明 細 書 マルチメディア情報仲介装置及びその方法、 並びに ホームページの登録更新方法、 ホームページ登録更新システム
[技術分野]
本発明は、 ファクシミリ等の情報発信者端末から送信されたイメージデ一夕 を公衆電話回線または専用電話回線等の回線網を経由して受信して記憶し、 そ のイメージデ一夕をィン夕一ネッ ト等のデータ通信網を介して、 各種ィン夕ー ネッ ト端末等の情報受信者端末に仲介するマルチメディア情報仲介装置及びそ の方法に関する。
本発明はさらに、 利用者からの画像データが添付された電子メールまたはフ ァックスの倩報に基づいて、 利用者のィン夕一ネヅ トホームページにおけるィ メ一ジ領域を登録または更新する方法、 ホームページ登録更新システム、 およ びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。 [背景技術]
現在のィン夕一ネッ トホームページでは、 パーソナルコンピュータ上の H T M L (Hyper Text Markup Language) プログラムによってぺージを制作し、 W e bサーバ内にそのページを記憶させ、 イン夕一ネッ ト利用者がそのホーム ページにアクセスすることで、 そのページの閲覧が可能となっている。
インターネッ トホームページの内容の追加、 更新及び変更等は、 上述のベー ジ制作時と同様にパーソナルコンピュータ上の H T M Lプログラムを用いて行 われる。
このため、 コンピュータ業務に精通している一部の者を除けば、 ホームべ一 ジの制作の他、 ページの追加、 更新及び変更等も、 専門業者に委託するのが現 状である。
しかし、 ホームページの内容として、 日々頻繁に更新する必要がある場合に
は、 その更新に伴う外部委託費が増大してしまう。
例えば、 販売業としての魚屋、 八百屋、 小売店、 農家等での特売情報、 ある いはサービス業としての一般食堂、 喫茶店、 レストラン等での特価情報は、 例 えば日毎あるいは時間帯によって頻繁に更新される。
それらの日常的な特売、 特価情報をインターネッ トホームページに掲載でき れば顧客の増大が見込まれるが、 その費用対効果を考慮すると、 個人また中小 零細企業経営者である販売店主またはサービス店主は、 インターネッ トを利用 した広告に参入するのにいまだに躊躇があった。
しかし、 その一方でこれらの個人または中小零細企業経営者は、 インターネ ッ トの急速な普及に関心はきわめて高く、 技術的、 費用的負担を軽減しながら ィン夕一ネッ トにて広告できる媒体を切望していた。
一方、 ホームページの更新内容を利用者が知るためには、 そのホームページ にアクセスする必要がある。 しかしながら、 一般的にはホームページはそれ程 頻繁に更新されるものではないため、 例えば特売情報などが頻繁に更新された としても、 ホームページを靦いてくれるとは限らない。 そのため、 手間とお金 をかけてホームページを頻繁に更新して特売情報などを流したとしても、 大き な効果は期待できなかった。
[発明の開示]
そこで、 本発明の目的は、 販売店主またはサービス店主などの情報発信者の 金銭的及び作業的負担を軽減しながらも、 頻繁に追加、 更新または変更が可能 な情報を、 イン夕一ネッ トを介して情報受信者に向けて提供することができる マルチメディァ情報仲介装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、 情報発信者の金銭的および作業的負担を軽減してィン 夕一ネッ トのホームページの頻繁で迅速な更新が可能となり、 そのような更新 に対して高い注目を集めることができるホームページの登録更新方法、 ホーム ページ登録更新システム、 およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供 することにある。
本発明のさらに他の目的は、 利用者毎に予め記憶された登録メンバーに対し て、 一般メンバーよりも優遇された情報をホームページを介して提供すること ができるホームページの登録更新方法、 ホームページ登録更新システム、 およ びコンビユー夕読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、 利用者毎に予め記憶された登録メンバーから、 ホームページを介して提供した商品の予約注文等、 登録メンバーからのレスポ ンス情報を受け付けることができるホームページの登録更新方法、 ホームべ一 ジ登録更新システム、 およびコンビユー夕読み取り可能な記録媒体を提供する ことにある。
本発明の一態様に係るマルチメディァ情報仲介装置は、 情報発信者端末から の情報発信者コード及びイメージデータを回線網を介して受信処理する第 1の データ処理手段と、
前記情報発信者コードに対応付けて前記イメージデータを書き換え可能に記 憶する記憶手段と、
情報受信者端末からデータ通信網経由で指定された前記情報発信者コードに 基づいて、 前記情報発信者コードと対応する前記イメージデータを前記記憶手 段から読み出し、 データ通信網経由で前記情報受信者端末にて前記イメージデ 一夕を閲覧可能にデータ処理する第 2のデータ処理手段と、
を有することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、 頻繁にデ一夕更新が必要な情報をイメージデ一夕 として送信するために、 主として個人経営、 中小零細企業経営者が所有する情 報発信者端末例えばファクシミ リが、 マルチメディア情報仲介装置を構成する コンピュータと電話回線網等を含む回線網を介して接続される。 この情報発信 者端末と対応付けて予め情報発信者コード (情報発信者端末の電話番号、 記憶 エリアの I Pコード、 I Pアドレス等) が付されており、 そのコードとィメー ジデータとが、 マルチメディア情報仲介装置の第 1のデータ処理手段にて受信 処理される。
このイメージデータは情報 ¾信者コードと対応付けられて記憶手段に記憶さ
れる。 この更新されたイメージデ一夕を閲覧したい情報受信者は、 データ通信 網例えばイン夕一ネッ トに接繞されたインターネッ ト端末である情報受信者端 末を、 マルチメディア情報仲介装置を構成するコンピュータ、 あるいは他のサ ーバにて提供されるホームページとインターネッ トを介して接続する。 情報受 信者端末より情報発信者コードが指定されると、 マルチメディア情報仲介装置 の第 2のデータ処理手段は、対応するイメージデータを記憶手段から読み出し、 ィン夕一ネッ ト経由で情報受信者端末にてイメージデータを閲覧可能となるよ うにデータ処理する。 このデ一夕処理とは、 必要により情報受信者端末に適応 する形式にイメージデータを加工、 編集する処理を含むことができる。 データ 加工とは接続された情報受信者端末に適合するデータ変換を含むことができ、 データ編集とは接続された情報受信者端末のモニター画面サイズに適合するデ —夕編集を含むことができる。 もちろん、 この種のデータ加工またはデ一夕編 集したイメージデ一夕を記憶手段に記憶しておくこともできる。 これにより、 情報発信者は、 専門業者の人為的な作業を伴うことなく頻繁にデータを更新す ることができ、 更新されたデータはィン夕ーネッ トに接続可能な情報受信者端 末にて広く閲覧可能となる。
本発明に係るマルチメディア情報仲介装置は、 ィン夕一ネッ 卜に接続された サーバに内蔵されても良いが、 このサーバとリンク接続されてもよい。 いずれ も、 サーバが提供する情報 (ホームページ) のうちの一部の情報がマルチメデ ィァ情報仲介装置の記憶手段に記憶され、 その情報を頻繁に更新することがで
^る。
本発明の他の態様に係るマルチメディァ情報仲介装置は、 情報発信者端末か らの情報発信者コード及びイメージデータを回線網を介して受信処理する第 1 のデ一夕処理手段と、
前記情報発信者コードに対応付けて前記イメージデータを書き換え可能に記 憶する記憶手段と、
情報受信者端末に情報を提供する情報提供手段と接続され、 前記情報発信者 コードに基づいて、 前記記憶手段に記憶された情報を前記情報提供手段にて提
供可能な形態にデータ処理する第 2のデータ処理手段と、
を有することを特徴とする。
本発明の他の態様によれば、 上述のようにして記憶手段に書き換えられたィ メージデータが、 情報提供手段にて提供可能となる。 このとき、 前記第 2のデータ処理手段は、 デ一夕通信網を介して前記情報提 供手段とリンク接続されてもよい。 すなちわ、 このマルチメディア情報仲介装 置が、 これを内蔵するサーバ以外の情報提供手段 (例えばインターネッ トを介 して接続される他のサーバ) と接続されても良い。 こうすると、 他のプロバイ ダ一にて提供されているホームページの一部の情報を、 このマルチメディァ情 報仲介装置により書き換えることが可能となる。
この場合、 記憶手段に記憶される情報発信者コードは、 前記情報発信者端末 より入力される第 1の情報発信者コードと、 前記記憶手段中の前記イメージデ 一夕が格納されるエリアを特定する第 2の情報発信者コードとが含まれる。 こ うすることで、 サーバが第 2の情報発信者コードを指定すると、 そのサーバが 提供するホームページのうちの一部の情報として、 記憶手段内のイメージデー 夕が表示される。
本発明にて用いられる情報発信者端末の代表例として、 ファクシミ リ装置を 挙げることができる。
この場合、 第 1のデータ処理手段は、 ファクシミリと接続された後に、 情報 発信者コードの入力を促すメッセージをファクシミ リに送出し、 受信された情 報発信者コードと登録済みコ一ドとを比較し、 比較結果が一致後に前記ィメー ジデ一夕の発信を促すメッセージを送出することが好ましい。
マルチメディァ情報仲介装置を構成する第 1のデータ処理手段、 第 2のデー 夕処理手段及び記憶手段の少なくとも 2つは、 1箇所に設けるものに限らず、 データ通信網を介して接続するようにして、複数箇所に分散配置させても良い。 特に、 複数の第 1のデータ処理手段を分散配置させると、 記憶手段等が配置さ れる地域から遠方に位置する情報発信者であっても、 イメージデータの書き換 え時のファクシミ リ通信費等を軽減できる。
このとき、 情報発信者端末から入力される情報発信者コードは、 ファクシミ リの電話番号とすることができる。
このとき、 第 1のデータ処理手段は、 ファクシミ リと接続された後に、 回線 接続時に回線網を介して入力されたファクシミ リの電話番号を前記情報発信者 コードとして認識することも可能である。 こうすると、 ファクシミ リから情報 発信者コードをキー入力する必要はない。 そして、 第 1のデータ処理手段は、 その認識された情報発信者コードと登録済みコードとを比較し、 比較結果が一 致後にイメージデータの発信を促すメッセージを送出すればよい。
本発明のさらに他の態様に係るマルチメディァ情報仲介方法は、 情報発信者 端末とマルチメディァ情報仲介装置とを回線網を介して接続する工程と、 前記情報発信者端末より、 第 1の情報発信者コード及びイメージデータを回 線網を介して前記マルチメディァ情報仲介装置にて受信処理する工程と、 前記イメージデータを前記第 1の情報発信者コードに対応付けて、 前記マル チメディァ情報仲介装置の記憶手段のうち、 第 2の情報発信者コードをァドレ スとする所定の記憶エリアに書き換え可能に記憶する工程と、
を有する。
そして、 マルチメディア情報仲介装置は、 データ通信網を介して接続された サーバにて提供されるホームページ内の一部のェリアと、 前記第 2の情報発信 者コードを用いてリンク接続されている。 この場合、 マルチメディア情報仲介 装置の所定の記憶エリアのイメージデータを書き換えることで、 ホームページ 内の一部のェリァの情報が書き換えられる。
本発明のさらに他の態様は、
利用者からの画像データが添付された電子メールまたはファックスの情報に 基づいて、 利用者のィン夕ーネッ トホームページにおけるイメージ領域をコン ピュー夕システムによって登録または更新する方法であって、
利用者からの画像データが添付された電子メールまたはファックスおよびそ のファックスの発信元電話番号をメールサーバが受信する過程と、
前記ファックスの発信元電話番号または前記電子メール、 および、 予めデー 夕ベースサーバに記憶されている情報に基づいて、 データベースサーバが前記 利用者を特定する過程と、
画像変換サーバが、 前記画像デ一夕または前記ファックスを前記利用者のィ ンターネッ トホームページのイメージ領域に適合するホームページ用画像デ一 夕に変換して画像サーバに対して出力するとともに、 前記利用者のホームべ一 ジのイメージ領域が登録または更新されたことを通知する電子メールの作成を メール作成サーバに指示する過程と、
前記ホームページ用画像データを、 前記利用者のインターネッ トホームべ一 ジにおける前記イメージ領域にリンクされた画像データとして、 画像サーバが 記憶する過程と、
前記画像変換サーバからの前記指示の後、 前記イメージ領域が登録または更 新されたことを通知する、 前記利用者によって予め指定されデータベースサ一 バに記憶された登録メンバーの電子メールァドレス宛ての電子メールを前記メ ール作成サーバが作成する過程と、
