WO2002003367A1

WO2002003367A1 - Dispositif et systeme d'affichage

Info

Publication number: WO2002003367A1
Application number: PCT/JP2001/004683
Authority: WO
Inventors: Hidetaka Mizumaki; Katsuya Mizukata; Yasukuni Yamane
Original assignee: Sharp Kabushiki Kaisha
Priority date: 2000-06-30
Filing date: 2001-06-01
Publication date: 2002-01-10
Also published as: TWI305341B; EP1304676A1; CN1271591C; US7519389B2; US20080108309A1; US20030190928A1; EP1304676A4; KR100507548B1; KR20030044924A; CN1449556A; US7454228B2; JP3886898B2

Description

- 明細' 書表示装置及び表示システム技術分野 · '

本発明は、表示装置が本体ュニットと分離されたコンピュータの表示装置及び表示システムに関し、特に表示装置と本体ュニット若しくは操作ユニットとを無線通信により結合したモバイル型のいわゆるゥヱァラブルコンピュー夕の表示装置、及び表示システムに関するものである。背景技術

一般的なコンピュ一夕のシステムは、機器使用者がデータ等を入力する操作ュニットと、データの処理、保存、及び表示用画像データの作成等を行う本体ュニットと、該画像データ'を表示する表示装置からなっている。

前記操作ュニットは、一般的にはキ一ボ一ド入力、音声入力によりデ一夕を入力する。また、本体ュニットは、データ処理を行う C P U ( Ce ntral Process i ng Un i t ) 、大容量データを保存する H D (Hard D i sk ) 、データ処理に必要なメモリ、画像データを作成するグラフィックカード等からなる。更に表示装置は、省スペース型の場合、液晶パネル- 液晶駆動用の信号変換部、液晶バックライト及び該バックライ卜のインバー夕からなる。

近年、機器のコンパクト化が進み、ノートパソコンを初めとするモバィル型のコンピュータシステムが普及しているが、今後、更なるコンパクト化、軽量化が進み、本体ュニット、操作ュニット部及び表示装置が互いに分離された、いわゆるウェアラブルコンピュータが実用化されると思われる。

例えば、特開平 1 0 — 2 8 9 0 3 4号公報（公開日 1 9 9 8年 1 0月 2 7 日）には、表示部として H M D ( Head Mounted D i sp l ay ) を採用し- 本体ュニットを機器使用者の腰部分に装着し、 H M Dと本体ュニットと ' を光フアイバで結合し、重い配線ケーブルを光フアイバにすることにより作業性を改善レたモパイル型コンピュータが記載されて.いる。

また、特開 2 0 0 - 0 — 1 4 8 2 9 0号公報（公開日 2 0 0 0年 5月 2 6 日）には、表示装置として H M D及びディスプレイウォッチを採用し- C F Uを含むコントロールデバイス、メモリや H Dからなる記憶装置等の機器間を衣服に縫い込まれた超極細導体と衣服間を接続する接続用クリップを介して接続し、機器使用者の体の回りから煩雑なケーブルを無くして自然な動きを可能にする技術が記載されている。

しかしながら、前記従来のいわゆるウェアラブルコンピュータシステムでは、作業性の改善や、自由な動きを確保するため、電気ワイヤを光ケーブルに置き換えたり、電気ワイヤを衣服に縫いつけているが、従来の重い配線を軽量の光ファィバに置き換えても光フアイバは有線であり . 該有線の光フアイバが H M Dと本体ュニット部との間に有るため作業効率は必ずしも良くない。

更に、前記従来のシステムでは、電気ウイャを衣服に縫いつけても各衣服間を接続クリップで接続するという手間がかかり、衣服の自由な着脱ができない、電気ワイヤが縫い付けられた専用の衣服が必要である等の問題がある。また、表示する内容は、機器使用者が表示装置を参照しながら別の作業を行ったり、所望の時間及び場所で前記コンピュ一夕システムを使用するため、、表示内容は前記一般的なコンピュータシステムで表示される表示内容を極端に劣化させることなく表示することも要求されるが、前記従来のシステムでは、実現するに至っていない。発明の開示 <

本発明の'目的は、表示内容の極端な劣化を防止するとともに、各機器間、.特に表示装置と本体ュニット若しくは操作ュニットとの間.の有線ヮィャを排除し、機器使用者の作業効率の向上と衣服選択の自由を確保することができる表示装置及び表示システムを提供することにある。

本発明の表示システムは、作成した画像データを送信する本体ュニットと、該本体ュニットから送信された画像データを基にして画像を表示する表示装置とを備えている表示システムにおいて、前記本体ュニットと表示装置とが、無線通信手段を介して通信を行い、前記本体ュニットと表示装置とを分離して装着することができる。

' 前記の構成によれば、通信手段として無線を用いおり、表示装置と本体ュニットとを結ぶデータ信号を伝送するためのケーブルがないため. 機器使用者が表示装置を見ながらの作業を自由に行うことができ、本表示システムの使用者の作業効率を向上させることができる。また、従来の表示装置における接続クリップで接続するためのワイヤ接続部がないため、ワイヤ接続部の強度を確保するための機構を簡易なものにできる < 本発明の表示システムは、作成した画像デ一タを送信する本体ュニットと、該本体ュニットから送信された画像デ一タを基にして画像を表示する表示装置とを備えている表示システムにおいて、前記本体ュニットと表示装置とが、無線通信手段を介して通信を行い、前記本体ュニットと表示装置とを分離できる。

前記の構成によれば、通信手段として無線を用いており、表示装置と本体ュニッ卜とを結ぶデータ信号を伝送するためのケーブルがないため. 表示装置、本体ュニットのレイァゥトの自由度を増すことができる。

また、前記画像データは、前記表示装置において複雑な処理を経ることなく、画像を表示できるような状態で、前記本体ュニットから送信されることがより好ましい。

これにより、表示装置に複雑な処理回路を設ける必要がないため、表示装置を簡易な構成にでき、表示装置の,コンパクト化および軽量化が図れる。よって、機器使用者の作業効率を従来よりも向上させるこ'とがでる。 '

また、前記表示装置は、前記無線通信手段を介して前記本体ュニットから送信された画像デ一夕を受信する受信部と、受信した画像デ一タを基にして表示パネルに画像信号を供給し、前記受信部の制御を行う制御部とを備えていることがより好ましい。

これにより、 .従来の表示装置の接続クリップで接続するためのワイャ接続部がないため、ヮィャ接続部の強度を確保するための機構を簡易なものにできる。

また、前記表示装置は、前記制御部によって前記表示パネルの表示状態を判断し、'前記無線通信手段を介して、その判断結果を前記本体ュニッ卜へフィードバックするための送信部を備えていることがより好ましい。これにより、本体ュニットから送信される画像データの伝送速度が表示パネルに表示される速度より早過ぎる場合には、本体ュニットからの送信を一時中止したり、逆に中止を解除したりすることで、表示状態を最適に保つことができる。

また、前記送信部は、予め設定された表示パネルにおける表示可能な条件を、前記無線通信手段を介して、前記本体ュニットへ送信することがより好ましい。

これにより、前記送信部から、予め設定された表示パネルにおける表示可能な条件と、表示パネルの現在の表示状態とが本体ュニットへ送信されるため、両者を比較することにより、表示状態を修正すべきか否かが直ちに認識できる。よって、表示状態をより効果的に保つことができる。

また、前記表示パネルを構成する一方のパネルの表面には、画素ァレィが形成されており、該画素ァレイは、低温プロセス多結晶シリコン T F T素子で形成されていることがより好ましい。

これにより、低温プロセス多結晶シリコン T F Tは、高駆動力を持つ素子であるため、パネルの表面に信号線駆動回路及び走査線駆動回路を同一プロセスで一体形成することができる。.

