JP2002133019A - 入札システム - Google Patents

入札システム

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JP2002133019A
JP2002133019A JP2000319861A JP2000319861A JP2002133019A JP 2002133019 A JP2002133019 A JP 2002133019A JP 2000319861 A JP2000319861 A JP 2000319861A JP 2000319861 A JP2000319861 A JP 2000319861A JP 2002133019 A JP2002133019 A JP 2002133019A
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JP2000319861A
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Yasuyuki Imai
康之 今井
Kentaro Taniguchi
健太郎 谷口
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SoftBank EC Holdings Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】応札金額に関する情報をサイト運営者に対して
知られることなく入札可能な入札システムを提供するこ
と 【解決手段】本発明にかかる入札システムは、本発明に
係る入札システムは、入札を開催する入札開催者より受
信した入札情報を開示することにより応札者による応札
を受け付け、当該応札の情報に基づき当該入札開催者が
決定した落札者情報を受け付ける入札システムであっ
て、入札開催者により生成され電子封筒に格納された応
札者ごとに異なる共通鍵を通信網を介して受信し、受信
した共通鍵を各応札者に対して通信網を介して送信する
共通鍵処理部16と、共通鍵を用いて暗号化された応札
金額情報を通信網を介して受信し、この応札金額情報を
通信網を介して入札開催者に対して送信する入札処理部
14とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、入札システムに関
し、特に落札金額の把握モデルに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の情報通信技術の飛躍的な向上及び
インターネットの普及に伴って、取引がインターネット
を介して行われるようになった。その一態様として、電
子商取引市場サイトが設けられている。この電子商取引
サイトにおける入札は、入札を開催する者(以下、入札
開催者)に対して応札者が予め定めた入札期間中に応札
金額を提示する。そして、入札期間終了後、入札開催者
は応札者から落札者を選び出し、落札金額が確定する。
【0003】従来の電子取引サイトでは、サイト運営者
は、応札手数料の算出のために応札金額に関する情報に
対してアクセスすることが許されている場合があった。
また、サイト運営者が積極的にこの応札金額情報にアク
セスする理由がなくとも、アクセス自体を禁ずることは
なかった。従って、応札しようとする者が応札を優位に
進めるためにサイト運営者から応札情報を取得しようと
することがあり得た。そのような行為に対して何等かの
対策を施さなければ、取引の公正・公平さを欠くことに
なり、当該電子取引の普及を妨げることにつながる。
【0004】特に、建設工事の入札に関しては、一般の
商品に比べて高額のサービスを取り扱うため、取引の公
正・公平さを確保することは極めて重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術においては、応札金額に関する情報をサイト運営者等
から流出することを防止できないという問題点があっ
た。
【0006】よって、本発明の目的は、応札金額に関す
る情報をサイト運営者に対して知られることなく入札を
実行できる入札システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る入札システ
ムは、入札を開催する入札開催者より受信した入札情報
を開示することにより応札者による応札を受け付け、当
該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した落札者
情報を受け付ける入札システムであって、入札開催者に
より生成され電子封筒に格納された各応札者ごとに異な
る共通鍵を通信網を介して受信する共通鍵受信手段(例
えば、本実施の形態における共通鍵処理部16)と、受
信した共通鍵を各応札者に対して通信網を介して送信す
る共通鍵送信手段(例えば、本実施の形態における共通
鍵処理部16)と、共通鍵を用いて暗号化された応札金
額情報を通信網を介して受信する応札金額情報受信手段
(例えば、本実施の形態における入札処理部14)と、
受信した暗号化された応札金額情報を格納する応札金額
情報格納手段(例えば、本実施の形態における入札情報
記憶部24)と、格納した暗号化された応札金額情報を
入札期間終了後に通信網を介して入札開催者に対して送
信する応札金額情報送信手段(例えば、本実施の形態に
おける入札処理部14)とを備えたものである。このよ
うな構成により、応札金額に関する情報をサイト運営者
に対して知られることなく入札を実行でき、さらに入札
期間中は、入札開催者に対しても応札金額情報を送信し
ないため、さらにセキュリティを高めることができる。
