WO2002033608A1 - Système d'appel d'offres - Google Patents

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Description

明 細 書 入札システム 技術分野
本発明は、 入札システムに関し、 特に落札金額の把握モデルに関する。
背景技術
昨今の情報通信技術の飛躍的な向上及びインターネットの普及に伴って、 取引 がインターネットを介して行われるようになった。 その一態様として、 電子商取 引市場サイトが設けられている。 この電子商取引サイトにおいては、 入札を開催 する者 (以下、 入札開催者) に対して応札者が応札金額を提示し、 最終的に落札 者が選ばれ、 落札金額が確定する。 ここで、 電子商取引市場のサイトは、 入札開 催者ゃ応札者の手数料により成り立つている場合が多い。 手数料には、 例えば、 応札手数料や落札手数料がある。 応札手数料は、 通常、 応札金額に基づき定めら れる。 また、 落札手数料は、 通常、 落札金額に基づき定められる。 そのため、 電 子商取引サイトのサイト運営者が応札手数料及び落札手数料を入札開催者及び/ 又は応札者等に請求するためには、 応札金額及ぴ落札金額を知る必要がある。
し力、しながら、 一般に入札開催者、 応札者及び落札者にとって落札金額情報は 自己の事業の採算を推認する材料となるため、 第三者に公開することを望まない。 それは、 同業他社のみならず、 電子商取引サイトのサイト運営者に対しても応札 金額及び落札金額を知られたくないのが実情である。
特に、 建設工事の入札に関しては、 一般の商品に比べて高額のサービスを取り 扱うため、 応札金額及び落札金額を第三者に公開することによる悪影響が他の商 品、 サービスと比較して著しく大きい。 このように、 従来の技術においては、 応札金額及ぴ落札金額が電子商取引サイ トのサイト運営者により知られてしまうという問題点があった。
よって、 本発明の目的は、 応札金額及び落札金額を電子商取引のサイト運営者 に対して知られることなく入札を実行できる入札システムを提供することである。 発明の開示
本発明に係る入札システムは、 入札を開催する入札開催者より受信した入札情 報を開示することにより応札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき 当該入札開催者が決定した落札者情報を受け付ける入札システムであって、 応札 者より通信網を介して送信された応札金額範囲情報を受信する応札情報受信手段 (例えば、 本実施の形態における入札処理部.1 4 ) と、 前記応札情報受信手段に より受信した応札金額範囲情報に基づき、 手数料を算出する手数料算出手段 (例 えば、 本実施の形態における手数料課金処理部 1 3 ) とを備えたものである。 こ れにより、 応札金額及び Z又は落札金額を電子商取引サイトのサイト運営者に対 して知られることなく入札を実行できる。
また、 本発明に係る入ネしシステムは、 入札を開催する入ネし開催者より受信した 入札情報を開示することにより応札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に 基づき当該入札開催者が決定した落札者情報を受け付ける入札システムであって、 応札者より通信網を介して送信された応札金額情報及ぴ応札金額範囲情報を受信 する応札情報受信手段 (例えば、 本実施の形態における入札処理部 1 4 ) と、 前 記応札情報受信手段により受信した応札金額情報を通信網を介して入札開催者に 対して送信する応札金額情報送信手段 (例えば、 本実施の形態における入札処理 部 1 4 ) と、 前記応札情報受信手段により受信した応札金額情報を当該入札シス テムの運営者が認知することを防止する応札金額情報漏洩防止手段 (例えば、 本 実施の形態における共通鍵) と、 前記応札情報受信手段により受信した応札金額 範囲情報に基づき、 手数料を算出する手数料算出手段 (例えば、 本実施の形態に おける手数料課金処理部 1 3 ) とを備えたものであってもよい。 応札金額及び落 札金額を電子商取引サイトのサイト運営者に対して知られることを効果的に防止 することができる。
上述の応札金額範囲情報は、 望ましくは、 応札金額を含む一定の金額範囲から なる情報である。
また、 上述の手数料算出手段は、 前記応札金額範囲情報と前記手数料情報とを 関連付けたテーブルを用いて当該手数料を算出するようにしてもよい。
さらに、 上述の手数料算出手段は、 前記落札者情報と応札金額範囲情報に基づ. き、 落札手数料を算出するものとしてもよい。
さらにまた、 上述の入札システムに、 応札者の端末において、 応札者によって 入力された応札金額情報と応札範囲情報とを比較し、 整合が取れていなレヽ場合に 応札者に対して再入力を促す手段を設けるようにしてもよい。 このような構成を 有することで、 応札者が応札金額に対応しない応札範囲情報を入力することを防 止することができる。
さらに、 応札者が応札手数料の支払いを承諾しない場合には入札への参力卩を制 P艮する手段を備えてもよい。 このようにすることにより応札手数料を確実に徴収 することができる。 さらには、 いわゆる冷やかしにより入札に参カ卩しょうとする 者を排除することができる。
また、 応札者が応札手数料の支払い方法を入力しない場合には入札への参加を 制限する手段をさらに備えてもよレ、。 このようにすることにより応札手数料を確 実に徴収することができる。 さらには、 いわゆる冷やかしにより入札に参カ卩しょ うとする者を 除することができる。
また、 応札者が入力した応札手数料の支払レ、方法に基づレヽて応札者の支払レ、能 力を確認する手段と、 当該確認手段により支払い能力が確認されない場合には入 札への参加を制限する手段をさらに備えてもよい。 このようにすることにより応 札手数料を確実に徴収することができる。 さらには、 いわゆる冷やかしにより入 札に参カ卩しょうとする者を排除することができる。
本発明に係る入札システムは、 入札を開催する入札開催者より受信した入札情 報を開示することにより応札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき 当該入札開催者が決定した落札者情報を受け付ける入札システムであって、 入札 開催者により生成され電子封筒に格納された各応札者ごとに異なる共通鍵を通信 網を介して受信する共通鍵受信手段 (例えば、 本実施の形態における共通鍵処理 部 1 6 ) と、 受信した共通鍵を各応札者に対して通信網を介して送信する共通鍵 送信手段 (例えば、 本実施の形態における共通鍵処理部 1 6 ) と、 共通鍵を用い て暗号化された応札金額情報を通信網を介して受信する応札金額情報受信手段 (例えば、 本実施の形態における入札処理部 1 4 ) と、 受信した暗号化された応 札金額情報を通信網を介して入札開催者に対して送信する応札金額情報送信手段 (例えば、 本実施の形態における入札処理部 1 4 ) とを備えたものである。 この ような構成により、 応札金額に関する情報をサイト運営者に対して知られること なく入札を実行できる。.
