JPH11239078A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH11239078A
JPH11239078A JP10314550A JP31455098A JPH11239078A JP H11239078 A JPH11239078 A JP H11239078A JP 10314550 A JP10314550 A JP 10314550A JP 31455098 A JP31455098 A JP 31455098A JP H11239078 A JPH11239078 A JP H11239078A
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JP
Japan
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signal
communication system
modulated
wideband
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Application number
JP10314550A
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English (en)
Inventor
John Austin Maclellan
オースティン マクレラン ジョン
R Anthony Shober
ショバー アール.アンソニー
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Nokia of America Corp
Original Assignee
Lucent Technologies Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/7075Synchronisation aspects with code phase acquisition
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves

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  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変調バックスキャッタリング(MBS)背景
雑音に関する処理利得を有するMBS通信システムを提
供する。 【解決手段】 広帯域アップリンク信号と狭帯域ダウン
リンク信号を用いることによって、MBS背景雑音に関
する処理利得を有するMBS通信システムが実現され
る。この際、狭帯域信号はスペクトル拡散されていない
信号である。広帯域アップリンク信号は、広帯域データ
信号を用いて狭帯域ダウンリンク信号の反射を制御する
ことによって生成される。広帯域データ信号は、擬似ラ
ンダム信号を情報すなわちデータ信号で変調することに
よって生成される。この際、擬似ランダム信号のチップ
レートはデータ信号のデータレートより高く、データレ
ートは、例えばビットレートあるいはシンボルレートで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信システムに
関し、特に、変調バックスキャッタ通信システムにおけ
るサブキャリア周波数の直接シーケンススペクトル拡散
変調に関する。
【0002】
【従来の技術】無線周波数識別(RFID)システム
は、装置、在庫、あるいは生物の識別及び/あるいは追
跡に用いられている。RFIDシステムは、インテロゲ
ータ(interrogator:質問器、探査局)と呼称される無
線トランシーバと、タグと呼称される多くの安価なデバ
イスとの間で通信を行なう無線通信システムである。R
FIDシステムの目的は、信頼できかつ堅固なアーキテ
クチャを設計し、システム性能要求を充たしつつ、イン
テロゲータとタグとのトータルコストを最小化すること
である。RFIDシステムにおいては、インテロゲータ
は、変調済み無線信号を用いてタグと通信し、タグは変
調済み無線信号で応答する。インテロゲータは、まず、
振幅変調済み信号をタグ宛に送信する。その後、インテ
ロゲータは、タグ宛に連続波(CW)無線信号を送信す
る。CW無線信号は周波数ホッピング(FH)キャリア
であり、マルチパス環境におけるタグの動作能力を増大
させる。その後、タグはCW信号を変調バックスキャッ
タリング(MBS)を用いて変調する。この際、アンテ
ナが、タグの変調信号によって、RF放射の吸収器から
RF放射の反射器へと電気的に切り替えられる。このこ
とによって、タグの情報が、CW無線信号上にエンコー
ドされる。インテロゲータは、受信された変調済み無線
信号を復調し、タグの情報メッセージをデコードする。
MBSシステムは、通常、インテロゲータからタグへの
