明 細 書
¾ 障害者用情 »里装置ならびに触覚入出力装置 技術分野
この発明は、 レイァゥ卜情報や階層構造を含んだ情報のレイァゥトゃ階層構造を容易に認識 しながらその情報を閲覧 ·修正したり、 装置の動作仗態を容易に認識しながら所定の機能を実 行できる、 ネ薦 P章害者用情 里装置ならびにその装置に利用する 入出力装置に関する。 背景技術
ネ ϋΡ章害者のためにヮ一ドプロセヅサにより作成した文書等をキートヅプなどの触覚ピンの 酉 H^!Jで表現するとともに、 そのキ一トヅプに ¾toすることにより対応した文字を音声によって 表示することで、 レイアウトまで含めてテキストを できる技術として、 特開平 1 0 - 2 3 2 6 0 0に示すものがある。 (以下^例 Aと称する。) また、 グラフィカルユーザーイン夕一 フェースを備えるシステムを視覚障害者が使用するための技術として、 特開平 1 0— 6 9 2 1 8に示すものがある。 (以下 ί¾*Βと称する。)
ところが、 上記した «1¾こは、 下記に述べるような問題があった。
1 . «^Αでは、 文章に含まれる文^ (が多くなると、 多数の表示ドット 1 aが必要となり、 入出力装置か^価で になるという問題あつた。
2. 表示ドット l aの操作は、 対応した文字を音声で確認する操作しか行えないので、 操作の 態様に応じて閲覧する情報の觀を切換えるような使レ、方ができないという問題があつた。
3. 情幸 ¾aa装置の機能は、 画面に表示されるメニュー画面などで選択実行する。 しかし、 視 覚障害者はその画面が見えないので、 従^ ijBでは、 画面に出力されるウィンドウや操作部品 を複数の触覚ビン 3を含む複数の触覚セル 1を用いて表現している。 しかし触覚セル 1の配置 は固定的であり、 触覚セル 1に対応している機能の親子関係などを表現できない。 したがって P皆層的に構築されたプログラム機能の中から、 利用者の所望の機能を選択して実行することは できないという問題があった。
4. の技術は、 文字単位のレイアウト Si には有効であるが、 文章 のレイアウト構造 をわかりやすく表示できないという問題がある。仮に表示ドット 1 aを小型で麵に製作でき てすベての文字を表示したとしても、 図 1 1や図 1 2に示す「時候の挨拶」「宛先」「本文」の
ように、 文章を構成する適当なまとまりの構造とそれらのレイアウトを直感的に認識すること ができないし、 必要に応じて下位の構造を展開して閲覧することもできない。 したがって、 文 章を分かり易く閲覧することができないという問題があつた。
5. 視覚障害者が、 自分の意志で必要な情報を選択して閲覧できるためには、 図書館のように 複数の文書が階層的に分類されている中から、 所望の文章を適切に選択できる方法が提案され なければならない。 また、 文章の所望の部分を簡単に指定して、 その詳細を閲覧する方法が提 案されなけらばならない。 しかしながら、 «f列 Aでは、 1ないしは 2の表示ドット 1 aに 1 つの文字を対応付けて複数行の文字列のレイァゥトを確認できる技術が開示されているのみで あり、 従来例 Bは、 プログラムのウィンドゥの構造を表現するための技術が開示されているの みであり、 上記の課題は されていない。
6. 表示状況に応じてキ一トヅプの設定枕態を変えると効果的な がある。例えばそのキ一 トップを操作すると他のキ一トヅプに表示が展開可能であることを示したり、 他のキートップ に展開表示されているか否かを示すために、 キートヅプの設定状態を変えると効果的である。 しかしながら、 ではこれができない。
7. «例八では、 表を表示ドット 1 a表現する際に、 文字と画線を区別するために空白行を 用いているが、 この方式では多くの表示ドット 1 aが必要になるという問題があった。
8. «例では、 表示ドット 1 aや触覚ビン 3の表示形態を確認しようと触るだけでテキスト やウインドウ名称などの音声が発生するのでわずらわしいという問題があった。
9. 列 Aでは、 文章の内容を修正するには、 ワードプロセッサソフトで文章を編集し直す 必要があり操作が煩雑である。触覚ディスプレイで閲覧している文章の修正箇所を指定して修 正情報を簡単に入力する方法が求められているが ^ではそれができな 、。
1 0. 多数の ビンで白黒写真をレリーフ状に表現するアイデアが から提案されている が、 iWiJ Aのように比較的少ない表示ドット 1 aでは、 写真の微細部分を表現するのは困難 であるという問題があった。
1 1 . 従来例 Bには、 ウインドウ内の部品の階層構造を触覚セル 1内の触覚ピン 3により表示 する技術が開示されているが、 P皆層構造を有する情報を入力して触覚ディスプレイで表示する ための情 «1方法が示されておらず^^法が不明であるという問題があつ†こ。
1 2. «例には、 突出高さを独立して $卿可能な表示ドット 1 & 覚ピン 3の具体的な構 成が示されていないが、 突出量を個別に馬 Efi/fWするためには、 多数のァクチェ一夕と ¾ ^な βが必要になり、 コスト高で装置が大きくなるという問題があって、 装置の普及の妨げにな
つている。
本発明は上記に掲げた «の問題を解決できる、 観障害者用情報処理装置及び触覚入出力 装置を ¾1共することを目的としている。 発明の開示
上記の技術課題を舰するために、本発明の請求項 1に記載の視覚障害者用情報讓装置は、 各別に設定された所定の領域における指先での触覚動作に基づく識別状態を 2以上の状態に設 定可能であるとともにその所定の領域への操作を検出可能に構成された行方向と列方向の 2次 元マトリヅクス状に配置された複数の触:^喿作手段と、 !?! 定の領域における操作に基づき 所定の操作方法に対応した操作信号を抽出して出力する操作信号抽出手段と、 2次元平面に展 開可能なデータ構造を有する情報を複数のプロック単位情報で分割して記憶するとともに該ブ ロック単位情報と編己複数の触覚操作手段との対応関係を示す触: 1ί喿作手段対応関連情報を記 憶する情報記憶手段と、 編己情報記憶手段に所定の情報を設定する情報設定手段と、 前記情報 記憶手段の触 作手! ^寸応関連情報を入力して 喿作手 δΐδ定手段に 操作手段設 定清報を供給する難操作手 S¾定情纖給手段と、 触 »作手 δΙδ定情報に基づき前言 3¾数 の纖操作手段をそれぞれ所定の栊態に^する■喿作手 ¾IS定手段と、 音声関連情報を入 力して音声を発生する音声発生手段と、 操作信号を入力するとともに操作された触,作 手段に対応したプロック単位情報を前記情報記憶手段から読み出して音声関連情報を抽出して 認 3音声発生手段に供給する音声関連情報供給手段と、 編己操作信号を入力するとともに操作 された触覚操作手段にもとづき前記情報記憶手段の内容を変更する情報変更手段とからなるこ とを«としている。
このような構成にしたことにより、 2次元平面に展開可能な構造を有する情報を視覚障害者 が閲覧する際に、 情報をプロック単位情報に分割して記憶するとともに、 触覚入出力装置の触 喿作手段にそれらのプロック単位情報を対応付け、 操作に係る触戴喿作手段に関連付けられ たブロック単位情報を音声で表示することができるので、 限られた数の ^喿作手段し; ίΗΙえ られない触覚入出力装置でその触覚操作手段の数よりはるかに多くの文字を含んだ情報でも、 効果的に閲覧できるという優れた効果がある。 また、 本発明の請求項 2に記載の発明は、 請求項 1に記載の織障害者用情麵理装置にお いて、 1つ以上の ブロック単位情報は、 表示に関する情報である表示情報と、 その表示情
報に関する属性情報である属性情報とを含むとともに、 己操作信号抽出手段は、 表示情報を 閲覧するための操作に基づく表示閲覧信号と、 属性情報を閲覧するための操作に基づく属性閲 覧信号とを少なくとも抽出するとともに、 前記音声関連情報供給手段は、 前記表示閲覧信号を 入力するとその触: S作手段に関連つけられたプロヅク単位情報の表示情報に関連した音声を 発生し、 属性閲覧信号を入力するとその触覚操作手段に関連つけられたプロック単位情報の属 性情報に関連した音声を発生することを»としている。
このような構成にしたことにより、 操作された触覚操作手段に関連付けられているプロック 単位情報の属性情報と表示情報を操作に対応して選択的に閲覧できるので、 関心のある部分の 属性情報を選択的に閲覧できる。 したがって、 いちいち全内容を閲覧しなくてもその情報の概 要を効率よく閲覧できるという効果がある。特にその触覚操作手段が属するプロヅク単位情報 に含まれる情報量として、 プロヅク単位情報に含まれる文字数や下位の階層に含まれるプロヅ ク単位情報の数を事前に把握するなどの応用が可能で、 情報を効率的に閲覧できるという効果 がある。 また、 本発明の請求項 3に記載の発明は、 請求項 1に記載の観障害者用情幸拠理装置にお
I、て、 m 2次元平面に展開可能なデ一夕構造を有する情報は複数の単 能で構成される所 定の装置の機能に関連する情報を含み、 1つ以上の I3ブロック単位情報は、 該単位機能の実 行に関する単繊能情報と、 単位機能の属性情報である属性情報とを含^ s 編 3操作信号抽出 手段は、 単 能を実行するための操作に基づく単 能実行操作信号と属性情報を閲覧する ための操作に基づく属性閲覧信号とを少なくとも抽出し、 前記音声関連情報供給手段は属性閲 覧信号を入力するとその触覚操作手段に関連つけられたプロヅク単位情報の属性情報に関連し た音声を発生し、 単位機能を実行する単雌能実行手段を備え、 該単位機能実行手段は単位機 能実行操作信号を入力するとその触覚操作手段に関連つけられたプロヅク単位情報に含まれる 単ィ 能情報に基づレ、て単 { 肯¾を実行することを としている。
このような構成にしたことにより、 所定の装置の階層的に分類された複数の単位機能の概要 を閲覧しながら、所望の単 能を適切に選択して実行させることが きるという効果がある。 また、 本発明の請求項4に記載の発明は、 請求項 1から請求項3の何れかに記載の視覚障害 者用情報処理装置において、 il己プロヅク単位情報は、 1つのプロック単位情報が 1つ以上の 下位のプロック単位情報に関連付けられるように階層的に構成可能であるとともに、 前記操作
信号抽出手段は、 操作された触覚操作手段に対応するプロック単位情報の下位の階層の情報を 展開する操作に基づく下位階層展開信号を抽出可能であるとともに、 前記情報変更手段は、 前 記下位階層展開信号を入力すると、 操作された触覚操作手段に対応するプロック単位情報の下 位の階層のプロック単位情報が新しく触戴喿作手段に対応されるように、 少なくとも編 3触覚 操作手¾¾応関連情報を変更することを待数としている。
このような構成にしたことにより、 所定の階層に属するプロック単位情報を選択して触覚操 作手段に関連付けて表示できる。 そのため、 何階層にも及ぶ複雑な構造を有する情報も、 認識 しゃす tヽ表示形態の複数の画面で階層的に表示でき、 複雑な情報も見通しよくわかりやすく閲 覧できるという効果がある。 また、 本発明の請求項 5に記載の発明は、 請求項 4に記載の視覚障害者用情報処理装置にお いて、 編己触覚操作手!^応関連情報は、 対応する階層に含まれる複数のブロック単位情報が 表示ないしは印刷される際のレイアウトに対応して設定されていることを«としている。 このような構成にしたことにより、 触: «作手段の位置が、 その触覚操作手段に関連してい るプロック単位情報の内容が記載ないしは印刷される場所を示すので、 その情報に含まれるレ ィアウトを触觸作手段の配置で直感的に把握できるという効果がある。 また、 本発明の請糊 6に記載の発明は、 請求項 4に記載の観障害者用情観理装置にお いて、 廳己触難作手 応関連情報は、 触: 1ί喿作手段の配列の一方向の並びにはデータの階 層構造の深さ方向が対応付けられ、 それに直行する方向の並びには同一の階層に含まれるプロ ヅク単位情報の列挙方向が対応付けられていることを»としている。
このような構成にしたことにより、 図書館の図書分類のうに、 閲覧すべき文書データが階層 的に分類されている場合に、 それらの階層構造を 2次元的に表現できるので、 所望の文章を簡 単に分かりやすく選択できるとレ、う効果がある。 また、 本発明の請求項 7に記載の発明は、 請求項 6に記載の観障害者用情報処理装置にお いて、 編己情報変更手段は、 tfl己下位階層展 雪号を入力すると、 操作された触覚操作手段に 対応するプロヅク単位情報の下位の階層の情報を、 操作された触 1ί喿作手段以外の触覚操作手 段に対応付けるように、 前記触覚操作手5¾応関連情報を変更するように構成されていること をキ としている。
このような構成にしたことにより、 上位の階層の表示が維持されるので、 新しく展開された 階層の表示と、 その上位の階層の表示の関係が 解しゃす 、という効果がある。 また、 本発明の請求項 8に記載の発明は、 請求項 4から請求項 7の何れかに記載の視覚障害 者用情報処理装置において、 廳己触覚操作手段が設定される ^状態は、 少なくとも 3以上の 状態に設定可能であるとともに、 少なくとも 1つの! gij栊態は、 所定の触覚操作手段が対応す るプロック単位情報が下位の I のプロック単位情報に関連して展開可能である旨またはすで に他の触覚操作手段によつて展開表示されて 、る旨を示すために使用されることをキ¾¾として いる。
このような構成にしたことにより、 下位階層に対応付けられている触 作手段とそうでな 、触龍作手段とを明確に。5黻 |Jできるという効果がある。 また、 本発明の請求項 9に記載の発明は、 請求項 8に記載の観障害者用情幸隨理装置にお いて、 前言 作手段は、 その触覚操作手段が対応するブロック単位情報が下位の階層のブ 口ヅク単位情報に関連して展開可能である場合に、 展開されていない状態と、 すでに他の触覚 操作手段によって展開表示されている旨を別の識別状態に設定可能であることを特徴としてい る。
このような構成にしたことにより、 下位階層に展開されていることを前提としてその触覚操 作手段を使用する場合に、 すでに展開されているかそうでないかを、 その触覚操作手段の設定 態によって示すことができるという効果がある。 また、 本発明の請求項 1 0に記載の発明は、 請求項 1から請求項 9の何れかに記載の観障 害者用情報麵装置において、 前言 覚操作手段は複数の群に分類されるとともに、 前記音声 関連情報供給手段は、 属性情報に関連した音声を発生する際に、 操作された触覚操作手段が属 するグループとそれ以外のグループとを言 1SIJするために各プロック単位情報に割り当てられた 領廳躕揞を出力することを霞としている。
このような構成にしたことにより、 各ブロック単位情報が属する群が占めるレイァゥト上の 領域を、 属性情報を聞くだけで正確に把握できるという効果がある。 また、 本発明の請求項 1 1に記載の発明は、 請求項 1から請求項 1 0の何れかに記載の視覚
P章害者用情報処理装置において、 ΙΪΙ己触覚操作手段設定手段は、 設定動作状況を音声で認識可 能なように構成されていることを難としている。
このような構成にしたことにより、 触 1ί喿作手段の設定動作中を聴覚で確認できるので、 表 示が正しくない状態の際に表示を誤認したり誤操作しないように、 警告が行えるという効果が ある。 また、 本発明の請求項 1 2に記載の発明は、 請求項 1から請求項 1 1の何れかに記載の視覚 障害者用情報処理装置において、 irf3触覚操作手段は、 所定の基準平面からの操作部の突出高 さの状態で、 複数の ¾¾iJt態を構成することを特徴としている。
このような構成にしたことにより、 触覚により直感的にその設定枕態を識別できるし、 設定 状態を区別させるために高さ方向への変ィ匕で実現できるので、 平面方向に見て少ないスペース で多数の設定状態を表現できるとという効果がある。 また、 本発明の請求項 1 3に記載の発明は、 請求項 1から請求項 1 1の何れかに記載の視覚 P聿害者用情報删装置において、 ΙίίΙΒΜ難作手段は、 各別に設定された所定の領域に設定さ れた操作部への押下操作に基づき出力される音声の形態で、 複数の ¾¾优態を構成することを としている。
このような構成にしたことにより、 触 作手段を複数の設定状態に設定するために «戒的 な可動部材を必要とせず、 単なるプッシュスイッチで構成でき、 用途によっては安価な装置を できるという効果がある。 また、 本発明の請求項 1 4に記載の発明は、 請求項 1から請求項 1 1の何れかに記載の視覚 P章害者用情報醒装置におレ、て、 各別に設定された所定の領域に触れる指先に振動を伝達可能 な振動手段を備え、 前言顏操作手段は、 該振動手段の振動態様により複数の齪 ij状態を構成 することを としている。
このような構成にしたことにより、 識別状態を振動の態様で表現できるため、 多数の触覚操 作手段を備える装置を安価に »mできる可能性があるという効果がある。 また、 本発明の請求項 1 5に記載の発明は、 請求項 1 4に記載の観障害者用情報処理装置 において、 ifK 難作手段は、 各別に設定された所定の領域に指先が接近したことを検出す
る指先検出手段を含み、 編己振動手段は、 該記指»出手段が指先の接近を検出することに基 づき tiffs振動動作を行うことを m (としている。
このような構成にしたことにより、 触 喿作手段毎に振動手段を西己設させた場合には振動さ せる必要がある振動手段を少なくできるので消費電力が少なく振動に伴う騒音が少ないという 効果がある。 また、 複数の触覚操作手段を共通に振動させる振動手段を設け、 触覚している触 覚操作手段に設定されている^^状態に対応した振動態様で駆動させる構成を採用することで、 少ない振動手段で構成することが可能になるという効果がある。 また、 本発明の請求項 1 6に記載の発明は、 請求項 1から請求項 1 1の何れかに記載の視覚 障害者用情報画装置において、 編己触難作手段は、 各別に設定された所定の領域に配設さ れた触覚で認知可能な などの触覚部と、 覚部の近傍に指先が接近したことを検出する 指先検出手段とを含み、 該記指先検出手段が指先の近接を検出することに基づき出力される音 声の形態で、 複数の館!剧状態を構成することを特徴としている。
このような構成にしたことにより、 触: ^喿作手段の触覚動作に基づく発音により設定されて いる識別状態を識別でき、 搬戒的な可動 を必要とせず、 安価な装置を «¾iできるという効 果がある。 また、 本発明の請求項 1 7に記載の発明は、 請求項 1から請求項 1 6の何れかに記載の視覚 P章害者用情報処理装置において、 前記触覚操作手段は、 各別に設定された所定の領域内の指先 の押下操作を検出するように構成されていることを としている。
