WO1997010024A1

WO1997010024A1 - Parure personnelle utilisee pour appliquer un champ magnetique sur un corps humain

Info

Publication number: WO1997010024A1
Application number: PCT/JP1996/002565
Authority: WO
Inventors: Yasuyuki Uejima
Original assignee: Eisen Corporation
Priority date: 1995-09-12
Filing date: 1996-09-10
Publication date: 1997-03-20
Also published as: JP3022610U; KR970012164U

Description

明細書生体に磁気を作用させる装身装置技術分野この発明は、生体の腰部に巻き付けて生体に磁気を作用させる装身装置に関する。背景技術生体に関する東洋医学的なアプローチから、生体の皮膚間電気抵抗値が低いときに、生体機能が活性化することが知られている。

生体機能の活性化は、生体に起こる様々な障害、たとえば腰痛、肩凝り、筋肉疲労などを取り除く効果がある。

—方、生体の皮虜間電気抵抗値を低下させるのに、磁場の作用の影響があることが判明しつつある。

人体組織の大部分は反磁性体質であり、人体組織の一部の酵素やタンパク質は常磁性体質である。これら反磁性体質および常磁性体質は共に弱磁性体であるから、磁気の強さが変化する変動磁気であれば、生体への磁気の作用効果が望めることが知られている（経絡磁気療法，陳植編著（磁療法），杉充胤編訳，社団法人未踏加工技術協会編集，第 14頁〜第 1 5 頁， 1 980年 1 1月 25日発行）。そこで、人為的に変動磁気を発生させ、その変動磁気を生体に作用させることが考えられる。

しかしながら、どのようにして変動磁気を発生し、また変動磁気を日常生活において生体にどのように作用させるかなど、様々な問題が残されている。

この発明は上記の事情を考慮したもので、その目的とするところは、家庭や仕事場での日常の生活に何ら支障を及ぼすことなく、生体のとくに腰部に対し容易かつ確実に変動磁気を作用させることができ、これにより生体機能を活性化させて生体に起こる様々な障害を取り除くとともにリラックス効果が得られ、さらには生体の激しい動きに対しても支障なく機能を発揮して高い信頼性を確保できる装身装置を提供することにある。発明の開示この発明の装身装置は、

一端に着脱自在のバックルを有するとともに、同バックルのための係止用孔を他端に有し、生体の腰部に巻かれるベル卜と、

このベルトの一端に収容され、同ベルトの長さ調節に伴つて一端側の切除が可能な第 1導電プレートと、

前記バックルの前面側に露出して設けられ、かつ前記ベルトに対する前記バックルの装着に伴い前記第 1導電プレートと電気的に導通する第 1接続用端子と、前記ベルトの他端において前記係止用孔よりも端寄りの位置に収容された第 2導電プレー卜と、

この第 2導電プレートに接し、かつ前記ベルトの他端の裏面側に露出して設けられ、前記第 1接続用端子との接続および切離しが自在な複数の第 2接続用端子と、

前記ベルトの長手方向に沿って同ベルト内に収容されるとともに、一端が前記第 1導電プレー卜の他端側に接続され、他端が前記第 2導電プレートに接続された複数本のリード線と、

これらリード線にそれぞれ挿接されたダイォードと、を備。 ₀ 図面の簡単な説明

Fig. 1 は、一実施例の外観斜視図。

Fig. 2は、同実施例の構成を正面から見た図。

Fig. 3は、同実施例の構成を側方から見た図。発明を実施するための最良の形態以下、この発明の一実施例について Fig. 1、 Fig. 2および Fig. 3を参照して説明する。 Fig. 1 は外観斜視図、 Fig. 2は正面から見た図、 Fig. 3は側方から見た図である。

1 は生体の腰部に巻かれる巻体たとえばベルトで、二枚の皮革を重ね合せて周縁部が縫製される。このベル卜 1の一端にバックル 1 1が着脱自在に設けられ、他端には複数の係止用孔いわゆるパンチ穴 3が形成される。

パンチ穴 3は、バックル 1 1 の係止用ピン 1 1 a を係止するためのものである。バックル 1 1 は、係止用ピン 1 1 aを有するほかに、ベルト通し 1 1 bを前面側に有し、ベルト固着用の開閉爪板 1 1 c を背面側に有する。

