WO2001007932A1 - Procede et dispositif de detection de distance - Google Patents

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Tadashi Hayakawa
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Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
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    • G01S7/40Means for monitoring or calibrating
    • G01S7/4004Means for monitoring or calibrating of parts of a radar system

Definitions

  • a distance detecting device that detects the relative distance between two moving objects by communication according to a spread spectrum communication method.
  • a distance detecting device has been disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-122210.
  • a certain communication station MS-1 wirelessly transmits a spread-spectrum modulated transmission wave to another communication station MS-2, and when the other communication station MS-12 receives the transmission wave, it receives a signal.
  • the transmission wave spread-modulated by the spreading code synchronized with the spreading code of the wave is sent back to the communication station MS-1.
  • FIG. 3 is a timing chart for explaining a delay profile of the distance detection device according to the eighth embodiment.
  • a signal line 18 (28) connecting the above-mentioned transmitting / receiving antenna 16 (26) and the transmission system circuit 13 (25) or the reception system circuit 15 (22) is used as a signal input means.
  • the phase difference is detected from the transmission timing and the reception timing with respect to the one communication station 10, and the signal delay time at the communication station 20 is measured. . Then, the phase difference and the signal delay time detected by the communication station 20 or the correction value obtained by correcting the signal delay time by the phase difference is transmitted to the one communication station 10. As will be described later, after evening correction is performed at the communication station, the distance can be calculated without receiving the correction value of the partner station.
  • the present invention is applicable to wireless communication systems in general, especially in a spread spectrum communication system, the distance resolution is excellent, and the synchronization of the spread code of the received signal becomes equivalent to the measurement of the phase difference of the signal as it is. Therefore, practical application is easy.

