WO2000033681A1 - Procede de fabrication de vetements de type caleçon - Google Patents

Description

明

ト ラ ン ク ス 型着用物品の製造方法 技術分野

こ の発 明は、 上着 と し て 使用 す る ト ラ ン ク ス や下着 と し て 使用 す る ト ラ ン ク ス 等の ト ラ ン ク ス 型着用物品の製

糸

造方法 に 関す る 。 田 背景技術

従来、 U字状の切 り 欠 き 部 を有 す る 2 枚の シ ー ト を 、 そ の切 り 欠 き 部が一致す る よ う に し て 合掌状 に 重ね合わ せ、 切 り 欠 き 部の縁 に 沿 っ て接合す る こ と で ト ラ ン ク ス 型着用物品の股部 を形成す る こ と が あ る 。

前記従来技術で は、 2 枚の シー ト そ れそれ に切 り 欠 き 部 を形成す る と き に 、 切 り 取 ら れて U 字状 を 呈す る シ ー 卜 が発生 す る 。 こ の シ ー ト は、 そ れがそ の ま ま 廃棄さ れ る こ と は な レ、 に し て も 、 ト ラ ン ク ス の製造 に 直接的 に利 用 さ れな ければ、 着用 物品の製造 コ ス ト に 少なか ら ぬ影 響 を 及ぼす こ と に な る 。

こ の発明で は、 ト ラ ン ク ス 型着用 物品の股部 を形成す る た めの シー ト 材料 を 有効利用 し て 、 こ の物品の製造 コ ス ト を極力低 く 抑 え る こ と が課題で あ る 。 発明の開示

前記課题解決の た め に、 こ の発明 が要 旨 と す る と こ ろ は、 ト ラ ン ク ス 型着用物品 が、 着用 者の胴周 り 両側部そ れそれ を 覆 う 一対の側部身頃 と 、 着用者の胴周 り 中央部 と 股部 と を覆 い前記着用者の腹側 と 背側 と に お い て 前記 側部身頃の そ れそれに接合 し て い る 中央部身頃 と を 有 し 、 前記 中央部身頃が、 少 な く と も 下記工程 を経て 製造さ れ る こ と に あ る 。

a . 互 い に 平行な第 1 側縁 と 第 2 側縁 と を 有 す る メ イ ン · ウ ェ ブを 一方 向へ連続的 に 流 し 、 一定の振幅 と 1 / 2 波長毎 に繰 り 返す山 と 谷 と を 有 し 、 前記一方 向へ延び る 第 1 の サイ ン カ ー ブ状曲線 に倣 っ て 前記メ イ ン · ゥ ェ ブの幅 を 二分 し て 、 前記第 1 側縁 と 該第 1 側縁 に並行 し て 前記第 1 のサ イ ン カ ー ブ状曲線 を 画 く 第 3 側縁 と を 有す る 第 1 ウ ェ ブ と 、 前記第 2 側縁 と 該第 2 側縁に並行 し て 前記第 1 のサ イ ン カ ー ブ状曲線 を 画 く 第 4 側縁 と を 有す る 第 2 ウ ェ ブ と を 前記メ イ ン ' ウ ェ ブか ら 得 る 工程、 b . 直線状の第 5 側縁 と 、 前記第 1 のサイ ン カ ー ブ状 曲線 と 同 じ波長を 有 す る 第 2 のサ イ ン カ ー ブ状曲線で形 成さ れて いて 前記第 5 側縁 に 並行 す る 第 6 側縁 と を有 す る 第 3 ウ ェ ブお よ び前記第 2 ウ ェ ブの い ずれか と 、 前記 第 1 ウ ェ ブ と を、 そ れそれのサ イ ン カ ー ブ状曲線で形成 さ れ る 山部 ど う し お よ び谷部 ど う し を 向かい合わせ、 か つ、 山部の頂部近傍 ど う し を 重ね合わせて 接合 し 、 前記 谷部 ど う しで 開 口 が形成さ れて い る 開 口 シ 一 ト を得 る ェ 程、