前記メール作成サーバが作成した前記電子メールを前記メールサーバが送信 する過程と、
を有することを特徴としている。
本発明に係るホームページの登録更新方法によれば、 利用者からの電子メー ルに添付された画像デ一夕またはファックスイメージのデ一夕がメールサーバ で受信され、 その利用者がファックスの発信元電話番号または電子メールに基 づいてデータベースサーバによって特定される。 利用者からの電子メールに添 付された画像データまたはファックスイメージのデ一夕は画像変換サーバによ つて利用者のホームページ用の画像デ一夕に変換されて画像サーバに出力され、 画像サーバはそのホームページ用画像データを利用者のイン夕一ネッ トホーム ページのイメージ領域にリンクされた画像データとして記憶する。 これによつ て、 利用者から送られた電子メールまたはファックスによって、 その利用者の ホームページにおけるイメージ領域を登録または更新することが可能となる。
すなわち、 情報発信者が H T M L言語を操作することなく、 しかも人の手を介 することなくホームページの少なくとも一部の領域の登録や更新を行えること となる。 その結果、 情報発信者の金銭的および作業的負担の軽減とともに、 ィ ン夕ーネッ 卜のホームページの頻繁で迅速な更新が可能となる。
また、 画像変換サーバによる利用者のイン夕一ネッ トホームページのィメー ジ領域に適合するホームページ用画像デ一夕への変換およびその画像データの 画像サーバへの出力とともに、 画像変換サーバは利用者のホームペー のィメ ージ領域が登録または更新されたことを通知する電子メールの作成をメール作 成サーバに指示する。 その指示の後、 利用者によって予め指定されデ一夕べ一 スサーバに記憶された登録メンバーの電子メールアドレス宛ての、 イメージ領 域が登録または更新されたことを通知する電子メールをメール作成サーバが作 成し、 その電子メールがメールサーバから送信される。 したがって、 利用者が 予め指定した電子メール発送リス卜に登録されている人々は、 利用者のホーム ページが更新されるたびに電子メールによって通知を受けることになる。 それ によって、 それらの人々が利用者のホームページを視いてくれる可能性が増大 し、 ホームページの更新に対して高い注目を集めることができる。
前記メール作成サーバが電子メールを作成する過程は、 前記利用者のホーム ページの U R Lを前記データベースサーバから取り出し、 前記電子メールの一 部とする過程を含むことができる。
メール作成サーバが作成する電子メールに利用者のホームページの U R L
(Uniform Resource Locator) が含まれているため、 このメールを受け取った 人は容易に利用者のホームページにアクセスすることができる。 特に、 その U R Lが H T M Lにおいてそのサイ 卜にリンクさせるためのタグ付きでそのメー ルに含まれていれば、 その U R Lをクリックするだけで利用者のホームページ を開くことが可能になる。
前記メールサーバによる所定書式の電子メールまたはファックスの前記利用 者からの受信に基づいて、 当該利用者の前記ホームページにおける前記ィメ一
ジ領域が登録または更新されたことを通知する前記電子メールァドレスを前記 データベースサーバに登録、追加、 または削除する過程を有することができる。 こうすると、 利用者のホームページが登録または更新されたことを通知する 電子メールの送信先の電子メールァドレスを、 利用者からの電子メールまたは ファックスによって、 データベースサーバに登録、 追加、 または削除すること ができる。
前記メールサーバが送信した前記電子メールに対する未配信通知メールが届 いた場合には、 未配信となった電子メールアドレスと、 その電子メールァドレ スを指定した前記利用者名とを当該未配信通知メールから検出し、 当該利用者 に対して未配信となった前記電子メールアドレスを電子メールまたはファック スで通知する過程をさらに有することができる。
利用者のホームページが登録または更新されたことを通知する電子メールが 未配信となった場合には、 その送信先の電子メールァドレスが利用者に通知さ れる。 したがって、 その情報に基づいて、 利用者はホームページが登録または 更新されたことを通知する電子メールの送付先を修正することができる。
前記画像データが添付された電子メールまたはファックスには、 前記ィメー ジ領域が登録または更新されたことを通知する電子メールに用いられる通信文 が含まれ、
前記メール作成サーバが電子メールを作成する過程においては、 前記通信文 を含む電子メールを作成することができる。
このように、 利用者のホームページが登録または更新されたことを通知する 電子メールを、 ホームページの登録や更新の内容に対応した適切なメッセージ を含む電子メールとして作成し送信することができる。
前記利用者からの画像データが添付された電子メールまたはファックスには、 前記電子メールを作成するか否かを指定する情報が含まれ、 当該情報に基づい て、 前記画像変換サーバが電子メールを作成する過程を実施するか否かを判断 する過程をさらに有することができる。 この場合、 前記メール作成サーバが電
子メールを作成する過程は、 当該情報が前記電子メールの作成を指定している 場合にのみ実施されるようにしてもよい。
こうすると、 利用者がホームページを更新するための画像デ一夕が添付され た電子メールまたはファックスをメールサーバに送信する際の指定に対応して、 利用者のホームページが登録または更新されたことを通知する電子メールを作 成するか否かを決定できる。
前記登録メンバーに向けて送信された前記電子メールに含まれた前記 U R L の指定に基づいて、前記画像サーバに予め記憶された登録メンバ一向け画面を、 ウェブサーバを介して前記登録メンバーに向けて提供する過程をさらに有する ことができる。
こうすると、 一般人には見られない画面を、 登録メンバーのみに閲覧させる という優遇サービスを提供できる。
なお、 前記登録メンバー向け画面による提供情報は、 一般向け画面により提 供される情報よりも前記登録メンバーの方を優遇する内容とすることができる この場合、 前記ウェブサーバが前記画像サーバに予め記憶された前記登録メ ンバ一向け画面を提供する前に、 前記登録メンバーからの情報に基づいて、 前 記登録メンバーが前記利用者によって予め前記データベースサーバに記憶され た前記登録メンバーの一人と同一であるか否かを判定する過程を有することが 好ましい。 優遇サービスを受けられる資格者であるか否かを判定するためであ る。
前記登録メンバーに向けて送信された前記電子メールに含まれた前記 U R L の指定に基づいて、 前記ウェブサーバが前記登録メンバ一向け画面を閲覧する ためのクリックボタンを含む初期画面を前記登録メンバーに提供する過程を有 することができる。 '
こうすると、 U R Lの指定によって直ちに登録メンバ一向け画面を閲覧させ るのでなく、 登録メンバ一向け画面の閲覧か、 あるいは他のメニューの閲覧か の選択が初期画面にて可能となる。
前記登録メンバ一に向けて送信された前記電子メールに含まれた前記 U R L には、 ページ指定に加えて、 前記初期画面を生成する情報の設定ファイルの指 定と、 前記設定ファィル内の情報に基づいて前記初期画面を生成するプログラ ムの指定と、 送信先の前記登録メンバーの特定情報とを含むことができる。 このような U R Lが指定されると、 上述の初期画面を登録メンバーが閲覧可 能となる。 さらに、 前記ウェブサーバが前記画像サーバに予め記憶された前記 登録メンバ一向け画面を提供する前に、 前記 U R Lに含まれた前記登録メンバ 一の特定情報に基づいて、 前記登録メンバーが前記利用者によって予め前記デ 一夕ベースサーバに記憶された前記登録メンバーの一人と同一であるか否かを 判定することが可能となる。
前記電子メールに含まれた前記 U R Lを指定する経路以外によって、 前記登 録メンバーの特定情報が含まれていない前記利用者のホームページの U R が 指定された場合には、 前記画像サーバに予め記憶されたエラ一メッセージまた はメンバ一登録用画面を、 ウェブサーバを介して提供すればよい。
前記画像サーバに予め記憶された登録メンバー向け画面には、 予約または注 文の申し込み用クリックボタンと、 予約または注文の申し込み対象とを含むこ とができる。 これにより、 申し込み用クリックボタンの操作により、 登録メン バーが商品の購入を予約することができる。
前記申し込み用クリックボタンのクリック受け付けに基づいて、 前記メール サーバは、 申し込みをした登録メンバー及び前記申し込み対象を特定する情報 を、 当該商品を提供する利用者に対して電子メールまたはファックスで通知す る過程をさらに有することができる。 これにより、 予約情報を利用者に送付す ることができる。
一定時間内に申し込んだ登録メンバーに対しては、 前記画像サーバに予め記 憶された申し込み成立画面が前記ウェブサーバを介して提供され、 前記一定時 間外に申し込んだ登録メンバ一に対しては、 前記画像サーバに予め記憶された 申し込み不成立画面が前記ウェブサーバを介して提供される過程を有すること ができる。
こうして、 予約または注文ができる特別サービス時間を限定して、 先着した 登録メンバーにのみ特別サービスを付与することができる。
前記メールサーバは、前記一定時間内に申し込まれた全ての情報を一括して、 前記利用者に対して電子メールまたはファックスで通知する過程をさらに有す ることができる。 こうすると、 利用者への予約情報の通知を、 申し込みがあつ た度に行う必要がなくなる。
前記登録メンバ一より申し込みがある度にカウントして、 前記カウント値が 前記申し込み対象の制限個数内の時に申 ΰ込んだ登録メンバーに対しては、 前 記画像サーバに予め記憶された申し込み成立画面が前記ウェブサーバを介して 提供され、 前記制限個数外となった時に申し込んだ登録メンバーに対しては、 前記画像サーバに予め記憶された申し込み不成立画面が前記ウェブサーバを介 して提供される過程を有することができる。
こうして、 申し込み対象の個数を限定して、 先着した登録メンバーにのみ特 別サービスを付与することができる。
この場合、 前記メールサーバは、 前記カウント値が前記制限個数に達した時 に、 申し込まれた全ての情報を一括して、 前記利用者に対して電子メールまた はファックスで通知する過程をさらに有することができる。 こうすると、 利用 者への予約情報の通知を、 申し込んだ度に行う必要がなくなる。
本発明のさらに他の態様は、
利用者からの画像データが添付された電子メールまたはファックスの情報に 基づいて、 利用者のィン夕一ネッ トホームページにおけるイメージ領域を登録 または更新するホームページ登録更新システムであって、
前記利用者から、 画像データが添付された電子メールまたはファックスおよ びそのファックスの発信元電話番号を受信し、 電子メールまたはファックスを 送信するメールサーバと、
前記利用者の電子メールァドレスおよびファックスの発信元電話番号の少な くともいずれかを利用者のホームページに関連付けて記憶するデータベースサ ーバと、
前記画像データまたは前記ファックスを前記利用者のィン夕ーネッ トホーム ページのイメージ領域に適合するホームページ用画像デ一夕に変換して画像サ ーバに対して出力するとともに、 前記利用者のホームページのイメージ領域が 登録または更新されたことを通知する電子メールの作成をメール作成サーバに 指示する画像変換サーバと、
前記画像データが添付された電子メールまたはファックスの発信元電話番号、 および、 前記データベースサーバに記憶された情報に基づいて、 前記ホームべ ージ用画像データを、 前記利用者のインターネッ トホームページにおける前記 イメージ領域にリンクされた画像データとして記憶する画像サーバと、
前記画像変換サーバからの前記指示の後、 前記イメージ領域が登録または更 新されたことを通知する電子メールを作成するメール作成サーバと、
を有することを特徴としている。
このようなホームページの登録更新システムは、 上述したホームページ登録 更新方法を好適に実施することができる。
本発明のさらに他の態様は、 上述したホームページの登録更新方法をコンビ ユー夕システムに実行させるためプログラムを定義している。
このプログラムによってコンピュータシステムを動作させることによって、 前述したような作用効果を奏するホームページ登録更新方法を実行することが 可能である。
本発明のさらに他の態様は、 上述したホームページ登録更新システムをコン ピュー夕システムに実現させるためのプログラムを定義している。
このプログラムによってコンピュータシステムを動作させることによって、 前述したような作用効果を奏するホームページ登録更新システムを実現するこ とが可能である。
本発明のさらに他の態様は、 これらのいずれかのプログラムが記録されたコ ンピュー夕読み取り可能な記録媒体を定義している。
[図面の簡単な説明]
