WO2002047420A1 - Procede et dispositif de transmission radio - Google Patents

Description

明 細 書 無線通信方法および装置 技術分野

この発明は、 無線通信においてフレームに付加されて送受信される付 加情報を、 そのフレームよ り先に送受信することで、 無線通信における 通信品質を向上させる無線通信方法および装置に関するものである。 背景技術

第 1 0図は、 CDMAなどの無線通信方式が適用される移動局と基地 局との間の無線通信において送受信されるフ レームと、 そのフ レームに おけるデータと、 前記フレームに付加される付加情報とを示す説明図で ある。 図において、 1 00 Aはフ レーム " 0 " における付加情報であ り 、 例えば当該フ レーム "0" で送受信するデータ量に応じて拡散率を変 更するための制御情報である。 1 0 0 Bは前記フレーム "0" で送受信 する情報チャネルであり、 例えば音声などのデータである。 1 0 1 Aは フ レーム " 1 " に付加されている付加情報であり、 例えば当該フ レーム " 1 " で送受信するデータ量に応じて拡散率を変更するための制御情報 である。 1 0 1 Bは前記フ レーム " 1 " で送受信する例えば音声などの データである。 1 0 2 Aはフ レーム " 2 " に付加されている付加情報で あり、 例えば当該フ レーム "2" で送受信するデ一夕の有無に応じた拡 散率の制御情報である。 1 0 2 Bは前記フ レーム "2" で送受信する例 えば音声などのデ一夕である。 1 0 3 Aはフ レーム "3" に付加されて いる付加情報であり、 例えば当該フ レーム "3" で送受信するデーダ量 に応じて拡散率を変更するための制御情報である。 1 03 Bは前記フ レ —ム " 3 " で送受信する例えば音声などのデータである。

次に動作について説明する。

この従来の無線通信方式では、 移動局と基地局との間の無線通信にお いてフレーム " 0 " 、 フレーム " 1 " 、 フレーム " 2 " 、 フレーム " 3 " の順で送受信される。 そして、 例えば音声などのデータが前記フレー ムの情報チャネルに挿入され、 付加情報と組になって、 所定のフォーマ ッ トで、 前記移動局と前記基地局との間で送受信される。

ところで C D M Aなどの無線通信方式の移動局ではバッテリを電源と して動作しているのが一般的である。 特に高速バケツ ト通信では大量の データを送受信する状況と、 少ないデータを送受信する状況が混在して いる。 このため前記 C D M Aなどの無線通信方式の移動局では、 少ない データを送受信する状況で、 大量のデータを送受信する状況と同じよう に電力を消費することがないように情報チャネルの拡散率を変化させる 。 具体的には、 送受信するデータが少ないときには拡散率を大き く し、 また前記デ一夕が多いときには拡散率を小さ くする。 このように拡散率 を変化させた場合、 前記移動局では、 基地局へ送信するフレームごとに 付加されている付加情報に前記変化させた拡散率についての情報を乗せ 送信する。 一方、 前記拡散率の変化するデ一夕を受信する受信側の基地 局では、 前記フレームごとに付加されて送られて く る前記付加情報、 す なわち拡散率の情報をもとに復号部を制御し、 受信した前記拡散率が変 化しているデ一夕を、 復号するようにしている。

従来の無線通信方式、 特に C D M Aなどの無線通信方式は以上のよう に構成されているので、 前記変化する拡散率などの付加情報はその拡散 率が変化しているデ一夕のフレームと組になって送受信されており、 前 記フレームの受信側では、 そのフレームに付加された前記付加情報の拡 散率の情報を受信するまで、 受信した前記フレームについて復号部を制 御することが出来ず、 フ レームごとに拡散率が変化するデータの送受信 においては通信品質の向上が期待できないという課題がある。

なお、 以上の説明では、 C D M Aなどの無線通信方式において拡散率 がフ レームごとに変化する場合について述べたが、 拡散率以外のパラメ —夕であっても同様であり フレームごとに変化する無線通信方式であれ ば同じように通信品質の向上が期待できないという課題がある。

この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、 送受 信されるフ レームごとに付加情報が変化する無線通信において通信品質 の向上が期待できる無線通信方法および装置を得ることを目的とする。 発明の開示

この発明に係る無線通信方法は、 フ レームの付加情報を、 前記フ レー ムよ り先に送信するフレームに付加して受信側へ送り、 受信側は受信し たフレームに付加されている、 先に送信されてきた、 前記受信したフ レ ームよ り後に送られてく るフ レームの付加情報をもとに、 前記後に送ら れて く るフレームを受信するようにしたものである。 このことによって 、 前記付加情報がフ レームごとに変わる場合に、 そのフ レームの受信前 に、 フ レームを受信するための受信側における処理特性を、 フ レームご とに最良な通信品質で受信できる状態に制御しておく ことが出来、 フ レ ームごとに付加情報が変化する無線通信において、 受信側は最良な状態 に制御された前記特性で前記フ レームを受信でき、 通信品質の向上が期 待できる効果が得られる。

この発明に係る無線通信方法は、 復調に関連する情報を付加情報と し たものである。 このことによって、 前記復調に関連するパラメ一夕情報 などがフ レームごとに変わる場合に、 そのフ レームの受信前に、 受信側 のフ レームの復調特性を、 前記フ レームが最良な通信品質で受信できる 状態に制御しておく ことが可能となり、 フレームごとに付加情報が変化 する無線通信において、 受信側は最良な状態に制御された復調特性で前 記フレームを受信でき、 通信品質の向上が期待できる効果が得られる。

この発明に係る無線通信方法は、 付加情報が通信速度に関する情報を 含むようにしたものである。 このことによって、 通信速度がフレームご とに変わる場合に、 そのフレームの受信前に、 受信側のフレームの通信 速度についての受信特性を、 前記フレームが最良な通信品質で受信でき る状態に制御しておく ことが可能となり、 フレームごとに付加情報が変 化する無線通信において、 受信側は最良な状態に制御された通信速度に ついての受信特性で前記フレームを受信でき、 通信品質の向上が期待で きる効果が得られる。

