JPH10133840A - 情報処理用システム装置 - Google Patents

情報処理用システム装置

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JPH10133840A
JPH10133840A JP8291676A JP29167696A JPH10133840A JP H10133840 A JPH10133840 A JP H10133840A JP 8291676 A JP8291676 A JP 8291676A JP 29167696 A JP29167696 A JP 29167696A JP H10133840 A JPH10133840 A JP H10133840A
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JP
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information processing
image
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JP8291676A
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English (en)
Inventor
Satoshi Imai
聡 今井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、頭部装着式ディスプレイ装置を備え
た情報処理装置を複数導入する際、従来システムよりも
設置スペースを抑えることができるとともに、頭部装着
式ディスプレイ装置と情報処理装置との接続の組み合わ
せを容易に変更できる情報処理用システム装置を提供す
る。 【解決手段】本発明による情報処理用システム装置は、
情報を入力する入力装置と画像を表示する頭部装着式デ
ィスプレイ装置とからなる複数の入出力装置と、前記複
数の入出力装置によって入力された情報を処理する中央
処理装置と処理された情報を保存する補助記憶装置とか
らなる複数の情報処理装置と、前記複数の入出力装置と
複数の情報処理装置との間を一対一対応で接続させる接
続選択装置と、前記接続選択装置の接続状態を管理制御
する接続制御装置とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、情報処理
用システム装置に関し、特に、頭部装着式ディスプレイ
装置を備えた情報処理装置に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近時、オフィスでのコン
ピュータを使用したオフィスオートメーション(OA)
作業が増加してきている。
【0003】一般的なOA作業の形態は、コンピュー
タ、キーボード、CRTモニタを1つのシステムとし、
使用者がデスク上に置かれたシステムを利用してOA作
業を実施する。
【0004】また、各コンピュータ間でネットワークを
組むことにより、情報の送受信を行うことができる。
【0005】OA作業の実行にあたっては、比較的大型
の画面を有するCRTにデータを表示しながら、キーボ
ードからデータ入力を行ったり、データ処理の指示を行
ったりする。
【0006】また、所望のデータがCRTの画面に表示
されていないときは、キーボードの矢印キーなどで表示
されているデータ範囲を移動させ、OA作業を継続する
ことができる。
【0007】そして、このようなコンピュータを使った
OA作業の具体例の1つに下書きの原稿をもとにした文
書の作成作業がある。
【0008】この場合、完成された原稿があれば、文字
読み取り装置で入力作業を軽減することができる。
【0009】最近では、スキャナとコンピュータを準備
し、コンピュータに文字読み取りのためのソフトウェア
を組み込むことにより、文字読み取り装置を構成でき
る。
【0010】これらの装置により、原稿をスキャナから
画像データとして読み込み、コンピュータに組み込まれ
たソフトウェアにより文字認識処理を行い、最終的には
原稿の文字パターンを文字データとしてCRT画面に表
示することができる。
【0011】一方、ディスプレイ装置の一つとして、ゴ
ーグルあるいは眼鏡のように頭部に装着した状態で使用
者に画像を表示することができる頭部装着式ディスプレ
イ装置(HMD)がある。
【0012】この頭部装着式ディスプレイ装置は小型軽
量でありながら、大画面や立体画像を提供することがで
きる。
【0013】以下に、頭部装着式ディスプレイ装置とコ
ンピュータを組み合わせた装置に関わるいくつかの従来
技術を示す。
【0014】従来技術の一つとして特開平7−8421
1号公報に開示された情報入力装置がある。
【0015】この文献に開示された情報入力装置は、入
力画像を生成するコンピュータと、このコンピュータか
らの画像情報を表示する頭部装着式ディスプレイ装置
と、原稿に記載されている文字情報をキー入力してコン
ピュータに伝送するキーボードとから構成される。
【0016】そして、コンピュータはキーボードから入
力された文字情報を表示画像として頭部装着式ディスプ
レイ装置へ出力する。
【0017】使用者は、外界像と表示画像を同時に観察
できる頭部装着式ディスプレイ装置を頭部に装着するこ
とで、コンピュータから出力された表示画像と外界の原
稿を交互に観察しながら、文字情報を直接キーボードか
ら入力していく。
【0018】また、本装置はインターフェイスボックス
を設けてコンピュータに1台あるいは複数のTVカメラ
を接続することで、頭部装着式ディスプレイ装置へコン
ピュータからの表示画像とTVカメラからのビデオ画像
をミキシングして表示させることができる。
【0019】このようにすれば、頭部装着式ディスプレ
イ装置にミキシング画像を表示するだけで、文字情報を
直接キーボードから入力していくことができる。
【0020】また、他の従来技術の一つとして特開平6
−314330号公報に開示されたデータ処理装置があ
る。
【0021】この文献に開示されたデータ処理装置は、
単体の頭部装着式ディスプレイ装置に内蔵されており、
CPU、ROM、データメモリ、角度センサ、方位セン
サ、赤外線センサ、入力部、表示部、表示駆動部、立体
表示制御回路、無線伝送制御部に加え、装着センサ、C
CDを備えている。
【0022】本装置はキーボード等によるキー入力手段
を備えておらず、頭部装着式ディスプレイ装置に仮想的
なキーボードを表示することによって、仮想的にキー入
力を行うようにしている。
【0023】また、本装置では、角度センサと方位セン
サによって頭部装着式ディスプレイ装置の位置情報を検
出し、CPUによって生成される画像データをその位置
情報に基づいて立体表示制御回路によって立体的に表示
する。
【0024】これにより、本装置は頭部装着式ディスプ
レイ装置の向きを変えることで、立体画像を観察する視
点を3次元的に変更するようにしている。
【0025】また、さらに他の従来技術の一つとして特
開平5−80969号公報に開示された表示装置があ
る。
【0026】この文献に開示された表示装置は、端末シ
ステムがコンピュータとキーボードとで構成されてお
り、その出力装置には頭部装着式ディスプレイ装置が用
いられている。
【0027】この端末システムと出力装置の間には、画
像信号を光信号に変換して伝送する光伝送部と受光部と
が設けられており、受光部が頭部装着式ディスプレイ装
置に内蔵されている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に対して
は以下に示す問題点があげられる。
【0029】すなわち、現時点では、コンピュータ、キ
ーボード、CRTモニタをセットにしたシステム構成
が、オフィス内でのOA作業における基本構成として最
も普及していることは否めない。
【0030】しかし、作業の効率を考えると、大画面の
CRTモニタや高速処理可能なコンピュータが必要とな
るとともに、OA作業を専門に行うところでは、これら
のシステム構成を使用者の人数と同数分導入しなければ
効率的な作業ができない。
【0031】したがって、オフィス内の作業スペースも
かなり広いスペースを準備しなければならないととも
に、一般的な作業をするところではOA作業と他の作業
を並行して行っており、システム構成の占有するスペー
スが他の作業スペースにも少なからず影響する。
【0032】多くのシステムを設置すると、最悪の場
合、オフィス内の作業スペースが不足した状態になって
しまう。
【0033】さらに、一般的な使用状況下では、必ずし
も導入したシステム構成が稼働しているとは限らず、稼
働していないシステム構成が作業スペースを占有してい
るのは非能率的な状態である。
【0034】次に、上記システムを利用して文字読み取
り装置を構成する場合の問題点を示す。
【0035】この場合には、スキャナあるいは読み取り
専用カメラが、別途、必要になることから、スキャナあ
るいは読み取り専用カメラを大量に導入することは、オ
フィス内の作業スペースが不足する状況をより深刻にさ
せる。
【0036】また、文字認識後の校正作業を想定する
と、原稿とCRT画面を交互に見比べながら、作業を行
わなければならないため、作業者にとっては、視線移動
が頻繁に生じることになり、負担の大きい作業となる。