本発明の別の態様にかかる入札方法は、 入札を開催する入札開催者より受信し た入札情報を開示することにより応札者による応札を受け付け、 当該応札の情報 に基づき当該入札開催者が決定した落札者情報を受け付ける入札方法であって、 応札者より通信網を介して送信された応札金額範囲情報を受信する応札情報受信 ステップと、 前記応札情報受信ステップにより受信した応札金額範囲情報に基づ き、 手数料を算出する手数料算出ステップとを備えたものである。 これにより、 応札金額及び Z又は落札金額を電子商取引サイトのサイト運営者に対して知られ ることなく入札を実行できる。
また、 本発明にかかる入札方法は、 入札を開催する入札開催者より受信した入 札情報を開示することにより応札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基 づき当該入札開催者が決定した落札者情報を受け付ける入札方法であって、 応札 者より通信網を介して送信された応札金額情報及び応札金額範囲情報を受信する 応札情報受信ステツプと、 受信した応札金額情報を通信網を介して入札開催者に 対して送信する応札金額情報送信ステップと、 受信した応札金額情報を当該入札 システムの運営者が認知することを防止する応札金額情報漏洩防止」
受信した応札金額範囲情報に基づき、 手数料を算出する手数料算出:
有するものである。 応札金額及び/又は落札金額を電子商取引のサイト運営者に 対して知られることを効果的に防止することができる。
本発明にかかる入札方法は、 入札を開催する入札開催者より受信した入札情報 を開示することにより応札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき当 該入札開催者が決定した落札者情報を受け付ける入札方法であって、 入札開催者 により生成され電子封筒に格納された各応札者ごとに異なる共通鍵を通信網を介 して受信する共通鍵受信ステップと、 受信した共通鍵を各応札者に対して通信網 を介して送信する共通鍵送信ステップと、 共通鍵を用 、て暗号化された応札金額 情報を通信網を介して受信する応札金額情報受信ステツプと、 受信した暗号化さ れた応札金額情報を通信網を介して入札開催者に対して送信する応札金額情報送 信ステップとを備えたものである。 このような構成により、 応札金額に関する情 報をサイト運営者に対して知られることなく入札を実行できる。
本発明の別の態様にかかる入札プログラムを格 した記憶媒体は、 入札を開催 する入札開催者より受信した入札情報を開示することにより応札者による応札を 受け付け、 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した落札者情報を受け 付ける入札プログラムを格納した記憶媒体であって、 当該入札プログラムは、 コ ンピュータに対して、 応札者より通信網を介して送信された応札金額範囲情報を 受信する応札情報受信ステップと、 前記応札情報受信ステップにより受信した応 札金額範囲情報に基づき、 手数料を算出する手数料算出ステップを実行させるも のである。 これにより、 応札金額及び/又は落札金額を電子商取引のサイト運営 者に対して知られることなく入札を実行できる。
また、 本発明にかかる入札プログラムを格納した記憶媒体は、 入札を開催する. 入札開催者より受信した入札情報を開示することにより応札者による応札を受け 付け、 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した落札者情報を受け付け る入札プログラムを格納した記憶媒体であって、 当該入札プログラムは、 コンビ ユータに対して、 応札者より通信網を介して送信された応札金額情報及び応札金 額範囲情報を受信する応札情報受信ステップと、 受信した応札金額情報を通信網 を介して入札開催者に対して送信する応札金額情報送信ステップと、 受信した応 札金額情報を当該入札システムの運営者が認知することを防止する応札金額情報 漏洩防止ステップと、 受信した応札金額範囲情報に基づき、 手数料を算出する手 数料算出ステップを実行させるものである。 これにより、 応札金額及び/又は落 札金額を電子商取引のサイト運営者に対して知られることを効果的に防止するこ とができる。
本発明にかかる入札プログラムを記憶した記憶媒体は、 入札を開催する入札開 催者より受信した入札情報を開示することにより応札者による応札を受け付け、 , 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した落札者情報を受け付ける入札 プログラムを格納した記憶媒体であって、 当該入札プログラムは、 コンピュータ に対して、 入札開催者により生成され、 電子封筒に格納された各応札者ごとに異 なる共通鍵を通信網を介して受信する共通鍵受信ステップと、 受信した共通鍵を 各応札者に対して通信網を介して送信する共通鍵送信ステップと、 共通鍵を用レヽ て暗号化された応札金額情報を通信網を介して受信する応札金額情報受信ステツ プと、 受信した暗号化された応札金額情報を通信網を介して入札開催者に対して 送信する応札金額情報送信ステツプとを実行させるものである。 このような構成 により、 応札金額に関する情報をサイト運営者に対して知られることなく入札を 実行できるシステムを提供することができる。 図面の簡単な説明
第 1図は、 本発明における入札システムのシステム構成図である。 第 2図は、 本発明における入札システムの全体処理フローを示すフローチャートである。 第 3図は、 本発明における入札システムの処理フローの一部を示すフローチヤ一ト である。 第 4図は、 本発明における入札システムの処理フローの一部を示すフロ 一チャートである。 第 5図は、 本発明における入札システムの処理フローの一部 を示すフローチャートである。 第 6図は、 本発明における入札システムにおける 表示画面例を示す図である。 第 7図は、 本発明における入札システムにおける表 示画面例を示す図である。 第 8図は、 本発明における入札システムにおける表示 画面例を示す図である。 第 9図は、 本発明における入札システムにおける表示画 面例を示す図である。 第 1 0図は、 本発明における入札システムにおける表示画 面例を示す図である。 第 1 1図は、 本発明における入札システムにおける応札金 額レンジ表を示す図である。 第 1 2図は、 本発明における入札システムの一部の 処理を示すフローチャートである。 第 1 3図は、 本発明における入札システムに おける表示画面例を示す図である。 第 1 4図は、 本発明における入札システムに おける表示画面例を示す図である。 第 1 5図は、 本発明における入札システムに おける表示画面例を示す図である。 第 1 6図は.、 本発明における入札システムに おける表示画面例を示す図である。 発明を実施するための最良の形態