すなわち、ベルト 1 を衣服の上から腰部に巻き、そのべルト 1 の他端側をバックル 1 1 の枠内に通して係止用ビン 1 l aを任意のパンチ穴 3に揷入係止し、さらにベルト 1 の他端側をベルト通し 1 1 bに通すことにより、ベルト 1 の装着が完了する。

ベルト 1 の長さが腰回りより大きい場合には、開閉爪板 1 1 c を開いてベルト 1の一端をバックル 1 1力、ら引き抜き、ベルト 1 の端部を適宜に切除する。この後、ベル卜 1 の一端を再びバックル 1 1 に嵌め込んで開閉爪板 1 1 c を閉じればよい。

ベルト 1 の一端に、第 1導電部材であるところの導電プレ一卜 3 1が収容される。この導電プレート 3 1 は、たとえば銅を薄板状にして柔軟性を持たせたもので、上記したベルト 1 の長さ調節に伴って切除が可能である。

ベルト 1 の他端において、上記各パンチ穴 3よりも端寄りの位置に、第 2導電部材であるところの導電プレート 3 2力 < 収容される。この導電プレート 3 2 も、導電プレート 3 1 と同じく銅を薄板状にして柔钦性を持たせたものである。

ベルト 1 の長手方向に沿って、かつベルト 1 内に、複数の導電体たとえば三本のリ一ド線 5が収容される。これらリード線 5は、樹脂等で絶縁被覆されるとともに、ベルト 1 の屈曲に十分に追従しかつ絶え得る柔軟性と強度を有するもので、ベル卜 1 の伸長に耐えられるように、また各パンチ穴 3を避けて通るよう、それぞれ波形に且つ互いに捩じった状態で収容される。

各リード線 5の一端は導電プレート 3 1 の他端側に接続され、他端は導電プレート 3 2に接続される。

そして、各リード線 5に、整流素子いわゆるダイォード 6 が一個ずつ、互いに同じ方向となるように、揷接される。ダィォード 6の数についてとくに限定はないが、抵抗値をなるベく小さくしたい観点から、一本のリ一ド線に一個としてい一方、バックル 1 1 の前面側に、第 1接続用端子として差込側スナップ釦 4 1が露出して設けられる。

差込側スナップ釦 4 1 は、バックル 1 1 内の接触用片 4 2 に連結される。接触用片 4 2は、差込側スナップ釦 4 1 と共に導電性であり、ベルト 1 に対するバックル 1 1 の装着、つまりベルト 1 の一端がバックル 1 1 に嵌め込まれるのに伴い、ベルト 1 の表面側皮革と導電プレート 3 1 との間の隙間に入り込み、表面側皮革の張力を受けて導電プレート 3 1 にしつかりと圧接される。この圧接により、差込側スナップ釦 4 1 と導電プレート 3 1 とが電気的に確実に導通する状態となる。なお、バックル 1 1 については導電性であっても、そうでなくても、どらでもよい。ベルト 1 の他端の裏面側（生体側）において、上記導電プレート 3 2と対応する位置に、第 2接続用端子として受側スナップ釦 4 3が複数個たとえば三個、露出して設けられる。受側スナップ釦 4 3は、差込側スナップ釦 4 1 との接続および切離しが自在で、かつ導電性であり、ベルト 1の裏面側皮革バックルを貫通して導電プレート 3 2に連結される。

導電プレート 3 1 , 3 2、差込側スナップ釦 4 1、接触用片 4 2、および各受側スナツプ釦 4 3により、各リード線 5 の両端をそれぞれ接続するための接続具が構成される。

つぎに、上記の構成の作用を説明する。

ベルト 1を腰に巻いてベルト 1の他端側をバックル 1 1の枠に通し、バックル 1 1の係止用ピン 1 l aを任意のパンチ穴 3 に挿入係止し、さらにベルト 1 の他端側をベルト通し 1 l bに通す。これにより、ベルト 1 の装着が完了する。この装着に際し、ベルト 1の他端の裏面側に存する各受側スナップ釦 4 3力《バックル 1 1の前面部と対向する状態にあり、各受側スナップ釦 4 3のいずれかを前面部における差込側スナップ釦 4 1 に押し込み接続することができる。この接続により、各リード線 5の両端がそれぞれ接続され、各リ— ド線 5上にそれぞれダイォード 6を通した閉回路が形成される o

