JPH08327730A - 移動体識別装置 - Google Patents

移動体識別装置

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JPH08327730A
JPH08327730A JP13334495A JP13334495A JPH08327730A JP H08327730 A JPH08327730 A JP H08327730A JP 13334495 A JP13334495 A JP 13334495A JP 13334495 A JP13334495 A JP 13334495A JP H08327730 A JPH08327730 A JP H08327730A
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Takasue Adachi
尚季 安達
Takashi Fukagawa
隆 深川
Makoto Hasegawa
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非接触で交信を行う移動体識別装置におい
て、質問器間の干渉を軽減して、応答器の周辺に複数の
質問器が存在する中でも、質問器応答器間の交信が可能
な移動体識別装置の実現を目的とする。 【構成】 応答器102は副搬送波変調信号発生手段1
31で発生した副搬送波変調信号により変調を行う。質
問器101は、応答器102の副搬送波変調信号の周波
数帯域内に周波数成分を有しない疑似雑音信号で拡散し
た拡散搬送波を送出し、また、受信信号を逆拡散するこ
とで、拡散信号の影響なく応答器102からの送信信号
の復調を行うことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主としてUHF、マイク
ロ波ミリ波帯の電波を用いて移動体に取り付けられた応
答器との反射電波によるデータ伝送により移動体を識別
する移動体識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体識別システムとしては図1
2に示す構成が知られている。
【0003】図12において、901は質問器、902
は移動体に取り付けられる応答器、903は質問器90
1で読み出したデータをもとに応答器902の取り付け
られた移動体を識別するデータ処理端末である。
【0004】さて、質問器901は、発振器910、変
調回路911、分配器912、サーキュレータ913、
送受信アンテナ914、混合器915、信号処理部91
6で構成され、一方、応答器902は、検波変調部92
0、信号処理部921、メモリ922、送受信アンテナ
923で構成される。
【0005】応答器902へのデータの書き込みは、信
号処理部916で作成した変調信号により、変調回路9
11で発振器910の出力を変調後に送信し、応答器9
02で受信し、検波変調部920で検波して、信号処理
部921で処理した後、メモリ922に書き込まれる。
応答器902の内部情報の読み出しは、質問器901か
ら無変調搬送波を送信し、メモリ922の内容に従って
信号処理部921で生成された変調信号により、検波変
調部920で変調反射し、質問器901で受信した信号
を混合器915で搬送波と混合した後、信号処理部91
6で読み出しデータが得られる。
【0006】また、スペクトル拡散を使用した移動体識
別システムとしては、特開平2−8770号公報に記載
される図13に示す構成が知られている。
【0007】図13において、質問器951は、発振器
960の発振信号を任意の送信データによって変調器9
61で変調した質問信号Xを、送信アンテナ962から
連続的に発射している。この質問信号Xの交信エリア内
に、応答器952が入ってきた時に、応答器952は受
信アンテナ972で受信した質問信号Xがあることを検
知し、質問信号Xを応答器952自身が識別コードメモ
リに保持している識別コードに応じてスペクトル拡散変
調器971でスペクトル拡散変調して、送信アンテナ9
73から再発射する。質問器951では、識別する必要
のある応答器952が持っている識別コードを全て記憶
しているメモリテーブル964を備えており、これらの
識別コードの中から任意の1つの識別コードを選択し
て、受信アンテナ963で受信された応答信号Yをスペ
クトル拡散復調器965で復調し、出力966を得る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成で
は、質問器の周辺に複数の応答器が存在する場合に、応
答器の区別が出来ず、質問器−応答器間の交信が困難で
あった。また、応答器にスペクトル拡散を行う構成要素
が必要となり、小型、低消費電力な応答器の実現が困難
であった。さらに、複数の質問器が同じ周波数帯または
拡散符号を使用してしまった場合、妨害となる質問器の
存在を検出することが出来ず、良好な質問器−応答器間