図 1は、 本発明の実施の形態に係るマルチメディァ情報仲介システムの全体 ブロック図である。
図 2は、 図 1に示すマルチメディァ情報仲介装置の機能ブロック図である。 図 3 A及び図 3 Bは、 それそれ、 図 1に示すマルチメディア情報仲介装置を W e bサーバにリンク接続した形態を示すプロック図である。
図 4は、 図 1に示すマルチメディァ情報仲介装置を構成するコンピュータの ブロック図である。
図 5は、 図 1に示す情報発信者端末での操作手順を示すフローチャートであ る。
図 6は、 図 5に示す操作に応答するマルチメディア情報仲介装置の動作手順 を示すフローチャートである。
図 7は、 図 1に示す情報受信者端末での操作手順を示すフローチャートであ る。
図 8は、 図 1に示す他の種類の情報受信者端末での操作手順を示すフローチ ャ一トである。
図 9は、 情報受信者端末での操作に応答するマルチメディァ情報仲介装置の 動作手順を示すフローチャートである。
図 1 0は、 情報受信者端末での他の操作に応答するマルチメディア情報仲介 装置の動作手順を示すフローチャートである。
図 1 1は、 イン夕一ネッ ト上にてマルチメディア情報仲介装置のハードゥエ ァを分散配置した例を示す概略説明図である。
図 1 2は、 情報発信者より送信されるイメージデータの一例を示す概略図で める。
図 1 3は、 情報発信者より送信されるイメージデ一夕の他の一例を示す概略 図である。
図 1 4は、 情報発信者より送信されるイメージデータのさらに他の一例を示 す概略図である。
図 1 5は、 情報発信者より送信されるイメージデ一夕のさらに他の一例を示
す概略図である。
図 1 6は、 情報発信者より送信されるイメージデータのさらに他の一例を示 す概略図である。
図 1 7は、 情報発信者より送信されるイメージデータのさらに他の一例を示 す概略図である。
図 1 8は、 情報受信者端末のディスプレイに表示されるホームページの一例 を示す概略図である。
図 1 9は、 本発明の第 2〜第 4の実施の形態における全体構成を示す模式図 である。
図 2 0は、 図 1 9に示すホームページ登録更新システムの機能的構成を示す ブロック図である。
図 2 1は、 電子メールに添付された画像データによってホームページのィメ ージ領域を登録更新する場合の登録更新方法を示す本発明の第 2の実施の形態 のフローチヤ一トである。
図 2 2は、 利用者から送られる画像データの添付された電子メールの一例を 示す図である。
図 2 3は、 利用者のホームページのイメージ領域が登録または更新されたこ とを通知する、ホームページ登録更新システムからの電子メールの一例である。 図 2 4は、 利用者のホームページの更新などを通知する電子メール発送先の 電子メールァドレスを登録更新するための電子メールの一例である。
図 2 5は、 利用者のホームページのイメージ領域が登録または更新されたこ とを通知する電子メールの送信結果を利用者に通知するファックスの一例であ る。
図 2 6は、 ファックスのイメージデータによってホームページのイメージ領 域を登録更新する場合の登録更新方法を示す本発明の第 2の実施の形態のフ口 一チヤ一トである。
図 2 7は、 ホームページのイメージ領域を登録更新するために利用者から受 信するフアツクスとして 2ページのファックスを受信する例における 1ページ
目を示す図である。
図 2 8は、 ホームページのイメージ領域を登録更新するために利用者から受 信するフアツクスとして 2ページのファックスを受信する例における 2ページ 目を示す図である。
図 2 9は、 デ一夕ベースサーバに利用者別に記憶される登録メンバーの情報 を示す図である。
図 3 0は、 本発明の第 3の実施の形態のフローチヤ一トである。
図 3 1は、 本発明の第 3の実施の形態にて用いられる登録メンバー向けの電 子メール内容の一例を示す図である。
図 3 2は、 本発明の第 3の実施の形態にて用いられる登録メンバー向けのサ ィ トの初期画面を示す図である。
図 3 3は、 本発明の第 3の実施の形態にて用いられる登録メンバ一向け広告 提供画面の図である。
図 3 4は、 本発明の第 3の実施の形態にて用いられる一般向け広告提供画面 の図である。
図 3 5は、 本発明の第 4の実施の形態にて用いられる予約機能付きの登録メ ンバ一向け広告提供画面の図である。
図 3 6は、 本発明の第 4の実施の形態にて用いられる予約機能付きの登録メ ンバ一向け広告提供画面の他の図である。
図 3 7は、 図 3 5の広告提供画面を用いて実施される本発明の第 4の実施の 形態の動作を示すフローチャートである。
図 3 8は、 図 3 6の広告提供画面を用いて実施される本発明の第 4の実施の 形態の動作を示すフローチャートである。 [発明を実施するための最良の形態]
以下、 本発明の各種の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第 1の実施の形態)
図 1は、 本実施の形態に係るマルチメディァ情報仲介システム全体を示すブ
ロック図である。
図 1において、 マルチメディア情報仲介装置 1 0は、 公衆電話回線網または 専用電話回線網等の回線網 2 0を介して情報発信者端末 3 0と接続され、 デー 夕通信網例えばィン夕一ネッ ト 4 0を介して情報受信者端末 5 0と接続されて いる。
情報発信者端末 3 0は、 マルチメディア情報仲介装置 1 0からの指示に従つ て、 その I D情報としての情報発信者コードとイメージデータとを回線網 2 0 を介して送信可能な機器、 例えばファクシミ リにて構成される。 なお、 情報発 信者端末 3 0がファクシミ リである場合は、回線網 2 0は電話回線網となるが、 ィン夕一ネッ ト電話を用いる場合には電話回線網及びインターネッ 卜が含まれ る。
一方、 情報受信者端末 5 0としては、 デ一夕通信網がインターネッ トである 場合には、 このィン夕ーネッ 卜に接続可能なィン夕ーネッ ト端末機器であれば 良い。 この情報受信者端末 5 0としては、 例えばパーソナルコンピュータ、 携 帯電話機などのモパイル機器、 双方向テレビなどの他、 イン夕一ネッ トに接続 可能なゲーム機器、 カーナビゲ一シヨンなどを挙げることができる。
なお、 情報受信者端末 5 0は、 T C P / I Pの記述に従ってデータ通信可能 な伝送媒体と接続されていればよく、 有線放送網、 C A T V回線に接続された ものでも良い。
マルチメディア情報仲介装置 1 0は、 図 2に示すように、 回線網 2 0に接続 される第 1のデータ処理部 1 2と、 インターネッ ト 4 0に接続される第 2のデ 一夕処理部 1 4と、 両データ処理部 1 2 , 1 4によりアクセスされる記憶部 1 6とを有する。
第 1のデータ処理部 1 2は、 情報発信者端末 3 0からの I D情報 (情報発信 者コード) 及びイメージデータを、 公衆回線網または専用回線網 2 0を介して 受信処理する。 記憶部 1 6は、 情報発信者コードに対応付けてイメージデータ を記憶する。 第 2のデータ処理部 1 4は、 情報受信者端末 5 0からインターネ ッ ト 4 0経由で指定された情報発信者コードに基づいて、 そのコードと対応す
るイメージデ一夕を記憶部 16から読み出し、 インターネッ ト 40経由で情報 受信者端末 50にてイメージデータを閲覧可能となるようにデ一夕処理する。 このマルチメディア情報仲介装置 10は、 情報受信端末 50に各種情報を提 供する情報提供装置である We bサーバと直接または間接に接続されている。 図 1に示すようにマルチメディア情報仲介装置 1 0がイン夕一ネッ ト 40を介 して情報受信者端末 50に接続される場合には、 図 3 Bに示すように、 マルチ メディァ仲介装置 10はインターネッ ト 40を介して We bサーバ 60と接続 される。 あるいは図 1とは異なり、 図 3 Aに示すように、 マルチメディア仲介 装置 10は We bサーバ 60及びィン夕一ネッ ト 40を介して情報受信者端末 50と接続されても良い。 図 3 Aは、 We bサーバ 60がマルチメディア情報 仲介装置 1 0の直接の管理下にある場合を示している。 マルチメディァ情報仲 介装置 10は、 図 3 Aまたは図 3 Bのいずれかの形態にて、 複数の We bサー ノ 0に接続することができる。 こうして、 We bサーバ 60が提供する情報 のうち、 頻繁に更新される一部の情報のみが、 マルチメディア情報仲介装置 1 0内の記憶部 1 6に記憶される。
マルチメディァ情報仲介装置を構成するハードウエアは、 図 4に示す情報発 信者用インターフェース 1 10、 情報受信者用ィン夕ーフェース 12◦、 デ一 夕記憶装置 1 30及びそれらに接続される装置本体部 140を有するコンビュ 一夕 100にて構成できる。
情報発信者用インターフェース 1 1 0は回線網 20に接続される。 情報受信 者用イン夕一フェース 1 20は、 図 1のインターネッ ト 40、 図 3Aの We b サーバ 60あるいは図 3 Bのインターネッ ト 40に接続される。
装置本体部 140には、 音声出力部 142、 データ変換部 144、 データ編 集部 146、 通信制御部 148、 キャラクタジェネレータ 1 50及びデータ処 理部 1 52等が設けられる。 図 2に示す第 1のデータ処理部 1 2は、 図 4に示 す情報発信者用ィン夕ーフェース 1 1 0、 音声出力部 142及び通信制御部 1 48にて構成される。 図 2に示す第 2のデータ処理部 14は、 図 4に示す情報 送信者用ィンターフェース 1 20、 音声出力部 142、 データ変換部 144、
デ一夕編集部 1 4 6、 通信制御部 1 4 8、 キャラクタジヱネレー夕 1 5 0及び データ処理部 1 5 2にて構成される。 また図 2に示す記憶部 1 6は、 図 4に示 すデ一夕記憶装置 1 3 0にて構成される。
次に、 このような構成を有するマルチメディァ情報仲介システムの動作につ いて、 図 5〜図 1 0に示すフローチャートを参照して説明する。
図 5は、 情報発信者端末 3 0での動作フローチャートである。 なお、 この情 報発信者端末 3 0とマルチメディァ情報仲介装置 1 0との間では、 情報発信者 端末 3 0を特定する情報発信者コードの登録手続が既に完了しているものとす る。
図 5のステップ 1では、 情報発信者が紙に情報を記載する。 例えば情報発信 者が魚屋であれば、本日の特売情報として、「本日の特売品 あじ 1 0 0円 さ んま 2 0 0円 早い者勝ち !」 などの情報を、 所定のフォームあるいは自由な フォームに従って書面に手書きもしくはワープロ等で記載する。この記載例を、 図 1 2〜図 1 7に示す。 図 1 2〜図 1 7は、 レストラン、 魚屋、 旅行会社、 美 容院、 一般店舗、 酒屋より提供される情報例を示している。
次に情報発信者が情報発信者端末 3 0であるファクシミ リにその書面をセッ 卜し(図 5のステップ 2 )、 さらにマルチメディア情報仲介装置 1 0を構成する コンビユー夕 1 0 0に電話して、 回線網 2 0を介して情報発信者端末 3 0とマ ルチメディア情報仲介装置 1 0とを接続する (図 5のステップ 3 )。
その後、 マルチメディア情報仲介装置 1 0を構成するコンピュータ 1 0 0か ら例えば音声で案内される指示に従って、 情報発信者はファクシミ リ 3 0のプ ッシュボタンにて情報発信者コ一ドを入力する (図 5のステップ 4 )。
さらにその後、 ファクシミリ 3 0にて読み取られたイメージデータがマルチ メディア情報仲介装置 1 0に向けて送信される (図 5のステップ 5 )。 この送信 動作は、 後述するようにマルチメディア情報仲介装置 1 0から発信される音声 メッセージに従って例えばスタートボタンを操作することで実施される。
ファクシミ リのスタートボタンが操作されると、 通常の F A Xプロ トコルに 従ってファクシミ リ 1 0とコンピュータ 1 0 0との間で信号の授受が行われ、
その後ファクシミ リ 1 0にて読み取られたイメージデ一夕が MM Rの形式でフ ァクシミ リ 1 0よりコンピュータ 1 0 0に向けて自動送信される。
なお、コンピュータ 1 0 0がナンバーディスプレイ機能等と称されるように、 発呼端末 (情報発信者端末 3 0 ) からの電話番号を自動認識可能である場合に は、 図 5のステップ 4の操作は不要であり、 コンピュータ 1 0 0は図 5のステ ップ 3にて入力された電話番号を情報発信者コードとして認識できる。 また、 情報発信者コードの他に、情報発信者を特定する暗唱番号を入力させても良い。 後述する通り、上述の操作はホームページの一部を書き換えるものであるため、 その権限のある人によって操作されたかをマルチメディァ情報仲介装置 1 0に て識別できるようにするためである。 この照合のためには、 マルチメディア情 報仲介装置 1 0には予め情報発信者端末 3 0毎に暗唱番号が登録されている。 図 6は、 図 5に示す操作手順に従って操作される情報発信者端末 3 0に応答 するマルチメディア情報仲介装置 1 0での動作手順を示すフローチャートであ る。