c . 2 枚の前記開 口 シ ー ト を 、 そ れ ら の開 口 を 一致 さ せて 重ね合わせ、 開 口 の周縁 に沿 っ て 互 い に接合 して 積 層 シ ー ト を得 る 工程、 お よ び

d . 前記積層 シ ー ト に お け る 前記開 口 を 二等分 して 前 記積層 シ 一 ト の幅方向へ延び る 第 1 切断線お よ び前記開 口 と そ れ と 隣 り 合 う 開 口 と の間 を 二等分 し て 前記幅方 向 へ延び る 第 2 切断線に よ つ て 前記積層 シ 一 ト を切断 し て 前言己 中央部身頃 を得 る 工程

こ の発明の好 ま し い 実施態様の一つ に お い て は、 前記 工程 b に 先 ち 、 第 2 の メ ィ ン · ウ ェ ブを 一方 向へ連続 的 に供給 し、 前記第 2 のサ ィ ン カ ー ブ状曲線 に倣 っ て 前 記第 2 の メ イ ン · ゥ ェ ブの幅 を 二分 して 、 そ の う ち の一 方 か ら 刖 §d第 3 ゥ ェ ブを得 る 工程が含 ま れ る 。

好 ま し い実施態様の他の一つ に お いて 、 前記第 1 、 2 ゥ ェ ブ と 第 3 ウ ェ ブ と に は、 外観お よ び物性の い ずれか が異 な る 不織••tjJお よ び織布の い ずれかが使用 さ れて い る 好 ま し い実施態様の さ ら に他の一つ に お い て 、 前記第 1 と 第 2 と の サ イ ン カ ー ブ状曲線は、 波長が 同 じ で あ つ て 波形が異な つ て い る 。 図面の簡単な説明

図 1 は、 ト ラ ン ク ス の部分破断斜視図。

図 2 は、 中央部身頃の部分破断平面図。

図 3 は、 ト ラ ン ク ス の製造工程図。

図 4 は、 実施態様の一例 を 示す ト ラ ン ク ス の製造工程 図 発明 を 実施す る た めの最良の形態

使 い捨て の ト ラ ン ク ス を 例 に と り 、 添付の 図面 を参照 し て 、 こ の発明 に係 る ト ラ ン ク ス 型着用 物品の製造方法 の詳細 を 説明 す る と 、 以下 の と お り で あ る 。 図 1 に 部分破断斜視図で 示 さ れた使い捨て の ト ラ ン ク ス 1 は、 図の左側 が着用者の胴周 り 前方 に来 る も ので あ つ て 、 主 と し て胴周 り の側部 を覆 う 左右 の側部身頃 2 , 3 と 、 主 と し て胴周 り 前後 と股部 と を覆 う 股部材 1 0 を 形成 し て い る 左右の 中央部身頃 6 ， 7 と を有 す る 。 左の 側部身頃 2 は前後の側縁部 8 , 9 を 有 し 、 こ れ ら 側縁部 8 , 9 が左 中央部 身頃 6 の前後の側縁部 1 1 , 1 2 と 接 合線 3 1 , 3 2 で接合 し て い る 。 右の側部身頃 3 は、 前 後の側縁部 1 3 , 1 4 を有 し、 こ れ ら 側縁部 1 3 ， 1 4 が右 中央部身頃 7 の前後の側縁部 1 6 , 1 7 と 接合線 3 3 ， 3 4 で接合 し て い る 。 左右の 中央部身頃 6 , 7 は、 ト ラ ン ク ス 1 の股部 に お い て 前後の渡 り と な る U字状切 り 欠 き 部 1 8 , 1 9 を 有 し、 こ れ ら 切 り 欠 き 部 1 8 , 1 9 が そ れ ら の縁に 沿 う 接合線 2 0 で接合 して い る 。 各身 頃 2 , 3 ， 6 , 7 が こ の よ う に接合す る こ と に よ っ て 、 ト ラ ン ク ス 1 の胴周 り 開 口部 2 1 と 、 一対の脚周 り 開 口 部 2 2 と が形成さ れて い る 。 側部身頃 2 , 3 に は、 胴周 り 開 口部 2 1 の縁 に沿 っ て 帯状の弾性部材 2 3 , 2 4 が 伸長状態で取 り 付 け ら れて お り 、 ト ラ ン ク ス 1 が胴周 り 方向への弾性伸縮性 を 有 し て い る 。