また、前記表示パネルは、表示デバイス自身にメモリ機能を有していることがより好ましい。

これにより、表示パネルとして、表示デバィス自身にメモリ機能を有する強誘電液晶を用いた場合には、一定周期で表示信号を送信する必要がなく、また、定期的な画面のリフレツシュが不要となり、消費電力を低減できる。また、前記表示装置は、操作ュニットを備えており、該操作ュニットの操作内容を前記無線通信手段を介して、本体ュニットへ送信することがより好ましい。

これにより、表示装置のブライトネスゃコントラスト等の表示コントロール信号を、本体ュニットからではなく、操作ュニットから直接送信するようにすれば、信号が本体ュニットを経由しないため、本体ュニッ卜の省電力化が図れる。更に、操作ュニッ卜の操作状態を、メニューとして表示装置の画面上に表示させ、そのメニューに沿って操作するようにすれば、使用者は操作ュニットを見る.ことなく表示装置の操作が可能になるため、より操作ユニットの操作性の向上を図れる。

また、前記表示装置は、画像データを記憶するための記憶手段を備えていることがより好ましい。

これにより、本体ュニットから表示装置へ、画像データを一定周期で送信する必要がないため、表示装置の消費電力を削減できる。

また、前記制御部は、駆動電源の電源容量を検出して前記本体ュットへ電源容量情報を送信し、該本体ュニットは、前記電源容量情報によ .つて、'表示装置へ送信する画像データの量を決定することがより好ましい。

これにより、電源容量の情報を基に、表示装置に送信する画像データ量を決定することができる。つまり、表示装置の電源容量が少なくなつているときは、表示装置へ送信する画像データ量を通常時より減少させて送信する。よって、表示装置上の表示パネルのフレーム及びビット単位での画像デ一夕更新期間を長くでき、結果として、表示装置の電力を削減できる。また、前記無線通信手段は、ブルーツース（登録商標）の仕様に基づいて構成されていることがより好ましい。

これにより、ブル一ッ一スは、安価部品で構成でき、さらに、ブルーッ一スによる送受信機は、マスタ/スレーブを自由に切り替えることができるため、前記表示装置と本体ュニット及び/または操作ュニットを相互に結合し、相互に制御することができる。よって、例えば、前記操作ュニットが、本体ュニットと表示装置とを共に制御したり、本体ュニッ卜から表示装置に画像データ送信することができる。

本発明の表示装置は、画像データを表示する表示パネルを有する表示装置において、前記表示パネルに表示する画像データを無線を介して受信する受信部と、該受信された画像データを基に前記表示パネルに信号を供給し、かつ前記受信部を制御する制御部とを備えている。

前記の構成によれば、通信手段として無線を用いており、表示装置近傍にデータ信号を伝送するケーブルがないため、機器使用者が表示装置を見ながらの作業を自由に行うことができ、機器使用者の作業効率を向上させることができる。また、従来の表示装置の接続クリップで接続するためのワイヤ接続部がないため、ワイヤ接続部の強度を確保するための機構を簡易なものにできる。更に.、送信される画像データをそのまま表示できるような形式で送信すれば、表示装置は該画像デ一タをそのまま表示するのみであり、データのフォーマツト変換等の特殊な作業が必要なくなり、表示装置に含まれる制御部も簡素化できるため、表示装置のコンパクト化及び軽量化が図れる。

また、前記制御部は、前記表示パネルの表示状態を、および予め設定した表示可能な条件を、無線を介して送信する送信部を備えたことがより好ましい。

これにより、表示パネルの表示状態を判断し、該表示状態の結果を本

.、 _

体ュニットへ送信し、共に送信された予め設定した表示可能な条件と比較することで、過度の画像データが送られて生じる表示状態の乱れや、表示内容の極端な悪化を防止できる。

また、前記制御部が、前記表示装置の電源容量を検出し、該検出した電源容查の情報を無線を介して送信することがより好ましい。

これにより、電源容量の情報を基に、表示装置に送信する画像データ量を決定することができる。つまり、表示装置の電源容量が少なくなつているときは、表示装置へ送信する画像データ量を通常時より減少させて送信する。よって、表示装置上の表示パネルのフレーム及びピット単位での画像データ更新期間を長くでき、結果として、表示装置の電力を削減できる。

また、操作ュニットを備え、制御部が該操作ュニットの操作内容を、無線を介して送信することがより好ましい。

これにより、表示装置のブライトネスゃコントラスト等の表示コントロール信号を、本体ュニットからではなく、操作ュニットから直接送信するようにすれば、信号が本体ュニットを経由しないため、本体ュニットの省電力化が図れる。更に、操作ュニットの操作状態を、メニューどして表示装置の画面上に表示させ、そのメニューに沿って操作するようにすれば、使用者は操作ュニットを見ることなく表示装置の操作が可能になるため、より操作ユニットの操作性の向上を図れる。

本発明の表示システムは、画像データを作成する本体ュニットと、該本体ュニッ卜からの画像データを表示する表示装置とを備え、前記本体ュニットと表示装置とが分離された表示システムにおいて、前記本体ュニットと表示装置とが無線通信手段により結合されている。

前記の構成によれば、本体ュニットと表示装置とが分離され、更に両機器間を無線通信手段により結合しているため、表示装置近傍にデー夕信号を伝送するケーブルが無く、機器使用者が表示装置を見ながらの作業を従来のシステムよりも自由に行え、機器使用者の作業効率を向上させることができる。また、本体ュニットと表示装置とが分離しているため、例えば、比較的重量の大きい本体ュニットを機器使用者の腰部分につけ、軽量の表示装置を機器使用者の所望の位置に装備することで、機器使用者の行動がより円滑に行え、作業効率を一層向上させることがでぎる。

また、前記表示装置は、画像データを表示する表示パネル、前記本体ュニットから送信される画像データを受信する受信部、及び該受信部と表示パネルとを制御する制御部を備えていることがより好ましい。

これにより、表示装置にはクリップ接続するためのワイヤ接続部がないため、従来のワイャ接続部の強度を確保するための機構を簡易なものとすることがで-きる。更に、表示装置が本体ュニットから送信される画像データをそのまま表示し、データのフォーマツト変換等の特殊な作業は、本体ュニットで行うことで、表示装置に含まれる制御部を簡素化でき、表示装置のコンパクト化及び軽量化が図れる。

また、前記表示装置は、画像データを表示する表示パネル、前記本体ュニットから送信される画像データを受信する受信部、該受信部と前記表示パネルとを制御し該表示パネルの表示状態を、または予め設定した表示可能な条件を、無線を介して送信する送信部を備えていることがより好ま、しい。

これにより、表示装置のワイヤ接続部がないため、従来ワイヤ接続部の強度を確保するための機構を簡易なものとすることができる。更に、表示装置は、本体ュニットから送信される画像データをそのまま表示するのみであり、データのフォーマット変換等の特殊な作業は、本体ュニッ卜で行われるため、表示装置に含まれる制御部を簡素化できる。この様な構成により表示装置のコンパクト化及び軽量化が図れる。また、表示パネルの表示状態を判断し、該表示状態の結果を本体ュニットに送信 (フィードバック）することができるので、過度の画像データが送られて表示状態が乱れることを防止し、表示内容を極端に悪化させることを防止できる。

本発明の表示システムは、画像データを作成する本体ュニットと、該本体ュニットからの画像データを表示する表示装置と、本体ュニットまたは表示装置に機器使用者がデータを入力する操作ュニットを備え、前記本体ュニットと表示装置と操作ュニットとが分離された表示システムにおいて、前記表示装置と本体ュニット及び/または操作ュニットとが無線通信手段により結合されている。