【0008】また、上述の応札金額情報格納手段は、入
札期間終了後であっても継続的に応札金額情報を記憶し
続けるようにすることが望ましい。これにより、入札期
間後に応札金額を確認する必要がある場合に利用するこ
とができる。
【0009】また、入札システムは、さらに、応札金額
情報格納手段に格納された応札金額情報を読み出すとと
もに、入札開催者又は応札者の入力した共通鍵に基づき
当該読み出された応札金額情報を復号化し出力する公証
手段を有するようにしてもよい。このような構成によ
り、入札期間後に入札開催者と応札者の間で応札金額情
報の不一致が生じた場合に公証することができる。
【0010】さらにこの公証手段を、入札開催者の共通
鍵と応札者の共通鍵の双方を入力することによってのみ
応札金額情報を復号化し出力することができるようにす
ることが望ましい。このような構成により、公証の確実
性を高めることができる。
【0011】これらの入札システムの対象を建設工事と
することが望ましい。これにより、取引額が高く公正・
公平性がより求められる建設工事に適した入札システム
を提供することができる。
【0012】本発明にかかる入札方法は、入札を開催す
る入札開催者より受信した入札情報を開示することによ
り応札者による応札を受け付け、当該応札の情報に基づ
き当該入札開催者が決定した落札者情報を受け付ける入
札方法であって、入札開催者により生成され電子封筒に
格納された各応札者ごとに異なる共通鍵を通信網を介し
て受信する共通鍵受信ステップと、受信した共通鍵を各
応札者に対して通信網を介して送信する共通鍵送信ステ
ップと、共通鍵を用いて暗号化された応札金額情報を通
信網を介して受信する応札金額情報受信ステップと、受
信した暗号化された応札金額情報を格納する応札金額情
報格納ステップと、格納した暗号化された応札金額情報
を入札期間終了後に通信網を介して入札開催者に対して
送信する応札金額情報送信ステップとを備えたものであ
る。このような構成により、応札金額に関する情報をサ
イト運営者に対して知られることなく入札を実行でき、
さらに入札期間中は、入札開催者に対しても応札金額情
報を送信しないため、さらにセキュリティを高めること
ができる。
【0013】また、この応札金額情報格納ステップは、
入札期間終了後であっても継続的に応札金額情報を記憶
し続けることが望ましい。これにより、入札期間後に応
札金額を確認する必要がある場合に利用することができ
る。
【0014】そして、好ましくは、この入札方法は、さ
らに、応札金額情報格納手段に格納された応札金額情報
を読み出すとともに、入札開催者又は応札者の入力した
共通鍵に基づき当該読み出された応札金額情報を復号化
し出力する公証ステップを有するようにする。このよう
な構成により、入札期間後に入札開催者と応札者の間で
応札金額情報の不一致が生じた場合に公証することがで
きる。
【0015】この公証ステップは、入札開催者の共通鍵
と応札者の共通鍵の双方を入力することによってのみ応
札金額情報を復号化し出力することができるようにする
ことが望まれる。このような構成により、公証の確実性
を高めることができる。
【0016】尚、これらの入札方法を建設工事の入札方
法に適用することが望まれる。これにより、取引額が高
く公正・公平性がより求められる建設工事に適した入札
方法を提供することができる。
【0017】本発明にかかる入札プログラムを記憶した
記憶媒体は、入札を開催する入札開催者より受信した入
札情報を開示することにより応札者による応札を受け付
け、当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した
落札者情報を受け付ける入札プログラムを格納した記憶
媒体であって、当該入札プログラムは、コンピュータに
対して、入札開催者により生成され、電子封筒に格納さ
れた各応札者ごとに異なる共通鍵を通信網を介して受信
する共通鍵受信ステップと、受信した共通鍵を各応札者
に対して通信網を介して送信する共通鍵送信ステップ
と、共通鍵を用いて暗号化された応札金額情報を通信網
を介して受信する応札金額情報受信ステップと、受信し
た暗号化された応札金額情報を格納する応札金額情報格
納ステップと、格納した暗号化された応札金額情報を入
札期間終了後に通信網を介して入札開催者に対して送信
する応札金額情報送信ステップとを備えたものである。
このような構成により、応札金額に関する情報をサイト
運営者に対して知られることなく入札を実行できるシス
テムを提供することができ、さらに入札期間中は、入札
開催者に対しても応札金額情報を送信しないため、さら
にセキュリティを高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる入札シス
テムのシステム構成図を示す。この発明の実施の形態で
は、一例として建設工事の入札に適用した場合を説明す
るが、これに限らず、本発明にかかる入札システムはあ
らゆる種類の商品、サービス等の入札に対して適用する
ことが可能である。図に示されるようにこの入札システ
ムは、サーバ1、データベース2及びサイト運営者の端
末5を基本的な構成とし、さらに通信網6を介して入札
開催者の端末3と応札者の端末4とが接続されている。
【0019】サーバ1は、メンバー登録処理部11、案
件登録処理部12、手数料課金処理部13、入札処理部
14、発注処理部15及び共通鍵処理部16を備えてい
る。また、データベース2は、メンバー情報記憶部2
1、案件情報記憶部22、課金情報記憶部23、入札情
報記憶部24及び発注情報記憶部25を備えている。
【0020】メンバー登録処理部11は、メンバー(会