の交信が困難であった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、質問
器の周辺に複数の応答器が存在する場合にも応答器の区
別が可能な移動体識別システムを実現し、また、複数の
質問器が存在する中でも良好な質問器−応答器間の交信
が可能な移動体識別装置を比較的小規模な回路構成で実
現するとともに、妨害となる質問器の存在の検出を可能
として質問器間の干渉を回避を可能とすることを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、第1に、送信信号を検波して検波信号を発
生するとともに、副搬送波変調信号を変調して出力する
検波変調手段と、前記副搬送波変調信号を発生する副搬
送波変調信号発生手段とを応答器に設けるとともに、前
記副搬送波変調信号の周波数帯域内には周波数成分を持
たない擬似雑音信号を発生する拡散信号発生手段と、前
記擬似雑音信号を用いて拡散搬送波を発生する拡散搬送
波発生手段と、前記拡散搬送波信号を用いて受信信号を
逆拡散する逆拡散手段とを質問器に設けたものである。
【0011】本発明は、第2に、第1の擬似雑音信号を
発生する第1の拡散信号発生手段と、前記第1の擬似雑
音信号を用いて第1の拡散搬送波信号を発生する第1の
拡散搬送波発生手段と、前記第1の擬似雑音信号と系列
が同じで時間的にずれた第2の擬似雑音信号を発生する
第2の拡散信号発生手段と、前記第2の擬似雑音信号を
用いて第2の拡散搬送波信号を発生する第2の拡散搬送
波発生手段と、前記第2の拡散搬送波信号を用いて受信
信号を逆拡散する逆拡散手段と、前記第1、第2の擬似
雑音信号の位相差を制御して応答器と交信可能な距離を
変化させる位相差制御手段とを質問器に設けたものであ
る。
【0012】本発明は、第3に、第1の擬似雑音信号を
発生する第1の拡散信号発生手段と、前記第1の擬似雑
音信号を用いて第1の拡散搬送波信号を発生する第1の
拡散搬送波発生手段と、前記第1の擬似雑音信号と系列
が同じで時間的にずれた第2の擬似雑音信号を発生する
第2の拡散信号発生手段と、前記第2の擬似雑音信号を
用いて第2の拡散搬送波信号を発生する第2の拡散搬送
波発生手段と、前記第2の拡散搬送波信号を用いて受信
信号を逆拡散する逆拡散手段と、前記第1、第2の擬似
雑音信号の位相差を制御して応答器と交信可能な距離を
変化させる位相差制御手段と、送信アンテナまたは受信
アンテナに送信または受信する方向を変化させる指向性
可変手段と、前記指向性可変手段と前記位相差制御手段
を制御し応答器と交信する方向および距離を制御する交
信領域制御手段とを質問器に設けたものである。
【0013】本発明は、第4に、擬似雑音信号を発生す
る拡散信号発生手段と、前記擬似雑音信号を用いて拡散
搬送波信号を発生する拡散搬送波発生手段と、前記拡散
搬送波発生手段の発生した信号を遮断する遮断手段と、
前記拡散搬送波信号で受信信号を逆拡散する逆拡散手段
と、前記遮断手段により送信が遮断されることにより前
記逆拡散手段の出力信号より同じ周波数帯を使用する他
の質問器の存在を検出する質問器検出手段と、前記質問
器検出手段の検出信号を受けて前記擬似雑音信号の系列
または位相を切換える拡散符号切換手段とを質問器に設
けたものである。
【0014】本発明は、第5に、基準信号を発生する基
準信号発生手段と、前記基準信号を質問器外に出力する
基準信号出力端子と、外部から基準信号を入力する基準
信号入力端子と、前記基準信号入力端子からの入力信号
と前記基準信号発生手段の出力信号のどちらかを選択す
る基準信号切換え手段と、擬似雑音信号を発生し前記基
準信号切換え手段の出力信号に同期して初期化される拡
散信号発生手段と、前記擬似雑音信号を用いて拡散搬送
波を発生する拡散搬送波発生手段とを質問器に設けたも
のである。
【0015】本発明は、第6に、周期的に同期動作信号
を発生させる同期動作信号発生手段と、擬似雑音信号を
発生し初期化信号で初期化される拡散信号発生手段と、
前記擬似雑音信号を用いて拡散搬送波を発生する拡散搬
送波発生手段と、前記拡散搬送波発生手段の出力信号を
変調する変調手段と、基準信号を発生する基準信号発生
手段と、前記同期動作信号に従って前記基準信号発生手
段の発生した信号を前記変調手段の入力信号として選択
する変調信号切換手段と、前記拡散搬送波で受信信号を
逆拡散する逆拡散手段と、前記逆拡散手段の出力信号か
ら基準信号を再生する基準信号再生手段と、前記基準信
号発生手段の出力信号と前記基準信号再生手段のどちら
かを前記拡散信号発生手段の前記初期化信号として選択
する初期化信号切換え手段とを質問器に設けたものであ
る。
【0016】本発明は、第7に、搬送波を発生する搬送
波発生手段と、前記搬送波発生手段の発生した信号を遮
断する遮断手段と、前記搬送波と受信信号を混合する周
波数混合手段と、前記遮断手段により送信が遮断されて