第 1図は、 本発明にかかる入札システムのシステム構成図を示す。 この発明の 実施の形態では、 一例として建設工事の入札に適用した ^を説明するが、 これ に限らず、 本発明にかかる入札システムはあらゆる種類の商品、 サービス等の入 札に対して適用することが可能である。 図に示されるようにこの入札システムは、 サーバ 1、 データベース 2及ぴサイト運営者の端末 5を基本的な構成とし、 さら に通信網 6を介して入札開催者の端末 3と応札者の端末 4とが接続されている。 サーバ 1は、 サーバ、 コンピュータ等により構成され、 図示しない C P U、 R OM、 R AM, ハードディスク等の構成を有し、 少なくともメンバー登録処理部 1 1、 案件登録処理部 1 2、 手数料課金処理部 1 3、 入札処理部 1 4、 発注処理 部 1 5及ぴ共通鍵処理部 1 6を備えている。 これらの処理部は、 メモリ、 ハード ディスク等の記憶手段に記憶された各種処理プログラムに基づき C P Uが動作す ることに実現する。 また、 デ タベース 2は、 メンバー情報記憶部 2 1、 案件情 報記憶部 2 2、 課金情報記憶部 2 3、 入札情報記憶部 2 4及び発注情報記憶部 2 5を備えている。
メンバー登録処理部 1 1は、 メンバー (会員) の登録に関する処理を実行する 機能を有する。 メンバー登録は原則として通信網 6を介して接続された端末によ り登録情報を入力することにより実行される。 メンバー登録においては、 入札開. 催者としての登録、 応札者としての登録があり、 いずれか一方のみならず両方を 選択することも可能である。 登録するメンバーとしては、 建設工事会社、 メーカ 一、設計事務所、 積算事務所、 CM (コンストラタシヨンマネージメント会社) がある。 このうち、 建設工事会社は応札者として入札に参加する場合の他、 ー且 落札した案件に関して入札開催者として入札に参加する可能性もある。 メンバー 登録処理部 1 1により登録された情報は、 データベース 2のメンパー情報記憶部 2 1に格納される。 尚、 本入札システムを建設工事でなく、 他の入札に適用した 場合には、 登録するメンバーには、 建設工事会社等ではなく、 商品を提供するメ 一力一、 商品を購入する商社、 サービスを提供するサービス提供者、 オークショ ンを実施するオークション会社等、 様々なメンパーが含まれる。
案件登録処理部 1 2は、 入札の対象となる案件の登録に関する処理を実行する 機能を有する。 この案件登録も原則として通信網 6を介して接続された端末 3に より例えば、 設計事務所や建設工事会社等の入札開催者が案件情報を入力するこ とにより実行される。 案件登録処理部 1 2により登録された案件情報は、 データ ベース 2の案件情報記憶部 2 2に格納される。
手数料課金処理部 1 3は、 本システムにより商取引を行うための手数料に関す る処理を実行する機能を有する。 手数料には、 応札時に支払う応札手数料と落札 時に支払う落札手数料が含まれる。 応札手数料は、 応札者が基本的に支払う。 他 方、 落札手数料は、 落札者及び入札開催者の双方又はいずれか一方が支払う。 応 札手数料は、 基本的に応札時に提示された応札価格が予め用意された応札金額レ ンジ表のいずれのレンジに含まれるかという情報 (以下、 応札金額範囲情報とす る) に基づいて定められる。 また、 落札手数料も落札価格が当該応札金額レンジ 表のいずれのレンジに含まれるかという情報、 即ち応札金額範囲情報に基づいて 定められる。 手数料については、 この他、 メンバー登録時に支払う登録手数料、 登録維持費用として月毎若しくは年毎に支払う登録維持手数料等様々な手数料が 課される場合がある。 手数料課金処理部 1 3による課金処理の基準となる情報や メンバーに対して課金すべき具体的課金情報は、 課金情報記憶部 2 3に格納され る。
入札処理部 1 4は、 この例では建設工事に関する入札にかかる処理を実行する 機能を有する。 入札処理部 1 4は、 入札の対象となる案件情報に関しては、 上記 案件登録処理部 1 2により登録され、 案件情報記憶部 2 2に記憶された情報を用 レ、る。 また、 入札処理部 1 4は、 入札に関する情報に関しては、 応札者よりその 端末 4を用いて送信された入札に関する情報を受信し、 入札情報記憶部 2 4に格 納し、 その格納された情報を用いる。 そして、 複数の^札者より応札があった場 合に、 所定の基準に基づき、 特定の 1社又は数社を落札者として認定する。 ここ で、 落札者を決定する基準としては、'逐次、 応札に関する情報を入札開催者がサ ィトにアクセスすることにより取得し、 その応札に関する情報に基づき入札開催 者が判断することにより落札者を決定してもよく、 また、 単に一番安い応札額を つけた会社を落札者として認定するようにしてもよい。 この場合には、 サイト運 営者のサーバ 1において自動的に落札者が決定される。 落札者の情報についても、 入札情報記憶部 2 4に格納される。
発注処理部 1 5は、 入札情報記憶部 2 4に格納された落札者情報に基づいて正 式に落札者に対して案件の発注処理を実行する機能を有する。 発注情報は、 デー タベース 2の発注情報記憶部 2 5に格納される。
共通鍵処理部 1 6は、 入札開催者により生成され、 電子封筒に格納された共通 鍵を受信し、 応札者に対して送信する機能を有する。
入札開催者の端末 3は、 例えばパーソナルコンピュータ (P C) であり、 ディ スプレイ等の表示手段及ぴキーボード等の入力手段を有する。 また、 通信網 6を 介してサーバ 1と情報のやりとりを行う通信機能を有し、 そのハードディスク上 にはサーバ 1から送信された H TML (Hyper Text Markup Language) データや XML (extensible Markup Languag) データを受信しディスプレイの表示デー タに変換し、 表示させるブラウザがインストールされている。 また、 電子メール ソフトもインストールされている。
応札者の端末 4は、 入札開催者の端末 3と同様に例えば P Cであり、 ディスプ レイ等の表示手段及びキーボード等の入力手段を有する。 また、 通信網 6を介し てサーバ 1と情報のやりとりを行う通信機能を有し、 そのハードディスク上には 上述のブラウザがインストールされている。 また、 電子メールソフトもインスト ールされている。 第 1図に示す例では、 応札者 A、 B、 Cの 3社の端末 4 1、 4
2、 4 3が各々表示されている。
サイト運営者の端末 5は、 サーバ 1と接続されており、 例えば P Cであり、 デ イスプレイ等の表示手段及びキーボード等の入力手段を有する。 基本的に、 サー バ 1における各処理を指示、 監視する役割を有する。
通信網 6は、 例えばインターネット、 公衆網等の通信網である。
続いて、 第 2図に示すフローチャートを用いて、 本発明にかかる入札システム の全体処理フローの概略を最初に説明する。 そして、 その後に各ステップの詳細 について説明することとする。
