WO1996004440A1 - Barre de renforcement de beton frp - Google Patents

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WO1996004440A1
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concrete
bending
core material
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Masao Kikuchi
Junji Hosokawa
Akira Sumitani
Haruhito Akimoto
Toshiharu Abekawa
Shuji Shimozono
Nobuyuki Ozawa
Original Assignee
Komatsu Ltd.
Komatsu Plastics Industry Co., Ltd.
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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C5/00Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
    • E04C5/07Reinforcing elements of material other than metal, e.g. of glass, of plastics, or not exclusively made of metal

Definitions

  • t / w ⁇ l is satisfied as described above even outside the range of the above equation (3), that is, within the range of the above equation (2).
  • the cross-sectional shape is such that R / t ⁇ 2.8, that is, it is approximately rectangular, sufficient strength can be obtained in the bent portion.
  • the above-mentioned substantially rectangular shape may be an elliptical shape in addition to the rectangular shape whose short side is curved outward as described above.
  • Equations (1) and (2) above are valid when the bending sections are independent. If there are two or more bending sections, one bending section is replaced by another bending section. A condition that does not affect the condition is required.
  • Fig. 6 shows an example of this experiment.
  • the thickness direction of the reinforcing bar 4 of the same type as that shown in the first experimental example another persimmon that is one size larger than this reinforcing bar 4 is shown. Strong muscles 4a are superimposed on each other to match the irregularities.
  • reinforcing bars consisting only of FRP were shown.
  • a coating layer 7 made of a thermoplastic resin may be provided on the surface thereof.
  • the convex portion 5 shown in FIG. 7 is also made of a thermoplastic resin. In some cases, the convex portions 5 are not provided.
  • the coating waste 7 does not have to be a thermoplastic tree US as shown in FIG.