通信(ダウンリンク)に振幅変調技法を用いる。タグか
らインテロゲータへの(アップリンク)通信は、従来技
術においては、狭帯域変調技法が用いられてきた。さら
に、従来技術においては、インテロゲータにおけるMB
S信号のベースバンドホモダイン検波が用いられてき
た。データ転送が成功する確率を増大させるため、タグ
は、データレートより速いレートで反射係数を変調し、
それによってCW RF信号上に変調済みサブキャリア
信号を生成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】理論的には、サブキャ
リア変調は、受信された波形が、CW RF信号と混合
された後に、ホモダイン検波器のDC雑音上に信号を生
成し、CW局部発振器の位相雑音の影響を受けない、と
いう固有の利点を有している。しかしながら、タグある
いは基地局近傍の種々の物体がCW RF信号を基地局
のレシーバに対して反射し、“運動する機器”が存在す
る場合には、数MHzに至るサブキャリア周波数におけ
るMBS背景雑音が生成される。前述の“運動する機
器”には、モータ、ジェネレータ、ポンプ、及びファン
等が含まれる。これらの機器は、工場等の産業環境に一
般的なものである。運動する金属よりなるデバイスも、
入射RF波をその機械の回転あるいは振動に関連する周
波数で変調する。
【0004】さらに、従来技術においては、インテロゲ
ータによって送信されたCW無線信号のダイレクトシー
ケンス拡散が用いられてきたが、多くのMBS雑音源は
拡散されたCW無線信号を変調してしまい、それがデテ
クタによって圧縮され、狭帯域の場合には、ホモダイン
検波器によってMBS雑音として受信されることによ
る。それゆえ、CW無線信号の周波数ホッピングあるい
は直接シーケンス拡散のいずれも、MBS背景雑音に関
しては利点を有していない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る実施例は、
広帯域アップリンク信号と狭帯域ダウンリンク信号を用
いることによって、MBS背景雑音に関する処理利得を
有するMBSシステムを実現する。この際、狭帯域信号
はスペクトル拡散されていない信号である。広帯域アッ
プリンク信号は、広帯域データ信号を用いて狭帯域ダウ
ンリンク信号の反射を制御することによって生成され
る。広帯域データ信号は、擬似ランダム信号を情報すな
わちデータ信号で変調することによって生成される。こ
の際、擬似ランダム信号のチップレートはデータ信号の
データレートより高く、データレートは、例えばビット
レートあるいはシンボルレートである。
【0006】本発明に係る実施例は、複数個のタグがア
ップリンク信号の直接シーケンス拡散によってTDMA
(時分割多重アクセス)システムのアップリンク時間ス
ロットに同時にアクセスする場合のパケット捕捉を改善
する。直接シーケンススペクトル拡散TDMAシステム
においては、同一の時間スロットをアクセスする2つの
タグが同一のチップ位相を有する確率は小さいため(あ
るいは、意識的に小さくなるように設計されるため)、
単一のチップ位相を追跡するコリレータレシーバは、複
数個のタグが単一のTDMAスロットをアクセスする場
合においても、一つのアップリンクバーストを復調する
ことが可能である。
【0007】本発明に従って、デュプレクス無線通信シ
ステムは、第一情報信号を無線キャリア信号に変調する
ことによって第一変調済み信号を生成するインテロゲー
タを有している。インテロゲータは、第一変調済み信号
を、システム内の少なくとも一つの遠隔タグ宛に送出す
る。遠隔タグは、第一変調済み信号を受信して処理す
る。タグは擬似ランダム雑音(PN)サブキャリア信号
を生成し、ある実施例においては、このサブキャリアに
第二情報信号を位相シフトキーイング(PSK)変調す
ることによって、擬似ランダムサブキャリア信号を生成
する。変調方式は、振幅変調、周波数変調、あるいは任
意の複雑さを有する位相変調、もしくは、振幅変調、周
波数変調及び/あるいは位相変調の組み合わせのいずれ
かである。この擬似ランダムサブキャリア信号を用いた
バックスキャッタ変調器は、第一変調済み信号の反射を
変調し、変調された信号は第二変調済み信号となる。こ
こで、擬似ランダムサブキャリア信号が、未変調のCW
無線信号の反射を変調するためにも用いられることに留
意されたい。インテロゲータは、第二変調済み信号を受
信・復調して、第二情報信号を得る。ある実施例におい
ては、復調にはホモダイン検波器及びホモダイン検波器
の局部発振源として第一変調済み信号が用いられる。イ
ンテロゲータは、入力される変調済み波形を局部発振器
からの信号と混合し、インフェーズ及びクワドラチャフ
ェーズ擬似ランダムサブキャリア信号を生成する。これ
らは、サブキャリア周波数のバンドパスフィルタを通過
させられ、デジタル復調器に入力される。デジタル復調
器は、擬似ランダムサブキャリア周波数によって変調さ