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Description

明 細 書 距離検出方法及び距離検出装置 技術分野
本発明は、 移動局間又は移動局と基地局との間の相対距離を検 出するのに好適な距離検出装置及びその方法に関し、 特にスぺク トラム拡散通信方式の移動体通信システムに好適可能な距離検出 装置及びその方法に関する。 背景技術
従来、 二つの移動体の相対距離をスペク ト ラム拡散通信方式に したがった通信によって検出する距離検出装置が開発されている , 例えば、 特開平 5 — 1 2 2 1 2 0号公報で開示されている車両通 信装置では、 ある通信局 M S— 1が他の通信局 M S— 2 に向けて 拡散変調した送信波を無線送信し、 その送信波を他の通信局 M S 一 2が受信すると、 受信波の拡散符号に同期した拡散符号にて拡 散変調した送信波を通信局 M S— 1 に送り返す。
通信局 M S— 1は、 通信局 M S— 2からの応答波を受信したと きに、 送信波を送信してから通信局 M S— 2からの応答波を受信 するまでの時間を検出して、 次式 ( 1 ) を元に通信局 M S— 2 と の間の相対距離を検出する。
相対距離 =光速 X時間差 / 2 … ( 1 )
しかしながら、 上述した車両通信装置においては、 送受信回路 での信号遅延が原因で精度の高い距離検出ができないという問題 点があった。 発明の開示
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、 送受信回路内 での信号遅延に起因した距離検出誤差を除去することができる距 離検出方法及び距離検出装置を提供することを目的とする。
本発明の距離検出方法は、 電磁波の伝搬時間を測定することで 距離を検出する距離検出方法において、 送信系回路を出力した送 信信号を直接受信系回路に入力し、 前記受信系回路を通過した送 信信号の受信タイ ミ ングと送信信号の送信タイ ミ ングとの差を測 定して送受信回路の信号遅延時間を求め、 求めた信号遅延時間を 用いて測定距離の補正を行う。
この方法によ り、 送信系回路の信号遅延時間と受信系回路の信 号遅延時間の合計を測定して、 この測定した信号遅延時間を測定 距離を求める際の補正値とすることで、 送信系回路と受信系回路 の夫々の信号遅延時間が相殺されるので、 精度の高い距離検出が 可能になる。
また、 本発明の距離検出方法は、 送信した信号の測距対象物か らの反射信号を受信して、 この受信信号と送信信号との位相差を 測定し、この測定結果から前記測距対象物との相対距離を検出し、 検出した相対距離を受信系回路での前記送信信号の受信タイ ミ ン グと前記送信信号の送信タイ ミ ングとの差の測定結果である送受 信系回路での信号遅延時間を用いて補正する。
この方法によ り、 送信系回路での信号遅延時間と受信系回路で の信号遅延時間の合計を測定して、 この測定した信号遅延時間を 測距対象物までの測定距離を求める際の補正値とすることで、 送 信系回路と受信系回路の夫々の信号遅延時間が相殺されるので、 精度の高い距離検出が可能になる。
また、 本発明の距離検出装置は、 自局の夕イマで周期性の信号 を生成して相手局へ送信する送信系回路と、 前記相手局が相手局 タイマで周期性の信号を生成して自局に送信して く る信号を受信 する受信系回路と、 前記送信系回路からの送信信号を直接前記受 信系回路に入力する信号パスと、 前記送信系回路から信号を送信 したときの送信タイ ミ ングと送信信号が前記信号パスによって前 記受信系回路に入力されときの受信タイ ミ ングとの差を測定して 自局信号遅延時間を求め、 さらに相手局からの送信信号を受信し た受信タイ ミ ングを自局の夕イマの基準タイ ミ ングとのずれ量を 測定して自局検出位相差を求め、 これら 自局信号遅延時間及び自 局検出位相差と相手局で求められた相手局信号遅延時間及び相手 局検出位相差とを用いて自局と相手局との相対距離を検出する距 離検出部とを備えた構成を採る。
この構成によ り、 二つの通信局の夫々の送信系回路の信号遅延 時間と受信系回路の信号遅延時間を合計した信号遅延時間を測定 して、 双方の信号遅延時間を二つの通信局間の相対距離を求める 際の補正値とすることで、 二つの通信局の夫々の送信系回路と受 信系回路の信号遅延時間が相殺されるので、 精度の高い距離検出 が可能になる。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明の実施の形態 1 に係る距離検出装置の基本構成 を示すブロ ック図
図 2は、 本発明の実施の形態 7 に係る距離検出装置の構成を示 すブロ ック図、 及び
図 3は、 実施の形態 8に係る距離検出装置の遅延プロファイル を説明するためのタイ ミ ング図、 である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(実施の形態 1 )
図 1 は本発明の実施の形態 1 に係る距離検出装置の基本構成を 示すブロ ック図である。 この図において、 この実施の形態 1 に係 る距離検出装置は、 電波を利用して信号の送受信を行う通信局 1 0、 2 0にそれぞれ搭載したものであ り、 通信局 1 0、 2 0は、 基準夕イマ 1 1、 2 1、 信号発生部 1 2、 2 4、 送信系回路 1 3、 2 5、 信号受信部 1 4、 2 3、 受信系回路 1 5、 2 2、 送受信兼 用アンテナ 1 6、 2 6 を有している。
この実施の形態 1 に係る距離検出装置では、 一方の通信局 1 0 における信号発生部 1 2及び信号受信部 1 4、 並びに他方の通信 局 2 0 における信号受信部 2 3 と及び号発生部 2 4は、 それそれ マイ コ ン 1 7、 2 7で実現されている。