員)の登録に関する処理を実行する機能を有する。メン
バー登録は原則として通信網6を介して接続された端末
により登録情報を入力することにより実行される。メン
バー登録においては、入札開催者としての登録、応札者
としての登録があり、いずれか一方のみならず両方を選
択することも可能である。登録するメンバーとしては、
建設工事会社、メーカー、設計事務所、積算事務所、C
M(コンストラクションマネージメント会社)がある。
このうち、建設工事会社は応札者として入札に参加する
場合の他、一旦落札した案件に関して入札開催者として
入札に参加する可能性もある。メンバー登録処理部11
により登録された情報は、データベース2のメンバー情
報記憶部21に格納される。尚、本入札システムを建設
工事でなく、他の入札に適用した場合には、登録するメ
ンバーには、建設工事会社等ではなく、商品を提供する
メーカー、商品を購入する商社、サービスを提供するサ
ービス提供者、オークションを実施するオークション会
社等、様々なメンバーが含まれる。
【0021】案件登録処理部12は、入札の対象となる
案件の登録に関する処理を実行する機能を有する。この
案件登録も原則として通信網6を介して接続された端末
3により例えば、設計事務所や建設工事会社等の入札開
催者が案件情報を入力することにより実行される。案件
登録処理部12により登録された案件情報は、データベ
ース2の案件情報記憶部22に格納される。
【0022】手数料課金処理部13は、本システムによ
り商取引を行うための手数料に関する処理を実行する機
能を有する。手数料には、応札時に支払う応札手数料と
落札時に支払う落札手数料が含まれる。応札手数料は、
応札者が基本的に支払う。他方、落札手数料は、落札者
及び入札開催者の双方又はいずれか一方が支払う。応札
手数料は、基本的に応札時に提示された応札価格が予め
用意された応札金額レンジ表のいずれのレンジに含まれ
るかという情報(以下、応札金額範囲情報とする)に基
づいて定められる。また、落札手数料も落札価格が当該
応札金額レンジ表のいずれのレンジに含まれるかという
情報、即ち応札金額範囲情報に基づいて定められる。手
数料については、この他、メンバー登録時に支払う登録
手数料、登録維持費用として月毎若しくは年毎に支払う
登録維持手数料等様々な手数料が課される場合がある。
手数料課金処理部13による課金処理の基準となる情報
やメンバーに対して課金すべき具体的課金情報は、課金
情報記憶部23に格納される。
【0023】入札処理部14は、この例では建設工事に
関する入札に関する処理を実行する機能を有する。入札
処理部14は、入札の対象となる案件情報に関しては、
上記案件登録処理部12により登録され、案件情報記憶
部22に記憶された情報を用いる。また、入札処理部1
4は、入札に関する情報に関しては、応札者よりその端
末4を用いて送信された入札に関する情報を受信し、入
札情報記憶部24に格納し、その格納された情報を用い
る。そして、複数の応札者より応札があった場合に、所
定の基準に基づき、特定の1社を落札者として認定す
る。ここで、落札者を決定する基準としては、逐次、応
札に関する情報を入札開催者がサイトにアクセスするこ
とにより取得し、その応札に関する情報に基づき入札開
催者が判断することにより落札者を決定してもよく、ま
た、単に一番安い応札額をつけた会社を落札するように
してもよい。落札者の情報についても、入札情報記憶部
24に格納される。
【0024】発注処理部15は、入札情報記憶部24に
格納された落札者情報に基づいて正式に落札者に対して
案件の発注処理を実行する機能を有する。発注情報は、
データベース2の発注情報記憶部25に格納される。
【0025】共通鍵処理部16は、入札開催者により生
成され、電子封筒に格納された共通鍵を受信し、応札者
に対して送信する機能を有する。
【0026】入札開催者の端末3は、例えばパーソナル
コンピュータ(PC)であり、ディスプレイ等の表示手
段及びキーボード等の入力手段を有する。また、通信網
6を介してサーバ1と情報のやりとりを行う通信機能を
有し、そのハードディスク上にはサーバ1から送信され
たHTML(Hyper Text Markup Language)データを受
信しディスプレイの表示データに変換し、表示させるブ
ラウザがインストールされている。また、電子メールソ
フトもインストールされている。
【0027】応札者の端末4は、入札開催者の端末3と
同様に例えばPCであり、ディスプレイ等の表示手段及
びキーボード等の入力手段を有する。また、通信網6を
介してサーバ1と情報のやりとりを行う通信機能を有
し、そのハードディスク上には上述のブラウザがインス
トールされている。また、電子メールソフトもインスト
ールされている。図1に示す例では、応札者A、B、C
の3社の端末41、42、43が各々表示されている。
【0028】サイト運営者の端末5は、サーバ1と接続
されており、例えばPCであり、ディスプレイ等の表示
手段及びキーボード等の入力手段を有する。基本的に、
サーバ1における各処理を指示、監視する役割を有す
る。
【0029】通信網6は、例えばインターネット、公衆
網等の通信網である。
【0030】続いて、図2に示すフローチャートを用い
て、本発明にかかる入札システムの全体処理フローの概
略を最初に説明する。そして、その後に各ステップの詳
細について説明することとする。
【0031】最初に本入札システムを利用するためのメ
ンバー登録を実行する(ステップS201)。メンバー
登録には、上述のように、入札開催者としての登録、応
札者としての登録、両者としての登録がある。次に入札