このマルチメディア情報仲介装置 1 0では、 情報発信者端末であるファクシ ミ リ 3 0からの接続要求を受け、 図 2に示す第 1のデータ処理部 1 2がそのフ ァクシミ リ 3 0との接続動作を実施する (図 6のステップ 1 )。
この接続作業が終了したら、 マルチメディァ情報仲介装置 1 0の第 1のデ一 夕処理部 1 2は、 音声にて情報発信者コードの入力を案内指示する (図 6のス テツプ 2 )。 すなわち、 図 4に示す音声出力部 1 4 2から出力される例えば「情 報発信者コードを入力して下さい。」との音声信号を、通信制御部 1 4 8の制御 に基づき情報発信者用イン夕一フェース 1 1 0を介してファクシミ リ 3 0に送 信する。 なお、 上述した通り、 コンピュータ 1 0 0が発呼端末 (情報発信者端 末 3 0 ) からの電話番号を自動認識可能である場合には、 図 6のステップ 2は 不要であり、 コンピュータ 1 0 0は図 6のステップ 1にて接続時に入力された 倩報発信者端末 3 0の電話番号を情報発信者コードとして認識できる。 また、 図 6のステップ 2では、 上述した通り、 情報発信者コードの代わりに、 あるい は情報発信者コードに加えて、 暗唱番号を入力させるための案内を送出しても
良い。
その後、 ファクシミ リ 3 0から入力された情報発信者コードが、 予め登録さ れているコードと一致するか否かをチェックする (図 6のステップ 3 )。このチ エック動作は、 図 4のデータ処理部 1 5 2が、入力された情報発信者コードと、 デ一夕記憶部 1 3 0に予め記憶された登録コードとを比較することで実施され る
もし、 入力された情報発信者コードがいずれの登録コ一ドとも不一致であれ ば(図 6のステップ 4の判断が N O )、情報発信者コ一ドの再入力が指示される (図 6のステップ 5 )。この再入力指示も、 図 6のステップ 2と同様にして音声 案内にて行うことができる。
なお、 情報発信者端末 3 0から暗唱番号が入力された場合には、 図 6のステ ップ 3〜 5にて、 マルチメディァ情報仲介装置 1 0に予め登録されている暗唱 番号との照合を実施することができる。
ファクシミ リ 3 0より入力された情報発信者コード (あるいはそれに加えて 暗唱番号) が登録コードの一つと一致したら (図 6のステップ 4の判断が Y E S )、イメージデ一夕をファクシミ リ 3 0から送信する旨の音声を、 マルチメデ ィァ情報仲介装置 1 0よりファクシミ リ 3 0に送信する(図 6のステップ 6 )。 すなわち、 図 4に示す音声出力部 1 4 2から出力される例えば 「スタートボタ ン押して下さい。」との音声を、通信制御部 1 4 8の制御に基づき情報発信者用 ィン夕一フェース 1 1 0を介してファクシミリ 3 0に送信する。 ファクシミ リ 1 0側にてスタートボタンが操作されると、 図 4に示す通信制御部 1 4 8での 制御に基づき、 ファクシミ リ 3 0との間で F A Xプロ トコルに従った信号授受 が情報発信者用ィン夕ーフェース 1 1 0を介して実施される。
この後、 ファクシミ リ 3 0から送信されたイメージデータが、 回線網 2 0、 情報発信者用イン夕一フェース 1 1 0を介して、 マルチメディア情報仲介装置 1 0にて受信される (図 6のステップ 7 )。
受信されたイメージデータは、 図 4のデータ処理部 1 5 2を介して、 データ 記憶部 1 3 0内の情報発信者コードと合致するエリアに例えばそのままの形態
で格納される (図 6のステップ 8 )。 なお、 既にそのエリアにイメージデータが 格納されていた場合には、 新たなイメージデ一夕が書き換えられることでデ一 夕更新される。
このように、 頻繁に更新すべき情報は、 情報発信者端末であるファクシミ リ 3 0からイメージデータとして送信すれば良いので、 情報発信者は既存のファ クシミ リだけで情報の更新作業を行うことができ、 ホームページ内容を更新す るために要する煩雑でかつ専門的な作業も、 ファクシミ リ設置以外の設備投資 も一切要しない。 あるいは情報発信者が既にホームページを有している場合に は、 その一部の掲載情報の更新の際に、 図 6のフローチャートに従った操作を 実施するものでも良い。
次に、 上記のようにして更新された情報を受信する側である情報受信者端末
5 0での操作について、 図 7及び図 8に示すフローチャートを参照して説明す る。
ここで、 情報受信者端末 5 0の中には、 ブラウザと呼ばれる閲覧ソフ トゥェ ァを内蔵し、ィン夕ーネヅ トを介してホームページを閲覧できるタイプとして、 パーソナルコンピュータ、 ブラウザ付き携帯電話などがあり、 本明細書ではこ れらを 「ブラウザ型端末」 と称する。 この他、 例えば D D Iポケッ トの Pメ一 ル等ではブラウザ機能を有しないため、本明細書ではこれらを「メール型端末」 と呼び、 ブラウザ型端末に対するものとは異なったデータ処理を行っている。 まず、 メール型端末での操作について図 7を参照して説明する。 情報受信者 は、 情報受信者端末 5 0から通常の方法にてマルチメディア情報仲介装置 1 0 を構成するコンビ一夕 1 0 0に接続する (図 7のステップ 1 )。 その後、 コンビ ユー夕 1 0 0から文字で案内される指示に従って、 目的とする情報発信者コー ドが入力される (図 7のステップ 2 )。
この情報発信者コードは、 例えば情報発信者が経営する店舗にて発行する領 収書、. 特典カード、 顧客カード、 医院であれば診察券などに記載され、 情報受 信者はこのコードを予め知得することができる。
従って、 図 7のステップ 2の操作は、 予め知得した情報発信者コードを、 例
えば D D Iポケッ トの Pメールを利用して入力することができる。
この指定された情報発信者コードが登録コードと一致すると、 その後、 目.的 とする情報発信者からの情報が、 情報受信者端末 5 0のモニターに表示される (図 7のステップ 3 )。
次に、 ブラウザ型端末での操作の一例について図 8を参照して説明する。 ま ず、 情報受信者端末 5 0を、 U R L (Uniform Resource Locator) の指定によ つて、 W e bサーバ 6 0が提供するホームページと接続する (図 8のステップ この接続により、 情報受信者端末 5 0のモニタ一に、 W e bサーバ 6 0が提 供するホームページが表示される (図 8のステツプ 2 )。 この表示の一例を図 1 8に示す。 図 1 8に示すように、 ホームページ 2 0 0の一部の情報 2 1 0は、 コンピュータ 1 0 0のデ一夕記憶部 1 3 0に記憶された情報が表示される。 こ のホームページの一部の情報 2 1 0については、 ホームページのプログラム中 に情報発信者コ一ドのァドレスの内容を見ることが記載されているので、 コン ピュー夕 1 0 0のデータ記憶部 1 3 0の内容が閲覧可能となる。
なお、 ホームページのプログラムに記載された情報発信者コードとは、 図 3 Aに示すように、 マルチメディア情報仲介装置 1 0がイン夕一ネッ トを介さず に W e bサーバ 6 0と接続されている場合には、 情報発信者端末 3 0から入力 される形態と同一の形態とすることができる。 この場合、 情報発信者端末 3 0 より入力される情報発信者コードが例えば情報発信者端末 3 0の電話番号 (例 えば、 0 3 — X X X X _〇〇〇〇) であれば、 ホームページのプログラムに記 載された情報発信者コ一ドもその電話番号とすることができる。
一方図 3 Bに示すように、 マルチメディア情報仲介装置 1 0がィン夕ーネッ ト 4 0を介して W e bサーバ 6 0と接続されている場合には、 情報発信者端末 3 0から入力される情報発信者コード (第 1の情報発信者コード),は、 その W e bサーバ 6 0のホームページのプログラムに記載された情報発信者コード (第 2の情報発信者コード) とは、 その形態が異なっている。 すなわち、 W e bサーバ 6 0のホームページのプログラムに記載された情報発信者コード (第
2の情報発信者コード) は、 イン夕一ネッ ト 4 0を介して指定可能な U R の アドレス形態となる。 この場合、 W e bサーバ 6 0のプログラムに H T M Lに て記載された情報発信者コード (第 2の情報発信者コード) は、
http://www.aaa.co.jp/bbb/ccc00001
などとなる。 ここで、 「www.aaa.co.jp」 はマルチメディア情報仲介装置 1 0の I Pアドレスであり、 「bbb」はデータ記憶部 1 3 0中の一ホルダ名のァドレス であり、 「ccc00001」 はそのホルダ中にて図 1 8に示す一部の情報 2 1 0のァ ドレスである。 なお、 同一の情報発信者端末 3 0からのイメージデ一夕を、 複 数の記憶ェリァに格納する場合には、末尾のァドレスを「ccc00002」,「ccc00003」 のように指定すればよい。
このように、 図 3 Bの接続形態の場合には、 W e bサーバ 6 0にて指定され る情報発信者コード (第 2の情報発信者コード) の形態は、 この W e bサーバ 6 0とマルチメディァ情報仲介装置 1 0との間で伝送可能な形態となっている < 従って、 図 3 Bの場合には、 情報発信者端末 3 0から入力される情報発信者コ ード (第 1の情報発信者コード) がファクシミ リのプッシュボタンから入力可 能な電話番号等の数字の組合せであるのに対して、 W e bサーバ 6 0のホーム ページのプログラムに記載された情報発信者コード(第 2の情報発信者コ一ド) は U R Lのアドレス形態となり、 両者の形態が異なる。 この場合には、 マルチ メディア情報仲介装置のデータ記憶部 1 6 (図 4のデータ記憶部 1 3 0 ) は、 2種の形態の情報発信者コ一ド (例えばファクシミ リの電話番号とインターネ ッ ト上での記憶部 1 3 0の U R L ) とイメージデータとを対応付けて記憶すれ ばよい。
この他、 図 8のステップ 2の動作は、 このマルチメディア情報仲介装置 1 0 が接続された W e bサーバ 6 0が提供するホームページ上に、 例えば 「本日の お買い徳商品はこちら」 等の表示をしておき、 情報受信者がここをクリックす ることで、 情報発信者コ一ドを指定するものであっても良い。
図 9は、 上述した操作手順に従って操作される情報受信者端末 5 0に応答す るマルチメディァ情報仲介装置 1 0での動作手順の一例を示すフローチャート
である。
マルチメディア情報仲介装置 1 0を構成するコンピュータ 1 0 0は、 情報受 信者端末 5 0からの接続要求を受けて、 その端末 5 0と接続される (図 9のス テツプ 1 )。
次にコンピュータ 1 0 0は、 接続された情報受信者端末 5 0がブラウザ型端 末かメール型端末かを判定する (図 9のステップ 2 )。図 9のステツプ 2にてブ ラウザ型端末またはメール型端末と判定されたら、 ブラウザ型またはメール型 端末のための処理ルーチンに入り、 以降は判定された端末のための処理を行う (図 9のステップ 3, 4 )。 なお図 9では、 ブラウザ型の情報受信者端末 5 0が マルチメディア情報仲介装置 1 0の U R L (例えば http:〃 www. aaa.co.jp) を 指定した場合を示している。 ブラゥザ型の情報受信者端末 5 0が図 8の通りマ ルチメディア情報仲介装置 1 0以外の W e bサーバの U R L (例えば http://www.ddd.co.jp ) を指定した場合には、後述する図 1 0のフローチャート に従って動作する。
この後、 コンピュータ 1 0 0は情報受信者端末 5 0に向けて、 情報発信者コ ードを入力するように、 例えば文字にて案内する指示情報を送信する (図 9の ステップ 5 )。この動作は、 図 4に示すキャラクタジェネレータ 1 5 0から出力 される文字情報を、 通信制御部 1 4 8の制御に基づき情報受信者用ィン夕ーフ エース 1 2 0を介してファクシミ リ 3 0に送信することで実施される。 具体的 には、 例えば 「情報仲介サービスを受けたい情報発信者コードを入力してくだ さい。」なる文字情報がメール送信され、あるいはホームページ上に表示される このステップ 5は、 上述した通りホームページ上に例えば 「本日のお買い徳 商品はこちら」 などの表示をして、 情報発信者コードの指定を促すものに代用 できる。
その後、図 9のステップ 6 , 7では、図 6のステップ 3〜 5と同様にして、 情 報受信者端末 5 0にて入力された情報発信者コードが、 予め登録されているコ 一ドと一致するか否かをチェックされ、 いずれの登録コードとも不一致であれ ば情報発信者コードの再入力が指示される。 このチェック動作も、 図 4のデー