図 2 は、 図 1 に お け る ト ラ ン ク ス 1 で左右 の 中央部身 頃 6 , 7 か ら 左右 の側部身頃 2 ， 3 を剥 が し て 得 ら れ る 股部材 1 0 の平面 図で あ る 。 左右の 中央部身頃 6 ， 7 は 同形同大の も ので あ る が、 左 中央部身頃 6 は前部身頃 6 A と 後部身頃 6 B と を 有 し、 こ れ ら 両身頃 6 A , 6 B が 接合線 2 6 で接合 し、 右 中 央部身頃 7 は前部身頃 7 A と 後部身頃 7 B と を 有 し 、 こ れ ら 両 身頃 7 A , 7 B が接合 線 2 7 で接合 し て い る 。

図 3 は、 左 中央部身頃 6 を連続的 に 製造す る と き のェ 程図で あ る 。

こ の図 にお い て 、 工程 a で は、 互 い に 平行 な第 1 側縁 部 5 O A と 第 2 側縁部 5 0 B と を 有 す る 平面図で 示 さ れ た メ イ ン · ウ ェ ブ 5 0 を矢 印 Xで 示 さ れた 方 向へ連続的 に供給 し なが ら 、一定の波長 W と 一定の振幅 D と を 有 し、 1 / 2 波長毎 に 山 と 谷 と を繰 り 返すサ イ ン カ ー ブ状曲線 C に沿 っ て メ イ ン · ウ ェ ブ 5 0 を 裁断 し て そ の幅 を 二分 し、 第 1 ウ ェ ブ 5 1 と 第 2 ウ ェ ブ 5 2 と を得 る 。 第 1 ゥ エ ブ 5 1 は、 第 1 側縁部 5 0 A と 曲線状の第 3 側縁部 5 0 C と を 有 し 、 側縁部 5 0 C寄 り に 山部 5 6 と 谷部 5 7 と が形成さ れて い る 。 第 2 ウ ェ ブ 5 2 は、 第 2 側縁部 5 0 B と 曲線状の第 4 側縁部 5 0 D と を有 し、 側縁部 5 0 D 寄 り に 山部 5 8 と 谷部 5 9 と が形成さ れて い る 。

工程 b で は、 第 1 、 2 ウ ェ ブ 5 1 ， 5 2 の い ずれか を 1 / 2 波長だ け矢印 X で示 さ れた 方 向 ま た は そ の逆の方 向へず ら す こ と に よ っ て 、 ウ ェ ブ 5 1 ， 5 2 の 山部 5 6 , 5 8 ど う し、 お よ び谷部 5 7 , 5 9 ど う し を 向かい合わ せ る 。

工程 c で は、 山部 5 6 ， 5 8 ど う し が重な り 合い を 保 つ範囲 を 限度 と し て 、 第 1 、 2 ウ ェ ブ 5 1 ， 5 2 のい ず れか を 矢印 Y で 示 さ れた 方 向 （ 工程 c 参照） ま た はそ の 逆の方 向へ移動 さ せ、 山部 5 6 , 5 8 の重な り 合 つ て い る 部分 ど う し を接合線 6 1 で接合 し て 、 谷部 5 7 , 5 9 に よ っ て 開 口 6 2 が形成さ れた 開 口 シ ー ト 6 3 を 得 る 。