最初に本入ネしシステムを利用するためのメンパー登録を実行する (ステップ S 2 0 1 ) 。 メンバー登録には、 上述のように、 入札開催者としての登録、 応札者 としての登録、 両者としての登録がある。 次に入札の案件を入札開催者が登録す る (ステップ S '2 0 2 ) 。 案件の登録は、 通信網 6を介して入札開催者の端末 3 により行う。
そして、 入札が開催され (ステップ S 2 0 3 ) 、 実際に応札者の端末 4より応 札が実行される (ステップ S 2 0 4 ) 。 この応札に際しては、 応札手数料が課金 される (ステップ S 2 0 5 ) 。
一定期間満了後、 入札が締め切られ、 応札者の中より落札者の選択が実行され、 案件が落札される (ステップ S 2 0 6 ) 。 落札した場合、 落札者及び Z又は入札 開催者に対して、 落札手数料の課金が実行される (ステップ S 2 0 7 ) 。 そして、 落札結果に基づいて、 発注処理が実行される (ステップ S 2 0 8 ) 。 さらに、 必 要に応じて、 公証に関する処理が実行される (ステップ S 2 0 9 ) 。
次に、 第 2図に示すフローチャートの各ステップについて詳述する。
メンバー登録処理に関するステップ (S 2 0 1 ) は次のようにして実行する。 メンバー登録は、 メンバー登録処理部 1 1を中心に実行される。 例えば入札を開 催しようとする建築主がメンバー登録をするためには、 まず、 本発明にかかる入 札システムのサイトにアクセスする。 そして、 メンバー登録ページの表示を要求 すると第 6図に示すメンパー登録ページを表示するためのデータが通信網 6を介 して入札開催者の端末 3に対して送信される。 当該メンバー登録ぺ^"ジには、 図 に示されるように、 最初に入札開催者として登録をするのか、 応札者として登録 するのか又は両者として登録するのかを選択するように構成されている。 その後 に、 メンバー登録をするために必要な情報、 例えば、 業種名、 会社名、 代表者名、 住所、 電話番号、 F AX番号、 担当者氏名、 担当者の電子メールアドレスの入力 を当該入札開催者に対して促すように構成されている。 尚、 これら以外の、 例え ば担当者の所属部署等の情報をさらに含めることも可能である。 入札開催者がこ れらの情報を入力し、 送信ボタンをクリックすると、 入力された情報が通信網 6 を介してサーバ 1に送信される。 サーバ 1では、 メンバー登録処理部 1 1が当該 情報を受信し、 データベース 2のメンバー情報記憶部 2 1に格納する。 そして、 メンバー登録処理部 1 1は、 メンバー登録の完了に応じて、 当該メンバーに対し てメンバー番号及び本入札システムにアクセスするために必要なパスヮードを電 子メール、 郵送又はファクシミリにより送信する。 尚、 応札者として登録を実行 する場合も、 入札開催者として登録する場合と、 最初にその旨を登録する点を除 き同じ処理を実行する。
次に案件登録ステップ (S 2 0 2 ) について説明する。 案件登録とは、 入札の 対象を登録することであり、 この例では建設工事案件を登録することである。 入 札開催者が原則として通信網 6を介して端末 3を用いて実行する。
具体的には、 まず、 入札開催者は、 自己の端末 3を用いて案件登録ページの送 信をサーバ 1に対して要求する。 この要求に応じてサーバ 1の案件登録処理部 1 2は、 第 7図に示す案件登録ページを通信網 6を介して建築主である入札開催者 の端末 3に対して送信する。 この案件登録ページは建築主の端末 3のディスプレ ィ上に表示される。 第 7図に示す案件登録ページでは、 案件を特定するための情 報の入力を建築主である入札開催者に対して促している。 例えば、 案件名、 建設 地、 建築物の構造、 建築物の引渡日、 設計図面の受け渡し方法、 最低入札価格等 である。 ここで、 設計図面の受け渡し方法の欄では、 メールによる受渡、 郵送に よる受渡等より.選択し入力できるようになつている。 尚、 設計図面の受け渡し方 法については、 この段階で登録しなくてもよい。 これもの情報の入力を完了し、 送信ボタンをクリックすると、 これらの情報が通信網 6を介してサーバ 1に対し て送信される。 サーバ 1ではこれらの案件情報を受信し、 案件登録処理部 1 2に より案件情報記憶'部 2 2に格納する。 さらに、 案件登録処理部 1 2は、 登録され た案件毎に案件番号を割り振り、 当該案件の情報や案件に対する応札情報を入手 するために必須のパスヮードゃ公開鍵とともに通信網 6を介して入札開催者の端 末 3に電子メール等により送信する。 尚、 案件登録処理部 1 2により登録された 案件情報の開示範囲を段階的に設定し、 アクセスした者の資格等に応じて開示範 囲をかえるようにしてもよい。 この場合は、 例えば、 公開鍵により案件情報にか かるデータをフィールド毎に管理するようにすることで実現できる。
次に、 入札ステップ (S 2 0 4 ) 、 応札課金ステップ (S 2 0 5 ) までの具体 的な処理を詳細に説明する。 第 4図にこれらのステップの具体的なフローが示さ れている。
入札は基本的にサーバ 1の入札処理部 1 4により実行する。 入札処理部 1 4は、 第 8図に示すような入札案件ページを通信網 6を介して本入札システムのメンバ 一がアクセス可能な状態に置く。 具体的には、 本入札システムのサイト上に当該 入札案件ページを設ける。 第 8図に示す入札案件ページでは、 入札をすることが できる案件が案件番号及び案件名により特定され、 列挙されている。 これらの列 挙された案件の案件名を応ネし者が自己の端末 4を用いてクリックすると、 当該案 件の詳細情報を記載した入札情報ページが端末 4のディスプレイに表示される。 応札者は、 入札案件ページより特定の入札案件に関する入札情報ページを閲覧 し、 応札金額の計算を実行する (ステップ S 4 0 1 ) 。 この入札情報ページの例 を第 9図に示す。 第 9図の例では、 案件番号、 案件名、 建設地、 建築物の構造、 建築物引渡日等の情報が表示されている。 例えば、 建設工事会社は、 これらの入 札情報を取得し、 入札への参加、 その応札金額を検討する。 入札へ参加し、 応札 することが決定した場合には、 第 9図の入札情報ページの 「応札する」 と記載さ れたポタンをクリックする。 この場合、 応札の必要情報を入力するための応札ぺ ージがサーバ 1から応札者の端末 4に送信される。 それ以外は、 「戻る」 と記載 されたボタンをクリックする。 尚、 この例では、 入札参加希望者は、 すぐに応札 ページにより応札金額範囲等を入力することができるが、 入札参加希望者を入札 開催者に通知し、 入札開催者による資格審査を受けた上で見積を計算して応札す るようにしてもよい。