この発明に係る無線通信方法は、 次世代通信システムの無線フォーマ ッ トの通信速度に関する情報を付加情報が含むようにしたものである。 このことによって、 次世代通信システムの無線フォーマツ トで通信速度 がフレームごとに変わる場合でも、 そのフレームの受信前に、 フレーム の通信速度についての受信特性を、 前記付加情報をもとに、 前記フレー ムが最良な通信品質で受信できる状態に制御調整しておく ことが可能と なり、 フレームごとに付加情報が変化する無線通信において、 最良な状 態に制御された通信速度についての受信特性で前記フレームを受信でき 、 通信品質の向上が期待できる効果が得られる。

この発明に係る無線通信方法は、 フレームの付加情報を、 前記フレー ムよ り先に送信するフレームに付加して受信側へ送るか否かを無線チャ ネルごとに選択するようにしたものである。 このことによって、 付加情 報が無線チャネルおよびフレームごとに変わる場合でも、 無線チャネル ごとにそのフレームの受信前に、 受信側のフレームの受信処理の特性を 、 前記フレームが最良な通信品質で受信できる状態に制御しておく こと が出来、 無線チャネルに対しフレームごとに付加情報が変化する無線通 信において、 受信側は最良な状態に制御された前記特性で前記フレーム を受信でき、 通信品質の向上が期待できる効果が得られる。

この発明に係る無線通信方法は、 フレームの付加情報を、 前記フレー ムより先に送信するフレームに付加して受信側へ送るか否かをァップリ ンクまたはダウンリ ンクごとに選択するようにしたものである。 このこ とによって、 付加情報がアップリ ンクまたはダウンリ ンク、 およびフレ —ムごとに変わる場合でも、 アップリ ンクまたはダウンリ ンクごとに、 そのフレームの受信前に、 受信側のフレームの受信処理の特性を、 前記 付加情報をもとに前記フレームが最良な通信品質で受信できる状態に制 御しておく ことが出来、 アップリ ンクまたはダウンリ ンクに対しフレー ムごとに付加情報が変化する無線通信において、 受信側は最良な状態に 制御された前記特性で前記フレームを受信でき、 通信品質の向上が期待 できる効果が得られる。

この発明に係る基地局装置は、 フレームの付加情報を、 前記フレーム より先に送信するフレームに付加して移動局装置へ送り、 また前記移動 局装置から受信したフレームに付加されている、 先に送信されてきた、 前記受信したフレームよ り後に送られて く るフレームの付加情報をもと に、 前記送られて く るフレームを受信する付加情報先行モ一ドを備える ようにしたものである。 このことによって、 付加情報がフレームごとに 変わる場合に、 フレームの受信前に、 そのフレームを受信するための処 理特性を前記付加情報をもとに最良な通信品質で受信できる状態に制御 しておく ことが可能となり、 フレームごとに付加情報が変化する無線通 信において、 フレームごとに最良な状態に制御された前記処理特性でフ レームを受信でき、 通信品質の向上を図れる効果が得られる。

この発明に係る基地局装置は、 復調に関連する情報を付加情報とする ようにしたものである。 このことによって、 前記復調に関連するパラメ —夕情報などがフレームごとに変わる場合に、 そのフレームの受信前に 、 フレームの復調特性を前記付加情報をもとに前記フレームが最良な通 信品質で受信できる状態に制御しておく ことが可能となり、 フレームご とに付加情報が変化する無線通信において、 最良な状態に制御された復 調特性でフレームを受信することができ、 通信品質の向上を図れる効果 が得られる。

この発明に係る基地局装置は、 付加情報が通信速度に関する情報を含 むようにしたものである。 このことによって、 通信速度がフレームごと に変わる場合に、 そのフレームの受信前に、 フレームの通信速度につい ての受信特性を、 前記付加情報をもとに前記フレームが最良な通信品質 で受信できる状態に制御しておく ことが可能となり、 フレームごとに付 加情報が変化する無線通信において、 最良な状態に制御された通信速度 についての受信特性でフレームを受信することができ、 通信品質の向上 を図れる効果が得られる。

この発明に係る基地局装置は、 次世代通信システムの無線フォ一マツ 卜の通信速度に関する情報を付加情報が含むようにしたものである。 こ のことによって、 次世代通信システムの無線フォーマツ 卜で通信速度が フレームごとに変わる場合に、 そのフレームの受信前に、 前記フレーム の通信速度についての受信特性を、 前記付加情報をも とに、 前記フレー ムが最良な通信品質で受信できる状態に制御調整しておく ことが可能と なり、 フレームごとに付加情報が変化する無線通信において、 最良な状 態に制御された通信速度についての受信特性で前記フレームを受信する ことができ、 通信品質の向上を図れる効果が得られる。

この発明に係る基地局装置は、 無線チャネルごとに設定される付加情 報先行モードを備えるようにしたものである。 このことによって、 付加 情報が無線チャネルおよびフレームごとに変わる場合でも、 無線チヤネ ルごとにそのフレームの受信前に、 フレームの受信処理の特性を、 前記 付加情報をもとに前記フレームが最良な通信品質で受信できる状態に制 御しておく ことが出来、 無線チャネルに対しフレームごとに付加情報が 変化する無線通信において、 最良な状態に制御された前記特性で前記フ レームを受信することができ、 通信品質の向上を図れる効果が得られる この発明に係る基地局装置は、 アップリ ンクまたはダウンリ ンクごと に設定される付加情報先行モードを備えるようにしたものである。 この ことによって、 付加情報がアップリ ンクまたはダウンリ ンク、 およびフ レームごとに変わる場合でも、 アップリ ンクまたはダウンリ ンクごとに そのフレームの受信前に、 フレームの受信処理の特性を、 前記付加情報 をもとに前記フレームが最良な通信品質で受信できる状態に制御してお く ことが出来、 アップリ ンクまたはダウンリ ンクに対しフレームごとに 付加情報が変化する無線通信において、 最良な状態に制御された前記特 性で前記フレームを受信することができ、 通信品質の向上を図れる効果 が得られる。