前記の構成によれば、本体ュニットと表示装置と機器使用者が入力する操作ュニットとが分離され、更に前記機器間を無線通信手段により結合されるため、表示装置近傍にデータ信号を伝送するケーブルが無く、機器使用者が表示装置を見ながらの作業を自由に行え、作業効率が向上する。また、比較的重量の大きい本体ュニットを機器使用者の腰部分につけ、軽量の表示装置を機器使用者の所望の位置に装備できるため、機器使用者の行動がより円滑に行え、作業効率も向上する。また、操作ュニットも機器使用者の所望の場所に装備でき、操作性が向上する。該操作ュニットは、'本体ュニットを制御するのみではなく、本体ュニットを介さずに前記表示装置を直接制御することができ、表示変更の反応速度が向上する。

本発明の表示システムは、画像データを作成する本体ュニットと、該本体ュニッ卜からの画像データを表示する表示装置とを備え、前記本体ユニットと表示装置とが分離され、かつ本体ュニットと表示装置とが無線通信手段により結合された表示システムにおいて、制御部が該表示装置の電源容量を検出し、該検出した電源容量の情報を無線を介して送信し、本体ュニットがそれに応じて画像データの伝送レートを変更する。前記の構成によれば、電源容量の情報を基に、表示装置に送信する画像データ量を決定することができる。つまり、表示装置の電源容量が少なくなつているときは、表示装置へ送信する画像データ量を通常時より減少させて送信する。よって、表示装置上の表示パネルのフレーム及びビット単位での画像データ更新期間を長くでき、結果として、表示装置の電力を削減できる。

本発明の表示システムは、画像データを作成する本体ュニットと、該本体ュニットからの画像データを表示する表示装置とを備え、前記本体ユニットと表示装置とが分離され、かつ本体ュニットと表示装置とが無線通信手段により結合された表示システムにおいて、表示装置は、操作ュニットを備え、制御部が該操作ュニットの操作内容を無線を介して送信し、前記本体ュニットを操作する。

前記の構成によれば、表示装置のブライトネスゃコントラスト等の表示コントロール信号を、本体ュニットからではなく、操作ュニットから直接送信するようにすれば、信号が本体ュニットを経由しないため、本体ュニットの省電力化が図れる。更に、操作ュニットの操作状態を、メニューとして表示装置の画面上に表示させ、そのメニューに沿って操作するようにすれば、使用者は操作ュニットを見ることなく表示装置の操作が可能になるため、より操作ュニットの操作性の向上を図れる。

前記受信部、送信部及び無線通信手段は、ブルーツースの仕様に基づいて構成されていることがより好ましい。

これにより、前記受信部、送信部及び無線通信手段が、ブルーツースの仕様に基づいて構成されているので、双方向の電波無線送受信により表示部近傍のケーブルが無く作業効率が向上し、更に表示装置の表示状態に応じて画像信号を本体ュニットから送信して、表示内容が極端に悪化することもない。また、ブル一ツースは、安価部品で構成でき、伝送速度も将来的に向上するので、前記画像デ一タの送受信が無線通信手段を用いて実現できる。更に、ブルーッ一スによる送受信機は、マス夕ノスレーブを自由に切り替えることができるため、前記表示装置と本体ュニット及び/または操作ュニットを相互に結合し、相互に制御することができ、例えば、前記操作ュニットが、本体ュニットと表示装置とを共に制御したり、本体ュニットから表示装置に画像デー夕を送信することができる。

本発明のさらに他の目的、特徴、および優れた点は、以下に示す記載によって十分わかるであろう。また、本発明の利益は、添付図面を参照した次の説明で明白になるであろう。図面の簡単な説明図 1 は、本発明の一実施の形態の表示システムを示す構成図である。図 2は、図 1 の表示システムの表示装置を示す構成図てある。

図 3は、図 2の表示装置の送受信のタイミングの一例を示す説明図でめる。 '

図 4は、図 2の表示装置の送受信のタイミングの他の例を示す説明図である。

図 5は、図 2の表示装置の表示パネルを示す構成図である。

図 6は、本発明の他の実施の形態の表示システムを示す構成図である, 図 7は、図 6の表示システムの操作ュニットを示す構成図である。図 8は、図 7の操作ュニットのメニュー表示状態を示す説明図である, 図 9は、本発明のさらに他の実施の形態の表示システムを示す構成図である。

図 1 0は、図 9 の表示システムの表示装置を示す構成図である。

図 1 1 は、本発明のさらにまた他の実施の形態の表示システムを示す構成図である。

図 1 2は、図 1 1 の表示システムめ表示装置を示す構成図である。発明を実施するための最良の形態

以下、実施例および比較例により、本発明をさらに詳細に説明するが. 本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。

本発明の実施の形態について以下に説明する。

〔実施の形態 1 〕

本発明の表示装置および表示システムに係る一実施の形態について図 1 〜 4 に基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施の形態の表示システムは、図 1 に示すように、本体ュニット 1 と表示装置 2 との 2つの部分を備えており、雨者間の情報は無線によつて授受される。基本的な動作として、表示装置 2に表示される画像デー夕は、本体ュニット 1 から表示装置 2に無線伝送される。 .

本体ュニット 1 は、例えば、 B l u e t o o t h (以下、ブル一ッ一ス（登録商標）と示す）仕様の無線インターフ一ス（無線通信手段） 3 を備えたノ一ト P C、ハンドヘルド F C、ポケット P C、携帯情報端末等である。

尚、ブルーツースは、広く普及しつつある携帯情報機器向けの無線通信技術であり、 2 . 4 G H z帯の電波を利用した初期バージョンの場合には、機器間の距離が 1 0 m以内であれば 1 M b p sの速度で通信を行うことができる。実効的には、非対称伝送時に下り方向が 7 2 1 k b p s、上り方向が 5 7 . 6 k b p sであり、低コストかつコンパクトな回路構成が可能であることを特長としている。

また、本体ュニット 1 は、必ずしも前述した従来の機器のように、本体ュニット 1内に表示機能を備えている必要はなく、表示機能を省くことによって本体ュニット 1 の大幅なコンパクト化を図ることが可能である。これにより、コンノヽ'クト化された本体ュニット 1 は、ァタッシュケース、かばん、ポーチ等の携帯品や、日常よく接する家具や移動手段である自動車等に組み込むことができる。

本体ュニット 1 に設けられた無線ィンターフェ一ス 3は、通常時には. 待機状態にあり、無線ィンタ一フヱ一ス 3 を介して本体ュニット 1 に要求情報が送信されると、本体ュニット 1 は無線ィン夕一フヱース 3 を介して表示装置 2に表示データを送信する。例えば、表示装置 2 の電源がォンされた時に、表示装置 2から本体ュニット 1へ前記要求情報が送られ、該要求情報により本体ュニット 1から表示装置 2へ表示データを送信してもよい。また、本体ュニット 1 の電源がオンされた時に、本体ュニット 1 自体で自己的に要求情報を発生させ、本体ュニット 1 から表示装置 2へ表示デ一タを送るようにしてもよい。

逆に、無線ィンターフェ一ス 3 を介して、本体ュニット 1 に解除信号が送られた場合には、本体ュニット 1 は、表示装置 2への表示データの送信を停止する。 .

