JP3017738U - 装身装置 - Google Patents

装身装置

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JP3017738U
JP3017738U JP1995004281U JP428195U JP3017738U JP 3017738 U JP3017738 U JP 3017738U JP 1995004281 U JP1995004281 U JP 1995004281U JP 428195 U JP428195 U JP 428195U JP 3017738 U JP3017738 U JP 3017738U
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belt
buckle
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conductor
waist
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保之 上島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生体の腰部に対し容易かつ確実に磁場を作用
させることができ、これにより生体機能を活性化させて
生体に起こる様々な障害を取り除くとともにリラックス
効果が得られる実用性にすぐれた装身装置を提供する。 【構成】 腰にベルト1が巻かれてそのベルト1の一端
のバックル2が他端の係止用孔3に係止されると、係止
用孔3に存する導電プレート4とバックル2とが接触し
てリード線5の両端が発振ユニット10の出力端子13
a,13bに接続される。これにより、発振ユニット1
0の出力電圧がリード線5に印加され、リード線5に一
方向の電流が流れる。この一方向の電流により、リード
線5の周囲に一方向の磁場(磁力線)が発生し、その磁
場が生体の腰部に作用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、生体の腰部に巻く装身装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
生体に関する東洋医学的なアプローチから、生体の皮膚間電気抵抗値が低いと きに、生体機能が活性化することが知られている。 生体機能の活性化は、生体に起こる様々な障害、たとえば腰痛、肩凝り、筋肉 疲労などを取り除く効果がある。
【0003】 一方、生体の皮膚間電気抵抗値を低下させるのに、磁場の作用の影響があるこ とが判明しつつある。 そこで、人為的に磁場を発生させ、その磁場を生体に作用させることが考えら れる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、どのようにして磁場を発生し、また磁場を日常生活において生 体にどのように作用させるかなど、コスト面も含めて種々の問題が残されている のが実情である。
【0005】 この考案は上記の事情を考慮したもので、その目的とするところは、簡単な構 成で、しかもコスト面の問題を生じることなく、また家庭や仕事場での日常の生 活に何ら支障を及ぼすことなく、生体のとくに腰部に対し容易かつ確実に磁場を 作用させることができ、これにより生体機能を活性化させて生体に起こる様々な 障害を取り除くとともにリラックス効果が得られる実用性にすぐれた装身装置を 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 第1の考案の装身装置は、生体の腰部に巻かれる巻体と、この巻体の長手方向 に沿って同巻体内に収容された導電体と、上記巻体に設けられ、内蔵のバッテリ 電源により発振動作して正側および負側のいずれか一方の側で振幅変動する電圧 を出力する発振ユニットと、この発振ユニットの出力端子に上記導電体の両端を 接続するための接続具とを備えている。
【0007】 第2の考案の装身装置は、一端にバックルを有するとともに、同バックルのた めの係止用孔を他端に有し、生体の腰部に巻かれるベルトと、このベルトの長手 方向に沿って同ベルト内に収容された導電体と、上記ベルトに設けられ、内蔵の バッテリ電源により発振動作して正側および負側のいずれか一方の側で振幅変動 する電圧を出力する発振ユニットと、この発振ユニットの出力端子に上記導電体 の両端を接続するための接続具とを備えている。