れた第二情報信号を再生成する。本発明は、MBSアプ
リケーションが、MBS背景雑音が存在するような環
境、すなわち産業環境や軍事的環境、において動作する
ことを可能にする。さらに、本発明は、一つのインテロ
ゲータを各々単一のチップフェーズを追跡する複数個
(N個)のコリレータレシーバと共に用いる直接シーケ
ンススペクトル拡散TDMAシステム中の複数個のタグ
が、単一のTDMAスロットをアクセスしているN個の
タグを復調することを可能にする。
【0008】
【発明の実施の形態】RFID応用の一例として、RF
ID技術を、センサ、コンテナ、パレット、あるいは目
標物に固定したタグからの情報を読み出すために用いる
ことが挙げられる。ある応用例においては、コンテナ
が、インテロゲータの読み出しフィールドを横断するよ
うに動かされる。読み出しフィールドは、タグとインテ
ロゲータとの間の通信が成功するようになされ得る体積
空間として規定される。タグが読み出しフィールド内に
存在する間に、すなわち、タグが読み出しフィールド
(インテロゲーションフィールド)から出ていく前に、
インテロゲータとタグとは情報交換を完了しなければな
らない。
【0009】図1は、本発明の応用例を記述するために
有用なRFIDシステム例の概略を示すブロック図であ
る。アプリケーションプロセッサ101は、ローカルエ
リアネットワーク(LAN)102を介して、複数個の
インテロゲータ103−104と通信する。インテロゲ
ータは、各々、単一あるいは複数個のタグ105−10
7と通信する。例えば、インテロゲータ103は、通
常、アプリケーションプロセッサ101から情報信号を
受信する。インテロゲータ103は、この情報を取り出
し、プロセッサ200(図2)が、タグ宛に送出される
ダウンリンクメッセージ(情報信号200a)をフォー
マットする。図1及び図2を参照すると、無線信号源2
01は無線信号を生成し、変調器202は情報信号20
0aで無線信号を変調し、送信機203は変調済み信
号、この実施例の場合には振幅変調による変調済み信
号、をアンテナ204を介してタグ宛に送信する。ここ
で、周波数変調及び/あるいは位相変調等の他の変調方
式も用いられ得ることに留意されたい。この実施例にお
いて振幅変調が用いられる理由は、タグがこの振幅変調
済み信号を単一の安価な非線型素子(例えばダイオー
ド)を用いて復調することが可能であるからである。
【0010】タグ105(図3)においては、アンテナ
301(例えば、ループアンテナあるいはパッチアンテ
ナ)が、変調済み信号を受信する。この信号は、具体的
には単一のショットキーダイオードである検波器/変調
器302を用いて直接ベースバンドに復調される。この
ダイオードは、ダイオードとアンテナ301とのインピ
ーダンス整合を取るために、適切な電流レベルで適切に
バイアスされている。そのため、無線信号の損失が最小
化される。ダイオード検波器の検波結果は、本質的に入
力信号のベースバンドへの直接復調である。その後、情
報信号200aは増幅器303によって増幅され、クロ
ック/フレーム回復回路304によって同期が回復され
る。その結果得られた情報はプロセッサ305へ供給さ
れる。プロセッサ305は、通常、安価な4ビットある
いは8ビットマイクロプロセッサであり、クロック回復
回路304は、プロセッサ305と共に機能するASI
C(アプリケーションスペシフィック集積回路)によっ
てインプリメントされるか、あるいはプロセッサ305
のソフトウエアプログラムとしてインプリメントされ
る。プロセッサ305は、タグ105からインテロゲー
タ(例えば103)宛に返送される情報信号306を生
成する。情報信号306は、プロセッサ305によっ
て、クロック/フレーム回復回路304によって生成さ
れたタイミング情報を用いて、変調器制御回路307宛
に送出される。TDMA時間スロットアップリンクプロ
トコルを用いた実施例においては、プロセッサ305
は、プロトコルのフレーム、時間スロット及びガード時
間に係る要求が充足されることを保証する目的で、回復
回路304からのクロック、フレーム及び時間スロット
情報を利用する。プロセッサ305は、どのフレーム及
びフレーム内のどの時間スロットがインテロゲータ宛の
情報信号送出に用いられるべきであるかを決定するため
に、回復された情報信号200aからの相互作用を利用
する。変調器制御回路307は、変調器制御回路307
によって生成され、周波数源308によって駆動された
擬似ランダム雑音サブキャリアを変調するために情報信
号306を用いる。周波数源308は、プロセッサ30
5とは個別の水晶発振器であるか、あるいは、発振器3
12から得られるプロセッサの基本クロック周波数の除
数等の、プロセッサ305内部に存在する信号から派生
させられた周波数源である。変調済み擬似ランダムサブ
キャリア信号311は、検波器/変調器302によっ
