される基) から選ばれる置換基を 1〜 3個有していて もよぃァミノ基である。
上記式 (e l ) 中、 「置換されていてもよく、 環構成原子として硫黄原子また は酸素原子を含有していてもよく、 窒素原子が 4級アンモニゥム化またはォキシ ド化されていてもよい含窒素複素環基」 の 「含窒素複素環」 としては、 ピロール、 イミダゾール、 ピラゾール、 チアプール、 ォキサゾール、 イソチアゾ一ル、 イソ キサゾール、 テトラゾール、 ピリジン、 ピラジン、 ピリミジン、 ピリダジン、 ト リアゾールなどの 1個の窒素原子の他に窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から 選ばれた 1〜2種のへテロ原子 1〜3個を含有していてもよい 5〜6員の芳香族 複素環、 ピロリジン、 ピロリン、 イミダゾリジン、 イミダゾリン、 ビラゾリジン、 ピラゾリン、 ピぺリジン、 ピぺラジン、 ォキサジン、 ォキサジァジン、 チアジン、
チアジアジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ァザシクロヘプタン、 ァザシクロ オクタン (ァゾカン) などの 1個の窒素原子の他に窒素原子、 硫黄原子および酸 素原子から選ばれた 1〜 2種のへテロ原子 1〜 3個を含有していてもよい 5〜 8 員の非芳香族複素環などが挙げられ、 これらの含窒素複素環は、 炭素数 1〜2の 直鎖状の原子鎖を介して架橋し、 ァザビシクロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプタン、 ァザビ シクロ [ 2 . 2 . 2 ] オクタン (キヌクリジン) など (好ましくは、 炭素数 1〜 2の直鎖状の原子鎖を介した架橋を有するピペリジンなど) の架橋環式含窒素複 素環を形成していてもよい。
上記した含窒素複素環の具体例のなかでも、 ピリジン、 イミダゾール、 ピロリ ジン、 ピぺリジン、 ピぺラジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ァザビシクロ [ 2 . 2 . 2 ] オクタン (好ましくは、 6員環) が好ましい。
該 「含窒素複素環」 の窒素原子は、 4級アンモニゥム化されていてもよく、 あ るいは酸化されていてもよい。 該 「含窒素複素環」 の窒素原子が 4級アンモニゥ ム化されている場合、 「窒素原子が 4級アンモニゥム化されている含窒素複素環 基」 のカウンター ·ァ二オンとしては、 ハロゲン原子の陰イオン (例、 C 1一、 B r " I—など) などの他に、 塩酸、 臭化水素酸、 硝酸、 硫酸、 リン酸などの 無機酸から誘導される陰イオン、 ギ酸、 酢酸、 トリフルォロ酢酸、 フマル酸、 シ ユウ酸、 酒石酸、 マレイン酸、 クェン酸、 コハク酸、 リンゴ酸、 メタンスルホン 酸、 ベンゼンスルホン酸、 P-トルエンスルホン酸などの有機酸から誘導される陰 イオン、 ァスパラギン酸、 グルタミン酸などの酸性アミノ酸から誘導される陰ィ オンなどが挙げられるが、 なかでも、 C 1—、 B r _、 I—などが好ましい。 該 「含窒素複素環基」 は、 炭素原子または窒素原子のいずれを介して Z
e 2 で 示される二価の基に結合していてもよく、 2 _ピリジル、 3—ピリジル、 2—ピ ペリジニルなどのように環構成炭素原子上で結合していてもよいが、
などのように環構成窒素原子上で結合するのが好ましい。
該 「含窒素複素環」 が有していてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ 素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 置換されていてもよい低級 ( - 4 ) アルキ ル、 置換されていてもよい低級 (C i _ 4 ) アルコキシ、 置換されていてもよい フエニル、 置換されていてもよいモノまたはジフエニル—低級 (C i 4 ) アル キル、 置換されていてもよい c 3 _ 7 シクロアルキル、 シァノ、 ニトロ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 _ 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ C i _ 4 アルキルァミノ、 ジ
C : _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロ一ル、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モ ルホリン、 チオモルホリン、 ピロ^ "ル、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環状アミ ノなど) 、 エステル化またはアミド化されていてもよい力ルポキシル基 (例、 力
ルボキシル、 _ 4 アルコキシ力ルポニル、 力ルバモイル、 モノ C 4 アル キル力ルバモイル、 ジ _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 低級 (C i — 4 ) アルコキシ—力ルポニル、 ホルミル、 低級 (C 2 4 ) アルカノィル、 低級 ( C
! _ 4 ) アルキルスルホニル、 置換されていてもよい複素環基 (例えば、 フラン、 チォフェン、 ピロール、 イミダゾール、 ピラゾ一ル、 チアゾール、 ォキサゾール、 イソチアゾール、 イソキサゾール、 テトラゾール、 ピリジン、 ピラジン、 ピリミ ジン、 ピリダジン、 トリァゾールなどの窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から 選ばれた 1〜 2種のへテロ原子 1〜 4個を含有する 5〜 6員の芳香族複素環から 水素原子 1個を除いて形成される基、 テトラヒドロフラン、 テトラヒドロチオフ ェン、 ジチオラン、 ォキサチオラン、 ピロリジン、 ピロリン、 イミダゾリジン、 イミダゾリン、 ビラゾリジン、 ピラゾリン、 ピぺリジン、 ピぺラジン、 ォキサジ ン、 ォキサジァジン、 チアジン、 チアジアジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピラン、 テトラヒドロピラン、 テトラヒドロチォピランなどの窒素原子、 硫黄原 子および酸素原子から選ばれた 1〜 2種のへテ口原子 1〜 4個を含有する 5〜 6 員の非芳香族複素環から水素原子 1個を除いて形成される基などが挙げられ、 置 換基の数としては、 1〜 3個が好ましい。また、 該 「含窒素複素環」 の窒素原子 は酸化されていてもよい。
該 「含窒素複素環」 が有していてもよい置換基としての 「置換されていてもよ い低級 — 4 ) アルキル」 、 「置換されていてもよい低級 — 4 ) アル コキシ」 、 「置換されていてもよいフエニル」 、 「置換されていてもよいモノま たはジフエ二ルー低級 (C i 4 ) アルキル」 、 「置換されていてもよい C 3 _ 7 シクロアルキル」 および 「置換されていてもよい複素環基」 がそれぞれ有して いてもよい置換基としては、 例えば、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ 素など) 、 ハロゲン化されていてもよい低級 — 4 ) アルキル、 低級 (C 3 _ i 。 ) シクロアルキル、 低級 (C 3 _ i 。 ) シクロアルケニル、 ハロゲン化さ れていてもよい 一 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 トリフルォロメ トキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 (: i _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスル ホニル、 エタンスルホニルなど) 、 (: i _ アルキレンジォキシ (例、 メチレン
ジォキシ、 エチレンジォキシなど) 、 シァノ、 ニトロ、 水酸基、 置換されていて もよぃチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置換されてい てもよぃァミノ基 (例、 ァミノ、 モノ _ 4 アルキルァミノ、 ジ〇ェ _ 4 アル キルァミノ、 テトラヒドロピロ一ル、 ピ ラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チ オモルホリン、 ピロ一ル、 イミダゾールなどの 5〜 6員の環状ァミノなど) 、 ェ ステル化またはアミド化されていてもよい力ルポキシル基 (例、 カルポキシル、 d _ 4 アルコキシカルボニル、 力ルバモイル、 モノ — 4 アルキルカルバモ ィル、 ジ _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 低級 (Ci — 4 ) アルコキシ一 カルボニルなどが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3個が好ましい。
上記式 (e l) 中、 「置換されていてもよく、 環構成原子として硫黄原子また は酸素原子を含有していてもよく、 窒素原子が 4級アンモニゥム化またはォキシ ド化されていてもよい含窒素複素環基」 の 「含窒素複素環」 が有していてもよい 置換基としては、 (1) ハロゲン、 (2) シァノ、 (3) 水酸基、 (4) 力ルポ キシル基、 (5) 低級 (Ci — 4 ) アルコキシ—カルボニル、 (6) ハロゲン、 水酸基または低級 (Ci — 4 ) アルコキシで置換されていてもよい低級 ― 4 ) アルキル、 (7) ハロゲン、 水酸基または低級 (Ci — 4 ) アルコキシで置 換されていてもよい低級 (Ci _ 4 ) アルコキシ、 (8) ノ、ロゲン、 低級 (Ci ― 4 ) アルキル、 水酸基、 低級 (〇 - 4 ) アルコキシまたは _ 3 アルキレ ンジォキシで置換されていてもよいフエニル、 (9) ハロゲン、 低級 (じ丄 _ 4 ) アルキル、 水酸基、 低級 — 4 ) アルコキシまたは _ 3 アルキレン ジォキシで置換されていてもよいモノまたはジフエ二ルー低級 (Ci — 4 ) アル キル、 (10) フラン、 チォフェン、 ピロール、 ピリジンなどの 5〜6員の芳香 族複素環から水素原子 1個を除いて形成される基などが好ましい。
上記式 (e I) 中、 Re 2で示される 「硫黄原子を介して結合する基」 として は、 式— S(0)em— Re 5 (式中、 e mは 0〜 2の整数を示し、 Re 5 は置換 基を示す) で表される基が挙げられる。 上記式中、 Re 3で示される置換基とし ては、 例えば
(1) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ
ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどの C i _ ! 。 アルキル、 好ましくは低級 (C i _ 6 ) アルキルなどが挙 け'られる) ;
( 2 ) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 ― 7 シク 口アルキルなどが挙げられる) ;
( 3 ) 置換されていてもよいァラルキル (例えば、 フエニル— d 一 4 アルキル (例、 ベンジル、 フエネチルなど) などが挙げられる) ;
( 4 ) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなどが挙げ られる) などが好ましく、 上記した (1 ) 置換されていてもよいアルキル、
( 2 ) 置換されていてもよいシクロアルキル、 (3 ) 置換されていてもよいァラ ルキル、 および (4 ) 置換されていてもよいァリールが有していてもよい置換基 としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 _ 4 アルキルチ ォなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ _ 4 アルキル ァミノ、 ジ(^ ― 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺ リジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾ一ルなどの 5〜6員 の環状ァミノなど) 、 エステル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル 基 (例、 カルボキシル、 — 4 アルコキシ力ルポニル、 力ルバモイル、 モノ C ! - 4 アルキル力ルバモイル、 ジ(^ ― 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲ ン化されていてもよい ― 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェ チルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい ― 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ホルミル、 C
2 ― 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 (: i _ 4 アルキルス ルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置 換基の数としては、 1〜 3個が好ましい。
上記式 (e I ) 中、 R
e 2 で示される 「式:
(式中、 e kは 0または 1を示し、 61^が0の時、 燐原子はホスホニゥム塩を形 成していてもよく、 Re 5 'および Re 6 'はそれぞれ置換されていてもよい炭化 水素基、 置換されていてもよい水酸基または置換されていてもよいアミノ基 (好 ましくは、 置換されていてもよい炭化水素基または置換されていてもよいアミノ 基;さらに好ましくは、 置換されていてもよい炭化水素基) を示し、 Re 5 'お よび Re 6 'は互いに結合して隣接する燐原子とともに環状基を形成していても よい) で表される基」 において、 Re 5 'および Re 6 'で示される置換されてい てもよい炭化水素基における 「炭化水素基」 としては、
(1) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e cーブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどの 一 x 。 アルキル、 好ましくは低級 (Ci — 6 ) アルキルなどが挙 げられる) ;
(2) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 — 7 シク 口アルキルなどが挙げられる) ;
(3) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル(allyl)、 クロチル、 2_ペンテニル、 3—へキセニルなどの炭素数 2〜10のアルケニル、 好ましく は低級 (C2 — 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
(4) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
(5) 置換されていてもよいアルキエル (例えば、 ェチニル、 1一プロピニル、 2—プロピニル、 1一プチニル、 2—ペンチニル、 3—へキシニルなどの炭素数
2〜10のアルキニル、 好ましくは低級 (C2 — 6 ) アルキニルなどが挙げられ
る) ;
( 6 ) 置換されていてもよいァラルキル (例えば、 フエニル ― 4 アルキル (例、 ベンジル、 フエネチルなど) などが挙げられる) ;
( 7 ) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなどが挙げ られる) などが挙げられ、 上記した (1 ) 置換されていてもよいアルキル、
( 2 ) 置換されていてもよいシクロアルキル、 (3 ) 置換されていてもよいアル ケニル、 (4 ) 置換されていてもよいシクロアルケニル、 (5 ) 置換されていて もよいアルキニル、 (6 ) 置換されていてもよいァラルキル、 および (7 ) 置換 されていてもよいァリールが有していてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていて もよぃチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置換されてい てもよぃァミノ基 (例、 ァミノ、 モノ — 4 アルキルァミノ、 ジじ丄 4 アル キルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チ オモルホリン、 ピロール、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環状ァミノなど) 、 ェ ステル化またはアミド化されていてもよい力ルポキシル基 (例、 カルボキシル、
C i _ 4 アルコキシカルボニル、 力ルバモイル、 モノ - 4 アルキルカルバモ ィル、 ジ _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい C
! _ 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化 されていてもよい _ 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 トリフルォロ メトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 ― 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスル ホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3 個が好ましい。
R e 5 'および R e 6 'で示される 「置換されていてもよい水酸基」 としては、 例えば、 (1 ) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロ ピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニ ル、 デシルなどの 一 1 Q アルキル、 好ましくは低級 (C i 6 ) アルキルな どが挙げられる) ;
(2) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 ― 7 シク 口アルキルなどが挙げられる) ;
(3) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル (allyl)、 クロチル、 2—ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜1 0のアルケニル、 好ましくは 低級 (C2 _ 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
(4) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
(5) 置換されていてもよいァラルキル (例えば、 フエニル—Ci _ 4 アルキル
(例、 ベンジル、 フエネチルなど) などが挙げられる) ;
(6) ホルミルまたは置換されていてもよいァシル (例えば、 炭素数 2〜4のァ ルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニル、 プチリル、 イソプチリルなど) 、 炭 素数 1〜4のアルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルな ど) などが挙げられる) ;
(7) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなどが挙げ られる) などを有していてもよい水酸基などが挙げられる。
上記した (1) 置換されていてもよいアルキル、 (2) 置換されていてもよい シクロアルキル、 (3) 置換されていてもよいアルケニル、 (4) 置換されてい てもよぃシクロアルケニル、 (5) 置換されていてもよいァラルキル、 (6) 置 換されていてもよいァシル、 および (7) 置換されていてもよいァリールが有し ていてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素な ど) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チォー ル、 C, _ 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ Ci ― 4 アルキルァミノ、 ジじ1 _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロ一 ル、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダ ゾ一ルなどの 5〜6員の環状ァミノなど) 、 エステル化またはアミド化されてい てもよい力ルポキシル基 (例、 カルボキシル、 — 4 アルコキシ力ルポニル、 力ルバモイル、 モノ〇ェ — 4 アルキル力ルバモイル、 ジ (:ェ _ アルキル力ルバ
モ.ィルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい ― 4 アルキル (例、 トリフルォ ロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい C i _ 4 アルコ キシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシ など) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 C j _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜 3個が好ましい。
また、 上記式中、 R e 5 'および R e 6 'は互いに結合して隣接する燐原子とと もに環状基 (好ましくは、 5〜7員環) を形成していてもよい。 かかる環状基は、 置換基を有していてもよく、 当該置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール 基 (例、 チオール、 じェ _ 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ 基 (例、 ァミノ、 モノ — 4 アルキルァミノ、 ジ( 1 ― 4 アルキルァミノ、 テ トラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロ一ル、 イミダゾールなどの 5〜 6員の環状ァミノなど) 、 エステル化または アミド化されていてもよいカルボキシル基 (例、 カルポキシル、 _ 4 アルコ キシカルボニル、 力ルバモイル、 モノ d _ 4 アルキル力ルバモイル、 ジ(3 1 _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい _ 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されていてもよ い — 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリ フルォロエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プ 口ピオニルなど) 、 _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタ ンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3個が好ましい。 上記式 (e l ) 中、 燐原子がホスホニゥム塩を形成する場合のカウンター ·ァ 二オンとしては、 ハロゲン原子の陰イオン (例、 C 1— 、 B r― 、 I—など) な どの他に、 塩酸、 臭化水素酸、 硝酸、 硫酸、 リン酸などの無機酸から誘導される 陰イオン、 ギ酸、 酢酸、 トリフルォロ酢酸、 フマル酸、 シユウ酸、 酒石酸、 マレ イン酸、 クェン酸、 コハク酸、 リンゴ酸、 メタンスルホン酸、 ベンゼンスルホン 酸、 P-トルエンスルホン酸などの有機酸から誘導される陰イオン、 ァスパラギン 酸、 グルタミン酸などの酸性アミノ酸から誘導される陰イオンなどが挙げられる
が、 なかでも、 CI—、 B r―、 I—などが好ましい。
Re 5 'および Re 6 'で示される置換されていてもよいアミノ基としては、
(1) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどの ― ! 。 アルキル、 好ましくは低級 (Ci _ 6 ) アルキルなどが挙 げられる) ;
(2) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C3 ― 7 シク 口アルキルなどが挙げられる) ;
(3) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル(allyl)、 クロチル、
2—ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜10のアルケニル、 好ましくは 低級 (C2 — 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
(4) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
(5) ホルミルまたは置換されていてもよいァシル (例えば、 炭素数 2〜4のァ ルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニル、 プチリル、 イソプチリルなど) 、 炭 素数 1〜4のアルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルな ど) などが挙げられる) ;
(6) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなどが挙げ られる) などを 1〜 2個有していてもよいアミノ基などが挙げられる。
上記した (1) 置換されていてもよいアルキル、 (2) 置換されていてもよい シクロアルキル、 (3) 置換されていてもよいアルケニル、 (4) 置換されてい てもよぃシクロアルケニル、 (5) 置換されていてもよいァシル、 および (6) 置換されていてもよいァリールが有していてもよい置換基としては、 ハロゲン
(例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換され ていてもよいチオール基 (例、 チオール、 d — 4 アルキルチオなど) 、 置換さ れていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ d — 4 アルキルァミノ、 ジじ丄 一
4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリ ン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾールなどの 5〜 6員の環状ァミノな ど) 、 エステル化またはアミド化されていてもよい力ルポキシル基 (例、 力ルポ キシル、 — 4 アルコキシカルボニル、 力ルバモイル、 モノ d _ 4 アルキル 力ルバモイル、 ジ(^ _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていて もよい _ 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハ ロゲン化されていてもよい _ 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 トリ フルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノ ィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数として は、 1〜 3個が好ましい。
R e 2 で示される 「置換されていてもよいアミジノ基」 および 「置換されてい てもよぃグァニジノ基」 における置換基としては、 上記した R e 2 で示される 「置換されていてもよく、 窒素原子が 4級アンモニゥム化またはォキシド化され ていてもよいアミノ基」 における置換基と同様なものが挙げられる
R e 2 としては、 (1 ) 置換されていてもよく、 窒素原子が 4級アンモニゥム 化またはォキシド化されていてもよいアミノ基、 (2 ) 置換されていてもよく、 環構成原子として硫黄原子または酸素原子を含有していてもよく、 窒素原子が 4 級アンモニゥム化またはォキシド化されていてもよい含窒素複素環基、 (3 ) 置 換されていてもよいアミジノ基または (4 ) 置換されていてもよいグァニジノ基 であることが好ましく、 R e 2 としては、 置換されていてもよく、 窒素原子が 4 級アンモニゥム化されていてもよいアミノ基などがさらに好ましい。 また、 R e 2 は置換されていてもよいアミジノ基または置換されていてもよいグァニジノ基 であってもよい。
R e 2 としては、 式— N R e R e " または— N+ R e R e ' R e "で表される 基 (式中、 R e , R e ' および R e " はそれぞれ置換されていてもよい脂肪族炭 化水素基 (脂肪族鎖式炭化水素基および脂肪族環式炭化水素基) または置換され ていてもよい脂環式 (非芳香族) 複素環基を示す) がさらに好ましい。
上記式中、 R e , R e ' および R e " で示される 「置換されていてもよい脂肪
族炭化水素基」 および 「置換されていてもよい脂環式複素環基」 としては、 置換 基 R e 2 で示される 「置換されていてもよいアミノ基」 が有していてもよい置換 基として例示された 「置換されていてもよい脂肪族炭化水素基 (例、 それぞれ置 換されていてもよいアルキル、 シクロアルキル、 アルケニル、 シクロアルケニル など) 」 および 「置換されていてもよい脂環式複素環基 (例、 置換されていても よい 5〜 6員の非芳香族複素環など) 」 と同様なものが挙げられる。
なかでも、 R e および R e ' としては、 置換されていてもよい鎖状炭化水素基 (例、 それぞれ置換されていてもよいアルキル、 アルケニルなど) が好ましく、 置換されていてもよい ― 6 アルキル基がさらに好ましく、 置換されていても よいメチル基がとりわけ好ましい。