【0008】 第3の考案の装身装置は、一端に導電性のバックルを有するとともに、同バッ クルのための係止用孔を他端に有し、生体の腰部に巻かれるベルトと、このベル トの係止用孔と対応する位置に設けられ、その係止用孔に対する上記バックルの 係止時に同バックルと接触する導電部材と、上記ベルトの一端側に設けられ、か つ片側が上記バックルに接続される一対の出力端子を有し、内蔵のバッテリ電源 により発振動作して正側および負側のいずれか一方の側で振幅変動する電圧を出 力する発振ユニットと、上記ベルトの長手方向に沿って同ベルト内に収容される とともに、一端が上記発振ユニットの出力端子の残りの側に接続され、他端が上 記導電部材に接続された導電体とを備えている。
【0009】 第4の考案の装身装置は、一端に導電性のバックルを有するとともに、同バッ クルのための係止用孔を他端に有し、生体の腰部に巻かれるベルトと、このベル トの所定箇所から導出された導線と、この導線の先端に設けられた第1接続用端 子と、上記ベルトの所定箇所に露出して設けられ、上記第1接続用端子との接続 および切離しが自在な第2接続用端子と、上記ベルトに設けられ、かつ片側が上 記導線の基端に接続される一対の出力端子を有し、内蔵のバッテリ電源により発 振動作して正側および負側のいずれか一方の側で振幅変動する電圧を出力する発 振ユニットと、上記ベルトの長手方向に沿って同ベルト内に収容されるとともに 、一端が上記発振ユニットの出力端子の残り側に接続され、他端が上記第2接続 用端子に接続された導電体とを備えている。
【0010】 第5の考案の装身装置は、接続および切離しが自在な導電性の一対の接続具を 両端に有し、生体の腰部に巻かれる装飾用の紐と、上記各接続具の一方に設けら れるとともに、同接続具に片側が接続される一対の出力端子を有し、内蔵のバッ テリ電源により発振動作して正側および負側のいずれか一方の側で振幅変動する 電圧を出力する発振ユニットと、上記紐の長手方向に沿って同紐内に収容される とともに、一端が上記発振ユニットの出力端子の残りの側に接続され、他端が上 記各接続具の他方に接続された導電体とを備えている。
【0011】 第6の考案の装身装置は、装飾具およびこの装飾具に両端が接続される線状体 からなり、生体の腰部に巻かれる巻体と、上記線状体の長手方向に沿って同線状 体内に収容された導電体と、上記装飾具に収容され、内蔵のバッテリ電源により 発振動作して正側および負側のいずれか一方の側で振幅変動する電圧を出力する 発振ユニットと、この発振ユニットの出力端子に上記導電体の両端を接続するた めの接続具とを備えている。
【0012】
【作用】
第1の考案の装身装置では、生体の腰部に巻体が巻かれ、かつ接続具により導 電体の両端が発振ユニットの出力端子に接続されると、発振ユニットから発せら れる正側または負側の電圧により、導電体に一方向の電流が流れる。この一方向 の電流によって導電体の周囲に一方向の磁場(磁力線)が発生し、その磁場が生 体の腰部に作用する。
【0013】 第2の考案の装身装置では、生体の腰部にベルトが巻かれてそのベルトの一端 のバックルが他端の係止用孔に係止され、かつ接続具により導電体の両端が発振 ユニットの出力端子に接続されると、発振ユニットから発せられる正側または負 側の電圧により、導電体に一方向の電流が流れる。この一方向の電流によって導 電体の周囲に一方向の磁場が発生し、その磁場が生体の腰部に作用する。
【0014】 第3の考案の装身装置では、生体の腰部にベルトが巻かれてそのベルトの一端 のバックルが他端の係止用孔に係止されると、係止用孔に存する導電部材とバッ クルとが接触して導電体の両端が発振ユニットの出力端子に接続された状態とな り、発振ユニットから発せられる正側または負側の電圧により、導電体に一方向 の電流が流れる。この一方向の電流によって導電体の周囲に一方向の磁場が発生 し、その磁場が生体の腰部に作用する。
【0015】 第4の考案の装身装置では、生体の腰部にベルトが巻かれてそのベルトの一端 のバックルが他端の係止用孔に係止され、かつベルトから導出の第1接続用端子 がベルト上の第2接続用端子に接続されると、導電体の両端が発振ユニットの出 力端子に接続された状態となり、発振ユニットから発せられる正側または負側の 電圧により、導電体に一方向の電流が流れる。この一方向の電流によって導電体 の周囲に一方向の磁場が発生し、その磁場が生体の腰部に作用する。