て、インテロゲータ103から受信した無線キャリア信
号を変調するために用いられ、変調済みバックスキャッ
タ(すなわち反射)信号が生成される。このことは、擬
似ランダムサブキャリア信号311を用いてショットキ
ーダイオードをオン−オフスイッチングすることによっ
て実行される。このためアンテナ301の反射率が変化
する。バッテリ310あるいは他の電源が、タグ105
の回路に電力を供給する。
【0011】変調 タグからインテロゲータ宛にMBSを用いて情報を送出
するための技法は種々存在している。ある種のMBS技
法においては、タグの変調器制御回路307が、インテ
ロゲータから受信したCW信号を、周波数f2を有する
情報信号で変調することによって振幅変調済み信号を生
成する。無線信号源201がCW周波数fcを生成する
場合には、インテロゲータはタグから周波数fcにおい
て信号を受信する。この信号の帯域は2f2であり、こ
の帯域幅の外側に存在する信号は濾波される。この方式
は、“ベースバンドMBS”と呼称される。
【0012】別のアプローチにおいては、図3に示され
ているように、タグが、周波数源308によって生成さ
れたサブキャリア周波数fsを生成する。情報は、AM
(振幅変調)、FSK(周波数シフトキーイング)ある
いはPSK(位相シフトキーイング)を用いて、サブキ
ャリアfsを周波数f2を有する情報信号306で変調
し、信号311を生成することによって伝達される。こ
の例においては、インテロゲータは周波数fcにおいて
信号を受信し、その帯域は2f2であるが、それはfc
は異なったfsにおいてである。この方法は、“サブキ
ャリアMBS”と呼称される。ここでは、チップレート
sにおいて、帯域2fsの擬似ランダム雑音サブキャリ
ア402を生成するアプローチを選択する。
【0013】タグ105は、インテロゲータダウンリン
ク信号の存在を検出すると、レシーバによって同期のた
めに用いられる公知のプリアンブルをそのRFIDデー
タに前置して共に送出することによって応答する。ある
実施例においては、図4Aに示されているように、タグ
は、周波数f2におけるアップリンクデータ情報信号3
06を微分符号化して擬似ランダム信号402をBPS
K変調し、信号311を生成することによって、アップ
リンクメッセージをインテロゲータ宛に送出する。擬似
ランダム信号は、最大長シフトレジスタ401によって
生成され、このシフトレジスタは周波数源308から得
られる周波数fsの信号によってクロックがかけられて
いる。その結果得られる擬似ランダムサブキャリア信号
311は、検波器/変調器302によって、インテロゲ
ータ103から受信した無線キャリア信号を変調して、
基地局レシーバの圧縮符号レート(fs)での変調済み
バックスキャッタ(すなわち反射)信号を生成するため
に用いられる。このようにして、第二の変調済み信号が
インテロゲータ宛に返送される。この実施例において
は、タグは、“予め”圧縮コード及びレートを知ってい
なければならない。ある実施例においては、この情報は
情報信号200aによって送出される。例えば、情報2
00aは、タグとインテロゲータとの間でその後になさ
れる通信において用いられる圧縮コードあるいは拡散コ
ードのうちのひとつを規定することが可能である。
【0014】別の実施例においては、図4Bに示されて
いるように、タグがサブキャリア周波数fsを生成し、
変調済み擬似ランダムサブキャリア信号311をサブキ
ャリアfsと混合して、変調済み擬似ランダム雑音サブ
キャリア信号を生成する。この混合の結果得られた信号
は、検波器/変調器302の反射率を制御するために用
いられ、このことによって第二の変調済み信号がインテ
ロゲータ宛に返送される。
【0015】レシーバ 図2において、インテロゲータ103は、反射・変調さ
れた信号を受信アンテナ206によって受信し、低雑音
増幅器207で増幅し、ミキサ208におけるホモダイ
ン検波を用いて単一のサブキャリアfsの中間周波数
(IF)に復調する。(ある種のインテロゲータ設計に
おいては、単一の送信アンテナ204及び受信アンテナ
206が用いられる。この場合には、送信信号をレシー
バチェーンによって受信される信号から分離する電気的
方法が必要になる。このことは、例えばサーキュレータ
のようなデバイスによって実現される。)送信チェーン
において用いられたものと同一の無線信号源201を用
いることは、IFへの復調がホモダイン検波を用いてな
されることを意味している。このことは、レシーバ回路
における位相雑音を大幅に低減できるという利点を有し
ている。ここで、変調済み信号215が、増幅器207
からの信号をホモダイン検波を用いて復調するために、
クワドラチャミキサ208によって用いられる、という
ことに留意されたい。ミキサ208は、ダウンコンバー
ト済み信号209−クワドラチャミキサが用いられる場
合には、インフェーズ(I)信号及びクワドラチャフェ