工程 d で は、 2 枚の開 口 シ ー ト 6 3 , 6 3 を互いの開 口 6 2 がー致す る よ う に 重ね合わせ、 かつ、 開 口 6 2 の 周縁 に沿 っ て 延び る 接合線 6 4 で接合 し て 、 積層 シー ト 6 6 を 得 る 。 2 枚の開 口 シ ー ト 6 3 , 6 3 は、 重ね合わ せた状態 が よ く わ か る よ う に 、 斜視図で 示 さ れて い る 。

工程 e で は、 積層 シ ー ト 6 6 に お け る 開 口 6 2 を 二等 分 し て シ ー ト 6 6 の幅方 向 へ延び る 第 1 切断線 G ( 工程 d 参照） と 、 そ の開 口 6 2 と そ れ に 隣 る 開 口 6 2 と の 間 を 二等分 し て シー ト 6 6 の幅方 向へ延び る 第 2 切断線 H (工程 d 参照） と で、 積層 シー ト 6 6 を切断 し て 股部材 ユニ ッ ト 6 7 を得 る 。

こ の よ う に して 得 ら れ る ユニ ッ ト 6 7 は、 図 2 に 示 さ れた股部材 1 0 と 同 じ も ので あ っ て 、 ユ ニ ッ ト 6 7 と股 部材 1 0 と の各部分の対応は、 次の と お り で あ る 。 重 な り 合 う 2 枚の開 口 シ ー ト 6 3 のそ れそれは、 股部材 1 0 の左右の 中央部身頃 6 ， 7 と な り 、 第 1 ウ ェ ブ 5 1 と 第 2 ウ ェ ブ 5 2 と は、 中央部身頃 6 , 7 そ れそれの前部身 頃 6 A， 7 A と後部身頃 6 B , 7 B と に な る 。 開 口 シ ー ト 6 3 に お け る 接合線 6 1 は、 図 2 の接合線 2 6 , 2 7 と に な り 、 開 口 6 2 周縁の接合線 6 4 は、 図 2 の接合線 2 0 と な る 。 メ イ ン · ウ ェ ブ 5 0 に お け る 第 1 側縁部 5 0 A は、 図 2 の側縁部 1 1 ， 1 3 と な り 、 第 2 側縁部 5 0 B は、 図 2 の側縁部 1 2 ， 1 4 と な る 。

ュ ニ ッ ト 6 7 で は、 ト ラ ン ク ス 1 の左右の側部身頃 2 ， 3 と な る べ き シー ト を 開 口 部 シ一 ト 6 3 そ れそれの外面 に 重ね、 かつ、 シ ー ト 6 3 の第 1 , 2 側縁部 5 0 A , 5 0 B に接合す る 。 側部身頃 2 ， 3 の外面 に は、 弾性部材 2 3 , 2 4 を 伸長状態で取 り 付 け る 。 こ れ ら 弾性部材 2 3 , 2 4 は、 側部身頃 2 , 3 の 内面 に取 り 付 け る こ と も で き る 。

図 4 は、 こ の発明の実施態様の他の一例 を 示 す股部材 1 0 の製造ェ程図で あ る 。 こ の工程で は、 第 1 メ イ ン ' ウ ェ ブ 5 0 と 第 2 メ イ ン - ウ ェ ブ 1 5 0 と か ら 股部材 1 0 と な る ュニ ッ 卜 6 7 が作 ら れ る 。

図 4 に おいて 、 工程 a で は、 第 1 メ イ ン ， ウ ェ ブ 5 0 が、 幅 を 二等分す る 中心線 P — P を 横軸 と し て延び る 波 長 Wのサ イ ン 力 一 ブ状第 1 曲線 C , に 倣 て 二分さ れ、 第 1 ウ ェ ブ 5 1 と 第 2 ゥ ェ ブ 5 2 と に な る