そして、 応札ページにおいて、 応札金額レンジ表から応札金額の範囲を選択す る (ステップ S 4 0 2 ) 。 また、 同ページにおいて、 応札金額を入力する (ステ ップ S 4 0 3 ) 。 第 1 0図に応札ページの例を示す。 第 1 0図に示す応札ページ では、 応札することを決定した建設工事会社に対して当該応札ページに応札金額 の範囲の選択をすることを促している。 また、 同ページでは応札金額の入力も促 すメッセージを表示している。 ここで、 応札金額の範囲を入力する欄には、 欄の 左縁に下矢印の黒三角が付されたポタンが表示されている。 このポタンをクリツ クすると、 予め用意された応札金額の範囲が表示される。 その範囲より応札金額 が属する範囲を選択することによって応札金額の範囲の入力を実行する。 この応 札金額の範囲は、 データベース 2の課金情報記憶部 2 3に格納された応札金額レ ンジ表の応札金額の範囲と対応している。 尚、 応札ページとは別に応札金額の範 囲を入力するためのページを設けてもよい。
第 1 1図に応札金額の範囲と応札手数料及び落札手数料の額を対応付けた応札 金額レンジ表の例を示す。 第 1 1図では、 応札金額の範囲が 1 0 0 0万円未満の 場合、 1 0 0 0万円から 5 0 0 0万円未満、 5 0 0 0万円から 1億円未満、 1億 円から 2億円未満、 2億円から 4億円未満、 4億円以上の 6段階に分けている。 応札手数料に関しては、 最初の 3段階が 1万円、 その次の 2段階が 2万円、 残り の 1段階が 4万と設定されている。 また、 落札手数料に関しては、 最初の 2段階 が 1 0万円、 その次の 2段階が 2 0万円、 その次の 1段階が 3 0万円、 そして残 りの 1段階が 5 0万円と設定されている。
通常、 応札手数料、 落札手数料等の手数料は、 応札額又は落札額の所定パーセ ントという決め方がされるが、 このように決めると落札額自体を本システムのサ ィト運営者に知らせることになる。 上述したように入札開催者及び落札者にとつ て落札金観こかかる情報は自己の事業の採算を推認する材料となるため第三者に 公開することを望まない。 それは、 同業他社のみならず、 例え当該入札システム のサイト運営者に対しても落札金額を知られたくないのが実情である。 この点に ついては、 建設工事の入ネしに限らず、 その他の入札においてもいえることである。 但し、 建設工事の入札に関しては、 一般の商品に比べて高額のサービスを取り扱 う こめ、 応札金額及び落札金額を第三者に公開することによる悪影響が他の商品、 サービスと比較して著しく大きい。 本発明にかかる入札システムでは、 各手数料 の設定を所定の応札金額の範囲毎に一定額となるようにしたので、 入札システム のサイト運営者に対しても落札金額を知らせることなく、 手数料を決定.すること ができる。
次に、 応札金額が応札金額レンジ表から選択した応札金額の範囲内かどうかが 判定される (ステップ S 4 0 4 ) 。 応札金額が応札金額レンジ表から選択した応 札金額の範囲内でない場合には、 再度、 応札金額レンジ表から応札金額の範囲を 選択する (ステップ S 4 0 2 ) か、 又は応札金額自体を変更する (ステップ S 4 0 5 ) 。 これらステップ S 4 0 4、 S 4 0 5の処理は、 応札ページにかかるプロ グラムにより応札者の端末 4上で実行される。 本入ネしシステムのサイト運営者は、 応札金額自体は見ることができないため、 自身で選択された応札金額の範囲が応 札金額と整合性がとれているかどうかはチェックすることができない。 それ故、 応札者が手数料の低減を目的として不正に低い応札金額範囲を応札者が選択する ことが考えられる。 しかしながら、 このように応札金額レンジ表で選択した応札 金額の範囲と入力された応札金額の整合性を入力時にシステム上チェックする構 成とすることで、 このような不正が生じないようにすることができる。
応札金額が応札金額レンジ表から選択した応札金額の範囲内であると判定され た場合には、 応札金額に入札開催者のみが開くことができるキーをかける (ステ ップ S 4 0 6 ) 。 キーとしては、 例えば共通鍵を用いる。 この共通鍵については、 例えば特許公開 2 0 0 0— 1 8 3 8 6 6号公報に開示されている。 入札開催者が 事前に共通鍵を作成し、 各応札者に対して配布しておく。
ここで、 共通鍵の配布処理について、 第 3図を用いて詳細に説明する。
入札開催者は、 まず、 応ネし者ごとに異なる共通鍵を生成する (ステップ S 3 0 1 ) 。 この例では、 応札者 A、 B、 Cに配布するための共通鍵 A、 B、 Cを生成 する。 これらの共通鍵 A、 B、 Cを各々別の電子封筒に格納する (ステップ S 3 0 2 ) 。 そして、 共通鍵 A、 B、 Cの格納された各々の電子封筒をサイト運営者 のサーバ 1に対して送信する (ステップ S 3 0 3 ) 。 - サイト運営者のサーバ 1は、 共通鍵処理部 1 6において、 これらの電子封筒を 受信し、 格納する (ステップ S 3 0 4 ) とともに、 共通鍵 Aが格納された電子封 筒を通信網 6を介して応札者 Aの端末 4 1に電子メールにより送信する (ステツ プ S 3 0 5 ) 。 また、 サーバ 1は、 共通鍵処理部 1 6において、 共通鍵 Bが格納 された電子封筒を通信網 6を介して応ネし者 Bの端末 4 2に電子メールにより送信 する (ステップ S 3 0 6 ) 。 さらにサーバ' 1は、 共通鍵処理部 1 6において、 共 通鍵 Cが格納された電子封筒を通信網 6を介して応札者 Cの端末 4 3に電子メー ルにより送信する (ステップ S 3 0 7 ) 。
応札者 Aは、 共通鍵 Aが格納された電子封筒を受信し (ステップ S 3 0 8 ) 、 電子封筒より共通鍵 Aの開封処理を行う (ステップ S 3 1 1 ) 。 応札者 Bは、 共 通鍵 Bが格納された電子封筒を受信し (ステップ S 3 0 9 ) 、 電子封筒より共通 鍵 Bの開封処理を行う (ステップ S 3 1 2 ) 。 応札者 Cは、 共通鍵 Cが格納され た電子封筒を受信し (ステップ S 3 1 0 ) 、 電子封筒より共通鍵 Cの開封処理を 行う (ステップ S 3 1 3 ) 。 このようにして、 入札開催者より各応札者に対して. 共通鍵が配布される。
各応札者は、 配布された共通鍵を用いて応札金額情報を暗号化し、 別途、 電子 メール等によりサイト運営者のサーバ 1に送信する。 この応札金額情報の送信処 理は、 予め各応札者の端末 4に本システム用のソフトウエアプログラムをインス トールした場合には、 単に各応札者は、 画面上に表示された送信ポタンをクリツ クすることにより実現できるようにしてもよい。 この場合、 当該ソフトウェアプ ログラムは、 応札者の指示に応じて別途ハードディスク等に 納された共通鍵を 読み出し、 読み出した共通鍵により当該応札金額情報を暗号ィ匕し、 サイト運営者 のサーバ 1に送信する処理を実行する。 応札者が共通鍵を入手していない場合に は、 第 1 0図に示す応札ページにおいて 「共通鍵を入手していない方はこちら」 と記載されたポタンをクリックすることにより入札開催者より共通鍵を入手する ことができる。
