WO2002012092A1 - Coffret de stockage de disques - Google Patents

Description

明 細 書 ディスク収納ケース 技術分野 本発明は、 パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等に使用されるハード ケース型のフ口ッピーディスクや音楽用ミニコンポ等に使用されるミ二ディスク (MD) 等を収納するディスク収納ケースに関するものである。 背景技術 従来、 この種のディスク収納ケースとして、 蓋付きの収納ケース内を仕切り板 で仕切って複数のディスク収納室を設けたものや、 特開平 1 1一 2 0 8 7 6 0号 公報に記載されるように観音開き様に開閉可能としディスクが交互に収納される 収納ケースがある。 そして、 各ディスク収納室の入口側には収納ディスクの内容 や種類等の情報を表示するための識別夕ブが取付けられている。 しかしながら、 従来の仕切り板を設けたディスク収納ケースは、 一定の空間に 多数枚のディスクを収納できる利点を有するが、 各ディスク収納室同士の間隔が 狭いために、 収納した各ディスクに貼り付けた該ディスクに記憶されている情報 内容を示す識別タブが、 収納ディスクにより遮蔽され、 外から読み取ることがで きず、 使用にあたって目的とするディスクを取り出すのに時間を要するという問 題があった。 ディスク取り出し上の不便さは各ディスク収納室の間隔を開けるこ とにより解消できるが、 そうすると、 一定の空間に収納できるディスクの数が減 少してしまうという問題がある。 発明の開示 そこで、 前記の難点を克服するため、 本発明に係るディスク収納ケースは、 複 数の三角仕切り板を所定間隔でかつ変位して画成した二つのディスク収納ケース をヒンジを介して開閉自在に連結し、 一つおきの仕切り板の頂部に識別耳部を延 設するよう構成したことを特徴とする。 また、 識別耳部の同一方向面に認識マ一クを表示することによりディスク収納 室の位置がより明らかとなりディスクの収納に好適となる。 さらに、 連結ヒンジとして蝶番を取着して二つのディスク収納室を連結するこ とにより連結部の強度耐久性を向上させることができる。 図面の簡単な説明 図 1は、 本発明の実施例に係るディスク収納ケースが閉の状態にある斜視図で あり、 図 2は、 ディスク収納ケースが開の状態にある斜視図であり、 図 3は、ディスク収納ケースを開けたときの収納室の配置を示す平面図であり そして、 図 4は、 ディスクを収納した状態を示す図である。 実施例 次に、 本発明に係るディスク収納ケースの実施例につき、 添付図面を参照しな がら以下詳細に説明する。 図 1は、 本発明の実施例に係るディスク収納ケース 1 0が閉の状態にある斜視 図である。 図 2において、 ディスク収納ケース 1 0は開の状態をなし、 複数の三角の仕切 り板を所定間隔で設けたほぼ三角形状の二つのケース 1 2， 1 4を、 それらの制 限部 1 6 , 1 8を介してヒンジ構造 2 0とすることにより、 開閉自在に一体連結 して構成されている。 ケース 1 2， 1 4にそれぞれ画成される複数個の三角仕切り板 2 4 , 3 2は、 複数のディスク収納室 2 6 _S 3 4を形成している。 そして三角仕切り板 2 4 , 3 2の頂部には一つおきに識別耳部 2 8を形成し、 この識別耳部 2 8にはケースの 正面すなわち収納ディスクの表面を整列させる方向に認識マーク 2 2， 3 0を表 示することにより収納ディスクの位置が容易に視認できる。 図 3は、ディスク収納ケースを開けたときの収納室の配置を示す平面図である。 ケース 1 2， 1 4においてディスク収納室 2 6， 3 4を画成する三角仕切り板 2 4 , 3 2は位相を互いにずらして設けられ、 これによりディスクを収納室 2 6， 3 4に収納した後、 ケース 1 2 , 1 4を閉じる際に左右の収納室に収納されたデ イスクが衝合することなく互いに隣接する位置でケース 1 2およびケース 1 4が 閉じられることになる。 図 4は、 ディスク収納ケ一ス 1 2 , 1 4を開放してディスクを収納した状態を 示す図である。 すなわち、 ケース 1 4のディスク収納室 2 6にディスク 3 6を収 納すると、 ディスク 3 6は制限部 1 8により制止されて収納室から滑り出すこと なく安定収納される。 反対側のケース 1 2のディスク収納室 3 4にディスク 3 6 を収納した場合も制限部 1 6により同様に制止されて収納室から滑り出すことな く安定収納される。 さらに、 図 4から判かる通り三角仕切り板 2 4の頂部に形成 された識別耳部 2 8は、 収納されたディスクの上端部より突出しているので表面 認識マーク 2 2 , 3 0を容易に視認することができ、 ディスク表面と認識マーク を整合させてディスクの一方向収納を可能とする。 さらに、 識別耳部の存在によ り空き状態の収納室を容易に判別することができ、 ディスクを識別耳部に沿つて 簡便に収納できる。 また、 識別耳部には数字等の記号を表示して収納するデイス クを割当てることもできる。 発明の効果 本発明に係るディスク収納ケースによれば、 三角仕切り板の頂部から識別耳部 が突出しているため、 識別耳部に表示された認識マークを視認してディスク表面 を常に一方向に整列させることができ、 また、 空き状態のディスク収納室も容易 に判別することができるとともに、 収納した各ディスク表面に貼り付けた該ディ スクに記憶されている情報内容を示す識別タブが外から読み取り易く、 ディスク 割当収納および選択取り出しも確実にしかも簡便に行なうことができるので、 多 数枚のディスクが収納可能であるにもかかわらず、 目的とするディスクの取り出 しにかかる時間を減少することができる。

Claims

請求の範囲

1。 複数の三角仕切り板を所定間隔でかつ変位して画成した二つのディスク 収納ケースをヒンジを介して開閉自在に連結し、 一つおきの仕切り板の頂部に識 別耳部を延設するよう構成したことを特徴とするディスク収納ケース。

2 識別耳部の同一方向面に認識マークを表示する請求項 1記載のディスク 収納ケース。

3。 連結ヒンジとして蝶番を取着して二つのディスク収納ケースを連結する 請求項 1または 2記載のディスク収納ケース。