いる時の前記周波数混合手段の出力信号より同じ搬送波
信号を送信している他の質問器の存在を検出する質問器
検出手段と、前記質問器検出手段の出力する検出信号を
受けて搬送波周波数を切換える搬送波周波数切換え手段
とを質問器に設けたものである。
【0017】本発明は、第8に、第1のアンテナと第2
のアンテナを設け、第1のアンテナに接続される検波変
調手段と、第2のアンテナに接続される整流変調手段
と、前記整流変調手段の出力に電源を切り換える電源切
換手段と、前記整流変調手段への変調信号入力を切換え
る変調信号切換手段とを応答器に設けたものである。
【0018】
【作用】本発明は上記構成によって、質問器の拡散搬送
波と、応答器の副搬送波が干渉せず良好な質問器応答器
間の交信ができる。
【0019】また、質問器の周辺に複数の応答器が存在
する場合に、交信領域を移動させることで応答器の区別
を行い、質問器−応答器間の交信を行うことが出来る。
【0020】また、拡散搬送波発生手段で発生した拡散
搬送波を質問器からの送信信号に用いることで、複数の
質問器が存在しても、使用する疑似雑音信号が異なる質
問器同士は干渉せず、また、基準信号を共有することで
個々の質問器の疑似雑音信号の非相関性を維持し、個々
の質問器がお互いに影響なく動作することが出来る。
【0021】また、同じ周波数または疑似雑音信号を使
用した質問器を質問器検出手段で検出し、周波数または
疑似雑音信号の系列、位相を切り換えることで、質問器
間の干渉を回避して、個々の質問器が影響なく安定して
動作することが出来る。
【0022】また、応答器において、電力伝送されてい
る領域では伝送された電力を整流して使用することで内
蔵電源の消耗を抑えより長い期間の使用を可能とし、ま
た、電力伝送されていない領域では2つのアンテナを変
調に用いることで、より広い範囲で交信が可能に出来る
ようにしたものである。
【0023】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施
例における移動体識別装置のブロック結線図である。
【0024】図1において、101は質問器、102は
応答器である。質問器101において、110はチップ
レートfcで系列長Lの疑似雑音信号を発生する拡散信
号発生手段、111は発振器112の出力信号と疑似雑
音信号を混合し拡散搬送波信号を発生する拡散搬送波発
生手段、113は変調信号121で拡散搬送波を変調す
る変調手段、114は送信信号と受信信号を分別するサ
ーキュレータ、115は送受信アンテナ、116は拡散
搬送波信号を用いて受信信号を逆拡散して復調用信号1
20を発生する逆拡散手段である。
【0025】一方、応答器102において、130は質
問器101からの送信信号を検波して検波信号133を
発生しかつ変調を行う検波変調手段、131はデータ信
号134に対応した副搬送波変調信号を発生する副搬送
波変調信号発生手段、132は送受信アンテナである。
なお、拡散信号発生手段110においては、fc/Lを
整数倍した周波数が応答器102の副搬送波変調信号発
生手段の出力信号の帯域内に含まれないよう、チップレ
ートfcおよび系列長Lは設定されている。
【0026】以上のように構成された移動体識別装置に
ついて、以下その動作を説明する。まず、応答器102
へ情報を書き込む場合は、質問器101において、書き
込みデータに対応した変調信号121により変調手段1
13で拡散搬送波信号を変調して送信波Xとして送出す
る。
【0027】一方、応答器102では、送信波Xを、送
受信アンテナ132で受信して、検波変調手段130で
検波し、検波信号133により応答器内部の情報を書き
換える。
【0028】そして、応答器102から情報を読み出す
場合は、質問器101において、拡散搬送波信号を送受
信アンテナ115より送信波Xとして送出する。応答器
102では、送信波Xを送受信アンテナ132で受信
し、データ信号134に対応する副搬送波変調信号発生
手段131の出力信号により検波変調手段130で変調
し、送受信アンテナ132より変調反射波Yを再放射す
る。
【0029】一方、質問器101は、変調反射波Yを送
受信アンテナ115で受信し、逆拡散手段116で拡散
搬送波信号を用いて逆拡散を行い、復調用信号120を
得る。復調用信号120のスペクトルは図2のように、
副搬送波変調されたデータ信号の周波数成分と、fc/
Lの周波数間隔で存在する擬似雑音信号の周波数成分を
含むが、fc/L間隔の擬似雑音信号の周波数成分はデ
ータ信号の帯域と重ならないため、復調用信号を復調す
ることで応答器102からの送信データが得られる。
【0030】また、異なる擬似雑音信号で拡散された他
の質問器からの送信波を質問器101で受信した場合に
は、逆拡散手段116での逆拡散に際して減衰され、復
調動作に影響を与えない。
【0031】なお以上の説明では、サーキュレータ11
7を用いて、送受信アンテナ118により送信と受信を