このように構成したことにより、 触覚操作手段の設定状態を ¾1忍するための触覚操作だけで 対応付けられた情報に関する音声が再生されてしまうという不都合がないので、 レイァゥ卜の 確認に集中できる上に、 触覚して確認できた 操作手段から指を離さなくてもそのまま押す だけで操作を入力できるので使レ、やすレヽとレ、う効果がある。 また、 本発明の請求項 1 8に記載の発明は、 請求項 1から請求項 1 7の何れかに記載の視覚 障害者用情報 »装置において、 操作された触覚操作手段の位置に応じて、 複数の触戴喿作手 段の設定動作の )轉事を変更することを»としている。
このような構成にしたことにより、 操作された触: 喿作手段の設定変更を後回しにして、 触 覚操作手段の設定動作に影響を与える不安定な状態をやりすごすことができるという効果があ
る。 また、 本発明の請求項 1 9に記載の発明は、 請求項 1から請求項 1 8の何れかに記載の視覚 障害者用情報娜里装置において、 編己触: IS作手段は、 各別に設定された所定の領域内の指先 の存在を検出する指先検出手段を含み、 該領域外に設定された領域での補助入力操作を検出す る補助操作手段が設けられ、 編己操作信号抽出手段は、 指先検出手段の検出結果と補助操作手 段からの補助入力操作に基づき、 所定の操作方法に対応した操作信号を抽出して出力するよう に構成されていることを としている。
このような構成にしたことにより、 複数の操作態様を検出するための検出装置が触覚操作手 段毎に必要なくなり、 装置を簡潔に構成できるという効果がある。 また、 本発明の請求項 2 0に記載の発明は、 請求項 1から請求項 1 9の何れかに記載の視覚 P聿害者用情報 S装置において、 Sff情報を入力する更新情幸 Βλ力手段を備えるとともに、 前 記情報変更手段は、 操作された触: 11喿作手段にもとづきその触覚操作手段に関連した前記情報 記憶手段の記憶内容を該 Hff情報入力手段から入力した情報に基づき変更することを特徴とし ている。
このような構成にしたことにより、 修正したい部分を簡単に指示しながら、 その内容を修正 できるという効果がある。 また、 本発明の請求項 2 1に記載の発明は、 請求項 2 0に記載の視覚障害者用情報処理装置 において、 tiri己更新情幸 力手段は、 マイクから入力した音声信号からテキスト情報を抽出す る音声入力手段を備えていることを«としている。
このような構成にしたことにより、 修正する情報を音声で入力できるので、 触覚入出力装置 から手を離さずに情報が入力できて使レ、やすレ、という効果がある。 また、 本発明の請求項 2 2に記載の発明は、 請求項 1から請求項 2 1の何れかに記載の視覚 P聿害者用情報 装置において、 装置の使用時間情報を積算する使用時間積算手段を備え、 積 算時間情報に基づき装置の保守作業を指示する動作を起動することを特徴としている。
このような構成にしたことにより、 装置の外観を視覚で確認できない ¾ P章害者でも、 装置 の清掃など、 適切なタイミングで保守作業が行えるという効果がある。
また、 本発明の請求項 2 3に記載の発明は、 請求項 1から請求項 2 2の何れかに記載の視覚 障害者用情報麵装置において、 編己情報設定手段または前記情報変更手段は、 2次元平面に 展開可能なデ一夕構造を有する情報を入力する情報入力手段と、 入力した情報に含まれる構造 言 子に基づき情報を複数のグノレープに分割するグループ分割手段と、 編己複数のグループ間 に親子関係がある ¾^にその階層構造を抽出する階層構造抽出手段と、 前記グループに含まれ る情報が表示または印刷の際に領域を占める場合にその領域に関する情報を求めるグループ領 瓛由出手段と、 グループ領域抽出手段と編己階層構造抽出手段の抽出結果に基づいて、 m 数のグループといずれかの階層の表示状態で使われる少なくとも 1以上の触覚操作手段との対 応関係を設定するマヅビング手段とを備え、 己グループに含まれる情報ならびに前記マヅピ ング手段で設定された情報に基づき前記プロック単位情報ならびに対応関連情報を設定するこ とを としている。
このような構成にしたことにより、 閲覧したい情報があらかじめ記憶手段にプロック単位倩 報として記憶されていなくても、 必要に応じ、 2次元平面に展開可能な構造に着目してグルー プに分割さ P皆層構造やグループの領域情報を考慮しながらマツビング手段が触難作手段 に関連付け、 プロック単位情報が設定されるので、 すでに外部に存在する 2次元平面に展開可 能なデータ構造を有する情報を効率よく閲覧できるという効果がある。 また、 本発明の請求項 2 4に記載の触覚入出力装置は、 1つの駆動モ一夕一で複数の昇降式 キ一トヅプを選択的に駆動するために駆動力の伝達経路の途中に機戒的なクラッチ機冓を含め るような構成を含む触覚入出力装置において、 フレームと、 モー夕一取り付けフレームと、 前 記モーター取り付けフレームに固定された複数の幽モ一夕一と、 駆動モ一夕一制御手段と、 編己駆動モータ一の出力軸に取り付けられた駆動力出力部と、 操作入力部を有した昇降式キ一 トップ、 前記駆動力出力部と連結して馬睡カを入力し前言 降式キ一トッブを昇降させる昇降 式キートップ昇降手段、 昇降式キートップを触覚する指先の押下操作を検出する操作検出手段 で構成され、 tifiBi区動モ一夕一 1つに対してそれそ' ¾数フレームに配置されたキーュニット と、 前記フレームと前記モーター取り付けフレームとを回転を伴わない平行方向に相対的に駆 動して、 ¾1§31区動モー夕一に対応してフレームに配置された複数のキーュニッ卜の中の ί£意の キ一ュニヅ卜の昇降式キートヅプ昇降手段に、 該歸隱モ一夕一の馬隨力出力部を連結させる位 置決め駆動手段と、 から構成されていることを特徴としている。
このように構成したことにより、 位置決め駆動手段が、 フレームとモータ一取り付けフレー ムとを相対的に移動駆動して、 複数の駆動モー夕一それぞれに対応した複数のキーュニヅ卜の 任意のキーュニットのキ一トップ昇降手段に駆動モ一夕一の駆動力出力部を連結させるので、 キーュトップの数より少ない数の駆動モー夕一で装置に備わる任意の位置のキートヅプを昇降 卿できるという効果がある上、 «の装置のように駆動力を伝達するのにラックのような中 間部材を必要とせず、 部品数が少なく、 機戒的にも簡易な構成で信頼性カ犒いという効果があ る。
また、 位置決め駆動手段は、 モ一夕一取り付けフレームをフレ一ムに対して相対的に移動さ せる のみで実現できるので、 従来のように列毎に配置させたクラヅチ機構を必要とせず、 部品数が少なく、 榭戒的にも簡易な構成で信頼性が!^、という効果がある。
また、 フレームとモーター取り付けフレームは、 回転を伴わない平行方向に相対的に駆動さ れるので、 複数の駆動モ一夕一をモ一夕一取り付けフレームへ適切な位置に固定しておけば、 複数の駆動モ一夕一における連結動作が、 同時にかつ正確に行うことができるという効果があ 。 また、 本発明の請求項 2 5に記載の発明は、 請求項 2 4に記載の雌入出力装置において、 キーュニヅトは、 対応した駆動モー夕一の駆動力出力部を中心とした四角形の頂点に配置 されていることを としている。
このような構成にしたことにより、 駆動力出力部が位置決め駆動手段の作用によりキートッ プ昇降手段に回転駆動力を直接伝達できるため、 従来のように回転駆動力をラックなどで列方 向に伝達する手段が不用であり、 部品数が少なく、 機械的にも簡易な構成で信頼性が高いとい う効果がある。
また、 4つのキーュニッ卜に 1つの駆動モ一夕一を必要とするだけであるとともにそれらが キ一ュニヅ卜の配置ピッチの倍のピッチで配置できるので、 多少直径の大きい駆動モ一夕一を 使用しても、 キーユニットの配置ピヅチを狭くすることができ、 特に縦横のピッチを等しくし て正方形の頂点にキ一ュニヅ卜が配置される^は、 正方形の中心に駆動モ一夕一を配置する と、 一般に駆動モー夕一は円形なので、 前後左右の隙間のバランスがよく駆動モ一夕一を効率 的に配置できるという効果がある。 また、 本発明の請求項 2 6に記載の発明は、 請求項 2 4または請求項 2 5に記載の触覚入出
力装置において、 編己駆動モー夕一はパルスモ一夕一であり、 前記駆動力出力部は該駆動モ一 夕一の回転出力軸に固着された駆動歯車であり、 前言 ^降式キ一トップ昇降手段は該駆動歯車 に嚙合して回転駆動される被駆動歯車で構成され、 編己キーユニットは、 前言 駆動歯車と前 言 3¾駆動歯車が正常に嚙合する第 1の取り付け状態と、 編 3¾駆動歯車と編 区動歯車の歯 先の当接を吸収するためにフレームに対して変位した第 2の取り付け状態との 2つの状態を取 り得るとともに、 該第 2の取り付け位置から弾性体の付勢力により該第 1の取り付け位置へ復 元させるように構成されていることを »としている。
このような構成にしたことにより、 駆動力が歯車により同期伝達できるとともに、 歯車の嚙 合が解除されているときに何らかの原因で被駆動歯車が盲動して被駆動歯車歯先どうしが当た る状況になっても、 第 2の取り付け位置に退避でき、 かつ歯先どうしが当たらない状態になれ ば、 弾性体により第 1の取り付け位置に復帰されるので、 歯先が破壊されないし、 歯車の同期 伝達が維持されるという効果がある。 また、 本発明の請求項 2 7に記載の発明は、 請求項 2 6に記載の触覚入出力装置において、 編 B#降式キ一トヅプは、 その上部か 己フレームに形成されたガイド孔により上下方向に摺 動可能にガイドされその下部は前言 降式キートップ昇降手段に連結されるとともに、 m . 馬睡歯車の水平方向への退避動作に伴い該ガイド孔にガイドされた部分を中心に揺動するよう に構成されていることを としている。
このような構成にしたことにより、 請求項 2 6の構成を実現する上で、 被駆動歯車がフレ一 ムに対して退避のために移動しても、 昇降式キ一トップの上部を中心に僅かに揺動するだけで 吸収でき、 構成か *®潔にできるという効果がある。 また、 本発明の請求項 2 8に記載の発明は、 請求項 2 5から請求項 2 7の何れかに記載の触 覚入出力装置において、 編己昇降式キ一トップは上部に押下操作を入力する部分が形成され、 編 降式キ一トヅプと ΙΐίΙ己昇降式キ一卜ップ昇降手段は、 ねじ結合またはカム ,により連 結されて前言 降式キ一トップ昇降手段の回転に伴い前 降式キートップが 1513昇降式キ一 トップ昇降手段に対して上下方向に昇降するように構成され、 昇降式キ一トップ昇降手段の一 部は、 廳3操作検出手段に接触して下側から支持さ 編己昇降式キ一トップに入力された押 下操作が昇降式キ一トップ昇降手段を介して操作検出手段により検出されるように構成されて いることを としている。
丄 5
このような構成にしたことにより、 操作検出手段は、 昇降式キートップの昇降高さの »を 共するとともに、 昇降式キ一トヅプに入力された押下操作を検出する機能を»できるとい ラ効果がある。 また、 本発明の請求項 2 9に記載の発明は、 請求項 2 8に記載の触覚入出力装置において、 編己昇降式キ一トップ昇降手段は編 c!フレームに対して上方への移動を規制されているととも に、 前記昇降式キートップと 己昇降式キ一トップ昇降手段は、 ifd昇降式キ一トップが降下 して昇降式キ一ト、ソプ昇降手段に対する a*高さに達するのに伴い編己昇降式キートップ昇降 手段の下面で ΙίίΙ3操作検出手段と接触する部分で前記操作検出手段を押下する原点押下手段が 突出するように構成され、 該原点押下手段が 己操作検出手段を押下したことを検出すること で fifl己昇降式キ一卜ップの昇降式キートップ昇降手段に対する基準高さを検出するように構成 されていることを«としている。
このような構成にしたことにより、 操 i†炱出手段が昇降式キートップ昇降手段の作動に必要 な »位置を検出する手段を兼ねて、 部品点数が減少し、 装置の小型化が 能になるという効 果がある。 また、 本発明の請求項 3 0に記載の発明は、 請求項 1から請求項 2 3の何れかに記載の視覚 P聿害者用情 Ml装置において、 少なくとも編己情報記憶手段に含まれる対応情報を含んだ情 報であって、 利用者の操作の履歴が反映された装置の状態を再現可能な状態情報を不揮発性の 記憶手段に記憶する状態情報記憶手段と、 記憶された状態情報を読み込んで装置の扰態を再現 する扰態情報^ Δ手段とを備えることを としている。
このような構成にしたことにより、 情報を閲覧するために利用者が行った操作に基づい て変化した装置の状態を容易に再現できるという効果がある。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明のクレーム構成図である。
図 2は、 本発明の観障害者用情報閲覧装置の構成を示すプロック構成図である。
図 3は、 閲覧する文章の階層的な管理構造を記録したデータを示す図である。
図 4は、 文書データの例を示す図である。
図 5は、 「スナップ」のデ一夕を示す図である。
図 6は、 「スナップ」の画像デ一夕を示す図である。
図 7は、 「実験結果の表」のデ一夕を示す図である。
図 8は、 夕グの定義の説明図である。
図 9は、 夕グの定義の説明図である。
図 10は、 「特許君蔵書」で示されるディレクトリの階層構造を示す図である。
図 11は、 「手 ¾jのフィールドの階層構造を示す図である。
図 12は、 「手紙」の文面とフィ一ルドの階層構造との対応を示す図である。
図 13は、 メモリに設定された記憶領域のデ一夕構成を示す図である。
図 14は、 メインルーチンのフローチャート (前半) を示す図である。
図 15は、 サブルーチン「DispIndex」のフローチャートである。
図 16は、 メインルーチンのフローチヤ一ト (後半) を示す図である。
図 17は、 動作対応表を示す図である。
図 18は、 属性表示の発声パターンを示す図である。
図 19は、 サブルーチン 「Cleaning」のフローチャートである。
図 20は、 サブルーチン「NewIndex」のフローチャートである。
図 21は、 サブルーチン「Cal ibrat ionjのフローチャートである。
図 22は、 サブルーチン 「BlockData」のフローチャートである。
図 23は、 「特許君蔵書」閲覧時のキートップの設定状態を示す図である。
図 24は、 「研究開発」閲覧時のキートヅプの設定状態を示す図である。
図 25は、 「通信言 Βϋ」閲覧時のキートップの設定状態を示す図である。
図 26は、 「手 ¾j閲覧時のキ一トップの設定状態を示す図である。
図 27は、 16列 X 16行の触覚入出力装置における 「手紙」閲覧時のキートップの設定状 態を示す図である。
図 28は、 「本文」閲覧時のキートップの設定状態を示す図である。
図 29は、 16列 X 16行の触覚入出力装置における 「本文」閲覧時のキートップの設定状 態を示す図である。
図 30は、 「実馬絲吉果の表」閲覧時のキートップの設定状態を示す図である。
図 31は、 16列 X 16行の触覚入出力装置における 「実験結果の表」閲覧時のキートップ の設定状態を示す図である。
図 32は、 「追伸」閲覧時のキートップの設定状態を示す図である。
丄 5
図 3 3は、 「スナツプ」閲覧時のキ一トップの設定扰態を示す図である。
図 3 4は、 「日付」挿入後の「手紙」閲覧時のキートップの設定状態を示す図である。
図 3 5は、 スクロール表示の説明図である。
図 3 6は、 触覚入出力装置の上面図である。
図 3 7は、 図 3 6の A— Α断面図である。
図 3 8は、 4つのキーグループを図 3 7の A— A断面の上方から見た図である。
図 3 9は、 つのキ一グループを図 3 7の B— B断面の下方から見た図である。
図 4 0は、 電子基板の 4つのキ一グループに対応する部分を図 3 7の C一 C断面の上方から 見た図である。
図 4 1は、 4つのキーグループの昇降ギヤ及びピニオンギヤの位置関係を、 図 3 7の D— D 断面の下方から見た図である。
図 4 2は、 位置決め駆動手段の機構を示す図である。
図 4 3は、 昇降ピンの複数の昇降高さについて図 3 6の A— A断面により示した図である。 図 4 4かち図 4 8は、 モ一夕一取り付けフレームがそれぞ 基準位置、 左上位置、 左下位 置、 右上位置、 右下位置の際の 4つのキ一グループの昇降ギヤ及びビニオンギヤの位置関係な らびに位置決め馬睡手段の βの位置関係を図 3 7の D— D断面の下方から見た図である。 図 4 9は、 操作パネル及び昇降ビンの第 2の例に付いて昇降ピンの複数の昇降高さについて 図 3 6の Α— Α断面により示した図である。
図 5 0は、 触覚入出力装置の第 の実施例の構成を示す図である。
図 5 1は、 触覚入出力装置の第 2の実施例のヮンチヅプマイコンに内蔵されたプログラムの フローチヤ一トである。
図 5 2は、 触覚入出力装置の第 3の実施例の構成を示す図である。
図 5 3は、 振動ピンの構造を示す断面図である。
図 5 4は、 ワンチヅプマイコンに内蔵されたプログラムのフローチャートである。
図 5 5は、 パソコンの機能の階層構造を示す図である。
図 5 6は、 図 5 5のパソコンの機能へアクセスするのに適したユーザーイン夕一フェースを «する触覚入出力装置のキートップの使用例を示す図である。
図 5 7は、 図 5 5に示すパソコンの機能の階層構造の表示例である。
図 5 8は、 ホームページを閲覧中のキートップの設定状態を示す図である。
図 5 9は、 図 5 8で、 タスクバーのキートヅプをダブルクリックした後のキートヅプの設定
lb
状態を示す図である。
図 6 0は、 算数のワークシ一トを示す図である。
図 6 1は、 図 6 0に対応したキートップの表示状態を示す図である。
図 6 2は、 図 6 1の次のステップのキートップの表示状態を示す図である。
図 6 3は、 図 5 5に示すパソコン機能のデータを示す図である。 発明を実施するための最良の形態
本発明をより詳細に説述するために、 添付の図面に従ってこれを説明する。
図 1は本発明のクレーム構成図であり、 図 2は本発明の視覚障害者用情報処理装置の構成を 示すブロック構成図である。
図 2において、 触覚入出力装置 1 0 0は、 視覚障害者が触覚で情報のレイアウトを閲覧した り入力操作を行うための触覚入出力装置であり、 信号ケーブル 1 aを介してバソコン 2 0 0に 接続されている。 パソコン 2 0 0は、 内蔵する制御プログラムに基づき動作し、 ワードプロセ ヅサなどで作成された文章や表のデータを、交換可能な言凝媒体であるフロッピーディスク(以 下 F Dと称す。) から入力するとともに、 後述する動作内容にしたがって所定の を行うよ うに構成されている。情報は、 インターネットのサーバーからモデム 2 0 6を利用して入力し てもよい。