工程 b で は、 第 2 メ イ ン • ウ ェ ブ 1 5 0 が、 幅 を 二等 分す る 中心線 Q 一 Q を 横軸 と し て 延び る 波長 Wの サイ ン カ ー ブ状第 2 曲線 C ₂ に 倣 つ て 二分 さ れ、 第 3 ウ ェ ブ 1 5 3 と 第 4 ゥ ェ ブ 1 5 4 と に な る 。

工程 c で は れ ら ゥ ェ ブの う ち の第 1 ウ ェ ブ 5 1 と 第 4 ウ ェ ブ 1 5 4 と が、 互いの 山部 5 6 , 1 5 6 ど う し を 部分的 に重 ot 口 わせて接合線 6 1 で接合さ れ、 互い の 谷部 5 7 , 1 5 7 ど う し で 開 口 6 2 を形成す る 第 1 開 口 シー ト 6 3 と な る

工程 d で は、 第 1 開 口 シ ー ト 6 3 と 同一の 開 口 の配置 が得 ら れ る よ う に 、 第 2 ウ ェ ブ 5 2 と 第 3 ウ ェ ブ 1 5 3 と が、 互 い の 山部 5 8 , 1 5 8 ど う し を 部分的 に 重ね合 わせて接合線 1 6 1 で接合 さ れ、 互 いの谷部 5 9 ， 1 5 9 ど う し で開□ 1 6 2 を形成す る 第 2 開 口 シ ー ト 1 6 3 と な る 。

工程 e で は 、 第 1 、 2 開 口 シ ー ト 6 3 ， 1 6 3 の い ず れか、 例 え ば図示例の よ う に 第 2 開 ロ シ ー ト 1 6 3 が裏 返さ れ る 。

工程 f で は、 第 1 開 口 シ ー ト 6 3 と 裏返 し に な っ た 第 2 開 口 シ ー ト 1 6 3 と を そ れそれの開 口 6 2 と 1 6 2 と がー致す る よ う に 重ね合わせ、 かつ、 第 2 開 口 1 6 2 の 縁に 沿 っ て延び る 接合線 1 6 4 で接合 し て 、 積層 シ ー ト 6 6 を得 る 。

工程 g で は、 重 な り 合っ た 開 口 6 2 , 1 6 2 を 二等分 し て 幅方 向へ延び る 第 1 切断線 G ( 工程 f 参照） と 、 開 口 6 2 ， 1 6 2 と そ れ に 隣 る 開 口 6 2 , 1 6 2 と の間 を 二等分 し て 幅方 向へ延び る 第 2 切断線 H ( 工程 f 参照） と に お い て積層 シ ー ト 6 6 を切断 し 、 股部材ュ ニ ッ ト 6 7 を得 る 。

図 4 のユニ ッ ト 6 7 に は、 図 3 のユ ニ ッ ト 6 7 と 同様 に左右の側部身頃 2 ， 3 と な る べ き シー ト と 、 弾性部材 9 と を取 り 付 けて ト ラ ン ク ス 1 に仕立て る こ と がで き る 。 図 4 の製造工程で は、 第 1 メ イ ン · ウ ェ ブ 5 0 と 第 2 メ イ ン · ウ ェ ブ 1 5 0 と に、 色調や模様等の外観の異 な る も の を使用 し た り 、 伸縮性や通気性等の物性 の異 な る も の を 使用 し た り す る と 、 ユ ニ ッ ト 6 7 が前方 身頃 と後方 身頃 と で性質の異 な る も の に な る 。 例 え ば、 前方身頃 に はス パ ン ボ ン ド 不織布等の比較的低価格な非伸縮性の不 織布 を 使用 す る こ と に よ っ て材料 コ ス ト を抑 え 、 後方身 頃 に は捲縮 し た複合繊維等か ら な る 高価格で は あ る が伸 縮性 を 有 す る 不織布 を 使用 す る こ と に よ っ て ト ラ ン ク ス 着用 時の臀部の動 き を 容易 に す る こ と がで き る 。 図示例 の よ う に 第 1 メ イ ン · ウ ェ ブ 5 0 と 第 2 メ イ ン · ウ ェ ブ 1 5 0 と の 間 で 、 第 1 、 2 曲線 C , ， C ₂ の 波形 に 変化 を も た せ、 一方の 曲線 を腹側 に フ ィ ッ ト し易 く し、 も う 一方の曲線 を 背側 に フ ィ ッ ト し易 く す る こ と も で き る 。