【0037】上述した特開平7−84211号公報に開
示された情報入力装置においては、通常のオフィスでの
使用形態を想定した時、使用人数に応じて、コンピュー
タ、キーボード、頭部装着式ディスプレイ装置を1つの
基本となるシステム構成として、複数のシステムを設置
しなければならない。
【0038】この場合も頭部装着式ディスプレイ装置が
コンピュータに直接接続されているため、必然的にコン
ピュータを作業スペースに設置しなければならず、それ
なりに広いスペースが必要とされる。
【0039】また、頭部装着式ディスプレイ装置を特定
の使用者に合わせて調整してしまうと、他の使用者がそ
の頭部装着式ディスプレイ装置を利用できない状況が発
生する。
【0040】このような状況下で使用者が利用したい頭
部装着式ディスプレイ装置とコンピュータとの組み合わ
せを変更するには、その必要性が生じる度にケーブルの
配線を行わなければならなくなる。
【0041】さらに、組み合わせ変更が頻繁に生じてく
ると、この配線自体がかなり面倒な作業になってしま
う。
【0042】次に、多量のデータを扱うケースを考え
る。
【0043】多量のデータは同時に1つの画面内に表示
できないため、表示されているデータとその前後のデー
タとの間を切り替えながら作業をしなければならない。
【0044】頭部装着式ディスプレイ装置を利用したシ
ステムでは、表示するデータ量を多くすると表示画面と
キーボードが重なって見えるため、キーボードを使った
操作がしにくくなる。
【0045】逆に、データ量を少なくすると頻繁に画面
を移動させたり、切り替えたりしなければならず、作業
性が悪くなる。
【0046】また、上述した特開平6−314330号
公報に開示されたデータ処理装置においては、CPUが
本体に組み込まれるているため、CPUの電源供給や発
熱を考慮しなければならない。
【0047】また、長時間の装着を考慮すれば、頭部装
着式ディスプレイ装置本体の重量を軽量化しなければな
らない。
【0048】したがって、ここで提案されている頭部装
着式ディスプレイ装置には電力消費量の大きなCPUが
使用できないことになる。
【0049】そのため、多量のデータの取り扱いが困難
になるとともに、高速で作業を処理することも困難にな
る。
【0050】したがって、ここで提案されている装置は
パーソナル用途として十分使い勝手がよくても、オフィ
スなどにおける専門的な業務用途として満足できる処理
が実現できないことになる。
【0051】また、上述した特開平5−80969号公
報に開示された表示装置においては、頭部装着式ディス
プレイ装置本体に光伝送装置が取り付けられているた
め、使用者の自由が確保できるものの、電源供給や本体
の軽量化の配慮が必要になる。
【0052】特に、長時間にわたる使用環境を前提にす
ると、大容量バッテリーの重量と頭部装着式ディスプレ
イ装置本体に取り付けられた光伝送装置の重量とが本体
を軽量化する上での障害となる。
【0053】また、光伝送装置で広範囲からの信号を受
信するには、受光部をかなり広く取る必要があり、頭部
装着式ディスプレイ装置を大型化させる原因になる。
【0054】上記問題点を鑑み、本発明の目的とすると
ころを以下に示す。
【0055】(1)本発明の第1の目的は、頭部装着式
ディスプレイ装置を備えた情報処理装置を複数導入する
際、従来システムよりも設置スペースを抑えることがで
きるとともに、頭部装着式ディスプレイ装置と情報処理
装置との接続の組み合わせを容易に変更できる情報処理
用システム装置を提供することにある。
【0056】さらに、頭部装着式ディスプレイ装置の大
型化を防ぎ、専門的な業務用途にも十分対応できるよう
にする。
【0057】(2)本発明の第2の目的は、頭部装着式
ディスプレイ装置を備えた情報処理装置を活用して文字
読み取りを実現する際、従来システムよりも設置スペー
スを抑えことができるとともに、文字認識後の修正作業
に対する労力を軽減できる文字読み取り用システム装置
を提供することにある。
【0058】(3)本発明の第3の目的は、頭部装着式
ディスプレイ装置を備えた情報処理装置を活用して多量
のデータを扱う際、作業効率を落とさないでキーボード
の操作性を確保できる情報処理用システム装置を提供す
ることにある。
【0059】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めの手段とその作用を以下に示す。
【0060】[手段]情報を入力する入力装置と画像を
表示する頭部装着式ディスプレイ装置とからなる複数の
入出力装置と、前記複数の入出力装置によって入力され
た情報を処理する中央処理装置と処理された情報を保存
する補助記憶装置とからなる複数の情報処理装置と、前
記複数の入出力装置と複数の情報処理装置との間を一対
一対応で接続させる接続選択装置と、前記接続選択装置
の接続状態を管理制御する接続制御装置とを具備する情
報処理用システム装置。
【0061】[作用]複数の入出力装置は入力装置によ
って情報を入力することができ、頭部装着式ディスプレ
イ装置によって受信した画像を表示することができる。
【0062】複数の情報処理装置は中央処理装置によっ
て情報を処理することができ、中央処理装置によって処
理された情報は中央処理装置と接続している補助記憶装
置によって保存することができる。
【0063】接続装置としての接続選択装置には複数の
入出力装置および複数の情報処理装置がケーブルを介し
て接続されている。
【0064】接続選択装置は複数の入出力装置と複数の
情報処理装置との間を一対一に対応させて接続すること
ができる。
【0065】接続制御装置は接続選択装置の接続状態を
管理するとともに、接続状態の制御を実行することがで
きる。
【0066】このようにして、複数人数の使用者がOA
作業などの情報処理作業を行うことができる情報処理用
システム装置を実現することができる。
【0067】第2の目的を達成するための手段とその作
用を以下に示す。
【0068】[手段]情報を入力する入力装置と、画像
を表示する頭部装着式ディスプレイ装置と、該頭部装着
式ディスプレイ装置に取り付けられ、被写体を撮像する
撮像装置とからなる入出力装置と、該入出力装置によっ
て入力された情報を処理する中央処理装置と、該中央処
理装置によって処理された情報を保存する補助記憶装置
とからなる情報処理装置であって、該情報処理装置は前
記撮像装置によって得られた画像データに含まれる文字
パターンを文字データへ変換する文字認識手段と、前記
画像データと前記文字データを頭部装着式ディスプレイ
装置の同一画面内に同時に表示できるように表示信号を
出力する手段とを具備したことを特徴とする文字読み取
り用システム装置。
【0069】[作用]入出力装置は入力装置によって情
報を入力することができ、頭部装着式ディスプレイ装置
によって受信した画像を表示することができる。
【0070】情報処理装置は中央処理装置によって情報
を処理することができ、中央処理装置によって処理され
た情報は中央処理装置と接続している補助記憶装置によ
って保存することができる。
【0071】撮像装置は情報処理装置と接続しており、
撮像した画像データを情報処理装置へ送信している。
【0072】撮像装置から文字情報が含まれる画像デー
タを文字認識手段に送ると、文字認識手段は画像データ
に含まれる文字パターンを文字データに変換する。
【0073】情報処理装置からは画像データと文字デー
タとを同一画像内に表示できるよう入出力装置へ表示信
号を出力する。
【0074】入出力装置の頭部装着式ディスプレイ装置
はこの表示信号を受信すると、信号に含まれる情報を画
像として表示する。
【0075】このようにして、使用者が原稿の入力をキ
ーボードから入力しなくても、ほぼ自動的に文字を読み
取ることができる文字読み取り用システム装置を実現す
ることができる。
【0076】第3の目的を達成するための手段と作用を
以下に示す。
【0077】[手段]情報を入力する入力装置と、表示
サイズ変更手段と、表示領域指示手段とを備え、かつ、
画像を表示する頭部装着式ディスプレイ装置とからなる
入出力装置と、前記入出力装置によって入力された情報
を処理する中央処理装置と、前記中央処理装置によって
処理された情報を保存する補助記憶装置と、前記表示領
域指示手段からの信号に基づいてデータ領域の中から表
示領域を指定する領域指定手段とからなる情報処理装置
とを具備する情報処理用システム装置。
【0078】[作用]入出力装置は入力装置によって情
報を入力することができ、頭部装着式ディスプレイ装置
によって受信した画像を表示することができる。
【0079】情報処理装置は中央処理装置によって情報
を処理することができ、中央処理装置によって処理され
た情報は中央処理装置と接続している補助記憶装置によ
って保存することができる。
【0080】表示サイズ変更手段によって頭部装着式デ
ィスプレイ装置に表示される画像の大きさを変更するこ
とができる。
【0081】表示領域指示手段からは情報処理装置の領
域指定手段に対して信号が出力されている。
【0082】領域指定手段はこの信号を受信すると、信
号に含まれる情報に基づいて、現在情報処理装置が取り
扱っているデータ領域の中から表示領域を指定してい
く。
【0083】指定された表示領域は情報処理装置から入
出力装置へ表示信号として出力される。
【0084】このようにして、頭部装着式ディスプレイ