また、 音声合成回路 2 0 8は音声を合成して、 ヘッドフォン型のスピーカ一 3 0 0に出力す る。 このスピーカ一 3 0 0は、 音場表現に優れた 4チャンネルスピーカ一であり、 左前スピー 力一 3 0 0 aと左後スピーカ一 3 0 0 bが使用者の左耳に、 右前スピーカ一 3 0 0 cと右後ス ビーカ一 3 0 0 dが使用者の右耳になるように配置されている。 また、 スピーカ一 3 0 0には マイク 4 0 0が取り付けられていて、 信号線により音声入力回路 2 0 9に接続されている。 次に、 触覚入出力装置の第 1の実施例を説明する前に、 本出願人により平成 1 0年 9月 2 2 日に日本国特許庁へ出願された、 特顧平 1 0 - 2 6 8 8 0 5 (本出願の優先権主張に係る出願 の一つである) に記載の 入出力装置 (以下従 と称する) の«と問題を簡単に説明す る。
上記明細書の記載から明らかなように、 «例の霞は、 1個のノ ^レスモ一夕一により列方 向に直線的に駆動されるラックに沿つて複数のキ一トップを配置し、 任意のキ一トップのクラ ヅチギアがラヅクに嚙み合い可能にすることで、 1つのパルスモ一夕一で複数のキートップの 高さ方向の §睡を可能にするとともに、 複数のクラッチギアのラヅクへの嚙み合いを、 クラッ
チ板とソレノィドからなる切 で行っていることにある。
また、 行方向にパルスモ一夕一及びラックをそれぞれ複数配置し、 同一の列に含まれるキ一 トヅプに同時に切 が作用するようにクラッチ板を配置 ·構成することで、 N行 xM列の 昇降式キートップを、 N個のパルスモーターと M個のソレノイドの共同動作により、 それぞれ 独立的に駆動制御可能にしていることにある。
しかし残念ながら、 ί¾*例では 1行毎に駆動力を伝達するためのラックが必要となる」:、 パ ルスモ一夕一の,駆動力を切換えるための «が列数分必要になり、 部品点数が多くなり、 コス ト高であるという問題があつた。
また、 «例では、 ラックの幅、 クラッチギヤの直径、 切り換えのための間隔の合計—、 が、 キ一ユニットの配置間隔を決定していたので、 キーユニットを狭いピッチで配置するには、 ク ラッチギヤの直径を小さくし、 ラックの幅を狭くする必要があった。 しかしながら、 クラッチ ギヤの直径を小さくすると、 駆動モ一夕に必要なトルクが増大してモ一夕一が大きくなるし、 ラヅクの幅を狭くすると、 列方向に長いラックの直 «が維持しにくいという問題がある。 また、 クラッチ動作を確実に行うためには、 ラックとクラッチギヤの嚙み合い位置は正確で なければならないが、 列では、 複数のラックや複数のクラッチギア、 クラッチ板を、 正確 に位置決めして案内する必要があり、 高 ヽ部品精度と組み付け精度が必要でありコスト高にな るという問題がある。
«例の特徴は、 キ一トップの数が多いほど駆動モー夕を節約できる。 しかし、 キ一トップ が比較的少ない場合はその利点よりも上述の欠点の方が顕著であった。
そこで発明人は、 従来例に見られる問題点、 すなわち、
1 . 部品点数が多くなりコスト高になるという問 。
2. 独立して案内駆動される部材が多 ヽのでそれらの案内のための «が«になり機械的な トラブルが発生する可能性が く信頼性 Μ氐レヽという問 。
3. 昇降式キ一トップの配置ピヅチを狭くしにくいという問 。
4. 高精度の部品と高レヽ組み付け精度が必要であるという問 ¾¾。
を觸夬するために努力を重ね、 下記に説明する触覚入出力装置を発明するに至った。
次に、 図面に従って、 触覚入出力装置の第 1の謹例を説明する
図 3 6は、 入出力装置の上面図である。 図 3 7は、 図 3 6の Α— Α断面図である。 図 3 8は、 4つのキ一グループを図 3 7の A— A断面の上方から見た図である。 図 3 9は、 4つの キ一グループを図 3 7の B— B断面の下方から見た図である。図 4 0は、 電子基板の 4つのキ
—グループに対応する部分を図 3 7の C— C断面の上方から見た図である。 図 4 1は、 4つの キーグループの昇降ギヤ及びビニオンギヤの位置関係を、 図 3 7の D— D断面の下方から見た 図である。 図 4 2は、 位置決め駆動手段の機構を示す図である。 図 4 3は、 昇降ピンの複数の 昇降高さについて図 3 6の A— A断面により示した図である。 図 4 4から図 4 8は、 モーター 取り付けフレームがそれぞれ、 位置、 左上位置、 左下位置、 右上位置、 右下位置の際の 4 つのキ一グループの昇降ギヤ及びピニオンギヤの位置関係ならびに位置決め駆動手段の機構の 位置関係を図 3 7の D— D断面の下方から見た図である。 図 4 9は、 操作パネル及び昇降ピン の第 2の例に付いて昇降ピンの複数の昇降高さについて図 3 6の A— A断面により示した図で ある。
例では、 図 3 6に示すように 6 4個の複数のキ一トップを 8行 X 8列のマトリックス状 に 1 5 mmピッチで配置している。 そして、 これらの複数のキートヅプはマトリックスの最小 正方形を構成する 4つのキ一トップで構成される複数のキ一グループにグループ化されている。 鍾例では、 行方向に 4グループ、 列方向に 4グループ、 合計 1 6のキ一グループの配列で構 成されている。
フレーム 2は、 装置の纖となる 板状の部材であり、 樹脂やアルミニウム、 真鍮などの 非磁性体で製作されてレ、て、 表面には図 3 7に示すように、 キ一トップの位置に対応して上面 から下面に貫通するガイド孔 3がそれぞれ形成されている。 このガイド孔 3は、 フレームの上 面から板厚中間部にかけて図 3 8に示すように 平行幅 w l、 長さ t 1、 半径 r l =w l/2、 深さ D 1からなる長孔 Aが形成されていて、 ¾ϋ中間部からフレーム下面にかけては図 3 9に 示すように、 平行幅 w 2、 長さ t 2、 半径 r 2 =w 2/2、 深さ D 2力 >らなる長孔 B力研城さ れていて、 長孔 Aと長孔 Bによりフレームの上面と下面に貫通するガイド孔 3が形成さ 後 述する昇降ギヤ 5と昇降ピン 7が挿通される。
ここで、 ガイド孔の長孔 Aと長孔 Bの長手方向は、 そのガイド孔が属するキ一グループにお ける正方形中心 (図 3 8及び図 3 9における X点) を中心として ¾Ιί状に設定されている。 フ レームの下面には、 図 3 9に示すように、 各キーグループに属する 4つの長孔 Βにそれぞれ交 差する位置で X点を中心とする円周状の深さ 1 mmの溝 4が形成されている。
昇降ギヤはボス部を有した平歯車であり、 ガイド孔の長孔 Bに昇降ギヤのボス部が揷通され る。実施例の平歯車は、 モジュール 0 . 5 mm、 歯数 2 4である。 昇降ギヤの中心にはネジ穴 6が形成されていて、 図 3 7に示すように上方から鉄などの磁性材料で製作された昇降ピンの ネジ部がねじ込まれている。 昇降ピンのネジ部長さは、 昇降ギヤのボス上面から下面までの距
離より l mm長く、 昇降ピンをいっぱいねじ込むと、 昇降ビンのネジ部 5¾¾ 7 aが昇降ギヤの 下面から l mm突出する。昇降ピンの頭部 7 bは、 対辺幅が t 1の六角形状をなし、 図 3 8に 示すようにガイド孔の長孔 Aの平行幅 t 1に嵌合して回転を規制されている。この昇降ギヤは、 請求項 2 4に記載の「昇降式キ一トップ昇降手段」 に相当する。 また、 キートップと昇降ビン は同じく 「昇降式キートップ」 に相当する。
Mil己円周状の溝 4の内部と昇降ギヤの歯部上面との隙間には、 円環状のスプリング 8が配置 され、 キ一グループに属する 4つの昇降ギヤのボス部に掛けられ、 それぞれのボスを長孔 Bの 一方の側(点 Xの方向)へ所定の力で付勢している。
フレームの下面には、 電子 S¾ 1 1がス夕ッド 9によりフレームに対向して平行に取り付け られている。 図 4 0に示すように、 電子 ¾反の上面には、 複数のプッシュスイッチがその押下 入力部の中心が昇降ギヤの中心と一致するような位置で、 所定のプリント配線パターンにはん だ付けされている。 図 3 7に示すように、 スタッドの高さはプッシュスィッチの非動作時の押 下入力部の上面が昇降ギヤの下面に接するように設定されている。実施例では、 プッシュスィ ヅチの押下動作^去は、 0. 5 mmであるとする。
昇降ギヤはフレーム下面で上方への移動を規制されているので、 昇降ピンが昇降ギヤにねじ 込まれて昇降ギヤの下面から突出するとその突出にともないプッシュスィツチが押下さ 0. 5 mm突出した位置でプッシュスイッチが作動する。以下この状態を、 昇降ギヤの原点位置と 称し、 この際の昇降ピンの高さを、 昇降ピンの基準位置と称する。
電子籠 1 1には、 所定のプリント配線パターンが形成さ パルスモ一夕一駆動用の電子 部品が配置され、 ノ ノコン 2 0 0から制御されてパルスモ一夕一が駆動される。 この電子部品 は外部の制御装置とともに機能して請求項 2 4記載の「駆動モ一夕一 $卿手段」 を構成する。 電子基板 1 1の下面には、 色縁シート 1 3を挟んで、 電子基板に平行に対向して、 モー夕一 取り付けフレーム 1 4が配置されている。モーター取り付けフレーム 1 4には、 穴 1 4 aが形 成されている。 この穴を貫通してモ一夕一取り付けフレーム支持軸 1 0がフレームに取り付け ら^ その 5¾¾部の E型止め輪 1 5とモータ一取り付けフレーム下面との間に、 円 HE縮ばね 1 6が取り付けら モーター取り付けフレーム 1 4を下側から支持してわずかな力で «シ 一卜の方へ押圧するような所定の強さに設定されている。
またモ一夕一取り付けフレ一ム支持軸 1 0の下端面には、 上面が «した箱状の下カノ一 2 0がねじで固定さ フレーム 2とともに箱状の装置开狱をなしている。
モーター取り付けフレーム 1 4の下面には、 パルスモ一夕一 1 8が、 4行 X 4列のマトリッ
クス状に 3 0 mm間隔で、 合計 1 6個配置されている。 それぞれのパルスモー夕一の回転出力 軸 1 8 aは、 モ一夕一取り付けフレーム 1 4及び電子纖 1 1の逃がし穴を纖して電子簾 1 1の上部へ突出し、 ピニオンギア 1 9が固着されている。 例では、 モジュール 5 m m、 歯数 1 2のギヤが使用されている。 このピニオンギヤの歯数は、 パルスモー夕一を所定の 励磁ノ 夕ーンで励磁した際に同じ歯車位相で停止するように、 例えば 2 4ノ、リレス/回転のノ "レ スモ—夕一を使用して、 ピニオンギヤの歯数を 1 2歯とすると、 パルスモ一ターの各コイルを 順方向に励磁した基準励磁位置 (口一夕一の停止位相は全周で 6個所存在する) では、 いつも 同じ歯車位相となる。
パルスモー夕一 1 8は、 請求項 2 4に記載の「駆動モーター」 に相当し、 ピニオンギヤ 1 9 は、 請求項 2 4に記載の「駆動力出力部」 に相当する。
図 4 1に示すように、 パルスモー夕一 1 8は、 モーター取り付けフレーム 1 4が基準位置に 位置するときに、 4つの昇降ギヤを頂点にした正方形の中心とピニオンギヤ 1 9の中心が一致 するように取り付けられ、 昇降ギヤとビニオンギヤの間に所定の隙間が確保されるようになつ ている。 そして、 モ一夕一取り付けフレーム 1 4を前後左右^^動すると、 図 4 5から図 4 8 に示すように、 ピニオンギヤと 4つの昇降ギヤのひとつの昇降ギヤとが嚙合する。
次に、 フレーム 2とモーター取り付けフレーム 1 4を相対的に移動駆動する位置決め駆動機 構に付いて説明する。
図 4 2に示すように、 モー夕一取り付けフレーム 1 4には、 前後駆動用パルスモ一夕一 2 1 と左右駆動用パルスモーター 2 2が り付けられている。前後駆動用パルスモ一夕一 2 1の回 転出力軸にはタイミングプーリ 2 3が固定されていて、 その上端部には回転軸と D Yだけ偏心 した位置に前後駆動軸 2 4が形成され、 フレームの下面に形成された横長の前後駆動溝 2 bに 係合している。
左右駆動用パルスモ一夕一 2 2の回転出力軸には、 左右駆動プーリ 2 5が固定されていて、 その上端部には回転軸と DXだけ偏心した位置に左右駆動軸 2 6が开成され、 フレームの下面 に形成された縦長の左右駆動溝 2 cに係合している。
第 2のタイミングプーリ 3 0は、 モーター取り付けフレーム 1 4に立設されたプーリ軸 2 8 に回転自在に取り付けられ、 タイミングベルト 2 9がタイミングプーリ 2 3と第 2のタイミン グプーリ 3 0との間に張設される。
第 2のタイミングプーリ 3 0の上端部には、 回転軸と D Xだけ偏心した位置に第 2の前後駆 動軸 3 1が形成さ^ フレームの下面に形成された横長の第 2の前後馬, 2 dに係合する。
また、 タイミングベルト 2 9は、 タイミングプーリ 2 3及び第 2のタイミングプーリ 3 0の 回転に伴 Lヽ前後駆動軸 2 4及び第 2の前後駆動軸 3 1により生じる前後方向の移動が同期して 生じるように位相が調整されて張設されている。 タイミングプーリ 2 3と左右駆動プーリ 2 5 は、 図示しない原点検出センサーに基づき原点位置へ位置付けされると、 前後駆動軸 2 4と左 右駆動軸 2 6が図 4 4に示すような回転位置になるように取り付けられている。
以上のように、 前後駆動溝 2 bならびに第 2の前後駆動溝 2 dはともにガイド方向が平行な 横長の溝なのでモ一夕一取り付けフレーム 1 4を左右方向へ回転を伴わずに平行にガイドする とともに前後方向の位置を規制する。 また、 左右駆動溝 2 cは縦長の溝なのでモー夕一取り付 けフレーム 1 4の前後方向の移動を許容しながら左右方向の位置を規制している。
従って、 前後駆動用パルスモ一夕一 2 1と左右駆動用パルスモータ一 2 2を適当に駆動する と、 モ一夕一取り付けフレーム 1 4をフレーム 2に対して回転移動を伴わない平行移動させる ことができる。
ここで、 D X及び D Yを、 ピニオンギヤ 1 9と昇降ギヤ 5を嚙み合わせるのに必要な寸法に すれば、 複数のパルスモー夕一 1 8のピニオンギヤ 1 9は、 キ一グループに属する 4つの キ一ュ二ットの昇降ギヤ 5に選択的に嚙合させることができる。
このように、 モ一夕一取り付けフレーム 1 4はフレーム 2に対して回車 動を伴わずに前後 左右に平行に移動馬睡されるので、 それぞれのパルスモー夕一 1 8のピニオンギヤ 1 9と昇降 ギヤ 5の嚙合動作が、 同時にかつ正確に行えるという作用があり、 «のように複数の案内機 構を必要とせず、 部品数が少なく、 安価であるという優れた効果がある。
また、 嚙合の際にピニオンギヤ 1 9と昇降ギヤ 5の歯先が干渉しても、 昇降ギヤ 5のボス部 が円環状のスプリング 8に杭して長孔 Bに沿って退避するので、 歯車の歯先が破壊されること はない。 また、 ピニオンギヤ 1 9の回転に伴い歯先の干渉が解除さ 歯が 合可能になると スプリング 8の作用で元の位置に復帰するので、 喃合が不能になることもない。
次に、 操作パネル 3 2に付いて説明する。 操作パネル 3 2は、 樹脂やアルミニウム、 真鍮な どの非磁性材料で製作さ フレーム 2の上面に着脱可能に装着される平面状のパネル で あり、 表面にはキ一ユニットの配置位置に対応した位置に複数の貫 ®¾ 3 2 aが形成さ キ 一トップ 1がそれぞれ挿通されている。
キ一トップ 1の内部には磁石 3 3が埋め込まれている。昇降ビン 7は鉄なので、 誤って使用 者が装置をひつくり返しても、 キートップ 1は昇降ピン 7に吸着されて落下 ·散乱しないとい ラ作用がある。
操作パネル 3 2の上面には、 紙などの汚れ防止シートが貼付されていて、 汚れたら交換でき る。従って、 いつもさらさらの触感が確保されるので、 使用感が向上する。 次に、 上記のように構成された触覚入出力装置の初期ィ匕動作に付いて説明する。
まず、 前後駆動用パルスモーター 2 1と左右駆動用パルスモ一夕一 2 2を原点位置へ駆動す ると、 モ一夕一取り付けフレーム 1 4はフレーム 2に対して図 4 4に示す基準位置に位置決め される。 次に、 前後駆動用パルスモ一夕一 2 1と左右駆動用パルスモ一夕一 2 2を回転駆動さ せ図 4 5に示す状態にする。 すると複数のパルスモー夕一 1 8のピニオンギヤ 1 9が、 それぞ れ対応するキ一グループの図中左上の昇降ギヤ 5と嚙み合う。
次に、 ノ レスモータ一 1 8を駆動して昇降ギヤ 5を回転させ、 昇降ピン 7が下降してプッシ ュスイッチ 1 2を作動させて »位置を検出したら、 所定の角度逆方向に駆動して図 4 3に示 す平面位置にする。
この動作を、 図 4 5〜図 4 8に示す嚙み合い位置において同様に実施し、 すべてのキ一ュ二 ヅトを平面位置にする。部品の寸法誤差や使用者の感覚の違 tヽにより、 キ一トップ 1が操作ノ ネル 2の上面と同じ高さに感じない場合は、 後述する制御プログラムにより所定の補正値を設 定して Ϊ し、 その値に応じて補 IEI睡すればよい。
次に、 キーュニヅ卜のキートップ 1を突出させる動作に付いて説明する。
まず初期ィ匕動作と同様に、図 4 5に示す位置にモー夕取り付けフレーム 1 4を位置決めする。 そして、 パルスモーター 1 8と嚙合しているキ一ユニットで、 突出させるキートヅプ 1をそれ それ所定の高さに突出させる。 この動作を、 図 4 6〜図 4 8に示す位置について実施する。 このように、 パルスモー夕 1 8の回転駆動力を切換える動作を 4回行うだけで、 すべてのキ ーュニットを任意の位置に できる。
この際、 何回に一回は、 昇降ビンを基準位置へ移動し、 嚙み合いに伴う歯の位置ずれを解消 させて位置ずれが累積しないようにするのが望ましい。
すべてのキ一トップ 1が所定の高さに設定されると、 使用者は、 キートップ 1の突出状態を 触^!忍知しながらキートップ 1の上面を押下すると、 昇降ギヤ 5を介してプッシュスィツチ 1 2が操作されてキー操作が入力できる。 次に、本発明の操作パネル及び昇降ピンの第 2の例に付いて図 4 9を参照しながら説明する。 フレーム 2には、 平行幅 w l、 長さ t 1、 半径 r l =w l/2、 からなる長孔 3 5がフレーム
の板厚の全体にかけて貫通形成されている。 昇降ピン 3 4の下部には、 昇降ギヤ 5のねじ穴に 結合するねじ部を有し、 上部には、 鍔部 3 4 aと縦リブ 3 4 bが形成されたキートヅプ部 3 4 cを有している。
操作パネル 3 2の貫通穴 3 2 aは、 キートップ部 3 4 cと若干の隙間を持って挿入されるよ うに縦リブ 3 4 bが嵌まる凹部を有し、 昇降ピン 3 4の回転を規制している。 キートップ部 3 4 cは貫通穴 3 2 aにより上下方向に摺動ガイドされるとともに、 昇降ギヤ 5の退避動作にと もなう昇降ピン 3 4の揺動を許容するようになっている。