この表示データのデ一夕形式は、通常の時系列の画像データであってもよく、また、 H T M L (Hyper Text Markup Language ) や X M L (Ex tens i b l e Markup Language ) 等の开式であってもよい。

本実施の形態の表示装置 2は、フレ一ムメモリを備えていないため、通常の表示装置と同様に、本体ュニット 1 から表示装置 2へ一定周期で表示データを送信する必要がある。尚、表示装置 2 に用いられる表示デバイス自体が強誘電液晶のようにメモリ機能を有している場合は、上述のように一定周期で表示信号を送信する必要はない。

ここで、表示装置 2 の構成と動作について説明する。

表示装置 2は、図 2 に示すように、ブル一ッ一ス仕様の無線インタ一フェース（無線通信手段） 1 0の他に、表示パネル 1 1、制御部 1 2、バッテリ 1 3等を備えている。このように、表示装置 2の構成は極めて簡素であり、表示装置 2の寸法及び重量は、主に表示パネル 1 1 とバッテリ 1 3の寸法及び重量によって決まる。

本実施の形態の表示装置 2は、表示パネル 1 1 の画素数が比較的少ない表示装置である。また、表示装置 2の形状は、腕時計型、ペンダント型、 H M D型等にすることで装着が容易になる'。

表示装置 2は、本体ュニット 1から送信される画像データを表示する機能だけを備えている場合には、前記無線ィンターフヱース 1 0は、受信機能を有する受信部のみで構成されていてもよい。これにより、前記無線ィンターフヱ一ス 1 0の構成が簡素化され、表示装置 2をよりコンパクトイ匕したものにできる。

表示装置 2は、図 3 に示すように、その電源状態がオフのときに電源スィツチがオンされると、先ず、表示装置 2 自身の電源をオン状態にした後、本体ュニット 1 に対し無線ィンタ一フェース 1 0 を通して要求信号を送り、それに対する本体ュニット 1 からの送信信号を受け取る。逆に、表示装置 2の電源状態がォンのときに電源スィッチがオフされると. 送信信号が無用になることを示す解除信号を、無線ィンタ一フ一ス 1 0 を介して本体ュニット 1 に送信した後、表示装置 2 自身の電源をオフ状態にする。，

尚、図 3では、ブルーッ一ス固有の仕様に基づくモード設定の手続きについて省略して図示している。このような要求/解除信号の生成の手順は、ノ、。ヮ一オンシーケンス及びパヮ一オフシーケンスとして、図 2 に示す制御部 1 2 に組み込まれている。

表示装置 1が画像表示を行う際には、本実施形態の表示システムでは. 表示装置 2からの要求信号に対応して、本体ュニット 1から表示情報が表示装置 2に送信される。この表示情報は、表示装置 2 において、無線インタ一フヱ一ス 1 0 を介して制御部 1 2で解読され、表示パネル 1 1 に表示可能な形の画像データとして展開された後、表示のタイミングに併せて表示パネル 1 1 に画像表示される。 ' 尚、表示装置 2の電源ォン /オフ時に要求/解除信号を送る方法は、必ずしも前記と同様の方法に'限定されるものではない。例えば、図 4に示すように、表示装置 2の電源オン期間中は、一定周期で要求信号を送るような方法を採用してもよい。この場合、本体ュニット 1 は、一定期間内に要求信号を受信した場合には、表示装置 2へ表示情報を送り続け- 一定期間以上経っても要求信号を受信しない場合には、表示情報の送信を停止する。 '

さらに、本体ュニット 1 自身が、前記要求/解除信号を発生させ、または該要求/解除信号に関係なく画像データを表示装置 2へ無線ィンタ一フェース 3 を介して送信し続けても良い。この場合、本体ュニット 1 の無線インタ一フ一ス 3は、送信機能を持つ送信部のみで、表示装置 2の無線ィンタ一フユ一ス 1 0 は、受信機能を持つ受信部のみで構成することができるため、各機器の簡素化が図れる。これにより、表示システムに係る装置をコンパクト化して、使用者の作業 ¾率を向上させることができる。

また、本実施形態の表示システムでは、本体ユニット 1から表示装置 2へ送信され、表示パネル 1 1 に表示される画像データの形式が、デ一タフォ一マツト変換等の特殊な作業を必要としない程度に、本体ュニット 1 において処理されている。これにより、表示装置 2 の制御部 1 2 は. 送信された画像データを、単に表示パネル 1 1 に送信または切替するのみの非常に簡素な構成にすることができる。よって、制御部 1 2 には、特殊な演算回路が不要となり、制御部 1 2の簡素化が図れ、表示装置 2 のコンパクト化及び軽量化を実現できる。表示パネル 1 1 は、画面サイズが 2型、.画素構成が 1 6 0 X R G B X 1 2 0画素で 1 6階調の反射型 T F T液晶パネルである。この反射型 T F T液晶パネルの構造は、従来のパネル構造と同様の構造であり、ガラス基板ないしプラスチック基板で液晶層を挟み込んで、一方の基板上に画素ァレイが形成されている。

この画素アレイは、図 5に示すように、信号線駆動回路及び走査線駆動回路によって駆動される。特に、低温プロセス多結晶シリコン T F T のような高駆動力を持つ素子でこの画素ァレイが形成される場合には、前記信号線駆動回路及び走査線駆動回路を同一プロセスで一体形成することができるな - '

この反射型 T F T液晶パネルを、 6 0 H zの垂直周波数で駆動するためには、約 1 3 M b p sの転送速度が必要となる。そこで、本願出願人による特願 2 0 0 1 - 9 4 0 3 4号に示す低周波数駆動等を行うことにより、必要な転送速度を抑えることができる。例えば、前記垂直周波数を 1 / 2 5にすれば、転送速度は約 0 . 5 M b p sになる。従って、表示装置 2は、時系列の画像データを送る場合も、ブル一ッ一ス仕様の転送速度による表示が可能になる。

制御部 1 2 は、ディスプレイコントローラとしての機能と無線ィン夕ーフユースの制御機能とを有している。制御部 1 2は、基本的な動作として、無線ィンタ一フェース 1 0で受信された表示情報を画像データに展開した後、表示パネル 1 1 に表示させている。この制御部 1 2 による処理は、全てデジタル処理であり、途中の処理過程で必要なメモリと合わせて、 1 チップに L S I 化することができる。

もし、前記の通り本体ュニット 1 から送信'される表示情報が、既に表示パネル 1 1 に表示できるフォーマツトに形式変換されている場合には、前記制御部 1 2 は、その送信されてくる画像デ一タをそのまま表示パネル 1 1 に送信すればよい。更に、本体ュニット i から表示パネル 1 i の作動タイミングを決める信号も、画像データと共に送信すれば、前記制御部 1 2は、更に簡単な動作で済む。また、無線ィンターフェース 1 0 が通信機能を有する受信部のみで構成されていれば、制御部 1 2は無線ィン夕一フェース 1 0 を制御する際に、複雑な動作は不要となり、ただ本体ュニット 1 から送信された画像データのタイミング合わせを行うだけでよい。これにより、制御部 1 2は、非常に簡素な構成となり、表示装置 2のコンパクト化、軽量化を実現で:き、表示システム 1 1 を装着した使用者の作業効率を向上させることができる。

さらに、本実施形態の表示システムでは、前記無線インタ一フェース 1 0が、送信及び受信機能をそれぞれ有する送信部及び受信部を備えており、前記画像デ一夕を受信すると共に表示パネル 1 1 に表示される画像の状態を制御部 1 2 で判断し、その判断した結果を無線インタ一フエ —ス 1. 0 を介して、本体ュニット 1 にフィ一ドノソクしている。これにより、本体ュニット 1 から送信される画像データの伝送速度が表示パネルに表示される速度より早い場合には、本体ュニット 1 からの送信を一時中止したり、逆に中止を解除したりし、表示状態を最適に保つことができる。