この発明に係る移動局装置は、 フレームの付加情報を、 前記フレーム よ り先に送信するフレームに付加して基地局装置へ送り、 また前記基地 局装置から受信したフレームに付加されている、 先に送信されてきた、 前記受信したフレームよ り後に送られてく るフレームの付加情報をも と に、 前記送られて く るフレームを受信する付加情報先行モードを備える ようにしたものである。 このことによって、 付加情報がフレームごとに 変わる場合に、 そのフレームの受信前に、 フレームを受信するための処 理特性を前記付加倩報をもとに最良な通信品質で受信できる状態に制御 しておく ことが可能となり、 フレームごとに付加情報が変化する無線通 信において、 最良な状態に制御された前記処理特性でフレームを受信す ることができ、 通信品質の向上を図れる効果が得られる。

この発明に係る移動局装置は、 復調に関連する情報を付加情報とした ものである。 このことによって、 前記復調に関連するパラメ一夕情報な どがフレームごとに変わる場合に、 そのフレームの受信前に、 フレーム の復調特性を、 前記付加情報をもとに前記フレームが最良な通信品質で 受信できる状態に制御しておく ことが可能となり、 フレームごとに付加 情報が変化する無線通信において、 最良な状態に制御された復調特性で 前記フレームを受信することができ、 通信品質の向上を図れる効果が得 れる o

この発明に係る移動局装置は、 付加情報が通信速度に関する情報を含 むようにしたものである。 このことによって、 通信速度がフレームごと に変わる場合に、 そのフレームの受信前に、 フレームの通信速度につい ての受信特性を、 前記付加情報をもとに前記フレームが最良な通信品質 で受信できる状態に制御しておく ことが可能となり、 フレームごとに付 加情報が変化する無線通信において、 最良な状態に制御された通信速度 についての受信特性で前記フレームを受信することができ、 通信品質の 向上を図れる効果が得られる。

この発明に係る移動局装置は、 次世代通信システムの無線フォーマッ トの通信速度に関する情報を付加情報が含むようにしたものである。 こ のことによって、 次世代通信システムの無線フォ一マツ トで通信速度が フレームごとに変わる場合に、 そのフレームの受信前に、 前記フレーム の通信速度についての受信特性を、 前記付加情報をも とに、 前記フレー ムが最良な通信品質で受信できる状態に制御調整しておく ことが可能と なり、 フレームごとに付加情報が変化する無線通信において、 最良な状 態に制御された通信速度についての受信特性で前記フレームを受信する ことができ、 通信品質の向上を図れる効果が得られる。

この発明に係る移動局装置は、 無線チャネルごとに設定される付加情 報先行モードを備えるようにしたものである。 このことによって、 付加 情報が無線チャネルおよびフレームごとに変わる場合でも、 無線チヤネ ルごとにそのフレームの受信前に、 フレームの受信処理の特性を、 前記 付加情報をもとに前記フレームが最良な通信品質で受信できる状態に制 御しておく ことが出来、 無線チャネルに対しフレームごとに付加情報が 変化する無線通信において、 最良な状態に制御された前記特性で前記フ レームを受信することができ、 通信品質の向上を図れる効果が得られる この発明に係る移動局装置は、 アップリ ンクまたはダウンリ ンクごと に設定される付加情報先行モー ドを備えるようにしたものである。 この ことによって、 付加情報がアップリ ンクまたはダウンリ ンク、 およびフ レームごとに変わる場合でも、 アップリ ンクまたはダウンリ ンクごとに そのフレームの受信俞に、 フレームの受信処理の特性を、 前記付加情報 をもとに前記フレームが最良な通信品質で受信できる状態に制御してお く ことが出来、 アップリ ンクまたはダウンリ ンクに対しフレームごとに 付加情報が変化する無線通信において、 最良な状態に制御された前記特 性で前記フレームを受信することができ、 通信品質の向上を図れる効果 が得られる。 図面の簡単な説明

第 1図は、 この発明の実施の形態 1の無線通信方法が適用される W— C D M A方式の無線通信システムの構成を示す系統図である。

第 2図は、 この発明の実施の形態 1の無線通信方法が適用される W _ C D M A方式の無線通信システムの基地局の構成を示す機能プロ ック図 である。

第 3図は、 この発明の実施の形態 1の無線通信方法が適用される W— C D M A方式の無線通信システムの移動局の構成を示すプロック図であ る。

第 4図は、 3 G P Pで規定されるスロ ッ トおよびフレームのフォーマ ッ ト図である。

第 5図は、 3 G P Pで規定されるスロッ トおよびフレームのフォ一マ ッ ト図である。

第 6図は、 この発明の実施の形態 1の基地局と移動局との間の無線通 信で送受信されるフレームと、 そのフレームの情報チャネルデ一夕と、 そのフレームに付加された付加情報を示す説明図である。

第 7図は、 この発明の実施の形態 1の基地局と移動局との間の無線通 信で送受信されるフレームと、 そのフレームの情報チャネルデ一夕と、 そのフレームに付加された付加情報を示す説明図である。

第 8図は、 この発明の実施の形態 1の基地局および移動局において無 線チャネルごとに付加情報先行モードが設定されているときの、 前記基 地局と移動局との間の無線通信で送受信されるフレームと、 そのフレー ムの情報チャネルデ一夕と、 そのフレームに付加された付加情報の一例 を示す説明図である。

第 9図は、 この発明の実施の形態 1の基地局および移動局においてァ ップリンクまたはダウンリンクごとに付加情報先行モードが設定されて いるときの、 前記基地局と移動局との間の無線通信で送受信されるフレ —ムと、 そのフレームの情報チャネルデ一夕と、 そのフレームに付加さ れた付加情報の一例を示す説明図である。

第 1 0図は、 従来の移動局と基地局との間の無線通信において送受信 されるフレームと、 そのフレームにおけるデータと、 前記フレームに付 加される付加情報とを示す説明図である。 発明を実施するための最良の形態

以下、 この発明をより詳細に説明するために、 この発明を実施するた めの最良の形態について、 添付の図面に従って説明する。

実施の形態 1 .