夕処理部 1 5 2が、 入力された情報発信者コードと、 デ一夕記憶部 1 3 0に予 め記憶された登録コードとを比較することで実施される。 また、 図 9のステツ プ 7での再入力の指示は、図 9のステップ 5と同様にして文字にて指示される。 なお、 情報発信者コ一ドをホームページ上の一部をクリックして指定した場合 には、 上述したチェック動作は必ずしも要さない。
情報受信者端末 5 0より入力された情報発信者コードが登録コードの一つと 一致したら (図 9のステップ 6の判断が Y E S )、データ記憶装置 1 3 0のうち その情報発信者コードと合致するエリァ内のイメージデータがデータ処理部 1 5 2にて読み出される (図 9のステップ 8 )。
この読み出されたイメージデータは、 情報受信者端末 5 0の種類に応じて、 データ変換部 1 4 4、デ一夕編集部 1 4 6にて必要により加工、編集される(図 9のステップ 9 )。
例えば、 接続された情報受信者端末 5 0が例えばブラウザ型端末であれば、 読み出されたイメージデータは H T M L変換される。 また、 接続された情報受 信者端末 5 0が例えばメール型端末であれば、 読み出されたイメージデータは 例えばページ記述言語に変換される。 さらに、 情報受信者端末 5 0のモニター 画面のサイズに応じて、 必要によりイメージデータは編集される。
その後、 入力された情報送信者コードと一致するイメージデータを情報受信 者端末 5 0に送信することで、 情報受信者端末 5 0のモニターにてそのィメ一 ジデ一夕が閲覧可能となる (図 9のステップ 1 0 )。 これにより、 元々のィメ一 ジデ一夕がもし手書きされたものであれば、 その手書きの形態のまま閲覧され るので、 情報の新鮮度が強調される。
図 1 0は、 上述した通り、 ブラウザ型の情報受信者端末 5 0が図 8の通りマ ルチメディア情報仲介装置 1 0以外の W e bサーバの U R L (例えば http://www.ddd.co.jp) を指定した場合での、 マルチメディァ情報仲介装置 1 0 の動作フローチャートである。
このとき、 マルチメディア情報仲介装置は、 W e bサーバ 6 0より情報発信 者コードが指定されたか否かを判定する (図 1 0のステップ 1 )。この情報発信
者コードとは、 図 3 Aの接続形態においては例えば情報発信者端末 3 0のファ クシミ リ番号 (例えば 0 3— x x x x—〇〇〇〇) であり、 図 3 Bの接続形態 においてはマルチメディア情報仲介装置 1 0のデータ記憶部 1 3 0のインター ネッ ト上でのアドレス (例えば http:〃 www.aaa.co.jp/bbb/ccc00001) である。 図 1 0のステップ 1での判定が Y E Sであれば、 データ記憶装置 1 3 0のう ちその情報発信者コードと合致するエリァ内のイメージデータがデータ処理部 1 5 2にて読み出される (図 1 0のステップ 2 )。
この読み出されたイメージデータは、 W e bサーバ 6 0にて提供されるホー ムページに合わせて、 デ一夕変換部 1 4 4、 データ編集部 1 4 6にて必要によ り加工、 編集される (図 1 0のステップ 3 )。
すなわち、 読み出されたイメージデ一夕は H T M L変換され、 図 1 8に示す ホームページ 2 0 0内の表示欄 2 1 0のサイズに応じて、 必要によりイメージ データは編集される。
その後、 W e bサーバ 6 0が提供する図 1 8に示すホームページ 2 0 0中の 表示欄 2 1 0にイメージデータが表示されることで、 情報受信者端末 5 0のモ 二夕一にてそのイメージデータが閲覧可能となる (図 1 0のステップ 4 )。 このように、 本実施の形態によれば、 情報発信者端末 3 0にて日毎あるいは 時間帯毎のように頻繁に更新されるィメ一ジデ一夕を、 プロバイダ一等の特定 業者の人為的なデ一夕更新作業を伴うことなく、 ィン夕ーネッ 卜に接続可能な 情報受信者端末 5 0にて閲覧することができる。
なお、 本発明は上述した第 1の実施の形態に限定されるものではなく、 本発 明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、 図 6のステップ 2, 5, 6での操作指示は必ずしも音声にて案内す るものに限らず、 図 9のステップ 5 , 7の操作指示も必ずしも文字にて案内す るものに限らない。
また、 図 6のステップ 5及び図 9のステップ 7での再入力指示は、 複数回指 示しても登録コ一ドと一致する情報発信者コードが入力されない場合に、 接続 を切断する処理を行っても良い。
さらに、 上述した第 1の実施の形態では、 情報発信者から送信されたィメー ジデ一夕をその形態のまま記憶部に記憶させたが、 H T M L変換等のデータ変 換後に記憶しても良い。 このとき、 情報受信者端末の種別に応じて複数種の形 態にデータ変換してもよい。 併せて、 情報受信者端末のモニター画面のサイズ に応じて、 イメージデータの編集を行った後に記憶しても良いし、 データ編集 のみをデ一夕読み出し後に行っても良い。 さらには、 データ記憶部 1 3 0に記 憶された内容を、 W e bサーバ内の記憶部に転送してもよい。 こうすると、 こ の W e bサーバが提供するホームページを情報受信者端末 5 0が閲覧する際に、 マルチメディァ仲介装置 1 0と W e bサーバ 6 0との間のデータ伝送は不要と なる。
また、 マルチメディア情報仲介装置 1 0のハードウェアは、 インターネッ ト 等のデ一夕通信網上にて分散配置され、 インターネッ ト間で通信することで所 定の機能を実現するものであっても良い。 例えば、 図 1 1に示すように、 イン 夕ーネッ ト 4 0に接続された複数の第 1のデータ処理部 1 2を、 各地域に設け ることが好ましい。 この複数の第 1のデータ処理部 1 2は、 イン夕一ネッ ト 4 0を介して第 2のデータ処理部 1 4及び記憶部 1 6に接続される。 また、 複数 の第 1のデータ処理部 1 2は、 各地域の電話回線網 2 0を介して情報発信者端 末 3 0に接続される。 この複数の第 1のデータ処理部 1 2は、 例えば N T Tコ ミュニケ一シヨンズのテガロス (商標) と呼ばれるシステム等を利用できる。 こうすると、 各々の情報発信者端末 1 0から最寄りの第 1のデータ処理部 1 2 に情報発信者コードとィメージデータとを電話回線網 2 0を介して送信すれば よいので、 通信費を低減させることができる。 第 1のデータ処理部 1 2からの 情報発信者コードとイメージデータとは、 例えばメール通信等の形態にてイン 夕一ネッ ト 4 0を介して送信され、 記憶部 1 6に記憶される。 この場合、 イン 夕一ネッ ト 4 0を介して受信された情報発信者コードとイメージデータとを、 記憶部 1 6に記憶させるためのデータ処理を実施する第 3のデータ処理部を設 けることができる。 また、 図 1 1に示す接続形態の場合には、 情報発信者端末 3 0から入力される情報発信者コードとして、 例えば第 1のデータ処理部 1 2
を特定する電話番号 (あるいはその短縮番号) 続いて、 記憶部 1 6の記憶ェ リアを特定するコ一ドを入力すればよい。
また、 情報発信者端末 3 0は上述したレス トランなどの商店、 企業に所有さ れるものに限らず、 個人所有のものにも本発明を適用できる。 例えば、 歌手、 スポ一ヅ選手等の個人がホームページを公開している場合であって、 そのホー ムページの一部の欄にて最新情報を書き換える場合にも本発明を適用できる。 情報受信者端末 5 0としては、 個人所有のものに限らず、 駅、 デパートある いは商店街に設置され、 一般人が自由に使用できるものであっても良い。 この 場合、 駅付近の各商店、 デパート内の各店舗あるいは商店街の各商店の情報を 情報受信者端末 5 0にて一括して閲覧できるようにし、 かつ、 各商店の最新の 特売、 特価情報を閲覧できるようにする。 こうすると、 駅、 デパートの入り口、 商店街の入り口などで、 それらの情報を客が知ることができるようになる。
(第 2の実施の形態)
<全体構成 >
図 1 9は、 実施形態の全体構成を示す模式図である。 この図に示すように、 本実施形態の全体構成には、 ファックス装置 3 1 0、 ホームページ登録更新シ ステム 3 3 0、 メールサーバ 3 7 0、 コンピュータ 3 8 0、 およびウェブサー バ 3 6 0が含まれている。 そして、 ファックス装置 3 1 0とホームページ登録 更新システム 3 3 0とは、 電話回線で結ばれている。 また、 ホームページ登録 更新システム 3 3 0、 メールサーバ 3 7 0、 およびホームページを保持するゥ エブサーバ 3 6 0は、 それそれイン夕一ネッ トに接続されている。 また、 コン ピュー夕 3 8 0としてのパソコンなどもメールサーバを介してィン夕ーネッ ト に接続されている。
このような構成において、 利用者は、 ファックス装置 3 1 0からファックス イメージとしての画像データを、 ホームページ登録更新システム 3 3 0に送信 してもよいし、 メールサーバ 3 7 0に接続されたコンピュータ 3 8 0からある いは直接メールサーバ 3 7 0から画像データが添付された電子メールをホーム ページ登録更新システム 3 3 0に送信してもよい。 ファックス装置 3 1 0から
送信する場合は、 電話回線を介して、 画像デ一夕としてのファックスイメージ がホームページ登録更新システム 3 3 0に入力される。 メールサーバ 3 7 0に 接続されたコンピュータ 3 8 0からあるいは直接メールサーバ 3 7 0から画像 データが添付された電子メールを送信する場合は、 ィンターネッ トを介してホ —ムページ登録更新システム 3 3 0に画像デ一夕が入力される。 そして、 ホー ムページ登録更新システム 3 3 0は、 受け取った画像データを所定の形式に変 換して得られた画像データを、 対応するウェブサーバ 3 6 0の対応するホーム ページの画像領域にリンクさせて保持する。
<ホームページ登録更新システム >
図 2 0は、 ホームページ登録更新システム 3 3 0の機能的構成を示すブロッ ク図である。 この図に示すように、 ホームページ登録更新システム 3 3 0は、 メールサーバ 3 3 4と、画像変換サーバ 3 3 8と、 メール作成サーバ 3 4 0と、 デ一夕ベースサーバ 3 4 2と、 画像サーバ 3 4 6とを含んで構成される。
メールサーバ 3 3 4は、 電子メール処理部 3 3 5と、 ファックス部 3 3 6と を備えている。 電子メール処理部 3 3 5は、 利用者からの画像デ一夕が電子メ ールに添付されて送られてきた場合に、 その画像デ一夕付きの電子メールを受 け取り、 送信人である利用者名および利用者の電子メールァドレスの少なくと もいずれかと、 画像デ一夕とを抽出する。 ファックス部 3 3 6は、 モデムを備 えており、 利用者からの画像データがファックスとして送られてきた場合に、 画像デ一夕としてのファックスイメージデ一夕とそのファックスの発信元電話 番号とを受信する。
また、 メールサーバ 3 3 4は、 メール作成サーバ 3 4 0が作成した電子メー ルに対する未配信通知メールが届いた場合には、 未配信となった電子メールァ ドレスと、 その電子メールァドレスを指定した利用者名またはその利用者の電 子メールァドレスあるいはその利用者のホームページの U R Lとを未配信通知 メールから検出し、 未配信となった電子メールァドレスをその利用者に通知す るメールの作成をメール作成サーバ 3 4 0に指示する。 したがって、 その情報
に基づいて、 利用者はホームページが登録または更新されたことを通知する電 子メールの送付先を修正することが可能となる。
画像変換サーバ 3 3 8は、 メールサーバ 3 3 4から受け取った画像デ一夕す なわち電子メ一ルに添付された画像データまたはファックスのィメージデータ を、 その利用者のホームページにおけるイメージ領域に適合する所定のデータ 形式に変換する。 そして、 変換されたデータ形式の画像デ一夕を、 その利用者 の発信元電話番号、 利用者名、 または電子メールアドレスとともに画像サーバ 3 4 6に送る。 また、 画像変換サーバ 3 3 8は、 利用者のホームページのィメ ージ領域が登録または更新されたことを通知するための電子メールの作成を、 メール作成サーバ 3 4 0に指示する。