また、ノッテリ 1 3は、無線ィンタ一フヱ一ス 1 0、表示パネル 1 1 · 制御部 1 2等の表示装置 2 'の各部に必要な電源を供給する働きをする。バッテリ 1 3の重量と持続時間は、トレ一ドオフの関係にあるため、使用目的に合致するバッテリ容量を選択する必要がある。尚、本実施の形態の表示装置 2に用いられる表示パネル 1 1 は、直視型'だけでなく、 H M Dの様な眼鏡型ディスプレイの場合にも適応できる < また、本体ュニット 1及び表示装置 2に用いられる無線インタ一フエ一ス 1 0が、ブルーツース仕様の場合を例に挙げて説明したが、他の無線イン夕一フェースであってもよい。より高速な無線ィンタ一フェースを採用することにより、大容量の画像表示を容易に行うことができる。

本実施の形態では、画面サイズが 2型で画素構成が 1 6 0 X R G B X 1 2 0画素の場合を例にとって説明したが、先に述べたように表示パネル 1 1 は、表示装置 2 の寸法及び形状を大きく左右するファクタであり . 使用目的に応じて最適な画面サイズ及び表示画素数を設定する必要がある。

尚、表示パネルに使用するデバイスは低消費電力であればよいため、必ずしも液晶パネルに限定されるものではなく、例えば、自発光型の E Lパネルであってもよい。また、強誘電液晶のように表示デバイス自身にメモリ機能を有する場合には、定期的な画面のリフレツシュが不要となり、消費電力の低減の観点から極めて好適である。

〔実施の形態 2〕

本発明の表示装置および表示システムに係る他の実施の形態について図 6〜図 8に基づいて説明すれば、以下の通りである。

本実施の形態の表示システムは、図 6に示すように、本体ュニット 2 1、表示装置 2 及び操作ュニッ.ト 2 3の 3つの部分に分離されており各部分はそれぞれに無線インタ一フェース（無線通信手段） 3 a · .3 b • 3 c を備えている。 .

本実施の形態の表示システムは、操作ュニット 2 3が追加された点、および本体ュニット 2 1 に対する要求/解除信号が操作ュニット 2 3から発信される点について、前述した実施の形態 1 の表示システムと異なつているが、その他の点については実施の形態 1 と同様である。表示装置 2 2に表示される画像データは、実施の形態 1 と同様に、本体ュニット 2 1 から表示装置 2 2に無線伝送される。

操作ュニット 2 3は、図 7に示すように、操作入力部 3 1、 1 チップマイクロコンピュータ 3 2及び無線ィンタ一フヱ一ス 3 cを備えている c 尚、図 7においては、操作ュニット. 2 3に必要なバッテリは省略して図示している。. - 操作入力部 3 1 において表示開始を指示するキー入力が行われると、このキー入力動作は、 1 チップマイクロコンピュ一夕 3 2の入力ポートによって検知され、無線ィンターフヱース 3 . c を介して、要求信号が本体ュニット 2 1 (無線ィン夕ーフユ一ス 3 a ) 及び表示装置 2 2 (無線インターフェース 3 b ) に送信される。

そして、操作入力部 3 1 において表示終了を指示するキー入力が行われると、このキ一入力動作は、 1 チップマイクロコンピュータ 3 2の入力ポートを通じて検知され、無線ィンターフェース 3 c を介して、解除信号が本体ュニット 2 1及び表示装置 2 2へ送られる。

以上の手順は、プログラムの形で予め 1 チップマイクロコンピュータ 3 2 の R O Mに書き込まれる。尚、本体ュニット 2 1及び表示装置 2 2 の間で行われる表示デ一タの授受方法に関しては、実施の形態 1 の場合と同様である。

無線ィンターフェース 3 a〜 3 cがブルーツースである場合、各無線インタ一フヱース 3 a〜 3 cはマスタ/スレーブに切り替えることができ、さらに、一つのスレーブ機を二つのマスタ機のスレ一ブ機とすることもできる。

例えば、前記操作ュニット 2 3及び本体ュニット 2 1 をマスタとし、表示装置 2 2をスレーブとすれば、表示装置 2は、本体ュニット 2 1 から送信される画像データを表示するのはもちろんのこと、操作ュニット 2 3から送信される画像データも、直接表示することができるとともに、操作ュニット 2 3からも表示装置 2 2 を直接操作することができる ₍ また、表示装置 1 2の表示状態を操作ュニット 2 3に直接転送することもできる。

すなわち、本実施の形態の表示システムでは、操作ュニット 2 3を備えているため、表示装置 2 2 のブライトネスゃコントラスト等の表示コントロ一ル信号を、本体ュニット 2 1 からではなく、操作ュニット 2 3 から直接送るようにすれば、本体ュニット 2 1 を経由しないため、本体ユニット 2 1 の省電力化が図れる。更に、操作ュニット 2 3の操作状態を、図 8に示すように、メニューとして表示装置 2 2の画面上に表示させ、そのメニューに沿って操作するようにすれば、使用者は操作ュニット 3 を見ることなく表示装置 2 2 の操作が可能になるため、より操作ュニット 2 3の操作性の向上を図れる。

例えば、使用者が、本体ュニット 1 1 をカバン等の中に備え、表示装置 2 2 をサングラス等に組み込んでおり、操作ュニット 2 3 をズボン等のポケットに備えている場合に、使用者が操作ュニット 2 3 を取り出さなくても操作ュニット 2 3のダイャル等でメニューから所望の内容を選択し、表示装置 2 2の表示コントロールができる。また、このような操作ュニット 2 3の操作を行う際に、操作ュニット 1 3 と表示装置 2 2の表示パラメ一タデータが正しくやり取りできているかを確認するために、表示装置 2 2から表示パラメータを操作ュニット 2 3に再度転送して参照するようにすれば、表示コントロールの信頼性をより向上させることができる。このように、機器同士の相互の結合により、より自由度の高- い表示システムを構成することが可能となる。

〔実施の形態 3〕

本発明の表示装置および表示システムに係るさらに他の実施の形態について、図' 9および図 1 0 に基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施の形態の表示システムは、図 9に示すように、基本構成は図 1 の表示システムと同様であり、本体ュニット 4 1 と表示装置 4 2の 2つの部分を備え、両者間の情報は無線を介して授受されている。本実施の形態の表示システムの基本的な動作として、表示装置 4 2から本体ュニット 4 1 に送られる要求に対して、この要求に対応した表示情報が、本体ュニッ.ト 4 1 から表示装置 4 2 に送られている。

本実施の形態では、表示装置 4 2がフレームメモリ（記憶手段）を備えており、本体ュニット 4 1 から一定周期で表示信号を送出する必要がない点で、実施の形態 1 の場合とは異なっている。

本実施の形態の表示システムにおいて用いられる表示データのデータ形式は、実施の形態 1 の場合と同様に、通常の時系列の画像データであつても、 H T M L ( Hyper Text Markup Language ) や X M L ( Extens i b l e Markup Language ) 等の形式であってもよい。

ここで、本実施の形態の表示装置 4 2の構成と動作について説明する, 表示装置 4 2は、図 1 0に示すように、ブルーッ一ス仕様の無線ィン夕ーフヱ一ス 5 0の他に、表示パネル 5 1、表示メモリ 5 2、表示コント口一ラ 5 3、 C P U 5 4、 R O M 5 5、 RAM 5 6. 操作入力部 5 7、バッテリ 5 8等を備えている。

表示装置 4 の使用者が、操作入力部 5 7に対して何らかの操作を行うと、この操作内容が C P U 5 4 によって解釈される。そして、その結果が表示装置 4 2からの要求として、無線ィンターフェース 5 0を通じて本体ュニット 4 1 の無線インタ一フヱ一ス 4 3 に送信される。この時の送信内容としては、例えば、本体ュニット 4 1 の中のアプリケ一ションの実行であってもよい。また、操作方法としては、例えば、表示装置