また、 昇降ギヤ 5の回転に伴い昇降ピン 3 4が上昇すると、 昇降ピン 3 4の鍔部 3 4 aが操 作ノ ネル 3 2の下面に当接し、 昇降ピン 3 4の上昇を規制する。 さらに昇降ギヤ 5が回転駆動 されると、 昇降ギヤ 5が下方向に移動し、 昇降ギヤ 5の下面がプッシュスイッチ 1 2の押下入 力部の上面を押し、 スィッチが ONになり、 昇降ピン 3 4の高さ基準を検出できる。 なお、 昇降 «を採用せず、 操作平面から突出したキ一トップへの押下操作を検出するスィ ヅチのみで構成し、 所定のキートップが押下されたのに基づき、 そのキートップに対応付けら れた 状態に応じた音声を出力することで、 複数の識別状態を構成してもよい。 その^操 作の入力は、 補助入力スィッチを利用するなどの酉 Bitが必要である。 これは、 請求項 1 3に記 載された発明に相当する。 次に図面にしたがって、 請求項 1 6、 請求項 1 9にそれぞれ対応した、 触覚入出力装置の第 2の実施例を説明する。
図 5 0は触覚入出力装置の第 2の実施例の構成を示す図であり、 図 5 1はワンチップマイコ ンに内蔵されたプログラムのフローチャートである。
図 5 0に示した触覚入出力装置は、夕ツチパネル 1 5 0とワンチップマイコン 1 5 3を備え、 夕ツチパネルの表面に触れる指先の押圧位置を検出してワンチップマイコン 1 5 3へ出力され るようになっている。 夕ツチパネル 1 5 0は広く周知であるので詳細な説明は省略する。
夕ツチパネル 1 5 0の表面には、 所定の間隔で複数の凸状の魏 1 5 1が形成さ 指先で 触ることで夕ツチパネル 1 5 0の表面における位置を識別できるようになつている。 凸状の突 起 1 5 1は、 請求項 1 6に記載の「 ¾部」 に相当する。
夕ツチパネル 1 5 0の 1 5 1を指先で触れると、 指先の位置が検出されるので、 利用者 がどの魏 1 5 1を触っているか検出できる。 この構成と機能は、 請求項 1 6ならびに請求項
1 9に記載の「指先検出手段」に相当する。
また、 夕ツチパネル 1 5 0の近傍には、 操作信号を入力する際に同時に操作されるシフトス イッチ 1 5 7及び第 2のシフトスイッチ 1 5 8が備わっている。 シフトスィツチ 1 5 7ならび に第 2のシフトスィツチ 1 5 8は、 請求項 1 9に記載の「補助操作手段」 に相当する。
また、 ワンチップマイコン 1 5 3に内蔵された R OM 1 5 4には、 図 5 1に示すフローチヤ ―トに基づき動作する $卿プログラムが記憶されている。
まず、 S 3 0 0で、 触覚操作手段設定情報供給手段から供給された触覚操作手段の設定情報 が、 パソコンの I /Oポートからワンチップマイコンに入力され、 RAM I 5 5に記憶される。 次に S 3 0 1において、 指先検出手段からの信号を入力して指先 妾近した触覚操作手段の位 置を判別し、 続く S 3 0 2においてその触覚操作手段の設定情報に応じてブザー 1 5 6から所 定の音声を出力させる。
次に、 シフトスイッチ 1 5 7を押しながら特定の^ 1 5 1を触る力 特定の 1 5 1を 触りながらシフトスイッチ 1 5 7を押すと、 S 3 0 3においてクリック動作を示す操作が検出 さ クリック動作を示す操作信号がパソコン 2 0 0へ出力される。
一方、 特定の^ 1 5 1を触りながら第 2のシフトスイッチ 1 5 8を押すと、 S 3 0 3でダ ブルクリック動作を示す操作が検出さ^ ダブルクリック動作を示す操作信号がバソコン 2 0 0に出力される。 次に処理は S 3 0 0へ戻る。
上記のように構成された触: λ出力装置は、 ノ レスモー夕一や駆動漏が不要であるので、 装置が安価に製作できるという利点がある。 次に図面にしたがって、 請求項 1 4、 請求項 1 5にそれそれ対応した、 触覚入出力装置の第 3の実施例を説明する。
図 5 2は、 第 3の実施例の構成を示す図であり、 図 5 3は触戴喿作手段を構成する振動ピン 1 6 1の構成を示す断面図である。 また図 5 4はワンチップマイコンに内蔵されたプログラム のフローチャートである。
この触覚入出力装置も、 第 2の 例と同様に、 夕ツチパネル 1 5 0とワンチップマイコン 1 5 3を備えていて、 夕ツチパネル 1 5 0は操作平面 1 5 9の上面に取り付けられている。 また、 操作信号を入力するためのシフトスィツチ 1 5 7と第 2のシフトスィツチ 1 5 8が、 夕ヅチパネル 1 5 0の近傍に配設されている。
夕ツチパネル 1 5 0と操作平面 1 5 9を貫く貫通穴 1 6 0が、 8 X 8のマトリツクス状に所
定の間隔で複聽成されていて、 振動ビン 1 6 1がそれぞれ揷通されている。振動ビン 1 6 1 は磁性体にメツキが施された の部材であり、 上部は指先に振動を伝える部分が形成され、 胴部は貫通穴 1 6 0により上下方向に案内さ 胴部の中央部に固定された板パネ 1 6 2によ り纖 1 6 3に対して所定の高さの位置に支持さ 胴部の下部は後述するコイル体 1 6、4に より駆動されるように磁化されている。
基板 1 6 3は、 操作平面 1 5 9の下部に平行に取り付けられていて、 振動ピン 1 6 1に対応 した位置にはコイル体 1 6 4力 ί取り付けられている。 コイル体 1 6 4はボビン 1 6 5と卷線 1 6 6から構成さ ボビン 1 6 5の内部には振動ピン 1 6 1の着磁された胴部下部が揷通さ 図示しない駆動回路により卷線へ交流電流を通電することで振動ピン 1 6 1を振動駆動できる 構成となっている。
なお、 錢例では振動ピン 1 6 1毎にコイル体 1 6 4を配設しているが、 振動ピン 1 6 1を 操作平面 1 5 9の下部で複 ¾1結してバイブレー夕などで全体を βさせる構成にしてもよい。 その場合は、 下記に示す指先検出手段で指先が触覚している振動ピン 1 6 1が振動させるベ き ピンであった場合はバイブレータを振動させ、 振動させる必要のない振動ビン 1 6 1で あつた^はバイブレー夕を振動させない。 このような構成においても、 触覚する指先が 1つ の振動ピン 1 6 1のみを触覚している限り、 その指先で触覚する振動ピン 1 6 1に設定された ^SU状態を振動により正しく認識できる。
この原理をさらに応用すれば、 夕ツチパネル 1 5 0の表面に所定の間隔で複数の凸状の突起 1 5 1を形成するとともに、 タツチパネル 1 5 0全体をバイブレー夕で振動させる構成であつ てもよい。 すなわち、 指先検出手段で指先が触覚している突起 1 5 1が振動で言 1!¾されるべき 突起であった はバイブレー夕を振動させ、 識別させる必要のない突起であった場合はバイ ブレー夕を振動させない。 凸状の を触覚している時に夕ツチパネル 1 5 0全体がバイブレ —夕により振動されれば、 その指先に触れる凸状の突起を介して、 指先はその振動状態を認知 できるからである。
上記に例をあげた、 指先に振動を伝達可能な構成はいずれも、 請求項 1 4に記載の「振動手 段」に相当する。 また、 振動ピン 1 6 1を触れている指先の位置は夕ツチパネル 1 5 0により 検出されるので、利用者がどの振動ピン 1 6 1を触っているか検出できる。この構成と機能は、 請求項 1 5に記載の「指先検出手段」 に相当する。
また、 ワンチップマイコン 1 5 3に内蔵された R OM 1 5 4には図 5 4に示したフローチヤ —卜に基づき動作する Φ脚プログラムが記憶されている。
まず、 S 7 0 0では、 触覚操作手 ¾Ιδ定情報供給手段から供給された 操作手段の設定情 報が、 パソコンの I /Oポート 2 0 7からワンチップマイコン 1 5 3に入力されて、 ワンチッ プマイコン 1 5 3の内蔵の RAM 1 5 5に記憶される。 次に S 7 0 1において、 指先検出手段 からの信号を検出して指先が接近した振動ピン 1 6 1 (ないしは^ 1 5 1 ) を判別し、 続く S 7 0 2においてその振動ピン (ないしは突起) の設定情報に応じて駆動回路によってコイル 体(ないしはバイブレー夕) を駆動して振動させる。
利用者は、 特定の振動ピン 1 6 1 (ないしは突起) を触りながらシフトスィツチ 1 5 7ない しは第 2のシフトスィツチ 1 5 8を押すと、 S 7 0 3においてクリック動作ないしはダブルク リック動作を示す操作が検出され、 クリック動作ないしはダブルクリック動作を示す操作信号 がパソコン 2 0 0へ出力さ その後に、 S 7 0 0へ戻るようになつている。
上記のように、 触覚入出力装置に備わるすべての振動ピン 1 6 1を設定状況に応じて駆動す るのではなく、 指先が位置している振動ピン 1 6 1のみを駆動するようにしたので、 触覚され ていない振動ピン 1 6 1を駆動するための電力を節約でき、 電源回路などが小型にできるとい う効果がある。 また、 振動ピン 1 6 1の振動に伴う騒音を必要最小限にできるという効果があ る。
なお、 夕ッチノ ネル上の複数の指先の位置を独立して検出できるタツチノネルを使用すると ともに、 検出された複数の指先の位置する振動ビン 1 6 1をそれぞれ駆動ようにすると使いや すいのは言うまでもない。 次に、 パソコン 2 0 0について図面に基づき説明する。 パソコン 2 0 0は、 いわゆるパ一ソ ナルコンピュー夕であり、 今や広く周知な装置であるので詳細な説明は省略するが、 本実施例 で使用するパソコン 2 0 0には、 C P U 2 0 1、 メモリ 2 0 2、 FDD 2 0 3、 HDD 2 0 4、 CD— R OMドライブ 2 0 5 (以下 C D Dと称す)、 モデム 2 0 6、 I /Oポート 2 0 7、 音 声合成回路 2 0 8、 音声入力回路 2 0 9、 ビデオカード 2 1 0、 を備えていて、 制御バス 2 1 2を介して電気的に接続されている。 また、 装置の使用が不慣れな視覚障害者に使い方などを 指導する指導者 (晴眼者である) が装置の動作状況を画面で艦忍できて適切に指導が行えるよ うに、 装置の使用方法などを表示するために、 C R T 2 1 1を使用する ¾ ^もある。
C PU 2 0 1の動作は、 HDD 2 0 4に記憶されている制御プログラムによって定義されて いて、 C P U 2 0 1は HDD 2 0 4のプログラムをメモリ 2 0 2に適当にロードして、 これを 実行するようになっていて、 HD D 2 0 4に記憶されたデータや、 CD Dに挿入された CD—
R OMの中に記載されているデ一夕や、 モデム 2 0 6を介して接続されるィンターネットのデ —夕提供サ一バ (図示しない) から «されるデ一夕を読み込み、 メモリ 2 0 2や場合によつ ては HD D 2 0 4に言 して処理を行うようになっている。
また、 音声合成回路 2 0 8は、 C P U 2 0 1により所定の情報を設定すると、 音声信号をデ ジ夕ル合成するとともに、 接続されたスピーカ一 3 0 0から所定の音を発生させる。 また、 音 声入力回路 2 0 9は、マイク 4 0 0から入力した音声信号を入力するとともに音声解析を行い、 音声に含まれている情報を文字情報として出力する。 これらのパソコン 2 0 0の構成要素は、 ともに現在では周知な技術であるとともに、 本発明の本質には関係が無レヽのでその詳細な説明 は省略する。
ここで、 音声合成回路 2 0 8は、 いわゆる 4チャンネルステレオの回路構成になっていて、 C P U 2 0 1から設定された音に関する情報の中には、 左前スピーカ一, 左後スピーカ、 右前 スピーカー、 右後スピーカ一それぞれに対する音の設定値が含まれていて、 これらの設定値を 変化させることで、 音の発生している場所が変化しているように聞くことができる。
なお、 観障害者にとって、 聴覚は大変大切な残存能力であるので、 この音声合成回路 2 0 8には、 あらかじめ設定された音圧以上の音がスピーカ一から発生しないように、 回路に多重 の安全回路、 例えば、 流制限回路などが且み込まれていて、 C P U 2 0 1の誤動作ゃプログ ラムのバグ、 データの不良、 電子部品の劣化その他により、 異常に高い音圧がスピーカ一から 発生して使用者の聴覚に障害を与える事故が起きないようになつている。 次に、 図面に基づき本難例の説明で使用するデータファイルに付いて説明する。 これらの デ一夕は、 パソコン 2 0 0の O Sが提供するファイルシステムの機肯 こよって所定のファイル 名谢けられて F Dや HD D 2 0 4、 CD— R O Mに読み出し可能に言 されているほか、 電 話回線に接続したモデム 2 0 6を経由して、 ネヅトワークに存在するデ一夕サーバ(図示せず) からダウンロードしたものであってもよいし、 バソコンの動作に伴って^ ¾される各種動作状 態を表すデ一夕であってもよい。
~«的に、 2次元的に展開可能な構造を持つデ一夕のフォーマヅトは、 画像デ一夕や表デー 夕、 レイアウト情報を含んだワープロデ一夕、 イン夕一ネットホームページの H T MLフォー マットのデータ、 P皆層構造をあらわすデ一夕など、 さまざまなフォーマットのデ一夕が存在す るが、 その内容に付いて逐一説明するのは本発明の本質を説明する趣旨から外れるので、 本実 施例では本発明の趣旨を説明するのに必要かつ十分な範囲で簡潔なフォーマツト形式を規定し、
そのフォ一マットに従った具体的なデータを提示してそれに基づき以下の説明を行うこととす る。
なお、 当然ながら、 本発明の範囲はこの 例で示したフォーマットに係る 2次元的に展開 可能な構造を持つ情報への適用に限定されることはなく、 前記のように広く利用されているデ 一夕のフォーマヅト毎に適宜アルゴリズムを適用すれば、 本発明を適用してその効果と目的を ¾β¾できることは言うまでもない。 そこで、 本実施例の説明の前半では、 使用者であり視覚障 害者でもある特許一筋君が、 すでに所持している多数の文書デ一夕の中から恩師のガンバ発明 先生へあてた手紙を選択してその内容を閲覧して確認した後に、 日付を入力し忘れたことに気 づき、 新しく日付を入力するという動作を想定して説明する。
また、 本実施例の説明の後半では、 特許一筋君が、 触覚入出力装置を利用してインタ一ネッ 卜にアクセスし、 ガンバ先生のホームページを閲覧するという動作を想定して説明する。 図 3から図 7、 及び図 6 3は、 本発明の実施例で表示される情報の例を示すデータ構成図で あり、 特に図 3は閲覧する文章の階層的な管理構造を言 3^したデータ (以下文書管理データと 称する。) を示す図であり、 また図 4は、 管理デ一夕に記載されている 「手紙」 という名前の データ (以下文書デ一夕と称する。物理的なファイル名は、 " ¥tegami.dat"である。) の編集 作業終了後のデータを示す図である。 また、 図 5は「手紙」の中に記載がある 「スナップ」 と いう名前のデータ (同様に" ¥picture.dat") であり、 図 6はそのイメージデ一夕の元になつ た画像デ一夕 (同様に" c:¥picture.bmp") を示す図である。 また、 図 7は同様に「手紙」の中 に記載がある 「実験結果の表」 という名前のデ一夕 (同様に" c:¥result.dat") を示す図であ る。 また図 6 3は、 図 5 5に示すパソコンの機倉 ¾に関する情報に対応したデ一夕であり、 下記 に示すプログラムでは、 文書管理データとして扱われうる。
図からわかるように、管理デ一夕や文書デ一夕は、 「く(大なり記号)」と「> (小なり記号)」 でフォーマット言 B¾子を囲んだ構造の「タグ」 と呼ばれる情報と、 それ以外の文字情報とから 構成されている。 に、 本 «例で説明するデ一夕に含まれるタグの定義を図 8及び図 9に 示す。 ここで、 タグは、 所定のフォーマット言 子である 「開始言 子」 と、 開始言 子のフ ォ一マツト ffiifi子の先頭に「/」文字を ϋ¾Ι1した 「終了言 3 子」の対で構成される 「ペアタグ」 と、 単に開始言 子だけの「シングルタグ」の 2種類がある。
例えば図 3に示した「特許君蔵書」の文書管理デ一夕で見ると、 構造表示部分指定タグ(< TEXTFORM>〜</TEXTFOEM>) により、 2行目から 3 6行目に記載されている情報がこの文書
管理デ—夕の構造表示部分であることが示されている。 また、 2行目のルートタグ(<R00T " 特許君蔵書" >) により、 この文書管理データが「特許君蔵書」 をルートとする階層構造であ ることが示されている。 また、 3行目から 2 0行目に記載されているディレクトリ夕グ(く DIR name, parent >) により、 「name」で示される名前の階層は「parent」で示される名前の階層の 下位の階層であることが示されている。
例えば「parent」 が「特許君蔵書」であるタグ (合計 3つある) により、 この管理構造の最 上位の ¾念である 「特許君蔵書」のすぐ直下の階層は、 1 . 研究関係、 2 . ボランティア、 3 . レシビ、 の 3つの名前のディレクトリにより構成されていることが示されている。 同様に、 他 のディレクトリタグについても、 その親ディレクトリの名前が「parent」 により指示されてい る。
こうして構造表示部分のディレクトリタグの情報により、 「特許君蔵書」 をル一トとするデ ィレクトリの階層構造が表現され、 具体的には図 1 0に示されるものになる。
文章デ一夕に関しても同様にして、 例えば図 4に示した「手紙」の文書デ一夕で見ると、 構 造表示部分指定夕グにより、 2行目から 4 4行目に記載されて L、る情報がこの文書デ一夕の構 造表示部分であることが示されている。また同様に 2行目に記載されているページタグ(<PAGE "手紙"," 36", "64" >) により、 この文章デ一夕が「横 3 6文字 X縦 6 4文字で作成されている 「手紙」 という名前の文章であることが示されている。 また、 3行目から 2 0行目に記載され ているフィールドタグにより、 各フィールドの情報が手紙の上で占める領域(フィールド領域 と称す。)を文字単位で表記した文字領域が示されている。また、各フィールドタグの「parent」 のパラメ一夕により、 フィ一ルドは相対的な上下関係を結びながら階層的に指示されている。 例えば「parent」が「手紙」であるタグ(合計 7つある)では、 この文章の最上位の概念であ る 「手 のすぐ直下の階層に含まれるフィールドが示されていて、 1 . 日付、 2 . 受取人、 3 . 差出人、 4 . 時候の^^、 5 . 本文、 6 . 結文、 7 . 追伸、 の 7つの名前のフィールドに より構成されていることが示されている。 同様に、 他のフィールドタグについても、 その親フ ィールドの名前が「parent」に I ^されるとともに、 親フィールドの文字領域における原点位 置を Si としてそのフィ一ルドの文字領域の左上の位置が指示されている。