R e " としては、 置換されていてもよい脂環式炭化水素基 (好ましくは、 置換 されていてもよい C 3 _ 8 シクロアルキル基;さらに好ましくは置換されていて もよぃシクロへキシル) または置換されていてもよい脂環式複素環基 (好ましく は、 置換されていてもよい飽和の脂環式複素環基 (好ましくは 6員環基) ;さら に好ましくは、 置換されていてもよいテトラヒドロビラニル、 置換されていても よいテトラヒドロチォピラニルまたは置換されていてもよいピペリジル; とりわ け好ましくは、 置換されていてもよいテトラヒドロビラニル) が好ましい。 上記式 (e I a ) 中、 R e 1 、 Z e 2 は前記と同意義である。
上記式 (e I a ) 中、 We aで示される
で表される基は、 それぞれ
のような様式で隣接する基と結合していることを示す。
上記式中、 Ae aで示される 「置換されていてもよい 5〜 6員芳香環」 の 「5
〜 6員芳香環」 としては、 ベンゼンなどの 6員の芳香族炭化水素、 フラン、 チォ フェン、 ピロール、 イミダゾール、 ピラゾール、 チアゾール、 ォキサゾール、 ィ ソチアゾ一ル、 イソキサゾ一ル、 ピリジン、 ピラジン、 ピリミジン、 ピリダジン、 トリァゾ一ルなどの窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から選ばれた 1〜 2種の ヘテロ原子 1〜 3個を含有する 5〜 6員の芳香族複素環などが挙げられるが、 な かでもベンゼン、 フラン、 チォフェン、 ピリジン (好ましくは、 6員環) などが 好ましく、 とりわけベンゼンが好ましい。
A e aで示される 「置換されていてもよい 5〜 6員芳香環」 の 「5〜 6員芳香 環」 が有していてもよい 「置換基」 としては、 R e 1 で示される 「置換されてい てもよい 5〜6員環」 の 「5〜6員環」 が有していてもよい 「置換基」 と同様な ものが挙げられる。 また、 かかる Ae a の置換基は、 1〜4個 (好ましくは、 1 〜2個) 同一または異なって環のいずれの位置に置換していてもよく、 X e a で 示される位置あるいはその他の位置の何れであっても、 置換可能な位置であれば いずれの位置に置換基を有していてもよい。
上記式中、 B e で示される 「置換されていてもよい 5〜 7員環」 の 「5〜7員 環」 としては、 例えば
式
で表される骨格を有し、 置換可能な任意の位置に置換基を有していてもよい 5〜 7員環などが挙げられる。
上記式中、 Ye は前記と同意義である。
また、 かかる Ae a の置換基は、 1〜4個 (好ましくは、 1〜2個) 同一または 異なって環のいずれの位置に置換していてもよいが、 We a で示される
で表される基において、 e aの位置の炭素原子は無置換であることが好ましい。 上記式 (e I a) 中、 Re 2 aで示される 「置換されていてもよく、 窒素原子 が 4級アンモニゥム化されていてもよいアミノ基」 としては Re 2 で示される 「置換されていてもよく、 窒素原子が 4級アンモニゥム化されていてもよいアミ ノ基」 と同様なものが挙げられる。
上記式 (e I a) 中、 Re 2 aで示される 「式:
(式中、 e kは 0または 1を示し、 e kが 0の時、 燐原子はホスホニゥム塩を形 成していてもよく、 Re 5および Re 6 はそれぞれ置換されていてもよい炭化水 素基または置換されていてもよいアミノ基を示し、 Re 5 および Re 6 は互いに 結合して隣接する燐原子とともに環状基を形成していてもよい) で表される基」 において、 Re 5 および Re 6 で示される 「置換されていてもよい炭化水素基」 、
「置換されていてもよいアミノ基」 および Re 5および Re 6が互いに結合して 隣接する燐原子とともに環状基を形成する場合の環状基としては、 前記 Re 5 ' および Re 6 ' で示されるそれらの例示と同様なものがあげられる。
上記式中、 燐原子がホスホニゥム塩を形成する場合のカウンター ·ァニオンと しては、 ハロゲン原子の陰イオン (例、 C 1— 、 B r―、 I—など) などの他に、 塩酸、 臭化水素酸、 硝酸、 硫酸、 リン酸などの無機酸から誘導される陰イオン、 ギ酸、 酢酸、 トリフルォロ酢酸、 フマル酸、 シユウ酸、 酒石酸、 マレイン酸、 ク ェン酸、 コハク酸、 リンゴ酸、 メタンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 P-トル エンスルホン酸などの有機酸から誘導される陰イオン、 ァスパラギン酸、 ダル夕 ミン酸などの酸性ァミノ酸から誘導される陰ィオンなどが挙げられるが、 なかで も、 C I—、 B r―、 I—などが好ましい。
Re 2 a としては、 (1) 置換されていてもよく、 窒素原子が 4級アンモニゥ ム化されていてもよいアミノ基が好ましく、 式 _N+ Re Re ' Re " で表され る基 (式中、 Re , Re ' および Re " はそれぞれ置換されていてもよい脂肪族 炭化水素基または置換されていてもよい脂環式複素環基を示す) がさらに好まし い。
式 (e I a) で表される化合物としては、 式:
[式中、 Re 1 a は置換されていてもよいフエニル基または置換されていてもよ いチェ二ル基を示し、 Ye " は _CH2 —, —O—または一 S—を示し、 Re , Re , および Re " はそれぞれ置換されていてもよい脂肪族炭化水素基または置 換されていてもよい脂環式複素環基を示す] で表される化合物が好ましい。
上記式中、 Re 1 aで示される 「置換されていてもよいフエニル基」 および 「置
換されていてもよいチェニル基」 の 「フエニル基」 および 「チェニル基」 がそれ ぞれ有していてもよい 「置換基」 としては、 前記 R e 1 で示される 「置換されて いてもよい 5〜 6員環基」 における置換基と同様なものが挙げられる。
上記式中、 R e, R e ' および R e " で示される 「置換されていてもよい脂肪 族炭化水素基」 および 「置換されていてもよい脂環式複素環基」 としては、 置換 基 R e 2 aで示される 「置換されていてもよいアミノ基」 が有していてもよい置 換基として例示された 「置換されていてもよい脂肪族炭化水素基」 および 「置換 されていてもよい脂環式複素環基」 と同様なものが挙げられる。
なかでも、 R e および R e ' としては、 置換されていてもよい鎖状炭化水素基 が好ましく、 置換されていてもよい _ 6 アルキル基がさらに好ましく、 置換 されていてもよいメチル基がとりわけ好ましい。
R e " としては、 置換されていてもよい脂環式炭化水素基 (好ましくは、 置換 されていてもよい C 3 _ 8 シクロアルキル基;さらに好ましくは置換されていて もよぃシクロへキシル) または置換されていてもよい脂環式複素環基 (好ましく は、 置換されていてもよい飽和の脂環式複素環基 (好ましくは 6員環基) ;さら に好ましくは、 置換されていてもよいテトラヒドロビラニル、 置換されていても よいテトラヒドロチォピラニルまたは置換されていてもよいピペリジル;とりわ け好ましくは、 置換されていてもよいテトラヒドロビラニル) および式:
(式中、 X 6 a -はァニオンを示す) で表される化合物が好ましい。
上記式中、 X e a ―で示されるァニオンとしては、 例えば、 ハロゲン原子の陰 イオン;塩酸、 臭化水素酸、 硝酸、 硫酸、 リン酸などの無機酸から誘導される陰 イオン、 ギ酸、 酢酸、 トリフルォロ酢酸、 フマル酸、 シユウ酸、 酒石酸、 マレイ ン酸、 クェン酸、 コハク酸、 リンゴ酸、 メタンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、
p -トルエンスルホン酸などの有機酸から誘導される陰イオン;ァスパラギン酸、 グルタミン酸などの酸性アミノ酸から誘導される陰イオン;などが挙げられるが、 なかでも、 ハロゲン原子の陰イオンが好ましい。
上記式 (e I b) 中、 Re 1 b で示される 「置換されていてもよいフエニル基」 および 「置換されていてもよいチェニル基」 の 「フエニル基」 および 「チェニル 基」 がそれぞれ有していてもよい 「置換基」 としては、 前記 Re 1 で示される 「置換されていてもよい 5〜 6員環基」 における置換基と同様なものが挙げられ る。
上記式 (e I b) 中、 Ye b は _CH2 -, —〇_または— S—を示し、 Ye b としては一 CH2 —または一 O—が好ましい。
上記式 (e I b) 中、 Re 2 b , Re 3 bおよび Re 4 b はそれぞれ 「置換さ れていてもよい脂肪族炭化水素基」 または 「置換されていてもよい脂環式複素環 基」 を示し、 Re 2 b , Re 3 bおよび Re 4 b で示される 「置換されていても よい脂肪族炭化水素基」 の 「脂肪族炭化水素基」 としては、
(1) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどの _ ! 。 アルキル、 好ましくは (:ェ _ 6 アルキルなどが挙げられ る) ;
(2) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチル、 シクロォクチルな どの C3 _ 8 シクロアルキルなどが挙げられる) ;
(3) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル (allyl)、 クロチル、 2—ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜10のアルケニル、 好ましくは C2 — 6 アルケニルなどが挙げられる) ;
(4) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
などが挙げられる。
R e 2 b , R e 3 bおよび R e 4 b で示される 「置換されていてもよい脂環式 複素環基」 の 「脂環式複素環基」 としては、 テトラヒドロフラン、 テトラヒドロ チォフェン、 ジチオラン、 ォキサチオラン、 ピロリジン、 ピロリン、 イミダゾリ ジン、 イミダゾリン、 ビラゾリジン、 ピラゾリン、 ピぺリジン、 ピぺラジン、 ォ キサジン、 ォキサジァジン、 チアジン、 チアジアジン、 モルホリシ、 チオモルホ リン、 ピラン、 テトラヒドロピランなどの窒素原子、 硫黄原子および ¾素原子か ら選ばれた 1〜 2種のへテロ原子 1〜 4個を含有する 5〜 6員の非芳香族複素環 力、ら水素原子 1個を除いて形成される基など;好ましくは、 テトラヒドロフラン、 ピぺリジン、 テトラヒドロピラン、 テトラヒドロチォピランなどの 1個のへテロ 原子を含有する飽和の 5〜 6員複素環から水素原子 1個を除いて形成される基な どが挙げられる。
R e 2 b , R e 3 bおよび R e 4 b で示される 「置換されていてもよい脂肪族 炭化水素基」 および 「置換されていてもよい脂環式複素環基」 の 「脂肪族炭化水 素基」 および 「脂環式複素環基」 がそれぞれ有していてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ハロゲン化されていてもよ い _ 4 アルキル、 ハロゲン化されていてもよい ― 4 ア レコキシ (例、 メ トキシ、 エトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 C 2 ― 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 — 4 アルキルスル ホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) 、 フエニル、 フエニル - C x _ 4 アルキル、 C 3 _ 7 シクロアルキル、 シァノ、 ニトロ、 ォキソ、 ヒド 口キシ、 メルカプト、 ァミノ、 カルボキシル、 — 4 アルコキシ一カルボニル (好ましくは、 ハロゲン、 ハロゲン化されていてもよい C i _ 4 アルキル、 ハロ ゲン化されていてもよい _ 4 アルコキシ、 フエニル— d _ 4 アルキル、 C 3 ― 7 シクロアルキル、 シァノ、 ォキソ、 ヒドロキシなど) などが挙げられ、 置 換基の数としては、 1〜3個が好ましい。
上記式 (e I b ) 中、 R e 2 b および R e 3 b としては、 同一または異なって 置換されていてもよい鎖状炭化水素基が好ましく、 なかでも置換されていてもよ いアルキル基が好ましく、 とりわけ R e 2 b および R e 3 bが同一であることが 好ましく、 R e 2 bおよび R e 3 b が共にメチル基であることが最も好ましい。
上記式 (e I b ) 中、 R e 4 b としては、 置換されていてもよい脂環式炭化水 素基または置換されていてもよい脂環式複素環基が好ましく、 なかでも置換され ていてもよいシクロアルキル基または置換されていてもよい飽和の脂環式複素環 基が好ましく、 とりわけ置換されていてもよいシクロへキシル基または置換され ていてもよい 6員の飽和の脂環式複素環基が好ましく、 それぞれ置換されていて もよぃシクロアルキル、 テトラヒドロビラニル、 テトラヒドロチォピラニルおよ びピぺリジルが最も好ましく用いられる。
上記式 (e I c ) 中、 R e 1 は前記と同意義である。
上記式 (e I c ) 中、 Ae c で示される 「置換されていてもよい 6〜 7員環」 の 「6〜7員環」 が有していてもよい 「置換基」 としては、 R e 1 で示される 「置 換されていてもよい 5〜6員環」 の 「5〜6員環」 が有していてもよい 「置換 基」 と同様なものが挙げられる。 また、 かかる Ae c の置換基は、 1〜3個 (好 ましくは、 1〜2個) 同一または異なって環のいずれの位置に置換していてもよ いが、 式:
で表される基において、 e aの位置の炭素原子は無置換であることが好ましい c
Ae c で示される 「置換されていてもよい 6〜 7員環」 としては、 例えば 式:
で表される骨格を有し、 置換可能な任意の位置に置換基を有していてもよい 6 7員環などが挙げられる。
上記式中、 Ye は前記と同意義である。
B e c で示される 「置換されていてもベンゼン環」 の 「ベンゼン環」 が有して いてもよい 「置換基」 としては、 R e 1 で示される 「置換されていてもよい 5〜 6員環」 の 「5〜6員環」 が有していてもよい 「置換基」 と同様なものなどが挙 げられるが、 なかでもハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニト 口、 シァノ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 C i ―
4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ _ 4 アルキルァミノ、 ジ _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺ ラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾ一ルな どの 5〜6員の環状ァミノなど) 、 エステル化またはアミド化されていてもよい カルボキシル基 (例、 カルポキシル、 — 4 アルコキシカルボニル、 カルバモ ィル、 モノ C i 4 アルキル力ルバモイル、 ジ — 4 アルキル力ルバモイルな ど) 、 ハロゲン化されていてもよい d ― 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい ― 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフル ォロエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピ ォニルなど) 、 じェ — 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンス ルホニルなど) などが好ましく、 とりわけハロゲン、 ハロゲン化されていてもよ い — 4 アルキル、 ハロゲン化されていてもよい C i ― 4 アルコキシが好まし く、 置換基の数としては、 1〜 3個が好ましい。
上記式 (e l c ) 中、 e nは 1または 2 (好ましくは 2 ) を示す。
上記式 (e I c ) 中、 Z e 2 で示される 2価の基は前記と同意義である。
上記式 (e I c ) 中、 R e 2 c で示される (1 ) 置換されていてもよく、 窒素 原子が 4級アンモニゥム化されていてもよいアミノ基、 (2 ) 置換されていても よく、 環構成原子として硫黄原子または酸素原子を含有していてもよく、 窒素原 子が 4級アンモニゥム化されていてもよい含窒素複素環基、 (3 ) 硫黄原子を介 して結合する基または (4 ) 式:
ノ Re5,
(0) ek
(式中、 各記号は前記と同意義である) で表される基は前記 Re 2で示されるそ れらの例と同様である。
上記式 (e I d) 中、 Re 1 dで示される 「式 Re d _Ze 1 d — Xe d - Ze 2 d — (式中、 Re d は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を 示し、 Xe d は置換されていてもよいアルキレン鎖を示し、 Ze 1 d および Ze 2 d はそれぞれヘテロ原子を示す。) で表される置換基を有し、 さらに置換基を 有していてもよい 5〜 6員芳香環」 の 「5〜6員芳香環」 としては、 ベンゼンな どの 6員の芳香族炭化水素、 フラン、 チォフェン、 ピロ一ル、 イミダゾール、 ピ ラゾール、 チアゾ一ル、 ォキサゾール、 イソチアゾール、 イソキサゾール、 テト ラゾール、 ピリジン、 ピラジン、 ピリミジン、 ピリダジン、 トリァゾ一ルなどの 窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から選ばれた 1〜 2種のへテロ原子 1〜 4個 を含有する 5〜 6員の芳香族複素環、 などが挙げられるが、 なかでもベンゼン、 フラン、 チォフェン、 ピリジンなどが好ましく、 ベンゼン、 フランまたはチオフ ェンがより好ましく、 とりわけベンゼンが好ましい。
Re dで示される 「置換されていてもよい炭化水素基」 の 「炭化水素基」 とし ては、 例えば、
(1) アルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチル、 イソペンチル、 ネ ォペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デシルなどの _ ! 0 アルキル、 好ましくは低級 (Ci _ 6 ) アルキル、 さらに好ましくは低級 (Ci _ 4 ) アルキルなどが挙げられる) ;
(2) シクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチ ル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 ― 7 シクロアルキルなどが挙げ られる) ;
(3) アルケニル (例えば、 ァリル (allyl)、 クロチル、 2—ペンテニル、 3—
へキセニルなどの炭素数 2〜10のァルケニル、 好ましくは低級 (C2 _ 6 ) ァ ルケニルなどが挙げられる) ;
(4) シクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニ ル、 2了シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメチルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
(5) アルキニル (例えば、 ェチニル、 1—プロピニル、 2—プロピニル、 1 _ ブチニル、 2—ペンチニル、 3—へキシニルなどの炭素数 2〜10のアルキニル、 好ましくは低級 (C2 — 6 ) アルキニルなどが挙げられる) ;
(6) ァラルキル (例えば、 フエ二ルー d _ 4 アルキル (例、 ベン^ル、 フエ ネチルなど) などが挙げられる) ;
(7) ァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなどが挙げられる) ;
(8) シクロアルキル—アルキル (例えば、 シクロプロピルメチル、 シクロプチ ルメチル、 シクロペンチルメチル、 シクロへキシルメチル、 シクロへプチルメチ ルなどの C3 _ 7 シクロアルキル— d _ 4 アルキルなどが挙げられる) ; などが挙げられ、 上記した (1) アルキル、 (2) シクロアルキル、 (3) アル ケニル、 (4) シクロアルケニル、 (5) アルキニル、 (6) ァラルキル、
(7) ァリールおよび (8) シクロアルキル—アルキルが有していてもよい置換 基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァ ノ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 Ci _ 4 アルキ ルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ _ 4 アル キルァミノ、 ジじェ _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロ一ル、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾールなどの 5〜 6員の環状ァミノなど) 、 エステル化またはアミド化されていてもよいカルボキ シル基 (例、 カルポキシル、 C — 4 アルコキシ力ルポニル、 力ルバモイル、 モ ノ — 4 アルキル力ルバモイル、 ジ _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 八 ロゲン化されていてもよい 一 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい 一 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロポキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロェトキ シなど) 、 。ェ _ 4 アルキレンジォキシ (例、 —〇— CH2 — 0_、 -0-CH
2 - C H 2 一〇一など) 、 置換されていてもよいスルホンアミド 〔例、 置換され ていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ ― 4 アルキルァミノ、 ジ〇丄 _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロ一ル、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環状ァミノなど) が 一 S 02 —に結合して形成される基など〕 、 ホルミル、 C 2 — 4 アルカノィル
(例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 — 4 アルキルスルホニル (例、 メタ ンスルホニル、 エタンスルホニルなど) 、 置換されていてもよい複素環基などが 挙げられ、 置換基の数としては、 1〜 3個が好ましい。
ここで、 R e d で示される 「置換されていてもよい炭化水素基」 の置換基とし ての 「置換されていてもよい複素環基」 における 「複素環基」 としては、 芳香族 複素環または非芳香族複素環から 1個の水素原子を取り除いて形成される基など が挙げられる。 該芳香族複素環としては、 例えば、 フラン、 チォフェン、 ピロ一 ル、 イミダゾール、 ピラゾール、 チアゾ一ル、 ォキサゾ一ル、 イソチアゾ一ル、 イソキサゾール、 テトラゾール、 ピリジン、 ピラジン、 ピリミジン、 ピリダジン、 トリァゾール、 ォキサジァゾール、 チアジアゾールなどの窒素原子、 硫黄原子お よび酸素原子から選ばれた 1〜 2種のへテロ原子 1〜 4個を含有する 5〜 6員の 芳香族複素環などが挙げられ、 該非芳香族複素環としては、 例えば、 テトラヒド 口フラン、 テトラヒドロチォフェン、 ジォキソラン、 ジチオラン、 ォキサチオラ ン、 ピロリジン、 ピロリン、 イミダゾリジン、 イミダゾリン、 ビラゾリジン、 ピ ラゾリン、 ピぺリジン、 ピぺラジン、 ォキサジン、 ォキサジァジン、 チアジン、 チアジアジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピラン、 テトラヒドロピランなど の窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から選ばれた 1〜 2種のへテロ原子 1〜4 個を含有する 5〜 6員の非芳香族複素環および前記芳香族複素環の一部または全 部の結合が飽和の結合である非芳香族複素環など (好ましくは、 ピラゾール、 チ ァゾール、 ォキサゾール、 テトラゾールなどの芳香族複素環) が挙げられる。
R e d で示される 「置換されていてもよい炭化水素基」 の置換基としての 「置 換されていてもよい複素環基」 における 「複素環基」 は、 置換可能な任意の位置 に 1〜 3個の置換基を有していてもよく、 かかる置換基としては、 例えば、 ハロ ゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換
されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置 換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ d 4 アルキルァミノ、 ジ C ! ― 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロ一ル、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モル ホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環状アミノ など) 、 エステル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基 (例、 カル ポキシル、 Ci 4 アルコキシ力ルポニル、 力ルバモイル、 モノ d _ 4 アルキ ルカルバモイル、 ジ01 ― 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されてい てもよい ― 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい _ 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プ ロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 C
! ― 4 アルキレンジォキシ (例、 — 0—CH2 _0_、 -0-CH2 -CH2 - 〇一など) 、 置換されていてもよいスルホンアミド 〔例、 置換されていてもよい アミノ基 (例、 ァミノ、 モノ。ェ — 4 アルキルァミノ、 ジ — 4 アルキルアミ ノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホ リン、 ピロール、 イミダゾールなどの 5〜6員の環状ァミノなど) がー S〇2 — に結合して形成される基など〕 、 ホルミル、 C2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチ ル、 プロピオニルなど) 、 — 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) など (好ましくは、 — 4 アルキルなど) が挙げられ る。
また、 式 Re d — Ze 1 d -Xe d -Ze 2 d - (式中、 各記号は前記と同 意義を示す。) で表される基が 1価の基である (5〜6員芳香環と結合して環を 形成しない) 場合、 Re d としては、 置換されていてもよいアルキル基が好まし く、 ハロゲン化されていてもよい低級アルキル基がより好ましく、 とりわけ、 八 ロゲン化されていてもよい ― 4 アルキリレ基が好ましい。
上記式 (e I d) 中、 Xe d で示される 「置換されていてもよいアルキレン 鎖」 としては、 例えば、 置換基を有していてもよく、 直鎖状または分枝状であつ てもよい d 一 6 アルキレンなどが挙げられるが、 該アルキレン鎖における直鎖 部分の炭素原子数は 1ないし 4個であることが好ましく、 とりわけ、 Xe d とし ては、 置換されていてもよい直鎖状の _ 4 アルキレン (好ましくはエチレン
またはプロピレン) が好ましい。
Xe d で示される 「置換されていてもよいアルキレン鎖」 における 「アルキレ ン鎖」 が有していてもよい置換基としては、 直鎖部分を構成する 2価の鎖に結 合可能なものであればいずれでもよいが、 例えば、 炭素数 1 ~ 6の低級アルキル (例、 メチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソプチル、 s e c
—ブチル、 t e r t—プチル、 ペンチル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシ ルなど) 、 低級 (C3 _ 7 ) シクロアルキル (例、 シクロプロピル、 シクロプチ ル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなど) 、 ホルミル、 低級 (C2 _ 7 ) アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニル、 プチリルなど) 、 ェ ステル化されていてもよいホスホノ基、 エステル化されていてもよいカルポキシ ル基、 水酸基、 ォキソなどが挙げられ、 好ましくは、 炭素数 1〜6の低級アルキ ル (好ましくは、 _ 3 アルキル) 、 水酸基、 ォキソなどが挙げられる。
該エステル化されていてもよいホスホノ基としては、 P(〇)(ORe 7 d ) (〇 Re 8 d ) [式中、 Re 7 d および Re 8 d はそれぞれ水素、 炭素数 1〜6のァ ルキル基または炭素数 3〜7のシクロアルキル基を示し、 Re 7 dおよび Re 8 d は互いに結合して 5〜 7員環を形成していてもよレ で表されるものが挙げら れる。