第 1図は、 この発明の実施の形態 1の無線通信方法が適用される W— C D M A方式の無線通信システムの構成を示す系統図である。 図におい て、 1は無線制御 ' 交換局、 2， 4 , 6は無線制御 · 交換局 1 とケープ ルで接続された基地局、 3は基地局 2の基地局アンテナ、 5は基地局 4 の基地局アンテナ、 7は基地局 6の基地局アンテナである。 8は前記基 地局 2 , 4， 6 と無線回線により接続される移動局、 9は移動局 8の移 動局アンテナである。

第 2図は基地局 2の構成を示す機能ブロック図であり、 基地局 4， 6 の構成も同様であるとする。 図において、 1 1 , 1 2は音声デ一夕や画 像データ、 データ通信における大量のバケツ トデ一夕などダウンリ ンク における情報チャネルデータの符号化を行う符号化手段、 1 3は前記情 報チャネルデータをもとにフレームを生成するフレーム生成手段、 1 4 は前記フレームの前記情報チャネルデータを搬送波ゃホッビングコード により変調、 拡散し、 情報 1 ビッ トあたりの電力密度を小さく した搬送 波帯信号として出力する変調部、 1 5は前記搬送波帯信号を無線信号へ 変換し、 送信電力制御を行なって基地局アンテナ 3から移動局 8へ出力 する送信部である。

1 6はアツプリ ンクにおいて無線信号へ変換されて移動局 8から送ら れてきたフレーム化された情報チャネルデ一夕を基地局アンテナ 3を介 して受信する受信部、 1 7は前記フレーム化された情報チャネルデータ とをホッピングコードなどにより復調し出力する復調部、 1 8は前記復 調部 1 7が復調した情報チャネルデータのフ レームを受信するフ レーム 受信手段である。 1 9 ， 2 0は前記情報チャネルデ一夕を復号化する復 号化手段である。

2 1は基地局と移動局 8 との間の無線通信における前記基地局のダウ ンリンクについて付加情報先行モードの設定の切り替えを行うための付 加情報先行モード切替手段である。 2 2は付加情報出力手段であり、 無 線制御 · 交換局 1から送られてきた情報チャネルデータをもとに、 それ らの情報チャネルデータのフレームの付加情報を出力する。

この基地局のダウンリ ンクにおける付加情報先行モードは、 無線制御 • 交換局 1 と前記基地局との間で送受信されるモード切替メ ッセージを もとに、 付加情報先行モ一ド切替手段 2 1により切り替えられる。

付加情報先行モード切替手段 2 1 により付加情報先行モードへの切り 替えが行われると、 今回、 無線制御 · 交換局 1から送られてきた情報チ ャネルデ一夕をもとに、 それら情報チャネルデ一夕のフレームの付加情 報が付加情報出力手段 2 2で検出される。 そして、 前記検出された付加 情報がフ レーム生成手段 1 3へ出力され、 無線制御 · 交換局 1から送信 されすでに符号化手段 1 1 ， 1 2により符号化されている情報チャネル データによりフレーム生成手段 1 3が生成した、 前記フ レームより 1つ 先のフ レームへ付加される。 つま り、 前記基地局から移動局 8へ送信す る 1つ先のフ レームへ 1つ後のフレームの付加情報を付加し、 付加情報 についてのみ 1 フ レーム分、 先に送る。

2 3は移動局 8と基地局との間の無線通信における前記基地局のァッ プリンクについて付加情報先行モードの設定の切り替えを行うための付 加情報先行モード切替手段である。 2 4は付加情報遅延手段であり、 移 動局 8から送られてきたフレ一ムから検出したそのフレームに付加され ている、 次回、 送られて く るフレームの付加情報を 1 フレーム分遅らせ 、 移動局 8から次回送られて く るフレームの受信直前に前記検出した付 加情報に応じて復調部 1 7、 復号手段 1 9 , 2 0などの処理特性を制御 する。 そして、 前記付加情報よ り 1 フレーム分遅れて送られて く るフレ ームの情報チャネルデータなどを、 前記復調部 1 7、 復号手段 1 9 , 2 0などが最良な状態で処理できるように事前に制御する。

この基地局のアツプリ ンクにおける付加情報先行モードは、 無線制御 • 交換局 1 と前記基地局との間で送受信されるモード切替メ ッセージを もとに、 付加情報先行モード切替手段 2 3 によ り切り替えられる。

付加情報先行モー ド切替手段 2 3 によ り付加情報先行モードへの切り 替えが行われると、 今回、 移動局 8から送られてきたフレーム受信手段 1 8で受信されたフレームの付加情報が付加情報遅延手段 2 4で検出さ れる。 そして、 前記検出された付加情報は 1 フレーム分遅延され、 移動 局 8から送信される次回のフレームを受信する直前に前記付加情報に応 じて復調部 1 7、 復号手段 1 9， 2 0が制御される。

第 3図は、 移動局 8の構成を示すブロ ック図である。 図において、 3 1は基地局で無線信号に変換され送信されてきたダウンリ ンクのフレー ム化された情報チャネルデ一夕を受信する受信部、 3 2は前記情報チヤ ネルデータを復調する復調部、 3 3は前記復調した情報チャネルデータ のフレームを受信するフレーム受信手段、 3 4， 3 5は前記フレームの 情報チャネルデータを復号する復号手段である。