こ の発明 に お い て 、 第 1 メ イ ン ' ウ ェ ブ 5 0 や第 2 メ イ ン . ウ ェ ブ 1 5 0 に は、 不織布 や織布、 プラ ス チ ッ ク フ ィ ル ム 等 を 使用 す る こ と がで き る 。 こ れ ら メ イ ン * ゥ エ ブ 5 0 , 1 5 0 は、 縫合 に よ っ て接合す る こ と も で き る が、 製造コ ス ト の面 か ら は ホ ッ ト メ ル ト 接着剤等 に よ る 接着や熱や超音波 に よ る 溶着 に よ っ て 接合す る こ と が 好 ま し い 。 第 1 〜 4 ウ ェ ブ 5 1 , 5 2 , 1 5 3 , 1 5 4 の 山部 5 6 , 5 8 , 1 5 6 ， 1 5 8 ど う し を 重ね合わ せ て接合す る と き に 、 上 に すべ き ウ ェ ブを どれ に す る かは 自 由 で あ る 。 ま た 、 サ イ ン カ ー ブ状 曲線 C ₂ の波形 も 自 由 に選ぶ こ と がで き る か ら 、 例 え ば、 図 4 の 工程 に お い て 、 第 1 、 2 曲 線 と C ₂ と を 同一波形 に す る こ と も で き る 。 股部材ユニ ッ ト 6 7 と 、 左右の側部 身頃 2 , 3 と な る べ き シー ト と の接合は、 積層 シ ー ト 6 6 が第 1 、 2 切断線 G と H と で切断 さ れてュ ニ ッ ト 6 7 が個別の も の に な る よ り も 前の工程で 実施す る こ と も で き る 。 例 え ば、 図 3 の工程 に お い て 、 連続 し た積層 シ ー ト 6 6 に 対 し、 側部身頃 2 , 3 と な る べ き連続 し た シ 一 ト を接合す る こ と に よ っ て 第 2 の積層 シ ー ト と し、 こ の 第 2 の積層 シ ー ト を 幅方向 に切断 し て ト ラ ン ク ス 1 を 得 る こ と がで き る 。 こ の よ う な 工程で得 ら れ る ト ラ ン ク ス 1 の股部材 1 0 、 すな わ ち ュニ ッ ト 6 7 も 本発明の方法 に よ る も の と い う こ と がで き る 。

こ の発明 に係 る 方法 に よ れば、 比較的材料費の安い 不 織布 を無駄な く 使用 し て 、 連続的 に ト ラ ン ク ス 型着用物 品 を 製造す る こ と が可能で あ り 、 か か る 方法は、 製品価 格 を 最優先 し て着心地 を 多 少犠牲 に す る こ と も あ り 得 る 使い捨て ト ラ ン ク ス の製造 に特 に 適 し て い る 。 こ の発明 に係 る ト ラ ン ク ス 型着用物品の製造方法で は、 廃棄すべ き 部分が生 じ な い よ う に ウ ェ ブ を 裁断す る こ と がで き る か ら 、 材料を 無駄 に す る こ と が な く 、 製品 コ ス ト の軽減が可能に な る 。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . ト ラ ン ク ス 型着用 物品が、 着用者の胴周 り の両側部 そ れそれ を覆 う 一対の側部身頃 と 、 着用 者の胴周 り 中央 部 と 股部 と を 覆い前記着用 者の腹側 と 背側 と に お いて 前 記側部身頃の そ れぞれ に接合 し て い る 中央部身頃 と を 有 し、 前記 中央部身頃が、 少 な く と も 下記工程 を経て 製造 さ れ る こ と を 特徴 と す る 前記 ト ラ ン ク ス 型着用物品の製 造方法。