装置を備えた情報処理装置を活用して多量のデータを扱
う際、作業効率を落とさないでキーボードの操作性を確
保できる情報処理用システム装置を実現することができ
る。
【0085】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0086】[第1の実施の形態]図1乃至図11に第
1の実施の形態を示す。
【0087】なお、図1には情報処理用システム装置1
の概略図を示し、図4には接続状態の概略図を示す。
【0088】最初に頭部装着式ディスプレイ装置(HM
D)101について説明する。
【0089】図2には頭部装着式ディスプレイ装置10
1の表示部102を示し、図3にはスーパーインポーズ
状態で書類を編集作業する画面を示す。
【0090】頭部装着式ディスプレイ装置101は、表
示部102と、支持部103と、装着部104及びコン
トローラ部105とで構成されている。
【0091】表示部102には、表示素子106と、光
学系107と、切り替え素子108とが2セットづつ左
右対称になるように配置されているが、場合によっては
左右のどちらか1セットで構成するようにしてもよい。
【0092】光学系107はハーフミラー109と凹面
鏡110とから構成されている。
【0093】LCDや小型CRTなどを使った表示素子
106に表示されている電子像は凹面鏡110で拡大さ
れ、ハーフミラー109で反射した後、使用者の眼球に
導かれる。
【0094】また、液晶シャッタなどを使った切り替え
素子108が光学系107の前方に配置され、この切り
替え素子108により明暗状態を切り換えて外界像の光
路を透過させたり遮断したりする。
【0095】この切り替え素子108としての液晶シャ
ッタを明状態にして同時に表示素子106としてのLC
Dに電子像を表示すれば、スーパーインポーズ状態とし
て、電子像に外界像を重ね合わせた表示を行うことも可
能である。
【0096】装着部104は、頭部装着式ディスプレイ
装置101を使用者の頭部に装着するためのベルト部材
111及び調整用部材112とから構成されている。
【0097】頭部装着式ディスプレイ装置101はベル
ト部材111によって使用者の頭部に取り付けられ、調
整用部材112で個人差に対応して固定できるようにな
っている。
【0098】この場合、必要に応じて装着部104に音
響素子113を取り付けるようにしてもよい。
【0099】この音響素子113としては、スピーカや
イヤホーンなどを使用することができる。
【0100】支持部103は、表示部102を装着部1
04に連結支持するように取り付けられている。
【0101】小型化されたコントローラ部105は頭部
装着式ディスプレイ装置101内に格納されている。
【0102】この場合、重量、スペース、操作性などの
関係から、コントローラ部105を別体にしてもよい。
【0103】コントローラ部105からは電源、映像信
号、音声信号を表示部102や音響素子113へ供給し
ている。
【0104】次に、本実施の形態における情報処理用シ
ステム装置1の構成について説明する。
【0105】本実施の形態における情報処理用システム
装置1は、m台(m≧2)の入出力装置100と、n台
(n≧2)の情報処理装置200と、1台の接続装置3
00とから構成されている。
【0106】それぞれの入出力装置100は、入力装置
であるキーボード114と、出力装置である頭部装着式
ディスプレイ装置101とからなり、それらの間はキー
ボード114からの入力信号を伝達するケーブル401
で接続されている。
【0107】キーボード114にはマウス(図示せず)
が接続されていてもよく、この場合にはマウスからも入
力操作を行うことができる。
【0108】さらに、頭部装着式ディスプレイ装置10
1には、情報処理装置200との間で入出力信号を伝達
するためのケーブル401が接続されている。
【0109】ただし、頭部装着式ディプレイ装置101
が本体部とコントローラ部105とに分かれている場
合、コントローラ部105には本体部からのケーブル4
01に加え、キーボード114からのケーブル401及
び情報処理装置200との間で入出力信号を伝達するた
めのケーブル401とが接続される。
【0110】これらのケーブル401は、それぞれ図示
しないコネクタを介して接続装置300と接続される。
【0111】それぞれの情報処理装置200は、主にコ
ンピュータ201で構成される。
【0112】それぞれのコンピュータ201には、ケー
ブル401が取り付けられており、図示しないコネクタ
を介して接続装置300と接続される。
【0113】この場合、必要に応じてそれぞれのコンピ
ュータ201は補助記憶装置202と接続される。
【0114】この補助記憶装置202に保存されるデー
タは、それぞれのコンピュータ201の間で共有化する
ことができる。
【0115】ただし、n台のコンピュータ201はn枚
のCPU基板と、これらのCPU基板を格納するための
格納ボックスとで構成するようにしてもよい。
【0116】図8と図9には、n台のコンピュータ20
1をn枚のCPU基板203−1、203−2…203
−nと、これらのCPU基板203−1、203−2…
203−nを格納するための格納ボックス204とで置
き換えた例を示す。
【0117】ここで、各CPU基板203−1、203
−2…203−nの性能および機能は、それぞれのコン
ピュータ201が保有する性能や機能とほぼ同等のもの
を使用することが望ましい。
【0118】接続装置300は、接続選択装置(以下セ
レクタ)301と接続制御装置302とで構成される。
【0119】これらセレクタ301と接続制御装置30
2とは、ケーブル401によって接続される。
【0120】セレクタ301は、それぞれの入出力装置
100と、それぞれのコンピュータ201とが一対一に
対応して接続することができるようになっている。
【0121】接続制御装置302は、セレクタ301を
介してこの一対一対応の接続関係を制御する。
【0122】入出力装置100と接続装置300の間
や、情報処理装置200と接続装置300との間は、通
常、ケーブル401で接続されている。
【0123】なお、これらのケーブル401の一部を無
線による送受信装置で置き換えることができる。
【0124】図10と図11には、ケーブル401の一
部を送受信装置402で置き換えた例を示す。
【0125】特に、送受信装置402は、頭部装着式デ
ィスプレイ装置101に直接組み込んだり、コントロー
ラ部105が別体になっていれば、この別体のコントロ
ーラ部105に組み込むようにしてもよい。
【0126】次に、本実施の形態における情報処理用シ
ステム装置1の作用を接続状態の制御を中心にして説明
する。
【0127】先ず、本装置の使用者は、m台の頭部装着
式ディスプレイ装置101(101−1、101−2…
101−m)の中から自分に合ったものを選択して装着
することができる。
【0128】頭部装着式ディスプレイ装置101がセレ
クタ301を介して既にコンピュータ201と接続され
た状態にあれば、使用者はコンピュータ201から出力
される画像を表示素子106により観察することができ
る。
【0129】画像として表示されているデータ内容はキ
ーボード114あるいはマウスによって編集することが
できる。
【0130】そして、追加、修正、削除されたデータ内
容はコンピュータ201に送られて処理され、その結果
が頭部装着式ディスプレイ装置101に画像データとし
て送られる。
【0131】次に、接続状態の制御について説明する。
【0132】ここでは自動的に接続処理を実行する場合
について説明する。
【0133】図5には接続制御装置302での自動接続
処理の流れを示し、図6(a)、(b)には接続制御装
置302における登録状態を示す。
【0134】この場合、セレクタ301には入出力装置
100を接続する側へp個(p≧mかつp≧n)の入出
力側インターフェースを、情報処理装置200を接続す
る側へp個の処理側インターフェースを取り付けてある
ものとする。
【0135】セレクタ301は個々の入出力側インター
フェースに接続されているそれぞれの入出力装置100
が立ち上がっているかどうかを電気的に確認する。
【0136】入出力装置100が立ち上がっていること
を確認すると、その入出力装置100が接続されている
入出力側インターフェースの入出力番号i(1≦i≦
p)を情報として含む状態信号が接続制御装置302へ
出力される。
【0137】入出力装置100が立ち上がっていなけれ
ば、状態信号は出力されない。
【0138】同様にして、情報処理装置200が立ち上
がっていることを確認すると、その情報処理装置200
が接続している処理側インターフェースの処理側番号j
(1≦j≦p)を情報として含む状態信号が接続制御装
置302へ出力される。
【0139】情報処理装置200が立ち上がっていなけ
れば、状態信号は出力されない。
【0140】接続制御装置302は状態信号を受け取っ
ている間、その信号に含まれている入出力側番号iある
いは処理側番号jを待機状態として登録する(以上ステ
ップS1乃至S3)。
【0141】ただし、状態信号に含まれていない入出力
側番号iあるいは処理側番号jには何も登録しない。
【0142】接続制御装置302は、セレクタ301か
らの状態信号に含まれている入出力側番号i1 (1≦i
