WO1995035128A1

WO1995035128A1 - Outil auxiliaire pour corps de seringue

Info

Publication number: WO1995035128A1
Application number: PCT/JP1995/001240
Authority: WO
Inventors: Masaaki Naganuma
Original assignee: Seikagaku Corporation
Priority date: 1994-06-21
Filing date: 1995-06-21
Publication date: 1995-12-28
Also published as: JP3546335B2; AU2752995A; JPH08731A

Description

明細書

¾ ί具のシリンダ筒のための補助具技術分野

本発明は mi具、特にシリンダ筒がガラスで作られている ΐ¾ ί具のための補助具、詳しくはシリンダ筒のフランジを捕強する補助具に関するものである。背景技術

現在の測具においてはシリンダ筒を合成樹脂製としたもの力《多く見られるカ^ ί¾寸薬の画によっては、或いは実開平 3 - 1 0 1 9 6 0号公報に記載されているように所要量の ¾ ί薬を封入保存して ¾Ιί針を取付けるだけで麵可能としたいわゆるアンプル測具にあっては、測薬の変質を防ぐためシリンダ筒をガラス製としたもの力《用いられる。

シリンダ筒は周知のように、筒本体の «に腿針の針基を嵌装する取付部を有するとともに、 ¾ ^にピストンの押圧 ΙΕ¾力を受けさせるため指を弓 I掛けるフランジを有している。

このシリンダ筒をガラスで作るとき、フランジはシリンダ筒であるガラス管を加嫩化してフレア状に拡げ、型付けして所^^とすることによって形成されるものである力ガラスの性質および加工手段が 1¾となって合成樹脂製のように大きく形成すること力くできず、従って指のごくがフランジに引掛かるにとどまり、すべりやすいことと相俟って安定よく弓 I掛けて翅するの力難である、というがある。

ai寸薬が ί雄度である齢は、細径の測針であつても額に流れるためビストンを小さ、力で押圧 II»すること力でき、そのためにフランジが小さくても指の僅かな弓 I掛かりで力を受けること力河能である力安定よく弓 I掛けにくいという点に変わりはない。

一方、例えば本願の出が開発したヒアルロン酸ナトリゥムを ¾J ^とし龍平均好量が ₆ o ^~ l 2 0万に及ぶ関節機能改善剤のように高粘度の測薬の齢は、大径の測針を用いても投与に著しく大きな押を要とし、フランジへの指の僅かな弓 I掛かりで大きな力を受けなければならな、ので投与操作力くきわめて困難となる。加えて、指とフランジとの鐘面積が小さいので、そこへ大きなカカ珈えられるとフランジカ破壊されて指を寸ける、という不測の事故を生じることがある。

本発明力く脈しょうとする課題は、灘具のシリンダ筒がガラスで作られているもののように、ピストンの押圧画力を受けさせるフランジ力く小さい ϋ^、指を引掛けにくい、という点、およびフランジ力く小さいシリンダ筒の腿具で扱う測薬力《高粘度であると投与操作がきわめて困難であるばかりかフランジカ破壊されて指を衞寸ける心配がある、という点である。

本発明は前記課題を脈し、シリンダ筒のフランジに指を安定よく引掛けて投与操作を額なものとし、これに加えてフランジを破壊させにくく且つ万一破壊しても指を寸ける心配がない捕助具をすることを目的とするものである。発明の開示

即ち、筒本体の先端に針取付部を有するとともににフランジを有するシリンダ筒のための補助具として、本発明はフランジよりも大径であるフランジ部片およびこれと一体であって筒本体と等しいかまたはそれよりも短かい長さの筒状の抱片からなり、フランジ部片と抱片とに筒本体の外径よりも僅かに大径の装着孔を貫通して設け、且つフランジにほぼ密に嵌装する環状を装着孔のフランジ部片側 ¾に形成するとともに、筒本体に接する周方向を装着孔に形成し、更に筒本体の半円周長よりも少し小さヽ幅で装着孔をー側方へ開放した開口をフランジ部片と抱片とに全長に亘つて設けたものとした。

そして、この構成における環状はフランジの筒本体に移行する基部にする傾斜 ¾ ^とフランジの筒本体と直角に拡がる部分にする角形とからなるものとすること、或いはフランジ部片は装着孔を挟んで開口と直交する方向へ延びる二つの拡がり部分を有するものとすること、力好ましい。

また、フランジ部片は平板状で硬質のものが好ましく、抱郷片は硬質のもの力《好ましい。

筒本体に開口を亍に当てて装着孔を押し込むことにより抱片をしフランジ部片をフランジに重ならせる。シリンダ筒がガラス製である i¾そのフランジは性質上、筒本体に移行する基部が湾曲面となっているので、環状を傾斜段部と角形とからなるものとしたは周方向と協働してフランジ部片とフランジとは互い {こ安定よく面接触した忧態で重なることとなる。