なお、利用者からの画像データが添付された電子メールまたはファックスに、 利用者のホームページのイメージ領域が登録または更新されたことを通知する 電子メールを作成するか否かを指定する情報が含まれるようにしておき、 その 情報が作成を指定している場合にのみ、 画像変換サーバ 3 3 8が、 利用者のホ ームページが更新されたことを通知する電子メールの作成をメール作成サーバ 3 4 0に指示するようにしてもよい。 これによつて、 利用者のホームページが 登録または更新されたことを通知する電子メールをメール作成サーバ 3 4 0が 作成するか否かの選択を、 利用者がホームページを更新するための画像データ が添付された電子メールまたはファックスをメールサーバ 3 3 4に送信する際 に行うことが可能となる。
データべ一スサーバ 3 4 2は、 利用者のファックスの発信元電話番号、 利用 者の電子メールアドレス、 および利用者名の少なくともいずれかと、 その利用 者のホームページの U R L (Uniform Resource Locator) とを関連付けて記憶 するデータベースを備えている。 デ一夕べ一スサーバ 3 4 2は、 画像サーバ 3 4 6の要求に応じて、 発信元電話番号、 電子メールアドレス、 または利用者名 に対応するホームページの U R Lをデ一夕ペースから抽出し、 画像サーバ 3 4 6に供給する。 また、 このデータベースの内容は、 本実施形態に係るホームべ ージ登録更新サービスへの加入および変更に応じて追加変更される。
さらに、 データベースサーバ 3 4 2は、 イメージ領域が登録または更新され たことを通知する電子メールァドレスとして各利用者が予め指定した登録メン バーの電子メールァドレスを各利用者別に記憶している。 これらの電子メール ァドレスは、 メールサーバ 3 3 4が利用者から受信した所定書式の電子メール またはファックスに基づいて、 登録、 追加、 または削除することが可能である。 この登録メンバ一の情報としては、 図 2 9に示すように、 各利用者別に、 登録 メンバーの電子メールアドレスの他、 名前、 電話番号などの情報を含めること ができる。
メール作成サーバ 3 4 0は、 利用者のホームページのイメージ領域が登録ま たは更新されたことを通知するための電子メールの作成を、 画像変換サーバ 3 3 8から指示されると、 その利用者のホームページのイメージ領域が登録また は更新されたことを通知する電子メールを作成する。 作成された電子メールは メールサーバ 3 3 4に送られ発信される。 なお、 この電子メールは、 その利用 者によって予め指定されている複数の登録メンバーの各電子メールァドレスを、 メール作成サーバ 3 4 0がデータベースサーバ 3 4 2に抽出させ、 それらの登 録メンバーの電子メールァドレスが宛て先として作成される。
また、 メール作成サーバ 3 4 0が作成するこの電子メールには、 例えば図 2 3に示したように、 その一部として、 ホームページのイメージ領域が登録また は更新された利用者のホームページの U R Lが含まれる。 したがって、 このメ —ルを受け取った登録メンバ一は容易にその利用者のホームページにアクセス することができる。 特に、 その U R Lが H T M Lにおいてそのサイ トにリンク させるためのタグ付きでそのメールに含まれていれば、 その U R Lをクリック するだけで利用者のホームページを開くことが可能になる。 さらに、 ホームべ ージの更新のために利用者から受け取る、 画像データが添付された電子メール またはファックスに、 イメージ領域が登録または更新されたことを通知する電 子メールに用いられる通信文が含まれている場合には、 メール作成サーバ 3 4 0は、 この通信文を含む電子メールを作成する。
画像サーバ 3 4 6は、 画像変換サーバ 3 3 8によって変換された利用者から の画像データを、 その利用者のホームページのイメージ領域にリンクされた画 像ファイルとして記憶する。 なお、 各利用者のホームページの U R Lは、 デー 夕ベースサーバ 3 4 2のデータベースを、 その利用者の、 発信元電話番号、 電 子メールアドレス、 または利用者名によって検索するように画像サーバ 3 4 6 がデータベースサーバ 3 4 2に要求し、 その検索結果としてデ一夕べ一スサ一 バ 3 4 2から画像サーバ 3 4 6に返される。
<電子メールによるホームページの登録更新方法 >
次に、 前述したホームページ登録更新システム 3 3 0を用いた、 ホームべ一 ジのイメージ領域の登録更新方法であって、 電子メールに添付された画像デー 夕によってホームページのイメージ領域を登録更新する場合の登録更新方法を 図 2 1に示したフローチャートともに以下に説明する。
まず、 利用者のコンビユー夕 3 8 0またはメールサーバ 3 7 0から画像デ一 夕の添付された電子メールがィンターネッ トを介して、 ホームページ登録更新 システム 3 3 0に送信される。 そして、 ホームページ登録更新システム 3 3 0 のメールサーバ 3 3 4は、 電子メール処理部 3 3 5においてその電子メールを 受信する (ステップ S 1 )。図 2 2は、 利用者からのそのような電子メールの一 例を示している。
次に、 メールサーバ 3 3 4の電子メール処理部 3 3 5は、 受信した電子メー ルが、 ホームページのイメージ領域の更新のためのもの、 電子メールアドレス の登録編集のためのもの、 あるいは、未配信通知のいずれであるかを認識する。 この認識は、 電子メールの件名 (Subject) または本文の内容によって行うこと ができる。 例えば、 ホームページの更新である場合は 「ホームページ更新」 の 文字列を件名または本文に含む電子メールとし、 電子メールァドレスの登録編 集である場合は 「電子メールアドレスの登録編集」 の文字列を件名または本文 に含む電子メールとすることを利用者との間で取り決めておけば、 メ一ルザ一 バ 3 3 4はそのような文字列または未配信メールに特有な文字列などによって、 受信した電子メールが、 ホームページのイメージ領域の更新するためのもの、
電子メールアドレスの登録編集するためのもの、 あるいは、 未配信通知のいず れであるかを認識することができる。 図 2 2に示した電子メールでは、 電子メ —ルの件名が 「ホームページ更新」 であり、 ホームページのイメージ領域の更 新を指示する利用者からの電子メールである例を示している。 そして、 この認 識結果に対応する処理へ進む (ステップ S 2 )。
すなわち、 受け取った電子メールが、 ホームページのイメージ領域の更新の ための電子メールである場合は、 そのための処理 (ステップ S 3 , S 4以降) に進む。 受け取った電子メールが、 利用者のホームページが登録または更新さ れたことを通知する電子メールァドレスの登録編集を行うための電子メールで ある場合は、 その処理へ進む。 また、 受け取った電子メールが、 未配信通知で ある場合は、 それに対応する処理へ進む。
そして、 受け取った電子メールが、 ホームページのイメージ領域の更新のた めの電子メールである場合は、 電子メール処理部 3 3 5は、 受信した電子メー ルから画像データを分離する(ステップ S 3 )。図 2 2に示した利用者からの電 子メールの例においては、 画像データとして添付されている" image.tif'フアイ ルが分離される。
これに並行して、 データベースサーバ 3 4 2は、 メールサーバ 3 3 4が受信 した電子メールの発信者の電子メールァドレスまたは発信者名と、 予めデータ ベースサーバ 3 4 2に記憶されている情報とに基づいて、 その電子メールを送 信した利用者を特定する (ステップ S 4 )。
そして、 画像変換サーバ 3 3 8が、 メールサーバ 3 3 4が受信した画像デー 夕を利用者のィン夕一ネッ トホームページのイメージ領域に適合するホームぺ ージ用画像データに変換する。 変換された画像データは、 画像サーバ 3 4 6に 対して出力される。 例えば、 画像変換サーバ 3 3 8は、 図 2 2に示した電子メ —ルに添付されていた" image.tifというファイルを T I F F (Tag Image File Format) 形式から J P E G (Joint Photographic Experts Group) 形式に変換 して画像サーバ 3 4 6に出力する (ステップ S 5 )。
また、 画像変換サーバ 3 3 8は、 この出力を行うとともに利用者のホームべ —ジのイメージ領域が登録または更新されたことを通知する電子メールの作成 をメール作成サーバ 3 4 0に指示する (ステップ S 6 )。 なお、 利用者が、 この メールを作成するかどうかを、 画像データを添付する電子メールで指示可能と することもできる。 例えば、 図 2 2に示したように作成された電子メールに基 づいて、 電子メールの種別を判断するステップ S 2において、 イメージ領域が 登録または更新されたことを通知する電子メールを作成するかについてもその 電子メールから認識し、 それに基づいて画像変換サーバが判断するようにして もよい。 この例では、 「更新通知メール」 を 「作成する」 としているので、 画像 変換サーバ 3 3 8は利用者のホームページのイメージ領域が登録または更新さ れたことを通知すると判断し、 電子メールの作成をメール作成サーバ 3 4 0に 指示する。
次いで、 画像サーバ 3 4 6は、 画像変換サーバ 3 3 8から受け取ったホーム ページ用画像デ一夕を、 利用者のインターネッ トホームページにおけるィメー ジ領域にリンクされた画像データとして記憶する (ステップ S 7 )。 これによつ て、 この利用者のホームページにアクセスすると、 例えば、 図 1 8に示すよう にホームページ 2 0 0中にイメージ領域 2 1 0が揷入されて表示される。 これに並行して、 メール作成サーバ 3 4 0は、 利用者のホームページのィメ ージ領域が登録または更新されたことを通知する電子メールの前述した作成指 示を画像変換サーバ 3 3 8から受けると、 イメージ領域が登録または更新され たことを通知する電子メールを作成する (ステップ S 8 )。この電子メールの作 成においては、 その利用者によって予め指定されデータベースサーバ 3 4 2に 記憶された電子メールァドレスと、 その利用者のホームページの U R L (Uniform Resource Locator) との抽出をメール作成サーバ 3 4 0がデータべ —スサーバ 3 4 2に指示する。 そして、 メール作成サーバ 3 4 0は、 利用者に よって予め指定されデータベースサーバ 3 4 2に記憶されていた電子メールァ ドレス宛ての電子メールとして作成される。 また、 この電子メールは、 利用者 のホームページの U R Lをその一部として含む電子メールとして作成される。
したがって、 このメールを受け取った人は容易にその利用者のホームページに アクセスすることができる。 特に、 その U R Lが H T M Lにおいてそのサイ ト にリンクさせるためのタグ付きでそのメールに含まれていれば、 その U R Lを クリックするだけで利用者のホームページを開くことが可能になる。図 2 3は、 利用者のホームページのイメージ領域が登録または更新されたことを通知する そのような電子メ一ルの一例である。
さらに、 ホームページの更新のために利用者から受け取る、 画像デ一夕が添 付された電子メールに、 図 2 2に示したように、 イメージ領域が登録または更 新されたことを通知する電子メールに用いられる通信文が含まれている場合に は、 その通信文をメールサーバ 3 3 4で抽出して利用者名に対応させてデータ ベースサーバ 3 4 2に保持しておき、 前述したステップ S 8においてメール作 成サーバ 3 4 0が、この通信文を含む電子メールを作成するようにしてもよい。 図 2 3に示した電子メールの例では、 このような通信文が含まれている場合を 示している。
メール作成サーバ 3 4 0によって作成された電子メールは、 メールサーバ 3
3 4に送られ、 メールサーバ 3 3 4から送信される (ステップ S 9 )。
なお、 利用者のホームページにおけるイメージ領域が登録または更新された ことを通知する電子メールァドレスは、 各利用者別にデータベースサーバ 3 4 2に予め登録されており、 必要に応じて新たな電子メールアドレスの追加、 ま たは登録されている電子メールアドレスの削除が行われる。 このような登録、 追加、 または削除が利用者からの電子メールによって行われる場合は、 ステツ プ S 2において、 その電子メールが、 電子メールアドレスの登録編集のための ものであることがメールサーバ 3 3 4によって認識され、 登録、 追加、 または 削除の内容がメールサーバ 3 3 4からデータベースサーバ 3 4 2に伝達されて 登録または編集が実施される。 図 2 4は、 利用者からのそのような電子メール の一例であり、 この例では、 この利用者すなわち 「〇x酒店」 に関連付けられ たデータとして、 「追加」に続く電子メールァドレスがデータベースサーバ 3 4
2のデータベースに追加され、 「削除」に続く電子メールァドレスが、 データべ ースから削除される。