これらマイ コン 1 7、 2 7の図示せぬメモ リ には以下で説明す る距離検出方法をプログラム化したデータ(距離検出プログラム) が書き込まれている。 なお、 距離検出プログラムが格納される記 憶媒体と しては、 上記メモ リ の他に、 ハー ドディ スク装置、 フロ ヅ ピーディスク、 C D— R O M、 C D - RW, M O等の磁気記録 媒体、 光記録媒体または光磁気記録媒体が望ま しい。
上記送受信兼用アンテナ 1 6 ( 2 6 ) と送信系回路 1 3 ( 2 5 ) 又は受信系回路 1 5 ( 2 2 ) との間を接続する信号線路 1 8 ( 2 8 ) は、 信号入力手段に対応する。 ( ) 内は通信局 2 0側の構成 要素を示す。
なお、 基準タイマ 1 1 とも う一方の基準夕イマ 2 1 との周期は 同一とする。 図 1 に示す時間差 Δ Τは、 他方の通信局 2 0の基準 夕イマ 2 1がー方の通信局 1 0の基準タイマ 1 1 よ り時間が進ん でいる とき > ◦ (正)、 遅れている ときく 0 (負) とする。 また、 他方の基準夕イマ 2 1がー方の基準夕イ マ 1 1 よ り進んでいるも のと して説明を行う。
さて、 一方の通信局 1 0は、 基準夕イマ 1 1 に基づいた基準夕 イ ミ ングに同期した周期を持つ信号 (周期性信号) を他方の通信 局 2 0へ送信する。 説明を簡単にするため、 送信タイ ミ ングは基 準夕イマ 1 1 の初期位相とする。 他方の通信局 2 0は、 一方の通 信局 1 0から送信された周期性信号を受信したら、 他方の通信局 2 0内の基準夕イマ 2 1 に基づいた基準タイ ミ ングに同期した周 期性信号を一方の通信局 1 0へ送信する。説明を簡単にするため、 他方の通信局 2 0 における送信タイ ミ ングは基準夕イマ 2 1の初 期位相とする。 そして、 一方の通信局 1 0は、 他方の通信局 2 0 から送信された周期性信号を受信し、 その受信した周期性信号と 先に送信した周期性信号との位相差を検出し、 検出された位相差 によって後述する自局の信号遅延時間を補正する。 この補正値を 使って距離を計算する。
他方の通信局 2 0でも、 同様にして一方の通信局 1 0 に対する 送信タイ ミ ングと受信タイ ミ ングとから、 その位相差を検出し、 さらに通信局 2 0での信号遅延時間を測定する。 そして、 一方の 通信局 1 0 に対して通信局 2 0で検出された位相差及び信号遅延 時間、 又は位相差で信号遅延時間を補正した補正値を送信する。 後述するように、 通信局での夕イマ補正が行われた後は、 相手局 の補正値をも らわなくても距離計算可能になる。
説明を簡単にするために、 通信局 1 0 , 2 0の送信信号の送信 タイ ミ ングをおのおのの基準夕イマ 1 1 , 2 1の初期位相とした が、 通信局 1 0, 2 0が同一の位相で送信すれば、 必ずしも初期 位相でなくても良い。
以上の場合は、 一方の通信局 1 0が距離測定を実行する局とな る場合である。 他方の通信局 2 0が距離測定を実行する局となる 場合は、 送信局と受信局が逆になる。
なお、 ここでは説明を容易にするために、 一方の通信局 1 0が 距離測定のために送信信号を他方の通信局 2 0へ送信し、 受信し. た他方の通信局 2 0がその受信を ト リガにして、 一方の通信局 1 0へ距離測定のための送信信号を送り返す場合を例に説明するが、 本発明はこの様な場合に限定されない。 すなわち、 双方の通信局 1 0 , 2 0が距離測定とは関係無い通信を行っている場合に、 そ の通信における送信信号及び受信信号を利用して双方の通信局 1 0 , 2 0がそれそれ距離測定を行う こ とができる。 相手局が、 当 該相手局の送受信回路での信号遅延時間及びこの信号遅延時間を 用いて計算される補正情報を送信して く れば、 その情報を受信信 号から抽出して使用する場合も考えられる。
また、 一方の通信局 1 0が他方の通信局 2 0 との間の距離を検 出する際には、 誤差原因となる一方の通信局 1 0の送受信系回路 (送信系回路 1 3 と受信系回路 1 5 ) における信号遅延時間を測 定する。 すなわち、 送信信号を信号線路 1 8で折り返して受信し、 送信タイ ミ ングと受信タイ ミ ングとの差を測定する。 この測定値 で距離測定値を補正して、 送受信回路での信号遅延時間を相殺す るこ とによ り、 精度の高い距離検出が可能になる。 なお、 他方の 通信局 2 0が距離測定を実行する局となる場合は、 他方の通信局 2 0の送受信系回路 (受信系回路 2 2 と送信系回路 2 5 ) におけ る信号遅延時間を測定して補正値と して用いる。
以下、 距離検出方法について説明する。
ここで、 通信局 1 0の送信系回路 1 3の信号遅延時間を t l、 受 信系回路 1 5の信号遅延時間を t 2、通信局 2 0の受信系回路 2 2 の信号遅延時間を t 2、 送信系回路 2 5 の信号遅延時間を t 3 とす る。
通信局 1 0、 2 0は、 自局の基準夕イ マ 1 1、 2 1 を基準と し て、 相手局に測距用の信号を送信し、 また相手からの測距用の信 号を受信して、 自局が送信した信号と相手が送信した信号との位 相差 T a、 T bを測定する。