応札金額範囲情報は、 通信網 6を介してサーバ 1に対して送信される (ステツ プ S 4 0 7 ) 。 この送信された応札金額範囲情報は、 入札処理部 1 4により入札 情報記憶部 2 4に格納される。
サーバ 1では、 手数料課金処理部 1 3は、 入札情報記憶部 2 4に格納された応 札金額範囲情報に基づき、 応札金額レンジ表を参照し、 手数料を計算し、 課金処 理する (ステップ S 4 0 8 ) 。
また、 サーバ 1の入札処理部 1 4は、 別途、 応札者より送信された応札金額情 報を受信し、 入札情報記憶部 2 4に格納する。 この応札金額情報は、 入札開催者 の配布した共通鍵により暗号化されている。
この応札金額情報に関する処理につき、 第 5図を用いてさらに詳細に説明する。 応札者 Aは、 応札金額情報を自己の端末 41を用いて入力する (ステップ S 5 01) 。 また、 応札金額範囲情報も入力する (ステップ S 504) 。 入力された これらの情報のうち、 応札金額情報のみに対して、 事前に配布された共通鍵 Aを 用いて暗号化する (ステップ S 507) 。 応札金額範囲情報及び暗号化された応 札金額情報を通信網 6を介してサイト運営者のサーバ 1に対して送信する (ステ ップ S 510) 。
同様に応札者 Bも応札金額情報の入力 (ステップ S 502) 及ぴ応札金額範囲 情報の入力 (ステップ S 505) を実行し、 応札金額情報に対してのみ共通鍵 B で暗号化する (ステップ S 508) 。 そして、 応札金額範囲情報及び暗号化され た応札金額情報を通信網 6を介してサイト運営者のサーバ 1に対して送信する (ステップ S 512) 0
また、 応札者 Cも同様に応札金額情報の入力 (ステップ S 503) 及ぴ応札金 額範囲情報の入力 (ステップ S 506) を実行し、 応札金額情報に対してのみ共 通鍵 Cで暗号化する (ステップ S 509) 。 そして、 応札金額範囲情報及ぴ喑号 化された応札金額情報を通信網 6を介してサイト運営者のサーバ 1に対して送信 する (ステップ S 514) 。
応札金額範囲情報は、 入札処理部 14により入札情報記憶部 24に格納される。 応札者 Aの端末 41から送信された応札金額情報 (以下、 応札金額情報 Aとす る) は、 サーバ 1の入札処理部 14により受信され、 入札情報記憶部 24に格納 される (ステップ S 51 1) 。 また、 応札者 Bの端末 42から送信された応札金 額情報 (以下、 応札金額情報 Bとする) は、 サーバ 1の入札処理部 14により受 信され、 入札情報記憶部 24に格納される (ステップ S 513) 。 さらに、 応札 者 Cの端末 43から送信された応札金額情報 (以下、 応札金額情報 Cとする) は、 サーバ 1の入札処理部 14により受信され、 入札情報記憶部 24に格納される (ステップ S 515) 。 そして、 サイト運営者のサーバ 1から応札金額情報 A、 B、 Cを通信網 6を介 して入札開催者の端末 3に送信する (ステップ S 5 1 6 ) 。 このとき、 これらの 応札金額情報は、 各々共通鍵 A、 B、 Cにより暗号ィヒされているため、 サイト運 営者はその内容を認識することはできない。
応札金額情報 A、 B、 Cを受信した入札開催者の端末 3においては、 各々の応 札金額情報を共通鍵 A、 B、 Cの各々に基づいて復号化する (ステップ S 5 1 7 ) 。 そして、'複号化後の応札金額情報を各々の端末 4 1、 4 2、 4 3のデイス プレイに表示する (ステップ S 5 1 8 ) 。 このとき、 応札金額情報を紙等に印刷 するようにしてもよい。 結果的に入札開催者に応札金額を知らせるようにする手 段であればよい。
続いて、 落札ステップ (S 2 0 6 ) 及ぴ落札課金ステップ (S 2 0 7 ) につい て説明する。 第 1 2図にこれらのステップを具体ィ匕した処理フローを示す。 ' 前述したように、 入札情報記憶部 2 4に格納された応札金額情報は入ネし開催者 が配布した共通鍵により暗号化されているため、 サイト運営者自体もその内容を 見ることはできない。 入札開催者は、 自己の端末 3を用いてサイト運営者のサー パ 1に対して応札金額情報の閲覧要求を送信すると、 応札金額情報が通信網 6を 介して入札開催者の端末 3に送信される。 入札開催者は、 共通鍵を用いて当該応_ 札金額情報を複号化し、 応札金額を確認することができる。 また、 第 1 3図に示 すような応札金額以外の応札状況を表示するウェブページを入札開催者が閲覧す ることができるようにしてもよい。 このウェブページは、 落札者を選択するため の機能も有する。 この応札ページでは、'応札者を特定する会社名、 応札時刻が応 札者毎に表示されている。 また各々の応札者に対して詳細情報ボタンが設けられ ている。 詳細情報ボタンをクリックすると、 応札者がメンバー登録の際に入力し た情報に基づレ、て詳細情報が表示される。
入札開催者は、 通信網 6を介して端末 3により当該応札金額を適宜確認し、 落 札者を決定する (ステップ S 1 2 0 1 ) 。 決定した場合には、 第 1 3図に示すゥ エブページを呼び出し、 選択ポタンをクリックする。 選択ボタンがクリックされ た場合には、 選択ボタンがクリックされた応ネし者でよいかどうかを確認するため' のページが表示される。 確認ページの例を第 1 4図に示す。 落札者の確認の結果、 表示された会社が落札者であることが間違いない場合には、 確認ボタンをクリッ クする。 表示された会社が落札者でない場合には、 取消ボタンをクリックする。 尚、 応札は予め定められた期間を限定して実行されるため、 落札者の決定は、 当 該入札期間経過後に実行される。
確認ボタンがクリックされ、 落札が確定した場合には、 サーバ 1の入札処理部 1 4は、 落札者の端末 4に対して通信網 6を介してその事実を通知する (ステツ プ S 1 2 0 2 ) 。 また、 入札処理部 1 4は、 サイト運営者の端末 5に対して落札 者名を通知する (ステップ S 1 2 0 3 ) 。 このとき、 サイト運営者の端末 5から は落札者名のみ通知され、 落札金額は通知されなレヽ。 即ちサイト運営者は落札金 額を知ることができない。
サーバ 1の手数料課金処理部 1 3は、 課金情報記憶部 2 3に格納された応札情 報と応札金額レンジ表を参照することにより落札手数料を計算し、 課金処理する (ステップ S 4 0 9 ) 。 落札手数料は、 入札開催者に対して課金するようにして もよく、 また、 応ネし者に対して課金するようにしてもよい。 さらに、 両者に対し て課金するようにしてもよい。