3 6 , 3 7は移動局 8 と前記基地局との間で無線通信によ り送受信さ れるアツプリ ンクの情報チャネルデータを符号化する符号化手段、 3 8 は符号化された情報チャネルデ一夕をフレーム化するフレーム生成手段 、 3 9は前記フレームの前記情報チャネルデータを搬送波ゃホッビング コー ドによ り変調、 拡散し、 情報 1 ビッ トあたりの電力密度を小さ く し た搬送波帯信号として出力する変調部、 4 0は前記搬送波帯信号を無線 信号へ変換し、 送信電力制御を行なって移動局アンテナ 9から前記基地 局へ出力する送信部である。

4 1は通信を行うために無線制御 · 交換局 1から事前に送られてく る 制御情報に含まれる付加情報先行モードについての制御データをもとに 、 移動局 8における付加情報先行モードの設定の切り替えを制御するモ 一ド切替制御手段、 4 2は移動局 8のダウンリンクについて付加情報先 行モードの設定の切り替えを行う付加情報先行モード切替手段である。 4 3は付加情報遅延手段であり、 今回、 基地局より送られてきたフレー ムから検出したそのフレームに付加されている付加情報を 1フレーム分 遅らせ、 次回、 前記基地局から送信されるフレームが受信される直前に 前記検出した付加情報に応じて復調部 3 2、 復号手段 3 4， 3 5を制御 し、 前記付加情報より 1 フレーム分遅れて送られてく るフレームの情報 チャネルデータなどを、 前記復調部 3 2、 復号手段 3 4 , 3 5などが最 良な状態で処理できるように事前に制御する。

4 4は前記基地局と移動局 8 との間の無線通信における移動局 8のァ ップリンクについて、 付加情報先行モードの設定の切り替えを行うため の付加情報先行モード切替手段である。 この付加情報先行モード切替手 段 4 4により付加情報先行モー ドへの切り替えが行われると、 今回、 移 動局 8から前記基地局へ送信する、 符号化手段 3 6 ， 3 7へ入力される 情報チャネルデータをもとに、 それら情報チャネルデ一夕のフレームの 付加情報が検出される。 そして、 情報チャネルデータのフレームより 1 つ先の、 すでに符号化されている情報チャネルデータによりフレーム生 成手段 3 8が生成したフレームへ、 前記検出された付加情報が付加され る。 4 5は付加情報出力手段であり、 今回、 移動局 8から前記基地局へ 送信する、 符号化手段 3 6 ， 3 7へ入力される情報チャネルデ一夕のフ レームの付加情報を出力し、 前記フレームよ り 1つ先のフレーム生成手 段 3 8が生成したフレームへ前記付加情報を付加する。 つま り、 移動局 8から前記基地局へ送信する 1つ先のフレームへ 1つ後のフレームの付 加情報を付加し、 付加情報についてのみ 1フレーム分、 先に送る。

この移動局 8のダウンリ ンクとアップリ ンクにおける付加情報先行モ ードは、 通信を行うために無線制御 · 交換局 1から事前に移動局 8へ送 られてく る制御情報に含まれるダウンリ ンクとアップリ ンクについての 付加情報先行モー ド制御データをもとにモー ド切替制御手段 4 1によ り 制御される。

第 4図は、 この W— C D M A方式の無線通信システムに適用される 3 G P P 3 r d G e n e r a t i o n P a r t n e r s h i p P r o j e c t ： W— C D M A方式の次世代通信システムについて移動局 をいずれの国でも使用可能にするために各国でその標準化が進められて いる国際規則） で規定されるスロッ トおよびフレームのフォーマッ ト図 であり、 移動局 8と基地局 2， 4， 6との間のアップリ ンクフォーマツ トを示す。 図において、 5 1は 1フレーム分のデータフォーマッ トであ りスロ ッ ト # 0からスロッ ト # 14までの合計 1 5個のスロッ トから構 成される。 5 2はスロ ッ ト # iの付加情報のフォーマツ ト構成を示す。 5 3はスロッ ト # 丄の情報チャネルデ一夕のフォーマツ ト構成を示す。 付加情報のフォーマッ ト構成は、 パイ ロッ ト （P i l o t ) 6 1、 当該 フレームの情報チャネルデ一夕の拡散率、 通信速度などが示される "T F C I " ( t r a n s p o r t— f o rma t c omb i na t i o n i nd i c a t o r) 6 2、 フィー ドノ ックイ ンフォメーショ ン " F B I " (f e e d b a c k i n f o rma t i o n) 6 3、 送信パ ヮ一コン トロールコマン ド " T P C" ( t r a n s m i t p owe r - c o n t r o l ) 6 4などから構成されている。 第 5図は、 この W— C D M A方式の無線通信システムに適用される 3 G P Pで規定されるスロヅ トおよびフレームのフォーマツ ト図であり、 移動局 8 と基地局 2， 4 , 6 との間のダウンリ ンクフォーマッ トを示す 。 図において、 7 1は 1 フレーム分の'デ一夕フォーマヅ トでありスロ ヅ ト # 0からスロッ ト # 1 4までの合計 1 5個のスロッ トから構成される 。 Ί 2はスロッ # iの付加情報および情報チャネルデ一夕のフォーマ ッ ト構成を示す。 付加情報のフォーマツ ト構成は、 パイ ロッ ト （ P i 1 o t ) 8 1、 当該フレームの情報チャネルデータの拡散率、 通信速度な どが示される "T F C I " 8 2、 送信パヮ一コン トロールコマン ド " T P C" 8 3などから構成されている。 また、 情報チャネルデータのフォ —マツ ト構成はデ一夕 " 1 " ( d a t a 1 ) 8 4およびデータ " 2 " ( d a t a 2 ) 8 5などから構成されている。