  • a coating layer 7 is formed by spirally winding a tape around an FRP core 6, or a coating layer 7 is formed by sandwiching the FRP core 6 between two films. It is conceivable.

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  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
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Description

明細書
F R P製コ ンク リー ト補強筋 技術分野
この発明は、 F R P (繊維強化プラスチッ ク) 製のコ ンク リ ー ト補強筋であって、 詳しく は、 スターラ ッ プ筋やフープ筋等、 コ ンク リ ー ト構造物の断面形状に応 じて折り 曲げ加工を行な っ た F R P製コンク リー ト補強筋に関する。
1 ^
一般に、 従来のスターラ ップ筋やフープ筋等、 折り曲げ形成し て使用されるコ ンク リ ー ト補強筋には鋼製の筋材が用いられてい た。 しかし、 コ ンク リ ー トに残留塩分が抜けき らない海砂が混入 されている場合、 また厳しい塩分環境下でコ ンク リ ー トにひび割 れが生じている場合に、 上記コ ンク リ ー ト補強筋が塩分に曝され て起こる腐食が問題となっている。
そ こ で、 近年、 鋼製の筋材の代替と して耐腐食性に優れた F R P製の筋材が用いられるようになつてきた。
従来の F R P製のスターラ ップ筋やフープ筋等、 折り曲げ加工 される補強筋は、 例えば、 特開平 6 — 1 3 6 8 8 2号公報に示さ れているように、
( 1 ) マ ト リ ッ クス樹脂を含浸させた炭素繊維をフ レキシブル チューブに挿入し、
( 2 ) 曲げ加工を行ない、 ( 3 ) マ ト リ ッ クス樹脂を加熱硬化させた後、
( 4 ) フ レキシブルチューブを除去する こ とによ り、 製品とさ れたものがある。
しかしながら、 上記従来のコ ンク リ ー ト補強筋では、 その曲率 が大きい場合、 曲げ加工部付近での強度を強く するこ とが困難で あった。 すなわち、
( 1 ) 強度を強くするためには、 断面積を大き くする こ とが必 要であるが、 そうすると、 曲げ加工部の内側と外側の長さの差が 大き く なるので、 曲げ加工部の内側付近を通る繊維束が強い圧縮 力を受けて しわになり、 その結果、 繊維配向が乱れるので、 曲げ 加工部の強度が著しく低下していた。
( 2 ) さ らに、 繊維配向の乱れが、 直線部にも波及し、 その結 果、 直線部の引張り強度までも低下していた。
( 3 ) また、 曲げ加工すると、 曲げ加工部がつぶれてその断面 形状が直線部のような円形を保つこ とができず、 該断面形状がい びつに変形して補強筋全体の太さが不均一になつて しま っていた, そ して、 このこ とが応力集中の原因とな り、 強度の低下を引き起 こす一因ともなつていた。
以上のように、 上記従来の F R P製コ ンク リ ー ト補強筋は、 従 来の鉄筋の代替とする発想で作成されていたために、 その断面形 状を円形に しており、 その結果、 特に曲げ半径を小さ く した場合 において強度が顕著に低下するという問題が生じていた。
そこで、 本発明は、 前述の問題点に鑑み、 断面積が大き く 、 し かも曲げ半径が小さい、 すなわち、 曲率が大きい場合でも、 充分 な曲げ加工部の強度を得る こ とができ、 また曲げ加工部に連なる - 3 - 直線部の強度も充分得るこ とができるよう に した F R P製コ ンク リー ト補強筋を提供することを目的とする。 発明の開示
上記の目的を達成するために、 本発明の一つの態様によれば、
1 ケ所以上の曲げ加工を施 した部分を有する F R P製コ ンク リ ー ト補強筋において、 厚み t と幅 wとの関係が t / w < 1 とな るよう に断面形状を略長方形に したこ とを特徴とする F R P製コ ンク リー ト補強筋が提供される。
上記構成によれば、 F R P製コ ンク リ ー ト補強筋の断面を略長 方形状にしているので、 その断面積を変えるこ とな く 厚みを小さ できる、 即ち曲げ加工部の内側と外側の長さの差が小さ く なるの で、 曲げ加工部の内側付近を通る繊維束が弱い圧縮力 しか受けず その結果、 繊維配向が乱れないので、 曲げ加工部の強度の低下が 小さい。
上記構成において、 曲げ加工部の内側の曲げ半径 Rと厚み t と の関係が、 R/ t ≥ 2. 8であることが望ま しい。
また、 上記構成において、 隣り合う曲げ加工部の曲げ方向が同 一である場合に、 前記隣り合う曲げ加工部の内側の曲げ半径, 曲 げ角度がそれぞれ R, 0及び R ' , Θ ' である ときに、 前記隣り 合う曲げ加工部の間の直線部の長さ Lが、