また、 ステップ S 2において、 その電子メールが、 未配信通知メールである ことがメールサーバ 3 3 4によって認識された場合は、 未配信となった電子メ ールァドレスとその電子メールァドレスを指定した利用者名とをメールサーバ 3 3 4がその未配信通知メールから検出する。 そして、 未配信となった電子メ ールァドレスを電子メールまたはファックスでその利用者に通知する。 図 2 5 は、 そのような未配信通知メールの情報をもとに作成された送信結果リストの 一例である。 なお、 この例においては、 未配信メールが届いた送信先の電子メ ールアドレスを示したが、 送信先のコードや送信先名であってもよい。 これに よって、 利用者のホームページが登録または更新されたことを通知する電子メ —ルに未配信となったものがあった場合には、 その送信先の電子メールァドレ スが利用者に通知される。 したがって、 その情報に基づいて、 利用者はホーム ページを登録または更新したことを通知する電子メールの送付先を修正するこ とができる。
<ファックスによるホームページの登録更新方法 >
次に、 前述したホームページ登録更新システム 3 3 0を用いた、 ホームべ一 ジのイメージ領域の登録更新方法であって、 ファックス装置 3 1 0から送られ るファックスイメージデ一夕によってホームページのイメージ領域を登録更新 する場合の登録更新方法を図 2 6に示したフローチヤ一トともに以下に説明す る。 この登録更新方法は、 ホームページのイメージ領域の登録更新を利用者か ら送信されたファックスをもとに行うことに関する点を除いて、 前述した 「電 子メールによるホームページの登録更新方法」 と同様であり、 以下においては 異なる点を主に説明する。
まず、 発信元電話番号のデ一夕が、 G 3規格または G 4規格のファックス装 置 3 1 0から電話回線を介して、 ホームページ登録更新システム 3 3 0に送信 される。 そして、 ホームページ登録更新システム 3 3 0のメールサーバ 3 3 4
は、 ファックス部 3 3 6においてその発信元電話番号を受信する (ステップ S 2 1 ) o
次に、 ファックス装置 3 1 0は、 ファックスイメージデータとしてのフアツ クスをホームページ登録更新システム 3 3 0のメールサーバ 3 3 4に送信する ( すると、 ホームページ登録更新システム 3 3 0におけるメールサーバ 3 3 4の ファックス部 3 3 6がそのファックスイメージデ一夕を受信する (ステップ S 2 2 )。図 2 7および図 2 8は、利用者から受信するそのようなファックスとし て 2ページのファヅクスを受信する例における 1ページ目と 2ページ目を示し ている。 この例においては図 2 8に示した 2ページ目がホームページのィメ一 ジ領域として掲載される。
これに並行して、 データベースサーバ 3 4 2は、 メールサーバ 3 3 4が受信 したファックスの発信元電話番号と、 予めデータベースサーバ 3 4 2に記憶さ れている情報とに基づいて、 そのファックスを送信した利用者を特定する (ス テヅプ S 2 3 )。
次に、 メールサーバ 3 3 4のファックス部 3 3 6は、 受信したファックスが、 ホームページのイメージ領域の更新のためのもの、 あるいは、 電子メールアド レスの登録編集のためのもののいずれであるかを認識する。 例えば、 ファック ス部 3 3 6に文字認識機能を備えておき、 ファックス文書に所定の文字列が含 まれているか否かによってこのような認識を行うことができる。 また、 フアツ クス文書に所定のマーキングが含まれているか否かによってこの認識を行うこ ともできる。図 2 7に示した例では、 「ホームページ更新」という文字列が認識 されることによって、 このファックスがホームページのイメージ領域を更新す るためのファックスであることが認識される。 このように、 所定の文字列また はマ一キングを認識することによって、 メールサーバ 3 3 4はそのような文字 列またはマーキングに対応して、 ホームページのイメージ領域の更新、 あるい は電子メールァドレスの登録編集のいずれを指示するファックスであるかを認 識することができる。 そして、 この認識結果に対応する処理へ進む (ステップ 2 4 )。
次いで、 ホームページのイメージ領域の更新が指示されている場合は、 画像 変換サーバ 3 3 8は、 メールサーバ 3 3 4が受信したファックスイメージデー 夕を利用者のィン夕一ネッ トホームページのイメージ領域に適合するホームべ ージ用画像データに変換する。 例えば、 画像変換サーバ 3 3 8は、 図 2 8に示 したファックスイメージデ一夕を T I F F形式から B M P形式に変換し、 枠領 域のファックスイメージを削除し、 ホームページのイメージ領域に対応する大 きさに縮小した後、 J P E G形式に変換する (ステップ S 2 5 )。
上記以降の動作は前述した「電子メールによるホームページの登録更新方法」 と同様である。
なお、 利用者のホームページのイメージ領域が登録または更新されたことを 通知する電子メールの作成を、 画像変換サーバ 3 3 8がメール作成サーバ 3 4 0に指示するかどうかを、 イメージ領域を更新する利用者からのファックスで 指示することもできる。 この指示は、 例えば、 利用者からのファックスに図 2 7に示したような記載を含めることによって行うことができる。 この例では、 「更新通知メール」 を 「作成する」 としているので、 画像変換サーバ 3 3 8は 利用者のホームページのイメージ領域が登録または更新されたことを通知する と判断し、 電子メールの作成をメール作成サーバ 3 4 0に指示する。
また、 ホームページの更新のために利用者から受け取るファックスに、 ィメ —ジ領域が登録または更新されたことを通知する電子メールに用いられる通信 文が含まれていることがメールサーバ 3 3 4のファックス部 3 3 6において認 識された場合には、 その通信文をメールサーバ 3 3 4で抽出して利用者名に対 応させてデータベースサーバ 3 4 2に保持しておき、 ステップ S 2 8において メール作成サーバ 3 4 0が、 この通信文を含む電子メールを作成するようにし てもよい。図 2 7に示したファックスの 1ページ目の例では、 「通信文」との見 出し以降に記載されている文章が通信文としてイメージ領域が登録または更新 されたことを通知する電子メールの一部に用いられて、 図 2 3に示したのと同 様な電子メールが作成される。
また、 ステップ S 2 4において、 そのファックスが、 利用者のホームページ におけるイメージ領域が登録または更新されたことを通知する電子メールァド レスの登録編集のためのものであることが認識された場合は、 登録、 追加、 ま たは削除の内容がメールサーバ 3 3 4のファックス部 3 3 6からデータベース サーバ 3 4 2に伝達されて登録または編集が実施される。 このファックスは、 例えば、 利用者のホームページにおけるイメージ領域が登録または更新された ことを通知する電子メールァドレスの登録編集を、 電子メールによって指示す る場合の例として示した図 2 4とほぼ同様に作成してもよい。
<プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 >
前述した各ステップからなるホームページの登録更新方法は、 適切なハード ウェアを備えたコンピュータシステムを、 プログラムによって動作させること によっても実現できる。 このようなプログラムは、 コンピュータ読み取り可能 な記録媒体としての例えばハードディスクに記録され、 コンピュータシステム によって読み出されて実行される。
また、 前述した各機能ブロックからなるホームページ登録更新システム 3 3 0は、 適切なハードウェアを備えたコンピュータシステムを、 各サーバとして 機能させるプログラムによって動作させることによつても実現できる。 このよ うなプログラムは、 コンピュータ読み取り可能な記録媒体としての例えばハー ドディスクに記録され、 コンピュータシステムによって読み出されて実行され る。
さらに、 これらのプログラムは、 コンピュータ読み取り可能な他の記録媒体、 例えば C D _ R〇M、 C D _ R、 C D - R W, D V D - R O M, D V D - R A M、 光磁気ディスク、 磁気ディスク、 フラッシュメモリ、 磁気テープなどに記 録して保存したり流通させたりし、 必要なときに読み出して、 適切なハードウ エアを備えたコンピュータシステム上で動作させて利用することもできる。
<第 2の実施形態の作用効果 >
本実施形態によれば、 利用者からの電子メールに添付された画像デ一夕また はファックスイメージのデ一夕がメールサーバ 3 3 4で受信され、 その利用者
がファックスの発信元電話番号または電子メールに基づいてデ一夕ペースサー バ 3 4 2によって特定される。 利用者からの電子メールに添付された画像デー 夕またはファックスイメージのデータは画像変換サーバ 3 3 8によって利用者 のホームページ用の画像データに変換されて画像サーバ 3 4 6に出力され、 画 像サーバ 3 4 6はそのホームページ用画像デ一夕を利用者のィン夕ーネッ トホ —ムページのイメージ領域にリンクされた画像データとして記憶する。 これに よって、 利用者から送られた電子メールまたはファックスによって、 その利用 者のホームページにおけるイメージ領域を登録または更新することが可能とな る。すなわち、情報発信者としての利用者が H T M L言語を操作することなく、 しかも人の手を介することなくホームページの少なくとも一部の領域の登録や 更新を行えることとなる。 その結果、 利用者の金銭的および作業的負担の軽減 とともに、 イン夕一ネッ 卜のホームページの頻繁で迅速な更新が可能となる。 また、 画像変換サーバ 3 3 8による利用者のィン夕ーネッ トホームページの イメージ領域に適合するホームページ用画像デ一夕への変換およびその画像デ 一夕の画像サーバ 3 4 6への出力とともに、 画像変換サーバ 3 3 8は利用者の ホームページのイメージ領域が登録または更新されたことを通知する電子メー ルの作成をメール作成サーバ 3 4 0に指示する。 その指示の後、 イメージ領域 が登録または更新されたことを通知する、 利用者によって予め指定されデ一夕 ベースサーバ 3 4 2に記憶された電子メールァドレス宛ての電子メールをメー ル作成サーバ 3 4 0が作成し、 その電子メールがメールサーバ 3 3 4から送信 される。 したがって、 利用者が予め指定した電子メール発送リストに登録され ている人々は、 利用者のホームページが更新されるたびに電子メールによって 通知を受けることになる。 それによつて、 それらの人々が利用者のホームべ一 ジを靦いてくれる可能性が増大し、 ホームページの更新に対して高い注目を集 めることができる。
(第 3の実施の形態)
この第 3の実施の形態は、 ホームページの更新までは第 2の実施の形態と同 じであるが、 その後のゥ Iブサーバ 3 6 0からの情報提供工程以降の工程に関
し、 そのフローチャートを図 3 0に示している。 あるいは、 この第 3の実施の 形態は、 ホームページの更新とは無関係に、 あるタイミングで利用者からのメ ッセージを登録メンバーに送信した場合に適用しても良い。
図 3 1は、 図 2 3に示す電子メールに代えて用いられる他の電子メールの一 例を示している。 図 3 1が図 2 3と異なる点は、 電子メールに含まれる U R L である。 図 3 2は、 図 3 1に示す電子メールに含まれる U R Lがクリックされ た時に、 図 1 9のウェブサーバ 3 6 0より登録メンバーに提供されるサイ トの 初期画面を示している。
まず、 図 2 1のステップ S 9または図 2 6のステップ S 2 9と同様にして、 メールサーバ 3 3 4がメール作成サーバ 3 4 0にて作成された図 3 1に示す電 子メールを、 データベースサーバ 3 4 2に予め利用者別に記憶された登録メン バー宛に送付されているものとする。
図 3 1に示す電子メール中の U R Lが指定されると (ステップ S 3 1が Y E S )、 その U R Lにて特定されるサイ 卜の画面 (図 3 2に示す初期画面 3 9 0 ) が、 ウェブサーバ 3 6 0を介して登録メンバ一のイン夕一ネッ ト端末に提供さ れる (ステップ S 3 2 )。
ここで、 図 3 1に示す電子メールに含まれる U R Lは、ページ指定に加えて、 初期画面 3 9 0の情報が記憶された設定ファイルの指定、 設定ファイル内の情 報に基づいて初期画面を生成する C G I (Common Gateway Interface) 等の プログラム名、 メール送信先の登録メンバ一の特定情報 (例えば電子メ一ルァ ドレス) を含んでいる。
ここで、 C G I等のプログラムはウェブサーバ 3 6 0に例えば外付けされて おり、 上記の U R Lの指定により起動されて、 ウェブサーバ 3 6 0に接続され た設定ファイル (図示せず) 内の情報に基づいて、 図 3 2に示す初期画面 3 9 0を生成する。