また、 通信局 1 0、 2 0の夫々は、 自局からの送信信号を信号 線路 1 8、 2 8で折り返して 自局の受信系回路 1 5、 2 2 に入力 して受信し、 そのときの送信タイ ミ ングと受信タイ ミ ングとの差 を測定する。 この測定によって、 t 1、 t 2、 t 3、 t 4の値を個別 に測定できないが、 通信局 1 0は ( t 1 + t 4 ) を、 通信局 2 0は ( t 2 + t 3 ) を測定するこ とができる。 この場合、 ( t 1 + t 4 ) は 通信局 1 0における送受信系回路 1 3、 1 5の夫々の信号遅延時 間の和であ り、 ( t 2 + t 3)は通信局 2 0における送受信系回路 2 5、 2 2の夫々の信号遅延時間の和である。
図 1 よ り明らかなよう に、 位相差 T b、 T aと信号伝搬時間 T、 時間差△ Τ、 信号遅延時間 t 1、 t 2、 t 3、 t 4の関係は、 次式( 2 )、 ( 3 ) のよう になる。
T a二 T + t 3+ t 4—△ T … ( 2 )
T b = T + t l+ t 2 + AT ·'· ( 3 )
通信局 1 0、 2 0は、 位相差 T a、 T bに対して、 信号遅延時 間 ( t l+ t4)、 ( t 2+ t 3) を用いて、 式 ( 4 )、 ( 5 ) の補正を 行い、 補正位相差 T a h、 T b hを相手局に通知する。
T ah= T a— ( t 1+ t 4) … ( 4 )
T b h二 T b— ( t 2+ t 3) … ( 5 )
信号遅延時間 t l、 t 4、 t 2、 t 3= 0 と した場合の通信局間の 相対距離 Rは、 式 ( 6 ) によ り検出できる。
R = c xT = c x ( T a + T b ) / 2 … ( 6 )
但し : cは光速
実際は、 信号遅延時間 t 1、 t 4、 t 2、 t 3= 0 とならないので、 式 ( 6 ) の右辺の T a、 T bを T ah、 T bhに置き換えて式 ( 4 )、 ( 5 ) を代入する と式 ( 7 ) にな り、 さ らに式 ( 2 )、 ( 3 ) を代 入する と式 ( 8 ) になる。
c X ( T ah+ T bh) / 2 = c x {T a + T b - ( t 1+ t 2 + t 3+ t 4)} / 2 … ( 7 )
c x ( T ah+ T bh) / 2 = c x T … ( 8 )
式 ( 8 ) は式 ( 6 ) の T a、 T bを T ah、 T bhに置き換えた 式 ( 9 ) に他ならない。 したがって、 相対距離 Rが求められる。
R = c xT = c x ( T ah+ T bh) / 2 … ( 9 )
一方、 通信局 1 0の基準夕イマ 1 1を基準と したときの、 他方 の通信局 2 0の基準夕イ マ 2 1の一方の通信局 1 0の基準夕イマ 1 1 からのずれ量 AT b (二 — Δ Τ ) は、 信号遅延時間 t l、 t 4、 t 2、 t 3= 0 と した場合、 式 ( 1 0 ) によ り求める事ができる。
Δ T b二 — 厶 T二 ( T a— Tb) / 2 ...( 1 0 )
この夕イマずれ量 A T bに基づいて、 通信局 2 0の基準夕イ マ を通信局 1 0の基準夕イ マに合わせる処理を行い、 その後の測定 位相差をて a (通信局 1 0 )、 て b (通信局 2 0 ) とする と、 式 ( 1 1 ) 〜式 ( 1 3 ) のよう になる。
て a= Ta+ A T b = T · · · ( 1 1 )
て b = Tb— A T b = T ...( 1 2 )
R = c x T = c xて a = c xて b ··· ( 1 3 )
他方の基準夕イマ 2 1の進みを補正して、 基準夕イマ 2 1 を△ Tだけ戻すので、 通信局 2 0はそれまで受信タイ ミ ングと して検 出していた値 T bに Δ Tだけプラスされた値を新たに検出する。 この値が式 ( 1 2 ) のて bである。
それまでは、 通信局 1 0の基準夕イマが一 Δ Τのとき通信局 2 0は信号を初期位相で送信していたが、 他方の基準夕イマ 2 1 が 補正されたのでその分遅く送信される。 したがって、 それまでの 通信局 1 0の受信タイ ミ ングと して検出していた値 T aよ り Δ Τ 分マイ ナスされた値が新たに検出される。 この値が式 ( 1 1 ) の て aである。
式 ( 1 1 ) 〜式 ( 1 3 ) から分かるように、 一度通信局 1 0 と 通信局 2 0 との間で基準夕イマ 1 1、 2 1の夕イマ合わせを行う と、 以後は相手局からの位相差の通知を必要とせず、 相手局から の送信信号の受信タイ ミ ングを測定するだけで相対距離: を検出 するこ とができる。
実際は、 信号遅延時間 t 1、 t 4、 t 2、 t 3= 0 とならないので、 式( 1 0 )の右辺の T a、 T bを T ah、 T bhに置き換えて式( 4 )、 ( 5 ) を代入する と式 ( 1 4 ) にな り、 さ らに式 ( 2 )、 ( 3 ) を 代入する と式 ( 1 5 ) になる。 ( T bh— T ah) / 2二 { T b - T a - ( t 2+ t 3- t 1- t 4)} / 2 - ( 1 4 )
△ T h = ( T bh— T ah) / 2 = AT + t l- t 3 … ( 1 5 ) 通信局 1 0の基準夕イマ 1 1を基準と して通信局 2 0の基準夕 イマ 2 1の夕イマ合わせを行う場合、 通信局 2 0の基準夕イマ 2 1の補正量 AT bh を— Δ Τ Ιιとする と、 夕イ マ合わせ後の通信 局 1 0の検出位相差 r aと通信局 2 0の検出位相差て bは、式( 1 6 )、 ( 1 7 ) となる。
r a = T a + A T b h - ( 1 6 )