1 ≦p)を情報として受信する(ステップS4)と、以
下の処理が実行される。
【0143】先ず、前述したように、接続制御装置30
2で管理されている入出力側番号i1 が待機状態として
登録される(ステップS5)。
【0144】次に、ステップS5において待機状態とし
て登録された処理側番号jが全て検索される(ステップ
S6)。
【0145】もし、検索が終了した時点で検索件数がな
かった場合、これ以降の処理は中断され、状態信号を受
信する状態になる(ステップS7)。
【0146】検索された全ての処理側番号jの中から1
つの処理側番号j1 (1≦j1 ≦p)を選択する(ステ
ップS8)。
【0147】このステップS8における選択方法として
は番号順、登録順、ランダム抽出などの方法によればよ
い。
【0148】ここで、入出力側番号i1 と処理側番号j
1 とは接続状態として登録しなおされる(ステップS
9)。
【0149】なお、登録する接続状態の内容には、それ
ぞれの接続先の入出力側番号i1 あるいは処理側番号j
1 の情報が含められているものとする。
【0150】そして、この情報としては番号および名称
が含まれる。
【0151】接続制御装置302からは入出力側番号i
1 と処理側番号j1 を情報として含む制御信号がセレク
タ301へ出力される(ステップS10)。
【0152】セレクタ301は制御信号から入出力側番
号i1 と処理側番号j1 の情報を受け取ると、入出力側
番号i1 に該当する入出力側インターフェースと処理側
番号j1 に該当する処理側インターフェースとを接続す
る。
【0153】これにより、入出力側番号i1 の入出力側
インターフェースに接続されている入出力装置100
は、処理側番号j1 の処理側インターフェースに接続さ
れている情報処理装置200と接続されたことになる。
【0154】そして、使用者は現在使用している入出力
装置100に接続されている情報処理装置200を利用
してOA作業等を実行することができるようになる。
【0155】ここでは、手動で接続状態を変更する場合
について説明する。
【0156】図7には接続制御装置302での手動接続
処理の流れを示す。
【0157】頭部装着式ディスプレイ装置101あるい
はコントローラ部105が別体の場合には、コントロー
ラ部105に接続確認ボタンが取り付けてある。
【0158】ただし、この接続確認ボタンの機能はキー
ボード114のキーの組み合わせで実行するようにして
もよい。
【0159】使用者が接続確認ボタンを押すと、頭部装
着式ディスプレイ装置101からセレクタ301へ確認
信号が出力される。
【0160】セレクタ301は確認信号を受け取ると、
この信号を送信した入出力装置100が接続される入出
力側インターフェースの接続先を接続制御装置302へ
切り替える。
【0161】この接続の切り替えが行われると、セレク
タ301は入出力側番号i1 を情報として含む接続信号
を接続制御装置302へ送る。
【0162】接続制御装置302は接続信号から入出力
側番号i1 を情報として受け取ると(ステップS1
1)、以下の処理を実行する。
【0163】まず、入出力側番号i1 に登録されている
接続状態の内容から接続先の処理側番号j1 をチェック
する(ステップS12)。
【0164】接続制御装置302で管理している各入出
力側番号iと各処理側番号jにはそれぞれ名称N1 (i
1 )あるいはN2 (j1 )が別途登録できるようになっ
ている。
【0165】名称N1 (i1 )あるいはN2 (j1 )に
何も登録されていない場合には、入出力側番号i1 ある
いは処理側番号j1 が代わりに登録される。
【0166】接続状態のチェックが完了すると、接続制
御装置302は接続している入出力装置100へ名称N
1 (i1 )とN2 (j1 )を含む表示信号を出力する
(ステップS13)。
【0167】入出力装置100は表示信号を受け取る
と、頭部装着式ディスプレイ装置101に表示信号の内
容を電子画像として表示する。
【0168】この表示画像としては、少なくとも、使用
者が現在使用している入出力装置100の名称N1 (i
1 )と、接続先の情報処理装置200の名称N2 (j1
)とが表示されることになる。
【0169】さらに、同じ画像内には継続ボタンと変更
ボタンが表示される。
【0170】ここで、使用者がキーボード114あるい
はマウスから継続ボタンを選択した場合は以下の処理が
行われる。
【0171】先ず、入出力装置100から接続制御装置
302へ継続信号が送られる。
【0172】接続制御装置302はこの継続信号を受信
すると、入出力側番号i1 と処理側番号j1 に登録され
ている接続状態をそのまま継続する。
【0173】そして、接続制御装置302からは、入出
力側番号i1 と処理側番号j1 を情報として含む制御信
号がセレクタ301へ出力される。
【0174】セレクタ301は制御信号から入出力側番
号i1 と処理側番号j1 の情報を受け取ると、入出力側
番号i1 に該当する入出力側インターフェースと処理側
番号j1 に該当する処理側インターフェースとを接続す
る。
【0175】使用者は接続先を変えることなく、接続し
ている情報処理装置200を継続して使用することもで
きる。
【0176】使用者がキーボード114あるいはマウス
から変更ボタンを選択した場合(ステップS14)に
は、以下の処理が行われる。
【0177】この場合、待機状態として登録した処理側
番号jが全て検索される(ステップS15)。
【0178】もし、検索が終了した時点で、検索件数が
1以下であった場合(ステップS16)、これ以降の処
理は中断され、継続ボタンが押された場合と同じ処理を
実行する。
【0179】すなわち、後述するステップS19及びス
テップS21と同じ処理ステップS22及びステップS
23を実行する。
【0180】検索が終了すると、接続制御装置302は
接続している入出力装置100へ名称N1 (i1 )、及
び、検索された全ての処理側番号jの名称N2 (j)を
含む表示信号を出力する(ステップS17)。
【0181】入出力装置100は表示信号を受け取る
と、頭部装着式ディスプレイ装置101に表示信号の内
容を画像として表示する。
【0182】この表示画像には使用者が現在使用してい
る入出力装置100の名称N1 (i1 )、及び、現時点
で待機状態にある全ての情報処理装置200の名称N2
(j)とが表示される。
【0183】使用者はキーボード114あるいはマウス
から選択したい情報処理装置200の名称N2 (j2 )
を入力する。
【0184】接続制御装置302はこの名称N2 (j2
)を情報として含む信号を受信する(ステップS1
8)と、処理側番号j1 を待機状態として登録しなおす
(ステップS19)。
【0185】さらに、入出力側番号i1 と処理側番号j
2 とは接続状態として登録しなおされる(ステップS2
0)。
【0186】接続制御装置302からは、入出力側番号
i1 と処理側番号j2 を情報として含む制御信号がセレ
クタ301へ出力される(ステップS21)。
【0187】セレクタ301は制御信号から入出力側番
号i1 と処理側番号j2 の情報を受け取ると、入出力側
番号i1 に該当する入出力側インターフェースと処理側
番号j2 に該当する処理側インターフェースとを接続す
る。
【0188】これにより、使用者は新たに接続された処
理側番号j2 の処理側インターフェースに接続する情報
処理装置200を利用することができる。
【0189】本実施の形態によれば、以下に示すような
効果を得ることができる。
【0190】本実施の形態による情報処理用システム装
置によれば、複数人数の使用者がOA作業などの情報処
理作業を同時に行うことができる。
【0191】また、頭部装着式ディスプレイ装置を備え
た情報処理装置を複数導入する際、従来システムよりも
設置スペースを抑えことができるとともに、頭部装着式
ディスプレイ装置と情報処理装置との接続の組み合わせ
を容易に変更することができるようになる。
【0192】さらに、頭部装着式ディスプレイ装置の大
型化を防ぎ、専門的な業務用途にも十分に対応すること
ができる。
【0193】次に、具体的な効果をいくつか列挙する。
【0194】例えば、稼働率に見合ったコンピュータ台
数を準備すれば、利用されないコンピュータの台数を減
少することができるため、コンピュータの稼働率を上げ
ることができる。
【0195】また、個人差に合わせた頭部装着式ディス
プレイ装置を準備すれば、装着が安定した状態で最適化
されるため、長時間使用の状況にも十分に対応すること
ができるようになる。
【0196】加えて、高速処理専用のコンピュータを混
在させるようにすれば、システムにかかるコストを軽減
しながら、高速処理の要求される状況にも十分に対応す
ることができる。
【0197】特に、本システムにおいて、複数のコンピ
ュータを同数のCPU基板で置き換えた構成例を採用す
れば、スペースをより有効に活用できる。
【0198】また、ケーブル401の一部に送受信装置
402を取り付けた構成例を採用すれば、ケーブル40
1の配線とそのメンテナンスが容易になるとともに、コ
ンピュータの設置場所の自由度を増やすことができる。
【0199】[第2の実施の形態]図12(a),
(b)乃至図17に第2の実施の形態を示す。
【0200】図12(a)には文字読み取り用システム