このようにして、 構造表示部分のフィールド夕グの情報により、 この手紙のレイアウトとフ ィーノレドの階層構造が表現さ 具体的に本難例の「手紙」のフィールドは図 1 1及び図 1 2に示されるものになる。
また、 キ一トップ数夕グ(く INDEXF0EM A, B >〜く/ INDEXF0EM>) により、 タグの間のィ
ンデックスタグ(く INDEX name, x,y,xl,yl,x2,y2>) は、 A列 x B行の触覚入出力装置用の情 報であることが指定されるとともに、 そのインデックスタグにより、 「name」で示された名前 のフィールドないしはディレクトリに対応する代表のキ一トップ位置 (x,yによる。) (以下ィ ンデヅクスポイントと称す。) と、 矩形の領域 (xl,x2,yl,y2による) (以下インデックス領域と 称す) が指示される。 本謹例では、 8列 X 8行の触覚入出力装置用と 1 6列 X 1 6行の触覚 入出力装置用の値が指示されている。
なおフィールドに対するインデックスタグの X,Y,xl,x2,yl,y2 (^直は、 インデックスタグの rparentj に示された名前のフィ一ルドの文字領域を所定の l入出力装置のキートップの範 囲に展開した扰態における対応するキ一トップの位置が指定されている。 またディレクトリに 対するインデックスタグの X,Y,xl,x2,yl,y2の値は、 X=xl=x2及び Y=yl=ylであり、 Xはルー トからの階層の深さ、 Yは同一階層内の列挙方向の順位が示されている。
このように指示された構造表示部分のィンデックスタグの情報は、 後述する制御プログラム の動作により参照され、 ディレクトリ構造やレイァゥトをキ一トップ 1の配置で表現するため の基本情報になる。 キートップによりどのように表現されるかに付いては、 後ほと羊しく説明 する。
次に各データにおいては、 内容 示部分指定タグ(く C0NTENT>〜</C0NTENT>) により内 容表示部分が指定されていて、 構造表示部分で指示されたフィールドの「name」で指示した名 前に対応してその内容が指示されている。例えば「手紙」の「受取人ィ ¾m」 という名前のフィ —ルドに対応する内容は、 テキストタグ(く TEXT "受取人 {摄" >〜く/ TEXT〉) により指示さ れていて、具体的には する制御プログラムにより音声合成されて出力されることになる「東 京都発明村 2 1番地」 というテキストデ一夕が指示されている。
また例えば「手紙」の 1 4行目の「実験結果の表」 というフィールドに対する内容は、 リン ク夕グ(<UNK "実験結果の表"," Yresult.dat" >) で指示されていて、 具体的には後述す る制御プログラムにより新しく閲覧することになる 「 ¥result.dat」 という文書デ一夕のフ アイル名が指示されている。 また例えば「手糸 J の 2 0行目の「スナップ」 というフィールド に対する内容は、 イメージデ一夕タグ
« IMAGE "スナヅフ ","c:¥picture.dat "," ¥picture.gif" >) で指示されていて、 具体的に は後述する串卿プログラムにより新しく閲覧することになる 「c:¥picture.dat」 という文書デ 一夕のファイル名と、 画像表示装置で のために出力される 「 ¥picture.bmp」 という画像 デ一夕のフアイル名が指示されている。
また例えば「手紙」の 19行目の「美声?」 というフィールドに対する内容は、 サウンドデ —夕タグ (ぐ SOUND "美声?"," c:¥sound.wav">)で指示されていて、 具体的には後述する制 御プログラムにより音声情報として演奏されることになる 「c:¥sound.wav」 というサウンドフ アイル (.wav形式のデ一夕は、標準的なサウンドフォーマツトのデ一夕である。) が指示され ている。 また例えば「パソコン機能」の 8行目の 「«!舌番号」 というディレクトリに対する内 容は、 33行目においてコマンドタグ (く CMD "電話番号"," SetTelNo.bat"〉) で支持されて レ、て、具 ί柳には指定されているフアイルに記載されているデータに従って所定の単讓能 (こ こでは、 m舌番号をマイクから入力して設定する。) が実行される。
以上説明したフィールドやディレクトリという単位で分割された情報は、請求項 1記載の「ブ 口ヅク単位情報」 に相当するものである。
次に、 図 13を参考に、 メモリ 202に設定された記憶領域について説明する。 「KEY— X」「KEY— Y」 は、 使用する触覚入出力装置のキートップ 1の列数と行数を記録する記憶 領域である。 「Mode」は、 現在の動作モードを記憶する記憶領域である。 「KeyName (X、 Y)」は、 X列 Υ行のキ一トップ 1に対応付けられたフィールドの名前を記憶する記憶 領域であり、 「KeyMode (X、 Y)」は、 X列 Υ行のキートップ 1の突出高さの設定情報 を記憶する記憶領域である。 これら KeyName (X, Y) と KeyMode (X, Y) に 記憶される情報は、 請求項 1記載の「編己ブロック単位情報と前 ί3¾数の讓喿作手段との対 応関係を示す触覚操作手段対応関連情報」 に相当するものである。
また、 「C 1 i c kMo d e」 はキートップの操作状態を記憶する記憶領域、 「P u s h— X」「Push— Y」 は、 押されたキ一トップの列と行をそれぞれ記憶する記憶領域である。 また「Command」は音声により入力されたコマンドデータを言 31意する記憶領域である。 また、 「TopType」は、 触覚入出力装置で表示しているデータが後述する文書管理デ一 夕であるか、 文書デ一夕であるか、 を記憶する記憶領域であり、 「RootName」 は文書 管理データである の、 管理デ一夕のルートの名前を記憶する記憶領域である。 また「To pNamejは現在表示されているデ一夕の名前を記憶する言 Bit領域である。 また 「Fami lyjは管理文書データを表示する際に、 現在表示されているデ一夕と上位方向に親子関係に あるディレクトリの名前を記憶する記憶領域である。 「NewName」「NewX」「New Y」「NewXl」「NewYl」「NewX2」「NewY2」はともに、 サブルーチン「Ne wlndexjで使用されるデ一夕を記憶する記憶領域であり、 詳細は衝 する。
次に、 図 14と図 16に記載したフローチャートにより本発明の実施例のメインルーチンに ついての説明を行う。 まず、 ステップ S 1 (以下単純に S 1などと称す。) で、 パソコン 20 0に電源が投入されると、 所定の初期化が行われた後に、 制御プログラムがメモリ 202に口 —ドされ、 制御プログラムの動作が開始し、 まずディップスィッチ 106の設定状態が読み込 まれ、使用する ttl入出力装置の仕様を判別して、キ一トップ 1の個数を縦と横でそれぞれ「K ΕΥ— X」「ΚΕΥ— Υ」 に記憶する。 麵例では、 縦 8行 X横 8列の触覚入出力装置が使用 されているので、 KEY— X=8、 KEY— Υ= 8と設定される。
続く S 2では、 HDD 204に記録されている記憶領域(図示しない) 「Cal lTime s」の値が一定値以上かチェックされ、 一定以上の はサブルーチン 「C 1 e a n i n g」 がコールされる。
続く S 3では、 キートッブ 1が強く押し込まれて L、ると前述した初期動作が正しく行われな いため、 使用者に 「初期ィ匕を行いますので、 キ一トップから手を放してください。」 という旨 の音声を出力した後、 前述したキー卜ップの初期化動作を行って、 全てのキートップ 1の突出 高さを 0 mmに駆動 する。 また、 Modeが閲覧モードを示す値として、 0に初期化さ れる。
続く S4では、 「表示するデ一夕のファイル名をマイクに向かって入力してください。」 とい う内容の音声を音声合成回路 208を介して出力する。
続く S 5では音声入力回路 209からファイル名を入力する。
続く S 6ではそのファイル名のファイルが読み書き可能にオープンされるとともに、 ルート タグ(ぐ ROOT name»の入力を試み、 入力できたら S 7へ進む。 ルートタグが入力できなか つた ¾ ^は S 8に進む。
S 7では、 TopTypeに 0を設定するとともに RootNameにル一ト夕グの「name」 が凝さ さらに「name」の値が T opNameに設定された後に、 S 10へジャンプする。
S8では、 ページタグの入力を試 入力できたら S 9に進む。 ページタグが入力できなか つたら βは S 4へ戻る。
S 9では、 TopTypeに 1を設定し、 「name」の値を T o p N a m eに設定した後に、 S 10へ進む。
次く S 10では、 ¾3ίするサブルーチン 「D i s p I nd ex」が実行さ 各キートップ とフィールドな V、しはディレクトリとの対応付けが «されるとともに、 触覚入出力装置 10 0のキートヅプ 1が所定の仗態に馬隱 される。
ここで、 S4から S 10の「DispIndex」内の所定の動作により実現される機倉は、 請求項 1記載の、 「情報記憶手段に所定の情報を設定する情報設定手段」 に相当するものであ る。
次に、 図 15に示すフローチャートにより、 サブルーチン 「DispIndex」の動作を 説明する。
まず、 S 100では、 HDD 204の記憶領域「Ca 11 T ime s」に記憶されている積 算値がインクリメントされる。 また、 KeyName ()の全ての要素が空文字に、 KeyM ode ()の全ての要素が 0に初期化される。
続く S 101では、 T 0 p T y p eが評価され、 0の場合は文書管理データであるので S 1 02へ進み、 1の場合は文書データであるので S 103へジャンプする。
S 102では、 ディレク卜リデ一夕が調査されて To pNameの親ディレク卜リ、 そのま た親ディレクトリとルーツをたどり、 最終的に R 00 t Nameまでのいわゆる直系の袓先に あたるディレクトリデ一夕が鍵され、 Fami 1 yに記憶された後、 S 103へ進む。 例の「特許君蔵書」の例では、 例えば R o 0 t N ame二"特許君蔵書"、 TopName=" 手紙"の場合は、 Fami ly= "特許君蔵書〉研究関係〉通信記録〉手紙"という親子関係が 抽出される。
続く S 103では、 「KEY— X」 と 「KEY— Y」の値が読み込まれて、 KEY— X=8 かつ KEY— Y= 8の場合は、 表示するデータの、 <INDEXF0 "8","8">と</1 ^ 0111〉 の間のインデックスデ一夕から最初のインデックスデ一夕が読み込まれる。 KEY— X=l 6 かつ KEY— Y= 16の場合は、 表示するデ一夕の、 く INDEXFOM " 16"," 16">とく /I DEXF0 >の間のィンデヅクスデ一夕から最初のィンデヅクスデ一夕が読み込まれる。 キ一 トップの数に対応するインデックスデ一夕がない場合は、 <INDEXFOEM "8","8">と< /INDEXFOEM>の間のィンデックスデ一夕がデフオル卜で採択される。
次に S 104で再び T opTypeが評価され、 0の場合は文書管理デ一夕であるので S 1 09へジャンプし、 1の は文書デ一夕であるので S 105へ進む。
S 105では、 読み込まれたインデヅクスデ一夕の「name」で示される名前のフィールドデ 一夕が読み込まれ、 s 116へ進む。該当するフィールドデ一夕が み込めれなかった は
S 116へジャンプする。
S 106では、 S 105で読み込まれたフィールドデ一夕の「parent」 に示されている名前 が され TopNameに等しければ S 107へ進 T o pNameに等しくない^は、
S 116へジャンプする。
S 107では、 インデックスデータのインデックス領域 (xl,yl,x2,y2で示される) に指定 されているキートップ 1それぞれについて、 KeyNameにはインデックスデ一夕の「name」 に設定されている名前が設定され、 KeyModeには「領域」であることを示す値である 1 が設定される。
引き続き S 108では、 インデックスポイント (X, Yで示される) に指定されているキート ップ 1について、 KeyName (X, Y)にインデックスデ一夕の「name」 に設定されてい る名前が設定され、 KeyMode (X, Y) には 2が設定されたのち、 S 116へジャンプ する。
S 109ではまず、 読み込まれたインデックスデータの「name」で示される名前が F ami lyに含まれている名前(すなわち To pNameの本人か直系の祖先である) か評価され、 含まれている it ^には S 110へ進 含まれていない i ^は S 112へジャンプする。
S 110では、 そのインデックスデータのインデックスポイント (X, Yで示される) に指定 されているキートップについて、 KeyName (X, Y) にインデックスデ一夕の「name」 で示される名前が設定さ^ 続く S 111では、 KeyMode (X, Y)に 3が設定されて、 S 116へジャンプする。
S 112では、 読み込まれたィンデックスデ一夕の「name」で示される名前のディレクトリ データが住み込まれる。
続く S 113で、 そのディレクトリデ一夕の「parent」 の名前(すなわちそのディレクトリ の親ディレクトリ) が Fami 1 yに含まれているか評価さ 含まれている^は S 114 へ進^ 含まれていない は S 116へジャンプする。
S 114では、 読み込まれたインデックスデ一夕のインデックスポイント (X, Yで示され る) に指定されているキ一トップについて、 KeyName (X, Y) にインデックスデータ の「name」で示される名前が設定さ 続いて S 115で、 KeyMode (X, Y)に 2が されて、 S 116へジャンプする。
次に S 116では、 全てのインデックスデ一夕が処理されたか判断して、 まだ処理されてい なければ引き続き次のインデックスデ一夕が読み込まれ、 S 104へ戻る。全て処理されてい たら S 117へブレークする。
次に S 117では、 TopTypeが 1の場合は S 118へ進み、 0の場合は S 122へジ ヤンプする。
S 118では再び、 「KEY— X」 と 「KEY— Y」の値が読み込まれて、 KEY— Χ=8 かつ KEY— Υ= 8の場合は、 表示する文書データの、 <励£ 0 "8","8"〉と</1?^ 0{¾ 〉の間のィンデックスデ一夕から最初のィンデックスデ一夕が読み込まれる。 ΚΕ Υ— Χ= 1 6かつ KEY— Υ二 16の場合は、 表示する文書デ一夕の、 く INDEXFOEM " 16"," 16">と </INDEXFOEM>の間のィンデヅクスデ一夕から最初のィンデックスデ一夕力 s読み込まれる。 続く S 119では、 読み込まれたインデックスデ一夕の「name」で示される名前のフィール ドデ一夕が読み込まれてその「parent」に設定してある名前を抽出する。
次に S 120でその名前が Key Nameに設定してある全てのキ一トップについて、 Ke yMode=3と設定される。
続く S 121では、 全てのインデックスデータが処理されたか判断してまだ処理されていな ければ引き続き次のインデックスデ一夕が読み込まれ、 S 119へ戻る。全て娜里されていた ら S 126へ進む。
一方、 S 122では再び、 「KEY-X」 と 「KEY— Y」の値が読み込まれて、 KEY— X=8かつ KEY— Y=8の場合は、 表示する文書デ一夕の、 <INDEXF0M "8","8">と< /INDEXFOEM〉の間のィンデックスデ一夕から最初のィンデックスデ一夕が読み込まれる。 KE Y— X= 16かつ KEY— Y= 16の場合は、 表示する文書デ一夕の、 く INDEXFOEM " 16"," 16">と</1^^ 0 〉の間のィンデヅクスデ一夕から最初のィンデックスデ一夕が読み込 まれる。
続く S 123では、 読み込まれたインデックスデ一夕の「name」で示される名前のディレク トリデータが読み込まれてその「parent」に設定してある名前を抽出する。
次に S 124でその名前が Key Nameに設定してあり、 かつ、 KeyModeが 3以外 の全てのキートップについて、 K e yMo d eが 4に設定される。
続く S 125では、 全てのインデックスデ一夕が処理されたか判断してまだ処理されていな ければ引き続き次のインデックスデ一夕が み込ま S 123へ戻る。全て娜里されていた ら S 126へ進む。
以上 S 100から S 125のステップにより、全てのキートヅプに対応して KeyName、 KeyMod eの値が IS¾される。
次に S I 26で、 キートップの駆動設定に先立ち、 利用者がキー操作を行わないようにキ一 トップの突出仗態を変更中である旨を音声で »する。
次に S 127では、 使用してる難入出力装置のキートップ 1の配列状態が、 CRT211
に表示される。 そして、 KeyM odeに設定された値に基づき、 1が設定されているキート ヅプは表示を緑色に点灯表示させ、 2及び 4が設定されている場合は、 そのキ一トップ 1を 0. 8 mmの高さに突出させるとともに、 そのキ一トップの表示を赤色に点灯表示させ、 3が設定 されている は、 そのキ一トップ 1を 2. 0mmの高さになるように突出させるとともに、 そのキ一トップの表示を赤色に点滅表示させる。
弓 Iき続き S 128では、 KeyNameに設定されているフィールドないしはディレクトリ に関連する情報が CRT 211に表示される。 ここで、 CRT 211に表示される形態は、 例 えば文書全体を表示してキ一卜ップに関連付けられている領域の文字を色分けして表示したり、 ディレクトリデ一夕の階層構造を表示してキートップに関連付けられているディレクトリをぁ らわすアイコンを色分けして表示したりすればよい。 このように、 キートップの設定状態ゃ閲 覧している文書の内容などが CRT 211で表示されるので、 視覚障害者を指導する晴眼者が ¾の使用状況を的確に把握でき、 正しレヽ指導が行えるという効果がある。
次に S 129で、 キ一トップ 1の駆動^が完了した旨を音声で通知する。 ここで、 S12 6でブザー音の発生を開始し、 S 129でそのブザー音を停止するようにしても良く、 視覚障 害者がキートップの駆動設定中であることが確認できればよい。 こうしてサブルーチン 「Di s p I n d e x」 の! ¾L¾は終了して元に戻る。