【0016】 第5の考案の装身装置では、生体の腰部に装飾用の紐が巻かれてその紐の両端 が接続具により接続されると、接続具を通して導電体の両端が発振ユニットの出 力端子に接続された状態となり、発振ユニットから発せられる正側または負側の 電圧により、導電体に一方向の電流が流れる。この一方向の電流によって導電体 の周囲に一方向の磁場が発生し、その磁場が生体の腰部に作用する。
【0017】 第6の考案の装身装置では、装飾具および線状体からなる巻体が生体の腰部に 巻かれ、かつ接続具により導電体の両端が発振ユニットの出力端子に接続される と、発振ユニットから発せられる正側または負側の電圧により、導電体に一方向 の電流が流れる。この一方向の電流によって導電体の周囲に一方向の磁場が発生 し、その磁場が生体の腰部に作用する。
【0018】
【実施例】
以下、この考案の第1実施例について図1(a)(b)を参照して説明する。 (a)は正面から見た図、(b)は側方から見た図である。 1は生体の腰部に巻かれる巻体たとえばベルトで、二枚の皮革を重ね合せて縫 製され、一端に導電性のバックル2を有し、同バックル2のための複数の係止用 孔3を他端に有している。すなわち、ベルト1を衣服の上から腰部に巻き、バッ クル2の係止用ピン2aを任意の係止用孔3に挿入係止することにより、締め付 けを行なうことができる。
【0019】 このベルト1の各係止用孔3と対応する位置に、導電部材であるところの導電 プレート4が収容される。この導電プレート4は、バックル2の係止用ピン2a が係止用孔3に係止されたとき、その係止用ピン2aに接触する。なお、バック ル2および導電プレート4は、後述するリード線5の両端を同じく後述する発振 ユニット10の出力端子に接続するための接続具として機能する。
【0020】 ベルト1の長手方向に沿って同ベルト1内に導電体たとえばリード線5が収容 される。このリード線5は、樹脂等で絶縁被覆されるとともに、ベルト1の屈曲 に十分に追従しかつ絶え得る柔軟性と強度を有している。
【0021】 ベルト1の一端側たとえばバックル2内に、発振ユニット10が設けられる。 この発振ユニット10は、内蔵のバッテリ電源により発振動作して正側および負 側のいずれか一方の側で振幅変動する電圧を出力する。具体例を図2に示す。
【0022】 すなわち、発振ユニット10は、バッテリ電源であるところのリチウム電池 11、このリチウム電池11の電圧により発振動作する発振回路12、および一 対の出力端子13a,13bからなる。
【0023】 発振回路12は、セラミック発振子とCPUで構成され、 8Hzと16Hzの二種類 の正弦波合成電圧を発生し、図3に示すように正側にオフセットされた状態で振 幅変動する電圧を出力する。
【0024】 なお、周波数は 8Hzと16Hzに限らず、基本周波数とその2倍の周波数を含み、 次の基本式 cos(θ+π/6 )+( 1/1.618 )・ cos( 2・θ) をほぼ満足し、かつ正側および負側のいずれか一方の側に完全にオフセットし た電圧が得られればよい。
【0025】 この発振ユニット10の出力端子13a,13bのうち、片側の13bにバッ クル2が接続され、残りの側の13aにリード線5の一端5aが接続される。リ ード線5の他端5bは、導電プレート4に接続される。
【0026】 つぎに、上記の構成の作用を説明する。 ベルト1が生体の腰に巻かれてバックル2が係止用孔3に係止されると、バッ クル2の係止用ピン2aが導電パターン4に接触する。これにより、発振ユニッ ト10の出力端子13a,13bにリード線5の両端5a,5bが接続された状 態となり、発振ユニット10の出力電圧(正側の 350mVないし 700mVの範囲で振 幅変動する電圧)がリード線5に印加される。
【0027】 リード線5には微小な内部抵抗があり、その内部抵抗により定まる大きさの一 方向の電流(一端5aから他端5bに向かう電流)が同リード線5に流れる。 この一方向の電流が流れると、リード線5の周囲に一方向の磁場(磁力線)が 発生する。この磁場が衣服を通して生体の腰部に作用する。
【0028】 磁場が腰部に作用すると、腰部の皮膚間電気抵抗値が低下して生体機能が活性 化する。具体的には、血行が良くなったり、生体電流の変化が活発になり、体表 面の温度が上昇する。