次に動作について説明する。

先ず、 付加情報先行モードについて説明する。

この付加情報先行モー ドは、 W— C D M Aなどの無線通信方式におい て基地局 2 , 4， 6 と移動局 8 との間で送受信されるフレームの付加情 報を 1 つ前のフレームに付加して先に送るモー ドであ り、 無線制御-交 換局 1から基地局側、 移動局側へこの付加情報先行モ一 ドの設定が行わ れる。 また、 この付加情報先行モー ドは無線チャネルごと （ユーザごと ) 、 アップリ ンクまたはダウンリ ンク別に設定できる。

また、 前記付加情報先行モー ドでは、 基地局側または移動局側での復 調に関連する情報、 さらに具体的には拡散率や通信速度に関する情報を 付加情報として 1つ前のフレームに付加して先に送ることが出来る。 ま た、 第 4図および第 5図に示すフォーマツ ト構成が適用される場合、 通 信速度に関する付加情報は、 付加情報 "T F C I " 6 2、 8 2などを 1 つ前のフレームに付加して先に送ることが出来る。 この付加情報先行モー ドの設定は、 無線制御，交換局 1 から基地局 2 ， 4 , 6や移動局 8 に対し行われる。 無線制御 ·交換局 1 から前記基地 局に対する付加情報先行モードの設定は、 無線制御 · 交換局 1 と前記基 地局との間で送受信されるモー ド切替メ ッセージをもとに、 第 2図の付 加情報先行モー ド切替手段 2 1、 2 3が通常モードから付加情報先行モ —ドへモー ドを切り替えることで行う。 また、 無線制御 ·交換局 1から 移動局 8に対する付加情報先行モードの設定は、 通信を行うために無線 制御 · 交換局 1から事前に移動局 8へ送られる制御情報に含まれる付加 情報先行モードについての制御データをもとに、 第 3図のモー ド切替制 御手段 4 1 によ り制御される付加情報先行モ一ド切替手段 4 2 , 4 4 に よ り行われ、 通常モー ドから付加情報先行モードへ切り替えられる。 また、 無線チャネルごと （ユーザごと） の付加情報先行モードの設定 については、 拡散コー ドに対応した無線チャネルごとに、 送受信する各 フレームについて、 例えばユーザ 1 については 「付加情報先行モー ドを 設定する」 、 「ユーザ 2 については通常モードを設定する」 などのモー ド切替メ ッセージによ り無線制御'交換局 1から設定される。

また、 アツプリ ンクまたはダウン リ ンク別の基地局における付加情報 先行モー ドの設定については、 無線制御'交換局 1 と基地局との間で送 受信されるへッダ情報における、 アップリ ンクについての付加情報先行 モ一ドの設定か、 またはダウンリ ンクについての付加情報先行モー ドの 設定かを示すモー ド切替メ ッセージをもとに、 第 2図の付加情報先行モ 一ド切替手段 2 1 または付加情報先行モ一 ド切替手段 2 3が通常モー ド から付加情報先行モー ドへモー ドをアップリ ンクまたはダウンリ ンク別 に切り替えることで行う。

また、 アップリ ンクまたはダウンリ ンク別の移動局 8における付加情 報先行モー ドの設定については、 無線制御 '交換局 1 と移動局 8 との間 で送受信される最初の制御チャネルデータの付加情報先行モードについ ての制御データをもとに、 第 3図のモード切替制御手段 4 1や付加情報 先行モード切替手段 4 2 ， 4 4により行われ、 アップリンクまたはダウ ンリ ンク別に通常モードから付加情報先行モードへ切り替えられる。 次に、 付加情報先行モード設定後の基地局と移動局 8 との間の無線通 信において送受信されるフレームと付加情報について説明する。

第 6図は、 基地局および移動局 8においてアップリンクとダウンリ ン クの双方またはいずれかに付加情報先行モードが無線制御 ·交換局 1か ら設定されているときの、 前記基地局と移動局 8 との間の無線通信で送 受信されるフレームと、 そのフレームの情報チャネルデータと、 そのフ レームに付加された付加情報とを示す説明図である。 この場合、 フレー ム " 0，， 、 フレーム " 1 " 、 フレーム " 2 " 、 フレーム " 3，， の順で前 記基地局と移動局 8 との間で送受信される。

前記基地局において付加情報先行モード切替手段 2 1により付加情報 先行モードへの切り替えが行われていると、 今回、 無線制御 · 交換局 1 から送られてきた情報チャネルデータをもとに、 それら情報チャネルデ —夕のフレーム " 1 " の付加情報 1が付加情報出力手段 2 2で検出され る。 そして、 前記検出された付加情報 1がフレーム生成手段 1 3へ出力 され、 無線制御 · 交換局 1から送信されすでに符号化手段.1 1 ， 1 2に より符号化されている情報チャネルデータによりフレーム生成手段 1 3 が生成した、 前記フレーム " 1 " より 1つ先のフレーム " 0 " へ付加さ れる。 つまり、 前記基地局から移動局 8へ送信する 1つ先のフレームへ 1つ後のフレームの付加情報を付加し、 付加情報についてのみ 1 フレー ム分、 先に送る。

一方、 移動局 8では、 付加情報遅延手段 4 3が、 今回、 前記基地局よ り送られてきたフレーム " 0 " から検出したそのフレーム " 0 " に付加 されている付加情報 1 を 1 フレーム分遅らせ、 次回、 前記基地局から送 信されるフレーム " 1 " が受信される直前に前記検出した付加情報 1 に 応じて復調部 3 2、 復号手段 3 4， 3 5を制御し、 フレーム " 1 " の情 報チャネルデータなどを、 前記復調部 3 2、 復号手段 3 4 , 3 5などが 最良な状態で処理できるように事前に制御する。