フランジ部片に指を引掛けてビストンを別の指で押圧 »し^ f薬を投与するとき、フランジ部片はフランジよりも大きいので指を引掛けやすく、またフランジ部片とフランジとの重なり部分全面から指に押圧睡力力加えられるので、その反力もフランジの広、部分に働き応力集中による破壊が生じにくい。フランジ力一破壊されてもフランジ部片と抱郷片と力《指を保護し寸けることがなレ、。装着孔側方の開口はシリンダ筒に a i針を装着した後でも嵌装を可能とするほかに、投与中に薬の廳を目視することを可能とする。そして、翻後は取外して腿し ^ffl可能である。図面の簡単な説明

第 1図は、本発明の論例の翻漏を示す"^切截した正面図、第 2図は、本発明の難例を示«面図、第 3図は、本発明の «例を示す正面図、第 4図は、第 2図の X— X線に沿う断面図、第 5図は、第 2図の Y— Y線に沿う断面図あな o

の説明

1 1 フランジ部片、 1 2 傾斜段部、 1 3 角形 ¾¾、 1 4 環状段部、

1 5 拡がり部分、 1 8 抱片、 1 9 装着孔、 2 0周方向^、 2 1 開 □ 発明を難するための最良の形態

図面を参照して本発明の^例を説明すると、先ず本発明の補助具が適用される注射具 1のシリンダ筒 2はガラス製であつて、その筒本体 3の先端に針取付部 4を有するとともに S¾にフランジ 5を有しており、翻にへッド 7を有する硬質合成樹脂製のピストン口ッド 8の先端に取付けた合成ゴム製のピストン 9を筒本体 3に側から密にした周知の構^ ある。本雞例の補助具は、平板状のフランジ部片 1 1およびこれと一体であって筒本体 3よりも短かい長さの筒状の抱鄉片 1 8とを具えており、これらは硬質合成樹脂で作られている。

フランジ部片 1 1は抱片 1 8の装着孔 1 9から傾斜^ 1 2を経て角形段部 1 3となる環状 1 4と、その中心を挟んで互いに^方向へ延びる二つの拡がり部分 1 5、 1 5とを有している。角形段部 1 3はフランジ 5にほぼ密に嵌装する大きさに作らそのフランジ 5の厚さにほぼ等しい高さの周壁 1 6に連続してこれと同一高さの5lbがり壁 1 7力拡がり部分 1 5の外側周縁に形成されていて、これらはフランジ部片 1 1の補強リブとして働くと同時に、殊に周壁 1 6はする抱郷片 1 8の周方向幾 2 0と協働してシリンダ筒 2に安定よく装着させる機能をもつ。

抱片 1 8は筒本体 3の外径よりも僅かに大径の装着孔 1 9を前後に貫通させて有しており、その傾斜 ¾¾Π 2へ移行する近くに筒本体 3の外側周面に接する周方向 2 0力設けられている。

更に、フランジ部片 1 1と抱片 1 8との拡がり部分 1 5、 1 5と直交する —側面には、装着孔 1 9を環状娜 1 4とともに一側方へ開放した開口 2 1力設けられている。この開口 2 1は筒本体 3の半円周長よりも少し小さい幅で長手方向全長に亘つて形成されている。

このような構成の本例は、フランジ部片 1 1をフランジ 5側へ位置させて開口 2 1を筒本体 3にほほに当てて押込むことによりき身の弾 ¾Λで拡がつて装着孔 1 9力く筒本体 3に嵌装するものであり、環状 1 4をフランジ 5に完全に職してから筒本体 3を挟んで: *の指を二つの拡がり部分 1 5、 1 5に引掛けて別の指でへッド 7を押圧し、ピストン 9を騰して測薬を投与するものである。

シリンダ筒 2のフランジ 5はガラスの性質上、筒本体 3に移行する基部 6力く湾曲面となっている力《、傾斜 ¾¾ 1 2がこの基部 6に^ ¾することによって角形段部 1 3をフランジ 5の背面に面接触させて麟すること力くでき、周方向幾 2 0 力《筒本体 3の外側周面に線接触することと相俟って安定よく装着される。このため、拡がり部分 1 5、 1 5に指を弓 I掛けてがたつくことなくピストン 9を押圧駆動すること力できる。