の案件を入札開催者が登録する(ステップS202)。
案件の登録は、通信網6を介して入札開催者の端末3に
より行う。
【0032】そして、入札が開催され(ステップS20
3)、実際に応札者の端末4より応札が実行される(ス
テップS204)。この応札に際しては、応札手数料が
課金される(ステップS205)。
【0033】一定期間満了後、入札が締め切られ、応札
者の中より落札者の選択が実行され、案件が落札される
(ステップS206)。落札した場合、落札者及び/又
は入札開催者に対して、落札手数料の課金が実行される
(ステップS207)。そして、落札結果に基づいて、
発注処理が実行される(ステップS208)。さらに、
必要に応じて、公証に関する処理が実行される(ステッ
プS209)。
【0034】図2に示すフローチャートの各ステップに
ついて詳述する。
【0035】メンバー登録処理に関するステップ(S2
01)は次のようにして実行する。メンバー登録は、メ
ンバー登録処理部11を中心に実行される。例えば入札
を開催しようとする建築主がメンバー登録をするために
は、まず、本発明にかかる入札システムのサイトにアク
セスする。そして、メンバー登録ページの表示を要求す
ると図4に示すメンバー登録ページを表示するためのデ
ータが通信網6を介して入札開催者の端末3に対して送
信される。当該メンバー登録ページには、図に示される
ように、最初に入札開催者として登録をするのか、応札
者として登録するのか又は両者として登録するのかを選
択するように構成されている。その後に、メンバー登録
をするために必要な情報、例えば、業種名、会社名、代
表者名、住所、電話番号、FAX番号、担当者氏名、担
当者の電子メールアドレスの入力を当該建築主に対して
促すように構成されている。尚、これら以外の、例えば
担当者の所属部署等の情報をさらに含めることも可能で
ある。入札開催者がこれらの情報を入力し、送信ボタン
をクリックすると、入力された情報が通信網6を介して
サーバ1に送信される。サーバ1では、メンバー登録処
理部11が当該情報を受信し、データベース2のメンバ
ー情報記憶部21に格納する。そして、メンバー登録処
理部11は、メンバー登録の完了に応じて、当該メンバ
ーに対してメンバー番号及び本入札システムにアクセス
するために必要なパスワードを電子メール、郵送又はフ
ァクシミリにより送信する。尚、応札者として登録を実
行する場合も、入札開催者として登録する場合と最初に
その旨を登録する点を除き同じ処理である。
【0036】次に案件登録ステップ(S202)につい
て説明する。案件登録とは、入札の対象である建設工事
案件を登録することであり、入札開催者が原則として通
信網6を介して端末3を用いて実行する。
【0037】具体的には、まず、入札開催者は、自己の
端末3を用いて案件登録ページの送信をサーバ1に対し
て要求する。この要求に応じてサーバ1の案件登録処理
部12は、図7に示す案件登録ページを通信網6を介し
て建築主の端末3に対して送信する。この案件登録ペー
ジは建築主の端末3のディスプレイ上に表示される。図
7に示す案件登録ページでは、案件を特定するための情
報の入力を建築主に対して促している。例えば、案件
名、建設地、建築物の構造、建築物の引渡日、設計図面
の受け渡し方法、最低入札価格等である。ここで、設計
図面の受け渡し方法の欄では、メールによる受渡、郵送
による受渡等より選択し入力できるようになっている。
尚、設計図面の受け渡し方法については、この段階で登
録しなくてもよい。これらの情報の入力を完了し、送信
ボタンをクリックすると、これらの情報が通信網6を介
してサーバ1に対して送信される。サーバ1ではこれら
の案件情報を受信し、案件登録処理部12により案件情
報記憶部22に格納する。さらに、案件登録処理部12
は、登録された案件毎に案件番号を割り振り、当該案件
の情報や案件に対する応札情報を入手するために必須の
パスワードや公開鍵とともに通信網6を介して建築主の
端末3に電子メール等により送信する。尚、案件登録処
理部12により登録された案件情報の開示範囲を段階的
に設定し、アクセスした者の資格等に応じて開示範囲を
かえるようにしてもよい。この場合は、例えば、公開鍵
により案件情報にかかるデータをフィールド毎に管理す
るようにすることで実現できる。
【0038】次に、入札ステップ(S204)、応札課
金ステップ(S205)までの具体的な処理を詳細に説
明する。図4にこれらのステップの具体的なフローが示
されている。
【0039】入札は基本的にサーバ1の入札処理部14
により実行する。入札処理部14は、図6に示すような
入札案件ページを通信網6を介して本入札システムのメ
ンバーがアクセス可能な状態に置く。具体的には、本入
札システムのサイト上に当該入札案件ページを設ける。
図8に示す入札案件ページでは、入札をすることができ
る案件が案件番号及び案件名により特定され、列挙され
ている。これらの列挙された案件の案件名を応札者が自
己の端末4を用いてクリックすると、当該案件の詳細情
報を記載した入札情報ページが端末4のディスプレイに
表示される。
【0040】応札者は、入札案件ページより特定の入札
案件に関する入札情報ページを閲覧し、応札金額の計算
を実行する(ステップS401)。この入札情報ページ
の例を図9に示す。図9の例では、案件番号、案件名、
建設地、建築物の構造、建築物引渡日等の情報が表示さ
れている。例えば、建設工事会社は、これらの入札情報
を取得し、入札への参加、その応札金額を検討する。入
札へ参加し、応札することが決定した場合には、図9の
入札情報ページの「応札する」と記載されたボタンをク
リックする。それ以外は、「戻る」と記載されたボタン