装置の概略図を示し、図12(b)には該文字読み取り
用システム装置を構成するコンピュータ201の背面図
を示す。
【0201】先ず、本実施の形態における文字読み取り
用システム装置2の構成について説明する。
【0202】本実施の形態における文字読み取り用シス
テム装置2は、入出力装置100と情報処理装置200
とから構成され、それらの間は入出力信号を伝達するた
めのケーブル401で接続されている。
【0203】この場合、第1の実施の形態の変形例とし
て説明したように、ケーブル401の一部は送受信装置
402で置き換えるようにしてもよい。
【0204】入出力装置100は、情報を入力するキー
ボード114と、被写体を撮像する撮像装置403と、
画像を表示する頭部装着式ディスプレイ装置101とか
らなる。
【0205】キーボード114には図示しないマウスが
接続されていてもよく、この場合にはマウスからも入力
操作を行うことができる。
【0206】頭部装着式ディスプレイ装置101には撮
像装置403が直に取り付けられているとともに、キー
ボード114からの入力信号を伝達するためのケーブル
401が接続されている。
【0207】撮像装置403は小型TVカメラを使って
おり、光学系107、CCDなどの撮像素子、駆動回路
から構成されている。
【0208】情報処理装置200としては、コンピュー
タ201と、文字認識部404とからなる。
【0209】図13には文字認識部404の処理手順を
示す。
【0210】文字認識部404は、文字パターン(画像
データ)405の入力、前処理406、特徴抽出40
7、識別408、認識結果(文字データ)409の出力
といった処理手順と、文字認識のための特徴パラメータ
モデル410を有している。
【0211】これらの文字認識部404の処理手順はソ
フトウェアとしてコンピュータ201内に組み込んでお
くものとするか、あるいは、これらの処理手順をROM
化したICを回路基板に組み込み、その回路基板をコン
ピュータ201に取り付けるようにしてもよい。
【0212】なお、文字認識部404によって得られた
データは、コンピュータ201に内蔵あるいは外付けの
補助記憶装置202に保管することができる。
【0213】なお、入出力装置100と情報処理装置2
00を複数台用意すれば、第1の実施の形態で示したよ
うな構成をとってもよい。
【0214】また、頭部装着式ディスプレイ装置101
には、図示しない視線検出装置と撮像装置403の向き
を視線に連動して動かす方位駆動装置を内蔵させておい
てもよい。
【0215】この場合、視線検出装置には赤外線方式あ
るいは表面電位方式によるものを用いることができる。
【0216】次に、文字読み取り用システム装置2の作
用を処理データの流れに沿って説明する。
【0217】図14には処理データの流れを示す。
【0218】先ず、原稿の撮像について説明する。
【0219】図15には原稿撮像時の画面を示す。
【0220】本システムの使用者は、頭部装着式ディス
プレイ装置101を頭部に装着をすると、表示されてい
る画像を観察することができる。
【0221】頭部装着式ディスプレイ装置101には撮
像装置403が取り付けられており、被写体を撮像する
ことができる。
【0222】撮像装置403によって撮像されたデータ
は画像データとして直接頭部装着式ディスプレイ装置1
01へ送られる。
【0223】頭部装着式ディスプレイ装置101は、電
子像と外界像を同時に表示できるスーパーインポーズモ
ードの状態で、受信した画像データを表示する。
【0224】ここで、文字読み取り処理を行う場合は被
写体として印字された原稿を選ぶものとする。
【0225】使用者は表示されている画像の枠の中に文
字を読み取らせたい部分が入るように頭部装着式ディス
プレイ装置101あるいは原稿を動かす。
【0226】原稿を撮像する際、原稿は手で持ってもよ
いし、デスク上あるいは原稿台に置いた状態にしてもよ
い。
【0227】なお、頭部装着式ディスプレイ装置101
に視線検出装置と方位駆動装置を内蔵させた場合、使用
者の視線方向によって撮像装置403の向きを動かすこ
とができる。
【0228】そして、視線検出装置によって使用者の視
線方向が検出される。
【0229】この視線検出装置によって検出された使用
者の視線方向の情報を含む信号が方位駆動装置に送信さ
れると、方位駆動装置は視線方向の変位に応じて撮像装
置403の向きを変更させる。
【0230】これにより、視線の動きだけで画像の枠の
中に原稿の文字部分を取り入れ、文字を読み取らせたい
部分を撮像することができるようになる(以上ステップ
S31)。
【0231】次に、上述したようにして撮像装置403
によって撮像された画像データの伝送について説明す
る。
【0232】頭部装着式ディスプレイ装置101に表示
されている画像の枠の中に文字を読み取らせたい領域が
入っている状態を保つ。
【0233】使用者は、スーパーインポーズモードにあ
る頭部装着式ディスプレイ装置101で外界を確認しな
がら、キーボード114あるいはマウスを操作し、画像
の伝送指示を出す。
【0234】この画像の伝送指示が出された時点で、頭
部装着式ディスプレイ装置101は撮像されていた部分
を画像データとしてコンピュータ201へ送信する(以
上ステップS32)。
【0235】次に、文字認識処理について説明する。
【0236】キーボード114あるいはマウスによって
文字認識処理の実行が、コンピュータ201に指示され
る。
【0237】この指示に従い、コンピュータ201内に
組み込まれている文字認識部404は、以下の処理を実
行する。
【0238】前処理406として、頭部装着式ディスプ
レイ装置101から受信した画像データを認識しやすい
ように、認識部分の切り出しや、傾き修正を行う。
【0239】特徴抽出407では、認識部分から文字を
特徴づける特徴パラメータを抽出していく。
【0240】識別408では、文字認識のための特徴パ
ラメータモデル410を参照しながら、抽出された特徴
パラメータから文字の判定を行う。
【0241】判定された内容を認識結果として文字デー
タに置き換えていく(以上ステップS33)。
【0242】次に、文字データへの変換について説明す
る。
【0243】文字認識処理における認識結果をもとにし
て、得られた文字データを順にして並べていく。
【0244】文字データへの置き換えが終了すれば、画
像データの中の認識部分が文字データに変換されたこと
になる(以上ステップS34)。
【0245】次に、撮像画像と文字データの伝送につい
て説明する。
【0246】撮像画像と文字データの伝送では、コンピ
ュータ201が先に受信した画像データと文字認識方法
404で得られた文字データとを表示信号として、コン
ピュータ201から頭部装着式ディスプレイ装置101
へ出力する(以上ステップS35)。
【0247】次に、撮像画像と文字データの表示につい
て説明する。
【0248】頭部装着式ディスプレイ装置101は、コ
ンピュータ201からの表示信号を受信すると、画像デ
ータと文字データとを同時に表示する。
【0249】この際、キーボード114あるいはマウス
によって画像データと文字データの表示レイアウトを変
更することができる。
【0250】例えば、標準のレイアウトとしては、表示
画面の左半分に撮像された画像データを表示し、右半分
に変換された文字データを表示する。
【0251】他のレイアウトとしては、画像データの上
に文字データを重ね合わせた状態を表示する。
【0252】なお、重ね合わせる際は、画像データか文
字データのどちらかの表示色や色調を変えて表示する。
【0253】この2つの表示レイアウトの切り替え処理
はコンピュータ201によって実行させる(以上ステッ
プS36)。
【0254】次に、誤認識文字の修正処理について説明
する。
【0255】図16には標準レイアウトによる誤認式文
字の修正画面を示し、図17には他のレイアウトによる
画面を示す。
【0256】使用者は、表示レイアウトを標準レイアウ
トか他の重ね合わせレイアウトのどちらかにし、撮像し
た画像データの文字情報と変換された文字データの文字
情報とを見比べる。
【0257】誤認識した部分を発見した場合、文字デー
タの該当部分をキーボード114あるいはマウスで指定
する。
【0258】さらに、誤認識された文字を正しい文字に
修正していく。
【0259】修正された文字データを使ってコンピュー
タ201は変換された文字データを更新していく。
【0260】この時点で、文字認識のための特徴パラメ
ータモデル410は、修正された文字データを登録する
ことで、学習させていく。
【0261】更新された文字情報は表示信号として頭部
装着式ディスプレイ装置101へ出力される(以上ステ
ップS37)。
【0262】次に、文字データの保管について説明す
る。
【0263】文字データの保管では、最終的に修正が完
了した時点で、使用者が保管の指示を出す。
【0264】この指示にもとづいて、コンピュータ20
1は文字データをファイルとして補助記憶装置202等
へ保管する。
【0265】この補助記憶装置202等へ保管された文
字データのファイルは必要に応じて開くことができ、頭
部装着式ディスプレイ装置101に表示することができ
るとともに、文字データの編集を行うこともできる(以
上ステップS38)。
【0266】本実施の形態によれば次のような効果が得
られる。