次に発注処理ステップ (S 2 0 8 ) について説明する。 落札者が決定した後、 サーバ 1の発注処理部 1 5は、 落札者である建設工事会社 Cの端末 4 3に対して 通信網 6を介して発注処理を実行する。 また、 発注処理部 1 5は、 発注処理に関 する情報を発注処理の度にデータベース 2の発注情報記憶部 2 5に格納する。 次に、 公証に関する処理ステップ (S 2 0 9 ) について説明する。 この公証は、 入札開催者と応札者との間で応札金額の不一致などが生じた場合に実行する。 応札金額情報は、 前述したようにサイト運営者のサーバ 1の入札処理部 1 4に よって、 データベース 2の入札情報記憶部 2 4の所定領域に喑号ィ匕された状態で 格納されている。 公証を行う場合には、 当該入札情報記憶部 2 4に記憶された応 札金額情報を読み出し、 入札開催者及ぴ応ネし者の立会いのもとで共通鍵を用いて 復号ィ匕し、 応札金額情報を確認する。 具体的には、 サイト運営者の端末 5を用い て入札処理部 1 4に対して当該応札金額情報の読み出しを指示する。 入札処理部 1 4はこの指示に基づいて、 入札情報記憶部 2 4に記憶された応札金額情報を読 み出す。 他方、 入札開催者及び応札者は、 各々共通鍵を当該端末 5を用いて入力 する。 入札処理部 1 4は入力された共通鍵を用いて読み出された応札金額情報を 復号化し、 当該端末 5のディスプレイに表示する。 このとき、 入札開催者又は応 札者のいずれかの共通鍵があれば復号ィヒすることができるとしてもよく、 また入 札開催者の共通鍵と応札者の共通鍵の双方が必要としてもよレ、。
上述の例とは異なり、 応札の参加条件として、 ( 1 ) 応札手数料の支払いの承 諾、 (2 ) 応札手数料の支払い方法の入力、 ( 3 ) 応札手数料の支払い能力があ ることの確認のいずれかを課すようにしてもよい。 このようにすることにより応 札手数料を確実に徴収することができる。 さらには、 いわゆる冷やかしにより入 札に参加しようとする者を排除することができる。
当該 (1 ) を条件とする場合には、 次のような処理となる。 応札者が応札金額 範囲情報を端末 4に入力すると、 この応札金額範囲情報がサーバ 1に対して送信 される。 サーバ 1は、 当該応札金額範囲情報に基づいて応札手数料を図 1 1に示 すテーブルより読み出し、 この応札手数料を含む応札手数料承諾ページを応札者 の端末 4に対して送信する。 応札手数料承諾確認ページを図 1 5に示す。 図に示 されるように、 このページでは、 応札手数料の額が示されており、 応札者が表示 された応札手数料の支払を承諾する場合は、 承諾ポタンをクリックすることを促 している。 他方、 応札者が当該応札手数料の支払いを承諾しない場合には、 「承 諾しない」 と記されたポタンをクリックすることを促している。 応札者が承諾ポ タンをクリックした場合にのみ、 応札金額が入力できるようにし、 '応札手数料の 支払いを承諾しない者が入札へ参加することを制限する。 このとき、 応札手数料 の支払レ、を承諾しなレ、場合であつても応札金額の入力自体は可能とするが、 その 後にその応札金額の入力自体を無効にすることにより入札への参加を制限するよ うにしてもよレヽ。 .
上記 (2 ) を条件とする場合には、 次のような処理となる。 応札者が応札金額 範囲情報を端末 4に入力すると、 サーバ 1より応札手数料の支払い方法の入力べ ージが当該端末 4に対して送信される。 応札手数料の支払い方法の入力ページの 例を図 1 6に示す。 図 1 6に示した例では、 支払い方法として、 デビット決済、 クレジットカード決済及びその他の決済を選択できるようになっている。 応札者 が応札手数料の支払い方法を入力した場合のみ応札金額情報が入力することがで きるようにする。 この場合も、 応札金額の入力はできるが、 その後にその応札金 額の入力自体を無効にすることにより入札への参加を制限するようにしてもよい。 上記 (3 ) を条件とする場合には、 次のような処理となる。 応札者が応札金額 範囲情報を端末 4に入力すると、 サーバ 1より図 1 6に示すような支払い方法入 力ページが当該端末 4に対して送信される。 応札者がこのページ上で支払い方法 を入力すると、 その入力情報は、 通信網 6を介してサーバ 1に送信される。 サー パ 1は、 当該入力情報を決済機関に送信し、 支払い能力の確認依頼を行う。 ここ で、 決済機関とは、 デビット決済の場合には、 指定された銀行であり、 この銀行 が指定口座の残高を確認すること等により支払い能力の確認を実行する。 クレジ ット決済の場合に、 決済機関は、 指定されたクレジットカード会社であり、 この クレジットカード会社が与信照会を行う。 そして、 支払い能力の確認結果は、 決 済機関よりサーバ 1に対して送信される。 サーバ 1は、 支払い能力があると判断 された応札者に対しては、 応札金額の入力を認めるが、 支私い能力がないと判断 された応ネし者に対しては、 応札金額の入力を認めない。 この場合も、 応札金額の 入力はできるが、 その後にその応札金額の入力自体を無効にすることにより入札 への参加を制限するようにしてもよい。
尚、 上述の例では、 共通鍵は、 サイト運営者のサーバ 1を経由して入札開催者 より応札者に送信されたが、 直接、 入札開催者から応札者に対して送信すること も可能である。
また、 上述の入札システムを実行するためにサーバ 1に設けられた各種の機能 を実現するプログラムを記憶媒体に格納してもよレ、。 ここで、 この記憶媒体には、 例えばフロッピーディスク、 C D— R OM、 光磁気ディスク、 .半導体メモリ、 ハ 一ドディスク等の記憶媒体又は記憶装置が含まれる。
本発明により、 応札金額及び落札金額を電子商取引のサイト運営者に対して知 'られることなく、 入札を実行できる。
産業上の利用可能性
以上のように、 本発明にかかる入札システムは、 建設工事の入札をはじめとす るあらゆる種類の商品、 サービス等の入札において有用である。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . 入札を開催する入札開催者より受信した入札情報を開示することにより応札 者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した落 札者情報を受け付ける入札システムであって、
応札者より通信網を介して送信された応札金額範囲情報を受信する応札情報受 信手段と、
前記応札情報受信手段により受信した応札金額範囲情報に基づき、 手数料を算 出する手数料算出手段とを備えた入札システム。
2 . 入札を開催する入札開催者より受信した入札情報を開示することにより応札 者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した落 札者情報を受け付ける入札システムであって、
応札者より通信網を介して送信された応札金額情報及ぴ応札金額範囲情報を受 信する応札情報受信手段と、
前記応札情報受信手段により受信した応札金額情報を通信網を介して入札開催 者に対して送信する応札金額情報送信手段と、