また、 移動局 8の付加情報先行モード切替手段 4 4により付加情報先 行モードへの切り替えが行われていると、 今回、 移動局 8から前記基地 局へ送信する、 符号化手段 3 6， 3 7へ入力される情報チャネルデータ をもとに、 それら情報チャネルデータのフレーム " 1 " の付加情報 1が 検出される。 そして、 前記情報チャネルデ一夕のフレーム " 1 " より 1 つ先の、 すでに符号化されている情報チャネルデ一夕によりフレーム生 成手段 3 8が生成したフレーム " 0 " へ、 前記検出された付加情報 1が 付加される。 つまり、 移動局 8から前記基地局へ送信する 1つ先のフレ ーム " 0 " へ 1つ後のフレーム " 1 " の付加情報 1を付加し、 付加情報' についてのみ 1 フレーム分、 先に送る。

一方、 前記基地局の付加情報先行モード切替手段 2 3により付加情報 先行モードへの切り替えが行われていると、 今回、 移動局 8から送られ てきたフレーム受信手段 1 8で受信されたフレーム " 0 " に付加されて いる付加情報 1が付加情報遅延手段 2 4で検出される。 そして、 前記検 出された付加情報 1は 1 フレーム分遅延され、 移動局 8から送信される 次回のフレーム " 1 " を受信する直前に前記付加情報 1に応じて復調部 1 7、 復号手段 1 9， 2 0を制御し、 フレーム " 1 " の情報チャネルデ 一夕などを、 前記復調部 3 2、 復号手段 3 4， 3 5などが最良な状態で 処理できるように事前に制御する。

このように、 フレーム " 0 " の情報チャネルには、 フレーム " 0 " の 本来の情報チャネルデータである d a t a " 0 " が挿入され、 フレーム " 0 " に付加される付加情報としては、 フ レーム " 0 " の次に送受信さ れるフ レーム " 1 " の付加情報が付加される。 また、 フ レーム " 1 " の 情報チャネルには、 フレーム " 1 " の本来の情報チャネルデ一夕である d a t a " 1 " が挿入され、 フ レーム " 1 " に付加される付加情報と し ては、 フレーム " 1 " の次に送受信されるフレーム " 2 " の付加情報が 付加される。 また、 フレーム " 2 " の情報チャネルには、 フレーム " 2 " の本来の情報チャネルデ一夕である d a t a " 2 " が挿入され、 フ レ ーム " 2 " に付加される付加情報としては、 フ レーム " 2 " の次に送受 信されるフ レーム " 3 " の付加情報が付加される。 また、 フ レーム " 3 " の情報チャネルには、 フレーム " 3 " の本来の情報チャネルデ一夕で ある d a t a " 3 " が挿入され、 フ レーム " 3 " に付加される付加情報 としては、 フ レーム " 3 " の次に送受信されるフレーム " 4 " の付加情 報が付加される。

第 7図は、 基地局および移動局 8においてアップリ ンクとダウンリ ン クの双方またはいずれかに付加情報先行モー ドが無線制御■交換局 1か ら設定されているときの、 前記基地局と移動局 8との間の無線通信で送 受信されるフレームと、 そのフレームの情報チャネルデ一夕と、 そのフ レームに付加された付加情報を示す説明図である。 この場合の付加情報 は、 例えば次に送られてく るフ レームについての復調に関する情報、 フ レームごとに通信速度が変わる場合にはその通信速度に関する情報と、 自己フレームに関する付加情報である。 第 7図において、 付加情報 1 — 1はフレーム " 0 " の次に送られて く るフレーム " 1 " についての復調 に関する情報、 フレームごとに通信速度が変わる場合にはその通信速度 に関する情報、 付加情報 0— 2は自己のフ レーム " 0 " に関する付加情 報である。 また、 付加情報 2 - 1はフレーム " 1 " の次に送られて く る フレーム " 2 " についての復調に関する情報、 フレームごとに通信速度 が変わる場合にはその通信速度に関する情報、 付加情報 1一 2は自己の フ レーム " 1 " に関する付加情報である。 また、 付加情報 3— 1 はフ レ —ム " 2 " の次に送られて く るフ レーム " 3 " についての復調に関する 情報、 フレームごとに通信速度が変わる場合にはその通信速度に関する 情報、 付加情報 2— 2は自己のフ レーム " 2 " に関する付加倩報である ο

また、 付加情報 4一 1はフ レーム " 3 " の次に送られて く るフ レーム " 4 " についての復調に関する情報、 フ レームごとに通信速度が変わる場 合にはその通信速度に関する情報、 付加情報 3— 2は自己のフレーム " 3 " に関する付加情報である。

このように、 自己のフ レームに関する付加情報とともに、 次に送られ て く るフレームについての復調に関する情報、 フレームごとに通信速度 が変わる場合にはその通信速度に関する情報を付加情報として一緒に送 ることで、 送受信されるフ レームごとに通信速度などの付加情報が変化 する無線通信において通信品質の向上が期待できる無線通信方法および 装置が得られる効果がある。

第 8図は、 基地局および移動局 8 において無線チャネル （ユーザ） ご とに付加情報先行モー ドまたは通常モー ドが設定されているときの、 前 記基地局と移動局 8 との間の無線通信で送受信されるフ レームと、 その フ レームの情報チャネルデ一夕と、 そのフレームに付加された付加情報 の一例を示す説明図である。 この場合の付加情報は、 例えば次に送られ て く るフレームについての復調に関する情報、 フレームごとに通信速度 が変わる場合にはその通信速度に関する情報である。 第 8図は、 フレー ム " 0 " からフレーム " 3 " までの各フレームについてユーザ 1の無線 チャネルのみについて付加情報先行モー ドが設定されている例である。 第 9図は、 基地局および移動局 8においてアップリ ンクまたはダウン リンクごとに付加情報先行モードが設定されているときの、 前記基地局 と移動局 8との間の無線通信で送受信されるフレームと、 そのフレーム の情報チャネルデータと、 そのフレームに付加された付加情報の一例を 示す説明図である。 この場合の付加情報は、 例えば次に送られてく るフ レームについての復調に関する情報、 フレームごとに通信速度が変わる 場合にはその通信速度に関する情報である。 第 9図は、 フレーム " 0 " からフレーム " 3 " までの各フレームについてアップリ ンクのみについ て付加情報先行モ一ドが設定されている例である。