て b = T b— A T b h ··· ( 1 7 )
式 ( 1 1 ) 〜式 ( 1 3 ) の説明と同様に、 基準夕イマ 2 1の進 みを補正して夕イマ 2 1 を ATh分戻すので、 通信局 2 0はそれま で受信タイ ミ ングと して検出していた値 T bに△ Th だけプラス された値が新たに検出する。 この値が式 ( 1 7 ) のて bである。 それまでは、 通信局 1 0の夕イマが一 Δ ΤΙι のとき通信局 2 0は 信号を送信していたが夕イマ 2 1が補正されたのでその分遅く送 信される。 したがって、 それまでの通信局 1 0の受信タイ ミ ング と して検出していた値 T aよ り △ Th 分マイ ナスされた値が新た に検出される。 この値が式 ( 1 6 ) のて aである。
式 ( 1 6 ) に式 ( 2 ) と式 ( 1 5 ) を代入する と式 ( 1 8 ) に な り、 また式 ( 1 7 ) に式 ( 3 ) と式 ( 1 5 ) を代入する と、 式 ( 1 9 ) になる。
て a = T + t l+ t 4 - ( 1 8 )
て b = T + t 2+ t 3 - ( 1 9 )
て a、 て bに対して前記の補正式 ( 4 )、 ( 5 ) の補正を行って 得られる補正位相差を て a h、 て bhとする と、 式 ( 2 0 ) になり て a h、 て b hは信号の伝搬時間 Tになる。
T = r a h = r b h - ( 2 0 )
式 ( 2 0 ) の両辺に光速 cを掛けた式 ( 2 1 ) は、 式 ( 1 3 ) の r a、 て bをて ah、 て bhで置き換えたものに他ならない。 R = c x T = c x r ah= c x r bh ··· ( 2 1 )
上記から明らかなよう に、 通信局 1 0、 2 0の送信系回路 1 3、 2 5 と受信系回路 1 5、 2 2の信号遅延時間 t l、 t 4、 t 2、 t 3 の合計値を測定して、 検出位相差 T a、 T bに式 ( 4 )、 式 ( 5 ) の補正して得られた値を補正位相差 T a h+ T b h と決めるこ と で、 通信局 1 0 と通信局 2 0 との間の相対距離 Rを検出するこ と ができる。
特に、 式 ( 1 4 ) 〜 ( 2 1 ) に至る説明に示した通り、 基準夕 イマ 1 1、 2 1の時間差 Δ Τ、 送受信系回路 1 3、 1 5、 2 2、 2 5の信号遅延時間 t l、 t 2、 t 3、 t 4の各値を求めるこ とはで きないが、 通信局 1 0 と通信局 2 0の基準夕イマ 1 1、 2 1の夕 イマ合わせを行った後は、 自局で測定した位相差の情報だけで相 対距離 Rを検出するこ とができる。
なお、 通信局 2 0の基準夕イマ 2 1 を基準と して通信局 1 0の 基準夕イマ 1 1の夕イマ合わせを行う場合は、 タイ マ 2 1の補正 量の符号を反転すればよい。
また、 通信局 2 0の基準夕イマ 2 1の補正量 A T bh を決定し た後、 通信局 1 0 と通信局 2 0 との相対距離 Rを式 ( 2 2 ) によ つても求めるこ とができる。
R = c X ( T a h- Δ T b h) … ( 2 2 )
このように、 この実施の形態 1 に係る距離検出装置では、 通信 局 1 0、 2 0の送信系回路 1 3、 2 5 と受信系回路 1 5、 2 2の 信号遅延時間 t 1 と t 4の合計値、 t 2 と t 3の合計値を測定して、 この合計した信号遅延時間を、 相対距離 Rを求める際の補正値と するこ とで、 送信系回路 1 3、 2 5 と受信系回路 1 5、 2 2の信 号遅延時間が相殺されるので、精度の高い距離検出が可能になる。 (実施の形態 2 )
上記実施の形態 1 に係る距離検出装置は、 距離情報を必要とす る位置認識装置、 速度検出装置、 車載装置、 移動体、 固定局、 交 通情報生成装置等に適用できる。
例えば、 自動車の無線装置の送信した送信信号が相手の車の車 体に反射して、 その反射波を受信する方式においては、 図 1の通 信局 1 0を自車の無線装置と し、 通信局 2 0 を相手の車の無線装 置とする と、 相手の車の受信系回路 2 2 と送信系回路 2 5の信号 遅延時間 t 2、 t 3が" 0 " であ り、 基準夕イ マ 1 1、 2 1の時間 差 Δ Τ = 0の場合と等価である。 但し、 相手の車の無線装置から は補正位相差 T bh の通知はない。 この場合、 式 ( 2 1 ) によ り 距離 Rを検出できる。
= c X { T a - ( t 1+ t 4)} / 2 … ( 2 3 )
但し : T aは自車の無線装置からの送信信号が相手の車 体に反射してその反射波を受信したときの受信信号と送信信号の 位相差
(実施の形態 3 )
自車の無線装置の送信した信号を相手の車の無線装置が受信し て、 理想的に応答時間 = 0で応答信号を送信して、 その信号を受 信する方式においては、 相手の車の無線装置が受信系回路 1 1 と 送信系回路 2 5の信号遅延時間 t 2+ t 3 を 自車の無線装置に通 知して、 式 ( 2 4 ) によ り距離 Rが算出できる。 この場合も相手 の車の無線装置から補正位相差 T bhの通知はない。
R = c X { T a— ( t 1+ t 4) + ( t 2+ t 3)} / 2 - ( 2
4 )
実際には、 応答時間を" 0 " にはできないので、 その対策と し て相手の車の無線装置が自車の無線装置からの送信信号の受信時 刻 T 1 と相手の車の無線装置からの送信信号の送信時刻 T 2を自 車の無線装置に通知する方法が用いられる。 この場合も、 相手の 車の無線装置が信号遅延時間 t 2+ t 3 を 自車に通知する こ とで 距離 Rの算出ができる。 (実施の形態 4 )