本難例の構成によると、針取付部 4に灘針を装着した後であっても、灘針に触れる心配なく開口 2 1を利用して側方から織すること力でき、且つ開口 2 1は半円周長よりも少し小さい幅であるので装着孔 1 9から筒本体 3が自然に脱落することがなく、取扱い性にすぐれているばかり力、、万一手から離れて^ T させてもフランジ部片 1 1力く衝撃のを受けシリンダ筒 2を¾¾|させない。また、前述のように角形 ¾¾Π 3とフランジ 5とは開口 2 1を除く全周で互いに面接触し、ピストン 9の押圧尾隨力をこれらの重なり部分全面を経て指に加えることとなり、従つてその反力も重なり部分全面でフランジ 5に働くこととなつて応力集中による破壊を生じさせにくい。

そして、フランジ 5力一破壊されてもフランジ部片 1 1と抱鄉片 1 8と力く破棚所から指を遮蔽し、寸けることがない。

尚、装着孔 1 9は抱郷片 1 8、筒本体 3の寸法誤差を考慮して筒本体 3よりも大きく形成するものであり、そのためのガタを防止する周方向突条 2 0は寸法誤差に力、かわらず常に筒本体 3に接するように高さを考慮して形成する。

また、抱 ί ^片 1 8は筒本体 3の全長を包む長さとすることもできるカ^ 開口 2 1を通して投与中の灘薬の麵を目視確認することができる。従って、本発明の補助具は硬質紙、金属などで作ることも可能であって、可翻原材料の選択肢が広、という製 i ±の利点がある。

更に、本発明の補助具は謝具 1と別体に準備さ a ^薬投与の際に装着するものであるから、襲の謝具 1に要に応じて自由に適用させること力でき、且つ翻後は ¾^して麵し^ ffl可能である。そして、ガラス製シリンダ筒に限らず合成樹脂製シリンダ筒にも^fflできることは言うまでもない。

更にまた、本^ I例のようにフランジ部片 1 1を薄肉板状に形成して周壁 1 6、 ≤Ltり壁 1 7により補強した構成とするとく要な機械的體を,させながら原材料を節約することができ、加えて拡がり部分 1 5、 1 5を設けると指を広い面積で充分に引掛けることができ操作を更に安定よく行わせること力できる。産 m±の利用可難 i:のように、本発明の補助具はシリンダ筒のフランジに重ねて指を弓 I掛ける部分を拡張するフランジ部片と筒本体に外接して包む抱片とからなるものであるから、特にシリンダ筒がガラス製であるため小さく且つすべりやすいフランジに対して指を安定よく引掛けてビストンの押圧 β力の反力を集中させることなく投与操作を額に行わせるばかり力、、高粘度の ¾lt薬を投与する齢もフランジを破壊する心配が少なく且つ破壊しても ί旨を寸けることなくに取扱うこと力《できる。

また、装着孔に設けた周方向幾により、筒本体に礙したとき寸法誤差があつてもがたつくことなく装着さ操作を安定よく行なわせること力できる。更に、全長に亘つて設けた開口を利用して筒本体に側方から職することにより餓雌着後でも取付けること力できるばかり力、、投与中の灘薬鍾を目視確認することができ、 {gffl上きわめて便利であり、且つ籠して翻可能であるため経済面でも有利である。

更にまた、フランジに^ ¾する環状段部を傾斜段部と角形段部とによつて形成したときは、フランジ背面に面接触させてフランジ部片をすること力でき、操作の安定性、フランジの破壊防止く一段と向上する。更にまた、フランジ部片に拡がり部分を設けたときは、指を広い面積で充分に弓 I掛けてきわめて安定よく操作すること力でさる。

Claims

請求の範囲

1. 筒本体の先端に針取付部を有するとともににフランジを有する ait具のシリンダ筒のための補助具であって；

前記フランジよりも大径であるフランジ部片およびこれとであつて前記筒本体と等しいかまたはそれよりも短かい長さの筒状の抱郷片とを具えており；前記フランジ部片と抱郷片とに前記筒本体の外径よりも僅力、に大径の装着孔力く貫通して設けら且つ前記フランジにほぼ密に職する環状娜力く編 B¾着孔の前記フランジ部片側 ¾に形成されて、るとともに、前記筒本体に接する周方向^^が前記装着孔に形成されており；

更に、前記筒本体の半円周長よりも少し小さい幅で前記装着孔をー側方へ開放した開口力前記フランジ部片と抱 ^^片とに全長に亘つて設けられている；ことを mとする補助具。

2. 環状段部がフランジの筒本体に移行する基部に^ ¾する傾斜とフランジの筒本体と直角に拡がる部分に難する角形 ¾¾とからなる請求の範囲第 1項記載の補助具。

3. フランジ部片が装着孔を挟んで開口と直交する方向へ延びる二つの拡がり部分を有している請求の範囲第 1項記載の補助具。