行ったが、サーキュレータを用いずに送信アンテナと受
信アンテナを各々設けてもよい。
【0032】以上のように本実施例の移動体識別装置に
よれば、複数の質問器が存在する場合も、搬送波の拡散
に用いる擬似雑音信号が異なるため、互いの送信信号は
復調動作に影響を与えず、また、拡散信号の周波数成分
は応答器からのデータ帯域と一致しないので、応答器か
らの送信信号の復調を行うことが出来る。
【0033】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、第1の実施例と異なる点を図面を参照しなが
ら説明する。図3は本発明の第2の実施例における移動
体識別装置の要部である質問器のブロック結線図であ
る。
【0034】図3において、201はその質問器であ
る。質問器201において、202は第1の擬似雑音信
号210を発生する第1の拡散信号発生手段、203は
第2の疑似雑音信号211を発生する第2の拡散信号発
生手段、204は第1、第2の疑似雑音信号の位相差を
制御する位相差制御手段、205は搬送波を発生する発
振器、206は第1の疑似雑音信号を用いて第1の拡散
搬送波信号を発生する第1の拡散搬送波発生手段、20
7は第2の疑似雑音信号を用いて第2の拡散搬送波を発
生する第2の拡散搬送波発生手段、214は受信信号を
第2の拡散搬送波信号で逆拡散した復調用信号である。
なお、114はサーキュレータ、116は逆拡散手段
で、図1のものと同様である。
【0035】また、図4において、220は送受信アン
テナ109の指向性パターンである。図中のA、Bの領
域は、それぞれ、第1、第2の疑似雑音信号の位相差が
t1、t2の時の交信領域である。
【0036】以上のような構成の質問器を用いた移動体
識別装置について、以下応答器からの読み出し動作を説
明する。
【0037】質問器201より、第1の拡散搬送波信号
212を送信する。第2の拡散搬送波を用いて受信信号
の逆拡散を行う。位相差制御手段204により第1、第
2の疑似雑音信号の位相差がt1である場合は、質問器
201と応答器の間の伝搬遅延が約t1となる図4のA
の領域に応答器がある場合のみ、応答器からの変調反射
波に含まれる疑似雑音信号と第2の拡散搬送波信号の拡
散信号である第2の疑似雑音信号が相関を持ち、応答器
からの送信データを得られる。
【0038】次に位相差制御手段204の設定をt2と
すると、質問器201と応答器の間の伝搬遅延が約t2
となる領域Bに応答器がある場合にのみ、応答器からの
送信データを得られる。
【0039】例えば、領域Aに応答器a、領域Bに応答
器bが存在する場合、位相差制御手段の設定をt1にす
る事で応答器Aと、t2にする事で応答器Bとそれぞれ
交信できる。
【0040】以上のように本実施例の移動体識別装置に
よれば、逆拡散に使用する拡散搬送波の疑似雑音信号の
位相を制御することで、交信可能領域を移動させること
で、質問器からの距離の異なる応答器を区別して、それ
ぞれの応答器との交信を行うことが出来る。
【0041】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について、第2の実施例と異なる点を図面を参照しなが
ら説明する。図5は本発明の第3の実施例における移動
体識別装置の要部である質問器のブロック結線図であ
る。
【0042】図5において、301は質問器である。質
問器301において、202は第1の擬似雑音信号21
0を発生する第1の拡散信号発生手段、203は第2の
疑似雑音信号211を発生する第2の拡散信号発生手
段、204は第1、第2の疑似雑音信号の位相差を制御
する位相差制御手段、205は搬送波を発生する発振
器、206は第1の疑似雑音信号を用いて第1の拡散搬
送波信号を発生する第1の拡散搬送波発生手段、207
は第2の疑似雑音信号を用いて第2の拡散搬送波を発生
する第2の拡散搬送波発生手段、214は受信信号を第
2の拡散搬送波信号で逆拡散した復調用信号、114は
サーキュレータ、116は逆拡散手段で、以上は、図2
の構成と同様なものである。
【0043】また、302は質問器の指向性パターンを
変える指向性可変手段、303は分配器、304、30
5は移相器、306、307はアンテナ素子、308は
移相器305、306での移相量を制御する指向性制御
手段、309は第1、第2の疑似雑音信号の位相差を制
御する位相差制御手段、310は交信領域を設定する交
信領域制御手段である。
【0044】図6において、a,b,cは移相器305、3
06の移相量の差をp1,p2、p3としたときの指向
性パターンである。A,B,Cは位相差制御手段の位相
差をt1としたときの交信可能領域で、A’、B’、
C’は位相差をt2としたときの交信可能領域である。
【0045】以上のような構成の質問器を用いた移動体
識別装置について、以下応答器からの読み出し動作を説
明する。
【0046】質問器301において、移相器305、3