をクリックする。尚、この例では、入札参加希望者は、
すぐに応札ページにより応札金額等を入力することがで
きるが、入札参加希望者を入札開催者に通知し、入札開
催者による資格審査を受けた上で見積を計算して応札す
るようにしてもよい。
【0041】そして、応札ページにおいて、応札金額レ
ンジ表から応札金額の範囲を選択する(ステップS40
2)。また、同ページにおいて、応札金額を入力する
(ステップS403)。図10に応札ページの例を示
す。図10に示す応札ページでは、応札することを決定
した建設工事会社が当該応札ページに応札金額の範囲の
選択をすることを促している。また、同ページでは応札
金額の入力も促している。ここで、応札金額の範囲を入
力する欄には、欄の左縁に下矢印の黒三角が付されたボ
タンが表示されている。このボタンをクリックすると、
予め用意された応札金額の範囲が表示される。その範囲
中より応札金額が属する範囲を選択することによって応
札金額の範囲の入力を実行する。この応札金額の範囲
は、データベース2の課金情報記憶部23に格納された
応札金額レンジ表の応札金額の範囲と対応している。
尚、応札ページとは別に応札金額の範囲を入力するため
のページを設けてもよい。
【0042】図11に応札金額の範囲と応札手数料及び
落札手数料の額を対応付けた応札金額レンジ表の例を示
す。図11では、応札金額の範囲が1000万円未満の
場合、1000万円から5000万円未満、5000万
円から1億円未満、1億円から2億円未満、2億円から
4億円未満、4億円以上の6段階に分けている。応札手
数料に関しては、最初の3段階が1万円、その次の2段
階が2万円、残りの1段階が4万と設定されている。ま
た、落札手数料に関しては、最初の2段階が10万円、
その次の2段階が20万円、その次の1段階が30万
円、そして残りの1段階が50万円と設定されている。
【0043】次に、応札金額が応札金額レンジ表から選
択した応札金額の範囲内かどうかが判定される(ステッ
プS404)。応札金額が応札金額レンジ表から選択し
た応札金額の範囲内でない場合には、再度、応札金額レ
ンジ表から応札金額の範囲を選択する(ステップS40
2)か、又は応札金額自体を変更する(ステップS40
5)。本入札システムのサイト運営者は、応札金額自体
は見ることができないため、自身で選択された応札金額
の範囲が応札金額と整合性がとれているかどうかはチェ
ックすることができないため、手数料の低減を目的とし
て不正に低い応札金額範囲を応札者が選択することが考
えられる。しかしながら、このように応札金額レンジ表
で選択した応札金額の範囲と入力された応札金額の整合
性を入力時にシステム上チェックする構成とすること
で、このような不正が生じないようにすることができ
る。
【0044】応札金額が応札金額レンジ表から選択した
応札金額の範囲内であると判定された場合には、応札金
額に入札開催者のみが開くことができるキーをかける
(ステップS406)。キーとしては、例えば共通鍵を
用いる。この共通鍵については、例えば特許公開200
0−183866号公報に開示されている。入札開催者
が事前に共通鍵を作成し、各応札者に対して配布してお
く。
【0045】ここで、共通鍵の配布処理について、図3
を用いて詳細に説明する。
【0046】入札開催者は、まず、応札者ごとに異なる
共通鍵を生成する(ステップS301)。この例では、
応札者A、B、Cに配布するための共通鍵A、B、Cを
生成する。これらの共通鍵A、B、Cを各々別の電子封
筒に格納する(ステップS302)。そして、共通鍵
A、B、Cの格納された各々の電子封筒をサイト運営者
のサーバ1に対して送信する(ステップS303)。
【0047】サイト運営者のサーバ1は、共通鍵処理部
16において、これらの電子封筒を受信し、格納する
(ステップS304)とともに、共通鍵Aが格納された
電子封筒を通信網6を介して応札者Aの端末41に電子
メールにより送信する(ステップS305)。また、サ
ーバ1は、共通鍵処理部16において、共通鍵Bが格納
された電子封筒を通信網6を介して応札者Bの端末42
に電子メールにより送信する(ステップS306)。さ
らにサーバ1は、共通鍵処理部16において、共通鍵C
が格納された電子封筒を通信網6を介して応札者Cの端
末43に電子メールにより送信する(ステップS30
7)。
【0048】応札者Aは、共通鍵Aが格納された電子封
筒を受信し(ステップS308)、電子封筒より共通鍵
Aの開封処理を行う(ステップS311)。応札者B
は、共通鍵Bが格納された電子封筒を受信し(ステップ
S309)、電子封筒より共通鍵Bの開封処理を行う
(ステップS312)。応札者Cは、共通鍵Cが格納さ
れた電子封筒を受信し(ステップS310)、電子封筒
より共通鍵Cの開封処理を行う(ステップS313)。
このようにして、入札開催者より各応札者に対して共通
鍵が配布される。
【0049】各応札者は、配布された共通鍵を用いて応
札金額情報を暗号化し、別途、電子メール等によりサイ
ト運営者のサーバ1に送信する。応札者が共通鍵を入手
していない場合には、図10に示す応札ページにおいて
「共通鍵を入手していない方はこちら」と記載されたボ
タンをクリックすることにより入札開催者より共通鍵を
入手することができる。
【0050】応札金額範囲情報は、通信網6を介してサ
ーバ1に対して送信される(ステップS407)。この
送信された応札金額範囲情報は、入札処理部14により
入札情報記憶部24に格納される。
【0051】サーバ1では、手数料課金処理部13は、
入札情報記憶部24に格納された応札金額範囲情報に基