L≥ 3. 5 X R X 0 + 3. 5 X R ' χ Θ '
であることが望ま しい。
さ らに、 上記略長方形が、 短辺が外側に湾曲 した長方形でも良 いし、 あるいは長楕円形でも良い。 図面の簡単な説明
本発明は、 以下の詳細な説明及び本発明の実施例を示す添付図 面により、 よ り良く 理解される ものとなろう。 なお、 添付図面に 示す実施例は、 発明を特定するこ とを意図する ものではな く 、 単 に説明及び理解を容易とするものである。
図中、
図 1 A及び図 1 Bは、 本発明に係る F R P製コ ンク リ ー ト補強 筋の一実施例を示すもので、 図 1 Aはその断面図、 図 1 Bはその 側面図である。
図 2 A乃至図 2 Cは、 上記実施例の曲げ加工部における繊維の 曲げ作用時における状態の変化及び配向角を示すものであって 図 2 Aは曲げ加工前の状態、 図 2 Bは曲げ加工によ り しわがよつ た状態、 図 2 Cは配向角の計算を示す線図である。
図 3 は、 上記実施例における配向角に対する引張り強度を示す 線図である。
図 4 は、 他の実施例と して隣接する曲げ加工部の曲げ方向が異 なる F R P製コンク リー ト補強筋を示す側面図である。
図 5 A及び図 5 Bは、 本発明の第 1 の実験例を示すものであつ て、 図 5 Aはその侧面図、 図 5 Bは図 5 Aの C一 C線に沿う断面 図である。
図 6は、 本発明の第 2の実験例の側面図である。
図 7は、 本発明の第 3の実験例の断面図である。 明^:実施するための好適な態復 以下に、 本発明の好適実施例による F R P製コ ンク リ ー ト補強 筋を添付図面を参照しながら説明する。
図 1 Aに示すように、 厚み t , 幅 wの断面が略長方形 (短辺が 外側に湾曲 した長方形) の F R P製コ ンク リ ー ト補強筋 1 を、 図 1 Bに示すよう に、 内側の曲げ半径 R , 曲げ角度 0で曲げ加工す ると、
( 1 ) その曲げ加工部 Aの中立面 2 よ り内側では圧縮力が作用 し、 その内侧部分は ( t / 2 ) X Sだけ縮むが、 鏃維 3 は縮むこ とができないので、 座屈 して しわがよ り、 これが繊維 3の配向の 乱れとなる。
( 2 ) この繊維 3の配向の乱れは直線部にまで波及する。 そ し て、 その波及する距離 Xは種々 の実験によ り曲げ半径 Rと曲げ角 0とであらわすと、
X = 3. 5 x R x Θ
であることが判明した。
図 1 Bに示す中立面 2 よ り内側の繊維 3の長さを、 図 2 Aに示 すように LBB' とすると、 繊維 3は曲げ加工により図 2 Bに示す ようにしわがよつてその長さが L AA' になる。 従って、 この部分 の繊維 3の配向角 αは、 下式で与えられる (図 2 C参照) 。
c 0 s = L AA' / L ΒΒ'
( 3 ) しわによる繊維配向角 aは、
c 0 s = (R Θ + 2 X) / { ( R + t / 2 ) x ^ + 2 x X }
= (R x 0 + 2 x 3. 5 x R x θ ) /
{ (R + t / 2 ) Χ Θ + 2 Χ 3. 5 x R x 0 } = 8 x R/ ( 8 x R + t / 2 ) - ( 1 ) 一 ら - で与えられる。
( 4 ) 図 3 は直径 1 O m mのロ ッ ド状の F R P製コ ンク リ ー ト 補強筋における繊維の乱れによる配向角 と引張り強度 (荷重) の 関係を示した線図である。 この図 3 に示すように、 繊維の配向角 が大略 1 2度を越えると引張り強度が著し く 低下するこ とがわ かる。
( 5 ) ここで、 上記の式 ( 1 ) によれば、 α ≤ 1 2度の時、 c o s 1 2 ' ≤ 8 X R / ( 8 X R + t / 2 )
となり、 これを整理すると、
R / t ≥ 2. 8
となる。 従って、 R / t ^ 2 . 8の場合、 つま り幅 wが広く 、 厚 み t が曲げ半径方向において充分薄い場合、 繊維 3 の配向が乱れ ることによる強度低下は殆どあらわれない。
なお、 補強筋 1 の断面形状がいかなる形であっても、 曲げ半径 Rが大きい場合には R / t ≥ 2 . 8の条件を満たす。 そこで、 本 発明にあっては、 従来の断面形状が円形の補強筋の場合に強度低 下が発生して しま う ような曲げ半径 Rにおいても曲げ加工部が充 分な強度を有するようにするために、 t / w < 1 となるよ う に し て断面形状を略長方形にした。
また、 本発明による F R P製コ ンク リ ー ト補強筋は、 従来の断 面形状が円形の F R P製コ ンク リ ー ト補強筋とは異な り、 断面積 を S と した場合、
0. 1 X R2< S - ( 2 )
の時でも有効である。 その理由を以下に示す。
上述のことは、 換言すれば、 R / t ≥ 2. 8