上記式中、 Re.7 dおよび Re 8 d で表される炭素数 1〜6のアルキル基とし ては、 メチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c —ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシ ルなどが挙げられ、 炭素数 3〜 7のシクロアルキルとしては、 シクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどが挙げら れるが、 好ましくは、 鎖状の炭素数 1〜6の低級アルキル、 さらに好ましくは炭 素数 1〜3の低級アルキルが挙げられる。 Re 7 d および Re 8 d としては、 同 一であっても異なっていてもよいが、 同一であることが好ましい。 また、 Re 7 d および Re 8 d は互いに結合して 5〜7員環を形成する場合、 Re 7 d と Re 8 d とが互いに結合して、 —(CH2 )2 一、 —(CH2 )3 ―、 -(CH2 )4 —で 表される直鎖状の C2 ― 4 アルキレン側鎖を形成する。 該側鎖は置換基を有して いてもよく、 例えばかかる置換基としては、 水酸基、 ハロゲンなどが挙げられる。
該エステル化されていてもよいカルボキシル基のエステル体としては、 力ルポ キシル基と炭素数 1〜 6のアルキル基または炭素数 3〜 7のシクロアルキル基と が結合したもの、 例えばメ卜キシカルポニル、 エトキシカルポニル、 プロポキシ 力ルポニル、 イソプロポキシカルボニル、 ブトキシカルボニル、 イソブトキシカ ルポニル、 s e c—ブトキシカルボニル、 t e r t—ブトキシカルポニル、 ペン チルォキシカルボニル、 へキシルォキシカルポニル等が挙げられる。
Xe d としては、 置換されていてもよい Ci _ 4 アルキレン、 なかでも ― 3 アルキル、 水酸基またはォキソで置換されていてもよい _ 4 アルキレンが 好ましく、 とりわけ、 式—(CH2 )e n - (61は1〜4の整数を示す) で表さ れる基が好ましい。
ze 1 dおよび ze 2 dで示されるヘテロ原子としては、 例えば、 一〇_、 一 S(0)e m - (6111は0〜2の整数を示す) 、 — N(Re 4 d )- (Re 4 d は水 素原子または置換されていてもよい低級アルキル基を示す) などが挙げられるが、 Ze 1 d としては一 O—または— S(0)e m一 (6111は0〜2の整数を示す) が 好ましく、 —〇一がより好ましい。 また、 Ze 2 d としては、 一 O—または一 N
(Re 4 d )_ (R e 4 d は水素原子または置換されていてもよい低級アルキル基 を示す) が好ましく、 一O—がより好ましい。
Re 4 dで示される置換されていてもよい低級アルキル基としては、 Re dで 示される 「置換されていてもよい炭化水素基」 として例示された 「置換されてい てもよい低級アルキル基」 と同様なものが挙げられる。
Re 1 dで示される 「式 Re d — Ze 1 d -Xe d -Ze 2 d - (式中、 各 記号は前記と同意義を示す。) で表される置換基を有し、 さらに置換基を有して いてもよい 5〜 6員芳香環」 の 「5〜6員環」 が、 式 Re d — Ze 1 d — Xe d -Ze 2 d —で表される基以外に有していてもよい 「置換基」 としては、 例え ば、 ハロゲン原子、 ニトロ、 シァノ、 置換きれていてもよいアルキル、 置換され ていてもよいシクロアルキル、 置換されていてもよい水酸基、 置換されていても よいチオール基 (硫黄原子は酸化されていてもよく、 置換されていてもよいスル フィエル基または置換されていてもよいスルホ二ル基を形成していてもよい) 、 置換されていてもよいアミノ基、 置換されていてもよいァシル基、 エステル化ま
たはアミド化されていてもよい力ルポキシル基、 置換されていてもよい芳香族基 などが用いられる。
R e 1 d の置換基としてのハロゲンの例としては、 フッ素、 塩素、 臭素、 ヨウ 素などが挙げられ、 とりわけフッ素および塩素が好ましい。
R e 1 d の置換基としての置換されていてもよいアルキルにおけるアルキルと しては、 直鎖状または分枝状の炭素数 1〜1 0のアルキル、 例えばメチル、 ェチ ル、 プロピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t ーブチル、 ペンチル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォク チル、 ノニル、 デシルなどの d ― ! 。 アルキル、 好ましくは低級 (C i — 6 ) アルキルが挙げられる。 該置換されていてもよいアルキルにおける置換基として は、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸 基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 (:ェ — 4 アルキルチオな ど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ 一 4 アルキルアミ ノ、 ジ ェ _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピベリジ ン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロ一ル、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環 状ァミノなど) 、 エステルイ匕またはアミド化されていてもよいカルボキシル基
(例、 カルポキシル、 _ 4 アルコキシ力ルポニル、 力ルバモイル、 モノ
_ 4 アルキル力ルバモイル、 ジ〇1 _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン 化されていてもよい _ 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトギシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ハロゲン化さ れていてもよい ― 4 アルコキシ—d ― 4 アルコキシ (例、 メトキシメトキ シ、 メトキシェトキシ、 エトキシエトキシ、 トリフルォロメトキシエトキシ、 ト リフルォロエトキシエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 4 アルカノィル (例、 ァ セチル、 プロピオニルなど) 、 d 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホ ニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3個 が好ましい。
R e 1 d の置換基としての置換されていてもよいシクロアルキルにおけるシク 口アルキルとしては、 例えば、 シクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 ― 7 シクロアルキルなどが挙げられ
る。 該置換されていてもよいシクロアルキルにおける置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換され ていてもよいチオール基 (例、 チオール、 _ 4 アルキルチオなど) 、 置換さ れていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ - 4 アルキルァミノ、 ジ。丄― 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリ ン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環状ァミノな ど) 、 エステルイ匕またはアミド化されていてもよい力ルポキシル基 (例、 カルボ キシル、 _ 4 アルコキシカルボニル、 力ルバモイル、 モノ _ 4 アルキル 力ルバモイル、 ジ C i _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていて もよい _ 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 八 ロゲン化されていてもよい ― 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロ ポキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ホル ミル、 C 2 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 — 4 ァ ルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げ られ、 置換基の数としては、 1〜3個が好ましい。
R e 1 d の置換基としての置換されていてもよい水酸基における置換基として は、 (1 ) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 イソプロピル、 プチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペン チル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デシルなどの 一 ! 0 アルキル、 好ましくは低級 (じェ — 6 ) アルキルなどが 挙げられる) ;
( 2 ) 置換されていてもよく、 ヘテロ原子を含有していてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 _ 7 シクロアルキル;テトラヒドロフラニル、 テトラ ヒドロチェニル、 ピロリジニル、 ビラゾリジニル、 ピペリジル、 ピペラジニル、 モルホリニル、 チオモルホリニル、 テトラヒドロピラニル、 テトラヒドロチォピ ラニルなどの 1〜 2個のへテロ原子を含有する飽和の 5〜 6員複素環基など (好 ましくはテトラヒドロピラニルなど) ;などが挙げられる) ;
( 3 ) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル(al lyl)、 クロチル、
2 _ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜1 0のアルケニル、 好ましくは 低級 (C 2 _ 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
( 4 ) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
( 5 ) 置換されていてもよいァラルキル (例えば、 フエニル— _ 4 アルキル (例、 ベンジル、 フエネチルなど) などが挙げられる) ;
( 6 ) ホルミルまたは置換されていてもよいァシル (例えば、 炭素数 2〜4のァ ルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニル、 プチリル、 イソプチリルなど) 、 炭 素数 1〜4のアルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルな ど) などが挙げられる) ;
( 7 ) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなどが挙げ られる) などの置換基が挙げられ、 上記した (1 ) 置換されていてもよいアルキ ル、 ( 2 ) 置換されていてもよいシクロアルキル、 (3 ) 置換されていてもよい アルケニル、 (4 ) 置換されていてもよいシクロアルケニル、 (5 ) 置換されて いてもよいァラルキル、 (6 ) 置換されていてもよいァシル、 および (7 ) 置換 されていてもよいァリールが有していてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていて もよぃチオール基 (例、 チオール、 _ 4 アルキルチオなど) 、 置換されてい てもよぃァミノ基 (例、 ァミノ、 モノ C i _ 4 アルキルァミノ、 ジ _ 4 アル キルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チ オモルホリン、 ピロ一ル、 イミダゾールなどの 5〜 6員の環状ァミノなど) 、 ェ ステル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基 (例、 カルボキシル、 C , _ 4 アルコキシ力ルポニル、 力ルバモイル、 モノ _ 4 アルキルカルバモ ィル、 ジ _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい C ! ― 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化 されていてもよい d _ 6 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど;好ましくはハロ ゲン化されていてもよい d _ 4 アルコキシ) 、 ホルミル、 C 2 ― 4 アルカノィ
ル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 ( i _ 4 アルキルスルホニル (例、 メ タンスルホニル、 エタンスルホニルなど) 、 置換されていてもよい 5〜 6員の芳 香族複素環 〔例、 フラン、 チォフェン、 ピロール、 イミダゾール、 ピラゾール、 チアゾ一ル、 ォキサゾ一ル、 イソチアゾ一ル、 イソキサゾ一ル、 テトラゾール、 ピリジン、 ピラジン、 ピリミジン、 ピリダジン、 トリァゾールなどの窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から選ばれた 1〜 2種のへテロ原子 1〜4個を含有する 5〜 6員の芳香族複素環など;該複素環が有していてもよい置換基としては、 ハ ロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 チ オール基、 アミノ基、 力ルポキシル基、 ハロゲン化されていてもよい _ 4 ァ ルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されてい てもよい ― 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アル カノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数 としては、 1〜3個が好ましい。 〕 などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜 3個が好ましい。
R e 1 d の置換基としての置換されていてもよいチオール基における置換基と しては、 上記した 「R e 1 d の置換基としての置換されていてもよい水酸基にお ける置換基」 と同様なものが挙げられるが、 なかでも
( 1 ) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどの _ ! 。 アルキル、 好ましくは低級 (C i _ 6 ) アルキルなどが挙 け'られる) ;
( 2 ) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 7 シク 口アルキルなどが挙げられる) ;
( 3 ) 置換されていてもよいァラルキル (例えば、 フエ二ルー d _ 4 アルキル (例、 ベンジル、 フエネチルなど) などが挙げられる) ;
( 4 ) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなど) など が好ましく、
上記した (1 ) 置換されていてもよいアルキル、 (2 ) 置換されていてもよいシ クロアルキル、 (3 ) 置換されていてもよいァラルキル、 および (4 ) 置換され ていてもよいァリールが有していてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ 素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていてもよ ぃチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置換されていても よいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ — 4 アルキルァミノ、 ジ<3 1 — 4 アルキル ァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チォモ ルホリン、 ピロール、 イミダゾールなどの 5〜6員の環状ァミノなど) 、 エステ ル化またはアミド化されていてもよい力ルポキシル基 (例、 カルボキシル、 ― 4 アルコキシカルボニル、 力ルバモイル、 モノ d _ 4 アルキル力ルバモイル、 ジ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい ― 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されて いてもよい C i ― 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキ シ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 — 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 — 4 アルキルスルホ二 ル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の 数としては、 1〜 3個が好ましい。
R e 1 d の置換基としての置換されていてもよいアミノ基の置換基としては、 上記した 「R e 1 d の置換基としての置換されていてもよい水酸基における置換 基」 と同様な置換基を 1〜 2個有していてもよいアミノ基などが挙げられるが、 なかでも (1 ) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロ ピル、 イソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e c—ブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニ ル、 デシルなどの C i ― 1 。 アルキル、 好ましくは低級 (じェ _ 6 ) アルキルな どが挙げられる) ;
( 2 ) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 7 シク
口アルキルなどが挙げられる) ;
( 3 ) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル (al lyl)、 クロチル、 2 —ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜1 0のアルケニル、 好ましくは 低級 (C 2 _ 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
( 4 ) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、
2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
( 5 ) ホルミルまたは置換されていてもよいァシル (例えば、 炭素数 2〜4のァ ルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニル、 プチリル、 イソプチリルなど) 、 炭 素数 1〜4のアルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルな ど) などが挙げられる) ;
( 6 ) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなどが挙げ られる) などが好ましく、
上記した (1 ) 置換されていてもよいアルキル、 (2 ) 置換されていてもよい シクロアルキル、 (3 ) 置換されていてもよいアルケニル、 (4 ) 置換されてい てもよぃシクロアルケニル、 (5 ) 置換されていてもよいァシル、 および (6 ) 置換されていてもよいァリールが有していてもよい置換基としては、 ハロゲン
(例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換され ていてもよいチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置換さ れていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ — 4 アルキルァミノ、 ジ(:丄 ― 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリ ン、 チオモルホリン、 ピロ一ル、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環状ァミノな ど) 、 エステル化またはアミド化されていてもよい力ルポキシル基 (例、 カルボ キシル、 — 4 アルコキシカルボニル、 力ルバモイル、 モノ d — 4 アルキル 力ルバモイル、 ジ — 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていて もよい _ 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 八 ロゲン化されていてもよい C i _ 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロ ポキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ホル ミル、 C 2 — アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 _ 4 ァ
ルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げ られ、 置換基の数としては、 1〜 3個が好ましい。
また、 R e 1 d の置換基としての置換されていてもよいアミノ基は、 アミノ基 の置換基同士が結合して、 環状のアミノ基 (例えば、 テトラヒドロピロール、 ピ ペラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾール などの 5〜6員の環状ァミノなど) を形成していてもよい。 該環状アミノ基は、 置換基を有していてもよく、 かかる置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩 素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていてもよいチォ —ル基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいァ ミノ基 (例、 ァミノ、 モノ C i _ 4 アルキルァミノ、 ジじェ ― 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾールなどの 5〜6員の環状ァミノなど) 、 エステル化または アミド化されていてもよいカルボキシル基 (例、 カルポキシル、 ― 4 アルコ キシカルポニル、 力ルバモイル、 モノ d _ 4 アルキル力ルバモイル、 ジ〇1 _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい (: _ 4 アルキル
(例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されていてもよ い — 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリ フルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 4 アルカノ ィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 _ 4 アルキルスルホエル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数として は、 :!〜 3個が好ましい。
R e 1 d の置換基としての置換されていてもよいァシル基としては、
( 1 ) 水素、
( 2 ) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e cーブチル、 t e r t—ブチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどの ― ! 。 アルキル、 好ましくは低級 (C i 6 ) アルキルなどが挙 げられる) ;
( 3 ) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ
ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 _ 7 シク 口アルキルなどが挙げられる) ;
( 4 ) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル(al lyl)、 クロチル、
2 —ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜1 0のアルケニル、 好ましくは 低級 (C 2 — 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
( 5 ) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2 _シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
( 6 ) 置換されていてもよい 5〜 6員の単環の芳香族基 (例えば、 フエニル、 5 〜6員の芳香族複素環基 (例えば、 フリル、 チェニル、 ピロリル、 イミダゾリル、 ピラゾリル、 チアゾリル、 ォキサゾリル、 イソチアゾリル、 イソキサゾリル、 テ トラゾリル、 ピリジル、 ビラジル、 ピリミジニル、 ピリダジニル、 トリァゾリル などの窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から選ばれた 1〜 2種のへテロ原子 1 〜 4個を含有する 5〜 6員の芳香族複素環基など;好ましくは、 ピリジル、 チェ ニルなど) などが挙げられる) ;
( 7 ) 置換されていてもよい 5〜 6員の単環の非芳香族複素環基 (例えば、 テト ラヒドロフラン、 テトラヒドロチォフェン、 ジォキソラン、 ジチオラン、 ォキサ チオラン、 ピロリジン、 ピロリン、 イミダゾリジン、 イミダゾリン、 ビラゾリジ ン、 ピラゾリン、 ピぺリジン、 ピぺラジン、 ォキサジン、 ォキサジァジン、 チア ジン、 チアジアジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピラン、 テ卜ラヒドロビラ ンなどの窒素原子、 硫黄原子および酸素原子から選ばれた 1〜 2種のへテロ原子 1〜 4個を含有する 5〜 6員の単環の非芳香族複素環から 1個の水素原子を取り 除いて形成される基など;好ましくは、 ジォキソラニルなどが挙げられる。 ) な どがカルボニル基またはスルホニル基と結合したもの (例、 ァセチル、 プロピオ ニル、 プチリル、 イソプチリル、 バレリル、 イソバレリル、 ビバロイル、 へキサ ノィル、 ヘプタノィル、 ォクタノィル、 シクロブタンカルボニル、 シクロペン夕 ンカルポニル、 シクロへキサンカルボニル、 シクロヘプタン力ルポニル、 クロト ニル、 2—シクロへキセン力ルポニル、 ベンゾィル、 ニコチノィル、 メタンスル ホニル、 エタンスルホニル等) が挙げられ、 上記した (2 ) 置換されていてもよ
いアルキル、 (3 ) 置換されていてもよいシクロアルキル、 (4 ) 置換されてい てもよぃァルケニル、 (5 ) 置換されていてもよいシクロアルケニル、 (6 ) 置 換されていてもよい 5〜 6員の単環の芳香族基および (7 ) 置換されていてもよ い 5〜 6員の単環の非芳香族複素環基が有していてもよい置換基としては、 ハロ ゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換 されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置 換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ — 4 アルキルァミノ、 ジ C
! ― 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モル ホリン、 チオモルホリン、 ピロ一ル、 イミダゾールなどの 5〜 6員の環状アミノ など) 、 エステル化またはアミド化されていてもよい力ルポキシル基 (例、 カル ポキシル、 d ― 4 アルコキシ力ルポニル、 力ルバモイル、 モノ d ― 4 アルキ ルカルバモイル、 ジ — 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されてい てもよい _ 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい C ― 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プ ロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 C
! ― 4 アルキレンジォキシ (例、 一 0 _ C H 2 _〇_、 - 0 - C H2 - C H 2 ― 0 _など) 、 置換されていてもよいスルホンアミド 〔例、 置換されていてもよい アミノ基 (例、 ァミノ、 モノ — 4 アルキルァミノ、 ジ。 _ 4 アルキルアミ ノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホ リン、 ピロール、 イミダゾールなどの 5〜 6員の環状アミノなど) が— S 02 — に結合して形成される基など〕 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチ ル、 プロピオニルなど) 、 (:ェ — 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3個が好ま しい。