づき、応札金額レンジ表を参照し、手数料を計算し、課
金処理する(ステップS408)。
【0052】また、サーバ1の入札処理部14は、別
途、応札者より送信された応札金額情報を受信し、入札
情報記憶部24に格納する。この応札金額情報は、入札
開催者の配布した共通鍵により暗号化されている。
【0053】この応札金額情報に関する処理につき、図
5を用いてさらに詳細に説明する。
【0054】応札者Aは、応札金額情報を自己の端末4
1を用いて入力する(ステップS501)。また、応札
金額範囲情報も入力する(ステップS504)。入力さ
れたこれらの情報のうち、応札金額情報のみに対して、
事前に配布された共通鍵Aを用いて暗号化する。応札金
額範囲情報及び暗号化された応札金額情報を通信網6を
介してサイト運営者のサーバ1に対して送信する(ステ
ップS510)。
【0055】同様に応札者Bも応札金額情報の入力(ス
テップS502)及び応札金額範囲情報の入力(ステッ
プS505)を実行し、応札金額情報に対してのみ共通
鍵Bで暗号化する。そして、応札金額範囲情報及び暗号
化された応札金額情報を通信網6を介してサイト運営者
のサーバ1に対して送信する(ステップS512)。
【0056】また、応札者Cも同様に応札金額情報の入
力(ステップS503)及び応札金額範囲情報の入力
(ステップS506)を実行し、応札金額情報に対して
のみ共通鍵Cで暗号化する。そして、応札金額範囲情報
及び暗号化された応札金額情報を通信網6を介してサイ
ト運営者のサーバ1に対して送信する(ステップS51
4)。
【0057】これ以降は、応札金額範囲情報に関する処
理については省略し、応札金額情報に関する処理を詳述
することとする。
【0058】応札者Aの端末41から送信された応札金
額情報(以下、応札金額情報Aとする)は、サーバ1の
入札処理部14により受信され、入札情報記憶部24に
格納される(ステップS511)。また、応札者Bの端
末42から送信された応札金額情報(以下、応札金額情
報Bとする)は、サーバ1の入札処理部14により受信
され、入札情報記憶部24に格納される(ステップS5
13)。さらに、応札者Cの端末43から送信された応
札金額情報(以下、応札金額情報Cとする)は、サーバ
1の入札処理部14により受信され、入札情報記憶部2
4に格納される(ステップS515)。
【0059】そして、サイト運営者のサーバ1から入札
期間の締切日以降に応札金額情報A、B、Cを通信網6
を介して入札開催者の端末3に送信する(ステップS5
16)。このとき、これらの応札金額情報は、各々共通
鍵A、B、Cにより暗号化されているため、サイト運営
者はその内容を認識することはできない。
【0060】応札金額情報A、B、Cを受信した入札開
催者の端末3においては、各々の応札金額情報を共通鍵
A、B、Cの各々に基づいて復号化する(ステップS5
17)。そして、復号化後の応札金額情報を各々の端末
41、42、43のディスプレイに表示する(ステップ
S518)。このとき、応札金額情報を紙等に印刷する
ようにしてもよい。結果的に入札開催者に応札金額を知
らせるようにする手段であればよい。
【0061】続いて、落札ステップ(S206)及び落
札課金ステップ(S207)について説明する。図12
にこれらのステップを具体化した処理フローを示す。
【0062】前述したように、入札情報記憶部24に格
納された応札金額情報は入札開催者が配布した共通鍵に
より暗号化されているため、サイト運営者自体もその内
容を見ることはできない。入札開催者は、自己の端末3
を用いてサイト運営者のサーバ1に対して応札金額情報
の閲覧要求を送信すると、応札金額情報が通信網6を介
して入札開催者の端末3に送信される。入札開催者は、
共通鍵を用いて当該応札金額情報を復号化し、応札金額
を確認することができるようにしてもよい。また、図1
1に示すような応札金額以外の応札状況を表示するウェ
ブページを入札開催者が閲覧することができるようにし
てもよい。但し、入札期間の締切日以前には、入札開催
者にも閲覧することができないようにすることが望まれ
る。より公正な入札を実現するためである。このウェブ
ページは、落札者を選択するための機能も有する。この
応札ページでは、応札者を特定する会社名、応札時刻が
応札者毎に表示されている。また各々の応札者に対して
詳細情報ボタンが設けられている。詳細情報ボタンをク
リックすると、応札者がメンバー登録の際に入力した情
報に基づいて詳細情報が表示される。
【0063】入札開催者は、通信網6を介して端末3に
より当該応札金額を適宜確認し、落札者を決定する(ス
テップS1201)。決定した場合には、図13に示す
ウェブページを呼び出し、選択ボタンをクリックする。
選択ボタンがクリックされた場合には、選択ボタンがク
リックされた応札者でよいかどうかを確認するためのペ
ージが表示される。確認ページの例を図14に示す。落
札者の確認の結果、表示された会社が落札者であること
が間違いない場合には、確認ボタンをクリックする。表
示された会社が落札者でない場合には、取消ボタンをク
リックする。尚、応札は予め定められた期間を限定して
実行されるため、落札者の決定は、当該入札期間経過後
に実行される。
【0064】確認ボタンがクリックされ、落札が確定し
た場合には、サーバ1の入札処理部14は、落札者の端
末4に対して通信網6を介してその事実が通知される
(ステップS1202)。また、入札処理部14は、サ
イト運営者の端末5に対して落札者名が通知される(ス
テップS1203)。このとき、サイト運営者の端末5
からは落札者名のみ通知され、落札金額は通知されな
い。即ちサイト運営者は落札金額を知ることができな