【0029】 生体機能の活性化は、重力など外部から加わる負荷に対する抵抗力を生むとと もに、生体に起こる様々な障害、たとえば腰痛、肩凝り、筋肉疲労などを取り除 く効果を奏する。自律神経を刺激し、リラックス効果を得る効果もある。
【0030】 なお、発振ユニット10の出力電圧は常に振幅変動しているので、その変動に 伴ってリード線5に流れる電流の大きさが変動し、ひいては磁場が変動する。こ の磁場の変動は、生体組織に対する適度な刺激となり、リラックス効果を高める ことになる。
【0031】 構成に関しては、導電パターン4、リード線5および発振ユニット10など少 数の部品をベルト1に組み込むだけの簡単な構成である。この簡単な構成であり ながら、腰部に対して容易かつ確実に磁場を作用させることができる。また、簡 単な構成であること、さらに発振ユニット10の構成部品(リチウム電池11お よび発振子など)は腕時計などにも搭載されて安価な部品となっていることから 、コスト上昇の心配もない。
【0032】 しかも、ベルト1は日常の生活でだれでもが簡単に違和感なく身に付けること ができるので、家庭や仕事場での日常の生活には何ら支障を及ぼすことなく使用 が可能である。
【0033】 次に、この考案の第2実施例を図4(a)(b)に示す。 第2実施例では、第1実施例のバックル2に代わり、バックル21が設けられ る。このバックル21は、導電性で、しかも回動式の係止ピン21aを有してい る。第1実施例のバックル2は、ピン2aが固定式である。
【0034】 バックル21を採用した以外は第1実施例と同じ構成であり、第1実施例と同 じ効果が得られる。 第3実施例について図5(a)(b)を参照しながら説明する。(a)は正面 から見た図、(b)は側方から見た図である。なお、図面において第1および第 2実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0035】 ベルト1の表面の一端側の所定箇所から導線たとえば金属製のチェーン31が 導出され、そのチェーン31の先端に第1接続用端子として牡形のドットスナッ プ32が設けられる。
【0036】 ベルト1の表面の他端側の所定箇所(係止用孔3よりも中寄り)に、第2接続 用端子として牝形のドットスナップ33が露出して設けられる。このドットスナ ップ33は、ドットスナップ32との接続および切離しが自在である。
【0037】 チェーン31は本来は装飾用であり、ベルト1が腰に巻かれてバックル21の 係止用ピン21aが係止用孔3に係止された後、ドットスナップ32がドットス ナップ33に接続されることでバックル21の下方に垂れ下がる。
【0038】 ベルト1において、チェーン31の導出部と対応する位置に、発振ユニット 10が内蔵される。 ベルト1内にリード線5が収容され、そのリード線5の一端5aが発振ユニッ ト10の出力端子13aに接続される。リード線5の他端は、上記ドットスナッ プ33に接続される。発振ユニット10の出力端子13bには、上記チェーン 31の基端が接続される。
【0039】 この場合、チェーン31およびドットスナップ32,33が、リード線5の両 端を発振ユニット10の出力端子13a,13bに接続するための接続具として 機能する。
【0040】 作用を説明する。 ベルト1が生体の腰に巻かれてバックル21が係止用孔3に係止され、かつチ ェーン31の先端のドットスナップ32がドットスナップ33に接続されると、 そのチェーン31およびドットスナップ32,33を通してリード線5の両端が 発振ユニット10の出力端子13a,13bに接続される。この接続により、発 振ユニット10の出力電圧がリード線5に印加される。
【0041】 こうして、リード線5に一方向の電流が流れ、リード線5の周囲に一方向の磁 場が発生する。この磁場が衣服を通して生体の腰部に作用する。 したがって、第1実施例および第2実施例と同様の効果が得られる。
【0042】 構成に関しては、装飾用にもともとあるチェーン31およびドットスナップ 32,33を除けば、リード線5および発振ユニット10など少数の部品をベル ト1に組み込むだけの簡単な構成である。