ーズ(Q)信号の双方−をフィルタ/増幅器210へ送
出し、復調済み信号209を濾波してハードウエアによ
るリミッタをかける。その結果得られた濾波済み信号−
通常、IFサブキャリアによって伝達される情報信号2
11−は、サブキャリア復調器212によってサブキャ
リアから復調され、サブキャリア復調器212は情報信
号213をプロセッサ200宛に送出して、メッセージ
内容を決定させる。信号209のI及びQチャネルは、
フィルタ/増幅器210内、あるいはサブキャリア復調
器212内で組み合わせられるか、あるいはプロセッサ
200内で組み合わせられる。
【0016】このレシーバ構成においては、MBS背景
雑音信号は212によって圧縮されることなく、プロセ
ッサ200に伝達されることもない。それゆえ、レシー
バに到達し、レートfsの擬似ランダム雑音符号によっ
て変調された所望の信号のみが圧縮されてプロセッサ2
00に伝達される。あらゆる狭帯域信号は、周波数上で
拡散され、プロセッサ200に追加ガウシアン雑音とし
て伝達される。よって、所望のMBS信号213は、M
BS背景雑音に関する処理利得という利点を有してい
る。
【0017】サブキャリア復調器212におけるデータ
回復を実現するための複数の選択肢が存在する。従来技
術に係るアナログI/Q復調及びコスタスループ等のサ
ンプリングされたサブキャリアに関するデジタル信号処
理(DSP)を用いた擬似ランダムサブキャリア信号の
包絡線検波、あるいはデジタルロジックによるレシーバ
の実現等である。
【0018】復調 復調器212は、具体的には図5に示されているような
ゲートアレイ回路によってインプリメントされる。これ
は、以下の3つの機能を有している: 1)入力される直接シーケンススペクトル拡散入力信号
を圧縮する; 2)微分符号化位相シフトキーイングデータの復調(デ
ータ回復回路);及び、 3)復調済みデータストリーム用の受信ビットクロック
の導出(クロック回復回路)。
【0019】擬似ランダムシーケンスチップコードのタ
イミング回復は、2つの段階、すなわちタイミング獲得
と時間トラッキング、において実行される。タイミング
獲得回路は、PNコードシーケンス中でトランスミッタ
が存在している位置を見い出す。レシーバは、ひとたび
PNコードをロックすると、ビットシンクを獲得する。
ビットシンクが達成されると、レシーバは“ワード”シ
ンクを獲得する。すなわち、パケット境界が見い出さ
れ、それゆえ、パケット中のかくバイトの意味がデコー
ドされる。パケット境界は、最初の13ビットが既知の
シーケンス(例えば、バーカーコードワード)であり、
かつ、最後の2バイトがCRCチェックサムであるもの
として規定される。時間トラッキングは、送信擬似ラン
ダムコードシーケンス発生器とのロック状態を保つ目的
でレシーバの擬似ランダムコードシーケンス発生器を微
妙に調節することである。
【0020】データ回復/復調回路212への入力は、
ハードウエアによってリミッタがかけられたサブキャリ
ア211である。これは、ある実施例においては、微分
符号化BPSKによって変調され、チップレートfs
有する最大長擬似乱数ビットシーケンスによって拡散さ
せられる。サブキャリアは、タイミング獲得ユニット5
01と時間トラッキングユニット503の双方に対して
入力される。タイミング獲得ユニット501は、サブキ
ャリア211を拡散するために用いられた現時点でのチ
ップコードシーケンスのおよその推定値を見い出すため
に用いられる。タイミング獲得ユニットは、サブキャリ
ア211の現時点でのチップフェーズを見い出すと、ロ
ック信号502を出すことによって時間トラッキングユ
ニット503に対して通知する。時間トラッキングユニ
ット503は、ロック信号502を受信すると、入力サ
ブキャリア211を圧縮し、微分符号化BPSK情報信
号504を生成する。これは、情報信号306の推定値
である。微分符号化BPSK信号504はベースバンド
復調器ユニット505に伝達され、ベースバンド復調器
ユニット505は、信号504を微分復号化して情報信
号213を生成する。
【0021】図6を参照すると、タイミング獲得ユニッ
ト501は、ハードウエアによってリミッタがかけられ
たサブキャリア211を受信し、周波数レートfsでN
チップをサンプリングし、それらはシリアルにレジスタ
601に入力される。局部生成器(ローカルジェネレー
タ)によって生成された最大長擬似ランダムコードシー
ケンスがレジスタ603に入力され、レジスタ601に
ストアされたデータと比較される。一致が検出された場
合には、ロック信号502が出力される。一致が検出さ
れたい場合には、新たに生成された値がレジスタ603
に入力される。本発明に係る一実施例においては、タイ
ミング獲得を実現する目的で、マスタークロックレート
で動作するローカル擬似ランダムコードシーケンスジェ
ネレータを用いた、送信チップレートよりも大幅に速い
速度で機能する個別のコリレータレシーバ部が、現時点