い。
【0065】サーバ1の手数料課金処理部13は、課金
情報記憶部23に格納された応札情報と応札金額レンジ
表を参照することにより落札手数料を計算し、課金処理
する(ステップS409)。落札手数料は、入札開催者
に対して課金するようにしてもよく、また、応札者に対
して課金するようにしてもよい。さらに、両者に対して
課金するようにしてもよい。
【0066】次に発注処理ステップ(S208)につい
て説明する。落札者が決定した後、サーバ1の発注処理
部15は、落札者である建設工事会社Cの端末43に対
して通信網6を介して発注処理を実行する。また、発注
処理部15は、発注処理に関する情報を発注処理の度に
データベース2の発注情報記憶部25に格納する。
【0067】次に、公証に関する処理ステップ(S20
9)について説明する。この公証は、入札開催者と応札
者との間で応札金額の不一致などが生じた場合に実行す
る。
【0068】応札金額情報は、前述したようにサイト運
営者のサーバ1の入札処理部14によって、データベー
ス2の入札情報記憶部24の所定領域に暗号化された状
態で格納されている。公証を行う場合には、当該入札情
報記憶部24に記憶された応札金額情報を読み出し、入
札開催者及び応札者の立会いのもとで共通鍵を用いて復
号化し、応札金額情報を確認する。具体的には、サイト
運営者の端末5を用いて入札処理部14に対して、当該
応札金額情報の読み出しを指示する。入札処理部14は
この指示に基づいて、入札情報記憶部24に記憶された
応札金額情報を読み出す。他方、入札開催者及び応札者
は、各々共通鍵を当該端末5を用いて入力する。入札処
理部14は入力された共通鍵を用いて読み出された応札
金額情報を復号化し、当該端末5のディスプレイに表示
する。このとき、入札開催者又は応札者のいずれかの共
通鍵があれば復号化することができるとしてもよく、ま
た入札開催者の共通鍵と応札者の共通鍵の双方が必要と
してもよい。
【0069】尚、上述の入札システムを実行するために
サーバ1に設けられた各種の機能を実現するプログラム
を記憶媒体に格納してもよい。ここで、この記憶媒体に
は、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、CD−R
OM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク
等の記憶媒体又は記憶装置が含まれる。また、上述の例
では、入札期間の締切日以降に応札金額情報をサイト運
営者のサーバから入札開催者の端末に送信するようにし
たが、別の方法により、入札開催者に応札金額情報が判
らないようにすることも可能である。例えば、入札締切
の管理にはタイマーをつけてその時間がくるまで鍵の入
った封筒を開けることができないようにしてもよい。こ
の場合、タイマー用に封筒を一つ別に用意して、鍵の入
った封筒をタイマーで管理する封筒に入れてサイト運営
者が管理するようにすればよい。または、入札開催者に
入札締切日前でも応札者が応札した段階でこのタイマー
で管理する封筒を送るようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】本発明により、応札金額に関する情報を
サイト運営者に対して知られることなく入札可能な入札
システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における入札システムのシステム構成図
である。
【図2】本発明における入札システムの全体処理フロー
を示すフローチャートである。
【図3】本発明における入札システムの処理フローの一
部を示すフローチャートである。
【図4】本発明における入札システムの処理フローの一
部を示すフローチャートである。
【図5】本発明における入札システムの処理フローの一
部を示すフローチャートである。
【図6】本発明における入札システムにおける表示画面
例を示す図である。
【図7】本発明における入札システムにおける表示画面
例を示す図である。
【図8】本発明における入札システムにおける表示画面
例を示す図である。
【図9】本発明における入札システムにおける表示画面
例を示す図である。
【図10】本発明における入札システムにおける表示画
面例を示す図である。
【図11】本発明における入札システムにおける応札金
額レンジ表を示す図である。
【図12】本発明における入札システムの一部の処理を
示すフローチャートである。
【図13】本発明における入札システムにおける表示画
面例を示す図である。
【図14】本発明における入札システムにおける表示画
面例を示す図である。
【符号の説明】
1 サイト運営者のサーバ 2 データベース 3 建
設主の端末3 4 建設工事会社の端末 5 サイト運営者の端末 6
通信網 11 メンバー登録処理部 12 案件登録処理部 13 手数料課金処理部 14 入札処理部 15 発
注処理部 16 共通鍵処理部 21 メンバー情報記憶部 22
案件情報記憶部 23 課金情報記憶部 24 入札情報記憶部 25
発注情報記憶部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09C 1/00 660 G09C 1/00 660F H04L 9/08 H04L 9/00 601B 9/14 641 Fターム(参考) 5B017 AA03 BA07 CA16 5J104 AA16 EA02 EA04 EA16 MA08 NA02 PA10 PA11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入札を開催する入札開催者より受信した入