【0043】 次に、この考案の第4実施例について図6(a)(b)(c)を参照して説明 する。(a)は正面から見た図、(b)は側方から見た図、(c)は要部を別方 向から見た図である。なお、図面において第1ないし第3実施例と同一部分には 同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0044】 41は生体の腰部に巻かれる巻体たとえば装飾用かつ皮革製の紐で、帯状の皮 革の幅方向両端を縫合せて袋状とし、一端に導電性の接続具42を有し、他端に 同じく導電性の接続具43を有する。
【0045】 接続具42には、図示していないが表面に装飾模様が施されるとともに、周縁 部に接続用穴42aが形成され、さらに裏面にベルト掛用クリップ42bが付属 して取付けられる。接続用穴42aの内周には捩子切りがなされている。
【0046】 接続具43は、牡捩子形で、接続具42の接続用穴42aに対する捩じ込み接 続が可能となっている。 すなわち、腰にベルト(図示しない)を締めた状態において、そのベルト上に 紐41を巻回し、接続具43を接続具42の接続用穴42aに捩じ込み接続する ことにより、ベルト表面に紐41の装飾が加わる。このとき、接続具42のベル ト掛用クリップ42bをベルトと衣服との間に挟むことにより、ベルト上での紐 41のずれ動きが防止される。
【0047】 接続具42,43のうち、大きい方の接続具42に発振ユニット10が内蔵さ れる。 紐41の長手方向に沿って同紐41内にリード線5が収容され、そのリード線 5の一端が発振ユニット10の出力端子13aに接続される。リード線5の他端 は、上記接続具43に接続される。
【0048】 作用を説明する。 紐41がベルト上に巻かれて接続具42が接続具43に接続されると、その両 接続具42,43を通してリード線5の両端が発振ユニット10の出力端子13 a,13bに接続される。この接続により、発振ユニット10の出力電圧がリー ド線5に印加される。
【0049】 こうして、リード線5に一方向の電流が流れ、リード線5の周囲に一方向の磁 場が発生する。この磁場が衣服を通して生体の腰部に作用する。 したがって、第1実施例、第2実施例、および第3実施例と同様の効果が得ら れる。
【0050】 構成に関しては、紐31、接続具32,33、リード線5、および発振ユニッ ト10からなる簡単な構成である。 しかも、紐41は日常の生活でだれでもが簡単に違和感なく身に付けることが できるので、家庭や仕事場での日常の生活には何ら支障を及ぼすことなく使用が 可能である。
【0051】 なお、紐41の使い方としてベルト上に巻く例を説明したが、これは主に男性 の場合の使い方であり、女性の場合の使い方として図7(a)(b)に示す例が ある。
【0052】 まず、図7(b)において、51は女性が腰に巻く装飾用のチェーンで、一端 にフック51aが付属されている。このフック51aを他端側の任意の箇所に引 っ掛けることができる。
【0053】 このチェーン51を腰に巻いた後、図7(a)に示すように、紐41をチェー ン51の各リングの中に縫うように挿通させ、紐41の両端の接続具42,43 を接続する。あるいは、あらかじめ紐41をチェーン51に挿通しておき、チェ ーン51の巻き付けと紐41の両端接続を一括して行なうようにしてもよい。
【0054】 次に、この考案の第5実施例について図8(a)(b)を参照して説明する。 (a)は正面から見た図、(b)は側方から見た図である。なお、図面において 第1ないし第4実施例と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略す る。
【0055】 61は線状体で、多数個の装飾用の球形物に挿通孔を形成し、その各挿通孔に リード線5を挿通(収容)して屈曲自在となっている。この線状体61の両端つ まりリード線5の両端に、導電性の接続具62a,62bが接続される。
【0056】 63は装飾具で、線状体61と共に、生体の腰部に巻かれ巻体を構成している 。この装飾具63には、図示していないが表面に装飾模様が施されるとともに、 周縁部の二か所に導電性の接続用突起部63a,63bが形成される。接続用突 起部63a,63bは接続用穴を有しており、その接続用穴の内周に捩子切りが なされている。上記接続具62a,62bは、牡捩子形で、接続用突起部63a ,63bの接続用穴に対する捩じ込み接続が可能である。