での入力データストリーム中の擬似ランダムコード位相
を検索して見い出すために用いられる。例えば、マスタ
ークロックは、100MHzより随分高い。ある実施例
においては、サブキャリア復調器あるいはベースバンド
レシーバは、FPGA(フィールドプログラマブルゲー
トアレイ)を用いてインプリメントされており、結果と
して、コリレータレシーバ部の動作スピードはFPGA
の最大クロックレートによって制限される。タイミング
獲得回路は、アップリンクメッセージのプリアンブルビ
ットに対して用いられるコードシンボルをモニタする必
要があるだけである。タイミング獲得がメッセージプリ
アンブルビットの端部までで実現されない場合には、メ
ッセージは適切にデコードされることが不可能であり、
レシーバのデジタルロジック部によって破棄される。プ
リアンブルワードを用いることにより、充分な数のビッ
トがレシーバを通過することが可能になり、その結果、
タイミング回復回路がPNコードシンク及びビットタイ
ミングシンクを獲得することが可能になる。このインプ
リメンテーションにおいては、レシーバはプリアンブル
データを見い出すためにサーチしているのではない。レ
シーバは、シンクを獲得すると、メッセージコードワー
ドの開始部、通常はバーカーシーケンス、をサーチす
る。レシーバは、一致するバーカーワードを見い出す
と、パケットビット及びバイトの意味をそれらのバーカ
ーワードの末端に対するオフセット関係によって規定し
ながら、パケットの残りをデコードする。同時に、レシ
ーバは、受信したパケットビット全体に亘るCRCチェ
ックサムを計算し、その結果を、送信されたCRCチェ
ックサムである、パケット中の最終2バイトと比較す
る。それらが一致する場合には、パケットは正確に受信
されたとみなされる。
【0022】あるインプリメンテーションにおいては、
データタイミング回復を含むベースバンドデジタル復調
器は、FPGAのマスタークロックを駆動する4MHz
のクロック発振器によって動作させられる。FPGA内
部の他の全てのクロック及びタイミングは、このマスタ
ークロックから導出される。マスタークロックレート
は、毎秒50kバイトというベースバンドデータレート
よりも80倍大きい。
【0023】図7を参照すると、時間トラッキングユニ
ット503は、ロック信号502を受信すると、サブキ
ャリア211を復調するためにアーリー・レート(Ea
rly−Late)トラッキング方式を利用する。ある
実施例においては、トラッキング獲得回路501は、最
大長擬似ランダムレジスタ603の内容を時間トラッキ
ング最大長シフトレジスタ701(これらのレジスタ
は、ゲートアレイ内部のの物理的に同一のレジスタであ
る可能性がある)にロードする。入力サブキャリア21
1には、Nチップ最大長シフトレジスタ701の3つの
相異なった時間遅延のもの、すなわちレートタイムバー
ジョン705a、アーリータイムバージョン705b、
及び現時点での推定バージョン705、が乗算される。
3つの積、706a、706b、及び706は、3つの
コリレータ一致フィルタ検出器702に入力される。コ
リレータ一致フィルタ検出器702は、Nサンプルに亘
って積分/集積を行ない、サブキャリア211と最大長
シフトレジスタ701からのNチップの入力時間遅延サ
ンプルとの間の自己相関を計算する。3つの入力706
a、706b及び706のうちから得られる最大出力を
有するコリレータ検出器702が、入力サブキャリア信
号211に関する正確な時間参照であると決定される。
タイミング回路703は、それぞれレジスタ701及び
603のクロック参照704及び510を調節し、入力
サブキャリア信号211とチップとのロックを維持す
る。
【0024】図8に示されているように、コリレータ一
致フィルタの出力決定は微分符号化BPSK情報信号5
04であり、これは情報レートf2を有するベースバン
ド信号である。これは、フィルタ801によって低域濾
波され、その出力804はデジタル位相ロックトループ
(PLL)回路806に入力される。デジタルPLL8
06は、サブキャリア復調回路212用の受信クロック
を生成する。ベースバンド信号804は、乗算器803
によって、同一ベースバンド信号804の1ビット遅れ
のもの805と乗算され、ベースバンド復調器出力信号
213が生成される。
【0025】直接シーケンススペクトル拡散TDMAシ
ステムにおいては、同一の時間スロットをアクセスする
2つのタグが同一のチップ位相を有する可能性が小さい
ため、あるチップ位相を追跡するコリレータレシーバ
は、単一のアップリンクバーストを復調することが可能
である。
【0026】本発明に係る実施例において実現される処
理利得は、 PG=Bws/Bwd=N のように表現される。ここで、PGは処理利得、Bws
は直接シーケンススペクトル拡散サブキャリア信号の帯
域幅、Bwdは情報すなわちデータ信号の帯域、そして