06での移相量の差を変えることで、指向性特性を例え
ば図6のa,b,cの様に変える。指向特性がaの場合
に、拡散搬送波発生手段202での位相差をt1に設定
することで、交信可能領域はAとなる。また、位相差を
t2に設定することで、交信可能領域はA’に移動す
る。
【0047】応答器aが領域B’、応答器bが領域Cに
それぞれ存在する場合、指向性制御手段の設定をp2、
位相差制御手段の設定をt1にする事で応答器aと、p
3、t2とする事で応答器bとそれぞれ交信できる。
【0048】以上のように本実施例の移動体識別装置に
よれば、送信信号の拡散信号と受信信号を逆拡散する信
号の位相差を制御し、送受信アンテナの指向性を制御す
ることで、交信領域を移動させ応答器を区別すること
で、個々の応答器との交信を行うことが出来る。
【0049】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図7は本発明
の第4の実施例における移動体識別装置の要部である質
問器のブロック結線図である。
【0050】図7において、401は質問器、402は
VCO403とPLL404で構成される搬送波発生手
段、405はスイッチ機能を有する遮断手段、406は
混合器、407は混合器406の出力信号から質問器の
存在を検出する質問器検出手段、408はコンパレー
タ、409は基準電圧、410はLPF、411は質問
器検出手段の出力に従ってPLL404の設定を変更し
て搬送波周波数を変更する周波数切換手段である。
【0051】以上のような構成の質問器を用いた移動体
識別装置について、以下その動作を説明する。
【0052】遮断手段405により送信を遮断している
状態で、LPF410の出力信号と基準電圧409をコ
ンパレータ408により比較する。同じ搬送波周波数帯
を使用する他の質問器からの送信が受信されている状態
では、LPF410の出力に搬送波信号の差の周波数成
分をもつ信号が見られる。従って、LPF410が基準
電圧409より大きい場合は同じ周波数帯を使用する他
の質問器が存在することになる。質問器検出手段407
の出力より、他の質問器が検出される場合は、周波数切
換手段411で、PLL404の設定を変更して搬送波
周波数を変える。質問器の検出動作は、1回または複数
回行い、その状態により質問器の存在を判定する。
【0053】なお、基準電圧409が一定電圧の場合を
説明したが、例えば、質問器401から送信信号が伝搬
遅延されまた減衰された反射波を受信した場合のLPF
410の出力電圧を基準電圧に用いてもよい。
【0054】以上のように本実施例の移動体識別装置に
よれば、送信を遮断しているときの受信信号により同じ
周波数帯を利用する他の質問器を検出し、他の質問器が
検出された場合は周波数を切り換えることで、質問器間
の干渉を回避して質問器−応答器で交信を行うことが出
来る。
【0055】(実施例5)以下、本発明第5の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図8は本発明の第
5の実施例における移動体識別装置の要部である質問器
のブロック結線図である。
【0056】図8において、501は質問器、502は
拡散信号発生手段、503は質問器検出手段406の出
力に従って、拡散信号発生手段502の発生する疑似雑
音信号の系列または位相を切り換える拡散符号切換手段
である。
【0057】以上のような構成の質問器を用いた移動体
識別装置について、以下その動作を説明する。
【0058】遮断手段405で送信を遮断している状態
で、逆拡散手段116の出力信号を質問器検出手段40
6で検査する。同じ周波数帯を使用し拡散符号が異なる
質問器からの送信波が受信された場合は拡散された周波
数成分が、拡散符号も同じ場合は直流成分が見られる。
【0059】以上のように本実施例の移動体識別装置に
よれば、送信を遮断しているときの受信信号から同じ周
波数帯を利用する他の質問器を検出し、他の質問器が検
出された場合は拡散信号の系列または位相を切り換える
ことで、質問器間の干渉を回避して質問器−応答器で交
信を行うことが出来る。
【0060】(実施例6)以下、本発明第6の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図9は本発明の第
6の実施例における移動体識別装置の要部である質問器
のブロック結線図である。
【0061】図9において、601は第1の質問器、6
11は第2の質問器である。602、612は基準信号
発生手段、603、613はそれぞれ基準信号発生手段
602、612の出力信号を質問器外へ出力する基準信
号出力端子、604、614は外部から基準信号を入力
する基準信号入力端子、605は基準信号発生手段60
2の出力または基準信号入力端子の入力信号を拡散搬送
波発生手段606の初期化信号として選択する基準信号
切換手段、615も同様な基準信号切換手段である。