【0057】 装飾具63内に発振ユニット10が収容される。そして、発振ユニット10の 出力端子13aに、上記接続用突起部63aが接続される。発振ユニット10の 主力端子13bに、上記接続用突起部63bが接続される。
【0058】 接続具62a,62bおよび接続用突起部63a,63bは、発振ユニットの 出力端子13a,13bにリード線5の両端を接続するための接続具として機能 する。
【0059】 作用を説明する。 線状体61が腰部に巻かれて両端の接続具62a,62bが装飾具63の接続 用突起部63a,63bに接続されると、その接続具および接続用突起部を通し てリード線5の両端が発振ユニット10の出力端子13a,13bに接続される 。この接続により、発振ユニット10の出力電圧がリード線5に印加される。
【0060】 こうして、リード線5に一方向の電流が流れ、リード線5の周囲に一方向の磁 場が発生する。この磁場が衣服を通して生体の腰部に作用する。 したがって、第1実施例、第2実施例、第3実施例、および第4実施例と同様 の効果が得られる。
【0061】 構成に関しては、線状体61、接続具62a,62b、接続用突起部63a, 63b、リード線5、および発振ユニット10からなる簡単な構成である。 しかも、線状体61および装飾具63は日常の生活でだれでもが簡単に違和感 なく身に付けることができるので、家庭や仕事場での日常の生活には何ら支障を 及ぼすことなく使用が可能である。
【0062】 なお、上記各実施例では、発振ユニット10に組込むバッテリ電源としてリチ ウム電池11を用いたが、それに限らず、釦型の水銀電池など他の種類の電池を 用いてもよい。
【0063】 正側にオフセットされた状態で振幅変動する電圧を発振ユニット10から発す るようにしたが、負側にオフセットされた状態で振幅変動する電圧を発振ユニッ ト10から発するようにしてもよい。これは、出力端子13a,13b間に生じ る電圧の極性が変わることに相当する。すなわち、リード線5に流れる電流の向 きが生体への作用効果に違いを生じさせることが実験により確認されており、そ のような極性による作用効果の違いを体の症状、性別、年齢などに応じてしかも 手元のスイッチ操作に応じて選択できる構成とすれば、さらに実用性にすぐれた ものとなる。
【0064】
【考案の効果】
以上述べたようにこの考案によれば、生体の腰部に巻かれる巻体と、この巻体 の長手方向に沿って同巻体内に収容された導電体と、上記巻体に設けられ、内蔵 のバッテリ電源により発振動作して正側および負側のいずれか一方の側で振幅変 動する電圧を出力する発振ユニットと、この発振ユニットの出力端子に上記導電 体の両端を接続するための接続具とを備えたので、簡単な構成で、しかもコスト 面の問題を生じることなく、また家庭や仕事場での日常の生活に何ら支障を及ぼ すことなく、生体のとくに腰部に対し容易かつ確実に磁場を作用させることがで き、これにより生体機能を活性化させて生体に起こる様々な障害を取り除くとと もにリラックス効果が得られる実用性にすぐれた装身装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成を示す図で、(a)は正面か
ら見た図、(b)は側方から見た図。
【図2】各実施例における発振ユニットの具体的な構成
を示す図。
【図3】図2の発振ユニットの出力電圧波形を示す図。
【図4】第2実施例の構成を示す図で、(a)は正面か
ら見た図、(b)は側方から見た図。
【図5】第3実施例の構成を示す図で、(a)は正面か
ら見た図、(b)は側方から見た図。
【図6】第4実施例の構成を示す図で、(a)は正面か
ら見た図、(b)は側方から見た図、(c)は要部を別
方向から見た図。
【図7】第4実施例の別の使用例を示す図で、(a)は
紐をチェーンに通した状態を示す図、(b)はチェーン
のみの構成を示す図。
【図8】第5実施例の構成を示す図で、(a)は正面か
ら見た図、(b)は側方から見た図。
【符号の説明】
1…ベルト(巻体)、2…バックル、2a…ピン、3…
係止用孔、4…導電プレート、5…リード線、10…発
振ユニット、11…リチウム電池(バッテリ電源)、1
2…発振回路、13a,13b…出力端子、21…バッ
クル、21a…ピン、31…チェーン、32…ドットス
ナップ(第1接続用端子)、33…ドットスナップ(第
2接続用端子)、41…紐(巻体)、42,43…接続