本発明は、 無線通信方式一般に適用可能であるが、 特にスぺク トラム拡散通信方式においては、 距離分解能に優れ、 受信信号の 拡散符号の同期合わせがそのまま信号の位相差の測定と等価にな るので、 実用が容易である。
以下、 距離検出の精度と無線のスペックに関して、 下記に実施 の形態を交えて述べる。
測定機器と測定対象物との間で電磁波のや り取り を行って、 電 磁波の片道の伝搬時間 Tを測定して、 この伝搬時間 Tに光速 ( c = 3 . 0 X 1 0 8 [ m / s ] ) を掛けるこ とで距離 Rが算出できる , このとき、 伝搬時間 Tの測定の時間分解能 d Tに光速 c を掛けて 算出される距離 d Xが距離分解能となる。 逆に、 距離の許容誤差 d xから光速を割って算出される d Tが時間の許容誤差となる。 車の衝突防止装置への適用を考えた場合、 図 1 の通信局 1 0、 2 0は車に搭載される距離検出用無線局となる。
ところで、 衝突防止のための車間距離の測定において許容され る距離の誤差を 1 mオーダとする と、 測定時間の許容誤差 d Tは 約 3 n s e cのオーダとなる。 測距信号にスぺク ト ラム拡散信号 を使用 したとき、 1 mのオーダ距離分解能に相当する時間分解能 を得るチップレー トのオーダは約 1 0 0 M H zである。 チップレ ー トが 1 0 O M H zのオーダのスぺク ト ラム拡散装置は容易に実 現できる。 このとき、 通信機の送受信系回路のゲー ト遅延時間は 一般に数十〜数百 n s e cのオーダであるので、 ゲー トの遅延誤 差は無視し得ない。 ゲー トの遅延時間を補正して設計値と して算 出したと しても、 製造上のばらつきが存在するので設計値通り に ならない。
そこで、 本発明の距離検出方法を適用する と、 自局の送信信号 を信号線路 1 8、 2 8で折り返して受信系回路 1 3、 2 2 に入力 して送信信号とその送信信号を受信した受信信号との位相差を測 定するこ とから、 製造上のばらつきを含むゲー ト遅延誤差を約 3 n s e cの分解能で測定が可能になる。
したがって、 本発明の距離検出方法を用いるこ とで、 距離分解 能が 1 mオーダで車間距離の測定ができるよう にな り、 実用化レ ベルの衝突防止装置の実現が可能になる。
(実施の形態 5 )
別の実施の形態と して、 セルラ携帯電話システムにおけるロケ —夕、 ナビゲ一夕などの位置検出装置が実現できる。 例えば、 1 1 0番、 1 1 9番緊急サービスや迷子捜査などに応用できる。 なお、 米国では、 携帯電話事業者に、 加入者の位置を一定の精 度、 確率で検出できるこ とが義務づけられている。
このセルラ携帯電話システムでは、 図 1 の通信局 1 0、 通信局 2 0の片方が基地局、 も う片方が移動局となる。
セルラ携帯電話の位置検出に要求される精度が約 6 0 mのォー ダだとする と、 距離分解能 6 0 mを時間分解能に換算する と約 2 ◦ O n s e cであ り、 周波数に換算する と約 5 M H zである。 現 行のセルラ C D M Aシステム と して I S 9 5 が実用化されてお り、 そのチップレー トが約 1 . 2 M H zであるので、 4倍のォ一バー サンプリ ングをとれば、 オーダ一的に約 2 0 0 n s e cの時間分 解能を実現できる。 すなわち、 I S 9 5 の拡散スペク ト ラム通信 の無線スペック と同程度のオーダーの無線スペックで、 通話と距 離検出を同時に実現できる。
(実施の形態 6 )
本発明の実施の形態 6 は、 携帯電話間の距離検出、 表示サ一ビ スを行う よう にしたものである。
この実施の形態 6では、 図 1 の通信局 1 0、 2 0がそれそれ携 帯電話にな り、 この 2台の携帯電話間で通話するこ とになる。 距離分解能やスペク ト ラム拡散のチップレー トのオーダは、 上 述した実施の形態 5のセルラ携帯電話システムにおけるロケ一夕、 ナビゲ一夕などの位置検出装置と同程度である。
(実施の形態 7 )
図 2 は本発明の実施の形態 7 に係るスぺク トラム拡散通信方式 に対応した一般的な通信装置の基本構成を示すブロ ック図である。
この図に示すよう に、 この通信装置は、 制御用 C P U 1 2 1 と メモ リ 1 2 2 を有する制御部 1 2 0 と、 無線回路 1 3 1 と拡散/ 逆拡散部 1 3 2 と送受信兼用アンテナ 1 3 3 とを有する送受信部 1 3 0 と、 D S P (デジタルシグナルプロセ ッサ) 1 4 1 とメモ リ 1 4 2 を有する拡散符号同期獲得/維持部 1 4 0 と、 基準タイ マ 1 5 0 とを備えて構成される。
送受信兼用アンテナ 1 3 3 は、 送信系回路と受信系回路の両方 に接続しているので、 送信信号はそのまま、 アンテナ部で折り返 して受信系回路に入力される。
スペク トラム拡散通信においては、 送信波と受信波のキャ リ ア 周波数に異なる周波数を利用する F D D方式、 または送信夕イ ミ ングと受信タイ ミ ングを分けて送信タイ ミ ング中は受信信号を無 視する T D D方式によって自局の送信信号を相手局からの受信信 号と認識することを防止している。
自局の送信信号を自局で受信する場合、 T D D方式では、 送信 タイ ミ ング中の受信信号を無視しなければ実現できる。 F D D方 式では、 送信波のキャ リ アを受信の復調回路の復調波と して供給 すれば実現できる。