4 2上に表示されている画面からパソコンを操作するようにアクセスする操作であってもよい。また、携帯電話で利用されているようなメ二-ュ —画面から欲しいアブリケ一ションを選択する操作であつてもよい。

また、本体ュニット 4 1から送信された表示データは、無線ィン夕ーフェース 5 0 を介して C P U 5 4で解読され、表示パネル 5 1 に表示可能な形に展開されて、表示メリ 5 2に書き込まれる。この表示メモリ

5 2 に書き込まれた表示データは、表示コントローラ 5 3によつて一定周期で読み出されて表示パネル 5 1 に表示される。このような一連の動作を C P U 5 4が行うためのプログラムは、 R 0 Μ· 5 5 に格納されている。また、 RAM 5 6 は、 C P U 5 4のワークメモリやスタックメモリとして使用される。

表示パネル 5 1 は、例えば、画面サイズが 4型、画素構成が V GAフォ一マツト（ 6 4 0 X R G B X 4 8 0画素）の反射型 T F T液晶パネルである。この反射型 T F T液晶パネルの構造は、一般的な T F T型液晶パネル構造と同じであるので詳細な説明は省略する。表示パネル 5 1 に使用するデバイスは、実施の形態 1 の場合と同様に、低消費電力であれば必ずしも液晶パネルである必要はなく、例えば、自発光型の E Lパネルであってもよい。 '

表示メモリ 5 2 には、 S R A Mあるいは D R A Mを用いることができる。本実施の形態の場合、 1画素の階調が 6 4階調であれば、 1画面分のメモリ容量は、 6 4 0 X 3 X 4 8 0 X 6 ビットとなる。 .高速な表示切替が必要な用途では、表示メモリ 5 2の容量は 2画面以上備えることが望ましい。

表示コントローラ 5 3は、一般にディスプレイコントローラあるいはグラフィックコント口一ラ等と呼ばれる制御回路と同じ機能を備えており、詳細な説明は省略するが、基本的な動作として、表示メモリ 5 2から表示データを一定周期（例えば、垂直周波数）で読み出し、表示パネル 5 1 に表示する働きをする。

C P U 5 4は、低消費電力で必要な処理性能を備えていれば機種は限定されるものではなく、例えば、 3 2 ビットの R I S Cマシンである A R Mプロセッサを用いることができる。また、装置のコンパクト性の観点から、 R O M 5 5.及び R A M 5 6は、 C Pひ 5 4 と同一の L S I上に搭載されている方が望ましい。

操作入力部 5 7は、通常のキー入力やタブレツト（ペン）入力等であり、使用者の指示が入力される。また、操作入力部 5 7 として、使用者の音声を検知し認識する音声入力を用いてもよい。

本実施の形態の表示システムでは、以上のように、表示メモリ 5 2 を備えているため、本体ュニット 4 1から表示装置 4 2へ、画像データを一定周期で送信する必要がなく、表示装置 4 2の消費電力を削減できる, 尚、本実施の形態 3では、本体ュニット 4 1及び表示装置 4 2 に用いられる無線インタ一フヱ一ス 5 0 として、ブルーッ一ス仕様の場合を例にとつて説明したが、他の無線インタ一フェースであってもよい。より高速な無線ィン夕一フェースを採用することにより、大容量の画像表示を高速に行うことができる。 . 〔実施の形態 4〕

本発明の表示装置および表示システムに係るさらにまた他の実施の形態について、図 1 1 〜図 1 1に基づいて説明すれば、以下の通りである _t 本実施の形態の表示システムは、図 1 1 に示すように、基本構成は、図 1 の表示システムと同様であるが、本体ュニット 6 1 と表示装置 6 2 の 2つの部分を備えており、両者間の情報は無線を介して授受されている。この表示システムの基本的な動作としては、表示装置 6 2から本体ュニッ卜 6 へ送られる要求に対して、この要求に対応した表示情報が本体ュニット 6 1から表示装置 6 2に送られる。

本体ュニット 6 1 の構成は、実施の形態 1 と同様であるため、その説明は省略する。本実施の形態において用いられる表示データのデータ形式は、実施の形態 1 と同様に、通常の時系列の画像データであってもよく、また、 H T M L ( Hyper Text Markup Language ) や X M L (Extens i b l e Markup Language ) 等の形式であってもよい。

また、本実施の形態の表示システムでは、表示装置 6 2から本体ュニット 6 1 へ送信する情報には、表示装置 6 自身の電源情報を併せて本体ュニット 6 1 に送信する点で、実施の形態 1 の表示システムと異なつているが、その他の点については同様である。

ここで、本実施の形態における表示装置 6 2の構成と動作について、以下に説明する。 ' 表示装置 6 2は、図 1 2に示すように、ブルーッ一ス仕様の無線ィンターフェ一ス 7 0の他に、表示パネル 7 1 、制御部 7 2、バッテリ 7 3 等を備えている。

制御部 7 2は、ディスプレイコントローラとしての機能および無線ィンタ一フヱ一スとしての機能に加え、バッテリ 7 3の電力容量を検出する機能を備えている。テリ 7 3の電力容量の検出は、バッテリ 7 3 の電源電圧値の低下分を監視することで可能になる。ただし、前記検出方法は、これに限定されるものではない。 '

制御部 7 2によつて検出されたバッテリ 7 3の電源容量の情報は、例えば、図 4で示したように、定期的に表示装置 6 2から要求信号が送られていれば、それに併せて送信してもよいし、要求信号とは別のタイミングで送ってもよい。また、テリ 7 3 としては、太陽電池を用いることができる。

本体ュニット 6 1 では、無線ィンターフヱ一ス 7 0 を介して送信されてきた表示装置 6 2のバッテリ 7 3の電源容量の情報を基に、表示装置 6 2 に送信する画像データ量を決定する。つまり、表示装置 6 2 のバッテリ 7 3の電源容量が少なくなつているときは、表示装置 6 2へ送る画像データ量を通常時より減少させ、無線ィンタ一フヱ一ス 6 3 を介して送信する。具体的には、画像データのフレーム周波数、あるいは階調ビットを下げる、もしくはその両方を行う。

これにより、表示装置 6 2上の表示パネル 7 1 のフレーム及びビット単位での画像データ更新期間を長くでき、結果として、表示装置 6 2の電力を削減できる。結果的に表示される画像は、階調数が低い、あるいはコマ送りの表示となるが、バッテリが少ない状況であれば、使用者に対して受け入れられるものと思われる。

尚、本体ュニット 6 1及び表示装置 6 2に用いられる無線ィン夕ーフエース 6 3 · 7 0 として、ブルーッ一ス仕様の場合を例に挙げて説明したが、他の無線ィンターフエースであってもよい。より高速な無線ィンタ一フエースを採用することにより、大容量の画像表示を容易に行うことができる。

尚、本発明は、ゥヱアラブル装置に限定されるものではなく、例えば. 本体を机の下に、ディスプレイおよび操作ュニットを机上に置いて作業するタイプのコンピュータ装置や、壁掛けディスプレイにホームサーバ. 若しくは操作ュニットからデータを送信するディスプレイシステムや、電子ペーパーとしてのディスプレイに本体からデータを送信する電子べ —パ一システム等にも適用できる。

尚、発明を実施するための最良の形態の項においてなした具体的な実施態様または実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、本発明の精神と次に記載する特許請求の範囲内で、いろいろと変更して実施することができるものである。産業上の利用の可能性

本発明の表示システムによれば、通信手段として無線を用いており、表示装置と本体ュニットとを結ぶデータ信号を伝送するためのケーブルがないため、機器使用者が表示装置を見ながらの作業を自由に行うことができ、本表示システムの使用者の作業効率を向上させることができる, また、従来の表示装置における接続クリップで接続するためのワイヤ接続部がないため、ワイャ接続部の強度を確保するための機構を簡易なものにできる。 ' また、本発明の表示システムによ-れば、通信手段として無線を用いており、表示装置と本体ュニットとを結ぶデータ信号を伝送するためのケ一ブルがないため、表示装置、本体ュニットのレイアウトの自由度を増すことができる。 - また、前記表示システムによれば、表示装置に複雑な処理回路を設ける必要がないため、表示装置を簡易な構成にでき、表示装置のコンパ.クト化および軽量化が図れる。よって、機器使用者の作業効率を従来よりも向上させることができる。 .