具、51…チェーン、61…線状体、62a,62b…
接続具、63…装飾具、63a,63b…接続用突起
部。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体の腰部に巻かれる巻体と、 この巻体の長手方向に沿って同巻体内に収容された導電
    体と、 前記巻体に設けられ、内蔵のバッテリ電源により発振動
    作して正側および負側のいずれか一方の側で振幅変動す
    る電圧を出力する発振ユニットと、 この発振ユニットの出力端子に前記導電体の両端を接続
    するための接続具と、 を具備したことを特徴とする装身装置。
  2. 【請求項2】 一端にバックルを有するとともに、同バ
    ックルのための係止用孔を他端に有し、生体の腰部に巻
    かれるベルトと、 このベルトの長手方向に沿って同ベルト内に収容された
    導電体と、 前記ベルトに設けられ、内蔵のバッテリ電源により発振
    動作して正側および負側のいずれか一方の側で振幅変動
    する電圧を出力する発振ユニットと、 この発振ユニットの出力端子に前記導電体の両端を接続
    するための接続具と、 を具備したことを特徴とする装身装置。
  3. 【請求項3】 一端に導電性のバックルを有するととも
    に、同バックルのための係止用孔を他端に有し、生体の
    腰部に巻かれるベルトと、 このベルトの係止用孔と対応する位置に設けられ、その
    係止用孔に対する前記バックルの係止時に同バックルと
    接触する導電部材と、 前記ベルトの一端側に設けられ、かつ片側が前記バック
    ルに接続される一対の出力端子を有し、内蔵のバッテリ
    電源により発振動作して正側および負側のいずれか一方
    の側で振幅変動する電圧を出力する発振ユニットと、 前記ベルトの長手方向に沿って同ベルト内に収容される
    とともに、一端が前記発振ユニットの出力端子の残りの
    側に接続され、他端が前記導電部材に接続された導電体
    と、 を具備したことを特徴とする装身装置。
  4. 【請求項4】 一端に導電性のバックルを有するととも
    に、同バックルのための係止用孔を他端に有し、生体の
    腰部に巻かれるベルトと、 このベルトの所定箇所から導出された導線と、 この導線の先端に設けられた第1接続用端子と、 前記ベルトの所定箇所に露出して設けられ、前記第1接
    続用端子との接続および切離しが自在な第2接続用端子
    と、 前記ベルトに設けられ、かつ片側が前記導線の基端に接
    続される一対の出力端誌を有し、内蔵のバッテリ電源に
    より発振動作して正側および負側のいずれか一方の側で
    振幅変動する電圧を出力する発振ユニットと、 前記ベルトの長手方向に沿って同ベルト内に収容される
    とともに、一端が前記発振ユニットの出力端子の残り側
    に接続され、他端が前記第2接続用端子に接続された導
    電体と、 を具備したことを特徴とする装身装置。
  5. 【請求項5】 接続および切離しが自在な導電性の一対
    の接続具を両端に有し、生体の腰部に巻かれる装飾用の
    紐と、 前記各接続具の一方に設けられるとともに、同接続具に
    片側が接続される一対の出力端子を有し、内蔵のバッテ
    リ電源により発振動作して正側および負側のいずれか一
    方の側で振幅変動する電圧を出力する発振ユニットと、 前記紐の長手方向に沿って同紐内に収容されるととも
    に、一端が前記発振ユニットの出力端子の残りの側に接
    続され、他端が前記各接続具の他方に接続された導電体
    と、 を具備したことを特徴とする装身装置。
  6. 【請求項6】 装飾具およびこの装飾具に両端が接続さ
    れる線状体からなり、生体の腰部に巻かれる巻体と、 前記線状体の長手方向に沿って同線状体内に収容された
    導電体と、 前記装飾具に収容され、内蔵のバッテリ電源により発振
    動作して正側および負側のいずれか一方の側で振幅変動
    する電圧を出力する発振ユニットと、 この発振ユニットの出力端子に前記導電体の両端を接続
    するための接続具と、 を具備したことを特徴とする装身装置。
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