また、 スペク トラム拡散通信においては、 拡散符号同調獲得/ 維持部 1 4 0 による同期獲得維持がそのまま受信タイ ミ ング測定 になっているので、 自局の送信信号を折り返した信号および相手 局からの信号受信タイ ミ ングの測定を行うために、 現行の一般的 なハ一 ドウエア構成に新たに受信タイ ミ ング測定用のハー ドゥエ ァを追加する必要がない。
拡散符号同期獲得/維持部 1 4 0の例と して遅延プロファイル の説明を図 3 に示す。 この図において、 全位相範囲に亘つて相関 出力を検出してノイズよ り十分大きい相関出力を出力する位相ゆ i を求めて、 通常の復調のときは、 位相 で逆拡散を行う。 車間距離検出の場合、 チップレー ト 1 0 0 Μ Η ζ で 4倍オーバ 一サンプリ ングしたときの時間分解能は約 2 . 5 n s で、 距離分 解能に換算すると約 0 . 7 5 mである。
セルラ規格携帯電話システムとして実際に適用されている C D M Aシステム I S 9 5では、 チップレー トが 1 . 2 M H z なので、 4倍のオーバ一サンプリ ングしたときの時間分解能は約 2 0 0 n s で、 距離分解能に換算すると約 6 0 mである。
上記に明らかな通り、 現行の一般的なスぺク トラム拡散通信装 置のハー ド構成は、 本発明の距離測定装置のハー ドウェア構成の 要件を満たしている。 したがって、 現行の一般的なスペク トラム 拡散通信装置をそのまま用いて、 制御手段 1 2 0 のメモリ 1 2 2 に本発明の距離検出方法を実現するプログラムを記憶させること で、本発明の距離検出装置を極めて簡単に実現することができる。
(実施の形態 8 )
なお、 上記実施の形態 7ではスペク トラム拡散通信装置を例に あげたが、 本発明は無線通信方式一般に適用できる ことは明らか である。 すなわち、 通信装置のハー ド構成に、 要求される距離分 解能から換算される時間分解能で測定可能な受信信号の受信タイ ミ ング測定手段を追加すればよい。
本明細書は、 1 9 9 9年 7 月 2 6 日出願の特願平 1 1 一 2 1 0 2 3 7 に基づく 。 この内容はすべてこ こに含めておく。 産業上の利用可能性
本発明によれば、 各種の通信、 特にスペク トラム拡散通信方式 による通信を行っている通信局間の距離測定において、 精度の高 い距離検出ができる。

Claims

lb 請 求 の 範 囲
1 . 送信信号に送信用の信号処理を加えて無線送信する送信 系回路と、 測距対象物から受信した受信信号に受信用の信号処理 を加える受信系回路と、 前記送信系回路及び前記受信系回路にお ける信号遅延時間を測定し、 前記測距対象物までの距離を測定し た際の距離測定値を、 前記信号遅延時間を用いて補正する距離検 出部と、 を具備する距離検出装置。
2 . 請求項 1記載の距離検出装置において、
前記送信系回路から出力された送信信号を前記受信系回路へ 直接入力して受信した場合の送信タイ ミ ングと受信タイ ミ ングと の時間差を測定し、 その測定された時間差を前記信号遅延時間と するこ とを特徴とする距離検出装置。
3 . 請求項 1記載の距離検出装置において、
第 1基準タイ ミ ングを発生する第 1基準夕イマと、 前記第 1 基準タイ ミ ングに同期した周期性信号を生成して前記送信信号と して前記送信系回路へ入力する信号発生部とを備え、
前記距離検出部は、 前記測距対象物から受信した受信信号の 受信タイ ミ ングが、 前記第 1基準タイ ミ ングから どれだけずれて いるかを示す第 1位相差を検出し、 当該第 1位相差及び前記検出 信号遅延時間、 並びに前記測距対象物において検出される第 2位 相差及び信号遅延時間を用いて、 前記測距対象物までの距離を検 出することを特徴とする距離検出装置。
4 . 請求項 3記載の距離検出装置において、
前記測距対象物は、 独自に第 2基準タイ ミ ングを発生する第 2基準夕イマを持ち、 当該測距対象物における信号遅延時間を測 定し、 受信信号の受信タイ ミ ングが前記第 2基準タイ ミ ングから どれだけずれているかを示す第 2位相差を検出し、 前記送信信号 の受信に応答して前記第 2基準タイ ミ ングに同期した周期性信号 を生成して送信する通信局であるこ とを特徴とする距離検出装置
5 . 請求項 3記載の距離検出装置において、
前記距離検出部は、 前記第 1位相差を前記検出信号遅延時間 で補正して補正位相差と し、 この補正位相差と前記測距対象物か ら通知された通知補正位相差とを用いて、 前記測距対象物までの 距離を検出することを特徴とする距離検出装置。
6 . 請求項 5記載の距離検出装置において、
前記測距対象物は、 独自に第 2基準タイ ミ ングを発生する第 2基準夕イマを持ち、 当該測距対象物における信号遅延時間を測 定し、 受信信号の受信夕ィ ミ ングが前記第 2基準夕ィ ミ ングから どれだけずれているかを示す第 2位相差を検出し、 前記第 2位相 差を前記測距対象物における信号遅延時間で補正し、 その補正し た位相差を前記通知補正位相差として送信する、 通信局であるこ とを特徴とする距離検出装置。
7 . 請求項 3記載の距離検出装置において、
前記距離検出部は、 前記測距対象物に対して前記第 1位相差 及び前記検出信号遅延時間、 又は前記第 1位相差を前記検出信号 遅延時間で補正した補正位相差を送信し、 且つ前記測距対象物か ら前記第 2位相差及び前記信号遅延時間、 又は前記第 2位相差を 前記信号遅延時間で補正した補正位相差を受信することを特徴と する距離検出装置。
8 . 請求項 5記載の距離検出装置において、
前記距離検出部は、 前記補正位相差を次式、