以上 S 126から S 129の一連の動作により実現される機能は、 請求項 1記載の、 「編己 情報記憶手段の触覚操作手段対応関連情報を入力して前言 虫 喿作手段設定手段に 操作手 SIS定情報を供給する触 喿作手段設定情報供給手段」及び「触覚操作手段設定情報に基づき 編己複数の触覚操作手段をそれぞれ所定の状態に設定する触覚操作手段設定手段」 に相当する ものである。 次に、 サブルーチン「D i s p I nd ex」から麵が戻ると S 11へ進 触覚入出力装 置のキ一トップ 1への操作信号を入力して、 レヽずれのキートヅフ。 1も操作されていな > 「操作 なし」 と、 いずれかのキ一トップ 1が明示的に操作された「シングルクリック」 と、 一定時間 の間に 2回纖して操作された 「ダブルクリック」 との操作状態を検出し、 「C 1 i c kMo de」 にそれぞれ「N」 「S」及び「D」のいずれかの値を設定するとともに、 いずれかのキ —トツプ 1が押されていた場合はその列と行の値を 「Push—X」 「Push—Y」 にそれ それ言己憶した後に S 12 ^る。
この操作入力の方法は、 使用する触覚入出力装置のタイプによって具体的な実装方法は異な
るので、 実際に採用する触覚入出力装置の方式に対応したプログラムにすることは言うまでも ない。
S 11の動作により実現される機能は、 請求項 1記載の、 「前記所定の領域における操作に 基づき所定の操作方法に対応した操作信号を抽出して出力する操作信号抽出手段」に相当する。 次に、 S 12では、 C 1 i c kMo d eが評価され、 Nの場-合は S 13へ進み、 Sか Dの場 合は図 16の S 19へ進む。
S 13では、 音声入力回路 209から利用者が発声したコマンドを入力し、 有効なコマンド が発声されていた はその内容が文字情報に変換されて 「Command」 に設定される。 続いて S 14では「 Command」の内容が評価されて、 「えつらん」の場合は S 15へ 進む。 「へんしゅう」の場合は S 16へ進む。 「くり一にんぐ」の場合は S 17へ進む。 「キ一 トップ 1ちょうせい」の場合は S 18へ進む。
S 15では、 「Mode」に閲覧モードであることを示す 0が設定された後 S 11へ戻る。 S 16では、 「Mode」に編集モードであることを示す 1が設定された後 S 11へ戻る。 S 17では、 サブルーチン「Cleaning」が実行された後 S 11へ戻る。
S 18では、 サブルーチン「Calibrat ion」が実行された後 S 11へ戻る。
次に、 図 16の S 19では、 X = Push— X、 Y二 Pu s h— Yとした の、 KeyN ame (X, Y) に設定されている名前と同じ名前のフィールドデ一夕ないしはディレクトリ データと、 同じ名前の内容情報(テキストデ一夕、 サウンドデータ、 イメージデータのいずれ か) がそれぞれ読み込まれる。
続く S 20では、 「Mode」「KeyMode (X, Y)j「ClickMode」に基づき 図 17に示される動作対応表にしたがって動作内容が選択される。
図 17に示されるように、 動作内容は、 「属性表示」「内容表示」「階層表示」「画面展開」「新 規作成」「内容編集」の 6種類の動作が定義されており、 現在の動作モード (閲覧モードか編 集モードか)や操作したキ一トップの 状態(平面状態か、 低い突出优態か、 高い突出状態 か)及び、 操作の形態 (シングルクリックかダブノレクリックか) に応じて所定の動作が選択さ れて図に示されたステップに処理が分岐するようになっている。 次に、 各動作内容に付いてそ れそれの動作の説明を進める。
S 20において選択された動作が「属性表示」の: ^は、 S 21へ分岐する。
S 21では、 S 19で読み込まれたフィールドデ一夕の名前に関する情報と、 内容表示部分 に関する情報が、 図 18に示す発声パターンで音声合成回路 208から音声で出力されるよう
に設定された後、 S 3 1へ進む。 ここで、 音声は音声発声回路により非同期で発声され、 前の 音声の発声がまだ終了していない場合はその発声は中断され、 新し tヽ音声の発声が開始される ようになっている。
この発声パターン中、 「領域識別音」は、 そのキ一トップの属するフィールドの領域と、 そ の隣接する別の領域とを区別するために割り当てられる固有の音であり、 例えば地図の 4色塗 り分け問題のように、 少なくとも 4種類の領¾!戠別音を用意しておき、 図示しない 4色塗り分 けァルゴリズムにより触覚入出力装置でのフィ一ルドの領域を分類すればよい。 この「領域識 別音」は、 短くて識別しやすい音が望ましい。 また、 発声パターン中、 「名前」は、 そのキ一 トップの K e yN ameの値、 すなわち属するフィールドの名前を読み上げる音声である。 ま た、 発声パターン中「デ一夕量」は、 内容表示部分の情報がテキストデ一夕の場合はその文字 数を、 イメージデ一夕の場合はイメージの大きさを、 サウンドデ一夕の場合は再生時間をそれ それ読み上げる音声である。 リンクデ一夕の は何も発声しない。 ここで、 このキートップ の K e yM o d eが 3または 4の場合、 「parent」 にこのフィールドの名前が指定されている いわゆる 「子」のフィールドが存在するので、 その は「子」のフィールドの数を計数した 後にその数を読み上げる音声になる。
図からもわかるように、 キ一トップの K e yM o d eが「未定義」でないかぎり、 シングノレ クリック動作により属性表示が行われるので、 内容表示部分の情報を閲覧する前に、 簡単な操 作によりそのキートップに関連付けられている情報の属性情報を音声で ¾ ^できるようになつ ている。特に、 領域識別音が最初に簡潔に発声されるので、 平面状態に設定されているキート ップを操作することで、 その領域が触覚入出力装置のキートヅプの酉例の中で占める領域を簡 単に fiSiJできるという効果がある。 さらに、 そのキートヅプに対応付けられているフィールド の名前が簡潔に表示されるので、 具体的な内容を閲覧する前にその概要が把握できるという効 果がある。 また、 そのキートヅプが属するフィールドに含まれている文 などか 潔に表示 されるので、 内容を閲覧するために必要な時間などが事前に把握でき、 また「親」 になってい るフィールドの 、 含まれる 「子」のフィールドの数を簡潔に表示されるので、 このキート ップの下位の階層にどれほどの情報が^!されて含まれているかを事前に把握でき、 効率的に 情報を閲覧できるという優れた効果がある。
属性情報はこの例に限定されず、 例えばグラフィカルユーザーィンターフエースの入出力部 品の種類を、 簡潔な音で表現するなどしてもよい。
また S 2 0において選択された動作が「内容表示」の場合は、 S 2 2へ分岐する。
S 22では、 S 19で読み込まれた内容表示部分の情報が評価さ^ テキストデ一夕の場合 は S 23へ進む。 サウンドデ一夕の場合は S 24へ進む。 イメージデ一夕の は S 25へ進 む。 リンクデ一夕の場合は S 26へ進む。 コマンドデ一夕の場合は S 33へ進む。
S 23では、 内容表示部分の情報の内容を読み上げる音声が出力された後 S 1 1へ戻る。 S 24では、 内容表示部分で指定されたサゥンドデ一夕が読み込まれて音声として再生され た後 S 1 1へ戻る。
S25では、 内容表示部分で指定されたィメ一ジデ一夕フアイルが新しく閲覧するデ一夕と して TopNameに指定された後 S 10へ戻る。
526では、 指定されたリンクフアイルカ新しく閲覧するデータとして TopNameに指 定された後 S 10へ戻る。
533では、 指定されたコマンド指定ファイルが読み込まれて、 別途定める装置の機能を実 行された後、 S 1 1へ戻る。
また S 20において選択された動作が「画面展開」の場合、 S 27へ分岐する。
S 27では、 S 19で読み込まれたフィ一ルドデ一夕ないしはディレクトリデータの名前が 新しく閲覧するデ一夕として TopNameに設定された後、 S 10へ戻る。
また S 20において選択された動作が「新規作 (Όί , S 28へ^ ¾する。
S 28では、 新規作成サブルーチン「NewI nd ex」が実行された後、 S 10へ戻る。 また S 20において選択された動作が「内容編集」の^、 S 29へ分岐する。
S29では、 使用者がマイク 400を介して入力した編集文章を音声入力回路 209を介し て入力し、 対応する内容表示部分の情報のテキストデ一夕が入力された文字データに置き換え られた後、 S 10へ戻る。
また S 20において選択された動作が「階層表示」の は S 30へ する。
S30では、 「子」のフィールドの名前を順に読み上げる音声が出力された後、 S I 1へ戻 る。
次に、 S 31では、 触覚入出力装置のキ一トップ 1の動作扰態が再び入力される。 そして S 32において、 S 19で入力した時と同じ状態であるか判定し、 同じキートップが引き続き操 作されていた ¾^は、 CI i ckMode = Cとした後 S20へ戻り、 同じキートップが操作 されていない は、 S 1 1へ戻る。
なお、 S21、 S 22及び続く S 23と S 24、 S 30、 S 31の一連のステヅフ さ れる機能は、 請求項 1記載の「前記操作信号を入力するとともに操作された触 作手段に対
応したブロック単位情報を前記情報記憶手段から読み出して音声関連情報を抽出して前記音声 発生手段に供給する音声関連情報供給手段」に相当する機能を含むものである。 また、 S25、 S26、 S27、 S28、 S 29のいずれかのステップの実行後に S 10に戻って 「D i s p Index」が実行することにより達成される機能は、 請求項 1記載の「前記操作信号を入力 するとともに操作された触覚操作手段にもとづき till己情報記憶手段の内容を変更する情報変更 手段」 に相当する機能を含むものである。
なお、 上記のように、 操作に基づき音声が発生する場合は、 前記音声回路の 4チャンネルス テレオの作用により、 その操作がなされた触覚操作手段の位置に対応して所定の音源位置から 音声が聞こえるように動作するので、 触覚操作により閲覧する情報の位置を把握できるだけで なく、 聴覚でもその位置を把握できるという優れた効果がある。
なお、 文書デ一夕に含まれる 「ページタグ」や「フィールドタグ」は、 文書管理デ一夕に含 まれる 「ルートタク"」や「ディレクトリタグ」 に相当する情報を含むスーパ一セヅ卜のタグで あるので、 文書デ一夕の「ページタグ」 を 「ルートタグ」 として、 また、 「フィールドタグ」 を「ディレクトリタグ」 として扱えば、 文書管理データにおける β (TopType = 0と して行われる と同様に、 文書デ一夕に含まれるフィールドの階層構造の深さ方向を触覚 入出力装置のキ一トヅプの列方向の並びに対応付け、 同一の階層に含まれるフィ一ルドの列挙 方向を行方向の並びに対応付けて表示させることができるので、 図示しな 、手順により、 T o P T y p eの値を 1から 0に変更すれば、 同一の文書を閲覧する ¾^でも、 レイァゥトを確認 するのに適した表示と、 階層構造を ¾ するのに適した表示と、 異なる表示方式で切換えて閲 覧できるという効果がある。 次に、 新規作成サブルーチン「NewIndex」の動作を、 図 20に基づき説明する。 まず S 201では、 押されたキ一トップの列と行をそれそ U NewXと NewYに記憶す る。 そして音声出力回路から 「新しく作成する領域の名前をマイクから入力してください。」 という内容の音声が出力される。 次に S 202において、 利用者が発声した名前が音声入力回 路 209から入力されて、 NewNameに記憶される。
次に S 203では音声出力回路から 「新しく作成する領域の左上のボイントにあたるキ一ト ヅブをクリックしてくださレ、。」 という内容の音声が出力される。 次に S 204ではプッシュ スイッチ 21の状態が入力さ クリヅクされたキ一トヅプの列と行がそれ NewXl と NewY 1に言己憶される。
次に S 205では音声出力回路から 「次は右下のボイントにあたるキ一トヅプをクリックし てください。」 という内容の音声が出力される。 次に S 206ではプッシュスイッチ 21の状 態が入力されて、 クリックされたキ一トップの列と行がそれぞれ、 NewX2と NewY2に 言 3憶される。
次に S 206では音声出力回路から 「作成するデータの種類をマイクから入力してくださ い。」 という内容の音声が出力される。 次に S 207では利用者が発声したデータの種類が音 声入力回路 209から入力されて、 NewTypeに記憶される。
次に S 208では N e w T y p eの内容が判別され、 「ぶんしょう」の場合は S 209へ進 ¾ 「さうんど」の は S 211へ進み、 「いめ一じ」の ¾ ^は S 213へ進む。
次に S 209では、 S204と S206で指定されたキートップ領域に対応する文章の文字 数 Nを演算した後、 音声出力回路から 「ピッという合図の後に、 N文字程度の文章をマイクか ら入力してください。 ピッ」 という内容の音声が出力される。 次に S 210では利用者が発声 した文章が音声入力回路 209から入力されて、 NewDat aに記憶された後、 S 215へ 進む。
一方 S211では、 音声出力回路から 「追加するサウンドデータの格納されたファイル名を マイクから入力してください。」 という内容の音声が出力される。 次に S212では利用者が 発声したサゥンドデ一夕のファイル名が音声入力回路 209から入力されて、 NewDat a に言 3憶された後、 S215へ進む。
また S 213では、 音声出力回路から 「ϋ¾Πするイメージデ一夕の格納されたファイル名を マイクから入力してください。」 という内容の音声が出力される。 次に S 214では利用者が 発声したイメージデ一夕のファイル名が音声入力回路 209から入力されて、 NewDat a に言己憶された後、 S 215へ進む。
次に、 S215では、 文書データの構造表示部分の、 現在の「Key— X」 「Key— Y」 に対応したインデックスフォームのタグの間に、 新しいインデックタグが追加される。 その際 インデックス夕グのパラメ一夕は次のように設定される。
name=NewName
X=NewX, Y=NewY
Xl=NewXls Yl=NewYl
X2=NewX2、 Y2=NewY
次に、 S 216では、 文書デ一夕の内容表示部分に、 NewTypeに対応した夕グが ϋ¾Π
される。 すなわち NewTypeが「ぶんしょう」の場合は名前が NewNameなるテキス トデ一夕が ϋ¾Πされ、 ペアタグに挟まれた部分に NewD at aが設定される。 また NewT ypeが「さうんど」の齢は名前が NewNameなるサゥンドデ一夕が il¾Dさ フアイ ル名の部分に NewD at aが設定される。 同様に NewTypeが「いめ一じ」の場合は名 前が NewNameなるィメ一ジデ一夕が さ ファイル名の部分に N e wD a t aが設 定される。以上で、 Newl ndexの動作が終了する。 次に、 触覚入出力装置の第 1の実施例に適用するのが望ま U キートッブの掃除準備用サ ブル一チン「C 1 e an i ng」の動作に付いて、 図 19に基づき説明する。
S400では、 触覚入出力装置の全てのキートヅプを最高の高さに設定する。
続いて S 401では「装置の掃除を行います。操作カバーを外して、 操作カバーを掃除して ください。 キ一トップも掃除してください。掃除が終了したら操作カバ一を取り付けた後に、 「おわり」 と発生してください。」 という内容の音声が出力されて、 S402へ進む。
S 402では音声入力をチエツクして「おわり」 と入力されたら S 403へ進む。
S 403では、 全てのキー卜ップを平面扰態に設定して、 サブルーチンの動作を終了する。 次に、 触覚入出力装置の第 1の実施例に適用するのが望ましい、 キートヅプの高さ調節サブ ルーチン「Calibrat ion」の動作に付いて、 図 21に基づき説明する。
S501では、 「高さ調整したいキ一トップをクリックしてください。調節メニューを終了 したい場合は「おわり」 と話してください。」 という内容の音声が出力される。
次に S 502でプッシュスィツチ 21の動作状態を入力する。
次に S 503でクリック操作が行われたキートヅプを検出し、検出されたら S 504へ進み、 検出されなかったら S 502へ戻る。
S 504では、 「キ一トップの高さ調整を行います。 「うえ」 「した」「おわり」「やめ」で指 示してください。」 と音声出力する。
続く S 505では、 マイク 400から入力された音声が音声入力回路 209で娜里されてテ キストデ一夕で出力されるのでそれを入力して、 S 506へ進む。 S 505で入力が一定時間 ない ¾ ^は、 再び S 504へ戻る。
次に S 506でその入力デ一夕が應さ 「うえ」の ¾ ^は S 507へ 「した」の ¾ ^は S 508へ、 「おわり」の場合は S 509へ、 「やめ」の i胎は、 このサブルーチンの動作を終
了する。
S 5 0 7ではそのキ一トップを若干突出方向に修正駆動して修正 ® を記憶した後 S 5 0 6 へ戻る。 S 5 0 8ではそのキートップを若干引っ込む方向に修正駆動して修正履歴を記憶した 後に S 5 0 6へ戻る。 S 5 0 9では修正 βに記憶されている修正値を HD D 2 0 4などの非 揮発性の記憶媒体に記憶した後、 修正顧をクリアして S 5 0 5へ戻る。
こうして S 5 0 4から S 5 0 9の動作により、 所定のキートヅプの修正値が HD D 2 0 4な どの非揮発性の記憶媒体に記録さ 次から実行される処理ではこの値が反映されるので使用 者が「同一平面の状態だ」 と認識できる平面位置にそれぞれのキ一トップを位置決めできるの で、 部品の S¾g上の誤差を吸収でき、 装置を安価に S¾gできるようになるとともに、 使用者の 触覚感覚のばらつきを吸収できるという効果がある。 なお、 本^ 例では 2次元平面に展開可能なデータ構造を有する情報はあらかじめプロヅク 単位情報に分割されて記憶手段に格納されていたが、 視覚障害者が閲覧したい情報は必ずしも 装置の記憶領域に記憶されていることわけではなく、 以下に示すように情報設定手段が、 閲覧 する情報を所定の大きさのプロヅク単位に分割抽出して記憶手段に記憶するようにして、 既存 の文書データを閲覧できるようにするのが現実的である。