R e 1 d の置換基としてのエステル化されていてもよいカルボキシル基として は、 (1 ) 水素、
( 2 ) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 プチル、 イソブチル、 s e c一プチル、 t e r t—プチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ
シルなどの 一 ! 。 アルキル、 好ましくは低級 (C i 6 ) アルキルなどが挙 け'られる) ;
( 3 ) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチルなどの C 3 7 シク 口アルキルなどが挙げられる) ;
( 4 ) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル(al lyl)、 クロチル、 2—ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜1 0のアルケニル、 好ましくは 低級 (C 2 _ 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
( 5 ) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニル、 2—シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜 7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;
( 6 ) 置換されていてもよいァリール (例えば、 フエニル、 ナフチルなど) など がカルボニルォキシ基と結合したもの、 好ましくはカルポキシル、 低級 (d _
6 ) アルコキシカルボニル、 ァリールォキシカルポニル (例、 メトキシカルポ二 ル、 エトキシカルボニル、 プロポキシカルボニル、 フエノキシカルボニル、 ナフ トキシカルボニルなど) などが挙げられ、 上記した (2 ) 置換されていてもよい アルキル、 (3 ) 置換されていてもよいシクロアルキル、 (4 ) 置換されていて もよぃァルケニル、 (5 ) 置換されていてもよいシクロアルケニル、 および ( 6 ) 置換されていてもよいァリールが有していてもよい置換基としては、 ハロ ゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換 されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 — 4 アルキルチオなど) 、 置 換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ d _ 4 アルキルァミノ、 ジ C ! ― 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モル ホリン、 チオモルホリン、 ピロール、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環状アミノ など) 、 エステル化またはアミド化されていてもよい力ルポキシル基 (例、 カル ポキシル、 C i 4 アルコキシカルボニル、 力ルバモイル、 モノ d 4 アルキ ルカルバモイル、 ジ〇ェ _ 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されてい てもよいじェ _ 4 アルキル (例、 トリフルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい C ― 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プ
ロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ホ ルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プロピオニルなど) 、 — 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙 げられ、 置換基の数としては、 1〜3個が好ましい。
また、 R e 1 d の置換基としてのアミド化されていてもよい力ルポキシル基と しては、 上記した 「R e 1 d の置換基としての置換されていてもよいアミノ基」 と同様な 「置換されていてもよいアミノ基」 などがカルボニル基と結合したもの、 好ましくは力ルバモイル、 モノ C i 6 アルキル力ルバモイル、 ジじェ _ 6 アル キル力ルバモイルなどが挙げられる。
R e 1 d の置換基としての置換されていてもよい芳香族基における芳香族基と しては、 フエニル、 ピリジル、 フリル、 チェニル、 ピロリル、 イミダゾリル、 ピ ラゾリル、 チアゾリル、 ォキサゾリル、 イソチアゾリル、 イソキサゾリル、 テト ラゾリル、 ピラジニル、 ピリミジェル、 ピリダジニル、 トリァゾリル、 ォキサジ ァゾリル、 チアジアゾリル等の 5〜 6員の同素または複素環芳香族基、 ベンゾフ ラン、 インド一ル、 ベンゾチォフェン、 ベンズォキサゾール、 ベンズチアゾール、 インダゾール、 ベンズイミダゾール、 キノリン、 イソキノリン、 キノキサリン、 フタラジン、 キナゾリン、 シンノリンなどの縮環複素環芳香族基などが挙げられ 。 これらの芳香族基の置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ニトロ、 シァノ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 C i _ 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ _ 4 アルキルァミノ、 ジじェ _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒド ロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロ一ル、 イミダゾ一ルなどの 5〜6員の環状ァミノなど) 、 エステル化またはアミド化さ れていてもよいカルボキシル基 (例、 カルボキシル、 — 4 アルコキシ力ルポ ニル、 力ルバモイル、 モノ _ 4 アルキル力ルバモイル、 ジ _ 4 アルキル 力ルバモイルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい ― 4 アルキル (例、 トリ フルォロメチル、 メチル、 ェチルなど) 、 ハロゲン化されていてもよい ― 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメ トキシ、 トリフルォロエトキシなど) 、 ホルミル、 C 2 ― 4 アルカノィル (例、
ァセチル、 プロピオニルなど) 、 (: _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスル ホニル、 エタンスルホニルなど) などが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3 個が好ましい。
かかる Re 1 d の置換基は、 1〜4個 (好ましくは、 1〜2個) 同一または異 なって環のいずれの位置に置換していてもよい。
また、 Re d で示される基が 5〜 6員芳香環と結合して環を形成する場合、 式 Re d -Ze 1 d -Xe d -Ze 2 d - (式中、 各記号は前記と同意義; Re d としては水素原子が好ましい) で表される基は、 例えば、 低級 (Ci _ 6 ) アル キレンジォキシ (例、 一 O— CH2 —〇_、 一 O— CH2 -CH2 — O—、 — O -CH2 -CH2 一 CH2 _〇—など) 、 ォキシ低級 (Ci _ 6 ) アルキレンァ ミノ (例、 一 0— CH2 — NH―、 一〇一 CH2 — CH2 — NH—など) 、 ォキ シ低級 (Ci — 6 ) アルキレンチォ (例、 — 0_CH2 — S―、 -0-CH2 - CH2 ― S—など) 、 低級 (Ci ― 6 ) アルキレンジァミノ (例、 ― NH— CH 2 ― NH―、 -NH-CH2 -CH2 ― NH—など) 、 チア低級 ((^ — 6 ) 7 ルキレンァミノ (例、 一 S_CH2 — NH―、 -S-CH2 ― CH2 —NH—な ど) 、 などの 2価の基を形成する。
Re 1 d で示される 「式 Re d — Ze 1 d -Xe d 一 Ze 2 d - (式中、 各 記号は前記と同意義を示す。) で表される置換基を有し、 さらに置換基を有して いてもよい 5〜 6員芳香環」 の 「5〜6員環」 が、 式 Re d _Ze 1 d _Xe d -Ze 2 d —で表される基以外に有していてもよい 「置換基」 としては、 とり わけ、 ハロゲン化または低級 (Ci _ 4 ) アルコキシ化されていてもよい低級
(Ci _ 4 ) アルキル (例、 メチル、 ェチル、 t一プチル、 トリフルォロメチル、 メトキシメチル、 エトキシメチル、 プロボキシメチル、 ブトキシメチル、 メトキ シェチル、 エトキシェチル、 プロポキシェチル、 ブトキシェチルなど) 、 ハロゲ ン化または低級 (Ci ― 4 ) アルコキシ化されていてもよい低級 (Ci _ 4 ) ァ ルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 t一ブトキシ、 卜 リフルォロメトキシ、 メトキシメトキシ、 エトキシメトキシ、 プロボキシメトキ シ、 ブトキシメ卜キシ、 メ卜キシエトキシ、 エトキシエトキシ、 プロポキシエト キシ、 ブ卜キシェ卜キシ、 メ卜キシプロポキシ、 ェ卜キシプロポキシ、 プロポキ
シプロボキシ、 ブトキシプロポキシなど) 、 ハロゲン (例、 フッ素、 塩素など) 、 ニトロ、 シァノ、 1〜2個の低級 (Ci _ 4 ) アルキル、 ホルミルまたは低級 (C2.4) アルカノィルで置換されていてもよいアミノ (例、 ァミノ、 メチルァ ミノ、 ジメチルァミノ、 ホルミルァミノ、 ァセチルァミノなど) 、 5〜6員の環 状ァミノ (例、 1一ピロリジニル、 1ーピペラジニル、 1—ピベリジニル、 4— モルホリノ、 4ーチオモルホリノ、 1—イミダゾリル、 4—テトラヒドロピラニ ルなど) などが挙げられる。
また、 Re 1 d がベンゼンである場合、 式 Re d — Ze 1 d — Xe d -Ze 2 d —で表される基の置換位置としては、 パラ位が好ましく、 式 Re d — Ze 1 d _χβ d _Ze 2 d 一で表される基以外に 「5〜6員芳香環」 が有していて もよい 「置換基」 の置換位置としては、 メタ位が好ましい。
上記式中、 Ye d で示される 「置換されていてもよいイミノ基」 としては、 例 えば、 式一 N(Re 5 d )— 〔式中、 Re 5 d は水素原子または置換基を示す。 〕 で表される 2価の基などが挙げられる。
Re 5 d としては、 水素原子、 置換されていてもよい炭化水素基、 置換されて レ ^てもよい複素環基、 置換されていてもよい水酸基、 置換されていてもよいチォ
—ル基 (硫黄原子は酸化されていてもよく、 置換されていてもよいスルフィエル 基または置換されていてもよいスルホ二ル基を形成していてもよい) 、 置換され ていてもよいアミノ基、 エステル化またはアミド化されていてもよいカルボキシ ル基、 置換されていてもよいァシル基などが好ましく、 水素原子、 置換されてい てもよい炭化水素基、 置換されていてもよい複素環基、 置換されていてもよいァ シル基などがさらに好ましい。
Re 5 d の好ましい態様としては、 水素原子、 置換されていてもよい炭化水素 基、 置換されていてもよいァシル基などが挙げられ、 _ 4 アルキル、 ― 4 アルキルスルホニル、 ホルミル、 C2 — 5 アルカノィルなどがより好ましく、 d _ 4 アルキル、 ホルミル、 C2 — 5 アルカノィルなどがさらに好ましく、 と りわけ、 ホルミルまたはェチルが好ましい。 Re 5 d の他の好ましい態様とし ては、 式 —(CH2 )e k 一 Re 6 d 〔式中、 e kは 0または 1を示し、 Re 6 d は置換されていてもよい 5〜 6員の単環の芳香族基 (例えば、 Re 1 d の置換
基としての置換されていてもよいァシル基の項において例示された 「 (6 ) 置換 されていてもよい 5〜 6員の単環の芳香族基」 と同様なものなど;好ましくはハ ロゲン、 ハロゲン化されていてもよい d 一 4 アルキル、 ハロゲン化されていて もよい ― 4 アルコキシなどでそれぞれ置換されていてもよいフエニル、 ピラ ゾリル、 チアゾリル、 ォキサゾリル、 テトラゾリルなど) を示す。 〕 で表される 基などが挙げられる。
また、 R e 5 d としての 「置換されていてもよい炭化水素基」 の具体的な例と しては、 R e d としての 「置換されていてもよい炭化水素基」 と同様なものが挙 げられ、 R e 5 d としての 「置換されていてもよい複素環基」 の具体的な例とし ては、 R e dで示される 「置換されていてもよい炭化水素基」 の置換基としての 「置換されていてもよい複素環基」 と同様なものが挙げられ、 R e 5 d としての 「置換されていてもよい水酸基」 、 「置換されていてもよいチオール基」 、 「置 換されていてもよいアミノ基」 、 「エステル化またはアミド化されていてもよい 力ルポキシル基」 および 「置換されていてもよいァシル基」 の具体的な例として は、 R e 1 d の置換基としての 「置換されていてもよい水酸基」 、 「置換されて いてもよいチオール基」 、 「置換されていてもよいアミノ基」 、 「エステル化ま たはアミド化されていてもよいカルボキシル基」 および 「置換されていてもよい ァシル基」 と同様なものが挙げられる。
上記式 (e I d ) 中、 R e 2 dおよび R e 3 dで示される 「置換されていても よい脂肪族炭化水素基 (脂肪族鎖式炭化水素基および脂肪族環式炭化水素基) 」 としては、 例えば、
( 1 ) 置換されていてもよいアルキル (例えば、 メチル、 ェチル、 プロピル、 ィ ソプロピル、 ブチル、 イソブチル、 s e cーブチル、 t e r t —プチル、 ペンチ ル、 イソペンチル、 ネオペンチル、 へキシル、 ヘプチル、 ォクチル、 ノニル、 デ シルなどのじェ _ ! 。 アルキル、 好ましくは低級 (C i — 6 ) アルキルなどが挙 げられる) ;
( 2 ) 置換されていてもよいシクロアルキル (例えば、 シクロプロピル、 シクロ ブチル、 シクロペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチル、 シクロォクチルな どの C 3 ― 8 シクロアルキルなどが挙げられる) ;
(2- 1) 該シクロアルキルは、 硫黄原子、 酸素原子および窒素原子から選ばれ るへテロ原子を 1個含有し、 ォキシラン、 チオラン、 アジリジン、 テトラヒドロ フラン、 テトラヒドロチォフェン、 ピロリジン、 テトラヒドロピラン、 テトラヒ ドロチォピラン、 テトラヒドロチォピラン 1ーォキシド、 ピぺリジンなど (好 ましくは、 6員環のテトラヒドロピラン、 テトラヒドロチォピラン、 ピぺリジン など) を形成していてもよく ;
(2-2) また、 該シクロアルキルは、 ベンゼン環と縮合し、 インダン、 テトラ ヒドロナフ夕レンなど (好ましくは、 インダンなど) を形成していてもよく ;
(2-3) さらに、 該シクロアルキルは、 炭素数 1〜2の直鎖状の原子鎖を介し て架橋し、 ビシクロ [2. 2. 1] ヘプチル、 ビシクロ [2. 2. 2] ォクチル、 ビシクロ [3. 2. 1] ォクチル、 ビシクロ [3. 2. 2] ノエルなど (好まし くは、 炭素数 1〜 2の直鎖状の原子鎖を介した架橋を有するシクロへキシルなど、 さらに好ましくは、 ビシクロ [2. 2. 1] ヘプチルなど) の架橋環式炭化水素 残基を形成していてもよい;
(3) 置換されていてもよいアルケニル (例えば、 ァリル (allyl)、 クロチル、
2—ペンテニル、 3—へキセニルなど炭素数 2〜10のアルケニル、 好ましくは 低級 (C2 _ 6 ) アルケニルなどが挙げられる) ;
(4) 置換されていてもよいシクロアルケニル (例えば、 2—シクロペンテニル、 2—シクロへキセニル、 2 _シクロペンテニルメチル、 2—シクロへキセニルメ チルなど炭素数 3〜7のシクロアルケニルなどが挙げられる) ;などが挙げられ る。
上記した (1) 置換されていてもよいアルキル、 (2) 置換されていてもよい シクロアルキル、 (3) 置換されていてもよいアルケニル、 および (4) 置換さ れていてもよいシクロアルケニルが有していてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ハロゲン化されていてもよい低級
(Cx _ 4 ) アルキル、 ハロゲン化されていてもよい d _ 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフル ォロエトキシなど) 、 d _ 4 アルキレンジォキシ (例、 一 O— CH2 — O—、 一 0— CH2 -CH2 —O—など) 、 ホルミル、 C2 _ 4 アルカノィル (例、 ァ
セチル、 プロピオニルなど) 、 — 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホ ニル、 エタンスルホニルなど) 、 フエニル—低級 (d _ 4 ) アルキル、 C 3 _ 7 シクロアルキル、 シァノ、 ニトロ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チオール、 _ 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 ァミノ、 モノ — 4 アルキルァミノ、 ジ^ - 4 アルキルァミノ、 テト ラヒドロピロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピ ロール、 イミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環状ァミノなど) 、 エステル化またはァ ミド化されていてもよいカルボキシル基 (例、 カルボキシル、 _ 4 アルコキ シカルボニル、 力ルバモイル、 モノ — 4 アルキル力ルバモイル、 ジ0ェ― 4 アルキル力ルバモイルなど) 、 低級 (。ェ — 4 ) アルコキシ一力ルポニル、 ォキ ソ基 (好ましくは、 ハロゲン、 ハロゲン化されていてもよい低級 (じェ — 4 ) ァ ルキル、 ハロゲン化されていてもよい低級 (C i _ 4 ) アルコキシ、 フエ二ルー 低級 (C i _ 4 ) アルキル、 C 3 ― 7 シクロアルキル、 シァノ、 水酸基など) な どが挙げられ、 置換基の数としては、 1〜3個が好ましい。
R e 2 d および R e 3 d で示される 「置換されていてもよい脂肪族炭化水素 基」 としては、
( 1 ) ハロゲン、 シァノ、 水酸基または C 3 _ 7 シクロアルキルを 1〜 3個有し ていてもよい直鎖または分枝状の低級 (じェ — 6 ) アルキル;
( 2 ) ハロゲン、 ハロゲン化されていてもよい低級 (C i _ 4 ) アルキルまたは フエニル—低級 (C i 4 ) アルキルを 1〜 3個有していてもよく、 硫黄原子、 酸素原子および窒素原子から選ばれるヘテロ原子を 1個含有していてもよく、 ベ ンゼン環と縮合していてもよく、 炭素数 1〜2の直鎖状の原子鎖を介して架橋し ていてもよい C 5 _ 8 シクロアルキル (例、 それぞれ置換されていてもよいシク 口ペンチル、 シクロへキシル、 シクロへプチル、 シクロォクチル、 テトラヒドロ ビラニル、 テトラヒドロチアビラニル、 ピベリジニル、 インダニル、 テトラヒド 口ナフ夕レニル、 ビシクロ [ 2 . 2 . 1 ] ヘプチルなど) ;などが好ましい。 上記式 (e I d ) 中、 R e 2 d および R e 3 d で示される 「置換されていても よい脂環式 (非芳香族) 複素環基」 としては、 例えば、 テトラヒドロフラン、 テ トラヒドロチォフェン、 ジォキソラン、 ジチオラン、 ォキサチオラン、 ピロリジ
ン、 ピロリン、 イミダゾリジン、 イミダゾリン、 ピラゾリジン、 ピラゾリン、 ピ ペリジン、 ピぺラジン、 ォキサジン、 ォキサジァジン、 チアジン、 チアジアジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピラン、 テトラヒドロピランなどの窒素原子、 硫 黄原子および酸素原子から選ばれた 1〜 2種のへテロ原子 1〜 4個を含有する 5 〜 6員の非芳香族複素環;などが挙げられるが、 テトラヒドロフラン、 ピベリジ ン、 テトラヒドロピラン、 テトラヒドロチォピランなどの 1個のへテロ原子を含 有する 5〜 6員の非芳香族複素環などが好ましい。
R e 2 d および R e 3 d で示される 「置換されていてもよい脂環式複素環基」 における 「脂環式複素環基」 が有していてもよい置換基としては、 ハロゲン (例、 フッ素, 塩素、 臭素、 ヨウ素など) 、 ハロゲン化されていてもよい低級 ( _
4 ) アルキル、 ハロゲン化されていてもよい 一 4 アルコキシ (例、 メトキシ、 エトキシ、 プロボキシ、 ブトキシ、 トリフルォロメトキシ、 トリフルォロェトキ シなど) 、 _ 4 アルキレンジォキシ (例、 —O— C H 2 —〇—、 - O - C H 2 — C H2 _〇—など) 、 ホルミル、 C 2 _ 4 アルカノィル (例、 ァセチル、 プ 口ピオニルなど) 、 _ 4 アルキルスルホニル (例、 メタンスルホニル、 エタ ンスルホニルなど) 、 フエニル—低級 (C i _ 4 ) アルキル、 C 3 ― 7 シクロア ルキル、 シァノ、 ニトロ、 水酸基、 置換されていてもよいチオール基 (例、 チォ ール、 _ 4 アルキルチオなど) 、 置換されていてもよいアミノ基 (例、 アミ ノ、 モノ ― 4 アルキルァミノ、 ジじェ _ 4 アルキルァミノ、 テトラヒドロピ ロール、 ピぺラジン、 ピぺリジン、 モルホリン、 チオモルホリン、 ピロ一ル、 ィ ミダゾ一ルなどの 5〜 6員の環状ァミノなど) 、 エステル化またはアミド化され ていてもよい力ルポキシル基 (例、 カルボキシル、 _ 4 アルコキシ力ルポ二 ル、 力ルバモイル、 モノ — 4 アルキル力ルバモイル、 ジ _ 4 アルキル力 ルバモイルなど) 、 低級 (C i _ 4 ) アルコキシ一力ルポニル、 ォキソ基 (好ま しくは、 ハロゲン、 ハロゲン化されていてもよい低級 (C i 4 ) アルキル、 ハ ロゲン化されていてもよい低級 (C i 4 ) アルコキシ、 フエニル—低級 (C i _ 4 ) アルキル、 C 3 7 シクロアルキル、 シァノ、 水酸基など) などが挙げら れ、 置換基の数としては、 1〜 3個が好ましい。
なかでも、 R e 2 d としては、 置換されていてもよい鎖状炭化水素基 (例、 そ
れぞれ置換されていてもよいアルキル、 アルケニルなど) が好ましく、 置換され ていてもよい低級 _ 6 アルキル基がさらに好ましく、 とりわけ置換されてい てもよいメチル基が好ましい。
Re 3 d としては、 置換されていてもよい脂環式炭化水素基 (例、 それぞれ置 換されていてもよいシクロアルキル、 シクロアルケニルなど;好ましくは、 置換 されていてもよい低級 C3 _ 8 シクロアルキル基;さらに好ましくは置換されて いてもよいシクロへキシル) または置換されていてもよい脂環式複素環基 (好ま しくは、 置換されていてもよい飽和の脂環式複素環基 (好ましくは 6員環基) ; さらに好ましくは、 置換されていてもよいテトラヒドロビラニル、 置換されてい てもよぃテトラヒドロチォピラニルまたは置換されていてもよいピペリジル;と りわけ好ましくは、 置換されていてもよいテトラヒドロビラニル) が好ましい。 尚、 一般式 (I V) で表わされる化合物またはその塩は水和物であってもよく、 以下、 塩、 水和物も含め化合物 (IV) と称する。
化合物 (IV) は、 例えば以下に示される方法等によって製造される。
製造法 1
下式で示すとおり、 式 (I I d) で表される化合物またはその塩 (以下単に化 合物 (I I d) という) と式 (Illd) で表される化合物もしくはその塩または その力ルポキシル基における反応性誘導体 (以下単に化合物 (III d) という) とを反応させることにより化合物 (I V) を製造することができる。
(式中、 各記号は前記と同意義である。 )
式 (Illd) で表される化合物の力ルポキシル基における反応性誘導体として はたとえば酸ハライド、 酸アジド、 酸無水物、 混合酸無水物、 活性アミド、 活性 エステル、 活性チォエステルなどの反応性誘導体がァシル化反応に供される。 酸 ハライドとしてはたとえば酸クロライド、 酸ブロマイドなどが、 混合酸無水物と してはモノ _ 6 アルキル炭酸混合酸無水物 (たとえば遊離酸とモノメチル炭
酸、 モノェチル炭酸、 モノイソプロピル炭酸、 モノイソブチル炭酸、 モノ t er t— ブチル炭酸、 モノべンジル炭酸、 モノ (p—ニトロベンジル) 炭酸、 モノアリル 炭酸などとの混合酸無水物) 、 — 6 脂肪族カルボン酸混合酸無水物 (たとえ ば遊離酸と酢酸、 トリクロ口酢酸、 シァノ酢酸、 プロピオン酸、 酪酸、 イソ酪酸、 吉草酸、 イソ吉草酸、 ピバル酸、 トリフルォロ酢酸、 トリクロ口酢酸、 ァセト酢 酸などとの混合酸無水物) 、 C 7 — 2 芳香族カルボン酸混合酸無水物 (たとえ ば遊離酸と安息香酸、 p—トルィル酸、 P—クロ口安息香酸などとの混合酸無水 物) 、 有機スルホン酸混合酸無水物 (たとえば遊離酸とメタンスルホン酸、 エタ ンスルホン酸、 ベンゼンスルホン酸、 p _トルエンスルホン酸などとの混合酸無 水物) などが、 活性アミドとしては含窒素複素環化合物とのアミド 〔たとえば遊 離酸とピラゾール、 イミダゾール、 ベンゾトリアゾ一ルなどとの酸アミドで、 こ れらの含窒素複素環化合物は _ 6 アルキル基 (例、 メチル、 ェチル等) 、 C ! 一 6 アルコキシ基 (例、 メトキシ、 エトキシ等) 、 ハロゲン原子 (例、 フッ素、 塩素、 臭素等) 、 ォキソ基、 チォキソ基、 d _ 6 アルキルチオ基 (例、 メチル チォ、 ェチルチオ等) などで置換されていてもよい。 〕 などがあげられる。
活性エステルとしては /3—ラクタムおよびペプチド合成の分野でこの目的に用 いられるものはすべて利用でき、 たとえば有機リン酸エステル (たとえばジエト キシリン酸エステル、 ジフエノキシリン酸エステルなど) のほか p—ニトロフエ ニルエステル、 2 , 4—ジニトロフエニルエステル、 シァノメチルエステル、 ぺ ン夕クロロフェニルエステル、 N—ヒドロキシサクシンイミドエステル、 N—ヒ ドロキシフタルイミドエステル、 1—ヒドロキ.シベンゾトリアゾールエステル、 6 —クロ口一 1 —ヒドロキシベンゾトリアゾールエステル、 1 —ヒドロキシ一 1 H— 2—ピリドンエステルなどがあげられる。 活性チォエステルとしては芳香族 複素環チオール化合物とのエステル 〔たとえば 2—ピリジルチオールエステル、 2 —ベンゾチアゾリルチオールエステルなどで、 これらの複素環は _ 6 ァ ルキル基 (例、 メチル、 ェチル等) 、 〇ェ — 6 アルコキシ基 (例、 メトキシ、 ェ トキシ等) 、 ハロゲン原子 (例、 フッ素、 塩素、 臭素等) 、 _ 6 アルキルチ ォ基 (例、 メチルチオ、 ェチルチオ等) などで置換されていてもよい。 〕 が挙げ られる。
Lで示される脱離基としては、 たとえばハロゲン原子 (例、 塩素原子、 臭素原 子、 ヨウ素原子など) 、 アルキルまたはァリ一ルスルホニルォキシ基 (例、 メタ ンスルホニルォキシ、 トリフルォロメタンスルホニルォキシ、 エタンスルホニル ォキシ、 ベンゼンスルホニルォキシ、 p—トルエンスルホニルォキシなど) など が挙げられる。
この反応は、 通常反応に不活性な溶媒中で行われる。 該溶媒としては、 たとえ ばエーテル系溶媒 (例、 ェチルエーテル、 ジイソプロピルエーテル、 ジメトキシ ェタン、 テトラヒドロフラン、 ジォキサンなど) 、 ハロゲン系溶媒 (例、 ジクロ ロメタン、 ジクロロェタン、 クロ口ホルムなど) 、 芳香族系溶媒 (例、 トルエン、 クロ口ベンゼン、 キシレンなど) 、 ァセトニトリル、 N, N—ジメチルホルムァ, ミド (DM F) 、 アセトン、 メチルェチルケトン、 ジメチルスルホキシド (DM S O) 、 水などを単独あるいはそれらを混合して用いることができる。 中でもァ セトニトリル、 ジクロロメタン、 クロ口ホルムなどが好ましい。 この反応は通常 化合物 (I I d ) に対し、 化合物 (I I I d ) 1ないし 5当量、 好ましくは 1ない し 3当量反応させることにより行われる。 反応温度は— 2 0 から 5 0 t:、 好ま しくは 0 ないし室温であり、 反応時間は通常 5分間から 1 0 0時間である。 ま たこの反応においては塩基を共存させることにより、 反応がより円滑に進行する 場合もある。 該塩基としては、 無機塩基、 有機塩基ともに有効である。 無機塩基 の例としては、 アルカリ金属やアルカリ土類金属の水酸化物、 水素化物、 炭酸塩、 炭酸水素塩などがあげられ、 中でも炭酸カリウム、 炭酸ナトリウム、 水酸化ナト リウム、 水酸化カリウム、 炭酸水素ナトリウム、 炭酸水素カリウムが好ましい。 有機塩基としては卜リエチルァミンなどの 3級ァミン類が好ましい。 式 (Ι Π d ) で表される化合物のカルボキシル基における反応性誘導体は前記のとおりで あるが、 中でも酸ハライドが好ましい。 該塩基の使用量は、 化合物 (I I d ) に 対し、 通常 1ないし 1 0当量、 好ましくは 1ないし 3当量である。
カルボン酸からァシル化する場合には、 不活性溶媒中 (例えば、 ハロゲン系溶媒、 ァセトニトリル) 、 化合物 (l i d ) とこれ 1当量に対し 1ないし 1 . 5当量の カルボン酸 (Ad — C〇2 H) とを 1ないし 1 . 5当量のジシクロへキシルカル ポジイミド (D C C) などの脱水縮合剤存在下反応させることにより行われる。
この反応は通常室温下に行われ、 反応時間は 0. 5ないし 24時間である。
この反応において原料として用いられる化合物 (Illd) はたとえば
Heterocycles, 43(10) 2131-2138 (1996)などに記載の化合物を原料にして公知 の一般的方法により合成することができる。
この方法において用いられる化合物 (I I d) はたとえば Chem. Pharm. Bull.