大気中には、コンピュータ等の情報機器や通信機器、テレビ、照明器具、電子調理器などから、高周波の電磁波が漏れている。

上記閉回路が形成されると、大気中の高周波の電磁波の作用により、その閉回路にダイォ一ド 6を通した誘導電流が生じ、一方向の磁場（磁力線）が発生する。この磁場が生体の衣服を通して腰部に作用する。

すなわち、上記閉回路が形成されると、大気中の高周波の電磁波の作用により、その閉回路に誘導電流が生じる。この誘導電流は、ダイオード 6によって半波整流され、直流電流となる。この直流電流は、ダイオード 6による半波整流の作用により、脈動する波形となる。この脈動電流により、磁気の強さが変動する変動磁気がリ一ド線 5から発生し、そのリ一ド線 5の周囲に一方向の磁場（磁力線）が発生する。この変動磁気が生体の腰部に作用する。

背景技術の欄で説明したように、人体組織の大部分は反磁性体質であり、人体組織の一部の酵素やタンパク質は常磁性体質である。これら反磁性体質および常磁性体質は共に弱磁性体であるから、磁気の強さが変化する変動磁気であれば、生体への磁気の作用効果が望めることが知られている。

変動磁気の発生に関しては、 [電気サイデバイスによる人ェ外気の発生と制御，人体科学第 3巻第 1号掲載，人体科学会， 1 9 94年 5月，第 5 1頁〜第 64頁] という文献の記載がある。

この文献では、リード線の閉回路に半波整流索子であるダィオードを揷接した場合に、そのリード線の閉回路に誘導される変動磁気の大きさの最大値が次のように見積もられていすなわち、リード線の閉回路には、大気中の電磁波の作用により、誘導電流が生じる。この誘導電流は、ダイォードにより半波整流される。

閉回路に流れる電流を実験室で測定したところ、ダイォ一ドの個数が 1個の場合、 G. A程度の直流電流が測定された。なお、この直流電流は、ダイオードによる半波整流の作用により、脈動する波形となる。

この脈動電流によつて導電体から発生する変動磁気の大きさは、リ一ド線から 1 c m離れたところで、最大約 3 X 1 0— ⁹ ガウス程度と見積もることができる。この最大約 3 X 1 0—⁹ ガウス程度の変動磁気は、心臓、灰、脳等に生じる約 1 0一⁵ 〜 1 0— ⁹ガウスといわれる生体磁気信号レベルに相当している。この変動磁気が生体に作用することにより、生体に微弱な磁気信号が生じ、生体に刺激を与えることができる。

こうして、変動磁気が腰部に作用すると、腰部の皮腐間電気抵抗値が低下して生体機能が活性化する。具体的には、血行が良くなつたり、生体電流の変化が活発になり、体表面の温度が上昇する。

生体機能の活性化は、重力など外部から加わる負荷に対する抵抗力を生むとともに、生体に起こる様々な障害、たとえば腰痛、肩凝り、筋肉疲労などを取り除く効果を奏する。自律神経を刺激し、リラックス効果を得る効果もある。

なお、大気中の高周波の電磁波は常に変動しているので、その変動に伴って閉回路中の誘導電流が変動し、ひいては変動磁気の強さが変動する。この強さの変動は、生体組織に対する適度な刺激となり、リラックス効果を高めることになる。

構成に関しては、リード線 5が三本あるので、いずれかのリード線 5が仮に切れてしまった場合でも、残りのリード線 5によって閉回路の形成が保持される。

ベルト 1 は生体の動きに伴って頻繁に曲げ延ばされる状況にあるが、リ一ド線 5が三本あって互いに予備として機能するので、上記の作用効果を確実に得ることができ、高い信頼性が確保される。

閉回路を形成するための差込側スナップ釦 4 1 と受側スナップ釦 4 3 との接铳操作は、ベルト 1の通常の装着操作に引き続いて行なうことのできる一連の操作であるから、使用者にとつて面倒な操作とはならず、操作を忘れることもない。したがって、腰部に対して容易かつ確実に磁場を作用させることができる。

差込側スナップ釦 4 1 は、バックル 1 の前面側に露出して設けられている。複数の受側スナップ釦 4 3は、ベルト 1 の他端の裏面側に露出して設けられている。