図 3 2に示す初期画面 3 9 0には、 利用者である例えば商店名、 その電話番 号に加えて、 「メンバーの方」のクリックボ夕ン 3 9 2及び「お買い得情報」の クリックボタン 3 9 4が含まれている。
ここで、 図 3 2に示す 「メンバ一の方」 のクリックボタン 3 9 2が操作され ると (ステップ S 33が YE S)、先に指定された URL中にて特定された登録 メンバーのパラメ一夕がデ一夕ベースサーバ 342に登録されているか否かの 問合せが、 ウェブサーバ 3 60よりデ一夕べ一スサーバ 34 2に対してなされ る (ステップ S 3 5 )。
そして、 UR L中にて特定された登録メンバーが、 初期画面 3 9 0にて特定 された利用者についての登録メンバーの一人であるか否かが、 デ一夕ベースサ —バ 342にて検索される (ステップ S 36 )。 なお、 利用者が誰であるかも、 UR Lに基づいて、 データベースサーバ内の既登録情報から判明する。
UR Lをクリックした者が登録メンバ一であることが判明すると (ステップ
S 3 6が YE S)、 ウェブサーバ 3 6 0は、画像サーバ 346に予め記憶された 登録メンバ一向け画面を、 その登録メンバーのィン夕ーネッ ト端末に提供する (ステップ S 37 )。
図 33は、 登録メンバー向け画面の一例であり、 例えば全品 2割引きの商品 広告画面である。
一方、 図 3 0のステップ S 3 1での URLの指定には、 図 3 1に示す電子メ —ルに含まれた URLをクリックした場合に限らず、 非登録メンバーがその広 告提供サイ 卜の URLを指定する場合も含まれる。
このように非登録メンバーによって指定された URLには登録メンバーの特 定情報は含まれない。 よって、 この場合にはステップ S 3 6の判断が NOとな る。 このときには、 ウェブサーバ 3 6 0は、 画像サーバ 34 6に予め登録され ているエーメッセージあるいは新規登録用画面を、 ィン夕ーネッ ト端末に提供 することになる (ステップ S 3 8 )。
ここで、 図 3 2に示す 「メンバ一の方」 のクリックボタン 3 9 2がクリック されずに、 「お買い得情報」のクリックボタン 3 94がクリックされた場合には、 ステップ S 3 3は NOとなり、 ステップ S 34が YE Sとなる。 この場合、 ゥ エブサーバ 3 6 0は、 画像サーバ 4 6に予め記憶された一般向け画面を、 イタ ーネヅ ト端末に提供する (ステップ S 3 7)。 図 34は、 一般向け画面の一例で
あり、 例えば全品 1割引きの商品広告画面である。 この図 3 4に示す一般向け 画面は、 図 3 1に示す初期画面 3 9 0を経由せずに、 すなわち登録メンバ一以 外の一般人が閲覧できるサイ 卜に存在する。
なお、 図 3 3に示す登録メンバー向け画面は、 一般人に提供される広告より も商品の価格、 内容を優遇することができ、 それによ'り多くの登録メンバ一の 獲得に寄与することができる。
また、 第 2の実施の形態にて、 ファックスまたは電子メールで更新された広 告情報を、 図 2 2と同様の要領で図 3 1に示す電子メール中で指定可能として もよいし、 あるいは図 3 3または図 3 4の一方または双方の画面内に取り込ん でも良い。
(第 4の実施の形態)
この第 4の実施の形態は、 図 3 0のステップ S 3 7にて提供される登録メン バー向け画面を、 図 3 3から図 3 5または図 3 6のものに変更し、 登録メンバ 一が登録メンバ一向け画面から予約または注文の申し込みを可能としたもので あり、 そのフローチャートを図 3 7及び図 3 8に示す。 なお、 図 3 5及び図 3 6の商品広告内容を、 利用者のファックス 3 1 0またはコンピュータ 3 8 0か ら提供される更新内容とすることができる。 なお、 以下の例は商品の予約また は注文に関するが、 予約対象をサービスとすることができる。
図 3 7のステップ S 4 1では、 図 3 5に示す登録メンバ一向け画面が、 ゥェ ブサーバ 3 6 0より登録メンバーのインターネッ ト端末に提供されている。 図 3 5に示す画面には、 商品広告内容として、 申し込み対象 (例えば 2 4本入り 大瓶ビール 1ケースなどの商品または例えば散髪などのサービス) と、 その値 段とが表示されると共に、 予約または注文の申し込み用クリックボタン 3 9 6 が表示されている。 ただし、 図 3 5に示す画面には、 申し込みに時間制限があ ることが付記されている。
また、 申し込み用クリックボ夕ン 3 9 6には、 「登録メンバーの特定情報」と、 表示されている商品広告内容と利用者とを特定する 「商品広告内容特定情報」 とが付加されている。 なお、 商品の予約または注文の時間制限とは、 商品広告
内容を提示してから一定の時間の制限、 商品予約または注文の終了日時の制限 などが考えられる。 この時間制限は、 メール作成サーバ 3 4 0に予め設定して おくか、 あるいは商品広告内容を提示する際に外部から利用者が設定するよう にしてもよい。
その後、 登録メンバ一によって申し込み用クリックボタン 3 9 6がクリック されると、 申し込み用クリックボタン 3 9 6に付加されている 「登録メンバ一 の特定情報」、 「商品広告内容特定情報」 とがメール作成サーバ 3 4 0に送信さ れる。 メール作成サーバ 3 4 0は、 申し込み用クリックボタン 3 9 6のクリヅ クを受け付け(ステップ S 4 2が Y E S )、受信した「登録メンバーの特定情報」 及び 「商品広告内容特定情報」 と、 データベースサーバ 3 4 2からの対応情報 とから、 予約商品、 その販売者である利用者、 その購入者である登録メンバ一 を特定すると共に、 予約時刻が一定時間内であるかをチェックする (ステップ S 4 3 )。
ステップ S 4 3での判断が Y E Sである場合には、 予約または注文を受け付 けた登録メンバ一を、 予約情報としてホームページ登録更新システム 3 3 0内 の例えばメール作成サーバ 3 4 0に登録する (ステップ S 4 4 )。 このとき、 メ —ル作成サーバ 3 4 0は、 その予約時刻も予約情報として登録することができ る。 さらに、 受信した 「商品広告内容特定情報」 に基づいて登録メンバーに提 示した商品広告内容もメール作成サーバ 3 4 0に登録することができる。
この後、 登録メンバーに対しては、 予約または注文の申し込みが成立したこ とを知らせる申し込み成立画面を画像サーバ 3 4 6が提供する (ステップ S 4 5 )。この申し込み成立画面は、画像サーバ 3 4 6内に予め登録しておくことが できる。
ステップ S 4 2で申し込み用クリックボタン 3 9 6のクリックがなかつた時 及びステップ S 4 5の実行後に、 予約開始から一定時間経過したか否かを判定 する (ステップ S 4 6 )。 そして、 この時点で一定時間を超えていなければ、 ス テツプ S 4 2に戻る。 この時点で一定時間を超えていれば、 ステップ S 4 7に 移行する。 ステップ S 4 7は、 その一定時間内にステップ S 4 4にて登録され
た全ての予約情報を一括して、 利用者のファックス 3 1 0に送信するか、 ある いは利用者のコンピュータ 3 8 0に電子メールで送信し、 予約または注文業務 を完了する。
また、 ステップ S 4 3で予約時刻が一定時間外であった場合には、 その登録 メンバ一に対しては、 ウェブサーバ 3 6 0が、 画像サーバ 3 4 6内に予め登録 された予約または注文の申し込み不成立画面を提供する (ステップ S 4 8 )。 一方、 図 3 8に示すフローチャートでは、 図 3 7のステップ S 4 2及び S 4 3をステップ S 5 2〜S 5 4に変更し、 ステップ S 4 6をステップ S 5 7に変 更し、 他のステップは図 3 7と実質的に同じである。
図 3 8の動作を実行するときには、 ステップ S 5 1にて図 3 6に示す登録メ ンバ一向け画面を登録メンバーのインターネッ ト端末に表示し、 予約商品に数 の制限があることを告知しておく。 その後の動作は、 図 3 7のフローチャート がステップ S 4 3及び S 4 6にて時間で管理していたのを、 ステップ S 5 4及 び S 5 7に示すよう予約商品の数の管理に変更しただけである。
ここで、 予約または注文の商品またはサービスの数を管理するために、 ホー ムページ更新登録システム 3 3 0には、 時計などの計時手段に代えて、 予約ま たは注文毎に商品数をカウントアップまたはカウントダウンするカウン夕を設 ければよい。
また、 図 3 7及び図 3 8では、 予約時間または予約数に制限を設けたが、 そ のような制限をしなくても良い。 また、 時間または数に制限を加える場合も加 えない場合も、 図 3 7及び図 3 8に示すように、 利用者への予約を一括して送 付するものの他、 予約がある度に利用者に告知してもよい。
<変形例 >
前述した各実施形態において、 サーバはサービスする機能単位であり、 一つ のコンピュータを含むハ一ドウエアが複数のサーバを備えるように構成されて いてもよいし、 各サーバが一つまたは複数のコンピュータを含むハードウエア で構成されていてもよい。
前述した各実施形態においては、 ホームページ登録更新システム 3 3 0を構
成する各サーバが直接接続されて構成されている例を示した。 しかしながら、 ホームページ登録更新システム 3 3 0を構成する各サーバを分離して形成し、 インターネッ トやイントラネッ トなどで結ぶようにしてもしてもよい。 さらに は、 ホームページ登録更新システム 3 3 0を構成する 2つ以上のサーバを合体 させて一つのサーバとして形成してもよい。
前述した各実施形態においては、 利用者から受け取った画像データまたはフ アツクスを利用者のィン夕ーネッ トホームページのイメージ領域に適合するホ ームページ用画像データに変換する画像変換サーバ 3 3 8を含んでホームべ一 ジ登録更新システム 3 3 0が構成された例を示した。 しかしながら、 利用者か らの画像データが必ず電子メールに添付されて送られ、 しかもその画像データ が利用者のィン夕一ネッ トホームページのイメージ領域に適合するデータ形式 である場合には、 画像変換サーバ 3 3 8を用いない構成とすることもできる。 その場合、 画像サーバ 3 4 6はメールサーバ 3 3 4から直接画像デ一夕を受け 取り、 その時点でメールサーバ 3 3 4または画像サーバ 3 4 6が、 利用者のホ —ムページにイメージ領域が登録または更新されたことを通知する電子メール の作成をメール作成サーバ 3 4 0に指示すればよい。
前述した各実施形態においては、 メールサーバ 3 7 0とホームページ登録更 新システム 3 3 0とがィン夕一ネッ トを介して接続される例を示した。 しかし ながら、 メールサーバ 3 7 0とホームページ登録更新システム 3 3 0とは、 専 用回線を介して接続されていてもよいし、 また、 イン トラネッ トを介して接続 されていてもよい。
さらに、 前述した各実施形態においては、 ホームページ登録更新システム 3 3 0とホームページを保持するウェブサーバ 3 6 0とが別システムとして構成 され、 イン夕一ネッ トを介して接続される例を示した。 しかしながら、 ウェブ サーバ 3 6 0をホームページ登録更新システム 3 3 0の一部として構成するこ ともできる。
前述した各実施形態においては、 G 3または G 4規格のファックス装置 3 1 0からホームページ登録更新システム 3 3 0にファヅクスが送られる例を示し
たが、 ホームページ登録更新システム 3 3 0のファヅクス部 3 3 6が対応して いるのであれば他の規格のファックス装置を用いてもよい。
前述した各実施形態においては、 利用者からのファックスがホームページ登 録更新システム 3 0で受信された際に、 発信元電話番号の自動通知サービスを 利用して発信元電話番号のデータを得て利用者を特定する例を示していたが、 利用者を特定するための番号をファックス装置の数値キーなどから入力するよ うにしてもよいし、 ファックスイメージの一部にそのような情報を含むように してもよい。
本発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、 本発明の要旨の範 囲内、 または、 特許請求の範囲の均等範囲内で、 各種の変形実施が可能である。 前述した第 3,第 4の実施の形態に係るホームページの登録更新方法もまた、 第 2の実施の形態と同様に、 適切なハードウエアを備えたコンピュータシステ ムを、 プログラムによって動作させることによつても実現できる。 このような プログラムは、 コンピュータ読み取り可能な記録媒体としての例えばハ一ドデ ィスクに記録され、 コンピュータシステムによって読み出されて実行される。