図 2 2は、 この情報設定手段の動作を示すサブルーチン「B 1 o c kD a t a」 のフローチ ヤー卜であり、 適宜後述する 「メインルーチン」 を修正してその中からこの動作をサブル一チ ンとして呼び出せばよい。
まず S 6 0 1では、 ワープロソフトなどで作成された文書を外部記憶媒体などの情報入力手 段を介して入力する。 または、 モデムを使ってイン夕一ネットにアクセスし、 サーバーから H TMLや XMLで ΐΒ^されたホームページを読み込む。 S 6 0 1で «される機能は、 請求項 2 3に記載の「情報入力手段」に相当する。
これらの情報は、 «例の「手紙」のように画面上に実際に表示される文書の場合や、 m 例の「特許君蔵書」のように、 情報の階層構造を扱う情報の 、 «例の「パソコン機能」 のように、 装置の単位機能を階層的に構成した情報などがある。 またプログラムの対応次第で は、 これらを複合した情報であってもよい。
これらの情報は、 改ページコードで分割されるページ構造、 改行コードなどで分割される段 纖造、 アウトラインデ一夕で指定される段落間のァゥトライン構造(階層構造とも呼ばれる)、 レイァゥト枠などで構成されるレイァゥト構造、 挿入個所を指定して文書中に挿入されている
ォブジェクトデータ (ィメ一ジデ一夕や表、 サゥンドデ一夕など) などで構成されるデータ構 造、 リストコ一ドを使って列挙表示されるリスト構造、 テーブルコ一ドで指定されるテーブル 構造などが、 それぞれ電子的に識別可能なように構造記述子で記述されてレ、るので、 これに着 目して情報を複数のグループに分割する。 この機能は、 請求項 2 3に記載の「グループ分割手 段」 に相当する。
また、 構造言 子の角蜥ゃグループ分割の過程で、 グループ間の親子関係などの階層構造に 関する情報が得られる はこれを記録する。 この機能は、 請求項 2 3に記載の「階層構造抽 出手段」 に相当する機能である。
ここで、 グループ分割に構造言 子を用 t、ることは、 文書の作成の段階で作者が同じグルー プに属する情報としてこれらの構造記述子を利用していることに由来しているからであり、 記 載内容、 情報の種類、 表示形式、 表示される領域、 グループの階層関係などの概念で同一のグ ループに属しているからである。 むろん上記に列挙した以外の構造言 ¾β子に基づきグループに 分割してもよいし、 すでに他の規則により情報が構造的に格納してある il^はその結果を利用 すれば良い。
次に S 6 0 2では、 表示する際の「領域」 という概念がある情報に関しては、 そのグループ が文書中で占める領域に関する情報を求める。 これは!^例のフィールドにおける「文字領 に相当する根^の情報である。
具体的には、 そのグループの情報が占める領域が構造言 3ί子の中に指定されている場合はそ の情報に基づき求められる。 または、 実際に人が認識できる形で表示させた に文書中で占 める領域を演算した結果に基づき求められる。
この際、 文字の場合はフォン卜のサイズゃ書体を考慮すれば同じ文字数でもレイアウト上で は少ない領域を占める ¾ ^もあるし、 そのグループに文字と写真が している場合はそれら を考慮して表示される際の領域を求める必要がある。 また、 ホームページのように表示する画 面の縦横比に応じて動的に表示領域が変ィ匕するように定義されて V、る構造言 子の i½は、 実 際に使用する触覚ディスプレイの列数と行数の縦横比を採用して画面で表示された際の領域を 求めるようにしても良い。 S 6 0 2で実行される機能は、 請求項 2 3に記載の「グループ領域 抽出手段」の機能に相当する。
次に S 6 0 3では、 使用する皿入出力装置に備わるキートップ 1の列数 Xと行数 Yとで分 割される 2次元マトリックスに並ぶ各キートップ 1と各グループとの対応関係を求める。 例でのインデックスデータにおける 「インデックスポイント Iを^することがこれに相当す
る。 この際、 前記ディップスィッチ 1 0 6の設定情報から、 使用する触覚入出力装置のキート ヅプの列数や行数などの仕様を考慮して されるので、 仕様によって分割娜里は異なる結果 になる があることは言うまでもない。
具体的には、 グループ化された情報に対して利用者がキ一トップ 1を介して選択的にァクセ スできるために、 1つのグループは少なくとも 1つ以上のキートップに割付られるとともに、 同じキ一トップには 1つ以下のグループだけ割付けられるように、 β次の麵を行う。
1 . 隣接する複数のグループの内容を 1つのグループにまとめ、 それを 1つのキートップに割 付ける。 その結果、 利用者がキートップの操作によりアクセスできる情報プロックは統合ざれ た内容の情報になる。 (グループの統合)
2. Ρ皆層的な構造を有する情報の 、 複数のキ一トップに割り付ける必要のあるグループ群 の共通の上位階層のプロックを、 1つのキ一トップに割付け直す。 (上位階層のプロックの割 付)
3 . キートップに既に割付けられているグループを、 隣接する未割付のキートップに割付け直 して、 新たに未割付になったキートヅプに未割付のグループを割付ける。 (害 !jf寸位置の移動) ただし、 移動する は、 実際に表示される位置とかけ離れた位置に対応するキートヅプま で割付位置が移動されることは望ましくないので、 その場合は、 「グループの統合」か「上位 P皆層のブロックの割付」 を して割付に必要なキートップの数を減らし、 実際に表示される 位置に即した位置に表示できるようにして、 むやみな移動は行わないほうが良 L、場合もある。 一方、 割付できるキートヅプが余っていて個別にキートップに割付けられる ¾^でも、 同時 に表示すべき階層が構造言 ¾E子で明確に指定されている や、 他のキートップに割付けられ ているグループの文章内の階層とのバランスを考慮する は、 あえて下位のグループを割り 付けないようにする^もある。
^例の「手紙」の「本文」のような場合はこれに相当し、 「本文」 という概念のフィール ド (ここで言う 「グループ」の実装の形といえる)は、 手紙の構造として一般に認識しやすい 他の「宛先」「時候の挨拶」「結文」などのフィールドと同じ表示で認識したほうが しゃす いので、 未割付のキートップが周囲に空いていても、 あえて 「本文」 というフィールドを 1つ のキ一トップに割付けしたほうが望ましい。 これは、 H TM Lや XMLのような構造言 Βί言語 を使って、 情報の階層構造を言 したイン夕一ネッ卜のホームページなどを表示する際には、 特に考慮されるべきことである。
また、 未割付のキートップの数が多い ί胎は、 S 6 0 2で求めたグループの占有領域に対応
して複数のキ一トップに同一のグループを割り付けるとともに、 隣接するグループとの齪 iJが 可能なように®jデータを演算しておけば、 使用者がキ一トヅプを触覚操作する際に発生する 領 ί顏戠別音で、 そのグループがキートップの 2次元マトリヅクス上でどの領域に渡って存在し ている情報であるかを把握できる。実施例における 「インデックス領域」の概念がこれに相当 する。
また、 グループが階層構造を有する場合、 所定の階層に含まれるグループのみではなく、 下 位グループの展開後のキ一トップへの割付も実施する。 すなわち、 展開操作によって新しく割 付可能になったキ一トヅプを対象に下位の複数のグループを割り付けていく。 その 吏用され るキ一トップの領域は、 全画面を使用する場合はすべてのキ一トップを対象とするが、 mm の「特許君蔵書」や「パソコン機能」のように上位の階層の情報をキ一トップに表示させたま ま、 別のキ一トップ領域で、 下位の情報を展開するような場合は、 そのキートップ以外のキ一 トップ領域を使って割付ければよい。
その際、 「特許君蔵書」のように、 階層の深さ方向を X (ないしは Y) 方向に採用し、 下位 のグループはそれに直交する γ (ないしは X) 方向に並ぶキートップに割付けていけば、 実施 例の 8 X 8の,ディスプレイでも、 それぞれ 8のプロヅクを含む 8 P皆層に及ぶ情報を展開表 示でき、 かつ展開表示されている情報の親子鍾関係の表示が維持されるので、 現 ffii択しょ うとするプロヅクの階層構造上の位置を把握しやすい。
これらの処理を再帰的に行って、 全てのグループがいずれかの展開画面において 1つ以上の キートップに割り付けられるようになるまで βを繰り返す。
S 6 0 3で実行される機能は、 請求項 2 3に記載の「マッピング手段」の機能に相当する。 次に S 6 0 4では、 キ一トップに割り付けられた「グループ」 に含まれる情報を、 例で 示した 「フィールドタグ」や「テキストタグ」などの所定のフォーマツトにより、 ブロック単 位情報として言 する。 マツビング処理の過程で されたグループとキ一トップとの対応情 報は、 «例で示した「インデックスタグ」などの所定のフォーマットで所定の記憶領域に記 憶する。 以上のように構成された装置の実際の動作に付いて、 以下説明する。
まず、 観障害者である 「特許一筋君」は、 ヘッドフォンを装着して、 パソコン 2 0 0の電 源を入れて使用を開始する。 すると前述のように動作が進み、 特に S 2では「特許君」 «用 している触覚入出力装置の仕様が自動的に読み込まれる。特許君は自宅で使用する装置として
比較的安価な 8列 x 8行の普及型の触覚入出力装置を購入してパソコン 200に接続して使用 しているので、 S2では KEY— X=8、 KEY— Y=8と設定されることになり、 以後イン デックスデ一夕は、 特許君の使用する触覚入出力装置に適した表示がなされるようになる。 次に S3で 「初期化を行いますので、 キ一トップから手を放してください。」 と出力されて 特許君はキートップから手を離すので、 キー卜ップに不用意に指の力が加わらないのでパルス モ一夕一 18の,駆動がスムースに行われ、 結果、 全てのキートヅプ 1がいつたん平面状態にな る。
次に S 4のメッセージにしたがって 「特許君蔵書」 とマイク 400に向かって話すと、 S 6 で図 3に示した文書管理ファイルが開かれて、 S 7において、 RootNameと TopNa meに「特許君蔵書」がセッ卜される。
次に、 S10で「DispIndex」が実行され、 編己の動作にしたがってキ一トップ 1 とディレクトリとの対応付けが ¾された後に、 触覚入出力装置のキートヅプ 1が最終的に図 23に示す枕態に駆動 されるとともに、 閲覧している文書の内容などが CRT 211で表 示される。図中「©」印は高い突出状態に設定されて CRT 211で赤く点滅して表示されて いるキ一トツプ、 「〇」印は低レ、突出状態に設定されて C R T 211で赤く;^ して表示され ているキ一トップ、 「つ印は平面状態に設定されているキ一トップのうち K e yM o d eが 「領域」 を示す 1であり CRT 211で緑色で点灯して表示されているキ一トップ、 無印は、 平面状態に設定されたキ一トップのうち KeyM odeが「未定義」を示す 0であり CRT2 11で非点灯の表示がされるキートップであることを示す。以下キ一トップの設定状態を示す 図においては同様の表記方法とする。
このように、 本発明によれば、 そばにいる晴眼者の人が視覚障害者の触覚するキートップの 状況を触覚しなくても CRT 211で ¾ できるので、 操作にまごついている TO者に対 して、 正確で適切な助言が行えるという利点がある。
また、 キートヅプが駆動されている間にはへヅドフォンから S¾中を示す効果音が こえる とともに謹隨が完了すると効果音が終了する。
このように、 本発明によれば、 キートップの設定中の状態を音声で できるので、 IS¾中 のキートツブを誤認して^ ί喿作してしまうことがないという交力果がぁる。
馬睡が完了すると、 効果音が終了するので、 手で操作パネルの表面を触って、 突出している キ一トップを する。 すると、 わずかに凸状の があるキ一トヅブの大部分は平面仗態に なっているが、 一番左側の列の上から 3つのキートップが低い高さで突出していることが ij
できる。 この触覚操作により、 特許君の蔵書を管理している蔵書ファイルの一番上位の階層に は、 3つのフオルダが存在していることが把握できる。
次に、 特許君は一番上のキ一トップを押した。 すると、 S 1 1の処理により、 1列 1行のキ —トツフ'がシングルクリヅクされたことが検出され、 S 2 0において 「属性表示」動作が選択 されて、 次のような内容の音声が左上のあたりから聞こえるようにへッドフォンから出力され る。
「びつ、 研究開発、 4項目」
これにより、 このキ一トップは「研究開発」 という名前のディレクトリであり、 下位に 4つ のディレクトリが存在していることが簡潔な表現で把握できたので、 弓 Iき続き特許君はキ一ト ヅプを押しつづけた。 すると艇里は S 3 1に至り C I i c kM o d e二 Cに設定されて次には S 2 0からの階層表示に進んで、 今度はへッドフォンから下位のディレクトリの名前が順次読 み上げる音声が聞こえる。
「予算、 十図、 mm , 特許」
この音声により、 特許君は閲覧したい手紙が格納されている 「通信言 3^」のディレクトリが このキートップに関連するディレクトリの下位に含まれていることがわかったので、 弓 Iき続き 同じキートップ 1をダブルクリックした。
すると、 S 1 1においてダブルクリックが検出さ S 1 7で「画面展開」が選択さ S 2 7において新しく T o p N ameに「研究開発」 とセッ卜さ 再び「D i s p I n d e x」 が実行さ 今度は触覚入出力装置が図 2 4に示す突出状態になる。
同様にして、 第 2列のキ一トップを操作し、 3項目目のディレクトリである 「通信記録」 に 割り付けられている 3行目のキー卜ップをダブルクリックすると、 図 2 5に示す状態になる。 図 2 5のように、 触覚入出力装置の列には、 その階層に含まれるディレクトリに対応したキ 一トヅプが突出し、 中でも高い突出高さに設定されているキ一トヅブに関してはその一つ右側 の列にその下位のディレクトリが展開されているとともに、 左側の列には、 その階層の上位の ディレクトリが展開されている。
このように、 本発明によれば、 使用者はキ一トップの設定状態を触覚することにより、 現在 展開されている階層の深さや、 展開されている項目が属する階層における他の項目との位置関 係や、 他の項目の名前などを、 容易に認讖できるという効果がある。
この実施例のような蔵書管理以外にも、 図書館の書籍の分類管理デ一夕や辞書、 パソコンメ ニュー構造、 プログラムの動作状態など、 P皆層的な構造を有する情報の構造を適切に把握しな
がら閲覧するのに本発明が有効であることは言うまでもない。
次に 3列 1行めのキ一トップをクリックすると、 「ぴつ、 手紙」 とヘッドフォンから聞こえ たので、 目的の文書であることを判断して、 引き続きダブルクリックする。 すると 「手紙」の 文書ファイルが新たに読み込まれて、 目的のガンバ先生への手紙が図 2 6に示すように、 触覚 入出力装置のキ一トップ 1に表示される。
図中「〇」ないしは「◎」のキ一トップの部分は触覚するだけでそのキートップにフィール ドが対応つけられていることが認識でき、 特に「◎」のキ一トップには、 下位の階層が割り付 けられていることが容易に認識でき、 それらのフィ一ルドのレイァゥト関係が容易に認識でき る。
このように、 本発明によれば、 キートヅプの状態を、 異なる 3種類のtgiJ状態に設定できる ので、 所定のキ一トップを他のキートヅプと区別して表示可能であり、 文書管理デ一夕のディ レクトリ表示において ¾S開されているディレクトリをハイライト表示したり、 文書デ一夕 において下位のフィ一ルドが関連付けられている項目のキ一トヅプをハイライト表示したりす ることが可能になり、 音声による表示によらずに で識別できるような表現が行えて、 デー 夕のレイァゥトゃ構造を しゃすいという効果がある。
特に、 本発明の触: 出力装置の各鎌例では、 扁喿作手段の、 突出高さ、 振動態様、 音 声表示により、 触覚操作に基づく触覚操作手段の設定状態を複数に表示できるので、 触覚によ る認識が容易で、 かつ、 態を区別させるために平面方向に見て少ないスペースで 3以上 の!^ t態を表現できるという効果がある。 さらに、 図中 4列 3行目の低い高さのキ一トップをシングルクリックすると、 「びつ、 時候 の擬多、 3 6文字」 と音声で表示され、 手紙の「時候の挨拶」 という概念の内容が手紙の上部 の部分に記述されていることが的確に把握できる。 さらに図で「-」で示されている平面状態 に設定されている 3行目にならんだキートップを指でシングルクリヅクして すると、 「ぴ つ、 時候の i^ 、 3 6文字」 と表示されて、 特に一番最初に発声される 「びつ」 という領 別音は、 4種類の、 隣接する別の領域とは異なる音色で設定されているので (図では dという 種類の音色)、 その音色を聞くだけでそのキートップは「時候の挨拶」 と同じ領域に属するこ とが ϋ別でき、 次々にシングルクリックしていけば「時候の^^」が Uり付けられている領域 を識別できる。
このように、 本発明によれば、 情報の大まかな構造と位置関係は、 キートップ 1の 2次元マ
5U
卜リヅクス上での分布と設定状態で識別できる一方、 キ一トップ 1をシングルクリヅクすると そのキートップ 1に関連付けられたフィールドの属性情報を音声で艦忍できるので、 その属性 情報に含まれる領場哉別音により各フィールドの占める領域が確認可能で、 文書の構造やレイ アウトを理解しやすいという効果がある。特に実施例のように、 機戒的にキ一トップを駆動さ せる方式の触覚入出力装置では、 キートップの駆動は少なくしたい。従って平面状態のままで も必要に応じてそ領域を できる方式は有利である。 次に、 4列 3行目のキ一トップをダブルクリックするかシングルクリヅクしてそのままキ一 トップを押しつづけていれば、 動作は「内容表示」 に移り、 「拝啓 初秋の空が…」 という時 候の挨拶の内容が音声で出力される。
このように、 本発明によれば、 例えば実際は多数の文字で構成される内容でも、 それをフィ —ルドというプロック単位情報でグループ化してそれを一つのキ一トップに割り付けるととも に、 そのキ一トヅプを押下操作するとその内容が音声で出力されるので、 従来のように文字数 毎にキートップを設置する必要がなく、 数が限られた安価な触覚入出力装置でも、 文書をわか りやすく閲覧できるという優れた効果がある。 また、 レイアウトを Sする Ιί喿作だけで内 容が発声してしまうという不都合がなく使いやすいという効果がある。 なお、 本鍾例では、 8列 X 8行の触覚入出力装置を使用しているが、 やや高価になるもの の、 1 6列 X 1 6行のキートップを備えた触覚入出力装置を使用しても良い。 その場合、 プロ グラムにより自動的にその仕様が判別されて、 同じ「手紙」の文書を閲覧した ¾ ^でも、 図 2 7のような表示になる。 この表示を図 2 6と見比べれば、 図 2 6では 7行目の「結文」 と 8行 目の「追伸」には同じ「1行」で魏されていた領域が、 表現能力が い触覚入出力装置では、 それぞれ 1行、 3行とより実際の文書に近レヽ表現が可能であることがわかる。