    札情報を開示することにより応札者による応札を受け付
    け、当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した
    落札者情報を受け付ける入札システムであって、 入札開催者により生成され、電子封筒に格納された応札
    者ごとに異なる共通鍵を通信網を介して受信する共通鍵
    受信手段と、 受信した共通鍵を各応札者に対して通信網を介して送信
    する共通鍵送信手段と、 前記共通鍵送信手段により送信された共通鍵を用いて暗
    号化された応札金額情報を通信網を介して受信する応札
    金額情報受信手段と、 前記応札金額情報受信手段により受信された応札金額情
    報を格納する応札金額情報格納手段と、 前記応札金額情報格納手段に格納した応札金額情報を入
    札期間終了後に通信網を介して入札開催者に対して送信
    する応札金額情報送信手段とを備えた入札システム。
  2. 【請求項2】前記応札金額情報格納手段は、入札期間終
    了後であっても継続的に応札金額情報を記憶し続けるこ
    とを特徴とする請求項1記載の入札システム。
  3. 【請求項3】前記入札システムは、さらに、 応札金額情報格納手段に格納された応札金額情報を読み
    出すとともに、入札開催者又は応札者の入力した共通鍵
    に基づき当該読み出された応札金額情報を復号化し出力
    する公証手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    入札システム。
  4. 【請求項4】前記公証手段は、入札開催者の共通鍵と応
    札者の共通鍵の双方を入力することによってのみ応札金
    額情報を復号化し出力することができることを特徴とす
    る請求項3記載の入札システム。
  5. 【請求項5】前記入札システムの対象は、建設工事であ
    ることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の入札
    システム。
  6. 【請求項6】入札を開催する入札開催者より受信した入
    札情報を開示することにより応札者による応札を受け付
    け、当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定した
    落札者情報を受け付ける入札方法であって、 入札開催者により生成され、電子封筒に格納された各応
    札者ごとに異なる共通鍵を通信網を介して受信する共通
    鍵受信ステップと、 受信した共通鍵を各応札者に対して通信網を介して送信
    する共通鍵送信ステップと、 共通鍵を用いて暗号化された応札金額情報を通信網を介
    して受信する応札金額情報受信ステップと、 受信した暗号化された応札金額情報を格納する応札金額
    情報格納ステップと、 格納した暗号化された応札金額情報を入札期間終了後に
    通信網を介して入札開催者に対して送信する応札金額情
    報送信ステップとを備えた入札方法。
  7. 【請求項7】前記応札金額情報格納ステップは、入札期
    間終了後であっても継続的に応札金額情報を記憶し続け
    ることを特徴とする請求項6記載の入札システム。
  8. 【請求項8】前記入札方法は、さらに、 応札金額情報格納手段に格納された応札金額情報を読み
    出すとともに、入札開催者又は応札者の入力した共通鍵
    に基づき当該読み出された応札金額情報を復号化し出力
    する公証ステップを有することを特徴とする請求項5記
    載の入札方法。
  9. 【請求項9】前記公証ステップは、入札開催者の共通鍵
    と応札者の共通鍵の双方を入力することによってのみ応
    札金額情報を復号化し出力することができることを特徴
    とする請求項8記載の入札方法。
  10. 【請求項10】前記入札方法は、建設工事の入札方法で
    あることを特徴とする請求項6、7、8又は9記載の入
    札方法。
  11. 【請求項11】入札を開催する入札開催者より受信した
    入札情報を開示することにより応札者による応札を受け
    付け、当該応札の情報に基づき当該入札開催者が決定し
    た落札者情報を受け付ける入札プログラムを格納した記
    憶媒体であって、当該入札プログラムは、コンピュータ
    に対して、 入札開催者により生成され、電子封筒に格納された各応
    札者ごとに異なる共通鍵を通信網を介して受信する共通
    鍵受信ステップと、 受信した共通鍵を各応札者に対して通信網を介して送信
    する共通鍵送信ステップと、 共通鍵を用いて暗号化された応札金額情報を通信網を介
    して受信する応札金額情報受信ステップと、 受信した暗号化された応札金額情報を格納する応札金額
    情報格納ステップを有し、 格納した暗号化された応札金額情報を入札期間終了後に
    通信網を介して入札開催者に対して送信する応札金額情
    報送信ステップとを実行させる記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4739404B2 (ja) * 2006-02-14 2011-08-03 富士通株式会社 電子入札/開札プログラム、電子入札/開札システム、及び電子入札/開札方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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