Nは情報すなわちデータビット当たりのチップ数であ
る。
【0027】ここで、DQPSK(微分クワドラチャ位
相シフトキーイング)に係るサブキャリア復調器が、上
述されているような方式に関しては図4Aに示されたD
BPSK(微分二進位相シフトキーング)に係るサブキ
ャリア復調器と同一の性質を有する、ということに留意
されたい。よって、より高次のM次DPSK(微分位相
シフトキーイング)変調方式もインプリメントされ得
る。
【0028】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので,この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
【0029】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、広
帯域アップリンク信号と狭帯域ダウンリンク信号を用い
ることによって、MBS背景雑音に関する処理利得を有
するMBSシステムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無線周波数識別(RFID)システム例を示
すブロック図。
【図2】 図1のRFIDシステムにおいて用いられる
インテロゲータユニット例を示すブロック図。
【図3】 図1のRFIDシステムにおいて用いられる
タグユニットを示すブロック図。
【図4】 A:図3のタグユニットにおける変調器制御
を示す論理ダイアグラム。 B:変調済み擬似ランダムサブキャリアの他のサブキャ
リアと混合を示す論理ダイアグラム。
【図5】 図2のインテロゲータユニットにおける擬似
ランダム雑音サブキャリア復調器ユニットを示す論理ダ
イアグラム。
【図6】 図5の復調器ユニットにおける時間獲得ユニ
ットを示す論理ダイアグラム。
【図7】 図5の復調器ユニットにおける時間追跡ユニ
ットを示す論理ダイアグラム。
【図8】 図5のゲートアレイベースバンドDBPSK
レシーバユニットを示す論理ダイアグラム。
【符号の説明】
101 アプリケーションプロセッサ 102 LAN 103、104 インテロゲータ 105、106、107 タグ 200 プロセッサ 201 無線信号源 202 変調器 203 トランスミッタ 204 送信アンテナ 206 受信アンテナ 207 低雑音増幅器 208 クワドラチャミキサ 210 フィルタ増幅器 212 サブキャリア復調器 301 アンテナ 302 検波器/変調器 303 増幅器 304 クロック回復回路 305 プロセッサ 307 変調器制御 308 周波数源 309 ディスプレイ 310 バッテリ 312 発振器 401 最大長シフトレジスタ 501 タイミング獲得ユニット 503 時間トラッキングユニット 505 ベースバンド復調器ユニット 601、603 レジスタ 602 比較/決定回路 701 時間トラッキング最大長シフトレジスタ 702 コリレータ一致フィルタ検出器 703 タイミング回路 801 ローパスフィルタ 802 Dフリップフロップ 803 乗算器 806 デジタルPLL
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 アール.アンソニー ショバー アメリカ合衆国,07701 ニュージャージ ー,レッド バンク,マニー ウェイ 29

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 狭帯域信号を送信する少なくとも一つの
    インテロゲータ;及び、 反射された信号を広帯域データ信号を用いて変調するこ
    とによって前記インテロゲータ宛のアップリンクメッセ
    ージを通信する少なくとも一つのタグ;よりなる通信シ
    ステムにおいて、 前記反射された信号が前記狭帯域信号の反射であり、前
    記広帯域データ信号があるデータレートを有するデータ
    信号によって変調された広帯域信号であり、前記広帯域
    信号が前記データレートより大きいチップレートを有す
    ることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記広帯域信号が擬似ランダムシーケン
    スであることを特徴とする請求項1記載の通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記広帯域信号が位相シフトキーイング
    を用いて変調されていることを特徴とする請求項1記載
    の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記広帯域信号が二進位相シフトキーイ
    ングを用いて変調されていることを特徴とする請求項3
    記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記広帯域信号が微分位相シフトキーイ