また、前記表示システムによれば、従来の表示装置の接続クリップで接続するためのワイヤ接続部がないため、ワイャ接続部の強度を確保するための機構を簡易なものにできる。

また、前記表示システムによれば、本体ュニットから送信される画像データの伝送速度が表示パネルに表示される速度より早過ぎる場合には. 本体ュニットからの送信を一時中止したり、逆に中止を解除したりすることで、表示状態を最適に保つことができる。

また、前記表示システムによれば、前記送信部から、予め設定された '表示パネルにおける表示可能な条件と、表示パネルの現在の表示状態とが本体ュニットへ送信されるため、両者を比較することにより、表示状態を修正すべきか否かが直ちに認識できる。よって、表示状態をより効果的に保つことができる。

また、前記表示システムによれば、低温プロセス多結晶シリコン T F Tは、高駆動力を持つ素子であるため、パネルの表面に信号線駆動回路及び走査線駆動回路を同一プロセスで一体形成することができる。

また、前記表示システムによれば、表示パネルとして、表示デバイス自身にメモリ機能を有する強誘電液晶を用いた場合には、一定周期で表示信号を送信する必要がなく、また、定期的な画面のリフレツシュが不要となり、消費電力を低減できる。

また、前記表示システムによれば、表示装置のブライトネスゃコントラスト等の表示コントロール信号を、本体ュニットからではなく、操作ユニットから直接送信するようにすれば、信号が本体ュニットを経由しないため、本体ュニットの省電力化が図れる。更に、操作ュニットの操作状態を、メニューとして表示装置の画面上に表示させ、そのメニューに沿って操作するようにすれば、使用者は操作ュニットを見ることなく表示装置の操作が可能になるため、より操作ュニットの操作性の向上を図れる。

また、前記表示システムによれば、本体ュニットから表示装置へ、画像データを一定周期で送信する必要がないため、表示装置の消費電力を削減できる。 ·

また、前記表示システムによれば、電源容量の情報を基に、表示装置に送信する画像データ量を決定することができる。つまり、表示装置の電源容量が少なくなっているときは、表示装置へ送信する画像デ一夕量を通常時より減少させて送信する。よって、表示装置上の表示パネルのフレ一ム及びビット単位での画像データ更新期間を長くでき、結果として、表示装置の電力を削減できる。

また、前記表示システムによれば、ブル一ツースは、安価部品で構成でき、さらに、ブルーツースによる送受信機は、マスタ /スレーブを自由に切り替えることができるため、前記表示装置と本体ュニット及び/ または操作ュニッドを相互に結合し、相互に制御することができる。よつて、例えば、前記操作ュニットが、本体ュニットと表示装置とを共に制御したり、本体ュニットから表示装置に画像データ送信することがでぎる。 '

本発明の表示装置によれば、表示装置近傍にデ一夕信号を伝送するケ一ブルがないため、機器使用者が表示装置を見ながらの作業を自由に行え、作業効率が向上する。また、表示装置のワイヤ接続部がないため、従来ワイヤ接続部の強度を確保するための機構を簡易なものとすることができる。更に送信される画像デ一タをそのまま表示できるような形式で送信することで、表示装置は該画像データを処理することなく、そのまま表示するのみであり、データのフォーマツト変換等の特殊な処理を省略できる。これにより、表示装置にまれる制御部を簡素化でき、表示装置のコンパクト化及び軽量化が図れる。

また、前記表示装置によれば、表示パネルの表示状態を判断し、該表示状態の結果を本体ュニットへ送信し、共に送信された予め設定した表示可能な条件と比較することで、過度の画像データが送られて生じる表示状態の乱れや、表示内容の極端な悪化を防止できる。

また、前記表示装置によれば、電源容量の情報を基に、表示装置に送信する画像データ量を決定することができる。つまり、表示装.置の電源容量が少なくなつているときは、表示装置へ送信する画像データ量を通常時より減少させて送信する。よって、表示装置上の表示パネルのフレ —ム及びビット単位での画像データ更新期間を長くでき、結果として、表示装置の電力を削減できる。また、前記表示装置によれば、表示装置のブライ卜ネスゃコントラスト等の表示コントロール信号を、本体ュニットからではなく、操作ュニットから直接送信するようにすれば、信号が本体ュニットを経由しないため、本体ュニットの省電力化が図れる。更に、操作ュニットの操作状態を、メニューとして表示装置の画面上に表示させ、そのメニューに沿つて操作するようにすれば、使用者は操作ュニットを見ることなく表示装置の操作が可能になるため、より操作ュニッ卜の操作性の向上を図れる。

また、本発明の表示システムによれば、本体ュニットと表示装置とが分離され、更に両機器間を'無線通信手段により結合しているため、表示装置近傍にデータ信号を伝送するケーブルが無く、機器使用者が表示装置を見ながらの作業を従来のシステムよりも自由に行え、機器使用者の作業効率を向上させることができる。また、本体ュニットと表示装置とが分離しているため、例えば、比較的重量の大きい本体ュニッ卜を機器使用者の腰部分につけ、軽量の表示装置を機器使用者の所望の位置に装備することで、機器使用者の行動がより円滑に行え、作業効率を一層向上させることができる。

. また、前記表示システムによれば、表示装置にはクリップ接続するためのワイャ接続部がないため、従来のワイヤ接続部の強度を確保するための機構を簡易なものとすることができる。更に、表示装置が本体ュニットから送信される画像デ一タをそのまま表示し、データのフォーマツト変換等の特殊な作業は、本体ュニットで行うことで、表示装置に含まれる制御部を簡素化でき、表示装置のコンパクト化及び軽量化が図れる, また、前記表示システムによれば、表示装置のワイヤ接続部がないため、従来ワイヤ接続部の強度を確保するための機構を簡易なものとすることができる。更に、表示装置は、本体ュニットから送信される画像デ —夕をそのまま表示するのみであり、デ一夕のフォーマツト変換等の特殊な作業は、本体ュニットで行われるため、表示装置に含まれる制御部を簡素化できる。この様な構成により表示装置のコンパクト化及び軽量化が図れる。また、表示パネルの表示状態を判断し、該表示状態の結果を本体ュニットに送信（フィードバック）することができるので、過度の画像データが送られて表示状態が乱れることを防止し、表示内容を極端に悪化させることを防止できる。

本発明の表示システムによれば、本体ュニットと表示装置と機器使用者が入力する操作ュニットとが分離され、更に前記機器間を無線通信手段により結合されるため、表示装置近傍にデータ信号を伝送するケ一ブルが無く、機器使用者が表示装置を見ながらの作業を自由に行え、作業効率が向上する。また、比較的重量の大きい本体ュニットを機器使用者の腰部分につけ、軽量の表示装置を機器使用者の所望の位置に装備できるため、機器使用者の行動がより円滑に行え、作業効率も向上する。また、操作ュニットも機器使用者の所望の場所に装備でき、操作性が向上する。該操作ュニットは、本体ュニットを制御するのみではなく、本体ュニットを介さずに前記表示装置を直接制御することができ、表示変更の反応速度が向上する。