47(1) 28-36 (1999)、 特開昭 56 - 53654などに記載の方法またはそれらに 準じた方法により製造することができる。
また、 化合物 (I I d) のうち r dが 3のものは、 たとえば、 Synthetic
Comm., 1991,20,3167-3180.に記載の方法によって製造することができる。 すな わち、 アミン類ゃアミド類の不飽和結合に対する付加反応を利用して、 つぎの方 法によって製造することができる。
(式中、 各記号は前記と同意義である。 ) .
ァクロレイン (V l d) と化合物 (Vd) を反応させ、 ついでその生成物 (Vlld) に還元条件下化合物 (Vllld) を反応させることにより得ることがで きる。 化合物 (V l d) と化合物 (Vd) の反応は通常反応に不活性な溶媒中塩 基の存在下に行われる。 該塩基としては 1) 強塩基例えば、 アルカリ金属または アルカリ土類金属の水素化物 (例、 水素化リチウム、 水素化ナトリウム、 水素化 カリウム、 水素化カルシウムなど) 、 アルカリ金属またはアルカリ土類金属のァ ミド類 (例、 リチウムアミド、 ナトリウムアミド、 リチウムジイソプロピルアミ ド、 リチウムジシクロへキシルアミド、 リチウムへキサメチルジシラジド、 ナト リウムへキサメチルジシラジド、 カリウムへキサメチルジシラジドなど) 、 アル
カリ金属またはアルカリ土類金属の低級アルコキシド (例、 ナトリウムメトキシ ド、 ナトリウムエトキシド、 カリウム t _ブトキシドなど) など、 2) 無機塩 基例えば、 アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物 (例、 水酸化ナトリ ゥム、 水酸化カリウム、 水酸化リチウム、 水酸化バリウムなど) 、 アルカリ金属 またはアルカリ土類金属の炭酸塩 (例、 炭酸ナトリウム、 炭酸カリウム、 炭酸セ シゥムなど) 、 アルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸水素塩 (例、 炭酸水 素ナトリウム、 炭酸水素カリウムなど) など、 3) 有機塩基等例えば、 トリェチ ルァミン、 ジイソプロピルェチルァミン、 N—メチルモルホリン、 ジメチルアミ ノビリジン、. DBU (1, 8—ジァザビシクロ 〔5.4.0〕 一 7—ゥンデセン) 、 DBN (1, 5—ジァザビシクロ 〔4.3.0〕 ノン一5—ェン) などのアミン類 あるいはピリジン、 イミダゾール、 2, 6—ルチジンなどの塩基性複素環化合物 などが挙げられる。 該溶媒としては、 前記化合物 (I I d) と化合物 (Illd) との反応において述べた溶媒が挙げられ、 これらを単独または混合して用いるこ とができる。 この反応において化合物 (Vlld) が得られる。
化合物 (Vlld) と化合物 (Vllld) との反応における還元剤としては、 例え ば水素化ホウ素ナトリウム, 水素化ホウ素リチウム, シァノ水素化ホウ素ナトリ ゥム、 トリァセトキシ水素化ホウ素ナトリウムなどが挙げられる。 これらの還元 剤の使用量は化合物 (Vlld) に対し通常 1〜 10当量、 好ましくは 1〜4当量 である。 反応温度は一 20〜 50 、 好ましくは 0 〜室温であり、 反応時間は 0.5〜24時間である。
また該反応は接触還元法によっても行なうことができる。 たとえば、 触媒量の ラネーニッケル、 酸化白金、 金属パラジウム、 パラジウム—炭素などの金属触媒 と不活性溶媒中 (例えば、 メタノール、 エタノール、 イソプロパノール、 t—ブ 夕ノール等のアルコール性溶媒) 、 室温ないし 100 :、 水素圧が 1気圧から 1 00気圧において、 1ないし 48時間反応させることにより化合物 ( I I d a) が得られる。
製造法 2
下式で示すとおり、 式 (I Vd) で表される化合物またはその塩 (以下単に化 合物 (IVd) という) と式 (Vd) で表される化合物またはその塩 (以下単に
化合物 (V d ) という) とを反応させることにより化合物 (I V) を製造する とができる。
(式中、 L d は脱離基を示し、 他の記号は前記と同意義である。 )
L d で示される脱離基としては、 たとえば八ロゲン原子 (例、 塩素原子、 臭素 原子、 ヨウ素原子など) 、 アルキルまたはァリールスルホニルォキシ基 (例、 メ タンスルホニルォキシ、 トリフルォロメタンスルホニルォキシ、 エタンスルホニ ルォキシ、 ベンゼンスルホニルォキシ、 p—トルエンスルホニルォキシなど) な どが挙げられる。
この反応は例えば、 オーガニックファンクショナルグループプレパレーシヨン ズ (ORGANIC FUNCTIONAL GROUP PREPARATIONS) 第 2版、 アカデミックプレス社 (ACADEMIC PRESS, INC. ) 記載の方法に準じて行うことができる。
この反応は通常反応に不活性な溶媒中で行われる。 該性溶媒としてアルコール 系溶媒、 エーテル系溶媒、 ハロゲン系溶媒、 芳香族系溶媒、 ァセトニトリル、 N, N—ジメチルホルムアミド (DMF) 、 アセトン、 メチルェチルケトン、 ジメチル スルホキシド (DMS0) などを単独あるいはそれらを混合して用いることができる。 中でもァセトニトリル、 ジメチルホルムアミド、 アセトン、 ェタノ'ールなどが好 ましい。 反応温度は通常室温ないし 1 0 0 :、 好ましくは室温ないし 5 0でであ り反応時間は通常 0 . 5ないし 1日である。 この反応は通常は化合物 (I V d ) に対し 1ないし 3当量の塩基を加えるが、 必ずしも必須ではない。 該塩基として は、 上記化合物 (I I d ) と化合物 (I l l d ) との反応に用いた塩基を用いるこ
とができる。
この反応において原料として用いられる化合物 (I Vd) は化合物 (III d) を原料にして公知の一般的方法により合成することができる。
上記式 (I) 、 (1 1) 、 (ΠΙ) 、 (IV) および (e l) で表わされる化合 物の塩としては酸付加塩、 例えば無機酸塩 (例えば、 塩酸塩、 硫酸塩、 臭化水素 酸塩、 リン酸塩など) 、 有機酸塩 (例えば、 酢酸塩、 トリフルォロ酢酸塩、 コハ ク酸塩、 マレイン酸塩、 フマル酸塩、 プロピオン酸塩、 クェン酸塩、 酒石酸塩、 乳酸塩、 蓚酸塩、 メタンスルホン酸塩、 p_トルエンスルホン酸塩など) 等のほ か、 塩基との塩 (たとえば、 カリウム塩、 ナトリウム塩、 リチウム塩等のアル力 リ金属塩、 カルシウム塩、 マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、 アンモニゥ ム塩、 トリメチルァミン塩、 トリェチルァミン塩、 tert—プチルジメチルァミン 塩、 ジベンジルメチルァミン塩、 ベンジルジメチルァミン塩、 Ν,Ν—ジメチル ァニリン塩、 ピリジン塩、 キノリン塩などの有機塩基との塩) を形成していても よい。
上記式 (I) 、 (1 1) 、 (ΙΠ) 、 (IV) および (e I) で表される化合物 またはその塩は、 CCR拮抗作用、 とくに CCR5拮抗作用、 CXCR4拮抗作 用、 CXCR3拮抗作用、 CCR2拮抗作用、 CCR3拮抗作用を有し、 毒性ま たは副作用が弱いため、 単独で、 または薬学的に許容される担体と配合し、 錠剤、 カプセル剤、 顆粒剤、 散剤などの固形製剤;またはシロップ剤、 注射剤などの液 状製剤などの医薬製剤として経口または非経口的に投与することができる。
非経口的投与の形態としては、 注射剤、 点滴、 坐剤、 膣坐剤などが挙げられる。 薬学的に許容される担体としては、 製剤素材として慣用の各種有機あるいは無 機担体物質が用いられ、 固形製剤における賦形剤、 滑沢剤、 結合剤、 崩壊剤;液 状製剤における溶剤、 溶解補助剤、 懸濁化剤、 等張化剤、 緩衝剤、 無痛化剤など として配合される。 また必要に応じて、 防腐剤、 抗酸化剤、 着色剤、 甘味剤など の製剤添加物を用いることもできる。 陚形剤の好適な例としては、 例えば乳糖、 白糖、 D-マンニトール、 デンプン、 結晶セルロース、 軽質無水ケィ酸などが挙 げられる。 滑沢剤の好適な例としては、 例えばステアリン酸マグネシウム、 ステ アリン酸カルシウム、 タルク、 コロイドシリカなどが挙げられる。 結合剤の好適
な例としては、 例えば結晶セルロース、 白糖、 D-マンニトール、 デキストリン、 ヒドロキシプロピルセルロース、 ヒドロキシプロピルメチルセルロース、 ポリビ ニルピロリドンなどが挙げられる。 崩壊剤の好適な例としては、 例えばデンプン、 カルポキシメチルセルロース、 カルポキシメチルセルロースカルシウム、 クロス カルメロースナトリウム、 カルボキシメチルスターチナトリウムなどが挙げられ る。 溶剤の好適な例としては、 例えば注射用水、 アルコール、 プロピレングリコ —ル、 マクロゴール、 ゴマ油、 トウモロコシ油などが挙げられる。 溶解補助剤の 好適な例としては、 例えばポリエチレングリコール、 プロピレングリコール、 D-マンニ! ル、 安息香酸ベンジル、 エタノール、 トリスァミノメタン、 コレ ステロール、 トリエタノールァミン、 炭酸ナトリウム、 クェン酸ナトリウムなど が挙げられる。 懸濁化剤の好適な例としては、 例えばステアリルトリエタノール ァミン、 ラウリル硫酸ナトリウム、 ラウリルアミノプロピオン酸、 レシチン、 塩 化ベンザルコニゥム、 塩化べンゼトニゥム、 モノステアリン酸グリセリン、 など の界面活性剤;例えばポリビニルアルコール、 ポリビニルピロリドン、 カルポキ シメチルセルロースナトリウム、 メチルセルロース、 ヒドロキシメチルセルロー ス、 ヒドロキシェチルセルロース、 ヒドロキシプロピルセルロースなどの親水性 高分子などが挙げられる。 等張化剤の好適な例としては、 例えば塩化ナトリウム、 グリセリン、 D -マンニトールなどが挙げられる。 緩衝剤の好適な例としては、 例えばリン酸塩、 酢酸塩、 炭酸塩、 クェン酸塩などの緩衝液などが挙げられる。 無痛化剤の好適な例としては、 例えばべンジルアルコールなどが挙げられる。 防 腐剤の好適な例としては、 例えばパラォキシ安息香酸エステル類、 クロロブタノ ール、 ベンジルアルコール、 フエネチルアルコール、 デヒドロ酢酸、 ソルビン酸 などが挙げられる。 抗酸化剤の好適な例としては、 例えば亜硫酸塩、 ァスコルビ ン酸などが挙げられる。
このようにして得られる上記式 (I ) 、 (1 1 ) 、 (111) 、 (IV) および
( e l ) で表される化合物またはその塩を含有する医薬組成物は移植片対宿主病 および Zまたは拒絶反応の予防 ·治療剤慢性関節リウマチ、 自己免疫疾患、 ァレ ルギー性疾患、 虚血性脳細胞障害、 心筋梗塞、 慢性腎炎、 動脈硬化の予防 ·治療 剤などとして、 種々の疾患の予防 ·治療剤として用いることができる。 本発明の
予防 ·治療剤の対象疾患としては、 たとえば、 移植片拒絶反応 (移植後の拒絶反 応、 移植後の赤血球増加症 ·高血圧 ·臓器障害 ·血管肥厚、 移植片対宿主疾患、 など)、 骨髄膜炎等の関節炎骨疾患 (慢性関節リウマチ、 変形性関節炎、 リウマ チ様脊髄炎、 骨粗そう症、 細胞などの異常増殖、 骨折、 再骨折、 骨軟化症、 骨べ 一チェット病、 硬直性脊髄炎、 変形性膝関節炎およびそれらの類似疾患における 関節組織の破壊、 など) 、 自己免疫疾患 (膠原病、 全身性エリテマトーデス、 強 皮症、 多発動脈炎、 重症筋無力症、 多発性硬化症、 など)、 アレルギー性疾患
(アレルギー性鼻炎、 結膜炎、 消化管アレルギー、 花粉症、 アナフィラキシー、 アトピー性皮膚炎、 気管支喘息、 など) 、 炎症性腸疾患 (潰瘍性大腸炎、 クロー ン病、 胃炎、 胃潰瘍、 胃癌、 胃手術後障害、 消化不良、 食道潰瘍、 塍炎、 大腸ポ リーブ、 胆石症、 痔疾患、 消化性潰瘍、 時局性回腸炎、 など) 、 炎症性疾患 (網 膜症、 手術 ·外傷後の炎症、 腫脹の緩解、 咽頭炎、 膀胱炎、 髄膜炎、 炎症性眼疾 患、 など) 、 呼吸器疾患 (かぜ症候群、 肺炎、 喘息、 肺高血圧症、 肺血栓 ·肺塞 栓、 肺サルコィドーシス、 肺結核、 間質性肺炎、 珪肺、 成人呼吸促迫症候群、 慢 性閉塞性肺疾患、 など) 、 感染性疾患 (サイトメガルウィルス、 インフルエンザ ウィルス、 ヘルぺスウィルス等のウィルス感染症、 リケッチア感染症、 細菌感染 '症、 性感染症、 カリニ肺炎、 へリコパクターピロリ感染症、 全身性真菌感染症、 結核、 侵襲性ブドウ状球菌感染症、 急性ウィルス脳炎、 急性バクテリア髄膜炎、 エイズ脳症、 敗血症、 セプシス、 重症セプシス、 敗血症性ショック、 内毒素性シ ョック、 トキシンショック症候群、 など) 、 癌およびそれに伴う悪液質、 癌の転 移 (膀胱ガン、 乳ガン、 子宮けいガン、 卵巣ガン、 慢性リンパ性白血病、 慢性骨 髄性白血病、 大腸ガン、 直腸ガン、 結腸ガン、 多発性骨髄腫、 悪性骨髄腫、 前立 腺ガン、 肺ガン、 胃ガン、 ホジキン病、 悪性黒色腫、 悪性リンパ腫、 など)、 非 ホジキン性リンパ腫、 非小細胞肺ガン、 悪性黒色腫、 神経変性疾患 (ァルツハイ マー病、 パーキンソン病、 筋萎縮性側索硬化症 (A L S ) 、 ハンチントン舞踏病、 糖尿病神経障害、 クロイツフェルト一ヤコブ病、 など) 、 精神疾患 (うつ病、 て んかん、 アルコール依存症など) 、 精神分裂病、 静脈機能不全、 中枢神経障害
(脳出血および脳梗塞等の障害およびその後遺症 ·合併症、 頭部外傷、 脊椎損傷、 脳浮腫、 知覚機能障害、 知覚機能異常、 自律神経機能障害、 自律神経機能異常な
ど) 、 中枢損傷 (頭部外傷、 脊髄損傷、 むちうち症等) 、 血管性痴呆 (多発梗塞 性痴呆、 ビンスワンガー病、 など) 、 脳血管障害 (無症候性脳血管障害、 一過性 脳虚血発作、 脳卒中、 脳血管性痴呆、 高血圧性脳症、 など) 、 脳血管障害の再発 および後遺症 (神経症候、 精神症候、 自覚症状、 日常生活動作障害など) 、 脳血 管痴呆症、 脳血管閉塞後の中枢機能低下症、 脳循環 ·腎循環自動調節能の障害ま たは異常、 脳血液関門の障害、 不安症状、 不安定狭心症等の急性冠動脈症候群、 不快精神状態、 健忘症、 三又神経痛、 耳鼻咽喉疾患 (メヌエル症候群、 耳鳴り、 味覚障害、 めまい、 平衡障害、 嚥下障害など) 、 偏頭痛、 慢性疼痛、 皮膚疾患 (ケロイド、 血管齓 乾癬など) 、 閉塞性動脈硬化症、 閉塞性血栓性血管炎、 末 梢動脈閉塞症、 虚血後再灌流障害、 レイノ一病、 バージャ一病、 心筋炎、 心筋虚 血、 心筋梗塞、 心筋梗塞後の心不全進行、 心筋症、 心肥大、 急性心不全およびう つ血性を含む慢性心不全、 狭心症、 不整脈、 頻脈、 血圧日内変動異常、 血液-血 球成分の性状異常 (血小板凝集能亢進、 赤血球変形能の異常、 白血球粘着能の亢 進、 血液粘度上昇、 赤血球増加症、 血管性紫斑病、 自己免疫性溶血性貧血、 播種 性血管内凝固症候群、 多発性骨髄症など) 、 ァテローム性を含む動脈硬化症 (動 脈瘤、 冠動脈硬化症、 脳動脈硬化症、 末梢動脈硬化症など) 、 バイパス手術後の 血管再閉塞 ·再狭窄、 イン夕一ペンション (経皮的冠動脈形成術、 ステント留置、 冠動脈内視鏡、 血管内超音波、 冠注血栓溶解療法など) 後の血管肥厚または閉塞 および臓器障害、 血管作動性物質や血栓誘発物質 (エンドセリン、 トロンポキサ ン A2 など) の産生および機能亢進、 血管新生 (粥状動脈硬化巣外膜の異常毛細 血管網形成における異常な脈管形成を含む) 、 血栓症、 脂肪沈着促進、 眼疾患
(緑内障、 高眼圧症など) 、 高血圧症、 高血圧性耳鳴り、 透析低血圧、 内皮細胞 および臓器障害、 内分泌疾患 (アジソン病、 クッシング症候群、 褐色細胞種、 原 発性アルドステロン症など) 、 腎炎、 腎疾患 (腎炎、 糸球体腎炎、 糸球体硬化症、 腎不全、 血栓性微小血管症、 透析の合併症、 放射線照射による腎症を含む臓器障 害、 糖尿病性腎症、 など) 、 糖尿病性疾患 (インスリン依存性糖尿病、 糖尿病性 合併症、 糖尿病性網膜症、 糖尿病性細小血管症、 糖尿病性神経障害など) 、 耐糖 能異常、 肝臓疾患 (慢性を含む肝炎、 肝硬変など) 、 間質性肝疾患、 慢性塍炎、 門脈圧亢進症、 肥満、 男性不妊症、 婦人科疾患 (更年期障害、 妊娠中毒、 子宮内
膜症、 子宮筋腫、 卵巣疾患、 乳腺疾患、 など) 、 浮腫、 慢性疲労症候群、 前立腺 肥大症、 ベ一チュット病、 ホジキン病、 ラクネ梗塞、 意識障害、 乾癬、 環境'職 業性因子による疾患 (放射線障害、 紫外線 ·赤外線 · レーザ一光線による障害、 高山病など) 、 間歇性跛行、 などが挙げられる。
上記式 (I) 、 (1 1) 、 (ΠΙ) 、 (IV) および (e I) で表される化合物 またはその塩を含有する医薬組成物は、 対象疾患の種類により異なるが、 他の薬 剤と組み合わせて用いてもよい。 該他の薬剤としては、 たとえば、 HDL増加薬 [ス クワレン合成酵素阻害薬、 CETP阻害薬、 LPL活性化薬など]、 H I Vの感染症の予 防 ·治療剤 [ジドブジン (zidovudine) 、 ジダノシン (didanosine) 、 ザルシタ ビン (zalcitabine) 、 ラミブジン (lamivudine) 、 スタブジン stavudine) 、 アバ力ビル (abacavir) 、 アデフォビル (adefovir) 、 アデフォビル ジピポキ シレ (adefovir dipivoxil) 、 フォジフジン チドキシレ (fozivudine tidoxil) などの核酸系逆転写酵素阻害剤、 ネビラピン (nevirapine) 、 デラビ リレジン (delavirdine) 、 エフアビレンツ (efavirenz) 、 口ビリド (loviride) 、 ィムノカル (immunocal) 、 オルチブラズ (oltipraz) などの非核酸系逆転写酵 素阻害剤、 サキナビル (saquinavir) 、 リトナビル (ritonavir) 、 インジナビ ル (indinavir) 、 ネルフィナビル (nelfinavir) 、 アムプレナビル
(amprenavir) 、 ゾ リナビレ (palinavir 、 ラシナヒ レ (lasinavir) 、 口ピナ ビル (lopinavir) などのプロテア一ゼ阻害剤] 、 HMG— Co A還元酵素阻害 薬:セリバス夕チン、 アト口バス夕チン、 プラバスタチン、 シンバス夕チン、 ィ 夕バス夕チン、 口バス夕チン、 フルバス夕チン、 (+ ) — 3R, 5 S- 7 - [4 - (4一フルオロフェニル) 一6—イソプロピル一 2— (N—メチル一 N—メタ ンスルホニルァミノ) ピリミジン一 5—ィル] —3, 5—ジヒドロキシ一 6 (E) —ヘプテン酸など、 アトピー性皮膚炎治療薬 [クロモグリク酸ナトリウム など]、 アレルギー性鼻炎治療薬 [クロモグリク酸ナトリウム、 マレイン酸クロル フエ二ラミン、 酒石酸ァリメマジン、 フマル酸クレマスチン、 塩酸ホモクロルシ クリジン、 テルフエナジン、 メキタジンなど]、 イミぺネム,シラスタチンナト リウム、 エンドトキシン拮抗薬あるいは抗体、 ォキシドスクアレン一ラノステロ 一ルザイクラーゼ 〔例えばデカリン誘導体、 ァザデカリン誘導体およびインダン