つまり、差込側スナップ釦 4 1 の配設位置と、複数の受側スナップ釦 4 3の配設位置とは、腰部へのベルト 1 の装着が完了した際に、互いに重なり合う関係にある。この位置関係があるからこそ、リード線 5の両端を確実に接続することができる。

受側スナップ釦 4 3が複数あるので、人体の腰周りが多少変化した場合でも、その変化に十分に追従しながら、リード線 5の両端を接続することができる。

ベルト 1を腰部から外す場合には、初めに差込側スナップ釦 4 1 と受側スナップ釦 4 3 との接铳が外され、次にベルト 1 の一端がベルト通し l i b力、ら抜かれ、さらにパンチ穴 3 に対する係止用ピン 1 1 aの係止が解除されてベルト 1 の一端がバックル 1 1 の枠から引き抜かれる。

差込側スナップ釦 4 1 と受側スナップ釦 4 3 との接铳を外す操作は、常に最初であり、忘れることがない。

ベルト 1 の一端における導電プレート 3 1 は切除が可能であり、しかも切除後の導電プレート 3 1 の残り部分によって閉回路の形成を継続し得る構成であるから、ベルト 1 の長さ調節に何ら支障を受けることなく、機能を発揮することがでさる。

つまり、導電プレート 3 1 は、ベルト 1 の長さ調節に伴い、 —端側の切除が可能である。

ベルト 1 の長さを人体の腰周りに合わせて調節する場合、ベノレト 1 の一端側力、らバックル 1 1が取り外され、ベルト 1 の一端側が切除される。この切除に伴い、第 1導電プレート 3 1 の一端側をいっしょに切除することができる。切除後の導電プレート 3 1 の残り部分により、上記閉回路の形成が可能である。

したがって、ベルト 1 の長さ調節に支障を受けることなく、変動磁気を発生することができる。

このようなベルト 1 の長さ調節を考慮した構成は、様々な体型の人に装着されるベルト 1 において、きわめて重要である o

ベルト 1 は日常の生活でだれでもが簡単に違和感なく身に付けることができるので、家庭や仕事場での日常の生活には何ら支障を及ぼすことなく使用が可能である。

なお、上記実施例では、導電体としてリード線 5を用いたが、高周波の電磁波を受けて誘導電流を通すものであれば他の部材を用いてもよい。

また、リード線 5を三本、ダイオード 6を三個用いたが、その数についても限定はなく、ベルト 1の幅や長さなどに応じて適宜に設定可能である。産業上の利用可能性以上述べたようにこの発明によれば、家庭や仕事場での日常の生活に何ら支障を及ぼすことなく、生体のとくに腰部に対し容易かつ確実に変動磁気を作用させることができ、これにより生体機能を活性化させて生体に起こる様々な障害を取り除くとともにリラックス効果が得られ、さらには生体の激しい動きに対しても支障なく機能を発揮して高い信頼性を確保できる装身装置を提供できる。

Claims

請求の範囲一端に着脱自在のバックル（1 1 ) を有するとともに、同バックル（ 1 1 ) のための係止用孔（3) を他端に有し、生体の腰部に巻かれるベルト（ 1 ) と、

このベルト（ 1 ) の一端に収容され、同ベルト（ 1 ) の長さ調節に伴って一端側の切除が可能な第 1導電プレート (3 1 ) と、、前記バックル（ 1 ) の前面側に露出して設けられ、かつ前記ベルト（ 1 ) に対する前記バックル（ 1 1 ) の装着に伴い前記第 1導電プレート（31) と電気的に導通する第 1接続用端子（4 1 ) と、

前記ベルト（1) の他端において前記係止用孔（3) よりも端寄りの位置に収容された第 2導電プレート（32) と、こ.の第 2導電プレート（ 32) に接し、かつ前記ベルト (1 ) の他端の裏面側に露出して設けられ、前記第 1接続用端子（4 1 ) との接続および切離しが自在な複数の第 2接続用端子（43) と、

前記ベルト（ 1 ) の長手方向に沿って同ベルト（ 1 ) 内に収容されるとともに、一端が前記第 1導電プレート（ 31 ) の他端側に接続され、他端が前記第 2導電プレート（32) に接統された複数本のリード線（5) と、

これらリード線（ 5 ) にそれぞれ挿接されたダイオード (6) と、

を具備したことを特徴とする装身装置。