a . 互 い に 平行な第 1 側縁 と 第 2 側縁 と を 備 え た メ イ ン · ウ ェ ブを 一方 向へ連続的 に供給 し、 一定の振幅 と 1 / 2 波長毎 に繰 り 返す 山 と 谷 と を 有 し、 前記一方 向へ延 びる 第 1 のサ イ ン カ ー ブ状曲線に倣 っ て 前記メ イ ン · ゥ エ ブの幅 を 二分 し て 、 前記第 1 側縁 と 該第 1 側縁 に並行 し て 前記第 1 のサ イ ン カ ー ブ状曲線 を 画 く 第 3 側縁 と を 備 え た第 1 ウ ェ ブ と 、 前記第 2 側縁 と 該第 2 側縁 に 並行 し て 前記第 1 のサ イ ン カ ー ブ状曲線 を 画 く 第 4 側縁 と を 備え た第 2 ウ ェ ブ と を 前記メ イ ン ' ウ ェ ブか ら 得 る 工程、 b . 直線状の第 5 側縁 と 、 前記第 1 のサ イ ン カ ー ブ状 曲線 と 同 じ波長を 有す る 第 2 のサ イ ン カ ー ブ状曲線で形 成さ れて いて 前記第 5 側縁 に並行 す る 第 6 側縁 と を備 え た第 3 ウ ェ ブお よ び前記第 2 ウ ェ ブの い ずれか と 、 前記 第 1 ウ ェ ブ と を 、 そ れそれのサイ ン カ ー ブ状曲線で形成 さ れ る 山部 ど う し お よ び谷部 ど う し を 向 かい合わ せ、 か つ、 山部の頂部近傍 ど う し を 重ね合わせて 接合 し、 前記 谷部 ど う し で 開 口 が形成さ れて い る 開 口 シ一 ト を 得 る ェ 程、

c . 2 枚の前記開 口 シー ト を、 そ れ ら の開 口 を 一致 さ せて 重ね合わ せ、 開 口 の周縁 に沿 っ て 互 い に接合 し て 積 層 シ ー ト を 得 る 工程、 お よ び

d . 前記積層 シ ー ト に お け る 前記開 口 を 二等分 し て 前 記積層 シ ー 卜 の幅 方 向へ延び る 第 1 切断線お よ び前記開 口 と そ れ と 隣 り 合 う 開 口 と の 間 を 二等分 し て 前記幅方 向 へ延び る 第 2 切断線に よ っ て 前記積層 シ ー ト を切断 し て 前記 中央部身頃 を 得 る 工程。

2 . 前記工程 b に 先立 ち 、 第 2 の メ イ ン ' ウ ェ ブを 一方 向へ連続的 に 供給 し、 前記第 2 のサ イ ン カ ー ブ状曲線 に 倣っ て 前記第 2 の メ イ ン · ウ ェ ブの幅 を 二分 し て 、 そ の う ち の一方か ら 前記第 3 ウ ェ ブを得 る 工程が含 ま れ る 主

m 求項 1 に 記載の製造方法。

3 . 前記第 1 、 2 ウ ェ ブ と 第 3 ウ ェ ブ と に は、 外観お よ び物性の い ずれか が異 な る 不織布お よ び織布の い ずれか が使用 さ れて い る 請求項 1 ま た は 2 に記載の製造方法。

4 . 前記第 1 と 第 2 と のサ イ ン カ ー ブ状曲線は、 波長が 同 じ で あ っ て 波形が異 な っ て い る 請求項 1 〜 3 の い ずれ か に 記載の製造方法。