誘導体〕 、 カルシウム拮抗薬 (ジルチアゼム等) 、 グリセロール、 コリンエステ ラーゼ阻害剤 (例、 ァリセブト (ドネべジル) 等) 、 コレステロール吸収を抑制 する化合物 〔例、 シトステロールやネオマイシン等〕 、 コレステロール生合成を 阻害する化合物 〔例、 口パスタチン、 シンバス夕チン、 プラバス夕チン等の HM G— C o A還元酵素阻害薬〕 、 シクロォキシゲナ一ゼ抑制剤 [ ( C o x— I, C o x— I I抑制剤) 例えば、 セレコキシブ, 口フエコキシブ, アスピリン等のサリ チル酸誘導体, ジクロフエナック, インドメタシン, ロキソプロフェン等] 、 シ グナル伝達阻害薬、 スクアレンエポキシダ一ゼ阻害薬 〔例、 N B— 5 9 8および 類縁化合物等〕 、 ステロイド薬 [デキサメサゾン、 へキセストロール、 メチマゾ ール、 ベ夕メサゾン、 トリアムシノロン、 トリアムシノロンァセトニド、 フルォ シノニド、 フルオシノロンァセトニド、 プレドニゾロン、 メチルプレドニゾロン、 酢酸コルチゾン、 ヒドロコルチゾン、 フルォロメトロン、 プロピオン酸べクロメ 夕ゾン、 エストリオールなど]、 ダイアセリン、 ニコチン酸、 その誘導体および 類縁体 〔例、 ァシピモックスおよびプロブコール〕 、 ニセロゴリン、 ネフ口一 ゼ症候群治療薬:プレドニゾロン (プレドニン) , コハク酸プレドニゾロンナト リウム (プレドニン) , コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム (ソル ·メド ロール) , ベタメタゾン (リンデロン) 、 ジピリダモール (ベルサンチン) , 塩 酸ジラゼプ (コメリアン) 、 チクロピジン、 クロピドグレル、 F X a阻害剤等の 抗血小板薬ならびに抗凝固薬、 バルピタール系抗癍攣薬あるいは麻酔薬 (フエノ バルピタール、 メホバルビタール、 メタルビ夕一ル等) 、 パーキンソン病治療薬 (例、 L—ドーパ等) 、 ヒスタミン受容体遮断薬 (シメチジン、 ファモチジン 等) 、 ヒダントイン系抗痙攣薬 (フエニトイン、 メフエエトイン、 エトトイン 等) 、 ヒドロキシカム、 フイブレート類 〔例、 クロフイブレート、 ベンザフイブ レート、 ジェムフィプロジル等〕 、 プロスタグランジン類、 メゲストロール酢酸、 胃 ·十二指腸潰瘍治療薬治療薬: -制酸剤 〔例、 ヒスタミン H 2拮抗薬 (シメチジ ン等) 、 プロトンポンプ阻害薬 (ランソプラゾール等) など〕 、 炎症性メデイエ 一夕一作用抑制薬、 冠血管拡張薬:二フエジピン, ジルチアゼム, ニコラジル, 哑硝酸剤など、 感染症治療薬: [例、 抗生物質製剤 (塩酸セファチアム、 塩酸セ フォゾプラン、 アンピシリンなど) 、 化学療法剤 (サルファ剤、 合成抗菌剤、 抗
ウィルス剤など) 、 生物学的製剤 (ワクチン類、 免疫グロブリンなどの血液製剤 類) など]など、 肝臓疾患治療薬: グリチルリチン製剤 〔例、 強力ミノファーゲ ン等〕 、 肝水解物、 SH化合物 〔例、 ダル夕チオン等〕 、 特殊アミノ酸製剤 〔例、 アミノレバン等〕 、 リン脂質 〔例、 ポリェンホスファチジルコリン等〕 、 ビ夕ミ ン類 〔例、 ビ夕ミン81, 82,86, 812,じ等〕 、 副腎皮質ホルモン 〔例、 デキサメ夕ゾ ン、 ベタメタゾン等〕 、 インターフェロン 〔例、 インターフェロンひ、 /3等〕 、 肝生脳症治療薬 〔例、 ラクッロース等〕 、 食道、 胃静脈瘤破裂時に用いられる止 血剤 〔例、 バソプレツシン、 ソマトス夕チン等〕 など、 関節炎治療薬、 筋弛緩薬 [プリジノール、 ッポクラリン、 パンクロ二ゥム、 塩酸トルペリゾン、 カルバミ ン酸クロルフエネシン、 バクロフェン、 クロルメザノン、 メフエネシン、 クロゾ キサゾン、 エペリゾン、 チザニジンなど]、 血管拡張薬 [ォキシフエドリン、 ジル チアゼム、 トラゾリン、 へキソベンジン、 バメタン、 クロ二ジン、 メチルドパ、 グアナべンズなど]、 血管収縮薬 [ドパミン、 ドブタミ: デノパミンなど]、 血小 板凝集抑制剤 (ォザダレル等) 、 血栓形成予防 ·治療薬:血液凝固阻止薬 〔例、 へパリンナトリウム, へパリンカルシウム, ヮルフアリンカルシウム (ヮーファ リン) , X a阻害薬〕 , 血栓溶解薬 〔例、 t P A, ゥロキナーゼ〕 , 抗血小板薬 〔例、 アスピリン, スルフィンピラゾ口 (アンツーラン) , ジピリダモール (ぺ ルサンチン) , チクロビジン (パナルジン) , シロス夕ゾ一ル (プレタール) , G P I Ib/I I Ia拮抗薬 (レオプロ) 〕 、 抗うつ薬 [イミプラミン、 クロミプラミン、 ノキシプチリン、 フェネ^/ジン、 塩酸アミトリプチリン、 塩酸ノルトリプチリン、 ァモキサピン、 塩酸ミアンセリン、 塩酸マプロチリン、 スルピリド、 マレイン酸 フルボキサミン、 塩酸トラゾドンなど]、 抗てんかん薬 [ギヤバペンチン、 フエ二 トイン、 エトサクシミド、 ァセ夕ゾラミド、 クロルジァゼポキシド、 トリぺ夕ジ オン、 カルバマゼピン、 フエノバルビタール、 プリミドン、 スルチアム、 パルプ 口酸ナトリウム、 クロナゼパム、 ジァゼパム、 ニトラゼパムなど]、 抗アレルギ
—薬 [ジフェンヒドラミン、 クロルフエ二ラミン、 トリべレナミン、 メトジラミ ン、 クレミブール、 ジフエ二ルビラリン、 メトキシフエナミン、 クロモグリク酸 ナトリウム、 トラニラスト、 レビリナスト、 アンレキサノクス、 イブジラスト、 ケトチフェン、 テルフエナジン、 メキタジン、 アセラスチン、 ェピナスチン、 塩
酸ォザダレル、 プランルカスト水和物、 セラ,トロダスト、 フエキソフエナジン、 ェバスチン、 ブシラミン、 ォキサトミド、 強力ネオミノファーゲンシー、 トラネ キサム酸、 フマル酸ケトチフェンなど]、 抗コリン剤 (例えば、 臭化ィプラト口 ピウム、 臭化フルト口ピウム、 臭化ォキシトロピウムなど) 、 、 抗パーキンソン 薬 (ドーパミン、 レポドパ等) 、 抗リウマチ薬、 抗炎症剤 (例えば、 アスピリン、 ァセトァミノフェン、 ジクロフェナクナトリウム、 イブプロフェン、 インドメタ シン、 ロキソプロフェンナトリウム、 デキサメタゾンなど) 、 抗凝血薬および抗 血小板薬 [クェン酸ナトリウム、 活性化プロテイン 組織因子経路阻害剤、 アン チトロンビン I I I、 ダルテパリンナトリウム、 アルガトロバン、 ガべキサ一ト、 ォザクレルナトリウム、 ィコサペント酸ェチル、 ベラプロストナトリウム、 アル プロス夕ジル、 ペントキシフィリン、 チソキナーゼ、 ストレプトキナーゼ、 へパ リンなど]、 抗凝固療法剤 〔ジピリダモール (ベルサンチン) , 塩酸ジラゼプ (コメリアン) 、 チロピジン、 クロビドグレル、 X a阻害剤〕 、 抗菌薬 [①サル ファ剤 [スルファメチゾ一ル、 スルフイソキサゾール、 スルファモノメトキシン、 スルファメチゾール、 サラゾスルフアビリジン、 スルフアジアジン銀など]、 ② キノリン系抗菌薬 [ナリジクス酸、 ピぺミド酸三水和物、 エノキサシン、 ノルフ ロキサシン、 オフロキサシン、 トシル酸トスフロキサシン、 塩酸シプロフロキサ シン、 塩酸ロメフロキサシン、 スバルフロキサシン、 フレロキサシンなど]、 ③ 抗結核薬 [イソ二アジド、 エタンプトール (塩酸エタンプトール) 、 パラアミノ サリチル酸 (パラァミノサリチル酸カルシウム) 、 ピラジナミド、 ェチォナミド、 プロチォナミド、 リファンピシン、 硫酸ストレプトマイシン、 硫酸カナマイシン、 サイクロセリンなど]、 ④抗抗酸菌薬 [ジァフエニルスルホン、 リファンピシリン など]、 ⑤抗ウィルス薬 [イドクスゥリジン、 ァシクロビル、 ビ夕ラビン、 ガンシ クロビルなど]、 ⑥抗 H I V薬 [ジドブジン、 ジダノシン、 ザルシ夕ビン、 硫酸ィ ンジナビルエタノール付加物、 リトナビルなど]、 ⑦抗スピロへ一夕薬、 ⑧抗生 物質 [塩酸テトラサイクリン、 アンピシリン、 ピぺラシリン、 ゲン夕マイシン、 ジべカシン、 カネンドマイシン、 リビドマイシン、 トブラマイシン、 アミカシン、 フラジオマイシン、 シソマイシン、 テトラサイクリン、 ォキシテトラサイクリン、 ロリテトラサイクリン、 ドキシサイクリン、 アンピシリン、 ピぺラシリン、 チカ
ルシリン、 セファロチン、 セファピリン、 セファロリジン、 セファクロル、 セフ ァレキシン、 セフロキサジン、 セフアドロキシル、 セフアマンドール、 セフォト アム、 セフロキシム、 セフォチアム、 セフォチアムへキセチル、 セフロキシムァ キセチル、 セフジニル、 セフジトレンピポキシル、 セフ夕ジジム、 セフピラミド、 セフスロジン、 セフメノキシム、 セフポドキシムプロキセチル、 セフピロム、 セ ファゾプラン、 セフエピム、 セフスロジン、 セフメタゾ一ル、 セフミノクス、 セ フォキシチン、 セフブペラゾン、 ラタモキナセフ、 フロモキセフ、 セファゾリン、 セフォタキシム、 セフオペラゾン、 セフチゾキシム、 モキサラクタム、 チェナマ イシン、 スルファゼシン、 ァズスレオナムまたはそれらの塩、 グリセオフルビン、 ランカシジン類 〔ジャーナル ·ォブ ·アンチバイオティックス (J.
Ant ib iot i cs) , 3 8, 8 7 7 - 8 8 5 ( 1 9 8 5 ) 〕 など] セフィキシム、 レ ボフロキサシン]、 抗血栓剤 (アルガトロバン等) 、 抗原虫薬 [メトロニダゾ一ル、 チニダゾール、 クェン酸ジェチルカルバマジン、 塩酸キニーネ、 硫酸キニーネな ど]、 抗腫瘍薬 [ 6—〇一 (N—クロロアセチルカルバモイル) フマギロール、 ブ レオマイシン、 メ卜トレキサー卜、 ァクチノマイシン D、 マイトマイシン C、 ダ ウノルビシン、 アドリアマイシン、 ネオカルチノスタチン、 シトシンァラビノシ ド、 フルォロウラシル、 テトラヒドロフリル一 5—フルォロウラシル、 ピシバニ —ル、 レンチナン、 レバミゾール、 べス夕チン、 アジメキソン、 グリチルリチン、 塩酸ドキソルビシン、 塩酸アクラルビシン、 塩酸ブレオマイシン、 硫酸へプロマ イシン、 硫酸ビンクリスチン、 硫酸ビンブラスチン、 塩酸イリノテカン、 シクロ フォスフアミド、 メルファラン、 ズスルファン、 チォテパ、 塩酸プロカルバジン、 シスブラチン、 ァザチォプリン、 メルカプトプリン、 テガフール、 カルモフール、 シタラビン、 メチルテストステロン、 プロピオン酸テストステロン、 ェナント酸 テストステロン、 メピチォスタン、 ホスフェストロール、 酢酸クロルマジノン、 酢酸ェュ一プリン、 酢酸ブセレリンなど]、 抗真菌薬 [①ポリエチレン系抗生物質 (例、 アムホテリシン B、 ナイス夕チン、 トリコマイシン) 、 ②グリセオフルビ ン、 ピロ一ルニトリンなど、 ③シトシン代謝拮抗薬 (例、 フルシトシン) 、 ④ィ ミダゾール誘導体 (例、 ェコナゾール、 クロトリマゾール、 硝酸ミコナゾール、 ビホナゾ一ル、 クロコナゾール) 、 ⑤トリアゾール誘導体 (例、 フルコナゾール、
イトラコナゾール、 ァゾール系化合物 〔2— 〔 ( 1 R, 2 R) 一 2— ( 2 , 4一 ジフルオロフェニル) _ 2—ヒドロキシ— 1 _メチル一 3— ( 1 H - 1 , 2 , 4 —トリァゾ一ルー 1一ィル) プロピル〕 一 4— 〔4— ( 2 , 2 , 3, 3—テトラ フルォロプロポキシ) フエ二ルー 3— ( 2 H, 4 H) - 1 , 2 , 4一トリァゾロ ン〕 、 ⑥チォ力ルバミン酸誘導体 (例、 トリナフトール) 、 ⑦ェキノカンジン系 誘導体 (例、 カスポファンギン、 F K— 4 6 3、 V—ェキノカンシン) など]、 抗精神病薬 [塩酸クロルプロマジン、 プロクロルペラジン、 トリフロペラジン、 塩酸チオリダジン、 マレイン酸ペルフエナジン、 ェナント酸フルフエナジン、 マ レイン酸プロクロルペラジン、 マレイン酸レポメプロマジン、 塩酸プロメタジン、 ハロペリドール、 ブロムペリドール、 スピペロン、 レセルピン、 塩酸クロカプラ ミン、 スルピリド、 ゾテピンなど]、 抗潰瘍薬 [メタクロプロミド、 塩酸ヒスチジ ン、 ランソプラゾール、 メトクロブラミド、 ピレンゼピン、 シメチジン、 ラニチ ジン、 ファモチジン、 ゥロガストリン、 ォキセサゼイン、 プログルミド、 オメプ ラゾール、 スクラルフアート、 スルピリド、 セトラキサート、 ゲファルナート、 アルジォキサ、 テプレノン、 プロスタグランジンなど]、 抗糖尿病用剤 (例えば、 ピオグリタゾン、 ナテグリニド、 ポグリボース、 ァカルポースなど) 、 抗肥満 薬 (マジンドールなど) 、 抗リューマチ薬など、 抗不安薬 [ジァゼパム、 ロラゼ パム、 ォキサゼパム、 クロルジァゼポキシド、 メダゼバム、 ォキサゾラム、 クロ キサゾラム、 クロチアゼパム、 プロマゼパム、 ェチゾラム、 フルジァゼパム、 ヒ ドロキシジンなど]、 抗不整脈薬:ジソピラミド、 リドカイン、 硫酸キニジン、 酢酸フレカイニド、 塩酸メキシレチン、 塩酸アミオダロン、 および )3遮断薬、 C a拮抗薬など、 抗喘息薬 [塩酸イソプレナリン、 硫酸サルブ夕モール、 塩酸プロ 力テロール、 硫酸テルブ夕リン、 塩酸トリメトキノール、 塩酸ッロブテロール、 硫酸オルシプレナリン、 臭化水素酸フエノテロール、 塩酸エフェドリン、 臭化ィ プロトロピウム、 臭化ォキシトロピウム、 臭化フルト口ピウム、 テオフィリン、 アミノフィリン、 クロモグリク酸ナトリウム、 トラニラスト、 レピリナスト、 ァ ンレキサノン、 イブジラスト、 ケトチフェン、 テルフエナジン、 メキ夕ジン、 ァ ゼラスチン、 ェピナスチン、 塩酸ォザダレル、 プランルカスト水和物、 セラトロ ダスト、 デキサメタゾン、 プレドニゾロン、 ヒドロコルチアオン、 プロピオン酸
ベクロべ夕ゾン、 プロピオン酸フルチ力ゾン、 プロピオン酸べクロメタゾン、 プ ロカテロール、 など]、 甲状腺機能低下症治療薬 〔乾燥甲状腺 (チレオイド) , レポチロキシンナトリウム (チラ一ジン S ) , リオチロニジンナトリウム (サイ 口ニン、 チロミン) ; ネフローゼ症候群治療薬:プレドニゾロン (プレドニ ン) , コハク酸プレドニゾロンナトリウム (プレドニン) , コハク酸メチルプレ ドニゾロンナトリウム (ソル 'メドロール) , ベタメ夕ゾン (リンデロン) 〕 、 高血圧治療薬 [①交感神経抑制薬 [ α 2刺激薬 (例、 クロ二ジン、 グアナべンズ、 グアンファシン、 メチルドパなど) 、 神経節遮断薬 (例、 へキサメトニゥム、 ト リメタフアンなど) 、 シナプス前遮断剤 (例、 アルサ一ォキシロン、 ジメチルァ ミノレセルピナ一ト、 レシナミン、 レセルピン、 シロシンゴピンなど) 、 ニュー ロン遮断薬 (例、 ベタ二ジン、 グァネチジンなど) 、 α ΐ遮断薬 (例、 ブナゾシ ン、 ドキサゾシン、 プラゾシン、 テラゾシン、 ゥラピジルなど) 、 遮断薬 (例、 プルプラノロール、 ナドロ一ル、 チモロ一ル、 二プラジロール、 ブニトロロール、 インデノロール、 ペンブト口一ル、 カルテオロール、 カルベジロール、 ピンドロ ール、 ァセブトロール、 ァテノロ一ル、 ピソプロロール、 メトプロロール、 ラベ 夕ロール、 ァモスラロ一ル、 ァロチノロールなど) など、 ②血管拡張薬 [カルシ ゥムチャンネル拮抗薬 (例、 マニジピン、 二カルジピン、 二ルバジピン、 二ソル ジピン、 ニトレンジピン、 ベニジピン、 アムロジピン、 ァラニジピンなど) 、 フ ' 夕ラジン誘導体 (例、 ブトララジン、 力ドララジン、 ェカラジン、 ヒドララジン、 トドララジンなど) など]、 ③ ACE阻害薬 [ァラセプリル、 カプトプリル、 シラザ プリル、 デラプリル、 ェナラプリル、 リジノプリル、 テモカプリル、 トランドラ プリル、 キナプリル、 イミダブリル、 べナゼプリル、 ベリンドプリルなど]、 ④ Al l拮抗薬 [口サルタン、 カンデサルタン、 バルサルタン、 テルミサルタン、 ィル ベサルタン、 フォラサルタンなど]、 ⑤利尿薬 (例えば前述の利尿薬など) ]、 高血圧治療薬:利尿薬 〔例、 フロセミド (ラシックス) , ブメ夕ニド (ルネト口 ン) , ァゾセミド (ダイアート) 〕 , 降圧薬 〔例、 A C E阻害薬、 (マレイン酸 ェナラプリル (レニベース) など) 及び C a拮抗薬 (マニジピン、 アムロジピン など) 、 αまたは /3受容体遮断薬など〕 、 高脂血症治療薬 [ G- CoA還元酵素阻害 薬 (例、 フルパスタチン、 セリバス夕チン、 アトルバスタチンなど)、 フィブラ一
ト系薬剤 (例、 シンフイブラート、 クロフイブラートアルミニウム、 クリノフィ ブラ一ト、 フエノフイブラートなど) 、 陰イオン交換樹脂 (例、 コレスチラミド など) 、 ニコチン酸製剤 (例、 ニコモール、 ニセリトロール、 ニコチン酸トコフ エロールなど) 、 多価不飽和脂肪酸誘導体 (例、 ィコサペント酸ェチル、 ポリエ ンフォスファチジルコリン、 メリナミドなど) 、 植物ステロール (例、 ガンマ— オリザノール、 ソイステロールなど) 、 エラス夕一ゼ、 デキストラン硫酸ナトリ ゥム、 スクワレン合成酵素阻害薬、 CETP阻害薬、 2—クロ口— 3— 〔4一 (2- メチル—2 _フエニルプロボキシ) フエニル〕 プロピオン酸ェチル 〔ケミカル · アンド 'ファ一マシューティカル 'ブレティン (Chem. Pharm. Bull) , 38, 2792-2796 (1990) 〕 など]、 骨疾患治療薬:カルシウム製剤
(例、 炭酸カルシウム等) 、 カルシトニン製剤、 活性型ビタミン D3 製剤 (例、 アルファカルシドール (アルファロ一ルなど) 、 カルシトリオール (口カルト口 ール) 等) 、 性ホルモン類 (例、 エストロゲン, エストランジオール等) 、 ホル モン製剤 〔例、 結合型エストロゲン (プレマリン) など〕 、 イブリフラボン製剤 (オステンなど) 、 ビタミン K2 、 ビタミン Κ2 製剤 〔例、 メナテトレノン (グ ラゲ一) など〕 、 ビスホスホン酸系製剤 (ェチドロネ一卜など) 、 プロスタグラ ンジン Ε2、 フッ素化合物 (例、 フッ化ナトリウム等) 、 骨形成タンパク (ΒΜ Ρ) 、 線維芽細胞増殖因子 (FGF) 、 血小板由来増殖因子 (PDGF) 、 トラ ンスフォーミング成長因子 (TGF-^) 、 インスリン様成長因子— 1及び 2 (I GF- 1, -2) 、 副甲状腺ホルモン (PTH) 、 ヨーロッパ出願公開 EP
-A 1 - 376197号公報, EP—A 1—460488号公報および EP— A 1 - 719782号公報記載の化合物 (例、 (2R.4S)-(-)-N-[4- (diethoxyphosphorylmethyl)phenyl]-l, 2, 4, 5-tetrahydro-4-methyl-7, 8 - methylenedioxy - 5 - oxo - 3 - benzothiepin - 2 - carboxamide等) なと、 脂溶性ヒタミ ン薬 [①ビタミン A類: ビタミン 、 ビタミン A 2 およびパルミチン酸レチノ ール、 ②ビタミン D類: ビタミン 、 D2、 D3、 D4 および D5 、 ③ビタミ ン E類: ひ一トコフエロール、 )3—トコフエロール、 アートコフエロール、 <5— トコフエロール、 ニコチン酸 dl— α—トコフエロール、 ④ビタミン Κ類: ビ夕ミ ン1^、 Κ2、 Κ, および 、 ⑤葉酸 (ビタミン Μ) など]、 ビタミン誘導体
[ビタミンの各種誘導体、 例えば、 5, 6 _トランス—コレカルシフエロール、 2 , 5—ヒドロキシコレカルシフエロール、 1—α—ヒドロキシコレカルシフエ ロールなどのビタミン D 3 誘導体、 5 , 6—トランス—ェルゴカルシフエロール 等のビタミン D 2 誘導体など]、 疾患修飾性抗リウマチ薬および免疫抑制薬 [例え ば、 メソトレキセイト, レフルノミド, プログラフ, スルフアサラジン, D—ぺ ニシラミン, 経口金剤]、 昇圧薬 [ドパミン、 ドブ夕ミン、 デノパミン、 ジギトキ シン、 ジゴキシン、 メチルジゴキシン、 ラナトシド(3、 G _スト口ファンチンな ど]、 心筋保護薬:心臓 A T P— K用 開口薬、 N a - H交換阻害薬、 エンドセ リン拮抗薬、 ゥロテンシン拮抗薬など、 心不全治療薬 [強心薬 (例、 ジギトキシ ン、 ジゴキシン、 メチルジゴキシン、 ラナトシド(:、 プロスシラリジンなど) 、 α、 )3刺激薬 (例、 ェピネフリン、 ノルェピネフリン、 イソプロテレノール、 ド パミン、 ドカルパミン、 ドブ夕ミン、 デノパミンなど) 、 ホスホジエステラーゼ 阻害薬 (例、 アムリノン、 ミルリノン、 塩酸オルプリノンなど) カルシウムチヤ ンネル感受性増強薬 (例、 ピモベンタンなど) 、 硝酸薬 (例、 ニトログリセリン、 硝酸イソソルビドなど) 、 ACE阻害薬 (例えば前述の ACE阻害薬など) 、 利尿薬 (例えば前述の利尿薬など) 、 カルペリチド、 ュビデカレノン、 ベスナリノン、 アミノフィリンなど]、 神経栄養因子、 腎不全 '腎症治療薬、 生物製剤 [例えば、 モノクロナ一ル抗体 (例、 抗 TN F—ひ抗体, 抗 I L— 1 2抗体, 抗 I L— 6抗 体, 抗 I C AM— I抗体, 抗 C D 4抗体等) 、 可溶性レセプ夕一 (例、 可溶性 T N F— αレセプ夕一等) 、 タンパク性リガンド ( I L _ Iリセプ夕ーアンタゴニ スト等) ]、 胆汁酸結合榭脂 〔例、 コレスチラミン、 コレスチポール等〕 、 胆 道疾患治療薬:催胆薬 〔例、 デヒドロコール酸等〕 、 排胆剤 〔例、 硫酸マグネシ ゥム等〕 など、 中枢神経系作用薬:抗不安薬、 催眠鎮静薬、 麻酔薬、 鎮けい薬、 自律神経薬、 抗パーキンソン薬およびその他の精神神経用薬など、 鎮咳 ·去たん 薬 [塩酸エフェドリン、 塩酸ノス力ピン、 リン酸コディン、 リン酸ジヒドロコデ イン、 塩酸イソプロテレノール、 塩酸エフェドリン、 塩酸メチルエフェドリン、 塩酸ノス力ピン、 ァロクラマイド、 クロルフエジァノール、 ピコべリダミン、 ク 口ペラスチン、 プロトキロール、 イソプロテレノール、 サルブ夕モール、 テレプ タリン、 ォキシぺテバノール、 塩酸モルヒネ、 臭化水素酸デキストロペトルファ