【0062】以上のような構成の質問器を用いた移動体
識別装置について、以下その動作を説明する。
【0063】基準信号出力端子603と基準信号入力端
子614を接続し、基準信号切換手段605で基準信号
発生手段602の出力信号を選択し、基準信号切換手段
615で基準信号入力端子614の入力信号を選択す
る。基準信号発生手段602の出力信号に対して質問器
601、611の拡散符号発生手段は同期して初期化さ
れるため、質問器601と質問器611の拡散信号の位
相関係は保たれる。
【0064】以上のように本実施例の移動体識別装置に
よれば、基準信号を複数の質問器で有線により共有する
ことで拡散信号間の同期を行い、質問器間の拡散信号の
位相関係を保つことで、複数の質問器が存在する中で、
干渉なく質問器−応答器間で交信を行うことが出来る。
【0065】(実施例7)以下、本発明第7の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図10は本発明の
第7の実施例における移動体識別装置の要部である応答
器のブロック結線図である。
【0066】図10において、701は応答器、702
は第1のアンテナ、703は第2のアンテナ、704は
検波変調手段、705は整流変調手段、706は整流変
調手段の出力電圧で無線電力伝送領域に入っているか判
定する領域判定手段、707は電力伝送を受けている間
整流変調手段への変調信号721の入力を遮断する変調
信号切換手段、708は無線電力伝送領域内では整流変
調手段の出力を駆動電力に用いるよう切り換える電源切
換手段、709は内蔵電源、710は常に内蔵電源を使
用する第1の電源系、711は電力伝送領域内では整流
変調手段705の出力を使用する第2の電源系である。
【0067】以上のような構成の応答器を用いた移動体
識別装置について、以下その動作を説明する。
【0068】無線電力伝送領域内では、整流変調手段7
05の出力に伝送電力に対応する電圧が発生する。この
電圧の発生が領域判定手段により検出された場合は、整
流変調手段705への変調信号を変調信号切換手段によ
り遮断し、第2の電源系711を電源切換手段708に
より整流変調手段705に接続する。
【0069】電力伝送されていない領域では、検波変調
手段704と整流変調手段705をともに変調に用い
る。
【0070】以上のように本実施例の移動体識別装置に
よれば、応答器に2つの変調系を設け、一方に検波の機
能を持たせ、もう一方に電力受信の機能を持たせる、無
線電力供給されている領域では電力供給を受け、それ以
外の領域では2つの変調系により変調を行うことでより
長い距離離れても質問器と交信を行うことが出来る。
【0071】(実施例8)以下、本発明第8の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図11は本発明の
第8の実施例における移動体識別装置の要部である応答
器のブロック結線図である。
【0072】図11において、801は質問器、802
は変調信号切換手段、803は逆拡散手段116の出力
信号から基準信号を再生する基準信号再生手段、804
は拡散信号発生手段の初期化信号を選択する初期化信号
切換手段、805は決められた時刻に同期動作を行わせ
る同期動作信号発生手段である。
【0073】以上のような構成の質問器を用いた移動体
識別装置について、同期動作を説明する。
【0074】質問器801が基準となる質問器である場
合は、同期動作信号発生手段805に設定された時刻に
なると、基準信号発生手段602により発生した基準信
号で変調手段113により拡散搬送波を変調して送信す
る。また、基準信号発生手段602により発生した基準
信号により拡散信号発生手段は初期化される。
【0075】一方、質問器801が、基準質問器に同期
する場合は、基準質問器からの送信波を受信し、基準信
号再生手段により基準信号を再生し、再生した基準信号
により拡散信号発生手段606を初期化することで、基
準質問器と同期する。
【0076】以上のように本実施例の移動体識別装置に
よれば、一定時刻毎に同期動作を行うことで、疑似雑音
信号の発生に使用するクロックのずれを補正し、個々の
質問器間の疑似拡散信号の位相関係を保つことが出来
る。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、質問器の
拡散搬送波と、応答器の副搬送波が干渉せず良好な質問
器応答器間の交信ができる。
【0078】また、質問器の周辺に複数の応答器が存在
する場合に、交信領域を移動させることで応答器の区別
を行い、質問器−応答器間の交信を行うことが出来る。
【0079】また、拡散搬送波発生手段で発生した拡散
搬送波を質問器からの送信信号に用いることで、複数の
質問器が存在しても、使用する疑似雑音信号が異なる質
問器同士は干渉せず、また、基準信号を共有することで
個々の質問器の疑似雑音信号の非相関性を維持し、個々