【0267】本実施の形態の文字読み取り用システム装
置により、原稿の入力をキーボードから入力しなくと
も、ほぼ自動的に文字を読み取ることができる。
【0268】また、頭部装着式ディスプレイ装置を備え
た情報処理装置を活用して文字読み取りを実現する際、
従来システムよりも設置スペースを抑えことができると
ともに、文字認識後の修正作業に対する労力を軽減する
ことができる。
【0269】[第3の実施の形態]図18乃至図24に
第3の実施の形態を示す。
【0270】本実施の形態における情報処理用システム
装置3の構成について説明する。
【0271】図18には情報処理用システム装置3の概
略図を示し、図23には入出力装置100と情報処理装
置200との間における接続制御の状態を示す。
【0272】本実施の形態における情報処理用システム
装置3は、入出力装置100と情報処理装置200とか
ら構成され、それらの間は入出力信号を伝達するための
ケーブル401で接続されている。
【0273】この場合、ケーブル401の一部は、第1
の実施の形態で説明したように、送受信装置402で置
き換えられていてもよい。
【0274】入出力装置100は、情報を入力するキー
ボード114と、画像を表示する頭部装着式ディスプレ
イ装置(HMD)101とからなる。
【0275】キーボード114にはマウスが接続されて
いてもよく、この場合にはマウスからも入力操作を行う
ことができる。
【0276】頭部装着式ディスプレイ装置101には、
図19に示すような表示サイズ変更手段411と、図2
3に示すような表示領域指示手段412とが取り付けら
れているとともに、キーボード114からの入力信号を
伝達するためのケーブル401が接続している。
【0277】表示サイズ変更手段411は、サイズ切り
替えボタン413、画像用メモリ414、表示制御回路
415から構成されている。
【0278】表示領域指示手段412は、最低限2軸の
変位角を検出するための図22に示すようなセンサ41
6と、ロックボタン417とを有している。
【0279】図22にはセンサ416が内蔵された頭部
装着式ディスプレイ装置101を示す。
【0280】このセンサ416としては、例えば、磁気
方式、赤外線方式、超音波方式のものを利用することが
できる。
【0281】図23に示すように、情報処理装置200
は、コンピュータ201と領域指定手段418からな
る。
【0282】この領域指定手段418は、入出力装置1
00の表示領域指定手段412からの信号の指示に従っ
て動作し、通常、ソフトウェアとしてコンピュータ20
1内に組み込まれている。
【0283】なお、領域指定手段418をROM化した
ICを回路基板に組み込み、その回路基板をコンピュー
タ201に取り付けることもできる。
【0284】本実施の形態における情報処理用システム
装置3の作用について説明する。
【0285】図19には画像信号の流れを示す。
【0286】頭部装着式ディスプレイ装置101は、コ
ンピュータ201からの表示信号を受け取って画像とし
て表示している。
【0287】この場合、コンピュータ201からの表示
信号は、一旦画像データに変換されて画像用メモリ41
4に一時的に蓄積される。
【0288】表示制御回路415は、リアルタイムで画
像用メモリ414から表示する画像を引き出し、表示素
子106へデータを送る。
【0289】表示素子106は、表示制御回路415か
ら送信されたデータをもとに画面上へ画像を表示してい
く。
【0290】ここで、キーボード114やマウスを使用
することにより、表示素子106に画像として表示して
いるデータの内容を修正、追加、削除することができ
る。
【0291】なお、図20に示すように、頭部装着式デ
ィスプレイ装置101では、データを編集しているとき
はスーパーインポーズの状態になっているが、使用者の
好みに合わせて、表示画像だけを表示することもでき
る。
【0292】次に、画像の表示サイズの変更について説
明する。
【0293】図20には表示画像を小さくした場合を示
し、図21には表示画像を大きくした場合を示す。
【0294】使用者が頭部装着式ディスプレイ装置10
1に取り付けられているサイズ切り替えボタン413を
押すと、サイズ切り替え信号が表示制御回路415に送
られる。
【0295】表示制御回路415では、サイズ切り替え
信号を受信するたびに、表示素子106に表示させる画
像をフルサイズにしたり、ハーフサイズにしたりするよ
う送信するデータを加工する。
【0296】頭部装着式ディスプレイ装置101に表示
される画像は、画像をフルサイズで表示するとき大きな
画面になり、画像をハーフサイズで表示するとき比較的
小さな画面になる。
【0297】ここでは、サイズの切り替えを2段階に設
定して説明したが、表示制御回路415に拡大縮小機能
を持たせれば、必要に応じて多段階のサイズ切り替えを
行うこともできる。
【0298】次に、画像の表示領域の指定について説明
する。
【0299】図24にはデータ領域と表示領域との関係
を示す。
【0300】頭部装着式ディスプレイ装置101には、
表示領域指示手段412として2軸のセンサ416が内
蔵されており、その軸方向には左右方向と上下方向とが
選ばれる。
【0301】頭部装着式ディスプレイ装置101を装着
した使用者が頭部を上下または左右方向に振ると、セン
サ416はそれぞれの方向に振れた変位角を検出し、検
出した変位角をコンピュータ201へ検出信号として送
信する。
【0302】そして、コンピュータ201内部の領域指
定手段418は、センサ416からの検出信号を受け取
ると、現在取り扱っている全てのデータ領域の中で、頭
部装着式ディスプレイ装置101に実際に表示できる範
囲、つまり、表示領域を移動させる。
【0303】例えば、左右方向に振れたことをセンサ4
16が検出すると、表示領域はデータ領域の中を左右方
向に移動し、上下方向に振れたことをセンサ416が検
出すると、表示領域は上下方向に移動する。
【0304】なお、データ領域が表示領域よりも小さい
ときは、表示領域を移動させないようにする。
【0305】また、変位角の大きさによって表示領域の
移動量は変化し、変位角の大/小により表示領域の移動
量の大/小が対応する。
【0306】このようにして、コンピュータ201から
は、データ領域の中から表示領域として切り出された部
分のデータを、頭部装着式ディスプレイ装置101に表
示させる画像として出力している。
【0307】したがって、頭部装着式ディスプレイ装置
101を装着している使用者はデータ領域の中で表示領
域を移動させ、最適な位置を探し出すことができる。
【0308】そして、表示領域の位置が決まったら、使
用者によって頭部装着式ディスプレイ装置101につい
ているロックボタン417が押されると、このロックボ
タン417からコンピュータ201の領域指定手段41
8へ信号が伝達される。
【0309】領域指定手段418はこの信号を受信する
と、データ領域内での表示領域の移動を止めて固定す
る。
【0310】なお、ロックボタン417がもう一度押さ
れると、ロックボタン417からの信号の送信が解除さ
れ、領域指定手段418は表示領域をデータ領域の中で
自由に移動させることができるようになる。
【0311】本実施の形態によれば次のような効果が得
られる。
【0312】本実施の形態の情報処理用システム装置に
より、頭部装着式ディスプレイ装置を備えた情報処理装
置を活用して多量のデータを扱う際、作業効率を落とさ
ないでキーボードの操作性を確保することができる。
【0313】特に、使用者の作業形態に合わせた画像サ
イズを提示することができる。
【0314】そして、キーボードの操作なしで表示画面
を移動させることができ、所望のデータ部分を探索しな
がらキー入力をすることができるため、作業効率を向上
することができる。
【0315】以上、実施の形態に基づいて説明したが、
本明細書には以下のような発明が含まれている。
【0316】(1)情報を入力する入力装置と画像を表
示する頭部装着式ディスプレイ装置とからなる複数の入
出力装置と、前記複数の入出力装置によって入力された
情報を処理する中央処理装置と処理された情報を保存す
る補助記憶装置とからなる複数の情報処理装置と、前記
複数の入出力装置と複数の情報処理装置との間を一対一
対応で接続させる接続選択装置と、前記接続選択装置の
接続状態を管理制御する接続制御装置とを具備する情報
処理用システム装置。
【0317】(対応する実施の形態)この(1)の発明
は、第1の実施の形態が対応する。
【0318】(作用と効果)この(1)の発明におい
て、入出力装置は入力装置によって情報を入力すること
ができ、頭部装着式ディスプレイ装置によって受信した
画像を表示することができる。
【0319】また、情報処理装置は中央処理装置によっ
て情報を処理することができ、中央処理装置と接続して
いる補助記憶装置によって処理された情報を保存するこ
とができる。
【0320】そして、接続装置としての接続選択装置
(セレクタ)には複数の入出力装置および複数の情報処
理装置がケーブルを介して接続されている。
【0321】接続選択装置は複数の入出力装置と複数の
情報処理装置との間を一対一に対応させて接続すること
ができる。
【0322】接続制御装置は接続選択装置の接続状態を
管理するとともに、接続状態の制御を実行することがで
きる。