このように、 本発明によれば、 触覚入出力装置の仕様を判別してその仕様に応じてキートツ プとフィ一ルドなどの対応関係が適切に |¾¾されて βされるので、 使用する,入出力装置 に応じて適切に文書が閲覧できるという効果がある。 なお、 本雄例で使用した文書は、 8列 X 8行で表現できる文書データであつたが、 もっと レイァゥ卜が精細な文書では、 ひ つの階層の表示が 8列 X 8行のキートヅ は表現しきれ ない場合があり、 その場合、 インデックスデ一夕は 1 6列 X 1 6行用のデータのみで記憶され
ている がある。 その場合は図 3 5に示すように、 1 6列 X 1 6行を 4つの 8列 X 8行に分 割するとともに、 4つのスクロール指定スィッチを配置し、 その操作に基づき、 表示する分割 エリアを切り替えて表示させると、 安価な触覚入出力装置でもレイァゥ卜が精細な文書を閲覧 できるようになるという効果が生まれる。
具体的には、 図中左上の Aのエリアを表示させる場合は、 左上のスクロールスィッチを操作 すればよい。 この際、 スクロールスィッチの操作状況を、 図のようにキ一トップの突出高さで 表示すれば、 現在表示されている分割ェリァがどこのェリァか識別できてさらに好適である。 もちろん固定的なスィツチで構成しても良い。 次に、 図 2 6において、 4行 5列の高い突出状態のキ一トツプをシングルクリックすると、 「ぼつ、 本文、 4項目」 と発声されて、 このキ一トップには、 4項目からなる本文が割り付け られていることが言 できるので、弓 Iき続きそのキ一トップをダブルクリックする。すると「画 面展開」の動作が行われて「本文」の内容が詳しく表現されて、 図 2 8の状態になる。 #の ために示せば、 1 6列 X 1 6行の触覚入出力装置を使用している場合は図 2 9の状態になる。 この状態でキートップを難すれば、 「はじめに」「実験結果の表」「実験結果の説明」「実験 の考察」が所定の位置で、 所定の領域を占めていることが売み取れる。 さらに 8列 4行の「実 験結果の表」 をダブルクリックすると、 新しく図 7に示した 「 ¥result. dat」 というデ一夕 が読み込ま T o p N ameに 「実験結果の表」が 定されて所定の動作が行わ 結果的 に図 3 0 ( 1 6列 X 1 6行の場合は図 3 1 ) の状態になる。各図中それぞれのキートップには ¾ や表頭表側の項目、 表のセルなどが対応付けられて、 例えば所定の表のセルに対応したキ 一トップをダブルクリックすると、 そのセルのデ一夕の内容を音声により確認できる。
このように、 本発明によれば、 表のようにフィ一ルドが多くなりがちな情報で 1画面ではキ ―トヅプの数が不足する でも、 デ一夕が階層的に構成されていてその階層構造に応じて適 切にキートップとフィ一ルドとの対応情報が設定されるので、 文書を適切な階層に別けて表示 することが可能で、 文書を通しよく閲覧できるという優れた効果がある。 このような閲覧方法により同様に 「手紙」の 「追伸」の中にある 「スナップ」 (図 6に示す スナップ写真を表現したデ一夕) を閲覧することが出来る。具体的には図 2 6で 4列 8行のキ ―トップをダブルクリックすると図 3 2に示す状態になるのでさらに 6列 2行のキ一トップを ダブルクリックすると、 「c :¥picture. dat I というデ一夕が読み込まれて図 3 3のように表示
される。
視覚障害者にとって、 図 6に示したオリジナの写真を閲覧することは極めて困難である。狭 いピッチで突出量をコントロールできる触覚ピンによりレリーフ状でイメージを触覚できる装 置のアイデアも提案されてはいるが、 どれも驚くほど装置が 価であるし、 単にレリーフで写 真の明暗を表示するだけでは内容が良く分からないという欠点があり実用になっていない。 と ころが、 本発明をこのような「写真」や「絵画」 を閲覧する目的で応用すれば、 これらの課題 が角 夬できる。
具体的には、 晴眼者の協力により図 6に示した写真を着目すべき領域に分割し、 この分割さ れた領域をフィールドとして するとともに、 その部分の説明をテキストデ一夕ないしはそ の写真のイメージを表現するサゥンドデ一夕で記述するのである。
このようにして作成されたデータ (図 5参照) を触覚入出力装置で表示すると、 図 3 3に示 すようになる。参考のため各フィールドの名前を対応するキートップ領域に付してある。実施 例では簡単のために、 例えば「ガンバ先生」 を説明するには単一のフィールドで表現している が、 「なさけない顔」や「寒そうな頭」などと複数の下位フィールドで構成してより詳細に表 記することもむろん可能であり、 これを実際に行うには、 今まで説明した技術の ¾1念を応用す れば容易であることは言うまでもな 、。
このように、観障害者にとって不可能であった写真や絵画の鑑賞も、本発明を利用して「2 次元平面に展開可能なデータ構造を有する情報」 としてとらえ、 その写真や絵画の «ある部 分を説明する情報をプロヅク単位情報として言 するようにして本発明を適用すれば、 その写 真や絵画の内容を容易に できるという効果がある。
図 6に示す写真に関する実施例は、 芸術センスのない出願人によるものであるのでつまらな. い内容ではあるが、 ゴッホやルノアールなど、 今まで視覚障害者にとっては縁のなかった名画 も、 その絵画を見て感じた感動を、 音声や音楽を使って表現し直してくれる 野の芸術家の 協力があれば、その絵画のネ履的情報を超えた新の Si性までも伝えることができるであろう。 なお、 使用途中で、 触覚入出力装置のキ一トップに所定の情報が展開されている扰態を記憶 するコマンドを用意して、 それを実行し、 任意の名前を指定してその状態の情報を HD D 2 0 4に記憶しておくとともに、 使用を再開した際にその名前を指示して読み出し、 中断した状態 に復帰させるようにすれば、 操作性が向上する。 記憶する情報の中には、 その情報を表示させ るに至った上位の階層の情報も合わせて記憶しておけば、 再開時に上位の情報へ戻ることがで
きるので便利である。 次に、 特許君は手紙の日付を書き忘れたことに気づいたので、 マイク 4 0 0に向かって 「へ んしゅう」 と話す。 すると、 S 1 4でそれが fffiされ閲覧モードから編集モードに変更される。 次に、 図 2 6の状態で、 新しく日付を書き込みたい場所の代表ボイントとして 7列 1行のキ ―トップをダブルクリヅクする。すると、 S 2 0で「新規作成」が選択さ サブルーチン「N ew l n d e xjが実行される。途中音声アナウンスに応じて、 フィールドの名前は「日付」、 左上と右下のポイントをそれぞれ「6列 1行」「7列 1行」、 N e wT y p eを「ぶんしょう」 と指定する。 その後アナウンスにしたがって 「へいせい、 じゅうねん、 くがつ、 じゅうさんに ち」 とマイク 4 0 0に入力すると、 「手紙」の文書データに 「日付」 という名前のフィールド が追加されて図 4に示した編集後のデ一夕になり、 触覚入出力装置も新 U、データにしたがつ て変更されて、 図 3 4に示す状態になる。
このように、 修正したい部分をレイアウトを廳忍しながら所望の位置にキートヅフ 指示で きるとともに、 使用者の声を入力してそこに含まれる情報を抽出して、 操作されたキートップ に関連したフィールドの言311内容を Mf?することができるので、 効率的に文書の内容を編集で きるという効果がある。 また視覚障害者は、 操作パネルの表面の汚れを視覚で廳忍できないので前述した掃除機能な どのメンテナンスを行うタイミングを得にくい。 したがってサブルーチン「D i s p I n d e x」をコールした回数を、 HDD 2 0 4などの不揮発性の記憶媒体に記憶しておき、 一定回数 コールされたら操作パネルの掃除を行う旨のメッセージを出力するようにすると、 掃除のタイ ミング られて操作パネルをいつも清潔な枕態に維持することが可能である。 また、 所定の情報を閲覧していくと、 図 1 3に示したメモリ 2 0 2に設定された記憶領域の 言 3ft内容(以下、 状態情報と称する。) は、 閲覧操作に応じて逐次変更されていくので、 例え ば「D i s p I n d e x」 をコールする毎に、 その時点の状態情報を、 HD D 2 0 4の所定の 記憶領域に記憶すると、 停電で突然装置の電源が切れてしまったり、 利用者が を突然切つ てしまったりした時にも、 HDD 2 0 4に君 された状態情報に基づき の状態に復帰させ ることか^ J能である。
また、 利用者 «意の時点での状 報を、 後から利用できるように名前を付けて H D D 2
0 4に保存できるようにするとよい。 実施 1列では、 S 1 4において 「じょうたいきおく」 コマ ンドを認識できるようにして、 次のステップで利用者から保存する名前を入力し、 その名前で、 その時点の状態情報を HD D 2 0 4に記録すればよい。 また、 H D D 2 0 4に記憶された複数 の状態情報の中から、 再現させたい状態を名前で指定して読み出し、 メモリ 2 0 2に設定すれ ば、 その状態に至るまでの操作を行わなくても、 情報の閲覧状態を所望の状態にできる。 以上、 本発明の 例を説明するのに、 例に上げた具 なデータと、 詳細なフローチヤ一 トを使って説明したが、 以下には、 この発明を応用すると効果のある形態に付いて、 図面に基 づ 、て簡単に説明する。以下の説明では、 上記の説明で明確になつた本発明の技術思想を適宜 応用すれば^できることから、 具体的なデータと詳細なフローチャートは開示しない。 まず、 パソコンなどの所定の装置の機能を選択的に実行するためのユーザーィン夕一フエ一 スに本発明を応用したものを説明する。
図 5 5は、 ノ Wコンの所定の機能を階層的に表現したものであり、 「ホームページ閲覧」「メ —ル送受信」「文書閲覧」 という最上位の機能から、 それぞれの機能を構成する下位の機能に 展開されている。 このようにパソコンの機能は、 単«能の集まりとして階層的に扱うと、 そ れらの単位機能を、 本発明の触覚入出力装置を用いて階層的に表現しながら所望の機能を指定 して実行させるという応用ができる。
また、 図 5 6は、 図 5 5のパソコンの機能へアクセスするのに適したユーザーイン夕一フエ —スを提供する触覚入出力装置のキートップの使用例を示す図である。
図 5 6の左下のキートヅプは、 「スタートキ一」 としての機能が固定的に割り付けられてい る。 この「スタートキー」は、 現在パソコンの主流の O Sで採用されている 「スタート」キ一 に相当していて、 視覚障害者は何はともあれ、 このキーを操作することで、 パソコンの機能に アクセスできるようになつている。
図 5 7は、 実際に利用者が「ス夕一トキ一」を操作して、 図 5 6の「デスクトップ領域」に、 図 5 5に示すパソコンの機能の階層構造(図 6 3に対応するデータを示す。)を表示させて、「ホ —ムぺ一ジ閲覧」「設定」「アカウント」 を順に選択した後、 設定すべき 「mt舌番号」「ユーザ —名」「パスワード」 という最終的に設定すべき入力項目に対応したキートップを表示させた 状態を示している。
ここで「β¾番号」 をクリックすると、 この項目がイン夕一ネットのアクセスポイントの電
話番号を入力する項目である属性情報が表示され、 ダブルクリヅクすると、 S 2 2でコマンド データであると判断されて S 3 3で、 "SetTelNo.bat"に指定されているパソコンの単位機能が 実行される。 具体的には「電話番号を入力してください。」 というメッセージの後に、 マイク から S!舌番号を設定する機能が実行される。
このように、 ブロック単位情報には、 表示に関する情報のみならず、 ノ ソコンの単位機能に 関する情報も含めるので、 階層的に構成されたパソコンの単 te¾能の中から、 所望の単 能 を簡単に指定して、 所望の単碰能を実行させることができる。
次に、 利用者は、 「ホームページ閲覧」 の下位のキ一トップの中に 「接続」 という機能が割 り付けられていることをクリックにより廳忍した後にダブルクリヅクする。 すると、 ホームべ —ジ閲覧プログラムはモデムを制御してパソコンをィン夕一ネットに接続させ、 所定のァドレ スのホームページデータをダウン口一ドして、 H TMLデータに含まれる構造言 3 子を; Μ牟 析して、 デスクトヅプ領域で使用できるキ一トップの数に応じた適切な表示を行い、 ホームべ —ジを、 図 5 8に示すようなキートヅプの設定状態として表示させる。利用者は、 ¾ICキート ヅプを操作しながら必要な情報を閲覧できる。 一方、 図 5 6に示すように、 最下行の「ス夕一トキ一」の右に並ぶキ一トップ群は「タスク ノ一」であり、 同様に主流の O Sでも採用されている 「タスクバー」に相当する。 この「タス クバ一」 に属するキ一トップ 1には、 「ス夕一トキ一」 に基づいて起動されたプログラムが生 成するウインドウが割り付けられ、 図 5 8では、 デスクトツプ領域で表示中のホームページ閲 覧ソフトのウィンドウが割り付けられている。
このタスクバーに含まれるキ一トップは、 ¾ ^する 「デスクトップ領 でそのキ一トップ に対応しているウィンドウに含まれる下位の情報が展開表示されている ¾ ^には、 タスクバー に含まれるキートヅプの突出高さを高くするなどのハイライト表示が設定さ u デスクトップ 領域で展開表示されていない ¾ ^は、 タスクバーに含まれるキートップは突出高さ «い表示 が 定される。 この表示形式は、 請求項 9に記載の発明に相当しており、 すでに下位の情報が 対応付けられていることが自明なタスクバーのキートップに関しては、その細 iJt態の!^を、 展開済みか否かの に用いるのである。
また、 タスクバーのキ一トップをダブルクリックするとデスク卜ップ領域への展開状態と非 展開の 態とを交互に切換えられるように、 卿プログラムを実装すれば、 限られたデス クトップ領域のキートップを、 複数のウィンドウで切換えながら利用できる。具体的には、 図
5b
5 8のタスクバーの中のキ一トップをダブルクリヅクすれば、 デスクトツプ領域での表示が非 表示となって、 図 5 9に示す状態になる
また、 よく使う文書やプログラムを、 デスク卜ップ領域の所望の位置のキ一卜ップに関連付 けて 「アイコン」 として記憶しておいてもよい。 図 5 6の右上の 2つのキ一トップは、 別途所 定の手順により前述の「手 と 「スナップ」が対応付けられたキートップを示している。 キ一トップをアイコンとして利用すると、 いずれのウィンドウもデスクトップ領域で展開さ れていない時に、 触覚入出力装置のいつもの場所のアイコンを操作するだけで、 よく使う文章 や機能に容易にアクセスできるようになる。 具体的には、 キ一トップをクリックするとそのキ ―トヅプに対応付けられている文書名を簡潔に表示させ、 ダブルクリヅクすることでその文章 を展開表示できる。
このようにして、 必要に応じてパソコンのスタートキ一を操作してパソコンの機能を実行さ せ、 デスクトップ領域を有効に使いながら、 ノ Wコンの所望の機能を利用して情報を閲覧した り編集することが可能になり、 ノ、。ソコン操作に不慣れな視覚障害者でも簡単に利用できるとい う効果がある。 最後に、 視覚障害を持つ子どもが、 算数を学習する場合に有効な応用例を上げておこう。 図 6 0は、 子どもが苦手な分数の計算を学習するために用意された教材を示す図である。
図では、 2分の 1と 3分の 1の足し算が課題である。 そしてその譲を達成するための道筋 として、 それぞれの分母を通分するステップと、 通分した分数の分子を加えるステップに対応 して、 数字の部分が空白の式が記載されている。 課題の用紙には、 それぞれの式の空白の部分 に、 どんな数字を入れるのか説明が文章で言己載されていて、 子どもはそのアドバイスを見なが ら、 に取り組むのである。
図 6 1は、 同一の課題を、 本発明の装置を使って表現した初期の図であり、 図 6 2は、 学習 の最終段階の図である。
図からわかるように、 キ一トップは、 それぞれ数字や分数の横棒、 プラス記号や等号などに 対応した位置に表示されている。例えば、 左端に 3つ並んだキートヅプは、 上から 「1」「一」 「3」 に対応していて、 下から順にクリックすると 「さん」「ぶんの」「いち」 という音声が表 示される。 また、 右端に 3つ並んだキートップは同様に、 下から順に「解 閬」「一」「解 闌」 に対応し、 「解答欄」のキ一トップはハイライト表示され、 解答を記入する欄であることを示 している。 そこで、 子どもが^ Sのキーを押しつづけると、 解答を考える上でのヒントが次の
ように音声で表示される。 「2分の 1と 3分の 1を通分しょうね。」
このヒントを聞いて、 子どもは左辺の分母の数を触覚してそれぞれ、 「3」 と 「2」である ことを廳忍し、 右辺のそれぞれの^ Sに「6」 と解答すべきであると理解する。 そして、 右辺 の姆のキ一トップをダブルクリヅクして、 音声で「ろく」 と入力することで、 分母の空白の 部分に、 それぞれ角军答の「6」 を入力できる。
同様にして、 子どもは、 分子にも解答を入力すると、 fli卿プログラムはその内容が正しいこ とを判断して次のステップに進み、 図 6 2に示す表示になる。
子どもは、 新しく表示されたキ一トップの表示形態を触覚すると、 右辺の分数を、 1つの分 数にまとめればよいというヒントを得て、 空白のキートップの部分にそれぞれ同様な方法で 「5」 と 「6」 を入力する。 すると、 制御プログラムは課題が達成できたことを判断し、 「よ くできました。」 と出力する。
以上のように、 数字や記号の位置関係など、 構造的な歡念を用いた認識が不可欠な算数の学 習,に関して、 本発明を応用することで、 効率的な学習が行えることがわかる。
上記の^ ¾計算の M シ一トはあらかじめ定められた の空白部分に数字を埋めていく単 純な例であつたが、 本発明を応用すれば、 衝維な構造を有する方程式を、 利用者が階層的に入 力していくことで、 より複雑な構造の方程式を用いた高度な学習に利用できることは言うまで もない。 産業上の利用可腿
以上のように、 本発明にかかる視覚障害者用情報処理装置は、 視覚障害者用の情報閲覧装置 や文章作成装置として有用であり、 また、 本発明にかかる触覚入出力装置は、 視覚障害者用情 幸 «I装置などの入出力装置として有用である。