補正位相差 =第 1位相差一検出信号遅延時間
よ り求めることを特徴とする距離検出装置。
9 . 請求項 8記載の距離検出装置において、
前記距離検出部は、 前記測距対象物までの距離を次式、 距離 = K x (補正位相差 +通知補正位相差) / 2
但し : Kは光速に相当する定数
に基づいて検出する距離検出装置。
1 0 . 請求項 6記載の距離検出装置において、 前記距離検出部は、 前記補正位相差と前記通知補正位相差と を用いて、 一一前 5一一一 記第 1基準タイマと前記第 2基準夕イマとを合わせ るための補正量を決定することを特徴とする距離検出装置。
1 1 . 請求項 1 0記載の距離検出装置において、
前記距離検出部は、 前記第 1基準タイマを基準として、 前記 第 2基準夕イマの補正量を次式、
第 2基準夕イマ補正量二 (補正位相差—通知補正位相差) / 2 によ り決定することを特徴とする距離検出装置。
2 求項 1 0記載の距離検出装置において、
前記距離検出部は、 前記第 2基準夕イマを基準として、 前記 第 1基準夕イマの補正量を次式、
第 1基準夕イマ補正量 = (通知補正位相差一補正位相差) / 2 によ り決定することを特徴とする距離検出装置。
1 3 . 求項 1 0記載の距離検出装置において、
前記距離検出部は、 前記夕イマ合わせの補正量に基づいて前 記第 1基準夕イマと前記第 2基準夕イマとのタイマ合わせを行つ た後は、 前記測距対象物までの距離を次式、
距離二 K X補正位相差
但し : Kは光速に相当する定数
に基づいて検出することを特徴とする距離検出装置。
1 4 . 請求項 1 0記載の距離検出装置において、
前記距離検出部は、 前記第 1基準夕イマの補正量を決定した 後は、 前記測距対象物までの距離を次式、
距離 = K x (補正位相差一第 2基準夕イマ補正量)
但し : Kは光速に相当する定数
に基づいて検出することを特徴とする距離検出装置。
1 5 . 請求項 1記載の距離検出装置において、
第 1基準タイ ミ ングを発生する第 1基準夕イマと、 前記第 1 基準タイ ミ ングに同期した周期性信号を生成して前記送信信号と して前記送信系回路へ入力する信号発生部とを備え、
前記距離検出部は、 前記送信信号が前記測距対象物に反射し た反射波の受信タイ ミ ングが、 前記第 1基準タイ ミ ングから どれ だけずれているかを示す第 1位相差を検出し、 前記測距対象物ま での距離を次式、
距離 = K X (第 1位相差—検出信号遅延時間) / 2
但し : Κは光速に相当する定数
に基づいて検出するこ とを特徴とする距離検出装置。
1 6 . 請求項 1記載の距離検出装置において、
前記送信信号がスぺク ト ラム拡散信号であるこ とを特徴とす る距離検出装置。
1 7 . 請求項 1記載の距離検出装置において、
前記測距対象物との間でスぺク ト ラム拡散通信方式の無線通 信を行う こ とを特徴とする距離検出装置。
1 8 . 測距対象物までの距離を検出する方法において、 送信信号に送信用の信号処理を加える送信系回路及び受信信 号に受信用の信号処理を加える受信系回路の夫々の信号遅延時間 を検出し、
送信信号を前記送信系回路経由で前記測距対象物に対して送 信し、
前記測距対象物から前記送信信号の受信に応答して送信され た信号を受信し、
その受信信号の位相情報及び前記検出信号遅延時間を用いて 測距対象物までの距離を計算する、 こ とを特徴とする距離検出方 法。
1 9 . 測距対象物までの距離を検出する方法において、 送信信号に送信用の信号処理を加える送信系回路及び受信信 号に受信用の信号処理を加える受信系回路の夫々の信号遅延時間 を検出し、
送信信号を前記送信系回路経由で前記測距対象物に対して送 信し、
前記測距対象物から前記送信信号の反射波を受信し、 その受信信号の位相情報及び前記検出信号遅延時間を用いて 測距対象物までの距離を計算する、 こ とを特徴とする距離検出方 法。
2 0 . 送信信号に送信用の信号処理を加えて無線送信する送 信系回路と、 測距対象物から受信した受信信号に受信用の信号処 理を加える受信系回路と、 距離検出プロ グラ ムが格納された記録 媒体と、 前記距離検出プログラムにしたがって動作するプロセ ッ ザとを具備し、
前記距離検出プロ グラムは、 前記プロセ ッサに、 前記送信系 回路及び前記受信系回路における信号遅延時間を測定させ、 送信 信号を前記送信系回路経由で前記測距対象物に対して送信させ、 前記測距対象物からの信号を受信したときに、 その受信信号の位 相情報及び前記検出信号遅延時間を用いて測距対象物までの距離 を計算させる、 こ とを特徴とする距離検出装置。
2 1 . 送信信号に送信用の信号処理を加えて無線送信する送 信系回路と、 測距対象物から受信した受信信号に受信用の信号処 理を加える受信系回路と、 距離検出プロ グラ ムが格納された記録 媒体と、 前記距離検出プログラムにしたがって動作するプロセ ッ ザとを具備し、
前記距離検出プロ グラムは、 前記プロセ ッサに、 前記送信系 回路及び前記受信系回路における信号遅延時間を測定させ、 送信 信号を前記送信系回路経由で前記測距対象物に対して送信させ、 前記測距対象物から前記送信信号の反射波を受信したときに、 そ の受信信号の位相情報及び前記検出信号遅延時間を用いて測距対 象物までの距離を計算させる、 こ とを特徴とする距離検出装置。
2 2 . 請求項 2 0記載の距離検出装置において、 前記記録媒体は、 半導体メモリ、 磁気記録媒体、 光記録媒体、 又は光磁気記録媒体のいずれかであることを特徴とする距離検出
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