    ングを用いて変調されていることを特徴とする請求項3
    記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記広帯域信号が微分クワドラチャ位相
    シフトキーイングを用いて変調されていることを特徴と
    する請求項5記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記広帯域信号が微分二進位相シフトキ
    ーイングを用いて変調されていることを特徴とする請求
    項5記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記データ信号が微分符号化されている
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 前記狭帯域信号が連続波(CW)信号で
    あることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 前記狭帯域信号が変調済み連続波信号
    であることを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 前記狭帯域信号が振幅変調されている
    ことを特徴とする請求項10記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記狭帯域信号が位相変調されている
    ことを特徴とする請求項10記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 前記狭帯域信号が周波数変調されてい
    ることを特徴とする請求項10記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 狭帯域信号を送信する少なくとも一つ
    のインテロゲータ;及び、 反射された信号を広帯域サブキャリアデータ信号を用い
    て変調することによって前記インテロゲータ宛のアップ
    リンクメッセージを通信する少なくとも一つのタグ;よ
    りなる通信システムにおいて、 前記反射された信号が前記狭帯域信号の反射であり、前
    記広帯域サブキャリアデータ信号があるデータレートを
    有するデータ信号によって変調されたサブキャリア信号
    であることを特徴とする通信システム。
  15. 【請求項15】 前記サブキャリア信号が連続波信号で
    あることを特徴とする請求項14記載の通信システム。
  16. 【請求項16】 前記広帯域データ信号が、あるデータ
    レートを有するデータ信号によって変調された広帯域信
    号であり、前記広帯域信号が前記データレートより大き
    いチップレートを有することを特徴とする請求項14記
    載の通信システム。
  17. 【請求項17】 前記広帯域信号が位相シフトキーイン
    グを用いて変調されていることを特徴とする請求項16
    記載の通信システム。
  18. 【請求項18】 前記データ信号が微分符号化されてい
    ることを特徴とする請求項16記載の通信システム。
  19. 【請求項19】 前記狭帯域信号が連続波信号であるこ
    とを特徴とする請求項14記載の通信システム。
  20. 【請求項20】 前記狭帯域信号が変調済み連続波信号
    であることを特徴とする請求項19記載の通信システ
    ム。
  21. 【請求項21】 時分割多重アクセス通信システムにお
    いて、当該システムが、 狭帯域信号を送信する少なくとも一つのインテロゲー
    タ;ここで、前記狭帯域信号は、複数個の時間スロット
    よりなるフレーム中の少なくとも最初の時間スロットの
    間のダウンリンクメッセージを有している;及び、 反射された信号を広帯域データ信号を用いて変調するこ
    とによってインテロゲータ宛のアップリンクメッセージ
    を通信する少なくとも一つのタグ;ここで、前記アップ
    リンクメッセージは少なくとも第二の時間スロットの間
    に送出され、前記広帯域データ信号はあるデータレート
    を有するデータ信号によって変調された広帯域信号であ
    り、前記広帯域信号が既知のシーケンス及び前記データ
    レートより大きいチップレートを有している;を有する
    ことを特徴とする通信システム。
  22. 【請求項22】 前記既知のシーケンスが前記ダウンリ
    ンクメッセージ中において規定されていることを特徴と
    する請求項21記載の通信システム。
  23. 【請求項23】 前記第二時間スロットが前記ダウンリ
    ンクメッセージにおいて規定されていることを特徴とす
    る請求項22記載の通信システム。
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