の質問器がお互いに影響なく動作することが出来る。
【0080】また、同じ周波数または疑似雑音信号を使
用した質問器を質問器検出手段で検出し、周波数または
疑似雑音信号の系列、位相を切り換えることで、質問器
間の干渉を回避して、個々の質問器が影響なく安定して
動作することが出来る。
【0081】また、応答器において、電力伝送されてい
る領域では伝送された電力を整流して使用することで内
蔵電源の消耗を抑えより長い期間の使用を可能とし、ま
た、電力伝送されていない領域では2つのアンテナを変
調に用いることで、より広い範囲で交信が可能に出来る
等、その工業的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における移動体識別装置
のブロック結線図
【図2】本発明の第1の実施例における質問器での逆拡
散後の周波数スペクトルを示した図
【図3】本発明の第2の実施例における移動体識別装置
の要部である質問器のブロック結線図
【図4】本発明の第2の実施例における移動体識別装置
の交信領域を示した図
【図5】本発明の第3の実施例における移動体識別装置
の要部である質問器のブロック結線図
【図6】本発明の第3の実施例における移動体識別装置
の交信領域を示した図
【図7】本発明の第4の実施例における移動体識別装置
の要部である質問器のブロック結線図
【図8】本発明の第5の実施例における移動体識別装置
の要部である質問器のブロック結線図
【図9】本発明の第6の実施例における移動体識別装置
の要部である質問器のブロック結線図
【図10】本発明の第7の実施例における移動体識別装
置の要部である応答器のブロック結線図
【図11】本発明の第8の実施例における移動体識別装
置の要部である質問器のブロック結線図
【図12】従来の移動体識別装置のブロック結線図
【図13】従来のスペクトル拡散を用いた移動体識別装
置のブロック結線図
【符号の説明】
101 質問器 102 応答器 110 拡散信号発生手段 111 拡散搬送波発生手段 131 副搬送波変調信号発生手段 201 質問器 202 第1の拡散信号発生手段 203 第2の拡散信号発生手段 204 位相差制御手段 301 質問器 302 指向性可変手段 308 交信領域制御手段 401 質問器 405 遮断手段 406 質問器検出手段 410 周波数切換手段 501 質問器 503 拡散符号切換手段 601 質問器 602 基準信号発生手段 605 基準信号切換手段 701 質問器 705 整流変調手段 706 領域判定手段 708 電源切換手段 801 質問器 802 変調信号切換手段 803 基準信号再生手段 804 基準信号切換手段 805 同期動作信号発生手段 901 質問器 902 応答器 903 データ処理端末 951 質問器 952 応答器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信信号を検波して検波信号を発生する
    とともに、副搬送波変調信号を変調して出力する検波変
    調手段と、前記副搬送波変調信号を発生する副搬送波変
    調信号発生手段とを応答器に設けるとともに、前記副搬
    送波変調信号の周波数帯域内には周波数成分を持たない
    擬似雑音信号を発生する拡散信号発生手段と、前記擬似
    雑音信号を用いて拡散搬送波を発生する拡散搬送波発生
    手段と、前記拡散搬送波信号を用いて受信信号を逆拡散
    する逆拡散手段とを質問器に設けた移動体識別装置。
  2. 【請求項2】 第1の擬似雑音信号を発生する第1の拡
    散信号発生手段と、前記第1の擬似雑音信号を用いて第
    1の拡散搬送波信号を発生する第1の拡散搬送波発生手
    段と、前記第1の擬似雑音信号と系列が同じで時間的に
    ずれた第2の擬似雑音信号を発生する第2の拡散信号発
    生手段と、前記第2の擬似雑音信号を用いて第2の拡散
    搬送波信号を発生する第2の拡散搬送波発生手段と、前
    記第2の拡散搬送波信号を用いて受信信号を逆拡散する
    逆拡散手段と、前記第1、第2の擬似雑音信号の位相差
    を制御して応答器と交信可能な距離を変化させる位相差
    制御手段とを質問器に設けた移動体識別装置。
  3. 【請求項3】 第1の擬似雑音信号を発生する第1の拡
    散信号発生手段と、前記第1の擬似雑音信号を用いて第
    1の拡散搬送波信号を発生する第1の拡散搬送波発生手
    段と、前記第1の擬似雑音信号と系列が同じで時間的に
    ずれた第2の擬似雑音信号を発生する第2の拡散信号発
    生手段と、前記第2の擬似雑音信号を用いて第2の拡散
    搬送波信号を発生する第2の拡散搬送波発生手段と、前
    記第2の拡散搬送波信号を用いて受信信号を逆拡散する
    逆拡散手段と、前記第1、第2の擬似雑音信号の位相差
    を制御して応答器と交信可能な距離を変化させる位相差