【0323】このようにして、複数人数の使用者がOA
作業などの情報処理作業を行うことができる情報処理用
システム装置を実現することができる。
【0324】複数の入出力装置と複数の情報処理装置と
を分離して設置できるため、作業スペースにおける設置
スペースを抑えることができる。
【0325】また、入出力装置と情報処理装置との接続
の組み合わせを容易に変更することができる。
【0326】(2)前記接続選択装置と接続制御装置と
は接続装置を構成し、該接続装置は、複数の入出力装置
および複数の情報処理装置の立ち上がり状態を自動認識
する手段と、複数の入出力装置と複数の情報処理装置と
の間を自動的に一対一で対応する関係を選択して接続す
る手段を有することを特徴とする(1)に記載の情報処
理用システム装置。
【0327】(対応する実施の形態)この(2)の発明
は、第1の実施の形態が対応する。
【0328】(作用と効果)この(2)の発明は、基本
的には上述した(1)の作用および効果と同じである。
【0329】この(2)の発明において、接続装置は接
続選択装置に接続している複数の入出力装置と複数の情
報処理装置の中から立ち上がっている装置を自動的に認
識することができる。
【0330】また、接続装置は複数の入出力装置と複数
の情報処理装置との間を自動的に一対一で対応する関係
を選択し、さらに、その対応関係に基づいて自動的に接
続させることができる。
【0331】情報処理用システム装置の使用者は利用す
る入出力装置を選べば、自動的に任意の情報処理装置と
接続しているため、すぐに利用を開始することができ
る。
【0332】さらに、利用する度に情報処理装置を選択
したり、接続したりする手間が省ける。
【0333】(3)前記接続選択装置と接続制御装置と
は接続装置を構成し、該接続装置は、複数の入出力装置
および複数の情報処理装置の立ち上がり状態を自動認識
する手段と、入出力装置からの信号に基づいて入出力装
置と情報処理装置との間の接続状態を変更する手段を有
することを特徴とする(1)に記載の情報処理用システ
ム装置。
【0334】(対応する実施の形態)この(3)の発明
は、第1の実施の形態が対応する。
【0335】(作用と効果)この(3)の発明は、基本
的には上述した(1)の作用および効果と同じである。
【0336】この(2)の発明において、接続装置は接
続選択装置に接続している複数の入出力装置と複数の情
報処理装置の中から立ち上がっている装置を自動的に認
識することができる。
【0337】また、接続装置は入出力装置からの信号に
基づいて、この入出力装置と接続している情報処理装置
を他の情報処理装置に切り替えて接続することができ
る。
【0338】情報処理用システム装置の使用者は利用す
る入出力装置を選べば、これに接続させたい情報処理装
置を任意に変更することができる。
【0339】(4)前記複数の情報処理装置の中央処理
装置は、複数のCPU基板とそれらのCPU基板を取り
付けられる1つの拡張ボックスとからなることを特徴と
する(1)に記載の情報処理用システム装置。
【0340】(対応する実施の形態)この(4)の発明
は、第1の実施の形態が対応する。
【0341】(作用と効果)この(4)の発明は、基本
的には上述した(1)の作用および効果と同じである。
【0342】この(4)の発明において、複数のCPU
基板が1つの拡張ボックスに取り付けられている。
【0343】個々のCPU基板はそれぞれ個別の情報を
処理することができる。
【0344】個別に設置されていた中央処理装置が1つ
の拡張ボックスに収まるため、より設置スペースを抑え
ることができる。
【0345】(5)前記接続選択装置と接続制御装置と
は接続装置を発明し、該接続装置と複数の入出力装置お
よび複数の情報処理装置との間にそれぞれ接続されてい
るケーブルの一部を送受信装置で置き換えたことを特徴
とする(1)に記載の情報処理用システム装置。
【0346】(対応する実施の形態)この(5)の発明
は、第1の実施の形態が対応する。
【0347】(作用と効果)この(5)の発明は、基本
的には上述した(1)の作用および効果と同じである。
【0348】この(5)の発明において、各ケーブル間
の一部が送受新装置で置き換えられ、その間のデータの
伝送が送受信装置を介して行われるので、ケーブル配線
とそのメンテナンスが容易になる。
【0349】また、複数の情報処理装置の設置場所の自
由度を増やすことができる。
【0350】(6)情報を入力する入力装置と、画像を
表示する頭部装着式ディスプレイ装置と、該頭部装着式
ディスプレイ装置に取り付けられ、被写体を撮像する撮
像装置とからなる入出力装置と、該入出力装置によって
入力された情報を処理する中央処理装置と、該中央処理
装置によって処理された情報を保存する補助記憶装置と
からなる情報処理装置であって、該情報処理装置は前記
撮像装置によって得られた画像データに含まれる文字パ
ターンを文字データへ変換する文字認識手段と、前記画
像データと前記文字データを頭部装着式ディスプレイ装
置の同一画面内に同時に表示できるように表示信号を出
力する手段とを具備したことを特徴とする文字読み取り
用システム装置。
【0351】(対応する実施の形態)この(6)の発明
は、第2の実施の形態が対応する。
【0352】(作用と効果)この(6)の発明におい
て、入出力装置は入力装置によって情報を入力すること
ができ、頭部装着式ディスプレイ装置によって受信した
画像を表示することができる。
【0353】そして、情報処理装置は中央処理装置によ
って情報を処理することができ、中央処理装置と接続し
ている補助記憶装置によって処理された情報を保存する
ことができる。
【0354】撮像装置は情報処理装置と接続しており、
撮像した画像データを情報処理装置へ送信している。
【0355】撮像装置から文字情報が含まれる画像デー
タを文字認識手段に送ると、文字認識手段は画像データ
に含まれる文字パターンを文字データに変換する。
【0356】情報処理装置からは画像データと文字デー
タとを同一画像内に表示できるよう入出力装置へ表示信
号を出力する。
【0357】入出力装置の頭部装着式ディスプレイ装置
はこの表示信号を受信すると、信号に含まれる情報を画
像として表示する。
【0358】このようにして、使用者が原稿の入力をキ
ーボードから入力しなくても、その原稿の内容をほぼ自
動的に文字を読み取ることができる文字読み取り用シス
テム装置を実現することができる。
【0359】頭部装着式ディスプレイ装置を使って画像
を表示することと、撮像装置が頭部装着式ディスプレイ
装置に取り付けられていることから、作業スペースにお
ける設置スペースを抑えることができる。
【0360】また、同一画像内に撮像した画像データと
変換された文字データが表示されるため、データを比較
する際の視線移動が少なくなり、文字認識後の修正作業
に対する労力を軽減できる。
【0361】(7)前記情報処理装置は、撮像装置で得
られた画像データと文字認識手段で得られた文字データ
との画像内における表示レイアウトを変更する手段を備
えたことを特徴とする(6)に記載の文字読み取り用シ
ステム装置。
【0362】(対応する実施の形態)この(7)の発明
は、第2の実施の形態が対応する。
【0363】(作用と効果)この(7)の発明は、基本
的には上述した(6)の作用および効果と同じである。
【0364】この(7)の発明において、情報処理装置
からは画像データと文字データとを同一画像内に表示で
き、かつ、表示する画像データと文字データの表示レイ
アウトを変更することができる。
【0365】撮像した画像データと変換された文字デー
タの表示レイアウトが変更できるため、文字認識後の修
正作業に対する労力をより軽減できるとともに効率をあ
げることができる。
【0366】(8)情報を入力する入力装置と、表示サ
イズ変更手段と、表示領域指示手段とを備え、かつ、画
像を表示する頭部装着式ディスプレイ装置とからなる入
出力装置と、前記入出力装置によって入力された情報を
処理する中央処理装置と、前記中央処理装置によって処
理された情報を保存する補助記憶装置と、前記表示領域
指示手段からの信号に基づいてデータ領域の中から表示
領域を指定する領域指定手段とからなる情報処理装置と
を具備する情報処理用システム装置。
【0367】(対応する実施の形態)この(8)の発明
は、第3の実施の形態が対応する。
【0368】(作用と効果)この(8)の発明におい
て、入出力装置は入力装置によって情報を入力すること
ができ、頭部装着式ディスプレイ装置によって受信した
画像を表示することができる。
【0369】情報処理装置は中央処理装置によって情報
を処理することができ、中央処理装置によって処理され
た情報は中央処理装置と接続している補助記憶装置によ
って保存することができる。
【0370】表示サイズ変更手段によって頭部装着式デ
ィスプレイ装置に表示される画像の大きさを変更するこ
とができる。
【0371】そして、表示領域指示手段からは情報処理
装置の領域指定手段へ信号が出力されている。
【0372】領域指定手段はこの信号を受信すると、信
号に含まれる情報に基づいて、現在情報処理装置が取り
扱っているデータ領域の中から表示領域を指定してい
く。
【0373】指定された表示領域は情報処理装置から入
出力装置へ表示信号として出力される。
【0374】本情報処理用システム装置によれば、多量