前記応札情報受信手段により受信した応札金額情報を当該入札システムの運営 者が認知することを防止する応札金額情報漏洩防止手段と、
前記応札情報受信手段により受信した応札金額範囲情報に基づき、 手数料を算 出する手数料算出手段とを備えた入札システム。
3 . 前記応札金額範囲情報は、 応札金額を含む一定の金額範囲からなる情報であ ることを特徴とする請求の範囲第 1項又は第 2項記載の入札システム。
4 . 前記手数料算出手段は、 前記応札金額範囲情報と前記手数料情報とを関連付 けたテーブルを用いて当該手数料を算出することを特徴とする請求の範囲第 1項 又は第 2項記載の入札システム。
5 . 前記手数料算出手段は、 前記落札者情報及ぴ応札金額範囲情報に基づき、 落 札手数料を算出することを特徴とする請求の範 H第 1項又は第 2項記載の入札シ ステム。
6 . 前記入札システムは、 応札者の端末において、 応札者によって入力された応 札金額情報と応札範囲情報とを比較し、 整合が取れていない場合に応札者に対し て再入力を促す手段を有することを特徴とする請求の範囲第 1項又は第 2項記載 の入札 ステム。
7 . 前記入札システムは、 さらに、 応札者が応札手数料の支払いを承諾しない場 合には、 入札への参加を制限する手段を有することを特徴とする請求の範囲第 1 項又は第 2項記載の入札システム。
8 . 前記入札システムは、 さらに、 応札者が応札手数料の支払い方法を入力しな い場合には、 入札への参加を制限する手段を有することを特徴とする請求の範囲 第 1項又は第 2項記載の入札システム。
9 . 前記入札システムは、 さらに、 応札者が入力した応札手数料の支払い方法に 基づいて応札者の支払い能力を確認する手段と、 当該確認手段により支払い能力 が確認されない場合には、 入札への参カ卩を制限する手段を有することを特徴とす る請求の範囲第 1項又は第 2項記載の入札システム。
1 0 . 入札を開催する入札開催者より受信した入札情報を開示することにより応 札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した 落札者情報を受け付ける入ネしシステムであって、
入札開催者により生成され、 電子封筒に格納された応札者ごとに異なる共通鍵 を通信網を介して受信する共通鍵受信手段と、
受信した共通鍵を各応札者に対して通信網を介して送信する共通鍵送信手段と、 前記共通鍵送信手段により送信された共通鍵を用いて暗号化された応札金額情 報を通信網を介して受信する応札金額情報受信手段と、 前記応札金額情報受信手段により受信された応札金額情報を通信網を介して入 札開催者に対して送信する応札金額情報送信手段とを備えた入札システム。
1 1 . 入札を開催する入札開催者より受信した入札情報を開示することにより応 札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した 落札者情報を受け付ける入札方法であって、
応札者より通信網を介して送信された応札金額範囲情報を受信する応札情報受 信ステップと、 ,
前記応札情報受信ステップにより受信した応札金額範囲情報に基づき、 手数料 を算出する手数料算出ステップとを備えた入札方法。
1 2 . 入札を開催する入札開催者より受信した入札情報を開示することにより応 札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した 落札者情報を受け付ける入札方法であって、
応札者より通信網を介して送信された応札金額情報及び応札金額範囲情報を受 信する応札情報受信ステップと、
受信した応札金額情報を通信網を介して入札開催者に対して送信する応札金額 情報送信ステップと、
受信した応札金額情報を当該入札システムの運営者が認知することを防止する 応札金額情報漏洩防止ステツプと、
受信した応札金額範囲情報に基づき、 手数料を算出する手数料算出ステップと を有する入札方法。
1 3 . 入札を開催する入札開催者より受信した入札情報を開示することにより応 札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した 落札者情報を受け付ける入札方法であって、
入札開催者により生成され、 電子封筒に格納された各応札者ごとに異なる共通 鍵を通信網を介して受信する共通鍵受信ステップと、 受信した共通鍵を各応札者に対して通信網を介して送信する共通鍵送信ステ V プと、
共通鍵を用いて暗号ィ匕された応札金額情報を通信網を介して受信する応札金額 情報受信ステップと、 .
受信した暗号ィ匕された応札金額情報を通信網を介して入札開催者に対して送信 する応札金額情報送信ステップとを備えた入札方法。
1 4 . 入札を開催する入札開催者より受信した入札情報を開示することにより応 札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した 落札者情報を受け付ける入札プログラムを格納した記憶媒体であって、 当該入札 プログラムは、 コンピュータに対して、
' 応札者より通信網を介して送信された応札金額範囲情報を受信する応札情報受 前記応札情報受信ステップにより受信した応札金額範囲情報に基づき、 手数料 を算出する手数科算出ステップを実行させる記憶媒体。
1 5 . 入ネしを開催する入札開催者より受信した入札情報を開示することにより応 札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した 落札者情報を受け付ける入札プログラムを格納した記憶媒体であって、 当該入札 プログラムは、 コンピュータに対して、
応札者より通信網を介して送信された応札金額情報及ぴ応札金額範囲情報を受 信する応札情報受信ステップと、
受信した応札金額情報を通信網を介して入札開催者に対して送信する応札金額 受信した応札金額情報を当該入札システムの運営者が認知することを防止する 応札金額情報漏洩防止ステップと、
受信した応札金額範囲情報に基づき、 手数料を算出する手数料算出」 実行させる記憶媒体。
1 6 . 入札を開催する入札開催者より受信した入札情報を開示することにより応 札者による応札を受け付け、 当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した 落札者情報を受け付ける入ネしプログラムを格納した記憶媒体であって、 当該入札 プログラムは、 コンピュータに対して、
入札開催者により生成され、 電子封筒に格納された各応札者ごとに異なる共通 鍵を通信網を介して受信する共通鍵受信ステップと、
受信した共通鍵を各応札者に対して通信網を介して送信する共通鍵送信ステツ プと、
'共通鍵を用いて暗号化された応札金額情報を通信網を介して受信する応札金額 受信した暗号化された応札金額情報を通信網を介して入札開催者に対して送信 する応札金額情報送信ステップとを実行させる記憶媒体。
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