    制御手段と、送信アンテナまたは受信アンテナに送信ま
    たは受信する方向を変化させる指向性可変手段と、前記
    指向性可変手段と前記位相差制御手段を制御し応答器と
    交信する方向および距離を制御する交信領域制御手段と
    を質問器に設けた移動体識別装置。
  4. 【請求項4】 擬似雑音信号を発生する拡散信号発生手
    段と、前記擬似雑音信号を用いて拡散搬送波信号を発生
    する拡散搬送波発生手段と、前記拡散搬送波発生手段の
    発生した信号を遮断する遮断手段と、前記拡散搬送波信
    号で受信信号を逆拡散する逆拡散手段と、前記遮断手段
    により送信が遮断されることにより前記逆拡散手段の出
    力信号より同じ周波数帯を使用する他の質問器の存在を
    検出する質問器検出手段と、前記質問器検出手段の検出
    信号を受けて前記擬似雑音信号の系列または位相を切換
    える拡散符号切換手段とを質問器に設けた移動体識別装
    置。
  5. 【請求項5】 基準信号を発生する基準信号発生手段
    と、前記基準信号を質問器外に出力する基準信号出力端
    子と、外部から基準信号を入力する基準信号入力端子
    と、前記基準信号入力端子からの入力信号と前記基準信
    号発生手段の出力信号のどちらかを選択する基準信号切
    換え手段と、擬似雑音信号を発生し前記基準信号切換え
    手段の出力信号に同期して初期化される拡散信号発生手
    段と、前記擬似雑音信号を用いて拡散搬送波を発生する
    拡散搬送波発生手段とを質問器に設けた移動体識別装
    置。
  6. 【請求項6】 周期的に同期動作信号を発生させる同期
    動作信号発生手段と、擬似雑音信号を発生し初期化信号
    で初期化される拡散信号発生手段と、前記擬似雑音信号
    を用いて拡散搬送波を発生する拡散搬送波発生手段と、
    前記拡散搬送波発生手段の出力信号を変調する変調手段
    と、基準信号を発生する基準信号発生手段と、前記同期
    動作信号に従って前記基準信号発生手段の発生した信号
    を前記変調手段の入力信号として選択する変調信号切換
    手段と、前記拡散搬送波で受信信号を逆拡散する逆拡散
    手段と、前記逆拡散手段の出力信号から基準信号を再生
    する基準信号再生手段と、前記基準信号発生手段の出力
    信号と前記基準信号再生手段のどちらかを前記拡散信号
    発生手段の前記初期化信号として選択する初期化信号切
    換え手段とを質問器に設けた移動体識別装置。
  7. 【請求項7】 搬送波を発生する搬送波発生手段と、前
    記搬送波発生手段の発生した信号を遮断する遮断手段
    と、前記搬送波と受信信号を混合する周波数混合手段
    と、前記遮断手段により送信が遮断されている時の前記
    周波数混合手段の出力信号より同じ搬送波信号を送信し
    ている他の質問器の存在を検出する質問器検出手段と、
    前記質問器検出手段の出力する検出信号を受けて搬送波
    周波数を切換える搬送波周波数切換え手段とを質問器に
    設けた移動体識別装置。
  8. 【請求項8】 1回または複数回の検出動作において、
    送信が遮断されてからの経過時間に対応する反射信号よ
    り大きな受信信号の存在により同じ搬送波信号を送信し
    ている他の質問器の存在を検出する質問器検出手段を備
    えたことを特徴とする請求項7の移動体識別装置。
  9. 【請求項9】 第1のアンテナと第2のアンテナを設
    け、第1のアンテナに接続される検波変調手段と、第2
    のアンテナに接続される整流変調手段と、前記整流変調
    手段の出力に電源を切り換える電源切換手段と、前記整
    流変調手段への変調信号入力を切換える変調信号切換手
    段とを応答器に設けた移動体識別装置。
  10. 【請求項10】 整流変調手段の出力電圧で無線電力供
    給領域にいることを判定し電源切換手段および変調信号
    切換手段を制御する領域判定手段を備えたことを特徴と
    する請求項9の移動体識別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001007932A1 (fr) * 1999-07-26 2001-02-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede et dispositif de detection de distance
JP2006042268A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Fujitsu Ltd 電子タグ認証装置、および電子タグとの通信調整方法
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