のデータを扱う場面などにおいて、作業効率を落とさず
にキーボードの操作性を確保することができる。
【0375】(9)前記表示サイズ変更手段は、サイズ
切り替えボタン、画像用メモリ、表示制御回路とで発明
したことを特徴とする(8)に記載の情報処理用システ
ム装置。
【0376】(対応する実施の形態)この(9)の発明
は、第3の実施の形態が対応する。
【0377】(作用と効果)この(9)の発明は、基本
的には上述した(8)の作用および効果と同じである。
【0378】この(9)の発明において、表示制御回路
は画像データを画像用メモリから受け取っている。
【0379】サイズ切り替えボタンが押されると表示制
御回路へ信号が送られる。
【0380】表示制御回路はこの信号を受信すると、頭
部装着式ディスプレイ装置に表示される画像のサイズが
切り替わるよう表示素子へ送るための表示信号を加工す
る。表示サイズ変更手段によって、使用者の作業形態に
合わせた画像サイズを提示できる。
【0381】(10)前記表示領域指示手段として、頭
部装着式ディスプレイ装置には少なくとも2軸以上の変
位を検出する位置検出センサとロックボタンが取り付け
られたことを特徴とする(8)に記載の情報処理用シス
テム装置。
【0382】(対応する実施の形態)この(10)の発
明は、第3の実施の形態が対応する。
【0383】(作用と効果)この(10)の発明は、基
本的には上述した(8)の作用および効果と同じであ
る。
【0384】この(10)の発明において、位置検出セ
ンサは頭部装着式ディスプレイ装置の変位を検出するこ
とができ、この変位量を表示領域を指示するための信号
として出力する。
【0385】また、ロックボタンが押されると、情報処
理装置の領域指定手段へ信号が送られる。
【0386】そして、領域指定手段はこのロックボタン
からの信号を受信すると、表示領域の移動を止めて固定
させる。
【0387】これにより、キーボードの操作なしで表示
画面を移動させることができ、所望のデータ部分を探索
しながらキー入力できるため、作業効率を向上すること
ができる。
【0388】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
以下に示すような効果を得ることができる。
【0389】第1の効果は次の通りである。
【0390】本発明による情報処理用システム装置によ
れば、複数人数の使用者がOA作業などの情報処理作業
を行うことができる。
【0391】また、頭部装着式ディスプレイ装置を備え
た情報処理装置を複数導入する際、従来システムよりも
設置スペースを抑えことができるとともに、頭部装着式
ディスプレイ装置と情報処理装置との接続の組み合わせ
を容易に変更することができる。
【0392】さらに、頭部装着式ディスプレイ装置の大
型化を防ぎ、専門的な業務用途にも十分に対応すること
ができる。
【0393】第2の効果は次の通りである。
【0394】本発明の文字読み取り用システム装置によ
り、原稿の入力をキーボードから入力しなくとも、ほぼ
自動的に文字を読み取ることができる。
【0395】また、頭部装着式ディスプレイ装置を備え
た情報処理装置を活用して文字読み取りを実現する際、
従来システムよりも設置スペースを抑えことができると
ともに、文字認識後の修正作業に対する労力を軽減する
ことができる。
【0396】第3の効果は次の通りである。
【0397】本発明の情報処理用システム装置により、
頭部装着式ディスプレイ装置を備えた情報処理装置を活
用して多量のデータを扱う際、作業効率を落とさないで
キーボードの操作性を確保することができる。
【0398】特に、使用者の作業形態に合わせた画像サ
イズを提示できる。
【0399】そして、キーボードの操作なしで表示画面
を移動させることができるとともに、所望のデータ部分
を探索しながらキー入力できるため、作業効率を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による第1の実施の形態としての
情報処理用システム装置1の概略図を示す。
【図2】図2は頭部装着式ディスプレイ装置101の表
示部102を示す。
【図3】図3はスーパーインポーズ状態で書類を編集作
業する画面を示す。
【図4】図4は接続状態の概略図を示す。
【図5】図5は接続制御装置302での自動接続処理の
流れを示す。
【図6】図6は接続制御装置302における登録状態を
示す。
【図7】図7は接続制御装置302での手動接続処理の
流れを示す。
【図8】図8は図1のn台のコンピュータ201をCP
U基板203と格納ボックス204とで置き換えた例を
示す。
【図9】図9は図1のn台のコンピュータ201をCP
U基板203と格納ボックス204とで置き換えた例を
示す。
【図10】図10は図1のケーブル401の一部を無線
による送受信装置402で置き換えた例を示す。
【図11】図11は図1のケーブル401の一部を無線
による送受信装置402で置き換えた例を示す。
【図12】図12は本発明による第2の実施の形態とし
ての文字読み取り用システム装置の概略図を示す。
【図13】図13は文字認識方法404の手順を示す。
【図14】図14は処理データの流れを示す。
【図15】図15は原稿撮像時の画面を示す。
【図16】図16は標準レイアウトによる誤認式文字の
修正画面を示す。
【図17】図17は他のレイアウトによる画面を示す。
【図18】図18は本発明による第3の実施の形態とし
ての情報処理用システム装置3の概略図を示す。
【図19】図19は画像信号の流れを示す。
【図20】図20は表示画像を小さくした場合を示す。
【図21】図21は表示画像を大きくした時を示す。
【図22】図22はセンサ416を内蔵した頭部装着式
ディスプレイ装置101の外観図を示す。
【図23】図23は入出力装置100と情報処理装置2
00との間における接続制御の状態を示す。
【図24】図24はデータ領域と表示領域との関係を示
す。
【符号の説明】
1…情報処理用システム装置、 2…文字読み取り用システム装置、 3…情報処理用システム装置、 100…入出力装置、 101…頭部装着式ディスプレイ装置、 102…表示部、 103…支持部、 104…装着部、 105…コントローラ部、 106…表示素子、 107…光学系、 108…切り替え素子、 109…ハーフミラー、 110…凹面鏡、 111…ベルト部材、 112…調整用部材、 113…音響素子、 114…キーボード、 200…情報処理装置、 201…コンピュータ、 202…補助記憶装置、 203…CPU基板、 204…格納ボックス、 300…接続装置、 301…接続選択装置(セレクタ)、 302…接続制御装置、 401…ケーブル、 402…送受信装置、 403…撮像装置、 404…文字認識部、 405…文字パターン(画像データ)、 406…前処理、 407…特徴抽出、 408…識別、 409…認識結果(文字データ)、 410…特徴パラメータモデル、 411…表示サイズ変更手段、 412…表示領域指定手段、 413…サイズ切り替えボタン、 414…画像用メモリ、 415…表示制御回路、 416…センサ、 417…ロックボタン、 418…領域指定手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を入力する入力装置と画像を表示す
    る頭部装着式ディスプレイ装置とからなる複数の入出力
    装置と、 前記複数の入出力装置によって入力された情報を処理す
    る中央処理装置と処理された情報を保存する補助記憶装
    置とからなる複数の情報処理装置と、 前記複数の入出力装置と複数の情報処理装置との間を一
    対一対応で接続させる接続選択装置と、 前記接続選択装置の接続状態を管理制御する接続制御装
    置とを具備する情報処理用システム装置。
  2. 【請求項2】 情報を入力する入力装置と、画像を表示
    する頭部装着式ディスプレイ装置と、該頭部装着式ディ
    スプレイ装置に取り付けられ、被写体を撮像する撮像装
    置とからなる入出力装置と、該入出力装置によって入力
    された情報を処理する中央処理装置と、該中央処理装置
    によって処理された情報を保存する補助記憶装置とから
    なる情報処理装置であって、 該情報処理装置は前記撮像装置によって得られた画像デ
    ータに含まれる文字パターンを文字データへ変換する文
    字認識手段と、 前記画像データと前記文字データを頭部装着式ディスプ
    レイ装置の同一画面内に同時に表示できるように表示信
    号を出力する手段とを具備したことを特徴とする文字読
    み取り用システム装置。
  3. 【請求項3】 情報を入力する入力装置と、表示サイズ
    変更手段と、表示領域指示手段とを備え、かつ、画像を
    表示する頭部装着式ディスプレイ装置とからなる入出力
    装置と、 前記入出力装置によって入力された情報を処理する中央
    処理装置と、 前記中央処理装置によって処理された情報を保存する補
    助記憶装置と、 前記表示領域指示手段からの信号に基づいてデータ領域
    の中から表示領域を指定する領域指定手段とからなる情
    報処理装置とを具備する情報処理用システム装置。
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