ン、 塩酸ォキシコドン、 リン酸ジモルフアン、 ヒベンズ酸チぺピジン、 クェン酸 ペントキシベリン、 塩酸クロフエダノール、 ベンゾナテート、 グァイフェネシン、 塩酸ブロムへキシン、 塩酸アンプ口キソ一ル、 ァセチルシスティン、 塩酸ェチル システィン、 力ルポシスティンなど]、 鎮静薬 [塩酸クロルプロマジン、 硫酸アト 口ピン、 フエノバルビタール、 ノ'ルビタール、 ァモバルビ夕一ル、 ペントバルビ タール、 チォペンタールナトリウム、 チアミラールナトリウム、 ニトラゼパム、 エスタゾラム、 フルラザバム、 ハロキサゾラム、 トリァゾラム、 フルニトラゼパ ム、 ブロムヮレリル尿素、 抱水クロラール、 トリクロホスナトリウムなど]、 鎮 痛剤および消炎剤 [例えば、 中枢性鎮痛剤 (例、 モルフイン, コディン, ペン夕 ジシン等) 、 ステロイド剤 (例、 プレドニゾロン, デキサメタゾン, ベタメタゾ ン等) 、 消炎酵素剤 (例、 プロメルシン, リゾチーム, プロクタ一ゼ等) :!、 糖 尿病治療薬 [スルホニル尿素剤 (例、 トルプ夕ミド、 クロルプロパミド、 グリク ロビラミド、 ァセトへキサミド、 トラザミド、 ダリベンクラミド、 ダリブゾール など) 、 ビグアナイド剤 (例、 塩酸メトホルミン、 塩酸ブホルミンなど) 、 ひ— ダルコシダーゼ阻害薬 (例、 ボグリポース、 ァカルボースなど) 、 インスリン抵 抗性改善薬 (例、 ピオダリ夕ゾン、 トロダリ夕ゾンなど) 、 インスリン、 グルカ ゴン、 糖尿病性合併症治療薬 (例、 ェパルレスタツト、 チォクト酸など) 、 ァク トス、 口ジグリ夕ゾン、 キネダック, ベンフィル, ヒユーマリン, オイダルコン, グリミクロン, ダオニール, ノポリン, モノ夕一ド, インシュリン類, ダルコバ ィ, ジメリン, ラスチノン, バシルコン, デァメリン S , イスジリン類など]、 脳機能賦活薬 (例、 イデべノン、 ビンポセチン等) 、 泌尿器 ·男性性器疾患治療 薬: [例、 前立腺肥大症治療薬 (塩酸タムスロシン、 塩酸プラゾシン、 酢酸クロ ルマジノンなど) 、 前立腺がん (酢酸リュープロレリン、 酢酸ゴセレリン、 酢酸 クロルマジノンなど) ]など、 非ステロイド性抗炎症薬 [ァセトァミノフェン、 フ ェナセチン、 ェテンザミド、 スルピリン、 アンチピリン、 ミグレニン、 ァスピリ ン、 メフエナム酸、 フルフエナム酸、 ジクロフエナックナトリウム、 ロキソプロ フェンナトリウム、 フエ二ルブタゾン、 インドメタシン、 イブプロフェン、 ケト プロフェン、 ナプロキセン、 ォキサプロジン、 フルルビプロフェン、 フェンブフ ェン、 プラノプロフェン、 フロク夕フェニン、 ェピリゾ一ル、 塩酸チアラミド、
ザルトプロフェン、 メシル酸ガべキサート、 メシル酸力モスタツト、 ゥリナス夕 チン、 コルヒチン、 プロベネジド、 スルフィンピラゾン、 ベンズブロマロン、 ァ 口プリノール、 金チオリンゴ酸ナトリウム、 ヒアルロン酸ナトリウム、 サリチル 酸ナトリウム、 塩酸モルヒネ、 サリチル酸、 アト口ピン、 スコポラミン、 モルヒ ネ、 ペチジン、 レボルフアイノール、 ケトプロフェン、 ナプロキセン、 ォキシモ ルフォンまたはその塩など]、 頻尿 ·尿失禁治療薬 [塩酸フラボキサートなど]、 不安定プラーク安定化薬 [ MM P阻害薬、 キマ一ゼ阻害薬など]、 不整脈治療薬 [ナトリウムチャンネル遮断薬 (例、 キニジン、 プロ力インアミド、 ジソピラミ ド、 アジマリン、 シベンゾリン、 リドカイン、 ジフエ二ルヒダントイン、 メキシ レチン、 プロパフェソン、 フレカイニド、 ピルジカイニド、 フエニトインなど) 、 ]3遮断薬 (例、 プロブラノロ一ル、 アルプレノロール、 プフエトロール、 オクス プレノロ一ル、 ァテノール、 ァセブトロール、 メトプロロール、 ピソプロロール、 ピンドロール、 カルテオロール、 ァロチロールなど) 、 カリウムチャンネル遮断 薬 (例、 アミオダロンなど) 、 カルシウムチェンネル遮断薬 (例、 ベラパミル、 ジルチアゼムなど) など]、 婦人科疾患治療薬: [例、 更年期障害治療薬 (結合型 エストロゲン、 エストラジオール、 ェナント酸テストステロン ·吉草酸エストラ ジオールなど)、 乳癌治療薬 (クェン酸夕モキシフェンなど) 、 子宮内膜症 ·子 宮筋腫治療薬 (酢酸リュープロレリン、 ダナゾールなど) ]など、 麻酔薬 [ a . 局 所麻酔薬 [塩酸コカイン、 塩酸プロ力イン、 リドカイン、 塩酸ジブ力イン、 塩酸 テトラカイン、 塩酸メピバ力イン、 塩酸ブピバ力イン、 塩酸ォキシブプロ力イン、 ァミノ安息香酸ェチル、 ォキセサゼイン]など]、 . 全身麻酔薬 [①吸入麻酔薬 (例、 エーテル、 ハロタン、 亜酸化窒素、 インフルラン、 ェンフルラン) 、 ②静 脈麻酔薬 (例、 塩酸ケ夕ミン、 ドロペリドール、 チォペンタールナトリウム、 チ アミラールナトリウム、 ペントバルビタール) など] ]、 麻薬拮抗薬 [レバロルフ アン、 ナロルフイン、 ナロキソンまたはその塩など]、 慢性心不全治療薬:強心 薬 〔例、 強心配糖体 (ジゴキシンなど) 、 3受容体刺激薬 (デノバミンおよびド ブタミンなどのカテコラミン製剤) および P D E阻害薬など〕 、 利尿薬 〔例、 フ 口セミド (ラシックス) 、 スピロノラクトン (アルダクトン) 、 ブメタニド (ル ネトロン) 、 ァゾセミド (ダイアート) など〕 , A C E阻害薬、 〔例、 マレイン
酸ェ~ ^ラプリル (レニべ一ス) など〕 、 C a拮抗薬 〔例、 アムロジピン、 マニジ ピンなど〕 および ]3受容体遮断薬など、 免疫調節薬 [シクロスポリン、 夕クロリ ムス、 ダスペリムス、 ァザチォプリン、 抗リンパ血清、 乾燥スルホ化免疫グロブ リン、 エリスロポイエチン、 コロニー刺激因子、 インターロイキン、 インターフ ェロンなど]、 利尿薬 [サイァザイド系利尿薬 (ベンチルヒドロクロ口チアジド、 シクロペンチアジド、 ェチアジド、 ヒドロクロ口チアジド、 ヒドロフルメチアジ ド、 メチクロチアジド、 ペンフルチアジド、 ポリチアジド、 トリクロルメチアジ ドなど) 、 ループ利尿薬 (クロル夕リドン、 クロフエナミド、 インダパミド、 メ フルシド、 メチクラン、 ソトラゾン、 トリノ ミド、 キネ夕ゾン、 メトラゾン、 フ ロセミド、 メフルシドなど) 、 カリウム保持性利尿薬 (スピロノラクトン、 トリ アムテレンなど) ]、 勃起不全薬 (バイアグラ、 アポモルフインなど) などが挙 げられる。
これらの薬物は、 別々にあるいは同時に、 薬理学的に許容されうる担体、 賦形剤、 結合剤、 希釈剤などと混合して製剤化し、 経口的にまたは非経口的に投与するこ とができる。 薬物を別々に製剤化する場合、 別々に製剤化したものを使用時に希 釈剤などを用いて混合して投与することができるが、 別々に製剤化した個々の製 剤を、 同時に、 あるいは時間差をおいて別々に、 同一対象に投与してもよい。 別々に製剤化したものを使用時に希釈剤などを用いて混合して投与するためのキ ット製品 (例えば、 粉末状の個々の薬物を含有するアンプルと 2種以上の薬物を 使用時に混合して溶解するための希釈剤などを含有する注射用キットなど) 、 別々に製剤化した個々の製剤を、 同時に、 あるいは時間差をおいて別々に、 同一 対象に投与するためのキット製品 (例えば、 個々の薬物を含有する錠剤を同一ま たは別々の袋に入れ、 必要に応じ、 薬物を投与する時間の記載欄を設けた、 2種 以上の錠剤を同時にあるいは時間差をおいて別々に投与するための錠剤用キット など) なども本発明の医薬組成物に含まれる。
上記医薬組成物を心臓、 腎臓、 肝臓、 骨髄などの臓器を移植する場合の移植片 対宿主病および Zまたは拒絶反応の予防 ·治療剤として用いる場合は、 移植の 3 日まえから投与され、 移植後においても連続的に投与される。 本医薬組成物の 1 日あたりの投与量は、 患者の状態や体重、 投与の方法により異なるが、 経口投与
の場合成人 (体重 50Kg) 1人当たり活性成分 [化合物 (I) 、 (1 1) 、 (III) , (IV) , (I e) ] として、 約 5から 100 Omg、 好ましくは約 10から 60 Omgであり、 さらに好ましくは約 10〜30 Omgであり、 とり わけ好ましくは約 15〜15 Omgであり、 1日当たり 1回又は 2から 3回にわ けて投与される。 また、 この場合、 他の臓器移植時における移植片対宿主病およ び/または拒絶反応の抑制剤と組み合わせて用いてもよい。 上記式 (I) 、 (I I) 、 (III) 、 (IV) および (e l) で表される化合物またはその塩と組み合 わせて用いられる、 臓器移植時における移植片対宿主病および Zまたは拒絶反応 の抑制剤の具体的な例としては、 シクロスポリン、 夕クロリムス、 ラバマイシン、 ステロイド、 ァザチォプリン、 ミコフエノール酸モフエチル、 ミゾリビンなどが 挙げられる。 これらの薬剤を組み合わせて用いる場合に、 1つの薬剤がその他の 薬剤の代謝に影響を及ぼすときには、 各薬剤の投与量は適宜調整されるが、 一般 的には、 各薬剤の単剤投与の時の投与量が用いられる。
上記式 (I) 、 (1 1) 、 (III) 、 (IV) および (e l) で表される化合物ま たはその塩を臓器移植時における移植片対宿主病および Zまたは拒絶反応の抑制 剤以外の対象疾患に用いる場合の 1日当たりの投与量は、 対象疾患の種類、 患者 の状態や体重、 投与の方法により異なるが、 経口投与の場合成人 (体重 50K g) 1人当たり活性成分 [化合物 (I) 、 (1 1) 、 (ΙΠ) 、 (IV) 、 (I e) ] として約 5から 100 Omg、 好ましくは約 10から 60 Omgであり、 ' さらに好ましくは約 10〜30 Omgであり、 とりわけ好ましくは約 15〜 15 Omgであり、 1日当たり 1を 1回又は 2から 3回にわけて投与する。 また、 他 の薬剤とを組み合わせて用いる場合、 他の薬剤の投与量は、 例えば通常の投与量 の約 1Z200ないし 1Z2以上、 約 2ないし 3倍以下の範囲で適宜選択される。 さらに、 2種またはそれ以上の薬剤を組み合わせて用いる場合に、 ある 1つの薬 剤がその他の薬剤の代謝に影響を及ぼすときには、 各薬剤の投与量は適宜調整さ れるが、 一般的には、 各薬剤の単剤投与の時の投与量が用いられる。 以下に実施例、 参考例、 実験例、 製剤例を示し、 本願発明をさらに詳しく説明 する。 しかし、 これらは、 単なる例であって本発明を何ら限定するものではない。
以下に記載の遺伝子操作法は、 成書 (Maniat is ら、 モレキュラー ·クロー二 ング、 Cold Spr ing Harbor Laboratory, 1 9 8 9年) に記載されている方法も しくは試薬の添付プロ卜コールに記載されている方法に従った。
以下の参考例、 実施例において、 カラムクロマトグラフィー用充填剤は特に記 載しているもの以外についてはメルク社シリカゲル 60 (70- 230または 230-400メッ シュ)を用いた。 NMRスぺクトルはテトラメチルシランを内部基準としてバリ アン社 Gemini- 200 (200MHz)を用いて測定した。 参考例 1-1
t-ブチル 4- (2-エトキシ- 2-ォキソェチリデン) -卜ピペリジンカルポキシラート ジェチルホスホリル酢酸ェチル(28. 3g)のテトラヒドロフラン(200mL)溶液に 60%水素化ナトリゥム(4. 82g)を氷冷下加え 30分攪拌後、 N-ブトキカルボニル -4 - ピペリドン(20g)のテトラヒドロフラン(200mL)溶液を滴下し、 室温にて 22時間攪 拌した。 反応終了後、 水(200mL)を加え酢酸ェチルで抽出した。 抽出液を飽和食 塩水で洗浄、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 濃縮して得られる残留物をシリカ ゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 へキサン/酢酸ェチル (6/1)溶出部よ り表題化合物 (27. 3g, 100%)を無色粉末として得た。
Ή NMR (CDC13 ) δ 1. 28 (3H, t, J=7.4Hz) , 1. 47 (9H, s) , 2. 24-2. 33 (2H, m) , 2. 90-2. 98 (2H, m) , 3. 43-3. 55 (4H, m) , 4. 16 (2H, q, J=7. 4Hz) , 5. 70-5. 73 (1H, m) .
参考例卜 2
[1 - (メチルスルホニル) -4-ピぺリジニリデン]酢酸ェチル
参考例 1 - 1で得られた化合物( 10g)をメタノール(1 OOmL)に溶解し、 4N塩酸酢酸 ェチル溶液 (20mL)とトリフルォロ酢酸 (2· 5mL)を加え 3時間攪拌した。 溶媒を留去 して得られる残留物を酢酸ェチルで洗浄して無色粉末(6. 64g)を得た。
得られた無色粉末(6. 64g)にテトラヒドロフラン(lOOmL)とトリェチルアミン (9. 9mL)を加え、 氷冷下、 塩ィ匕メシル (3mL)を滴下し、 室温にて 1時間攪拌した。 反応終了後、 水(lOOmL)を加え酢酸ェチルで抽出した。 抽出液を飽和食塩水で洗 浄、 無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 濃縮して得られる残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィ一にて精製し、 へキサン/酢酸ェチル(1/1)溶出部より表題化 合物(6.18g, 68%)を無色粉末として得た。
'Η剛 R (CDC13) δ 1.29 (3Η, t, J=7.0Hz), 2.39-2.48 (2H, m), 2.80 (3H, s), 2.99-3.14 (2H, m), 3.27-3.40 (4H, m), 4.17 (2H, q, J=7.0Hz), 5.37-5.77 (1H, m).
参考例卜 3
[1- (メチルスルホニル) -4-ピペリジニル]酢酸ェチル
参考例卜 2で得られた化合物(1.6g)と 10%パラジウム力一ボン(0.3g)のェタノ ール (50mL)混合液を水素下 5時間攪拌した。 反応終了後、 不溶物をセライトろ過 し、 ろ液を濃縮して得られる残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて 精製し、 へキサン/酢酸ェチル(1/1)溶出部より表題化合物(1.62g, 100«を無色 油状物として得た。
Ή NMR (CDC13) δ 1.26 (3Η, t, J=7.0Hz), 1.33-1.48 (2H, m), 1.78-2.02 (3H, m), 2.28 (2H, d, J=6.6Hz), 2.68 (2H, dt, J=2.4, 12.0Hz), 2.77 (3H, s), 3.74-3.85 (2H, m), 4.15 (2H, q, J=7.0Hz).
参考例 1-4
[1 - (メチルスルホニル) -4-ピぺリジニル]酢酸
参考例卜 3で得られた化合物(1.61g)のメタノール(30mL)溶液に 8N水酸化ナトリ ゥム水溶液 (30mL)と水 (3mL)を加え 8時間攪拌した。 反応終了後、 6N塩酸 (8mL)を 加え有機溶媒を留去した。 水層を酢酸ェチルで抽出し、 無水硫酸マグネシウムで 乾燥後、 濃縮して表題化合物(1.29g, 90%)を無色粉末として得た。
Ή NMR (CDC13) δ 1.29-1.54 (2H, m), 1.80-2.03 (3H, m), 2.35 (2H, d,
J=.6.6Hz), 2.69 (2H, dt, J=2.2, 12.0Hz), 2,78 (3H, s), 3.75-3.88 (2H, m). 参考例卜 5
[卜(メチルスルホニル)- 4-ピベリジニル]酢酸クロリド
参考例卜 4で得られた化合物(1.29g)のジクロロメタン(30mL)溶液に N, N-ジメチ ルホルムアミド(0.045mL)と塩化ォキザリル (0.76mL)を加え 5時間攪拌した。 濃縮 して表題化合物(1.4g, 100%)を褐色粉末として得た。
参考例 2-1
4 - [(卜ァセチル- 4-ピベリジニル)メチル]ベンゼンスルホニルクロリド
クロロスルホン酸 (92mいに 0でで攪拌下、 1-ァセチル- 4-ベンジルピペリジン (60.00g)のジクロロメタン(lOOmL)溶液を 1時間かけて滴下した後、 (TCで 30分間、 室温で 1.5時間攪拌した。 反応液を氷水(1L)に注ぎ、 ジクロロメタン(500mL, 250mL)で抽出した。 有機層を 5%炭酸ナトリウム水溶液 (500mL x 2)、 飽和食塩水 (250mL)で洗浄した。 有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 ろ過、 減圧濃縮 した。 残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル 250g, 酢酸エヂル)に付し、 目的画分を減圧濃縮して表題化合物 (54.22g)を白色固体として得た。
Ή NMR (CDC13) δ 1.05-1.35 (2Η, m), 1.6—1.95 (3H, m), 2.09 (3H, s), 2.35-2.65 (1H, m), 2.68 (2H, d, J=6.6Hz), 2.85-3.15 (1H, m), 3.7-3: 9 (1H, m), 4.5-4.75 (1H, m), 7.39 (2H, d, J=8.4Hz), 7.97 (2H, d, J=8.4Hz).
参考例 2-2
1-ァセチル -4- [4- (メチルスルホニル)ベンジル]ピぺリジン
亜硫酸ナトリゥム(4.57g)と炭酸水素ナトリゥム(6.10g)の水 (40mL)溶液に 75 で攪拌下、 4-[(1-ァセチル- 4-ピベリジニル)メチル]ベンゼンスルホニルクロリ ド(11.46g)を少しずつ加えた後、 75でで 1時間攪拌した。 クロ口酢酸 (5.14g)と 50%水酸化ナトリウム水溶液 (4.4mL)を加えて加熱還流下、 20時間攪拌した。 0 で 1N塩酸(20mL)を加え酢酸ェチル(60mL, 30mL)で抽出した。 有機層を飽和食塩水 (lOmL X 2)で洗浄後、 無水硫酸マグネシウムで乾燥、 ろ過、 減圧濃縮した。 残留 物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル 150g, 酢酸ェチル /メタノール =1/0→ 9/1)に付し、 目的画分を減圧濃縮して表題化合物 (8.76g)を無色油状物として得 た。
Ή NMR (CDC13) δ 1.05-1.35 (2Η, m), 1.55-1.95 (3H, m), 2.08 (3H, s), 2.4-2.6 (1H, m), 2.66 (2H, d, J=7.4Hz), 2.9-3.1 (1H, m), 3.06 (3H, s), 3.7-3.9 (1H, m), 4.55-4.7 (1H, m), 7.34 (2H, d, J=8.4Hz), 7.87 (2H,. d, J=8.4Hz).