以上のようにこの実施の形態 1によれば、 1つ後のフレームの復調に 関連する情報、 拡散率や通信速度に関する情報を含む付加情報を 1つ前 のフレームに付加して先に送ることが出来るため、 前記復調に関連する パラメ一夕情報、 拡散率や通信速度がフレームごとに変わる場合に、 そ のフレームの受信前に、 受信側の基地局、 移動局 8の復号手段や復調部 の特性を、 前記フレームが最良な通信品質で受信できる状態に制御調整 しておく ことが可能となり、 フレームごとに付加情報が変化する無線通 信において、 前記フレームごとに最良な状態に特性が制御調整された受 信側の基地局、 移動局 8の復号手段や復調部によりフレームの受信を行 うことが出来、 通信品質の向上が期待できる無線通信方法および装置が 得られる効果がある。 産業上の利用可能性

以上のように、 無線通信において送信するフレームの付加情報を 1つ 先に送信するフレームに付加し受信側へ送るようにしたので、 前記受信 側の特性が、 先に送られてきた前記付加情報により最適に制御された状 態で、 前記付加情報のフレームを受信できるため、 無線通信において送 受信されるフレームの通信品質を向上させるのに適している。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . フレームに付加情報を付加して送受信し無線通信を行う無線通信方 法において、

フレームの付加情報を、 前記フレームよ り先に送信するフレームに付 加して受信側へ送り、 受信側は受信したフレームに付加されている、 先 に送信されてきた、

前記受信したフレームよ り後に送られて く るフレームの付加情報をも と に、 前記後に送られて く るフレームを受信する無線通信方法。

2 . 付加情報は、 復調に関連する情報であることを特徴とする請求の範 囲第 1項記載の無線通信方法。

3 . 付加情報は、 通信速度に関する情報を含むことを特徴とする請求の 範囲第 1項記載の無線通信方法。

4 . 無線通信において次世代通信システムの無線フォーマッ トが適用さ れ、 付加情報が含む通信速度に関する情報は、 前記次世代通信システム の無線フォーマツ 卜の通信速度に関する情報であることを特徴とする請 求の範囲第 3項記載の無線通信方法。

5 . フレームの付加情報を、 前記フレームよ り先に送信するフレームに 付加して受信側へ送るか否かを無線チャネルごとに選択することを特徴 とする請求の範囲第 1項記載の無線通信方法。

6 . フレームの付加情報を、 前記フレームよ り先に送信するフレームに 付加して受信側へ送るか否かをアツプリ ンクまたはダウンリ ンクごとに 選択することを特徴とする請求の範囲第 1項記載の無線通信方法。

7 . 付加情報の付加されたフレームを移動局装置と送受信し無線通信を 行う基地局装置において、

フレームの付加情報を、 前記フレームよ り先に送信するフレームに付 加して前記移動局装置へ送り、 また前記移動局装置から受信したフレー ムに付加されている、 先に送信されてきた、 前記受信したフレームよ り 後に送られて く るフレームの付加情報をも とに、 前記送られて く るフ レ ームを受信する付加情報先行モー ドを備えたことを特徴とする基地局装

8 . 付加情報は、 復調に関連する情報であることを特徴とする請求の範 囲第 7項記載の基地局装置。

9 . 付加情報は、 通信速度に関する情報を含むことを特徴とする請求の 範囲第 7項記載の基地局装置。

1 0 . 移動局装置との間の無線通信において次世代通信システムの無線 フォーマッ トが適用され、 付加情報が含む通信速度に関する情報は、 前 記次世代通信システムの無線フォーマツ トの通信速度に関する情報であ ることを特徴とする請求の範囲第 9項記載の基地局装置。

1 1 . 付加情報先行モードは、 無線チャネルごとに設定されることを特 徴とする請求の範囲第 7項記載の基地局装置。

1 2 . 付加情報先行モ一 ドは、 アップリ ンクまたはダウンリ ンクごとに 設定されることを特徴とする請求の範囲第 7項記載の基地局装置。

1 3 . 複数のスロ ッ トからなる付加情報の付加されたフレームを基地局 装置と送受信し無線通信を行う移動局装置において、

フレームの付加情報を、 前記フレームよ り先に送信するフレームに付 加して前記基地局装置へ送り、 また前記基地局装置から受信したフレー ムに付加されている、 先に送信されてきた、 前記受信したフレームよ り 後に送られて く るフレームの付加情報をもとに、 前記送られて く るフレ ームを受信する付加情報先行モー ドを備えたことを特徴とする移動局装 置。

1 4 . 付加情報は、 復調に関連する情報であることを特徴とする請求の 範囲第 1 3項記載の移動局装置。

1 5 . 付加倩報は、 通信速度に関する情報を含むことを特徴とする請求 の範囲第 1 3項記載の移動局装置。

1 6 . 基地局装置との間の無線通信において次世代通信システムの無線 フォーマッ トが適用され、 付加情報が含む通信速度に関する情報は、 前 記次世代通信システムの無線フォーマツ トの通信速度に関する情報であ ることを特徴とする請求の範囲第 1 5項記載の移動局装置。

1 7 . 付加情報先行モー ドは、 無線チャネルごとに設定されることを特 徴とする請求の範囲第 1 3項記載の移動局装置。

1 8 . 付加情報先行モードは、 アップリ ンクまたはダウンリ ンクごとに 設定されることを特徴とする請求の範囲第 1 3項記載の移動局装置。