本発明の表示システムによれば、電源容量の情報を基に、表示装置に送信する画像データ量を決定することができる。つまり'、表示装置の電源容量が少なくなつているときは、表示装置へ送信する画像データ量を通常時より減少させて送信する。よって、表示装置上の表示パネルのフレーム及びビット単位での画像データ更新期間を長くでき、結果として. 表示装置の電力を削減できる。

本発明の表示システムによれば、表示装置のブライトネスゃコントラスト等の表示コント口一ル信号を、本体ュニットからではなく、操作ュニットから直接送信するようにすれば、信号が本体ュニットを経由しないため、本体ュニットの省電力化が図れる。更に、操作ュニットの操作状態を、メニューとして表示装置の画面上に表示させ、そのメニューに沿って操作するようにすれば、使用者は操作ュニットを見ることなく表示装置の操作が可能になるため、より操作ュニットの操作性の向上を図れる。

前記表示システムによれば、前記受信部、送信部及び無線通信手段は. ブルーッ一スの仕様に基づいて構成されているので、安価部品'で構成でき、伝送速度も将来的に向上するので、前記画像データの送受信を無線通信手段を用いて実現できる。更に、ブル一ッ一スによる送受信機は、マスタ/スレーブを自由に切り替えることができるため、前記表示装置と本体ュニット及び/または操作ュニットを相互に結合し、相互に制御することができる。例えば、前記操作ュニットが、本体ュニットと表示装置とを共に制御したり、本体ュニットから表示装置に画像 'データを送信することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 作成した画像データを送信する本体ュニットと、該本体ュニッ '卜から送信された画像デ一タを基にして画像を表示する表示装置とを備えている表示システムにおいて、

前記本体ュニットと表示装置とが、無線通信手段を介して通信を行い前記本体ュニットと表示装置とを分離して装着することができることを特徴とする表示システム。 ' · '

2 . 作成した画像データを送信する本体ュニッ卜と、該本体ュニットから送信された画像データを基にして画像を表示する表示装置とを備えている表示システムにおいて、 ' .

前記本体ュニットと表示装置とが、無線通信手段を介して通信を行ヽ前記本体ュニットと表示装置とを分離できることを特惮とする表示システム。

3 . 前記画像データは、前記表示装置において直接、画像を表示できるような状態で、前記本体ユニットから送信されることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の表示システム。

4 . 前記表示装置は、前記無線通信手段を介して前記本体ュニッ卜から送信された画像データを受信する受信部と、受信した画像データを基にして表示パネルに画像信号を供給し、前記受信部の制御を行う制御部とを備えていることを特徼とする請求の範囲第 1項に記載の表示システム

5 . 前記表示装置は、前記制御部によって前記表示パネルの表示状態を判断し、前記無線通信手段を介して、その率 lj断結果を前記本体ュニットへフィードバックするための送信部を備えていることを特徴とする請求の範囲第 4項に記載の表示システム。

6 . 前記送信部は、予め設定された表示パネルにおける表示可能な条件を、.前記無線通信手段を介して、前記本体ュニットへ送信することを特徴とする請求の範囲第 5項に記載の表示システム。

7 . 前記表示パネルを構成する一方のパネルの表面には、画素アレイが形成されており、該画素ァレイは、低温プロセス多結晶シリコン T F T 素子で形成されていることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の表示システム。 '

8 . 前記表示パネルは、表示デバィス自身にメモリ機能を有していることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の表示システム。

9 . 前記表示装置は、操作ュニットを備えており、該操作ュニットの操作内容を前記無線通信手段を介して、本体ュニットへ送信す.ることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の表示システム。

1 0 . 前記表示装置は、画像データを記憶するための記憶手段を備えていることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の表示システム。

1 1 . 前記'制御部は、駆動電源の電源容量を検出して前記本体ュニットへ電源容-量情報を送信し、該本体ュニットは、前記電源容量情報によつて、表示装置へ送信する画像データの量を決定することを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の表示システム。

1 2 . 前記無線通信手段は、ブル一ツースの仕様に基づいて構成されていることを特徴とする請求の ®囲第 1項に記載の表示システム。

1 3 . 画像データを表示する表示パネルを有する表示装置において、前記表示パネルに表示する画像デー夕を無線を介して受信する受信部と、該受信された画像データを基に前記表示パネルに信号を供給し、かつ前記受信部を制御する制御部とを備えたことを特徴とする表示装置。

1 4 . 前記.制御部は、前記表示パネルの表示状態、あるいは予め設定した表示可能な条件を、無線を介して送信する送信部を備えたことを特徴とする'請求の範囲第 1 3項に記載の表示装置。 .

1 5 . 制御部が前記表示装置の電源容量を検出し、該検出した電源容量' の情報を無線を介して送信することを特徴とする請求の範囲第 1 3項に記載の表示装置。 .

1 6 . 操作ュニッ卜を備え、制御部が該操作ュニッ卜の操作内容を、無線を介して送信することを特徴とする請求の範囲第 1 3項に記載の表示

1 7 . 画像データを作成する本体ュニットと、該本体ュニットからの画像データを表示する表示装置とを備え、前記本体ュニットと表示装置とが分離された表示システムにおいて、前記本体ュニッ卜と表示装置とが無線通信手段'により結合されたことを特徴とする表示システム。

1 8 . 前記表示装置は、画像データを表示する表示パネル、前記本体ュニッ卜から送信される画像データを受信する受信部、及び該受信部と表示パネルとを制御する制御部を備えたことを特徴とする請求の範囲第 1

7項に記載の表示システム。

1 9 . 前記表示装置は、画像データを表示する表示パネル、前記本体ュニットから送信される画像データを受信する受信部、該受信部と前記表示パネルとを制御し該表示パネルの表示状態を、または予め設定した表示可能な条件を、無線を介して送信する送信部を備えたことを特徴とする請求の範囲第. 1 7項に記載の表示システム。

2 0 . 画像データを作成する本体ュニットと、該本体ュニッ卜からの画像データを表示する表示装置と、本体ュニットまたは表示装置に機器使用者がデ一タを入力する操作ュニットを備え、前記本体ュ二ットと表示装置と操作ュニットとが分離された表示システムにおいて、前記表示装置と本体ュニット及び/または操作ュニットとが無線通信手段により結合されたことを特徴とする表示システム。

2 1 . 画像デー夕を作成する本体ュニットと、該本体ュニットからの画像データを表示する表示装置とを備え、前記本体ュニットと表示装置とが分離され、かつ本体ュニットと表示装置とが無線通信手段により結合された表示システムにおいて、

制御部が該表示装置の電源容量を検出し、該検出した電源容量の情報を無線を介して送信し、本体ュニッ卜がそれに応じて画像デ一夕の伝送レートを変更することを特徴とする表示システム。

2 2 . 画像データを作成する本体ュニットと、該本体ュニットからの画像データを表示する表示装置とを備え、前記本体ュニヅトと表示装置とが分離され、かつ本体ュニッ卜と表示装置とが無線通信手段により結合された表示システムにおいて、

表示装置は、操作ュニットを備え、制御部が該操作ュニッ卜の操作内容を無線を介して送信し、前記本体ュニットを操作することを特徴とする表示システム。

2 3 . 前記受信部、送信部及び無線通信手段は、ブルーツースの仕様に基づいて構成されていることを特徴とする請求の範囲第 1 7項に記載の表示システム。