の関係さえ満足すれば、 補強筋の断面がどのよ うな形状でも、 繊 維の配向の乱れによる曲げ加工部の強度低下が起きないこ とを示 唆している。 即ち、 従来の断面形状が円形の補強筋の場合でも、 S = ^ ( t / 2 ) 2≤ 7i ( R/ 2 / 2. 8 ) 2= 0. 1 x R2
… ( 3 ) の関係を保っていれば、 曲げ加工部の強度の低下が起きないこ と になる。
しかし、 本発明の F R P製コ ンク リ ー ト補強筋では、 上記の式 ( 3 ) の範囲以外、 即ち上記の式 ( 2 ) の範囲内でも、 上述の如 く t /w < l と して R/ t ≥ 2. 8 となるような断面形状、 即ち 略長方形にしているので、 曲げ加工部は充分な強度が得られる。 上記略長方形が、 上述如く 短辺が外側に湾曲した長方形の他に. 長楕円形でも良いことはいうまでもない。
( 6 ) また、 図 1 Bに示すと こ ろの、 隣接する曲げ加工部 A ,
Bは、 3. 5 R Θ + 3. 5 R ' 0 ' 以上離れているので、 一方の 曲げ加工部の繊維の配向の乱れが他方の曲げ加工部の繊維の配向 に影響を及ぼさない。 その理由を以下に示す。
上記式 ( 1 ) , ( 2 ) は、 曲げ加工部が独立している場合に成 り立つ式であり、 2つ以上曲げ加工部がある場合は、 1つの曲げ 加工部が他の曲げ加工部に影響を及ぼさない条件が必要である。
そこで、 図 1 Bに示すように、 曲げ半径 R, 曲げ角度 0の第 1 の曲げ加工部 Aと曲げ半径 R ' , 曲げ角度 0 ' の第 2の曲げ加工 部 Bが隣接している場合を考える。
第 1 の曲げ加工部 Aの影響が及ぶ直線部の長さは 3. 5 Θであ る。 この範囲に第 2の曲げ加工部 Bの影響を受けている直線部が あってはならない。 従って、 第 1 · 第 2の両曲げ加工部 A, B間 の直線 Lの長さは
L > 3. 5 R 0 + 3. 5 R' Θ ' - ( 4 )
でなくてはならない。
ただし、 隣接する両曲げ加工部 A . Bが、 図 4 に示すよ う に 互いに曲がり方向が異なる場合には、 第 1 の曲げ加工部 Aで圧縮 力を受ける繊維が第 2の曲げ加工部 Bに引張り力を受ける こ とに なって、 両力が相殺されるので、 上記直線部は上記のよ うな距離 をとる必要はない。
( 7 ) また、 本発明に係る F R P製コ ンク リ ー ト補強筋は、 断 面形状が略長方形状であるため、 曲げ加工部がつぶれる こ とがな く 、 よって太さが不均一である こ とによる応力集中も起きないの で、 強度低下もおこ らない。
以上のことにより、 本発明に係る F R P製コ ンク リ ー ト袖強筋 は、 曲げ加工部及び直線部とも充分な強度が得られる。
次に、 本発明の実験例について説明する。
(第 1実験例)
図 5 A , 図 5 Bは本発明の第 1実験例を示しており、 エポキシ 樹脂が含浸している炭素繊維からなる袖強筋 4 は一方向 (長手方 向) に配向 しており 、 その断面形状が幅 w厚み t の略長方形に なっており、 その両面に凸状部 5が等間隔をあけて多数設けてあ る。
そ して、 こ の補強筋 4 は、 厚み t = 3 m m , 幅 w = 1 2 8 mm, 半径 R = 1 5 m mであり、 曲げ加工部間の直線部の距離 Lが L = 2 0 O m mになるよ う に成形して加熱硬化して、 フープ 状の F R P製コンク リ ー ト補強筋と してある。
この補強筋 4は、 曲げ加工部間の直線部の距離 Lが、
L = 2 0 0 > 3 . 5 X R X ^ + 3 . 5 x R ' x θ ' = 1 6 5 であり、 かつ曲げ半径 Rと厚み t の関係が、
R / t = 5 > 2 . 8
であるため、
α = 9 . 0 0 < 1 2 °
である。 よって、 繊維配向角 αが充分小さ く 、 充分な曲げ加工部 の強度, 直線部の引張り強度が得られた。
さ らに、 曲げ加工部がつぶれていないため、 ( 1 ) 厚さ t が不 均一による応力集中がな く 、 ( 2 ) 曲げ加工部においての主筋に 接触している面積が広く 、 かつ均一であるため、 主筋から曲げ加 ェ部にかかる応力が小さい。 これらのこ と も、 曲げ加工部の強度 を大き くする要因となっている。
また、 この補強筋はコ ンク リ ー ト付着力に対しても優れている , すなわち、 コ ンク リー ト付着力は表面の凸状部による凹凸によ つ て得られるが、 この補強筋は、 断面形状が円形のものに比べて断 面積に対して表面積が大きいため、 同じ引張り強度に対して大き な付着強度が得られる。
(第 2実験例)
必要によ り、 コ ンク リ ー ト補強筋の厚みを大き く しなければな らない場合には、 積層するこ とにより問題を解決できる。
図 6 はその実験例を示しており、 第 1 実験例に示したものと同 型の補強筋 4 の厚み方向にこの補強筋 4 よ り 1 回り大きな他の柿 強筋 4 aが、 それぞれの凹凸を符合させて重ねてある。