参考例 2-3
4 - [4- (メチルスルホニル)ベンジル]ピぺリジン塩酸塩
卜ァセチル- 4- [4- (メチルスルホニル)ベンジル]ピぺリジン(8.76g)と濃塩酸
(lOOmL)の混合物を加熱還流下、 4時間攪拌した。 反応液を減圧濃縮し 2-プロパノ —ル(lOOmL)を加え減圧濃縮した。 残留物に 2-プロパノール(50mL)を加え加熱還 流下、 30分間攪拌した。 室温まで冷却し沈殿物をろ取し、 沈殿物を 2-プロパノー ルで洗浄、 減圧乾燥して表題化合物 (7.51g)を白色固体として得た。 .
Ή NMR (CD30D) δ 1.3-1.6 (2Η, m), 1.75-2.1 (3H, m), 2.75 (2H, d,
J=7.0Hz), 2.8-3.05 (2H, m), 3.10 (3H, s), 3.25-3.45 (2H, m), 7.49 (2H, d, J=8.1Hz), 7.89 (2H, d, J=8.1Hz).
参考例 2 - 4
4- [4- (メチルスルホニル)ベンジル]ピペリジン
4- [4- (メチルスルホニル)ベンジル]ピぺリジン塩酸塩(lg)を水(lOmL)に溶解し
1N水酸化ナトリゥム水溶液 (5mL)を 0 で加え 5分撹拌後、 水層をジクロロメタン (lOmL X 3)で抽出した。 有機層を炭酸カリウムで乾燥後、 ろ過、 減圧濃縮した。 残留物にジイソプロピルエーテル( 1 OmL)を加え沈殿物をろ取した。 沈殿物をジィ ソプロピルエーテルで洗浄後、 減圧乾燥して表題化合物(712mg)を白色固体とし て得た。
Ή NMR (CDC13) δ 1.07-1.27 (2Η, m), 1.50-1.73 (3H, m), 2.48-2.61 (2H, m), 2.62 (2H, d, J-6.6Hz), 3.03-3.08 (2H, m), 3.05 (3H, s), 7.34 (2H, d, J=8.4Hz), 7.85 (2H, d, J=8.4Hz).
参考例 2 - 5
N-(3-{4- [4- (4-メチルスルホニル)ベンジル] -卜ピペリジニル }プロピル)ァニリ ンニ塩酸塩
4 - [4- (メチルスルホニル)ベンジル]ピペリジン(12.6g)と DBU(0.074mL)のテトラ ヒドロフラン(90mL)溶液に攪拌下、 - 28 で 90%ァクロレイン(3.7mL)のテトラヒ ドロフラン(1 OmL)溶液を滴下し、 - 20 から- 10°Cにて 1時間攪拌した。 - 10 で 3, 4-ジクロロァニリン(8.07g)とトリァセトキシ水素化ホウ素ナトリゥム(21. lg) を順に加えて室温まで上昇させながら 7時間攪拌した。 ジェチルエーテル(150mL) と 1N水酸化ナトリゥム水溶液 (240mL)を加え 30分攪拌した。 分離した水層をジェ チルエーテルとテトラヒドロフラン(100mL+50mL)混液で 2回抽出した。 合わせた 有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 減圧濃縮した。 残留物をシリカゲル力
ラムクロマトグラフィーにて精製し、 メタノール/酢酸ェチル(1/4)溶出部より淡 褐色油状物(15g, 66«を得た。 本化合物を 2-プロパノール(lOOmL)に溶解し攪拌 下、 4N塩化水素酢酸ェチル溶液(lOOmL)を加え析出した沈殿物を濾取した。 沈殿 物を酢酸ェチルで洗浄後、 減圧乾燥して表題化合物(16.3g, 94 )を淡褐色粉末と して得た。
Ή NMR(CD30D) <5 1.59 - 2.35 (7H, m), 2.75 (2H, d, J = 6.4 Hz), 2.86 - 3.05 (2H, m), 3.13 (3H: s), 3.22 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.48 (2H, t, J 二 8.0 Hz), 3.59 - 3.68 (2H, m), 6.63 - 6.75 (3H, m), 7.10一 7.25 (2H, m), 7.50 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.90 (2H, d, J = 8.2 Hz).
参考例 3-1
卜ァセチル -4- [4- (ィソプロピルスルファニル)ベンジル]ピぺリジン
濃硫酸 (36mL)と水(200mL)の混合液に参考例 2-1で得られた化合物 06.9g)と粉 末亜鉛 (36.7g)を氷冷下加え、 反応液を にて 5時間攪拌した。 室温に冷却後、 ろ液をジクロロメタン(200mL X 2)で抽出し、 有機層を無水硫酸マグネシウムで 乾燥後減圧濃縮し卜ァセチル- 4- (4-メルカプトベンジル)ピぺリジンを無色油状 物として得た。
上記化合物を Ν,Ν-ジメチルホルムアミド(300mL)に溶解し、 2-よう化プロピル (7.3mL)と炭酸カリウム(8.86g)を加え 20時間攪拌した。 溶媒を留去後、 得られる 残留物に酢酸ェチル (200mL)と水(200mL)を加え 10分攪拌した。 分離した有機層を 飽和食塩水で洗净後、 濃縮して得られる残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ フィ一にて精製し、 酢酸ェチル溶出部より表題化合物(10.2g, 66«を無色油状物 として得た。
Ή NMR (CDC13 ) (51.02-1.30 (2H, m), 1.29 (6H, d, J=6.6Hz), 1.60-1.82 (3H, m), 2.07 (3H, s), 2.40-2.58 (3H, m), 2.90-3.05 (1H, m), 3.25-3.42 (1H, m), 3.70-3.85 (1H, m), 4.55-4.65 (1H, m), 7.06 (2H, d, J=8.0Hz), 7.33 (2H, d, J=8.0Hz).
参考例 3- 2
卜ァセチル -4- [4- (イソプロピルスルホニル)ベンジル]ピぺリジン
参考例 3-1で得られた化合物(1.06g)のジクロロメタン(30m)溶液に氷冷下 m-ク
ロロ過安息香酸を加え、 室温にて 3時間攪拌した。 反応液をジクロロメタン
(30mいで希釈し、 有機層を 5 %チォ硫酸ナトリゥム水溶液と飽和炭酸水素ナトリ ゥム水溶液で二回、 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と飽和食塩水で洗浄した。 無 水硫酸マグネシゥムで乾燥後、 減圧濃縮し残留物をシリカゲルカラムクロマトグ ラフィー (酢酸ェチル /メタノール =10/1)に付した。 目的画分を減圧濃縮して表題 化合物(1.12g, 95 )を無色油状物として得た。
Ή NMR (CDC13) (51.03-1.40 (2H, m), 1.29 (6H, d, J-6.8Hz), 1.53-2.00 (3H, m), 2.07 (3H, s), 2.40-2.70 (3H, m), 2.82-3.05 (1H, m), 3.10-3.25 (1H, m), 3.70-3.85 (1H, m), 4.55-4.70 (1H, m), 7.32 (2H, d, J=8.2Hz), 7.80 (2H, d, J=8.2Hz).
参考例 3- 3
4 - [4- (ィソプロピルスルホニル)ベンジル]ピぺリジン
参考例 3-2で得られた化合物(11.4g)に 10N塩酸(lOOmL)を加え 6時間加熱還流した。 反応終了後、 氷零下 8N7_K酸化ナトリゥム水溶液 (200mL)を滴下しジクロロメタン (200mL)で抽出した。 抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、 減圧濃縮して表 題化合物(9.56g, 96«を無色粉末として得た。
Ή NMR (CDC13) δΐ.07-1.25 (2Η, m), 1.30 (6H, d, J=7.0Hz), 1.55-1.78 (3H, m), 2.55 (2H, ddd, J=2.6, 12.0, 12.0Hz), 2.62 (2H, d, J=6.8Hz), 3.00- 3.30 (3H, m), 7.33 (2H, d, J=8.4Hz), 7.78 (2H, d, J=8.4Hz).
参考例 3-4
N -(3- {4- [4- (4-ィソプロピルスルホニル)ベンジル] -卜ピペリジニル }プロピル) ァニリン二塩酸塩
参考例 3-3で得られた化合物を用いて、 参考例 2-5と同様の方法にて表題化合物 を合成した。 収率 36%。
Ή NMR(CDC13; free) <5 1.18-1.95 (9H, m), 1.30 (6H, d, J=7.0Hz), 2.44 (2H, t, J=6.6Hz), 2.66 (2H, d, J=6.2Hz), 2.85-3.00 (2H, m), 3.05-3.27 (3H, m), 6.39 (1H, dd, J=2.6, 8.4Hz) , 6.62 (1H, d, J=2.6Hz), 7.16 (1H, d, J=8.4Hz), 7.34 (2H, d, J = 8.4Hz), 7.80 (2H, d, J = 8. Hz) .
参考例 4-1
4 -ヒドロキシ- 1- (メチルスルホニル)- 4-ピぺリジン力ルポ二トリル
1 -(メチルスルホニル) -4-ピぺリジノン(US6051582に記載の方法で合成) (1 g, 5. 64 mmol)及びシアン化カリウム(551mg、 8. 5mmol)の酢酸(6 mL)溶液を室温で 18 時間撹拌した。 反応液を減圧下濃縮し、 得られた残留物に水 (20 mL)を加え、 酢 酸ェチル(20 mL X 2)で抽出した。 有機層を 10%重曹水(20 mL x 2)及び飽和食塩 水(20 mL)で洗浄し、 無水硫酸トリウムで乾燥後、 溶媒を減圧留去した。 得られ た残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル 25 g, 酢酸ェチル / へキサン =1/5—1/1)で精製すると表題化合物 (528. 1 mg, 46 ^を無色粉末晶とし て得た。
Ή NMR (CDC13 ) δ 1. 97-2. 10 (2H, m) , 2. 18-2. 28 (2H, m) , 2. 74 (1H, s) , 2. 83 (3H, s) , 3. 29-3. 38 (2H, m), 3.49-3. 63 (2H, m)
参考例 4-2
4-ヒドロキシ- 1- (メチルスルホニル) -4-ピペリジンカルボン酸
参考例 4-1で得られた化合物(528 mg, 2. 59 議 ol)に濃塩酸 (2 mL)を加え、 室温 で 12時間撹拌した。 反応液を減圧濃縮し、 得られた残留物をトルエンで共沸後、 生じた固体を減圧下乾燥すると表題化合物 (580 mg, 100 %)を無色粉末晶として 得た。
Ή NMR (CD30D) δ 1. 64-1. 95 (2H, m) , 2. 02-2. 17 (2H, m) , 2. 85 (3H, s) , 3. 05-3. 19 (2H, m) , 3. 53-3. 65 (2H, m)
参考例 5
N- (3, 4-ジクロロフエニル) -N- (3- {4- [4 -(メチルスルホニル)ベンジル] -1-ピぺリ ジニル }プロピル) -2- [卜(メチルスルホニル) -4-ピぺリジニル]ァセトアミド 参考例 2- 5で得られた化合物(0. 88g)とトリェチルァミン(0. 93mL)のァセトニト リル (15mL)混合液に氷冷下、 参考例 1-5で得られた化合物 (0. 6g)を 3回に分け 5分 ごとに加えた後、 反応液を 5(T にて 16時間攪拌した。 反応終了後、 室温にて酢酸 ェチルで希釈し、 希釈液を水と飽和炭酸水素ナトリゥムと飽和食塩水で洗浄した。 無水硫酸マグネシゥムで乾燥後、 濃縮して得られる残留物をシリカゲルカラムク 口マトグラフィ一(Chromatorex H)に付し、 酢酸ェチル溶出部より得られる油状 物をさらにシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、 酢酸ェチル /メタ
ノ—ル /トリェチルァミン (90/30/12)溶出部より無色ァモルファス (0.699g, 64¾) を得た。
Ή NMR (CDC13) (51.10-1.40 (2H, m), 1.52-2.02 (14H, m), 2.82 (2H, t, J=7.2Hz), 2.55-2.71 (4H, m), 2.75 (3H, s), 2.75-2.88 (2H, m), 3.05 (3H, s), 3.62-3.81 (4H, m), 6.99 (1H, dd, J=2, 2, 8.4Hz), 7.26 (1H, d,
J=2.2Hz), 7.32 (2H, d, J=8.4Hz), 7.51 (1H, d, J=8.4Hz), 7.84 (2H, d,
J=8.4Hz).
参考例 6
N -(3, 4-ジクロロフエニル) -N- (3- {4_ [4- (ィソプ口ピルスルホニル)ベンジル] -卜 ピぺリジニル }プロピル) -2- [卜(メチルスルホニル) -4-ピペリジニル]ァセトアミ 参考例 3- 4で得られた化合物(0.292g)とトリェチルァミン(0· 085mL)のジク口口 メタン(5mL)溶液に氷冷下、 参考例卜 5で得られた化合物(0.29g)を 2回に分けて加 え室温にて 1.5時間攪拌した。 参考例卜 5で得られた化合物 (0.145g)とトリエチル ァミン (0.085mL)を再び加え室温にて 1時間攪拌した。 反応液に飽和炭酸水素ナト リゥム水溶液(10mL)を加え有機溶媒を留去した。 水層を酢酸ェチル (50mL)で抽出 し、 抽出液を飽和炭酸水素ナトリゥム(30D1LX2)と飽和食塩水(30mL)で洗浄後、 無水硫酸マグネシゥムで乾燥した。 濃縮して得られる残留物をシリカゲルカラム クロマトグラフィー(Chromatorex H)に付し、 酢酸ェチル溶出部より得られる油 状物をさらにアルミナカラムクロマトグラフィーにて精製し、 酢酸ェチル溶出部 より無色アモルファス(0.231g, 56¾を得た。
Ή NMR (CDC13) 61.05-1.40 (2H, m), 1.30 (6H, d, J=6.8Hz), 1.45-2.10 (1 H, m), 2.29 (2H, t, J=7.3Hz), 2.55-2.73 (4H, m), 2.75 (3H, s), 2.75- 2.89 (2H, m), 3.10-3.28 (1H, m), 3.62-3.85 (4H, m), 7.00 (1H, dd, J=2.6, 8.4Hz) , 7.27 (1H, d, J=2.6Hz), 7.32 (2H, d, J=8.他), 7.52 (1H, d, J=8.4Hz), 7.78 (2H, d, J=8.4Hz).
参考例 7
3- (卜ァセチル- 4-ピぺリジニル) -N- (3, 4-ジク口口フエニル) -N- (3- {4- [4- (メチ ルスルホニル)ベンジル] -卜ピペリジニル }プロピル)プロパンアミド
3- (卜ァセチル- 4-ピペリジニル)プロピオン酸(0.597g)と N, N-ジメチルホルム アミド(0.044mL)と塩化ォキザリル (0.39D1L)を加え 1.5時間攪拌した。 反応液を濃 縮して緑色油状物を得た。 参考例 2-5で得られた化合物 (0.792g)とトリエチルァ ミン(0.84mL)のジクロロメタン(5mL)溶液に氷冷下、 上記油状物のジクロロメタ ン(15mL)溶液を加え室温にて 15時間攪拌した。 溶媒を留去し得られる残留物に酢 酸ェチルと水を加え、 分離した有機層を飽和食塩水で洗浄後、 無水硫酸マグネシ ゥムで乾燥した。 濃縮して得られる残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ — (Chromatorex NH)に付し、 酢酸ェチル溶出部より無色油状物(54mg, 6%)を得た。 Ή NMR (CDC13) δ 0.88-1.91 (15H, m), 1.95-2.12 (2H, m), 2.06 (3H,. s), 2.20-2.55 (4H, m), 2.62 (2H, d, J=6.6Hz), 2.77-3.05 (3H, m), 3.05 (3H, s), 3.62-3.83 (3H, m), 4.48-4.61 (1H, m), 7.02 (1H, dd, J=2.4, 8.6Hz) , 7.30 (1H, d, J=2.4Hz), 7.33 (2H, d, J=8.3Hz), 7.51 (1H, d, J=8.6Hz), 7.85 (2H, d, J=8.6Hz).
参考例 8
N- (3, 4-ジク口口フエニル) -4-ヒドロキシ -卜(メチルスルホニル) -N- (3- {4- [4 - (メチルスルホニル)ベンジル] -1-ピペリジニル }プロピル)- 4-ピペリジンカルボ キサミド
参考例 4-2で得られた化合物(555 mg, 2.49腿 ol)及び N, N -ジメチルホルムアミ ド(0.0193 mL, 0.249誦 ol)の塩ィ匕メチレン(10mL)溶液にォキサリルクロリド (0.325 mL, 3.74腿 ol)を滴下し、 1時間室温で撹拌した後、 減圧下濃縮した。 得 られた残留物の塩化メチレン(5 mL)溶液を参考例 2-5で得られた化合物 (439 mg, 0.83 mmol)とトリエチルァミン(1.39 mL, 9.96 mmol)の塩化メチレン(10 mL)溶 液に 0でで滴下し、 同温度で 2時間、 室温で 2時間撹拌した。 反応液を水(20 mL)及 び飽和食塩水(20 mL)で洗浄し、 無水硫酸ナトリウムで乾燥後、 溶媒を減圧留去 した。 得られた残留物をカラムクロマトグラフィー [クロマトレックス NH- DM- 1020(富士シリシァ化学); 30 g, 酢酸ェチル /へキサン =1/1→3/1]で精製すると 表題化合物 (34.4 mg, 6.3 ¾を無色粉末晶として得た。
Ή NMR (CDC13) δ 1.22-2.20 (13H, m), 2.33-2.40 (2H, m), 2.64 (2H, d, J = 6.0Hz), 2.78 (3H, s), 2.87-2.93 (2H, m), 3.06 (3H, s), 3.10-3.20 (2H, m),
3.56-3.61 (2H, m), 4.00-4.17 (2H, m), 7.06 (1H, dd, J = 8.0Hz, 2.6Hz), 7.32 (1H, d, J = 2.6Hz), 7.35 (2H, d, J = 8.0Hz), 7.49 (1H, d, J = 8.0Hz), 7.86 (2H, d, J = 8.0Hz).
実験例 (化合物のマウス皮膚移植片拒絶モデルに対する効果)
ドナーマウス B6- CH-2bD112の腹部皮膚(10隱四方)をレシピエントマウス(B6/129) に移殖し、 移殖当日より試験化合物 (Ν,Ν-ジメチル -N- [4-[[[2- (4-メチルフエ二 ル) -6, 7-ジヒドロ- 5Η-ベンゾシクロヘプテン- 8-ィル]力ルポニル]ァミノ]ベンジ ル]テトラヒドロ- 2Η-ピラン- 4-アンモニゥムクロライド) を 10 mg/kgとなるよう 一日一回皮下投与した。 移殖片拒絶の有無を目視で経時的に観察すると、 コント ロール群と化合物投与群の移殖皮膚生存日数はそれぞれ 13.0±2.8日(n=6)、
19.6±4·4日(π=7)となり、 化合物投与で有意 (Ρく 0.05 vs コントロール、 log- rank test)な移殖片拒絶抑制効果が観察された。
実施例 1 (カプセル剤)
( 1 ) 1-ァセチル -N- (3- {4- [4- (アミノカルボニル)ベンジル] -卜ピぺリジニル }― プロピル) -N- (3-クロ口- 4-メチルフエ二ル)- 4-ピぺリジンカルボキサミド
4 Omg
(2) ラク I ^一ス 7 Omg
(3) 微結晶セルロース 9mg
(4) ステアリン酸マグネシウム lmg,
1カプセル 12 Omg
(1) 、 (2) と (3) および (4) の 1Z2を混和した後、 顆粒化する。 これ に残りの (4) を加えて全体をゼラチンカプセルに封入する。
実施例 2 (錠剤)
(1) - (3, 4 -ジク口口フエニル) -N- (3- {4- [4- (メチルスルホニル) -ベンジル] - 卜ピペリジニル }プロピル) -2- [卜(メチルスルホニル) -4-ピぺリジニル]ァセトァ
Sド 40 m g
(2) ラクトース 58mg
(3) コーンスターチ 18mg
(4) 微結晶セルロース 3. 5mg
(5) ステアリン酸マグネシウム 0. 5mg
1錠 12 Omg
(1) 、 (2) 、 (3) 、 (4) の 2Z3および (5) の 1Z2を混和後、 顆粒 化する。 これに残りの (4) および (5) をこの顆粒に加えて錠剤に加圧成型す る。
実施例 3 (カプセル剤)
(1) N-[3-(4-ベンジルー 1—ピベリジニル)プロピル] -N-フエニル- Ν'-フエ二 ルゥレア塩酸塩 4 Omg
(2) ラクトース 7 Omg (3) 微結晶セルロース 9mg
(4) ステアリン酸マグネシウム lmg
1カプセル 12 Omg (1) 、 (2) と (3) および (4) の 1Z2を混和した後、 顆粒化する。 これ に残りの (4) を加えて全体をゼラチンカプセルに封入する。
実施例 4 (錠剤)
(1) N- [3- (4-ベンジル一 1—ピベリジニル)プロピル] -N'_ (4-クロ口フエ二 ル)- N- (4-メチルフエニル)ゥレア塩酸塩 4 Omg
(2) ラクトース 58mg
(3) コーンスターチ 18mg (4) 微結晶セルロース 3.5mg
(5) ステアリン酸マグネシウム 0.5mg
1錠 12 Omg
(1) 、 (2) 、 (3) 、 (4) の 2 3および (5) の 1Z2を混和後、 顆粒 化する。 これに残りの (4) および (5) をこの顆粒に加えて錠剤に加圧成型す る。 産業上の利用可能性
本発明で用いられる式 (I) 、 (1 1) 、 (III) 、 (IV) および (e I) で 表される化合物またはその塩は、 CCR拮抗作用、 とくに CCR5拮抗作用、 C
XCR4拮抗作用、 CXCR3拮抗作用、 CCR2拮抗作用、 CCR3拮抗作用 を有するので、 移植片対宿主病および/または拒絶反応の予防 ·治療剤、 慢性関 節リウマチ、 自己免疫疾患、 アレルギー性疾患、 虚血性脳細胞障害、 心筋梗塞、 慢性腎炎、 動 硬化の予防 ·治療剤として有利に使用できる。