このよう に、 両補強筋 4 , 4 & を厚み方向に ¾)|する こ とに よつて強度は大き く なるが、 曲げ加土は各補強筋ごとに行なわれ るので、 曲げ加工部における繊維配向の乱れ、 断而形状の不均一 はない。 よって、 幅を大き くするこ とな く 、 強度を上げる こ とが できる。 また、 重ねる補強筋の数は 2つに限らず、 いく つでもよ い。
(第 3実験例)
上記第 1 , 第 2の実験例においては、 F R Pのみからなる補強 筋を示したが、 成形性, 曲げ加工性, 耐衝擊強 さ等を考 . して . 図 7 に示すように、 F R Pを芯材 6 と してその表面に熱可塑性樹 脂からなるコーティ ング層 7 を設けてもよい。 図 7 に示した凸状 部 5 も、 熱可塑性樹脂からなっている。 なお、 凸状部 5 の無い例 もある。
ここで考慮すべきことは、 上述の厚み t と幅 wは芯材 6の厚み t 1 と幅 w 1であり、 llllげ半径をコーティ ング層 7の厚み d又は凸状部 5の厚み d ' も含めた ( R + d ) または ( R + d ' ) と して、 そ れぞれの関係を算出する必要がある。
なお、 コーティ ング屑 7 と しては図 7 に示すよ う な熱可塑性樹 USでなく てもよい。 例えば、 F R Pの芯材 6 にテープを螺旋状に 巻き付けるこ とにより コーティ ング層 7 を形成したものや、 2枚 のフィルムで F R Pの芯材 6 を挟むこ とによ り コーティ ング層 7 を形成したものなどが考えられる。
また、 本発明によるコ ンク リ ー ト補強筋を栊成する材料と して 'は、 F R Pの強化繊維と して、 カーボン繊維、 ガラス繊維等の無 機繊維や、 ァラ ミ ド維維等の有機雄維が用いられる。 そ して、 マ ト リ ッ クス樹脂と しては、 エポキシ樹脂、 不飽和ポ リ エステル フ エノール樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられる。
以上のように、 本発明の F R P製コ ンク リ ー ト補強筋は、 断面 積が大き く 、 しかも曲率が大きい場合でも充分な曲げ強度を有す るこ とができる。 また、 この曲げ加工部に連なる直線部分の強度 をも充分とることができる。
なお、 本発明は例示的な実施例について説明 したが、 開示 した 実施例に関 して、 本発明の要旨及び範囲を逸脱する こ とな く 種々の変更、 省略、 追加が可能である こ とは、 当業者において自 明である。 従って、 本発明は、 上記の実施例に限定される もので はなく 、 請求の範囲に記載された要素によって規定される範四及 びその均等範囲を包含する ものと して理解されなければならない。

Claims

請求の範囲
1. 1 ケ所以上の曲げ加工を施した部分を有する F R P製コ ンク リ ー ト補強筋において、 厚み t と幅 wとの関係が t /w < 1 とな るように断面形状を略長方形に したこ とを特徴とする F R P製コ ンク リー ト補強筋。
2 . 曲 げ加工部の 内側の 曲 げ半径 R と 厚み t と の 関係が R / t ≥ 2. 8である、 請求の範囲 1 に記載の F R P製コ ンク リ一ト補強筋。
3. 隣り合う曲げ加工部の曲げ方向が同一である場合に、 前記隣 り合う曲げ加工部の内側の曲げ半径, 曲げ角度がそれぞれ R , Θ 及び R ' , Θ ' であるときに、 前記隣り合う曲げ加工部の冏の直 線部の長さ Lが、
L≥ 3. 5 R X Θ + 3. 5 X R ' χ Θ '
である、 請求の範囲 1 または 2 に記載の F R P製コ ンク リ ー 卜補 強筋。
4. 前記略長方形が、 短辺が外側に湾曲 した長方形である、 請求 の範囲 1乃至 3のいずれかに記載の F R P製コンク リ一 ト補強筋。
5. 前記略長方形が長楕円形である、 請求の範囲 1乃至 3のいず れかに記載の F R P製コンク リー ト補強筋。
6. 両面に凸状部 5が等間隔をあけて多数設けた、 請求の範囲 1 に記載の F R P製コンク リ ー ト補強筋。
7. 一補強筋の厚み方向に該ー補強筋よ り 1 回り大きな他の補強 筋を重ねて成る、 請求の範囲 1 または 6 に記載の F R P製コ ンク リー ト補強筋。
8. F R Pを芯材と してその表面に熱可塑性樹脂からなる コ ー ティ ング層を設けて成る、 請求の範囲 1 または 6 に記載の F R P 製コ ンク リー ト補強筋。
9. F R Pを芯材と してその表面にテープを螺旋状に巻き付けて コーティ ング層を形成して成る、 請求の範囲 1 または 6に記戦の F R P製コ ンク リー ト補強筋。
1 0. F R Pを芯材と して該芯材を 2枚のフ イ ルムで挟むこ とに よ り コーティ ング層を形成して成る、 請求の範囲 1 または 6 に記 載の F R P製コンク リー ト補強筋。
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